JPH0539128A - タイヤの積上げ、積卸し装置 - Google Patents

タイヤの積上げ、積卸し装置

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JPH0539128A
JPH0539128A JP19551391A JP19551391A JPH0539128A JP H0539128 A JPH0539128 A JP H0539128A JP 19551391 A JP19551391 A JP 19551391A JP 19551391 A JP19551391 A JP 19551391A JP H0539128 A JPH0539128 A JP H0539128A
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JP
Japan
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tire
arm
tires
guide member
base frame
Prior art date
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JP19551391A
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English (en)
Inventor
Shinzo Dateki
新三 伊達木
Toru Chiba
透 千葉
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 積上げられたタイヤをセンタリングすること
なしに、またタイヤが粘着状態であっても、常に積卸さ
れたタイヤ位置を安定した状態に保つことが出来、また
積上げられたタイヤの荷くずれの発生を有効に防止出来
るタイヤの積上げ、積卸し装置を提供することを目的と
する。 【構成】 立設された支柱1に昇降手段を介して昇降可
能なガイド部材7を設け、このガイド部材に水平方向に
旋回可能なアーム29の基端部を取り付けると共に、ア
ームの先端側に、該アームと平行で、かつ揺動可能なベ
ースフレーム47を吊設し、このベースフレームに、開
閉手段を介してタイヤの内径を保持する摺動可能なフッ
ク53a,53bを吊設し、前記ベースフレームに、タ
イヤの上面と接触し、かつフックの開閉手段及びガイド
部材の昇降手段と接続する検出センサの検出リング69
を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばタイヤの仕上
げ工程等に用いられるタイヤの積上げ、あるいは積卸し
装置に係わり、更に詳しくは、積上げられたタイヤを積
卸す際に、常に積卸されたタイヤの位置を安定に保ち得
るタイヤの積上げ、積卸し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、タイヤの仕上げ工程の自動化を
推進する上において、積上げられたタイヤを積卸して次
の工程へ移送する際に、積卸し時に生じるタイヤ位置の
ばらつきを極力小さくすることが要求されている。とこ
ろで、従来のタイヤを積卸す装置として、立設された支
柱に支持されたフレーム内に昇降手段を介して昇降可能
な台車を設け、この台車に積上げられたタイヤを前記昇
降手段により台車と共に所定の高さまで昇降し、フレー
ムに設けられたピストン等により横方向から、前記タイ
ヤを台車の最上部から順に蹴り出して次の工程に送る蹴
り出し方式のものが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
従来のタイヤ積卸し装置にあっては、台車に積上げられ
たタイヤがずれていたり、また積上げられたタイヤ相互
が粘着して、蹴り出されたタイヤの位置が常に安定しな
いという問題があった。また、タイヤが蹴り出される時
に、積上げられたタイヤがその衝撃で荷くずれを起こす
と言う問題があった。
【0004】この発明は、かかる従来の課題に着目して
案出されたもので、積上げられたタイヤをセンタリング
することなしに、またタイヤが粘着状態であっても、常
に積卸されたタイヤ位置を安定した状態に保つことが出
来、また積上げられたタイヤの荷くずれの発生を有効に
防止出来るタイヤの積上げ、積卸し装置を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、立設された支柱に昇降手段を介して昇
降可能なガイド部材を設け、このガイド部材に水平方向
に旋回可能なアームの基端部を取り付けると共に、アー
ムの先端側に、該アームと平行で、かつ揺動可能なベー
スフレームを吊設し、このベースフレームに、開閉手段
を介してタイヤの内径を保持する摺動可能なフックを吊
設し、前記ベースフレームに、タイヤの上面と接触し、
かつフックの開閉手段及びガイド部材の昇降手段と接続
する検出センサを設けたことを要旨とするものである。
【0006】
【発明の作用】この発明は上記のように構成され、昇降
かつ旋回可能なアームと、そのアームに吊設された揺動
可能なベースフレームに、開閉手段を介してタイヤの内
径を保持する摺動可能なフックを吊設することにより、
積上げられたタイヤがずれた状態にあっても、センタリ
ングすることなしに、常にフックをタイヤの内径に確実
に保持せしめ、またタイヤが相互に粘着状態であって
も、フックを昇降して、積上げられたタイヤに全く衝撃
を与えることなしに積卸すタイヤを切り離すことが出
来、更にフックに保持されたタイヤを昇降及び旋回を経
て、積卸し位置に確実に安定移送することが出来るので
ある。
【0007】
【発明の実施例】以下、添付図面に基づいて、この発明
の実施例を説明する。図1、図2、及び図3は、それぞ
れこの実施例の正面図、側面図、及び平面図である。T
は台車に積上げられたタイヤで、1はベース3に立設さ
れた支柱であり、その支柱1の相対する面の長手方向に
設けられたガイドレール5に沿って、ガイド部材7が摺
動自在に取り付けられている。
【0008】また支柱1には、前記ガイドレール5に沿
ってガイド部材7を昇降する昇降手段9が設けられてい
る。前記昇降手段9は、支柱1の上端(ベース3側に固
定された一端の他端)にモータ取付板11を介して載置
されたブレーキ付昇降モータ13を有し、そのブレーキ
付昇降モータ13の駆動軸には、スプロケット15aが
嵌装されている。
【0009】また前記支柱1の上端側及び下端側には、
前記ブレーキ付昇降モータ13の駆動軸と平行に回転自
在な回転軸17a、及び17bが軸支され、その回転軸
17a、及び17bの両端側には、1対のスプロケット
19a、19b及び19c、19dが嵌装され、上端側
及び下端側の同一側にあるスプロケット19a、19c
及び19b、19dには、それぞれローラチェーン20
a及び20bが掛合されている。
【0010】そして回転軸17aの一端側には、前記ブ
レーキ付昇降モータ13のスプロケット15aに掛合さ
れたローラチェーン18に掛合するスプロケット15b
が嵌装され、ローラチェーン18を介してブレーキ付昇
降モータ13の駆動を回転軸17aに伝達している。前
記ガイド部材7は、前記回転軸17a、及び17bのス
プロケット19a、19c及び19b、19dに掛合さ
れているローラチェーン20a及び20bと掛止して、
前記ブレーキ付昇降モータ13の駆動によりガイド部材
7が支柱1のガイドレール5に沿って昇降するように構
成されている。
【0011】21はガイドレール5の下端側に設けられ
てガイド部材7の昇降範囲の下端を規制制御するリミッ
トスイッチであり、23a及び23bは、それぞれ支柱
1の上端側及び下端側に設けられてガイド部材7が上端
及び下端に達した時にガイド部材7を規制する緩衝部材
でり、また24はブレーキ付昇降モータ13用のアブソ
コーダである。
【0012】また前記ガイド部材7には、一方のガイド
レール5側にそのガイドレール5に平行して回動ロッド
25が回動自在に軸支され、その回動ロッド25の所定
の外周面には、ピニオンギア部25aが形成され、その
ピニオンギア部25aと噛合するラック部27aを備え
たピストンロッド27bを有するエアシリンダ27が搭
載されている。
【0013】そして前記回動ロッド25の上端側には、
回動ロッド25の回動と共に左右に旋回可能な水平方向
に延びるアーム29の基端部が固定され、そのアーム2
9は、一端が回動ロッド25の下端側に固定された補助
部材31により強固に保持されている。33はアーム2
9と同じ水平位置に、ガイド部材7に固定されたアーム
29のストッパ部材であり、その両端には、アーム29
の旋回範囲を規制制御する検出スイッチ35a及び35
b、ならびにアーム29の旋回位置を規制する緩衝部材
37a及び37bがそれぞれ設けられている。
【0014】前記アーム29の先端側には、その下端面
に固着された幅広の取付け板39、及びその長手方向に
所定の間隔をもって固設されたブラケット41a及び4
1b、ならびにピン41a及び41bを介して、長さが
調節可能であり、かつ水平方向に揺動自在な揺動ロッド
43a及び43bがそれぞれ垂下され、その揺動ロッド
43a及び43bの下端に設けられたブラケット45a
及び45b、ならびにピン46a及び46bを介して、
ベースフレーム47が吊設されている。
【0015】前記ベースフレーム47には、図4、図
5、図6、及び図7に示すように、下端面にベースフレ
ーム47の長手方向に沿って互いに平行するガイドレー
ル49a及び49bが固設され、そのガイドレール49
a及び49bに嵌合する嵌合部を備え、かつガイドレー
ル49a及び49bに沿って摺動自在に設けられたフッ
ク取付け板51a及び51bを介して、タイヤTの内径
を保持可能なフック53a及び53bがそれぞれ吊設さ
れている。
【0016】このフック53a及び53bは、フック取
付け板51a及び51bのそれぞれの長手方向の両端側
から垂下されたフック保持部53a1 、53a2 及び5
3b 1 、53b2 と、そのフック保持部53a1 と53
2 、及び53b1 と53b 2 の下端から互いに水平方
向に外向きに突設連結されたフック部53a3 及び53
3 から構成され、前記摺動自在なフック取付け板51
a及び51bの摺動と共に、フック53a及び53bが
開閉して、タイヤTの内径の保持が可能となる。
【0017】また前記ベースフレーム47の長手方向の
両端側には、先端側にそれぞれプーリ55a及び55b
が設けられた支軸57a及び57bが垂設され、そのプ
ーリ55a及び55bには、ベルト59が掛廻されてい
る。このベルト59は、プーリ55a及び55bを挟ん
で相対するベルトの所定箇所が、固定部材61a及び6
1bを介してフック取付け板51a及び51bにそれぞ
れ固定されている。
【0018】また前記ベースフレーム47の長手方向の
一端(図6の左端)側に端部が固定されたエアシリンダ
63を、前記ベルト59に並設し、前記エアシリンダ6
3の他端部側から突出する往復動自在のピストンロッド
65の先端が、フック53bの基端部に連結されてい
る。そしてベースフレーム47の中央部両端に設けられ
た耳部47a及び47bに、タイヤTの上面と接触可能
な検出用リング67を下端に固定した検出用ロッド69
a及び69bを上下に摺動自在に吊設し、その検出用ロ
ッド69a及び69bの外周には、常時検出用ロッド6
9a及び69bを下方向に付勢するスプリング71a及
び71bが設けられ、検出用リング67が積上げられた
タイヤTの上面に追従する構成となっている。
【0019】なお73aは検出用リング67がタイヤT
に接触したのを検出する近接センサであり、また73b
及び73cは、タイヤTの径に応じて位置調整が可能で
あり、かつフック取付け板51bに突設された検出用部
材75を検知してフック53a及び53bの開閉位置を
制御するための近接センサである。次に上記のような構
成からなるこの発明の作用について説明する。図1に示
すように、タイヤTが積上げられた台車が移送されて所
定の位置まで来ると、ブレーキ付昇降モータ13が作動
してアーム29が降下する。
【0020】アーム29の降下と共に、そのアーム29
から吊設されている水平方向に揺動可能な揺動ロッド4
3a及び43b、ベースフレーム47、フック53a及
び53b、ならびに検出用リング67も降下し、検出用
リング67が積上げられたタイヤ最上部のタイヤTに接
触する。この時、タイヤTが傾いていたり、ずれている
状態にあってフック53a及び53bがタイヤT内に入
りにくい場合であっても、揺動ロッド43a及び43b
がそのタイヤTの状態に対応して揺動しながら追従し、
フック53a及び53bをタイヤT内に容易に挿入させ
ることが出来る。
【0021】そして更にアーム29を降下させると、検
出用リング67がタイヤTから押圧されて、スプリング
71a及び71bにより下方向に付勢されていた検出用
ロッド69a及び69bが、スプリング71a及び71
bの弾性力に反して上方向に押し上げられる。フック5
3a及び53bが十分にタイヤTの内径を保持可能な位
置まで降下すると、近接センサ73aが、上方向に押し
上げられた検出用ロッド69aの上端側を検知して、ブ
レーキ付昇降モータ13を停止させると共に、エアシリ
ンダ63が作動し、図4に示すように閉位置にあるフッ
ク53a及び53bを、図6に示すように、フック53
bの基端部に連結されたピストンロッド65がフック5
3bを開方向(図6の右方向)移動させる。
【0022】フック53bが開方向(図6の右方向)移
動すると、それと共にガイドレール49a及び49bに
沿って同じ方向に移動するフック取付け板51bを介し
て、フック取付け板51bに所定箇所が固定されている
ベルト59が図7の左回りの方向に駆動される。ベルト
59の左回りの駆動により、プーリ55a及び55bを
挟んでフック取付け板51bの固定箇所と相対するベル
ト位置に固定されたフック取付け板51aは、ガイドレ
ール49a及び49bに沿って図7の左方向に移動し、
そのフック取付け板51aから吊設されたフック53a
も、開方向(図7の左方向)に移動する。
【0023】フック53a及び53bが共にタイヤTの
内径を十分保持しえる位置まで開くと、フック取付け板
51bから突設する検出用部材75を近接センサ73c
が検知して、エアシリンダ63の作動を停止すると共
に、ブレーキ付昇降モータ13を作動させてアーム29
を上昇させる。アーム29の上昇と共にフック53a及
び53bに保持されたタイヤTが吊り上げられ、所定の
高さまで達すると、センサ(図示せず)が検知してブレ
ーキ付昇降モータ13を停止させると共に、アーム29
を左右に旋回可能なエアシリンダ27を作動する。
【0024】エアシリンダ27は往復動自在なピストン
ロッド27bの先端に設けたラック部27a、及びそれ
に噛合する回動ロッド25のピニオンギア部25aを介
して回動ロッド25を回動することにより、回動ロッド
25に固定されたアーム29を左または右方向に旋回す
る。アーム29が旋回して図3に示すように、タイヤT
を積卸す位置にくると、ストッパ部材33の一端に設け
られた検出スイッチ35aがアーム29の基端側に接触
してエアシリンダ27の作動を停止し、アーム29が緩
衝部材37aに当接して旋回を停止する。
【0025】またエアシリンダ27の停止と共に、ブレ
ーキ付昇降モータ13が作動され、アーム29が降下す
ると共に吊設されているフック53a及び53bも降下
して、タイヤTが積卸し位置に下ろされる。タイヤTが
積卸し位置に下ろされて更にアーム29が降下すると、
検出用リング67がタイヤTの上面に接触し、スプリン
グ71a及び71bにより下方向に付勢されていた検出
用ロッド69a及び69bが、スプリング71a及び7
1bの弾性力に反して上方向に押し上げられる。
【0026】フック53a及び53bがタイヤTの内径
との接触を十分に絶った位置にくると、近接センサ73
aが、上方向に押し上げられた検出用ロッド69aの上
端側を検知して、ブレーキ付昇降モータ13を停止させ
ると共に、エアシリンダ63が作動し、図6に示すよう
に開位置にあるフック53a及び53bを、図4に示す
ように、フック53bの基端部に連結されたピストンロ
ッド65がフック53bを閉方向(図4の左方向)移動
させる。
【0027】フック53bが閉方向(図4の左方向)移
動すると、それと共にガイドレール49a及び49bに
沿って同じ方向に移動するフック取付け板51bを介し
て、フック取付け板51bに所定箇所が固定されている
ベルト59が図7の右回りの方向に駆動される。ベルト
59の右回りの駆動により、プーリ55a及び55bを
挟んでフック取付け板51bの固定箇所と相対するベル
ト位置に固定されたフック取付け板51aは、ガイドレ
ール49a及び49bに沿って図7の右方向に移動し、
そのフック取付け板51aから吊設されたフック53a
も、閉方向(図7の右方向)に移動する。
【0028】フック53a及び53bが共に開方向への
移動開始位置まで閉じると、フック取付け板51bから
突設する検出用部材75を近接センサ73bが検知し
て、エアシリンダ63の作動を停止すると共に、ブレー
キ付昇降モータ13を作動させて、タイヤTを積卸した
フック53a及び53bを吊設するアーム29を上昇さ
せる。
【0029】アーム29を所定の高さまで達すると、セ
ンサ(図示せず)が検知してブレーキ付昇降モータ13
を停止させると共に、アーム29を左右に旋回可能なエ
アシリンダ27を作動する。アーム29が図3の右回り
に旋回され、積上げられたタイヤTの吊り上げ位置に達
すると、ストッパ部材33の他端に設けられた検出スイ
ッチ35bがアーム29の基端側に接触してエアシリン
ダ27の作動を停止し、アーム29が緩衝部材37bに
当接して旋回を停止する。
【0030】またエアシリンダ27の停止と共に、ブレ
ーキ付昇降モータ13が作動され、アーム29が降下す
ると共に吊設されているフック53a及び53bも降下
して、再びタイヤTの積卸し動作を繰り返すのである。
以上のように、この発明は昇降かつ旋回可能なアーム2
9と、そのアーム29に吊設された揺動可能なベースフ
レーム47に、開閉手段を介してタイヤTの内径を保持
する摺動可能なフック53a及び53bを吊設すること
により、積上げられたタイヤTがずれていたり、傾いて
いた状態にあっても、センタリングすることなしに、常
にフック53a及び53bをタイヤTの内径に確実に保
持せしめ、またタイヤTが相互に粘着状態であっても、
フック53a及び53bを昇降して、積上げられたタイ
ヤに全く衝撃を与えることなしに積卸すタイヤTを切り
離すことが出来、更にフック53a及び53bに保持さ
れたタイヤTを昇降及び旋回を経て、積卸し位置に確実
に安定移送することが出来るのである。なお、この発明
は前述の実施例に限定されるものではなく、前述の実施
例以外の態様でもこの実施例を実施しうるものである。
【0031】
【発明の効果】以上のように実施しえるこの発明のタイ
ヤの積上げ、積卸し装置は、立設された支柱に昇降手段
を介して昇降可能なガイド部材を設け、このガイド部材
に水平方向に旋回可能なアームの基端部を取り付けると
共に、アームの先端側に、該アームと平行で、かつ揺動
可能なベースフレームを吊設し、このベースフレーム
に、開閉手段を介してタイヤの内径を保持する摺動可能
なフックを吊設し、前記ベースフレームに、タイヤの上
面と接触し、かつフックの開閉手段及びガイド部材の昇
降手段と接続する検出センサを設けたので、積上げられ
たタイヤがずれていたり、傾いた状態にあっても、セン
タリングすることなしに、常にフックをタイヤの内径に
確実に保持することが出来、またタイヤが相互に粘着状
態であっても、積上げられたタイヤに全く衝撃を与える
ことなしに積卸すタイヤを切り離して荷くずれを完全に
防止すことが出来、更にタイヤの積卸し位置のばらつき
を防止して、タイヤを積卸し位置に確実に安定移送する
ことが出来るのという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤの積上げ、積卸し装置の正面図である。
【図2】タイヤの積上げ、積卸し装置の側面図である。
【図3】タイヤの積上げ、積卸し装置の平面図である。
【図4】ベースフレーム部分の正面図である。
【図5】ベースフレーム部分の側面図である。
【図6】図5のAーA矢視断面図である。
【図7】図4のBーB矢視断面図である。
【符号の説明】
1 支柱 7 ガイド部材 25 回動ロッド 29 アーム 43a,43b 揺動ロッド 47 ベースフレ
ーム 53a,53b フック 67 検出用リン
グ 69a,69b 検出用ロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立設された支柱に昇降手段を介して昇降
    可能なガイド部材を設け、このガイド部材に水平方向に
    旋回可能なアームの基端部を取り付けると共に、アーム
    の先端側に、該アームと平行で、かつ揺動可能なベース
    フレームを吊設し、このベースフレームに、開閉手段を
    介してタイヤの内径を保持する摺動可能なフックを吊設
    し、前記ベースフレームに、タイヤの上面と接触し、か
    つフックの開閉手段及びガイド部材の昇降手段と接続す
    る検出センサを設けたことを特徴とするタイヤの積上
    げ、積卸し装置。
JP19551391A 1991-08-05 1991-08-05 タイヤの積上げ、積卸し装置 Pending JPH0539128A (ja)

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