JP2008162733A - 物品移載装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】横倒姿勢のタイヤのように上面に開口部を有しその下側に広い空間を有する様々なサイズの物品を傷や変形を生じさせることなく確実、安全に持ち上げて移載する。
【解決手段】昇降可能な基台と、基台の下側に垂下され内外方向に水平移動する複数のフックを備える。各フックの垂直部の外側面にタッチセンサを取り付ける。基台が下降して各フックが物品の空間内に入りきった状態にて水平光軸が物品に遮られる位置に投受光式センサを取り付ける。基台を下降させ投受光式センサが物品を検出した時点で下降を停止して各フックを外方向に移動させ、全てのタッチセンサが物品を検知した時に移動を停止させる。直後に各フックを僅かに内方向に後退させる。その状態で基台を上昇させ各フックの垂直部下端から略水平に延びる爪部にて物品の開口端部下側を支えて持ち上げる。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば横倒姿勢のタイヤや空気入りタイヤチューブのように上面に開口部を有する物品を、その上面開口部に上方より複数のL字形フックを挿入して該フックの水平部にて開口縁部を下方から支持して持ち上げ、所定個所に搬送して降ろす物品移載装置に関する。
例えば、横倒姿勢のタイヤや空気入りタイヤチューブ等、上方に向けた開口を有し、該開口に上方より複数のL字形フックを挿入して該フックの水平部にて開口縁部を下方から支持して持ち上げることのできる物品が多数存在する。以下、そのような形状上の特徴を有する物品の代表としてタイヤを取り上げ、その移載方法について説明する。成形品であるタイヤはその製造過程においてコンベア上から搬送パレット上へ、逆に発送パレット上からコンベア上へ等、搬送設備間や搬送設備と製造装置間で幾度も移載される。
タイヤの移載は多くの場合、タイヤを横倒姿勢にした状態で行なわれる。成形品であるタイヤは柔らかくて粘着性があるため、移載に際してはその把持方法が問題になる。横倒姿勢のタイヤを把持する方法には、外側から把持する方法と内側から把持する方法がある。
図5は、タイヤ51を内側から把持して上方に持ち上げた後、水平移動して移載する方式を採用した典型的な移載装置50の持ち上げ動作を模式的に表したものである。この移載装置50は図5の(1)に示すように、天井走行台車(図示せず。)の下面からテレスコープ構造により上下伸縮可能にした2本の脚53を垂下してその下端に基台54を固定し、その基台54下面に背中合わせで水平方向に摺動開閉する二つのフック56を取り付けたものである。タイヤ51を持ち上げる時は2つのフック56の間隔を狭めた状態で脚53を伸ばし、フック56の先端がタイヤ51の上下方向中心付近にくるまで基台54を下降させる(図5の(2)参照)。その状態で2つのフック56をその先端がタイヤ51に掛かる位置まで左右対称に開いて停止させ(図5の(3)参照)、その状態で脚53を縮めてフック56の先端部でタイヤ51の上面開口周辺部(ビード部)を下から支えて持ち上げる(図5の(4)参照)。
しかし、この方式の場合、異なるサイズのタイヤを扱う場合には、基台54の下降停止位置と2つのフック56の開き停止位置を調整し直さねばならない問題がある。この問題を解決した移載装置として、例えば特許文献1に開示されている装置がある。この移載装置60には図6の(1)に示すように、投受光式検出器61が基台54下面から所定距離離れた位置に光軸を水平にして取り付けてある。加えて、各フック垂直部56aの外側表面部には、フック56が開いていってタイヤ51の上面開口縁部に当接したことを検知する検出器63が取り付けてある。
この移載装置60でタイヤ51を持ち上げる際には、検出器61の光軸がタイヤ51の上面部により遮られる位置までフック56を閉じた状態で基台54を下降させ、停止させる(図6の(2)参照)。その下降停止した状態では、フック56の先端部がタイヤ51の上面開口縁部より下に位置するように検出器61を取り付けておく。続いて2つのフック56に開き動作を開始させ、各フック垂直部56aに取り付けた検出器63が二つともタイヤ51の上面開口縁部との当接を検知した時点で動作停止させる(図6の(3)参照)。その状態から基台54を上昇させ、フック56の先端部でタイヤ51の上面開口縁部を下から支えて持ち上げるというものである。
この移載装置60の場合は、検出器61により基台54の下降停止タイミングを決定し、各フック垂直部56aに取り付けた検出器63によりフック56の開き動作停止タイミングを決定する。従って、異なるサイズのタイヤでも同じ制御シーケンスで持ち上げることができる利点がある。しかし、例えば柔らかく粘着性のある生タイヤの場合等において、タイヤ51の中心位置がずれていたり段積みされて傾いていたりすると、上面開口縁部が変形してフック56の先端部がタイヤ51の内側側面に強く押し当たり、その状態でフック56が上昇することがあり得る。その場合にはフック56の上昇時にタイヤ51がずり落ちず、傾いたまま搬送されていって途中で落下したり、移載先でタイヤ51を降ろす際に位置ずれを起こしたりすることがある。また、フック56の上昇時にタイヤ51が運よくずり落ちたとしても、フック56の先端部あるいは垂直部56aとタイヤ51との間の摩擦によりタイヤ51に変形が生じたり、傷が付いたりすることがあり得る。
特開平11−228070号公報
本発明は、従来技術のこうした問題点を解決するためになされたもので、その課題は、例えば横倒姿勢のタイヤや空気入りタイヤチューブのように上面に開口部を有する物品を、その上面開口部に上方より複数のL字形フックを挿入し、傷や変形を生じさせることなくその開口縁部を下方から支持して持ち上げ、所定個所に安全、確実に搬送することのできる物品移載装置を提供することにある。
前記課題を達成するための請求項1に記載の発明は、上方に向けた開口部を有し、その開口部に上方より複数のL字形フックを挿入して該L字形フックの水平部にて開口部の縁部分を下方から支持して持ち上げることのできる物品を移載する物品移載装置であって、昇降可能な基台と、その基台の下側に垂下され共通の鉛直線との間に等しい距離を保って内外方向に水平移動する略L字形状の複数のフックと、を備え、各フックは垂下する垂直部とその下端から外方向に略水平に延びる爪部を有し、垂直部の外方向側面には物品との当接を検知するタッチセンサを有し、前記物品を持ち上げる際は、複数のフックを内方向端に移動させた状態にて爪部が前記物品の開口部内に入りきる高さまで基台を下降させ、その状態にて複数のフックを外方向に移動させてタッチセンサが物品との当接を検知した時に停止させ、直後に所定距離だけ複数のフックを内方向に移動させ、その状態にて基台を上昇させて各フックの爪部にて物品の開口部の縁部分を下側から支えて持ち上げるように構成してあることを特徴とする物品移載装置である。
本発明に係る物品移載装置は、横倒姿勢のタイヤや空気入りタイヤチューブ、ドーナツ状で横倒姿勢にしたときの底面は平坦であるが置き台との間に隙間を設けて置かれた物品等、上方に向けた開口を有し該開口に上方より複数のL字形フックを挿入して該L字形フックの水平部にて開口縁部を下方から支持して持ち上げることのできる物品を対象とする物品移載装置に関するものである。本発明の構成を有する物品移載装置によれば、物品の位置がずれていてフックの垂直部が物品の開口縁部に強く押し当たった場合でも、その押し当たり状態が緩和されたり、押し当たりが解消して僅かな隙間ができたりする。また、爪部の先端とタイヤの内面とが強く押し当たった場合でも、その押し当たり状態が緩和されたり、押し当たりが解消して僅かな隙間ができたりする。従って、その後でフックを上昇させる際に、開口縁部とフックの垂直部とが密着してタイヤが傾いた状態で上昇したり、爪部の先端部がタイヤを変形させたり傷つけたりすることが防止される効果を奏する。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の物品移載装置において、複数のフックを外方向に移動させてタッチセンサが物品との当接を検知した時に停止させる停止動作は、全てのタッチセンサが当接を検知した時に行なわせることを特徴とする物品移載装置である。
全てのタッチセンサが当接を検知した時点で外方向開き動作を停止させるようにすれば、物品の位置が少し位ずれていた場合でも物品が横移動して位置修正されたり、物品の開口部が少し可逆的に変形したりするだけで物品を正常に持ち上げることができる効果を奏する。
また、請求項3に記載の発明は、基台の下部に物品を検知するための光軸を水平にした投受光式の第1、第2の物品センサを、第1の物品センサはフックの爪部が物品の空間内に入り切る高さまで基台が下降したときに光軸が物品にて遮られる高さに、第2の物品センサはその光軸高さが第1の物品センサの光軸高さより下であってフックにて物品を正常に持ち上げた状態においてその光軸が物品にて遮られる高さにそれぞれ取り付け、フックによる物品の持ち上げ動作後に基台が所定高さに到達した時点において、第1の物品センサが物品を検出していた場合、又は第1、第2の物品センサが共に物品を検出していなかった場合には、持ち上げ異常と判定するように構成してあることを特徴とする物品移載装置である。
このような構成の物品移載装置によれば物品を正常に持ち上げることができなかったことを確実に検知することができる。正常に持ち上げできなかったことを検知した場合には、作業者に警報で知らせると同時にその後の移載動作を停止することで物品移載作業の安全を確保できる効果を奏する。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の物品移載装置において、それら物品移載装置はタイヤを移載する装置であることを特徴とする物品移載装置である。
このような構成の物品移載装置によりタイヤの移載を行なえば、対応する請求項に記載した効果によりタイヤを確実、安全に移載することができる。
以下、本発明に係る物品移載装置の一実施形態について図面を参照して説明する。 本発明に係る物品移載装置は、横倒姿勢のタイヤや空気入りタイヤチューブ、ドーナツ状で横倒姿勢にしたときの底面は平坦であるが置き台との間に隙間を設けて置かれた物品等、上方に向けた開口を有し、該開口に上方より複数のL字形フックを挿入して該L字形フックの水平部で前記開口を構成する部分を下方から支持して持ち上げることのできる物品を所定個所に移載することを目的とする移載装置である。本実施形態ではそうした形状上の特徴を有する物品の代表であるタイヤを移載物品の例にあげて説明する。
図1は、本実施形態の物品移載装置1を側面から見た図である。物品移載装置1は、走行台車2、昇降機構3、物品把持機構5、それに図示しない制御装置により構成されている。走行台車2は、ギヤードモータにより駆動される4個の走行輪7を備え、背の高い架台8の上面に敷設された2本のガイドレール9上を水平移動する。
昇降機構3はその下部に取り付けた物品把持機構5を昇降させる機構で、台車基台11から垂下して取り付けた4個の摺動筒13、物品把持機構5を吊り下げ支持するワイヤ15、そのワイヤ15を巻き取り/巻き戻しして物品把持機構5を昇降させる巻き上げ装置17により構成されている。摺動筒13は、互いに径寸法の異なる複数の剛体筒をテレスコープ状に嵌合させて上下伸縮自在に構成してある。4個の摺動筒13の下端は物品把持機構5に固定してあり、このような構成により物品把持機構5の横揺れを防止する役割を果たしている。
ワイヤ15の下端は物品把持機構5に固定してあり、ワイヤ15は物品把持機構5を吊り下げ支持している。ワイヤ15の上端側は巻き上げ装置17のワイヤドラム18に巻回してある。ワイヤドラム18は、モータ19により駆動されるブレーキ付減速機20により正逆転駆動され、ワイヤ15を巻き取り/巻き戻しする。これにより物品把持機構5は昇降され、停止時の高さ位置が調整される。
物品把持機構5は基台22と、その下側に取り付けられ水平方向に摺動駆動される4個のフック24により主要機構が構成されている。機構には後述する複数のセンサも取り付けてある。図2は、物品把持機構5を上から見た平面図である。基台22は矩形で、四隅には摺動筒13を固定する台座25が取り付けてある。4個の台座25に囲まれた基台部分22aは、重い鉄板を使用して強固に形成してある。この強化された基台部分22aの中央には、基台22を上下に貫く回転軸27がベアリングを介して回動自在に取り付けてある。回転軸27は、基台部分22aの下側に取り付けたギヤードモータ28により正逆方向に揺動駆動されるように構成してある。回転軸27の軸心線が請求項に記載した共通の鉛直線に相当する。
強化された基台部分22aには、表裏を貫くスリット29が4個設けてある。4個のスリット29は相互に90°の角度をなし、回転軸27の軸心から放射状に延びる形に形成してある。各スリット29には、スリットに嵌合した状態で自在に摺動する摺動ブロック32が取り付けてある。その摺動ブロック32の下側にはフック24が垂下して取り付けてある。各摺動ブロック32は第1、第2のアーム34、35からなる4式のリンク機構により駆動される。各摺動ブロック32の上面側には、第2アーム35の先端部が第1連結ピン38により回転自在に取り付けてある。第2アーム35の他端部と第1アーム34の先端部とは第2連結ピン39により回転自在に連結してある。そして、各第1アーム34の他端である基部は回転軸27に固設してある。
このようなリンク機構により、例えば図2において回転軸27を右回りに回転させると、各摺動ブロック32はスリット29に沿って回転軸27から遠ざかる方向(以下、外方向と呼ぶ。)に摺動する。これにより、その下側に取り付けたフック24は外方向に移動する。回転軸27を左回りに回転させた場合は、各フック24は回転軸27に近づく方向(以下、内方向と呼ぶ。)に移動する。同じ形状のリンク機構を使用しているため、4個のフック24は回転軸27の軸心との間に常に等距離を保って移動する。
各摺動ブロック32の下側に取り付けたフック24は、摺動ブロック32の下側から垂下するフック支持部24aと、その下端に固定したフック本体部24bからなる。フック本体部24bは略L字形をしており、垂直部30とその下端から外方向に略水平に延びる爪部31とからなる。爪部31の長さや上面形状は移載する物品の開口部下側の内側形状に合わせて成形しておく。本実施形態のタイヤの場合、爪部31の上面は外方向に向けて僅かな下り傾斜に形成してある。垂直部30の外方向側面にはタッチセンサ33が取り付けてある。このタッチセンサ33は、フック24を外方向に移動させていったときにその垂直部30が移載物品の上面開口の縁部に当接したことを検知するためのものである。
物品把持機構5には、更に第1、第2の投受光式物品センサ36、37が取り付けてある。この第1、第2の物品センサ36、37は、移載物品であるタイヤと物品把持機構5との高さ方向の位置関係を検出するためのものである。各センサの投光器、受光器は基台22の端から垂下して取り付けたセンサ支持部材41に、その光軸が水平になるようにして取り付けてある。第2の物品センサ37は、その光軸の水平高さが第1の物品センサ36のそれよりも下にしてある。これらの他に各フック24が最内方向位置にあることを検出するリミットスイッチ式のセンサ43があり、スリット29の回転軸27側端近くの基台22上側に取り付けてある(図2参照)。
このような構成の物品移載装置1の移載動作は、マイクロコンピュータやプログラマブル・コントローラ(PLC)を使用した制御装置により制御される。制御装置には、第1、第2の物品センサ36、37の検出信号、各タッチセンサ33の検出信号、各フック24が最内方向位置にあることを検出するセンサ43の検出信号、それにワイヤドラム18に取り付けた物品移載装置1の高さセンサ、走行台車2の位置を検出するエンコーダ式センサ(何れも図示せず。)の検出信号等が入力される。制御装置は、それら入力信号に基づき予め記憶されたプログラムを実行することで、走行台車2を走行駆動するギヤードモータ、ワイヤドラム18を駆動するモータ19、回転軸27を駆動するギヤードモータ28等の回転を制御する。そうした制御装置のハードウェア構成は周知であるので図は省略する。
次に、以上に説明したような構成の物品移載装置1が横倒姿勢にあるタイヤを持ち上げる際の動作シーケンスを、図3の動作フロー及び図4に示す物品把持機構5とタイヤ40との位置関係を示す模式図を参照して説明する。この動作シーケンスは上述した制御装置により制御される。
最初のステップS1では、走行台車2をタイヤ40が置かれた位置の真上に移動させて停止させる。走行台車2の移動は、ギヤードモータにより4個の走行輪7を駆動して行い、走行輪7に取り付けたエンコーダ式センサにて位置を検出して停止させる。
続いて、基台部分22a裏側のギヤードモータ28を駆動して回転軸27を図2における左回りに回転させ、各摺動ブロック32を内方向に移動させる。そして、各フック24が最内方向位置にきたことを基台22上側のセンサ43が検知した時点で移動を停止させる。図4の(1)はステップS2の動作終了時点の状態を示す。
次に、巻き上げ装置17のモータ19を駆動してワイヤドラム18にワイヤ15を巻き戻しさせ、物品把持機構5を下降させる(ステップS3)。下降動作は、第1の物品センサ36がタイヤ40を検知した時点で停止させる(ステップS4、S5)。停止はモータ19の駆動を停止し、ブレーキ付減速機20のブレーキを作動させて行なう。停止させたときの状態を図4の(2)に示す。第1の物品センサ36がタイヤ40の上面部分を検出した状態で停止している。このとき各フック24の爪部31は、タイヤ40の上面開口より下の内部空間に入る高さまで下降している。第1の物品センサ36は、爪部31がそのような高さ位置まで下降した時にその光軸がタイヤ40の上面部分により遮られる位置に取り付けておく。
続いて、各フック24を外方向に移動開始させる(ステップS6)。外方向移動は、回転軸27を図2における右回りに回転駆動させて行なう。各フック24が外方向に移動していくと、やがて各フック24の垂直部30の外方向側面に取り付けたタッチセンサ33が、タイヤ40の上面開口の縁部に当接して当接信号を発する。制御装置は、4個のタッチセンサ33が全て当接を検知した時点で各フック24の外方向移動を停止させる(ステップS7、S8)。このときの状態を図4の(3)に示す。
続くステップS9では、各フック24を内方向に僅かな距離だけ移動(後退)させる。この僅かな距離だけ各フック24を内方向に移動(後退)させる点は、本実施形態の特徴の一つである。僅かな距離だけ内方向に移動させた後の通常の状態を図4の(4)に示す。
その後で物品把持機構5を上昇させる(ステップS10)。物品把持機構5が所定高さまで上昇したならば、上昇を停止させる(ステップS11、S12)。所定高さまで上昇したことの検知は、ワイヤドラム18に取り付けた物品移載装置1の高さセンサ(図示せず。)にて行なう。物品把持機構5が上昇することにより各フック24も上昇し、各フック24の下部先端の爪部31がタイヤ40の上面開口の縁部を下側から支え、タイヤ40全体を持ち上げる。正常に持ち上げた状態を図4の(5)に示す。
正常な持ち上げでは、各フック24の先端爪部31は、物品把持機構5が少し上昇した後にタイヤ40の上面開口縁部の下側に接触し、その後の上昇によりタイヤ40を持ち上げる。各フック24によりタイヤ40が正常に持ち上げられた状態を図4の(5)に示す。タイヤ40の上面と基台22との間隔が図4の(4)の場合より広がるため、第1の物品センサはタイヤ40を検知していない状態となる。一方、第2の物品センサは、タイヤ40が正常に持ち上げられた状態において、その光軸がタイヤ40により遮られる位置に取り付けてある。
物品把持機構5が所定高さまで上昇を終えた段階で、第1の物品センサ36がタイヤ40を検出しているかチェックする(ステップS13)。検出していた場合には持ち上げ異常と判定してステップS16に移る。検出していなかった場合はステップS14に移り、今度は第2の物品センサ37がタイヤ40を検出しているチェックする。第2の物品センサ37もタイヤ40を検出していない場合は、タイヤ40を持ち上げていないことになるので、持ち上げ異常と判定してステップS16に移る。
第2の物品センサ37がタイヤ40を検出していた場合は、タイヤ40を正常に持ち上げていると判定し、走行台車2の横移動を開始する(ステップS15)。横移動の際には、摺動筒13が物品把持機構5の横揺れを防止する。以後、タイヤ40を降ろす位置まで移動して降ろし動作を行なう。持ち上げ異常と判定された後のステップS16では、異常警報を発して作業者に知らせる。以後、作業者が手動操作、手作業等で異常状態を解消する処置を行なう。
次に、このような本実施形態の物品移載装置1によるタイヤ40の持ち上げ動作シーケンスの特徴と利点について説明する。
第1点は、第1の物品センサ36を取り付け、それがタイヤ40を検出した時点で物品把持機構5の下降を停止させている点である。そして、その停止した時に各フック24がタイヤ40の内部空間の最適な高さ位置にあるように第1の物品センサ36が取り付けてあることである。これにより、異なる形状のタイヤや高さの異なる台の上に置かれたタイヤを下降停止位置の修正を行なうことなく持ち上げることができる。
第2点は、フック24の垂直部30の外方向側面にタッチセンサ33を取り付け、そのタッチセンサ33がタイヤの上面開口縁部との当接を検知した時点でフック24の外方向移動を停止させるようにしている点である。これにより開口径の異なるタイヤを扱う場合でも、フック24の停止位置を修正しなくて済む利点がある。タッチセンサを取り付けたフックを複数備える物品把持機構5の場合、何れか一つのタッチセンサがタイヤの上面開口縁部との当接を検知した瞬間にフック24の外方向移動を停止させるようにしてもよい。しかし、タイヤ40の載置位置が水平方向にずれている場合がある。そうした場合を考慮すると、全てのタッチセンサが当接を検知した時点で移動を停止させた方が、タイヤ40の位置ずれが修正されることがあって好ましい。また、その方が位置ずれの大きい場合における持ち上げ失敗の確率を少なくできる。上記実施形態では、こうした点を考慮して全てのタッチセンサが当接を検知した時点でフック24の外方向移動を停止させている。
第3点は、動作シーケンスのステップS9において各フック24を内方向に僅かな距離だけ後退させている点であり、本実施形態の大きな特徴である。タイヤ40が位置ずれなく正しい位置に置かれていた場合、全てのタッチセンサが当接を検知した時点におけるフック24とタイヤ40との位置関係は図4の(3)に示すようになる。この状態では各フック24の下部先端の爪部31がタイヤ40に当接することはない。爪部31はそのような形状に形成してある。また、各フック24の垂直部30の外方向側面が、タイヤ40の上面開口縁部に強く押し当たることもない。タッチセンサには小さな当接力で動作するセンサが使用してあるからである。
しかし、タイヤ40の中心位置がずれて置かれていた場合には、図4の(3)に示す段階で一部のフック24の垂直部30がタイヤ40の上面開口縁部に強く押し当たり、周辺部を大きく変形させた状態で止まることがある。タイヤ40が柔らかく粘着性のある生タイヤである場合、そうした強い押し当たりがあるとフック24が上昇した時にタイヤ40が垂直部30に密着してずり落ちず、タイヤ40は傾いた状態で持ち上げられてしまう。その傾いた状態のまま搬送されていった場合には、搬送先で降ろした時に位置ずれが生ずる。また、搬送先が段積みの場合には荷崩れを起こす恐れもある。更に、タイヤ40の中心位置がずれた状態で置かれていたり、傾いた状態で置かれていたりした場合には、図4の(3)に示す段階で爪部31の先端がタイヤ40の内面に強く押し当たることがある。爪部31の先端がタイヤ40の内面に強く押し当たった状態でフック24を上昇させた場合には、タイヤ40に変形が生じたり、傷が付いたりする。
このような不具合の発生を防ぐため、本実施形態では全てのタッチセンサが当接を検知してフック24の外方向移動を停止させた後、各フック24を内方向に僅かな距離だけ後退させている。この動作を行なうことによって、フック24の垂直部30がタイヤ40の上面開口縁部と強く押し当たった場合でも、その押し当たり状態が緩和されたり、隙間ができたりする。また、爪部31の先端がタイヤ40の内面に強く押し当たった場合でも、その押し当たり状態が緩和されたり隙間ができたりする。そしてフック24とタイヤ40との位置関係は図4の(4)に示す状態に近い状態となる。このような状態になった後にフック24を上昇させれば、タイヤ40はずり落ちてフック24の爪部31により下から支えられる状態となる。そして、図4の(5)に近いほぼ正常な状態で持ち上げられることになる。爪部31の先端部とタイヤ40の内面との強い押し当て状態も解消又は緩和されているので、タイヤ40が変形したり傷ついたりすることもない。
第4点は、図4の(5)に示すように上昇した時点で第1の物品センサ36がタイヤ40を検出していた場合は、持ち上げ異常としている点である。前記第3点の説明で述べたようにステップS9において各フック24を僅かに後退させたとしても、その後の上昇時に上面開口縁部とフック24の垂直部30とが密着してタイヤ40が傾いた状態で上昇することが絶対に生じないとは断言できない。そこで本実施形態では、上昇後になお第1の物品センサ36がタイヤ40を検出していた場合には、持ち上げ異常と判断してその後の横移動を禁止し、移載作業の安全を図っている。
第5点は、図4の(5)に示すように上昇した時点で第1、第2の物品センサ36、37が共にタイヤ40を検出していなかった場合は持ち上げ異常としている点である。共にタイヤ40を検出していない状態は、フック24がタイヤ40の持ち上げに失敗した場合である。本実施形態では、その場合も持ち上げ異常としてその後の自動横移動を禁止し、移載作業の安全を図っている。
本実施形態の物品移載装置1はこのような多くの利点を有するため、移載作業が確実、安全に行なわれる効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る物品移載装置1の側面図である。 物品把持機構5の平面図である。 物品移載装置1の動作シーケンスのフローである。 タイヤ40の持ち上げ動作中における物品把持機構5とタイヤ40との位置関係を示す模式図である。 従来技術に係る移載装置50による持ち上げ動作の模式図である。 従来技術に係る他の移載装置60による持ち上げ動作の模式図である。
符号の説明
図面中、1は物品移載装置、8は架台、9はガイドレール、13は摺動筒、15はワイヤ、18はワイヤドラム、22は基台、24はフック、30は垂直部、31は爪部、33はタッチセンサ、36は第1の物品センサ、37は第2の物品センサ、40はタイヤを示す。

Claims (4)

  1. 上方に向けた開口部を有し、該開口部に上方より複数のL字形フックを挿入して該L字形フックの水平部にて前記開口部の縁部分を下方から支持して持ち上げることのできる物品を移載する物品移載装置であって、
    昇降可能な基台と、該基台の下側に垂下され共通の鉛直線との間に等しい距離を保って内外方向に水平移動する略L字形状の複数のフックと、を備え、
    前記各フックは垂下する垂直部とその下端から外方向に略水平に延びる爪部を有し、前記垂直部の外方向側面には前記物品との当接を検知するタッチセンサを有し、
    前記物品を持ち上げる際は、前記複数のフックを内方向端に移動させた状態にて前記爪部が前記物品の開口部内に入りきる高さまで前記基台を下降させ、該状態にて前記複数のフックを外方向に移動させて前記タッチセンサが前記物品との当接を検知した時に停止させ、直後に所定距離だけ前記複数のフックを内方向に移動させ、該状態にて前記基台を上昇させて前記各フックの前記爪部にて前記物品の開口部の縁部分を下側から支えて持ち上げるように構成してあることを特徴とする物品移載装置。
  2. 請求項1に記載の物品移載装置において、前記複数のフックを外方向に移動させて前記タッチセンサが前記物品との当接を検知した時に停止させる停止動作は、全てのタッチセンサが当接を検知した時に行なわせることを特徴とする物品移載装置。
  3. 請求項1又は2に記載の物品移載装置において、前記基台の下部に前記物品を検知するための光軸を水平にした投受光式の第1、第2の物品センサを、第1の物品センサは前記フックの爪部が前記物品の空間内に入り切る高さまで前記基台が下降したときに前記光軸が前記物品にて遮られる高さに、第2の物品センサはその光軸高さが第1の物品センサの光軸高さより下であって前記フックにて前記物品を正常に持ち上げた状態においてその光軸が前記物品にて遮られる高さに、それぞれ取り付け、
    前記フックによる前記物品の持ち上げ動作後に前記基台が所定高さに到達した時点において、第1の物品センサが物品を検出していた場合、又は第1、第2の物品センサが共に物品を検出していなかった場合には持ち上げ異常と判定するように構成してあることを特徴とする物品移載装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の物品移載装置において、前記物品移載装置はタイヤを移載する装置であることを特徴とする物品移載装置。
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