JP4495177B2 - 電波軸調整装置および電波軸調整方法 - Google Patents
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Description
(b)電波軸と進行方向中心軸との間に上下方向のずれ角が生じると、陸橋や標識を先行車両として検出するか、または先行車両を検出できなくなる可能性がある。
特許文献1に記載の従来装置においては、車両の進行方向中心軸上の前方に、既知のビーム幅の1/2だけ隔てた位置に電波反射体を配置し、ビームの光軸(電波軸)方向を変えながら、電波反射体の検出状態から非検出状態(または、非検出状態から検出状態)に移行した時点を基準に、レーダ装置の上下方法および左右方向の電波軸と車両の進行方向中心軸とを一致させている。
また、設計仕様から既知であるアンテナのビーム幅には、個体ごとのばらつきが含まれるので、前方所定位置に配置すべき電波反射体を、ビーム幅の1/2だけ隔てた位置に正確に配置することができないという課題があった。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について図に基づいて説明する。各図において、同一または相当する部材および部位については、同一符号が付されている。
図1はこの発明の実施の形態1に係る電波軸調整装置1の全体構成を示す斜視図であり、車両2に搭載されたレーダ装置3の電波軸7と、車両2の進行方向中心軸8とが一致した状態を示している。また、図2および図3は図1の状態を示す平面図および側面図であり、レーダ装置3のビーム領域を図式的に示している。
また、通常の車両走行時において、レーダ装置3は、車両2の前方に向けて電波を送信し、送信電波が走行路の前方に存在する測定対象(障害物や先行車両など)で反射した反射電波を受信することによって測定対象を検出し、測定対象までの距離、相対速度および位置(方向)を算出し、検出結果を軸調整制御部5に出力する。
図6および図7において、電波軸7は、車両2の運転席から見て、進行方向中心軸8に対して、ずれ位置Da[deg](>0.1[deg])だけ左側にずれるとともに、ずれ位置De[deg](>0.1[deg])だけ下側にずれている。
このとき、電波反射体6が検出されない場合には、レーダ装置3の電波軸7が、車両2の進行方向中心軸8に対して大きくずれていることを意味するので、軸調整制御部5(または、作業員)により、電波反射体6が検出されるまで、レーダ装置3の取り付け角度を調整する。この粗調整により、電波軸7と進行方向中心軸8を一致させる時間の短縮化を図る。
ステップS17において、右方向に調整する(すなわち、YES)と判定されれば、レーダ装置3がLRD/2[deg]だけ右方向を向くように、レーダ装置3の取り付け角度を調整するための動作指令を軸調整機構4に出力する(ステップS18)。以下、ステップS12に戻って、上記処理(ステップS12〜S19)を繰り返し実行する。
まず、軸調整制御部5は、前述のステップS11と同様に、初期位置に配置された電波反射体6の距離および位置を検出し(ステップS21)、電波反射体6を同一横位置のままで初期位置から上側に移動させ、電波反射体6の検出状態から非検出状態へと移行する時点での上限界位置UD[deg](レーダ装置3の検出結果を利用)を記憶し、電波反射体6を初期位置に戻す(ステップS22)。
UDD=|UD−DD| ・・・(2)
ステップS27において、上方向に調整する(すなわち、YES)と判定されれば、レーダ装置3がUDD/2[deg]だけ上方向を向くように、レーダ装置3の取り付け角度を調整するための動作指令を軸調整機構4に出力する(ステップS28)。以下、ステップS22に戻って、上記処理(ステップS22〜S29)を繰り返し実行する。
具体的には、軸調整制御部5は、電波反射体6をレーダ装置3による検出可能な位置から移動させたときに、電波反射体6の検出状態から非検出状態へと移行する限界位置を、検出限界位置として求める。または、軸調整制御部5は、電波反射体6をレーダ装置3による検出不可能な位置から移動させたときに、電波反射体6の非検出状態から検出状態へと移行する限界位置を、検出限界位置として求める。
また、電波反射体6を1回だけ前方所定位置に配置するのみでよいので、レーダ装置3の電波軸7と車両2の進行方向中心軸8とを一致させるための作業を簡略化して、短時間で高精度かつ自動的に左右方向と上下方向の電波軸調整を行うことができる。
また、初期位置から限界位置付近までの移動速度を速め、限界位置付近の移動速度を遅くする処理(図示せず)を追加することにより、さらに短時間で電波軸7と車両2の進行方向中心軸8とを一致させることができる。
たとえば、軸調整制御部5に代わって、作業員が電波反射体6を移動させ、左限界位置LD[deg]と右限界位置RD[deg]との差の絶対値LRD[deg]と、上限界位置UD[deg]と下限界位置DD[deg]との差の絶対値UDD[deg]とに基づいて、軸調整機構4を手動で操作し、レーダ装置3の取り付け角度を上下左右に調整してもよい。
この場合、電波軸調整装置1の構成は前述と同様であり、軸調整制御部5が、電波反射体6を前方所定位置(初期位置)から等速で左側(上側)に移動させたときの、検出状態から非検出状態へと移行するまでの左検出期間(上検出期間)と、右側(下側)に移動させたときの、検出状態から非検出状態へと移行するまでの右検出期間(下検出期間)と、の左右方向(上下方向)の差の絶対値が所定値以下になるまで、レーダ装置3の取り付け角度を調整する動作指令を軸調整機構4に出力する点のみが、前述と異なる。
図10および図11は、この発明の実施の形態1に係る電波軸調整装置1を示す平面図および側面図であり、電波軸7と進行方向中心軸8とが一致しない状態を示している。図10、図11において、電波軸7は、車両2の運転席から見て、進行方向中心軸8に対して、ずれ期間Ta[s](>0.1[s])だけ右側にずれるとともに、ずれ期間Te[s](>0.1[s])だけ上側にずれている。
以下、軸調整制御部5は、LRT≦0.1[s]となるまで、上記処理を繰り返し実行する。
以下、軸調整制御部5は、UDT[s]が0.1[s]以下になるまで、上記処理を繰り返し実行する。
また、左右方向の電波軸調整を先に実行し、次に上下方向の電波軸調整を実行したが、逆に、上下方向の電波軸調整を先に実行し、次に左右方向の電波軸調整を実行してもよい。
また、算出処理時に計算誤差が生じ易い限界位置を用いることなく、電波反射体6の検出状態から非検出状態へと移行するまでの検出期間に基づいて電波軸調整を行うことで、さらに高精度に電波軸7と車両2の進行方向中心軸8とを一致させることができる。
また、路面などに電波吸収体(図示せず)をさらに配置することで、路面やマルチパス現象による電波反射体6の誤検出や不安定検出および非検出誤判定などを防ぐことができる。
たとえば、軸調整制御部5に代わって、作業員が電波反射体6を等速で移動させ、左検出期間LT[s]と右検出期間RT[s]との左右方向の差の絶対値LRT[s]と、上検出期間UT[s]と下検出期間DT[s]との上下方向の差の絶対値UDT[s]とに基づいて、軸調整機構4を手動で操作し、レーダ装置3の取り付け角度を上下左右に調整してもよい。
なお、上記実施の形態1では、主として検出期間を調整処理に用いたが、検出限界位置および検出期間を組み合わせて用いてもよい。
この発明の実施の形態2において、軸調整制御部5は、左限界位置LD[deg]と右限界位置RD[deg]との差の絶対値LRD[deg]に基づいて左右方向を調整し、上検出期間UT[s]と下検出期間DT[s]との差の絶対値UDT[s]に基づいて上下方向を調整する。
しかし、この発明の実施の形態2のように、左右方向の調整については、限界位置[deg]を用い、上下方向の調整については、検出期間[s]を用いることにより、一般のレーダ装置3にも適用することができる。
なお、上記実施の形態2では、左右方向の調整に限界位置[deg]を用い、上下方向の調整に検出期間[s]を用いたが、逆に、左右方向の調整に検出期間[s]を用い、上下方向の調整に限界位置[deg]を用いてもよい。
この発明の実施の形態3において、軸調整制御部5は、左検出期間LT[s]と右検出期間RT[s]との差の絶対値LRT[s]に基づいて左右方向を調整し、上限界位置UD[deg]と下限界位置DD[deg]との差の絶対値UDD[deg]に基づいて上下方向を調整する。
この場合、アンテナを上下方向のみにスキャンし、左右方向にはスキャンしないタイプのレーダ装置3にも適用することができる。
逆に、電波反射体6を車両2の遠方の前方所定位置(一例として、車両2の前方10m〜50m程度)に配置してもよい。これにより、電波反射体6の検出および非検出の判定精度を向上させることができる。
Claims (26)
- 車両の前方所定位置に配置されて左右方向および上下方向に移動自在な電波反射体と、
前記車両に搭載されて電波を送信するとともに、前記電波反射体からの反射電波に基づき前記電波反射体を検出するレーダ装置とを備え、
前記レーダ装置の電波軸と前記車両の進行方向中心軸とを一致させるための電波軸調整装置であって、
前記車両と前記レーダ装置との接続部に設けられて前記車両に対する前記レーダ装置の取り付け角度を調整する軸調整手段と、
前記軸調整手段に対する動作指令を出力する制御手段とをさらに備え、
前記制御手段は、前記電波反射体を左右方向および上下方向に等速で移動させて前記電波反射体の検出期間を求め、左側と右側の各検出期間の差と、上側と下側の各検出期間の差とが、それぞれ所定値以下になるように前記動作指令を出力することにより、前記電波軸と前記進行方向中心軸とが一致するように前記動作指令を出力することを特徴とする電波軸調整装置。 - 前記制御手段は、前記電波反射体を前記レーダ装置による検出可能な位置から移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行する限界位置を、検出限界位置として求め、前記検出期間および前記検出限界位置に基づいて、前記電波軸と前記進行方向中心軸とが一致するように前記動作指令を出力することを特徴とする請求項1に記載の電波軸調整装置。
- 前記制御手段は、前記電波反射体を前記レーダ装置による検出不可能な位置から移動させたときに、前記電波反射体の非検出状態から検出状態へと移行する限界位置を、検出限界位置として求め、前記検出期間および前記検出限界位置に基づいて、前記電波軸と前記進行方向中心軸とが一致するように前記動作指令を出力することを特徴とする請求項1に記載の電波軸調整装置。
- 前記制御手段は、
前記電波反射体を前記レーダ装置による検出可能な位置から移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行する第1の限界位置と、
前記電波反射体を前記レーダ装置による検出不可能な位置から移動させたときに、前記電波反射体の非検出状態から検出状態へと移行する第2の限界位置との中間位置を、検出限界位置として求め、前記検出期間および前記検出限界位置に基づいて、前記電波軸と前記進行方向中心軸とが一致するように前記動作指令を出力することを特徴とする請求項1に記載の電波軸調整装置。 - 前記制御手段は、前記電波反射体を前記前方所定位置から等速で移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行するまでの期間を、前記検出期間として求めることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置。
- 前記制御手段は、左側の検出限界位置と右側の検出限界位置との左右方向の差の絶対値と、上側の限界検出位置と下側の検出限界位置との上下方向の差の絶対値とが、それぞれ所定値以下になるまで、前記動作指令を出力することを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置。
- 前記制御手段は、左側の検出期間と右側の検出期間との左右方向の差の絶対値と、上側の検出期間と下側の検出期間との上下方向の差の絶対値とが、それぞれ所定値以下になるまで、前記動作指令を出力することを特徴とする請求項5に記載の電波軸調整装置。
- 前記制御手段は、
前記電波反射体を前記前方所定位置から等速で移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行するまでの期間を、前記検出期間として求め、
左側の検出限界位置と右側の検出限界位置との左右方向の差の絶対値と、上側の検出期間と下側の検出期間との上下方向の差の絶対値とが、それぞれ所定値以下になるまで、前記動作指令を出力することを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置。 - 前記制御手段は、
前記電波反射体を前記前方所定位置から等速で移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行するまでの期間を、前記検出期間として求め、
左側の検出期間と右側の検出期間との左右方向の差の絶対値と、上側の検出限界位置と下側の検出限界位置との上下方向の差の絶対値とが、それぞれ所定値以下になるまで、前記動作指令を出力することを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置。 - 前記電波反射体を除く前記車両の周辺部からの反射電波を吸収するための電波吸収体をさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置。
- 前記電波反射体は、前記車両の近傍の前方所定位置に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置。
- 前記電波反射体は、前記車両から遠方の前方所定位置に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置。
- 前記電波反射体は、コーナーリフレクタにより構成されたことを特徴とする請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置。
- 車両の前方所定位置に配置されて左右方向および上下方向に移動自在な電波反射体と、
前記車両に搭載されて電波を送信するとともに、前記電波反射体からの反射電波に基づき前記電波反射体を検出するレーダ装置とを用い、
前記レーダ装置の電波軸と前記車両の進行方向中心軸とを一致させるための電波軸調整方法であって、
前記電波反射体が前記レーダ装置の検出可能な位置となるように、前記車両に対する前記レーダ装置の取り付け角度を粗調整する粗調整ステップと、
前記電波反射体を左右方向および上下方向に等速で移動させて前記電波反射体の検出期間を求め、左側と右側の各検出期間の差と、上側と下側の各検出期間の差とが、それぞれ所定値以下になるように前記動作指令を出力することにより、前記電波軸と前記進行方向中心軸とが一致するように、前記レーダ装置の取り付け角度を微調整する微調整ステップと
を備えたことを特徴とする電波軸調整方法。 - 前記微調整ステップにおいて、前記電波反射体を前記レーダ装置による検出可能な位置から移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行する限界位置を、検出限界位置として求め、前記検出期間および前記検出限界位置に基づいて、前記電波軸と前記進行方向中心軸とが一致するように、前記レーダ装置の取り付け角度を微調整することを特徴とする請求項14に記載の電波軸調整方法。
- 前記微調整ステップにおいて、前記電波反射体を前記レーダ装置による検出不可能な位置から移動させたときに、前記電波反射体の非検出状態から検出状態へと移行する限界位置を、検出限界位置として求め、前記検出期間および前記検出限界位置に基づいて、前記電波軸と前記進行方向中心軸とが一致するように、前記レーダ装置の取り付け角度を微調整することを特徴とする請求項14に記載の電波軸調整方法。
- 前記微調整ステップにおいて、
前記電波反射体を前記レーダ装置による検出可能な位置から移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行する第1の限界位置と、
前記電波反射体を前記レーダ装置による検出不可能な位置から移動させたときに、前記電波反射体の非検出状態から検出状態へと移行する第2の限界位置との中間位置を、検出限界位置として求め、前記検出期間および前記検出限界位置に基づいて、前記電波軸と前記進行方向中心軸とが一致するように、前記レーダ装置の取り付け角度を微調整することを特徴とする請求項14に記載の電波軸調整方法。 - 前記微調整ステップにおいて、前記電波反射体を前記前方所定位置から等速で移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行するまでの期間を、前記検出期間として求めることを特徴とする請求項14に記載の電波軸調整方法。
- 前記微調整ステップにおいて、左側の検出限界位置と右側の検出限界位置との左右方向の差の絶対値と、上側の限界検出位置と下側の検出限界位置との上下方向の差の絶対値とが、それぞれ所定値以下になるまで、前記レーダ装置の取り付け角度を調整することを特徴とする請求項15から請求項17までのいずれか1項に記載の電波軸調整方法。
- 前記微調整ステップにおいて、左側の検出期間と右側の検出期間との差の絶対値と、上側の検出期間と下側の検出期間との差の絶対値とが、それぞれ所定値以下になるまで、前記レーダ装置の取り付け角度が調整されることを特徴とする請求項18に記載の電波軸調整方法。
- 前記微調整ステップにおいて、
前記電波反射体を前記前方所定位置から等速で移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行するまでの期間を、前記検出期間として求め、
左側の検出限界位置と右側の検出限界位置との左右方向の差の絶対値と、上側の検出期間と下側の検出期間との上下方向の差の絶対値とが、それぞれ所定値以下になるまで、前記レーダ装置の取り付け角度を調整することを特徴とする請求項15から請求項17までのいずれか1項に記載の電波軸調整方法。 - 前記微調整ステップにおいて、
前記電波反射体を前記前方所定位置から等速で移動させたときに、前記電波反射体の検出状態から非検出状態へと移行するまでの期間を、前記検出期間として求め、
左側の検出期間と右側の検出期間との左右方向の差の絶対値と、上側の検出限界位置と下側の検出限界位置との上下方向の差の絶対値とが、それぞれ所定値以下になるまで、前記レーダ装置の取り付け角度を調整することを特徴とする請求項15から請求項17までのいずれか1項に記載の電波軸調整方法。 - 前記電波反射体を除く前記車両の周辺部からの反射電波を吸収するための電波吸収体をさらに用いたことを特徴とする請求項14から請求項22までのいずれか1項に記載の電波軸調整方法。
- 前記電波反射体は、前記車両の近傍の前方所定位置に配置されたことを特徴とする請求項14から請求項23までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置方法。
- 前記電波反射体は、前記車両から遠方の前方所定位置に配置されたことを特徴とする請求項14から請求項23までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置方法。
- 前記電波反射体は、コーナーリフレクタにより構成されたことを特徴とする請求項14から請求項25までのいずれか1項に記載の電波軸調整装置方法。
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