JP2008203179A - 電波軸調整装置および電波軸調整方法 - Google Patents

電波軸調整装置および電波軸調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レーダ装置の左右方向と上下方向の電波軸調整を、電波反射体を前方所定位置に1箇所配置するのみで、アンテナの個体ばらつきを吸収し、短時間で容易にかつ自動的に調整する電波軸調整装置および電波軸調整方法を得る。
【解決手段】車両2とレーダ装置3との接続部に設けられ、車両2に対するレーダ装置3の取り付け角度を調整する軸調整機構4と、電波反射体6を移動させ、電波反射体6の検出限界位置または検出期間に基づいて、電波軸7と進行方向中心軸8とが一致するように、軸調整機構4に動作指令を出力する軸調整制御部5とを備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両に搭載されたレーダ装置の電波軸と車両の進行方向中心軸とを一致させるための電波軸調整装置および電波軸調整方法に関するものである。
一般に、車両に取り付けられたレーダ装置は、周囲に向けて電波を送信し、送信電波が測定対象から反射した反射電波を受信することによって測定対象を検出し、測定対象までの距離、相対速度および横位置(方向)などを算出する。この種のレーダ装置は、車間距離制御システム、障害物接近警報システム、渋滞追従システムなどに利用されている。
しかしながら、レーダ装置を車両に取り付ける際に、電波の中心軸である電波軸と車両の進行方向中心軸との間に軸ずれが生じると、以下の問題(a)、(b)が発生することが知られている。
(a)電波軸と進行方向中心軸との間に左右方向のずれ角が生じると、レーダ装置が測定対象を検出して測定対象の横位置(方向)を算出した際に誤差が生じ、隣接車線の車両を先行車両として検出するか、または先行車両を隣接車線の車両として検出する可能性がある。
(b)電波軸と進行方向中心軸との間に上下方向のずれ角が生じると、陸橋や標識を先行車両として検出するか、または先行車両を検出できなくなる可能性がある。
そこで、上記問題(a)、(b)に対処するため、従来から、レーダ装置においては、上下方向および左右方向の電波軸と車両の進行方向中心軸とを一致させるために、レーダビームの光軸調整装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の従来装置においては、車両の進行方向中心軸上の前方に、既知のビーム幅の1/2だけ隔てた位置に電波反射体を配置し、ビームの光軸(電波軸)方向を変えながら、電波反射体の検出状態から非検出状態(または、非検出状態から検出状態)に移行した時点を基準に、レーダ装置の上下方法および左右方向の電波軸と車両の進行方向中心軸とを一致させている。
特開平8−327722号公報
従来の電波軸調整装置では、上下方向および左右方向の電波軸調整を行う際に、電波反射体を前方所定位置に高精度に2箇所配置する必要があるので、長時間の電波軸調整作業を必要とし、作業効率が低下するという課題があった。
また、設計仕様から既知であるアンテナのビーム幅には、個体ごとのばらつきが含まれるので、前方所定位置に配置すべき電波反射体を、ビーム幅の1/2だけ隔てた位置に正確に配置することができないという課題があった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、電波反射体を前方所定位置に1箇所に配置することのみで、アンテナの個体ばらつきを吸収可能に構成することにより、レーダ装置の左右方向および上下方向の電波軸調整を、短時間で容易にかつ自動的に行うことのできる電波軸調整装置および電波軸調整方法を得ることを目的とする。
この発明に係る電波軸調整装置は、車両の前方所定位置に配置されて左右方向および上下方向に移動自在な電波反射体と、車両に搭載されて電波反射体からの反射電波に基づき電波反射体を検出するレーダ装置とを備え、レーダ装置の電波軸と車両の進行方向中心軸とを一致させるための電波軸調整装置であって、車両とレーダ装置との接続部に設けられて車両に対するレーダ装置の取り付け角度を調整する軸調整手段と、軸調整手段に対する動作指令を出力する制御手段とをさらに備え、制御手段は、電波反射体を左右方向および上下方向に移動させたときに、電波反射体の検出限界位置または検出期間を求め、検出限界位置または検出期間に基づいて、電波軸と進行方向中心軸とが一致するように動作指令を出力するものである。
また、この発明に係る電波軸調整方法は、車両の前方所定位置に配置されて左右方向および上下方向に移動自在な電波反射体と、車両に搭載されて電波を送信するとともに、電波反射体からの反射電波に基づき電波反射体を検出するレーダ装置とを用い、レーダ装置の電波軸と車両の進行方向中心軸とを一致させるための電波軸調整方法であって、軸調整手段により、電波反射体がレーダ装置の検出可能な位置となるように、車両に対するレーダ装置の取り付け角度を粗調整する粗調整ステップと、制御手段の制御下で電波反射体を左右方向および上下方向に移動させて、電波反射体の検出限界位置または検出期間に基づいて、電波軸と進行方向中心軸とが一致するように、レーダ装置の取り付け角度を微調整する微調整ステップとを備えたものである。
この発明によれば、電波反射体を車両の前方所定位置に1箇所のみ配置し、制御手段により、電波反射体を上下方向および左右方向に移動させて求まる電波反射体の検出限界位置または検出期間に基づき、軸調整手段に対する動作指令を出力し、レーダ装置の取り付け角度を調整するので、アンテナの個体ばらつきを吸収することができる。また、電波反射体を前方所定位置に配置する作業が1回のみなので、短時間で高精度かつ自動的にレーダ装置の電波軸と車両の進行方向中心軸とを一致させることができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について図に基づいて説明する。各図において、同一または相当する部材および部位については、同一符号が付されている。
図1はこの発明の実施の形態1に係る電波軸調整装置1の全体構成を示す斜視図であり、車両2に搭載されたレーダ装置3の電波軸7と、車両2の進行方向中心軸8とが一致した状態を示している。また、図2および図3は図1の状態を示す平面図および側面図であり、レーダ装置3のビーム領域を図式的に示している。
図1〜図3において、電波軸調整装置1は、調整時に車両2の前方所定位置に配置されて左右方向および上下方向に移動自在な電波反射体6と、調整時に電波反射体6からの反射電波に基づき電波反射体6を検出する車載のレーダ装置3と、車両2とレーダ装置3との接続部に設けられた軸調整機構4(軸調整手段)と、調整時に電波反射体6に接続される軸調整制御部5(制御手段)とを備えている。
レーダ装置3は、車両2の前面部(たとえば、図示しないフロントグリルの中央部)に軸調整機構4を介して取り付けられている。
また、通常の車両走行時において、レーダ装置3は、車両2の前方に向けて電波を送信し、送信電波が走行路の前方に存在する測定対象(障害物や先行車両など)で反射した反射電波を受信することによって測定対象を検出し、測定対象までの距離、相対速度および位置(方向)を算出し、検出結果を軸調整制御部5に出力する。
軸調整機構4は、軸調整制御部5からの動作指令に基づいて、車両2に対するレーダ装置3の取り付け角度を調整する。すなわち、軸調整機構4は、レーダ装置3の取り付け角度を上下左右に調整するとともに、電波軸調整後の位置でレーダ装置3を保持する。
軸調整制御部5は、レーダ装置3に接続されており、電波軸調整時において、レーダ装置3の電波軸8と車両2の進行方向中心軸7とを一致させるために、軸調整機構4および電波反射体6を制御する。すなわち、軸調整制御部5は、電波反射体6を左右方向および上下方向に移動させたときに、電波反射体6の検出限界位置または検出期間を求め、検出限界位置または検出期間に基づいて、電波軸8と進行方向中心軸7とが一致するように動作指令を出力する。
具体的には、軸調整制御部5は、電波反射体6を前方所定位置から左側(および上側)に移動させたときに、電波反射体6の検出状態から非検出状態へと移行する時点での左限界位置(および上限界位置)と、右側(および下側)に移動させたときに、検出状態から非検出状態へと移行する時点での右限界位置(下限界位置)との差の絶対値が、それぞれ所定値以下になるまで、レーダ装置3の取り付け角度を調整する動作指令を軸調整機構4に出力する。
電波反射体6は、たとえばコーナーリフレクタにより構成され、進行方向中心軸8の軸上であって、かつ車両2のレーダ装置3から前方に距離Rの地点に、レーダ装置3と同一高さHに設置されており、軸調整制御部5の動作指令に基づいて、上下方向および左右方向に移動する。
上記構成からなる電波軸調整装置1によれば、電波軸7と進行方向中心軸8とを一致させるために、レーダ装置3の取り付け角度の調整は、軸調整制御部5の動作指令に基づいて、軸調整機構4により自動的に行われる。
次に、図4および図5のフローチャートと、図6の平面図および図7の側面図とを参照しながら、この発明の実施の形態1による電波軸調整手順について説明する。なお、図5の処理手順(上下方向の調整動作)は、ノードAを介して、図4の処理手順(左右方向の調整動作)から連続して実行される。
図6および図7は、電波軸7と進行方向中心軸8とが一致しない場合の電波軸調整装置1の状態を示している。
図6および図7において、電波軸7は、車両2の運転席から見て、進行方向中心軸8に対して、ずれ位置Da[deg](>0.1[deg])だけ左側にずれるとともに、ずれ位置De[deg](>0.1[deg])だけ下側にずれている。
まず、図4および図5の処理開始に先立って、作業員は、車両2の進行方向中心軸8上で、車両2から前方に距離Rの地点に、レーダ装置3と同一高さHの所定位置(初期位置)となるように、電波反射体6を設置する。
図4において、まず、レーダ装置3は、初期位置に配置された電波反射体6の距離[m]および位置[deg]を検出する(ステップS11)。
このとき、電波反射体6が検出されない場合には、レーダ装置3の電波軸7が、車両2の進行方向中心軸8に対して大きくずれていることを意味するので、軸調整制御部5(または、作業員)により、電波反射体6が検出されるまで、レーダ装置3の取り付け角度を調整する。この粗調整により、電波軸7と進行方向中心軸8を一致させる時間の短縮化を図る。
以下、ステップS11に続いて、左右方向の電波軸調整に入る。まず、軸調整制御部5は、電波反射体6を同一高さHのままで初期位置から左側に移動させ、電波反射体6の検出状態から非検出状態へと移行する時点での左限界位置LD[deg](レーダ装置3の検出結果を利用)を記憶し、電波反射体6を再び初期位置に戻す(ステップS12)。
また、同様に、軸調整制御部5は、電波反射体6を同一高さHのままで初期位置から右側に移動させ、電波反射体6の検出状態から非検出状態へと移行する時点での右限界位置RD[deg](レーダ装置3の検出結果を利用)を記憶し、電波反射体6を再び初期位置に戻す(ステップS13)。
次に、軸調整制御部5は、電波反射体6の左限界位置LD[deg]と右限界位置RD[deg]との、左右方向の差の絶対値LRD[deg]を、以下の式(1)のように算出する(ステップS14)。
LRD=|LD−RD| ・・・(1)
このとき、式(1)から算出される左右方向の差の絶対値LRD[deg]は、図1〜図3のように軸ずれが生じていない場合には、LRD≦0.1[deg]となる。一方、図6のように軸ずれが生じている場合には、左右方向の差の絶対値LRD(=Da)[deg]は、LRD>0.1[deg]となる。
次に、軸調整制御部5は、式(1)(ステップS14)で算出した左右方向の差の絶対値LRD[deg]が0.1[deg]以下であるか否かを判定し(ステップS15)、LRD≦0.1[deg](すなわち、YES)と判定されれば、左右方向の電波軸7と進行方向中心軸8とが一致しているので、ノードAを介して、図5内のステップS21に移行する。
一方、ステップS15において、LRD>0.1[deg](すなわち、NO)と判定されれば、軸調整制御部5は、左限界位置LD[deg]と右限界位置RD[deg]との大きさに基づいて、電波軸7が進行方向中心軸8に対して左右方向のどちら側にずれているかを判定する(ステップS16)。
たとえば、図1〜図3の場合(LRD≦0.1[deg])には、ステップS15から図5内のステップS21に移行する。一方、図6の場合(LRD>0.1[deg])には、ステップS15からステップS16に移行し、電波軸7が進行方向軸8に対して左右方向のどちら側にずれているかが判定される。
次に、ステップS16に続いて、軸調整制御部5は、レーダ装置3の取り付け角度を右方向に調整するか否かを判定する(ステップS17)。
ステップS17において、右方向に調整する(すなわち、YES)と判定されれば、レーダ装置3がLRD/2[deg]だけ右方向を向くように、レーダ装置3の取り付け角度を調整するための動作指令を軸調整機構4に出力する(ステップS18)。以下、ステップS12に戻って、上記処理(ステップS12〜S19)を繰り返し実行する。
一方、ステップS17において、左方向に調整する(すなわち、NO)と判定されれば、レーダ装置3がLRD[deg]だけ左方向を向くように、レーダ装置3の取り付け角度を調整するための動作指令を軸調整機構4に出力して(ステップS19)、ステップS12に戻る。
たとえば、図6のように、電波軸7が進行方向軸8に対して左側にずれている場合には、左限界位置LD[deg]>右限界位置RD[deg]の関係となるので、ステップS17からステップS18に移行し、軸調整制御部5は、レーダ装置3をLRD/2[deg]だけ右方向に調整する動作指令を軸調整機構4に出力する。
なお、1回目の電波軸調整後においては、LRD≦0.1[deg]となっていることが予想されるが、ステップS15において、再度、LRD≧0.1[deg]が判定された場合には、軸調整制御部5は、LRD≦0.1[deg]となるまで、ステップS16〜S19の処理を繰り返し実行する。
たとえば、図6の場合には、レーダ装置3が右方向を向くように、レーダ装置3の取り付け角度が所定回数だけ調整されて、LRD≦0.1[deg]になった時点で、左右方向の電波軸7と進行方向中心軸8とが一致したものと見なして、ステップS15からステップS21に移行する。
以下、図5内のステップS21〜S29により、上下方向の電波軸調整に入る。
まず、軸調整制御部5は、前述のステップS11と同様に、初期位置に配置された電波反射体6の距離および位置を検出し(ステップS21)、電波反射体6を同一横位置のままで初期位置から上側に移動させ、電波反射体6の検出状態から非検出状態へと移行する時点での上限界位置UD[deg](レーダ装置3の検出結果を利用)を記憶し、電波反射体6を初期位置に戻す(ステップS22)。
また、同様に、軸調整制御部5は、電波反射体6を同一横位置のままで初期位置から下側に移動させ、電波反射体6の検出状態から非検出状態へと移行する時点での下限界位置DD[deg](レーダ装置3の検出結果を利用)を記憶し、電波反射体6を初期位置に戻す(ステップS23)。
続いて、軸調整制御部5は、電波反射体6の上限界位置UD[deg]と下限界位置DD[deg]との、上下方向の差の絶対値UDD[deg]を、以下の式(2)のように算出する(ステップS24)

UDD=|UD−DD| ・・・(2)
このとき、図7の場合には、式(2)から算出される上下方向の差の絶対値UDD[deg](=De[deg])は、UDD>0.1[deg]となる。
次に、軸調整制御部5は、式(2)(ステップS24)から算出した上下方向の差の絶対値UDD[deg]が0.1[deg]以下であるか否かを判定し(ステップS25)、UDD≦0.1[deg](すなわち、YES)と判定されれば、上下方向の電波軸7と進行方向中心軸8とが一致しているので、図4および図5の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS25において、UDD>0.1[deg](すなわち、NO)と判定されれば、軸調整制御部5は、上限界位置UD[deg]と下限界位置DD[deg]との大きさに基づいて、電波軸7が進行方向中心軸8に対して上下方向のどちら側にずれているかを判定する(ステップS26)。
たとえば、図7(UDD(=De)>0.1[deg])の場合には、ステップS25からステップS26に移行し、電波軸7が進行方向軸8に対して上下方向のどちら側にずれているかが判定される。
次に、ステップS26に続いて、軸調整制御部5は、レーダ装置3の取り付け角度を上方向に調整するか否かを判定する(ステップS27)。
ステップS27において、上方向に調整する(すなわち、YES)と判定されれば、レーダ装置3がUDD/2[deg]だけ上方向を向くように、レーダ装置3の取り付け角度を調整するための動作指令を軸調整機構4に出力する(ステップS28)。以下、ステップS22に戻って、上記処理(ステップS22〜S29)を繰り返し実行する。
一方、ステップS27において、下方向に調整する(すなわち、NO)と判定されれば、レーダ装置3がUDD/2[deg]だけ下方向を向くように、レーダ装置3の取り付け角度を調整するための動作指令を軸調整機構4に出力して(ステップS29)、ステップS22に戻る。
たとえば、図7のように、電波軸7が進行方向軸8に対して下側にずれている場合は、上限界位置UD[deg]<下限界位置DD[deg]の関係となるので、ステップS27からステップS28に移行し、軸調整制御部5は、レーダ装置3をUDD/2[deg]だけ上方向に調整する動作指令を軸調整機構4に出力する。
なお、1回目の電波軸調整後においては、UDD≦0.1[deg]となっていることが予想されるが、ステップS25において、再度、UDD≧0.1[deg]が判定された場合には、軸調整制御部5は、UDD≦0.1[deg]になるまで、ステップS26〜S29の処理を繰り返し実行する。
たとえば、図7の場合には、レーダ装置3が上方向を向くように、レーダ装置3の取り付け角度が所定回数だけ調整されて、UDD[deg]≦0.1[deg]以下になった時点で、図1〜図3に示すように、レーダ装置3の電波軸7と車両2の進行方向中心軸8とが一致したものと見なされる。
以上のように、この発明の実施の形態1に係る電波軸調整装置1は、レーダ装置3の電波軸7と車両の進行方向中心軸8とを一致させるために、車両2の前方所定位置に配置されて左右方向および上下方向に移動自在な電波反射体6と、車両2に搭載されて電波反射体6からの反射電波に基づき電波反射体6を検出するレーダ装置3と、車両2とレーダ装置3との接続部に設けられて車両2に対するレーダ装置3の取り付け角度を調整する軸調整機構(軸調整手段)4と、軸調整機構4に対する動作指令を出力する軸調整制御部(制御手段)5とを備えている。
軸調整制御部5は、電波反射体6を左右方向および上下方向に移動させたときに、電波反射体6の検出限界位置を求め、検出限界位置に基づいて、電波軸7と進行方向中心軸8とが一致するように動作指令を出力する。
具体的には、軸調整制御部5は、電波反射体6をレーダ装置3による検出可能な位置から移動させたときに、電波反射体6の検出状態から非検出状態へと移行する限界位置を、検出限界位置として求める。または、軸調整制御部5は、電波反射体6をレーダ装置3による検出不可能な位置から移動させたときに、電波反射体6の非検出状態から検出状態へと移行する限界位置を、検出限界位置として求める。
軸調整制御部5は、左側の検出限界位置(左限界位置LD)と右側の検出限界位置(右限界位置RD)との左右方向の差の絶対値LRDと、上側の限界検出位置(上限界位置UD)と下側の検出限界位置(下限界位置DD)との上下方向の差の絶対値UDDとが、それぞれ所定値(0.1[deg])以下になるまで、動作指令を出力する。
このように、電波反射体6を車両2の前方所定位置に1箇所配置し、軸調整制御部5により、電波反射体6を上下方向および左右方向に移動させ、電波反射体6の検出限界位置に基づいて軸調整機構4に対する動作指令を出力し、レーダ装置3の取り付け角度を調整するので、アンテナの個体ばらつきを吸収することができる。また、電波反射体6を前方所定位置に配置する作業は1回のみなので、短時間で高精度かつ自動的にレーダ装置3の電波軸7と車両2の進行方向中心軸8とを一致させることができる。
また、検出限界位置として、レーダ装置3の検出結果を利用することにより、アンテナの個体ばらつきを吸収することができる。
また、電波反射体6を1回だけ前方所定位置に配置するのみでよいので、レーダ装置3の電波軸7と車両2の進行方向中心軸8とを一致させるための作業を簡略化して、短時間で高精度かつ自動的に左右方向と上下方向の電波軸調整を行うことができる。
また、電波反射体6を除く車両2の周辺部からの反射電波(ノイズ成分)を除去するために、車両2の周辺部の路面などに電波吸収体(図示せず)をさらに配置してもよい。これにより、路面やマルチパス現象による電波反射体6の誤検出や、不安定検出および非検出誤判定などを防ぐことができる。
また、初期位置から限界位置付近までの移動速度を速め、限界位置付近の移動速度を遅くする処理(図示せず)を追加することにより、さらに短時間で電波軸7と車両2の進行方向中心軸8とを一致させることができる。
また、レーダ装置3の検出遅延を考慮して、電波反射体6の検出状態から非検出状態へと移行する時点での限界位置と、電波反射体6の非検出状態から検出状態へと移行する時点での限界位置と、の中間位置に基づいて電波軸調整を行うことにより、さらに高精度に電波軸7と車両2の進行方向中心軸8とを一致させることができる。
なお、図6および図7では、電波軸7が進行方向中心軸8に対して左側および下側にずれた場合を示したが、電波軸7が進行方向中心軸8に対して右側または上側にずれている場合であっても、前述と同様の処理により、レーダ装置3の電波軸7と車両2の進行方向中心軸8とを一致させることができる。
また、図4および図5では、左右方向の電波軸調整(図4内のステップS11〜S19)を先に実行し、次に上下方向の電波軸調整(図5内のステップS21〜S29)を実行したが、逆に、上下方向の電波軸調整(図5内のステップS21〜S29)を先に実行し、次に左右方向の電波軸調整(図4内のステップS11〜S19)を実行してもよい。
また、図4および図5では、電波反射体6の検出状態から非検出状態へと移行する時点での限界位置に基づいて電波軸調整処理を実行したが、電波反射体6が非検出状態から検出状態へと移行する時点での限界位置に基づいて電波軸調整処理を実行してもよい。
さらに、上記実施の形態1では、レーダ装置3の電波軸7と車両2の進行方向軸8とが自動的に一致されるものとして説明したが、これに限られるものではない。
たとえば、軸調整制御部5に代わって、作業員が電波反射体6を移動させ、左限界位置LD[deg]と右限界位置RD[deg]との差の絶対値LRD[deg]と、上限界位置UD[deg]と下限界位置DD[deg]との差の絶対値UDD[deg]とに基づいて、軸調整機構4を手動で操作し、レーダ装置3の取り付け角度を上下左右に調整してもよい。
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1(図4および図5参照)では、左右方向および上下方向の電波反射体6の検出限界位置に基づいて電波軸調整処理を実行したが、図8および図9に示すように、左右方向および上下方向の電波反射体6の検出期間に基づいて電波軸調整処理を実行してもよい。
以下、図8および図9のフローチャートと、図10の平面図および図11の側面図とを参照しながら、この発明の実施の形態2について説明する。
この場合、電波軸調整装置1の構成は前述と同様であり、軸調整制御部5が、電波反射体6を前方所定位置(初期位置)から等速で左側(上側)に移動させたときの、検出状態から非検出状態へと移行するまでの左検出期間(上検出期間)と、右側(下側)に移動させたときの、検出状態から非検出状態へと移行するまでの右検出期間(下検出期間)と、の左右方向(上下方向)の差の絶対値が所定値以下になるまで、レーダ装置3の取り付け角度を調整する動作指令を軸調整機構4に出力する点のみが、前述と異なる。
図8および図9は、前述の図4および図5と同様に、電波軸7を進行方向中心軸8に一致させるための処理手順を示しており、図9の処理手順(上下方向の調整動作)は、ノードBを介して、図8の処理手順(左右方向の調整動作)から連続して実行される。
図10および図11は、この発明の実施の形態2に係る電波軸調整装置1を示す平面図および側面図であり、電波軸7と進行方向中心軸8とが一致しない状態を示している。図10、図11において、電波軸7は、車両2の運転席から見て、進行方向中心軸8に対して、ずれ期間Ta[s](>0.1[s])だけ右側にずれるとともに、ずれ期間Te[s](>0.1[s])だけ上側にずれている。
まず、図8および図9の処理開始に先立って、前述と同様に、作業員は、進行方向中心軸8上で、車両2から前方に距離Rの地点に、レーダ装置3と同一高さHの前方所定位置(初期位置)となるように、電波反射体6を設置する。
図8において、まず、レーダ装置3は、初期位置に配置された電波反射体6の距離[m]および位置[deg]を検出する(ステップS31)。なお、電波反射体6が検出されない場合には、レーダ装置3の電波軸7が車両2の進行方向中心軸8に対して、大きくずれていることを意味するので、軸調整制御部5(または、作業員)により、電波反射体6が検出されるまで、レーダ装置3の取り付け角度を調整する。この粗調整により、電波軸7と進行方向中心軸8を一致させる時間の短縮化を図る。
以下、ステップS31に続いて、左右方向の電波軸調整に入る。まず、軸調整制御部5は、電波反射体6を同一高さHのまま等速(たとえば、0.1[deg/s])で、初期位置から左側に移動させ、電波反射体6の検出状態(移動開始時)から非検出状態となるまでの左検出期間LT[s](レーダ装置3の検出結果から判定)を記憶し、電波反射体6を初期位置に戻す(ステップS32)。
また、同様に、軸調整制御部5は、電波反射体6を同一高さHのまま等速(たとえば、0.1[deg/s])で、初期位置から右側に移動させ、電波反射体6の検出状態(移動開始時)から非検出状態となるまでの右検出期間RT[s](レーダ装置3の検出結果より判定)を記憶し、電波反射体6を初期位置に戻す(ステップS33)。
続いて、軸調整制御部5は、電波反射体6の左検出期間LT[s]と右検出期間RT[s]との左右方向の差の絶対値LRT[s]を、以下の式(3)により算出する(ステップS34)。
LRT=|LT−RT| ・・・(3)
このとき、たとえば図10の場合には、式(3)から算出される左右方向の差の絶対値LRT[s](=Ta[s])は、LRT>0.1[s]となる。
次に、軸調整制御部5は、左右方向の差の絶対値LRT[s]が0.1[s]以下であるか否かを判定し(ステップS35)、LRT≦0.1[s](すなわち、YES)と判定されれば、左右方向の電波軸7と進行方向中心軸8とが一致しているので、図9内のステップS41に移行する。
一方、ステップS35において、LRT>0.1[s](すなわち、NO)と判定されれば、軸調整制御部5は、左検出期間LT[s]と右検出期間RT[s]の大きさに基づいて、電波軸7が進行方向中心軸8に対して左右方向のどちら側にずれているかを判定する(ステップS36)。
このとき、たとえば図10の場合には、LRT>0.1[s]となるので、ステップS35からステップS36に移行し、電波軸7が進行方向軸8に対して左右方向のどちら側にずれているかが判定される。
続いて、軸調整制御部5は、レーダ装置3の取り付け角度を右方向に調整するか否かを判定し(ステップS37)、右方向に調整する(すなわち、YES)と判定されれば、レーダ装置3が0.1[deg]だけ右方向を向くように、レーダ装置3の取り付け角度を調整するための動作指令を軸調整機構4に出力して(ステップS38)、ステップS32に戻る。
一方、ステップS37において、左方向に調整する(すなわち、NO)と判定されれば、レーダ装置3が0.1[deg]だけ左方向を向くように、レーダ装置3の取り付け角度を調整するための動作指令を軸調整機構4に出力して(ステップS39)、ステップS32に戻る。
たとえば、図10のように、電波軸7が進行方向軸8に対して右側にずれている場合には、左検出期間LT[s]<右検出期間RT[s]の関係となるので、ステップS37からステップS39に移行し、軸調整制御部5は、レーダ装置3を0.1[deg]だけ左方向に調整する動作指令を軸調整機構4に出力する。
以下、軸調整制御部5は、LRT≦0.1[s]となるまで、上記処理を繰り返し実行する。
たとえば、図10の場合には、レーダ装置3が左方向を向くように、レーダ装置3の取り付け角度が所定回数だけ調整されて、LRT≦0.1[s]になった時点で、左右方向の電波軸7と進行方向中心軸8とが一致したものと見なし、ステップS41に移行する。
以下、図9内のステップS41〜S49により、上下方向の電波軸調整に入る。まず、軸調整制御部5は、初期位置に配置された電波反射体6の距離および位置を検出し(ステップS41)、電波反射体6を同一横位置のまま等速(たとえば、0.1[deg/s])で、初期位置から上側に移動させ、電波反射体6が検出状態(移動開始時)から非検出状態となるまでの上検出期間UT[s](レーダ装置3の検出結果から判定)を記憶し、電波反射体6を初期位置に戻す(ステップS42)。
また、軸調整制御部5は、電波反射体6を同一横位置のまま等速(たとえば、0.1[deg/s])で、初期位置から下側に移動させ、電波反射体6が検出状態(移動開始時)から非検出状態となるまでの下検出期間DT[s](レーダ装置3の検出結果から判定)を記憶し、電波反射体6を初期位置に戻す(ステップS43)。
続いて、軸調整制御部5は、電波反射体6の上検出期間UT[s]と下検出期間DT[s]との上下方向の差の絶対値UDT[s]を、以下の式(4)から算出する(ステップS44)。
UDT=|UT−DT| ・・・(4)
このとき、たとえば図11の場合には、式(4)から算出される上下方向の差の絶対値UDT[s](=Te[s])は、UDT>0.1[s]の関係となる。
次に、軸調整制御部5は、上下方向の差の絶対値UDT[s]が0.1[s]以下であるか否かを判定し(ステップS45)、UDT≦0.1[s](すなわち、YES)と判定されれば、上下方向の電波軸7と進行方向中心軸8とが一致していると見なして、図8および図9の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS45において、UDT>0.1[s](すなわち、NO)と判定されれば、軸調整制御部5は、上検出期間UT[s]と下検出期間DT[s]との大きさに基づいて、電波軸7が進行方向中心軸8に対して上下方向のどちら側にずれているかを判定する(ステップS46)。
このとき、たとえば図11のように、UDT>0.1[s]の場合は、ステップS45からステップS46に移行し、電波軸7が進行方向軸8に対して上下方向のどちら側にずれているかが判定される。
続いて、軸調整制御部5は、レーダ装置3の取り付け角度を上方向に調整するか否かを判定し(ステップS47)、上方向に調整する(すなわち、YES)と判定されれば、レーダ装置3が0.1[deg]だけ上方向を向くように、レーダ装置3の取り付け角度を調整するための動作指令を軸調整機構4に出力して(ステップS48)、ステップS42に移行する。
一方、ステップS47において、下方向に調整する(すなわち、NO)と判定されれば、レーダ装置3が0.1[deg]だけ下方向を向くように、レーダ装置3の取り付け角度を調整するための動作指令を軸調整機構4に出力して(ステップS49)、ステップS42に移行する。
たとえば、図11のように、電波軸7が進行方向軸8に対して上側にずれている場合には、上検出期間UT[s]>下検出期間DT[s]の関係となるので、ステップS47からステップS49に移行し、軸調整制御部5は、レーダ装置3を0.1[deg]だけ下方向に調整する動作指令を軸調整機構4に出力する。
以下、軸調整制御部5は、UDT[s]が0.1[s]以下になるまで、上記処理を繰り返し実行する。
たとえば、図11の場合には、レーダ装置3が下方向を向くように、レーダ装置3の取り付け角度が所定回数だけ調整されて、UDT≦0.1[s]になった時点で、図1〜図3に示すように、レーダ装置3の電波軸7と車両2の進行方向中心軸8とが一致したものと見なされる。
なお、図10および図11では、電波軸7が進行方向中心軸8に対して右側および下側にずれている場合を示したが、電波軸7が進行方向中心軸8に対して左側または下側にずれている場合であっても、図8および図9と同様の調整処理により、レーダ装置3の電波軸7と車両2の進行方向中心軸8を一致させることができる。
また、左右方向の電波軸調整を先に実行し、次に上下方向の電波軸調整を実行したが、逆に、上下方向の電波軸調整を先に実行し、次に左右方向の電波軸調整を実行してもよい。
以上のように、この発明の実施の形態2に係る電波軸調整装置1の軸調整制御部5は、電波反射体6を左右方向および上下方向に移動させたときに、電波反射体6の検出期間を求め、検出期間に基づいて、電波軸7と進行方向中心軸8とが一致するように動作指令を出力する。
具体的には、軸調整制御部5は、電波反射体6を前方所定位置から等速で移動させたときに、電波反射体6の検出状態から非検出状態へと移行するまでの期間を、検出期間として求め、左側の検出期間(左検出期間LT)と右側の検出期間(右検出期間RT)との左右方向の差の絶対値LRTと、上側の検出期間(上検出期間UT)と下側の検出期間(下検出期間DT)との上下方向の差の絶対値UDTとが、それぞれ所定値(0.1[s])以下になるまで、動作指令を出力する。
このように、前述の実施の形態1と同様に、レーダ装置3の検出結果を利用することにより、アンテナの個体ばらつきを吸収することができる。
また、算出処理時に計算誤差が生じ易い限界位置を用いることなく、電波反射体6の検出状態から非検出状態へと移行するまでの検出期間に基づいて電波軸調整を行うことで、さらに高精度に電波軸7と車両2の進行方向中心軸8とを一致させることができる。
また、電波反射体6を1回だけ前方所定位置に配置するのみでよいので、電波軸7と車両2の進行方向中心軸8とを一致させるための調整作業を簡略化して、短時間で高精度かつ自動的に左右方向と上下方向の電波軸調整を行うことができる。
また、路面などに電波吸収体(図示せず)をさらに配置することで、路面やマルチパス現象による電波反射体6の誤検出や不安定検出および非検出誤判定などを防ぐことができる。
さらに、上記実施の形態2では、レーダ装置3の電波軸7と車両2の進行方向軸8とが自動的に一致されるものとして説明したが、これに限られるものではない。
たとえば、軸調整制御部5に代わって、作業員が電波反射体6を等速で移動させ、左検出期間LT[s]と右検出期間RT[s]との左右方向の差の絶対値LRT[s]と、上検出期間UT[s]と下検出期間DT[s]との上下方向の差の絶対値UDT[s]とに基づいて、軸調整機構4を手動で操作し、レーダ装置3の取り付け角度を上下左右に調整してもよい。
実施の形態3.
なお、上記実施の形態1、2では、検出限界位置または検出期間のいずれか一方を調整処理に用いたが、検出限界位置および検出期間を組み合わせて用いてもよい。
この発明の実施の形態3において、軸調整制御部5は、左限界位置LD[deg]と右限界位置RD[deg]との差の絶対値LRD[deg]に基づいて左右方向を調整し、上検出期間UT[s]と下検出期間DT[s]との差の絶対値UDT[s]に基づいて上下方向を調整する。
すなわち、この発明の実施の形態3による軸調整制御部5は、前述の実施の形態1における検出限界位置を求める構成に加えて、電波反射体6を前方所定位置から等速で移動させたときに、電波反射体6の検出状態から非検出状態へと移行するまでの期間を、検出期間として求める構成を有し、左限界位置LDと右限界位置RDとの左右方向の差の絶対値LRDと、上検出期間UTと下検出期間DTとの上下方向の差の絶対値UDTとが、それぞれ所定値(0.1[deg]、0.1[s])以下になるまで、動作指令を出力する。
なお、この発明の実施の形態3に係る電波軸調整装置1は、図4の処理手順と図9の処理手順を組み合わせた調整処理を実行する点を除けば、前述の実施の形態1、2と同一構成なので、詳細説明は省略する。
一般のレーダ装置3は、アンテナを左右方向にのみスキャンしているが、上下方向にはスキャンしていないので、左右方向の限界位置[deg]を検出することができるが、上下方向の限界位置[deg]を検出することができない。
しかし、この発明の実施の形態3のように、左右方向の調整については、限界位置[deg]を用い、上下方向の調整については、検出期間[s]を用いることにより、一般のレーダ装置3にも適用することができる。
実施の形態4.
なお、上記実施の形態3では、左右方向の調整に限界位置[deg]を用い、上下方向の調整に検出期間[s]を用いたが、逆に、左右方向の調整に検出期間[s]を用い、上下方向の調整に限界位置[deg]を用いてもよい。
この発明の実施の形態4において、軸調整制御部5は、左検出期間LT[s]と右検出期間RT[s]との差の絶対値LRT[s]に基づいて左右方向を調整し、上限界位置UD[deg]と下限界位置DD[deg]との差の絶対値UDD[deg]に基づいて上下方向を調整する。
すなわち、この発明の実施の形態4による軸調整制御部5は、電波反射体6を前方所定位置から等速で移動させたときに、電波反射体6の検出状態から非検出状態へと移行するまでの期間を、検出期間として求める構成を含み、前述の図5および図8の処理を組み合わせることにより、左側の検出期間(左検出期間LT)と右側の検出期間(右検出期間RT)との左右方向の差の絶対値LRTと、上側の検出限界位置(上限界位置UD)と下側の検出限界位置(下限界位置DD)との上下方向の差の絶対値UDDとが、それぞれ所定値以下になるまで、動作指令を出力する。
この場合、アンテナを上下方向のみにスキャンし、左右方向にはスキャンしないタイプのレーダ装置3にも適用することができる。
さらに、上記実施の形態1〜4では、特に言及しなかったが、電波反射体6を車両2の近傍の前方所定位置(一例として、車両2の前方5m〜10m程度)に配置してもよい。これにより、路面やマルチパス現象による電波反射体6の誤検出や、不安定検出および電波反射体6の非検出誤判定などを防ぐことができる。
逆に、電波反射体6を車両2の遠方の前方所定位置(一例として、車両2の前方10m〜50m程度)に配置してもよい。これにより、電波反射体6の検出および非検出の判定精度を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係る電波軸調整装置の全体構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る電波軸調整装置の調整状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係る電波軸調整装置の調整状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係る電波軸調整装置による左右方向の調整動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る電波軸調整装置による上下方向の調整動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る電波軸調整装置の調整前の状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係る電波軸調整装置の調整前の状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態2に係る電波軸調整装置による左右方向の調整動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る電波軸調整装置による上下方向の調整動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る電波軸調整装置の調整前の状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態2に係る電波軸調整装置の調整前の状態を示す側面図である。
符号の説明
1 電波軸調整装置、2 車両、3 レーダ装置、4 軸調整機構(軸調整手段)、5 軸調整制御部(制御手段)、6 電波反射体、7 電波軸、8 進行方向中心軸、Da、De ずれ位置、Ta、Te ずれ期間、H レーダ装置の高さ、R 車両から電波反射体までの距離、LD 左限界位置、RD 右限界位置、LRD 左右方向(限界位置)の差の絶対値、UD 上限界位置、DD 下限界位置、UDD 上下方向(限界位置)の差の絶対値、LT 左検出期間、RT 右検出期間、LRT 左右方向(検出期間)の差の絶対値、UT 上検出期間、DT 下検出期間、LDT 上下方向(検出期間)の差の絶対値。

Claims (26)

  1. 車両の前方所定位置に配置されて左右方向および上下方向に移動自在な電波反射体と、
    前記車両に搭載されて電波を送信するとともに、前記電波反射体からの反射電波に基づき前記電波反射体を検出するレーダ装置とを備え、
    前記レーダ装置の電波軸と前記車両の進行方向中心軸とを一致させるための電波軸調整装置であって、
    前記車両と前記レーダ装置との接続部に設けられて前記車両に対する前記レーダ装置の取り付け角度を調整する軸調整手段と、
    前記軸調整手段に対する動作指令を出力する制御手段とをさらに備え、
    前記制御手段は、前記電波反射体を左右方向および上下方向に移動させたときに、前記電波反射体の検出限界位置または検出期間を求め、前記検出限界位置または前記検出期間に基づいて、前記電波軸と前記進行方向中心軸とが一致するように前記動作指令を出力することを特徴とする電波軸調整装置。
  2. 前記制御手段は、前記電波反射体を前記レーダ装置による検出可能な位置から移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行する限界位置を、前記検出限界位置として求めることを特徴とする請求項1に記載の電波軸調整装置。
  3. 前記制御手段は、前記電波反射体を前記レーダ装置による検出不可能な位置から移動させたときに、前記電波反射体の非検出状態から検出状態へと移行する限界位置を、前記検出限界位置として求めることを特徴とする請求項1に記載の電波軸調整装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記電波反射体を前記レーダ装置による検出可能な位置から移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行する第1の限界位置と、
    前記電波反射体を前記レーダ装置による検出不可能な位置から移動させたときに、前記電波反射体の非検出状態から検出状態へと移行する第2の限界位置との中間位置を、前記検出限界位置として求めることを特徴とする請求項1に記載の電波軸調整装置。
  5. 前記制御手段は、前記電波反射体を前記前方所定位置から等速で移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行するまでの期間を、前記検出期間として求めることを特徴とする請求項1に記載の電波軸調整装置。
  6. 前記制御手段は、左側の検出限界位置と右側の検出限界位置との左右方向の差の絶対値と、上側の限界検出位置と下側の検出限界位置との上下方向の差の絶対値とが、それぞれ所定値以下になるまで、前記動作指令を出力することを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置。
  7. 前記制御手段は、左側の検出期間と右側の検出期間との左右方向の差の絶対値と、上側の検出期間と下側の検出期間との上下方向の差の絶対値とが、それぞれ所定値以下になるまで、前記動作指令を出力することを特徴とする請求項5に記載の電波軸調整装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記電波反射体を前記前方所定位置から等速で移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行するまでの期間を、前記検出期間として求め、
    左側の検出限界位置と右側の検出限界位置との左右方向の差の絶対値と、上側の検出期間と下側の検出期間との上下方向の差の絶対値とが、それぞれ所定値以下になるまで、前記動作指令を出力することを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置。
  9. 前記制御手段は、
    前記電波反射体を前記前方所定位置から等速で移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行するまでの期間を、前記検出期間として求め、
    左側の検出期間と右側の検出期間との左右方向の差の絶対値と、上側の検出限界位置と下側の検出限界位置との上下方向の差の絶対値とが、それぞれ所定値以下になるまで、前記動作指令を出力することを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置。
  10. 前記電波反射体を除く前記車両の周辺部からの反射電波を吸収するための電波吸収体をさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置。
  11. 前記電波反射体は、前記車両の近傍の前方所定位置に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置。
  12. 前記電波反射体は、前記車両から遠方の前方所定位置に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置。
  13. 前記電波反射体は、コーナーリフレクタにより構成されたことを特徴とする請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置。
  14. 車両の前方所定位置に配置されて左右方向および上下方向に移動自在な電波反射体と、
    前記車両に搭載されて電波を送信するとともに、前記電波反射体からの反射電波に基づき前記電波反射体を検出するレーダ装置とを用い、
    前記レーダ装置の電波軸と前記車両の進行方向中心軸とを一致させるための電波軸調整方法であって、
    前記電波反射体が前記レーダ装置の検出可能な位置となるように、前記車両に対する前記レーダ装置の取り付け角度を粗調整する粗調整ステップと、
    前記電波反射体を左右方向および上下方向に移動させて、前記電波反射体の検出限界位置または検出期間に基づいて、前記電波軸と前記進行方向中心軸とが一致するように、前記レーダ装置の取り付け角度を微調整する微調整ステップと
    を備えたことを特徴とする電波軸調整方法。
  15. 前記微調整ステップにおいて、前記電波反射体を前記レーダ装置による検出可能な位置から移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行する限界位置を、前記検出限界位置として求めることを特徴とする請求項14に記載の電波軸調整方法。
  16. 前記微調整ステップにおいて、前記電波反射体を前記レーダ装置による検出不可能な位置から移動させたときに、前記電波反射体の非検出状態から検出状態へと移行する限界位置を、前記検出限界位置として求めることを特徴とする請求項14に記載の電波軸調整方法。
  17. 前記微調整ステップにおいて、
    前記電波反射体を前記レーダ装置による検出可能な位置から移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行する第1の限界位置と、
    前記電波反射体を前記レーダ装置による検出不可能な位置から移動させたときに、前記電波反射体の非検出状態から検出状態へと移行する第2の限界位置との中間位置を、前記検出限界位置として求めることを特徴とする請求項14に記載の電波軸調整方法。
  18. 前記微調整ステップにおいて、前記電波反射体を前記前方所定位置から等速で移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行するまでの期間を、前記検出期間として求めることを特徴とする請求項14に記載の電波軸調整方法。
  19. 前記微調整ステップにおいて、左側の検出限界位置と右側の検出限界位置との左右方向の差の絶対値と、上側の限界検出位置と下側の検出限界位置との上下方向の差の絶対値とが、それぞれ所定値以下になるまで、前記レーダ装置の取り付け角度を調整することを特徴とする請求項15から請求項17までのいずれか1項に記載の電波軸調整方法。
  20. 前記微調整ステップにおいて、左側の検出期間と右側の検出期間との差の絶対値と、上側の検出期間と下側の検出期間との差の絶対値とが、それぞれ所定値以下になるまで、前記レーダ装置の取り付け角度が調整されることを特徴とする請求項18に記載の電波軸調整方法。
  21. 前記微調整ステップにおいて、
    前記電波反射体を前記前方所定位置から等速で移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行するまでの期間を、前記検出期間として求め、
    左側の検出限界位置と右側の検出限界位置との左右方向の差の絶対値と、上側の検出期間と下側の検出期間との上下方向の差の絶対値とが、それぞれ所定値以下になるまで、前記レーダ装置の取り付け角度を調整することを特徴とする請求項15から請求項17までのいずれか1項に記載の電波軸調整方法。
  22. 前記微調整ステップにおいて、
    前記電波反射体を前記前方所定位置から等速で移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行するまでの期間を、前記検出期間として求め、
    左側の検出期間と右側の検出期間との左右方向の差の絶対値と、上側の検出限界位置と下側の検出限界位置との上下方向の差の絶対値とが、それぞれ所定値以下になるまで、前記レーダ装置の取り付け角度を調整することを特徴とする請求項15から請求項17までのいずれか1項に記載の電波軸調整方法。
  23. 前記電波反射体を除く前記車両の周辺部からの反射電波を吸収するための電波吸収体をさらに用いたことを特徴とする請求項14から請求項22までのいずれか1項に記載の電波軸調整方法。
  24. 前記電波反射体は、前記車両の近傍の前方所定位置に配置されたことを特徴とする請求項14から請求項23までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置方法。
  25. 前記電波反射体は、前記車両から遠方の前方所定位置に配置されたことを特徴とする請求項14から請求項23までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置方法。
  26. 前記電波反射体は、コーナーリフレクタにより構成されたことを特徴とする請求項14から請求項25までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置方法。
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