JPH05262494A - 天井走行車と天井走行車における物品把持装置 - Google Patents

天井走行車と天井走行車における物品把持装置

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JPH05262494A
JPH05262494A JP6374892A JP6374892A JPH05262494A JP H05262494 A JPH05262494 A JP H05262494A JP 6374892 A JP6374892 A JP 6374892A JP 6374892 A JP6374892 A JP 6374892A JP H05262494 A JPH05262494 A JP H05262494A
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Shigenari Yokoyama
重成 横山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品把持装置と物品の中心が心外れしていて
も把持が確実にできる上に、大重量の物品を吊上げたと
きに物品が揺動しても、走行車が破損するおそれがな
く、大重量の物品の搬送を安全確実に行うことのできる
天井走行車。 【構成】 走行車本体10に昇降用モータ36で回動す
る巻取ドラム43を取付け、一端を巻取ドラム43に結
着したワイヤーロープ44の他端を昇降台45に結着
し、昇降台45に立設したマスト53を走行車本体10
に摺動自在に支持し、その昇降台45と物品把持装置6
0のチャック本体67を自在接手部材61で連結して、
物品把持装置60がフローティングするように昇降台に
吊持されていることを特徴とする天井走行車。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この発明は、低レベル放射性廃棄
物等が充填されたドラム缶のような重量の重い物品を吊
持し、天井から配設されているレール上を自走して所定
のステーションからステーションへと物品を搬送する天
井走行車と、天井走行車における物品把持装置に関する
ものである。
【従来の技術】従来の天井走行車は、レールに沿って走
行する走行車本体に昇降装置を設け、昇降装置により昇
降する昇降台に物品把持装置が一体的に取付けられい
て、物品把持装置により物品を把持して、所定のステー
ションから他のステーションへ物品を搬送している。そ
して従来の物品把持装置は、例えば特開平1−3032
93号、特開平1−226693号公報等に開示されて
いるように、シリンダのピストンロッドにリンクを連結
して、シリンダの作動でリンク機構を介して把持爪を開
閉する把持装置が多く使用されている。
【発明が解決しようとする課題】天井走行車で搬送した
物品を床面や地上に下したとき、物品の下面と床面の間
に異物が挟まったり、床面の平坦度が悪いときには、把
持を開放して床面に下した物品が傾くことがある。或
は、天井走行台車の停止位置が僅かにずれる等が原因で
物品把持装置の中心と物品の中心が一致せずに心外れと
なることがある。心外れしている大重量の物品を把持し
て、床面から吊上げると吊上げられた物品は左右に揺れ
動き、天井走行車が揺動している大重量の物品に引張ら
れてロック機構等が損傷することがあり、天井走行車が
破損すると非常に危険である。従って天井走行車には、
心外れした大重量の物品を確実に吊持することが要求さ
れている。そして物品把持装置の駆動をシリンダで行う
と、流体を供給する駆動源と流体給排用のホース等が必
要となり、長距離の物品の搬送ができないという問題が
ある。又リンク機構によって把持爪を開閉する把持装置
は、一対の把持爪で行っているので、一対の把持爪と直
交する方向に物品が心外れしたときには大重量の物品の
把持ができなくなる。
【課題を解決するための手段】この発明は、斯かる従来
の天井走行車と、天井走行車における物品把持装置の問
題点を解決するものであって、この発明の天井走行車
は、走行車本体に昇降用モータで回動される巻取ドラム
が取付けられ、前記巻取ドラムに一端を結着したワイヤ
ーロープの他端が昇降台に結着され、その昇降台に立設
したマストが前記走行車本体に上下方向に摺動自在に支
持されている昇降装置と、チャック用モータの回動で複
数の把持爪が半径方向に移動されて物品の把持開放をす
る物品把持装置と、物品把持装置のチャック本体と前記
昇降装置の昇降台が自在接手部材で連結され、物品把持
装置がフローティングするように構成されていることを
特徴とするものである。この発明の物品把持装置は、チ
ャック本体に複数の把持爪が半径方向に摺動自在に嵌装
され、チャック用モータの回動で正逆に所定角度回動さ
れる板カムが前記チャック本体に回動自在に支承され、
前記把持爪に取付けたカムフオロアがカム板のカム溝に
嵌入され、カム板の正逆の回動により物品を把持解放す
るように構成されていることを特徴とするものである。
【作用】以上のようにこの発明の天井走行車は、昇降台
に立設したマストが走行車本体に摺動自在に支持されて
いるので、昇降台は走行車本体の軸受部に案内されて揺
動することなく垂直に昇降する。昇降台とチャック本体
が自在接手部材で連結されているので、把持する物品が
チャック本体と心外れしていても確実に物品を把持す
る。心外れしている大重量の物品を把持して床面から吊
り上げたとき物品が揺動しても自在接手部材が揺れてチ
ャック本体がフローティングする。自在接手部材は長さ
が短いので早く復元して、把持されている物品は速やか
に静止状態になる。従って大重量の物品の揺動負荷が直
接天井走行車に作用しないので天井走行車が損傷するこ
とはない。そしてこの発明の物品把持装置は、チャック
用モータを作動して板カムを回動し、チャック本体に嵌
装されている複数の把持爪がカム溝に案内されて同時に
半径方向に摺動して物品を把持する。このように複数の
把持爪が半径方向に摺動して物品を把持するのであるか
ら、物品が如何なる方向に心外れしていても確実に物品
を把持する。閉じた把持爪のカムフォロアが外れないよ
うにカム溝を形成して、閉じた把持爪が開くことができ
ないセルフロックにすることができる。このようにカム
溝を形成すると天井走行車で走行中に停電して停止する
ようなことがあっても把持されている物品が落下するお
それがない。
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。この実施例は、図1、図2に示すように物品が
低レベル放射性廃棄物が充填されたドラム缶Wの例であ
り、Iビーム2にレール板3を固着したレール1上を天
井走行車(以下走行車と云う)が既知のようにIビーム
2に取りつけたトロリー4から図示を省略した集電装置
に給電されて自走する。左右の側板5、6の下方に箱体
7を溶着した駆動輪軸受箱8と従動輪軸受箱9が、走行
車本体10のハンガー部11の両端に次のように連結さ
れて一体になっている。即ちハンガー部11の両端に溶
着したボス12にビス止めされている縦軸13が、箱体
7に嵌着した上、下のブッシュ14に遊嵌されて、駆動
輪軸受箱8と縦動軸受箱9がレール1のカーブに案内さ
れて、縦軸13を支点にして揺動するように連結されて
いる(図3、図4)。駆動輪軸受箱8の側板5に走行用
モータ15を取付け、モー15の出力軸に楔着した鎖車
16と左右の側板5、6に軸支されている中間軸17に
固定した鎖車18にチェーンが懸回されている(図
3)。左右の側板5、6に取付けた車輪軸20に車輪2
1を回動自在に支承し、車輪21にボルト締めした歯車
22と中間軸17に楔着した歯車23が噛合していて、
走行用モー15の回動によって車輪21がレール板3上
を走行する。中間軸の左右にローラ24が回動自在に支
承され、ローラ24の外径がレール板3の下面と僅かの
間隙をもって対向していて、駆動輪軸受箱8が上方へ浮
き上るのを防止している。左右の側板5、6の前後にレ
ール板3の側端面に接触して回動するガイドローラ2が
軸支されていて、駆動輪軸受箱8が横振れしないように
なっている。従動輪軸受箱9は駆動輪軸受箱8と略同様
の構成で、走行用のモータ15、鎖車16、18が無い
点が相違している。走行車本体10は、軽量化のために
図4、図5のように溶接構造になっている。4個の軸受
用ブッシュ31に断面口状の4個の連結部材32を溶着
し、連結部材の上面に左右の側板33、33と後側板3
4を溶着し、左右の側板33、33と後側板34の上面
に溶着した天板35の上面に鋼板を口状に溶着した前記
のハンガー部11が溶着されて走行車本体10になって
いる。走行車本体10の後側板34に昇降用モータ36
を取付け、左右の側板33、33の内側にウォーム減速
機37が固着されている。昇降用モータ36とウォーム
減速機37の入力軸38に取着した鎖車40、41にチ
ェーン42が懸回されている。ウォーム減速機37は、
入力軸38にウォーム(図示せず)が、出力軸39の軸
方向の中心にウォームホイール(図示せず)を取着した
通常の減速機であり、出力軸39が左右の側板33、3
3の外側に突出している。出力軸39の両端部に巻取ド
ラム43を楔着し、一端を巻取ドラム43に結着したワ
イヤーロープ44を巻取ドラム43の外周に巻付け(図
4参照)、その他端が昇降台45の天板46に取付けた
連結金具47に結着されている。連結金具47の軸部4
8が天板46に上下動自在に嵌入され、軸部48に遊嵌
した感知管49と天板46との間に介装した圧縮ばね5
0で連結金具44が下方へ付勢されている。物品Wを吊
上げたとき図9のように感知管49の上昇をセンサー5
1で検出するようになっており、連結金具47は物品吊
上検知部材を兼ねている(図9は物品吊上状態の図であ
る)。昇降台45は正方形の箱状に形成されていて、4
つの角の縁部に軸支持ブラケット52を溶着し、その軸
支持ブラケット52に立設したマスト53が走行車本体
10の軸受用ブッシュに嵌着した長いガイドブッシュ5
4に摺動自在に装着されている。従って、昇降用モータ
36を正逆に回動すると巻取ドラム43が正逆に回動
し、昇降台32のマスト53が走行車本体のガイドブッ
シュ54に案内されて昇降台32は図1の実線で図示し
た搬送位置から仮想線で図示した物品把持位置まで垂直
に昇降する。次に図6、図7の物品把持装置60につい
て説明する。ボールエンド(軸部の先端のボールがシャ
ンク部の球面軸受に嵌っている自在接手)61の軸部6
2を昇降台45の天板46に螺着してナット63でロッ
クする。同様にボールエンド61Aをチャック本体67
に螺着し、ボールエンド61、61Aのシャンク部64
に連結杆65を螺合してナット66でロックした4個の
自在接手部材でチャック本体67が吊持されている。一
対のボールエンド61、61Aのシャンク部64は長さ
の調整が容易にできるように一方が右ねじ、他方が左ね
じに形成されて連結杆65と螺合している。昇降台45
に連結されたチャック本体67は、チャック本体67が
水平方向に自由にフローティングするように吊持すれば
目的を達し、チャック本体67をチェーンやワイヤーロ
ープ等で昇降台45と連結しても良い。チャック本体6
7の下面に取付けたスライド部材68にL字状の4個の
把持爪69が半径方向に摺動自在に嵌合している。この
摺動自在の嵌合は通常のアリ溝またはT溝嵌合でも良い
が、スライド部材68をリニヤクロスローラベアリング
にすると摺動が円滑に行われて好ましい。把持爪69の
爪70はドラム缶Wの外径に沿う円弧状に形成されてい
る。チャック本体67の中心に軸部71をボルト締め
し、その軸部71にカム板72に取着した歯車73がク
ロスローラベアリング80を介して回動自在に支持され
ている。チャック本体67の上面に取付けたチャック用
モータ74の出力軸75に楔着した歯車76がカム板7
2の歯車73と噛合している。チャック用モータ74
は、停電時に回らないように非励磁にブレーキが作用す
るブレーキ付の減速機モータが好ましい。カム板72の
外周に植設した感知ピン77をチャック本体67に取付
けた2個のセンサー78,79で検知して把持爪69の
開閉を検出するようになっている。カム板72には、図
7のようにカム板72を貫通する4個のカム溝81が削
設され、それらのカム溝81には把持爪59に植設した
支持ピン82に回動自在に支持されているカムフォロア
ー83が嵌入されている。図8はカム溝81の一実施例
で65°で把持爪59が55mm開閉する例であり、5°
の位置をセンサー78で検出し、60°の位置をセンサ
ー79で検出して、通常は5°〜60°の間で把持爪を
開閉させている。閉じたときの半径を0mmとしたとき0
°〜5°は55mmの半径とし、58°〜59°を0mm、
60°を0.1mm、65°を0.5〜1mmの半径にカム
溝が削設されている。このように55mm開閉するカム溝
81にすると、ドラム缶Wの上縁部85の中心が昇降台
45に吊持されているチャック本体67の中心から50
mm程度心外れしていても確実に把持することができる。
ドラム缶のように上縁部85のある物品Wは外径を強く
把持しなくても上縁部85で掛止されて落下することが
ないので、このようにカム溝81を形成すると60°の
位置で閉じていた把持爪59が走行中に停電して停止し
たときのショック等で把持爪が動いても、65°の方向
へ動いてセルフロックする。又、上縁部85の無い物品
を把持するときには50°〜60°の勾配を小さくして
強い把持力で把持するようにカム溝81を形成すると良
い。カム溝81は把持する物品に応じて適宜設計され
る。チャック本体57の中心の上面に保持筒86を立設
し、その保持筒86にカム板72より下方に突出してい
る検知棒87を上下動自在に挿着し、検知棒87に取着
したカラー88と保持筒86のキャップ89の間に圧縮
ばね90を封装して、検知棒87が下方へ付勢されてい
る。保持筒86に取付けたブラケット91にセンサー9
2を設けて、ドラム缶Wの上面に検知棒87が当接した
ことを検出するようになっている。(図6、図10は検
出した状態の図である)。走行車を停止させる各ステー
ションには、レール1のIビーム2上に位置定めアーム
95を固着し(図2)、位置定めアーム95の一端に
は、下向きにY字状のガイド溝96を形成した位置定め
プレート97を溶着し、他端には、発光器98が取付け
てある。この実施例の走行車は、図1、図2に仮想線で
図示したように走行車本体10に取付けたマッチ箱のケ
ースのような形のカバー99で覆われており、カバー9
9の上端に取付けた受光器100が前記の位置定め部材
の発光器98と対向するとその位置に走行車が停止する
ようになっている。下面に位置定め用モータ102を取
付けた箱状のブラケット103を前記走行車本体のハン
ガー部11の側面に固着して、図10の位置定め装置1
01が走行車本体10に設置されている。ブラケット1
03の上面に保持筒104を固着し、その保持筒104
に取付けたスプラインナット105が中空軸106とス
プライン嵌合され、中空の軸106の下端部が位置定め
用モータの親ねじ107と螺合している。中空軸106
の上縁部にはローラ108を軸支109した位置定めピ
ン110が取着されている。中空軸106の下端に感知
片111を取着し、ブラケット103の上下にセンサー
112、113が取付けてある。従って、位置定め用モ
ータ102を正逆に回動すると、中空軸106が保持筒
104に案内されて上下動し、位置定めピン110のロ
ーラ108が位置定めプレート97のガイド溝96に係
脱し、その位置定め部材110の係脱をセンサー11
2、113で検出する。図1における115は電源盤、
116は制御盤で走行車本体10のカバー99内に収納
されている。上記実施例においては、上蓋のあるドラム
缶Wの外径を把持する物品把持装置60について説明し
たが、上蓋のない物品の内径を把持する場合には、把持
爪69の爪70を外向きにして把持すれば良い。この場
合は検知棒87で物品を検出することができないので、
例えば走行車本体10の上下にブラケットを介して2個
のセンサーを取付けてマスト53の上端を検知し、昇降
台45の上昇位置(走行位置)を下降位置(把持位置)
を検出すれば良い。
【発明の効果】以上のようにこの発明の天井走行車は、
マストに案内されて昇降する昇降台と物品把持装置のチ
ャック本体が自在接手部材で連結されて、チャック本体
がフローティングするように吊持されているので、床面
に置いてある物品の中心とチャック本体の中心が心外れ
していても、物品を確実に把持することができる上に、
心外れした大重量の物品を吊上げたときに、大重量の物
品が揺動しても、天井走行車を破損するおそれが皆無と
なり、大重量の物品の吊上げを確実に行うことができ
る。又、この発明の物品把持装置は、複数の把持爪がカ
ム板のカム溝に係合して開閉され、閉じた把持爪が開く
ことがないので、心外れしている物品の把持も容易に行
われる上に、搬送中に把持した物品を落下させてしまう
おそれが無く、安全な搬送ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の天井走行車の実施例を示す側面図で
ある。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1のIII-III 断面図である。
【図4】走行車本体の側面図である。
【図5】図4のV-V 断面図である。
【図6】物品把持装置の断面図である。
【図7】物品把持装置の底面図である。
【図8】カム溝の一実施例の拡大図である。
【図9】昇降台取着部の部分断面図である。
【図10】位置定め装置の断面図である。 1 レール 10 走行車本体 36 昇降用モータ 43 巻取ドラム 44 ワイヤーロープ 45 昇降台 51 ボールエンド(自在接手部材) 53 マスト 60 物品把持装置 67 チャック本体 69 把持爪 72 カム板 74 チャック用モータ 81 カム溝 87 検知棒 97 位置定めプレート 101 位置定め装置 102 位置定め用モータ 110 位置定めピン W ドラム缶(物品)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井から吊下配設されているレール上を走
    行して物品を搬送する天井走行車であって、走行車本体
    に昇降用モータで回動される巻取ドラムが取付けられ、
    前記巻取ドラムに一端を結着したワイヤーロープの他端
    が昇降台に結着され、その昇降台に立設したマストが前
    記走行車本体に上下方向に摺動自在に支持され、前記昇
    降台が物品把持装置のチャック本体と自在接手部材で連
    結され、前記物品把持装置がフローティングするように
    前記昇降台に吊持されていることを特徴とする天井走行
    車。
  2. 【請求項2】位置定め用モータの正逆の回動で位置定め
    ピンが上下動する位置定め装置が走行車本体に固着さ
    れ、レールに固定されている位置定めプレートに前記位
    置定めピンが係合して天井走行車を所定のステーション
    に停止する前記位置決め装置が付設されていることを特
    徴とする請求項1の天井走行車。
  3. 【請求項3】巻取ドラムに巻取られているワイヤーロー
    プの一端が、昇降台の天板に上下動自在に装着されて下
    方に向けて圧縮ばねで付勢されている連結金具に結着さ
    れ、前記昇降台に吊上げを検出するセンサーが設けられ
    ていることを特徴とする請求項1の天井走行車。
  4. 【請求項4】チャック本体に複数の把持爪が半径方向に
    摺動自在に嵌装され、チャック用モータの回動で正逆に
    所定角度回動される板カムが前記チャック本体に回動自
    在に支承され、前記把持爪に取付けたカムフオロアがカ
    ム板のカム溝に嵌入され、前記カム板の正逆の回動によ
    って物品を把持解放するように構成されていることを特
    徴とする天井走行車における物品把持装置。
  5. 【請求項5】ばねで下方へ付勢されて、カム板より下方
    に突出している物品の上面を検出する検知棒がチャック
    本体の略中心に配設されていることを特徴とする請求項
    3の天井走行車における物品把持装置。
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