JP2018187682A - 粉末成形装置、粉末成形用金型および粉末成形体作製方法 - Google Patents

粉末成形装置、粉末成形用金型および粉末成形体作製方法 Download PDF

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Abstract

【課題】各分割金型の分割面を構成する傾斜面に由来する、分割金型同士の上下方向への相対変位の防止による粉末成形体、ひいては焼結体の成形精度の向上を図り得る方法等を提供する。【解決手段】複数の分割金型11、12のそれぞれが、変位方向に対して傾斜している傾斜面1114、1214と、傾斜面1114、1214の上縁および下縁のそれぞれに連接され、変位方向に対して垂直な一対の垂直面1112および1116ならびに1212および1216と、を有する分割面111、121と、キャビティ100を画定する成形面112、122と、を有している。複数の分割金型11、12のそれぞれが、分割面111、121のうち一対の垂直面1112および1116ならびに1212および1216において相互に当接する一方、傾斜面1114および1214において1〜30μmの範囲に含まれる間隔dで相互に離間した状態で相互に当接することによりキャビティ100が形成される。【選択図】図3

Description

本発明は、金型を用いて金属、セラミックス等の粉末成形体を作製する技術および粉末成形体を焼結することにより焼結体を作製する技術に関する。
粉末冶金法による粉末成形体(以下、単に「成形体」という場合がある。)の作製にあたり、横方向または水平方向に2つに分割され、分割面が水平方向に対して傾斜している金型を用いて原料粉末を成形する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5261833号公報
しかし、複数の割金型同士が組み合わせられてキャビティが形成される際に、各分割金型の分割面を構成する傾斜面が当接した後、なおも各分割金型が並進可能である場合、複数の分割金型のうち少なくとも1つが傾斜面に案内される形で上下方向に位置ずれを起こす可能性がある。
例えば、図13Aに示されているように、金型X0が、2つの分割金型X1、X2のそれぞれに横方向に分割されている場合について考察する。第1分割金型X1の分割面X11が、相互に横方向および上下方向のそれぞれにずれている、上下方向に延在する一対の垂直面X112およびX116と、当該一対の垂直面X112およびX116のそれぞれの縁に連続する傾斜面X114と、により構成されている。同様に、第2分割金型X2の分割面X21が、相互に横方向および上下方向のそれぞれにずれている、上下方向に延在する一対の垂直面X212およびX216と、当該一対の垂直面X212およびX216のそれぞれの縁に連続する傾斜面X214と、により構成されている。
この場合、各分割金型の製造誤差等の原因により、各分割金型X1、X2が相互に近接するように横方向に駆動された際、図13Aに示されているように傾斜面X114、X214同士が当接したものの一対の垂直面X112、X116およびX212、X216のそれぞれ同士がなおも離間している状況が起こりうる。この状況ではなおも各分割金型X1、X2が同方向に駆動されうるため、図13Bに示されているように一方の分割金型X1が他方の分割金型X2の傾斜面に案内されるようにわずかではあるが上方に変位する(浮き上がる)。このため、成形体の成形精度の予想外の低下を招来してしまう可能性がある。
そこで、本発明は、各分割金型の分割面を構成する傾斜面に由来する、分割金型同士の上下方向への相対変位の防止による成形体の成形精度の向上を図り得る方法等を提供することを目的とする。
本発明は、相互に当接することにより粉末成形体の側面形状に応じたキャビティを形成する複数の分割金型と、前記複数の分割金型を相対的に変位させるための金型駆動機構と、前記複数の分割金型により形成される前記キャビティに上方向および下方向のそれぞれから挿入される上パンチおよび下パンチと、前記上パンチおよび前記下パンチのそれぞれを昇降させるための昇降駆動機構と、を備え、前記複数の分割金型のそれぞれが、変位方向に対して傾斜している傾斜面と、前記傾斜面の上縁および下縁のそれぞれに連接され、変位方向に対して垂直な一対の垂直面と、を有する分割面と、前記キャビティを画定する成形面と、を有している粉末成形装置に関する。
本発明の粉末成形装置は、前記複数の分割金型のそれぞれが、変位方向に対して傾斜している傾斜面(所定面)および変位方向に対して平行な平行面のうち少なくとも一方により構成されている接触面と、前記所定面の上縁および下縁のそれぞれに連接され、変位方向に対して垂直な一対の垂直面と、を有する分割面と、前記キャビティを画定する成形面と、を有している粉末成形装置であって、前記複数の分割金型のそれぞれが、前記分割面のうち前記一対の垂直面において相互に当接する一方、前記所定面において1〜30μmの範囲に含まれる間隔で相互に離間した状態で相互に当接することにより前記キャビティを形成するように構成されていることを特徴とする。
当該構成の粉末成形装置によれば、キャビティが形成される際、各分割金型の分割面を構成する一対の垂直面同士が相互に当接する。その一方、各分割金型の分割面を構成する所定面同士が間隙をおいて相互に離間している。このため、複数の分割金型が、その分割面を構成する所定面において相互に当接する一方で、なおも相対的に変位するように駆動される状況が確実に回避される。また、所定面同士の間隙が1〜30μmの範囲に含まれており、平均粒径が当該間隙と同程度または大きい原料粉末がキャビティから当該間隙にはみ出る事態が抑制される。これにより、当該状況の出現に由来する複数の分割金型の上下方向への相対的な変位(位置ずれ)が生じることが確実に防止され、キャビティの成形精度、ひいては粉末成形体の形状精度の向上が図られる。
本発明の粉末成形体作製方法および複数の分割金型を有する本発明の金型についても同様の理由により、粉末成形体の形状精度の向上が図られる。
本発明の粉末成形装置において、前記粉末成形装置が、気体供給装置をさらに備え、前記複数の分割金型のうち少なくとも1つの分割金型が、前記気体供給装置から供給される気体を、前記分割面の開口部を通じて前記少なくとも1つの分割金型の外部に供給するための通気路を有していることが好ましい。
当該構成の粉末成形装置によれば、複数の分割金型のそれぞれが、分割面を構成する一対の垂直面において相互に離間している状態において、分割面同士の間隙に対して気体が供給されうる。このため、分割面を構成する垂直面同士の間隙に存在する原料粉末または粉塵等が気流により除去され、当該垂直面同士を原料粉末の噛み込みなく確実に当接させることができる。これにより、キャビティの成形精度、ひいては粉末成形体の形状精度のさらなる向上が図られる。また、複数の分割金型のそれぞれの分割面を構成する所定面同士の間隙に対して気体が供給されうる。このため、分割面を構成する所定面同士の間隙に存在する原料粉末が気流により除去される。これにより、所定面同士の間隙に存在する原料粉末に由来するバリを粉末成形体または焼結体から除去するための作業負荷を軽減しながら、粉末成形体の形状精度のさらなる向上が図られる。
本発明の粉末成形装置において、前記通気路の前記開口部が、前記分割面を構成する前記所定面に設けられていることが好ましい。
当該構成の粉末成形装置によれば、複数の分割金型のそれぞれが、分割面を構成する一対の垂直面において相互に当接した状態において、分割面を構成する所定面同士の間隙に対して気体が供給される。このため、複数の分割金型が相互に当接することでキャビティが形成された後、当該キャビティから当該間隙にはみ出した原料粉末が気流により除去される。これにより、当該はみ出した原料粉末に由来するバリを粉末成形体または焼結体から除去するための作業負荷を軽減しながら、粉末成形体の形状精度のさらなる向上が図られる。
本発明の粉末成形装置において、前記複数の分割金型のそれぞれの前記成形面が、基準水平面に対して鈍角に交わる逆面と前記基準水平面に対して鋭角に交わる順面とが含まれ、かつ、前記逆面および前記順面のうち少なくとも一方の面と、前記少なくとも一方の面に隣接する面との境界部のうち少なくとも一部が前記基準水平面に対して傾斜しているような前記粉末成形体の側面形状に応じた形状を有し、かつ、前記複数の分割金型の前記分割面を構成する前記所定面が、前記成形体の前記境界部に沿うように延在していることが好ましい。
本発明の第1実施形態としての粉末成形装置の構成に関する説明図。 本発明の第1実施形態としての金型の構成に関する説明図。 本発明の第1実施形態としての金型の機能に関する説明図。 粉末成形体の製造方法(第1実施形態)の第1段階に関する説明図。 粉末成形体の製造方法(第1実施形態)の第2段階に関する説明図。 粉末成形体の製造方法(第1実施形態)の第3段階に関する説明図。 粉末成形体の製造方法(第1実施形態)の第4段階に関する説明図。 粉末成形体の製造方法(第1実施形態)の第5段階に関する説明図。 本発明の第2実施形態としての粉末成形装置の構成に関する説明図。 本発明の第2実施形態としての金型の構成に関する説明図。 本発明の第2実施形態としての金型の機能に関する説明図。 本発明の第2実施形態としての金型の機能に関する説明図。 粉末成形体の製造方法(第2実施形態)の第1段階に関する説明図。 粉末成形体の製造方法(第2実施形態)の第2段階に関する説明図。 粉末成形体の製造方法(第2実施形態)の第3段階に関する説明図。 粉末成形体の製造方法(第2実施形態)の第4段階に関する説明図。 粉末成形体の製造方法(第2実施形態)の第5段階に関する説明図。 一例としての粉末成形体の斜視図。 一例としての粉末成形体の上面図。 一例としての粉末成形体の側面図。 本発明の第1実施形態の変形実施形態としての金型の構成に関する説明図。 本発明の第1実施形態の変形実施形態としての金型の構成に関する説明図。 本発明の他の実施形態としての金型の構成に関する説明図。 先行技術における金型の構成に関する説明図。 先行技術における金型の機能に関する説明図。
(粉末成形体の構成)
本発明の一実施形態としての粉末成形体作製方法により作製される成形体40が図9A〜図9Cに例示されている。側面42には、基準水平面(上面41の水平領域)に対して鈍角に交わる逆面421と基準水平面に対して鋭角に交わる順面422とが含まれている。逆面421および順面422のうち少なくとも一方の面と、少なくとも一方の面に隣接する面との境界部44のうち少なくとも一部が基準水平面に対して傾斜している。
(金型の構成)
(第1実施形態)
図9A〜図9Cに示されている粉末成形体40またはその基礎としての粉末成形体の作製に用いられる、本発明の第1実施形態としての金型10が図2に示されている。金型10は、第1分割金型11および第2分割金型12よりなる。金型10は、当該金型10が横方向または水平方向に分割されたかのような形状の第1分割金型11と第2分割金型12とからなる。
第1分割金型11は、一対の分割面111と、成形面112とを有している。分割面111は、第1分割金型11の変位方向(水平方向)および上下方向のそれぞれにずれており、かつ、水平方向に対して垂直な一対の垂直面1112および1116と、一方の垂直面1112および他方の垂直面1116のそれぞれに連続するように、水平方向に傾斜している傾斜面1114(所定面)と、により構成されている。成形面112は、粉末成形体40の側面42の一部(例えば右部分)の形状に応じた形状を有している。
第2分割金型12は、一対の分割面121と、成形面122とを有している。分割面121は、第2分割金型12の変位方向(水平方向)および上下方向のそれぞれにずれており、かつ、水平方向に対して垂直な一対の垂直面1212および1216と、一方の垂直面1212および他方の垂直面1216のそれぞれに連続するように、水平方向に傾斜している傾斜面1214(所定面)と、により構成されている。成形面122は、粉末成形体40の側面42の残部(例えば左部分)の形状に応じた形状を有している。
第1分割金型11および第2分割金型12のそれぞれが、図3に示されているように分割面111、121のうち一対の垂直面1112、1116、1212、1216において相互に当接する。その一方、傾斜面1114および1214において1〜30μmの範囲に含まれる間隔dをおいて相互に離間している。当該間隔dは、所定面1114および1214に沿って、徐々に広くなった後で徐々に狭くなるなど変化してもよく、一定であってもよい。傾斜面1114および1214のそれぞれは、粉末成形体40の側面42における境界部44のうち2つの境界部44のそれぞれに沿って延在している。このような状態で第1分割金型11および第2分割金型12が相互に当接することにより、粉末成形体40の側面42の形状に応じた形状を有するキャビティ100を形成するように構成されている。
(第2実施形態)
図9A〜図9Cに示されている粉末成形体40の作製に用いられる、本発明の第2実施形態としての金型10が図6に示されている。金型10は、第1分割金型11と第2分割金型12とからなる。金型10は、当該金型10が上下方向に分割されたかのような形状の第1分割金型11および第2分割金型12よりなる。
第1分割金型11は、矩形の四辺をなすように配置されている4つの分割面111と、成形面112とを有している。分割面111は、第1分割金型11の変位方向(鉛直方向)および水平方向のそれぞれにずれており、かつ、鉛直方向に対して垂直な一対の垂直面1112および1116と、一方の垂直面1112および他方の垂直面1116のそれぞれに連続するように、鉛直方向に傾斜している傾斜面1114と、当該垂直面1116および隣の分割面111の垂直面1112のそれぞれに連続するように、鉛直方向に傾斜している傾斜面1118と、により構成されている。成形面112は、粉末成形体40の側面42の一部(例えば上部)の形状に応じた形状を有している。
第2分割金型12は、矩形の四辺をなすように配置されている4つの分割面121と、成形面122とを有している。分割面121は、第2分割金型12の変位方向(鉛直方向)および水平方向のそれぞれにずれており、かつ、鉛直方向に対して垂直な一対の垂直面1212および1216と、一方の垂直面1212および他方の垂直面1216のそれぞれに連続するように、水平方向に傾斜している傾斜面1214と、当該垂直面1216および隣の分割面121の垂直面1212のそれぞれに連続するように、鉛直方向に傾斜している傾斜面1218と、により構成されている。成形面122は、粉末成形体40の側面42の残部(例えば下部)の形状に応じた形状を有している。
第1分割金型11および第2分割金型12のそれぞれが、図7に示されているように、分割面111、121のうち一対の垂直面1112、1116、1212、1216において相互に当接する。その一方、傾斜面1114および1214、ならびに、傾斜面1118および1218のそれぞれにおいて1〜30μmの範囲に含まれる間隔d1、d2をおいて相互に離間している。当該間隔d1は、所定面1114および1214に沿って、徐々に広くなった後で徐々に狭くなるなど変化してもよく、一定であってもよい。同様に、当該間隔d2は、所定面1118および1218に沿って、徐々に広くなった後で徐々に狭くなるなど変化してもよく、一定であってもよい。傾斜面1114、1118、1214および1218のそれぞれは、粉末成形体40の側面42における境界部44のうち4つの境界部44のそれぞれに沿って延在している。このような状態で第1分割金型11および第2分割金型12が相互に当接することにより、粉末成形体40の側面42の形状に応じた形状を有するキャビティ100を形成するように構成されている。
(粉末成形装置の構成)
(第1実施形態)
図1に示されている本発明の第1実施形態としての粉末成形装置は、図2に示されている本発明の第1実施形態としての金型10を備えている。粉末成形装置は、第1分割金型11および第2分割金型のそれぞれを水平方向に変位させるための第1金型駆動機構110および第2金型駆動機構120と、第1分割金型11および第2分割金型12が当接することにより形成されるキャビティに上方向および下方向のそれぞれから挿入される上パンチ21および下パンチ22と、上パンチ21および下パンチ21のそれぞれを昇降させるための第1昇降駆動機構21’および第2昇降駆動機構22’と、をさらに備えている。
上パンチ21にはその先端部(下端部)において開口し、かつ、当該開口からその中心軸線に沿って上方に延在する受容空間210が形成されている。下パンチ22にはその先端部(上端部)において開口し、かつ、当該開口からその中心軸線に沿って下方に延在する貫通孔が形成され、ロッド220が下パンチ22に対して軸線方向に相対移動可能な形態で当該貫通孔に挿通されている。ロッド220を昇降させる昇降駆動機構が設けられていてもよい(図示略)。
(第2実施形態)
図5に示されている本発明の第2実施形態としての粉末成形装置は、図6に示されている本発明の第2実施形態としての金型10と、第1分割金型11を鉛直方向に変位させるための金型駆動機構110と、を備えている。その他の構成は第1実施形態の粉末成形装置とほぼ同様であるため、同一符号を用いるとともに説明を省略する。
(粉末成形体作製方法)
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態としての粉末成形の作製方法において、本発明の第1実施形態としての粉末成形装置が用いられる(図1〜図3参照)。
まず、第1分割金型11および第2分割金型12のそれぞれが、第1金型駆動機構110および第2金型駆動機構120のそれぞれにより相互に接近するように並進駆動される。そして、第1分割金型11および第2分割金型12が相互に当接し、キャビティ100の側方が成形面112および122により画定される(図4A参照)。下パンチ22が第2昇降駆動機構220により上昇駆動されてキャビティ100に挿入される。この際、ロッド220が下パンチ22の先端部から上方に突出している。キャビティ100の側方および下パンチが挿入されるタイミングは、時系列的な先後が逆であってもよく、同時であってもよい。
この状態でキャビティ100に原料粉末Pが、例えば粉末供給装置(図示略)により投入され、ロッド220を囲むようにキャビティ100に充填される(図4A参照)。続いて、上パンチ21が第1昇降駆動機構210により下降駆動されてキャビティ100に挿入され加圧前の所定の位置に移動する(図4B参照)。この際、ロッド220が、上パンチ21の受容空間210に挿入される。その後、上パンチ21および下パンチ22が相対的にさらに接近するように、上パンチ21および下パンチ22のうち少なくとも一方が駆動されることにより原料粉末Pが加圧成形される(図4C参照)。次に、第1分割金型11および第2分割金型12のそれぞれが、相互に離間するように並進駆動される(図4D参照)。なお、第1分割金型11および第2分割金型12が離間する前に上パンチ21が先に上昇駆動されてもよい。そして、上パンチ21および下パンチ22がともに上昇駆動され、ロッド220が下パンチ22に対して相対的に下降駆動されることにより粉末成形体40がキャビティ100から取り出される(図4E参照)。あるいは、図4Dの状態から、第1分割金型11および第2分割金型12を取り付けるプレートに上下方向の駆動機構を設け、第1分割金型11および第2分割金型12を下降駆動してもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態としての粉末成形体の作製方法において、本発明の第2実施形態としての粉末成形装置が用いられる(図5〜図7参照)。
まず、第1分割金型11が、金型駆動機構110により、第2分割金型12と相互に接近するように下降駆動される。そして、第1分割金型11および第2分割金型12のそれぞれが当接し、キャビティ100の側方が成形面112および122により画定される(図8A参照)。下パンチ22が第2昇降駆動機構220により上昇駆動されてキャビティ100に挿入される。この際、ロッド220が下パンチ22の先端部から上方に突出している。キャビティ100の側方および下パンチ22が挿入されるタイミングは、時系列的な先後が逆であってもよく、同時であってもよい。
この状態でキャビティ100に原料粉末Pが、例えば粉末供給装置(図示略)により投入され、ロッド220を囲むようにキャビティ100に充填される(図8A参照)。続いて、上パンチ21が第1昇降駆動機構210により下降駆動されてキャビティ100に挿入され加圧前の所定の位置に移動する(図8B参照)。この際、ロッド220が、上パンチ21の受容空間210に挿入される。その後、上パンチ21および下パンチ22が相対的にさらに接近するように、上パンチ21および下パンチ22のうち少なくとも一方が駆動されることにより原料粉末Pが加圧成形される(図8C参照)。次に、第1分割金型11および第2分割金型12のそれぞれが、相互に離間するように第1分割金型11が上昇駆動される(図8D参照)。なお、第1分割金型11および第2分割金型12が離間する前に上パンチ21が先に上昇駆動されてもよい。そして、上パンチ21および下パンチ22がともに上昇駆動され、ロッド220が下パンチ22に対して相対的に下降駆動されることにより粉末成形体がキャビティ100から取り出される(図8E参照)。あるいは、図8Dの状態から、第2分割金型12を取り付けられたプレートに上下方向の駆動機構を設け、第2分割金型12を下降駆動してもよい。
(本発明の他の実施形態)
粉末成形装置が、気体供給装置(図示略)をさらに備え、複数の分割金型11、12のうち少なくとも1つの分割金型が、気体供給装置から供給される気体を、分割面の開口部を通じて当該少なくとも1つの分割金型の外部に供給するための通気路を有していてもよい。例えば、図10に示されている、本発明の第1実施形態の変形実施形態としての金型10によれば、一方の開口部104から他方の開口部106まで第1分割金型11および第2分割金型12のそれぞれの内部に延在する通気路102が設けられている。一方の開口部104は、各分割金型11、12の分割面111、121および成形面112、122を除く箇所(例えば、上面)に設けられ、気体供給装置の通気路に連結される。他方の開口部106は、各分割金型11、12の一の分割面111、121、より具体的には傾斜面1114、1214に設けられている。
当該構成の粉末成形装置によれば、複数の分割金型21、22のそれぞれが、分割面111、121を構成する垂直面1112、1116、1212、1216において相互に離間している状態において、通気路102を通じて分割面111、121同士の間隙に対して気体が供給されうる。このため、分割面111、121を構成する垂直面1112および1212、ならびに、1116および1216同士の間隙に存在する原料粉末または粉塵等が気流により除去され、当該垂直面1112および1212、ならびに、1116および1216同士を原料粉末の噛み込みなく確実に当接させることができる。これにより、キャビティ100の成形精度、ひいては粉末成形体40の形状精度のさらなる向上が図られる。また、複数の分割金型11、12のそれぞれの分割面111、121を構成する傾斜面1114および1214同士の間隙に対して通気路102を通じて気体が供給されうる。このため、分割面111、121を構成する傾斜面1114および1214同士の間隙に存在する原料粉末が気流により除去される。これにより、傾斜面1114および1214同士の間隙に存在する原料粉末に由来するバリを粉末成形体40または焼結体から除去するための作業負荷を軽減しながら、粉末成形体40(ひいては焼結体)形状精度のさらなる向上が図られる。
複数の分割金型11、12のそれぞれが、分割面111、121を構成する垂直面1112、1116、1212、1216において相互に当接した状態において、分割面111、121を構成する傾斜面1114および1214同士の間隙(図3および図7参照)に対して気体が供給される。このため、複数の分割金型11、12が相互に当接することでキャビティ100が形成された後、当該キャビティ100から当該間隙にはみ出した原料粉末が気流により除去される。これにより、当該はみ出した原料粉末に由来するバリを粉末成形体P1または粉末成形体40から除去するための作業負荷を軽減しながら、粉末成形体P1ひいては粉末成形体40の形状精度のさらなる向上が図られる。
前記変形実施形態において、傾斜面1114、1214に加えてまたは代えて、垂直面1112、1116、1212、1216に他方の開口部106を有するように通気路102が形成されてもよい。通気路102の延在態様(形状)、通気路104、106の個数、形状およびサイズなどの設計項目は任意に変更されてもよい。
前記実施形態では所定面が水平方向に対して傾斜している傾斜面により構成されていたが、他の実施形態として所定面が、傾斜面に代えてまたは加えて、水平方向に対して平行な平行面により構成されていてもよい。例えば、図11に示されているように、分割金型11、12の分割面111、121における所定面1114、1214が、平行面およびその両縁に連続する湾曲面または凸曲面(水平方向に対する傾斜角度が一定ではない傾斜面)により構成されていてもよい。
前記実施形態では所定面が水平方向に対して一定角度で傾斜している傾斜面により構成されていたが、他の実施形態として所定面が湾曲面、屈曲面、凸曲面または凹曲面のように水平方向に対する傾斜角度が一定ではない傾斜面により構成されていてもよい。
前記実施形態では金型が2つの分割金型に分割されていたが、他の実施形態として金型が3以上の複数の分割金型に分割されていてもよい。例えば、図12に示されているように、4つの分割金型31〜34により金型10が構成されていてもよい。各分割金型31〜34において、「3X‥」(X=1,2,3,4)という符号が付されている各構成要素が、前記実施形態において「1Y‥」(Y=1,2)という符号が付されている分割金型11、12の各構成要素に対応しているため、さらなる説明を省略する。
10‥金型、11‥第1分割金型、12‥第2分割金型、21‥上パンチ、22‥下パンチ、31‥分割金型、32‥分割金型、33‥分割金型、34‥分割金型、40‥粉末成形体、41‥上面、42‥側面、43‥下面、44‥境界部、100‥キャビティ、102‥通気路、104‥開口部、110‥第1金型駆動機構、120‥第2金型駆動機構、111、121‥分割面、112、122‥成形面、210‥第1昇降駆動機構、220‥第2昇降駆動機構、421‥逆面、422‥順面、1112‥垂直面、1114‥所定面(傾斜面、平行面)、1116‥垂直面、1118‥所定面(傾斜面)、1212‥垂直面、1214‥所定面(傾斜面、平行面)、1216‥垂直面、1218‥所定面(傾斜面)、P‥原料粉末。
本発明の粉末成形装置は、前記複数の分割金型のそれぞれが、変位方向に対して傾斜している傾斜面および変位方向に対して平行な平行面のうち少なくとも一方により構成されている所定面と、前記所定面の上縁および下縁のそれぞれに連接され、変位方向に対して垂直な一対の垂直面と、を有する分割面と、前記キャビティを画定する成形面と、を有している粉末成形装置であって、前記複数の分割金型のそれぞれが、前記分割面のうち前記一対の垂直面において相互に当接する一方、前記所定面において1〜30μmの範囲に含まれる間隔で相互に離間した状態で相互に当接することにより前記キャビティを形成するように構成されていることを特徴とする。
(金型の構成)
(第1実施形態)
図9A〜図9Cに示されている粉末成形体40またはその基礎としての粉末成形体の作製に用いられる、本発明の第1実施形態としての金型10が図2に示されている金型10は、当該金型10が横方向または水平方向に分割されたかのような形状の第1分割金型11および第2分割金型12よりなる。
(第2実施形態)
図9A〜図9Cに示されている粉末成形体40の作製に用いられる、本発明の第2実施形態としての金型10が図6に示されている金型10は、当該金型10が上下方向に分割されたかのような形状の第1分割金型11および第2分割金型12よりなる。

Claims (6)

  1. 相互に当接することにより粉末成形体の側面形状に応じたキャビティを形成する複数の分割金型と、前記複数の分割金型を相対的に変位させるための金型駆動機構と、前記複数の分割金型により形成される前記キャビティに上方向および下方向のそれぞれから挿入される上パンチおよび下パンチと、前記上パンチおよび前記下パンチのそれぞれを昇降させるための昇降駆動機構と、を備え、
    前記複数の分割金型のそれぞれが、変位方向に対して傾斜している傾斜面および変位方向に対して平行な平行面のうち少なくとも一方により構成されている所定面と、前記所定面の上縁および下縁のそれぞれに連接され、変位方向に対して垂直な一対の垂直面と、を有する分割面と、前記キャビティを画定する成形面と、を有している粉末成形装置であって、
    前記複数の分割金型のそれぞれが、前記分割面のうち前記一対の垂直面において相互に当接する一方、前記所定面において1〜30μmの範囲に含まれる間隔で相互に離間した状態で相互に当接することにより前記キャビティを形成するように構成されていることを特徴とする粉末成形装置。
  2. 請求項1記載の粉末成形装置において、
    前記粉末成形装置が、気体供給装置をさらに備え、
    前記複数の分割金型のうち少なくとも1つの分割金型が、前記気体供給装置から供給される気体を、前記分割面の開口部を通じて前記少なくとも1つの分割金型の外部に供給するための通気路を有していることを特徴とする粉末成形装置。
  3. 請求項2記載の粉末成形装置において、
    前記通気路の前記開口部が、前記分割面を構成する前記所定面に設けられていることを特徴とする粉末成形装置。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の粉末成形装置において、
    前記複数の分割金型のそれぞれの前記成形面が、基準水平面に対して鈍角に交わる逆面と前記基準水平面に対して鋭角に交わる順面とが含まれ、かつ、前記逆面および前記順面のうち少なくとも一方の面と、前記少なくとも一方の面に隣接する面との境界部のうち少なくとも一部が前記基準水平面に対して傾斜しているような前記粉末成形体の側面形状に応じた形状を有し、かつ、
    前記複数の分割金型の前記分割面を構成する前記所定面が、前記成形体の前記境界部に沿うように延在していることを特徴とする粉末成形装置。
  5. 相対的に変位して相互に当接することにより粉末成形体の側面形状に応じたキャビティを形成する複数の分割金型を用いて粉末成形体を製造する粉末成形体作製方法であって、
    前記複数の分割金型のそれぞれが、変位方向に対して傾斜している所定面と、前記所定面の上縁および下縁のそれぞれに連接され、変位方向に対して垂直な一対の垂直面と、を有する分割面と、前記キャビティを画定する成形面と、を有し、
    前記複数の分割金型のそれぞれが、前記分割面のうち前記一対の垂直面において相互に当接する一方、前記傾斜面において1〜30μmの範囲に含まれる間隔で相互に離間した状態で相互に当接することにより前記キャビティを形成するように構成されていることを特徴とする粉末成形体作製方法。
  6. 相対的に変位して相互に当接することにより粉末成形体または焼結体の側面形状に応じたキャビティを形成する複数の分割金型を備え、
    前記複数の分割金型のそれぞれが、変位方向に対して傾斜している傾斜面と、前記傾斜面の上縁および下縁のそれぞれに連接され、変位方向に対して垂直な一対の垂直面と、を有する分割面と、前記キャビティを画定する成形面と、を有している金型であって、
    前記複数の分割金型のそれぞれが、前記分割面のうち前記一対の垂直面において相互に当接する一方、前記傾斜面において1〜30μmの範囲に含まれる間隔で相互に離間した状態で相互に当接することにより前記キャビティを形成するように構成されていることを特徴とする金型。
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