JP2008233370A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】キャリブレーション機能をタイムリーに働かせつつも、画質に変化なく両面印刷を実行可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本実施形態では、キャリブレーションの実行条件としてS30、S40の両条件を課しており、両条件が共に満たされた場合にのみキャリブレーションが実行されるようになっている。このような構成とすることで、両面印刷の第二面を印刷する直前の時期についてはキャリブレーションを禁止でき、両面印刷の第一面と第二面が、常に同じ設定の下に印刷される。従って、両面印刷の第一面と第二面の画質を一定に保てる。
【選択図】図3
【解決手段】本実施形態では、キャリブレーションの実行条件としてS30、S40の両条件を課しており、両条件が共に満たされた場合にのみキャリブレーションが実行されるようになっている。このような構成とすることで、両面印刷の第二面を印刷する直前の時期についてはキャリブレーションを禁止でき、両面印刷の第一面と第二面が、常に同じ設定の下に印刷される。従って、両面印刷の第一面と第二面の画質を一定に保てる。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、画像濃度の変化、或いは各色間の色ずれをキャリブレーションにより補正し、一定の画質を確保するようにした画像形成装置が知られている。この種のキャリブレーションを実行させる実行タイミングは電源投入時の他、印刷頁間、或いは印刷ジョブ間などが考えられる。
しかし、印刷ジョブ間でキャリブレーションを実行させる設定にしておくと、印刷ジョブの処理中にキャリブレーションの必要性が生じたとしても処理中はキャリブレーションが働かないから、そのような場合、ジョブが終了するまでの間は画質が低下した状態のまま印刷が続けられてしまう。実例を挙げれば、印刷枚数100枚にわたる印刷ジョブを処理する場合に、印刷開始から50枚目でキャリブレーションの必要が生じたとしても、キャリブレーションはなされず、残りの50枚については、画質が低下した状態のまま印刷されてしまう。
この点、キャリブレーションの実行タイミングを印刷頁間に設定しておけば、上記例の場合には50枚目と51枚目の間でキャリブレーションがなされ、51枚目以降についても良好な画質を確保できる。
尚、下記特許文献1にはキャリブレーションの一例として濃度補正を行う技術が開示され、また、このものでは、キャリブレーション処理が印刷頁間で実行できるように設定されている。
特開2004−252573公報
尚、下記特許文献1にはキャリブレーションの一例として濃度補正を行う技術が開示され、また、このものでは、キャリブレーション処理が印刷頁間で実行できるように設定されている。
上記のように印刷頁間でキャリブレーションを行う設定としておけば、キャリブレーションをタイムリーに行うことができる。しかし、印刷には両面印刷の場合もあり、このときに両印刷頁間でキャリブレーション機能を働かせてしまうと、第一面と第二面とで画質が変わってしまう。一般に、両面印刷の場合には、画質に変化がないことが好ましく、この点を考慮する必要があった。
本発明は上記事情に基づいて完成されたものであって、キャリブレーション機能をタイムリーに働かせつつも、画質に変化なく両面印刷を実行可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、記録媒体の第一面、第二面の両面に画像を形成する両面印刷が少なくとも実行可能とされ、かつ形成する画像の画質を調整するキャリブレーション機能を備えた画像形成装置であって、前記キャリブレーションが必要であるか否を、印刷頁単位で判定する第一判定手段と、印刷頁が前記両面印刷の第二面に該当するか否かを判定する第二判定手段と、前記第一判定手段により前記キャリブレーションが必要であると判定され、かつ前記第二判定手段により前記印刷頁が両面印刷の第二面に該当しないと判定された際には、当該条件を満たした印刷頁を印刷する前に、前記キャリブレーションを実行し、前記第二判定手段により前記印刷頁が両面印刷の第二面に該当すると判定された際は、前記キャリブレーションを実行しないように制御するキャリブレーション制御手段と、前記キャリブレーション制御手段の行う制御に従って印刷を行う印刷制御手段と、を備えたところに特徴を有する。
尚、この発明の実施態様として以下の構成が好ましい。
記録媒体上に複数色の現像剤像を重畳転写させるカラー印刷が可能な画像形成装置において、キャリブレーションとして前記現像剤像の転写位置ずれを補正させる処理を行う構成とする。
記録媒体上に複数色の現像剤像を重畳転写させるカラー印刷が可能な画像形成装置において、キャリブレーションとして前記現像剤像の転写位置ずれを補正させる処理を行う構成とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、印刷ジョブが複数の印刷頁からなるものにおいて、次の印刷頁がある間は印刷処理を繰り返し行うループ処理を行って前記印刷ジョブの印刷を進める構成であるととももに、前記ループ処理の繰り返し回数が所定回数に達することを条件に、前記第一判定手段は前記キャリブレーションが必要であると判定するところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
このような構成であれば、キャリブレーションが、第一面の印刷前に行われることはあるものの、第二面の印刷前には行われない。従って、両面印刷の第一面と第二面が、常に同じ設定の下に印刷されることになるので、両面の画質を一定に保てる。
このような構成であれば、キャリブレーションが、第一面の印刷前に行われることはあるものの、第二面の印刷前には行われない。従って、両面印刷の第一面と第二面が、常に同じ設定の下に印刷されることになるので、両面の画質を一定に保てる。
<請求項2の発明>
キャリブレーションが必要であるか否かを印刷頁数に基づいて判定する場合、なんらかの方法で印刷頁数をカウントする必要がある。これには、専用に計数手段を設けてカウントすることも出来るが、請求項2の発明によれば、処理の繰り返し回数を利用してカウントすることとした。このような構成であれば、専用に計数手段を設ける必要がなく、システムの構築に無駄がない。
キャリブレーションが必要であるか否かを印刷頁数に基づいて判定する場合、なんらかの方法で印刷頁数をカウントする必要がある。これには、専用に計数手段を設けてカウントすることも出来るが、請求項2の発明によれば、処理の繰り返し回数を利用してカウントすることとした。このような構成であれば、専用に計数手段を設ける必要がなく、システムの構築に無駄がない。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図4によって説明する。
1.レーザプリンタの機構的構成
(1)レーザプリンタの全体構成
図1は、本実施形態の画像形成装置としてのレーザプリンタ1の概略構成を示す側断面図である。このレーザプリンタ1は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応する4つの感光ドラム33B、33C、33M、33Yを備えたダイレクトタンデム型のカラーレーザプリンタである。尚、以下の説明において、前後方向については図1の右側を前方向とする。
本発明の実施形態1を図1ないし図4によって説明する。
1.レーザプリンタの機構的構成
(1)レーザプリンタの全体構成
図1は、本実施形態の画像形成装置としてのレーザプリンタ1の概略構成を示す側断面図である。このレーザプリンタ1は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応する4つの感光ドラム33B、33C、33M、33Yを備えたダイレクトタンデム型のカラーレーザプリンタである。尚、以下の説明において、前後方向については図1の右側を前方向とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、全体として箱型の本体ケーシング2を備えており、その内部に記録媒体としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。本体ケーシング2の上面には、開閉可能な上面カバー6が設けられており、この上面カバー6を開放することにより、本体ケーシング2内のプロセスカートリッジ23B〜23Yの交換が可能となる。また、上面カバー6の上面には、印刷後の用紙3が排紙される排紙場所、すなわちの排紙トレイ7が形成されている。
(2)フィーダ部の構成
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ10と、給紙トレイ10の前端上方に前後に並んで設けられたピックアップローラ11及び給紙ローラ12と、バネ13の付勢により給紙ローラ12に圧接する分離パッド14と、給紙ローラ12の前側上方に設けられた一対の搬送ローラ15と、搬送ローラ15の後側上方に設けられた一対のレジストローラ16とを備えている。
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ10と、給紙トレイ10の前端上方に前後に並んで設けられたピックアップローラ11及び給紙ローラ12と、バネ13の付勢により給紙ローラ12に圧接する分離パッド14と、給紙ローラ12の前側上方に設けられた一対の搬送ローラ15と、搬送ローラ15の後側上方に設けられた一対のレジストローラ16とを備えている。
給紙トレイ10の底面には、用紙3の前端側を持ち上げるように傾動可能な用紙押圧板(図示せず)が設けられ、給紙トレイ10の用紙3は、用紙押圧板の付勢力によってピックアップローラ11に向かって押圧され、ピックアップローラ11の回転によって、給紙ローラ12と分離パッド14との間に向けて搬送開始される。そして、その用紙3は、給紙ローラ12の回転によって、給紙ローラ12と分離パッド14との間に挟まれたときに1枚ごとに捌かれて斜め前上方へと送られ、その1枚の用紙は、一対の搬送ローラ15によって紙粉が取り除かれた後、レジストローラ16に搬送される。
(3)搬送ベルト
搬送ベルト21は、前後に離間して配置された一対のベルト支持ローラ26間に、後端下がりに若干傾斜した姿勢で張架されており、後側のベルト支持ローラ26が図示しない駆動モータにより回転駆動されることにより循環移動する。搬送ベルト21の内側には、4つの転写ローラ27B、27C、27M、27Yが前後方向に一定間隔で並んで設けられている。
搬送ベルト21は、前後に離間して配置された一対のベルト支持ローラ26間に、後端下がりに若干傾斜した姿勢で張架されており、後側のベルト支持ローラ26が図示しない駆動モータにより回転駆動されることにより循環移動する。搬送ベルト21の内側には、4つの転写ローラ27B、27C、27M、27Yが前後方向に一定間隔で並んで設けられている。
これら4つの転写ローラ27B、27C、27M、27Yは、次に説明する各感光ドラム33B、33C、33M、33Yと対向配置され、両間に搬送ベルト21を挟んでいる。
(4)画像形成部並びに、スキャナ部の構成
画像形成部5はブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応する4つの感光ドラム33B、33C、33M、33Yを備える。これら各感光ドラム33B、33C、33M、33Yは、搬送ベルト21の長手方向に等間隔で整列状に配されている。
画像形成部5はブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応する4つの感光ドラム33B、33C、33M、33Yを備える。これら各感光ドラム33B、33C、33M、33Yは、搬送ベルト21の長手方向に等間隔で整列状に配されている。
各感光ドラム33B、33C、33M、33Yの右斜め上方位置には現像ユニット35B、35C、35M、35Yが設けられる一方、左斜め上部には帯電器34が設けられている。また、各現像ユニット35B、35C、35M、35Yの後方にはスキャナ部22B、22C、22M、22Yがそれぞれ配置されている。
尚、感光ドラム33B、33C、33M、33Y、現像ユニット35B、35C、35M、35Y、帯電器34、スキャナ部22B、22C、22M、22Yの基本構成は、各色間において相違はなく同じであるため、以下、図1における左端(イエローのもの)を例に挙げて説明を行い、他のものについては説明を省略する。
現像ユニット35Yはトナーを収納するケーシングの下部に現像ローラ38、供給ローラ37、並びに層厚規制ブレード(不図示)を備える。現像ローラ38と供給ローラ37とは対向配置されており、両間をトナーが通過するときに、供給ローラ37から現像ローラ38にトナーを供給すると共に、回転に伴う摩擦によりトナーを正極性に摩擦帯電させる機能を有する。また、層厚規制ブレードは、正帯電され現像ローラ38上に担持されたトナーの層厚を一定にするものである。尚、現像ローラ38は感光ドラム33Yに対しても対向するように配置されている。
帯電器34はいわゆるスコロトロン型の帯電器であり、シールドケース内に帯電ワイヤを収容してなる。帯電ワイヤには高電圧が印加されるよう構成されており、これにより、コロナ放電を生じさせる。そして、放電の際に、グリッドに一定電圧を印加することで、感光ドラム33Yの表面を一様に正極性に帯電させる機能を有する。
スキャナ部22Yは、図示しないレーザ光源、ポリゴンミラー28、fθレンズ30、反射鏡29などを備えている。ポリゴンミラー28はスキャナモータ28Aの駆動により回転し、レーザ光源から出射されたレーザ光を図1において実線で示す経路Gを経て感光ドラム33Yの表面に照射させ、感光ドラム33Yを露光させる露光機能を有する。
(5)定着部の構成
また、搬送ベルト21の後部側には、定着部24が設けられている。定着部24は加熱ローラ42と同加熱ローラ42に対して対向対置される押圧ローラ43とからなる。加熱ローラ42は加熱のためのハロゲンランプ(図示せず)を備え、各転写ローラ31B、31C、31M、31Yにより用紙上に転写されたカラーのトナー像(現像剤像)を、用紙が加熱ローラ42と押圧ローラ43との間を通過する間に熱定着させるものである。
また、搬送ベルト21の後部側には、定着部24が設けられている。定着部24は加熱ローラ42と同加熱ローラ42に対して対向対置される押圧ローラ43とからなる。加熱ローラ42は加熱のためのハロゲンランプ(図示せず)を備え、各転写ローラ31B、31C、31M、31Yにより用紙上に転写されたカラーのトナー像(現像剤像)を、用紙が加熱ローラ42と押圧ローラ43との間を通過する間に熱定着させるものである。
(6)定着後の用紙搬送路と片面印刷
本体ケーシング2内の後部には定着排紙ローラ53、弧状路61が設けられている。定着排紙ローラ53はトナー定着後の用紙3を弧状路61へと案内する機能を担うものであり、また、弧状路61の上端には、上部排紙ローラ63を有する排出口62が設けられている。
本体ケーシング2内の後部には定着排紙ローラ53、弧状路61が設けられている。定着排紙ローラ53はトナー定着後の用紙3を弧状路61へと案内する機能を担うものであり、また、弧状路61の上端には、上部排紙ローラ63を有する排出口62が設けられている。
上記構成により、以下に説明する画像形成工程、熱定着工程、排紙工程を順に行うことで、通常の印刷(用紙3の片面にのみ印刷を行う片面印刷)を行うことが出来る。
画像形成工程では、まず、帯電器34により各感光ドラム33B、33C、33M、33Yの表面が一様に正帯電され、その後、画像データに基づく制御が開始されて、各スキャナ部22B、22C、22M、22Yから各感光ドラム33B、33C、33M、33Yに向けてレーザ光がそれぞれ照射される。
これにより、各感光ドラム33B、33C、33M、33Yの表面には、画像データに応じた所定の静電潜像が形成、すなわち一様に正帯電された感光ドラム33B、33C、33M、33Yの表面のうち、レーザ光が照射された部分は電位が下がる。
次いで、現像ローラ38の回転により、現像ローラ38上に担持されかつ正帯電されているトナーが、各感光ドラム33B、33C、33M、33Yの表面上に形成される静電潜像に供給される。これにより、各感光ドラム33B、33C、33M、33Yの静電潜像は、可視像化され、感光ドラム33B、33C、33M、33Yの表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
また、上記処理と並行して、用紙3を搬送する処理が行われ、給紙トレイ10から用紙が一枚ずつ用紙搬送路Lへと送り出される。用紙搬送路Lに送り出された用紙3は搬送ローラ15、搬送ベルト21により転写位置(各感光ドラムと各転写ローラとが接触する点)Pに運ばれる。
すると、この転写位置Pを通るときに、各転写ローラ31B、31C、31M、31Yに印加される転写バイアスによって、各感光ドラム33B、33C、33M、33Yの表面上に担持された各色のトナー像(現像剤像)が用紙3の表面に順次、重畳転写される。かくして、用紙3上にはカラーのトナー像(現像剤像)が形成される。
画像形成工程が終了すると、次に定着工程が行われる。すなわち、カラーのトナー像(現像剤像)が形成された用紙3は定着部24へと送られ、加熱ローラ42と押圧ローラ43との間を通過する間にトナー像が熱定着させる。
そして、熱定着後の用紙3は弧状路61を通って装置上部へ向かい、上部排紙ローラ63によって排紙トレイ7上に排紙される(片面印刷)。
(7)再搬送路と両面印刷
また、本体ケーシング2内の下部には、搬送ベルト21と給紙トレイ10との間に位置して、再搬送路71が設けられている。再搬送路71は本体ケーシング2の前後に延びる形状をなしており、経路上の2箇所に用紙3を搬送するための中継ローラ73が配置されている。係る再搬送路71は後端が前記弧状路61に連続する一方、先端は本体ケーシング2の前部において上方に折り返し、レジストローラ16の直前付近で用紙搬送路Lに合流している。
また、本体ケーシング2内の下部には、搬送ベルト21と給紙トレイ10との間に位置して、再搬送路71が設けられている。再搬送路71は本体ケーシング2の前後に延びる形状をなしており、経路上の2箇所に用紙3を搬送するための中継ローラ73が配置されている。係る再搬送路71は後端が前記弧状路61に連続する一方、先端は本体ケーシング2の前部において上方に折り返し、レジストローラ16の直前付近で用紙搬送路Lに合流している。
上記構成とすることで、上記した片面印刷に加えて、用紙3の両面に画像を形成する両面印刷が可能となる。具体的に説明すると、両面印刷を行う場合、まず、第一面を片面印刷の場合と同様の手順に従って画像形成させる。そして、画像が形成されたら、定着部24で形成された画像を熱定着させ、一旦、弧状路61に用紙3を送る。
弧状路61に用紙3が送られたら、あとは、再搬送路71を経由して装置の前方へと送ってやれば、用紙3を用紙搬送路Lに戻すことができ、また、このときには、画像が形成されていない第二面が上側を向く状態となる。
従って、後は、第一面について画像を形成したのと同様の手順に従うことで、第二面に画像を形成することが出来る。そして、第二面について画像が形成されたら、その後、形成された画像を熱定着させ、今度は再搬送路71を経由させることなく装置上方に進行方向をとらせることで、両面印刷された用紙3を排紙トレイ7上に排紙できる。
尚、本実施形態では、両面印刷を行う場合、第一面に用紙裏面となる画像を形成させ、第二面に用紙表面となる画像を形成させている。このような構成とすることで、両面印刷の表面を上に向けた状態で用紙を排紙することが可能となる。
2.電気的構成
次に、上記レーザプリンタ1の電気的構成について説明する。図2は、レーザプリンタ1の電気的構成を概念的に示すブロック図である。制御装置100はCPU101、ROM102、RAM103、画像メモリ104、インターフェース106、制御部110よりなる。
次に、上記レーザプリンタ1の電気的構成について説明する。図2は、レーザプリンタ1の電気的構成を概念的に示すブロック図である。制御装置100はCPU101、ROM102、RAM103、画像メモリ104、インターフェース106、制御部110よりなる。
ROM102はレーザプリンタ1を制御するための各種制御プログラムが記憶されるものであり、RAM103は各種制御プログラムが読み出される作業領域として用いられるものである。また、画像メモリ104は、上位装置(本例では、コンピュータ140)より送信されインターフェース106を通じて受信される印刷データを展開処理した画像データを一時記憶しておくものである。
制御部110はASIC(Application Specific Integrated Circuit)からなるとともに、先に説明した画像形成部5、搬送ベルト21を駆動させるメインモータ121、スキャナモータ28A、入力パネルなどからなる操作部122、各種ランプなどからなる表示部123、検出部131が電気的に連なっている。尚、検出部131は搬送ベルト21の後方にあって、搬送ベルト21上に形成されるテストパターンの位置を読み取るものであり、例えば、光学式のセンサなどにより構成される。また、ここで言うテストパターンというのは、後述するキャリブレーション処理を行なう(S50の処理)ときに、各色のトナー像を位置ずれを測定するべく搬送ベルト21上に形成されるパターンのことである(図4参照)。
3.印刷処理
以下、電源投入から印刷処理を完了させるまでの一連の処理を説明する。
オペレータにより、レーザプリンタ1の電源が投入されると、まず、初期化処理(RAM103、画像メモリ104などを初期化する処理)がCPU101により行われ、続いて、上位装置としてのコンピュータ140から印刷データが送信されるのを待つ待機状態となる。
以下、電源投入から印刷処理を完了させるまでの一連の処理を説明する。
オペレータにより、レーザプリンタ1の電源が投入されると、まず、初期化処理(RAM103、画像メモリ104などを初期化する処理)がCPU101により行われ、続いて、上位装置としてのコンピュータ140から印刷データが送信されるのを待つ待機状態となる。
コンピュータ140から印刷データが送信され、レーザプリンタ1で受信されると、その後、レーザプリンタ1では受信した印刷データのうちの、印刷データ本体(PDLデータ)を画像データ(ラスターデータ)に展開する処理が行われ、生成された画像データは画像メモリ104に一時記憶される。
尚、印刷データは上記印刷データ本体の他、印刷要求コマンドなどを有するヘッダ部などから構成される。
そして、上記画像データを画像メモリ104に記憶させる処理と並行して、CPU101は図3に示すフローチャート図に従って各装置を制御し印刷処理を印刷ジョブ単位で進めてゆく。
印刷処理が開始されると、まず、連続数(後に詳しく述べるが連続して印刷が行われた頁数)Nをゼロにセットする処理が行われ、その後、処理はS10へと移行される。S10では、1頁目を印刷開始するための準備的な処理(例えば、モノクロ或いはカラーなどの印刷色数の確認など)がCPU101により行われる。
対象印刷頁(ここでは、1頁目)について印刷開始準備が整うと、次にキャリブレーションを行う時期であるか、判定する処理がCPU101により実行される(以下に説明するS20、S30)。
ここでいう、キャリブレーションというのは、形成される画像の品質を一定に保つための補正処理のことである。形成させる画像の品質を変化させる要因は種々あるが、印刷状態が長く続くと、装置内温度の変化などの影響を受けて重畳転写されるトナー像の位置ずれ(いわゆる色ずれ)が生じやすいことが知られている。
そこで本実施形態では、S20の処理で、印刷された頁の連続数Nをカウントすることとしている。ここでは、1頁目なので連続数Nは「1」であると、CPU101によりカウントされる。
S30では、「連続数N」が「基準数X」に達したか否かを判定する処理がCPU101により行われる。本実施形態では「基準数X」の数値は「100頁」に設定されており、「連続数N」が「100」に満たない場合であればNO判定され、これとは反対に「連続数N」が「100」以上であれば、YES判定される。
この段階では、連続数Nは「1」であり「100」に満たないので、S30ではNOの判定がなされ、処理はS60へと移行される。尚、CPU101によって実行されるS30の判定処理により、本発明の「第一判定手段」の果たす処理機能が実現されている。
S60では対象印刷頁、すなわち1頁目について印刷処理が開始される。印刷処理が開始されると印刷対象頁の画像データが読み出されると共に、CPU101の指令のものとメインモータ121、スキャナモータ28A、画像形成部5などの各装置が駆動される。
これにより、給紙トレイ10より用紙3が送り出され、その後、画像形成工程を経て、用紙3上に画像データに従った画像が形成される。画像が形成された用紙3はその後、定着工程を経て排紙トレイ7上に排紙される。これにより、1頁目の印刷処理が終了する(S70)。尚、CPU101により実行されるS60、S70の処理により本発明の印刷制御手段の果たす処理機能が実現されている。
S70の処理が完了すると、処理はS80に移行される。S80ではCPU101により次の印刷頁があるか、否かが判定される。
印刷ジョブが単頁のジョブである場合にはNO判定され、印刷処理は終了する。一方、印刷ジョブが複数頁のジョブであった場合にはYES判定され、処理が続けられる。
以下、印刷ジョブが複数頁のジョブであるものとして説明を続ける。ステップ80でYES判定されると、処理はS90に移行され、次の印刷頁を印刷開始するための準備的な処理が行われる。このS90の処理はS10の処理と同じであり、例えば、モノクロ或いはカラーなどの印刷色数の確認などが行われる。
S90の処理が完了するとS20に移行され、「連続数N」を更新する処理が行われる。ここでは、2頁目の印刷が行われるから、「連続数N」は「2」に更新される。その後、S30ではS20で更新された「連続数N」の値に基づいて、キャリブレーションを行う時期であるか否かが、判定される。尚、これらの処理はいずれもCPU101により実行される。
この段階では「連続数N」は「2」であり「100」に満たないので、S30ではNOの判定がなされ、処理はS60へと移行される。それ以降の処理は、先に説明した1頁目の場合と同様でありS60、S70を経て用紙3に2頁目の画像が印刷される。
その後、S80でYES判定されるとS90に以降して、次の印刷頁を印刷開始するための準備的な処理が行われる。そして、S90の処理が完了すると、再び、S20に移行して「連続数N」を更新する処理がなされる。
このように本実施形態のものは、次の印刷頁がある間はS20〜S90の処理(本発明のループ処理の一例)が繰り返し実行される。そして、新たな印刷頁について印刷を開始する都度、S20では「連続数N」が更新される。
そして、かかる処理を「99回」繰り返し行うと、次に初頁から数えて100頁目の印刷を行うこととなるが、このときにはS20で「連続数N」が「100」に更新される。従って、S30で判定処理を行ったときにCPU101にYES判定され(すなわち、キャリブレーションを行う時期に至ったと判定される)、処理はS40に移行される。
尚、当実施形態では、キャリブレーションを行う時期であるか否かを「連続数N」に基づいて判定しているが、これは、プリンタの使用状況を指標するパラメータの一例であり、他のパラメータ(例えば、レーザプリンタ1を構成する本体ケーシング2の温度変化など)に基いて判定してもよい。
さて、S40では対象印刷頁、すなわち「100頁目」の印刷頁について、キャリブレーションを許可するか否かが、次の要領でCPU101により判定される。具体的には対象印刷頁が片面印刷か、両面の第一面に該当する場合にはYES判定される。この場合には、次にS50へ移行してキャリブレーションが実行される。これに対して、対象印刷頁が両面印刷の第二面に該当する場合には判定NOされる。この場合には、S60へ移行して印刷処理に移行される。
尚、CPU101によって実行されるS40の判定処理により、本発明の「第二判定手段」の果たす処理機能が実現されている。
以下、「100頁目」が片面印刷の場合と、両面印刷の第二面にあたる場合に場合分けして説明を行う。
(a)「100頁目」が片面印刷である場合
100頁目が片面印刷であるときには、CPU101の指令の下、以下に説明するキャリブレーション処理が実行される(S50)。
100頁目が片面印刷であるときには、CPU101の指令の下、以下に説明するキャリブレーション処理が実行される(S50)。
キャリブレーション処理が実行されると、まず、重畳転写されるトナー像の位置ずれ(いわゆる色ずれ)を測定するために、搬送ベルト21の表面に、テストパターンT(より具体的には、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色のテストパターンTb、Tc、Tm、Ty)を直接印刷する処理が実行される。テストパターンの印刷が行われると、その後、図1に示す検出部131によりテストパターンの印刷位置が読み取られる。
そして、読み持った印刷位置に関するデータはCPU101に伝えられる。すると、CPU101は読み取った印刷位置を理論値と比較し、印刷位置ずれを各色についてそれぞれ算出する。
かくして、各色の印刷位置ずれが検出されると、CPU101は印刷位置のずれを補正するべく補正値を各色についてそれぞれ決定し、その後、設定の変更(すなわち、キャリブレーション)を行う。この設定変更により、各スキャナ部22B、22C、22M、22Yによる露光タイミング(即ち各感光ドラム33B、33C、33M、33Yに対する露光位置)などが、位置ずれを抑えるようにそれぞれ調整される。
S50のキャリブレーション処理が完了すると、次にS60、S70の処理が実行される。S60、S70の処理ではCPU101の指令のもと、キャリブレーション後の露光タイミングに従って、印刷処理が進められる。これにより、露光タイミングの調整をしない場合に比べ、各色の色ずれを抑えることができ、「100頁目」の印刷頁は良好な画質を保って印刷される。
また、一旦、キャリブレーションが実行されると、それ以降は再度キャリブレーションが実行されるまで同じ設定が維持されるので、「101頁目」以降についても「100頁目」と同じく良好な画質を保つことが出来る。
尚、キャリブレーションを次に行う時期については種々の設定方法が考えられるが、例えば、キャリブレーション後における連続印刷頁数が「100」になったときになどが考えられる。
(b)「100頁目」が両面印刷の第二面に該当する場合
さて、「100頁目」の印刷頁が両面印刷の第二面に該当する場合には、S40の判定処理を行ったときにCPU101によりNO判定される。その結果、処理はS50に移行せず、S60に移行する。すなわちキャリブレーションを行わないまま、印刷処理が進められる。
さて、「100頁目」の印刷頁が両面印刷の第二面に該当する場合には、S40の判定処理を行ったときにCPU101によりNO判定される。その結果、処理はS50に移行せず、S60に移行する。すなわちキャリブレーションを行わないまま、印刷処理が進められる。
このように両面印刷の第二面を印刷する直前にキャリブレーションが実行されることを禁止することで、両面印刷の第一面(ここでは、「99頁目」)と、両面印刷の二面目(ここでは、「100頁目」)を常に同じ設定の下に印刷でき、両面(両面印刷の第一面と第二面)の画質が一定に保たれる。
また、通常、搬送ベルト21(ベルト支持ローラ26)と再搬送路71上の中継ローラ73は、同じ駆動モータで駆動されるように構成されている。従って、両面印刷の2面目の印刷前でキャリブレーションを行おうとすると、キャリブレーション実行中は中継ローラ73の回転を停止して用紙3が搬送ベルト21側に搬送されないようにする機構(例えばクラッチ機構)を駆動モータと中継ローラ73との間に設ける必要があるが、本実施形態の場合には、そのような特別の機構を設ける必要もなく、構成が簡単となる。
尚、S30、S40の判定処理でいずれもYES判定されることを条件にキャリブレーションを実行させ、それ以外の場合にはキャリブレーションが実行されないように処理(S20〜S60の一連の処理)が構築されていることにより、本発明のキャリブレーション制御手段の果たす処理機能が実現されている。すなわち、このように処理を構築しておけば、S30の判定処理でYES判定されても、両面印刷の第二面に該当する場合にはS40の判定処理でNO判定される結果、両面印刷の第二面の印刷前にキャリブレーションが実行されることを禁止できる。
また、禁止されたキャリブレーションの実行時期であるが、これは次の印刷頁、すなわち「101頁目」の印刷直前に行われることとなる。というのも、「100頁目」が両面印刷の第二面である場合、「101頁目」は片面印刷、或いは両面印刷の第一面のいずれかになるから、S40で判定処理を行ったときに、必ず、YES判定される。
その結果、処理はS50に移行され、「101頁目」の印刷直前にキャリブレーションが行われることとなる。従って、それ以降に印刷される印刷頁は、全てキャリブレーション後の設定に従って印刷が行われることとなる。
4.効果
本実施形態では、印刷ジョブの処理最中であっても、条件が整えば、キャリブレーションが実行される。従って、画質の調整をタイムリーに行うことが出来る。
本実施形態では、印刷ジョブの処理最中であっても、条件が整えば、キャリブレーションが実行される。従って、画質の調整をタイムリーに行うことが出来る。
加えて、本実施形態では、キャリブレーションの実行条件としてS30、S40の両条件を課しており、両条件が共に満たされた場合にのみキャリブレーションが実行される。このような構成とすることで、両面印刷の第二面を印刷する直前にキャリブレーションが実行されることを禁止でき、両面印刷の第一面と第二面が常に、同じ設定(露光タイミングなどの設定)の下に印刷される。従って、両面印刷の第一面と第二面の画質を一定に保てる。
また、本実施形態では、キャリブレーションを行う時期であるか否かを連続数(印刷頁の連続数)Nに基づいて判定しており、なんらかの方法で印刷頁数をカウントする必要がある。これには、専用に計数手段を設けてカウントすることも出来る。この点、本実施形態では、処理の繰り返し回数を利用してカウントすることとした。このような構成であれば、専用に計数手段を設ける必要がなく、システムの構築に無駄がない。
尚、実施形態1のものは、図3に示す印刷処理を印刷ジョブ単位で行っている。そのため、連続数Nのカウントは常に印刷ジョブ単位で実行され、次の印刷ジョブへの持ち越しがない。言い換えれば、ある印刷ジョブを印刷終了した時点で連続数が100であったとしても、次の印刷ジョブを印刷開始する場合には、連続数Nはゼロに設定されるようになっている。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図5を参照して説明する。
実施形態2は実施形態1の構成に対して機構的な構成、電気的な構成は全て同じであり、印刷処理の手順を一部変更した点が相違している。
次に、本発明の実施形態2を図5を参照して説明する。
実施形態2は実施形態1の構成に対して機構的な構成、電気的な構成は全て同じであり、印刷処理の手順を一部変更した点が相違している。
具体的には、実施形態2のものは実施形態1に対して、実施形態1で行ったS20、S30、S40の処理の順番を入れ替えており、実施形態1のS40の処理がS10に続いて実行されるようになっている(実施形態2ではS25)。そして、その後に、実施形態1のS20、S30の処理を順に行う構成とされている(実施形態2では、S35、S45)。
このような構成であっても、キャリブレーションの実行に2つの条件(実施形態2では、S25、S45)を課すことになるから、実施形態1と同様の作用効果を効することが可能となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、キャリブレーションとして色ずれ補正を行うものを示したが、本発明は、濃度補正を行うもの等にも適用することができる。濃度補正は、例えば、搬送ベルト21上にテストパターン(濃度パッチ)を印刷して、センサによりその濃度を測定し、その測定結果に基づいて行うことができる。
(2)上記実施形態では、直接転写方式のカラーレーザプリンタを示したが、本発明は、例えば中間転写方式のレーザプリンタ等にも適用することができ、さらにはインクジェット方式のプリンタにも適用することができる。
(3)実施形態1では、S30の判定処理において、連続数Nと基準数Xとを大小比較し、連続数Nが基準数Xを上回っているときには、キャリブレーションが必要な時期になっていると判定した。しかし、連続数Nはプリンタ1の使用状況を指標するパラメータの一例に過ぎず、他のパラメータに基づいてキャリブレーションが必要な時期であるか否かを判定するものであってもよい。尚、他のパラメータには例えば、プリンタ(より具体的には、本体ケーシング2)の温度変化などが考えられる他、印刷された過去全てのトータル頁数、連続印刷稼動時間、前回のキャリブレーションからのトータル頁数及びトータル稼動時間などであってもよい。また、この場合において、図6に示すようにNVRAM106を設けてトータル頁数、稼動時間を記憶させるようにしておけば、電源を落としても情報が消えることがない。また、本発明は電源ON時に自動的にキャリブレーションが実行されるプリンタに適用することも可能である。
1…レーザプリンタ(本発明の「画像形成装置」の一例)
3…用紙(本発明の「記録媒体」の一例)
5…画像形成部
21…搬送ベルト
22…スキャナ部
33…感光ドラム
101…CPU(本発明の「第一判定手段」、「第二判定手段」、「キャリブレーション制御手段」、「印刷制御手段」の一例)
3…用紙(本発明の「記録媒体」の一例)
5…画像形成部
21…搬送ベルト
22…スキャナ部
33…感光ドラム
101…CPU(本発明の「第一判定手段」、「第二判定手段」、「キャリブレーション制御手段」、「印刷制御手段」の一例)
Claims (2)
- 記録媒体の第一面、第二面の両面に画像を形成する両面印刷が少なくとも実行可能とされ、かつ形成する画像の画質を調整するキャリブレーション機能を備えた画像形成装置であって、
前記キャリブレーションが必要であるか否を、印刷頁単位で判定する第一判定手段と、
印刷頁が前記両面印刷の第二面に該当するか否かを判定する第二判定手段と、
前記第一判定手段により前記キャリブレーションが必要であると判定され、かつ前記第二判定手段により前記印刷頁が両面印刷の第二面に該当しないと判定された際には、当該条件を満たした印刷頁を印刷する前に、前記キャリブレーションを実行し、
前記第二判定手段により前記印刷頁が両面印刷の第二面に該当すると判定された際は、前記キャリブレーションを実行しないように制御するキャリブレーション制御手段と、
前記キャリブレーション制御手段の行う制御に従って印刷を行う印刷制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 印刷ジョブが複数の印刷頁からなるものにおいて、
次の印刷頁がある間は印刷処理を繰り返し行うループ処理を行って前記印刷ジョブの印刷を進める構成であるととももに、前記ループ処理の繰り返し回数が所定回数に達することを条件に、前記第一判定手段は前記キャリブレーションが必要であると判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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