JP2008221340A - 永久磁石成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】永久磁石成形装置において、生産性および信頼性の向上を図る。
【解決手段】所望の断面形状を有し磁石材料成形用粉末が充填されるキャビティが表面所定の方向に溝状に延在して形成されたダイ、キャビティを覆うように配置された蓋部材、及びキャビティと同様の断面形状を有し、キャビティ内に両端側から嵌合し接離する方向に摺動可能な一対のパンチを具備し搬送可能な金型7と、キャビティ内に磁石材料成形用粉末が充填されて搬送された金型7を保持し、両パンチを駆動させて接近する方向に摺動させ磁石材料成形用粉末を加圧する加圧手段17,18と、加圧される磁石材料成形用粉末に加圧方向と直交する方向に磁場をかけながら配向を行う磁場発生手段21,22とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、磁石材料成形用粉末が充填された複数の金型を順次搬送して、金型内の磁石材料成形用粉末を加圧するとともに、加圧方向と直交する方向に磁場をかけながら配向を行って永久磁石成形品を成形する永久磁石成形装置に関するものである。
一般に、従来の永久磁石成形装置は、図示はしないが例えば特開平7−115030号公報等に開示されるように、キャビティが形成されたダイ及びこのダイと対向して配置されたパンチからなる金型のキャビティ内に磁石材料成形用粉末を充填し、この磁石材料成形用粉末に金型の周辺に配設された一対のコイルにより磁場をかけて配向を行いながら、パンチによりプレス加工を施すように構成されている。
従来の永久磁石成形装置は以上のように構成され、永久磁石成形品が成形されると金型から取り出し、空になったキャビティ内に磁石材料成形用粉末を充填するという動作を交互に繰り返すことにより、順次永久磁石成形品を製造するようにしているので、磁石材料成形用粉末を充填している間は、配向及びプレス加工動作を中断しなければならない。そのため生産性が低下する。又、磁場のかかる領域で磁石材料成形用粉末の充填を行っており、磁場が充填作業に影響するため作業性が悪く磁石材料成形用粉末の充填量にばらつきが発生し、信頼性が低下する等という問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、生産性及び信頼性の向上を図ることが可能な永久磁石成形装置を提供することを目的とするものである。
この発明の請求項1による永久磁石成形装置は、所望の断面形状を有し磁石材料成形用粉末が充填されるキャビティが表面所定の方向に溝状に延在して形成されたダイ、上記キャビティを覆うように上記ダイの合わせ面に合わせられた蓋部材、及び上記キャビティと同様の断面形状を有し、上記キャビティ内に嵌合して上記キャビティの両端側をせき止めるように配置され接離する方向に摺動可能な一対のパンチを具備するとともに、搬送可能な金型と、上記キャビティ内に上記磁石材料成形用粉末が充填されて搬送された金型を保持し、上記両パンチを駆動させることにより上記両パンチ同士を接近する方向に摺動させ上記磁石材料成形用粉末を加圧する加圧手段と、上記キャビティ内で加圧される磁石材料成形用粉末に上記加圧方向と直交する方向に磁場をかけながら配向を行う磁場発生手段とを備え、上記磁場発生手段は、上記金型の蓋部材上面及びダイ下面側に配設された一対のヨークと上記ヨークの少なくとも一方に巻回されたコイルとを備え、上記ヨークは上記金型の蓋部材及びダイの上記合わせ面方向に移動可能であって、上記一対のヨークは上記コイルが作動したときに相互に吸引され、上記蓋部材及びダイを挟み込んで上記合わせ面を加圧するものである。
この発明の請求項2による永久磁石成形装置は、請求項1の永久磁石成形装置において、上記金型は、上記合わせ面の一部に0.01〜0.1mmの隙間を有するものである。
この発明の請求項3による永久磁石成形装置は、請求項1の永久磁石成形装置において、上記金型は、上記ダイを配設する台枠を備え、上記一対のパンチは、一端側に上記加圧手段によって押圧されて上記台枠上を上記キャビティの延在方向に摺動案内される押圧部を有するものである。
この発明の請求項4による永久磁石成形装置は、請求項3の永久磁石成形装置において、上記加圧手段は、上記キャビティの延在する方向に配置され、上記パンチの押圧部の端面と対向してピストンが突出することにより上記押圧部を押圧し上記パンチを互いに接近する方向に摺動させる一対のシリンダであるものである。
この発明の請求項5による永久磁石成形装置は、請求項3の永久磁石成形装置において、上記台枠に係合する係合部材を有し、上記係合部材はキャビティの延在方向に摺動可能に係合され、上記蓋部材は上記台枠と上記係合部材との係合部を介して上記ダイに押しつけられ、保持されているものである。
この発明の請求項6による永久磁石成形装置は、請求項5の永久磁石成形装置において、上記係合部材は摺動方向に2分割されているものである。
この発明の請求項1によると、生産性および信頼性の向上を図ることが可能な永久磁石成形装置を提供することができる。また、ヨークを金型に密着させ配向磁場を大きく、均一にすることができると共に、上記ダイの合わせ面を加圧するための、複雑な機構あるいは大型の機構を設ける必要がなくなる。
この発明の請求項2によると、金型のキャビティ内にある気体をスムーズに排出することができるので、成形体の割れ、欠け等の欠陥が減少する。
この発明の請求項3によると、生産性の向上を図ることが可能な永久磁石成形装置を提供することができる。
この発明の請求項4によると、生産性の向上は勿論のこと、コストの低減を図ることが可能な永久磁石成形装置を提供することができる。
この発明の請求項5によると、さらに生産性の向上を図ることが可能な永久磁石成形装置を提供することができる。
この発明の請求項6によると、さらに生産性の向上を図ることが可能な永久磁石成形装置を提供することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明する。
第1図はこの発明の実施の形態1における永久磁石成形装置の構成を示す平面図、第2図は第1図における金型の構成を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、第3図は第2図における線V−Vに沿った断面を示す断面図、第4図は第2図における線VI−VIに沿った断面を示す断面図、第5図は第1図における線III−IIIに沿った断面を示す断面図、第6図は第1図における永久磁石成形装置の製造工程の前段及び後段の工程を示す図である。
この実施の形態における永久磁石成形装置は、第1図に示したように、磁石材料成形用粉末が充填された金型7を搬送する第2のベルトコンベア2と、充填された磁石材料成形用粉末が成形された後の金型7を搬送する第4のベルトコンベア5と、第2のベルトコンベア2と第4のベルトコンベア5との間に配設された架台12と、第1のシリンダ15及び第2のシリンダ16と、架台12に設置されたコイル21,22、加圧シリンダ17,18及び金型7を案内する案内板13、14とを備えている。
第1のシリンダ15は、磁石材料成形用粉末が充填された金型7を第2のベルトコンベア2から加圧シリンダ17,18が加圧する位置まで移動させるために設けたものであり、第2のシリンダ16は、配向が施され、磁石材料成形用粉末が成形された後の金型7を第4のベルトコンベア5まで移動させるために設けたものであり、金型7は案内板13,14にガイドされて移動する。
第2図、第3図及び第4図に示したように、金型7は、断面コ字状の第1の部材8a及び、この第1の部材8aの四隅に固着される矩形状の第2の部材8bでなる台枠8と、永久磁石成形品6と同様の断面形状を有するキャビティ9aが、表面所定の方向に溝状に端面まで延在して形成され、台枠8の中央部に配設されたダイ9と、このダイ9上にキャビティ9aを覆うように配設された蓋部材10と、一端側に押圧部11aを有して他端側にキャビティ9aと同様の断面形状をした成形部11bを有する一対のパンチ11とで構成されている。押圧部11aは台枠8上及び台枠8の両部材8a、8b間を摺動してキャビティ9aの延在方向に案内され、成形部11bはキャビティ9a内に嵌合してキャビティ9aの両端側を、それぞれせき止めるように摺動する。
第5図に示したように、架台12は断面ロ字状に形成されている。加圧シリンダ17,18及び磁場発生手段としての一対のコイル21,22が架台12に固定されている。加圧シリンダ17,18は加圧手段であり、第1のシリンダ15によって所定の位置に搬入された金型7のキャビティ9aが延在する方向に配置され、加圧シリンダ17,18が動作すると、ピストンが押圧棒20を押し、押圧棒20は案内部材19を摺動して両パンチ11の押圧部11aを押し、両パンチ11を互いに接近する方向に摺動させる。コイル21,22は、両パンチ11を介して加圧されるキャビティ9a内の磁石材料成形用粉末3に、加圧方向と直交する方向に磁場をかける磁場発生手段であり、磁石材料成形用粉末3を、加圧方向と直交する方向に配向させる。
次に、上記のように構成される永久磁石成形装置の動作を図に基づいて説明する。
まず、前段の工程として、第6図(A)に示したように、第1のベルトコンベア1上に矢印aで示す位置において、磁石材料成形用粉末3がダイ9のキャビティ9aの大きさに適した所定の量だけ抽出される。次いで、矢印bで示す位置において、この磁石材料成形用粉末3はキャビティ9a内に充填された後、矢印cで示す位置において、くまなく一様な状態に整えられる。次いで、矢印dで示す位置において、ダイ9の上方を蓋部材10で覆うことによりキャビティ9aは閉塞される。そして、このようにしてキャビティ9a内に磁石材料成形用粉末3が充填された金型7は、第1のベルトコンベア1から第2のベルトコンベア2に移し変えられる。
次に、第2のベルトコンベア2に移し変えられた金型7は、第1図に示したように、第2のベルトコンベア2上を、キャビティ9aの延在方向に矢印aに沿って移動し、第1のシリンダ15と対応する位置に到達すると、図示していないピンまたはブロック状の位置決め治具に押し当てられて停止する。第1のシリンダ15が動作を開始してピストンが伸長することにより、停止した金型7を両案内板13、14に沿ってキャビティ9aの延在方向と交る方向に矢印bで示すように押し出し、両加圧シリンダ17、18を結ぶ線上まで移動させる。
次いで、両加圧シリンダ17、18が動作を開始してピストンが伸長し、ピストンが金型7を構成する両パンチ11の押圧部11aを両側からそれぞれ押圧して、成形部11bをキャビティ9a内で互いに接近する矢印c、d方向に移動させ、成形部11bの端面同士を所定の間隔を介して対向させる。この時、キャビティ9a内の磁石材料成形用粉末3は所定の力でプレスされた状態となる。そして、この状態で両コイル21、22が作動し、磁石材料成形用粉末3に加圧方向と直交する方向の磁場がかけられて配向が行われる。
磁石材料成形用粉末3に対する配向が終了すると、両コイル21、22は動作を停止し、さらに、逆磁界をかけ脱磁を施した後、両加圧シリンダ17、18のピストンが収縮して元の位置に戻り金型7から離反する。すると、第2のシリンダ16が動作を開始してピストンが伸長することにより金型7の位置に到達し、詳述はしないが例えばピストンの先端に設けられた真空吸着パッド等で金型7の台枠8の側面を吸着した後、矢印eのようにピストンが収縮して元の状態に戻り、吸着が解除されることにより、金型7を第4のベルトコンベア5上に移し変える。
第4のベルトコンベア5に移し変えられた金型7は、第1図に示すように、第4のベルトコンベア5上を、第2のベルトコンベア2上とは逆に矢印f方向に沿って移動する。
第4のベルトコンベア5上を矢印f方向に移動した金型7は、第6図(B)に示した第3のベルトコンベア4上に移し変えられ、後段の工程が実施される。すなわち、第6図(B)に示したように、矢印eで示す位置において、金型7の蓋部材10が取りはずされた後、矢印fで示す位置において、キャビティ9a内から永久磁石成形品6が取り出される。そして、矢印gで示す位置において、キャビティ9a内等、金型7の清掃が行われた後、この金型7は第6図(A)に示す第1のベルトコンベア1上に再び戻され順次循環される。一方、キャビティ9aから取り出された永久磁石成形品6は、図示はしないが焼結等の後工程が施されて永久磁石が完成する。
第1のベルトコンベア1上で前工程が行われている間、第2のベルトコンベア2から別の金型7が永久磁石成形装置の架台12へ供給され、配向及びプレス加工が行われる。
金型7の清掃は、ダイ9、蓋部材10及びパンチ11に付着している磁石材料成形用粉末3をブラシ、布等を用いて除去する。磁石材料成形用粉末3を除去することによって、次回の成形を行う際に金型7におけるかじりを防止することができる。
また、必要に応じて、ダイ9、蓋部材10、パンチ11に離型剤を塗布し、さらに、必要以上に付着した離型剤を布等でふき取る。離型剤を塗布することによって、金型7におけるかじりを防止し、永久磁石成形品6の離型抵抗を低減することができる。
このように、この実施の形態1によれば、金型7を台枠8、ダイ9、蓋部材10および一対のパンチ11で構成して搬送可能とし、予め第1のベルトコンベア1上における前段の工程で、ダイ9のキャビティ9a内に磁石材料成形用粉末3を充填して蓋部材10で閉塞した後、両加圧シリンダ17、18が配設される位置に、第2のベルトコンベア2及び第1のシリンダ15を介して搬送し、両加圧シリンダ17、18により金型7の両パンチ11を、互いに接近する方向に移動させてキャビティ9a内の磁石材料成形用粉末3をプレス加工するとともに、両コイル21、22により磁場をかけて配向を行い、永久磁石成形品6を成形し、第4のベルトコンベア5から第3のベルトコンベア4へ移動し、第3のベルトコンベア4上でキャビティ9a内から永久磁石成形品6を取り出した後、金型7を第1のベルトコンベア1上に再び戻して順次循環するようにしているので、磁石材料成形用粉末3を充填している間にも、配向及びプレス加工を中断することなく行うことができるため、生産性の向上を図ることができる。
又、キャビティ9a内への磁石材料成形用粉末3の充填は、磁場を発生しない第1のベルトコンベア1上で行うので、磁石材料成形用粉末3の充填量にばらつきが発生することも無くなり、信頼性の向上を図ることもできる。
さらに又、加圧手段を一対の加圧シリンダ17、18として、簡単な構成でプレス加工を行えるようにしているので、コストの低減を図ることも可能になる。
実施の形態2.
第7図はこの発明の実施の形態2における永久磁石成形装置の構成を示す平面図、第8図は第7図における線VIII−VIIIに沿った断面を示す断面図、第9図は第7図に示す金型の構成を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、第10図は第9図における線X−Xに沿った断面を示す断面図、第11図は第9図における線XI−XIに沿った断面を示す断面図である。
図において、上記実施の形態1と同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。
この実施の形態2では、上記実施の形態1における加圧シリンダを備えておらず、加圧手段として、加圧板状部材26,27に形成された第1の案内面26a,27a及び第2の案内面26b,27bを備えている。
加圧板状部材26,27に形成された第2の案内面26b,27b間のガイド幅は、第1の案内面26a,27a間のガイド幅より狭幅となるように、第1の案内面26a,27aから連続的に変化している。第2の案内面26b,27bの狭幅部は、両コイル21、22の磁場の中心位置にあるように配設する。
また、第9図〜第11図に示したように、金型23は上記実施の形態1と同様に、台枠8、ダイ9及び蓋部材10と、一端がキャビティ9aと同様の断面形状を有し、キャビティ9a内に嵌合してキャビティ9aの両端側を、それぞれせき止めるように摺動する成形部24bを有する一対のパンチ24とを備えているが、上記実施の形態1と異なり、一対のパンチ24の他端には、ローラ25が配設された押圧部24aを有する。押圧部24aは台枠8上及び台枠8の両部材8a、8b間を摺動し、キャビティ9aの延在方向に案内されるように構成されている。
第2のベルトコンベア2上を搬送される金型23の両ローラ25は相対向し、両ローラ25の相反する側の両外周面が、第1の案内面26a、27aの距離と同距離だけ離れているときに、成形部24b端面間の距離が第11図のl(エル)で示す成形される永久磁石成形品6の長さ寸法よりも大きくなるようにしている。また、両ローラ25の相反する側の両外周面間の距離が、第2の案内面26b、27b間の距離と同じになったときに、成形部24b端面間の距離が第11図のl(エル)で示す永久磁石成形品6の長さ寸法と同じになるようにしている。
次に、上記のように構成される実施の形態2における永久磁石成形装置の動作を図に基づいて説明する。
まず、上記実施の形態1と同様に、前段の工程でキャビティ9a内に磁石材料成形用粉末3が充填された金型23は、第1のベルトコンベア1から第2のベルトコンベア2に移し変えられる。そして、第7図に示すように、第2のベルトコンベア2上を、キャビティ9aの延在方向に矢印aに沿って移動し、第1のシリンダ15と対応する位置に到達し、図示していない位置決め治具に押し当てられて停止する。すると、第1のシリンダ15が動作を開始してピストンが伸長することにより、停止した金型23を両板状部材26、27の各第1の案内面26a、27aに沿って、キャビティ9aの延在方向と交わる方向に矢印bで示すように押し出す。
そして、金型23の各ローラ25の位置が両板状部材26、27の各第2の案内面26b、27bに到達すると、第2の案内面26b、27b間の間隔が第1の案内面26a、27a間の間隔より幅狭になっているため、両パンチ24はローラ25を介して互いに接近する方向に矢印c、dで示すように押圧され、各成形部24bがキャビティ9a内を移動して端面同士が所定の間隔に対向する。この時、キャビティ9a内の磁石材料成形用粉末3は、所定の力でプレスされた状態となる。そして、この状態で両コイル21、22が作動し、磁石材料成形用粉末3にプレスの加圧方向と直交する方向の磁場がかけられて配向が行われる。
配向が終了すると両コイル21、22は動作を停止し、さらに、逆磁界をかけて脱磁を施した後、第2のシリンダ16が動作を開始してピストンが伸長し、金型23の位置に到達する。そして、詳述はしないが、例えば、ピストンの先端に設けた真空吸着パッド等で金型23の台枠8の側面を吸着した後、矢印eで示すようにピストンが収縮して元の状態に戻り真空吸着パッドの吸着が解除されることにより、金型23は第4のベルトコンベア5上に移し変えられ、第4のベルトコンベア5上を矢印fに沿って移動する。そして、上記実施の形態1と同様に、第3のベルトコンベア4上における後段の工程でキャビティ9a内から永久磁石成形品6が取り出され、図示はしないが焼結等の後工程が施されて永久磁石が完成する。
金型23はキャビティ9a内から永久磁石成形品6が取り出され、清掃が行われた後、第1のベルトコンベア1上に再び戻して順次循環する。第1のベルトコンベア1上で前工程が行われている間、第2のベルトコンベア2から別の金型23が永久磁石成形装置の架台12へ供給され、配向及びプレス加工が行われる。
このように、この実施の形態2によれば、金型23を台枠8、ダイ9、蓋部材10及び一対のパンチ24で構成して搬送可能とし、予め第1のベルトコンベア1上における前段の工程で、ダイ9のキャビティ9a内に磁石材料成形用粉末3を充填して蓋部材10で閉塞した後、この金型23を第2のベルトコンベア2及び第1のシリンダ15を介して両板状部材26、27間に搬送し、幅狭とした第2の案内面26b、27b間に供給することにより、金型23の両パンチ24を互いに接近する方向に移動させて、キャビティ9a内の磁石材料成形用粉末3をプレス加工するとともに、両コイル21、22により磁場をかけて配向を行い、永久磁石成形品6を成形するようにし、第4のベルトコンベア5から第3のベルトコンベア4へ移動し、第3のベルトコンベア4上でキャビティ9a内から永久磁石成形品6を取り出した後、金型7を第1のベルトコンベア1上に再び戻して順次循環するようにしているので、磁石材料成形用粉末3を充填している間にも、配向およびプレス加工を中断することなく行うことができるため、生産性の向上を図ることができる。
又、キャビティ9a内への磁石材料成形用粉末3の充填は、磁場を発生しない第1のベルトコンベア1上で行うので、磁石材料成形用粉末3の充填量にばらつきが発生することも無くなるため、信頼性の向上を図ることができる。
さらに又、加圧手段を、両板状部材26、27の各第2の案内面26b、27bとし、金型23を各第2の案内面26b、27bに案内することにより、両パンチ24を移動させてプレス加工を行うようにしているので、加圧シリンダ等の直接パンチ24を加圧する駆動源を何ら必要とせずメンテナンスが不要となるため、さらにコストの低減を図ることが可能になる。
なお、上記実施の形態1、2では、第1図において矢印b、e、第7図において矢印b、eでそれぞれ示すように、金型7の搬入及び搬出の方向を同方向にしているが、搬出を搬入と逆方向に行って元に戻すようにしても良い。
又、加圧手段としての加圧シリンダ17、18、及び板状部材26、27による加圧方向が、金型7が搬入される方向と直交するように構成されているが、これに限定されるものではなく、加圧方向が搬入方向に一致するように構成しても同様の効果を得ることができる。
さらに又、磁場発生手段として一対のコイル21、22で構成した場合について説明したが、コイル21、22はいずれか一方のみとしてもよく、又、永久磁石で構成しても良いことは言うまでもない。
実施の形態3.
第12図はこの発明の実施の形態3における永久磁石成形装置の金型の構成を示す平面図、第13図は第12図における線XIII−XIIIに沿う断面を示す断面図、第14図は第12図における線XIII−XIIIに沿う断面の断面図であり、第13図における構成と異なる構成を示している。
図において、上記実施の形態1におけると同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。
第12図及び第13図に示したように、台枠28は断面コ字状に形成され、中央部に蓋部材10によって覆われたダイ9が配設されている。台枠28の両側面に係合溝28a、28bが形成されている。係合部材29は蓋部材10を保持するように台枠28上に配設されている。係合部材29の両端には台枠28の両側面に沿ってそれぞれ折曲された折曲部29a、29bがあり、その先端に、係合突起29c、29dがそれぞれ形成されている。係合突起29c、29dは台枠28の両係合溝28a、28bと係合し、両係合溝28a、28bと共に係合部30を構成している。そして、この係合部材29は係合部30を介して台枠28上を、キャビティ9aの延在方向に摺動可能となっている。
このように、この実施の形態3によれば、係合部30を介して台枠28上をキャビティ9aの延在方向に摺動可能な係合部材29により蓋部材10を保持するようにしているので、蓋部材10を着脱する場合、係合部材29をキャビティ9aの延在方向に移動させるだけで着脱が可能となるため、磁石材料成形用粉末3をキャビティ9aへ充填する工程及び永久磁石成形品6をキャビティ9aからの取り出す工程が容易となり、生産性の向上を図ることができる。
なお、第13図の構成では係合部30を、台枠28の両係合溝28a、28b及び係合部材29の両係合突起29c、29dで構成するようにしているが、第14図に示したように、係合突起29c、29dに代えて、折曲部29a、29bの先端に枢着されたローラ31を配しても良く、ローラ31により係合部材29の摺動がスムーズとなり、さらに蓋部材10の着脱が容易となる。
実施の形態4.
第15図はこの発明における実施の形態4の永久磁石成形装置における金型の係合部材の動作を示す図である。
図において、上記実施の形態3におけると同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。
第15図(A)に示したように、この実施の形態では、上記実施の形態3における係合部材29を、キャビティ9aの延在方向に2分割して一対の係合部材32,33で形成している。係合部材32,33の相対向する側の側面にそれぞれ面取り部32a、33aが形成されており、第15図(B)に示したように、これら各面取り部32a、33a間に、押圧部材34をそれぞれ押入することにより、両係合部材32、33間が押し開かれ、第15図(C)のように、蓋部材10上部が開口されるようになっている。
このように、この実施の形態4によれば、2分割された一対の係合部材32、33で蓋部材10を保持するようにしているので、両係合部材32、33間を押し開き、台枠28の両側に移動させるだけで蓋部材10の着脱が可能となり、上記実施の形態3におけると同様、生産性の向上を図ることができる。
実施の形態5.
第16図はこの発明の実施の形態5における永久磁石成形装置の要部を示す断面図、第17図及び第18図は第16図の構成における動作を説明する断面図、第19図は永久磁石成形装置の金型を示す平面図(a)、正面図(b)及び側面図(c)である。
図において、上記実施の形態1におけると同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。
第16図に示したように、この実施の形態5では、コイル21、22を巻回した強磁性体からなるヨーク35を設け、各ヨーク35を架台12に固定したエアーシリンダ36で上下に動かすことができるようにしている。
次に、上記のように構成されるこの実施の形態5における永久磁石成形装置の動作を図に基づいて説明する。
上記実施の形態1と同様、前段の工程でキャビティ内に磁石材料成形用粉末3が充填された金型7は各ベルトコンベアで搬送され、第17図(a)に示したように、中心がヨーク35の中心に位置するように供給される。
この実施の形態5で用いる金型7は、上記実施の形態3及び4のような蓋部材をダイに加圧する係合部材を必要としない。
次に、第17図(b)に示したように、各エアーシリンダ36を動作させて各ヨーク35で金型7を挟み込み、コイル21、22によって配向磁場を発生させる。
この配向磁場を発生したとき、各ヨーク35間に吸引力が発生し、金型7のダイと蓋部材との合わせ面が加圧されるとともに、金型7内にある磁石材料成形用粉末は配向磁場によって配向される。
各エアーシリンダ36は各ヨーク35を持ち上げることができる程度の能力を有するものであればよく、油圧シリンダのように大きな力を発生するような機器は必要としない。
次に、配向磁場を発生させた状態で、第18図(a)に示したように、加圧シリンダ17、18を矢印の方向に作動させてパンチ11を加圧し、パンチ11により金型7内にある磁石材料成形用粉末を圧縮し、成型体が形成される。
金型7は、第19図に示したように、ダイ9と蓋部材10との合わせ面の一部に0.01mm〜0.1mm程度の隙間37を設けている。隙間37から、金型7内や磁石材料成形用粉末の隙間に残っていた空気あるいは不活性ガス等の気体がスムーズに排出される。気体が金型7内や磁石材料成形用粉末の隙間に残留している場合には、気体が圧縮され、パンチ11による加圧が解放された時に圧縮された気体が膨張する等のために成形した永久磁石成型体にクラックが発生するが、隙間37を設けることによって、金型7内の気体がスムーズに排出されるので、クラック等の欠陥がない永久磁石成型体が得られる。
次に、第18図(b)に示したように、加圧シリンダ17,18を矢印で示す逆方向に作動させ、パンチ11に加えた圧力を解放する。このとき、永久磁石成型体に加えられた加圧力(残留応力)は若干解放されるが、ヨーク35によって金型7は加圧されたままであるので、金型7のキャビティ9a内の壁面と成型体との摩擦のため、ほとんどの残留応力を残したままの状態である。
次に、コイル21,22が発生する配向磁場を切り、エアーシリンダ36によってヨーク35を矢印で示す上下方向に移動させる。このとき、金型7の蓋部材10とダイ9に加えられていた加圧力が解放されると同時に永久磁石成型体内の残留応力が均一に解放されるので、クラックや欠け等の欠陥が発生しにくい。
次に、上記実施の形態1と同様、第3のベルトコンベア上における後段の工程でキャビティ内から永久磁石成形品が取り出され、図示はしないが焼結等の後工程が施されて永久磁石が完成する。
このように、この実施の形態5によれば、ヨーク35が金型7に密着するので配向磁場が大きく、均一になる。
又、ヨーク35間に金型7を供給し、コイル21,22の配向磁場でヨーク35間に吸引力を発生させて金型7を加圧するようにしたので、金型7の蓋部材をダイに押しつける油圧シリンダ等の大型の機器、あるいは金型7を加圧するための複雑な構造物を不要にすることができる。
又、配向磁場を切り、金型7に対するヨーク35の加圧力を解放すると同時に、金型7内の永久磁石成型体に残留応力が均一に解放されるので、クラックや欠け等の欠陥が発生しにくくなる。
なお、この実施の形態5において一対のヨーク35それぞれにコイル21,22を巻回した場合を示したが、一対のヨーク35のいずれか一方のみに設けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態1,2及び5でパンチを駆動する駆動源として加圧シリンダを用いる例を示したが、加圧シリンダに代えてモータを使用してもよい。
この発明は、例えば、モータ等の回転電動機に使用する永久磁石の製造に用いられるものである。
第1図はこの発明の実施の形態1における永久磁石成形装置の構成を示す平面図である。 第2図は第1図における金型の構成を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 第3図は第2図における線V−Vに沿った断面を示す断面図である。 第4図は第2図における線VI−VIに沿った断面を示す断面図である。 第5図は第1図における線III−IIIに沿った断面を示す断面図である。 第6図は第1図における永久磁石成形装置の製造工程の前段及び後段の工程を示す図である。 第7図はこの発明の実施の形態2における永久磁石成形装置の構成を示す平面図である。 第8図は第7図における線VIII−VIIIに沿った断面を示す断面図である。 第9図は第7図に示す金型の構成を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 第10図は第9図における線X−Xに沿った断面を示す断面図である。 第11図は第9図における線XI−XIに沿った断面を示す断面図である。 第12図はこの発明の実施の形態3における永久磁石成形装置の金型の構成を示す平面図である。 第13図は第12図における線XIII−XIIIに沿う断面を示す断面図である。 第14図は第12図における線XIII−XIIIに沿う断面の断面図であり、第13図における構成と異なる構成を示す。 第15図はこの発明の実施の形態4における永久磁石成形装置の金型に設けた係合部材の動作を示す図である。 第16図はこの発明の実施の形態5における永久磁石成形装置の構成を示す断面図である。 第17図はこの発明の実施の形態5における永久磁石成形装置の動作を説明する断面図である。 第18図はこの発明の実施の形態5における永久磁石成形装置の動作を説明する断面図である。 第19図はこの発明の実施の形態5における永久磁石成形装置の金型を示す平面図(a)、正面図(b)及び側面図(c)である。

Claims (6)

  1. 所望の断面形状を有し磁石材料成形用粉末が充填されるキャビティが表面所定の方向に溝状に延在して形成されたダイ、上記キャビティを覆うように上記ダイの合わせ面に合わせられた蓋部材、及び上記キャビティと同様の断面形状を有し、上記キャビティ内に嵌合して上記キャビティの両端側をせき止めるように配置され接離する方向に摺動可能な一対のパンチを具備するとともに、搬送可能な金型と、
    上記キャビティ内に上記磁石材料成形用粉末が充填されて搬送された金型を保持し、上記両パンチを駆動させることにより上記両パンチ同士を接近する方向に摺動させ上記磁石材料成形用粉末を加圧する加圧手段と、
    上記キャビティ内で加圧される磁石材料成形用粉末に上記加圧方向と直交する方向に磁場をかけながら配向を行う磁場発生手段とを備え、
    上記磁場発生手段は、上記金型の蓋部材上面及びダイ下面側に配設された一対のヨークと上記ヨークの少なくとも一方に巻回されたコイルとを備え、上記ヨークは上記金型の蓋部材及びダイの上記合わせ面方向に移動可能であって、上記一対のヨークは上記コイルが作動したときに相互に吸引され、上記蓋部材及びダイを挟み込んで上記合わせ面を加圧することを特徴とする永久磁石成形装置。
  2. 上記金型は、上記合わせ面の一部に0.01〜0.1mmの隙間を有することを特徴とする請求項1記載の永久磁石成形装置。
  3. 上記金型は、上記ダイを配設する台枠を備え、上記一対のパンチは、一端側に上記加圧手段によって押圧されて上記台枠上を上記キャビティの延在方向に摺動案内される押圧部を有することを特徴とする請求項1記載の永久磁石成形装置。
  4. 上記加圧手段は、上記キャビティの延在する方向に配置され、上記パンチの押圧部の端面と対向してピストンが突出することにより上記押圧部を押圧し上記パンチを互いに接近する方向に摺動させる一対のシリンダであることを特徴とする請求項3記載の永久磁石成形装置。
  5. 上記台枠に係合する係合部材を有し、上記係合部材はキャビティの延在方向に摺動可能に係合され、上記蓋部材は上記台枠と上記係合部材との係合部を介して上記ダイに押しつけられ、保持されていることを特徴とする請求項3記載の永久磁石成形装置。
  6. 上記係合部材は摺動方向に2分割されていることを特徴とする請求項5記載の永久磁石成形装置。
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