JP5365294B2 - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents
現像装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5365294B2 JP5365294B2 JP2009075621A JP2009075621A JP5365294B2 JP 5365294 B2 JP5365294 B2 JP 5365294B2 JP 2009075621 A JP2009075621 A JP 2009075621A JP 2009075621 A JP2009075621 A JP 2009075621A JP 5365294 B2 JP5365294 B2 JP 5365294B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- stirring
- transport
- blade
- developing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
表面に潜像が形成される像保持体に対向して配置されて表面に現像剤を保持する現像剤保持体と、
前記現像剤保持体が収容される保持体収容部と、前記保持体収容部に隣接して配置されて内部を現像剤が循環される循環部と、前記循環部に接続され且つ前記循環部からの現像剤が流入する流入部と、前記流入部に隣接して配置され且つ前記循環部に接続されて前記循環部に現像剤が流出する流出部と、を有し、内部に現像剤が収容される現像容器と、
前記流出部に形成されて、新たな現像剤が流入する補給部と、
第1の回転軸と、前記第1の回転軸に設けられた第1の搬送羽根とを有し、前記流入部に収容されて前記流入部内の現像剤を第1の搬送方向に搬送する第1の搬送部材であって、前記流入部の前記第1の搬送方向上流部に配置されて第1の搬送方向下流側へ搬送される現像剤の量を規制する搬送規制羽根を有する前記第1の搬送羽根を有する前記第1の搬送部材と、
第2の回転軸と、前記第2の回転軸に設けられた第2の搬送羽根とを有し、前記流出部に収容されて前記流出部内の現像剤を第1の搬送方向とは逆方向の第2の搬送方向に搬送する第2の搬送部材と、
前記流入部から前記流出部に現像剤を流入させる流入口であって、前記第2の回転軸の上端よりも重力方向で上方に形成された前記流入口と、
を備えたことを特徴とする。
前記保持体収容部に隣接する第1の撹拌部と、前記第1の撹拌部に隣接する第2の撹拌部と、を有する前記循環部と、
前記第1の撹拌部内に収容され且つ前記第1の撹拌部内の現像剤を前記流入部に向かう第1の搬送方向に搬送する前記第1の搬送部材と、
前記第2の撹拌部内に収容され且つ前記流出部の現像剤を前記第2の撹拌部内に流出させる第2の搬送方向に搬送する前記第2の搬送部材と、
前記第1の撹拌部の第1の搬送方向の下流部と前記第2の撹拌部の第2の搬送方向の上流部とを接続する第1の接続部と、前記第1の撹拌部の第1の搬送方向の上流部と前記第2の撹拌部の第2の搬送方向の下流部とを接続する第2の接続部との間に設けられ、前記第1の撹拌部と前記第2の撹拌部との間を仕切る循環仕切り部材と、
を備えたことを特徴とする。
前記第1の撹拌部に対応する領域に設けられた撹拌羽根と、前記流入部の前記第1の搬送方向の上流端に対応する位置に設けられ且つ前記撹拌羽根よりも搬送速度が低速な搬送規制羽根と、を有する前記第1の搬送羽根、
を備えたことを特徴とする。
前記第1の接続部に対応する領域に一部が配置された前記搬送規制羽根、
を備えたことを特徴とする。
前記第1の回転軸の軸方向に沿って延びる撹拌部材により構成された前記搬送規制羽根、
を備えたことを特徴とする。
前記第2の撹拌部に対応する領域の外径よりも前記流出部に対応する領域の外径が小径に形成された前記第2の搬送羽根、
を備えたことを特徴とする。
前記第2の撹拌部に対応する領域の軸径よりも前流出部に対応する領域の軸径が小径に形成された前記第2の搬送部材、
を備えたことを特徴とする。
前記流入部と前記流出部との間を仕切る仕切り部材と、
前記仕切り部材に形成された前記流入口と、
を備えたことを特徴とする。
表面に潜像が形成される像保持体と、
前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する請求項1ないし8のいずれかに記載の現像装置と、
前記像保持体表面の可視像を媒体に転写する転写装置と、
前記媒体に転写された可視像を定着する定着装置と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1,9に記載の発明によれば、新たに補給される現像剤と、流入口から流入する現像剤とを撹拌、混合することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1の撹拌部と流入部の現像剤を第1の撹拌部材で撹拌、搬送でき、第2の撹拌部と流出部の現像剤を第2の撹拌部材で撹拌、搬送できる。
請求項3に記載の発明によれば、撹拌羽根と搬送規制羽根との搬送速度の差により、流入部への現像剤の流入量を規制しつつ、循環部内で現像剤を循環させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、搬送能力のない撹拌羽根による速度低下により、流出部への現像剤の流入量を規制できる。
請求項6に記載の発明によれば、外径が小径でない場合に比べて、流出部で十分に撹拌される前に搬送されることが低減でき、撹拌不良を低減できる。
請求項8に記載の発明によれば、仕切部材に形成された流入口から流出部に現像剤を上方から流入させることができる。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1において、本発明の実施例1の画像形成装置としての複写機Uは自動原稿搬送装置U1と、これを支持し且つ上端に透明な原稿台の一例としてのプラテンガラスPGを有する画像形成装置本体U2とを備えている。
前記自動原稿搬送装置U1は、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて収容される原稿収容部の一例としての原稿給紙トレイTG1と、原稿給紙トレイTG1から前記プラテンガラスPG上の原稿読取位置を通過して搬送される原稿Giが排出される原稿排出部の一例としての原稿排紙トレイTG2とを有している。
前記画像形成装置本体U2は、利用者が複写開始等の作動指令信号を入力操作する操作部UIと、露光光学系A等を有している。
画像処理部GSは、固体撮像素子CCDから入力される前記RGBの電気信号を黒:K、イエロー:Y、マゼンタ:M、シアン:Cの画像情報に変換して一時的に記憶し、前記画像情報を潜像形成用の画像情報として書込駆動回路DLに出力する。
なお、原稿画像が黒色の単色画像の場合は、黒:Kのみの画像情報が書込駆動回路DLに入力される。
前記書込駆動回路DLは、各色Y,M,C,Kの各書込駆動回路を有し、入力された画像情報に応じた書込駆動信号を予め設定された時期に、潜像形成装置ROSの各色の潜像書込部材の一例としての図示しないレーザダイオードに出力する。
潜像形成装置ROSの前記図示しない各レーザダイオードから出射したY,M,C,Kの潜像書込光の一例としてのレーザビームLy,Lm,Lc,Lkは、それぞれ、回転する像保持体の一例としての感光体PRy,PRm,PRc,PRkに入射する。
前記Yの可視像像形成装置Uyは、回転する感光体PRy、帯電器の一例としての帯電ロールCRy,現像装置Gy、転写器の一例としての転写ロールT1y、像保持体清掃器の一例としての感光体クリーナCLyを有しており、前記可視像像形成装置Um,Uc,Ukはいずれも前記Yの可視像像形成装置Uyと同様に構成されている。
現像されたトナー像は、中間転写体の一例としての中間転写ベルトBに接触する1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kに搬送される。前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて中間転写ベルトBの裏面側に配置された1次転写器の一例としての1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kには、制御部Cにより制御される電源回路Eから予め設定された時期に、トナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加される。
前記各感光体PRy〜PRk上のトナー像は前記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトBに1次転写される。1次転写後の感光体PRy,PRm,PRc,PRk表面の残留物は、感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLkによりクリーニングされる。
前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kで転写器T1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトB上に順次重ねて転写されたカラートナー像は、前記2次転写領域Q4に搬送される。
2次転写後の前記中間転写ベルトBは、中間転写体清掃器の一例としてのベルトクリーナCLbにより清掃される。
なお、前記加熱ロールFh表面には、記録シートSの前記加熱ロールからの離型性を良くするための離型剤が離型剤塗布装置Faにより塗布されている。
また、下側フレームLFには、前記給紙トレイTR1〜TR3を支持するガイドレールGRおよび前記各トレイTR1〜TR3から給紙を行うピックアップロールRp、さばきロールRs、シート搬送ロールRa等が支持されている。
図2は本発明の実施例1の画像形成装置で使用される現像装置の全体説明図である。
図3は図2のIII−III線断面図である。
なお、前記Y,M,C,Kの各色の現像器Gy,Gm,Gc,Gkは同様の構成をしているので、以下現像器Gyに関して説明し、その他の現像器Gm,Gc,Gkに関する説明は省略する。
図2において、現像容器本体V1はその内側に、現像剤保持体の一例としての現像ロールR0を収容する保持体収容部の一例としての現像ロール室1と、前記現像ロール室1に隣接する第1の撹拌部の一例としての供給室2と、前記供給室2に隣接する第2の攪拌部の一例としての撹拌室3とを有している。前記供給室2及び攪拌室3とによって、実施例1の循環部の一例としての循環室2+3が構成されている。
前記供給室2の前端には、流入部の一例としての排出室4が連続して形成されており、撹拌室3の前端には、排出室4に隣接して流出部の一例としての補給室6が連続して形成されている。前記排出室4の前端下面には、現像剤を排出する現像剤排出口4aが形成されており、補給室6の前端には、現像容器カバーV2に、新たな現像剤補給される補給部の一例としての補給口6aが形成されている。図4において、前記補給口6は、現像容器カバーV2の右端部に形成され、補給室6の右側に新たな現像剤が流入するように設定されている。
図3において、前記現像容器本体1の内側で前記供給室2および排出室4と、攪拌室3および補給室6との間には、前後方向に延びる循環仕切部材の一例であって仕切部材の一例としての仕切壁7が形成されている。図3〜図5において、前記仕切壁7には、供給室2および撹拌室3の前端及び後端に対応する位置に、第1の接続部の一例としての前側接続口7aおよび第2の接続部の一例としての後側接続口7bが形成されており、供給室2と撹拌室3との間で現像剤が流入、流出可能に構成されている。
図3〜図5において、前記仕切壁7の前端部の現像剤排出口4aよりも後側には、流入口の一例として、重力方向上部に形成された窓状の流入窓7cが形成されており、排出室4から補給室6に現像剤が流入可能に構成されている。
前記サプライオーガR1は、現像ロールR0の軸方向に伸びる第1の回転軸の一例としてのサプライ軸R1aと、前記サプライ軸R1aの外周に支持された第1の搬送羽根の一例としてのサプライ羽根R1bとを有する。前記サプライ軸R1aの後端には、歯車の一例としてのギアG1が固定支持されており、回転が伝達される。
図3において、実施例1のサプライオーガR1では、サプライ羽根R1bは、供給室2内に収容され供給室2内の現像剤を後側接続部7bから前側接続部7a側に向かう第1の搬送方向に搬送する撹拌羽根の一例としての螺旋状の主搬送羽根R1cを有する。
また、低速搬送羽根R1dの前方である第1の搬送方向下流側には、低速搬送羽根R1dよりもピッチが大きな高速搬送羽根R1eが支持されている。高速搬送羽根R1eの前方には、流量調整羽根の一例として、各羽根R1c〜R1eとは逆巻きの螺旋状の逆搬送羽根R1fが支持されている。前記高速搬送羽根R1eと逆搬送羽根R1fとの間には、サプライ軸R1aの軸方向に延びる板状に形成され、現像剤を撹拌する撹拌羽根R1gが支持されている。前記各羽根R1c〜R1gにより、実施例1のサプライ羽根R1bが構成されている。
図3において、実施例1のアドミクスオーガR2では、アドミクス羽根R2bは、撹拌羽根の一例として、撹拌室3内に収容され撹拌室3内の現像剤を前側接続部7aから後側接続部7b側に向かう第2の搬送方向に搬送する螺旋状の主撹拌羽根R2cを有する。
前記アドミクス軸R2aの主撹拌羽根R2cの前方である補給室6内には、撹拌混合羽根の一例として、ピッチが主撹拌羽根R2cよりも短い、すなわち搬送速度が低速な螺旋状の混合羽根R2dが支持されている。前記各羽根R2c,R2dにより、実施例1のアドミクス羽根R2bが構成されている。
前記サプライオーガR1およびアドミクスオーガR2により、実施例1の循環部材R1+R2が構成され、前記現像容器V、現像ロールR0、サプライオーガR1およびアドミクスオーガR2等によって現像器Gyが構成されている。
前記構成を備えた実施例1の複写機Uでは、画像形成が実行されると、現像装置Gy〜Gkが作動して、現像ロールR0、サプライオーガR1およびアドミクスオーガR2が回転する。
サプライオーガR1の回転に伴って、供給室2では、主搬送羽根R1cにより現像剤は第1の搬送方向に搬送され、前側接続部7aでは主搬送羽根R1cと低速搬送羽根R1dとの速度差で、現像剤が滞留する。よって、低速搬送羽根R1dの搬送性能に応じて一部の現像剤が排出室4に流入すると共に、ほとんどの残りの現像剤が前側接続部7aを通じて撹拌室3に流入する。すなわち、低速搬送羽根R1dにより排出室4への現像剤の搬送量が規制されると共に、現像剤の主とした流れは前側接続部7aから撹拌室3側になっている。特に、実施例1の低速搬送羽根R1dは、前側接続部7aに一部が重複する形で配置されており、速度差による滞留を前側接続部7aで発生させやすく、前側接続部7a側への現像剤の主とした流れを確保しやすくなっている。
なお、排出室4に流入した現像剤は、現像領域Q2y〜Q2kでの負荷や供給室2等での搬送により劣化した現像剤が含まれており、一部が現像剤排出口4aから排出される。したがって、実施例1の現像装置Gy〜Gkでは、補給口6aから現像剤を補給しつつ、現像剤排出口4aから劣化した現像剤が少しずつ排出されている。
したがって、実施例1の現像装置Gy〜Gkでは、補給口6aから補給された新たな現像剤は、補給室6と撹拌室3を通過して撹拌、混合された後で供給室2に搬送され、現像に使用される。したがって、撹拌室3を通過する前に供給室2に搬送される場合に比べて、撹拌不良は低減されている。また、補給室6から供給室2までの経路中に現像剤排出口4aが配置されておらず、補給された現像剤が現像ロールR0で使用される前に排出されることが低減されている。
次に本発明の実施例2の説明をするが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
図6において、実施例2の現像装置Gy〜Gkでは、実施例1の低速搬送羽根R1dに替えて、搬送規制羽根の一例として、主搬送羽根R1cの螺旋とは逆巻きの螺旋状の滞留羽根R1d′が支持されている。
前記構成を備えた実施例2の現像装置Gy〜Gkでは、主搬送羽根R1cと滞留羽根R1d′との搬送方向の差に伴って、前側接続部7aで現像剤が滞留して、供給室2から排出室4への現像剤の流入量が規制され、排出室4内の現像剤の総量が安定する。
次に本発明の実施例3の説明をするが、この実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
図7Aにおいて、実施例3の現像装置Gy〜Gkでは、実施例1の低速搬送羽根R1dに替えて、径方向に延びる撹拌部材により構成された搬送規制羽根の一例としての撹拌パドルR1d″が支持されている。実施例3の撹拌パドルR1d″は、径方向に延び且つ軸方向に沿って配置されており、現像剤を搬送する能力が無く、撹拌する機能のみを有する。
前記構成を備えた実施例3の現像装置Gy〜Gkでは、主搬送羽根R1cと搬送能力のない撹拌パドルR1d″との搬送能力の差に伴って、前側接続部7aで現像剤が滞留して、供給室2から排出室4への現像剤の流入量が規制され、排出室4内の現像剤の総量が安定する。
図7Bにおいて、実施例3の撹拌パドルR1d″は、長方形の板状に限定されず、図7Bに示すように三角形状等、任意の形状にすることも可能である。
次に本発明の実施例4の説明をするが、この実施例4の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
図8において、実施例4の現像装置Gy〜Gkでは、実施例1の混合羽根R2dに替えて、主撹拌羽根R2cの外径に比べて、外径が小径化された混合羽根R2d′を有する。これに伴い、実施例4では、補給室6の底面も実施例1に比べて上方に上げ底されている。したがって、実施例4では、混合羽根R2d′による現像剤の単位時間当たりの搬送量である搬送速度が、実施例1に比べて低下している。
また、実施例4では、実施例1の径が軸方向に沿って同一のアドミクス軸R2aに替えて、撹拌室3に収容された大径部R2a1′と、補給室6に収容され且つ大径部R2a1′よりも小径の小径部R2a2′と、を有するアドミクス軸R2a′が配置されている。
前記構成を備えた実施例4の現像装置Gy〜Gkでは、小径化された混合羽根R2d′による現像剤の搬送速度が低速となっており、補給された新たな現像剤が十分に撹拌、混合される前に撹拌室3に搬送されることが低減されている。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H07)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、プリンタUは、いわゆる、プリンタにより構成したが、これに限定されず、例えば、複写機、FAX、あるいはこれらの複数または全ての機能を有する複合機等により構成することも可能である。
(H02)前記実施例において、前記プリンタUは、4色のトナーが使用される構成に限定されず、例えば、5色以上や、3色以下や単色の画像形成装置にも適用可能である。
(H04)前記実施例において、現像剤排出口4aは、現像装置の設計や仕様に応じて、省略可能である。
(H06)前記実施例において、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤を使用する構成を例示したが、この構成に限定されず、トナーのみからなる一成分現像剤を使用する構成とすることも可能である。また、現像剤カートリッジKy〜Kkから補給される現像剤として高濃度トナーを例示したが、この構成に限定されず、トナーのみを補給する構成としたり、現像容器Gy〜Gk内のトナー濃度に対応したトナー濃度の現像剤が補給される構成とすることも可能である。
2…第1の撹拌部、
2+3…循環部、
3…第2の撹拌部、
4…流入部、
6…流出部、
6a…補給部、
7…仕切り部材、循環仕切り部材、
7a…第1の接続部、
7b…第2の接続部、
7c…流入口、
BM+T2b…転写装置、
F…定着装置、
Gy,Gm,Gc,Gk…現像装置、
PRy,PRm,PRc,PRk…像保持体、
R0…現像剤保持体、
R1…第1の搬送部材、
R1c…撹拌羽根、
R1a…第1の回転軸、
R1b…第1の搬送羽根、
R1d,R1d′,R1d″…搬送規制羽根、
R1d″…撹拌部材、
R2…第2の搬送部材、
R2a,R2a′…第2の回転軸、
R2b…第2の搬送羽根、
S…媒体、
U…画像形成装置、
V…現像容器。
Claims (9)
- 表面に潜像が形成される像保持体に対向して配置されて表面に現像剤を保持する現像剤保持体と、
前記現像剤保持体が収容される保持体収容部と、前記保持体収容部に隣接して配置されて内部を現像剤が循環される循環部と、前記循環部に接続され且つ前記循環部からの現像剤が流入する流入部と、前記流入部に隣接して配置され且つ前記循環部に接続されて前記循環部に現像剤が流出する流出部と、を有し、内部に現像剤が収容される現像容器と、
前記流出部に形成されて、新たな現像剤が流入する補給部と、
第1の回転軸と、前記第1の回転軸に設けられた第1の搬送羽根とを有し、前記流入部に収容されて前記流入部内の現像剤を第1の搬送方向に搬送する第1の搬送部材であって、前記流入部の前記第1の搬送方向上流部に配置されて第1の搬送方向下流側へ搬送される現像剤の量を規制する搬送規制羽根を有する前記第1の搬送羽根を有する前記第1の搬送部材と、
第2の回転軸と、前記第2の回転軸に設けられた第2の搬送羽根とを有し、前記流出部に収容されて前記流出部内の現像剤を第1の搬送方向とは逆方向の第2の搬送方向に搬送する第2の搬送部材と、
前記流入部から前記流出部に現像剤を流入させる流入口であって、前記第2の回転軸の上端よりも重力方向で上方に形成された前記流入口と、
を備えたことを特徴とする現像装置。 - 前記保持体収容部に隣接する第1の撹拌部と、前記第1の撹拌部に隣接する第2の撹拌部と、を有する前記循環部と、
前記第1の撹拌部内に収容され且つ前記第1の撹拌部内の現像剤を前記流入部に向かう第1の搬送方向に搬送する前記第1の搬送部材と、
前記第2の撹拌部内に収容され且つ前記流出部の現像剤を前記第2の撹拌部内に流出させる第2の搬送方向に搬送する前記第2の搬送部材と、
前記第1の撹拌部の第1の搬送方向の下流部と前記第2の撹拌部の第2の搬送方向の上流部とを接続する第1の接続部と、前記第1の撹拌部の第1の搬送方向の上流部と前記第2の撹拌部の第2の搬送方向の下流部とを接続する第2の接続部との間に設けられ、前記第1の撹拌部と前記第2の撹拌部との間を仕切る循環仕切り部材と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 - 前記第1の撹拌部に対応する領域に設けられた撹拌羽根と、前記流入部の前記第1の搬送方向の上流端に対応する位置に設けられ且つ前記撹拌羽根よりも搬送速度が低速な搬送規制羽根と、を有する前記第1の搬送羽根、
を備えたことを特徴とする請求項2に記載の現像装置。 - 前記第1の接続部に対応する領域に一部が配置された前記搬送規制羽根、
を備えたことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。 - 前記第1の回転軸の軸方向に沿って延びる撹拌部材により構成された前記搬送規制羽根、
を備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の現像装置。 - 前記第2の撹拌部に対応する領域の外径よりも前記流出部に対応する領域の外径が小径に形成された前記第2の搬送羽根、
を備えたことを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の現像装置。 - 前記第2の撹拌部に対応する領域の軸径よりも前流出部に対応する領域の軸径が小径に形成された前記第2の搬送部材、
を備えたことを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の現像装置。 - 前記流入部と前記流出部との間を仕切る仕切り部材と、
前記仕切り部材に形成された前記流入口と、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の現像装置。 - 表面に潜像が形成される像保持体と、
前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する請求項1ないし8のいずれかに記載の現像装置と、
前記像保持体表面の可視像を媒体に転写する転写装置と、
前記媒体に転写された可視像を定着する定着装置と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009075621A JP5365294B2 (ja) | 2009-03-26 | 2009-03-26 | 現像装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009075621A JP5365294B2 (ja) | 2009-03-26 | 2009-03-26 | 現像装置および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010230760A JP2010230760A (ja) | 2010-10-14 |
JP5365294B2 true JP5365294B2 (ja) | 2013-12-11 |
Family
ID=43046682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009075621A Expired - Fee Related JP5365294B2 (ja) | 2009-03-26 | 2009-03-26 | 現像装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5365294B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5707851B2 (ja) * | 2010-10-25 | 2015-04-30 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像器および画像形成装置 |
JP5483595B2 (ja) * | 2010-11-30 | 2014-05-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2012145729A (ja) * | 2011-01-12 | 2012-08-02 | Kyocera Document Solutions Inc | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 |
JP5496169B2 (ja) * | 2011-11-25 | 2014-05-21 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 |
JP2015152714A (ja) * | 2014-02-13 | 2015-08-24 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
JP6236699B2 (ja) * | 2014-09-18 | 2017-11-29 | シャープ株式会社 | 搬送装置、現像装置、及び画像形成装置 |
JP6145654B2 (ja) * | 2014-11-19 | 2017-06-14 | コニカミノルタ株式会社 | 現像器および画像形成装置 |
JP6911473B2 (ja) * | 2017-04-04 | 2021-07-28 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 搬送部材、搬送装置、及び画像形成装置 |
JP6953833B2 (ja) * | 2017-06-27 | 2021-10-27 | コニカミノルタ株式会社 | 現像装置および画像形成装置 |
JP2019045741A (ja) * | 2017-09-05 | 2019-03-22 | コニカミノルタ株式会社 | 現像装置および画像形成装置 |
JP7415517B2 (ja) * | 2019-12-11 | 2024-01-17 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 粉体搬送装置、現像装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3476317B2 (ja) * | 1996-11-15 | 2003-12-10 | 京セラミタ株式会社 | 現像装置 |
JP3981794B2 (ja) * | 2000-03-15 | 2007-09-26 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像装置 |
JP2001356584A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置 |
JP4192406B2 (ja) * | 2000-06-20 | 2008-12-10 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 現像装置 |
JP4325425B2 (ja) * | 2004-02-06 | 2009-09-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像装置及びこれを用いた画像形成装置 |
JP2006323238A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 現像装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP4551861B2 (ja) * | 2005-10-28 | 2010-09-29 | シャープ株式会社 | 現像装置および画像形成装置 |
JP4330608B2 (ja) * | 2006-11-09 | 2009-09-16 | シャープ株式会社 | 現像装置および画像形成装置 |
JP4661844B2 (ja) * | 2007-09-03 | 2011-03-30 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP4488063B2 (ja) * | 2007-11-16 | 2010-06-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像装置及び画像形成装置 |
JP4501998B2 (ja) * | 2007-12-13 | 2010-07-14 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像装置および画像形成装置 |
JP4645689B2 (ja) * | 2008-06-19 | 2011-03-09 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 現像装置及び画像形成装置 |
JP2010044335A (ja) * | 2008-08-18 | 2010-02-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置 |
JP4935800B2 (ja) * | 2008-11-19 | 2012-05-23 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 現像装置及び画像形成装置 |
JP5522954B2 (ja) * | 2009-02-13 | 2014-06-18 | キヤノン株式会社 | 現像装置及び画像形成装置 |
JP2010197870A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置及びこれを用いた画像形成装置 |
JP2010224105A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 現像装置及び画像形成装置 |
-
2009
- 2009-03-26 JP JP2009075621A patent/JP5365294B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010230760A (ja) | 2010-10-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5365294B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5136003B2 (ja) | 現像装置、像保持体ユニットおよび画像形成装置 | |
JP5903763B2 (ja) | 現像装置、可視像形成装置及び画像形成装置 | |
US8676093B2 (en) | Developing device, image carrier unit and image forming apparatus | |
JP4998602B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5326896B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP4513845B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
US9348262B1 (en) | Developing device having developer supply port and developer discharge port, and image forming apparatus therewith | |
JP2008299196A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP4501998B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2008176264A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2011022346A5 (ja) | ||
JP2011128526A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009175768A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2010223978A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP6248733B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP4513854B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5515676B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2010224344A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
US8233826B2 (en) | Developing apparatus and image forming apparatus provided with the same | |
JP2010113210A (ja) | 現像装置、像保持体ユニットおよび画像形成装置 | |
US8233827B2 (en) | Developing apparatus and image forming apparatus provided with the same | |
JP5327398B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2015191133A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2012145777A (ja) | 現像装置、可視像形成装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130604 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130726 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130813 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130826 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5365294 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |