JP3066503B1 - 温水ホ―ス用保護具 - Google Patents

温水ホ―ス用保護具

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JP3066503B1
JP3066503B1 JP11325930A JP32593099A JP3066503B1 JP 3066503 B1 JP3066503 B1 JP 3066503B1 JP 11325930 A JP11325930 A JP 11325930A JP 32593099 A JP32593099 A JP 32593099A JP 3066503 B1 JP3066503 B1 JP 3066503B1
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重忠 村山
正博 小川
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株式会社藤井合金製作所
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
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Abstract

【要約】 【課題】 室外側の熱源器と室内側の放熱器(2) との間
を繋ぐ一対の温水ホース(10a)(10b)に装着させる保護具
に関し、前記保護具を温水ホース(10a)(10b)に対して移
動阻止状態に装着できるようにすること。 【解決手段】 一対の温水ホース(10a)(10b)を束ねて収
容する可撓性被覆管(4)と、可撓性被覆管(4) の放熱器
(2) 側の開放端部に抜止め状態に外嵌する筒状の第1カ
バー部(31)と、第1カバー部(31)から放熱器(2) 側へ延
長されている温水ホース(10a)(10b)を被覆する第2カバ
ー部(33a)(33b)とからなる補助カバー(30)とから構成さ
れ、第1カバー部(31)と第2カバー部(33a)(33b)との境
界部には、温水ホース(10a)(10b)を各別に挿通させる一
対の挿通部が形成されており、前記一対の挿通部間の距
離は、可撓性被覆管(4) 内における前記一対の温水ホー
ス(10a)(10b)間の最大離反幅よりも大きく設定されてい
ること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、温水ホース用保
護具、特に、熱源機と端末器具との間の循環回路である
往路及び復路を構成する温水ホースの損傷や屈曲を防止
するために温水ホースに装着させる保護具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】室外側の熱源器(1) と、ファンヒータや
床暖房器等としての室内側の放熱器(2) とは、図6に示
すように、往路(11)(21)及び復路(12)(22)からなる循環
回路によって接続されており、放熱器(2) の近傍の壁面
(W) には、上記一対の回路の接続具(3) が設けられる。
【0003】接続具(3) は、壁面(W) に設置される、通
常、温水コンセントと言われる接続具本体(3a)と、これ
に取り外し自在に接続されるプラグ(3b)とからなり、前
記接続具本体(3a)と前記熱源器(1) とは往路(11)及び復
路(12)で接続されており、放熱器(2) と前記プラグ(3b)
とは、往路(21)及び復路(22)を介して接続されている。
このものでは、前記接続具本体(3a)に対してプラグ(3b)
を接続すると、往路(11)(21)及び、復路(12)(22)を介し
て熱源器(1) と放熱器(2) とが接続されることとなる。
【0004】尚、室外側の往路(11)及び復路(12)として
は一般に鋼管が用いられ、室内側の往路(21)及び復路(2
2)としてはゴム管等の屈曲自在の可撓性の温水ホース(1
0)が採用されている。
【0005】前記温水ホース(10)は、一般に同図に示す
ような可撓性樹脂パイプからなる被覆管(4) に、2本ま
とめて収容されている。ゴム製の温水ホース(10)に被覆
管(4) を被覆させておくことにより、室内において温水
ホース(10)が直接露出せず、加熱された温水ホース(10)
の接触による壁面(W) や床面(F) の変色や損傷を防止で
きると共に、往路(21)、復路(22)としての2本の温水ホ
ース(10)をまとまり良く室内に配設することができる。
【0006】さらに、被覆管(4) における放熱器(2) 側
の開放端部と、放熱器(2) の接続口(24)との間に露出す
る温水ホース(10)には、金属製或は樹脂製の保護コイル
(41)をそれぞれ装着されている。これにより、温水ホー
ス(10)のうち被覆管(4) から露出している部分も保護コ
イル(41)によって保護されると共に前記保護コイル(41)
の弾性力により鋭角的に屈曲させられることがないか
ら、温水ホース(10)が不用意に鋭角的に折れ曲がって温
水ホース(10)内で詰りが生じるといった不都合も防止す
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記改
良例のものでは、前記保護コイル(41)の被覆管(4) 側の
端縁は被覆管(4) に固定されていないため、被覆管(4)
が放熱器(2) から離反する方向に引っ張られて被覆管
(4) の被覆位置がずれることがあり、この場合、被覆管
(4) と保護コイル(41)との間に温水ホース(10)の一部分
が外部に露出してしまうこととなる。
【0008】温水ホース(10)のうち、被覆管(4) 及び保
護コイル(41)のどちらにも被覆されていない部分が不用
意に鋭角的に屈曲させられた場合、元の状態に自然に復
帰することは難しく、この部分で温水ホース(10)が折れ
曲がって詰ってしまう不都合がある。
【0009】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、室内側に配設される一対の温水ホースを略全域的
に被覆できると共に、その被覆位置が不用意に移動しな
いようにする温水ホース用保護具を提供することを課題
とする。 <1項>
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の技術的手段は、『室外側の熱源器と室
内側の放熱器との間の循環回路のうち、壁面等に設置さ
れる温水コンセントと前記放熱器とを繋ぐ一対の温水ホ
ースに装着させる温水ホース用保護具であって、前記一
対の温水ホースを束ねて収容する可撓性被覆管と、前記
可撓性被覆管の前記放熱器側の開放端部に抜止め状態に
外嵌する筒状の第1カバー部と前記第1カバー部から前
記放熱器側へ延長されている前記温水ホースを被覆する
第2カバー部とからなる補助カバーとから構成され、前
記第1カバー部と前記第2カバー部との境界部には、前
記温水ホースを各別に挿通させる一対の挿通部が形成さ
れており、前記一対の挿通部間の距離は、前記可撓性被
覆管内における前記一対の温水ホース間の最大離反幅よ
りも大きく設定されている』ことである。
【0011】上記技術的手段は次のように作用する。室
内側の温水ホースに可撓性被覆管を装着する。そして、
前記可撓性被覆管の放熱器側の開放端部から延長してい
る温水ホースに補助カバーを装着する。この時点では、
前記補助カバーは温水ホース上で移動可能である。補助
カバーを温水ホース上の所定位置に位置決めした後、前
記第1カバー部の開放端に前記可撓性被覆管を嵌め込ん
で抜止め状態とする。補助カバーの第1カバー部と第2
カバー部との境界部に設けられている一対の挿通部間を
占める部分は、可撓性被覆管内に収容させた一対の温水
ホース間の最大離反幅よりも大きな幅に設定されている
から、可撓性被覆管内を一定の間隔をおいて走行してき
たゴム製の温水ホースは、前記挿通部を通過する時点
で、それぞれ外側に湾曲させられ、温水ホース間の距離
が強制的に拡大させられる。強制的に外側に湾曲させら
れた前記温水ホースはその弾性復帰力により前記挿通部
の内側端縁を各々前記底部の中心側へ押圧することとな
り、その押圧力によって、補助カバーは温水ホース上で
移動阻止状態となる。言い換えれば、前記温水ホース間
に強制的に介入させられる前記挿通部と挿通部との間の
部分が、温水ホース上における補助カバーの位置決め手
段として機能することとなる。よって、第2カバー部の
先端が温水ホースの放熱器への接続部近傍に達する位置
に、前記補助カバーを温水ホースに対して位置決めし、
第1カバー部の開放端に前記可撓性被覆管を抜止め状態
に嵌め込むことにより、一体的に組み付けられた補助カ
バーと可撓性被覆管とが温水ホースに移動阻止状態に取
り付けられることとなる。これにより、可撓性被覆管が
温水コンセント側へ引っ張られることがあっても、前記
可撓性被覆管と補助カバーとからなる保護具の温水ホー
スへの被覆位置は、ずれることがない。
【0012】<2項>上記1項の発明において、『前記
第2カバー部は、前記挿通部に連続し且前記温水ホース
が各別に挿通する一対の円筒部である』ものでは、補助
カバーは、1つの第1カバー部と2本の円筒部とからな
る分岐筒となり、挿通部通過後の温水ホースは、二又に
分かれてそれぞれ円筒部内に収容されることとなる。こ
のものでは、温水ホースの挿通部の内側端縁への押圧力
に加えて、前記円筒部の内周面に対する温水ホースの摩
擦力も作用することとなり、補助カバーは温水ホース上
で確実に移動阻止状態となる。
【0013】<3項>上記1項の発明において、『前記
第2カバー部は、前記挿通部に抜止め状態に連結され且
前記温水ホースが各別に挿通する一対の保護コイルであ
る』ものでは、第1カバー部と、保護コイルは別体に構
成されており、保護コイルを前記第1カバー部に抜止め
状態に連結させることにより両者は一体となる。このも
のでは、保護コイルの長手方向の弾性変形(伸び)を利
用することができるから、温水ホースの放熱器への接続
部から、前記挿通部までの距離と、前記保護コイルの長
さとを厳密に一致させる必要がない。尚、保護コイルの
放熱器側の端部は温水ホースを前記放熱器の接続口に接
続する止め具に係止させておけば良い。
【0014】<4項>上記1項の発明において、『前記
第2カバー部は、前記一対の温水ホースを同時に収容可
能な筒体とし、前記筒体内に、前記温水ホースを前記放
熱器のホース接続口に抜け止め状態に接続させる止め具
が収容される止め具収容室が設けられている』もので
は、止め具収容室内に止め具が収容されるように、補助
カバーの温水ホース上における取付け位置を決めておく
ことにより、前記止め具をも補助カバーによって被覆す
ることができ、止め具が外部に露出することがない。
【0015】<5項>上記1、2、3又は4項の発明に
おいて、『前記可撓性被覆管は断面が長円形の蛇腹管と
し、前記第1カバー部は前記蛇腹管に外嵌する合成樹脂
製の筒体とすると共にその内周面における前記蛇腹管の
谷部に対応する各位置に、前記蛇腹管の山部が抜止め状
態に係止される複数の突起が形成されている』もので
は、第1カバー部に前記蛇腹管を差し込むと、蛇腹管の
山部が第1カバー部の内周面に形成された突起に当接す
るが、前記第1カバー部は合成樹脂により成型されてい
るものであるから、その内径は強制的に拡大可能であ
り、蛇腹管は前記第1カバー部内に強制的に嵌め込ま
れ、前記突起が蛇腹管の谷部に対応した時点で前記第1
カバー部は弾性復帰し、前記突起が谷部内に食い込むこ
ととなると同時に山部が前記突起に引っ掛かる態様とな
る。これにより、前記第1カバー部は蛇腹管の端部に対
して抜け止め状態に外嵌されることとなる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記構成であるから次の特有
の効果を有する。温水ホースは可撓性被覆管と補助カバ
ーとによって略全域的に保護されると共にその装着位置
はずれることがないから、前記保護具による温水ホース
の保護が確実なものとなる。特に、放熱器と被覆管との
間の温水ホースは、補助カバーの第2カバーによって被
覆されることとなり、直接外部に露出する部分が生じな
いから、放熱器の接続口近傍において、高温に加熱され
た温水ホースに直接触れてしまう危険性がない上に、前
記温水ホースは鋭角的に屈曲させられることもないか
ら、温水ホースに詰まりが生じる不都合もない。
【0017】2項のものは、上記効果に加えて、補助カ
バーを一体的に構成することができるから、部品点数を
少なくすることができると共に、温水ホース上での位置
決めが一層確実なものとなる。
【0018】3項のものは、補助カバーの温水ホース上
への取付位置を厳密に設定する必要がないから、上記効
果に加えて、さらに、保護具の温水ホースへの取付けが
容易となる。又、保護コイルで被覆させた部分が不用意
に鋭角的に屈曲させられた場合でも保護コイルの弾性力
により元の状態に復帰させられるから、温水ホースの詰
まりについては上記効果と同様の効果が生じることとな
る。
【0019】4項のものは、温水ホースと放熱器とを接
続する止め具も補助カバー内に収容されることとなり、
外部に露出することがないから、外観上見苦しくなく、
温水ホースの放熱器への取付け仕様が美しくなる。さら
に、前記止め具を外的衝撃から保護することができる。
【0020】5項のものは、補助カバーの第1カバー部
を可撓性被覆管に抜止め状態に取り付ける取り付け構造
の具体例を示しており、これによると前記第1カバー部
は、前記可撓性被覆管の開放端部に確実に抜止め状態に
取り付けられることとなる。これにより、温水ホースに
対する補助カバー及び可撓性被覆管各々の取付位置もよ
り一層確実に設定することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。この実施の形態のものは、従来
のものと同様に、図6に示すように、熱源器(1) は、壁
面(W) に設けられた接続具本体(3a)と鋼管製の往路(11)
と復路(12)によって接続されるとともに、室内の放熱器
(2) は、往路(21)及び復路(22)としてのゴム管製の温水
ホース(10a)(10b)によって、前記接続具本体(3a)に取り
外し自在に接続されるプラグ(3b)に接続される構成とす
る。
【0022】この放熱器(2) には、図1に示すように、
一対の温水ホース接続口(24a)(24b)が設けられており、
前記一対の温水ホース(10a)(10b)が温水ホース接続口(2
4a)(24b)にそれぞれ外嵌接続されるとともにその接続部
における温水ホース(10a)(10b)に外嵌するようにゴム管
止め(13)が取り付けられる構成となっている。ゴム管止
め(13)としては、一端近傍に形成された孔部(15)に他端
が差し込まれてなるリング状の従来の金属製のホースバ
ンドが採用可能である。
【0023】2本の温水ホース(10a)(10b)の両端におけ
るプラグ(3b)又は放熱器(2) への接続部分を除いた範囲
は、可撓性の被覆管(4) に束ねられて収容されるととも
に、被覆管(4) の放熱器(2) 側の開放端部から温水ホー
ス接続口(24a)(24b)に向かって露出している温水ホース
(10a)(10b)には、補助カバー(30)が被覆される。これら
被覆管(4) と補助カバー(30)とが、室内側の往路(21)及
び復路(22)を構成する温水ホース(10a)(10b)を保護する
第1番目の実施の形態の保護具として機能する。
【0024】被覆管(4) は、横に並べた2本の温水ホー
ス(10a)(10b)をまとめて収容可能な断面長円形の弾性合
成樹脂製の蛇腹管からなり、図6に示す従来のものと同
様に、プラグ(3b)の近傍から温水ホース接続口(24a)(24
b)近傍までの温水ホース(10a)(10b)に遊嵌状態に装着さ
れる。
【0025】補助カバー(30)は、図1及び図2に示すよ
うに、被覆管(4) の前記開放端部に外嵌する第1カバー
部(31)と、第1カバー部(31)の底部(32)に形成された一
対の挿通孔(32a)(32b)の周囲から第1カバー部(31)と反
対の方向へ突出させた一対の円筒部(33a)(33b)とから構
成されている。すなわち、この実施の形態の補助カバー
(30)は、1つの第1カバー部(31)の底部(32)から2つの
円筒部(33a)(33b)が分岐して突出する分岐筒を具備する
と共に、前記円筒部(33a)(33b)の基端部が、挿通部とな
っている。
【0026】挿通孔(32a)(32b)の直径及び円筒部(33a)
(33b)の内径は、温水ホース(10a)(10b)がそれぞれ挿通
可能な大きさに設定されており、底部(32)における挿通
孔(32a)(32b)間の幅(L1)は、被覆管(4) 内における温水
ホース(10a)(10b)間の最大離反距離(L2)よりも大きく設
定されている。これにより、挿通孔(32a)(32b)の間の部
分は、温水ホース(10a)(10b)上の所定位置で、補助カバ
ー(30)を移動阻止状態に位置決めさせる位置決め片(34)
として機能することとなる。
【0027】尚、位置決め片(34)の中央には、スリット
(35)が、長円形の底部(32)の長辺に対して直角に交叉す
るように形成されている。又、第1カバー部(31)の側壁
内周には、内方に突出する3本の環状リブ(311)が第1
カバー部(31)の内周全域に渡って形成されており、これ
ら環状リブ(311)は、第1カバー部(31)に被覆管(4) を
嵌め込んだ時に、被覆管(4) の谷部にそれぞれ丁度嵌り
込むとともに山部が引っ掛かる程度の突出高さ及び間隔
に設定されている。
【0028】上記構成の第1番目の実施の形態の保護具
を温水ホース(10a)(10b)に装着させる工程を説明する。
まず、温水ホース(10a)(10b)の一端をプラグ(3b)に接続
させる。そして、自由端である他端から被覆管(4) に挿
通させ、被覆管(4) の一端も前記プラグ(3b)に結合させ
る。これにより、一対の温水ホース(10a)(10b)が被覆管
(4) 内に収容されると共に、温水ホース(10a)(10b)及び
被覆管(4) の一端は各々プラグ(3b)に固定され、他端は
各々自由端となる。尚、この状態において、前記温水ホ
ース(10a)(10b)の自由端側は被覆管(4) の自由端から露
出しているものとする。
【0029】被覆管(4) は蛇腹管であるため伸縮可能で
ある。そこで、温水ホース(10a)(10b)の自由端に補助カ
バー(30)を装着させ易くすると共に放熱器(2) の温水ホ
ース接続口(24a)(24b)に接続し易くする為に、被覆管
(4) の前記自由端側を収縮させて、温水ホース(10a)(10
b)の被覆管(4) からの露出長さを比較的長く設定してお
く。
【0030】次に、被覆管(4) の前記自由端から露出し
ている温水ホース(10a)(10b)に、補助カバー(30)を装着
させる。これには、まず、第1カバー部(31)に温水ホー
ス(10a)(10b)を2本同時に挿通させると共に、その底部
(32)に形成されている挿通孔(32a)(32b)に温水ホース(1
0a)(10b)を1本ずつ挿通させ、そのまま、挿通孔(32a)
(32b)に続く円筒部(33a)(33b)に挿通させていく。そし
て、円筒部(33a)(33b)の開放端から温水ホース(10a)(10
b)を引き出す。この状態が、図3の(A) に示す状態であ
り、補助カバー(30)と被覆管(4) とは別体のままであ
る。又、この時点では、補助カバー(30)は、温水ホース
(10a)(10b)を移動自在である。
【0031】そして、図3の(B) に示すように、温水ホ
ース(10a)(10b)の前記自由端を放熱器(2) の温水ホース
接続口(24a)(24b)に外嵌させ、止め具(13)で締め付ける
ことによって抜止め状態に接続し、その後、補助カバー
(30)を止め具(13)側へ移動させる。
【0032】最後に、図3の(C) に示すように、収縮さ
せていた被覆管(4) を補助カバー(30)側へ引っ張って伸
長させ、第1カバー部(31)内へ強制的に内嵌させる。第
1カバー部(31)の側壁内周には、上記したように、複数
の環状リブ(311) が形成されていることから、第1カバ
ー部(31)内に被覆管(4) を弾性変形させながら嵌め込む
ことにより、被覆管(4) の谷部にこれら環状リブ(311)
が嵌り込むと共に山部に係止することとなり、これによ
り、被覆管(4) は第1カバー部(31)に対して抜止めとな
り、不用意に脱落することはない。
【0033】温水ホース(10a)(10b)が各々挿通している
挿通孔(32a)(32b)の間は、上記したように、被覆管(4)
内における温水ホース(10a)(10b)間の最大離反距離(L2)
よりも大きな幅(L1)を有する位置決め片(34)として機能
するように設定されているから、被覆管(4) の自由端を
補助カバー(30)の第1カバー部(31)に強制的に嵌め込ん
だ状態においては、温水ホース(10a)(10b)は、位置決め
片(34)と被覆管(4) の自由端との間で、図1に示すよう
に、位置決め片(34)の両側(図面では温水ホース(10a)
は上方向へ、温水ホース(10b) は下方向)へそれぞれ強
制的に湾曲させられることとなる。温水ホース(10a)(10
b)は比較的厚肉のゴム管により構成されているから、そ
れが強制的に屈曲させられることにより、その部分にゴ
ムの弾性復帰力が作用し、位置決め片(34)は前記弾性復
帰力によって温水ホース(10a)(10b)間に挟圧され、温水
ホース(10a)(10b)上を容易に移動することはできない。
このように、補助カバー(30)は温水ホース(10a)(10b)上
において位置決めされ、固定されることとなる。
【0034】これが、本発明第1番目の実施の形態の保
護具の取り付け完了状態である。この状態において、補
助カバー(30)は、温水ホース(10a)(10b)に対して移動阻
止状態に取り付けられると共に、被覆管(4) は、補助カ
バー(30)に抜止め状態に取り付けられていることから、
被覆管(4) の前記自由端側の温水ホース(10a)(10b)に対
する位置は、補助カバー(30)を介して特定されることと
なる。よって、被覆管(4) が不用意にプラグ(3b)側に引
っ張られても、温水ホース(10a)(10b)上における被覆管
(4) の位置がプラグ(3b)側にずれることとがなく、温水
ホース(10a)(10b)は放熱器(2) 側において直接外部に露
出することがない。
【0035】尚、被覆管(4) の長さは、温水ホース(10
a)(10b)の両端の各接続部を除いた範囲の略全域が被覆
される程度の長さに設定しておけば良い。又、放熱器
(2) の温水ホース接続口(24a)(24b)間の距離は器具によ
って一定ではないため、温水ホース接続口(24a)(24b)間
の距離に応じて、温水ホース(10a)(10b)の先端をさらに
離反させなければならない場合もある。この場合、円筒
部(33a)(33b)も、相互に強制的に離反させられることと
なるが、位置決め片(34)の中央には図2に示すように、
スリット(35)が形成されていることから、円筒部(33a)
(33b)の先端が強制的に離反されると、前記スリット(3
5)の幅が拡大され、底部(32)が外方に凸となるように湾
曲させることが可能となる。よって、円筒部(33a)(33b)
の先端側は、温水ホース(10a)(10b)間の開き具合に応じ
て無理なく離反させることができ、接続口(24a)(24b)間
の距離に対応させることができる。
【0036】図4に示すものは、第2番目の実施の形態
の保護具である。この保護具を構成する補助カバー(30)
は、被覆管(4) に抜止め状態に外嵌する第1カバー部(3
1)と、第1カバー部(31)の底部(32)に形成された一対の
温水ホース挿通孔(32a)(32b)の周囲から第1カバー部(3
1)と反対の方向へ突出する一対の短い補助筒(36a)(36b)
と、前記補助筒(36a)(36b)に抜止め状態に外嵌される2
本の保護コイル(41)とから構成されているものとする。
第1カバー部(31)内には、前記第1番目の実施の形態と
同様な環状リブ(311) が設けられていると共に、前記挿
通孔(32a)(32b)間は、上記した位置決め片(34)として機
能するように設定されている。補助筒(36a)(36b)の開放
端には、保護コイル(41)の一端を係止させるための係止
突起(37a)(37b)が外方へ突設されている。保護コイル(4
1)としては、内径が、温水ホース(10a)(10b)の外径に略
一致する大きさの金属製又は樹脂製のコイルバネが採用
可能である。
【0037】この第2番目の実施の形態の保護具を温水
ホース(10a)(10b)に装着させるには、まず、前記第1番
目の実施の形態と同様に、放熱器(2) の温水ホース接続
口(24a)(24b)に接続させる前の温水ホース(10a)(10b)の
自由端から、被覆管(4) 及び補助カバー(30)の第1カバ
ー部(31)を装着させ、補助筒(36a)(36b)の開放端から温
水ホース(10a)(10b)を引き出し、その部分に、保護コイ
ル(41)を装着させる。これにより、被覆管(4) 、補助カ
バー(30)、保護コイル(41)が、温水ホース(10a)(10b)上
にそれぞれ別々に装着された態様となる。
【0038】そして、被覆管(4) 及び保護コイル(41)を
収縮させて、温水ホース(10a)(10b)の前記自由端を、温
水ホース接続口(24a)(24b)にそれぞれ外嵌させると共
に、上記したような止め具(13)で締め付けて抜止め状態
に接続させる。この止め具(13)に形成されている孔部(1
5)に、保護コイル(41)の一端を引っ掛ける。これによ
り、保護コイル(41)の一端が固定されたこととなる。
【0039】そして、補助カバー(30)を保護コイル(41)
側に移動させ、保護コイル(41)の他端の直径を強制的に
拡大させて、係止突起(37a)(37b)よりも内方の補助筒(3
6a)(36b) に外嵌させる。これにより、保護コイル(41)
と第1カバー部(31)とが連結されてなる補助カバー(30)
が構成されると共に、保護コイル(41)の前記一端がゴム
管止め(13)に抜止め状態に取り付けられた態様となる。
この状態の補助カバー(30)の第1カバー部(31)に、被覆
管(4) を抜止め状態に嵌め込めば、保護具の取付けが完
了する。
【0040】このものでは、保護コイル(41)の一端が止
め具(13)に固定されていると共に、第1カバー部(31)の
位置決め片(34)が温水ホース(10a)(10b)上で位置決めさ
れており、この第1カバー部(31)に被覆管(4) が抜止め
状態に取り付けられることから、この実施の形態の保護
具は、温水ホース(10a)(10b)上において、より一層確実
に取り付けられることとなる。
【0041】又、補助カバー(30)から放熱器(2) 間の温
水ホース(10a)(10b)は、伸縮自在な保護コイル(41)によ
って被覆されるようにしたから、止め具(13)の取付位置
から補助カバー(30)の補助筒(36a)(36b)の開放端までの
距離を、保護コイル(41)の自由長に合わせて厳密に設定
する必要はなく、前記距離に多少の誤差が生じても、保
護コイル(41)を弾性的に伸縮させて、対応させることが
できる。よって、温水ホース(10a)(10b)上における補助
カバー(30)の位置決めが容易である。
【0042】図5に示すものは、第3番目の実施の形態
における保護具の断面図である。この保護具を構成する
補助カバー(30)は、被覆管(4) に抜止め状態に外嵌する
第1カバー部(31)の、挿通孔(32a)(32b)が開口されてい
る底部(32)から、放熱器(2) 側へ露出している温水ホー
ス(10a)(10b)を同時に被覆する第2カバー部(20)が延長
形成された構成とする。
【0043】第2カバー部(20)は、温水ホース(10a)(10
b)を放熱器(2) の温水ホース接続口(24a)(24b)に接続さ
せる為の止め具(13)をも被覆する大きさの1つの筒体に
形成されており、温水ホース(10a)(10b)を温水ホース接
続口(24a)(24b)に接続させて止め具(13)で締め付けた後
に、止め具(13)が第2カバー部(20)内に隠れるまで、補
助カバー(30)を温水ホース(10a)(10b)上を移動させる。
これにより、補助カバー(30)によって止め具(13)をも被
覆されることとなり、温水ホース(10a)(10b)と同様に止
め具(13)も保護することができる上に、放熱器(2) への
接続仕様の外観も美しいものとなる。
【0044】上記各実施の形態の保護具は、温水ホース
(10a)(10b)に確実に位置決めした状態で装着させること
ができるから、被覆管(4) 及び補助カバー(30)の装着位
置はずれることがなく、温水ホース(10a)(10b)は確実に
被覆され、使用中は高温となる温水ホース(10a)(10b)が
床面(F) や壁面(W) に直接接触して床面(F) や壁面(W)
の変色や損傷を防止することができると共に、温水ホー
ス(10a)(10b)に直接触れてしまう危険もない。特に、放
熱器(2) 側には、補助カバー(30)を装着させることによ
り、放熱器(2) への接続部分における温水ホース(10a)
(10b)は不用意に折れ曲がることがないので、ホースの
詰まりを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1番目の実施の形態の温水ホース用
保護具の装着状態の断面図。
【図2】本発明の第1番目の実施の形態の温水ホース用
保護具の補助カバー(30)の装着状態の斜視図。
【図3】本発明の第1番目の実施の形態の温水ホース用
保護具の取付手順の説明図。
【図4】本発明の第2番目の実施の形態の温水ホース用
保護具の装着状態の断面図。
【図5】本発明の第3番目の実施の形態の温水ホース用
保護具の装着状態の断面図。
【図6】従来の往路及び復路の配設状態を示す説明図。
【符号の説明】
(1) ・・・・・・・・・熱源器 (10a)(10b)・・・・・・温水ホース (2) ・・・・・・・・・放熱器 (20)(33a)(33b)(41)・・第2カバー部 (3) ・・・・・・・・・温水コンセント (31)・・・・・・・・・第1カバー部 (32)・・・・・・・・・底部 (32a)(32b)・・・・・・挿通孔 (34)・・・・・・・・・位置決め片 尚、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24D 3/10 F16L 57/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外側の熱源器と室内側の放熱器との間
    の循環回路のうち、壁面等に設置される温水コンセント
    と前記放熱器とを繋ぐ一対の温水ホースに装着させる温
    水ホース用保護具であって、 前記一対の温水ホースを束ねて収容する可撓性被覆管
    と、 前記可撓性被覆管の前記放熱器側の開放端部に抜止め状
    態に外嵌する筒状の第1カバー部と、前記第1カバー部
    から前記放熱器側へ延長されている前記温水ホースを被
    覆する第2カバー部とからなる補助カバーとから構成さ
    れ、 前記第1カバー部と前記第2カバー部との境界部には、
    前記温水ホースを各別に挿通させる一対の挿通部が形成
    されており、 前記一対の挿通部間の距離は、前記可撓性被覆管内にお
    ける前記一対の温水ホース間の最大離反幅よりも大きく
    設定されていることを特徴とする温水ホース用保護具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の温水ホース用保護具に
    おいて、前記第2カバー部は、前記挿通部に連続し且前
    記温水ホースが各別に挿通する一対の円筒部である温水
    ホース用保護具。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の温水ホース用保護具に
    おいて、前記第2カバー部は、前記挿通部に抜止め状態
    に連結され且前記温水ホースが各別に挿通する一対の保
    護コイルである温水ホース用保護具。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の温水ホース用保護具に
    おいて、前記第2カバー部は、前記一対の温水ホースを
    同時に収容可能な筒体とし、前記筒体内に、前記温水ホ
    ースを前記放熱器のホース接続口に抜け止め状態に接続
    させる止め具が収容される止め具収容室が設けられてい
    る温水ホース用保護具。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4に記載の温水ホ
    ース用保護具において、前記可撓性被覆管は断面が長円
    形の蛇腹管とし、前記第1カバー部は前記蛇腹管に外嵌
    する合成樹脂製の筒体とすると共にその内周面における
    前記蛇腹管の谷部に対応する各位置に、前記蛇腹管の山
    部が抜止め状態に係止される複数の突起が形成されてい
    る温水ホース用保護具。
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