JP3086567B2 - 壁掛式室内機の据付装置 - Google Patents
壁掛式室内機の据付装置Info
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- JP3086567B2 JP3086567B2 JP05152942A JP15294293A JP3086567B2 JP 3086567 B2 JP3086567 B2 JP 3086567B2 JP 05152942 A JP05152942 A JP 05152942A JP 15294293 A JP15294293 A JP 15294293A JP 3086567 B2 JP3086567 B2 JP 3086567B2
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- Japan
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- indoor unit
- wall
- frame
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の室内ユニ
ットを壁に据え付けるための壁掛式室内機の据付装置に
関する。
ットを壁に据え付けるための壁掛式室内機の据付装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、壁掛式の室内ユニットを有する
空気調和機においては、予め壁に据付板を取り付けてお
き、室内ユニット（室内機）の背面上側をこの据付板に
引っ掛けて、室内ユニットを室内の壁に据付けている。
また、室内ユニットには、その熱交換器の冷媒配管や温
水用配管用のホースを室外機に接続したり、熱交換器の
ドレンホースを室外に導出している。
空気調和機においては、予め壁に据付板を取り付けてお
き、室内ユニット（室内機）の背面上側をこの据付板に
引っ掛けて、室内ユニットを室内の壁に据付けている。
また、室内ユニットには、その熱交換器の冷媒配管や温
水用配管用のホースを室外機に接続したり、熱交換器の
ドレンホースを室外に導出している。
【０００３】かかる室内ユニットの冷媒配管や温水用配
管用のホース及びドレンホース等（以下これらを総称し
て「ホース」といい、これらを束ねたものを「管束」と
いう）は、室内ユニットの背面板の管束用空間から導出
し、更に室内の壁に沿って配管する場合には、室内壁に
そのまま露出しておくと外観を損ねるため、室内ではこ
れらの管束にダクトケースを被せており、室内に延出す
る管束が見えないようになっている。
管用のホース及びドレンホース等（以下これらを総称し
て「ホース」といい、これらを束ねたものを「管束」と
いう）は、室内ユニットの背面板の管束用空間から導出
し、更に室内の壁に沿って配管する場合には、室内壁に
そのまま露出しておくと外観を損ねるため、室内ではこ
れらの管束にダクトケースを被せており、室内に延出す
る管束が見えないようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、室内ユ
ニットの背面に形成された管束用空間は、装置の小型化
のため十分に広くとれず、管束用空間にうまく収納でき
なかったり、ホースが重なりあったり、無理な曲げによ
りホース自身の有する弾性力等により室内ユニットを壁
から押し上げてしまうことがある。
ニットの背面に形成された管束用空間は、装置の小型化
のため十分に広くとれず、管束用空間にうまく収納でき
なかったり、ホースが重なりあったり、無理な曲げによ
りホース自身の有する弾性力等により室内ユニットを壁
から押し上げてしまうことがある。
【０００５】特に、その保温のため各ホースの周囲に断
熱材を巻き付て太くなってしまったり、暖房用の温水配
管と冷房用の冷媒配管とを有する空気調和機のような多
数のホースを有するものにあってはなおさらである。
熱材を巻き付て太くなってしまったり、暖房用の温水配
管と冷房用の冷媒配管とを有する空気調和機のような多
数のホースを有するものにあってはなおさらである。
【０００６】このように、室内ユニットを壁から押しあ
げてしまうと、図５に示すように、側面からホースが見
えたり、また室内ユニット５３自身が歪んで設置された
り外観を損ねるのはもとより、管束５１を室内壁に沿っ
て導出している場合には、ダクトケース５５との合わせ
面がずれて外観を損ねるという問題点がある。
げてしまうと、図５に示すように、側面からホースが見
えたり、また室内ユニット５３自身が歪んで設置された
り外観を損ねるのはもとより、管束５１を室内壁に沿っ
て導出している場合には、ダクトケース５５との合わせ
面がずれて外観を損ねるという問題点がある。
【０００７】そこで、本発明の目的は、外観を損なうこ
とがない壁掛式室内機の据付装置を提供することにあ
る。
とがない壁掛式室内機の据付装置を提供することにあ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、温水熱交換器及び冷媒熱交換器を内蔵
し、各熱交換器に接続された温水管及び冷媒管等からな
る管束を備えた空気調和機の室内ユニットを室内の壁に
据え付ける壁掛式室内機の据付装置であって、室内ユニ
ットの外径寸法と略同一寸法で形成され、前記壁に固定
され、室内ユニットの温水管及び冷媒管等からなる管束
を収容可能に壁から所定間隔を開けて室内ユニットを保
持すると共に、室内ユニットと前記壁との間の略全周囲
を前記管束の導出口を除いてほぼ隙間なく覆う枠体を備
えたものである。
に、本発明は、温水熱交換器及び冷媒熱交換器を内蔵
し、各熱交換器に接続された温水管及び冷媒管等からな
る管束を備えた空気調和機の室内ユニットを室内の壁に
据え付ける壁掛式室内機の据付装置であって、室内ユニ
ットの外径寸法と略同一寸法で形成され、前記壁に固定
され、室内ユニットの温水管及び冷媒管等からなる管束
を収容可能に壁から所定間隔を開けて室内ユニットを保
持すると共に、室内ユニットと前記壁との間の略全周囲
を前記管束の導出口を除いてほぼ隙間なく覆う枠体を備
えたものである。
【０００９】
【作用】本発明の壁掛式室内機の据付装置では、壁に枠
体を取り付け、この枠体に重ねるように室内ユニットを
配置して、支持部材により室内ユニットを支持する。こ
れにより、室内ユニットは実質的に壁から所定間隔をあ
けて配置されるので、室外ユニットと壁との間に各ホー
スのための空間が形成される。そして、室内ユニットと
壁との間は枠体によりカバーされているので、ホースが
見えたり、室内ユニットが傾いて設置されることがない
ので、外観を損なうことがない。また、室内ユニットか
ら管束を室内に延出する場合にも、そのダクトケースと
の合わせ面にずれを生じることがない。
体を取り付け、この枠体に重ねるように室内ユニットを
配置して、支持部材により室内ユニットを支持する。こ
れにより、室内ユニットは実質的に壁から所定間隔をあ
けて配置されるので、室外ユニットと壁との間に各ホー
スのための空間が形成される。そして、室内ユニットと
壁との間は枠体によりカバーされているので、ホースが
見えたり、室内ユニットが傾いて設置されることがない
ので、外観を損なうことがない。また、室内ユニットか
ら管束を室内に延出する場合にも、そのダクトケースと
の合わせ面にずれを生じることがない。
【００１０】しかも、既存の室内ユニットに変更を加え
ることなくそのまま使用できる。
ることなくそのまま使用できる。
【００１１】
【実施例】以下に、添付図面の図１乃至図４を参照し
て、本発明の一実施例を詳細に説明する。
て、本発明の一実施例を詳細に説明する。
【００１２】本実施例にかかる空気調和機は、室内ユニ
ット３と室外ユニット（図示せず）とより構成されてお
り、図３に示すように、その室内ユニット３は、枠体５
を介して室内の壁２に据え付けられている。室内ユニッ
ト３からは、室外ユニット等に接続するため管束７が室
内の壁に沿って下方に延出されており、管束７は外観を
損なわないように、ジョイントケ−ス（スリムジョイン
ト）９及びダクトケース（スリムダクト）１１によりカ
バーがされている。
ット３と室外ユニット（図示せず）とより構成されてお
り、図３に示すように、その室内ユニット３は、枠体５
を介して室内の壁２に据え付けられている。室内ユニッ
ト３からは、室外ユニット等に接続するため管束７が室
内の壁に沿って下方に延出されており、管束７は外観を
損なわないように、ジョイントケ−ス（スリムジョイン
ト）９及びダクトケース（スリムダクト）１１によりカ
バーがされている。
【００１３】室内ユニット３には、冷媒が導入される冷
媒熱交換器１３と、暖房運転時やドライ運転時に温水が
導入される温水熱交換器１５とが配置されている。冷媒
熱交換器１３には、冷媒管１７、１９が接続されてお
り、室外機との間で冷媒が循環されるようになってい
る。温水熱交換器１５には、温水管２１、２３が接続さ
れており、室外に設けられたボイラー等との間で温水が
循環されるようになっている。また、冷媒熱交換器１３
には、そのドレンパンにドレンホース２５が接続されて
おり、冷媒熱交換器１３のドレン水を室外に排出するよ
うになっている。従って、本実施例では、室内ユニット
３には合計５本のホースが接続されており室外に導出さ
れている。
媒熱交換器１３と、暖房運転時やドライ運転時に温水が
導入される温水熱交換器１５とが配置されている。冷媒
熱交換器１３には、冷媒管１７、１９が接続されてお
り、室外機との間で冷媒が循環されるようになってい
る。温水熱交換器１５には、温水管２１、２３が接続さ
れており、室外に設けられたボイラー等との間で温水が
循環されるようになっている。また、冷媒熱交換器１３
には、そのドレンパンにドレンホース２５が接続されて
おり、冷媒熱交換器１３のドレン水を室外に排出するよ
うになっている。従って、本実施例では、室内ユニット
３には合計５本のホースが接続されており室外に導出さ
れている。
【００１４】尚、室内ユニット３には、図示しないがそ
の他、送風機等が設けられており、正面パネルに形成さ
れた吸入口２７から室内空気を吸い込んで、吹出口２９
から熱交換後の空気を吹出すようになっている。
の他、送風機等が設けられており、正面パネルに形成さ
れた吸入口２７から室内空気を吸い込んで、吹出口２９
から熱交換後の空気を吹出すようになっている。
【００１５】枠体５は、図１に示すように、室内ユニッ
ト３の背板の周囲に沿って矩形の枠状に形成されてお
り、室内ユニット３の裏面側に管束７を配置するための
十分な空間を確保している。この室内ユニット３の裏面
側に形成された空間は、枠体５の内側に形成されるもの
であるから、外部から見えることがなく、外観を損なう
ことがない。
ト３の背板の周囲に沿って矩形の枠状に形成されてお
り、室内ユニット３の裏面側に管束７を配置するための
十分な空間を確保している。この室内ユニット３の裏面
側に形成された空間は、枠体５の内側に形成されるもの
であるから、外部から見えることがなく、外観を損なう
ことがない。
【００１６】この枠体５の上枠部５ａには、室内ユニッ
ト３の裏面に形成された係止部に係合して室内ユニット
３を支持するための支持片３１ａ、３１ｂが形成されて
おり、室内ユニット３を保持するようになっている。ま
た、下枠部５ｂには、その一側部に管束７を導出するた
めの導出口３３が形成されており、室内ユニット３内の
各管束７をまとめて室内ユニット３の下方に室内の壁に
沿って導出している。
ト３の裏面に形成された係止部に係合して室内ユニット
３を支持するための支持片３１ａ、３１ｂが形成されて
おり、室内ユニット３を保持するようになっている。ま
た、下枠部５ｂには、その一側部に管束７を導出するた
めの導出口３３が形成されており、室内ユニット３内の
各管束７をまとめて室内ユニット３の下方に室内の壁に
沿って導出している。
【００１７】この枠体５は、板金製であり、既製の室内
ユニット３の背面板の周囲の寸法に合わせて形成されて
おり且つ既製の室内ユニット３の色に合わせて塗装され
ているもので、既製の室内ユニット３がそのまま使用で
きるようになっている。
ユニット３の背面板の周囲の寸法に合わせて形成されて
おり且つ既製の室内ユニット３の色に合わせて塗装され
ているもので、既製の室内ユニット３がそのまま使用で
きるようになっている。
【００１８】枠体５の寸法は、特に制限されるものでは
ないが、その高さ（奥行き）Ｈは、好ましくは２０mm〜
３０mmであり、各ホース用の空間のみならず、室内ユニ
ット３の取り付け時における作業空間としても十分確保
できる寸法としている。
ないが、その高さ（奥行き）Ｈは、好ましくは２０mm〜
３０mmであり、各ホース用の空間のみならず、室内ユニ
ット３の取り付け時における作業空間としても十分確保
できる寸法としている。
【００１９】ダクトケース１１は、室内ユニット３から
下方に延出された管束７を覆う化粧用のカバーであり、
樋状に形成されている。このダクトケース１１は、室内
ユニット３の導出口３３に嵌合して配置されていなくと
もよく、導出口３３に近接する位置に配置されていれば
よい。なぜなら導出口３３とダクトケース１１との間
は、ジョイントケース９によりカバーされるからであ
る。
下方に延出された管束７を覆う化粧用のカバーであり、
樋状に形成されている。このダクトケース１１は、室内
ユニット３の導出口３３に嵌合して配置されていなくと
もよく、導出口３３に近接する位置に配置されていれば
よい。なぜなら導出口３３とダクトケース１１との間
は、ジョイントケース９によりカバーされるからであ
る。
【００２０】ダクトケース１１の幅Ｅは、本実施例では
約７５mmであり、高さ（奥行き）Ｆは、本実施例では約
６３mmに形成されている。このような範囲の寸法によ
り、本実施例のように約５本のホースを有する管束７を
覆うのに十分であり且つ室内に配置しても室内インテリ
アを害さないものとなる。
約７５mmであり、高さ（奥行き）Ｆは、本実施例では約
６３mmに形成されている。このような範囲の寸法によ
り、本実施例のように約５本のホースを有する管束７を
覆うのに十分であり且つ室内に配置しても室内インテリ
アを害さないものとなる。
【００２１】ジョイントケース９は、室内ユニット３の
下に配置されたダクトケース１１の上端部を覆って室内
ユニット３とダクトケース１１との隙間を覆い且つダク
トケース１１を押さえて壁に固定するものである。従っ
て、このジョイントケース９は、ダクトケース１１より
高い高さ（奥行き）Ｓ及び幅Ｔの寸法を有し、本実施例
では、高さ（奥行き）Ｓは約８０mm、幅Ｔは７０mmであ
る。このようなジョイントケース９を設けることによ
り、室内ユニット３とダクトケース１１との合わせて面
を露出することがないから、ダクトケース１１の取り付
けを容易に且つ迅速におこなうことができ、室内ユニッ
ト３の据付における作業性の向上を図ることができる。
下に配置されたダクトケース１１の上端部を覆って室内
ユニット３とダクトケース１１との隙間を覆い且つダク
トケース１１を押さえて壁に固定するものである。従っ
て、このジョイントケース９は、ダクトケース１１より
高い高さ（奥行き）Ｓ及び幅Ｔの寸法を有し、本実施例
では、高さ（奥行き）Ｓは約８０mm、幅Ｔは７０mmであ
る。このようなジョイントケース９を設けることによ
り、室内ユニット３とダクトケース１１との合わせて面
を露出することがないから、ダクトケース１１の取り付
けを容易に且つ迅速におこなうことができ、室内ユニッ
ト３の据付における作業性の向上を図ることができる。
【００２２】このジョイントケース９は、幅方向の両側
にビス孔３５ａ及び３５ｂが形成されており、壁にビス
止めにより固定されている。
にビス孔３５ａ及び３５ｂが形成されており、壁にビス
止めにより固定されている。
【００２３】尚、ジョイントケース９は室内ユニット３
の底面または枠体５の下枠部５ｂに当接して配置されて
いるが、係合片を設けて室内ユニット３の底面または枠
体５の下枠部に係合させるものであってもよい。
の底面または枠体５の下枠部５ｂに当接して配置されて
いるが、係合片を設けて室内ユニット３の底面または枠
体５の下枠部に係合させるものであってもよい。
【００２４】次に、本実施例による作用を説明する。
【００２５】室内ユニット３の据え付け作業時には、ま
ず枠体５を壁に固定し、枠体５の支持片３１ａ、３１ｂ
に室内ユニット３の背面板を係合させて室内ユニット３
を取り付ける。尚、枠体５は直接壁に取付け又は従来の
据付板に取付けるものであってもよい。この取り付け時
には、室内ユニット３の背面から各熱交換器１３、１５
に冷媒配管１７、１９及び温水管２１、２３を接続し、
同時にドレンホース２５をドレンパンに接続する。この
場合、本実施例では、枠体５により配管用の空間を十分
取っているから、ホースの無理な曲げを防止でき、その
接続作業も容易にできる。
ず枠体５を壁に固定し、枠体５の支持片３１ａ、３１ｂ
に室内ユニット３の背面板を係合させて室内ユニット３
を取り付ける。尚、枠体５は直接壁に取付け又は従来の
据付板に取付けるものであってもよい。この取り付け時
には、室内ユニット３の背面から各熱交換器１３、１５
に冷媒配管１７、１９及び温水管２１、２３を接続し、
同時にドレンホース２５をドレンパンに接続する。この
場合、本実施例では、枠体５により配管用の空間を十分
取っているから、ホースの無理な曲げを防止でき、その
接続作業も容易にできる。
【００２６】一方、冷媒配管１７、１９、温水管２１、
２３及びドレンホース２５は束ねて室内ユニット３の下
に壁に沿って延出させる。
２３及びドレンホース２５は束ねて室内ユニット３の下
に壁に沿って延出させる。
【００２７】次に、冷媒配管１７、１９、温水管２１、
２３及びドレンホース２５の管束７が室内の壁に露出し
ているから、管束７にダクトケース１１を被せるととも
に、ダクトケース１１の上端部を枠体５の導出口３３付
近に配置させる。この場合、枠体５の導出口３３に隙間
なく合わせる必要がなく、ジョイントケース９の長さＬ
の範囲で位置ずれが許容できる。従って、ダクトケース
１１の取り付けがラフにでき、またダクトケース１１の
長さ寸法の許容範囲が広くなるので、作業性がよい。
２３及びドレンホース２５の管束７が室内の壁に露出し
ているから、管束７にダクトケース１１を被せるととも
に、ダクトケース１１の上端部を枠体５の導出口３３付
近に配置させる。この場合、枠体５の導出口３３に隙間
なく合わせる必要がなく、ジョイントケース９の長さＬ
の範囲で位置ずれが許容できる。従って、ダクトケース
１１の取り付けがラフにでき、またダクトケース１１の
長さ寸法の許容範囲が広くなるので、作業性がよい。
【００２８】ジョイントケース９は、ダクトケース１１
の上端部を覆い且つ枠体５の下枠部５ｂに当接させて配
置させた後、ビスにて壁に固定する。
の上端部を覆い且つ枠体５の下枠部５ｂに当接させて配
置させた後、ビスにて壁に固定する。
【００２９】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【００３０】例えば、室内ユニット３を支持する支持部
材は、枠体５の上枠部５ａに設けることに限らず、他の
部分例えば下枠部５ｂや側枠部等に設けるものであって
も上述した実施例と同様な効果をえることができる。
材は、枠体５の上枠部５ａに設けることに限らず、他の
部分例えば下枠部５ｂや側枠部等に設けるものであって
も上述した実施例と同様な効果をえることができる。
【００３１】また、本発明はダクトケース１１やジョイ
ントケース９は必ずしも必要でなく、例えば管束７を室
内の壁に沿って導出することなく室内ユニット３の背面
側から直接導出する場合には、枠体５のみであれば十分
でダクトケース１１やジョイントケース９を用いないこ
とになる。
ントケース９は必ずしも必要でなく、例えば管束７を室
内の壁に沿って導出することなく室内ユニット３の背面
側から直接導出する場合には、枠体５のみであれば十分
でダクトケース１１やジョイントケース９を用いないこ
とになる。
【００３２】
【発明の効果】本発明の壁掛式室内機の据付装置によれ
ば、温水熱交換器及び冷媒熱交換器を内蔵し、各熱交換
器に接続された温水管及び冷媒管等からなる管束を備え
た室内ユニットと壁との間をほぼ隙間なく覆う枠体を壁
に取り付け、この枠体に重ねるように室内ユニットを配
置して、支持部材により室内ユニットを支持する構成で
あるから、冷媒管や温水管等の室内機に接続するホース
が見えたり、これらのホースにより室内ユニットが傾い
て設置されることがないので、外観を損なうことがな
い。
ば、温水熱交換器及び冷媒熱交換器を内蔵し、各熱交換
器に接続された温水管及び冷媒管等からなる管束を備え
た室内ユニットと壁との間をほぼ隙間なく覆う枠体を壁
に取り付け、この枠体に重ねるように室内ユニットを配
置して、支持部材により室内ユニットを支持する構成で
あるから、冷媒管や温水管等の室内機に接続するホース
が見えたり、これらのホースにより室内ユニットが傾い
て設置されることがないので、外観を損なうことがな
い。
【００３３】更に、室内ユニットから管束を室内に延出
する場合にも、そのダクトケースとの合わせ面にずれを
生じることがない。
する場合にも、そのダクトケースとの合わせ面にずれを
生じることがない。
【００３４】しかも、既存の室内ユニットに変更を加え
ることなくそのまま使用できる。
ることなくそのまま使用できる。
【図１】本発明の実施例にかかる壁掛式室内機の据付装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
【図２】図１に示す壁掛式室内機の据付装置の使用状態
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図３】図１に示す壁掛式室内機の据付装置の使用状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図４】図１に示すジョイントケースの断面図である。
【図５】従来の壁掛式室内機の据付状態を示す側面図で
ある。
ある。
２ 室内の壁 ３ 室内ユニット ５ 枠体 ３１ａ、３１ｂ 支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−59155（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−5628（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−73620（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭62−38170（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭48−26028（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】 温水熱交換器及び冷媒熱交換器を内蔵
し、各熱交換器に接続された温水管及び冷媒管等からな
る管束を備えた空気調和機の室内ユニットを室内の壁に
据え付ける壁掛式室内機の据付装置であって、室内ユニ
ットの外径寸法と略同一寸法で形成され、前記壁に固定
され、室内ユニットの温水管及び冷媒管等からなる管束
を収容可能に壁から所定間隔を開けて室内ユニットを保
持すると共に、室内ユニットと前記壁との間の略全周囲
を前記管束の導出口を除いてほぼ隙間なく覆う枠体を備
えたことを特徴とする壁掛式室内機の据付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05152942A JP3086567B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 壁掛式室内機の据付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05152942A JP3086567B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 壁掛式室内機の据付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06341673A JPH06341673A (ja) | 1994-12-13 |
| JP3086567B2 true JP3086567B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=15551529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05152942A Expired - Fee Related JP3086567B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 壁掛式室内機の据付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3086567B2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP05152942A patent/JP3086567B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06341673A (ja) | 1994-12-13 |
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