JP2008153725A - 画像処理装置、画像処理方法、画像表示印刷制御装置、画像表示印刷制御方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部機器に送信したファイルを任意のプリンタで印刷する際に、該プリンタがトナーセーブモードを有していなくても、トナーセーブを実行できる。
【解決手段】ユーザが操作部113によってトナーセーブモードを選択する。セーブ処理部111では、処理対象画像をHDD110から読み出し、トナーが節約される処理(γテーブルにより低濃度化する)を施した後、再びHDD110へと書き戻す。トナーセーブ画像はHDD110から読み出され、I/F部108を介して送信され、プリンタで出力される。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタ色材を通常よりも節約して出力するトナーセーブモードを有する機器に関し、例えばMF複写機(マルチファンクション複写機)、ファクシミリ、スキャナ、プリンタなどの画像処理装置に好適な技術に関する。
高画質な画像を生成して出力する通常出力モードの他に、トナーあるいはインク等の色材消費量を節約して出力するトナーセーブモードを備える装置がある。トナーセーブモードは、例えば出力画像のレイアウト確認等、画質が重視されない場合に使用される。
従来、トナー消費量を節約する方法として、濃度を変換する方法、ディザ画像と間引きパターンとの論理積をとる方法、パルス幅変調や書込み光量制御を行う方法等があるが、これらの方法はいずれも画像濃度を低下させて出力するため、通常出力モードより画質が劣る。
例えば、特許文献1の装置では、ビットマップに展開された画像のエッジを判定してトナーセーブを行い、また特許文献2の装置では、エッジを検出し、エッジ部に対してはトナーセーブしない。
特開平9−219790号公報 特開平7−107280号公報
しかし、上記した特許文献1、2の技術では、プリンタがトナーセーブモードを備えている必要がある。また、特許文献1、2の技術は、トナーセーブ画像を配信すると共に配信先で画像を表示する際に、通常モード画像(非セーブ画像)を表示できるように考慮したものではない。
本発明は上記した問題点に鑑みてなされたもので、
本発明の目的は、外部機器に送信したファイルを任意のプリンタで印刷する際に、該プリンタがトナーセーブモードを有していなくても、トナーセーブを実行できる画像処理装置、画像処理方法、画像表示印刷制御装置、画像表示印刷制御方法、プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
請求項1、11は、外部機器に送信したファイルを任意のプリンタで印刷する際に、該任意のプリンタがトナーセーブモードを有していなくとも、トナーセーブを行えるようにすることを目的とする。
請求項2、12は、請求項1と同様の目的を達成しつつ、送信したファイルをディスプレイ等の表示装置に表示する際に、元ファイルと同等の視認性を確保することを目的とする。また、送信したファイルを、トナーセーブを行わない状態でプリントアウトしたいときに対応できるようなファイル形式とすることを目的とする。
請求項3、13は、表示装置に表示する際に元ファイルと同等の視認性を確保することを目的とする。
請求項4、14は、送信されたファイルを任意のプリンタで印刷する際に、ユーザが自由にトナーセーブモードと非トナーセーブモードを選択できるようにすることを目的とする。
請求項5、15は、ネットワークの負荷を考慮し、高い解像度を必要としない表示用画像の解像度を落とすことで、送信するファイルサイズを出来るだけ小さくすることを目的とする。
請求項6、16は、ネットワークの負荷を考慮し、高い解像度を必要としないトナーセーブ印刷用の画像の解像度を落とすことで、送信するファイルサイズを出来るだけ小さくすることを目的とする(トナーセーブで出力している時点で、ユーザは高い画質レベルを要求していなので)。
請求項7、17は、ネットワークの負荷を考慮し、高い解像度を必要としない表示用画像及び、高い解像度を必要としないトナーセーブ印刷用の画像を共に解像度を落とすことで、送信するファイルサイズを出来るだけ小さくすることを目的とする。
請求項8、9、18、19は、ファイルサイズを小さくすることを目的とする。トナーセーブが実現できるようなカラープロファイル情報を付して送信することで、トナーセーブが実現できると共に、非トナーセーブ画像のみを送信するので、ファイルサイズを小さくできる。
請求項10、20は、トナーセーブ画像を生成して送信する画像処理装置におけるプリント出力と、外部機器に送信したファイルを任意のプリンタで出力したときに得られるプリント出力の出来上がりイメージを同等にすることを目的とする。
本発明は、画像信号を機器外部に送信する機能を有する画像処理装置において、色材の使用量を抑えるセーブモードを指示する指示手段と、前記セーブモードが指示されたとき、前記画像信号に対して色材使用量が低減するような変換を行う変換手段と、前記変換手段により変換された画像信号を前記機器外部に送信する送信手段とを有することを最も主要な特徴とする。
請求項1、11、21、23;外部機器に送信したファイルを任意のプリンタで印刷する際に、任意のプリンタがトナーセーブモードを有していなくても、トナーセーブを実行できる。
請求項2、12、21、23;外部機器に送信したファイルを任意のプリンタで印刷する際に、任意のプリンタがトナーセーブモードを有していなくても、トナーセーブを実行でき、さらに送信したファイルをディスプレイ等の表示装置に表示する際に、元ファイルと同等の視認性を確保することができる。また、送信したファイルを、トナーセーブを行わない状態でプリントアウトすることもできる。
請求項3、13、22、24;表示装置に表示する際に元ファイルと同等の視認性を確保することができる。
請求項4、14、22、24;送信されたファイルを任意のプリンタで印刷する際に、ユーザが自由にトナーセーブモードと非トナーセーブモードを選択することができる。
請求項5、15;ネットワークの負荷を考慮し、高い解像度を必要としない表示用画像の解像度を落とすことで、送信するファイルサイズを出来るだけ小さくすることができる。
請求項6、16;ネットワークの負荷を考慮し、高い解像度を必要としないトナーセーブ印刷用の画像の解像度を落とすことで、送信するファイルサイズを小さくすることができる。
請求項7、17;ネットワークの負荷を考慮し、高い解像度を必要としない表示用画像とトナーセーブ印刷用の画像の解像度を落とすことで、送信するファイルサイズを小さくすることができる。
請求項8、9、18、19;ネットワークの負荷を考慮し、トナーセーブが実現できるようなカラープロファイル情報を付して送信することで、トナーセーブが実現できると共に、非トナーセーブ画像のみを送信するので、ファイルサイズを小さくすることができる。
請求項10、20;トナーセーブ画像を生成して送信する画像処理装置におけるプリント出力と、外部機器に送信したファイルを任意のプリンタで出力したときに得られるプリント出力の出来上がりイメージを同等にすることができる。
以下、発明の実施の形態について図面により詳細に説明する。
実施例1:
図1は、本発明の実施例1の構成を示す。図1において、画像処理装置100は、スキャナ101、パーソナルコンピュータ(PC)114、インターフェース手段109から入力された各画像信号に対して画像処理を施し、プロッタ104、インターフェース手段108へ出力する機能を有する。
上記した3つの画像入力方法の処理を説明する。
第1の画像入力方法である、スキャナ101によって読み取られたデジタル画像信号に対する処理を説明する。スキャナ101によって読み取られた画像信号は、後述する前段画像処理部102によって画像処理が施され、処理後の画像信号SIはHDD110に記憶される。
図2は、前段画像処理部102の構成を示す。スキャナ101で入力したデジタルカラー画像信号はスキャナγ補正手段1021により反射率リニアな信号から濃度リニアな信号へと変換される。スキャナγ補正手段1021はR、G、B、それぞれの信号に対する1次元のテーブル変換でRs、Gs、Bsに変換され出力される。次に、入力マスキング手段1022は、入力デバイスに依存した信号をデバイスに依存しない標準RGB信号へと変換する。入力マスキング手段1022では、式(1)に示すようなマスキング演算によって標準信号へ変換する。
Rm=α11×Rs+α12×Gs+α13×Bs+β1
Gm=α21×Rs+α22×Gs+α23×Bs+β2
Bm=α31×Rs+α32×Gs+α33×Bs+β3
式(1)
標準信号に変換された画像信号は、フィルタ処理手段1023により空間周波数特性の補正が行われる。具体的には、文字などの鮮鋭性が求められる画像に対してはエッジ強調フィルタによりシャープに補正し、写真のような滑らかさが求められる画像に対してはスムージングフィルタによりソフトに補正する処理を行う。フィルタ処理後の画像信号SI(Rf,Gf,Bf)はHDD110へと転送され、蓄積される。
第2の画像入力方法として、PC114からのプリント命令によって生成される画像信号に対する処理を説明する。PC114上のアプリケーションソフトによって作成された文書は、ユーザによってプリント命令が発行されることにより、プリンタドライバを介してプリンタ記述言語で書かれたプリンタコマンドに変換される。プリンタコマンドは画像処理装置100に送信され、画像処理装置100内のコマンド解釈部105に入力される。コマンド解釈手段105では、コマンドを解釈しビットマップ展開手段106においてビットマップ画像に展開される。展開されたビットマップ画像PIはHDD110に蓄積される。また、コマンド解釈手段105では、セーブモードが選択されたか否かを解釈し、セーブモード選択信号PRをシステムコントローラ112へ出力する。
第3の画像入力方法として、インターフェース(I/F)手段109から入力された場合について説明する。例えば、デジタルスチルカメラ(DSC)画像がインターフェース(I/F)手段109から入力され、入力された画像DIはそのままHDD110に蓄積される。
次に、出力方法、つまり一旦HDD110に蓄積された画像信号を読み出し、プロッタ104で紙出力する場合と、I/F手段108を介して画像処理装置100の外部に送信する場合について説明する。
まず、プロッタ104で紙出力する場合、HDD110から読み出された画像信号OIは、後段画像処理103で処理が施され、プロッタ104へ送信し、紙出力される。
図3は、後段画像処理103の構成を示す。HDD110から読み出された画像信号OIは色補正手段1031に入力される。色補正手段1031ではマスキング演算等によりRGB系信号をプリンタ系の色材に適したCMY系の信号に変換する。色補正処理は、さまざまな手法が考えられるが、前述の入力マスキング手段1022での変換方式と同じ、以下のようなマスキング演算が行われるものとする。
C=η11×R+η12×G+η13×B+θ1
M=η21×R+η22×G+η23×B+θ2
Y=η31×R+η32×G+η33×B+θ3 式(2)
但し、η11〜η33およびθ1〜θ3は予め定められた色補正係数で、出力されるCMYも8bit(0〜255)の信号とする。
色補正手段1031からの画像信号は下色除去・墨生成手段1032に入力され、CMYK信号に変換し出力する。下色除去・墨生成手段1032では、墨成分であるK’信号が生成されると共にCMY信号から下色除去(UCR)が行われる。下色除去・墨生成手段1032におけるK信号の生成およびCMY信号からの下色除去は、式(3)のように行われる。
K’=Min(C,M,Y)×β4
C’=C−K×β5
M’=M−K×β5
Y’=Y−K×β5 式(3)
但し、Min(C,M,Y)は、CMY信号のうち最小のものであり、β4,β5は予め定められた係数で、C’M’Y’K’も8bitの信号とする。
下色除去・墨生成手段1032で処理された信号は、プリンタγ補正手段1033によってプリンタエンジン特性に合わせたγ補正が行われ、さらに中間調処理手段1034によって中間調処理が施され出力される。中間調処理としては例えば一般的に組織的ディザ処理により処理される。
そして、操作部113で複数枚のコピー指定がなされた場合は、HDD110に蓄積された画像信号を枚数分だけ繰り返して読み出し、画像再生を行う構成を採っている。
次に、機器外部へ画像ファイルとして送信する場合について説明する。ファイル生成手段107はHDD110から送信対象の画像信号を読み出し、所定のファイルフォーマットに変換して出力する。
図4は、ファイル生成手段107の構成を示す。図4に示すように、ファイル生成手段107内のファイル読み出し部1071はHDD110から画像データを読み出す。またヘッダー生成手段1073では、指定されたファイルフォーマットに応じたヘッダーを生成し、ヘッダー付加部1072へ転送する。ヘッダー付加部1072では、ファイル読み出し部1071で読み出した画像データにヘッダーを付加し、I/F回路108へと転送し、I/F108は生成されたファイルを機器外部に送信する。ここで、ファイルフォーマットとは、TIFF形式やPDF形式などの汎用のフォーマットも準備されているが、独自のフォーマットで送信するモードも有している。
上記したように、スキャナ101、PC114、外部I/F109から入力された画像信号は、一旦HDD110に蓄積された後、プロッタ104や機器外部に出力する構成を採っている(これらの機能は、一般的なMFPが有する機能と同様である)。
本発明に係るトナーセーブモードについて説明する。
スキャナ101やI/F手段109から入力された画像に対して、トナーを節約して紙出力する場合、ユーザは操作部113によってトナーセーブモードを選択する。トナーセーブモードが選択されると、トナーセーブ出力を要求する信号ORがアクティブとなり、システムコントローラ112へと伝達される。システムコントローラ112はトナーセーブモードを指示するSR信号をアクティブにし、セーブ処理部111では処理対象画像を読み出し、トナーが節約されるような画像処理を施した後、再びHDD110へと書き戻す。
図5は、セーブ処理部111の第1の構成例を示す。図5は、トナーセーブモード、つまり最終的に用紙にプリントしたときに、通常のモードよりもトナーやインクなどの色材使用を抑えるトナーセーブモードを実現する、1つの実施例である。図5に示すように、ガンマ変換処理によってトナー使用量を抑える。すなわち、HDD110から読み出された画像信号に対してガンマ変換部1111ではガンマ変換を施し、変換後の画像信号をHDD110に書き戻すように構成している。ガンマ変換部1111は画像信号に対して低濃度化するような低濃度化γテーブル1110を読み出し、これを適用してトナーセーブを実現する。
セーブ処理部111で処理された画像信号を、紙に出力する場合、後段画像処理103を介してプロッタ104へ画像転送し出力するよう制御する。また、セーブ処理部111で処理された画像信号を送信ファイルとして外部機器に送信する場合にはファイル生成手段107、I/F回路108を介して送信するよう制御する。このように機器を構成することで、種々の入力によって得られた画像信号に対して、一様なトナーセーブ処理を施し、種々の画像出力手段に出力することができる。
また、機器外部に送信したトナーセーブ画像ファイルは、PCなどの装置に受信され、PCに接続された任意のプリンタで出力されるケースがあるが、任意のプリンタがトナーセーブモードを有していなくても、既にトナーセーブ処理された画像を送信しているので、そのままプリント出力すればトナーセーブモードで処理した画像と同等の画像出力を得ることができる。
実施例2:
実施例1のセーブ処理は単純に低濃度化する実施例であるが、本発明のトナーセーブモード処理はこれに限定されない。例えば、特許文献2に開示されているように、エッジ部はトナーセーブを行わず、非エッジ部のみにトナーセーブを行うことで、文字や線画部の視認性を確保しつつ、高いトナーセーブ効果を得る方法がある。
実施例2のトナーセーブ動作を図6〜9を用いて説明する。図6は、実施例2のセーブ処理部の構成を示す。図6に示すように、セーブ処理部111では、入力画像に対してエッジ判定部1112でエッジ判定を行う。図7は、エッジ判定部1112の構成を示し、入力画像を所定の閾値THで2値化1115した後、パターンマッチング回路1116によりエッジ(輪郭部)の検出を行う。2値化THは、エッジ判定したい文字の濃度に応じて決定すれば良く、例えば32(白:255、黒:0)などの数値を設定する。図8は、パターマッチング回路1116における検出パターンを示し、注目画素jおよび周囲画素の2値化結果を用いて、式(4)のように判定する。
if(j&&g&&i&&k&&m)==1 then j画素=非エッジ画素
else j画素=エッジ画素 式(4)
但し、2値化後のOnドット(閾値以上のドット)をアクティブとする。
式(4)におけるパターンマッチング結果を図9に示す。図9(a)は2値化後の画像である。これに対して式(4)に示す方法でパターンマッチングを行うと、図9(b)のような結果が得られる。エッジ部が1画素幅で検出されていることがわかる。このエッジ判定結果EG(エッジ画素がアクティブな信号論理)が図6に示すセレクタ1114に入力される。これと並行して入力画像信号は、低濃度化するγテーブルが適用されたガンマ変換回路1113によって変換された信号RD、スルー信号TRがセレクタ1114に入力され、エッジ判定結果に応じて信号RDまたはTRを選択的に出力する。エッジ判定結果がエッジ画素であるとき、セレクタ1114はスルー信号TRを出力し、非エッジ画素であるとき、セレクタ1114は低濃度化処理された信号RDを出力する。
このように構成することで、エッジ部はトナーセーブを行わず視認性の良いエッジ再現が可能となり、非エッジ部はトナーセーブにより色材の節約が可能で、視認性と節約を両立する高機能のトナーセーブモードが実現する。一般的なプリンタ、特に個人が使用する低価格のプリンタでは、上記したような高機能のトナーセーブモードを有していない場合が多い。
本発明の肝要な点は、このような高機能のトナーセーブモードを、高性能で価格の高い画像処理装置で実現するのではなく、任意のプリンタで出力しても同様な処理が得られることにある。本発明によれば、トナーセーブ処理された画像信号を外部機器に送信する構成を採り、これはプロッタ104で出力する場合と同様の処理であるため、機器をよらずに同様のトナーセーブモード画像を提供できる。
実施例3:
トナーセーブ処理した画像を外部機器に送信し、PCなどの受信機器でこれを受信し、ディスプレイ等の画像表示装置に表示すると、実施例1のセーブ処理では濃度の薄い画像が表示され、また実施例2のセーブ処理ではエッジ部のみが濃い画像が表示される。実施例2の画像はディスプレイに表示しても比較的視認性がよいが、トナーセーブ未処理(通常の処理)の画像を表示した方がより好ましい。実施例3はこれに対応する実施例である。
図10、11を用いて実施例3を説明する。図10は、実施例3のファイル生成部107の構成を示す。ファイル生成部107はHDD110より画像データを読み出し、所定のファイルフォーマットに変換する手段であり、HDDより非セーブ画像ファイルを読み出す手段1078とトナーセーブモード画像を読み出す手段1079を有し、これらによって読み出された画像を連結部1081で連結させ、ヘッダー付加部1072で適切なファイルヘッダを付加するよう構成している。ヘッダー生成部1073によって生成されるヘッダーは、少なくとも非トナーセーブモード画像データと、トナーセーブモード画像データに関する情報(画像サイズ、容量、先頭アドレス、カラーモードなど)を含むものである。
図11は、ファイル構造を示す。ファイル先頭のヘッダー情報部では、ファイルタイプなど所定の情報が記述され、さらに、非トナーセーブモード画像の先頭アドレスと、トナーセーブモード画像の先頭アドレスが記述されている。これに実際の画像データが続くようにファイルが構成されている。
このように両モードの画像を1つのファイルに含める形でファイルを構成することにより、送信先の表示装置では任意の画像を選択して表示することができ、視認性の高い画像表示を実現できる。
実施例4:
本発明の実施例4を、図12、13を用いて説明する。実施例4は、実施例3で説明した画像ファイルを受信し、受信した画像ファイルを表示およびプリント出力する画像表示印刷制御装置に関する。図12に示すように、表示印刷制御装置201は送信されたファイルを受信し、ディスプレイ202への表示、およびプリンタ203へのプリント出力を制御する装置であり、PCなどの機器で実現される。表示印刷制御装置201はユーザインターフェイス(UI)部204を具備し、ユーザがディスプレイ、プリンタへの出力を指示することができる。
実施例4に係る画像表示印刷制御装置の動作を図13のフローチャートを用いて説明する。まず、送信されてきた画像ファイルを入力する(s1)。次に、ファイルに記述されたヘッダー情報を解釈する(s2)。ヘッダー情報には、ファイルに関する種々の情報が記述されており、非トナーセーブ画像のデータ領域と、トナーセーブ画像のデータ領域がどこであるかを認識する(s3)。ユーザによってUIを介して表示装置(ディスプレイ)への画像表示要求があったかどうかを判定する(s4)。要求がない場合はそのまま処理を終了し、要求があった場合は、非トナーセーブ画像のデータ領域からデータを読み出し、ディスプレイにこれを転送し、非トナーセーブ画像を表示する(s5)。
以上のように構成することによって、ディスプレイなどの表示手段に画像を表示する際には、視認性の高い非トナーセーブ画像を表示することができ、好適な画像表示が可能となる。
上記した実施例では、非トナーセーブモード画像を表示手段に表示する例を示したが、トナーセーブモード画像を表示装置に表示し、ユーザが実際のプリントイメージを確認できるようにしても良い。つまり、ユーザは表示装置に表示させる画像を選択的に切り替える、あるいは、両者を同時に表示できるように構成し、出力イメージをプレビュー確認するとともに、実際にプリンタ出力する画像を選択し出力できるようにすれば、よりユーザの好みに合わせた装置、システムを提供できる。
実施例5:
図14は、実施例5の処理フローチャートである(実施例5の構成は実施例4と同様である)。まず、送信されてきた画像ファイルを入力する(s11)。次にファイルに記述されたヘッダー情報を解釈する(s12)。ヘッダー情報には、ファイルに関する種々の情報が記述されており、非トナーセーブ画像のデータ領域と、トナーセーブ画像のデータ領域がどこであるかを認識する(s13)。ユーザによってUIを介してプリンタへの画像出力要求があるか否かを判定する(s14)。その出力要求がトナーセーブ画像の出力要求であるか否かを判定する(s15)。トナーセーブ画像の出力要求であった場合にはトナーセーブ画像をプリンタへ転送し、トナーセーブ画像を印刷する(s16)。トナーセーブ画像の出力要求でない場合には、非トナーセーブ画像を印刷する(s17)。
上記したように構成することにより、送信されたファイルを任意のプリンタで印刷する際に、ユーザが自由にトナーセーブモード画像と非トナーセーブモード画像を選択し、印刷出力を得ることができる。
実施例6:
図15は、本発明の実施例6の構成を示す。セーブ処理部111では、印刷用の画像信号と、表示用の画像信号の2つの信号を生成する。HDD110に蓄積された画像信号を読み出し、図4で説明したように、低濃度化γテーブル1110とγ変換手段1111を用いて印刷用トナーセーブ画像信号を生成する。これと同時に低解像度化手段1117によって、送信対象画像を低解像度化し、表示用の画像信号を生成する。例えば、600dpiで読み込まれた画像信号であれば、1/4の150dpi程度に変換する。送信先のディスプレイに表示するのに十分な解像度があれば良いので、この程度の解像度で十分である。
このようにして生成された2つの画像信号は、HDD110に再び書き戻され、前述の通り2つの画像信号を1つにまとめて、ファイル生成手段107によってファイル化し、送信するよう構成する。画像をネットワークを通じて送信する際には、トラフィックの関係から、できるだけファイルサイズが小さいことが望ましい。通常解像度のトナーセーブ画像と非トナーセーブ画像の両者を含むファイルを転送すると、ネットワークにかける負荷が大きくなる。
そこで、本実施例では、高い解像度を必要としない表示用の画像は解像度変換手段により低解像度に変換して送信するよう構成している。実施例6では、印刷用トナーセーブ画像信号を生成するために、低濃度化手法を用いる例を示したが、図6で説明したように、エッジを低濃度化せず、非エッジ部のみをトナーセーブするような方法でもよい。
実施例7:
上記した実施例6は、印刷用のトナーセーブ画像を高解像度とし、ディスプレイ表示用の非トナーセーブ画像を低解像度とする実施例である。これに対して実施例7では、トナーセーブモードで出力する画像は、通常(正規)の画像とは濃度などが異なることをユーザが承知している点に鑑み、印刷用のトナーセーブ画像を低解像度化し、ディスプレイ表示用の非トナーセーブ画像を高解像度とする実施例である。つまり、ユーザがトナーセーブモードを選択した場合には、高画質の画像を要求していないので、図16に示す構成で処理を行う。
セーブ処理部111では、印刷用のトナーセーブ画像信号を生成する。HDD110に蓄積された画像信号を読み出し、図4で説明したように、低濃度化γテーブル1110とγ変換手段1111を用いてトナーセーブ画像信号を生成する。さらに低解像度化手段1117によって画像を低解像度化する。例えば、600dpiで読み込まれた画像信号であれば、1/2の300dpi程度に変換する。ある程度の画質と小ファイルサイズを実現するために、上記した程度の解像度に変換することが望ましい。
このようにして生成された印刷用トナーセーブ画像はHDD110に再び書き戻され、このファイルと元のファイルの2つの画像を1つにまとめて、ファイル生成手段107によってファイル化し、送信するよう構成する。上記したように構成することで、ファイルサイズの増加を抑えつつ、画像表示とプリントに十分なファイルとして送信することができる。
実施例8:
実施例8は、実施例6と実施例7を組み合わせた実施例であり、印刷用の画像に対して低濃度化と低解像度化を行い、表示用の画像は低解像度化によって生成する。
図17は、本発明の実施例8の構成を示す。低解像度化手段1117aは、印刷用トナーセーブ画像を低解像度化し、例えば300dpiに変換する。低解像度化手段1117bは、表示用画像を低解像度化し、例えば150dpiに変換して出力する。このように構成することで、ファイルサイズが小さくなり、ネットワークにかける負荷が少なくなる。
実施例9:
上記したファイル構成は、トナーセーブ用の画像信号と、トナーセーブ処理されていない画像信号の両者を1つのファイルとして送信する例を示した。実施例9では、送信される画像信号がトナーセーブされていない画像信号のみであり、これに異なる複数のプロファイル情報を付加することでトナーセーブと非トナーセーブを実現する実施例である。これにより、ファイルサイズがさらに小さくなり、ネットワークにかける負荷をより少なくできる。
図18は、実施例9の構成を示す。実施例9では、セーブ処理部111は動作させず、前段画像処理部102からの信号を一旦HDD110に蓄積し、これをそのまま読み出し、ファイル生成部107で後述するファイル生成処理を施すことにより実現する。
図18に示すファイル生成部107では、ファイル読み出し部1071によってHDD110から画像データを読み出す。次にプロファイル付加部1074ではカラープロファイル情報を付加する。カラープロファイルは、別途、保存記録されている通常用プロファイル1076と、セーブ用プロファイル1077の両者をプロファイル選択手段1075で選択し、プロファイル付加部1074に送信する構成をとる。さらに、ヘッダー付加部1072でヘッダー情報が付加され、I/F手段108を通じて外部機器へ送信される。
カラープロファイル(ICCプロファイル)について説明すると、カラーマネージメントシステムではICCプロファイルが大きな役割を果たす。ICCプロファイルはそれぞれのデバイス用に固有にあり、各デバイスと共通のカラースペース間の変換テーブルである。つまり、ICCプロファイルは、各デバイス特性と共通のカラースペース間の補正を行う働きをするものである。
ICCプロファイルは、スキャナ、モニタ、プリンタなどのハードウエアデバイス用だけでなく、画像データの持つカラースペースもある。これらのICCプロファイルをカラーマネージメントシステムで正しく利用することで、データが持っている色彩を各デバイスが表現できる色再現領域内で最大限引き出すことが可能となる。
例えば、スキャナで読み取った画像を印刷する場合のカラーマネージメントでは、先ず、スキャン画像のRGB値が、スキャン画像のカラースペースを表すICCプロファイルを利用して共通のカラースペースとなるLab値に変換する。モニタ画面の表示には、共通のカラースペースに変換されたスキャン画像のLab値をモニタのICCプロファイルを利用してモニタの特性に合わせたRGB値に変換して表示する。また、プリンタで印刷する場合には、共通のカラースペースに変換されたスキャン画像のLab値をプリンタのICCプロファイルを利用してプリンタドライバの特性に合わせたRGB値に変換して印刷する。これにより、モニタ画面の色、印刷した色が、スキャン画像本来の色と近い色に再現できる。
本発明はこれを逆に利用し、スキャン画像のプロファイルを本来の色よりも濃い色であることを示すプロファイルを意図的に作成し、これをセーブ用プロファイルとして利用するものである。実際はRGBカラー空間でのプロファイルを記述するが、本発明では簡単のためにグレースケール(デジタル値で0〜255)に対してどのような明度(L)が定義されているかという、一次元で説明する。
図19は、通常用プロファイルとセーブ用プロファイルの定義を示す。通常用では、デジタル値0、64、128、192、255に対して、それぞれ明度Lが20、30、50、70、85と定義されている。このプロファイルを用いて任意のカラーマッチングシステムをもつプリンタで出力すると、その値の明度再現が得られる。
一方、セーブ用プロファイルでは、デジタル値0、64、128、192、255に対して、それぞれ明度Lが50、55、65、75、85と定義されている。このプロファイルを用いてプリント出力すると、デジタル値0の画素は、L=50として再現される。つまり、通常はL=20の暗い色が、L=50の中程度の明度を有する色として再現される。
このようにスキャナデータに対して、実際とは異なるプロファイルを付加し、これを用いることでトナー使用量の少ないプリント出力を得ることができる。また、送信される画像信号が非トナーセーブ画像信号のみであるので、ファイルサイズを大きくすることなくトナーセーブと非トナーセーブ画像を実現できる。また、セーブ用プロファイルを複数持てば、セーブ量の異なる複数段階のトナーセーブ画像を選択的に提供することも可能である。
なお、本発明は上記した実施例に限定されず、通常用とセーブ用の両方のプロファイルを送信してもよいし、また、セーブ用プロファイルの代わりに濃度変換を行うγ変換テーブルを送信するようにしてもよい。
また、本発明は、前述した実施例の処理手順や機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施例の処理手順や機能を実現することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の処理手順が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施例1の構成を示す。 前段画像処理部の構成を示す。 後段画像処理の構成を示す。 ファイル生成手段の構成を示す。 実施例1のセーブ処理部の構成を示す。 実施例2のセーブ処理部の構成を示す。 エッジ判定部の構成を示す。 パターマッチング回路における検出パターンを示す。 パターンマッチング結果を示す。 実施例3のファイル生成部の構成を示す。 実施例3のファイル構造を示す。 実施例4の構成を示す。 実施例4の処理フローチャートを示す。 実施例5の処理フローチャートを示す。 実施例6の構成を示す。 実施例7の構成を示す。 実施例8の構成を示す。 実施例9の構成を示す。 通常用プロファイルとセーブ用プロファイルの定義を示す。
符号の説明
100 画像処理装置
101 スキャナ
102 前段画像処理部
103 後段画像処理部
104 プロッタ
105 コマンド解釈部
106 ビットマップ展開部
107 ファイル生成部
108、109 I/F部
110 HDD
111 セーブ処理部
112 システムコントローラ
113 操作部
114 PC

Claims (24)

  1. 画像信号を機器外部に送信する機能を有する画像処理装置において、色材の使用量を抑えるセーブモードを指示する指示手段と、前記セーブモードが指示されたとき、前記画像信号に対して色材使用量が低減するような変換を行う変換手段と、前記変換手段により変換された画像信号を前記機器外部に送信する送信手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 画像信号を機器外部に送信する機能を有する画像処理装置において、色材の使用量を抑えるセーブモードを指示する指示手段と、前記セーブモードが指示されたとき、前記画像信号に対して色材使用量が低減するような変換を行う変換手段と、変換前の画像信号(以下、第1の画像信号)と前記変換手段により変換された画像信号(以下、第2の画像信号)とを1つのファイルに含めて前記機器外部に送信する送信手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2記載の画像処理装置により送信された前記第1、第2画像信号を表示印刷する画像表示印刷制御装置において、前記第1、第2の画像信号の内、前記第1の画像信号を表示装置に表示することを特徴とする画像表示印刷制御装置。
  4. 請求項2記載の画像処理装置により送信された前記第1、第2画像信号を表示印刷する画像表示印刷制御装置において、セーブモードと非セーブモードを選択する選択手段を有し、前記セーブモードが選択された場合には、前記第2の画像信号をプリンタ装置に出力し、前記非セーブモードが選択された場合には、前記第1の画像信号をプリンタ装置に出力することを特徴とする画像表示印刷制御装置。
  5. 前記セーブモードが指示されたとき、前記送信手段は、前記第1の画像信号に対して低解像度化処理した画像信号と、前記第2の画像信号とを1つのファイルに含めて送信することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  6. 前記セーブモードが指示されたとき、前記送信手段は、前記第2の画像に対して低解像度化処理した画像信号と、前記第1の画像信号とを1つのファイルに含めて送信することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  7. 前記セーブモードが指示されたとき、前記送信手段は、前記第1の画像信号に対して低解像度化処理した画像信号と、前記第2の画像信号に対して低解像度化処理した画像信号とを1つのファイルに含めて送信することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  8. 画像信号を機器外部に送信する機能を有する画像処理装置において、色材の使用量を抑えるセーブモードを指示する指示手段と、前記指示手段がセーブモードを指示していない場合には、前記画像信号の色特性を示す第1のカラープロファイル情報を、前記画像信号に付与して出力し、前記指示手段がセーブモードを指示している場合には、前記色特性と異なる特性を示す第2のカラープロファイル情報を、前記画像信号に付与して出力する送信手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  9. 前記第2のカラープロファイル情報は、出力装置に出力する際に、前記第1のカラープロファイル情報が示す明度よりも高い明度で再現する色特性を持つことを特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  10. 前記画像信号を記録紙に出力する画像出力手段と、前記画像出力手段に出力する際に色材使用量が低減するようなセーブモードを有し、前記画像出力手段でセーブモード画像を出力したときの画像と、前記送信手段でセーブモード画像を送信したときの画像は、同一の処理により得られた画像であることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  11. 画像信号を機器外部に送信する機能を有する画像処理方法において、色材の使用量を抑えるセーブモードを指示する指示工程と、前記セーブモードが指示されたとき、前記画像信号に対して色材使用量が低減するような変換を行う変換工程と、前記変換工程により変換された画像信号を前記機器外部に送信する送信工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  12. 画像信号を機器外部に送信する機能を有する画像処理方法において、色材の使用量を抑えるセーブモードを指示する指示工程と、前記セーブモードが指示されたとき、前記画像信号に対して色材使用量が低減するような変換を行う変換工程と、変換前の画像信号(以下、第1の画像信号)と前記変換工程により変換された画像信号(以下、第2の画像信号)とを1つのファイルに含めて前記機器外部に送信する送信工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  13. 請求項12記載の画像処理方法により送信された前記第1、第2画像信号を表示印刷する画像表示印刷制御方法において、前記第1、第2の画像信号の内、前記第1の画像信号を表示装置に表示することを特徴とする画像表示印刷制御方法。
  14. 請求項12記載の画像処理方法により送信された前記第1、第2画像信号を表示印刷する画像表示印刷制御方法において、セーブモードと非セーブモードを選択する選択工程を有し、前記セーブモードが選択された場合には、前記第2の画像信号をプリンタ装置に出力し、前記非セーブモードが選択された場合には、前記第1の画像信号をプリンタ装置に出力することを特徴とする画像表示印刷制御方法。
  15. 前記セーブモードが指示されたとき、前記送信工程は、前記第1の画像信号に対して低解像度化処理した画像信号と、前記第2の画像信号とを1つのファイルに含めて送信することを特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
  16. 前記セーブモードが指示されたとき、前記送信工程は、前記第2の画像信号に対して低解像度化処理した画像信号と、前記第1の画像信号とを1つのファイルに含めて送信することを特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
  17. 前記セーブモードが指示されたとき、前記送信工程は、前記第1の画像信号に対して低解像度化処理した画像信号と、前記第2の画像信号に対して低解像度化処理した画像信号とを1つのファイルに含めて送信することを特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
  18. 画像信号を機器外部に送信する機能を有する画像処理方法において、色材の使用量を抑えるセーブモードを指示する指示工程と、前記指示工程がセーブモードを指示していない場合には、前記画像信号の色特性を示す第1のカラープロファイル情報を、前記画像信号に付与して出力し、前記指示工程がセーブモードを指示している場合には、前記色特性と異なる特性を示す第2のカラープロファイル情報を、前記画像信号に付与して出力する送信工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  19. 前記第2のカラープロファイル情報は、出力装置に出力する際に、前記第1のカラープロファイル情報が示す明度よりも高い明度で再現する色特性を持つことを特徴とする請求項18記載の画像処理方法。
  20. 前記画像信号を記録紙に出力する画像出力工程と、前記出力する際に色材使用量が低減するようなセーブモードを有し、前記画像出力工程でセーブモード画像を出力したときの画像と、前記送信工程でセーブモード画像を送信したときの画像は、同一の処理により得られた画像であることを特徴とする請求項11または12記載の画像処理方法。
  21. 請求項11、12、15乃至20のいずれか1項に記載の画像処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  22. 請求項13または14記載の画像表示印刷制御方法をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  23. 請求項11、12、15乃至20のいずれか1項に記載の画像処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  24. 請求項13または14記載の画像表示印刷制御方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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