JP2012150387A - 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012150387A
JP2012150387A JP2011010638A JP2011010638A JP2012150387A JP 2012150387 A JP2012150387 A JP 2012150387A JP 2011010638 A JP2011010638 A JP 2011010638A JP 2011010638 A JP2011010638 A JP 2011010638A JP 2012150387 A JP2012150387 A JP 2012150387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
developing device
conveyance path
developing
recovery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011010638A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5742003B2 (ja
Inventor
Hiroaki Okamoto
啓明 岡本
Yoshiyuki Fukuda
善行 福田
Yoshio Hattori
良雄 服部
Toshio Koike
寿男 小池
Atsushi Nakamoto
篤 中本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2011010638A priority Critical patent/JP5742003B2/ja
Publication of JP2012150387A publication Critical patent/JP2012150387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5742003B2 publication Critical patent/JP5742003B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】現像剤連れ回りを抑制することができる現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】回収搬送路38の現像剤搬送方向下流端よりも下流側に、現像剤滞留部102を設けている。現像剤滞留部102は、現像剤搬送方向に平行で、上下方向に切ったときの断面形状が、三角形状になっている。より詳しくは、現像剤滞留部102の重力方向上側の上側面103が、回収搬送路38に向かうにつれて現像剤滞留部102の断面積が大きくなるような傾斜面となっている。
【選択図】図15

Description

本発明は、トナー及びキャリアを含む二成分現像剤を用いる現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置に関するものである。
従来から、現像剤担持体に現像剤を供給するための供給搬送路と、現像領域でトナーを消費した現像剤担持体表面上の現像済み現像剤を回収する回収搬送路とを備えた供給回収分離方式の現像装置が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1の現像装置は、現像剤担持体に沿って現像剤担持体回転軸方向に延びる供給搬送路の下方に回収搬送路が並列に配置されている。供給搬送路の下流側と回収搬送路の上流側とは開口を介して連通しており、供給搬送路の上流側と回収搬送路の下流側とは開口を介して連通しており、現像剤が循環する。供給搬送路から供給され現像領域を通過しトナー濃度が低下した現像剤は、供給搬送路内に戻らず回収搬送路内に回収され再度新しいトナーと十分に攪拌されるまで供給搬送路(現像領域)に戻ってこない。そのため、現像剤担持体上のトナー濃度変動を小さくできる。
上述した供給回収分離方式の現像装置では、回収搬送路内において、その回収搬送路に沿って配置される現像剤担持体から現像剤を回収しながら下流側端部まで現像剤が搬送される。よって、回収搬送路内を流れる現像剤の量は、下流側ほど多くなる。しかも、供給搬送路が回収搬送路の上方に位置するので、回収搬送路の下流端において現像剤の自重に反して現像剤を持ち上げて移送させる必要がある。そのため、回収搬送路の下流端での現像剤搬送速度の落ち込みが大きく、回収搬送路の下流端で現像剤が滞留する。このような、回収搬送路の下流端での現像剤の滞留が進むと、回収搬送路の下流端に滞留した滞留現像剤が、現像剤担持体の回収搬送路の下流側部分と対向する箇所に及んで、現像剤担持体表面の現像済み現像剤が、回収搬送路へ回収されるスペースを塞いでしまう。その結果、現像剤担持体の回収搬送路の下流側と対向する箇所の現像済み現像剤が、回収搬送路へ回収されず、再度、現像領域へ運ばれる不具合(以下、現像剤連れ周り)が発生する。現像済み現像剤のトナー濃度は低下しているため、現像剤連れ周りにより再度、現像剤済み現像剤が現像領域へ搬送されてしまうと、その部分の画像の濃度が低下してしまい、画像ムラが生じてしまう。
そこで、供給搬送路の上流側と回収搬送路の下流側とを連通する開口の断面積を大きくし、回収搬送路から供給搬送路への現像剤の搬送量を多くすることで、回収搬送路の下流に滞留する現像剤量を減らすことが考えられる。しかし、後述する実験に示すように、開口の断面積を大きくして、回収搬送路下流の滞留する現像剤量を減らすと、現像剤搬送経路内のトナーを、現像に必要な帯電量にまで帯電させるまでの時間が長くなることがわかった。これは、後述する実験で示すように、開口の断面積を大きくして回収搬送路下流の滞留現像剤量を減らすと、回収搬送路下流側で現像剤にかかる圧密度が、低下してしまう。その結果、キャリアとトナーとの摺擦回数や摺擦力が、滞留現像剤量が多い場合に比べて減少し、現像剤搬送路内のトナーを、現像に必要な帯電量にまで帯電させる時間(以下、帯電立ち上げ時間という)が長くなることが判明した。このように、帯電立ち上げ時間が長くなる結果、トナーを所定の帯電量に立ち上げるための現像搬送経路における現像剤の搬送・攪拌時間が長くなり、装置のウォームアップ時間が長くなってしまう。その結果、ファーストプリントが開始されるまでの時間が長くなるという不具合に繋がる。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、ファーストプリントが開始されるまでの時間が長くなるのを抑制し、かつ、現像剤連れ回りを抑制することができる現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、トナーとキャリアとを含む現像剤を表面上に担持して回転し、潜像担持体と対向する現像領域で該潜像担持体の表面の潜像にトナーを供給して現像する現像剤担持体と、上記現像剤担持体に対して対向配置され、上記現像剤担持体の軸線方向に沿って供給搬送部材で現像剤を搬送しながら上記現像剤担持体に現像剤を供給する供給搬送路と、上記現像剤担持体の上記現像領域から上記供給搬送路から現像剤が供給される供給領域までの間の領域に対向配置され、上記現像剤担持体から上記現像領域通過後の現像剤を回収し、現像剤担持体の軸線方向に沿って、上記現像剤担持体から回収された現像剤を回収搬送部材により搬送する回収搬送路と、上記供給搬送路の現像剤搬送方向下流端と、上記回収搬送路の現像剤搬送方向上流端とを連通する第1連通部と、上記供給搬送路の現像剤搬送方向上流端と、上記回収搬送路の現像剤搬送方向下流端とを連通する第2連通部とを備え、上記搬送経路と上記回収経路との間で現像剤を循環搬送する現像装置において、上記回収搬送路の現像剤搬送方向下流端よりも現像剤搬送方向下流側に、上記回収搬送路から搬送されてきた現像剤を滞留させる現像剤滞留部を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の現像装置において、上記回収搬送路の現像剤搬送方向下流端から離れるにつれて、断面積が小さくなるよう上記現像剤滞留部を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の現像装置において、上記回収搬送部材を、上記現像剤滞留部まで延設させたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の現像装置において、上記回収搬送部材は、回転軸上に螺旋状のスクリュ部を備え、上記回収搬送部材の上記現像剤滞留部に位置するスクリュ部の巻き方向を、回収搬送路に位置するスクリュ部の巻き方向と逆向きにしたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項3または4の現像装置において、上記回収搬送部材が、上記現像剤滞留部の内壁面に当接しないよう構成したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5いずれかの現像装置において、上記現像剤滞留部の壁面に凹凸を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6いずれかの現像装置において、上記供給搬送路を上記回収搬送路よりも重力方向上方に配置したことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項7の現像装置において、上記第2連通部は、上記回収搬送経路の現像剤搬送方向下流端における重力方向上方に設けられており、上記現像剤滞留部の重力方向上方に設けられた面を、上記回収搬送路の現像剤搬送方向下流端から離れるにつれて、重力方向下側に下降する傾斜面としたことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、潜像担持体と該潜像担持体上の潜像を現像する現像装置とを一体的に支持し、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジにおいて、上記現像装置として、請求項1乃至8のいずれかの現像装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、潜像担持体と、該潜像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、トナー及びキャリアを含む二成分現像剤により該潜像担持体上の潜像を現像する現像装置とを有し、該現像装置により該潜像担持体上に形成されたトナー像を最終的に記録材へ転移させて、該記録材上に画像を形成する画像形成装置において、上記現像装置として、請求項1乃至8いずれかの現像装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項10の画像形成装置において、少なくとも上記現像装置と、上記潜像担持体とを一体に支持し、装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項10または11の画像形成装置において、上記現像装置を複数備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、回収搬送路の現像剤は、回収搬送路よりも下流に設けられた現像剤滞留部へ搬送され、現像剤滞留部で現像剤が滞留する。これにより、滞留させる現像剤量を減らさずに、回収搬送路の下流に滞留する滞留現像剤量を、現像剤滞留部の容積分減らすことができる。その結果、キャリアとトナーとの摺擦回数や摺擦力の減少を抑制しつつ、回収搬送路の滞留現像剤が、現像剤担持体の回収搬送路の下流側部分と対向する箇所に及ぶのを抑制することができる。これにより、帯電立ち上げ時間が長くなるのを抑制しつつ、現像剤担持体上の現像済み現像剤が回収されるスペースを塞ぐのを抑制することができる。よって、ファーストプリントが開始されるまでの時間が長くなるのを抑制しつつ、現像剤連れ回りが生じるのを抑制することができる。
本発明によれば、ファーストプリントが開始されるまでの時間が長くなるのを抑制しつつ、現像剤連れ回りを抑制することができる。
実施形態に係るプリンタの概略構成図。 同プリンタに適用可能な現像装置の一例を示す概略断面図。 同現像装置を図2の矢印F方向からみた各搬送スクリュの回転軸近傍の断面説明図。 同現像装置を図2の矢印F方向から見た、現像装置の現像容器内の現像剤の流れを説明する模式図。 現像ローラ内の各磁極の磁束密度を示す模式図。 バッファ部に供給された現像剤のうち、現像ローラに保持されなかった現像剤を、回収搬送路へ落下させる構成の現像装置の概略断面図。 トナー帯電量を測定するための現像剤のサンプリング箇所について説明する模式図。 持上開口部の断面積を異ならせて、トナーの帯電立ち上げついて調べた結果を示すグラフ。 トナーの帯電量と、攪拌時間との関係を示すグラフ。 持上開口部の断面積が2[cm]のときのトナー飽和帯電量と、持上開口部の断面積が2[cm]のときのトナー飽和帯電量とを示すグラフ。 持上開口部の断面積が2[cm]のときの時定数と、持上開口部の断面積が2[cm]のときの時定数とを示すグラフ。 持上開口部からの距離に対する回収搬送路内の現像剤面の高さについて説明する模式図。 持上開口部の断面積が2[cm]のときの持上開口部からの距離に対する回収搬送路内の現像剤面の高さと、持上開口部の断面積が1[cm]のときの持上開口部からの距離に対する回収搬送路内の現像剤面の高さとを示すグラフ。 持上開口部近傍の圧力を測定した結果を示すグラフ。 実施例1の現像装置3における各搬送スクリュの回転軸近傍の断面説明図。 実施例2の現像装置3における各搬送スクリュの回転軸近傍の断面説明図。 実施例1、2および比較例の現像装置について、トナーの帯電立ち上げ時間を調べた結果を示すグラフ。 実施例1、2および比較例の現像装置の飽和帯電量を示すグラフ。 実施例1、2および比較例の現像装置の時定数を示すグラフ。 実施例1、2および比較例の現像装置の持上開口部からの距離に対する回収搬送路内の現像剤面の高さを示すグラフ。 変形例1の現像装置における各搬送スクリュの回転軸近傍の断面説明図。 変形例2の現像装置における各搬送スクリュの回転軸近傍の断面説明図。
以下、本発明を画像形成装置としてのプリンタ100に適用した実施形態について説明する。各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1は、プリンタ100の概略構成図である。
プリンタ100は、タンデム方式を採用するフルカラー画像を形成可能なカラー画像形成装置であり、ブラック、マゼンタ、イエロー、シアン(以下、それぞれ、K、M、Y、Cという。)の各色トナー像を形成する作像装置17K,M,Y,Cを備えている。これらの作像装置17K,M,Y,Cの下方には、下流側張架ローラ18及び上流側張架ローラ19に掛け回されて記録紙Pを表面に担持して搬送し、各作像装置17K,M,Y,Cの対向しながら表面移動する転写搬送ベルト15が配設されている。転写搬送ベルト15を挟んで各作像装置17K,M,Y,Cと対向する転写バイアスローラ5K,M,Y,Cを備えている。
また、転写搬送ベルト15による記録紙搬送方向について下流側張架ローラ18よりも下流側には、転写搬送ベルト15から分離した記録紙P上の未定着トナーを定着する定着装置24を備えている。また、プリンタ100の本体上部には、定着装置24を通過しトナー像が定着した記録紙Pを積載するための排紙トレイ25を備えている。
転写搬送ベルト15の下方には、記録紙Pを収容する複数の給紙カセット20,21,22を備えている。また、転写搬送ベルト15と作像装置17K,M,Y,Cとが対向する転写領域に各給紙カセット20,21,22から記録材である記録紙Pを供給する給紙搬送装置26と、各給紙カセット20、21、22から搬送されてきた記録紙Pを作像装置17K,M,Y,Cによる作像タイミングに合わせて供給するレジストローラ23とを備えている。
また、本実施形態1のプリンタ100では、図1中の左右方向のサイズを小型にできるように転写搬送ベルト15を斜め方向に配設し、転写搬送ベルト15上での記録紙Pの搬送方向を図1中矢印で示すように斜め方向としている。これにより、プリンタ100は、図1中の左右方向における筐体の幅が、A3サイズの記録紙長手方向の長さよりも僅かに長い大きさとなっている。このように構成することで、本実施形態1のプリンタ100は、内部に記録紙を収容するために最低限必要な大きさに構成できており大幅に小型化されている。
各作像装置17K,M,Y,Cは、潜像担持体としてドラム状の感光体1K,M,Y,Cを有している。この感光体1K,M,Y,Cの回転方向に関して順に、それぞれ帯電装置2K,M,Y,C、現像装置3K,M,Y,C、クリーニング装置6K,M,Y,C、等を有している。また、帯電装置2K,M,Y,Cと現像装置3K,M,Y,Cとの間で書込み光Lを露光装置16K,M,Y,Cから照射される周知の構成である。感光体1K,M,Y,Cはドラム状でなく、ベルト状としても良い。
このような構成のプリンタ100では、画像形成スタートとともに、各作像装置17K,M,Y,Cで各色トナー像が形成される。各作像装置17K,M,Y,Cでは、感光体1K,M,Y,Cが、図示していないメインモータにより回転駆動され、帯電装置2K,M,Y,Cによって一様帯電された後、露光装置16K,M,Y,Cより、画像を色分解した色毎の画像情報に応じて書込み光Lが照射され、静電潜像が形成される。感光体1K,M,Y,C上に形成された静電潜像は、現像装置3K,M,Y,Cにより現像され、各感光体1K,M,Y,Cの表面上に各色トナー像が形成される。一方、給紙カセット20,21,22のいずれかから給紙搬送された記録紙Pは、レジストローラ23によって作像装置17K,M,Y,Cによる作像タイミングに合わせて、転写搬送ベルト15の表面上に供給される。そして、転写搬送ベルト15に担持された記録紙Pは転写搬送ベルト15の表面移動によって各色の転写領域に搬送される。
各感光体1K,M,Y,C上に形成されたトナー像は、感光体1K,M,Y,Cと転写搬送ベルト15との対向部で転写バイアス手段である転写バイアスローラ5K,M,Y,Cによって転写搬送ベルト15上に担持された記録紙Pに順次転写される。このようにしてK、M、Y、Cの順で各感光体1K,M,Y,C上に形成されたトナー像が転写され、重ね合わせカラートナー像が記録紙P上に形成される。トナー像を転写された記録紙Pは、転写搬送ベルト15から分離され、定着装置24に搬送され、トナー像が定着されて機外の排紙トレイ25に排出される。
一方、記録紙P上にトナー像を転写した後の感光体1K,M,Y,Cは、クリーニング装置6K,M,Y,Cによって転写残トナーの除去がなされ、必要に応じて図示しない除電ランプで除電された後、再度、帯電装置2K,M,Y,Cで一様に帯電される動作を繰り返す。
次に、現像装置3について詳しく説明する。本実施形態1のプリンタ100の現像装置3K,M,Y,Cは、画像形成物質として、互いに異なる色(K,M,Y,C)のトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっている。このため、以下、特に必要のない限り添字K,M,Y,Cを省略し、現像装置3として説明する。
図2は、本実施形態1のプリンタ100に適用可能な現像装置3の一例を示す概略断面図である。
図3は、現像装置3を図2の矢印F方向からみた各搬送スクリュの回転軸近傍の断面説明図である。
図4は、現像装置3を図2の矢印F方向から見た、現像装置3のケーシングである現像容器33内の現像剤の流れを説明する模式図である。
図5は、現像ローラ34内の各磁極の磁束密度を示す模式図である。
なお、図3及び図4中の矢印が現像容器33中の現像剤の流れを示している。
図2に示すように、現像装置3は感光体1に対向配置され、感光体1は図中矢印aに示すように、図2における時計回り方向に回転駆動する。現像装置3のケーシングである現像容器33内には磁性キャリアと磁性又は非磁性のトナーとからなる粉体状の二成分現像剤である現像剤32が収容されている。現像装置3は、感光体1の表面に形成された静電潜像にトナーを供給して現像を行う現像領域Aまで現像容器33内の現像剤32を担持して、表面移動することによって搬送する現像剤担持体としての現像スリーブ34aを備える。また、現像スリーブ34aの内部に現像装置3に対して固定された複数の磁石からなる磁界発生手段としてのマグネットローラ34bを備え、現像スリーブ34aとマグネットローラ34bとで現像ローラ34を構成する。さらに、現像スリーブ34a上に担持された現像剤の層厚規制する現像剤規制部材としての現像ドクタ35とを有している。
本実施形態のマグネットローラ34bは、現像スリーブ表面移動方向に沿って3つの磁極S1,N1,N2を備えている。図5に示すように、磁極S1は、現像領域Aで作用して、現像領域Aを通過する現像剤32を穂立ちさせ、磁性キャリアが保持しているトナーを感光体1の表面に接触させて現像させる機能を担っている現像磁極である。磁極N1は、現像領域よりも下流側の領域で作用して、現像スリーブ34aの回転による現像剤32の搬送性を確保するとともに、現像スリーブ34aの表面から現像剤を離間させるための現像剤離れ機能を担っている剤離れ磁極である。磁極N2は、バッファ部Dや現像ドクタ35の周辺で作用して、供給搬送路37内の現像剤32をバッファ部Dへ移動させて現像スリーブ上に汲み上げる汲み上げ磁極として機能するとともに、現像ドクタ35を通過する現像剤32に磁気力を作用させて規制ギャップの現像剤通過量の安定性を確保する規制磁極としても機能する汲み上げ・規制磁極である。
供給搬送部材としての供給スクリュ39と回収搬送部材としての回収スクリュ40とが現像スリーブ34aの回転軸方向に対して略平行に設けられている。各搬送スクリュは、図3に示すように、回転軸とその回転軸に螺旋状に設けられたスクリュ部とを有し、回転することにより回転軸の軸方向に沿って、それぞれ一方向に現像剤32を搬送する。現像容器33の内部は、供給搬送路37と回収搬送路38とが、仕切壁36を挟んで上下に形成されている。
また、図3に示すように、仕切壁36の両端部には連通部としての開口部がそれぞれ設けられている。ここで、供給搬送路37の現像剤搬送方向上流側と回収搬送路38の現像剤搬送方向下流側との間は第2連通部としての持上開口部41によって連通している。回収搬送路38の現像剤搬送方向上流側との間は第2連通部としての落下開口部42によって、連通している。また、この落下開口部42の上部には、補給トナーを補給するためのトナー補給口45が配置されている。
ここで、図2に示すように、仕切壁36は現像スリーブ34a側の端部が供給スクリュ39を下方から包み込むように立設され、この立設部によって障壁43を形成している。この障壁43と、現像装置3の内壁と、現像スリーブ34aの上部の周面とで形成される現像スリーブ34aの上方空間(現像ドクタ35の現像スリーブ表面移動方向上流側に隣接する規制前空間)には、供給搬送路37から現像剤32が順次供給される。この現像スリーブ34aの上方空間は、貯留する現像剤32が現像スリーブ34aの周面に接触し、現像スリーブ34aの回転に伴って現像スリーブ34aの周面に接触した現像剤32が、この現像スリーブ34aの回転軸方向の全幅に亘って担持搬送されるように現像幅に亘って形成されている。そして、この現像スリーブ34aの上方空間は、供給搬送路37から供給される現像剤32を一旦貯留する供給貯留部であるバッファ部Dとして機能し、貯留した現像剤32を現像スリーブ34aへ安定的に供給している。
本実施形態における現像装置3においては、供給搬送路37中の現像剤32の量が下流に行くほど少なくなる傾向があるため、その量の減少に従うように障壁43の端部の高さが上流から下流に行くにしたがって低くなるように形成してもよい。図3に示すように、回収搬送路38内の現像剤32は回収スクリュ40によって供給スクリュ39の搬送方向とは逆方向に搬送される。また、供給スクリュ39は図2における時計回りに回転し、回収スクリュ40は現像スリーブ34aと同様に反時計回りに回転する。図4に示すように、現像容器33内の現像剤32は、供給スクリュ39及び回収スクリュ40の回転によって、供給搬送路37及び回収搬送路38それぞれの搬送方向に向かって搬送され、現像容器内を循環する。
回収搬送路38から供給搬送路37への現像剤32の搬送は、回収搬送路38に設けられた回収スクリュ40による、搬送方向下流端に溜まった現像剤32の搬送圧で、供給搬送路37と回収搬送路38とを連通する持上開口部41を通過するように、現像剤32を鉛直方向上方へ押し上げることで行われる。供給搬送路37で搬送されている現像剤32は、現像剤搬送方向に沿って順次、供給スクリュ39の回転によって供給スクリュ39と現像スリーブ34aとの間の障壁43の端部を乗り越えてバッファ部Dに供給される。そして、バッファ部Dに供給された現像剤32は、直接又は現像スリーブ34aに内設されたマグネットローラ34bの磁気力によって現像スリーブ34aに引き付けられ現像スリーブ34aに供給される。
バッファ部Dを介して、現像スリーブ34aに供給された現像剤32は、現像スリーブ34aの回転と、内設されたマグネットローラ34bの磁気力とによって、現像スリーブ34aの表面に担持されつつ、図2中の矢印Bの方向に搬送される。そして、バッファ部Dを介して、現像スリーブ34aに供給されて担持された現像剤32のうちの一定量が、現像スリーブ34aに担持されつつ、矢印Bで示すように、現像スリーブ34aの表面と現像ドクタ35との規制ギャップを通過する。このとき、現像スリーブ34aの表面に担持された現像剤32のうちの余分な現像剤は、規制ギャップを通過するときに現像ドクタ35によって通過を阻止され、図2中の矢印B1で示すようにバッファ部D内に留まる。
規制ギャップを通過した現像剤32は、図2中矢印B2で示すように現像スリーブ34aと感光体1との間の現像領域Aを通過したのち、現像スリーブ34aから離れ、現像容器33の底部33bへ流れて回収搬送路38へと受け渡される。より詳しく説明すると、まず、規制ギャップを通過した現像剤32は現像スリーブ34a上に担持されて現像領域Aに搬送され、現像領域Aを通過する。その後、現像領域Aにおいて感光体1の表面の供給されずに現像スリーブ34a上に残った現像剤32は、現像スリーブ34aの回転に伴って供給搬送路37に再度回収されるのではなく、回収搬送路38に回収される。そして、回収された現像剤32は、補給されたトナーと回収搬送路38中で攪拌されつつ搬送され、再度、供給搬送路37へ受け渡される。このように、現像領域Aを通過した現像剤32は現像容器33内の供給搬送路37と回収搬送路38とを循環するため、供給搬送路37内には常に回収搬送路38で十分攪拌された現像剤のみが存在する状態となる。
また、回収搬送路38内の現像剤32は現像領域Aを通過してトナー濃度が低下した現像剤32を含むため、トナーを補給する必要がある。そこで、潜像の画像情報から求めるトナー消費量に応じて、または、回収搬送路38内の現像剤32のトナー濃度の測定結果に応じて、回収搬送路38の上流側の現像剤32にトナー補給がなされる。この現像容器33内に補給されるトナーは、図3に示すように、トナー補給口45から落下開口部42を通って回収搬送路38の搬送方向上流側の端部に落下する。そして、落下した補給トナーは回収搬送路38内の現像剤32に補給され、回収搬送路38内で攪拌搬送される。このようにして、適正なトナー濃度の現像剤32を供給搬送路37に受け渡すことができる。
本実施形態の現像装置3では、供給搬送路37から現像スリーブ34aに供給され現像領域Aを通過してトナー濃度が低下した現像剤は回収搬送路38と対向する位置で現像スリーブ34aの表面から離脱し、回収搬送路38内に回収される。また、回収搬送路38内に回収された現像剤は回収搬送路38内の搬送方向上流側端部に補給されるトナーと回収搬送路38内で攪拌され、所望のトナー濃度となった状態で供給搬送路37に供給される。このように本実施形態の現像装置3では、現像領域Aを通過してトナー濃度が低下した現像剤は供給搬送路37では回収されないため供給スクリュ39による搬送方向の上流側と下流側とで供給搬送路37内での現像剤32のトナー濃度が変化しない。
また、図2に示す現像装置3では、仕切り壁36と現像スリーブ34aとのギャップ0.5〜1.0[mm]に設定して、バッファ部Dに供給された現像剤32を、バッファ部Dに留めているが、図6に示すように、現像スリーブ34aと仕切り壁36とのギャップを3.0[mm]以上にして、バッファ部Dに供給された現像剤32のうち、汲み上げ磁極N2で保持しきれなかった現像剤32を、このギャップから回収搬送路38へ落下させる構成としてもよい。なお、現像スリーブ34aと仕切り壁36とのギャップが3.0[mm]未満では、現像剤32が安定して回収搬送路38へ落下させることができなかった。
本実施形形態では、現像剤を供給スクリュ39から現像ローラ34に搬送・供給する際に重力の力も利用するので、汲み上げ磁極の磁束密度を下げても現像剤搬送が可能である。従って、現像ドクタ35での磁束密度が小さくでき、現像ドクタ35での現像剤にかかるストレスを低減でき現像剤の劣化を抑制できるので現像剤の長寿命化が可能である。しかし、現像ドクタ35での摺擦力が小さいために現像ドクタ35でのトナーの帯電機能が低下している。よって、供給搬送路37や回収搬送路38でトナーを所定の帯電量に帯電させておく必要がある。
そこで、本発明者らは、供給搬送路37や回収搬送路38でのトナー帯電性能について、以下に示す実験を行った結果、持上開口部41の断面積が小さい方が、トナーを帯電させる帯電性能を増加させることができることが判明した。以下、発明者らが行った実験について詳しく説明する。
まず、本発明者らは、持上開口部41の断面積を異ならせて、トナーの帯電立ち上げついて調べた。具体的には、現像ローラ34を取り外した現像装置3において、高湿環境下で供給スクリュ39、回収スクリュ40を回転させて、トナーの帯電量を落とした現像剤を攪拌・搬送し、攪拌時間とトナー帯電量との関係をVブロー装置で取得した。持上開口部41の形状としては、図7に示すように、断面積Xが2[cm]の長方形状のものと、断面積Xが1[cm]の長方形状のものを用意した。また、供給搬送路37の持上開口部41よりもほんの少し現像剤搬送方向下流の領域(図7の斜線で囲んだ領域S)の現像剤をサンプリングして、持上開口部41通過直後のトナーの帯電量を測定した。その結果を図8に示す。
トナーの帯電の立ち上がり(トナーの帯電量と、攪拌時間との関係)に関しては、図9に示す関係で表すことができると言われており、図9に示す関係を表す関係式は、以下の式(1)のようになる。
Q=Q+pot(1−exp(−t/τ))…式(1)
Q0:初期帯電量
pot:飽和帯電量−初期帯電量
τ:時定数(立上時間の半値)
t:攪拌時間
上記した関係式と、図8に示す実験結果とから、飽和帯電量Potと、時定数τをそれぞれ求めた。その結果を、図10、図11に示す。
図8、図10、図11からわかるように、開口部を1[cm]の長方形にした方が帯電の立ち上がりが早く、飽和帯電量が高いことがわかる。
次に、持上開口部41の断面積が2[cm]の長方形状の場合における、回収搬送路38の下流側(図7の点線で囲った領域101)に滞留する現像剤量と、持上開口部41の断面積が1[cm]の長方形状の場合における、回収搬送路38の下流端に滞留する現像剤量とを調べた。
回収搬送路38の下流側に滞留する現像剤量を測定するのは困難なので、剤バランスが整うまで現像剤を攪拌・搬送し、その後静止した状態で、図12に示すように持上開口部41からの距離に対する回収搬送路38内の現像剤面の高さを測定した。その測定結果を図13に示す。実験結果から断面積が1[cm]の方が、2[cm]よりも持上開口部41から遠い場所でも現像剤面が高いことが分かる。つまり開口面積を小さくした方が回収搬送路38の下流側に滞留する現像剤量が多いことがわかる。
次に、持上部開口部付近に小型圧縮ロードセル(共和電業製)を設け、現像ローラ34を取り外した現像装置3を用いて供給スクリュ39、回収スクリュ40で現像剤を攪拌・搬送したときの圧力を測定した。その結果を図14に示す。なお、この実験では、持上開口部41の断面積が、1[cm],1.3[cm],2[cm]の長方形状の物を用意してそれぞれの形状で圧力を測定した。
図14に示すように、持上開口部41の断面積を小さくした方が、圧力が高いことが分かる。これは、持上開口部41の断面積を小さくすることで、回収搬送路38の下流端に滞留する現像剤量が多くなり圧力が高くなったと考えている。
以上の実験結果により、持上開口部41の開口面積を小さくすることで回収搬送路38の下流端に現像剤が溜まり圧密状態になることで帯電立ち上がりが早く、飽和帯電量が高くなり、帯電機能が向上することが分かった。
このように、持上開口部41の断面積を狭くして、回収搬送路38の下流端に現像剤を溜め、圧密状態にすることで帯電機能が向上するが、回収搬送路38の下流端に現像剤が溜まることで、現像剤連れ周りという不具合が発生する。これは、先の図13に示すように、現像剤面が高く現像剤が滞留する箇所が、持上開口部41から遠い場所まで及んでいる。そのため、現像剤が滞留する箇所が、現像ローラ34と対向領域まで及んで、現像スリーブ34a表面の現像済み現像剤が、回収搬送路38へ回収されるためのスペースを塞いでしまう。その結果、この現像済みの現像剤が、回収搬送路38に回収されず、再度、現像領域Aへ搬送され、現像に用いられるのである。この現像剤済みの現像剤は、一度、現像領域Aを通過して、トナーが消費されているため、トナー濃度が低い。よって、この現像済みの現像剤が再度、現像領域Aへ搬送されてしまうと、所定のトナー量を、潜像に付着させることができ、他の部分よりも画像の濃度が薄くなり、画像の濃度ムラが生じてしまう。
持上開口部41を現像ローラ34の一端から離れた位置に設けることにより、回収搬送路の下流側に滞留した現像剤が、現像ローラとの対向領域に及ぶことがなくなり、現像剤連れ回りを抑制することができるが、この場合、回収搬送路38、供給搬送路37ともに、軸方向に長くなってしまうので、現像装置が軸方向に大型化しまう。
そこで、本実施形態においては、回収搬送路38の持上開口部41よりも現像剤搬送方向下流側に、回収搬送路38で滞留する現像剤を貯留するための現像剤滞留部を設けて、現像剤滞留部に現像剤を滞留させるようにし、回収搬送路内の滞留現像剤の量を減らした。以下に、具体的に説明する。
[実施例1]
図15は、実施例1の現像装置3における各搬送スクリュの回転軸近傍の断面説明図である。
図15に示すように、実施例1の現像装置3においては、回収搬送路38の現像剤搬送方向下流端よりも下流側に、現像剤滞留部102を設けている。現像剤滞留部102は、現像剤搬送方向に平行で、上下方向に切ったときの断面形状が、三角形状になっている。より詳しくは、現像剤滞留部102の重力方向上側の上側面103が、回収搬送路38に向かうにつれて現像剤滞留部102の断面積が大きくなるような傾斜面となっている。
また、回収スクリュ40は、現像剤滞留部102まで延設されている。また、回収スクリュ40の現像剤滞留部102に位置するスクリュ部40b−2は、現像剤滞留部102の壁面と当接しないよう、回転軸40aからの高さが調整されている。すなわち、回収搬送路38から離れた位置にあるスクリュ部の回転軸40aからの高さaが、回収搬送路38側にあるスクリュ部の高さbよりも短くなっている。
回収搬送路38の現像剤32は、回収スクリュ40により現像剤滞留部102へと搬送される。現像剤滞留部102は、回収搬送路38から離れるにつれて、断面積が小さくなる形状となっている。このため、現像剤滞留部102へ搬送されてきた現像剤32は、回収スクリュ40によって現像剤滞留部102の奥側へ搬送されることにより、現像剤が圧密状態となる。その結果、現像剤滞留部102の奥側において、トナーとキャリアとの摺擦回数や摺擦力が増加し、トナーをすばやく所定の帯電量にすることができる。現像剤滞留部102の奥側にまで搬送された現像剤32は、後から搬送されてきた現像剤32に押されて、傾斜している上側面103側へ押し上げられる。そして、矢印Gに示すように、傾斜した上側面103に沿って移動しながら、持上開口部41へと搬送され、供給搬送路37へと搬送される。このように、現像剤滞留部102においては、上側面側の現像剤搬送方向が、回収スクリュ40側の現像剤搬送方向に対して逆向きなので、現像剤滞留部102でのトナーのキャリアとの摺擦回数を増やすことができ、トナーをすばやく所定の帯電量にすることができる。
また、上側面103を傾斜面とすることで、回収搬送路から現像剤滞留部102の現像剤を、スムーズに持上開口部41へ向けて搬送することができる。その結果、現像剤滞留部102に現像剤が長期にわたり滞留し続けるのを抑制することができる。また、現像剤滞留部102に回収スクリュ40を延設させることで、現像剤滞留部102の現像剤を攪拌することができ、トナーとキャリアとの摺擦を促進させることができる。これにより、トナーを良好に摩擦帯電させることができる。
このように、現像剤滞留部102に現像剤を搬送して、現像剤滞留部102で現像剤を滞留させることで、回収搬送路内で滞留する現像剤量を減らすことができる。これにより、回収搬送路内の滞留現像剤が、現像ローラ34との対向領域にまで及んでしまうのを抑制することができる。その結果、現像スリーブ34a表面の現像済み現像剤が回収されるスペースを回収搬送路内の滞留現像剤が塞いでしまうのを抑制することができ、現像剤連れ周りが発生するのを抑制することができる。
また、現像剤滞留部102の断面積を、回収搬送路38から離れるに従って、小さくしたので、現像剤滞留部102に滞留させる現像剤量が少なくても、圧密状態を作りだすことができ、トナーを良好に摩擦帯電させることができる。これにより、後述する実験で示すように、持上開口部41の断面積を広くして、滞留させる現像剤量を減らしても、トナーを所定の帯電量にすばやく帯電させることができる。また、現像剤滞留部の容積を減らすことができるので、現像装置の大型化を抑制することができる。また、現像剤滞留部102を設けることにより、現像装置の下側は、軸方向に長くなってしまうが、供給搬送路37を有する上側は、従来の現像装置と同じ軸方向長さにすることができる。よって、持上開口部41を現像ローラの一端から離すことにより、現像剤の連れ回りを抑制する場合に比べて、現像装置の軸方向の大型化を必要最小限に留めることができる。
[実施例2]
図16は、実施例2の現像装置3における各搬送スクリュの回転軸近傍の断面説明図である。
この実施例2は、上側面103に凹凸を設けたものである。このように、凹凸を設けることで、上側面103に沿って、持上開口部へ現像剤32が移動するときに、トナーとキャリアとの摺擦回数や摺擦力を増加させることができ、トナーをすばやく所定の帯電量にすることができる。それ以外の構成は、実施例1の現像装置と同じである。また、図16に示す構成では、上側面103にのみ凹凸を設けているが、現像剤滞留部102の全ての壁面に凹凸を設けてもよい。
図15に示した実施例1の現像装置、図16に示した実施例2の現像装置、現像剤滞留部102を有していない比較例の現像装置とを用いて、以下に示す実験を行った。
実験は、各現像装置から現像ローラ34を取り外し、トナーの帯電量を落とした現像剤を、供給搬送路37、回収搬送路38に投入し、表1に示す実験条件で、供給スクリュ39、回収スクリュ40を回転させて、現像剤を攪拌・搬送し、攪拌時間(供給スクリュ39・回収スクリュ40の駆動時間)とトナーの帯電量との関係をVブロー装置で取得した。各現像装置の持上開口部41は、断面積が2[cm]の長方形状とした。また、供給搬送路37の持上開口部41よりもほんの少し現像剤搬送方向下流の領域(先の図7の斜線で囲んだ領域Sと同じ箇所)のトナーをサンプリングした。すなわち、持上開口部41通過直後のトナーの帯電量を測定した。その実験結果を図17に示す。
Figure 2012150387
次に、先の式(1)と、図17に示した実験結果とに基づいて、飽和帯電量Potと、時定数τをそれぞれ求めた。その結果を、図18、図19に示す。
図17〜図19に示すように、現像剤滞留部102を設けることにより、現像剤滞留部設けていない比較例の現像装置に比べて、トナーの帯電時定数τが早くなり、飽和帯電量Potが高くなることがわかる。しかも、上側面103に凹凸を設けて実施例2の現像装置においては、先の図10、図11に示した持上開口部41の断面積を1[cm]した現像装置と、ほぼ同じ時定数τ、飽和帯電量Potにすることができた。このように、断面積が奥側に向かうにつれて小さくなる現像剤滞留部102を設けた実施例1、2の現像装置においては、持上開口部41の断面積を広めにしても、トナーを所定の帯電量にすばやく帯電させることができることがわかった。これは、上述したように、現像剤滞留部102に滞留させる現像剤量が少なくても、現像剤滞留部102の奥側の断面積が小さい部分で現像剤を圧密状態にすることができる。よって、滞留する現像剤量が少なくても、トナーとキャリアとの摺擦回数を多くすることができ、かつ、摺擦力を高めることができ、比較例の現像装置に比べてトナーを所定の帯電量にすばやく帯電させることができたと考えられる。このように、持上開口部41の断面積を広めにして、滞留させる現像剤量を減らしても、トナーを所定の帯電量にすばやく帯電させることができる。これにより、回収搬送路38の下流側に現像剤が滞留するのを抑制して、トナーを所定の帯電量にすばやく帯電させることができる。よって、トナーを所定の帯電量にすばやく帯電させる機能を得つつ、回収搬送路38に滞留した現像剤で、現像スリーブ34a上の現像済み現像剤を回収するスペースを塞いでしまうのを防止することができ、現像剤連れ回りを抑制することができる。また、実施例2の現像装置の方が、実施例1の現像装置に比べて、時定数τを早くでき、飽和帯電量Potを高めることができた。これは、現像剤滞留部102の壁面を凹凸にしたことで、トナーとキャリアとの摺擦回数や摺擦力を増加させることができたためと考えられる。
次に、実施例1、2の現像装置、比較例の現像装置を用いて、回収搬送路38の下流側に滞留する現像剤量を調べた。
回収搬送路38の下流側に滞留する現像剤量を測定するのは困難なので、剤バランスが整うまで現像剤を攪拌・搬送し、その後静止した状態で、先の図12に示すように持上開口部41からの距離に対する回収搬送路38内の現像剤面の高さを測定した。その測定結果を図20に示す。
図20からわかるように、実施例1、2の現像装置の回収搬送路38の下流側の現像剤高さを、比較例の現像装置よりも低くできる。これは、現像剤滞留部102を設けることにより、その容積分、比較例の現像装置よりも回収搬送路38の下流側の現像剤高さを低くすることができたと考えられる。このように、実施例1、2の現像装置においては、比較例の現像装置に比べて、回収搬送路38の下流側の現像剤の高さを抑えることができる。これにより、回収搬送路38の現像剤を攪拌・搬送したとき、飛散した現像剤が、現像スリーブ表面に付着するのを抑制することができる。
図21は、変形例1の現像装置における各搬送スクリュの回転軸近傍の断面説明図である。
図21に示す変形例1の現像装置は、現像剤滞留部102に位置する回収スクリュ40のスクリュ部40b−2の巻き方向を回収搬送路38に位置するスクリュ部40b−1と逆にしたものである。このように構成することで、回収スクリュ40が回転したとき、現像剤滞留部102の現像剤は、回収スクリュ40により回収搬送路38に向けて搬送される。これにより、現像剤滞留部102に現像剤が留まり続けてしまうのを抑制することができる。また、回収搬送路38の下流端101の現像剤では、現像剤滞留部102から搬送されてきた現像剤と、回収搬送路38から搬送されてきた現像剤とで挟まるような形となり、圧密状態にすることができる。これにより、キャリアとトナーとの摺擦回数や摺擦力を増加させることができ、トナーの帯電を促進させることができる。
図22は、変形例2の現像装置における各搬送スクリュの回転軸近傍の断面説明図である。
図22に示す変形例2の現像装置は、現像剤滞留部102に位置にまで回収スクリュ40を延設していないものである。このような構成でも、回収搬送路の下流端101にまで搬送された現像剤32は、回収スクリュ40により現像剤滞留部102へと搬送される。そして、現像剤滞留部の現像剤が、後から現像剤滞留部102へ搬送されてきた現像剤32に押されることで、矢印Gに示すように、現像剤滞留部102の奥側へ搬送されていき、奥側までくると、後から現像剤滞留部102へ搬送されてきた現像剤32により持上げられ、上側面103に沿って搬送される。そして、持上開口部41まで上側面103に沿って搬送され、持上開口部41から供給搬送路の上流端へ搬送される。
以上、本実施形態の現像装置は、トナーとキャリアとを含む現像剤32を表面上に担持して回転し、潜像担持体たる感光体1と対向する現像領域で感光体1の表面の潜像にトナーを供給して現像する現像剤担持体たる現像ローラ34を備えている。また、現像ローラ34に対して対向配置され、上記現像ローラ34の軸線方向に沿って供給搬送部材たる供給スクリュ39で現像剤32を搬送しながら上記現像ローラ34に現像剤32を供給する供給搬送路37を備えている。また、上記現像ローラ34の上記現像領域から上記供給搬送路37から現像剤32が供給される供給領域までの間の領域に対向配置され、上記現像ローラ34から上記現像領域通過後の現像剤32を回収し、現像ローラ34の軸線方向に沿って、上記現像ローラ34から回収された現像剤を回収搬送部材たる回収スクリュ40により搬送する回収搬送路38を備えている。また、上記供給搬送路37の現像剤搬送方向下流端と、上記回収搬送路38の現像剤搬送方向上流端とを連通する第1連通部たる落下開口部42と、上記供給搬送路37の現像剤搬送方向上流端と、上記回収搬送路38の現像剤搬送方向下流端とを連通する第2連通部たる持上開口部41とを備えている。また、回収搬送路38の持上開口部41よりも現像剤搬送方向下流側に、現像剤32を貯留する現像剤滞留部102を設けている。これにより、回収搬送路38の現像剤は、現像剤滞留部102へ搬送され、現像剤滞留部に滞留する。これにより、回収搬送路に滞留する現像剤量を、現像剤滞留部の容積分減らすことができ、回収搬送路内の滞留現像剤が、現像ローラ34との対向領域にまで及んでしまうのを抑制することができる。よって、回収搬送路38内の滞留現像剤が、現像スリーブ34a表面の現像済み現像剤が回収されるスペースを塞ぐのを抑制することができ、現像連れ回りが生じるの抑制することができる。
また、回収搬送路38の現像剤搬送方向下流端から離れるにつれて、断面積が小さくなるよう現像剤滞留部102を構成した。これにより、現像剤滞留部102へ搬送された現像剤が、後から搬送された現像剤に押されて断面積の小さい奥側へ搬送され、圧密状態にすることができる。これにより、現像剤滞留部102に滞留する現像剤量が少なくても、圧密状態を作り出すことができ、良好にトナーを摩擦帯電させることができる。このように、現像剤滞留部102に滞留する現像剤量を少なくできるので、現像剤滞留部の容積を狭くでき、装置の大型化を抑制することができる。
また、回収スクリュ40を、上記現像剤滞留部102まで延設させることにより、現像剤滞留部102の現像剤32を攪拌することができ、トナーとキャリアとの摺擦を促進させることができる。これにより、トナーを良好に摩擦帯電させることができる。
また、回収スクリュ40の上記現像剤滞留部102に位置するスクリュ部40b−2の巻き方向を、回収搬送路38に位置するスクリュ部40b−1の巻き方向と逆向きにしてもよい。これにより、回収スクリュ40を回転させたとき、現像剤滞留部102の現像剤32が、回収搬送路38に向けて搬送される。これにより、現像剤滞留部102に長期にわたり現像剤が留まり続けることを抑制することができる。
また、回収スクリュ40が、上記現像剤滞留部102の内壁面に当接しないよう構成することで、上記現像剤滞留部102の内壁面や回収スクリュ40が磨耗するのを防止することができる。
現像剤滞留部102の壁面に凹凸を設けることで、現像剤滞留部内の現像剤32が壁面に沿って移動するとき、トナーとキャリアとの摺擦回数や摺擦力を増加させることができる。これにより、トナーをすばやく所定の帯電量に帯電させることができる。
また、供給搬送路37を回収搬送路38よりも重力方向上方に配置した。これにより、現像装置の水平方向の幅を小さくすることができ、装置の小型化を図ることができる。
さらに、現像剤滞留部102の重力方向上方に設けられた上側面103が、回収搬送路38の現像剤搬送方向下流端から離れるにつれて、重力方向下側に下降する傾斜面とした。これにより、現像剤滞留部102の現像剤が、上側面103に沿ってスムーズに持上開口部41へ所定の帯電量に帯電したトナーを搬送させることができる。
1:感光体
3:現像装置
34:現像ローラ
37:供給搬送路
38:回収搬送路
39:供給スクリュ
40:回収スクリュ
40a:回転軸
40b:スクリュ部
41:持上開口部
42:落下開口部
102:現像剤滞留部
103:上側面
特開平11−272062号公報

Claims (12)

  1. トナーとキャリアとを含む現像剤を表面上に担持して回転し、潜像担持体と対向する現像領域で該潜像担持体の表面の潜像にトナーを供給して現像する現像剤担持体と、
    上記現像剤担持体に対して対向配置され、上記現像剤担持体の軸線方向に沿って供給搬送部材で現像剤を搬送しながら上記現像剤担持体に現像剤を供給する供給搬送路と、
    上記現像剤担持体の上記現像領域から上記供給搬送路から現像剤が供給される供給領域までの間の領域に対向配置され、上記現像剤担持体から上記現像領域通過後の現像剤を回収し、現像剤担持体の軸線方向に沿って、上記現像剤担持体から回収された現像剤を回収搬送部材により搬送する回収搬送路と、
    上記供給搬送路の現像剤搬送方向下流端と、上記回収搬送路の現像剤搬送方向上流端とを連通する第1連通部と、
    上記供給搬送路の現像剤搬送方向上流端と、上記回収搬送路の現像剤搬送方向下流端とを連通する第2連通部とを備え、
    上記搬送経路と上記回収経路との間で現像剤を循環搬送する現像装置において、
    上記回収搬送路の現像剤搬送方向下流端よりも現像剤搬送方向下流側に、上記回収搬送路から搬送されてきた現像剤を滞留させる現像剤滞留部を設けたことを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1の現像装置において、
    上記回収搬送路の現像剤搬送方向下流端から離れるにつれて、断面積が小さくなるよう上記現像剤滞留部を構成したことを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1または2の現像装置において、
    上記回収搬送部材を、上記現像剤滞留部まで延設させたことを特徴とする現像装置。
  4. 請求項3の現像装置において、
    上記回収搬送部材は、回転軸上に螺旋状のスクリュ部を備え、
    上記回収搬送部材の上記現像剤滞留部に位置するスクリュ部の巻き方向を、回収搬送路に位置するスクリュ部の巻き方向と逆向きにしたことを特徴とする現像装置。
  5. 請求項3または4の現像装置において、
    上記回収搬送部材が、上記現像剤滞留部の内壁面に当接しないよう構成したことを特徴とする現像装置。
  6. 請求項1乃至5いずれかの現像装置において、
    上記現像剤滞留部の壁面に凹凸を設けたことを特徴とする現像装置。
  7. 請求項1乃至6いずれかの現像装置において、
    上記供給搬送路を上記回収搬送路よりも重力方向上方に配置したことを特徴とする現像装置。
  8. 請求項7の現像装置において、
    上記第2連通部は、上記回収搬送経路の現像剤搬送方向下流端における重力方向上方に設けられており、
    上記現像剤滞留部の重力方向上方に設けられた面を、上記回収搬送路の現像剤搬送方向下流端から離れるにつれて、重力方向下側に下降する傾斜面としたことを特徴とする現像装置。
  9. 潜像担持体と該潜像担持体上の潜像を現像する現像装置とを一体的に支持し、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジにおいて、
    上記現像装置として、請求項1乃至8のいずれかの現像装置を用いたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 潜像担持体と、該潜像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、トナー及びキャリアを含む二成分現像剤により該潜像担持体上の潜像を現像する現像装置とを有し、該現像装置により該潜像担持体上に形成されたトナー像を最終的に記録材へ転移させて、該記録材上に画像を形成する画像形成装置において、
    上記現像装置として、請求項1乃至8いずれかの現像装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項10の画像形成装置において、
    少なくとも上記現像装置と、上記潜像担持体とを一体に支持し、装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項10または11の画像形成装置において、
    上記現像装置を複数備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2011010638A 2011-01-21 2011-01-21 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP5742003B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011010638A JP5742003B2 (ja) 2011-01-21 2011-01-21 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011010638A JP5742003B2 (ja) 2011-01-21 2011-01-21 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012150387A true JP2012150387A (ja) 2012-08-09
JP5742003B2 JP5742003B2 (ja) 2015-07-01

Family

ID=46792666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011010638A Expired - Fee Related JP5742003B2 (ja) 2011-01-21 2011-01-21 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5742003B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10149022A (ja) * 1996-11-21 1998-06-02 Toshiba Corp 現像装置
JPH10339991A (ja) * 1997-06-09 1998-12-22 Minolta Co Ltd 現像装置
JPH11272062A (ja) * 1998-03-20 1999-10-08 Toshiba Corp 現像装置および画像形成装置
JP2007163811A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Canon Inc 現像装置及び画像形成装置
JP2008015263A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Murata Mach Ltd 現像装置
JP2008268506A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置、像保持体ユニットおよび画像形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10149022A (ja) * 1996-11-21 1998-06-02 Toshiba Corp 現像装置
JPH10339991A (ja) * 1997-06-09 1998-12-22 Minolta Co Ltd 現像装置
JPH11272062A (ja) * 1998-03-20 1999-10-08 Toshiba Corp 現像装置および画像形成装置
JP2007163811A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Canon Inc 現像装置及び画像形成装置
JP2008015263A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Murata Mach Ltd 現像装置
JP2008268506A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置、像保持体ユニットおよび画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5742003B2 (ja) 2015-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5585871B2 (ja) 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5500422B2 (ja) 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5765624B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP5611146B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5505799B2 (ja) 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP6618297B2 (ja) 現像装置
JP2011128526A (ja) 画像形成装置
JP5442186B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP5500437B2 (ja) 現像装置並びにこれを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP5455048B2 (ja) 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5549919B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
US10372068B2 (en) Development device
JP5660456B2 (ja) 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5742003B2 (ja) 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2009069669A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5532397B2 (ja) 現像装置、並びにこれを用いたプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5534422B2 (ja) 現像装置、この現像装置を有したプロセスカートリッジ、及びこの現像装置もしくはプロセスカートリッジを備えた画像形成装置
JP5789702B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5578421B2 (ja) 現像装置、この現像装置を有したプロセスカートリッジ、及びこの現像装置もしくはプロセスカートリッジを備えた画像形成装置
JP5403413B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP5679280B2 (ja) 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2011059184A (ja) 現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2015094805A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2012047901A (ja) 現像装置及びこれを用いた画像形成装置
JP5508977B2 (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150416

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5742003

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees