JP2009162853A - 粉体搬送スクリュー、現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置 - Google Patents

粉体搬送スクリュー、現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置 Download PDF

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Yoshiyuki Shimizu
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理 齊藤
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Abstract

【課題】円滑かつ安定した搬送機能を維持できるトナー搬送スクリューを提供する。
【解決手段】回転軸33の外周に螺旋状の羽根34を配設したトナー搬送スクリューである。前記羽根34に巻き方向が互いに逆転する第1羽根部36と第2羽根部37の各端部を連結して成る巻き方向逆転部Dを少なくとも1箇所有する。前記巻き方向逆転部Dに、前記トナーの前記羽根34に対する回転軸33の周方向への通過を許容する通過路35を形成した。
【選択図】図5

Description

本発明は、トナー等の粉体を搬送する粉体搬送スクリュー、その粉体搬送スクリューを備えた現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置において、トナーを搬送する搬送手段として、例えば、下記特許文献1に示すように、搬送スクリューを備えたものがある。
特許文献1に記載された搬送スクリューは、その螺旋状の羽根の途中に巻き方向が逆転した部位を設けている。特許文献1の実施例では、この搬送スクリューを一方向に回転させることによって、巻き方向が逆転した部位(以下、巻き方向逆転部という)から軸方向の両端部側へトナーを搬送するようにしている。また、上記搬送スクリューを逆方向に回転させると、軸方向の両端部側から巻き方向逆転部へトナーを搬送することができる。
特開2003−107828号公報
図15に示すように、上記特許文献1に記載の搬送スクリューの巻き方向逆転部Aは、互いに巻き方向が逆転する羽根部100,200が連結されて構成される。羽根部100と羽根部200の連結部位にはV字状の溝300が形成されている。このV字状の溝300にトナーが入り込むと、トナーはその溝300からなかなか離脱することができない。そして、V字状の溝300に入り込んだトナーが劣化すると、その流動性が低下し、溝300内で凝集する。凝集したトナーを起点にトナーが堆積することによって、搬送スクリューの搬送機能の低下や、搬送路の目詰まり等の不具合が生じる。
また、上記溝300内におけるトナーの凝集・堆積は、軸方向の両端部側へ向かってトナーを搬出する巻き方向逆転部においても生じ得るが、特に、両端部側からトナーを搬入される巻き方向逆転部においては、トナー密度が高くなるため生じやすい。
本発明は、斯かる事情に鑑み、円滑かつ安定した搬送機能を維持できる粉体搬送スクリュー、その粉体搬送スクリューを備えた現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置を提供しようとするものである。
請求項1の発明は、回転軸の外周に螺旋状の羽根を配設した粉体搬送スクリューであって、前記羽根に巻き方向が互いに逆転する第1羽根部と第2羽根部の各端部を連結して成る巻き方向逆転部を少なくとも1箇所有する粉体搬送スクリューにおいて、前記巻き方向逆転部に、粉体の前記羽根に対する回転軸の周方向への通過を許容する通過路を形成したものである。
粉体搬送スクリューを回転させた場合、巻き方向逆転部において、粉体は通過路を介して羽根に対して相対的に周方向に通過することができる。これにより、粉体の流動性を確保することができ、粉体の凝集を抑制することが可能となる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の粉体搬送スクリューにおいて、前記第1羽根部と前記第2羽根部を軸方向に完全に離間して配設し、当該第1羽根部と第2羽根部の離間した端部間に前記通過路を形成したものである。
このように通過路を形成することで、通過路の粉体通過領域を大きく確保することが可能である。これにより、粉体の流動性を一層向上させることができ、粉体の凝集を効果的に抑制することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の粉体搬送スクリューにおいて、前記回転軸を回転することによって前記第1羽根部と前記第2羽根部の両方から粉体を搬入するように構成した前記巻き方向逆転部に、前記通過路を形成したものである。
第1羽根部と第2羽根部の両方から粉体が搬入される巻き方向逆転部では、粉体の密度が高くなるので粉体が凝集しやすい。このような粉体が凝集しやすい巻き方向逆転部に、粉体の通過を許容する通過路を形成することによって、粉体の流動性を確保し粉体の凝集を効果的に抑制することができる。
請求項4の発明は、請求項3に記載の粉体搬送スクリューにおいて、前記通過路の軸方向に対応した幅の下限値を1mmに設定すると共に、前記通過路の幅の上限値を5mmに設定したものである。
通過路の軸方向に対応した幅を前記下限値以上に設定することによって、通過路の粉体を通過させる機能を十分に発揮することができる。また、前記幅を前記上限値以下に設定することによって、巻き方向逆転部における軸方向に直角な方向への粉体搬送能力を良好に発揮することが可能である。
請求項5の発明は、請求項3又は4に記載の粉体搬送スクリューにおいて、前記通過路の軸方向に対応した幅をh、前記回転軸の径をdとすると、0.25×d≦h≦1.25×dとなるように設定したものである。
通過路の軸方向に対応した幅hと回転軸の径dの関係を、上記のように設定することによって、通過路の粉体を通過させる機能を十分に発揮することができる。また、巻き方向逆転部における軸方向に直角な方向への粉体搬送能力を良好に発揮し得る。
請求項6の発明は、請求項3から5のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリューにおいて、前記通過路の軸方向に対応した幅をh、前記回転軸の径をd、前記羽根の外径をφとすると、0.5×(φ−d)/2≦h≦2.5×(φ−d)/2となるように設定したものである。
通過路の軸方向に対応した幅h、回転軸の径d、羽根の外径φの関係を、上記のように設定することによって、通過路の粉体を通過させる機能を十分に発揮することができる。また、巻き方向逆転部における軸方向に直角な方向への粉体搬送能力を良好に発揮し得る。
請求項7の発明は、請求項3から6のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリューにおいて、前記第1羽根部と前記第2羽根部の前記通過路を挟んで離間した各端部を、軸方向から見た状態において、一方の前記端部の頂点と他方の前記端部の頂点との回転軸の周方向の位相差をθとすると、−30°≦θ≦+30°となるように設定したものである。
第1羽根部の端部の頂点と、第2羽根部の端部の頂点の位相差を上記のように配設することによって、巻き方向逆転部における軸方向に直角な方向への粉体搬送能力を良好に発揮することができる。
請求項8の発明は、請求項1から7のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリューにおいて、前記回転軸の両端部側にそれぞれ前記巻き方向逆転部を配設すると共に、それら巻き方向逆転部の少なくとも一方に前記通過路を形成したものである。
これにより、回転軸の両端側に配設した巻き方向逆転部の少なくとも一方において、粉体の流動性を確保して粉体の凝集を抑制することが可能となる。
請求項9の発明は、請求項1から8のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリューにおいて、前記回転軸の中間部に前記巻き方向逆転部を配設すると共に、当該巻き方向逆転部に前記通過路を形成したものである。
これにより、回転軸の中間部に配設した巻き方向逆転部において、粉体の流動性を確保して粉体の凝集を抑制することが可能となる。
請求項10の発明は、請求項1から9のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリューにおいて、前記回転軸及び前記羽根を、それぞれ熱可塑性樹脂で構成したものである。
これにより、複雑な形状の粉体搬送スクリューを安価に形成できる。
請求項11の発明は、請求項1から10のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリューにおいて、前記粉体とトナーとしたものである。
粉体搬送スクリューが搬送する粉体として、トナーを適用することが可能である。
請求項12の発明は、現像部と、当該現像部に供給するトナーを貯蔵したトナーホッパ部を備えた現像装置において、前記現像部内に請求項1から11のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリューをトナー搬送スクリューとして配設したものである。
現像部のトナー搬送スクリューに、請求項1から11のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリューを適用することによって、現像部内のトナー搬送を円滑かつ安定して行える。
請求項13の発明は、請求項12に記載の現像装置において、前記現像部と前記トナーホッパ部との間に仕切部材を配設すると共に、当該仕切部材に、トナーホッパ部から現像部にトナーを供給するための供給口と、現像部からトナーホッパ部にトナーを戻すための戻し口とを配設した現像装置であって、前記第1羽根部と第2羽根部の両方向から粉体を搬入する巻き方向逆転部を、前記戻し口に対応させて配設し、当該巻き方向逆転部に前記通過路を形成したものである。
現像部内で粉体搬送スクリューを回転させると、粉体搬送スクリューの巻き方向逆転部に、現像部内のトナーが搬入される。そして、搬入されたトナーは巻き方向逆転部において集積され、戻し口からトナーホッパ部へ押し出される。トナー密度が高くなる前記巻き方向逆転部に通過路を形成しているので、その巻き方向逆転部においてトナーの流動性を確保することができ、トナーの凝集を抑制することが可能となる。これにより、現像部内のトナー搬送を円滑かつ安定して行える。
請求項14の発明は、請求項13に記載の現像装置において、前記トナーホッパ部内に、前記戻し口から前記供給口側へトナーを搬送するトナー送り手段を配設したものである。
これにより、トナーをトナーホッパ部と現像部との間で循環させることができる。
請求項15の発明は、画像形成装置本体に対して着脱可能な筺体を備えると共に、当該筺体内に、像担持体と、前記像担持体の表面を帯電させる帯電手段と、前記像担持体の表面にトナー画像を形成する現像部と、前記現像部に供給するトナーを貯蔵したトナーホッパ部の少なくとも1つを備えたプロセスユニットにおいて、請求項1から11のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリューをトナー搬送装置として備えたものである。
プロセスユニットのトナー搬送スクリューに、請求項1から11のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリューを適用することによって、プロセスユニット内のトナー搬送を円滑かつ安定して行い得る。
請求項16の発明は、請求項1から11のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリューをトナー搬送スクリューとして備えた画像形成装置である。
画像形成装置のトナー搬送スクリューに、請求項1から11のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリューを適用することによって、画像形成装置内のトナー搬送を円滑かつ安定して行い得る。
本発明の粉体搬送スクリューによれば、巻き方向逆転部において、粉体の流動性を確保することができ、粉体の凝集を抑制することが可能となる。これにより、粉体が凝集し、さらに堆積することで生じていた搬送機能の低下や、搬送路の目詰まり等の不具合を防止することができる。
また、上記粉体搬送スクリューを備えた現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置においても、前記と同様の効果を発揮できる。
図1は、本発明の画像形成装置の概略を示す全体構成図である。以下、同図に基づいてこの画像形成装置の主要部を説明する。画像形成装置は、カラー画像の色分解成分に対応するブラック、シアン、マゼンタ、イエローの異なる色の現像剤によって画像を形成するための作像部を有する4つのプロセスユニット1K,1C,1M,1Yを備えている。
各プロセスユニット1K,1C,1M,1Yは、互いに異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成になっている。1つのプロセスユニット1Kを例にその構成を説明すると、プロセスユニット1Kは、像担持体2と、クリーニング手段3と、帯電手段4、現像手段5と、トナーホッパ部6等を有している。プロセスユニット1Kは画像形成装置の本体に対して着脱可能に装着されている。
図1に示すように、各プロセスユニット1K,1C,1M,1Yの上方には、露光器7が配設されている。この露光器7は、画像データに基づいてレーザダイオードからレーザ光(L1〜L4)を発するように構成されている。
また、各プロセスユニット1K,1C,1M,1Yの下方には、転写ベルト装置8が配設されている。この転写ベルト装置8は、上記像担持体2で形成したトナー画像を転写するための中間転写ベルト12を備えている。中間転写ベルト12は、各像担持体2に対向する4つの一次転写ローラ9a,9b,9c,9d、駆動ローラ10、テンションローラ11、クリーニングバックアップローラ15に架け渡され回転駆動するように構成されている。駆動ローラ10に二次転写ローラ13が対向して配置され、ベルトクリーニング装置14が、クリーニングバックアップローラ15に対向して配設されている。
画像形成装置の下部には、用紙を多数枚収容可能な給紙カセット16と、給紙カセット16から用紙を送り出す給紙ローラ17が設けてある。給紙ローラ17から二次転写ローラ13と駆動ローラ10のニップに至る途中には、用紙を一旦停止させるレジストローラ対18が配設されている。
二次転写ローラ13と駆動ローラ10のニップの上方には、定着ローラ25及び加圧ローラ26等を内装した定着装置19が設けてある。定着装置19の上方には、用紙を外部へ排出するための排紙ローラ対20が配設してある。排紙ローラ対20によって排出される用紙は、画像形成装置本体の上面を内方へ凹ませて形成した排紙トレイ21上に積載されるように構成されている。
転写ベルト装置8と給紙カセット16の間には、廃トナーを収容する廃トナー収容器22が配設されている。廃トナー収容器22の入り口部にはベルトクリーニング装置14から伸びた図示しない廃トナー移送ホースが接続されている。
以下、図1を参照して上記画像形成装置の基本的動作について説明する。
図示しない画像形成装置の制御部からの給紙信号によって給紙ローラ17が回転すると、給紙カセット16に積載した用紙の最上位の用紙のみが分離されてレジストローラ対18側へ送り出される。用紙の先端がレジストローラ対18のニップに到達すると、中間転写ベルト12上に形成されるトナー画像とタイミング(同期)をとるために用紙を待機させる。
次に、作像動作について説明する。
1つのプロセスユニット1Kを例にして説明すると、まず、帯電手段4にて像担持体2の表面を均一な高電位に帯電させる。画像データに基づいて露光器7から像担持体2の表面にレーザビームL1が照射され、照射された部分の電位が低下して静電潜像が形成される。現像手段5によって、トナーホッパ部6から供給されたトナーを、静電潜像が形成された像担持体2の表面部分に転移させ、ブラックのトナー画像を形成(現像)する。そして、像担持体2上に形成したトナー画像を中間転写ベルト12に転写する。その他の各色のプロセスユニット1C,1M,1Yにおいても、同様にして像担持体2上にトナー画像が形成され、4色のトナー画像が重なり合うように中間転写ベルト12に転写される。
また、各クリーニング手段3は、中間転写行程を経た後の像担持体2表面に付着している残留トナーを除去する。その後、図示しない除電装置によって、クリーニング後の像担持体2の残留電荷の除電を行う。
レジストローラ対18と給紙ローラ17が駆動を再開し、中間転写ベルト12に重畳転写したトナー画像とタイミング(同期)をとって用紙を二次転写ローラ13へ送る。そして、二次転写ローラ13によって、送られてきた用紙に重畳転写したトナー画像を転写する。
トナー画像を転写された用紙は定着装置19へと搬送される。定着装置19に送り込まれた用紙は、定着ローラ25と加圧ローラ26間に挟まれ、その未定着トナー画像が加熱・加圧されて用紙に定着される。トナー画像が定着された用紙は、定着装置19から排紙ローラ対20へ送り出され、排紙ローラ対20によって排紙トレイ21へ排出される。
また、中間転写ベルト12上のトナー画像を用紙に転写した後、中間転写ベルト12上には残留トナーが付着しており、この残留トナーは、ベルトクリーニング装置14によって中間転写ベルト12から除去される。中間転写ベルト12から除去されたトナーは、図示しない廃トナー搬送手段によって、粉体収容器22へと搬送され回収される。
以下、上記画像形成装置の要部の構成について説明する。
図2は、プロセスユニットを側面から見た断面図である。プロセスユニットは、樹脂製の筺体23を有する。この筺体23の図の上部には、トナーTを収容したトナーホッパ部6が設けられている。トナーホッパ部6の下方には、仕切部材24を介して、上記現像手段5としての現像ローラを配設した現像部27が設けられている。
トナーホッパ部6内の下部には、収容されたトナーTを攪拌しつつ搬送するトナー送り手段としてのトナー送りスクリュー28が配設されている。なお、このトナーホッパ部6内に配設するトナー送り手段として、搬送コイル等を適用してもよい。
現像部27には、現像部27内でトナーを攪拌しつつ搬送するトナー搬送スクリュー29と、現像手段5(現像ローラ)にトナーを供給する供給ローラ30が配設されている。
図3は、上記トナーホッパ部6と現像部27の境界付近を正面から見た断面図である。図3に示すように、仕切部材24の中間部には、トナーホッパ部6から現像部27にトナーを供給するための供給口31が形成されている。また、仕切部材24の両端部側には、それぞれ現像部27からトナーホッパ部6にトナーを戻すための戻し口32が形成されている。
仕切部材24の上方に配設されたトナー送りスクリュー28は、その軸方向の中間部において、羽根の巻き方向が逆転している。また、このトナー送りスクリュー28の羽根の巻き方向が逆転した部位Bは、仕切部材24の供給口31に対応して配置されている。以下、羽根の巻き方向が逆転した部位を、巻き方向逆転部という。
一方、仕切部材24の下方に配設されたトナー搬送スクリュー29には、その軸方向の中間部と両端部側の3箇所において、羽根の巻き方向が逆転した巻き方向逆転部C,D,Eが設けられている。また、これら巻き方向逆転部C,D,Eは、それぞれ仕切部材24の中間部の供給口31と両端部側の戻し口32とに対応して配置されている。
上記トナー送りスクリュー28とトナー搬送スクリュー29の搬送動作について説明する。
図3に示すように、トナー送りスクリュー28を図の矢印の方向に回転させることによって、トナーホッパ部6内のトナーは軸方向の両端部側から中間部の巻き方向逆転部B側へ搬送される。そして、巻き方向逆転部Bへ搬送されたトナーは、その自重によって、供給口31から下方の現像部27へ供給される。
また、現像部27では、トナー搬送スクリュー29を図の矢印の方向に回転させることによって、供給口31から供給されたトナーを、軸方向の中間部の巻き方向逆転部Cから両端部側の巻き方向逆転部D,Eへ搬送する。両端部側の巻き方向逆転部D,Eよりもさらに端部寄りの羽根部においては、現像部27内のトナーがそれぞれ巻き方向逆転部DとEの位置へ搬送される。すなわち、両端部側の巻き方向逆転部D,Eには、両方向からトナーが搬入され集積される。
図4は、トナー搬送スクリュー29の端部側の巻き方向逆転部D又はEの拡大図である。図4に示すように、前記巻き方向逆転部D,Eでは、両方向からトナーが搬入され集積されることによって、トナーTが押し上げられる。押し上げられたトナーTは、戻し口32からトナーホッパ部6内へ戻される。このように、上記トナー送りスクリュー28とトナー搬送スクリュー29によって、トナーを攪拌しつつトナーホッパ部6と現像部27との間で循環させている。
以下、本発明の特徴部分について説明する。
図5は、現像部内に配設されたトナー搬送スクリュー29の端部側の巻き方向逆転部D又はEの拡大図である。これら端部側の巻き方向逆転部DとEは、同様に構成されているので、以下、一方の巻き方向逆転部Dの構成を例に説明を行う。
本発明の搬送スクリューは、端部側の巻き方向逆転部Dにおいて、羽根34に対してトナーの回転軸33の周方向への通過を許容する通過路35を形成している。
図5において、巻き方向逆転部Dの左側の羽根34の部分を第1羽根部36、巻き方向逆転部Dの右側の羽根34の部分を第2羽根部37と呼ぶとすると、第1羽根部36と第2羽根部37は、完全に軸方向に離間して配設されている。この互いに離間した第1羽根部36の端部36aと第2羽根部37の端部37aとの間に、上記通過路35が形成される。
なお、本発明において、上記「巻き方向逆転部」とは、巻き方向が互いに逆転した2つの羽根部の各端部が連結した部位、又は、図5に示すような巻き方向が互いに逆転した2つの羽根部の各端部を接近させて配設した部位をいう。
図5に示すトナー搬送スクリュー29は、図15に示す従来のトナー搬送スクリューの巻き方向逆転部の羽根を、軸方向に所定範囲に渡って除去したような構成となっている。また、従来のトナー搬送スクリューの巻き方向逆転部の羽根を、切り欠いたり、あるいは孔を貫設したりするなどの方法によって、通過路35を形成することも可能である(図示省略)。つまり、第1羽根部36の端部36aの一部と、第2羽根部37の端部37aの一部が、連結されていてもよい。
図6に示す通過路35の軸方向に対応した幅hは、小さ過ぎるとトナーが通過路35を通過しにくくなり目詰まりが生じる虞があると考えられる。また、反対に通過路35の前記幅hが大き過ぎると、巻き方向逆転部における軸方向に直交する方向へのトナー搬送力、つまり、トナーを押し上げる能力が低下して、トナーをトナーホッパ部6へ戻せなくなる不具合が生じる虞がある。従って、通過路35の幅hは小さ過ぎても、大き過ぎてもよくなく、適切な範囲内に設定することが必要である。
そこで、本発明者は、上記通過路35の幅hの適切範囲を調べる試験を行った。
図7に示すように、容器38に収容されたトナーTに、軸方向の中間部に通過路35(図示省略)を形成したトナー搬送スクリュー39を埋設し、容器38外に露出させたトナー搬送スクリュー39の一端部に駆動モータ40を取り付けた。そして、駆動モータ40を駆動させてトナー搬送スクリュー39を所定時間回転させる。このときの通過路35の幅hの各値における、トナーの目詰まり度合いと、スクリュー軸方向と直角方向へのトナー搬送力(トナー押し上げ力)を調べた。その判定結果を、下記表1に示す。
Figure 2009162853
表1について説明すると、トナー目詰まりがトナー劣化の中期で発生した場合を×、トナー目詰まりがトナー劣化の末期で発生した場合を△としている。また、○はトナー目詰まりが発生しなかったことを示す。なお、通過路35の幅hが0の場合は、トナー搬送スクリューの巻き方向逆転部に通過路35を形成していないことを意味する。この結果から、通過路35のトナー通過機能を十分に発揮させてトナー目詰まりを防止するためには、幅hの下限値を1mmに設定することが好ましい。
表1のスクリュー軸方向と直角方向へのトナー搬送力に関しては、図7に示すように、トナーの押し上げ高さが最も高くなった場合を○とし、逆に最も低い場合を×としている。△は、トナーの押し上げ高さが上記最高の時と最低の時との間の高さになった場合を示している。この結果から、スクリュー軸方向と直角方向へのトナー搬送力(トナーの押し上げ力)を良好に得るためには、幅hの上限値を5mmに設定することが好ましい。
上記試験結果から、通過路35の幅hの適切範囲は1mm≦h≦5mmといえる。また、様々な要因による上記測定結果のばらつきを考慮すると、幅hの最適値は前記適切範囲の中心値の3mmとされる。
また、本発明者は、通過路35の幅hと回転軸33の径d(図6参照)との関係を調べる試験を行った。試験方法は図7で説明した試験方法と同様である。通過路35の幅hと回転軸33の径dとの関係をh/dとし、そのh/dの各値における、通過路35のトナーの目詰まり度合いと、スクリュー軸方向と直角方向へのトナー搬送力(トナー押し上げ力)の判定結果を下記表2に示す。
Figure 2009162853
表2における○、△、×の意味は、上記表1と同様の意味を表す。この表2の結果から、トナー目詰まりを防止するには、h/dの下限値を0.25に設定することが好ましい。また、スクリュー軸方向と直角方向へのトナー搬送力(トナーの押し上げ力)を良好に得るためには、h/dの上限値を1.25に設定することが好ましい。
従って、h/dの値の適切範囲は0.25≦h/d≦1.25(又は、0.25×d≦h≦1.25×d)といえる。また、様々な要因による上記測定結果のばらつきを考慮すると、h/dの最適値は前記適切範囲の中心値の0.75とされる。
さらに、通過路35の幅hと回転軸33の径dと羽根34の外径φ(図6参照)の関係を調べる試験を行った。試験方法は図7で説明した試験方法と同様である。通過路35の幅hと回転軸33の径dと羽根34の外径φの関係を2h/(φ−d)と表し、その2h/(φ−d)の各値における、通過路35のトナーの目詰まり度合いと、スクリュー軸方向と直角方向へのトナー搬送力(トナー押し上げ力)の判定結果を下記表3に示す。
Figure 2009162853
表3における○、△、×の意味は、上記表1と同様の意味を表す。この表3の結果から、トナー目詰まりを防止するには、2h/(φ−d)の下限値を0.5に設定することが好ましい。また、スクリュー軸方向と直角方向へのトナー搬送力(トナーの押し上げ力)を良好に得るためには、2h/(φ−d)の上限値を2.5に設定することが好ましい。
従って、2h/(φ−d)の値の適切範囲は0.5≦2h/(φ−d)≦2.5(又は、0.5×(φ−d)/2≦h≦2.5×(φ−d)/2)といえる。また、様々な要因による上記測定結果のばらつきを考慮すると、2h/(φ−d)の最適値は前記適切範囲の中心値の1とされる。
図5において、互いに巻き方向が逆転する第1羽根部36と第2羽根部37の各端部36a,37aは、回転軸33の周方向に同じ位置に配設されている。あるいは、図8に示すように、第1羽根部36と第2羽根部37の各端部36a,37aを、回転軸33の周方向にずらして配置してもよい。しかし、第1羽根部36の端部36aと第2羽根部37の端部37が、互いに周方向にずれ過ぎると、第1羽根部36と第2羽根部37によって巻き方向逆転部に搬送されるトナーが周方向にずれるので衝突しにくくなる。これによって、搬送スクリューの軸方向と直角方向へのトナー搬送力(トナーの押し上げ力)が低下する虞がある。
そこで、本発明者は、第1羽根部36と第2羽根部37の各端部36a,37aの周方向の各ずれ量における、スクリュー軸方向と直角方向へのトナー搬送力(トナーの押し上げ力)を調べる試験を行った。この試験装置として、図7に示す試験装置と同様のものを使用した。ここで、前記「第1羽根部36と第2羽根部37の各端部36a,37aの周方向のずれ量」とは、一方の端部36aの頂点Pに対する他方の端部37aの頂点Qの回転軸33の周方向の位相差をいう。また、この位相差を、回転軸33の中心Oと、各端部36a,37aの頂点P,Qとを結ぶ2直線の間に形成される角度θとする。そして、下記表4に、各値に設定した角度θにおける、スクリュー軸方向と直角方向へのトナー搬送力(トナーの押し上げ力)の判定結果を示す。
Figure 2009162853
表4において、トナーの押し上げ高さが最も高くなった場合を○とし、逆に最も低い場合を×としている(図7参照)。△は、トナーの押し上げ高さが上記最高の時と最低の時との間の高さになった場合を示している。この結果から、スクリュー軸方向と直角方向へのトナー搬送力(トナーの押し上げ力)を良好に得るためには、−30°≦θ≦+30°に設定することが好ましい。つまり、一方の前記端部36aの頂点Pに対し他方の前記端部37aの頂点Qが、回転軸の周方向に30°の位相範囲内に配設することが望ましい。
図9は、上記通過路35を、羽根が二重に形成されたトナー搬送スクリュー41に適用した実施例を示す。このトナー搬送スクリュー41は、図の左右方向の中間部に対して、右側の二重羽根部42,43の巻き方向と、左側の二重羽根部44,45の巻き方向が逆転している。そして、右側の二重羽根部42,43の各端部は、それぞれ対向する左側の二重羽根部44,45の端部と離間しており、各対向する端部間にそれぞれ通過路35が形成されている。また、同様に本発明の構成を三重以上の羽根が形成された搬送スクリューに適用可能である(図示省略)。
図10は上記図3のトナー搬送スクリュー29のみを示した図である。トナー搬送スクリュー29を図の矢印の方向に回転させると、軸方向の中間部寄りに配設した長い羽根部29bと29cによって、中間部の巻き方向逆転部Cから両端部側の巻き方向逆転部D,Eにトナーが搬送される。また、軸方向の両端に配設した短い羽根部29aと29dによって、両端部側の巻き方向逆転部D,Eにトナーが搬送される。すなわち、中間の巻き方向逆転部Cにおいては、トナーが両端部側へ搬出されるため、トナー密度が疎(低密度)の状態となる。一方、両端部側の巻き方向逆転部D,Eおいては、トナーが両側から搬入されるため、トナー密度が密(高密度)の状態となる。
従来のように、V字状の溝が形成された巻き方向逆転部において、トナー密度が密状態となると、前記溝内にトナーが堆積しやすい。しかし、本発明の搬送スクリューは、トナー密度が密状態となる巻き方向逆転部D,Eに、それぞれ通過路35を形成しているので、通過路35を介してトナーを周方向(図5の矢印Z方向)に逃がすことができる。これにより、巻き方向逆転部D,Eにおけるトナーの流動性を確保することができ、トナーが巻き方向逆転部D,Eおいて凝集するのを抑制することが可能となる。これにより、トナーが凝集・堆積することで生じていた搬送機能の低下や、搬送路の目詰まり等の不具合を防止することができる。
また、図11に示すように、トナー密度が疎の状態となる中間部の巻き方向逆転部Cにも、通過路35を形成してもよい。一般的に、トナー密度が疎状態となる箇所は、トナー密度が密状態となる箇所に比べてトナーは凝集しにくいが、通過路35を形成することによって、トナーの凝集を確実に防止する。また、図示しない駆動力伝達装置によってトナー搬送スクリュー29を正逆方向に回転可能に構成した場合は、トナー搬送スクリュー29を逆回転させてトナーの凝集を緩和することも可能である。
図12は、中間部の巻き方向逆転部Cにおいて、トナー密度が密となり、両端部側の巻き方向逆転部D,Eにおいて、トナー密度が疎となる実施例である。この実施例では、トナー密度が密となる中間部の巻き方向逆転部Cに通過路35を形成することによって、トナーの凝集を効果的に防止することが可能である。
また、図13に示すように、トナー密度が疎となる両端部側の巻き方向逆転部D,Eにおいて、それぞれ通過路35を形成してもよい。
また、図14に示すように、トナー密度が疎となる中間部の巻き方向逆転部Cに、平板状の羽根46を配設することも可能である。
上記図11〜図14で示した実施例は、それぞれ羽根が一重に形成されたものであるが、二重又は三重などの羽根を複数重ねた形状であってもよい。
また、上記トナー搬送スクリュー29の素材としては、複雑な形状を安価に形成できる点から、ポリスチレン(PS)やポリカーボネート(PC)、又はアクリルニトリル・ブタジエン・スチレン共重合合成樹脂(ABS樹脂)等の熱可塑性樹脂で構成することが好ましい。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。上述の実施形態は、トナーの周方向の通過を許容する通過路を、現像部内に配設したトナー搬送スクリューに適用した場合を例に挙げて説明したが、トナーホッパ部内に配設したトナー送りスクリューに前記通過路を形成することも可能である。また、本発明の搬送スクリューは、トナーを搬送する場合に限らず、トナー以外の粉体を搬送するものであってもよい。
本発明の画像形成装置の全体構成図である。 本発明のプロセスユニットの側面断面図である。 前記プロセスユニットの要部を示す正面断面図である。 図3の要部を拡大した図である。 本発明の搬送スクリューの要部を拡大した図である。 前記搬送スクリューの各寸法を示す図である。 試験装置の概略図である。 前記搬送スクリューを軸線方向から見た図である。 本発明の構成を二重羽根の搬送スクリューに適用した実施例を示す図である。 本発明の搬送スクリューの搬送動作を説明するための図である。 前記搬送スクリューの他の実施例を示す正面図である。 前記搬送スクリューの別の実施例を示す正面図である。 前記搬送スクリューのさらに別の実施例を示す正面図である。 前記搬送スクリューの変形例を示す正面図である。 従来の搬送スクリューの要部を拡大した図である。
符号の説明
6 トナーホッパ部
24 仕切部材
27 現像部
29 トナー搬送スクリュー
31 供給口
32 戻し口
33 回転軸
34 羽根
35 通過路
36 第1羽根部
37 第2羽根部
D 巻き方向逆転部

Claims (16)

  1. 回転軸の外周に螺旋状の羽根を配設した粉体搬送スクリューであって、前記羽根に巻き方向が互いに逆転する第1羽根部と第2羽根部の各端部を連結して成る巻き方向逆転部を少なくとも1箇所有する粉体搬送スクリューにおいて、
    前記巻き方向逆転部に、粉体の前記羽根に対する回転軸の周方向への通過を許容する通過路を形成したことを特徴とする粉体搬送スクリュー。
  2. 前記第1羽根部と前記第2羽根部を軸方向に完全に離間して配設し、当該第1羽根部と第2羽根部の離間した端部間に前記通過路を形成した請求項1に記載の粉体搬送スクリュー。
  3. 前記回転軸を回転することによって前記第1羽根部と前記第2羽根部の両方から粉体を搬入するように構成した前記巻き方向逆転部に、前記通過路を形成した請求項1又は2に記載の粉体搬送スクリュー。
  4. 前記通過路の軸方向に対応した幅の下限値を1mmに設定すると共に、前記通過路の幅の上限値を5mmに設定した請求項3に記載の粉体搬送スクリュー。
  5. 前記通過路の軸方向に対応した幅をh、前記回転軸の径をdとすると、0.25×d≦h≦1.25×dとなるように設定した請求項3又は4に記載の粉体搬送スクリュー。
  6. 前記通過路の軸方向に対応した幅をh、前記回転軸の径をd、前記羽根の外径をφとすると、0.5×(φ−d)/2≦h≦2.5×(φ−d)/2となるように設定した請求項3から5のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリュー。
  7. 前記第1羽根部と前記第2羽根部の前記通過路を挟んで離間した各端部を、軸方向から見た状態において、一方の前記端部の頂点と他方の前記端部の頂点との回転軸の周方向の位相差をθとすると、−30°≦θ≦+30°となるように設定した請求項3から6のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリュー。
  8. 前記回転軸の両端部側にそれぞれ前記巻き方向逆転部を配設すると共に、それら巻き方向逆転部の少なくとも一方に前記通過路を形成した請求項1から7のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリュー。
  9. 前記回転軸の中間部に前記巻き方向逆転部を配設すると共に、当該巻き方向逆転部に前記通過路を形成した請求項1から8のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリュー。
  10. 前記回転軸及び前記羽根を、それぞれ熱可塑性樹脂で構成した請求項1から9のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリュー。
  11. 前記粉体をトナーとした請求項1から10のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリュー。
  12. 現像部と、当該現像部に供給するトナーを貯蔵したトナーホッパ部を備えた現像装置において、前記現像部内に請求項1から11のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリューをトナー搬送スクリューとして配設したことを特徴とする現像装置。
  13. 前記現像部と前記トナーホッパ部との間に仕切部材を配設すると共に、当該仕切部材に、トナーホッパ部から現像部にトナーを供給するための供給口と、現像部からトナーホッパ部にトナーを戻すための戻し口とを配設した現像装置であって、
    前記第1羽根部と第2羽根部の両方向から粉体を搬入する巻き方向逆転部を、前記戻し口に対応させて配設し、当該巻き方向逆転部に前記通過路を形成した請求項12に記載の現像装置。
  14. 前記トナーホッパ部内に、前記戻し口から前記供給口側へトナーを搬送するトナー送り手段を配設した請求項13に記載の現像装置。
  15. 画像形成装置本体に対して着脱可能な筺体を備えると共に、当該筺体内に、像担持体と、前記像担持体の表面を帯電させる帯電手段と、前記像担持体の表面にトナー画像を形成する現像部と、前記現像部に供給するトナーを貯蔵したトナーホッパ部の少なくとも1つを備えたプロセスユニットにおいて、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリューをトナー搬送装置として備えたことを特徴とするプロセスユニット。
  16. 請求項1から11のいずれか1項に記載の粉体搬送スクリューをトナー搬送スクリューとして備えたことを特徴とする画像形成装置。
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