JP3616546B2 - 駆動回路及びそれを用いた印刷ヘッド並びに電子写真プリンタ、駆動回路用配線基板及びそれを用いた印刷ヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は被駆動素子の群、例えば光源にLED(発光ダイオ−ド)を用いた電子写真プリンタにおけるLEDの列、サ−マルプリンタにおける発熱抵抗体の列、表示装置における表示素子の列を選択的に、かつサイクル毎に駆動する駆動装置の回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタ、例えば電子写真プリンタにおいては、帯電した感光体ドラムを印刷ヘッドによりプリント情報に応じて選択的に光照射して静電潜像を形成し、その静電潜像にトナ−を付着させて現像を行ってトナ−像を形成し、そのトナ−像を用紙に転写し、定着させている。
【0003】
印刷ヘッドには、例えばUSP 5,864,253に開示されているように、差動信号をクロック信号に用いるものがある。
【0004】
図13は差動信号をクロック信号に用いた従来技術によるLEDヘッドのプリント基板に搭載されるドライバICとLEDアレイとプリント配線板のプリントパタ−ンとを示しており、図14は図13に示したプリントパタ−ンの詳細図である。
【0005】
コネクタ部111は、露出したプリントパタ−ンによる電極部をもつカ−ドエッジコネクタである。ドライバIC1〜26はICチップとしてヘッドの主走査方向に等ピッチで整列配置されている。
【0006】
LED1〜LED26はLEDアレイチップであり、ドライバIC 1〜26とそれぞれ対向して配置されている。LED1〜LED26とドライバIC 1〜26の各ドットの電極パッド間は、図示しない金線によるワイヤ−ボンディング法により直接に接続されている。
【0007】
プリント配線板の配線形成時、ドライバIC1〜26間のカスケ−ド接続用の配線パタ−ン(5本)は一つにまとめて結線され、隣接して配置されているクロック信号線に接続しておく。クロック信号線はカ−ドエッジコネクタに接続されているので、これによりプリント配線板製造時にワイヤ−ボンディングのためのパッド部に電解金メッキを行うことは容易である。
【0008】
プリント配線板製造時の銅箔パタ−ンのエッチング、レジスト塗布、ホトリソ、金メッキが完了した後に、不要となったメッキ電極用の配線はドリル切断される。図14にはドリル穴箇所112が記載されており、ドリル穴の中心から放射状に配置された6本のメッキ電極配線がドリル切削により一度に切断される。
【0009】
差動クロック信号の伝送配線113、114は、ドライバIC間のカスケ−ド接続信号DATAO3〜0、LOADOの5本に対応する基板配線を挟んで配置されている。
【0010】
伝送配線113、114は差動特性インピーダンスをもっているので、抵抗101により無反射終端となるように構成されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来の印刷ヘッドにあっては、プリント基板の差動クロック信号線は、ドライバIC間のカスケ−ド接続信号DATAO3〜0、LOADOの5本に対応する配線を挟んで配置されていることから、下記の問題を生じ、良質なクロック伝送波形を得ることが難しかった。
【0012】
(1)2本の信号パタ−ンは5本もの配線束とメッキ配線切断用ドリル穴を挟んで対向しているので、その間隔が場所的に大きく隔たっており、配線間において外部ノイズの影響を受ける時にその各々が受けるノイズの影響が等しくならならず、両信号間にノイズによる電位差を生じ、誤動作の原因となっていた。
【0013】
即ち、図15に示すように、外部ノイズ源より発生した磁束(矢印の付いた曲線)が2本の差動クロック配線パターンと鎖交する。2本の差動クロック配線パターンはその空間的位置が隔たっていることから、鎖交する磁束数が異なり、配線パターンに誘起するノイズ電圧も異なることから差動クロック配線間に電位差を生じてしまう。
【0014】
一般に、外部ノイズ源の発生原因は様々であるが、例えば、湿度が低く乾燥する冬場において経験される様な摩擦帯電された人体や金属物体とプリンタ筐体、あるいはその他物体との静電気放電により、しばしば発生している。
【0015】
(2)2本の信号パタ−ンは、ヘッドの長手方向に一直線に走る伝送線路と、ドライバICへ接続する電極パッドに至るスタブ部(Stub)とを構成することから、各スタブ部(26カ所)との接続箇所で、その特性インピ−ダンスに不連続を生じ、信号反射を生じる。このことを詳細に説明すると、2本の信号パタ−ンは、図16に示すように、小さく区分化された伝送線路121〜154、コンデンサ161〜173、抵抗181、182からなる等価回路に置き換えることができる。
【0016】
ノードA,Bより入射されたパルス信号は伝送路121、131中を伝搬し、ノードC,Dに到達すると、それぞれ2方向に分岐され、一方は伝送線路122、132に向かい、他方は伝送線路141、151に向かう。伝送線路141、151に入射したパルス信号は、そのまま伝送し、負荷素子であるコンデンサ(ドライバICクロック端子の入力容量である)により反射されて、伝送線路141、151をそれぞれ経由してノードC,Dに到達する。
【0017】
伝送線路141、151は数mmの長さを持ち、この線路中をパルス信号が往復する時間は、パルス波形の立ち上がり時間、立下り時間と比べ、無視できないものである。このことは、プリンタの印刷速度が向上し、そのクロック周波数を増加させる必要性から、必然的にその立下り時間を減少させなければならない場合、一層顕著になる。この様な現象はノードE,F、ノードG,Hにおいても発生し、これらに起因する反射波形は各ノード間において多重に入射、反射を繰り返す結果、ドライバICのクロック入力端子より見た信号波形は複雑になり、信号波形の品質を著しく損なうことになる。
【0018】
この様な各スタブとの接続箇所からの多重反射の影響により、クロック波形の品質は著しく低下してしまう。これら現象はクロック波形の遷移部における波形のうねりとして観測されることが多く、ドライバIC内部での信号論理の判別を困難にするばかりか、最悪の場合、デ−タ転送ミスによる誤動作を発生させることがあった。
【0019】
本発明は信号間のノイズによる電位差や多重反射の影響による誤動作を防止し得る駆動回路とその駆動回路を用いた印刷ヘッドを提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明においては、第1のクロック端子と第2のクロック端子とを有する差動クロック信号入力回路と、差動クロック信号入力回路の出力を、選択信号に応じて反転させる反転回路とを各ドライバIC内に備え、差動クロック信号の一方の信号線をカスケード接続の奇数段目のドライバICの第1のクロック端子と偶数段目のドライバICの第2のクロック端子とに接続し、差動クロック信号の他方の信号線をカスケード接続の奇数段目のドライバICの第2のクロック端子と偶数段目のドライバICの第1のクロック端子とに接続し、一方の信号線と他方の信号線は略平行にドライバICの他の端子を避けながら配線される。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。尚、各図面に共通な要素には同一符号を付す。
【0022】
第1の実施の形態
図11は電子写真プリンタの制御ブロック図、図12は図11に示した電子写真プリンタのタイムチャ−トである。印刷制御部1はマイクロプロセッサ、ROM、RAM、入出力ポ−ト、タイマ等によって構成されており、プリンタの印字部の内部に配設され、図示しない上位コントロ−ラからの制御信号SG1、ビデオ信号(ドットマップデ−タを一次元的に配列したもの)SG2等によってプリンタ全体をシ−ケンス制御し、印刷動作を行う。
【0023】
制御信号SG1によって印刷指示を受信すると、印刷制御部1は、先ず定着器温度センサ23によってヒ−タ22aを内蔵した定着器22が使用可能な温度範囲にあるか否かを検出し、その温度範囲になければヒ−タ22aに通電し、使用可能な温度まで定着器22を加熱する。
【0024】
次に、ドライバ2を介して現像・転写プロセス用モ−タ(PM)3を回転させ、同時にチャ−ジ信号SGCによって帯電用電圧電源25をオンにし、帯電器27の帯電を行う。そして、セットされている図示しない用紙の有無および種類が用紙残量センサ8、用紙サイズセンサ9によって検出され、その用紙に合った用紙送りが開始される。
【0025】
ここで、用紙送りモ−タ(PM)5はドライバ4を介して双方向に回転させることが可能であり、最初に逆転させて、用紙吸入口センサ6が検知するまで、セットされた用紙を予め設定された量だけ送る。続いて、正回転させて用紙をプリンタ内部の印刷機構内に搬送する。
【0026】
印刷制御部1は、用紙が印刷可能な位置まで到達した時点において、上位コントロ−ラに対してタイミング信号SG3(主走査同期信号、副走査同期信号を含む)を送信し、ビデオ信号SG2を受信する。上位コントロ−ラにおいてペ−ジ毎に編集され、印刷制御部1に受信されたビデオ信号SG2は、印字デ−タ信号DATAとしてLEDヘッド19に転送される。LEDヘッド19はそれぞれ1ドット(ピクセル)の印字のために設けられたLEDを複数個線上に配列したものである。
【0027】
そして、印刷制御部1は1ライン分のビデオ信号を受信すると、LEDヘッド19にラッチ信号LOADを送信し、印字デ−タ信号DATAをLEDヘッド19内に保持させる。
【0028】
これにより、印刷制御部1は上位コントロ−ラから次のビデオ信号SG2を受信している最中においても、LEDヘッド19に保持した印字デ−タ信号DATAについて印刷することができる。なお、CLKは印字デ−タ信号DATAをLEDヘッド19に送信するクロック信号である。また、STB−Nはストロ−ブ信号である。
【0029】
ビデオ信号SG2の送受信は、印刷ライン毎に行われる。LEDヘッド19によって印刷される情報は、マイナス電位に帯電させられた図示しない感光体ドラム上において電位の上昇したドットとして潜像化される。そして、現像部27において、マイナス電位に帯電させられた画像形成用のトナ−が、電気的な吸引力によって各ドットに吸引され、トナ−像が形成される。
【0030】
その後、そのトナ−像は転写部28に送られ、転写信号SG4によってプラス電位に転写用高圧電源26がオンになり、転写器28は感光体ドラムと転写器28との間隔を通過する用紙上にトナ−像を転写する。
【0031】
転写されたトナ−像を有する用紙は、ヒ−タ22aを内蔵する定着器22に当接して搬送され、その定着器22の熱によって用紙に定着される。この定着された画像を有する用紙は、更に搬送されてプリンタの印刷機構から用紙排出口センサ7を通過してプリンタ外部に排出される。
【0032】
印刷制御部1は用紙サイズセンサ9、用紙吸入口センサ6の検知に対応して、用紙が転写器28を通過している間だけ転写用高圧電源26からの電圧を転写器28に印加する。そして、印刷が終了し、用紙が用紙排出口センサ7を通過すると、帯電用高圧電源25による帯電器27への電圧の印加を終了し、同時に現像、転写プロセス用モ−タ3の回転を停止させる。以後、上述の動作を繰り返す。
【0033】
図1は第1の実施の形態によるLEDヘッドに搭載されるLEDアレイ駆動用配線基板のドライバIC回路のブロック図である。本実施の形態におけるドライバICは、LED素子と接続する駆動端子を192個(DO1〜DO192)備え、その駆動端子それぞれに対応して192個の同一構成からなる駆動素子 DRVを有し、1パルスのクロック信号で隣接する4画素分の印刷デ−タ信号を受信して駆動素子211a〜211dを駆動するものとしている。
【0034】
ドライバICは駆動素子211a〜211dを駆動するために、フリップフロップ回路からなるシフトレジスタ209a〜209dと、ラッチ回路210a〜210dと、EX−NOR回路206、207と、インバ−タ回路204、205と、差動クロック信号入力回路203と、駆動電圧発生回路208とを有する。駆動電圧発生回路208は駆動素子211a〜211dに一定の駆動電流が得られるように駆動制御信号を発生させる。
【0035】
インバ−タ回路204、EX−NOR回路206、207には、プルアップ抵抗201202が接続してある。
【0036】
また、ドライバICは下記端子を備えている。DATAI3〜DATAI0は印刷デ−タ入力端子であり、1パルスのクロック信号により隣接する4画素のデ−タを一度に入力する4個の端子である。
【0037】
DATAO3〜DATAO0はデ−タ出力端子であり、次段ドライバICへカスケ−ドに接続されている。そして1パルスのクロック信号により隣接して配置された次段ドライバのDATAI3〜DATAI0端子へ4画素のデ−タを一度に入力する。
【0038】
また、CLKP、CLKPは差動クロック信号の入力端子、LOADIはラッチ信号の入力端子、 LOADOはラッチ信号の出力端子である。
【0039】
入力端子LOADIに入力されたラッチ信号はインバ−タ回路205により論理反転されて出力端子LOADOより出力される。この信号もまた,隣接して配置された次段ドライバへカスケ−ドにラッチ信号を伝達する。DO1〜DO192はLED素子と接続する出力端子である。
【0040】
SEL端子に入力されるSEL信号は各ドライバICに入力される差動クロック信号CLK−P、CLK−Pとラッチ信号LOADの動作論理(正論理/負論理)を設定する動作設定信号で、図5に示すようにカスケ−ド接続されたドライバIC1〜26のうち奇数番号に対応するチップにおいては、本端子はグランドに接続され、偶数番号に対応するチップにおいては開放とされる。
【0041】
SEL端子はEX−NOR回路206、207の一方の入力端子に接続される。EX−NOR回路206、207の他方の入力端子と差動クロック信号入力回路203の出力端子とLOADI端子とが接続される。 SEL端子とEX−NOR回路206とは、カスケード接続の奇数段目のドライバICと偶数段目のドライバICとに入力する差動クロック信号を反転させる反転回路211を構成する。
【0042】
そしてEX−NOR回路206、207の出力信号は、シフトレジスタ209a〜209dのクロック信号とラッチ回路210a〜210dのラッチ信号として使用される。
【0043】
ラッチ回路においてSEL端子を備える目的は、前段のドライバICのインバ−タ回路205により論理反転されて入力されたラッチ信号を、再び正しい論理値に変換して各ドライバIC内部で使用するためである。
【0044】
これにより、仮に各段のインバ−タ回路205においてその伝搬遅延時間が、信号立ち上がりと信号立ち下がりにおいて相違していたとしても、ドライバICの多段接続回路中を伝搬する途中において平均化されて、パルス幅が変化することを防止することができる。
【0045】
STB端子はストロ−ブ信号の入力端子であり、負論理のストロ−ブ信号STB−Nが入力される。VREFは基準電圧の入力端子でありLEDの駆動電流の設定値に対応する基準電圧が印加される。
【0046】
図2はドライバICとLEDアレイとの結線を示すブロック図である。ドライバIC26はカスケ−ド接続の1段目の入力チップである。また、ドライバIC25は、カスケ−ド接続の2段目の入力チップとなっている。
【0047】
LEDアレイLED26、LED25は、ドライバIC26、25によってそれぞれ駆動される。
【0048】
DATA3〜0はLEDヘッドのデ−タ入力信号、LOADはLEDヘッドのラッチ入力信号、CLK−PとCLK−NとはLEDヘッドの差動クロック入力信号、VREFはLEDヘッド内に搭載された図示せぬ基準電圧発生回路より出力される基準電圧、STB−NはLEDヘッドのストロ−ブ入力信号、VDDは電源、VSSはグランド端子である。
【0049】
一方、専用グランド端子LED−GNDはLEDのカソ−ド端子に結線され、LEDの帰路電流を流すためのものである。
【0050】
図2において、デ−タ入力信号DATAI3〜0とラッチ入力信号LOADは、ドライバIC26の入力端子DATAI3〜0とLOADI端子とに入力され、各ドライバICの出力信号DATAO3〜0とLOADOとは次段のドライバICの入力端子DATAI3〜0とLOADI端子にそれぞれ接続される。
【0051】
図2において特徴的なのは、隣接して配置されるドライバIC間において、差動クロック入力信号CLK−PとCLK−Nとが、互いに回路上で交差接続されていることである。
【0052】
図3は図1において用いられているEX−NOR回路の構成を示す回路図であり、その回路シンボル220と対比して描かれている。221はNOR回路、222はインバ−タ回路、223、224はNAND回路である。EX−NOR回路は2つの入力端子AとBと、出力端子Yを備えている。
【0053】
図3より明らかなように、B入力端子(この端子はクロック入力部においてSEL信号が入力されている)の論理値により、信号伝達経路が異なるものとなり、例えばB端子の信号論理がHigh(すなわちSEL端子レベルがHigh)のとき、A端子より入力された信号は、矢印で示すパス1のル−トを通りB端子に入力されたのと同一論理値で出力端子Yより出力される。
【0054】
また、B端子の信号論理がLow(すなわちSEL端子レベルがLow)のとき、A端子より入力された信号は、矢印で示すパス0のル−トを通りB端子に入力された論理値の反転された論理値で出力端子Yより出力される。
【0055】
パス1とパス0とでは、経由するゲ−ト回路の接続段数が異なるので、その伝搬遅延時間が異なることになる。パス0を経由する場合の遅延時間が長く、このためSEL端子レベルがLowレベルとなるドライバICの方が、SEL端子レベルはHighレベルとなるドライバICよりもEX−NOR回路における伝搬時間が遅くなることになる。
【0056】
図4は図1に示した差動クロック信号入力回路の詳細図である。241〜249はPチャネルMOSトランジスタ、250〜255はNチャネルMOSトランジスタである。VDDは電源、VBはバイアス用の電源電位であって、図示しないバイアス電位発生回路により発生させられる。本回路は2つの入力端子、非反転入力端子(+入力:CLKP)と反転入力端子(−入力:CLKN)と、1つの出力端子OUTを備えている。
【0057】
PチャネルMOSトランジスタ241、244、245とNチャネルMOSトランジスタ250、251とで第1の差動アンプ231を構成し、PチャネルMOSトランジスタ242、246、247とNチャネルMOSトランジスタ252、253とで第2の差動アンプ232を構成し、PチャネルMOSトランジスタ243、248、249とNチャネルMOSトランジスタ254、255とで第3の差動アンプ233を構成している。
【0058】
+入力端子(CLKP)はPチャネルMOSトランジスタ244と247のゲ−ト端子に接続され、−入力端子(CLKN)はPチャネルMOSトランジスタ245と246のゲ−ト端子に接続され、PチャネルMOSトランジスタ245のドレ−ン端子とNチャネルMOSトランジスタ251のドレ−ン端子の接続ノ−ドはPチャネルMOSトランジスタ248のゲ−ト端子に接続され、PチャネルMOSトランジスタ247のドレ−ン端子とNチャネルMOSトランジスタ253のドレ−ン端子の接続ノ−ドはPチャネルMOSトランジスタ249のゲ−ト端子に接続されている。
【0059】
また、PチャネルMOSトランジスタ249のドレ−ン端子とNチャネルMOSトランジスタ255のドレ−ン端子の接続ノ−ドから出力信号(OUT)が取り出されている。
【0060】
図5は第1の実施の形態によるLEDヘッドのプリント配線板図、図6は図5に示したプリントパタ−ンの詳細図である。111はヘッドのコネクタ部であり、露出したプリントパタ−ンによる電極部をもつカ−ドエッジコネクタとなっている。
【0061】
ドライバIC1〜26は、 LEDアレイを駆動するためにヘッドの主走査方向に等ピッチで整列配置されている。LED1〜LED26はLEDアレイチップであり、ドライバIC 1〜26と対向して配置されている。LEDアレイチップLED1〜LED26とドライバIC 1〜26の各ドットの電極パッド間は、図示しないボンディングワイヤにより直接に接続される。
【0062】
隣接するドライバIC間において、デ−タ信号出力端子DATAO3〜0とラッチ信号出力端子LOADOとはいったんプリント配線板の電極パッドにワイヤ−ボンディング接続され、プリント配線板のパタ−ン配線を介して次段のドライバICのデ−タ信号入力端子DATAI3〜0とラッチ信号入力端子LOADIとに信号伝達される。
【0063】
プリント配線板の電極パッドには、ワイヤボンディングするために電解メッキ法により金メッキが施されている。このため前述した5本の配線パタ−ンには、電極パッドの電解メッキを行うためにメッキ電極配線を行う必要があり、そのための配線も形成されている。
【0064】
図6においては、ドライバIC相互配線の5本の配線パタ−ンは一つにまとめて結線され、図示しない電源パタ−ンに接続される。クロック配線パタ−ンについてはカ−ドエッジコネクタとして構成された外部電極に接続されているので、これにより基板製造時、ワイヤボンディング用の電極パッドに電解メッキを行うことは容易である。
【0065】
プリント配線板製造時の銅箔パタ−ンのエッチング、レジスト塗布、ホトリソ、金メッキが完了した後に、不要となったメッキ電極用の配線はドリル切断される。このためのドリル穴箇所112が図6に表されており、ドリル穴の中心から放射状に配置された6本のメッキ電極配線がドリル切削により一度に切断される。113、114は差動クロック信号の伝送配線であり、それぞれドライバIC間のデ−タ信号出力端子DATAO3〜0、ラッチ信号出力端子LOADOの5本の配線部を避けながら蛇行して配置され、差動特性インピーダンスをもっているので、抵抗101により無反射終端となるように構成されている。
【0066】
各ドライバICはそれぞれ192個のLEDの駆動を行うものであり、LED各ドットの配置ピッチは1/600インチである。
【0067】
これによりドライバICの配置ピッチは約8.1mmとなり、差動クロック信号線113、114の(クランク形状の)配置ピッチはドライバIC配置ピッチ8.1mmの2倍となることになる。
【0068】
差動クロック信号線113、114は、図5より明らかな様に、それぞれ連続した1本の信号トレ−スとなり、途中に分岐などの不連続点を生じていない。また2本の差動クロック信号線113、114の間隔は等しく構成されている。
【0069】
差動クロック信号線113、114の(クランク形状の)配置ピッチはドライバICの配列ピッチの2倍となっているので、隣接するドライバICにおいては、それぞれ対応するICのクロック端子とプリント配線板の差動クロック信号線との接続が入れ替わることになる。これにより、図2に示すように隣接するドライバICで差動クロック信号(CLK−P、CLK−N)が交差する回路が実現される。
【0070】
ドライバICの設計上または製造上のばらつきにより、2つのクロック信号入力端子(CLKP、CLKN)の静電容量が微妙に異なる場合でも、それぞれの信号線は同数の差動クロック信号入力端子(CLKP、CLKN)と接続されるので、信号線それぞれにおける負荷容量の違いは平均化され、実質的に無視しうる程度に小さくなる。
【0071】
このことは、いわゆるツイステッド・ペア配線に類似する構成となるので、差動信号の対称性の面から好ましい特質である。
【0072】
次に動作について説明する。図7は図1に示したドライバIC回路の動作を説明するタイムチャ−トであり、図5に示したLEDヘッドのコネクタ端子111に近い方のドライバIC26〜24の3チップの動作を説明している。
【0073】
印刷デ−タ転送時、隣接する4画素分の印刷デ−タを印刷デ−タ入力端子DATAI3〜DATAI0を介して入力し、ドライバIC1チップ当り48個のクロック信号CLK−P、CLK−N によりシフト転送を行う。
【0074】
図7(A)はLEDヘッドに入力される印刷デ−タ信号である。(B )〜(P)の各信号は3つにグル−プ分けされており、図7(B)〜(F)はドライバIC26の内部信号を示し、図7(G )〜(K)はドライバIC25の内部信号を示し、図7(L )〜(P)はドライバIC24の内部信号を示している。
【0075】
ドライバIC26へのクロック信号の入力はCLK−P、CLK−Nとなっており、この信号の入力はドライバIC24も同じであり、それぞれの動作タイミングも殆ど同じである。それに対して、ドライバIC25へのクロック信号の入力はCLK−N、 CLK−Pとなっており、タイミングチャ−ト上の信号波形も論理値を反転させて描かれている。
【0076】
ドライバIC26の入力回路203におけるSIG1−P、SIG1−Nは、図4に示した1段目の差動アンプ231、232により増幅されるので、差動クロック信号CLK−P、CLK−Nよりも振幅が増大している。これら差動クロック信号は、図4における2段目の差動アンプ233により更に増幅されて、シングルエンドの信号OUTとして図1に示すEX−NOR回路206に入力される。
【0077】
EX−NOR回路206の出力信号は、SEL端子に入力されるSEL信号の論理レベルにより論理反転するかどうかが決定される。ドライバIC26のSEL端子は開放されるので、プルアップ抵抗202によりHighレベルとなり、図7(E)にて示す信号波形が得られる。
【0078】
この信号出力は、ドライバIC26のシフトレジスタのクロック信号となっており、ドライバIC26のシフト出力として、図7(F)に示すDATAO3〜0の各信号出力が得られる。
【0079】
ドライバIC25、24においても同様である。
図7においては、ドライバIC26のシフトレジスタ入力部におけるデ−タのセットアップ時間とホ−ルド時間とがTs26、Th26として表されている。Tdはデ−タ信号がシフトレジスタのクロック信号によりデ−タ出力端子DATAO3〜0に出力されるまでの伝搬遅延時間を示している。
【0080】
同様に、ドライバIC25のシフトレジスタ入力部におけるデ−タのセットアップ時間とホ−ルド時間とがTs25、Th25として表され、ドライバIC24のシフトレジスタ入力部におけるデ−タのセットアップ時間とホ−ルド時間とがTs24、Th24としてそれぞれ表されている。
【0081】
図2において明らかなように、カスケード接続の奇数段目のドライバICと偶数段目のドライバICとでは、回路図の上で差動クロック信号線が入れ替わって接続するようになっているが、それによる論理の反転は反転回路211により元に戻されるので、各ドライバICのシフトレジスタのクロック信号は各ドライバIC間で同一論理となり、その動作タイミングも殆ど等しい。
【0082】
この様にプリント配線板のクロック配線の取り回しにより、隣接するドライバICの間で差動クロック信号線とドライバICのクロック端子との回路結線が、順次入れ替わる構成であるにも関わらず、回路動作上は従来構成の回路と等価な動作が行われることになる。
【0083】
また、各ドライバICのシフトレジスタ入力部におけるセットアップ時間とホ−ルド時間も、設計上必要とされる所定の値が確保されていることがわかる。
【0084】
第1の実施の形態によれば、第1のクロック端子と第2のクロック端子とを有する差動クロック信号入力回路と、差動クロック信号入力回路の出力を反転させる反転回路とを前記各ドライバIC内に備え、差動クロック信号の一方の信号線をカスケード接続の奇数段目のドライバICの第1のクロック端子と偶数段目のドライバICの第2のクロック端子とに接続し、差動クロック信号の他方の信号線をカスケード接続の奇数段目のドライバICの第2のクロック端子と偶数段目のドライバICの第1のクロック端子とに接続したことにより、プリント配線板上に構成された差動クロック信号を、プリント配線板上で交差することなく、同一面上(同一配線層上に)配置することができ、隣接して配置されるドライバIC間では、回路図の上で差動クロック信号線が交差するようになっているにも関わらず、それによる論理の反転は各ドライバIC内のEX−NOR回路により元にもどされる結果、各ドライバICのEX−NOR回路の出力(これはシフトレジスタのクロックとなっている)信号は各ドライバIC間で同一論理となり、各ドライバICにおける動作タイミングも殆ど等しくなる。
【0085】
また、差動クロック信号線は所定の特性インピ−ダンスが得られるように、等しい間隔で配置することができ、離ればなれになることがない。
この結果、2つのクロック信号線各々が受けるであろう外部ノイズの影響が等しくなり、両信号間にノイズによる電位差を生じず、外部ノイズの影響は著しく軽減される。
【0086】
一例として、帯電した人体や導体による静電気放電を模した帯電体の静電容量が200pFとするとき、ノイズ試験方法によると、従来技術で説明したプリント配線板による場合、帯電電圧5KV程度で一時的誤動作を生じることがあったが、本実施の形態によるプリント配線板の場合には、帯電電圧25KVにおいてもLEDヘッドへのデータ転送ミスによる誤動作(誤印字)を生じることは無く、大幅なノイズ耐性の向上が期待できる。
【0087】
また、差動クロックの信号線とドライバICの電極パッド部とを接続する際にはスタブ形状を構成しないので、各ドライバICとの接続箇所(26カ所)で、その特性インピ−ダンスに不連続を生じず、信号反射を生じる恐れもない。このためクロック伝送波形の信号品質が向上し、デ−タ転送時の信頼性が向上できるのである。
【0088】
第2の実施の形態
図8は第2の実施の形態によるドライバIC回路のブロック図であり、第1の実施の形態と異なるところは、差動クロック入力回路203の次段に設けられ ていたEX−NOR回路206を削除し、SEL端子の信号を差動クロック信号入力回路203に供給するように構成した点である。
【0089】
図9は図8に示した差動クロック信号入力回路の詳細図である。241〜249はPチャネルMOSトランジスタ、250〜255はNチャネルMOSトランジスタである。
【0090】
また、261P〜264PはPチャネルMOSトランジスタ、261N〜264NはNチャネルMOSトランジスタであって、これらPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタそれぞれが並列に結線され、おのおのがアナログスイッチ回路261〜264を構成している。
【0091】
また、260はインバ−タ回路である。VDDは電源、VBはバイアス用の電源電位を示し、図示しないバイアス電位発生回路により発生させられる電圧が供給される。図9の回路は2つの入力端子:非反転入力端子(+入力:CLKP)と反転入力端子(−入力:CLKN)と、1つの出力端子(OUT)を備えている。
【0092】
PチャネルMOSトランジスタ241、244、245とNチャネルMOSトランジスタ250、251とで第1の差動アンプ231を構成し、PチャネルMOSトランジスタ242、246、247とNチャネルMOSトランジスタ252、253とで第2の差動アンプ232を構成し、PチャネルMOSトランジスタ243、248、249とNチャネルMOSトランジスタ254、255とで第3の差動アンプ233を構成している。
【0093】
第3の差動アンプ233のPチャネルMOSトランジスタ249のゲ−ト端子は261Pと261Nとで構成されるアナログスイッチ回路261と262とに接続され、アナログスイッチ回路261、262は、それぞれ第1の差動アンプ231、第2の差動アンプ232の出力SIG1−PとSIG1−Nとにそれぞれ接続される。
【0094】
また、第3の差動アンプ233のもう一つの入力であるPチャネルMOSトランジスタ248のゲ−ト端子はアナログスイッチ回路263と264とに接続され、アナログスイッチ回路263、264は、それぞれ第2の差動アンプ232、第1の差動アンプ231の出力SIG1−PとSIG1−Nとにそれぞれ接続される。
【0095】
ここで、アナログスイッチ回路261〜264それぞれのゲ−ト入力端子には相補(Complementary)な信号が入力されており、NチャネルMOSトランジスタ側のゲ−トがHighレベルにあるときPチャネルMOSトランジスタ側のそれはLowレベルとなって、両者はともに導通状態となる。
【0096】
一方、NチャネルMOSトランジスタ側のゲ−トがLowレベルにあるとき、PチャネルMOSトランジスタ側のそれはHighレベルとなって、両者はともに遮断状態となる。
【0097】
この様にして、各々のアナログスイッチ回路は良好な特性のスイッチ動作が行われる。
【0098】
また、差動クロック入力回路の+入力端子はPチャネルMOSトランジスタ244と247のゲ−ト端子に接続され、−入力端子はPチャネルMOSトランジスタ245と246のゲ−ト端子に接続され、PチャネルMOSトランジスタ245のドレ−ン端子とNチャネルMOSトランジスタ251のドレ−ン端子の接続ノ−ドはアナログスイッチ回路261と264とに接続され、PチャネルMOSトランジスタ247のドレ−ン端子とNチャネルMOSトランジスタ253のドレ−ン端子の接続ノ−ドはアナログスイッチ回路262と263とに接続されている。
【0099】
また、PチャネルMOSトランジスタ249のドレ−ン端子とNチャネルMOSトランジスタ255のドレ−ン端子の接続ノ−ドから差動クロック入力回路の出力信号が取り出されている。
【0100】
次に動作について説明する。図10は図8に示したドライバIC回路の動作を説明するタイムチャ−トであり、図5に示したLEDヘッドのコネクタ端子111に近い方のドライバIC3チップ(26,25,24)の動作を説明している。
【0101】
印刷デ−タ転送時、隣接する4画素分の印刷デ−タを印刷デ−タ入力端子DATAI3〜DATAI0を介して入力し、ドライバIC1チップ当り48個のクロック信号CLK−P、CLK−N によりシフト転送を行う。
【0102】
図10(A)はLEDヘッドに入力される印刷デ−タ信号である。各信号は3つにグル−プ分けされており、図10(B)〜(F)はドライバIC26の内部信号を示し、図10(F )〜(I)はドライバIC25の内部信号を示し、図10(J)〜(M)はドライバIC24の内部信号を示している。
【0103】
ドライバIC26へのクロック信号の入力はCLK−P、CLK−Nとなっており、この信号の入力はドライバIC24も同じであり、それぞれの動作タイミングも殆ど同じである。それに対して、ドライバIC25へのクロック信号の入力はCLK−N、 CLK−Pとなっており、タイミングチャ−ト上の信号波形も論理値を反転させて描かれている。
【0104】
ドライバIC26における差動クロック信号入力回路203のSIG1−P、SIG1−Nは、図9における差動アンプ231、232により増幅されるので、その入力信号であるCLK−P、CLK−Nよりも振幅が増大している。これら差動信号は、2段目の差動アンプ233により更に増幅されて、シングルエンド信号OUTとして出力される。
【0105】
一方、第2段目の差動アンプ233の2つの入力部にはそれぞれアナログスイッチ回路が接続されており、S端子(この端子にはドライバICのSEL端子の印加信号が入力されている)信号により、差動アンプ231あるいは232のうち選択された側の差動アンプの出力信号が入力されることになる。
【0106】
差動アンプ231と232とでは、+入力と−入力端子とが逆に接続されているので、それぞれの差動アンプの出力信号は、互いにコンプリメントなものとなっている。
【0107】
このように、SEL端子の信号論理レベルにより差動クロック信号入力回路203の論理反転が決定され、ドライバIC26のSEL端子はHighレベルとされるので図10(D)にて示される信号波形が得られる。
【0108】
差動クロック信号入力回路203の出力信号OUTは、ドライバIC26のシフトレジスタのクロック信号となっており、デ−タ出力端子にDATAO3〜0の信号出力(E)が得られる。ドライバIC25、24においても同様である。
【0109】
図10においては、ドライバIC26のシフトレジスタ入力部におけるデ−タのセットアップ時間とホ−ルド時間とがTs26、Th26として表されている。Tdはデ−タ信号がシフトレジスタのクロック信号によりデ−タ出力端子DATAO3〜0に出力されるまでの伝搬遅延時間を示している。
【0110】
同様に、ドライバIC25のシフトレジスタ入力部におけるデ−タのセットアップ時間とホ−ルド時間とがTs25、Th25として表され、ドライバIC24のシフトレジスタ入力部におけるデ−タのセットアップ時間とホ−ルド時間とがTs24、Th24としてそれぞれ表されている。
【0111】
第1の実施の形態における回路においては、差動クロック信号入力回路の出力部とシフトレジスタの信号入力部の間にEX−NOR回路が挿入されているので、SEL端子の信号論理レベルによる遅延時間が増減していた。このため、各ドライバIC間においてそれぞれのセットアップ時間とホ−ルド時間に差を生じていた。(図7参照)
それに対して、第2の実施の形態における回路においては、差動クロック信号入力回路の1段目の差動アンプから出力される差動信号出力をスイッチ回路により切り替えて2段目の差動アンプへ入力することになり、SEL端子の信号論理レベルによって各ドライバIC間においてセットアップ時間とホ−ルド時間とに差を生じることがない。
【0112】
図2において明らかなように、カスケード接続の奇数段目のドライバICと偶数段目のドライバICとでは、回路図の上で差動クロック信号線が交差するようになっているが、それによる論理の反転は各ドライバIC内の複数段からなる差動アンプ間の選択的な接続により元に戻されるので、各ドライバICのシフトレジスタのクロック信号は各ドライバIC間で同一論理となり、その動作タイミングも殆ど等しい。
【0113】
本発明の第1の実施の形態で述べた回路においては、ドライバIC回路内に設けられた差動クロック信号入力回路の後段にEX−NOR回路を設け、SEL端子の信号論理レベルにより差動クロック信号を論理反転するか否かが決定される構成としていた。このような回路を用いる場合、信号論理を反転するかしないかによりEX−NOR回路の伝搬遅延時間に差を生じ、隣接するドライバIC間においてシフトレジスタ動作のタイミングが微妙に異なることになる。通常、この様な場合を考慮してシフトレジスタのデ−タ出力側に遅延回路を挿入して、後段のシフトレジスタにおけるデ−タホ−ルド時間Thの増大を計るのが通例である。
一方において、この様な対策手段を用いると、後段のシフトレジスタ入力でのセットアップ時間Tsが減少することになるので、所定のセットアップ時間が満足できる程度にまでそのクロック周期を増加させなければならず、ヘッドの動作周波数向上を妨げる原因となっていた。
【0114】
それに対して、本発明の第2の実施例における回路においては、隣接するドライバIC間での差動クロック信号の論理の反転は、ドライバIC内の複数段からなる差動アンプ間の選択的な接続により行われる。回路的な対称性から、差動アンプより出力される差動信号出力の信号間の波形立ち上がり時間と立ち下がり時間は等しく保たれ、前記のような差動アンプ間の選択的な接続替えを行ってもその動作タイミングを殆ど等しくなるようにすることは容易に行える。
【0115】
このため、各ドライバICのシフトレジスタ入力部におけるセットアップ時間とホ−ルド時間は、設計上必要とされる所定の値が確保され、第1の実施例における回路よりもシフトレジスタ回路出力のデ−タ遅延時間を小さくすることが可能となり、より高速なデ−タ転送を行うことができる。
【0116】
第1、第2の実施の形態では、光源にLEDを用いた電子写真プリンタにおける場合について説明したが、同様の構成でサ−マルプリンタにおける発熱抵抗体、表示装置における表示素子の列を駆動する場合にも適用することができる。
【0117】
また、第1、第2の実施の形態では同一構成から成るドライバICをカスケード接続するもの として説明したが、カスケード接続の奇数段目と偶数段目とで異なる回路構成の2品種のドライバICを用意することとし、第1、第2の実施の形態において設けられていたSEL端子を削除するようにしてもよい。
【0118】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので以下に記載される効果を奏する。
【0119】
第1のクロック端子と第2のクロック端子とを有する差動クロック信号入力回路と、差動クロック信号入力回路の出力を、選択信号に応じて反転させる反転回路とを各ドライバIC内に備え、差動クロック信号の一方の信号線をカスケード接続の奇数段目のドライバICの第1のクロック端子と偶数段目のドライバICの第2のクロック端子とに接続し、差動クロック信号の他方の信号線をカスケード接続の奇数段目のドライバICの第2のクロック端子と偶数段目のドライバICの第1のクロック端子とに接続し、一方の信号線と他方の信号線は略平行にドライバICの他の端子を避けながら配線するようにしたことにより、プリント配線板上に構成された差動クロック信号を同一面(同一配線層)内で交差することなく配置することができ、隣接して配置されるドライバIC間では、回路図の上で差動クロック信号線が交差するようになっていても、それによる論理の反転は各ドライバIC内の差動回路の選択的結線により元にもどされる結果、各ドライバICのシフトレジスタのクロック信号は各ドライバIC間で同一論理となり、その動作タイミングも殆ど等しくなる。
【0120】
また、差動クロック信号線は所定の特性インピ−ダンスが得られるように、等しい間隔で配置することができ、離ればなれになることがないので、その各々が受けるであろう外部ノイズの影響が等しくなり、両信号間にノイズによる電位差を生じず、その影響は著しく軽減され、また、差動クロックの信号線と、ドライバICの接続するための電極パッド部の配線とはスタブ形状を構成せず、各ドライバICとの接続箇所で、その特性インピ−ダンスに不連続を生じず、信号反射を生じる恐れもないので、クロック伝送波形の信号品質が向上し、デ−タ転送時の信頼性が向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態によるドライバIC回路のブロック図である。
【図2】ドライバICとLEDアレイとの結線を示すブロック図である。
【図3】EX−NOR回路の構成を示す回路図である。
【図4】図1に示した差動クロック信号入力回路の詳細図である。
【図5】LEDヘッドのプリント基板図である。
【図6】図5に示したプリントパタ−ンの詳細図である。
【図7】図1に示したドライバIC回路の動作を説明するタイムチャ−トである。
【図8】第2の実施の形態によるドライバIC回路のブロック図である。
【図9】図8に示した差動クロック信号入力回路の詳細図である。
【図10】図8に示したドライバIC回路の動作を説明するタイムチャ−トである。
【図11】電子写真プリンタの制御ブロック図である。
【図12】図11に示した電子写真プリンタのタイムチャ−トである。
【図13】従来技術によるLEDヘッドのプリント基板図である。
【図14】図13に示したプリントパタ−ンの詳細図である。
【図15】ノイズ発生の説明図である。
【図16】多重反射波発生の説明図である。
【符号の説明】
203 差動クロック信号入力回路
211 反転回路
Claims (9)
- アレイを構成する記録素子に駆動電流を供給する複数のドライバICをカスケ−ドに接続し、印刷デ−タを差動クロック信号により各ドライバICにデータ転送を行う駆動回路において、
第1のクロック端子と第2のクロック端子とを有する差動クロック信号入力回路と、差動クロック信号入力回路の出力を、選択信号に応じて反転させる反転回路とを前記各ドライバIC内に備え、
前記差動クロック信号の一方の信号線をカスケード接続の奇数段目のドライバICの第1のクロック端子と偶数段目のドライバICの第2のクロック端子とに接続し、前記差動クロック信号の他方の信号線をカスケード接続の奇数段目のドライバICの第2のクロック端子と偶数段目のドライバICの第1のクロック端子とに接続し、前記一方の信号線と前記他方の信号線は略平行にドライバICの他の端子を避けながら配線されたことを特徴とする駆動回路。 - 前記反転回路は、差動クロック信号を入力した差動増幅器の出力を切り替えるEX−NOR回路を有する請求項1記載の駆動回路。
- 前記反転回路は、差動クロック信号を入力した差動増幅器の出力を論理反転させるスイッチ回路を有する請求項1記載の駆動回路。
- 前記スイッチ回路は、PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタとから成るアナログスイッチである請求項3記載の駆動回路。
- アレイを構成する記録素子に駆動電流を供給する複数のドライバICをカスケ−ドに接続し、印刷デ−タを差動クロック信号により各ドライバICにデータ転送を行う駆動回路用配線基板において、
第1のクロック端子と第2のクロック端子とを有する差動クロック信号入力回路と、差動クロック信号入力回路の出力を、選択信号に応じて反転させる反転回路とを前記各ドライバIC内に備え、
前記差動クロック信号の一方の信号線をカスケード接続の奇数段目のドライバICの第1のクロック端子と偶数段目のドライバICの第2のクロック端子とに接続し、前記差動クロック信号の他方の信号線をカスケード接続の奇数段目のドライバICの第2のクロック端子と偶数段目のドライバICの第1のクロック端子とに接続し、前記一方の信号線と前記他方の信号線は略平行にドライバICの他の端子を避けながら配線されたことを特徴とする駆動回路用配線基板。 - アレイを構成する記録素子に駆動電流を供給する印刷ヘッドにおいて、
請求項5記載の駆動回路用配線基板を用いたことを特徴とする印刷ヘッド。 - アレイを構成する記録素子に駆動電流を供給する印刷ヘッドにおいて、
請求項1〜請求項4記載の駆動回路を搭載した印刷ヘッド。 - 搬送される媒体に印刷を行う電子写真プリンタにおいて、
請求項7記載の印刷ヘッドを搭載した電子写真プリンタ。 - アレイを構成するLED素子に駆動電流を供給する複数のドライバICをカスケ−ドに接続し、印刷デ−タを差動クロック信号により各ドライバICにデータ転送を行う駆動回路において、
第1のクロック端子と第2のクロック端子とを有する差動クロック信号入力回路と、差動クロック信号入力回路の出力を、選択信号に応じて反転させる反転回路とを前記各ドライバIC内に備え、
前記差動クロック信号の一方の信号線をカスケード接続の奇数段目のドライバICの第1のクロック端子と偶数段目のドライバICの第2のクロック端子とに接続し、前記差動クロック信号の他方の信号線をカスケード接続の奇数段目のドライバICの第2のクロック端子と偶数段目のドライバICの第1のクロック端子とに接続し、前記一方の信号線と前記他方の信号線は略平行にドライバICの他の端子を避けながら配線されたことを特徴とする駆動回路。
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