JP3568718B2 - エアコン用冷媒管の引出具、及びその引出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物壁に設けられたエアコン用冷媒管の配管孔を覆うと共に、該冷媒管を被覆するための保護カバーと接続されるエアコン用冷媒管の引出具、及びその引出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
室内冷房機に接続されているエアコン用冷媒管は、建物壁に設けられた配管孔を貫通して壁外に屈曲して引き出され、外壁面に沿うように配管されて、室外機に接続されている。図13は、実開昭56-156318 号公報に開示されているエアコン用冷媒管P'1の引出部の断面図であり、建物壁Wに設けられた配管孔21における冷媒管P'1が引き出される部分には、該配管孔21を覆うための引出具A’が取付けられている。該引出具A’の接続口22には、前記配管孔21から引き出された冷媒管P'1の引出部を収容保護するための保護カバーP'2が接続される。
【0003】
しかし、従来の引出具A’の接続口22は、冷媒管P'1の引出方向Qに対して垂直に設けられているので、配管孔21から引き出された冷媒管P'1を屈曲させると、その屈曲開始部は、該配管孔21から完全に引き出された部分となって、冷媒管P'1の屈曲部が建築物Wの壁面Waから大きく突出してしまう。このため、冷媒管P'1の屈曲部を壁面Waに沿うように屈曲修正しなければならず、壁外に引き出された金属管から成る冷媒管P'1を壁面Waに沿うように屈曲させる作業は容易ではない。
【0004】
また、上記冷媒管P'1の屈曲部分は保護カバーP'2で被覆されるのであるが、引出具A’の接続口22が冷媒管P'1の引出方向Qに対して垂直になっているために、該保護カバーP'2の引出具A’に対する接続部は、上記引出方向Qに沿うことになる。このため、冷媒管P'1の屈曲部分を被覆する保護カバーP'2の曲げ径が小さくなって、無理な曲げ力が加わって損傷され易くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1の課題は、建物壁に設けられた配管孔の開口部から冷媒管の屈曲を開始可能にして、その屈曲半径を大きくしても、壁面からの該冷媒管の突出長が短くなるようにして、冷媒管の施工を容易にすることであり、その第2の課題は、引出具に対する保護カバーの接続を傾斜状態で行えるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の採用した手段は、建物壁に設けられたエアコン用冷媒管の配管孔を覆うと共に、前記配管孔から引き出された冷媒管の当該引出部を内部に収容して保護する屈曲可能な保護カバーが接続される接続口を備えたエアコン用冷媒管の引出具において、前記接続口は、冷媒管の引出方向と垂直な面に対して傾斜して設けられ、前記接続口は、冷媒管の引出方向と垂直な面に対して傾斜して設けられ、前記接続口の内面におけるエアコン用冷媒管の反屈曲側のみに、前記保護カバーと係合する係合爪が設けられた構成にしたことである。
【0007】
引出具の接続口が冷媒管の引出方向と垂直な面に対して傾斜しているために、配管孔から引き出された冷媒管は、該配管孔の開口部分において屈曲を開始させられる。このため、配管孔から引き出されて屈曲された冷媒管の屈曲半径を大きくできて、壁面からの突出長が短くなる。冷媒管の屈曲半径が大きくできることにより、その屈曲作業が容易になると共に、該冷媒管の引出し部に被覆される保護カバーの曲げ径も大きくできて、保護カバーにより該冷媒管を被覆する作業も容易となる。また、冷媒管の屈曲部分を被覆する保護カバーは、冷媒管の引出方向と垂直な面に対して傾斜している引出具の接続口に接続されるため、引出具に対して保護カバーが傾斜状態で接続される。また、引出具の接続口の内面におけるエアコン用冷媒管の反屈曲側には、前記保護カバーと係合する係合爪が設けられているため、接続状態の保護カバーが引出具の接続口からずれ落ちることがない。更に、引出具の接続口の内面と前記保護カバーの外周面との間において少なくとも上下方向に沿って僅かのクリアランスを形成すると、前記接続口が引出具の取付状態で僅かに下方に傾斜している構成と相乗して、引出具に接続される保護カバーは、傾斜した接続口に対して垂直のみならず、所定角度範囲内において接続口に対して傾斜した状態でも接続でき、結果として壁面に対する保護カバーの引出角度を変化させられる。
【0008】
また、接続口を分断する二分割体の組付けにより引出具を構成した場合には、冷媒管の屈曲作業を行った後において、該冷媒管の引出し部の外側、或いは当該部分に覆い被せた保護カバーの外側に引出具を当てがって壁面に取付けることができ、施工順序の制約がなくなって、施工が容易となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係るエアコン用冷媒管の引出具Aの部分から壁外に引き出された冷媒管を直状カバーDで被覆した状態の斜視図であり、図2は、二分割体の組付構造の引出具Aの斜視図であり、図3は、二分割状態の引出具Aの正面図であり、図4は、冷媒管P1 が壁外に引き出されて屈曲配管された部分の断面図である。図1及び図4に示されるように、エアコン用冷媒管(以下、単に「冷媒管」という)P1 は、建物壁Wにほぼ水平で、しかも貫通して設けられた配管孔1に挿通されて壁外に引き出され、冷媒管P1 における壁外に引き出された部分は、下方に向けて屈曲配管されると共に、冷媒管P1 の大部分を占める直線状の部分は、壁面Waに沿って配管される。冷媒管P1 の直線状の部分は、直状カバーDにより被覆されて、該冷媒管P1 は、室外機Bに接続されている。
【0010】
そして、前記配管孔1における壁外の部分には、引出具Aが取付けられて、冷媒管P1 の屈曲配管部は、該引出具Aの接続口2を通って壁外に引き出されて、蛇腹状の保護カバーP2 により被覆保護されている。この保護カバーP2 の上端部は、引出具Aの内部に入り込んで、該引出具Aに接続されている。
【0011】
上記引出具Aは、図2ないし図4に示されるように、上下方向に沿って二分割された上分割体A1 と下分割体A2 とで構成され、上下の各分割体A1,A2 に半リング状となって設けられた各基板部3a,3bの両端面部は、互いに上下して重なり合うように段差状に形成され、この段差状となって重なり合う部分には、ボルト挿通孔4a,4bがそれぞれ設けられている。組付状態でリング状となった基板部3a,3bは、配管孔1の周縁の壁面Waに密着する。上下の各分割体A1,A2 に設けられた各基板部3a,3bの内周部には、半環状をした引出具本体5a,5bが膨出して設けられ、組付状態で環状となった引出具本体5の前端面の接続口形成面6に前記接続口2が設けられている。この半環状をした各取付具本体5a,5bの両端面部も、互いに上下して重なり合うように段差状に形成されている。本実施例の引出具Aは、上分割体A1 の引出具本体5aの膨出長は、下分割体A2 の引出具本体5bのそれよりも大きくなっていて、壁面Waに引出具Aを取付けた状態において、前記接続口形成面6は、斜下方を向くように僅かに傾斜して形成されている。即ち、二分割体を組み付ける構造の引出具Aは、壁面Waに取付けられた状態で、その接続口2は、冷媒管P1 の引出方向Q(図5参照)に対して垂直となっていなくて、僅かに傾斜している。また、引出具Aを壁面Waに取付けた状態において、その接続口2の内面における冷媒管P1 の反屈曲側には、前記保護カバーP2 の外周面の波部に係合する係合爪7が内方に向けて設けられている。
【0012】
保護カバーP2 の断面形状は、図11に示されているように、長方形の各コーナー部を比較的大きな円弧状にした形状であって、引出具Aの接続口形成面6に形成された接続口2の形状は、該保護カバーP2 が挿入可能なようにほぼ小判状をしていて、該接続口2に保護カバーP2 の一端部(上端部)を挿入した場合に、両者の間に所定のクリアランスが形成されるようになっている。このように、接続口2の内面と保護カバーP2 の外周面との間には僅かのクリアランスが形成されており、該クリアランスのうち重要なものは、上下方向に沿ったものである。即ち、図5において、接続口2の上下方向の寸法L1 は、保護カバーP2 の厚さ(上下方向の寸法)L2 よりも、上記した程度だけ大きくなっている。なお、図4において、11は、配管孔1の内周面に嵌め込まれたスリーブを示す。
【0013】
そして、上記した引出具Aを用いて、冷媒管P1 を壁外へ引き出して配管するには、以下のようにして行う。なお、図4、図6、図7及び図8に示される「P1 」は、2本の冷媒管と1本のドレン管とをテープで巻回した状態のものを示す。まず、図6に示されるように、建物壁Wの配管孔1を貫通して壁外に引き出された冷媒管P1 は、該配管孔1の開口部分からその屈曲を開始して、壁外の部分で大きく屈曲されて、壁面Waに沿うように配管される。次に、図7及び図8に示されるように、冷媒管P1 における外壁から突出した基端部の外側に上下の両方向からそれぞれ上分割体A1 と下分割体A2 とを当てがって、各分割体A1,A2 に設けられたボルト挿通孔4a,4bにボルト8を挿通して、該ボルト8を壁面Waにねじ込むと、上下の各分割体A1,A2 が一体に組み付けられて引出具Aとなると同時に、壁面Waに固定されて、冷媒管P1 の上記基端部(屈曲が開始される部分)と配管孔1との双方が被覆される。次に、図11に示されるように、長手方向に連続して切割られている保護カバーP2 を用いて、該保護カバーP2 を冷媒管P1 の屈曲配管部の外側に覆い被せ、その切割り部9から冷媒管P1 の屈曲配管部を保護カバーP2 の内部に収容すると、冷媒管P1 の屈曲配管部は保護カバーP2 により被覆される(図9)。この被覆状態では、図4に示されるように、保護カバーP2 の上端部は、引出具Aの接続口2から内部に挿入されて、その外周の波部に、接続口2の内周面に設けられた係合爪7が係合しているため、接続状態の保護カバーP2 は、引出具Aの接続口2の部分にずれ落ちることなく接続される。
【0014】
ここで、上記したように、引出具Aの接続口2と保護カバーP2 との間には、所定のクリアランスが形成されているために、図10に示されるように、保護カバーP2 は、接続口形成面6に対して垂直でなくても、所定角度範囲内において該接続口形成面6に対して傾斜した状態で接続できる。なお、図10において、C1 は、接続口形成面6に対して垂直に接続された保護カバーP2 の中心線の位置を示し、C2 及びC3 は、それぞれ接続口形成面6に対して上下方向に最大に傾斜して接続された保護カバーP2 の中心線の位置を示す。しかも、上記引出具Aは、その接続口形成面6が冷媒管P1 の引出方向Qに対して僅かに下方(冷媒管P1 の屈曲側)に傾斜しているために、上記クリアランスと相乗して、該冷媒管P1 は、壁面Waに対して下方に大きく屈曲した状態で配管できる。このため、冷媒管P1 の屈曲半径を大きくできて、該冷媒管P1 の屈曲作業が容易になるのに加えて、壁面Waから壁外への冷媒管P1 の突出長が小さくなって、その引出し部分の外観も良好となる。
【0015】
このように、本発明に係る引出具Aを使用すれば、その接続口2が冷媒管P1 の引出方向Qと垂直な面に対して傾斜しているために、該引出具Aに対して保護カバーP2 を傾斜させて接続可能となるのに加えて、上記クリアランスによって、該引出具Aの接続口2に対しても該保護カバーP2 を傾斜状態で接続できるので、接続口2に対して保護カバーP2 を垂直に接続しなければならない場合に比較して、保護カバーP2 の曲げ径を大きくできる。この結果、保護カバーP2 として、その長手方向に連続して切割り部9が設けられているものを使用した場合、従来の配管構造では、図12に示されるように、保護カバーP2 の曲げ径が大きかったり、曲げ方向が大きく変化している部分が膨らんで、その切割り部9の途中に開口9aが生ずることがあった。しかし、本発明に係る引出具Aを使用すれば、保護カバーP2 の曲げ径を大きくできたり、或いは曲げ方向が反対となる部分の発生をなくせるので、その切割り部9に上記した開口9aが発生しなくなって、良好な外観を確保できる。
【0016】
また、上記施工例と異なり、冷媒管P1 における配管孔1から引き出された部分に保護カバーP2 を覆い被せた後において、二分割構造の引出具Aを前記保護カバーP2 の外側に当てがって、壁面Waに固定するようにしてもよい。更に、冷媒管P1 の引出方向は、接続する室外機Bの位置との関係において定まるものであって、上記施工例のように下方に限定されず、上方等の如何なる方向であってもよい。
【0017】
更に、上記実施例の引出具は上下方向に二分割された構造であるために、冷媒管の施工後に引出具を取付けられる利点があるが、この引出具は、一体構造のものであってもよい。更に、上記実施例では、保護カバーP2 として、その長手方向に連続して切り割られた構造のものを使用し、この保護カバーP2 によれば、冷媒管P1 の配管後において、保護カバーP2 を施工できる利点があるが、切割り部9を有していない通常の筒状の保護カバーの使用も可能である。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成であるので、以下の各作用効果が奏される。(1) 引出具に対して保護カバーを傾斜状態で接続できて、その曲げ径も大きくできるために、引出具に対する保護カバーの接続が容易となる。(2)冷媒管の開口部分から冷媒管の屈曲を開始でき、その屈曲半径を大きくできて、冷媒管の屈曲作業が容易になると共に、該冷媒管の屈曲半径を大きくしても、壁面からの冷媒管の突出長が短くなって、当該屈曲部分の外観も良好となる。(3)保護カバーの接続状態において、引出具の接続口の内面におけるエアコン用冷媒管の反屈曲側のみに設けられた係合爪と保護カバーとが係合しているために、接続状態の保護カバーが引出具の接続口からずれ落ちることがない。(4)引出具の接続口の内面と前記保護カバーの外周面との間において少なくとも上下方向に沿って僅かのクリアランスを形成した場合には、引出具に接続される保護カバーは、傾斜した接続口に対して垂直のみならず、所定角度範囲内において接続口に対して傾斜した状態でも接続でき、結果として壁面に対する保護カバーの引出角度を変化させられる。(5)引出具が二分割体の組付構造の場合には、冷媒管の施工後において、引出具を壁面に取付けることができ、施工順序の制約がなくなって、施工が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアコン用冷媒管の引出具Aの部分から壁外に引き出された冷媒管を直状カバーDで被覆した状態の斜視図である。
【図2】二分割体の組付構造の引出具Aの斜視図である。
【図3】二分割状態の引出具Aの正面図である。
【図4】冷媒管P1 が壁外に引き出されて屈曲配管された部分の断面図である。
【図5】引出具Aの接続口2に保護カバーP2 を挿入する前の状態の図である。
【図6】冷媒管P1 を建物壁Wの配管孔1から壁表に引き出して屈曲配管した状態を示す図である。
【図7】壁表に引き出された冷媒管P1 の基端の部分に引出具Aの下分割体A2 を配置した状態の図である。
【図8】壁表に引き出された冷媒管P1 の基端の部分に引出具Aの上下の各分割体A1,A2 を配置して一体に組み付けた状態の図である。
【図9】壁表に引き出された冷媒管P1 の屈曲配管部に保護カバーP2 を被覆した状態の図である。
【図10】引出具Aの接続口形成面6に対して保護カバーP2 を所定角度範囲内で傾斜して接続できることを示す図である。
【図11】長手方向に連続した切割り部9を有する保護カバーP2 を示す図である。
【図12】長手方向に連続した切割り部9を有する保護カバーP2 が大きく屈曲されたりして、該切割り部9の途中に開口9aが生じた状態を示す図である。
【図13】従来の引出具A’を使用したエアコン用冷媒管P'1の引出部の断面図である。
【符号の説明】
A:引出具
A1 :引出具の上分割体
A2 :引出具の下分割体
P1 :冷媒管
P2 :保護カバー
Q:冷媒管の引出方向
W:建物壁
1:配管孔
2:接続口
5:引出具本体
6:接続口形成面
7:係合爪
Claims (6)
- 建物壁に設けられたエアコン用冷媒管の配管孔を覆うと共に、前記配管孔から引き出された冷媒管の当該引出部を内部に収容して保護する屈曲可能な保護カバーが接続される接続口を備えたエアコン用冷媒管の引出具であって、
前記接続口は、冷媒管の引出方向と垂直な面に対して傾斜して設けられ、前記接続口の内面におけるエアコン用冷媒管の反屈曲側のみに、前記保護カバーと係合する係合爪が設けられていることを特徴とするエアコン用冷媒管の引出具。 - 建物壁に設けられたエアコン用冷媒管の配管孔を覆うと共に、前記配管孔から引き出された冷媒管の当該引出部を内部に収容して保護する屈曲可能な保護カバーが接続される接続口を備えたエアコン用冷媒管の引出具であって、
前記接続口は、冷媒管の引出方向と垂直な面に対して傾斜して設けられ、前記接続口の内面におけるエアコン用冷媒管の反屈曲側には、前記保護カバーと係合する係合爪が設けられ、前記接続口の内面と前記保護カバーの外周面との間には少なくとも上下方向に沿って僅かのクリアランスが形成されていることを特徴とするエアコン用冷媒管の引出具。 - 接続口を分断する二分割体の組付けにより構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエアコン用冷媒管の引出具。
- 建物壁に設けられたエアコン用冷媒管の配管孔から引き出された該冷媒管の当該引出部を内部に収容して保護する屈曲可能な保護カバーと、 前記配管孔を覆うと共に、前記保護カバーと接続される接続口を備えた引出具とから成り、
前記引出具の接続口は、冷媒管の引出方向と垂直な面に対して傾斜して設けられ、前記接続口の内面におけるエアコン用冷媒管の反屈曲側のみに、前記保護カバーと係合する係合爪が設けられていることを特徴とするエアコン用冷媒管の引出装置。 - 建物壁に設けられたエアコン用冷媒管の配管孔から引き出された該冷媒管の当該引出部を内部に収容して保護する屈曲可能な保護カバーと、 前記配管孔を覆うと共に、前記保護カバーと接続される接続口を備えた引出具とから成り、
前記引出具の接続口は、冷媒管の引出方向と垂直な面に対して傾斜して設けられ、前記接続口の内面におけるエアコン用冷媒管の反屈曲側には、前記保護カバーと係合する係合爪が設けられ、前記接続口の内面の前記保護カバーの外周面との間には僅かのクリアランスが形成されていることを特徴とするエアコン用冷媒管の引出装置。 - 保護カバーは、その周壁の拡開により内部にエアコン用冷媒管を収容可能にすべく、長手方向に連続する切割部を備えていることを特徴とする請求項4又は5に記載のエアコン用冷媒管の引出装置。
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