JPH1084611A - ワイヤハーネス外装用コルゲートチューブの継手部材 - Google Patents

ワイヤハーネス外装用コルゲートチューブの継手部材

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JPH1084611A
JPH1084611A JP8239294A JP23929496A JPH1084611A JP H1084611 A JPH1084611 A JP H1084611A JP 8239294 A JP8239294 A JP 8239294A JP 23929496 A JP23929496 A JP 23929496A JP H1084611 A JPH1084611 A JP H1084611A
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corrugated tube
elastic piece
joint member
wire harness
connection port
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Masato Kawamura
誠人 河村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスの分岐部に使用する継手部材
に、コルゲートチューブをワンタッチで接続固定できる
ようにする。 【解決手段】 幹線と分岐線を保護するコルゲートチュ
ーブ2A、2B、2Cを挿入可能な接続口19A、19
B、19Cの周面部で、上型15もしくは下型16の少
なくとも一箇所に、一端を支点として揺動可能な弾性片
20を設け、該弾性片20の遊離端部にコルゲートチュ
ーブ2A、2B、2C外周の谷部2Aに嵌入して係止す
べく内方へ突出する係止爪20aを形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネス外
装用コルゲートチューブの継手部材に関し、詳しくは、
ワイヤハーネスのT字状等の分岐部に外装された各コル
ゲートチューブの端末部を、ワンタッチで接続固定でき
るようにするものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の内部に配索するワイヤハーネス
は、該ワイヤハーネスを構成する電線束の所要位置に、
長手方向に環状の凹凸部を繰り返す円筒状のコルゲート
チューブを外装して、電線束が他部材と干渉して損傷を
受けることを防止している。
【0003】コルゲートチューブを取り付ける部分にワ
イヤハーネス幹線より支線がT字状等に分岐する場合に
は、従来、図5(A)乃至(C)に示ように、T字状の
継手部材1を使用して各コルゲートチューブ2A、2
B、2Cを接続し、ワイヤハーネスW/Hの分岐部を保
護している。上記T字状の継手部材1は、幹線保護部3
と分岐線保護部4を有する半割り筒状の上型5と下型6
を、ヒンジ7で開閉自在に接続すると共に、その接合面
にはロック手段8を設けている。また、幹線保護部3と
分岐線保護部4の各接続口9A、9B、9Cの近傍の外
周面には、コルゲートチューブ2A、2B、2Cの内周
の凹凸に係合する突条10をそれぞれ周設している。
【0004】図5(B)に示すように、上記継手部材1
をワイヤハーネスW/Hの分岐部に被せて取り付けた
後、ワイヤハーネスの幹線部W/H−1と分岐線部W/
H−2に、それぞれコルゲートチューブ2A、2B、2
Cを被せると共に、各コルゲートチューブ2A、2B、
2Cの端部を、上記継手部材1の各突条10に外嵌させ
るようにして接続口9A、9B、9Cの外周に被せてい
る。
【0005】一般にコルゲートチューブ2A、2B、2
Cは割溝Sを有しているため、引っ張り力が作用すると
容易に開いて、接続口9A、9B、9Cから外れること
となる。このため、図5(C)に示すように、各接続口
9A、9B、9Cの外周に装着したコルゲートチューブ
2A、2B、2Cに対し、更にテープTを巻装して固定
しなければならず、その作業に非常に手間を要するとい
う問題がある。
【0006】一方、実公平3−29941号公報には、
図6(A)に示すように、継手部材1’の各接続口9
A’、9B’、9C’の内周面に、コルゲートチューブ
2A、2B、2Cの外周に係合する突条10’をそれぞ
れ周設し、各コルゲートチューブ2A、2B、2Cを接
続口9A’、9B’、9C’の内周面で係止接続させる
構造の継手が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、各コル
ゲートチューブ2A、2B、2Cを継手部材1’に内嵌
する構成とすると、割溝Sによりコルゲートチューブが
開くのが防止され、抜け止めのためにテープTを外装す
る作業が不要となる。
【0008】しかしながら、継手部材1’にコルゲート
チューブを内嵌するタイプでは、継手部材1’の突条1
0’とコルゲートチューブの凹部とを位置合わせして固
定する作業が容易でない問題がある。即ち、継手部材
1’の各接続口9A’、9B’、9C’の内周面にコル
ゲートチューブ2A、2B、2Cを配置するには、図6
(B)に示すように、先ず継手部材1’を開いた状態と
する。該状態で、各接続口A’、9B’、9C’の内周
面の突条10’に、コルゲートチューブ2A、2B、2
Cの凹凸部を位置合わせし、ついで上型5’と下型6’
を閉じて、ロックする必要がある。この位置合わせ作業
に際して、3つのコルゲートチューブ2A、2B、2C
は非常に外れ易いため、三箇所同時に手で押え付けてい
なければならず、作業性が非常に悪い。
【0009】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、ワイヤハーネスの分岐部において、ワイヤハーネ
スの幹線および支線に外装しているコルゲートチューブ
を接続固定する継手部材であって、該継手部材に対して
各コルゲートチューブの端末部をワンタッチで接続でき
ると共に、テープ固定作業を不要にして、組付け作業性
を向上させることを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1で、ワイヤハーネスの分岐部に
おいて、ワイヤハーネスの幹線と支線とに夫々に外装し
たコルゲートチューブを連結固定する合成樹脂製の継手
部材であって、上記幹線保護部と支線保護部を設けた割
り筒状の上型と下型とを開閉自在にヒンジ結合している
と共に、これら上型と下型の接合面にロック手段を備
え、かつ、上記幹線保護部および支線保護部の各先端開
口をコルゲートチューブが挿入される接続口とし、各接
続口近傍の周壁に弾性片を設けると共に、該弾性片の自
由端にコルゲートチューブの谷部に嵌合する係止爪を突
設していることを特徴とするワイヤハーネス外装用コル
ゲートチューブの継手部材を提供している。
【0011】上記請求項1の構成とすると、ワイヤハー
ネスの分岐部に被せられる継手部材の各接続口へコルゲ
ートチューブを接続するに際し、継手部材の上型と下型
を閉じた状態で、各接続口内へコルゲートチューブを挿
入することで容易に接続固定できる。即ち、コルゲート
チューブが接続口へ挿入されると、接続口に設けた弾性
片は、係止爪がコルゲートチューブの山部に押圧されて
外方退避位置へと弾性変位する。コルゲートチューブが
所要深さ挿入された時点で、コルゲートチューブの外周
凹凸の谷部に弾性片の係止爪が嵌入することにより、コ
ルゲートチューブがその位置で抜け止め固定される。
【0012】上記弾性片の自由端に形成する係止爪は、
その接続口側と対向する端面を傾斜した案内面とする一
方、反対側の端面を軸線方向と直角な係止面としている
(請求項2)。このように係止爪の接続口側との対向面
を傾斜面とすると、挿入するコルゲートチューブの山部
と当接すると、容易に係止爪が外方に退避させるように
変形させることができる。また、係止位置では係止爪の
他面の係止面が軸直角方向であるために、容易に抜けな
いように確実に係止させることができる。
【0013】上記弾性片は、上型、下型の少なくとも一
方の周壁を、接続口近傍より奥側へと軸線方向に、ある
いは周方向に、コ字状に切り起こして形成している(請
求項3)。特に、上下型の対向位置に弾性片を設けて、
コルゲートチューブの対向する両面を弾性片にて両側よ
り係止することが好ましい。
【0014】上記のように、上型あるいは/および下型
の周壁を切り起こして弾性片を設けると、コルゲートチ
ューブ挿入時に弾性片を、外側へ弾性変位させることが
できる。また、接続口近傍より奥側へと軸線方向にコ字
状に切り起こして弾性片を形成した場合、接続口内にコ
ルゲートチューブが所要深さ挿入されるまで弾性片の係
止爪が作用しないため、コルゲートチューブの挿入量不
足を防止できる。一方、周方向に切り起こして弾性片を
設けた場合、弾性片先端の係止爪をコルゲートチューブ
の周面に沿って広範囲に形成できるため、コルゲートチ
ューブに対する係止作用を向上することができる。
【0015】あるいは、上記弾性片は、上型、下型の少
なくとも一方の接続口の先端より奥側へと折り返して形
成し、その先端に係止爪を設けると共に、弾性片と対向
する周壁に孔をあけ、コルゲートチューブ挿入時に弾性
片が弾性変位して外方へ退避可能としてもよい(請求項
4)。この場合も、接続口内にコルゲートチューブが所
要深さ挿入されるまで弾性片の係止爪が作用しないた
め、コルゲートチューブの挿入量不足を防止できる。
【0016】更に、接続口の内周面の所定深さ位置に、
挿入されるコルゲートチューブの端部に当接して挿入深
さを規制するストッパー壁を周設するのが好ましい。
【0017】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態を図面を参
照して説明する。
【0018】図1、図2は第1実施形態を示し、第1実
施形態の継手部材11は、ワイヤハーネスW/Hが略T
字状に分岐する部分に取り付けるものであって、合成樹
脂にて一体成形している。該継手部材11は、略T字状
の半割筒状に成形した上型15と、下型16とを薄肉ヒ
ンジ17で開閉自在に連結した構成としている。上型1
5と下型16は、T字状の横軸方向をなす幹線保護部1
3と、該幹線保護部13の途中から縦軸方向に分岐する
分岐線保護部14とを備え、この上型15と下型16の
幹線保護部13の端面部同士を上記薄肉ヒンジ17にて
開閉自在に連結している。
【0019】上記上型15を下型16に被せ、幹線保護
部13の両側部および分岐線保護部14にそれぞれ設け
たロック爪18aとロック爪係止部18bとからなるロ
ック手段18によって接合し、断面円環形状の略T字状
に固定するようにしている。上記幹線保護部13と分岐
線保護部14の端部に開口した接続口19A、19B、
19Cは、ワイヤハーネスW/Hに外装したコルゲート
チューブ2A、2B、2Cを挿入できるように、該コル
ゲートチューブ2A、2B、2Cの外径より若干大き目
の内径に設定している。これらコルゲートチューブ2
A、2B、2Cとして、長手方向にかけて環状の凹凸部
を連続させ、かつ、長手方向に沿って割溝を有する通常
の構成のものを用いている。
【0020】上記上型15、下型16の各接続口19
A、19B、19Cの周壁には、それぞれ端部側を揺動
支点P1として奥側に向かって軸方向に延出する上下一
対の片持ち梁状の弾性片20を、コ文状のスリット21
で区割して、切り起こし状態で揺動自在に形成してい
る。上記弾性片20の奥側の自由端には、接続口19
A、19B、19Cの内方へ向けて突出する係止爪20
aを形成し、該係止爪20aをコルゲートチューブ2
A、2B、2Cの外周凹凸部の谷部2aに嵌入係合する
ようにしている。
【0021】上記係止爪20aには、接続口19A、1
9B、19Cの端部側に対向する側面部に、先細に傾斜
させた案内面20bを形成し、コルゲートチューブ2
A、2B、2Cの挿入時に、外周の山部2bの側面に案
内面20bが押されて、弾性片20を外方退避位置へ容
易に弾性変位できるようにしている。
【0022】また、上記案内面20bの反対面をなす係
止爪20aの先端面は、弾性片20の長さ方向に対し略
直角な係止面20cとし、該係止面20cがコルゲート
チューブ2A、2B、2C外周の山部2bの後側面に当
接して抜け止作用をなすようにしている。
【0023】さらに、上記弾性片20を形成した部位よ
り所要寸法あけた奥側に、周壁より内部側に向かって鍔
状のストッパー壁22を突設し、挿入されるコルゲート
チューブ2A、2B、2Cの先端面に上記ストッパー壁
22を当接させて、継手部材11への各コルゲートチュ
ーブの挿入寸法を規制するようにしている。
【0024】次に、上記構成からなる継手部材の使用状
態を説明する。図1(A)に示すように、先ず、開いた
状態の継手部材11を、ワイヤハーネスW/Hの分岐部
分に配置して、電線束Wの幹線および分岐線を、それぞ
れ下型16の幹線保護部13、分岐線保護部14内に入
れる。ついで、上型15と下型16を合体させると共
に、ロック手段18a、18bにより継手部材11を円
筒形状に接続固定とする。
【0025】ついで、図2に示すように、電線束の幹線
部W−1および分岐部W−2に、コルゲートチューブ2
A、2B、2Cを外装し、その各端部を継手部材11の
接続口19A、19B、19Cの内周面に沿って挿入す
る。挿入に伴い、コルゲートチューブ2A、2B、2C
の外周の山部12bが、弾性片20の係止爪20aの傾
斜した案内面20bに当接する。図2(B)に示すよう
に、係止爪20aの案内面20bは山部12bに押さ
れ、弾性片20を外方退避位置へ弾性変形させて、コル
ゲートチューブ2A、2B、2Cの進入を許す。
【0026】ついで、図2(C)に示すように、コルゲ
ートチューブ2A、2B、2Cは、各接続口19A、1
9B、19Cの奥に周設されたストッパー壁22に当接
するまで挿入される。ストッパー壁22にコルゲートチ
ューブ2A、2B、2Cの各先端が当接した停止位置
で、コルゲートチューブ2A、2B、2Cの外周の谷部
2aに係止爪20aが嵌入した状態となる。よって、コ
ルゲートチューブ2A、2B、2Cの抜き方向に対して
は、係止面20cが山部2bの側面に当接して抜けを阻
止するように作用する。このようにして、各接続口19
A、19B、19Cにコルゲートチューブ2A、2B、
2Cがワンタッチで接続される。
【0027】図3は第2実施形態を示し、コルゲートチ
ューブ2A、2B、2Cを係止する弾性片20’は、各
接続口19A、19B、19Cの先端より奥側に折り返
して形成し、揺動支点P2を接続口の先端と、折り返し
部の先端の自由端には、係止爪20a’を設けている。
該係止爪20a’には第1実施形態と同様に案内面20
b’と係止面20c’とを形成している。また、該弾性
片20’と対向する周壁には孔25を設けて弾性片2
0’が周壁側へ弾性変位した時に孔25へと挿入できる
ようにしている。 他の構成は第1実施形態と同一であ
り、また、各接続口19A、19B、19Cにコルゲー
トチューブ2A、2B、2Cを接続する使用状態も、第
1実施形態と同一であるため説明を省略する。
【0028】図4は第3実施形態を示し、コルゲートチ
ューブ2A、2B、2Cを係止する弾性片20”は、各
接続口19A、19B、19Cの周壁部に周方向にコ文
状に切り起こして形成している。これら弾性片20”は
周方向の一端を揺動支点P3とし、周方向の他端の自由
端に、第1、第2実施形態と同様に、案内面20b”と
係止面20c”を有する係止爪20a”を内方へ突出さ
せて形成している。
【0029】他の構成は第1、第2実施形態と同一であ
り、また、各接続口19A、19B、19Cにコルゲー
トチューブ2A、2B、2Cを接続する使用状態も、第
1、第2実施形態と同一であるため説明を省略する。こ
の第3実施形態では、弾性片20”の基端部の幅に関係
なく、係止片20a”をコルゲートチューブ2A、2
B、2Cの周面に沿って円弧状に広範囲に形成すること
ができる。従って、コルゲートチューブ2A、2B、2
Cに対する係止片20a”の係止作用を、向上すること
ができる点に特有の作用を有する。
【0030】なお、以上の各実施形態において、コルゲ
ートチューブ2A、2B、2Cを係止する弾性片20、
20’、20''は、継手部材11の各接続口19A、1
9B、19Cの上下対向位置に各2箇所ずつ設けた構成
を示したが、上下いずれか1箇所であってもよい。ある
いは、3箇所以上設けてもよい。
【0031】また、各実施形態において継手部材は、同
一平面上で開口した3方の接続口を有するT字状のもの
を示したが、この形状に限定されず、Y字状のもの、各
接続口が3次元的に異なる方向を向くもの、4方以上の
接続口を有するものであっても良い。
【0032】
【発明の効果】以上の説明より明きらかなように、本発
明に係わる継手部材では、各コルゲートチューブの接続
に際し、閉じた状態の継手部材の接続口内周にコルゲー
トチューブを挿入操作するのみで、ワンタッチで接続す
ることができる。しかも、抜け方向に対し弾性片の係止
爪の係止作用によって、コルゲートチューブを確実に係
止固定できるため、コルゲートチューブを継手部材に固
定するためのテープ巻き作業を不要とすることができ
る。
【0033】特に、本発明では、コルゲートチューブの
ワンタッチ接続と、固定のためのテープ巻きを不要とす
ることができるため、ワイヤハーネスの組立作業性を大
幅に向上させることができ、その組付け作業のコストを
削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態を示すもので、継手部材を開い
た状態の斜視図である。
【図2】 (A)は第1実施形態の使用状態を示す斜視
図、(B)(C)は要部の断面図である。
【図3】 (A)は第2実施形態の要部の斜視図、
(B)は要部の断面図である。
【図4】 (A)は第3実施形態の要部の斜視図、
(B)(C)は要部の断面図である。
【図5】 (A)乃至(C)は、従来の継手部材の取付
状態を示す斜視図である。
【図6】 (A)(B)は、他の従来の継手部材の取付
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
2A、2B、2C コルゲートチューブ 3 幹線保護部 4 分岐線保護部 11 継手部材 13 幹線保護部 14 分岐線保護部 20 弾性片 20a 係止爪 20b 案内面 W/H ワイヤハーネス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスの分岐部において、ワイ
    ヤハーネスの幹線と支線とに夫々に外装したコルゲート
    チューブを連結固定する合成樹脂製の継手部材であっ
    て、 上記幹線保護部と支線保護部を設けた割り筒状の上型と
    下型とを開閉自在にヒンジ結合していると共に、これら
    上型と下型の接合面にロック手段を備え、かつ、上記幹
    線保護部および支線保護部の各先端開口をコルゲートチ
    ューブが挿入される接続口とし、各接続口近傍の周壁に
    弾性片を設けると共に、該弾性片の自由端にコルゲート
    チューブの谷部に嵌合する係止爪を突設していることを
    特徴とするワイヤハーネス外装用コルゲートチューブの
    継手部材。
  2. 【請求項2】 上記弾性片の自由端に形成する係止爪
    は、その接続口側と対向する端面を傾斜した案内面とす
    る一方、反対側の端面を軸線方向と直角な係止面として
    いる請求項1に記載のワイヤハーネス外装用コルゲート
    チューブの継手部材。
  3. 【請求項3】 上記弾性片は、上型、下型の少なくとも
    一方の周壁を、接続口近傍より奥側へと軸線方向に、あ
    るいは周方向に、コ字状に切り起こして形成している請
    求項1または請求項2に記載のワイヤハーネス外装用コ
    ルゲートチューブの継手部材。
  4. 【請求項4】 上記弾性片は、上型、下型の少なくとも
    一方の接続口の先端より奥側へと折り返して形成し、そ
    の先端に係止爪を設けると共に、弾性片と対向する周壁
    に孔をあけ、コルゲートチューブ挿入時に弾性片が弾性
    変位して外方へ退避可能としている請求項1または請求
    項2に記載のワイヤハーネス外装用コルゲートチューブ
    の継手部材。
JP8239294A 1996-09-10 1996-09-10 ワイヤハーネス外装用コルゲートチューブの継手部材 Withdrawn JPH1084611A (ja)

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