JP5245754B2 - 現像装置及びプロセスカートリッジ並びに画像形成装置 - Google Patents

現像装置及びプロセスカートリッジ並びに画像形成装置 Download PDF

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本発明は、トナーとキャリアからなる現像剤を用いる現像装置及び該現像装置を用いるプロセスカートリッジ並びにプリンタ、ファクシミリ、複写機、これらの少なくとも2つの機能を有する複合機等の画像形成装置に関するものである。ジ
上記形式の電子写真の分野において、耐久性、画像特性に優れているなどの点からトナーとキャリアからなる現像剤を用いる2成分現像方式が広く採用されている。そして、2成分現像方式の現像装置において、1対の搬送スクリュで現像剤を循環しつつ撹拌搬送し、その際、現像ローラが隣接した搬送スクリュから磁力によって現像剤を汲み上げるように構成したものも特許文献1等に記載され良く知られている。
搬送スクリュを用いる現像装置において、供給用の搬送スクリュから現像剤担持体としての現像ローラに現像剤を供給し、現像ローラからの現像剤を回収用の搬送スクリュへ戻するように循環させるものも知られており、このとき、回収用の搬送スクリュからの現像剤は直接搬送スクリュに戻さずに、撹拌用の搬送スクリュを介してから供給用の搬送スクリュに戻すように循環させる3本スクリュを備えた現像装置も公知である。このように、供給用の搬送スクリュを備えた現像装置では、近年の画像形成装置に要望されている連続して画像面積率の高い画像をプリントしても濃度ムラ等が発生しない画像品質の安定化に応えられるものである。
ところが、供給用の搬送スクリュを備えた現像装置では、供給用の搬送スクリュが作像領域内で下流側に向かうほど現像剤が減ってしまい、その下流側でしばしば現像剤の枯渇が発生し、十分に現像剤が現像ローラに供給されないという問題が発生した。
また、装置内において搬送スクリュを用いて現像剤を循環させている現像装置では、搬送スクリュで搬送される現像剤がスクリュの羽根と回転方向によって搬送方向に対し直交する左右の何れか一方に偏る。このため、現像剤の受け渡しで偏りが負荷となってスクリュ駆動のトルクの増大をなってしまうという問題点があった。
特開2006−154193号公報
本発明は、上述のような搬送スクリュを用いていることによる不具合を簡易な構成にて解消することができる現像装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明は、静電潜像が形成される像担持体と対向配置された現像剤担持体と、該現像剤担持体に供給するためのトナーとキャリアを有する2成分系現像剤を撹拌しつつ搬送する回転軸に螺旋羽根が設けられた搬送部材とを具備し、前記像担持体に形成された静電潜像をトナー像として可視像化する現像装置であって、前記搬送部材の回転軸が、軸線が一致し、かつ、互いに独立して回転可能な分割軸で構成され、該分割軸は互いに逆方向に回転されたとき、同一方向に現像剤を搬送するように前記螺旋羽根が設けられている現像装置において、前記搬送部材が前記現像剤担持体と対向配置され、搬送中に現像剤を前記現像剤担持体に供給する供給用搬送部材と、前記前記現像剤担持体の現像剤を回収し、回収した現像剤を前記供給用搬送部材に直接または間接的に戻す回収用搬送部材とを有し、該供給用搬送部材が前記分割軸で構成され、かつ、現像剤搬送方向にて前記像担持体の作像領域内の位置で分割軸の継ぎ目が設けられており、該分割軸の現像剤搬送方向上流軸は現像剤担持体側の反対側に現像剤が寄る螺旋羽根が設けられ、前記分割軸の現像剤搬送方向下流軸は現像剤担持体側に現像剤が寄る螺旋羽根が設けられていることを特徴とした現像装置を提案する。
なお、本発明は、前記分割軸は現像剤搬送方向上流軸と現像剤搬送方向下流軸とで現像剤搬送能力が異なると有利である。
さらに、本発明は、前記現像剤搬送方向上流軸と現像剤搬送方向下流軸は回転数の違いにより現像剤搬送能力が異なると有利である。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、請求項1ないしの何れかに記載の現像装置を用いることを特徴とするプロセスカートリッジを提案する。
さらにまた、上記の目的を達成するため、本発明は、請求項1ないしの何れかに記載の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置を提案する。
本発明のよれば、現像装置内の現像剤搬送のロスによる影響を最小限に抑えることができ、現像剤の枯渇等の問題の発生を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
図1は、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)の一例を示す垂直断面図であり、ここに示したプリンタは、プリンタ本体1内に配置されたドラム状の感光体より成る第1ないし第4の像担持体2Y,2M,2C,2Kと、同じくプリンタ本体1内に配置された無端状の中間転写ベルト3として構成された中間転写体を有している。中間転写ベルト3は支持ローラ4,5,6に巻き掛けられて矢印A方向に回転駆動される。
上記中間転写ベルト3は、各像担持体2Yないし2Kの上方に位置し、該中間転写ベルト3の下側の走行辺が各像担持体2Yないし2Kの周面に当接している。中間転写ベルト3は、各像担持体の表面にそれぞれ形成された互いに異なる色のトナー像が重ねて転写される転写材の一例を構成するものである。
第1ないし第4の各像担持体2Y,2M,2C,2K上にトナー像を形成し、そのトナー像を中間転写ベルト3に転写する構成は、そのトナー像の色が異なるだけで、実質的に全て同一であるため、第1の像担持体2Yにトナー像を形成し、そのトナー像を中間転写ベルト3に転写する構成だけを説明する。なお、Y、M、C、Kの添え字はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色を示しており、これら添え字は必要に応じて割愛する。
図2は、添え字「Y」を割愛して示しているが、イエローに対応した像担持体2と、その像担持体2の表面にトナー像を形成するための各作像装置を示す拡大図である。像担持体2は図2における時計方向に回転駆動され、このとき帯電電圧を印加された帯電ローラ7より成る帯電装置によって像担持体2が所定の極性に帯電される。帯電後の像担持体2には、図1に示した光書き込み装置8から出射する光変調されたレーザビームLが照射され、これによって像担持体2に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置9によってイエロートナー像として可視像化される。
現像装置9は、乾式の二成分系現像剤を収容した現像ケース10と、この現像ケース10に回転自在に支持され、かつ該現像ケースに形成された開口を通して像担持体2に近接して対向配置された現像ローラ11と、現像ローラ11上の現像剤量を規制する現像ブレード12と、現像ローラ11に対向して配置された第1及び第2搬送スクリュ13,14を有している。第1及び第2搬送スクリュ13,14はその軸線が現像ローラ11の軸線と平行で、かつ、第1搬送スクリュ13は幅方向において現像ローラ11の全長に亘って隣接する長さを有している。また、第1及び第2搬送スクリュ13,14は同じ長さでもよいし、長さが若干異なっていてもよい。
現像ケース10内の現像剤Dは、第1及び第2搬送スクリュ13,14によって搬送されながら撹拌され、矢印方向に回転する現像ローラ11上に供給される。このとき現像ブレード12によって、現像ローラ11上の現像剤の高さが一定に規制され、規制後の現像剤が現像ローラ11と像担持体2との間の現像領域に運ばれ、ここで現像剤中のトナーが像担持体に形成された静電潜像に静電的に移行して、該潜像がトナー像として可視像化される。
中間転写ベルト3を挟んで、像担持体2と反対側に一次転写ローラ15が配置され、この一次転写ローラ15に転写電圧が印加されることにより、像担持体2上のトナー像が、矢印A方向に回転する中間転写ベルト3上に一次転写される。トナー像転写後の像担持体2上に付着する転写残トナーはクリーニング装置16によって除去される。また、像担持体2上に残留する電荷は図示していない除電装置に除去され次の作像に備える。
上述したところと全く同様にして、図1に示した第2ないし第4の像担持体2M,2C,2K上にシアントナー像、マゼンタトナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成され、これらのトナー像がイエロートナー像の転写された中間転写ベルト3上に順次重ねて一次転写され、中間転写ベルト3上に合成トナー像が形成される。トナー像転写後の各像担持体2M,2C,2K上の転写残トナーがクリーニング装置16により除去されることも第1の像担持体2Yの場合と変わりはない。
一方、図1に示すように、プリンタ本体1内の下部には、例えば転写紙より成る記録媒体Pを収容した給紙カセット17と、給紙ローラ18を有する給紙装置19が配置され、給紙ローラ18の回転によって最上位の記録媒体Pが矢印B方向に送り出される。送り出された記録媒体は、レジストローラ対20によって、所定のタイミングで支持ローラ6に巻き掛けられた中間転写ベルト3の部分と、これに対置された二次転写ローラ21との間に給送される。このとき、二次転写ローラ21には所定の転写電圧が印加され、これによって中間転写ベルト3上の合成トナー像が記録媒体Pに二次転写される。
合成トナー像を二次転写された記録媒体Pはさらに上方に搬送されて定着装置22を通り、このとき記録媒体P上のトナー像が熱と圧力の作用により定着される。定着装置22を通過した記録媒体Pは、排紙ローラ対23によって、プリンタ本体1の上部の排紙部24に排出される。また、トナー像転写後の中間転写ベルト3上に付着する転写残トナーはクリーニング装置25によって除去される。なお、図2に示した作像装置はプロセスカートリッジとして機器に搭載することもできる。
図3は、本発明に適用される現像装置9の一実施形態を示す説明図で、現像装置9は上記と同様に、現像ケース10内に現像ローラ11、現像ブレード12、第1及び第2搬送スクリュ13,14を有しているが、第1搬送スクリュ13は現像ローラ11に現像剤を供給する供給用の搬送スクリュとし、第2搬送スクリュ14は現像ローラ11からの現像剤を回収するする回収用の搬送スクリュとして構成されている。
このように構成された現像装置9は、第1搬送スクリュ13によって搬送されている現像剤が現像ローラ11に供給され、現像後に現像ローラ11に残った現像剤が第2搬送スクリュ14に回収され、第2搬送スクリュ14では回収された現像剤と図示していない収納部から補給されたトナーもしくはトナーとキャリアが混合されたミックス剤とを撹拌搬送し、第1搬送スクリュ13に搬送している。なお、第2搬送スクリュ14の現像剤は図4に示す現像装置9のように、撹拌用の搬送スクリュ26を介して第1搬送スクリュ13へ送り込むようにしてもよい。
かかる現像装置9では、第1搬送スクリュ13が供給専用であるため、現像剤の移動方向において下流側で現像剤が不足してしまい、現像ローラ11に汲み上がらない枯渇という不具合を発生するケースがある。この不具合を解決するために、従来から1軸スクリュの搬送速度(主に回転数)を速めることで対応する方法が知られている。しかし、ギヤや軸受の寿命、現像剤劣化への影響のため搬送速度の増加には限界がある。また、スクリュで現像剤を搬送した場合、その螺旋羽根と回転方向から剤が搬送方向と直交する面において左右の何れか一方に偏る現象が生じ、この寄りによってどうしても搬送速度または現像剤供給のロスが発生してしまっており、このロスに対する解決策はこれまでなかった。
ここでいうロスとは、1軸上で現像ローラ11側に現像剤を寄っている場合、図3のCで示す部分において、現像ローラ11の発生する磁場による現像剤搬送速度のロスがある。
逆に、1軸上で現像ローラ11と反対側に現像剤を寄せた場合、現像ローラ11に供給されずに1軸スクリュ端部まで搬送されてしまう現像剤が増えることによる現像ローラ11への現像剤供給の無駄となるロスがある。このロスは、現像ローラ11と逆側に現像剤が寄っていると、図5に示すように、現像ローラ11の発生する磁場から遠い位置に現像剤が多く存在することになるため、現像ローラ11に供給されにくくなり、安定して現像剤を現像ローラ11に供給するには第1搬送スクリュ13によって搬送する現像剤の量を非常に多くしなければならないというものである。
図6は、本実施形態に用いられる第1搬送スクリュ13の正面図、図7は第1搬送スクリュ13と第2搬送スクリュ14の駆動系を示す斜視図である。
図6及び図7において、第1搬送スクリュ13は軸線が一致し、かつ、互いに独立して回転可能な分割された上流側の第1分割軸31と下流側の第2分割軸32で構成され、この第1及び第2分割軸31,32には互いに逆方向に回転されたとき、同一方向に現像剤を搬送するように螺旋羽根33,34が設けられている。すなわち、図7に示すように、モータ40で時計方向に回転される第1分割軸31の駆動はその一端側においてギヤ41を介して第2搬送スクリュ14にギヤ42を介して伝達され、そして反時計方向に回転される第2搬送スクリュ14の駆動はその他端側においてギヤ43からアイドラギヤ44を介して第2分割軸32のギヤ45に伝えられる。この駆動伝達によって第2分割軸32は第1分割軸31と逆の反時計方向に回転されるが、螺旋羽根33,34の向きが互いに逆方向であるから、逆方向の回転で同一方向に現像剤を搬送する。なお、第1分割軸31と第2分割軸32の継ぎ目35は図8に示すように、両方の軸に跨る軸受36によって軸線が一致するように連結されている。
このように第1分割軸31と第2分割軸32で構成された第1搬送スクリュ13を用いた現像装置9は、第1搬送スクリュ13の現像剤搬送方向において像担持体2の作像領域内の位置で分割軸31,32の継ぎ目35が設けられている。そして、第1分割軸31は現像ローラ11側と反対側に現像剤が寄るように螺旋羽根33が設けられ、第2分割軸32は現像ローラ11側に現像剤が寄るように螺旋羽根34が設けられている。
かかる構成では、上記した搬送のロスによる影響を最小限に抑えることができる。すなわち、第1搬送スクリュ13の現像剤搬送方向上流側では現像剤が多く存在するため、現像ローラ11と反対側に現像剤が寄るように設定し、第1搬送スクリュ13の現像剤搬送方向下流側では現像剤が少なくなるため、現像ローラ11側に現像剤が寄るように設定することで上記したロスが改善される。そして、かかる構成では現像剤の枯渇に対する余裕度を大きく増加することができる。なお、継ぎ目35の位置は実験や経験則から適宜設定すればよい。
また、第1搬送スクリュ13内の分割軸31,32によって搬送態様が切り替わる部分を有すると、現像剤の寄り方向が変わることで現像剤にせん断力が生じるため、この部分で補給トナーの分散・帯電が促進されるという副的効果も得られる。
図9は、本発明の他の実施形態を示す現像装置9の構成図、図10はその現像装置の平面構成図である。
ここに示した現像装置9は、第1搬送スクリュ13と第2搬送スクリュ14間で現像剤が撹拌されるように矢印E方向に循環搬送され、その際第1搬送スクリュ13から現像ローラ11に現像剤が供給される。そして、現像ローラ11上に残った現像剤は第1搬送スクリュ13に戻され、再び循環搬送される。
かかる構成の現像装置9では、第1及び第2搬送スクリュ13,14の一端側において一方の搬送スクリュから他方の搬送スクリュに現像剤が受け渡され、他端側において逆に他方の搬送スクリュから一方の搬送スクリュに現像剤が受け渡される。このとき、図10に示すように、第1搬送スクリュ13が搬送によって矢印P1方向に現像剤が寄っていると、右端では受け渡し方向になるが、左端では受け渡しに対して抵抗となる方向になってしまう。同様に、第2搬送スクリュ14が搬送によって矢印P2方向に現像剤が寄っていると、左端では受け渡し方向となるが、右端では受け渡し方向に対して抵抗となる方向になってしまう。そのため、このような受け渡しに対する抵抗による、現像剤へのストレス、現像剤循環の非効率化、スクリュの駆動トルクの増加等を招くおそれがある。
そこで、かかる構成の現像装置において、第1搬送スクリュ13または第2搬送スクリュ14の一方に図6に示した分割軸31,32の搬送スクリュを用いた場合には抵抗となる場所は1ヵ所に減らすことが可能である。さらに、第1搬送スクリュ13と第2搬送スクリュ14とも図6に示した分割軸31,32の搬送スクリュを用いた場合には受け渡し時の抵抗の箇所をすべてなくすことが可能である。
また、上記現像装置9において第1搬送スクリュ13は現像ローラでの現像剤供給性を確保するために現像ローラ11の方向に現像剤を寄せるのが一般的である。しかし、この構成では作像領域内での現像ローラ11への現像剤の供給は効率よく行えるが、第1搬送スクリュ13から第2搬送スクリュ14へ受け渡す際には第1搬送スクリュ13の現像剤の寄り方向が受け渡し方向と逆になるため非効率である。
そこで、本実施形態では第1搬送スクリュ13の上流側は像担持体2の作像領域を過ぎるまでは現像ローラ11方向に現像剤が寄る分割軸31とし、作像領域を超えたところで現像剤が寄る分割軸32となるように、継ぎ目35の位置を設定することが好ましい。これにより、現像ローラ11への供給性と現像剤の循環性とを効率化した現像装置9を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず各種改変することができるものである。例えば、分割軸31,32は互いに逆回転させて同一方向に現像剤を搬送可能にしている構成から、分割軸31,32は互いに独立に回転するので、分割軸31,32はそれぞれの搬送能力を独自に設定することが可能である。これにより、受け渡し機能、現像ローラへの供給機能、などの機能毎に最適な回転数に設定することが可能となり設計上の自由度が増すため、設計条件次第では各種機能のさらなる向上が可能となる。なお、搬送能力の設定は回転数による設定が最も一般的であるが、螺旋羽根の径、ピッチ、軸の径等によって設定してもよい。
本発明に係る現像装置を用いる画像形成装置の主要部を示す概略図である。 本発明に係る現像装置を有する作像装置の断面図である。 本発明に係る現像装置の一実施形態を示す断面説明図である。 図3の現像装置の変形例を示す断面説明図である。 現像装置の剤の寄りと現像剤の流れを示す断面説明図である。 本発明に係る現像装置に用いられる第1搬送スクリュを示す正面図である。 第1搬送スクリュと第2搬送スクリュの駆動系を示す斜視図である。 第1分割軸と第2分割軸の継ぎ目を示す断面説明図である。 本発明に係る現像装置の他の実施形態を示す断面説明図である。 図9の現像装置の現像剤の流れを示す平面構成図である。
符号の説明
2 像担持体
9 現像装置
11 現像ローラ
13 第1搬送スクリュ
14 第2搬送スクリュ
31 第1分割軸
32 第2分割軸
33 第1分割軸の螺旋羽根
34 第2分割軸の螺旋羽根

Claims (5)

  1. 静電潜像が形成される像担持体と対向配置された現像剤担持体と、該現像剤担持体に供給するためのトナーとキャリアを有する2成分系現像剤を撹拌しつつ搬送する回転軸に螺旋羽根が設けられた搬送部材とを具備し、前記像担持体に形成された静電潜像をトナー像として可視像化する現像装置であって、前記搬送部材の回転軸が、軸線が一致し、かつ、互いに独立して回転可能な分割軸で構成され、該分割軸は互いに逆方向に回転されたとき、同一方向に現像剤を搬送するように前記螺旋羽根が設けられている現像装置において、
    前記搬送部材が前記現像剤担持体と対向配置され、搬送中に現像剤を前記現像剤担持体に供給する供給用搬送部材と、前記前記現像剤担持体の現像剤を回収し、回収した現像剤を前記供給用搬送部材に直接または間接的に戻す回収用搬送部材とを有し、
    該供給用搬送部材が前記分割軸で構成され、かつ、現像剤搬送方向にて前記像担持体の作像領域内の位置で分割軸の継ぎ目が設けられており、
    該分割軸の現像剤搬送方向上流軸は現像剤担持体側の反対側に現像剤が寄る螺旋羽根が設けられ、
    前記分割軸の現像剤搬送方向下流軸は現像剤担持体側に現像剤が寄る螺旋羽根が設けられていることを特徴とした現像装置。
  2. 請求項に記載の現像装置において、前記分割軸は現像剤搬送方向上流軸と現像剤搬送方向下流軸とで現像剤搬送能力が異なることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項に記載の現像装置において、前記現像剤搬送方向上流軸と現像剤搬送方向下流軸は回転数の違いにより現像剤搬送能力が異なることを特徴とする現像装置。
  4. 請求項1ないしの何れかに記載の現像装置を用いることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 請求項1ないしの何れかに記載の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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