JP6576866B2 - 鞍乗型車両の空冷式内燃機関 - Google Patents
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Description
前記シリンダヘッドの上面には、車両後方に向けて延出する吸気通路形成部材が接続され、前記シュラウドには、前記シリンダヘッドおよび前記シリンダブロックの上面を沿うように覆う上面部が形成されるとともに、前記上面部よりも上方に膨出させた膨出部の内部に導風路が形成され、前記シリンダ軸線を基準としたときに、前記導風路は、前記車幅方向一方側から前記吸気通路形成部材の下方を通るようにして、前記車幅方向他方側の位置まで延出することを特徴とする鞍乗型車両の空冷式内燃機関である。
前記冷却ファンは上半部が車両後方側から車両前方側へ移動する方向で回転するものであり、平面視で、前記冷却ファンにおける前記クランク軸の軸線よりも車両前方側に位置する部位を下流側部位、車両後方側に位置する部位を上流側部位としたときに、前記導風路は前記上流側部位と重なるように形成されたことを特徴とする。
さらに、吸気通路形成部材の下方を通るようにして導風路が形成されたので、吸気通路形成部材の下方のスペースを利用してコンパクトに導風路を形成しつつ、排気通路側と比較して熱害の少ない吸気通路の下方を通すことで、点火プラグ周囲の冷却性も一層向上することができる。
なお、本明細書の説明および特許請求の範囲における前後左右上下等の向きは、本実施形態に係る空冷式内燃機関を、鞍乗型車両に搭載した状態での車両の向きに従うものとする。本実施形態において鞍乗型車両はスクータ型自動二輪車である。
また、図中矢印FRは車両前方を、LHは車両左方を、RHは車両右方を、UPは車両上方を、それぞれ示す。
この自動二輪車1は、車両の前後方向を指向したフレーム10を備えており、フレーム10の前部は図示されないヘッドパイプが固着され、ヘッドパイプは図示されない前輪を支持するフロントフォークを操向可能に支承している。フレーム10は、ヘッドパイプから下方へ垂下され後方に延びその上部に図示しないステップフロアを支承するダウンフレーム11と、その後端でクロスフレーム12を介して接続し後ろ上がりに傾斜するメインフレーム13とからなっている。メインフレーム13は、その上部で図示しない収納部、燃料タンク、乗車用シート等を支えている。
パワーユニット5は、その前部が単気筒4ストロークサイクルの空冷式内燃機関(以下、単に「内燃機関」という)2であり、シリンダ軸線X(図2参照)を略水平に近い状態にまで大きく前傾した姿勢にあって、パワーユニットケース50の下端から前方に突出したハンガアーム52の端部が、メインフレーム13にリンク部材15を介して連結されている。
クランクケース部50aは左右割りで、左クランクケース部50aLと、右クランクケース部50aRからなり、クランク軸51を車幅方向に指向させて回転自在に軸支している。
左クランクケース部50aLから左側後方にかけてVベルト式無段変速機54(図4参照)等を備えた動力伝動ケース部55が一体に延在し、その後部にパワーユニット5の出力軸である後車軸56が設けられ、後輪16が取り付けられている。
なお、パワーユニット5の後部の動力伝動ケース部55と、メインフレーム13との間には図示しないリヤクッションが介装されている。
一方、シリンダヘッド22の下部から下方に延出した排気管70は、後方へ屈曲し右側に偏って後方に延びて後輪16の右側のマフラ71に接続される。
そして、シリンダブロック21とシリンダヘッド22は、上シュラウド8Uと下シュラウド8Lによって、上下から覆われる。
内燃機関2において、シリンダブロック21のシリンダボア21a内を往復動するピストン24は、クランク軸51のクランクピン51aとコネクティングロッド25で連結されている。
また、シリンダブロック21のシリンダボア21a内を摺動自在に嵌合されるピストン24の頂面24aと、頂面24aが対向するシリンダヘッド22の燃焼室天井面22aとの間には燃焼室26が構成される。
動弁機構9を覆うように、シリンダヘッド22にはシリンダヘッドカバー23が重ねられて被せられる。
シリンダヘッドカバー23内の動弁機構9に動力伝達を行うため、無端状のカムチェーン92が、クランクケース部50a、シリンダブロック21、シリンダヘッド22のクランク軸51の軸線Y方向の右方側に設けられたカムチェーン室90を通って、カム軸91の被動スプロケット93とクランク軸51の駆動スプロケット94との間に架設され、カム軸91はクランク軸51に同期して1/2の回転速度で回転し、公知の動弁機構9によって図示しない吸気弁と排気弁を所定のタイミングで開閉する。
なお、シリンダヘッド22においてカムチェーン室90と反対側(クランク軸51の軸線Y方向の左方側)から燃焼室26内に臨むように点火プラグ27が嵌挿されている。
なお、クランク軸51の左水平方向に延びた左端部には、動力伝動ケース部55内においてVベルト式無段変速機54の駆動プーリ57が設けられ、その左側は動力伝動ケースカバー58で覆われる。
冷却ファン30は、図6中白抜き矢印で示すように、上半部が車両後方側から車両前方側へ移動する方向で回転するものであり、平面視で、冷却ファン30におけるクランク軸51の軸線Yよりも車両前方側に位置する部位を下流側部位30b、車両後方側に位置する部位を上流側部位30aとしたときに、側部シュラウド8S内に形成された導風路83の上流部83aは、冷却ファン30の上流側部位30aと重なって形成されている。
本実施形態では、周壁部84の下方延出部84aは、上下方向位置が冷却ファン30と重なっており、その下端はクランク軸51の軸線Yの上下方向位置よりもやや下方に達している。
なお、導風路83の下方延在部83bは、図4の断面展開図中において、冷却ファン30よりも前方に示される。
図7にはさらに、シリンダヘッド22における排気管70と酸素センサ28の取付け方、下シュラウド8Lと冷却風の排風口87の配置が示される。
突出部22dには、車幅方向左側へ向けて突出するようにして酸素センサ28が取り付けられ、下シュラウド8Lには、シリンダ軸線X方向視で、酸素センサ28の下方を覆いながら突出部22dに沿って延出する覆い部88が形成され、覆い部88の下端に冷却風の排風口87が設けられている。
すなわち、本実施形態は、クランク軸51を車幅方向に指向させて回転自在に支承するクランクケース部50aと、シリンダ軸線Xを水平近くまで前傾させてクランクケース部50aの前部に結合されるシリンダブロック21と、燃焼室26をシリンダブロック21との間に形成するとともにシリンダブロックの前端に結合されるシリンダヘッド22とを有する機関本体20と、クランク軸51の右端部に設けられてクランク軸51と連動する冷却ファン30と、冷却ファン30の回転によって生じる冷却風をシリンダヘッド22側に導くようにして、冷却ファン30とシリンダブロック21およびシリンダヘッド22を覆うシュラウド8とを備え、シリンダブロック21のシリンダ軸線Xを基準としたときに、冷却ファン30が車幅方向右側に設けられるとともに、燃焼室26に臨むようにしてシリンダヘッド22に取り付けられる点火プラグ27が車幅方向左側に設けられた自動二輪車1の内燃機関2に於けるものである。
そして、シリンダヘッド22の上面22bには、車両後方に向けて延出する吸気通路形成部材6、すなわち吸気管60、スロットルボディ62、コネクティングチューブ63等が接続され、シュラウド8には、シリンダヘッド22およびシリンダブロック21の上面22b、21bを沿うように覆う上面部81が形成されるとともに、上面部81よりも上方に膨出させた膨出部82の内部に導風路83が形成され、シリンダ軸線Xを基準としたときに、導風路83は、車幅方向右側から吸気通路形成部材6の下方を通るようにして、車幅方向右側の位置まで延出している。
さらに、吸気通路形成部材6の下方を通るようにして導風路83が形成されたので、吸気通路形成部材6の下方のスペースを利用してコンパクトに導風路83を形成しつつ、排気管70等排気通路側と比較して熱害の少ない吸気管等吸気通路の下方を通すことで、点火プラグ27周囲の冷却性も一層向上することができる。
そのため、冷却ファン30の回転によって生じた冷却風を一層効率よく導風路83に集めることができ、点火プラグ27周囲の冷却性を一層向上できる。
覆い部88は、側面視で酸素センサ28の下方において、酸素センサ28の形状に沿って弧状に湾曲する湾曲部88aを備える。
そのように、シュラウド8には、酸素センサ28の下方を覆いつつ、突出部22dに沿って延出する覆い部88が形成されたので、酸素センサ28を外的要因から保護しながら、高温となりやすい突出部22d周りを効率よく冷却することができ、かつ突出部22d周りを冷却した冷却風を円滑に排風口87から排風することができる。
なお、説明の便宜上、内燃機関を実施形態に図示の左右配置のものに特定して説明したが、左右配置の異なるものであっても、本発明に含まれる。
Claims (8)
- クランク軸(51)を車幅方向に指向させて回転自在に支承するクランクケース(50a)と、シリンダ軸線(X)を水平近くまで前傾させて前記クランクケース(50a)の前部に結合されるシリンダブロック(21)と、燃焼室(26)を前記シリンダブロック(21)との間に形成するとともに前記シリンダブロック(21)の前端に結合されるシリンダヘッド(22)とを有する機関本体(20)と、
前記クランク軸(51)の一端部に設けられて前記クランク軸(51)と連動する冷却ファン(30)と、
同冷却ファン(30)の回転によって生じる冷却風を前記シリンダヘッド(22)側に導くようにして前記冷却ファン(30)と前記シリンダブロック(21)および前記シリンダヘッド(22)を覆うシュラウド(8)とを備え、
前記シリンダブロック(21)のシリンダ軸線(X)を基準としたときに、前記冷却ファン(30)が車幅方向一方側に設けられるとともに、前記燃焼室(26)に臨むようにして前記シリンダヘッド(22)に取り付けられる点火プラグ(27)が車幅方向他方側に設けられた鞍乗型車両(1)の空冷式内燃機関(2)において、
前記シリンダヘッド(22)の上面(22b)には、車両後方に向けて延出する吸気通路形成部材(6)が接続され、
前記シュラウド(8)には、前記シリンダヘッド(22)および前記シリンダブロック(21)の上面(22b、21b)を沿うように覆う上面部(81)が形成されるとともに、前記上面部(81)よりも上方に膨出させた膨出部(82)の内部に導風路(83)が形成され、
前記シリンダ軸線(X)を基準としたときに、前記導風路(83)は、前記車幅方向一方側から前記吸気通路形成部材(6)の下方を通るようにして、前記車幅方向他方側の位置まで延出することを特徴とする鞍乗型車両の空冷式内燃機関。 - 平面視で、前記導風路(83)は前記冷却ファン(30)と重なるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の空冷式内燃機関。
- 前記冷却ファン(30)は上半部が車両後方側から車両前方側へ移動する方向で回転するものであり、平面視で、前記冷却ファン(30)における前記クランク軸(51)の軸線(Y)よりも車両前方側に位置する部位を下流側部位(30b)、車両後方側に位置する部位を上流側部位(30a)としたときに、前記導風路(83)は前記上流側部位(30a)と重なるように形成されたことを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両の空冷式内燃機関。
- 前記導風路(83)は、前記上面部(81)に連設される前記膨出部(82)内に形成され、同膨出部(82)は前記上面部(81)から上方に向けて立設される周壁部(84)を有し、側面視で、前記周壁部(84)における前記冷却ファン(30)の前方に位置する部位に、前記冷却ファン(30)の上端よりも下方まで延出する下方延出部(84a)が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の空冷式内燃機関。
- 前記導風路(83)の内壁面に、前記点火プラグ(85)に指向して上下方向に延出するように立設された第1ガイド壁部(85)を備え、側面視で、前記第1ガイド壁部(85)は前記点火プラグ(27)と重なるように設けられたことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の空冷式内燃機関。
- 平面視でシリンダ軸線(X)よりも車幅方向他方側において、前記導風路(83)には前記点火プラグ(27)に向かうに連れて通路幅が狭くなる絞り部(83c)が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の空冷式内燃機関。
- 前記導風路(83)は、前記上面部(81)に連設される前記膨出部内(82)に形成され、同膨出部(82)は前記上面部(81)から上方に向けて立設される周壁部(84)を有し、側面視で、前記膨出部(82)内面と前記機関本体(20)との間の導風路(83)の上下方向通路幅(83d)が、前記点火プラグ(27)に向かうに連れて狭くなるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の空冷式内燃機関。
- 前記シリンダヘッド(22)の下面には、排気管(70)が接続される接続面(22c)を備えるとともに排気ポート(29)の軸線(Z)が前記車幅方向一方側を指向するようにして突出形成される突出部(22d)が形成され、
同突出部(22d)には前記車幅方向他方側へ向けて突出するようにして酸素センサ(28)が取り付けられ、
シリンダ軸線(X)方向視で、前記シュラウド(8)には、前記酸素センサ(28)の下方を覆いつつ、前記突出部(22dに沿って延出する覆い部(88)が形成され、同覆い部(88)の下端に冷却風の排風口(87)が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の空冷式内燃機関。
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