JP2008251653A - 低負荷搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板にかかるストレスを低減して基板割れを抑制することができ、かつメンテナンスコストを低減できる低負荷搬送装置を提供すること。
【解決手段】負圧により基板1を吸着して支持する吸着ヘッド部10と、吸着ヘッド部10の内部に負圧を発生させる負圧発生手段20と、吸着ヘッド部10にて吸着した基板1を搬送する搬送手段30とを備え、吸着ヘッド部10は、基板1と対向する支持面11aに複数の吸気孔11bを有するヘッド本体部11と、ヘッド本体部11の支持面11aに取り付けられると共に複数の吸気孔11bと連通する複数の貫通孔12bを有する吸着シート部12とから構成され、吸着シート部12は、ヘッド本体部11の支持面11aに剥離可能に貼り付けられる熱可塑性エラストマーからなる粘着剤層を有することを特徴とする低負荷搬送装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、低負荷搬送装置に関し、さらに詳しくは、負圧により基板を吸着して搬送する低負荷搬送装置に関する。
電子デバイスの製造工程において、例えば半導体基板やガラス基板等の基板を搬送する際、移動可能な吸着ヘッドに基板(ウェハ)を負圧により吸着して所定位置へ搬送する基板吸着搬送装置が用いられている。
この基板吸着搬送装置としては、支持面に複数の吸気孔を有する吸着ヘッドと、前記吸着ヘッドに接続されて各吸気孔の内部に負圧を発生する負圧発生手段と、前記吸着ヘッドを移動させる移動手段とを備えた構成のものが知られている(例えば、特許文献1および2参照)。
ところで、基板吸着搬送装置にて薄い基板を吸着搬送する場合、基板における吸着ヘッドと接する部分のみに大きなストレスがかかり、基板割れを生じる場合がある。特に、基板がシリコンインゴットをスライスしたシリコンウェハの場合は、表面に凹凸を有しており、凹部で割れ易い。
このような基板割れを抑制する方法としては、(1)真空レギュレーターを用いて負圧を制御することで、吸着ヘッドでの基板にかかるストレスを低減させる、(2)基板全体を吸着して単位面積当りにかかるストレスを低減させるための治具を吸着ヘッドに取り付ける、あるいは(3)弾性を有する多孔質パッド(連続気泡)を吸着ヘッドに貼り付けることにより、多孔質パッドが基板表面に密着して基板にかかるストレスを低減させるという方法がとられていた。
特開2004−18256号公報 特開2006−27795号公報
しかしながら、前記(1)の方法では、吸着ヘッドでの基板ストレスは低減方向に向かうが、基板面積全体の数パーセント以下での支持面積には変わりがなく、割れの原因を解消するのには不十分であった。また、前記(2)の方法では、冶具がタングステンといった金属やセラミック等からなるため表面が硬く、治具が基板と接触することによる割れの懸念があり、また、上述のシリコンウェハでは表面に凹凸を有していたり表面が波打っており、このような基板では吸着時の空気リーク量が多いため支持が困難であった。また、前記(3)の方法では、1日に数万枚もの基板を吸着搬送すると、例えば基板表面から剥がれた細かな屑片等の異物が多孔質パッド内の微小な連続気泡を詰まらせ吸着力が低下して基板を支持することが困難となるため、多孔質パッドをその都度新しいものと交換する必要があった。
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、基板にかかるストレスを低減して基板割れを抑制することができ、かつメンテナンスコストを低減できる低負荷搬送装置を提供するものである。
かくして、本発明によれば、負圧により基板を吸着して支持する吸着ヘッド部と、前記吸着ヘッド部の内部に負圧を発生させる負圧発生手段と、前記吸着ヘッド部にて吸着した基板を搬送する搬送手段とを備え、前記吸着ヘッド部は、基板と対向する支持面に複数の吸気孔を有するヘッド本体部と、前記ヘッド本体部の前記支持面に取り付けられると共に前記複数の吸気孔と連通する複数の貫通孔を有する吸着シート部とから構成され、前記吸着シート部は、前記ヘッド本体部の支持面に剥離可能に貼り付けられる熱可塑性エラストマーからなる粘着剤層を有する低負荷搬送装置が提供される。
本発明によれば、吸着ヘッド部にて基板を吸着して支持する際に、吸着シート部が熱可塑性エラストマーの柔軟性によって基板の凹凸表面あるいは波打った表面に追従して基板に傷を付けることなくソフトに密着する。したがって、基板へのストレスを低減して基板割れを抑制することができると共に、吸着シート部と基板との隙間から空気が流入する空気リーク量を抑えて基板を吸着することができ、吸着力不足を生じることがない。よって、本発明の低負荷搬送装置は、例えば太陽電池用基板などの貴重でかつ薄く割れ易い基板の搬送に好適である。
また、吸着シート部は、基板と接触する面や貫通孔に異物が付着した場合にはヘッド本体部から剥がして水で洗浄することができる。よって、吸着シート部に付着した異物が基板表面に押し付けられて傷を付けること、および異物が貫通孔に詰まって吸着ヘッド部による基板への吸着力が低下することを回避することができる。また、洗浄後の吸着シート部は、乾燥すると粘着力が回復するので再使用することができ、新しい吸着シート部と頻繁に交換するといった手間とコストを低減することができる。
本発明の低負荷搬送装置は、負圧により基板を吸着して支持する吸着ヘッド部と、前記吸着ヘッド部の内部に負圧を発生させる負圧発生手段と、前記吸着ヘッド部にて吸着した基板を搬送する搬送手段とを備え、前記吸着ヘッド部は、基板と対向する支持面に複数の吸気孔を有するヘッド本体部と、前記ヘッド本体部の前記支持面に取り付けられると共に前記複数の吸気孔と連通する複数の貫通孔を有する吸着シート部とから構成され、前記吸着シート部は、前記ヘッド本体部の支持面に剥離可能に貼り付けられる熱可塑性エラストマーからなる粘着剤層を有することを特徴とする。
本発明において、基板としては、例えば太陽電池や電子デバイス等の製造に用いられる半導体基板、ガラス基板等が挙げられ、半導体インゴットをスライスしたウェハや、電極、配線、素子等を有する基板をも包含する。
本発明の低負荷搬送装置は、厚みが100〜300μm程度と薄く、縦170mm程度×横170mm程度のサイズの基板の搬送に好適に用いることができ、例えばシリコンインゴットをスライスした太陽電池用基板に最適である。
本発明において、吸着ヘッド部のヘッド本体部は、負圧により基板をストレス無く吸着し支持できるのであれば、その形状、大きさ、吸気孔の数、大きさおよび配置パターン、搬送手段への設置数等は特に限定されるものではない。
例えば、ヘッド本体部は、内部中空の金属製箱体あるいはプレート体の一面(支持面)に複数の吸気孔を均等なマトリックス状に形成し、一面とは反対側の他面あるいは周囲側面に負圧発生手段と接続されて内部の空気を排気する接続管部を形成した構成とすることができる。この吸気孔が形成された面が基板を支持する支持面となる。
ヘッド本体部の大きさおよび搬送手段への設置数は、ヘッド本体部を被吸着物である基板と同程度の大きさに構成すれば設置数は1つでよく、あるいは基板の所定複数箇所を吸着するよう小型のヘッド本体部を複数設置してもよい。
また、支持面全面に占める吸気孔の占有開口率としては、基板サイズや、吸着ヘッド部の設置数にもよるが、例えば3〜20%程度とすることができる。また、支持面における吸気孔の配置パターンは特に限定されるものではなく、基板サイズや搬送方法等によって適宜設計することができ、例えば、基板全面に吸気孔が均等に分布する配置とすることができる。また、ウエハーがコンベヤやウォーキングビーム等で搬送される機構では、センターに搬送部が通っており、ウエハー上方から吸着し、180度反転(表裏反転)させる機構であるため、ウエハー全体を吸着するのではなく局所的な吸着を行うため、ウエハーに対しては均等に吸着孔が整列したものとはならない。
吸着シート部の粘着剤層は、ヘッド本体部の支持面とほぼ同じ大きさおよび形状に形成された粘着性を有する熱可塑性エラストマーから、ヘッド本体部の複数の吸気孔と同程度の大きさでかつ同じ配置で貫通孔を複数有するシートを形成することにより作製することができる。
ここで、本発明において、熱可塑性エラストマーとは、熱可塑性ゴムあるいはエラストプラスチックとも呼ばれ、成形加工に必要な高温時では可塑化、流動し、常温時ではゴム様物性を呈するものであり、粘着性を有するポリマーを意味する。
熱可塑性エラストマーとしては、例えばポリウレタン系、ポリスチレン系、ポリオレフィン系等の熱可塑性エラストマーが挙げられ、本発明では市販の熱可塑性エラストマーまたはそのシートを用いて粘着剤層を作製することができる。
本発明において、熱可塑性エラストマーからなる粘着剤層は、熱可塑性エラストマーをシート状に成形する型に予め複数の突起部を形成し、その型に加熱して流動性が付与された熱可塑性エラストマーを流し込み、その後冷えて固まった熱可塑性エラストマーシートを型から取り出すことにより、型の突起部に対応する形状および配置で形成された複数の貫通孔を有する粘着剤層を作製することができる。
また、貫通孔を有さない市販の熱可塑性エラストマーシートに複数の貫通孔を形成して粘着剤層を作製する場合は、ポンチを用いて穴あけを行う。あるいは、予め精度良く綺麗に型抜きが可能なトムソン刃を用いることができる。
本発明において、吸着シート部は、上述の粘着剤層のみからなる第1の形態と、後述する弾性多孔質シートが粘着剤層に粘着されてなる第2の形態がある。
第1の形態では、粘着剤層からなる吸着シート部は、そのシート両面のうち、ヘッド本体部の支持面に貼り付けられる面のみに粘着性を有し、基板と接触する面には粘着性を有さない。
このように片面のみに粘着性を有する吸着シート部(粘着剤層)は、片面のみに粘着性を有する市販の熱可塑性エラストマーシートに、上述の方法で貫通孔を形成することにより作製できる。また、両面に粘着性を有する市販の熱可塑性エラストマーシートを用いる場合は、片面の粘着性を低下させる処理を行い、かつ貫通孔を形成することにより吸着シート部を作製することができる。また、上述の型に熱可塑性エラストマーを流し込んで成形して作製した吸着シート部を用いる場合、両面に粘着性を有しているため、片面の粘着性を低下させる処理を行う。
粘着剤層の粘着性を低下させる処理としては、例えば、熱可塑性エラストマーに通常添加されるクレー、タルク等の非補強性充填剤を粘着材層の片面に付着させる、あるいは片面側の非補強性充填剤の濃度を高くするように粘着剤層を作製する、あるいは粘着性を低下させる市販の液体材料を粘着材層の片面に塗布するといった方法が挙げられる。
この場合の粘着剤層の厚みとしては、特に限定されるものではなく、例えば1〜5mm程度とすることができる。
この第1の形態の吸着シート部は、熱可塑性エラストマーの優れた柔軟性によって粘着剤層が基板表面の凹凸形状あるいは波打ち形状に追従して密着することができるため、基板にかかる負荷を小さく抑えて吸着することができ、基板割れを抑制することができる。また、熱可塑性エラストマーの粘着性により粘着剤層をヘッド本体部に剥離可能に貼り付けることができ、さらに汚れた場合は粘着剤層を水で洗浄でき、乾燥させれば粘着力が再現するため再使用することができる。
第2の形態では、シート両面に粘着性を有する市販の熱可塑性エラストマーシートに上述の方法で貫通孔を形成して粘着剤層を形成し、この粘着剤層の片面に弾性多孔質シートを貼り付けて吸着シート部を作製することができる。この場合の粘着剤層の厚みとしては、例えば1〜5mm程度とすることができる。
前記弾性多孔質シートとしては、連続気泡を内有する熱可塑性樹脂シート、あるいは熱可塑性樹脂繊維からなる不織布等を用いることができるが、塵や埃を嫌うクリーンな製造現場内での使用を考慮すると、不織布では繊維の切断やほつれにより飛翔するおそれがあるため、連続気泡を内有する熱可塑性樹脂シートの方が好ましい。このような多孔質の熱可塑性樹脂シートは、ポリウレタンやポリエチレン等の発泡プラスチックにて作製することができ、市販品を用いることができる。
この弾性多孔質シートは、基板表面の凹凸の度合いに応じて厚み0.1〜2.0mm程度のものが用いられる。例えば、基板表面の凹凸度合いが20〜30μmの場合は弾性多孔質シートの厚みを0.1mm程度に設定し、基板表面の凹凸度合いが5μmの場合は弾性多孔質シートの厚みを1〜2mm程度に設定することができる。但し、基板の厚み、表面状態、基板厚とシート厚の関係が逆の組み合わせになる場合があること等により、これらの数値に限定されない。
このように、粘着剤層に弾性多孔質シートが粘着した吸着シート部は、基板表面の凹凸の度合いに応じて弾性多孔質シートの厚さを調整する、つまり凹凸度合いが大きければ弾性多孔質シートの厚みを厚くして凹凸表面に追従させることにより、空気リーク量の制御を行い、真空レギュレーター無しで吸着力を変化させることが可能であると共に、粘着剤層のみの場合よりも吸着時の基板へのストレス分散効果および真空圧の低減効果を向上することができる。
本発明において、搬送手段としては、基板を吸着した吸着ヘッド部を所定位置に搬送でき得るものであれば特に限定されるものではなく、例えば3次元方向に移動可能なロボットアームに吸着ヘッド部を取り付けた構成、あるいはガイドレール上を往復走行する枠型の台車に吸着ヘッド部を昇降可能に取り付けた構成とすることができる。
また、負圧発生手段としては、真空ポンプと吸着ヘッド部の前記接続管部とを可撓性ホースにて接続した構成とすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳説する。
(実施形態1)
図1は本発明の低負荷搬送装置の実施形態1を示す概略構成図であり、図2は実施形態1における吸着ヘッド部のヘッド本体部の支持面を示す底面図である。
この低負荷搬送装置は、負圧により基板1を吸着して支持する吸着ヘッド部10と、吸着ヘッド部10の内部に負圧を発生させる負圧発生手段20と、吸着ヘッド部10にて吸着した基板1を搬送する搬送手段30とを備える。なお、図1では、基板1としてシリコンインゴットを厚さ200μm程度にスライスしたシリコンウェハの場合を例示しており、このシリコウェハは表面に凹凸を有しているが、凹凸度合いは実際のシリコウェハよりも誇張して図示している。また、図1における吸着ヘッド部は、図2におけるA−A線で切断した場合の断面を示している。
吸着ヘッド部10は、基板1とほぼ同じ大きさの内部中空の金属製プレート体から形成されたヘッド本体部11と、ヘッド本体部11の支持面11aに粘着して貼り付いた吸着シート部12とからなる。
ヘッド本体部11は、その支持面11aに、図1および図2に示すように、複数の吸気孔11bが均等なマトリックス状に形成されていると共に、支持面11aとは反対側の他面に、負圧発生手段20と接続される接続管部11cが設けられている。この場合、ヘッド本体部11は、例えば125〜170mmの正方形に形成され、吸気孔11bは直径1.0〜5.0mmで縦横に1.0〜20.0mmのピッチで形成することができる。なお、部分的に吸気孔11bの直径や単位面積あたりの数を異ならせてもよい。
吸着シート部12は、ヘッド本体部11の支持面と粘着する方の面12aにのみ粘着性を有する熱可塑性エラストマーからなる粘着剤層であり、大きさはヘッド本体部11の大きさとほぼ同じであり、厚みは1〜5mmである。また、吸着シート部12は、その厚み方向に貫通する複数の貫通孔12bが、ヘッド本体部11の吸気孔11bの直径および配置とほぼ一致して連通するように形成されている。なお、この片面粘着性の吸着シート部12は、熱可塑性エラストマーシート(例えばプロセブン株式会社製の商品名Pro-7プロセブンまたは株式会社エクシールコーポレーション社製の商品名人肌のゲル)に貫通孔12bを形成することにより作製することができる。
負圧発生手段20は、モータにて駆動する真空ポンプ21と、真空ポンプ21と吸着ヘッド部10のヘッド本体部11の接続管部11cとを接続する可撓性ホース22とを備える。この場合、真空ポンプ21は、ヘッド本体部11内を1Mpa以下に負圧にできるものを用いることができる。
搬送手段30は、3次元方向に移動可能なロボットアームである。
この低負荷搬送装置によって基板を吸着する際は、搬送手段30にて吸着ヘッド部10を基板載置台2上の基板1の上方近傍位置に移動させ、かつ真空ポンプ21を駆動してヘッド本体部11内に真空圧を発生させ、各貫通孔12および吸気孔11bから外部の空気を吸入することにより、基板1を浮かして吸着ヘッド部10の熱可塑性エラストマーシート部12に吸着することができる。あるいは、吸着ヘッド部10を基板1へ向けて降下させて吸着シート部12を基板1の表面に密着させてから、真空ポンプ21を駆動してヘッド本体部11内に真空圧を発生させることにより基板1を吸着することができる。
図3は、実施形態1における吸着ヘッド部10の吸着シート部12に基板1が吸着された状態を示している。この状態のとき、基板1の表面の凹凸形状あるいは波打った形状に追従して吸着シート部12の吸着面12cが弾性変形して密着するため、基板1にはほとんどストレスがかからない。したがって、低負荷状態で基板1を割ることなく所定位置まで搬送することができる。そして、所定位置において真空ポンプ21を停止することにより基板1を吸着シート部12から離脱させる。このとき、吸着シート部12の吸着面12cには粘着性がないため、基板1は容易に吸着シート部12から離れる。
このようにして、低負荷搬送装置にて繰り返し基板1を搬送すると、基板1であるシリコンウェハの表面から剥離したシリコン粉や微細なシリコン片等の異物が吸着シート部12の吸着面12bに付着する場合がある。吸着シート部12は優れた柔軟性を有しているため、基板1と吸着シート部12の間に異物が挟まっても吸着シート部12の吸着面12cが弾性変形するため、基板表面は異物によって傷付き難いが、異物により基板1と吸着シート部12との間に空気漏れとなる隙間が形成されやすくなる。また、異物が吸着シート部12の貫通孔12bに蓄積して吸着力が低下するおそれもある。
そのため、この吸着シート部12をヘッド本体部11から剥離し水で洗浄して異物を落とすことができ、また乾燥後は粘着性が復活するため吸着シート部12を再度ヘッド本体部11に粘着により貼り付けて使用することができる。よって、新しい吸着シート部と頻繁に交換するといった手間とコストを低減することができる。
(実施形態2)
図4は本発明の低負荷搬送装置の実施形態2を示す概略構成図である。
この実施形態2の低負荷搬送装置が実施形態1と異なる点は、吸着シート部114が、両面112a、112cに粘着性を有する熱可塑性エラストマーからなる粘着剤層112と、粘着剤層112に粘着により貼り付けられた弾性多孔質シート113とからなる点であり、その他の構成は実施形態1と同様である。なお、図1において、負圧発生手段および搬送手段は図示省略していると共に、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付している。
以下、実施形態2における実施形態1とは異なる構成を主として説明する。
この場合、粘着剤層112の厚みとしては1.0〜5.0mmであり、熱可塑性エラストマーシート(例えばプロセブン株式会社社製の商品名Pro-7プロセブンや株式会社エクシールコーポレーション社製の商品名人肌のゲル)に貫通孔112bを形成することにより作製することができる。
また、弾性多孔質シート113の厚みとしては0.1〜2.0mmであり、例えば日東電工社製の商品名サンマップLCを用いることができる。
この低負荷搬送装置によれば、図示省略の真空ポンプを駆動してヘッド本体部11内に真空圧を発生させることにより、外部の空気が弾性多孔質シート113の連続気泡の孔を介して各貫通孔112bと各吸気孔11bから空気を吸入することにより、基板1を浮かして吸着ヘッド部110の弾性多孔質シート113に吸着することができる。あるいは、吸着ヘッド部110を基板1へ向けて降下させて弾性多孔質シート113を基板1の表面に密着させてから、真空ポンプを駆動してヘッド本体部11内に真空圧を発生させることにより基板1を吸着することができる。
図5は、実施形態2における吸着ヘッド部110の弾性多孔質シート113に基板1が吸着された状態を示している。この状態のとき、基板1の表面の凹凸形状に追従して弾性多孔質シート113の吸着面113aが主として弾性変形すると共に粘着剤層112の面112cも弾性変形するため、基板1にはほとんどストレスがかからない。また、各貫通孔112b内の負圧は弾性多孔質シート113の全面にほぼ均一に分散するため、弾性多孔質シート113の端部と基板1との間から空気が流入する空気漏れが生じることがなく、真空圧の低下を防止することができる。それに加え、基板1の凹凸度合いが大きい場合は弾性多孔質シート113の厚みを厚く調整することにより、弾性多孔質シート113が基板1の凹凸表面に確実に追従できるため、上記のような端部からの空気漏れを真空レギュレーターを用いることなく制御することができる。
このようにして、低負荷搬送装置にて繰り返し基板1を搬送すると、上述した異物が弾性多孔質シート113を通過し粘着剤層112に付着して弾性多孔質シート113との粘着力が低下することや、弾性多孔質シート113内の微細孔に留まって吸着抵抗が増加する場合がある。そのため、この粘着剤層112をヘッド本体部11から剥離し、かつ弾性多孔質シート113を剥離した粘着剤層112を水で洗浄して異物を落とし乾燥させ、粘着性が復活した粘着剤層に新しい弾性多孔質シートを貼り付けて使用することができる。
本発明の低負荷搬送装置の実施形態1を示す概略構成図である。 実施形態1における吸着ヘッド部のヘッド本体部の支持面を示す底面図である。 実施形態1における吸着ヘッド部の粘着剤層に基板が吸着された状態を示す断面図である。 実施形態2における吸着ヘッド部を示す断面図である。 実施形態2における吸着ヘッド部の弾性多孔質シートに基板が吸着された状態を示す断面図である。
符号の説明
1 基板
2 基板載置台
10、110 吸着ヘッド部
11 ヘッド本体部
11a 支持面
11b 吸気孔
11c 接続管部
12 吸着シート部(粘着剤層)
12a、112a、112c 面
12b、112b 貫通孔
12c、113a 吸着面
20 真空発生手段
21 真空ポンプ
22 可撓性ホース
30 搬送手段
112 粘着剤層
113 弾性多孔質シート
114 吸着シート部

Claims (5)

  1. 負圧により基板を吸着して支持する吸着ヘッド部と、前記吸着ヘッド部の内部に負圧を発生させる負圧発生手段と、前記吸着ヘッド部にて吸着した基板を搬送する搬送手段とを備え、
    前記吸着ヘッド部は、基板と対向する支持面に複数の吸気孔を有するヘッド本体部と、前記ヘッド本体部の前記支持面に取り付けられると共に前記複数の吸気孔と連通する複数の貫通孔を有する吸着シート部とから構成され、
    前記吸着シート部は、前記ヘッド本体部の支持面に剥離可能に貼り付けられる熱可塑性エラストマーからなる粘着剤層を有することを特徴とする低負荷搬送装置。
  2. 前記吸着シート部が、前記粘着剤層における前記支持面とは反対側の面に剥離可能に貼り付けられた弾性多孔質シートをさらに備えてなる請求項1に記載の低負荷搬送装置。
  3. 前記弾性多孔質シートが、連続気泡を内有する熱可塑性樹脂シートからなる請求項1または2に記載の低負荷搬送装置。
  4. 前記弾性多孔質シートは、厚みが0.1〜2.0mmである請求項1〜3のいずれか1つに記載の低負荷搬送装置。
  5. 前記基板が太陽電池用基板である請求項1〜4のいずれか1つに記載の低負荷搬送装置。
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