JP2008268506A - 現像装置、像保持体ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

現像装置、像保持体ユニットおよび画像形成装置 Download PDF

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啓 平田
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Abstract

【課題】現像装置が異なる高さで配置された上側攪拌搬送室と下側攪拌搬送室とを有する場合に、下側攪拌搬送室から上側攪拌搬送室に現像剤を流入させ易くすること。
【解決手段】現像剤保持体(R0)と、第1現像剤収容室(6)と、第1現像剤収容室(6)の底面に対して重力方向下方に配置された底面を有する第2現像剤収容室(7)と、第1流入部(E1)と、第2流入部(E2)と、現像剤を第1現像剤搬送方向(Yb)に搬送する第1搬送部材(21)と、第2現像剤搬送方向(Ya)に搬送する第2搬送部材(26)と、第1流入部(E1)に対応する範囲において、第2現像剤搬送方向(Ya)と直交する第2現像剤収容室(7)の断面積が、第2現像剤搬送方向(Ya)に向かうほど小さくなるように形成された第2現像剤収容室(7)とを備えたことを特徴とする現像装置(Gy,Gm,Gc,Gk)。
【選択図】図6

Description

本発明は、現像装置および前記現像装置を有する像保持体ユニットおよび画像形成装置に関する。
従来、例えば電子写真方式の複写機やプリンタ等の画像形成装置では、像保持体表面に潜像を形成し、現像装置によって、潜像を現像剤により可視像に現像することで画像を形成している。近年、画像形成装置を小型化するために、現像装置の小型化や、画像形成装置内での省スペース化が要求されている。画像形成装置内での省スペース化の技術の一例として、現像装置の現像容器の供給室と攪拌室とを異なる高さに配置することで、横方向のスペースを低減するというものがある。
前記供給室と攪拌室とが異なる高さに配置する技術として、例えば、下記の特許文献1記載の技術が知られている。
特許文献1(特開2005−283685号公報)には、鉛直方向(縦方向)に隣接して配置された現像室(23)と撹拌室(24)とを有する現像装置が記載されている。また、特許文献1では、前記現像室(23)の第1の搬送スクリュー(25)と、前記第1の搬送スクリュー(25)の逆方向に搬送する前記撹拌室(24)の第2の搬送スクリュー(26)とがほぼ平行に配置されており、前記現像室(23)と前記撹拌室(24)との間に設けられた隔壁(27)の両端部に形成された開口部(11,12)を通じて、現像剤を上側の前記現像室(23)と下側の前記撹拌室(24)との間で循環させる技術が記載されている。
また、特許文献1記載の現像装置には、前記現像剤として、現像により消費されるトナーと、現像により消費されないキャリアとを含む二成分現像剤が使用されており、現像室(23)の下流端部には、現像剤を補給する現像剤補給口(30)と、前記現像剤補給口(30)の上流側に配置されて劣化した現像剤を排出する(廃棄する)現像剤排出口(40)とが配置されており、現像時に少しずつ劣化する現像剤を交換する技術が記載されている。さらに、特許文献1記載の現像装置には、前記現像剤排出口(40)の上下方向の位置を調節し、前記現像剤排出口(40)近傍に所定の量の現像剤が堆積しなければ劣化した現像剤を排出できないようにすることにより、上側の前記現像室(23)と下側の前記撹拌室(24)との間で循環する現像剤の一部をあふれさせて廃棄する技術が記載されている。
特開2005−283685号公報(「0046」〜「0049」、「0065」〜「0070」、「0112」〜「0116」、図2、図3、図6)
(従来技術の問題点)
前記特許文献1に記載の現像装置では、前記開口部(12)を通じて上側の現像室(23)から下側の攪拌室(24)に現像剤を流入させる場合、前記第1の搬送スクリュー(25)で上側の現像室(23)の下流端まで搬送された現像剤が自然に落下することで流入する。一方、下側の撹拌室(24)から上側の現像室(23)に現像剤を流入させる場合、撹拌室(24)の下流端まで搬送した現像剤を滞留させ、且つ、滞留した現像剤の高さが、上側の現像室(23)の高さになるまで堆積させる必要がある。したがって、前記特許文献1に記載の現像装置は、上側の現像室(23)から下側の攪拌室(24)に現像剤を落下させて流入させる場合と比べ、下側の撹拌室(24)から上側の現像室(23)に現像剤を堆積させて流入させ難いという問題があった。
この結果、前記特許文献1に記載の現像装置では、現像室と撹拌室とが水平方向(横方向)に隣接して配置された場合と比べ、現像室の現像剤量が不足し易くなるという問題があった。
特に、特許文献1のように、現像剤を少しずつ廃棄する現像装置では、補給された新たな現像剤が廃棄されず、且つ、使用により劣化した現像剤を廃棄するため、現像剤排出口(40)を現像室(23)の下流側に形成し、現像剤排出口(40)から廃棄されるように構成されることが多い。このとき、現像室の現像剤量が不足すると、劣化した現像剤が前記現像剤排出口(40)から適切に廃棄されなくなるという問題があった。
本発明は、前述の事情に鑑み、次の記載内容(O01)を技術的課題とする。
(O01)現像装置が異なる高さで配置された上側攪拌搬送室と下側攪拌搬送室とを有する場合に、下側攪拌搬送室から上側攪拌搬送室に現像剤を流入させ易くすること。
前記技術的課題を解決するために、請求項1記載の発明の現像装置は、
表面に現像剤を保持して回転する現像剤保持体と、
前記現像剤保持体に供給される現像剤を収容する第1現像剤収容室と、
前記第1現像剤収容室の底面に対して重力方向下方に配置された底面を有する第2現像剤収容室と、
前記第2現像剤収容室から前記第1現像剤収容室に現像剤を流入させる第1流入部と、
前記第1現像剤収容室から前記第2現像剤収容室に現像剤を流入させる第2流入部と、
前記第1現像剤収容室内に配置され、前記第1現像剤収容室内の現像剤を前記第1流入部から前記第2流入部に向かう第1現像剤搬送方向に搬送する第1搬送部材と、
前記第2現像剤収容室内に配置され、前記第2現像剤収容室内の現像剤を前記第2流入部から前記第1流入部に向かう第2現像剤搬送方向に搬送する第2搬送部材と、
前記第1流入部に対応する範囲において、前記第2現像剤搬送方向と直交する前記第2現像剤収容室の断面積が、前記第2現像剤搬送方向に向かうほど小さくなるように形成された前記第2現像剤収容室と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の現像装置において、
前記第1流入部に対応する範囲に形成され、前記第2現像剤収容室の底面を、前記第2現像剤搬送方向に向かうほど高くなるように傾斜させる傾斜部を有する前記第2現像剤収容室、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項3記載の発明の現像装置は、
表面に現像剤を保持して回転する現像剤保持体と、
前記現像剤保持体に供給される現像剤を収容する第1現像剤収容室と、
前記第1現像剤収容室の底面に対して重力方向下方に配置された底面を有する第2現像剤収容室と、
前記第2現像剤収容室から前記第1現像剤収容室に現像剤を流入させる第1流入部と、
前記第1現像剤収容室から前記第2現像剤収容室に現像剤を流入させる第2流入部と、
前記第1現像剤収容室内に配置され、前記第1現像剤収容室内の現像剤を前記第1流入部から前記第2流入部に向かう第1現像剤搬送方向に搬送する第1搬送部材と、
前記第2現像剤収容室内に配置され、前記第2現像剤収容室内の現像剤を前記第2流入部から前記第1流入部に向かう第2現像剤搬送方向に搬送する第2搬送部材であって、回転軸と、前記回転軸に支持され且つ前記第2現像剤収容室の現像剤を前記第2現像剤搬送方向に搬送する正方向搬送羽根と、前記回転軸の前記第1流入部に対応する範囲及びその下流側に支持され且つ現像剤を前記第2現像剤搬送方向の逆方向に搬送する逆方向搬送羽根であって、前記第2現像剤搬送方向の下流側に配置された下流側逆方向搬送羽根と、前記第2現像剤搬送方向の上流側に配置され、且つ、前記回転軸の垂直方向に対する前記逆方向搬送羽根の角度が前記下流側逆方向搬送羽根と比べて大きい上流側逆方向搬送羽根と、が連続的に形成された前記逆方向搬送羽根と、を有する前記第2搬送部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の現像装置において、
前記現像剤保持体の軸方向に沿って延び、且つ、前記現像剤保持体表面の現像剤により現像されて画像が形成される画像形成領域と重複する範囲に対応して配置された前記第1流入部、
少なくとも前記第1流入部と前記画像形成領域とが重複する範囲において、前記第2現像剤搬送方向と直交する前記第2現像剤収容室の断面積が、前記第2現像剤搬送方向に向かうほど小さくなるように形成された前記第2現像剤収容室、
を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の現像装置において、
二重螺旋形状の前記上流側逆方向搬送羽根を有する前記第2搬送部材、
を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4または請求項5のいずれかに記載の現像装置において、 前記現像剤保持体の軸方向に沿って延び、且つ、前記現像剤保持体表面の現像剤により現像されて画像が形成される画像形成領域と重複する範囲に対応して配置された前記第1流入部、
少なくとも前記第1流入部と前記画像形成領域とが重複する範囲において、前記上流側逆方向搬送羽根が配置された前記逆方向搬送羽根と、を有する前記第2搬送部材、
を備えたことを特徴とする請求項4または請求項5のいずれかに記載の現像装置。
を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項3または請求項6のいずれかに記載の現像装置において、
前記第2流入部近傍に配置され、現像剤が搬送される速度である現像剤搬送速度が、その他の領域と比べて局所的に低減された搬送速度低減領域を有する前記第2現像剤収容室、
を備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の現像装置において、
回転軸と、前記回転軸に支持され且つ前記第2現像剤収容室の現像剤を前記第2現像剤搬送方向に搬送する螺旋形状の螺旋搬送羽根であって、前記螺旋搬送羽根の外径の直径である螺旋径について、前記第1流入部に対応する範囲の前記螺旋径が、前記第1流入部の上流側に対応する範囲の前記螺旋径と比べて小さくなるように設定され且つ前記第1流入部に対応する範囲における前記第2現像剤搬送方向の前記現像剤搬送速度が、前記搬送速度低減領域における前記現像剤搬送速度と比べて速くなるように設定された前記螺旋搬送羽根と、を有する前記第2搬送部材、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項9記載の発明の像保持体ユニットは、
表面に潜像が形成される像保持体と、
前記像保持体表面に潜像を可視像に現像する請求項1ないし請求項のいずれかに記載の現像装置と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項10記載の発明の画像形成装置は、
表面に潜像が形成される像保持体と、
前記像保持体表面に潜像を可視像に現像する請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の現像装置と、
前記像保持体表面の可視像を媒体に転写する転写器と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記第1流入部に対応する範囲において、前記第2現像剤収容室の断面積が前記第2現像剤搬送方向に向かうほど小さくなるため、前記第2現像剤搬送方向下流側に向かうほど搬送された現像剤を堆積し易くでき、第2現像剤収容室の底面から重力方向上方の前記第1現像剤収容室の底面まで持ち上げて流入させ易くできる。
請求項2に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記傾斜部により、前記第1流入部に対応する範囲における前記第2現像剤収容室の底面が前記第2現像剤搬送方向下流側に向かうほど高くすることで第2現像剤収容室の断面積を小さくでき、前記第2現像剤搬送方向下流側に向かうほど搬送された現像剤を堆積し易くでき、第2現像剤収容室の底面から重力方向上方の前記第1現像剤収容室の底面まで持ち上げて流入させ易くできる。
請求項3に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記第1現像剤収容室に流入する現像剤の量が多くなり、前記第1流入部と前記画像形成領域とが重複する範囲に現像剤を行き渡らせることができる。このため、前記第1流入部と前記画像形成領域とが重複する範囲に応じて現像装置を小型化できると共に、前記第1流入部と前記画像形成領域とが重複する範囲に現像剤が行き渡らないことにより発生する画像濃度ムラを低減できる。
請求項4に記載の発明によれば、前記下流側逆方向搬送羽根のピッチに比べて、前記上流側逆方向搬送羽根の角度が大きいため、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記上流側逆方向搬送羽根が前記第2現像剤搬送方向の逆方向に現像剤を搬送する力、すなわち、前記第1流入部に対応する範囲に現像剤をせき止める力を大きくでき、前記現像剤を堆積し易くできる。このため、第2現像剤収容室の底面から重力方向上方の前記第1現像剤収容室の底面まで持ち上げて流入させ易くできる。また、請求項3に記載の発明によれば、前記上流側逆方向搬送羽根の角度が前記下流側逆方向搬送羽根の角度と比べて大きいため、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記第2搬送部材が回転したときに、前記第1流入部に対応する範囲の現像剤に対して上方向の力を与え易くでき、前記現像剤を第2現像剤収容室の底面から重力方向上方の前記第1現像剤収容室の底面まで持ち上げて流入させ易くできる。
請求項5に記載の発明によれば、二重螺旋形状の前記上流側逆方向搬送羽根により、前記第1流入部に対応する範囲に現像剤をせき止める力をさらに大きくできるため、請求項3に記載の発明に比べて、前記現像剤を堆積し易くでき、第2現像剤収容室の底面から重力方向上方の前記第1現像剤収容室の底面まで持ち上げて流入させ易くできる。
請求項6に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記第1現像剤収容室に流入する現像剤の量が多くなり、前記第1流入部と前記画像形成領域とが重複する範囲に現像剤を行き渡らせることができる。このため、前記第1流入部と前記画像形成領域とが重複する範囲に応じて現像装置を小型化できると共に、前記第1流入部と前記画像形成領域とが重複する範囲に現像剤が行き渡らないことにより発生する画像濃度ムラを低減できる。
請求項7に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記第2流入部近傍の搬送速度低減領域の現像剤搬送速度と、搬送速度低減領域の下流側の現像剤搬送速度との速度差により、前記第2流入部から落下した現像剤が前記第2流入部近傍の前記搬送速度低減領域に滞留し易くなる。したがって、搬送速度低減領域の上流側の現像剤が多くなった場合に、滞留した現像剤で第2流入部からの現像剤の流入を規制できる。この結果、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記第2流入部から落下する現像剤量と、前記第1流入部から持ち上げられる現像剤量とを調節でき、前記第1現像剤収容室に流入する現像剤量が不足することにより発生する前記画像形成領域の現像剤不足を低減できる。
請求項8に記載の発明によれば、前記螺旋搬送羽根について、第1流入部に対応する範囲の前記螺旋径が、前記第1流入部の上流側に対応する範囲の前記螺旋径と比べて小さくなるように設定されているため、前記第1流入部に対応する範囲の現像剤搬送速度が、前記第1流入部の上流側の現像剤搬送速度と比べて遅くなる。したがって、前記第1流入部に対応する範囲に現像剤を滞留させることができ、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記現像剤を堆積し易くできる。このため、本発明の構成を有しない場合に比べて、第2現像剤収容室の底面から重力方向上方の前記第1現像剤収容室の底面まで持ち上げて流入させ易くできる。また、請求項7に記載の発明によれば、前記螺旋搬送羽根について、前記第1流入部に対応する範囲における前記第2現像剤搬送方向の前記現像剤搬送速度が、前記搬送速度低減領域における前記現像剤搬送速度と比べて速くなるように設定されているため、前記第1流入部から持ち上げられる現像剤量を、前記第2流入部から落下する現像剤量より多くできる。したがって、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記第1現像剤収容室に流入する現像剤量が不足することにより発生する前記画像形成領域の現像剤不足を低減できる。
請求項9に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、第2現像剤収容室の底面から重力方向上方の前記第1現像剤収容室の底面まで持ち上げて流入させ易いため、前記第1現像剤収容室に流入する現像剤量が十分な状態で像保持体表面に形成された潜像の現像を行うことができ、画質の低下を低減することができる。
請求項10に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、第2現像剤収容室の底面から重力方向上方の前記第1現像剤収容室の底面まで持ち上げて流入させ易いため、前記第1現像剤収容室に流入する現像剤量が十分な状態で画像形成を行うことができ、画質の低下を低減することができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(以下、実施例と記載する)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。また、実施例1の説明では、後述する給紙トレイが着脱される方向を前後方向とする。
図1は本発明の実施例1の現像装置を有する画像形成装置の全体説明図である。
図2は本発明の実施例1の現像装置および転写装置の拡大図である。
図1において、画像形成装置の一例としてのデジタル複写機Uは、上から順に自動原稿搬送装置U1aおよび透明な原稿台の一例であるプラテンガラスPGを有する画像読取装置本体U1bとを有する画像読取装置の一例としてのイメージスキャナU1と、画像記録装置の一例としてのプリンタU2と、を備えている。
前記自動原稿搬送装置U1aは、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて収容される原稿収容部の一例である原稿給紙トレイTG1を有している。前記原稿給紙トレイTG1に載置された複数の各原稿Giは順次プラテンガラスPG上の原稿読取り位置PSを通過して原稿排紙部の一例である原稿排紙トレイTG2に排出されるように構成されている。
前記イメージスキャナU1の画像読取装置本体U1bは、利用者が複写開始等の作動指令信号を入力操作する操作部UI、露光光学系Aおよび画像処理部GS等を有している。
前記イメージスキャナU1でプラテンガラスPG上を搬送される原稿Giまたは手動でプラテンガラスPG上に置かれた原稿(図示せず)からの反射光は、前記露光光学系Aを介して、CCD(固体撮像素子)でR(赤)、G(緑)、B(青)の電気信号に変換される。
画像処理部GSは、CCDから入力される前記RGBの電気信号をY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の画像データに変換して一時的に記憶し、前記画像データを所定のタイミングで潜像形成用の画像データとしてプリンタU2の潜像書込装置駆動回路DLに出力する。
なお、画像処理部GSは、原稿画像がモノクロの場合はK(黒)のみの画像データを前記潜像書込装置駆動回路DLに出力する。
潜像書込装置駆動回路DLは、Y,M,C,Kの各色毎に別々の駆動回路(図示せず)を有し、前記画像処理部GSから入力された画像データに応じた駆動信号を所定のタイミングで、静電潜像形成装置の一例としてのLEDヘッドLHy,LHm,LHc,LHkに出力する。
前記LEDヘッドLHy,LHm,LHc,LHkの右側には、それぞれ現像装置Gy,Gm,Gc,Gkが支持され(詳細は後述)ており、各現像装置Gy,Gm,Gc,Gkに対応して像保持体の一例としての感光体PRy,PRm,PRc,PRkが配置されている。複数の各感光体PRy,PRm,PRc,PRkは、それぞれの帯電器の一例としての帯電ロールCRy,CRm,CRc,CRkにより一様に帯電された後、画像書込位置Q1y、Q1m,Q1c,Q1kにおいて、前記LEDヘッドLHy〜LHkから出射したY,M,C,Kの潜像形成用の光により、その表面に静電潜像が形成される。前記感光体PRy,PRm,PRc,PRk表面の静電潜像は、現像領域Q2y,Q2m,Q2c,Q2kにおいて現像装置Gy,Gm,Gc,Gkにより可視像の一例としてのトナー像に現像される。
現像されたトナー像は、中間転写体の一例としての中間転写ベルトBに接触する1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kに搬送される。前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて中間転写ベルトBの裏面側に配置された一次転写器の一例としての1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kには、制御部Cにより制御される電源回路E(図1参照)から所定のタイミングでトナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加される。前記T1y,T1m,T1c,T1kにより、1次転写装置T1が構成されている。
前記各感光体PRy〜PRk上のトナー像は前記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトBに1次転写される。1次転写後の感光体PRy,PRm,PRc,PRk表面の残留トナーは、像保持体清掃器の一例としての感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLkで除去される。また、前記帯電ロールCRy,CRm,CRc,CRk表面の残留トナーは、帯電清掃器の一例としての帯電ロールクリーナCCRy, CCRm,CCRc,CCRkで除去される。
前記Y,M,C,Kの各色に対応した感光体PRy,PRm,PRc,PRkや、帯電ロールCRy,CRm,CRc,CRk、LEDヘッドLHy,LHm,LHc,LHk、現像装置Gy,Gm,Gc,Gk、および感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLkによりトナー像が形成される像保持体ユニットの一例としてのトナー像形成装置Uy,Um,Uc,Ukが構成されている。また、前記トナー像形成装置Uy,Um,Uc,Ukは、各色毎にユニット化されており、画像形成装置Uに対して着脱、交換が可能な像保持体ユニット、いわゆる、プロセスカートリッジとして構成されている。
前記感光体PRy〜PRkの上方には、中間転写ユニットの一例としてのベルトモジュールBMが配置されている。前記ベルトモジュールBMは、前記中間転写ベルトBと、張力発生部材の一例としてのテンションロールRt、駆動部材の一例としての駆動ロールRdおよび二次転写対向部材の一例としてのバックアップロールT2aを含む中間転写体支持体の一例としてのベルト支持ロール(Rt,Rd,T2a)と、前記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kと、中間転写体清掃器の一例としてのベルトクリーナCLbと、それらを支持する枠体、いわゆる、フレーム(図示せず)を有している。そして、前記中間転写ベルトBは前記ベルト支持ロール(Rt,Rd,T2a)により回転移動可能に支持されている。
図1、図2において、前記バックアップロールT2aに接する中間転写ベルトBの表面に対向して二次転写部材の一例としての2次転写ロールT2bが配置されており、中間転写ベルトBおよび2次転写ロールT2bの対向する領域には2次転写領域Q4が形成される。2次転写ロールT2bはプリンタU2のフレームに支持されている。
実施例1では、前記バックアップロールT2aはアースされ、2次転写ロールT2bには制御部Cにより制御される電源回路E(図1参照)から所定のタイミングでトナーの帯電極性と逆極性の2次転写電圧が印加される。
前記各ロールT2a,T2bにより2次転写器T2が構成されており、前記1次転写装置T1、中間転写ベルトB、二次転写器T2等により感光体PRy、PRm、PRc,PRk表面のトナー像を、媒体の一例としての記録シートSに転写する転写器(T1+B+T2)が構成されている。
前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kで転写器T1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトB上に順次重ねて転写された多色トナー像または単色トナー像は、前記2次転写領域Q4に搬送される。
前記プロセスカートリッジUy,Um,Uc,Ukの下方には複数の給紙容器、いわゆる給紙トレイTR1〜TR4が、左右一対の案内部材、いわゆる、ガイドレールGR,GRにより前後に挿抜可能に支持されている。給紙トレイTR1〜TR4内の媒体の一例としての記録シートSは、取出し部材の一例としてのピックアップロールRpにより取り出され、捌き部材の一例としてのさばきロールRsにより1枚ずつ分離される。1枚ずつに分離された記録シートSは、複数の搬送部材の一例としての搬送ロールRaにより搬送され、転写位置搬送時期調整部材の一例としてのレジロールRrに送られる。レジロールRrは、前記中間転写ベルトBに一次転写されたトナー像が2次転写領域Q4に搬送されるのにタイミングを合わせて、前記記録シートSを2次転写領域Q4に搬送する。
前記中間転写ベルトB上のトナー像は、前記2次転写領域Q4を通過する際に前記2次転写器T2により前記記録シートSに転写される。2次転写後の前記中間転写ベルトBは、ベルトクリーナCLbによりクリーニングされる。
前記トナー像が2次転写された記録シートSは、定着領域Q5に搬送される。定着装置Fは、加熱定着部材の一例としての加熱ロールFhおよび加圧定着部材の一例としての加圧ロールFpを有する。前記加熱ロールFhおよび加圧ロールFpの圧接部に形成される定着領域Q5に搬送される記録シートSは前記定着領域Q5を通過する際に前記トナー像が加熱定着され、排出ロールRhから排紙トレイTRhに排出される。前記符号Rp,Rs,Ra,Rr,Rh等により示された要素により媒体搬送装置の一例としてのシート搬送装置SHが構成されている。
なお、前記加熱ロールFh表面には、記録シートSの前記加熱ロールFhからの離型性を良くするための離型剤が離型剤塗布装置Faにより塗布されている。
前記ベルトモジュールBMの上方にはY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(黒)の各現像剤を収容する現像剤補給容器の一例としての現像剤カセットKy,Km,Kc,Kkが配置されている。各現像剤カセットKy,Km,Kc,Kkに収容された現像剤は前記現像装置Gy,Gm,Gc,Gkの現像剤の消費に応じて、図示しない現像剤補給路から前記各現像装置Gy,Gm,Gc,Gkに補給される。
(現像装置の説明)
図3は本発明の実施例1の現像装置を前後方向の中央部で切断したときの断面図である。
図4は本発明の実施例1の現像装置の全体説明図であり、図4Aは現像容器カバーが取り外された状態の要部断面斜視説明図であり、図4Bは実施例1の供給オーガの拡大説明図であり、図4Cは実施例1の攪拌オーガの拡大説明図である。
図5は図4に示す現像装置の前端部の拡大図である。
図6は現像装置の後端部の拡大図であり、図6Aは現像装置の後端部の要部斜視説明図、図6Bは図3のVIB−VIB線断面斜視図である。
次に、前記本発明の実施例1の現像装置Gy,Gm,Gc,Gkの説明をするが、各色の現像装置Gy,Gm,Gc,Gkは同様に構成されているため、Y色の現像装置Gyについてのみ詳細な説明をし、その他の色の現像装置Gm,Gc,Gkについては、詳細な説明を省略する。
図2〜図5において、感光体PRyに対向して配置された現像装置Gyは、トナー及びキャリアとを含む2成分現像剤を収容する現像容器Vを有している。前記現像容器Vは、現像容器本体1と、図2、図3に示すように現像容器本体1の上端を塞ぐ蓋部材の一例としての現像容器カバー2と、図5に示すように、現像容器本体1の前端に連結された現像剤給廃棄部材の一例としての現像剤給廃棄筒3とを有している。
前記現像容器カバー2は、逆L字型の供給側用閉塞部2aと、逆凹型の仕切壁係合部2bと、半円筒型の第2攪拌室頂壁部2cとを有している。
図2〜図4において、現像容器本体1はその内側に、現像剤保持体収容部の一例としての現像ロール室4と、前記現像ロール室4に隣接する第1現像剤収容室の一例としての第1撹拌室6と、現像容器Vの横方向および縦方向の大きさを小型化するために前記第1撹拌室6の右斜め下方に隣接して配置された第2現像剤収容室の一例としての第2撹拌室7とを有している。前記現像ロール室4内には、現像剤保持体の一例としての現像ロールR0が収容されており、前記現像ロールR0の回転方向上流側には、現像ロールR0表面の現像剤の層厚を規制するための層厚規制部材8が設けられている。
図4、図5において、前記第1撹拌室6の前側には、現像剤給廃棄筒3内部の給廃棄室6aが接続されており、第2撹拌室7の前側には、現像剤給廃棄筒3内部の補給室7aが接続されている。図4において、前記給廃棄室6aの前端部(+X端部)の上面には、前記現像剤カセットKy,Km,Kc,Kkからの現像剤が補給される現像剤補給口3aが形成されている。また、前記給廃棄室6aの後部の下面には、現像剤排出部の一例としての現像剤排出口3bが形成されており、現像剤排出口3bから排出されて落下した廃棄現像剤は図示しない現像剤回収容器に回収される。
図3〜図6に示すように、前記現像容器本体1において、前記第1撹拌室6と第2撹拌室7との間には、両端部以外の部分に前記仕切壁係合部2bに嵌まる凸型の仕切壁9が形成されており、後端部に後端仕切壁11が形成されている。したがって、前記第1撹拌室6及び第2撹拌室7は、前記仕切壁9と前記後端仕切壁11との間に配置された第1流入部の一例としての上昇流入部E1および前側に配置された第2流入部の一例としての下降流入部E2において通じており、現像剤が循環可能に構成されている。
なお、実施例1では、前記第2撹拌室7の下面には、前記上昇流入部E1と対応する位置に、傾斜面7bが設けられており、前記上昇流入部E1の前側から後側に行くにつれて、前記第2撹拌室7の半円筒状の下面の径が絞られている。したがって、前記第2撹拌室7の底が後方(−X方向)に行くほど高くなっている。また、前記第2撹拌室7には、前記後端仕切壁11と対応する位置に、後述する撹拌オーガ(26)の逆搬送羽根(28c)を収容する逆搬送羽根収容室7cが形成されている。前記逆搬送羽根収容室7cの径は、前記仕切壁9の位置に対応する前記第2撹拌室7の下面の径と比べて、前記傾斜面7bに応じた分だけ小さくなっている。
また、前記上昇流入部E1では、前記第1撹拌室6の下面と、第2撹拌室7の下面との間が、上側の前記第1撹拌室6に向けて傾斜する流入傾斜面E1aで接続されている。すなわち、前記流入傾斜面E1aは、前記第1撹拌室6の底面と、第2撹拌室7の表面とを接続する共通接線に沿った面形状となっている。したがって、図6Aで示すように、前記上昇流入部E1の前端では、前記流入傾斜面E1aは、図3の破線で示される前記第1撹拌室6および前記第2撹拌室7の下面を接続する共通接線LS1に沿って形成され、前記上昇流入部E1の後端では、前記流入傾斜面E1aは、前記第1撹拌室6および前記傾斜面7bの後端とを接続する共通接線LS2に沿って形成されている。
なお、実施例1では、前記上昇流入部E1の前端から後端までの幅、すなわち、前記上昇流入部E1の流入幅d1が28mmに設定されている。
さらに、図4A、図6A、図6Bに示すように、実施例1の前記上昇流入部E1は、現像ロールR0の後端部と重複する位置に配置されている。すなわち、前記上昇流入部E1は、現像が行われる範囲(画像形成領域)と重複する位置に配置されている。
また、前記下降流入部E2には、開口形成部材12が装着されている。なお、開口形成部材12の詳細については後述する。
また、前記現像剤給廃棄筒3において、給廃棄室6aと補給室7aとの間には、仕切壁13が形成されている。したがって、図4に示すように、給廃棄室6aと補給室7aとは、第3流入部の一例としての補給流入部E3により通じており、給廃棄室6aから補給室7aへ現像剤が流入可能に構成されている。
前記第1撹拌室6及び第2撹拌室7とによって循環撹拌室(6+7)が構成されている。
図3〜図6において、前記第1撹拌室6内には、現像剤を撹拌しながら搬送すると共に現像ロールR0に供給する第1搬送部材の一例としての供給オーガ21が配置されている。前記供給オーガ21は、前記現像ロールR0の軸方向に平行に伸びる第1回転軸22と、前記第1回転軸22の外周に支持された螺旋状の第1搬送羽根23とを有する。
図4Bにおいて、実施例1の第1搬送部材21の第1回転軸22は、前記上昇流入部E1に対応する位置に、径φ1の大径軸部22aと、径φ2が前記径φ1よりも小さい小径軸部22bとを有する。
また、第1搬送羽根23は、給廃棄室6aの前端部に対応して配置された補給用逆搬送羽根23aと、給廃棄室6aの中央部から後部に対応して配置された第4搬送部材の一例としての廃棄用搬送羽根23bと、給廃棄室3aの後端部から下降流入部E2の前側までに対応して配置された逆搬送部および第3搬送部材の一例としての循環用逆搬送羽根23cと、下降流入部E2から上昇流入部E1の前端の間の前記小径軸部22bに対応して配置された第1主撹拌搬送羽根23dと、前記大径軸部22aに対応して配置された減速搬送羽根23eとを有する。
なお、実施例1では、各羽根23a〜23eは、それぞれ、螺旋状に形成されており、第1主撹拌搬送羽根23dの一回転で現像剤が移動する距離、すなわち、軸方向に隣接する羽根どうしの間隔、いわゆる、ピッチP1は、各搬送羽根23a〜23cや前記減速搬送羽根23eのピッチP2よりも大きく設定されている。また、実施例1では、前記供給オーガ21は、第1回転軸22と第1搬送羽根23は樹脂により一体形成されているが、軸と搬送羽根を別体で構成して組み立てることも可能である。さらに、実施例1では、前記各羽根23a〜23eは、1つの第1回転軸22に設けられているが、この構成に限定されず、例えば、補給用逆搬送羽根23aとその回転軸、廃棄用搬送羽根23bとその回転軸、循環用逆搬送羽根23cとその回転軸、第1主撹拌搬送羽根23dとその回転軸、減速搬送羽根23eとその回転軸、というように別体に構成することが可能である。
また、前記第2撹拌室7内には、現像剤を撹拌しながら搬送する第2搬送部材の一例としての撹拌オーガ26が配置されている。前記撹拌オーガ26は、前記現像ロールR0の軸方向に沿って延びる第2回転軸27と、前記第2回転軸27の外周に支持された螺旋状の第2搬送羽根28とを有する。第2搬送羽根28は、補給室7aに対応して配置された補給用搬送羽根28aと、下降流入部E2から上昇流入部E1の後側までに対応して配置された正方向搬送羽根の一例としての第2主撹拌搬送羽根28bと、前記逆搬送羽根収容室7cに対応して配置された逆方向搬送羽根の一例としての逆搬送羽根28cとを有する。
なお、実施例1では、各羽根28a〜28cは、螺旋状に形成されている。また、前記第2主撹拌搬送羽根28bのピッチは、各搬送羽根23a〜23cのピッチよりも大きく設定されている。また、前記第2主撹拌搬送羽根28bのピッチは、前記上昇流入部E1の流入幅d1(28mm)よりも短くなるように予め設定されている。具体的には、前記第2主撹拌搬送羽根28bのピッチは、22mmに設定されている。また、前記第2主撹拌搬送羽根28bの後端部は、前記第2撹拌室7の傾斜面7bに応じて、前記第2主撹拌搬送羽根28bの外径の直径である螺旋径が連続的に小さくなっている。
また、前記逆搬送羽根28cには、前記第2撹拌室7の後端部からピッチが5mm、巻き数が2巻の下流側逆方向搬送羽根の一例としての第1逆搬送羽根28c1と、ピッチが14mm、巻き数が1/2巻の上流側逆方向搬送羽根の一例としての第2逆搬送羽根28c2とが連続的に形成されている。
また、実施例1では、第2主撹拌搬送羽根28bの下流端と前記逆搬送羽根28cの第2逆搬送羽根28c2の上流端との間隔d2が8mmに設定されている。さらに、前記逆搬送羽根28cの螺旋径φ0は、前記第2逆搬送羽根28c2のピッチと同じ長さである14mmが設定されている。
また、図4に示すように、第2主搬送羽根28bの設けられている領域には、所定の間隔をあけて、複数の平板状の撹拌部材28dが第2回転軸28に支持されている。また、実施例1の撹拌オーガ26も、供給オーガ21と同様に、一体形成されている。さらに、実施例1では、前記各羽根28a〜28cは、1つの第2回転軸27に設けられているが、この構成に限定されず、例えば、補給用搬送羽根28aとその回転軸、第2主撹拌搬送羽根28bとその回転軸、逆搬送羽根28cとその回転軸、というように別体に構成することが可能である。
なお、実施例1では、前記撹拌オーガ26は、図示しない現像装置用モータの回転力がギヤに伝達されて、図3に示す回転方向Y0に回転駆動する。このとき、前記撹拌オーガ26では、前記回転方向Y0に応じて、現像剤が前記第2撹拌室7で左側に片寄るように、すなわち、前記上昇流入部E1で現像剤が前記第1撹拌室6側に持ち上がる方向の力を受けるように前記第2搬送羽根28の巻き方向及び回転方向が設定されている(図4C参照)。
前記各搬送部材21、26が回転すると、現像剤補給口3aから補給された現像剤は、補給用逆搬送羽根23aと排気用搬送羽根23bにより、補給流入部E3に流入し、補給室7aに搬送される。補給室7aに搬送された現像剤は、補給用搬送羽根28aにより現像容器本体1内の第2撹拌室7に搬送され、第2主搬送羽根28bにより、第2現像剤搬送方向Yaに搬送される。上昇流入部E1まで搬送された現像剤は、第2主搬送羽根28bと、第2現像剤搬送方向とは逆方向に搬送する逆搬送羽根28cとにより、滞留して現像剤量が増加し、斜め上方の第1撹拌室6に流入する。
第1撹拌室6に流入した現像剤は、第1主搬送羽根23dにより、第2現像剤搬送方向Yaとは逆方向の第1現像剤搬送方向Ybに搬送される。第1撹拌室6を搬送される現像剤は、搬送中に現像ロールR0表面に磁力により付着し、現像に使用される。下降流入部E2まで搬送された現像剤は、第1現像剤搬送方向Ybとは逆方向に現像剤を搬送しようとする循環用逆搬送羽根23cにより、下降流入部E2に滞留し、重力により下降流入部E2を通じて第2撹拌室7に流入する。この結果、撹拌部材21,26により撹拌室6,7内の現像剤が撹拌されながら循環、搬送される。
また、下降流入部E2の現像剤が多くなると、その一部は、循環用逆搬送羽根23cにより逆方向に搬送しきれず、給廃棄室7a側の廃棄用搬送羽根23bまで流入する場合がある。この場合、循環用逆搬送羽根23cを越えて廃棄用搬送羽根23b側に流入した現像剤は、廃棄用搬送羽根23bにより現像剤排出口3bに搬送されて廃棄される。
(開口形成部材の説明)
図7は実施例1の現像装置の開口形成部材の説明図である。
図3〜図7において、下降流入部E2に配置された開口形成部材12は、仕切壁9に対応して形成された形成部材本体31を有する。前記形成部材本体31には、下降流入部E2の底面の形状に合わせた被支持部32が形成されており、被支持部32により下降流入部E2の底面に支持される。前記形成部材本体31の上部後端には、二又に分岐した形状の仕切壁挟持部33が形成されており、仕切壁挟持部33は、下降流入部E2装着時に仕切壁9を挟んだ状態で位置決め固定される。また、前記形成部材本体31の上部前端には、現像容器本体1の前壁面に係合する壁面係合部34が形成されている。図5,図7において、形成部材本体31の上下方向中央部の右寄り、すなわち、第1現像剤搬送方向Ybの上流側には、左右方向に貫通する横幅A×縦の長さa1の第1の開口部36が形成されている。なお、実施例1では、前記第1の開口部36の大きさは、12mm×4.5mmに設定されている。
また、前記形成部材本体31には、壁面係合部34の後側上端部に左右方向に貫通する第2の開口部37が形成されている。したがって、前記第2の開口部37は、第1の開口部36の位置に対して、第1現像剤搬送方向Ybの下流側且つ鉛直方向上方に配置されている。なお、実施例1では、前記第2の開口37の大きさは、横6mm×縦3mmと第1の開口部36に対して小さい開口面積に設定されている。
さらに、図5において、実施例1の開口形成部材12では、第1の開口部36は、現像容器Vの現像ロールの軸方向の長さを少しでも短くするために、現像ロールR0の前端部、すなわち現像が行われる範囲に対して、軸方向の一部が重複する位置に配置されている。また、第2の開口部37は、現像が行われる範囲の端部での現像剤不足あるいは現像剤過剰の発生やそれに伴う画像形成時の濃度ムラの発生を防止するために現像が行われる範囲から外れた位置に配置されると共に、過剰な現像剤のみを第2撹拌室7側に流入させるために循環用逆搬送羽根23cの位置に対応して配置されている。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1の画像形成装置Uでは、前記攪拌オーガ26の第2主搬送羽根28bにより、第2撹拌室7を第2現像剤搬送方向Yaに搬送された現像剤は、上昇流入部E1に搬送される。上昇流入部E1に搬送された現像剤は、前記逆搬送羽根28cにより逆方向に搬送されるため、上昇流入部E1の後端で滞留してせき止められる。この結果、上昇流入部E1での現像剤量が増加し、前記流入傾斜面E1aを通過して斜め上方の第1撹拌室6に流入する。このとき、前記上昇流入部E1では、前記第1撹拌室6と第2撹拌室7との間が、前記第1撹拌室6の底面と前記第2撹拌室7の表面とを接続する共通接線に沿った面形状の前記流入傾斜面E1aで接続されている。したがって、実施例1の画像形成装置Uの前記上昇流入部E1が、例えば、前記第1撹拌室6と第2撹拌室7の半円筒状の底面形状が接続された場合のように、接続部に形成される段差が障害となる場合に比べ、現像剤が前記第1撹拌室6に流入するときの障害が低減でき、現像剤を前記第1撹拌室6に流入させ易くすることができる。
また、実施例1の画像形成装置Uでは、前記第2撹拌室7の傾斜面7bにより、前記第2撹拌室7の底が後方(−X方向)に行くほど高くなっている。すなわち、前記上昇流入部E1の前端から後端に行くほど底上げされた傾斜面7bにより搬送されてきた現像剤が上方に持ち上げられる。したがって、実施例1の画像形成装置Uでは、前記傾斜面7bが設けられていない場合と比べ、前記上昇流入部E1でせき止められた現像剤が斜め上方の前記第1撹拌室6に流入し易くすることができる。
また、実施例1の画像形成装置Uでは、前記第2攪拌室7の上方は、半円筒型の前記第2攪拌室頂壁部2cで覆われており(図3参照)、前記第2撹拌室7は、前記上昇流入部E1以外の範囲、すなわち、前記各仕切壁9,11に対応する範囲では、前記攪拌オーガ26の周囲を覆うような断面円状の空間となっている。したがって、前記第2撹拌室7が断面U状で覆われている場合と比べ、前記攪拌オーガ26の上側の余分な隙間を低減できるため、前記上昇流入部E1でせき止められて嵩が高くなった現像剤が、第2現像剤搬送方向Yaに逆流することを低減できる。この結果、実施例1の画像形成装置Uは、前記上昇流入部E1で現像剤を効率良くせき止めて、前記第1撹拌室6に移動させることができると共に、現像剤の逆流の低減により、前記攪拌オーガ26の搬送性を確保できる。
また、実施例1の画像形成装置Uでは、前記攪拌オーガ26は、前記第2搬送羽根28の巻き方向及び回転方向により、前記上昇流入部E1でせき止められた現像剤が前記第1撹拌室6側に持ち上がる方向の力を受けるため、現像剤を前記第1撹拌室6に流入させ易くすることができる。
また、前記第2搬送羽根28の逆搬送羽根28cは、前記逆搬送羽根28cの搬送方向(第2現像剤搬送方向Yaの逆方向)の下流側に配置された前記第2逆搬送羽根28c2が、上流側に配置された前記第1逆搬送羽根28c1と比べ、ピッチが大きく設定されている。したがって、前記第2逆搬送羽根28c2は、上流側に配置された前記第1逆搬送羽根28c1と比べ、前記逆搬送羽根28cの搬送方向(第2現像剤搬送方向Yaの逆方向)下流端、すなわち、前記上昇流入部E1の後端に現像剤を押し戻す力(せき止める力)を大きくすることができる。
また、実施例1の画像形成装置Uでは、前記上昇流入部E1は、現像ロールR0の後端部と重複する位置、すなわち、現像が行われる範囲の位置に配置されているため、現像容器Vの現像ロールR0の軸方向の長さを短くすることができる(図4A、図6A、図6B参照)。また、前記供給オーガ21は、前記上昇流入部E1に対応する範囲に配置された径φ1の前記大径軸部22aにより、前記減速搬送羽根23eで搬送可能な断面積が小さくなるため、前記上昇流入部E1に対応する範囲、すなわち、前記大径軸部22aの現像剤搬送速度は、下流側の前記小径軸部22bの現像剤搬送速度よりも遅くなる。さらに、前記大径軸部22aに配置された前記減速搬送羽根23eのピッチP1は、前記小径軸部22bに配置された前記第1主撹拌搬送羽根23dのピッチP2より小さいため、前記大径軸部22aの現像剤搬送速度は、前記小径軸部22bの現像剤搬送速度よりさらに遅くなる。
したがって、前記大径軸部22aと前記小径軸部22bとの間の現像剤搬送速度の差によって、前記上昇流入部E1に対応する範囲には、前記第2撹拌室7から持ち上げられた現像剤が滞留し易くなる。この結果、実施例1の画像形成装置Uでは、前記上昇流入部E1と現像ロールR0の後端部とが重複する範囲の現像剤量を十分に確保することができ、画像形成処理時に、斜め上方の前記現像ロールR0の後端部に現像剤が行き渡らずに、いわゆる、現像剤不足が発生することを低減できる。すなわち、実施例1の画像形成装置Uは、前記上昇流入部E1と現像ロールR0の後端部とを重複させて画像形成装置UのX軸方向のサイズを短くしつつ、現像ロールR0の後端部の現像剤の濃度不足や像欠け等の画質の劣化の発生を低減できる。
図8は本発明の実施例2の現像装置の説明図であり、図8Aは実施例1の図4Bに対応する要部拡大図、図8Bは実施例1の図4Cに対応する説明図である。
次に本発明の実施例2の画像形成装置の説明を行うが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図8Aにおいて、本発明の実施例2の供給オーガ21′では、実施例1の供給オーガ21に比べて、前記第1回転軸22の大径軸部22aが省略され、全体が径φ2に構成されている。また、前記第1搬送羽根23は、前記上昇流入部E1と現像ロールR0の後端部とが重複している範囲には、減速搬送羽根23eに代えて、前記第1主撹拌搬送羽根23dのピッチP2より大きいピッチP1で設定され、軸方向(X軸方向)の垂直方向(Z軸方向)に対する傾きである傾斜角を大きくした大傾斜角搬送羽根23e′が設けられている。
また、図8Aにおいて、前記第1回転軸22には、大傾斜角搬送羽根23e′の前端から後端にかけて、軸方向に沿った平板状の撹拌羽根23fが形成されている。前記撹拌羽根23fは、前記第1回転軸22の円筒面の円周方向に180°ずれた位置において半径方向に延びている。なお、前記撹拌羽根23fの数及び配置位置は、2枚・180°に限定されず、1枚のみ、3枚・120°、4枚・90°、5枚・72°、6枚・60°等任意のものを採用することが可能である。また、前記撹拌羽根23fの延びる方向は軸方向(X軸方向)に限定されず、前記第1回転軸22の軸方向(X軸方向)から傾斜させることも可能である。なお、この場合、垂直方向(Z軸方向)の力を大きくすると共に、前記第1回転軸22の軸方向(X軸方向)に搬送する力を与えることになるが、軸方向に対する傾斜角度を大傾斜角搬送羽根23e′よりも小さくすることにより、大傾斜角搬送羽根23e′のみが配置されている場合と比べて、現像剤搬送速度を遅くすることができる。さらに、前記撹拌羽根23fの範囲は、大傾斜角搬送羽根23e′の前端から後端までの範囲に限定されず、前記範囲を短縮したり、前記第1主撹拌搬送羽根23dの範囲にまで延長したりすることも可能である。
また、図8Bにおいて、本発明の実施例2の攪拌オーガ26′では、前記第2搬送羽根28の逆搬送羽根28cは、前記第2逆搬送羽根28c2の後方(−X方向)で隣接する位置に、ピッチが14mm、巻き数が1/2巻の第3逆搬送羽根28c3が配置されている。すなわち、実施例2では、前記逆搬送羽根28cの第2逆搬送羽根28c2と第3逆搬送羽根28c3とが、いわゆる、2重螺旋状に形成されている。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2の画像形成装置Uでは、前記攪拌オーガ26′は、逆搬送羽根28cの第2逆搬送羽根28c2と第3逆搬送羽根28c3とが2重螺旋状に形成されているため、実施例1の逆搬送羽根28cと比べ、前記逆搬送羽根28cが前記上昇流入部E1の後端に現像剤を押し戻す力(せき止める力)を大きくすることができる。したがって、実施例2の画像形成装置は、前記逆搬送羽根28cが前記上昇流入部E1の後端に現像剤を押し戻す力をさらに大きくすることができる。
また、実施例2の画像形成装置Uでは、前記大傾斜角搬送羽根23e′の角度が大きいため、前記供給オーガ21′が回転したときに、搬送される現像剤に対して上方向(+Z方向)の力を与え易くなる。したがって、実施例2の画像形成装置Uでは、前記大傾斜角搬送羽根23e′が、前記第2撹拌室7から持ち上げられた現像剤を、斜め上方の前記現像ロールR0の後端部に供給し易く(寄せ易く)することができる。
さらに、実施例2の画像形成装置Uでは、前記大傾斜角搬送羽根23e′の前後端にかけて配置された前記撹拌羽根23fにより、前記大傾斜角搬送羽根23e′の範囲の現像剤が攪拌されて搬送力が付与されないため、前記大傾斜角搬送羽根23e′の範囲における現像剤搬送速度を低減することができる。したがって、実施例2の画像形成装置Uは、前記大傾斜角搬送羽根23e′により現像剤が搬送されすぎることを防止でき、前記現像ロールR0の後端部で現像剤が不足することを低減できる。この結果、実施例2の画像形成装置Uは、実施例1の画像形成装置Uと同様の作用効果を奏する。
図9は本発明の実施例3の現像装置の説明図であり、図9Aは実施例1の図5に対応する要部拡大図、図9Bは実施例1の図4Cに対応する説明図である。
次に本発明の実施例3の画像形成装置の説明を行うが、この実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例3は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図9において、本発明の実施例3の現像装置Gy〜Gkでは、第2撹拌室7には、下降流入部E2から現像剤が流入する第2撹拌室流入領域7dに対して、第2現像剤搬送方向Yaの下流側に搬送速度低減領域7eが設定されている。
実施例3の撹拌オーガ26″には、第2回転軸27の搬送速度低減領域7eに対応する位置に、搬送速度低減部材の一例として、軸方向に沿った平板状の撹拌部材29が支持されている。なお、実施例3では、前記搬送速度低減領域7eにおける現像剤搬送速度をVとし、前記搬送速度低減領域7eの下流側における現像剤最大搬送速度をVmaxとした場合に、0≦V≦(0.5×Vmax)が成立するように設定されている。また、実施例3では、前記搬送速度低減領域7eの現像剤が単位断面積を通過する速度の平均、すなわち、単位断面積あたりの平均流速をQとし、前記上昇流入部E1における現像剤の単位断面積あたりの平均流速をQとした場合に、Q≦Qが成立するように設定されている。
(実施例3の作用)
前記構成を備えた実施例3の画像形成装置Uでは、前記撹拌オーガ26″の撹拌部材29により、前記搬送速度低減領域7eの現像剤は、第2現像剤搬送方向Yaへの搬送力を受けずに撹拌される。すなわち、搬送速度低減領域7eの現像剤搬送速度が低減され、搬送速度低減領域7eから上流側に現像剤が滞留することがある。そして、上流側の第2撹拌室流入領域7dまで現像剤が滞留することにより、第1の開口部36から第2撹拌室7に現像剤が流入しにくくなり、流入する現像剤量が規制される。したがって、実施例3の画像形成装置Uでは、第1撹拌室6の現像剤を、第2撹拌室7に流入させ難くすることができる。また、第1の開口36からの流入が規制された現像剤は、第1撹拌室6で滞留し、現像剤排出口3bから少しずつ排出される。したがって、実施例3の画像形成装置Uでは、現像剤を交換し易くすることができる。
その他、実施例3の画像形成装置Uは、実施例1、2の画像形成装置Uと同様の作用効果を奏する。
図10は本発明の実施例4の現像装置の説明図であり、図10Aは実施例3の図9Aに対応する要部拡大図、図10Bは実施例1の図4Cに対応する説明図である。
次に本発明の実施例4の画像形成装置の説明を行うが、この実施例4の説明において、前記実施例3の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例4は、下記の点で前記実施例3と相違しているが、他の点では前記実施例3と同様に構成されている。
図10において、本発明の実施例4の撹拌オーガ31には、実施例3の撹拌オーガ26″と比べ、前記撹拌部材29が省略されており、撹拌オーガ31の補給用搬送羽根28aは、第2回転軸27の第2撹拌室流入領域7dから搬送速度低減領域7eに対応する範囲まで延びた状態で形成されている。
なお、前記撹拌オーガ31の第2搬送羽根28の各羽根28a,28b,28cが現像剤を搬送する力は、前記攪拌部材28dが形成されていない範囲では、前記各羽根28a,28b,28cで搬送可能な断面積と、ピッチとの積で示すことができる。実施例4では、前記補給用搬送羽根28aで搬送可能な断面積をDa、ピッチをPaとし、前記上昇流入部E1の範囲における前記第2主撹拌搬送羽根28bの断面積の平均値をDb、ピッチをPbとした場合、(Da×Pa)<(Db×Pb)が成立するように設定されている。すなわち、前記第2撹拌室7において、第2撹拌室流入領域7dおよび搬送速度低減領域7eにおける現像剤搬送速度が、傾斜面7bにおける現像剤搬送平均速度より遅くなるように設定されている。
(実施例4の作用)
前記構成を備えた実施例4の画像形成装置Uでは、前記撹拌オーガ31の補給用搬送羽根28aにより、第2撹拌室流入領域7dおよび搬送速度低減領域7eの現像剤搬送速度が、搬送速度低減領域7eより下流側(傾斜面7bを含む)の現像剤搬送速度より遅くなる。したがって、過剰な現像剤が下降流入部E2に流入した場合に、搬送速度低減領域7eから上流側に現像剤が滞留し易くなる。そして、上流側の第2撹拌室流入領域7dまで現像剤が滞留することにより、第1の開口部36から第2撹拌室7に現像剤が流入し難くなり、流入する現像剤量が規制される。したがって、実施例4の画像形成装置Uは、実施例3の画像形成装置Uと同様の作用効果を奏する。
その他、実施例4の画像形成装置Uは、実施例1、2の画像形成装置Uと同様の作用効果を奏する。
図11は本発明の実施例5の現像装置の説明図であり、実施例1の図6Aに対応する要部斜視説明図である。
次に本発明の実施例5の画像形成装置の説明を行うが、この実施例5の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例5は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図11において、本発明の実施例5の後端仕切壁11′は、前端部が前記画像形成領域の後端より後方(−X方向)となるように形成されている。すなわち、実施例5の上昇流入部E1′の後端は、前記画像形成領域の後端より後方(−X方向)となるように設定されている。また、実施例5では、前記第2逆搬送羽根28c2は前記上昇流入部E1′と前記画像形成領域とが重複する範囲まで配置されている。
(実施例5の作用)
前記構成を備えた実施例5の画像形成装置Uでは、前記第2逆搬送羽根28c2が前記上昇流入部E1′と前記画像形成領域とが重複する範囲まで配置されているため、前記攪拌オーガ26が回転したときに、前記第2逆搬送羽根28c2によって前記上昇流入部E1の現像剤を前記第1撹拌室6側に持ち上げることができる。また、実施例5の画像形成装置Uでは、前記第2逆搬送羽根28c2の傾きが大きいため、前記第2逆搬送羽根28c2が前記現像剤を持ち上げる力を大きくすることができる。
さらに、実施例5の画像形成装置Uでは、上昇流入部E1′の後端は、前画像形成領域の後端より後方(−X方向)となるように設定されているため、前記第2逆搬送羽根28c2によって持ち上げられた現像剤を前記画像形成領域の後端に行き渡らせ易くすることができ、軸方向の端部での濃度ムラ(濃度低下)を低減できる。
その他、実施例5の画像形成装置Uは、実施例1の画像形成装置Uと同様の作用効果を奏する。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H05)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置としての複写機を例示したが、これに限定されず、FAXやプリンタあるいはこれらすべてまたは複数の機能を備えた複合機とすることも可能である。また、フルカラーの画像形成装置に限定されず、単色、いわゆるモノクロの画像形成装置により構成することも可能である。
(H02)前記実施例において、供給オーガ21,21′および撹拌オーガ26,26′,26″,31は、回転軸と羽根とを有する形態、いわゆるオーガにより構成したが、これに限定されず、つるまき形状の形態、いわゆるアジテータにより構成することも可能である。
(H03)前記実施例において、例示した数値は、設計や仕様等に応じて任意に変更可能である。
(H04)前記実施例において、第1の開口部と第2の開口部を開口形成部材12に形成して、開口形成部材を下降流入部に装着する構成を例示したが、これに限定されず、例えば、仕切壁に穴をあけることで第1の開口部および第2の開口部を形成したり、仕切壁の形状そのものを第1の開口部および第2の開口部が形成される形状としたりすることも可能である。
(H05)前記実施例の画像形成装置Uでは、トナーとキャリアを含む二成分現像剤が使用され、前記現像装置Gy,Gm,Gc,Gkは、劣化した現像剤を少しずつ交換するために、前記現像剤カセットKy,Km,Kc,Kkからの現像剤が補給される前記現像剤補給口3aと、廃棄現像剤を現像剤回収容器に回収させるための前記現像剤排出口3bとが形成された前記現像剤給廃棄筒3を有しているが、これに限定されず、本発明は、前記現像剤給廃棄筒3が省略され、現像剤を交換しない現像装置Gy,Gm,Gc,Gkにも適用可能である。
図1は本発明の実施例1の現像装置を有する画像形成装置の全体説明図である。 図2は本発明の実施例1の現像装置および転写装置の拡大図である。 図3は本発明の実施例1の現像装置を前後方向の中央部で切断したときの断面図である。 図4は本発明の実施例1の現像装置の全体説明図であり、図4Aは現像容器カバーが取り外された状態の要部断面斜視説明図であり、図4Bは実施例1の供給オーガの拡大説明図であり、図4Cは実施例1の攪拌オーガの拡大説明図である。 図5は図4に示す現像装置の前端部の拡大図である。 図6は現像装置の後端部の拡大図であり、図6Aは現像装置の後端部の要部斜視説明図、図6Bは図3のVIB−VIB線断面斜視図である。 図7は実施例1の現像装置の開口形成部材の説明図である。 図8は本発明の実施例2の現像装置の説明図であり、図8Aは実施例1の図4Bに対応する要部拡大図、図8Bは実施例1の図4Cに対応する説明図である。 図9は本発明の実施例3の現像装置の説明図であり、図9Aは実施例1の図5に対応する要部拡大図、図9Bは実施例1の図4Cに対応する説明図である。 図10は本発明の実施例4の現像装置の説明図であり、図10Aは実施例3の図9Aに対応する要部拡大図、図10Bは実施例1の図4Cに対応する説明図である。 図11は本発明の実施例5の現像装置の説明図であり、実施例1の図6Aに対応する要部斜視説明図である。
符号の説明
6…第1現像剤収容室、7…第2現像剤収容室、7b…傾斜面、7e…搬送速度低減領域、21…第1搬送部材、26…第2搬送部材、27…回転軸、28b…正方向搬送羽根、
28c…逆方向搬送羽根、28c1…上流側逆方向搬送羽根、28c2…下流側逆方向搬送羽根、E1…第1流入部、E2…第2流入部、Gy,Gm,Gc,Gk…現像装置、PRy,PRm,PRc,PRk…像保持体、R0…現像剤保持体、(T1+B+T2)…転写器、
U…画像形成装置、Uy,Um,Uc,Uk…像保持体ユニット、Ya…第2現像剤搬送方向、Yb…第1現像剤搬送方向。

Claims (10)

  1. 表面に現像剤を保持して回転する現像剤保持体と、
    前記現像剤保持体に供給される現像剤を収容する第1現像剤収容室と、
    前記第1現像剤収容室の底面に対して重力方向下方に配置された底面を有する第2現像剤収容室と、
    前記第2現像剤収容室から前記第1現像剤収容室に現像剤を流入させる第1流入部と、
    前記第1現像剤収容室から前記第2現像剤収容室に現像剤を流入させる第2流入部と、
    前記第1現像剤収容室内に配置され、前記第1現像剤収容室内の現像剤を前記第1流入部から前記第2流入部に向かう第1現像剤搬送方向に搬送する第1搬送部材と、
    前記第2現像剤収容室内に配置され、前記第2現像剤収容室内の現像剤を前記第2流入部から前記第1流入部に向かう第2現像剤搬送方向に搬送する第2搬送部材と、
    前記第1流入部に対応する範囲において、前記第2現像剤搬送方向と直交する前記第2現像剤収容室の断面積が、前記第2現像剤搬送方向に向かうほど小さくなるように形成された前記第2現像剤収容室と、
    を備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記第1流入部に対応する範囲に形成され、前記第2現像剤収容室の底面を、前記第2現像剤搬送方向に向かうほど高くなるように傾斜させる傾斜部を有する前記第2現像剤収容室、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記現像剤保持体の軸方向に沿って延び、且つ、前記現像剤保持体表面の現像剤により現像されて画像が形成される画像形成領域と重複する範囲に対応して配置された前記第1流入部、
    少なくとも前記第1流入部と前記画像形成領域とが重複する範囲において、前記第2現像剤搬送方向と直交する前記第2現像剤収容室の断面積が、前記第2現像剤搬送方向に向かうほど小さくなるように形成された前記第2現像剤収容室、
    を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の現像装置。
  4. 表面に現像剤を保持して回転する現像剤保持体と、
    前記現像剤保持体に供給される現像剤を収容する第1現像剤収容室と、
    前記第1現像剤収容室の底面に対して重力方向下方に配置された底面を有する第2現像剤収容室と、
    前記第2現像剤収容室から前記第1現像剤収容室に現像剤を流入させる第1流入部と、
    前記第1現像剤収容室から前記第2現像剤収容室に現像剤を流入させる第2流入部と、
    前記第1現像剤収容室内に配置され、前記第1現像剤収容室内の現像剤を前記第1流入部から前記第2流入部に向かう第1現像剤搬送方向に搬送する第1搬送部材と、
    前記第2現像剤収容室内に配置され、前記第2現像剤収容室内の現像剤を前記第2流入部から前記第1流入部に向かう第2現像剤搬送方向に搬送する第2搬送部材であって、回転軸と、前記回転軸に支持され且つ前記第2現像剤収容室の現像剤を前記第2現像剤搬送方向に搬送する正方向搬送羽根と、前記回転軸の前記第1流入部に対応する範囲及びその下流側に支持され且つ現像剤を前記第2現像剤搬送方向の逆方向に搬送する逆方向搬送羽根であって、前記第2現像剤搬送方向の下流側に配置された下流側逆方向搬送羽根と、前記第2現像剤搬送方向の上流側に配置され、且つ、前記回転軸の垂直方向に対する前記逆方向搬送羽根の角度が前記下流側逆方向搬送羽根と比べて大きい上流側逆方向搬送羽根と、が連続的に形成された前記逆方向搬送羽根と、を有する前記第2搬送部材と、
    を備えたことを特徴とする現像装置。
  5. 二重螺旋形状の前記上流側逆方向搬送羽根を有する前記第2搬送部材、
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記現像剤保持体の軸方向に沿って延び、且つ、前記現像剤保持体表面の現像剤により現像されて画像が形成される画像形成領域と重複する範囲に対応して配置された前記第1流入部、
    少なくとも前記第1流入部と前記画像形成領域とが重複する範囲において、前記上流側逆方向搬送羽根が配置された前記逆方向搬送羽根と、を有する前記第2搬送部材、
    を備えたことを特徴とする請求項4または請求項5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 前記第2流入部近傍に配置され、現像剤が搬送される速度である現像剤搬送速度が、その他の領域と比べて局所的に低減された搬送速度低減領域を有する前記第2現像剤収容室、
    を備えたことを特徴とする請求項3または請求項6のいずれかに記載の現像装置。
  8. 回転軸と、前記回転軸に支持され且つ前記第2現像剤収容室の現像剤を前記第2現像剤搬送方向に搬送する螺旋形状の螺旋搬送羽根であって、前記螺旋搬送羽根の外径の直径である螺旋径について、前記第1流入部に対応する範囲の前記螺旋径が、前記第1流入部の上流側に対応する範囲の前記螺旋径と比べて小さくなるように設定され且つ前記第1流入部に対応する範囲における前記第2現像剤搬送方向の前記現像剤搬送速度が、前記搬送速度低減領域における前記現像剤搬送速度と比べて速くなるように設定された前記螺旋搬送羽根と、を有する前記第2搬送部材、
    を備えたことを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
  9. 表面に潜像が形成される像保持体と、
    前記像保持体表面に潜像を可視像に現像する請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の現像装置と、
    を備えたことを特徴とする像保持体ユニット。
  10. 表面に潜像が形成される像保持体と、
    前記像保持体表面に潜像を可視像に現像する請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の現像装置と、
    前記像保持体表面の可視像を媒体に転写する転写器と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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