JP2008251847A - 半導体装置及びプリントヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 素子サイズを小型化することで、チップ面積を小さくすることにより、コストアップを抑えるようにする。
【解決手段】 シフトレジスタ回路100は、発光素子サイリスタのゲート電極と接続する発光サイリスタの数と同数のデータ出力端子Q1、Q2、・・・、Q192を有し、これらの端子ごとにゲート電圧を印加するための電圧レベルを保持するフリップフロップと、クロック端子SCKにクロック信号が入力されると、フリップフロップに保持されている電圧レベルを後段のシフトレジスタ回路100にシフト転送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光素子が複数配列されて構成された半導体装置及びこの半導体装置を備えるプリントヘッドに関する。
図13は、発光素子としてLEDを用いた従来のプリントヘッドとしてのLEDヘッドの構造を示す図である。図13に示すように、例えばA4サイズの用紙に印刷可能であり、1インチ当たり600ドットの解像度を持つプリンタに設けられているLEDヘッド219では、印字データ信号HD−DATAが、クロック信号HD‐CLKとともにLEDヘッド219に入力され、4992ドット分のビットデータがフリップフロップ回路FF、FF、中FF4992から成るシフトレジスタ回路中を順次転送される。
次に、このLEDヘッド219では、ラッチ信号HD−LOADがLEDヘッド219に入力されると、ビットデータが各ラッチ回路LT、LT、…、LT4992にラッチされる。続いて、このLEDヘッド219では、ビットデータと印刷駆動信号HD−STB−Nによって、発光素子LD、LD、・・・、LD4992のうち、High(高)レベルであるドットデータに対応するものが点灯される。なお、Gはインバータ回路、G、G、…、G4992はプリバッファ回路、Tr、Tr、・・・、Tr4992はスイッチ素子、VDDは電源である(例えば、特許文献1参照)。
特開平2−263668号公報
しかしながら、上述した従来のLEDヘッドは多数のLEDを備え、各LEDは、駆動能力に応じた大きな駆動電流が流されるトランジスタに接続されている。このLEDは、素子自体の構成を単純化することができるものの、このLEDを駆動させるにはトランジスタに大きな駆動電流を流さなければならず、このため、トランジスタ等の駆動素子が大型化して大きなチップ面積を占有することになり、駆動素子がコストアップしてしまうという問題点があつた。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑み、素子サイズを小型化することで、チップ面積を小さくすることにより、コストアップを抑えることが可能な半導体装置及び半導体装置を備えるプリントヘッドを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、複数の発光素子と、該複数の該発光素子の各々に対応させた出力端子を有し当該発光素子の発光指示データを記憶するシフトレジスタ回路とを備えた半導体装置であって、前記複数の発光素子の各々は、前記発光素子の発光電流が流れる第1の電極および第2の電極と、当該発光素子を発光させるか否かを制御するための第3の電極を有し、前記シフトレジスタ回路の複数の出力端子は、対応する発光素子の第3の電極に接続されている。
この構成によれば、発光素子を発光させるか否かを制御するための第3の電極を有し、シフトレジスタ回路の複数の出力端子は、対応する発光素子の第3の電極に接続されているので、従来の半導体装置において必要であった発光素子の駆動電流を直接断続させるための大きな駆動能力を備えた例えばトランジスタ等のスイッチング手段を設ける必要がなくなる。従って、この半導体装置を形成するに際して大きなチップ面積を占有する必要がなくなり、半導体装置のコストダウンを図ることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、外部から出力された電圧に基づき、前記発光素子の前記第1の電極と前記第2の電極との間に前記発光電流を流すため駆動電流を生成する駆動電流生成回路を更に備える。
この構成によれば、駆動電流生成回路が、入力された電圧に基づき、発光素子の前記第1の電極と前記第2の電極との間に前記発光電流を流すため駆動電流を生成するので、結晶の光子欠陥等に起因する発光素子の特性バラツキを補正することができる。従って、従来において、半導体装置を製造する際に使用することができなかったものでも使用することが可能となり、歩留まりが著しく向上させることができる。この結果、発光素子の製造コストをダウンさせることができる。
請求項5記載の発明は、感光ドラムに画像を静電潜像させるための光照射を行うプリントヘッドであって、請求項1記載の半導体装置を複数カスケード接続して形成されている。
この構成によれば、発光素子を発光させるか否かを制御するための第3の電極を有し、シフトレジスタ回路の複数の出力端子は、対応する発光素子の第3の電極に接続されているので、従来の半導体装置において必要であった発光素子の駆動電流を直接断続させるための大きな駆動能力を備えた例えばトランジスタ等のスイッチング手段を設ける必要がなくなる。従って、半導体装置を形成するに際して大きなチップ面積を占有する必要がなくなり、プリントヘッドのコストダウンを図ることができる。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、入力された電圧に基づき、前記発光素子の前記第1の電極と前記第2の電極との間に前記発光電流を流すため駆動電流を生成する駆動電流生成回路を更に備える。
この構成によれば、駆動電流生成回路が、外部から出力された電圧に基づき、発光素子の前記第1の電極と前記第2の電極との間に前記発光電流を流すため駆動電流を生成するので、結晶の光子欠陥等に起因する発光素子の特性バラツキを補正することができる。従って、従来において、プリントヘッドを製造する際に使用することができなかったものでも使用することが可能となり、歩留まりが著しく向上させることができる。この結果、発光素子の製造コストをダウンさせることができる。
以上、本発明によれば、素子サイズを小型化することで、チップ面積を小さくすることにより、コストアップを抑えることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明に係る実施例1のプリントヘッドを構成する半導体装置の回路図である。図1に示すように、この実施例1のプリントヘッドを構成する半導体装置は、シフトレジスタ回路100と、発光素子として192個の発光サイリスタd1、・・・、d192とを有している。シフトレジスタ回路100は、図13に示す従来のLEDヘッドを構成するフリップフロップ回路FFが192個縦続に接続されている。これらのフリップフロップ回路FFのそれぞれは、シフトレジスタ回路100に設けられた後述するデータ出力端子Q1〜Q192を備え、発光サイリスタd1、・・・、d192を発光させるための電圧を印加するための電圧レベルを保持している。また、これらのフリップフロップ回路FFのQn出力は、前段であるQn-1端子信号をシフト入力して出力する。
また、シフトレジスタ回路100は、シリアルデータ入力端子SI、クロック端子SCK、シリアルデータ出力端子SO、データ出力端子Q1〜Q192が設けられている。シフトレジスタ回路100を多段にカスケード接続する場合においては、かつ、第1段のシフトレジスタ回路100のシリアルデータ入力端子SIは、印刷を制御する図示しない印刷制御部のシリアルデータ出力端子に接続され、それ以外の場合には前段のシリアルデータ出力端子SOに接続される。クロック端子SCKは、印刷制御部のクロック端子に接続される。シリアルデータ出力端子SOは、シフトレジスタ回路100を多段にカスケード接続した場合には、後段のシフトレジスタ回路100のシリアルデータ入力端子SIに接続される。データ出力端子Q1〜Q192は、発光サイリスタd1〜d192のゲート端子にそれぞれ接続されている。
発光サイリスタd1〜d192は、プリンタ用光源に使用される発光素子であって、アノード・カソード間に電流が流れるとき、LEDと同様に発光する。これらの発光サイリスタd1〜d192は、GaAs等の化合物半導体を用いて形成される。実際には、シリコン製のシフトレジスタ上面にGaAsフイルム上の素子を貼付して作成されるGaNフイルムでもよい。
発光サイリスタd1〜d192は、図2(a)に示すように、アノード電極に接続されているアノード端子A、カソード電極に接続するカソード端子K、ゲート電極に接続するゲート端子Gを備えている。また、図2(b)に示すように、発光サイリスタd1〜d192は、N形GaAs層131上に公知の有機金属を用いる化学的気相成長法(MO−CVD)により生成されたP形層132が形成され、このP形層132上に成膜させたN形層133が形成され、更に、このN形層133上にホトリソグラフィー法を用いてN形層133の上層から選択的に亜鉛等のP型不純物を拡散させたP形層134が形成されたPNPN構造を有している。P形層134に上記アノード電極が設けられ、N形GaAs層131の底面部には上記カソード電極が設けられ、N形層133の上面部の一部に上記ゲート電極が設けられている。
ゲート端子Gは、アノードとカソードとの間で電流が流れるときのアノード・カソード間の電圧を制御する働きを有し、アノード・カソードに印加される電圧は、ゲート電圧に拡散電位を加えた電圧となる。従って、アノード・カソード間に流れる電流のオン条件はゲートに印加される電圧により自由に制御することができる。
発光サイリスタd1〜d192は、アノード同士が接続されているとともに、印刷制御部のデータ出力端子Dに接続されており、カソード端子はグランドに接続される。
図3は、本発明に係る実施例1のプリントヘッドの構成を示す回路図である。図3に示すように、このプリントヘッド10は、図1に示す半導体装置を26個備えるもので、半導体装置を構成するシフトレジスタ回路100が26段カスケード接続されたものである。第1段目のシフトレジスタ回路100のシリアルデータ入力端子SIは、印刷制御部のシリアルデータ出力端子に接続され、また、シリアルデータ出力端子SOは、第2段目のシフトレジスタ回路100のシリアルデータ入力端子SIに接続されている。第2段目から第26段目のシフトレジスタ回路100のシリアルデータ入力端子SIは、前段のシフトレジスタ回路100のシリアルデータ出力端子SOに接続されている。このプリントヘッド20は、各段のシフトレジスタ回路100のデータ出力端子が192あるので、26段すべてのシフトレジスタ回路100では、4992個のデータ出力端子を有している。従って、このプリントヘッド10は、発光サイリスタを4992個備え、かつ、これらの発光サイリスタを駆動制御するようになっている。なお、各サイリスタのカソード端子はグランドと接地されている。
次に、本発明に係る実施例1のプリントヘッドの動作を説明する。
図4は、本発明に係る実施例1のプリントヘッドの動作を説明するためのタイミングチャートである。なお、図4では、プリンタでの印刷動作時における1ライン走査の状況を示し、図1の発光サイリスタd1〜d4992のうち発光サイリスタd1〜d8を順次点灯させる場合の動作を例にあげて示している。また、図4では図示していないが、プリンタ電源投入時の予備動作としてシフトレジスタ回路のプリセット処理が行われる。この処理では、図1中のシリアルデータ入力端子SIに印加される電圧をHighレベルとしておき、クロック端子SCKにシフトレジスタ回路の段数に相当する個数のクロックパルスを入力する。これにより、シフトレジスタ回路のデータ出力端子Q1〜Q192に印加される電圧はすべてHighレベルとなる。
図4において、1ライン分の走査に先立ち、時刻t1において、第1段のシフトレジスタ回路100のシリアルデータ入力端子SIに電圧がLowレベルの信号が供給され、次に、時刻t2においてクロック端子SCKに第1クロックパルスが入力されると(このとき、第1クロックパルスは、第1段から第26段のシフトレジスタ回路SCKに入力されている)、シリアルデータ入力端子SIに印加される電圧がシフトレジスタ回路の第1段のフリップフロップ回路に取り込まれる。これにより、僅かに遅れて第1段のフリップフロップ回路の出力先であるデータ出力端子Q1の電圧は、HighレベルからLowレベルヘと遷移する。これにより、発光サイリスタd1のゲート電位が低下する。クロック端子に印加されている電圧が第1クロックパルスによりHighレベルになったあと、時刻t3においてシリアルデータ入力端子SIに印加される電圧が再びHighレベルに戻される。
時刻t4においてデータ入力端子D信号がHighになると、発光サイリスタd1のアノード・ゲート間に電位差が生じ、この電位差により発生されたトリガ電流によって発光サイリスタd1はターンオンして発光状態となる。発光サイリスタd1による発光状態は主としてアノード・カソード間に流れる電流によるもので、一度ターンオンした発光サイリスタd1をオフさせるためにはアノード・カソード間に印加される電圧をゼロにする必要がある。このため、時刻t5においてデータ入力端子Dの電位をLowとしている。
なお、図4では発光サイリスタd1を発光させるために時刻t4でデータ入力端子Dの信号をHighレベルとし、消光させるために時刻t5でLowレベルとしているが、発光サイリスタd1を発光させる必要がない場合には時刻t4からt5の間もデータ入力端子Dの信号はLowレベルのままでよい。このように、データ入力端子Dの信号の値により発光サイリスタd1の発光、消光状態を切り替えることができる。このように、t4〜t5の時間により発光時間を制御できるうえ、発光中のサイリスタへの駆動電流値を調整することで発光光量をも任意に調整することができる。
その後、時刻t6においてクロック端子SCKに第2クロックパルスが入力されると、このとき、シリアルデータ入力端子SIに印加される電圧はHighレベルとなっているので、これより僅かに遅れてデータ出力端子Q1の電圧はLowレベルからHighレベルに遷移する。一方、データ出力端子Q2の電圧はHighレベルからLowレベルに変化する。時刻t7においてデータ入力端子Dの信号がHighとされると、発光サイリスタd2のアノード・ゲート間に電位差を生じ、この電位差により発生されたトリガ電流によって発光サイリスタd2はターンオンして発光状態となる。発光サイリスタd2による発光状態は、主としてアノード・カソード間に流れる電流によるもので、一度ターンオンした発光サイリスタd2をオフさせるためにはアノード・カソード間に印加される電圧をゼロにさせる必要がある。このため、時刻t8においてデータ入力端子D信号をLowとしている。
図4に示すように、クロック端子SCKに印加されるクロック信号は、符号1、2、3、4、5、6、7、8においてHighレベルであり、かつ、このクロック信号に従い、データ出力端子Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6、Q7、Q8に印加されるそれぞれの電圧は、データ出力端子Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6、Q7、Q8の順番で1回だけLowレベルとなる。Lowレベルであるデータ出力端子以外のものは、Highレベルとなっている。このため、データ入力信号Dの信号がHighレベルのとき、発光サイリスタd1〜d4992のうち、データ出力端子Q1〜Q8等のうち出力電圧がLowレベルとなっているものだけが択一的に発光させられる。
上述した説明において、発光サイリスタd1〜d4992をオンさせるためには、アノード・ゲート間に順方向に所定の電圧値を有する電圧を与えるだけでよく、一方、オフ状態にするためには、アノード・ゲート間電圧を所定の電圧以下としておくだけで十分である。従って、前記電圧をゼロにしたり、アノード・ゲート間に逆方向に電圧を印加したりしてもオフ状態にすることができる。
上述した動作は、発光サイリスタd1〜d8の発光動作を示したものであるが、発光サイリスタd9〜d192の発光動作も同様にして行われるとともに、第2段のシフトレジスタ回路100から第26段のシフトレジスタ回路に接続されている発光サイリスタd193〜d4992の発光動作も同様にして行われる。
実施例1によれば、発光サイリスタd1〜d4992に流れる電流が、主としてアノード・カソード間に流れ、発光及び消光状態を指令するためのゲート端子Gには僅かな電流しか流れないので、発光サイリスタd1〜d192を発光させるためにシフトレジスタ回路100の各データ出力端子Q1〜Q192には大きな電流駆動能力が必要でない。このため、図13に示す従来の半導体装置において必要であった発光素子としてのLED(LD1、LD2、LD3、LD4、・・・)等の駆動電流を直接断続させるための大きな駆動能力を備えたトランジスタ(Tr1、TT2、Tr3、・・・)のようなスイッチング手段を設ける必要がなくなる。従って、実施例1の半導体装置は、大きなチップ面積を占有する必要がなく、装置の小型化とコストダウンを図ることができる。これにより、この半導体装置を内蔵する実施例1のプリントヘッドも、小型化することができるとともに、コストダウンを図ることができる。
また、この実施例1によれば、発光サイリスタd1〜d192のアノード電極同士が接続されているので、各発光素子に順次発光する際に供給する電流の制御を簡単に行うことができる。
また、この実施例1によれば、シフトレジスタ回路100を複数カスケード接続するので、サイズの大きなプリントヘッドを容易に形成することができる。
図5は、本発明に係る実施例2のプリントヘッドの構成を示す回路図である。図5に示すように、実施例2のプリントヘッド20を構成する半導体装置は、シフトレジスタ回路200と、192個の発光サイリスタd1〜d192とを備える。シフトレジスタ回路200は、データ出力端子Q1〜Q96が設けられており、このデータ出力端子Q1〜Q96は、それぞれ隣接する2つの発光サイリスタのゲート端子Gと接続されている。例えばデータ出力端子Q1は発光サイリスタd1、d2のゲート端子Gと接続され、データ出力端子Q2はd3、d4のゲート端子Gと接続されている。また、シフトレジスタ回路200は、実施例1のフリップフロップ回路FFが96個縦続に接続されている。
発光サイリスタd1〜d192は、実施例1のものと同一である。発光サイリスタd1〜d192のうち、発光サイリスタd1、d3、・・・、d191のアノード端子Aは、互いに接続され、かつ、図示しない印刷制御部のデータ出力端子Oddと接続されている。発光サイリスタd2、d4、・・・、d192のアノード端子Aは、互いに接続され、かつ、印刷制御部のデータ出力端子Evenと接続されている。
この実施例2のプリントヘッド20は、上述した半導体装置を26個備えるもので、半導体装置を構成するシフトレジスタ回路200を26段カスケード接続されたものである。第1段目のシフトレジスタ回路200のシリアルデータ入力端子SIは、印刷制御部のシリアルデータ出力端子に接続され、また、シリアルデータ出力端子SOは、第2段目のシフトレジスタ回路200のシリアルデータ入力端子SIに接続されている。第2段目から第26段目のシフトレジスタ回路200のシリアルデータ入力端子SIは、前段のシフトレジスタ回路200のシリアルデータ出力端子SOに接続されている。このプリントヘッド20は、2つの発光サイリスタのゲート端子と接続する各段のシフトレジスタ回路200のデータ出力端子が96あるので、26段すべてのシフトレジスタ回路200では、2496個のデータ出力端子を有している。従って、このプリントヘッド20は、発光サイリスタを4992個備え、かつ、これらの発光サイリスタを駆動制御するようになっている。そして、各サイリスタのカソード端子はグランドと接地されている。
次に、本発明に係る実施例2のプリントヘッドの動作を説明する。
図6は本発明に係る実施例2のプリントヘッドの動作を説明するためのタイミングチャートである。ここで、図6では、プリンタでの印刷動作時における1ライン走査の状況を示し、図5の発光サイリスタd1〜d192のうち発光サイリスタd1〜d8を順次点灯させる場合の動作を例にあげて示している。なお、図6では図示していないが、プリンタ電源投入時の予備動作としてシフトレジスタ回路のプリセット処理が行われる。この処理では、図6のシリアルデータ入力端子SIに印加される電圧をHighレベルとしておきクロック端子SCKに、シフトレジスタ回路の段数に相当する個数のクロックパルスを入力する。これにより、シフトレジスタ回路200のデータ出力端子Ql〜Q96等の電圧はすべてHighレベルとなる。
図6において、1ライン分の走査に先立ち、時刻t1においてシリアルデータ入力端子SIに印加される電圧がHighレベルからLowレベルとなり、その後、時刻t2においてクロック端子SCKに第1パルスが入力されると、シリアルデータ入力端子SIに印加されている電圧Lowレベルがシフトレジスタ回路200の第1段のフリップフロップ回路に取り込まれる。第1段のフリップフロップ回路は、クロック端子SCKに第1パルスが入力されたときより、僅かに遅れてデータ出力端子Q1の電圧をHighレベルからLowレベルに遷移させる。データ出力端子Q1の電圧がLowレベルとなると、発光サイリスタd1、d2のゲート電位を低下させる。
次に、時刻t4においてデータ入力端子Odd及びデータ入力端子Evenの信号がLowレベルからHighになると、発光サイリスタd1、d2のアノード・ゲート間に電位差を生じ、この電位差により発生されたトリガ電流によって発光サイリスタd1、d2は同時にターンオンして発光状態となる。発光サイリスタd1、d2による発光状態は主としてOdd、Evenの各信号を介して印刷制御部より供給されてアノード・カソード間に流れる電流によるもので、一度ターンオンした発光サイリスタd1、d2をオフさせるためにはアノード・カソード間に印加される電圧をゼロにする必要がある。このため、時刻t5においてデータ入力端子Odd及びデータ入力端子Evenの電位をLowとしている。
なお、図6では発光サイリスタd1を発光させるために時刻t4でデータ入力端子Odd信号をHighレベルとし、消光させるために時刻t5でLowレベルとしているが、発光サイリスタd1を発光させる必要がない場合には時刻t4からt5の間もデータ入力端子Oddの信号をLowレベルのままとすればよい。同様に、発光サイリスタd2を発光させるために時刻t4でデータ入力端子Evenの信号をHighレベルとし、消光させるために時刻t5でLowレベルとしているが、発光サイリスタd2を発光させる必要がない場合には時刻t4からt5の間もデータ入力端子Even信号をLowレベルのままとすればよい。このように、データ入力端子Odd信号の値により発光サイリスタd1の発光、消光状態を切り替えることができ、また、データ入力端子Even信号の値により発光サイリスタd2の発光、消光状態を切り替えることができる。
その後、時刻t6においてクロック端子SCKに第2クロックパルスが入力されると、このとき、シリアルデータ入力端子SIに印加される電圧はHighレベルとなっているので、これより僅かに遅れてデータ出力端子Q1の電圧はLowレベルからHighレベルに遷移する。一方、データ出力端子Q2の電圧はHighレベルからLowレベルに変化する。次に、時刻t7においてデータ入力端子Odd及びデータ入力端子Evenの信号がHighとされると、発光サイリスタd3、d4のアノード・ゲート間に電位差を生じ、この電位差により発生されたトリガ電流によって発光サイリスタd3、d4はターンオンして発光状態となる。発光サイリスタd3、d4による発光状態は、主としてOdd、Evenの各信号を介して印刷制御部より供給されてアノード・カソード間に流れる電流によるもので、一度ターンオンした発光サイリスタd3、d4をオフさせるためにはアノード・カソード間に印加される電圧をゼロにさせる必要がある。このため、時刻t8においてデータ入力端子Odd及びデータ入力端子Evenの信号をLowとしている。
図6に示すように、クロック端子SCKに印加されるクロック信号は、符号1、2、3、4、5、6、7、8においてHighレベルであり、かつ、このクロック信号に従い、データ出力端子Q1、Q2、Q3、・・・、Q96の出力電圧は、データ出力端子Q1、Q2、Q3、・・・、Q96の順番で1回だけLowレベルとなる。Lowレベルであるデータ出力端子以外のものは、Highレベルとなっている。このため、データ入力端子Odd及びデータ入力端子Evenの信号がHighレベルのとき、データ出力端子Q1からデータ出力端子Q96に接続される発光サイリスタd1〜d192のうち、データ出力端子Q1〜Q96の電圧がLowレベルとなっているものだけが択一的に発光させられることになる。
上述した説明において、発光サイリスタd1〜d192をオンさせるためには、アノード・ゲート間に順方向に所定の電圧値を有する電圧を与えるだけでよく、一方、オフ状態にするためには、アノード・ゲート間電圧を所定の電圧以下としておくだけで十分である。従って、前記電圧をゼロにしたり、アノード・ゲート間に逆方向に電圧を印加したりしてもオフ状態にすることができる。
上述した動作は、発光サイリスタd1〜d8の発光動作を示したものであるが、同様にして、発光サイリスタd9〜d192の発光動作も同様にして行われるとともに、第2段のシフトレジスタ回路100から第26段のシフトレジスタ回路に接続されている発光サイリスタd193〜d4992の発光動作も同様にして行われる。
実施例2よれば、実施例1と同様な効果を有するとともに、発光サイリスタd1〜d192のち奇数番目のグループd1、d3、・・・、d191と、偶数番目のグループd2、d4、・・・、d192に2分し、それぞれのグループ毎に同時並行で発光サイリスタを駆動制御するので、印刷ラインの処理に要する時間を1/2に短縮することができる。
更に、実施例2によれば、シフトレジスタ回路200に設けられているデータ出力端子Q1〜Q96の各端子に発光サイリスタの2素子のゲート端子Gが接続されているので、実施例1の構成に比べ、シフトレジスタ回路に設けられたデータ出力端子の数、すなわちフリップフロップ回路の数を1/2にでき、半導体装置のコストも削減することができるとともに、この半導体装置を内蔵するプリントヘッドのコストも削減することができる。
(実施例2の変形例)
図7は、本発明に係る実施例2のプリントヘッドの一変形例の構成を示す回路図である。実施例2のプリントヘッドの一変形例のプリントヘッド30を構成する半導体装置は、図7に示すように、シフトレジスタ回路300と、192個の発光サイリスタd1〜d192とを備える。シフトレジスタ回路300は、データ出力端子Q1〜Q48が設けられており、このデータ出力端子Q1〜Q48は、それぞれが隣接する4つの発光サイリスタのゲート端子Gと接続されている。例えばデータ出力端子Q1は発光サイリスタd1、d2、d3、d4のゲート端子Gと接続され、データ出力端子Q2は発光サイリスタd5、d6、d7、d8のゲート端子Gと接続されている。また、シフトレジスタ回路300は、実施例1のフリップフロップ回路FFが48個縦続に接続されている。
発光サイリスタd1〜d192は、実施例1のものと同一である。発光サイリスタd1〜d192のうち、発光サイリスタd1、d5、・・・、d189のアノード端子Aは、プリントヘッドのデータ入力端子A1と接続されている。発光サイリスタd2、d6、・・・、d190のアノード端子Aは、プリントヘッドのデータ入力端子A2と接続されている。発光サイリスタd3、d7、・・・、d191のアノード端子Aは、プリントヘッドのデータ入力端子A3と接続されている。発光サイリスタd4、d8、・・・、d192のアノード端子Aは、プリントヘッドのデータ入力端子A4と接続されている。また、d1〜d192のカソード端子Kはグランドに接続される。
この実施例2のプリントヘッドの一変形例のプリントヘッド30は、上述した半導体装置を26個備えるもので、半導体装置を構成するシフトレジスタ回路300を26段カスケード接続されたものである。第1段目のシフトレジスタ回路300のシリアルデータ入力端子SIは、印刷制御部のシリアルデータ出力端子に接続され、また、シリアルデータ出力端子SOは、第2段目のシフトレジスタ回路300のシリアルデータ入力端子SIに接続されている。第2段目から第26段目のシフトレジスタ回路300のシリアルデータ入力端子SIは、前段のシフトレジスタ回路300のシリアルデータ出力端子SOに接続されている。このプリントヘッド30においては、4つの発光サイリスタのゲート端子Gと接続されるシフトレジスタ回路300のデータ出力端子が48個あるので、26段すべてのシフトレジスタ回路300全体では、2496個のデータ出力端子を有している。従って、このプリントヘッド30は、発光サイリスタを4992個備え、かつ、これらの発光サイリスタを駆動制御するようになっている。
実施例2の変形例によれば、実施例1と同様な効果を有するとともに、発光サイリスタd1〜d192のち第1のグループd1、d5、・・・、d189と、第2のグループd2、d6、・・・、d190、第3のグループd3、d7、・・・、d191、及び、第4のグループd4、・・・、d192に4分し、それぞれのグループ毎に同時並行で発光サイリスタを駆動制御するので、印刷ラインの処理に要する時間を1/4に短縮することができる。
更に、実施例2の変形例によれば、シフトレジスタ回路300に設けられているデータ出力端子Q1〜Q48の各端子に発光サイリスタの4素子のゲート端子Gが接続されているので、実施例1の構成に比べ、シフトレジスタ回路に設けられたデータ出力端子の数、すなわちフリップフロップ回路の数を1/4にでき、半導体装置のコストも一層削減することができるとともに、この半導体装置を内蔵するプリントヘッドのコストも一層削減することができる。
図8は、本発明に係る実施例3のプリントヘッドの構成を示す回路図である。図8に示すように、実施例3のプリントヘッド40は、印刷制御部45と接続ケーブル46を介して接続され、26個の半導体装置と、終端抵抗420、430とを備える。なお、プリントヘッド40に電源供給するための電源VDD配線とグランド配線が必要であるが、図8には省略されている。
このプリントヘッド40を構成する半導体装置は、シフトレジスタ回路400と、V−I変換回路410と、192個の実施例1のものと同じ発光サイリスタd1、・・・、d192とを備える。シフトレジスタ回路400は、実施例1のフリップフロップ回路FF(図示せず)が192個縦続に接続されている。
また、シフトレジスタ回路400にはシリアルデータ入力端子SI、クロック端子SCK、シリアルデータ出力端子SO、データ出力端子Q1〜Q192が設けられている。シリアルデータ入力端子SIは、第1段の半導体装置のシフトレジスタ回路400においては、印刷制御部45のシリアルデータ出力端子SIに接続され、それ以外の場合には前段のシフトレジスタ回路400に設けられているシリアルデータ出力端子SOに接続される。クロック端子SCKは、印刷制御部45のクロック端子SCKに接続され、印刷制御部45からのシリアルクロック信号が入力される。シリアルデータ出力端子SOは、後段のシフトレジスタ回路400のシリアルデータ入力端子SIに接続される。データ出力端子Q1〜Q192は、発光サイリスタd1〜d192のゲート端子Gにそれぞれ接続されている。
V−I変換回路410は、後述するDA変換回路450のVout端子から供給された電圧を受ける端子Vrefと、発光サイリスタのアノード端子Aに駆動電流Ioutを供給する端子Ioutを有している。そして、このV−I変換回路410は、DA変換回路450の端子Voutから供給された電圧Voutを受け、この電圧Voutから発光サイリスタd1、d2、・・・、d192のアノード端子Aに供給する電流Ioutを生成し、この生成した電流Ioutを端子Ioutから発光サイリスタd1、d2、・・・、d192のアノード端子Aに出力する。
図9は、図8中のV―I変換回路の構成を示す回路図である。V−I変換回路410は、演算増幅器4110と、PMOSトランジスタ4111、4112と、抵抗4113とを備えている。ここで、抵抗4113の抵抗値はRrefとして図中に記載されている。演算増幅器4110の反転入力端子は、端子Vrefと接続されている。PMOSトランジスタ4111、4112のソース端子は電源VDDと接続され、PMOSトランジスタ4111のドレーン端子は、抵抗4113の一端と演算増幅器4110の非反転入力端子と接続される。演算増幅器4110の出力端子は、PMOSトランジスタ4111、4112のゲート端子と接続されている。抵抗4113の他の一端はグランドと接続される。PMOSトランジスタ4112のドレーン端子は端子Ioutと接続されている。
PMOSトランジスタ4111、4112は、そのゲート長及びゲート幅が等しく設定され、そのゲート・ソース間電圧も等しく、互いにカレントミラーの関係を有している。このV―I変換回路410は、演算増幅器4110の働きにより、その反転入力端子と非反転入力端子の電位が略等しくなるように制御され、抵抗4113に流れる電流IrefはIref=Vref/Rrefの関係にある。
前述したように、PMOSトランジスタ4111、4112は、互いにカレントミラーの関係にあるので、PMOSトランジスタ4112のドレーン電流は、PMOSトランジスタ4111のドレーン電流と略等しく、電流Irefで与えられる。このように、V―I変換回路410に設けられた端子Ioutから発光サイリスタd1、d2、・・・、d192に供給される電流値Irefは、電位Vrefに比例することになり、発光サイリスタd1、・・・、d192の駆動電流もまた、電位Vrefすなわち印刷制御部45のDA変換回路450のVout端子の出力電圧により制御される。
図8に示す発光サイリスタd1、d2、・・・、d192のアノード端子Aは、互いに接続され、かつ、V―I変換回路410に設けられている端子Ioutと接続されている。また、発光サイリスタd1〜d192のカソード端子Kはグランドに接続される。以上でプリントヘッド40を構成する半導体装置の構成を説明した。
このプリントヘッド40を構成する終端抵抗420、430は、接続ケーブル46の特性インピーダンスと略等しい抵抗値を有する。終端抵抗420は、その一端が印刷制御部45に有する後述するDA変換回路450に設けられている端子Voutと接続され、他端がグランドに接地されている。終端抵抗430は、一端が印刷制御部45のクロック端子SCKと接続され、他端はグランドと接続されている。これらの終端抵抗420、430は、接続ケーブル46に送信された信号の、配線末端部での信号反射エネルギーを吸収するので、接続ケーブル46に供給された信号がこの終端から反射信号として反射するのを防止することができ、半導体装置の端子Vrefに印加される電圧の信号波形がプリントヘッド40内の場所によって異なる等の不具合をなくすことができる。
この実施例3のプリントヘッド40は、上述した半導体装置を26段カスケード接続している。第1段目の半導体装置のシフトレジスタ回路400のシリアルデータ入力端子SIは、印刷制御部45のシリアルデータ出力端子SIに接続され、また、シリアルデータ出力端子SOは、第2段目の半導体装置のシフトレジスタ回路400のシリアルデータ入力端子SIに接続されている。第2段目から第26段目の半導体装置のシフトレジスタ回路400のシリアルデータ入力端子SIは、前段の半導体装置のシフトレジスタ回路400のシリアルデータ出力端子SOに接続されている。このプリントヘッド40は、各段の半導体装置のシフトレジスタ回路400ごとにデータ出力端子が192個あるので、26段すべての半導体装置のシフトレジスタ回路400では、4992個のデータ出力端子を有している。従って、このプリントヘッド40は、発光サイリスタを4992個備え、かつ、これらの発光サイリスタを駆動制御するようになっている。
印刷制御部45は、DA(Digit to Analog)変換回路450を備えている。このDA変換回路450は、8ビットからなるデジタル信号D7〜D0が入力されるデータ入力端子DXと、デジタル信号D7〜D0に基づき生成された電圧を、プリントヘッド40内の各半導体装置のV―I変換回路410に設けられている端子Vrefに供給する端子Voutと、D7〜D0の信号を伝達するとき同期をとるためのクロック信号が入力される端子CKとが設けられている。なお、このDA変換回路450は、電圧出力型の構成のものであれば種々の品種が選択可能である。
デジタル信号D7〜D0は、発光サイリスタd1、・・・、d192を発光させる駆動電流Ioutとして256段階の駆動指令値を規定する信号である。なお、デジタル信号D7〜D0に入力される信号が16進数で00の場合には、端子Voutに印加される電圧はゼロであり、16進数でFF(10進数表記では255)の場合には端子Voutに印加される電圧は最大電圧である。
図10は、本発明に係る実施例3のプリントヘッドの動作を説明するためのタイミングチャートである。図10中のDA変換回路450のデータ入力端子DXに供給されるデジタル信号D7〜D0、端子Voutの電圧信号、V―I変換回路410の端子Ioutの電流に記載された数値は、動作を説明する際に参照するための数値例であって16進数で表記されている。図10ではプリンタでの印刷動作時における1ライン走査の状況を示し、図8で示した半導体装置のシフトレジスタ回路400と接続された発光サイリスタd1〜d192等を順次点灯させる場合の動作を示している。なお、この図10では図示していないが、プリンタ電源投入時の予備動作としてシフトレジスタ回路400のプリセット処理が行われる。この処理では、図8のシフトレジスタ回路400の端子SIの電圧をHighレベルとしておき、クロック端子SCKにシフトレジスタ回路の段数に相当する個数のクロックパルスを入力する。これにより、シフトレジスタ回路のデータ出力端子Q1〜Q192の全出力はHighレベルとなる。
図10において、1ライン分の走査に先立ち、時刻t1においてシリアルデータ入力端子SIに印加される電圧がHighレベルからLowレベルとなり、その後、時刻t2においてクロック端子SCKに第1パルスが入力されると、シリアルデータ入力端子SIに印加されている電圧Lowレベルがシフトレジスタ回路の第1段のフリップフロップ回路に取り込まれる。第1段のフリップフロップ回路は、クロック端子SCKに第1パルスが入力されたときより、僅かに遅れてデータ出力端子Q1の電圧をHighレベルからLowレベルに遷移させる。データ出力端子Q1の電圧がHighレベルからLowレベルになると、発光サイリスタd1のゲート電位もLowとなる。その後、時刻t3においてシリアルデータ入力端子SIに印加される電圧は、Lowレベルから再びHighレベルに戻される。
ところで、DA変換回路450は、データ入力端子DXに16進数表記で30を示すデジタル信号が入力され、次に、時刻t4において、クロック端子CLKにクロック信号が入力されると、データ入力端子DXに入力されたデジタル信号D0〜D7のデータを内部に取り込み、この数値に比例した電圧Voutを半導体装置のV―I変換回路410の端子Vref端子に出力する。第1段の半導体装置400のV−I変換回路410は、この電圧Voutに比例する定電流Ioutを生成し、この定電流Ioutを第1段の半導体装置400に設けられているIout端子を介して、ゲート電圧がLowとなっている発光サイリスタd1のアノード端子Aに供給する。
これにより、発光サイリスタd1は、アノード・ゲート間に電位差が生じ、この電位差により発生されたトリガ電流によって発光サイリスタd1はターンオンして発光状態となる。なお、この発光サイリスタd1の駆動電流は、半導体装置のV−I変換回路410のIout端子から出力された定電流Ioutに等しいため、DA変換回路450の端子Voutから供給された電圧Voutに比例した値となる。
次に、発光サイリスタの発光をターンオフするために、アノード・カソード間電圧をゼロにする必要がある。このため、時刻t5において、印刷制御部45は、DA変換回路450に設けられているデータ入力端子DXに16進数表記で00を示すデジタル信号を入力したのち、時刻t6においてDA変換回路450に設けられたCLK端子にクロック信号を入力する。これにより、DA変換回路450は、16進数で00なるデータを取り込み、この取り込んだ00なるデータから、0vの電圧を半導体装置のV−I変換回路410のVref端子に印加する。V−I変換回路410は、DA変換回路450から供給された0Vの電圧に応じた0Aの電流を端子Ioutから発光サイリスタd1、d2、・・・、d192に出力する。これにより、発光サイリスタd1は駆動電流が断たれ、オフ状態となる。
なお、図10では、発光サイリスタd1を発光させるために時刻t4においてDA変換回路450に設けられているデータ入力端子DXが16進数で30であるデータ30を取り込んで、それに対応する電圧VoutをDA変換回路450のVout端子に出力し、また、消光させるために時刻t6においてデータ入力端子DXが16進数で00であるデータ00を取り込んで、それに対応する0Vの電圧をDA変換回路450の端子Voutに出力することで、発光サイリスタd1を消光させているが、発光サイリスタd1を発光させる必要がない場合には、時刻t2から時刻t5の間も印刷制御部45は、DA変換回路450の端子DXに16進数で00である入力データを入力しておけばよい。
また、DA変換回路450は、データ入力端子DXに入力される値によって256段階の電圧を端子Voutから半導体装置のV−I変換回路410の端子Vrefに供給することができるので、V−I変換回路410は、発光サイリスタd1〜d192に出力する駆動電流Ioutをそれに応じて変化させることができる。
その後、時刻t7において、半導体装置のシフトレジスタ回路400に設けられたクロック端子SCKに第2クロックパルスが入力されると、このとき、シリアルデータ入力端子SIに印加される電圧はHighレベルとなっているので、これより僅かに遅れてデータ出力端子Q1の電圧はLowレベルからHighレベルに遷移する。一方、データ出力端子Q2の電圧はHighレベルからLowレベルに変化する。次に、時刻t8においてDA変換回路450のクロック端子CKにクロック信号が入力されると、16進数で60を示すデジタル信号が端子DXに入力されると、DA変換回路450は、このデータを内部に取り込み、この数値に比例した電圧を端子Voutから半導体装置のV−I変換回路410のVref端子に供給する。
V−I変換回路410は、DA変換回路450から供給された電圧Voutに比例する定電流Ioutを生成し、この定電流Ioutを端子Ioutを介して発光サイリスタD1、d2、・・・、d192のアノード端子Aに供給する。これにより、発光サイリスタd2のアノード・ゲート間に電位差を生じ、これによるトリガ電流によってd2はターンオンして発光状態となる。なお、発光サイリスタd2以外のもの発光サイリスタd1、d3、・・・、d192のそれぞれは、データ出力端子Q1、Q3、・・・、Q192の電圧がHighレベルであるので、消光状態となっている。
発光サイリスタd2による発光状態は主としてアノード・カソード間に流れる電流によるもので、一度ターンオンした発光サイリスタd2をオフさせるためにはアノード・カソード間に印加される電圧をゼロにする。このため、時刻t9において、DA変換回路450のデータ入力端子DXに16進数で00を示すデジタル信号を入力し、その後、時刻t10においてクロック信号を入力して、Vout端子に印加する電圧をゼロにさせると、半導体装置のV−I変換回路410の端子Ioutから出力される駆動電流Ioutが0Aになり、発光サイリスタd2のアノード・カソード間電圧もゼロとなって発光サイリスタd2はターンオフする。
上述した説明で明らかなように、図10中の符号1、2、3、4、5、6、7、8に示されて時刻において、SCKクロック信号が立ち上がるごとに、シフトレジスタ回路のQl〜Q192端子に印加される電圧は、順次1つの出力だけがLowレベルとなり、他の出力はHighレベルとなる。このため、DA変換回路450のデータ入力端子DXに入力されたデジタル信号D7〜D0が16進数表記で00でない場合には、シフトレジスタ回路400のデータ出力端子Q1〜端子Q192に接続される発光サイリスタd1〜d192のうち、対応するデータ出力端子Q1〜Q192に印加されている電圧がLowレベルとなっているものだけが択一的に発光させられることになる。また、DA変換回路450のデータ入力端子DXに入力されたデジタル信号D7〜D0が16進数表記で00である場合には、全発光サイリスタd1〜d192は消光状態であることはいうまでもない。
実施例3によれば、実施例1の効果を有するとともに、更に、V−I変換回路410が発光サイリスタd1〜d192に出力する駆動電流Ioutを255段階に調整できるようにしたので、発光サイリスタごとに発光効率が異なる場合においても、順次駆動毎に駆動電流値を変化させることができ、発光パワーを所定値に調整することができる。この結果、発光サイリスタの製造段階において、製造バラツキによる発光効率が異なる場合でも、不良品として廃棄することなく使用可能とすることができる。従って、発光サイリスタの製造段階における製造歩留まりを著しく向上させることが可能となり、一層コストダウンを図ることができる。
(実施例3の変形例:2分割駆動)
図11は、本発明に係る実施例3の一変形例の構成を示す回路図である。図11に示すように、プリントヘッド50は、印刷制御部55と接続ケーブル56を介して接続され、26個の半導体装置と、終端抵抗521、522、523とを備える。なお、プリントヘッド50に電源供給するための電源VDD配線とグランド配線が必要であるが、図11には省略されている。
このプリントヘッド50を構成する半導体装置は、シフトレジスタ回路500と、V−I変換回路510と、192個の実施例1のものと同じ発光サイリスタとを備える。シフトレジスタ回路500は、実施例1のフリップフロップ回路FF(図示せず)が96個縦続に接続されている。
また、シフトレジスタ回路500にはシリアルデータ入力端子SI、クロック端子SCK、シリアルデータ出力端子SO、データ出力端子Q1〜Q96が設けられている。シリアルデータ入力端子SIは、第1段の半導体装置のシフトレジスタ回路500においては、印刷制御部55のシリアルデータ出力端子SIに接続され、それ以外の場合には前段のシフトレジスタ回路500に設けられているシリアルデータ出力端子SOに接続される。クロック端子SCKは、印刷制御部55のクロック端子SCKに接続され、印刷制御部55からのシリアルクロック信号が入力される。シリアルデータ出力端子SOは、後段のシフトレジスタ回路500のシリアルデータ入力端子SIに接続される。データ出力端子Q1〜Q96それぞれは、2個発光サイリスタのゲート端子Gに接続されている。
V−I変換回路510は、図8に示した回路を2個備えて構成されており、後述するDA変換回路550の端子Vout1から供給された電圧を受ける端子Vref1と、DA変換回路550の端子Vout2から供給された電圧を受ける端子Vref2と、発光サイリスタd1、d3、・・・、d191のアノード端子Aに駆動電流A1を供給する端子A1と、発光サイリスタd2、d4、・・・、d192のアノード端子Aに駆動電流A2を供給する端子A2とを有している。
発光サイリスタd1、d3、・・・、d191のアノード端子Aは、互いに接続され、かつ、V―I変換回路510に設けられている端子A1と接続され、発光サイリスタd2、d4、・・・、d192のアノード端子Aは、互いに接続され、かつ、V―I変換回路510に設けられている端子A2と接続されている。また、発光サイリスタd1〜d192のカソード端子Kはグランドに接続される。以上でプリントヘッド50を構成する半導体装置の構成を説明した。
このプリントヘッド50を構成する終端抵抗521、522、523は、接続ケーブル56の特性インピーダンスと略等しい抵抗値を有する。終端抵抗521は、その一端が印刷制御部55に有するDA変換回路550に設けられている端子Vout1と接続され、他端がグランドに接地されている。終端抵抗522は、その一端が印刷制御部55に有する後述するDA変換回路550に設けられている端子Vout2と接続され、他端がグランドに接地されている。終端抵抗523は、一端が印刷制御部55のSCK端子と接続され、他端はグランドと接続されている。これらの終端抵抗521、522、523は、接続ケーブル56に送信された信号の、配線末端部での信号反射エネルギーを吸収するので、接続ケーブル56に供給された信号がこの終端から反射信号として反射するのを防止することができ、V―I変換回路510の端子Vref1及び端子Vref2に印加される電圧の信号波形がプリントヘッド50内の各場所によって異なる等の不具合をなくすことができる。
この実施例3のプリントヘッドの一変形例のプリントヘッド50は、上述したように半導体装置を26段カスケード接続している。第1段目の半導体装置のシフトレジスタ回路500のシリアルデータ入力端子SIは、印刷制御部55のシリアルデータ出力端子SIに接続され、また、シリアルデータ出力端子SOは、第2段目の半導体装置のシフトレジスタ回路500のシリアルデータ入力端子SIに接続されている。第2段目から第26段目の半導体装置のシフトレジスタ回路500のシリアルデータ入力端子SIは、前段の半導体装置のシフトレジスタ回路500のシリアルデータ出力端子SOに接続されている。このプリントヘッド50は、2個の発光サイリスタを接続する各段の半導体装置のシフトレジスタ回路500のデータ出力端子が96あるので、26段すべて半導体装置のシフトレジスタ回路500では、4992個のデータ出力端子を有している。従って、このプリントヘッド50は、発光サイリスタを4992個備え、かつ、これらの発光サイリスタを駆動制御するようになっている。
印刷制御部55は、DA変換回路550を備えている。このDA変換回路550は、8ビットからなるデジタル信号D7〜D0が入力されるデータ入力端子DX1、DX2と、データ入力端子DX1に入力されたデジタル信号D7〜D0に基づき生成された電圧を、プリントヘッド50内の各半導体装置のV―I変換回路510に設けられている端子Vref1に供給する端子Vout1と、データ入力端子DX2に入力されたデジタル信号D7〜D0に基づき生成された電圧を、プリントヘッド50内の各半導体装置のV―I変換回路510に設けられている端子Vref2に供給する端子Vout2と、D7〜D0の信号を伝達するとき同期をとるためのクロック信号が入力される端子CKとが設けられている。このDA変換回路550は、実施例3のものと同様のものである。なお、このDA変換回路550は、電圧出力型の構成のものであれば種々の品種が選択可能である。
デジタル信号D7〜D0は、実施例3のデジタル信号D7〜D0と同じく、発光サイリスタd1、・・・、d192を発光させる駆動電流Ioutとして256段階の駆動指令値を規定する信号である。なお、デジタル信号D7〜D0に入力される信号が16進数で00の場合には、端子Voutに印加される電圧の電圧値はゼロであり、16進数でFF(10進数表記では255)の場合には端子Voutに印加される電圧の電圧値は最大電圧値である。
この一変形例で示したプリントヘッド50は、図8に示す実施例3のプリントヘッド40の動作と同様な動作を行うので、その説明を省略する。
この実施例3の変形例によれば、上述した実施例3のものと同様の効果を有し、更に、発光サイリスタd1〜d192のち、発光サイリスタd1、d3、・・・、d191のグループと、発光サイリスタd2、d6、・・・、d192のグループ毎に同時並行に発光サイリスタd1〜d192を駆動制御するので、印刷ラインの処理に要する時間を実施例3のものに比べ、1/2に短縮することができる。
更に、この実施例3の変形例によれば、半導体装置のシフトレジスタ回路500に設けられているデータ出力端子Q1〜Q96の各端子に2個の発光サイリスタのゲート端子Gが接続されているので、実施例3の構成に比べ、シフトレジスタ回路500に設けられたデータ出力端子の数、すなわち、それと接続されるフリップフロップ回路の数を1/2にでき、シフトレジスタ回路自体のコストも削減できる。
(実施例3の変形例:4分割駆動)
図12は本発明に係る実施例3の一変形例の構成を示す回路図である。図12に示すように、プリントヘッド60は、印刷制御部55と接続ケーブル66を介して接続され、26個の半導体装置と、終端抵抗631、632、633、634、635とを備える。なお、プリントヘッド60に電源供給するための電源VDD配線とグランド配線が必要であるが、図12には省略されている。
このプリントヘッド60を構成する半導体装置は、シフトレジスタ回路600と、V−I変換回路610と、192個の実施例1のものと同じ発光サイリスタd1、d2、・・・、d192とを備える。シフトレジスタ回路600は、実施例1のフリップフロップ回路FF(図示せず)が96個縦続に接続されている。
また、シフトレジスタ回路600にはシリアルデータ入力端子SI、クロック端子SCK、シリアルデータ出力端子SO、データ出力端子Q1〜Q48が設けられている。シリアルデータ入力端子SIは、第1段の半導体装置のシフトレジスタ回路600においては、印刷制御部65のシリアルデータ出力端子SIに接続され、それ以外の場合には前段のシフトレジスタ回路600に設けられているシリアルデータ出力端子SOに接続される。クロック端子SCKは、印刷制御部65のクロック端子SCKに接続され、印刷制御部65からのシリアルクロック信号が入力される。シリアルデータ出力端子SOは、後段のシフトレジスタ回路600のシリアルデータ入力端子SIに接続される。データ出力端子Q1〜Q48それぞれは、4個の発光サイリスタのゲート端子Gに接続されている。
V−I変換回路610は、図8に示した回路を4個備えて構成されており、後述するDA変換回路650の端子Vout1から供給された電圧を受ける端子Vref1と、DA変換回路650の端子Vout2から供給された電圧を受ける端子Vref2と、DA変換回路650の端子Vout3から供給された電圧を受ける端子Vref3と、DA変換回路650の端子Vout4から供給された電圧を受ける端子Vref4と、発光サイリスタd1、d5、・・・、d189のアノード端子Aに駆動電流A1を供給する端子A1と、発光サイリスタd2、d6、・・・、d190のアノード端子Aに駆動電流A2を供給する端子A2と、発光サイリスタd3、d7、・・・、d191のアノード端子Aに駆動電流A3を供給する端子A3と、発光サイリスタd4、d8、・・・、d192のアノード端子Aに駆動電流A4を供給する端子A4とを有している。
発光サイリスタd1、d5、・・・、d189のアノード端子Aは、互いに接続され、かつ、V―I変換回路610に設けられている端子A1と接続され、発光サイリスタd2、d6、・・・、d190のアノード端子Aは、互いに接続され、かつ、V―I変換回路610に設けられている端子A2と接続されている。発光サイリスタd3、d7、・・・、d191のアノード端子Aは、互いに接続され、かつ、V―I変換回路610に設けられている端子A3と接続され、発光サイリスタd4、d8、・・・、d192のアノード端子Aは、互いに接続され、かつ、V―I変換回路610に設けられている端子A4と接続されている。また、発光サイリスタd1〜d192のカソード端子Kはグランドに接続される。以上でプリントヘッド60を構成する半導体装置の構成を説明した。
このプリントヘッド50を構成する終端抵抗631、632、634、635は、接続ケーブル66の特性インピーダンスと略等しい抵抗値を有する。終端抵抗631は、その一端が印刷制御部65に有するDA変換回路650に設けられている端子Vout1と接続され、他端がグランドに接地されている。終端抵抗632は、その一端が印刷制御部65に有する後述するDA変換回路650に設けられている端子Vout2と接続され、他端がグランドに接地されている。終端抵抗633は、その一端が印刷制御部65に有するDA変換回路650に設けられている端子Vout3と接続され、他端がグランドに接地されている。終端抵抗634は、その一端が印刷制御部65に有する後述するDA変換回路650に設けられている端子Vout4と接続され、他端がグランドに接地されている。終端抵抗635は、一端が印刷制御部65のSCK端子と接続され、他端はグランドと接続されている。これらの終端抵抗631、632、633、634、635は、接続ケーブル66に送信された信号の、配線末端部での信号反射エネルギーを吸収するので、接続ケーブル66に供給された信号がこの終端から反射信号として反射するのを防止することができ、V―I変換回路610の端子Vref1、端子Vref2、端子Vref3、及び、端子Vref4に印加される電圧の信号波形がプリントヘッド60内の各場所によって異なる等の不具合をなくすことができる。
この実施例3のプリントヘッドの一変形例のプリントヘッド60は、上述したように半導体装置を26段カスケード接続している。第1段目の半導体装置のシフトレジスタ回路600のシリアルデータ入力端子SIは、印刷制御部65のシリアルデータ出力端子SIに接続され、また、シリアルデータ出力端子SOは、第2段目の半導体装置のシフトレジスタ回路600のシリアルデータ入力端子SIに接続されている。第2段目から第26段目の半導体装置のシフトレジスタ回路600のシリアルデータ入力端子SIは、前段の半導体装置のシフトレジスタ回路600のシリアルデータ出力端子SOに接続されている。このプリントヘッド60は、4個の発光サイリスタを接続する各段の半導体装置のシフトレジスタ回路600のデータ出力端子が48あるので、26段すべて半導体装置のシフトレジスタ回路500では、4992個のデータ出力端子を有している。従って、このプリントヘッド60は、発光サイリスタを4992個備え、かつ、これらの発光サイリスタを駆動制御するようになっている。
印刷制御部65は、DA変換回路650を備えている。このDA変換回路650は、8ビットからなるデジタル信号D7〜D0が入力されるデータ入力端子DX1、DX2、DX3、DX4と、データ入力端子DX1に入力されたデジタル信号D7〜D0に基づき生成された電圧を、プリントヘッド50内の各半導体装置のV―I変換回路610に設けられている端子Vref1に供給する端子Vout1と、データ入力端子DX2に入力されたデジタル信号D7〜D0に基づき生成された電圧を、プリントヘッド50内の各半導体装置のV―I変換回路610に設けられている端子Vref2に供給する端子Vout2と、データ入力端子DX3に入力されたデジタル信号D7〜D0に基づき生成された電圧を、プリントヘッド50内の各半導体装置のV―I変換回路610に設けられている端子Vref3に供給する端子Vout3と、データ入力端子DX4に入力されたデジタル信号D7〜D0に基づき生成された電圧を、プリントヘッド50内の各半導体装置のV―I変換回路610に設けられている端子Vref4に供給する端子Vout4と、D7〜D0の信号を伝達するとき同期をとるためのクロック信号が入力される端子CKとが設けられている。このDA変換回路650は、実施例3のものと同様のものである。なお、このDA変換回路650は、電圧出力型の構成のものであれば種々の品種が選択可能である。
デジタル信号D7〜D0は、実施例3のデジタル信号D7〜D0と同じく、発光サイリスタd1、・・・、d192を発光させる駆動電流Ioutとして256段階の駆動指令値を入力する信号である。なお、デジタル信号D7〜D0に入力される信号が16進数で00の場合には、端子Voutに印加される電圧の電圧値はゼロであり、16進数でFF(10進数表記では255)の場合には端子Voutに印加される電圧の電圧値は最大電圧値である。
この一変形例で示したプリントヘッド60は、図8に示す実施例3のプリントヘッド40の動作と同様な動作を行うので、その説明を省略する。
この実施例3の変形例によれば、上述した実施例3のものと同様の効果を有し、更に、発光サイリスタd1〜d192のち、第1のグループd1、d5、・・・、d189と、第2のグループd2、d6、・・・、d190、第3のグループd3、d7、・・・、d191、及び、第4のグループd4、・・・、d192に4分し、それぞれのグループ毎に同時並行で発光サイリスタを駆動制御するので、印刷ラインの処理に要する時間を実施例3のものに比べ、1/4に短縮することができる。
更に、この実施例3の変形例によれば、シフトレジスタ回路600に設けられているデータ出力端子Q1〜Q48の各端子に発光サイリスタの4素子のゲート端子Gが接続されているので、実施例3の構成に比べ、シフトレジスタ回路に設けられたデータ出力端子の数すなわち、それと接続されているフリップフロップ回路の数を1/4にでき、シフトレジスタ回路自体のコストも一層削減できる。
実施例1〜3では、電子写真プリンタのプリントヘッドの光源に発光サイリスタを用いる場合について、その構成や駆動回路、駆動方法に関する詳細を説明したが、同様の方法で例えば発光トランジスタや有機EL素子を用いることも可能である。
図1は、本発明に係る実施例1のプリントヘッドを構成する半導体装置の構成を示す回路図である。 発光サイリスタの基本構造を説明する図である。 本発明に係る実施例1のプリントヘッドの構成を示す回路図である。 本発明に係る実施例1のプリントヘッドの動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明に係る実施例2のプリントヘッドの構成を示す回路図である。 本発明に係る実施例2のプリントヘッドの動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明に係る実施例2のプリントヘッドの一変形例の構成を示す回路図である。 本発明に係る実施例3のプリントヘッドの構成を示す回路図である。 図8中のV−I変換回路を示す回路図である。 本発明に係る実施例3のプリントヘッドの動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明に係る実施例3の一変形例の構成を示す回路図である。 本発明に係る実施例3の一変形例の構成を示す回路図である。 従来のLEDヘッドの構成を示す回路図である。
符号の説明
10、20、30、40、50、60 プリントヘッド
100、200、300、400、500、600 シフトレジスタ回路
410、510、610 V−I変換回路
45、55、65 印刷制御部
46、56、66 接続ケーブル
450、550、650 DA変換回路
420、430、521、522、523、631、632、633、634、635 終端抵抗
d1、d2、・・・、d192 発光サイリスタ

Claims (9)

  1. 複数の発光素子と、該複数の該発光素子の各々に対応させた出力端子を有し当該発光素子の発光指示データを記憶するシフトレジスタ回路とを備えた半導体装置であって、
    前記複数の発光素子の各々は、前記発光素子の発光電流が流れる第1の電極および第2の電極と、当該発光素子を発光させるか否かを制御するための第3の電極を有し、
    前記シフトレジスタ回路の複数の出力端子は、対応する発光素子の第3の電極に接続されたことを特徴とする半導体装置。
  2. 入力された電圧に基づき、前記発光素子の前記第1の電極と前記第2の電極との間に前記発光電流を流すため駆動電流を生成する駆動電流生成回路を
    更に備えることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 複数の出力端子を有するシフトレジスタ回路と、該シフトレジスタ回路の複数の出力端子の各々に対応する複数の発光素子とを備えた半導体装置であって、
    前記発光素子は、前記発光素子の発光電流が流れる第1の電極および第2の電極と、当該発光素子を発光させるか否かを制御するための第3の電極を有し、
    前記シフトレジスタ回路は、前記複数の出力端子が、対応する前記複数の発光素子の第3の電極に接続され、前記出力端子に対応する前記複数の前記発光素子の発光指示データを記憶することを特徴とする半導体装置。
  4. 入力された電圧に基づき、前記発光素子ごとに前記第1の電極と前記第2の電極との間に前記発光電流を流すため駆動電流を生成する駆動電流生成回路を
    更に備えることを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 感光ドラムに画像を静電潜像させるための光照射を行うプリントヘッドであって、請求項1記載の半導体装置を複数カスケード接続して形成されていることを特徴とするプリントヘッド。
  6. 入力された電圧に基づき、前記発光素子の前記第1の電極と前記第2の電極との間に前記発光電流を流すため駆動電流を生成する駆動電流生成回路を
    更に備えることを特徴とする請求項5記載のプリントヘッド。
  7. 感光ドラムに画像を静電潜像させるための光照射を行うプリントヘッドであって、請求項3記載の半導体装置を複数カスケード接続して形成されていることを特徴とするプリントヘッド。
  8. 外部から出力された電圧に基づき、前記発光素子ごとに前記第1の電極と前記第2の電極との間に前記発光電流を流すため駆動電流を生成する駆動電流生成回路を
    更に備えることを特徴とする請求項7記載のプリントヘッド。
  9. 複数の前記駆動電流生成回路と、終端抵抗とを更に備え、
    前記複数の駆動電流生成回路の各々は、前記電圧を供給するための配線により共通接続され、
    前記配線は、前記終端抵抗により終端されたことを特徴とする請求項6または請求項8の何れか一項に記載のプリントヘッド。
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