JP5327398B2 - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents
現像装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5327398B2 JP5327398B2 JP2013003593A JP2013003593A JP5327398B2 JP 5327398 B2 JP5327398 B2 JP 5327398B2 JP 2013003593 A JP2013003593 A JP 2013003593A JP 2013003593 A JP2013003593 A JP 2013003593A JP 5327398 B2 JP5327398 B2 JP 5327398B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- blade
- rotating shaft
- inflow portion
- conveying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
回転する現像剤保持体と、
前記現像剤保持体に供給される現像剤を収容する第1収容室と、
前記第1収容室の下方に配置され、第1収容室との間で循環して搬送される現像剤を収容する第2収容室と、
重力方向とは逆方向に現像剤が持ち上げられ、前記第2収容室から前記第1収容室に現像剤を流入させる第1流入部と、
前記第1収容室内に配置され、前記第1流入部で持ち上げられた現像剤を搬送する第1搬送部材と、
を備え、
前記第1搬送部材は、回転軸と、回転軸に支持された羽根と、前記羽根から前記第1搬送部材の第1搬送方向上流側に向けて形成された補助羽根と、前記第1搬送部材の第1搬送方向上流端部に設けられた端部送り羽根と、を有し、
前記羽根は、前記第1流入部に対応する部分よりも現像剤の搬送方向の下流側の羽根に比べて、前記第1流入部に対応する部分において、前記第1流入部において重力とは逆方向に持ち上げられてきた現像剤を汲み上げるように、前記回転軸の軸方向に対する傾斜角度が小さい羽根を有し、
前記現像剤保持体は、前記回転軸に直交する断面において、前記第1搬送部材から前記現像剤保持体に現像剤が供給される位置の少なくとも一部が、前記第1搬送部材の回転中心よりも上方に配置され、且つ、
前記現像剤保持体は、前記回転軸に直交する断面において、前記第1搬送部材の羽根が下から上に移動する側に配置されると共に、
前記端部送り羽根は、前記第1流入部から前記第1収容室に流入した現像剤を前記現像剤保持体に送り、
前記補助羽根は、前記端部送り羽根の回転半径よりも回転半径が小さい
ことを特徴とする。
回転軸と、前記回転軸の外周に設けられ且つ軸方向に延びる板状の前記端部送り羽根、を有する前記第1搬送部材、
を備えたことを特徴とする。
前記羽根と前記第1搬送方向の下流端との間に隙間が形成された前記端部送り羽根、
を備えたことを特徴とする。
前記第1搬送方向の下流端から上流側にいくに連れて、径方向の外端が前記回転軸から離れる方向に傾斜して形成された前記端部送り羽根、
を備えたことを特徴とする。
回転軸と、前記回転軸の外周に設けられて前記回転軸の軸方向に延びる板状に形成された前記補助羽根と、を有する前記第1搬送部材、
を備えたことを特徴とする。
前記第1搬送方向の上流端から下流側にいくに連れて、径方向の外端が前記回転軸から離れる方向に傾斜して形成された前記補助羽根、
を備えたことを特徴とする。
回転する像保持体と、
前記像保持体表面に潜像を形成する潜像形成装置と、
前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する請求項1ないし6のいずれかに記載の現像装置と、
前記像保持体表面の可視像を媒体に転写する転写装置と、
前記媒体表面の可視像を定着する定着装置と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、板状の端部送り羽根を有しない場合に比べて、現像剤の搬送性能を低下させて滞留しやすくしつつ、現像剤を現像剤保持体に送ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、隙間が形成されていない場合に比べて、現像剤の搬送性能が低下しすぎることが低減される。
請求項4に記載の発明によれば、外端が傾斜していない場合に比べて、外端に対応する部分での濃度むらの発生を低減できる。
請求項6に記載の発明によれば、外端が傾斜していない場合に比べて、外端に対応する部分での濃度むらの発生を低減できる。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1において、画像形成装置の一例としての複写機Uは、自動原稿搬送装置U1と、これを支持し且つ上端に透明な原稿読取り面PGを有する装置本体U2とを備えている。
前記自動原稿搬送装置U1は、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて収容される原稿給紙部TG1と、原稿給紙部TG1から給紙され前記原稿読取り面PG上の原稿読取位置を通過した原稿Giが排出される原稿排紙部TG2とを有している。
前記装置本体U2は、利用者が画像形成動作開始等の作動指令信号を入力操作する操作部UIと、露光光学系A等を有している。
情報変換部IPSは、固体撮像素子CCDから入力される前記RGBの電気信号を黒:K、イエロー:Y、マゼンタ:M、シアン:Cの画像情報に変換して一時的に記憶し、前記画像情報を予め設定された時期に潜像形成用の画像情報として潜像形成回路DLに出力する。
なお、原稿画像が単色画像、いわゆる、モノクロの場合は、黒:Kのみの画像情報が潜像形成回路DLに入力される。
前記潜像形成回路DLは、図示しない各色Y,M,C,Kの各駆動回路を有し、入力された画像情報に応じた信号を予め設定された時期に、各色毎に配置された潜像形成装置LHy,LHm,LHc,LHkに出力する。
前記複写機Uの重力方向中央部に配置された可視像形成装置Uy,Um,Uc,Ukはそれぞれ、Y,M,C、およびKの各色の可視像を形成する装置である。
潜像形成装置LHy〜LHkの各光源から出射したY,M,C,Kの潜像書込光Ly,Lm,Lc,Lkは、それぞれ、像保持体の一例としての感光体PRy,PRm,PRc,PRkに入射する。なお、実施例1では、前記潜像形成装置LHy〜LHkは、書込素子であるLED:Light Emission Diodeが直線上に並べて配置された装置、いわゆる、LEDアレイにより構成されている。
前記Yの可視像形成装置Uyは、回転する感光体PRy、帯電器CRy、潜像形成装置LHy、現像装置Gy、1次転写器T1y、像保持体清掃器の一例としての感光体クリーナCLyを有している。なお、実施例1では、前記感光体PRy、帯電器CRy、感光体クリーナCLyが、装置本体U2に対して一体的に着脱可能な像保持体ユニットとして構成されている。
前記可視像形成装置Um,Uc,Ukはいずれも前記Yの可視像形成装置Uyと同様に構成されている。
現像されたトナー像は、中間転写体の一例としての中間転写ベルトBに接触する1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kに搬送される。前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて中間転写ベルトBの裏面側に配置された1次転写器T1y,T1m,T1c,T1kには、制御部Cにより制御される電源回路Eから予め設定された時期にトナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加される。
前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kで一次転写器T1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトB上に順次重ねて転写された単色または多色のトナー像は、前記2次転写領域Q4に搬送される。
前記一次転写器T1y〜T1k、中間転写ベルトBおよび二次転写器T2等により、感光体PRy〜PRkに形成された画像を媒体に転写する実施例1の転写装置T1+T2+Bが構成されている。
2次転写後の前記中間転写ベルトBは、中間転写体清掃器の一例としてのベルトクリーナCLbにより清掃される。
なお、前記加熱ロールFh表面には、記録シートSの前記加熱ロールからの離型性を良くするための離型剤が離型剤塗布装置Faにより塗布されている。
図3は本発明の実施例1の現像装置の説明図であり、図3Aは現像容器カバーが除去された状態の要部断面斜視説明図、図3Bは供給オーガの説明図、図3Cは撹拌オーガの説明図である。
図4は図3AのIV−IV線断面図である。
図5は図3AのV−V線断面図である。
次に、前記本発明の実施例1の現像装置Gy,Gm,Gc,Gkの説明をするが、各色の現像装置Gy,Gm,Gc,Gkは同様に構成されているため、Y色の現像装置Gyについてのみ詳細な説明をし、その他の色の現像装置Gm,Gc,Gkについては、詳細な説明を省略する。
図2〜図5において、感光体PRyに対向して配置された現像装置Gyは、トナー及びキャリアとを含む2成分現像剤を収容する現像容器Vを有している。前記現像容器Vは、現像容器本体1と、図4に示すように現像容器本体1の上端を塞ぐ蓋部材の一例としての現像容器カバー2と、図3に示すように現像容器本体1の前端に連結された給廃棄部の一例としての給廃棄筒3とを有している。図4において、実施例1の現像容器Vは、感光体PRyに対向する現像領域Q2yに対応して、開口V1が形成されており、開放されている。
なお、図4において、前記現像容器Vの前後両端部には、感光体PRyに対向する側に、現像ロールR0yと感光体PRyとの間隔を所定の間隔にするための突き当て部材Va、いわゆるトラッキング部材が支持されている。
図3Aにおいて、実施例1では、現像ロールR0yによって現像が行われる現像領域Q2yの幅L1に対して、上昇流入部E1が重複する位置に配置されると共に、下降流入部E2は一部が重複して配置されている。
前記第1撹拌室6及び第2撹拌室7とによって循環撹拌室6+7が構成されている。
図3A、図3Bにおいて、前記供給オーガ21は、前記現像ロールR0yの軸方向に平行に伸びる第1回転軸22と、前記第1回転軸22の外周に支持された螺旋状の第1搬送羽根23とを有する。第1搬送羽根23は、給廃棄室6aの前端部に対応して配置された搬送羽根の一例としての第1の補給搬送羽根23aと、給廃棄室6aの中央部から後部に対応して配置された第4搬送部の一例としての廃棄搬送羽根23bと、給廃棄室3aの後端部から下降流入部E2の前側までに対応して配置された循環用の逆搬送部の一例としての循環搬送羽根23cと、下降流入部E2から第1撹拌室6の後端に対応して配置された第1搬送部の一例としての第1の主搬送羽根23dとを有する。
また、第1主搬送羽根23dの一回転で現像剤が移動する距離、すなわち、軸方向に隣接する羽根どうしの間隔、いわゆる、ピッチは、各搬送羽根23a〜23cよりも大きく設定されている。さらに、図4、図5において、実施例1では、第1撹拌室6に比べて、給廃棄室6aの断面積が小さく形成されており、これに伴って、図3Bに示すように、第1撹拌室6内に配置される循環搬送羽根23cと第1の主搬送羽根23dの外径に比べて、給廃棄室6a内に配置される補給搬送羽根23aと廃棄搬送羽根23bの外径が小さくなっている。
また、実施例1の供給オーガ21は、図4に示すように上昇流入部E1において、重力方向上方、第2現像剤収容室側、重力方向下方の順に移動し、後述する図5で示す前記補給流入部E3においても同様に移動する。
図3B、図6において、第1の主搬送羽根23dによる現像剤搬送方向である第1搬送方向Ybに対して、上流端である後端では、螺旋状の第1の主搬送羽根23dの1巻き分の後端羽根23d1は、ピッチがその他の部分に比べて大きくなっている。したがって、第1の主搬送羽根23dの後端羽根23d1は、その他の部分に比べて、第1回転軸22側に傾斜、いわゆる寝た状態となっている。したがって、後端羽根23d1は、その他の部分に比べて、軸方向に現像剤を搬送する能力が低下すると共に、現像ロールR0y側に現像剤を送る能力が高くなっている。
なお、実施例1の上流端パドル23eは、傾斜している下流端面23e1を除く部分の上流端パドル23eの外径は、第1の主搬送羽根23dと同一の外径に設定されている。また、上流端パドル23eは、上昇流入部E1に対応して配置されており、上流端パドル23eと上昇流入部E1とが部分的に重複するように配置されている。
なお、実施例1の小羽根23fは、傾斜している上流端面23f1を除く部分の小羽根23fの外径は、第1の主搬送羽根23dや上流端パドル23eに比べて小径に形成されている。
さらに、実施例1の供給オーガ21では、小羽根23fは、第1回転軸22の回転方向に対して、180°位相が異なる位置に2つ配置されている。
図3B、図7において、実施例1の供給オーガ21では、第1の主搬送羽根23dの下流端である前端23d2と、循環搬送羽根23cの上流端である後端23c1とは、第1回転軸22の軸方向に離れた位置に配置されており、前端23d2と後端23c1との間には隙間SP3が形成されている。そして、第1の主搬送羽根23dの前端23d2と、循環搬送羽根23cの後端23c1とは、第1回転軸22の回転方向に対して、同位相に形成されている。
なお、実施例1では、循環搬送部材23cは、第1回転軸22を2周する2巻き分形成されている。すなわち、巻き数が2巻きに設定されている。
また、実施例1では、前記供給オーガ21は、第1回転軸22と第1搬送羽根23は樹脂により一体形成されているが、軸と搬送羽根を別体で構成して組み立てることも可能である。さらに、実施例1では、前記各搬送羽根23a〜23dは、1つの第1回転軸22に設けられているが、この構成に限定されず、例えば、第1の補給搬送羽根23aとその回転軸、廃棄搬送羽根23bとその回転軸、循環搬送羽根23cとその回転軸、第1主撹拌搬送羽根23dとその回転軸、という形で別体に構成することが可能である。
また、下降流入部E2の現像剤が多くなると、その一部は、循環搬送羽根23cにより逆方向に搬送しきれず、給廃棄室7a側の廃棄搬送羽根23bまで流入する場合がある。この場合、循環搬送羽根23cを越えて廃棄搬送羽根23b側に流入した現像剤は、廃棄搬送羽根23bにより現像剤排出口3bに搬送されて廃棄される。したがって、現像時に負荷を受けて劣化した現像剤が少しずつ現像剤排出口3bから廃棄される。
前記構成を備えた実施例1の複写機Uでは、現像装置Gy〜Gkにおいて循環される現像剤は、上昇流入部E1では、重力方向とは逆方向に現像剤が持ち上げ、汲み上げられると共に、汲み上げられた現像剤が供給オーガ21で下流側に搬送される。したがって、上昇流入部E1が現像領域Q2y〜Q2kの幅L1内にある現像装置Gy〜Gkでは、汲み上げられた現像剤が供給オーガ21で速やかに搬送されすぎると、現像ロールR0yの後端部で、現像剤が不足して、現像ロールR0y〜R0kへの供給不足が発生し、画像形成不良が発生する恐れがある。ここで、実施例1では、現像ロールR0y〜R0kの端部に対応して、現像剤を搬送する能力が無い上流端パドル23eが配置されており、第1撹拌室6に汲み上げられた現像剤の搬送性能、搬送能力、搬送速度が低下すると共に、上流端パドル23eが現像剤を現像ロールR0y〜R0kに向けて送る。したがって、現像ロールR0y〜R0kの端部における現像剤の供給不足が低減され、現像ロールR0y〜R0kの軸方向における現像むら、濃度むらが低減される。
さらに、実施例1では、上流端パドル23eの下流端面23e1と、下流側の第1の主搬送羽根23dとの間に隙間SP1が形成されている。したがって、隙間SP1が形成されていない場合に比べて、現像剤の搬送能力が低下しすぎることが防止されており、上流端パドル23eの下流側で、現像剤が不足することが低減されている。
さらに、実施例1の小羽根23fは、第1の主搬送羽根23dとの間に隙間SP2が形成されており、上流端パドル23eと同様に、搬送力が低下しすぎることが低減されている。また、実施例1の小羽根23fの上流端面23f1が、下流側に行くに連れて半径が大きくなるように傾斜して構成されており、上流端パドル23eと同様に、搬送能力が不連続に変化することが防止され、濃度むらの発生が低減されている。
図8において、従来の現像剤搬送部材では、互いに逆方向に現像剤を搬送する搬送羽根01、02の端部は、図8A、図8Bに示すように、軸方向に沿って一部が重複していたり、図8C、図8Dに示すように端部の位相が揃えられていなかったり、あるいはその両方となるように形成されていた。
図8A、図8Bにおいて、第1の主搬送羽根01の前端01aが、循環搬送羽根02の後端02aよりも前方まで設けられている場合、図7に示す実施例1の隙間SP3のように、軸方向に沿って羽根が配置されていない隙間が設けられていない。したがって、第1の主搬送羽根01により第1搬送方向03に搬送される現像剤は、搬送速度が低下することなく、循環搬送羽根02により逆方向04に搬送される現像剤と衝突し、滞留する。したがって、現像剤が負荷を受け、劣化が早まる恐れがある。
また、図7において、実施例1の供給オーガ21では、循環搬送部材23cの巻き数を2巻きにしており、1巻きや1.5巻きの場合に比べて、現像剤を下降流入部E2側に送る能力が高くなっている。したがって、複写機Uの画像形成速度、いわゆる生産性が高くなって、第1の主搬送羽根23dによる搬送速度が高くなっても、現像剤が下降流入部E2に送られ、循環搬送部材23cを越えて排出口3bから排出される現像剤が過多になることが低減されている。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H012)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としての複写機を例示したが、これに限定されず、例えば、プリンタ、FAX、あるいはこれらの複数または全ての機能を有する複合機等により構成することも可能である。
(H02)前記実施例において、複写機Uは、4色の現像剤が使用される構成を例示したが、これに限定されず、例えば、単色の画像形成装置や、5色以上または3色以下の多色の画像形成装置にも適用可能である。
(H04)前記実施例において、上流端パドル23eや小羽根23fの端面23e1,23f1を傾斜させることが望ましいが、傾斜させず、径方向に延びる端面とすることも可能である。
(H06)前記実施例において、上流端パドル23eや小羽根23fを軸方向に延びる板状の形状としたが、この構成に限定されず、軸方向に対して、傾斜した板状や、複数の板により構成することも可能である。
(H07)前記実施例において、第1撹拌室6と第2撹拌室7とが斜めに配置された現像装置Gy〜Gkを例示したが、この構成に限定されず、第1撹拌室6と第2撹拌室7とが水平方向または重力方向に並べて配置された現像装置にも適用可能である。
(H09)前記実施例において、第1の主搬送羽根23dとして、螺旋状の螺旋羽根を例示したが、この構成に限定されず、例えば、半円状の板を第1回転軸22に傾斜した状態で支持する構成とすることも可能である。
(H010)前記実施例において、各螺旋羽根23a〜23d、28a〜28cの巻き数やピッチ等は、実施例に例示した構成に限定されず、設計や仕様等に応じて任意に変更可能である。
(H012)前記実施例において、循環搬送羽根23cと第1の主搬送羽根23dとの間や循環搬送羽根23cと廃棄搬送羽根23bとの間に隙間SP3,SP4を設けることが望ましいが、いずれか一方または両方を省略することも可能である。
7…第2収容室、
21…第1搬送部材、
22…回転軸、
23…螺旋羽根、
23e…端部送り羽根、
23f…補助羽根、
26…第2搬送部材、
E1…第1流入部、
E2…第2流入部、
F…定着装置、
Gy,Gm,Gc,Gk…現像装置、
L1…現像剤を保持する領域、
LHy,LHm,LHc,LHk…潜像形成装置、
PRy,PRm,PRc,PRk…像保持体、
R0y,R0m,R0c,R0k…現像剤保持体、
SP1…隙間、
T1+T2+B…転写装置、
U…画像形成装置、
Ya…第2搬送方向、
Yb…第1搬送方向。
Claims (7)
- 回転する現像剤保持体と、
前記現像剤保持体に供給される現像剤を収容する第1収容室と、
前記第1収容室の下方に配置され、第1収容室との間で循環して搬送される現像剤を収容する第2収容室と、
重力方向とは逆方向に現像剤が持ち上げられ、前記第2収容室から前記第1収容室に現像剤を流入させる第1流入部と、
前記第1収容室内に配置され、前記第1流入部で持ち上げられた現像剤を搬送する第1搬送部材と、
を備え、
前記第1搬送部材は、回転軸と、回転軸に支持された羽根と、前記羽根から前記第1搬送部材の第1搬送方向上流側に向けて形成された補助羽根と、前記第1搬送部材の第1搬送方向上流端部に設けられた端部送り羽根と、を有し、
前記羽根は、前記第1流入部に対応する部分よりも現像剤の搬送方向の下流側の羽根に比べて、前記第1流入部に対応する部分において、前記第1流入部において重力とは逆方向に持ち上げられてきた現像剤を汲み上げるように、前記回転軸の軸方向に対する傾斜角度が小さい羽根を有し、
前記現像剤保持体は、前記回転軸に直交する断面において、前記第1搬送部材から前記現像剤保持体に現像剤が供給される位置の少なくとも一部が、前記第1搬送部材の回転中心よりも上方に配置され、且つ、
前記現像剤保持体は、前記回転軸に直交する断面において、前記第1搬送部材の羽根が下から上に移動する側に配置されると共に、
前記端部送り羽根は、前記第1流入部から前記第1収容室に流入した現像剤を前記現像剤保持体に送り、
前記補助羽根は、前記端部送り羽根の回転半径よりも回転半径が小さい
ことを特徴とする現像装置。 - 回転軸と、前記回転軸の外周に設けられ且つ軸方向に延びる板状の前記端部送り羽根、を有する前記第1搬送部材、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 - 前記羽根と前記第1搬送方向の下流端との間に隙間が形成された前記端部送り羽根、
を備えたことを特徴とする請求項2に記載の現像装置。 - 前記第1搬送方向の下流端から上流側にいくに連れて、径方向の外端が前記回転軸から離れる方向に傾斜して形成された前記端部送り羽根、
を備えたことを特徴とする請求項2または3に記載の現像装置。 - 回転軸と、前記回転軸の外周に設けられて前記回転軸の軸方向に延びる板状に形成された前記補助羽根と、を有する前記第1搬送部材、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の現像装置。 - 前記第1搬送方向の上流端から下流側にいくに連れて、径方向の外端が前記回転軸から離れる方向に傾斜して形成された前記補助羽根、
を備えたことを特徴とする請求項5に記載の現像装置。 - 回転する像保持体と、
前記像保持体表面に潜像を形成する潜像形成装置と、
前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する請求項1ないし6のいずれかに記載の現像装置と、
前記像保持体表面の可視像を媒体に転写する転写装置と、
前記媒体表面の可視像を定着する定着装置と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013003593A JP5327398B2 (ja) | 2013-01-11 | 2013-01-11 | 現像装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013003593A JP5327398B2 (ja) | 2013-01-11 | 2013-01-11 | 現像装置および画像形成装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009167182A Division JP5326896B2 (ja) | 2009-07-15 | 2009-07-15 | 現像装置および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013065055A JP2013065055A (ja) | 2013-04-11 |
JP5327398B2 true JP5327398B2 (ja) | 2013-10-30 |
Family
ID=48188538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013003593A Expired - Fee Related JP5327398B2 (ja) | 2013-01-11 | 2013-01-11 | 現像装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5327398B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8674790B2 (en) * | 2009-12-28 | 2014-03-18 | Seiko Epson Corporation | Surface acoustic wave device, oscillator, module apparatus |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7465434B2 (ja) * | 2019-09-25 | 2024-04-11 | 株式会社リコー | 現像装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1124382A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-01-29 | Minolta Co Ltd | 現像装置 |
US6266504B1 (en) * | 2000-02-10 | 2001-07-24 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Developing apparatus and image forming apparatus |
JP2008268506A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置、像保持体ユニットおよび画像形成装置 |
-
2013
- 2013-01-11 JP JP2013003593A patent/JP5327398B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8674790B2 (en) * | 2009-12-28 | 2014-03-18 | Seiko Epson Corporation | Surface acoustic wave device, oscillator, module apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013065055A (ja) | 2013-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5326896B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2011022346A5 (ja) | ||
JP5136003B2 (ja) | 現像装置、像保持体ユニットおよび画像形成装置 | |
JP2008268506A (ja) | 現像装置、像保持体ユニットおよび画像形成装置 | |
JP5365294B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5903763B2 (ja) | 現像装置、可視像形成装置及び画像形成装置 | |
JP4513845B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
US9348262B1 (en) | Developing device having developer supply port and developer discharge port, and image forming apparatus therewith | |
JP4501998B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
US9835979B2 (en) | Developing device and image forming apparatus therewith | |
JP4748242B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5327398B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5515676B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP4513854B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2018200399A (ja) | 現像装置 | |
JP5866223B2 (ja) | 中間ホッパーおよびそれを備えた画像形成装置 | |
JP6299335B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2011022349A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
KR101580841B1 (ko) | 현상기 및 이를 채용한 전자사진방식 화상형성장치 | |
JP2012145777A (ja) | 現像装置、可視像形成装置及び画像形成装置 | |
JP5625777B2 (ja) | 現像剤の収容容器および画像形成装置 | |
JP5423194B2 (ja) | 歯車列の調整方法、現像装置および画像形成装置 | |
JP6543993B2 (ja) | 現像装置、可視像形成装置および画像形成装置 | |
US8185024B2 (en) | Developing unit having a magnet member and image forming apparatus including the developing unit | |
JP5679280B2 (ja) | 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130111 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20130111 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20130206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130212 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130305 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130416 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130531 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130625 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130708 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5327398 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |