JP2008190425A - 強制空冷式内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却フィンが突設されるシリンダブロックおよびシリンダヘッドが、シリンダブロックおよびシリンダヘッドとの間に冷却風通路を形成するシュラウドで囲繞され、クランクシャフトには、シュラウドの外部から吸引した冷却空気を冷却風通路側に送風する冷却ファンが連動、連結され、シュラウドには、冷却風通路を流通した冷却空気を外部に排出する排風口が設けられる強制空冷式内燃機関において、点火プラグを効率よく冷却可能とする。
【解決手段】シリンダブロックの外周の一部には、該シリンダブロックの外周から突出する冷却フィンを部分的に短縮もしくは欠損せしめて切欠き空間が形成され、シュラウド70には、切欠き空間に沿って内方に突出する第1突部72aと、シリンダヘッドの一側面に取付けられる点火プラグ51を第1突部72aとの間に挟む位置で内方に突出する第2突部73aとが形成される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、クランクシャフトを回転自在に支承するクランクケースに結合されるとともに冷却フィンが突設されるシリンダブロックと、該シリンダブロックに結合されるとともに点火プラグが取付けられるシリンダヘッドとが、前記シリンダブロックおよび前記シリンダヘッドとの間に冷却風通路を形成するシュラウドで囲繞され、前記クランクシャフトには、前記シュラウドの外部から吸引した冷却空気を前記冷却風通路側に送風する冷却ファンが連動、連結され、前記シュラウドには、冷却風通路を流通した冷却空気を外部に排出する排風口が形成される強制空冷式内燃機関に関する。
シリンダブロックおよびシリンダヘッドを覆うシュラウドのシリンダブロックおよびシリンダヘッド近傍にそれぞれ排風口が設けられ、シリンダブロックおよびシリンダヘッドを満遍なく冷却するようにした強制空冷式内燃機関が、特許文献1で知られている。
特開平7−332084号公報
ところで点火プラグの周辺は特に冷却を要する個所であるが、上記特許文献1で開示されるものでは、排風口が点火プラグから離れた位置に配置されており、点火プラグをより効果的に冷却することが望まれる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、点火プラグを効率よく冷却し得るようにした強制空冷式内燃機関を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、クランクシャフトを回転自在に支承するクランクケースに結合されるとともに冷却フィンが突設されるシリンダブロックと、該シリンダブロックに結合されるとともに点火プラグが取付けられるシリンダヘッドとが、前記シリンダブロックおよび前記シリンダヘッドとの間に冷却風通路を形成するシュラウドで囲繞され、前記クランクシャフトには、前記シュラウドの外部から吸引した冷却空気を前記冷却風通路側に送風する冷却ファンが連動、連結され、前記シュラウドには、冷却風通路を流通した冷却空気を外部に排出する排風口が形成される強制空冷式内燃機関において、前記シリンダブロックの外周の一部には、該シリンダブロックの外周から突出する前記冷却フィンを部分的に短縮もしくは欠損せしめて切欠き空間が形成され、前記シュラウドには、前記切欠き空間に沿って内方に突出する第1突部と、前記シリンダヘッドの一側面に取付けられる前記点火プラグを前記第1突部との間に挟む位置で内方に突出する第2突部とが形成されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記排風口が、前記シリンダヘッドに設けられる排気ポートに通じて前記シリンダヘッドに接続される排気管に隣接して前記シュラウドに設けられることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記シリンダヘッドに設けられる吸気ポートに対応する側の前記シリンダブロックの外周に前記切欠き空間が形成されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記シュラウドの側面のうち前記点火プラグの軸線を含む平面の両側に配置される一対の側面の一方に、前記点火プラグに対応する部分を相互間に挟むようにして前記排風口および前記第2突部が形成されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記第1突部および前記第2突部が、シリンダ軸線に沿う方向から見て前記点火プラグの軸線を含む平面に沿う方向で相互にオフセットして配置されることを特徴とする。
さらに請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記点火プラグが、前記冷却ファン側に傾斜して前記シリンダヘッドに取付けられることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、冷却ファンで送風される冷却空気は、排風口から排出されるのであるが、シュラウドの側面に、点火プラグを相互間に挟むようにして第1および第2突部が形成されるので、排風口側に流れる冷却空気が第1および第2突部によって点火プラグの周辺に効果的に導かれ、点火プラグを効率よく冷却することができる。また第1突部がシリンダブロックの外周に形成された切欠き空間に沿って内方に突出するので、より温度の高いシリンダヘッドの周辺を流通する冷却空気量を増加することができる。
また請求項2記載の発明によれば、排風口が排気管に隣接して配置されるので、高温となり易い排気ポート付近を効果的に冷却することができる。
請求項3記載の発明によれば、吸気ポートに対応する側のシュラウドの側面に第1突部が形成されるので、比較的温度の低い吸気ポート周辺を流れる冷却空気量を少なくし、その分だけ点火プラグの周辺や排気ポート周辺を流通する冷却空気量を増加させることができる。
請求項4記載の発明によれば、シュラウドの側面のうち点火プラグの軸線を含む平面の両側に配置される一対の側面の一方に、点火プラグに対応する部分を相互間に挟むようにして排風口および第2突部が形成されるので、点火プラグの近傍を流通して排風口に至る冷却風の経路と、前記両側面の他方側を流通して排風口に至る冷却風の経路とを確実に形成することができる。
請求項5記載の発明によれば、第1および第2突部が点火プラグの軸線を含む平面に沿う方向でオフセットして配置されるので、シリンダブロックの周囲からシリンダヘッドの周囲側に流通する冷却空気の通路面積を確保することができ、全体としての冷却風量の減少を回避しつつ点火プラグ周辺に冷却空気を集め易くすることができる。
さらに請求項6記載の発明によれば、点火プラグを冷却ファン側に近接させることにより、より温度の低い冷却空気で点火プラグを冷却することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図9は本発明の一実施例を示すものであり、図1はスクータ型自動二輪車の左側面図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3−3線拡大断面図、図4は図2の4矢視図、図5は図2の5矢視図、図6は図4の6矢視図、図7はシュラウドの下部カバー部材を図6の7矢視方向から見た図、図8はシュラウドの上部カバー部材を図6の8矢視方向から見た図、図9は図8の9−9線断面図である。
先ず図1において、スクータ型自動二輪車の車体フレーム15は、前輪WFを軸支するフロントフォーク16ならびに該フロントフォーク16に連結される操向ハンドル17を操向可能に支承するヘッドパイプ18と、該ヘッドパイプ18から後下がりに延びるダウンチューブ19と、ダウンチューブ19の下部両側に前端が固着されて後方に延びる左右一対のロアフレームパイプ20…と、ロアフレームパイプ20…の後端に一体に連なる左右一対のリヤフレームパイプ21…とを備え、リヤフレームパイプ21は、ロアフレームパイプ20の後端から後上がりに延びるライズフレーム部21aと、ライズフレーム部21aの後端からほぼ水平にして後方に延びるアッパーフレーム部21bとから成り、両リヤフレームパイプ21…の後部は相互に連結される。
車体フレーム15における両ロアフレームパイプ20…および両リヤフレームパイプ21…の一体連設部にはブラケット22が設けられており、このブラケット22にはパワーユニットPの前部がリンク機構23を介して上下に揺動可能に支承されており、該パワーユニットPの後部右側に配置される後輪WRがパワーユニットPの後部に軸支される。また前記両リヤフレームパイプ21…のうち左側のリヤフレームパイプ21の後部およびパワーユニットPの後部間にはリヤクッションユニット24が設けられる。
パワーユニットPの前方で両ロアフレームパイプ20…間には、それらのロアフレームパイプ20…で支持される燃料タンク25が配置され、前記パワーユニットPの上方には収納ボックス26が配置され、該収納ボックス26は前記リヤフレームパイプ21…で支持される。
車体フレーム15は、合成樹脂製の車体カバー27で覆われるものであり、この車体カバー27は、運転者の足の前方を覆うレッグシールド28と、ライダーの足を載せるべくレッグシールド28の下部に連なって燃料タンク25を覆うステップフロア29と、ステップフロア29に連なって車体後部を両側から覆うサイドカバー30とを備え、サイドカバー30上には、収納ボックス26を上方から開閉可能として覆うタンデム型の乗車用シート31が設けられる。
図2において、パワーユニットPは、後輪WRの前方に配置される強制空冷式単気筒の4サイクルであるOHC型の内燃機関Eと、該内燃機関Eおよび前記後輪WR間に設けられる無段変速機Mとで構成される。
前記内燃機関Eの機関本体34は、後輪WRの回転軸線と平行な回転軸線を有するクランクシャフト45を回転自在に支承するクランクケース35と、前記クランクシャフト45に連結されるピストン41を摺動自在に嵌合せしめるシリンダボア40を有するスリーブ39が設けられるとともに前記クランクケース35に結合されるシリンダブロック36と、クランクケース35と反対側でシリンダブロック36に結合されるシリンダヘッド37と、シリンダブロック36と反対側でシリンダヘッド37に結合されるヘッドカバー38とで構成される。
前記シリンダブロック36、前記シリンダヘッド37および前記ヘッドカバー38は、車体フレーム15の両リヤフレームパイプ21…間に配置され、前記シリンダブロック36は、シリンダボア40の軸線をほぼ水平となるまでわずかに前上がりに傾斜させてクランクケース35に結合される。
シリンダブロック36およびシリンダヘッド37間にはピストン41の頂部を臨ませる燃焼室42が形成され、前記ピストン41は、コネクティングロッド43およびクランクピン44を介してクランクシャフト45に連結される。
クランクケース35は、前記シリンダボア40の軸線を含むとともに前記クランクシャフト45の軸線に直交する平面で結合される一対のケース半体35a,35bから成るものであり、クランクシャフト45は、両ケース半体35a,35b間で回転自在に支承される。
図3を併せて参照して、シリンダヘッド37の上部側面には前記燃焼室42に通じ得る吸気ポート47が設けられ、シリンダヘッド37の下部側面には前記燃焼室42に通じ得る排気ポート48が設けられる。吸気ポート47および排気ポート48をそれぞれ開閉する吸気弁49および排気弁50は、クランクシャフト45の回転軸線に直交する平面への投影図上で略V字状に並ぶようにしてシリンダヘッド37に配設され、吸気ポート47および排気ポート48を閉じる方向にそれぞればね付勢される。また燃焼室42に臨む点火プラグ51が、自動二輪車の進行方向前方を向いた状態でシリンダヘッド37の右側の側面に取付けられる。
シリンダヘッド37およびヘッドカバー38間には、前記吸気弁49および排気弁50を開閉駆動する動弁機構52が収容されており、この動弁機構52が備えるカムシャフト53には、前記クランクシャフト45の回転動力がカムチェーン54を備える調時伝動機構55を介して1/2の減速比で伝達されるものであり、カムチェーン54は、シリンダブロック36、シリンダヘッド37およびヘッドカバー38にわたって形成されたカムチェーン室56内に走行可能に収納される。
前記動弁機構52は、クランクシャフト45の軸線と平行な軸線を有してシリンダヘッド37に回転自在に支承されるとともに吸気用および排気用カム101,102を有するカムシャフト53と、カムシャフト53と平行な軸線を有してシリンダヘッド37に支持される吸気側および排気側ロッカシャフト103,104と、前記吸気用カム101に従動して吸気弁49を駆動するようにして吸気側ロッカシャフト103に揺動自在に支承される吸気側ロッカアーム105と、前記排気用カム102に従動して排気弁50を開閉駆動するようにして排気側ロッカシャフト104に揺動自在に支承される排気側ロッカアーム106とを備える。
しかも前記カムシャフト53には、内燃機関Eの回転数が所定値未満の低い状態では排気用カム102のベース円部102aから突出するようにして排気カム102のベース円部102aから突出するデコンプカム33を有するデコンプ装置32が付設されており、このデコンプ装置32は、内燃機関Eの回転数が所定値未満の状態では前記排気用カム102の前記ベース円部102aで定まる閉弁時期に排気弁50を開弁させることが可能であり、それによって排気弁50がわずかに開弁して、燃焼室42の圧力をわずかに減圧することでクランキングトルクが軽減される。
シリンダヘッド37の上部側面には、吸気ポート47に通じる吸気管57が締結されており、この吸気管57は、自動二輪車の後方側に向けて円弧状に彎曲するように形成される。また吸気管57の上流端は、図1で示すように、該吸気管57よりも後方に配置される気化器58の下流端にコネクティングチューブ59を介して接続されており、気化器58の上流端は、後輪WRの左側でパワーユニットPの上方に配置されるエアクリーナ60に接続される。
シリンダヘッド37の下部側面には、排気ポート48に通じる排気管61が接続されており、この排気管61の下流端は、後輪WRの右側に配置される排気マフラー62に接続される。
図4〜図5を併せて参照して、クランクケース35には、自動二輪車の走行方向前方を向いた状態で後輪WRの左側方に延出される伝動ケース80が連結される。この伝動ケース80は、前記クランクケース35のケース半体35bに一体に連設されて後方に延設されるケース主体81と、該ケース主体81との間に第1伝動室84を形成してケース主体81に左側から締結される左側カバー82と、前記ケース主体81との間に第2伝動室85を形成してケース主体81の右側後部に締結される右側カバー83とで構成される。
伝動ケース80におけるケース主体81の前部には、内燃機関Eにおけるシリンダブロック36の側方に配置されるようにして支持腕部86が突設されており、該支持腕部86が、車体フレーム15のブラケット22にリンク機構23を介して揺動支持される。
後輪WRの車軸87は、伝動ケース80におけるケース主体81の後部および右側カバー83に回転自在に支承される。またケース主体81の後部と、車体フレーム15における左側のリヤフレームパイプ21におけるアッパフレーム部21aとの間に、リヤクッションユニット24が設けられる。
無段変速機Mは、第1伝動室84に収納されるVベルト式のものであり、無段変速機Mおよび車軸87間に減速ギヤ列88が設けられる。
無段変速機Mは、クランクケース35の外方でクランクシャフト45の他端部に連結されるドライブプーリ89と、クランクシャフト45と平行な軸線を有してケース主体81の後部および右側カバー83に回転自在に支承される被動軸90に遠心クラッチ91を介して装着されるドリブンプーリ92と、ドライブプーリ89およびドリブンプーリ92に巻掛けられる無端状のVベルト93とを備える従来周知のものである。
而してドライブプーリ89は、クランクシャフト45に固着されたランププレート94および該ドライブプーリ89間に浮動状態で収容される複数のウエイトローラ95が、クランクシャフト45の回転数増大に応じてクランクシャフト45の半径方向外方に移動するのに応じて、Vベルト93への接触半径を大きくするように作動する。
一方、ドリブンプーリ92は、ドライブプーリ89へのVベルト93の接触半径が大きくなるにつれて、該Vベルト93の接触半径が小さくなるように作動し、それによりクランクシャフト45および被動軸90間でのクランクシャフト45の回転に応じた無段変速が行なわれることになる。
減速ギヤ列88は、被動軸90および車軸87間に設けられて第2伝動室85に収納されるものであり、無段変速機Mにおける被動軸90の回転動力が減速ギヤ列88で減速されて後輪WRの車軸87に伝達される。
伝動ケース80における左側カバー82にはキック軸97が回転自在に支承されており、該キック軸97の外端にキックペダル98(図1参照)が設けられる。また前記左側カバー82の内面側で、キック軸97およびクランクシャフト45間には、キックペダル98の踏込み操作に応じたキック軸97の動力をクランクシャフト45に伝達可能としたキック式始動装置99が設けられる。
再び図2に注目して、クランクケース35の外方でクランクシャフト45の一端部には、発電機65のアウターロータ66が固定されており、該アウターロータ66で囲繞されるステータ67はクランクケース35に固定される。この発電機65よりも外方でクランクシャフト45には冷却ファン68が固定される。この冷却ファン68は、前記発電機65のアウターロータ66に締結される基部68aの外周部に複数の羽根68b,68b…が一体に設けられて成るものである。
機関本体34のうち、クランクケース35の一部、シリンダブロック36およびシリンダヘッド37はシュラウド70で覆われており、機関本体34およびシュラウド70間に形成される冷却風通路71を、冷却ファン68から吐出される強制空冷用の空気が流通する。しかもシリンダブロック36およびシリンダヘッド37の外面には、前記冷却風通路71を流れる冷却空気による効率的な冷却を可能とするために複数の冷却フィン36a…,37a…がそれぞれ突設されており、シリンダブロック36の外周の一部には、該シリンダブロック36の外周から突出する前記冷却フィン36a…を部分的に短縮もしくは欠損せしめて切欠き空間78が形成されるものであり、この実施例ではシリンダヘッド36に設けられる吸気ポート47に対応する側のシリンダブロック36の外周すなわちシリンダブロック36の外周のうち上部側面に対応する部分に前記切欠き空間78が形成される。
前記シュラウウド70は、シリンダブロック36およびシリンダヘッド37を協働して覆うようにして相互に結合される上下一対の上部および下部カバー部材72,73と、クランクケース35の一部を覆って前記両カバー部材72,73に結合されるファンカバー74とで構成され、上部カバー部材72、下部カバー部材73およびファンカバー74は、それぞれ合成樹脂により形成される。
上部カバー部材72には、下部カバー部材73との合わせ面107から下部カバー部材73側に突出する複数の係合爪108…が突設され、下部カバー部材73には前記各係合爪108…を弾発係合させる係止部109…が設けられる。また上部および下部カバー部材72,73には合わせ面107で相互に当接する複数の被締結部110…,111…がそれぞれ一体に設けられており、相互に当接する被締結部110…,111…がねじ部材112…で相互に締結される。
このようにして係合爪108…の係止部109…への弾発係合、ならびに被締結部110…,111…のねじ部材112…による締結によって上部および下部カバー部材72,73が相互に結合されることになり、相互に結合された上部および下部カバー部材72,73は複数のボルト113…で機関本体34のクランクケース35に締結され、ヘッドカバー38は上部および下部カバー部材72,73から前方側に突出する。
ファンカバー74は、クランクケース35の一部であるケース半体35aおよび冷却ファン68を覆うようにしてケース半体35aに締結されるとともに上部および下部カバー部材72,73に締結される。
このファンカバー74には、前記冷却ファン68側に向けて外部から空気を吸引するための吸引口75を形成する吸引筒76が、冷却ファン68にその外方で対応するようにして設けられており、吸引口76にはルーバー77が設けられる。
図7において、前記シリンダヘッド37の下部側面には、排気ポート48の開口端を臨ませたフランジ部114が排気管61を接続すべく設けられるのであるが、前記シュラウド70のうち下部カバー部材73には、前記フランジ部114に対応した形状を前部に有する開口部115が前記フランジ部114に対応する部分から後方に広がるようにして設けられ、前記フランジ部114に排気管61が接続された状態では該排気管61の外面および前記開口部115の周縁との間に排風口116が形成される。すなわちシュラウド70における下部カバー部材73には、排気管61に隣接して前記排風口116が設けられることになる。
しかも点火プラグ51は、シュラウド70における上部および下部カバー部材72,73の合わせ面107を含む平面上に軸線を配置して、自動二輪車の進行方向に沿うシリンダヘッド37の右側面に取付けられる。一方、シュラウド70の側面のうち前記点火プラグ51の軸線を含む平面に沿う一対の側面の一方、この実施例ではシュラウド70における下部カバー部材73の下部側面に排風口116が形成される。
図8および図9において、前記シリンダヘッド36の吸気ポート47に対応する側の前記シュラウド70の側面、すなわち上部カバー部材72の上部側面には、前記シリンダブロック36の外周に形成された前記切欠き空間78に沿って内方に突出する第1突部72aが形成される。また前記シリンダヘッド37の側面に取付けられる前記点火プラグ51を前記第1突部72aとの間に挟む位置で内方に突出する第2突部73aが、前記シュラウド70における下部カバー部材73に形成される。
しかも前記第1突部72aおよび前記第2突部73aは、図6で明示されるように、シリンダ軸線に沿う方向から見て前記点火プラグ51の軸線に沿う方向で相互にオフセットして配置されており、シュラウド70の側面のうち前記点火プラグ51の軸線を含む平面の両側に配置される一対の側面の一方に、この実施例ではシュラウド70の下部カバー部材73の下部側面に、前記点火プラグ51に対応する部分を相互間に挟むようにして前記排風口116および前記第2突部73aが形成される。
ところで前記点火プラグ51は、冷却ファン68側に傾斜した姿勢でシリンダヘッド37に取付けられるものであり、シュラウド70における上部および下部カバー部材72,73間の合わせ面107には、前記点火プラグ51の取付け操作を可能とするとともに前記点火プラグ51に接続されるハイテンションコードをシュラウド70から外部に導出するための透孔117が形成される。
次にこの実施例の作用について説明すると、シリンダブロック36およびシリンダヘッド37は、それら36,37との間に冷却風通路71を形成するシュラウド70で囲繞されており、該シュラウド70の外部から吸引した冷却空気を冷却風通路71側に送風する冷却ファン68がクランクシャフト45に連動、連結され、前記シュラウド70には、前記シリンダブロック36の外周から突出する冷却フィン36aを部分的に短縮もしくは欠損せしめて前記シリンダブロック36の外周の一部に形成される切欠き空間78に沿って内方に突出する第1突部72aと、シリンダヘッド37の一側面に取付けられる点火プラグ51を前記第1突部72aとの間に挟む位置で内方に突出する第2突部73aとが形成される。
したがって冷却ファン68で送風される冷却空気は、下部カバー部材73の下部側面の排風口116から排出されるのであるが、シュラウド70の側面に、点火プラグ51を相互間に挟むようにして第1および第2突部72a,73aが形成されるので、排風口116側に流れる冷却空気が第1および第2突部72a,73aによって点火プラグ51の周辺に効果的に導かれ、点火プラグ51を効率よく冷却することができる。また第1突部72aがシリンダブロック36の外周に形成された切欠き空間78に沿って内方に突出するので、より温度の高いシリンダヘッド37の周辺を流通する冷却空気量を増加することができる。
しかも排風口116が、シリンダヘッド37の排気ポート48に通じて前記シリンダヘッド37に接続される排気管61に隣接して、前記シュラウド70の下部カバー部材73に形成されるのでで、高温となり易い排気ポート48付近を効果的に冷却することができる。
またシリンダヘッド36の吸気ポート47に対応する側のシュラウド70の側面、すなわち上部カバー部材72の上部側面に内方に突出する第1突部72aが形成されるので、比較的温度の低い吸気ポート47周辺を流れる冷却空気量を少なくし、その分だけ点火プラグ51の周辺や排気ポート48周辺を流通する冷却空気量を増加させることができる。
またシュラウド70の側面のうち点火プラグ51の軸線を含む平面の両側に配置される一対の側面の一方に、この実施例では下部カバー部材73の下部側面に、点火プラグ51に対応する部分を相互間に挟むようにして排風口116および第2突部73aが形成されるので、点火プラグ51の近傍を流通して排風口116に至る冷却風の経路と、上部カバー部材72側を流通して排風口116に至る冷却風の経路とを確実に形成することができる。
また前記第1突部72aおよび第2突部73aが、シリンダ軸線に沿う方向から見て点火プラグ51の軸線を含む平面に沿う方向に相互にオフセットして配置されるので、シリンダブロック36の周囲いからシリンダヘッド37の周囲側に流す冷却空気の通路面積を確保することができ、全体としての冷却風量の減少を回避しつつ点火プラグ51周辺に冷却空気を集め易くすることができる。
さらに点火プラグ51が、冷却ファン68側に傾斜してシリンダヘッド37に取付けられるので、点火プラグ51を冷却ファン68側に近接させることにより、より温度の低い冷却空気で点火プラグ51を冷却することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
スクータ型自動二輪車の左側面図である。 図1の2−2線拡大断面図である。 図2の3−3線拡大断面図である。 図2の4矢視図である。 図2の5矢視図である。 図4の6矢視図である。 シュラウドの下部カバー部材を図6の7矢視方向から見た図である。 シュラウドの上部カバー部材を図6の8矢視方向から見た図である。 図8の9−9線断面図である。
符号の説明
35・・・クランクケース
36・・・シリンダブロック
37・・・シリンダヘッド
45・・・クランクシャフト
47・・・吸気ポート
48・・・排気ポート
51・・・点火プラグ
61・・・排気管
68・・・冷却ファン
70・・・シュラウド
71・・・冷却風通路
72a・・・第1突部
73a・・・第2突部
78・・・切欠き空間
116・・・排風口

Claims (6)

  1. クランクシャフト(45)を回転自在に支承するクランクケース(35)に結合されるとともに冷却フィン(36a)が突設されるシリンダブロック(36)と、該シリンダブロック(36)に結合されるとともに点火プラグ(51)が取付けられるシリンダヘッド(37)とが、前記シリンダブロック(36)および前記シリンダヘッド(37)との間に冷却風通路(71)を形成するシュラウド(70)で囲繞され、前記クランクシャフト(45)には、前記シュラウド(70)の外部から吸引した冷却空気を前記冷却風通路(71)側に送風する冷却ファン(68)が連動、連結され、前記シュラウド(70)には、冷却風通路(71)を流通した冷却空気を外部に排出する排風口(116)が形成される強制空冷式内燃機関において、前記シリンダブロック(36)の外周の一部には、該シリンダブロック(36)の外周から突出する前記冷却フィン(36a)を部分的に短縮もしくは欠損せしめて切欠き空間(78)が形成され、前記シュラウド(70)には、前記切欠き空間(78)に沿って内方に突出する第1突部(72a)と、前記シリンダヘッド(37)の一側面に取付けられる前記点火プラグ(51)を前記第1突部(72a)との間に挟む位置で内方に突出する第2突部(73a)とが形成されることを特徴とする強制空冷式内燃機関。
  2. 前記排風口(116)が、前記シリンダヘッド(37)に設けられる排気ポート(48)に通じて前記シリンダヘッド(37)に接続される排気管(61)に隣接して前記シュラウド(70)に設けられることを特徴とする請求項1記載の強制空冷式内燃機関。
  3. 前記シリンダヘッド(36)に設けられる吸気ポート(47)に対応する側の前記シリンダブロック(36)の外周に前記切欠き空間(78)が形成されることを特徴とする請求項1または2記載の強制空冷式内燃機関。
  4. 前記シュラウド(70)の側面のうち前記点火プラグ(51)の軸線を含む平面の両側に配置される一対の側面の一方に、前記点火プラグ(51)に対応する部分を相互間に挟むようにして前記排風口(116)および前記第2突部(73a)が形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の強制空冷式内燃機関。
  5. 前記第1突部(72a)および前記第2突部(73a)が、シリンダ軸線に沿う方向から見て前記点火プラグ(51)の軸線を含む平面に沿う方向で相互にオフセットして配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の強制空冷式内燃機関。
  6. 前記点火プラグ(51)が、前記冷却ファン(68)側に傾斜して前記シリンダヘッド(37)に取付けられることを特徴とする請求項1〜5記載の強制空冷式内燃機関。
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