JP2008152149A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008152149A
JP2008152149A JP2006341903A JP2006341903A JP2008152149A JP 2008152149 A JP2008152149 A JP 2008152149A JP 2006341903 A JP2006341903 A JP 2006341903A JP 2006341903 A JP2006341903 A JP 2006341903A JP 2008152149 A JP2008152149 A JP 2008152149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording material
photosensitive drum
voltage
intermediate transfer
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006341903A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008152149A5 (ja
JP5031356B2 (ja
Inventor
Atsushi Mochizuki
望月  淳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2006341903A priority Critical patent/JP5031356B2/ja
Priority to US11/956,846 priority patent/US8615178B2/en
Publication of JP2008152149A publication Critical patent/JP2008152149A/ja
Publication of JP2008152149A5 publication Critical patent/JP2008152149A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5031356B2 publication Critical patent/JP5031356B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1605Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1665Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat
    • G03G15/167Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer
    • G03G15/1675Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer with means for controlling the bias applied in the transfer nip
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/16Transferring device, details
    • G03G2215/1604Main transfer electrode
    • G03G2215/1614Transfer roll
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/16Transferring device, details
    • G03G2215/1604Main transfer electrode
    • G03G2215/1623Transfer belt

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】機構的な追加や変更を伴うことなく、既存の機構や電圧印加機構を利用して、感光ドラムの摺擦傷を軽減できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】制御部90は、一次転写バイアス電圧よりも絶対値が高い電圧を一次転写ローラ53に印加して中間転写ベルト51を起動させ、プロセス速度に達した後に一次転写バイアス電圧に切り替える。電圧印加によって中間転写ベルト51と感光ドラム1との間に電気的な引力を作用させて圧接力を割り増しし、両者間の摩擦駆動力を高めて相対摩擦を起こしにくくする。
【選択図】図4

Description

本発明は、感光ドラム等から中間転写ベルト等へトナー像を転写させる画像形成装置、詳しくは、起動時に発生する感光ドラム等の摺擦傷を簡易な方法で軽減する制御に関する。
記録材搬送ベルトに沿って現像色の異なる複数の感光ドラムを配置し、記録材搬送ベルトで搬送される記録材上に複数色のトナー像を重ねるフルカラー画像形成装置が実用化されている。中間転写ベルト上に重ねて一次転写した複数色のトナー像を二次転写部で記録材に一括転写する中間転写ベルト方式の画像形成装置も実用化されている。記録材搬送ベルト又は中間転写ベルトであるベルト部材と感光ドラムとは個別に駆動される場合もあるが、ベルト部材にだけ駆動機構を設け、感光ドラムは、ベルト部材との接触摩擦により従動回転させる場合もある。
特許文献1には、記録材搬送ベルトの上向き直線区間に現像色がそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つの感光ドラムを配置したフルカラー画像形成装置が示される。ここでは、4つの感光ドラムが、個別の駆動モータを含む個別の駆動機構によって個別に駆動され、記録材搬送ベルトもまた、個別の駆動モータを含む独立した駆動機構によって駆動される。そして、起動して所定のプロセス速度に達する過程と、プロセス速度から減速して停止する過程とでは、感光ドラムから記録材搬送ベルトを離間させている。これにより、感光ドラムと記録材搬送ベルトとの速度差によって相対摩擦が生じて感光ドラム及び記録材搬送ベルトの表面に摺擦傷が形成されることを防止している。
特許文献1には、感光ドラムと記録材搬送ベルトとでは慣性モーメント、駆動負荷等が微妙に異なるため同一の立ち上げカーブで起動できないことが記載される。圧接状態の記録材搬送ベルトと感光ドラムとが相対的に異なった速度でそれぞれが立ち上がると、感光ドラムと記録材搬送ベルトとが相互に擦れ合って傷付くことが記載される。
特開2001−282015号公報
特許文献1に示される画像形成装置は、起動時に記録材搬送ベルトを感光ドラムから離間させて擦れ合いを防止するため、両者を当接、離間させる大掛かりな機構が必要である。また、再度当接させた記録材搬送ベルトと感光ドラムとのニップ状態の再現性を確保するために精密な位置決め、加圧機構が必要である。このため、当接・離間機構を設けない場合に比較して機構が大型化し、部品コストや組み立てコストの上昇を招いてしまう。
また、中間転写ベルトを用いる画像形成装置でも、起動時、停止時等に感光ドラムと中間転写ベルトとが相互に擦れ合って傷付く可能性がある。この場合、感光ドラムばかりでなく、中間転写ベルトにも傷が付く可能性がある。
本発明は、トナー像を搬送するものの表面に形成されるこのような摺擦傷を簡易な方法で軽減できる画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、トナー像を担持して移動する像担持体と、前記像担持体に接触して移動する接触部材とを有するものである。そして、前記像担持体と前記接触部材とが停止している状態から移動している状態に変化する時、若しくは、前記像担持体と前記接触部材とが移動している状態から停止している状態に変化する時、若しくは、移動速度が変化する時、前記像担持体と前記接触部材との間に電圧を印加している電圧印加手段を有する。
別発明の画像形成装置は、トナー像が転写される記録材を担持して移動する記録材担持体と、前記記録材担持体に接触して移動する接触部材とを有するものである。そして、前記記録材担持体と前記接触部材が停止している状態から移動している状態に変化する時、若しくは、前記記録材担持体と前記接触部材が移動している状態から停止している状態に変化する時、若しくは、移動速度が変化する時、前記記録材担持体と前記接触部材との間に電圧を印加している電圧印加手段を有する。
本発明の画像形成装置では、像担持体と接触部材の速度が変化する際に、像担持体と接触部材との間に電圧を印加することにより、像担持体と接触部材との間に電気的な引力を発生させる。これによって、像担持体と接触部材とが接触する領域におけるスリップを軽減し、像担持体の摺擦傷の発生を軽減できる。
別発明の画像形成装置では、同様に、記録材担持体と接触部材の速度が変化する際に、記録材担持体と接触部材との間に電圧を印加することにより、記録材担持体と接触部材との間に電気的な引力を発生させる。これによって、記録材担持体と接触部材が接触する領域におけるスリップを軽減して、記録材担持体又は接触部材の摺擦傷の発生を軽減できる。
以下、本発明の実施形態の画像形成装置について、図面を参照して詳細に説明する。本発明の画像形成装置は、以下に説明する実施形態の構成には限定されない。電圧を印加した状態で中間転写ベルト等の加速/減速を制御する限りにおいて、各実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実現可能である。
例えば、中間転写ベルト、記録材搬送ベルト、中間転写ドラム、記録材搬送ドラムを相互に置き換えて実施してもよい。中間色を含む4つ以上の感光ドラムを配置した画像形成装置、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック以外のトナーを用いる画像形成装置等で実施してもよい。
本実施形態では、トナー像の形成/転写に係る画像形成装置の主要部分を説明するが、画像形成装置100は、必要な装備と筐体とを備えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途に対応させて実施できる。
なお、特許文献1に示される画像形成装置の構成、搭載された各電源、装置機器の詳細構造、制御に関する一般的な事項については、重複する説明を省略する。
<画像形成装置>
図1は第1実施形態の画像形成装置の概略断面構成の説明図、図2は画像形成部の構成の説明図である。第1実施形態の画像形成装置100は、中間転写ベルトを用いるタンデム方式のフルカラー電子写真画像形成装置である。
図1に示すように、中間転写ベルト(接触部材、中間転写体)51に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つの画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdが配置される。画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdは、プロセスユニットとして個別に着脱/交換が可能で、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成する。画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdは、現像装置4a、4b、4c、4dで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外、共通に構成される。従って、図2では、画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdの区別を示す添え字a、b、c、dを除いて図示し、以下では、図2を参照して画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdの構成/動作を総括的に説明する。
図2に示すように、画像形成部Sは、感光ドラム1の周囲に、帯電ローラ2、露光装置3、現像装置4、ドラムクリーナ6等を、感光ドラム(像担持体)1の回転方向に沿って順次配設する。感光ドラム1は、アルミニウム等の導電性基体11の外周に光導電層12を形成して構成される円筒状の電子写真感光体である。感光ドラム1は、その中心に支軸13を有し、駆動機構によって、支軸13を中心とする矢印R1方向に回転駆動される。本実施形態では、感光ドラム1は、中間転写ベルト51の駆動機構とは独立させた個別の駆動機構によって駆動される。感光ドラム1の駆動機構は、感光ドラムモータ91、感光ドラムモータ制御部92により構成される。感光ドラム1は、感光ドラムモータ91によって回転される。また、感光ドラムモータ91の回転は感光ドラムモータ制御部(速度変更手段)92により変更される。
帯電ローラ2は、中心に配置された導電性の芯金21の外周に、低抵抗導電層22と中抵抗導電層23とを形成し、全体として弾性ローラ状に構成されている。帯電ローラ2は、芯金21の両端部が不図示の軸受部材によって回転自在に支持され、感光ドラム1に対して平行に配置されている。帯電ローラ2を支持する両端の軸受部材は、不図示の押圧バネ機構によって感光ドラム1に向かって付勢され、これにより、帯電ローラ2は、感光ドラム1の表面に所定の押圧力を持って圧接している。帯電ローラ2は、感光ドラム1の矢印R1方向の回転に伴って、図示矢印R2方向に従動回転する。
帯電ローラ2は、帯電バイアス電源24によって帯電バイアス電圧を印加され、回転する感光ドラム1の表面を接触帯電して、所定の極性、電位に一様に帯電させる。本実施形態では、感光ドラム1の帯電極性は負極性である。
露光装置3(レーザースキャナ)は、画像情報に基づいてレーザー光をOFF/ONしながら回転ミラーを用いて感光ドラム1の表面を走査露光する。これにより、画像情報に応じた静電潜像が感光ドラム1の表面に形成される。
現像装置4は、非磁性トナー粒子(トナー)と磁性キャリア粒子(キャリア)とを混合した2成分現像剤を収容した現像容器41を有する。現像容器41の感光ドラム1に面した開口部内には、現像剤を表面に担持して回転する現像スリーブ42が設置される。現像スリーブ42内には、マグネットローラ43が、現像スリーブ42の回転に対して非回転に固定配置され、マグネットローラ43の形成する磁界によって、2成分現像剤は、現像スリーブ42上に担持される。
現像スリーブ42の下方位置には、現像スリーブ42上に担持された2成分現像剤を規制して薄層化する規制ブレード44が設置されている。現像容器41は、それぞれ攪拌機構を備えた現像室45と撹拌室46とに区画され、現像容器41の上方に補給用の現像剤を収容した補給室47が設けられている。
現像スリーブ42に担持された2成分現像剤の薄層は、現像スリーブ42の回転に伴って、感光ドラム1と現像スリーブ42とが隙間を隔てて対向する現像領域へ搬送される。現像領域では、現像領域に位置するマグネットローラ43の現像主極の磁気力によって、現像スリーブ42上の2成分現像剤が穂立ちして2成分現像剤の磁気ブラシが形成される。
現像スリーブ42には、現像バイアス電源48によって現像バイアス電圧が印加され、現像バイアス電圧が印加された現像領域で磁気ブラシによって感光ドラム1の面上が擦られる。これにより、磁気ブラシの穂を構成するキャリアに付着しているトナーが、感光ドラム1上の静電潜像の露光部に付着して、トナー像が形成される。
本実施形態では、感光ドラム1の帯電極性(負極性)と同極性に帯電したトナーを用い、感光ドラム1上の露光によって電荷が減衰した部分と未露光部分との中間電位の現像バイアス電圧を印加する。これにより、いわゆる反転現像によって、静電潜像の露光部分に選択的にトナーを付着させ、感光ドラム1上の表面にトナー像が形成される。
一次転写ローラ53は、芯金531の外周面に円筒状の導電層532を配置して構成され、芯金531の両端部が不図示の押圧バネ機構によって感光ドラム1に向けて付勢されている。これにより、一次転写ローラ53は、所定の押圧力で中間転写ベルト51の内周面に押し付けられ、循環する中間転写ベルト51に摩擦駆動されて従動回転する。同時に、一次転写ローラ53は、中間転写ベルト51を押圧して感光ドラム1の表面に圧接させ、感光ドラム1と中間転写ベルト51との間に、トナー像を一次転写させる一次転写部(ニップ)N1を形成する。
画像形成時、一次転写ローラ53の芯金531には、一次転写バイアス電源54によって、トナーの正規の帯電極性(負極性)とは逆極性の一次転写電圧(正極性)が印加される。これにより、一次転写ローラ53と感光ドラム1との間には、負極性のトナーを感光ドラム1上から中間転写ベルト51に付勢する電界が形成されて、感光ドラム1上のトナー像が中間転写ベルト51の表面に一次転写される。
ドラムクリーナ6は、感光ドラム1の表面にクリーニングブレード61を当接させて、一次転写部N1を通過して感光ドラム1の表面に残留した付着物(転写残トナー等)をクリーナハウジング63に掻き落とす。掻き落とされた付着物は、搬送スクリュー62で搬送して、クリーナハウジング63の一端部に設けた不図示の廃トナー収容部に回収される。クリーニングブレード61は、不図示の加圧機構によって、所定の角度、圧力で感光ドラム1の表面に当接されている。
図1に示すように、循環する中間転写ベルト51の表面にトナー像を順次重ねて一次転写させる中間転写ユニット5が感光ドラム1a、1b、1c、1dの下方に配置されている。中間転写ユニット5は、一次転写ローラ53a、53b、53c、53d、駆動ローラ52、従動ローラ55、二次転写内ローラ56、二次転写外ローラ57、ベルトクリーナ59を有する。中間転写ベルト51の内周面側に配置された一次転写ローラ53a、53b、53c、53dについては、上述したとおりである。
中間転写ベルト51は、駆動ローラ52、従動ローラ55、および二次転写内ローラ56に掛け渡して支持され、駆動ローラ52に駆動されて矢印R3方向に循環する。駆動ローラ52は、駆動ローラモータ93によって回転される。また、駆動ローラモータ93の回転は駆動ローラモータ制御部(速度変更手段)94により変更される。
中間転写ベルト51の外周面側における二次転写内ローラ56との対向位置に二次転写外ローラ57が配置されている。二次転写外ローラ57は、不図示の押圧バネ機構によって中間転写ベルト51を介して二次転写内ローラ56に圧接される。これにより、二次転写外ローラ57は、中間転写ベルト51に摩擦駆動されて従動回転するとともに、二次転写外ローラ57と中間転写ベルト51との間に二次転写部(ニップ)N2を形成する。
フルカラー画像の形成時、画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdの感光ドラム1a、1b、1c、1d上には、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像が形成される。各色のトナー像は、先頭位置が中間転写ベルト51上で一致するように時間をずらせて形成され、一次転写ローラ53a、53b、53c、53dを用いて中間転写ベルト51上に順次重ねて一次転写される。
中間転写ベルト51上に重ねて一次転写された4色のトナー像は、中間転写ベルト51の循環に伴って二次転写部N2へ搬送され、記録材供給機構8が供給した記録材P上に一括して二次転写される。記録材供給機構8は、記録材Pが重ねて収容されたカセット81からピックアップローラ82によって1枚ずつ記録材Pを取り出して、搬送ローラ83で待機させる。そして、中間転写ベルト51上の4色のトナー像の先頭にタイミングを合わせて二次転写部N2へ記録材Pを送り込む。
駆動ローラ52、従動ローラ55、および二次転写内ローラ56は、それぞれ接地電位に接続される。二次転写時、二次転写外ローラ57には、二次転写バイアス電源50から、トナーの正規の帯電極性(負極性)とは逆極性の二次転写電圧(正極性)が印加される。これにより、二次転写内ローラ56と二次転写外ローラ57との間には、中間転写ベルト51上の負極性のトナー像を記録材Pに向けて付勢する電界が形成される。この電界に応答して、中間転写ベルト51から記録材Pへ、4色のトナー像が一括して二次転写される。トナー像を二次転写された記録材Pは、定着装置7へ搬送される。
定着装置7は、回転駆動される加圧ローラ72に対して、回転自在に配設された定着ローラ71を圧接して構成される。定着ローラ71は、内部にハロゲンランプヒータ73を配設し、ハロゲンランプヒータ73へ供給する電圧を制御して、定着ローラ71の表面温度が一定に調節されている。一定速度で回転する定着ローラ71と加圧ローラ72との加圧ニップを記録材Pが通過する過程で、記録材Pは、表裏両面からほぼ一定の圧力、温度で加圧、加熱される。これにより、記録材Pの表面の未定着トナー像は、溶融して記録材Pの表面に定着される。こうして、記録材P上にフルカラー画像が形成される。
二次転写部N2を通過して中間転写ベルト51の外周面上に残留した付着物(二次転写残トナー等)は、ベルトクリーナ59によって除去、回収される。ベルトクリーナ59は、ドラムクリーナ6aと同様の構成を有する。
画像形成装置100のプロセス速度は、感光ドラム1の周速度、および中間転写ベルト51の循環速度に相当しており100mm/secである。つまり、画像形成中、感光ドラムの周速度、及び、中間転写ベルト51の循環速度は略等しい。ここで、略等しいとは、相対的に±1%の範囲を言うものとする。中間転写ベルト51は、表面抵抗率1012Ω/□、厚み100μmのPI(ポリイミド)樹脂で形成されたものを用いた。表面抵抗率の測定にはJIS−K6911法準拠プローブを使用し、印加電圧100V、印加時間60sec、23度C/50%RHの測定条件とした。
しかし、これに限定されるものではなく、PC(ポリカーボネート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)のような誘電体樹脂やその他の材料、体積抵抗率、厚みのものでも構わない。一次転写ローラ53は、外径8mmの芯金531の外側に、厚さ4mmの導電性ウレタンスポンジ層532を被せて構成され、電気抵抗値は、約10Ωであった。一次転写ローラ53の電気抵抗値は、23度C/50%RHの環境で、5N(500gW)の荷重で金属ローラに当接させて50mm/secの周速で回転させ、芯金531に500Vの電圧を印加して測定した。
二次転写内ローラ56は、外径18mmの芯金561の外側に厚さ2mmの導電性でソリッドのシリコーンゴム層562を被せて構成され、上記測定方法による電気抵抗値は約10Ωであった。二次転写外ローラ57は、外径20mmの芯金571の外側に厚さ4mmの導電性のEPDMゴムのスポンジ層572を被せて構成され、上記測定方法(ただし印加電圧は2000V)による電気抵抗値は、約10Ωであった。
画像形成装置100では、感光ドラム1の駆動モータと中間転写ベルト51の駆動モータとがそれぞれ独立している。従って、感光ドラム1と中間転写ベルト51との間に周速度差が発生すると、一次転写ローラ53で圧接されている中間転写ベルト51と感光ドラム1とが相互に擦れ合って傷付いてしまう。周速度差は、特に、起動直後、感光ドラム1と中間転写ベルト51とが所定の周速度に達するまでの回転立ち上げ時に発生し易い。そして、仮に、同一の周速度立ち上げカーブで定常速度になるようにそれぞれの駆動モータを制御しても、感光ドラム1や中間転写ベルト51の慣性モーメントや負荷状態が微妙に異なるために、周速度差が発生して表面が擦れ合ってしまう。
そして、中間転写ベルト51と擦れ合って感光ドラム1の表面に傷が付くと、その傷が、出力画像に顕在化してしまう。中間転写ベルト51の表面に傷が付いた場合にも同様の画像不良が発生する。
なお、感光ドラム1と中間転写ベルト51とを同一の駆動モータから歯付きベルト機構等で駆動力を分配して駆動する場合でも、慣性モーメントや負荷状態が微妙に異なるため、駆動伝達部のガタ等により圧接面に周速度差が発生する。記録材搬送ベルトを用いて感光ドラムから記録材へ直接転写する画像形成装置でも、圧接状態の記録材搬送ベルトと感光ドラムとを回転立ち上げする際に周速度差が発生する。
そこで、画像形成装置100では、既存の一次転写バイアス電源54を用いて、中間転写ベルト51の表面と感光ドラム1の表面とを電気的に係合させる。圧接に伴う摩擦力に加えて静電気的な引力を働かせて慣性モーメントや負荷状態の違いをある程度は吸収できるような表面摩擦による駆動力を確保する。これにより、圧接のみに頼る場合に比較して表面間の摩擦力が高まり、周速度差が発生しにくくなって、表面が擦れ合う時間が少なくなる。
<第1実施形態>
図3は第1実施形態における電圧印加のタイムチャート、図4は一次転写部を含む部分的な断面の拡大図である。
画像形成装置100は、感光ドラム1と中間転写ベルト51との回転起動時/回転停止時に、一次転写ローラ53に一次転写電圧Vt1を印加しておくことにより、前記の摺れ合いを回避する。制御部90は、図3に示すように、感光ドラム1と中間転写ベルト51とを起動する回転立ち上げ期間と、減速して停止させる減速期間とにおいて、一次転写バイアス電源54から一次転写ローラ53に一次転写電圧Vt1を出力させる。これにより、感光ドラム1と中間転写ベルト51との摩擦係合力を高める。
また、感光ドラム1と中間転写ベルト51とが所定周速度V1に達した後に一次転写電圧Vt1は解除され、トナー像を中間転写ベルト51に一次転写する画像転写域で再び一次転写電圧Vt1を印加する。画像転写域が終わると一次転写電圧Vt1は解除され、感光ドラム1と中間転写ベルト51とが減速する少し前に再び一次転写電圧Vt1を印加する。
第1実施形態の一次転写電圧シーケンスでは、感光ドラム1および中間転写ベルト51の起動時および停止時と画像転写域との以外において転写電圧をOFFしている。これにより、余分な電圧が一次転写ローラ53にかかることが無いため、一次転写ローラ53の通電劣化などの弊害を回避できる。
図4に示すように、一次転写バイアス電源54より一次転写ローラ53に一次転写電圧Vt1を印加すると、感光ドラム1の導電性基体11に電荷が誘起される。ここでは、一次転写バイアス電源54から正極性の一次転写電圧Vt1を印加することにより、対向側の感光ドラム1の導電性基体11には負極性の電荷が誘起される。そして、これらの正負の電荷の静電気力により、感光ドラム1と中間転写ベルト51とは吸着する力F1を受ける。
ここで、一次転写ローラ53側から中間転写ベルト51裏面に供給される電荷量をQ(c)、感光ドラム1の導電性基体11に供給される電荷をq(c)とする。光導電層12の厚さをt1(m)、中間転写ベルト51の厚さをt2(m)とする。このとき、比例定数をkと表して、吸着力F1は、
F1=kQq/r
で示される。また、一次転写部N1の静電容量をCとすると、一次転写電圧Vを印加された一次転写部N1に充電される電荷は、
Q=CV
で表される。従って、吸着力F1は、一次転写電圧Vの2乗に比例する。書き換えると、
F1=k(CV/r)
で表される。そして、感光ドラム1と中間転写ベルト51の間の摩擦力は、摩擦係数μ、垂直抗力Nのとき、
f=μ×N
で表される。垂直抗力Nは、
N=F1+F2
で表され、F1は前記の吸着力、F2は一次転写ローラ53の感光ドラム1方向への加圧力である。よって、前記の摩擦力fは、
f=μ((CV/r)+F2)
で表される。従って、一次転写電圧Vを大きくすることにより、感光ドラム1と中間転写ベルト51の間の摩擦力を大きくできる。
第1実施形態では、上記の現象を利用し、感光ドラム1と中間転写ベルト51との起動時および停止時に、一次転写ローラに一次転写電圧を印加しておく。これにより、感光ドラム1と中間転写ベルト51との摩擦力を増大させ、双方の速度差(スリップ)が発生することを抑制する。
<第2実施形態>
図5は第2実施形態における電圧印加のタイムチャートである。第2実施形態では、第1実施形態における図3のタイムチャートを図5のタイムチャートに置き換えて説明する。
図5は、第2実施形態の制御によって画像を作像するときの、感光ドラム1および中間転写ベルト51の回転速度と、そのときに一次転写ローラ53に印加される電圧とを示している。
図5に示すように、第2実施形態では、感光ドラム1および中間転写ベルト51が回転起動するよりも前に、一次転写ローラ53に一次転写電圧Vt1を印加する。そして、感光ドラム1および中間転写ベルト51が回転を停止した後に一次転写ローラ53への一次転写電圧Vt1の印加をOFFしている。このときの一次転写電圧Vt1は、画像を一次転写するときの電圧である500Vを継続的に印加した。
周速度が0からプロセス速度V1に変化する起動期間と、同じく周速度がプロセス速度V1から0に変化する停止期間との両方において、感光ドラム1と中間転写ベルト51との表面速度差が発生し易い。仮に、このような現象が発生してしまうと、一次転写ローラ53で圧接されている一次転写部N1において、感光ドラム1と中間転写ベルト51とが相互に擦れ合って、双方に傷がついてしまう。そして、これらの傷は、出力画像に顕在化してしまう。
しかし、第2実施形態では、停止状態で電気的な引力を付加して、最大摩擦力を高めた状態で感光ドラム1と中間転写ベルト51とを起動するので、大きな滑り抵抗を保った状態で速度立ち上げを実行できる。また、停止後もしばらく一次転写電圧Vt1を印加し続けることで、感光ドラム1と中間転写ベルト51との圧着状態が馴染んで高められ、次回の起動時に大きな最大摩擦力を発揮できる。
<第3実施形態>
図6は第3実施形態における電圧印加のタイムチャートである。第3実施形態では、第1実施形態における図3のタイムチャートを図6のタイムチャートに置き換えて説明する。
回転起動時および停止時に一次転写ローラ53に印加される電圧は、トナー像の一次転写時に印加される一次転写電圧Vt1とで同一である必要は無い。図6に示すように、第3実施形態では、感光ドラム1および中間転写ベルト51の回転起動時よりも前に、一次転写ローラ53に一次転写電圧Vt1よりも高い吸着電圧Vt0を印加する。そして、回転速度が安定した後に、画像を転写するときの一次転写電圧Vt1に切り替える。そして、感光ドラム1および中間転写ベルト51が回転を停止するよりも前に、一次転写電圧Vt1を吸着電圧Vt0に切り替え、回転が停止した後に、吸着電圧Vt0の印加をOFFしている。回転の起動および停止時の吸着電圧Vt0が800V、トナー像を転写するときの一次転写電圧Vt1が500Vである。
第3実施形態では、感光ドラム1と中間転写ベルト51の静電吸着力を高める必要がある回転の起動および停止時に強力な吸着力の吸着電圧Vt0を印加し、トナー像の一次転写時には転写に最適な一次転写電圧Vt1を印加している。従って、第2実施形態よりも回転の起動および停止時に表面速度差を生じにくい。
ところで、感光ドラム1を停止した状態で、極端に高い吸着電圧Vt0を印加すると、感光ドラム1に、電気的な履歴が残ってしまい、それが作像時の画像に影響を及ぼす場合がある。電気的な履歴を以下静電的メモリと呼ぶ。静電的メモリは、特に電圧印加時の電流のオーバーシュートによって発生しやすい。そこで、第3実施形態では、図6に示すように、吸着電圧Vt0の立ち上がりを鈍らせることにより、立ち上がりで瞬間的に大量の電流が流れ込んで静電的メモリが発生することを回避している。
<第4実施形態>
図7は第4実施形態における電圧印加のタイムチャートである。第4実施形態では、第1実施形態における図3のタイムチャートを図7のタイムチャートに置き換えて説明する。
第3実施形態では、図6に示すように、通常の一次転写電圧Vt1よりも高い吸着電圧Vt0を印加するため、感光ドラム1への静電的メモリの発生が懸念される。第3実施形態では、感光ドラム1は、帯電ローラ2によって負極性に帯電されるため、逆極性である正極性の吸着電圧Vt0による静電的メモリは特に発生しやすい。
そこで、第4実施形態では、図7に示すように、感光ドラム1および中間転写ベルト51の回転起動時および停止時に印加する電圧Vtr0として、トナー像の一次転写時とは逆極性の−800Vを印加した。このように、回転起動時および停止時に、一次転写バイアス電源54から一次転写時とは逆極性の電圧Vtr0を出力させ、感光ドラム1の帯電極性と同極性の電圧Vtr0を一次転写ローラ53に印加する。これにより、静電的メモリを発生させること無く、十分な静電吸着力を得ることができる。
以上、感光ドラム1および中間転写ベルト51の回転起動時および停止時の、転写電圧のシーケンスについて、第1実施形態から第4実施形態までの例を示したが、上記に限定されるものではない。例えば、回転起動時と停止時とで異なる吸着電圧Vt0に設定することや、回転起動時に印加される吸着電圧Vt0を徐々に下げていくことなども可能である。
また、図1に示す画像形成装置100では、感光ドラム1と中間転写ベルト51の駆動機構は、個別独立に設けられている。従って、回転起動時と停止時とに感光ドラム1と中間転写ベルト51を吸着させることにより、完全に同じ速度で回転させた場合に、各々の駆動手段の速度差は、ギアやベルト等の駆動伝達手段において吸収されることになる。
例えば、感光ドラム1と中間転写ベルト51との回転起動時に、感光ドラム1の回転速度の立ち上がりカーブが中間転写ベルト51の回転速度の立ち上がりカーブよりも早い場合がある。この場合、感光ドラム1と中間転写ベルト51とが、静電吸着力により速度差が発生しない本実施形態においては、感光ドラム1の駆動力が、感光ドラム1と中間転写ベルト51とを介して中間転写ベルト51の駆動手段側に伝達されていく。このとき、各々の立ち上がりカーブの差が小さい場合、すなわち速度差とその時間差が小さい場合には、駆動伝達手段であるギアやベルトのガタにより吸収される。
しかし、回転速度の立ち上がりカーブの差が比較的大きく、各々の駆動手段の駆動力がお互いに影響しあってしまう場合には、感光ドラム1の駆動機構か中間転写ベルト51の駆動機構のいずれかの駆動力伝達経路にトルクリミッタを設けることが好ましい。
例えば、感光ドラム1の駆動力伝達経路にトルクリミッタを設けた場合、感光ドラム1と中間転写ベルト51との回転速度の立ち上がりカーブが異なった場合に、感光ドラム1の駆動機構から所定のトルクを超えた駆動力が伝達されなくなる。このため、感光ドラム1は、中間転写ベルト51との摩擦力により、中間転写ベルト51によって従動駆動されることになる。
トルクリミッタの構成は公知であるため、詳細な説明は省略するが、コイルバネの圧縮力によって摩擦材に生ずる摩擦力でトルクの伝達を行うものや、粘性流体を用いたものを採用できる。また、電磁パウダークラッチ等の伝達トルクを制御可能な電磁的継手を用いることが可能である。
以上説明したように、第1実施形態〜第4実施形態では、既存の一次転写ローラ53と一次転写バイアス電源54とを利用して、感光ドラム1と中間転写ベルト51との静電吸着力を高めてスリップを抑制する。従って、新たな機器、機構、装置、電極等を付加することなく、感光ドラム1と中間転写ベルト51とで傷の発生を抑制できる。
<第5実施形態>
図8は第5実施形態の画像形成装置の概略断面構成の説明図、図9は画像形成部の構成の説明図である。第5実施形態の画像形成装置200は、記録材搬送ベルト(記録材担持体)151を用いた直接転写方式のフルカラー電子写真画像形成装置である。画像形成装置200は、中間転写ベルト51の代わりに記録材搬送ベルト151を用いる以外、第1実施形態の画像形成装置100と構成部材を共用して組み立てられている。従って、図8、図9中、図1、図2に示す構成部材と実質的に同じ機能、構成を有する構成部材には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
図8に示すように、画像形成装置200では、画像形成装置100と同じ順序で重ねたトナー像を記録材Pに形成するために、画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdの順番は逆である。そして、画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdは、用いられるトナーの色が異なることを除けば実質的に同じなので、画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdの区別を表す添え字a、b、c、dを省略した図9を参照して総括的に説明する。
画像形成装置200は、画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdの感光ドラム(像担持体)1a、1b、1c、1dに隣接して、記録材を担持して周回移動が可能なベルト体、即ち、記録材搬送ベルト151を有する。記録材搬送ベルト(記録材担持体)151は、駆動ローラ152と従動ローラ155とに掛け渡されている。記録材搬送ベルト151は、駆動ローラ152によって駆動力が伝達されて、矢印R4方向に周回移動する。
図9に示すように、記録材搬送ベルト151の内周面側において、感光ドラム1に対向する位置に、転写ローラ153が配置されている。転写ローラ153によって記録材搬送ベルト151が感光ドラム1に向けて付勢され、感光ドラム1と記録材搬送ベルト151とが接触する転写部(ニップ)Nが形成されている。
図8に示すように、画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdにて形成された感光ドラム1a、1b、1c、1d上のトナー像が、記録材搬送ベルト151上の紙等の記録材Pへ順次多重転写される。
画像形成時には、記録材供給機構8によって、記録材Pが記録材搬送ベルト151へと搬送される。記録材供給機構8は、記録材収容部としてのカセット81からピックアップローラ82によって1枚ずつ記録材Pを取り出して、搬送ローラ83等により記録材搬送ベルト151へ向けて搬送する。そして、記録材Pは、吸着バイアス電源95から吸着電圧を印加された吸着ローラ84によって帯電され、記録材搬送ベルト151上に静電吸着された状態で、転写部Na、Nb、Nc、Ndを通過して搬送される。
例えば、フルカラー画像の形成時には、画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdの感光ドラム1a、1b、1c、1d上に各色のトナー像が形成される。各色のトナー像は、記録材Pと記録材搬送ベルト151とを挟んで感光ドラム1a、1b、1c、1dに対向する各転写ローラ53a、53b、53c、53dから転写バイアスを受けて、順次記録材P上に転写される。ここで、転写バイアスは上記トナー像と反対極性である。
転写部Na、Nb、Nc、Ndにおける転写工程が終了すると、記録材Pは分離除電部材65による分離バイアスを受けて記録材搬送ベルト151から分離されて、定着装置7へと搬送される。定着装置7は記録材Pを加熱・加圧してフルカラーのトナー像を定着させる。一方、転写工程後に記録材搬送ベルト151上に付着しているトナー等は、転写ベルトクリーナ159によって除去、回収される。
記録材搬送ベルト151は、図1に示す中間転写ベルト51と同様、PC(ポリカーボネート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)のような誘電体樹脂を採用できる。第5実施形態では、表面抵抗率1014Ω/□、厚み80μmの、カーボンが分散されたPI(ポリイミド)樹脂で形成されたものを用いた。表面抵抗率は、JIS−K6911法準拠プローブを使用して、印加電圧1000V、印加時間60sec、23℃/50%RHで測定した。しかし、これに限定されるものではなく、他の材料、体積抵抗率、及び厚みのものでも構わない。また、転写ローラ153は、前述の一次転写ローラ53と同様の構成で、外径8mmの芯金の周囲に厚さ4mmの導電性ウレタンスポンジ層を配置し、電気抵抗値は、約106.5Ω(23℃/50%RH)である。転写ローラ153の電気抵抗値は、5N(500g重)の荷重の下で電気的に接地された金属ローラに当接された転写ローラ153を50mm/secの周速で回転させ、芯金に100Vの電圧を印加して測定された電流の関係から求めた。なお、第5実施形態では、感光ドラム1と記録材搬送ベルト151の表面速度は、共に、100mm/secである。つまり、両者は、略等速度移動する。ここで等速度とは、±1%を示すものである。
画像形成装置200では、感光ドラム1が図1の画像形成装置100の場合のような個別の駆動機構を持たず、感光ドラム1は、駆動されて循環する記録材搬送ベルト151との摩擦駆動力により従動回転している。従って、第1実施形態のような回転速度の立ち上がりカーブの違いに起因する感光ドラム1と記録材搬送ベルト151との相対摩擦は発生しにくいが、慣性モーメント差や負荷変動に起因して相対摩擦を発生する可能性はある。そこで、第1実施形態等と同様、感光ドラム1と記録材搬送ベルト151との回転起動時に生じる周速度差を課題としている。
画像形成装置200は、記録材搬送ベルト151の駆動機構として駆動ローラ152を具備し、駆動ローラ152は、駆動ローラモータ93によって回転される。また、駆動ローラモータ93の回転は、駆動ローラモータ制御部(速度変更手段)94により変更される。そして、感光ドラム1と記録材搬送ベルト151とのスリップをなくすことができれば、感光ドラム1と記録材搬送ベルト151との両方に駆動機構を具備する場合よりも、色ずれの無い安定した画像が得られる。
画像形成装置200は、記録材搬送ベルト151と感光ドラム1とのスリップを軽減するために、第1実施形態と同様な制御を行う。制御部190は、図3に示すように、起動立ち上げ期間と減速停止期間との両方で、転写バイアス電源154からトナー像の反対極性の転写電圧Vt1を転写ローラ153に出力させる。これにより、図4に示すように、感光ドラム1と記録材搬送ベルト151との間に電気的な引力を発生させて、圧接力を割り増しし、摩擦駆動力を高めて相対摩擦の発生回数を減らして、摺擦傷が発生しにくくする。
なお、起動立ち上げ期間と減速停止期間との両方で、転写バイアス電源154からトナー像と同じ極性の電圧Vを転写ローラ153に出力させても、スリップの軽減は可能である。
また、図3に示す転写電圧の印加シーケンスは、図5、図6、図7に示す転写電圧の印加シーケンスに置き換えても同様の効果が得られる。特に、第5実施形態では感光ドラム1が駆動機構を持たないため、回転中に定常的に転写電圧が印加される図5、図6、図7に示す転写電圧の印加シーケンスがより好ましい。
<第6実施形態>
第1実施形態〜第4実施形態では、いずれも感光ドラム1と中間転写ベルト51との相対摩擦を減らすことを目的としている。上述したように、感光ドラム1の表面がOPC(有機感光体)だと相対摩擦によって傷付き易く、傷付くと感光ドラム1に形成されるトナー像に影響を与えて画像品質が低下するという問題がある。
しかし、中間転写ベルト51に形成された摺擦傷もまた、一次転写ムラ、二次転写ムラの原因となって画像品質を低下させる可能性がある。画像に対する直接の影響は少ないが、記録材搬送ベルト151に形成された摺擦傷もまた、粒子を噛んで感光ドラム1の摺擦傷を深刻にする可能性がある。
そこで、第6実施形態では、中間転写ベルト51や記録材搬送ベルト151に常時当接される回転部材に対して、第1実施形態〜第4実施形態に示される電圧印加制御を実行する。起動立ち上げ期間と減速停止期間との両方で、既存の電圧印加機構を用いて電圧を印加することにより、中間転写ベルト51や記録材搬送ベルト151と回転部材との間に電気的引力を発生させる。これにより、両者の圧接力を割り増しし、摩擦駆動力を高めて相対摩擦の発生回数を減らして、摺擦傷が発生しにくくする。
図1に示すように、中間転写ベルト51はPI(ポリイミド)樹脂、二次転写外ローラ57は導電性のEPDMゴムを用いている。そして、二次転写外ローラ57は、中間転写ベルト51に当接することにより、従動回転する構成をとっている。そして、中間転写ベルト51が回転起動する際に、二次転写外ローラ57の起動トルクにより、中間転写ベルト51と二次転写外ローラ57とがスリップした場合、二次転写外ローラ57の導電性EPDMゴムから染み出してくるイオン系の導電剤等が、PI(ポリイミド)樹脂である中間転写ベルト51の表面に付着してしまう。そして、イオン系の導電剤等が付着した領域の転写特性は、他の領域とは異なるために、濃度ムラが発生してしまうという問題がある。
そこで、画像形成装置100では、制御部90が二次転写バイアス電源50を制御して、二次転写外ローラ(接触部材)57と中間転写ベルト(像担持体)51とのスリップを減らす。第1実施形態と同様に図3に示す制御にて、第2実施形態と同様に図5に示す制御にて、第3実施形態と同様に図6に示す制御にて、あるいは第4実施形態と同様に図7に示す制御にて起動と停止を制御する。なお、二次転写外ローラ57には駆動機構が設けられず、中間転写ベルト51との摩擦力により、中間転写ベルト51に従動駆動される。
すなわち、中間転写ベルト51の回転起動時や停止時に、二次転写外ローラ57に対して、二次転写バイアス電源50より電圧を印加する。これにより、中間転写ベルト51と二次転写外ローラ57との間の静電吸着力が増して、摩擦力がアップし、スリップを回避できる。
なお、二次転写外ローラ57とこれに対向する二次転写内ローラ56との間に印加される電圧は、その極性が限定されるものではなく、また、接地する部材、電圧を印加する部材はどちらであっても問題ない。
さらに、二次転写外ローラ57が着脱する構成を用いた場合においては、回転起動前に中間転写ベルト51に当接させてから、前記のシーケンスで電圧を印加することが好ましい。
<第7実施形態>
図8に示すように、画像形成装置200における吸着ローラ84に対しても、制御部190が吸着バイアス電源95を制御して、吸着ローラ(接触部材)84と記録材搬送ベルト(記録材担持体)151とのスリップを減らす。第1実施形態と同様に図3に示す制御にて、第2実施形態と同様に図5に示す制御にて、第3実施形態と同様に図6に示す制御にて、あるいは第4実施形態と同様に図7に示す制御にて起動と停止を制御する。これにより、吸着ローラ84と記録材搬送ベルト151との摺擦を回避する。なお、吸着ローラ84には駆動機構が設けられず、記録材搬送ベルト151との摩擦力により、記録材搬送ベルト151に従動駆動される。
なお、吸着ローラ84とこれに対向する従動ローラ155との間に印加される電圧は、その極性が限定されるものではなく、また、接地する部材、電圧を印加する部材はどちらであっても問題ない。
さらに、吸着ローラ84が着脱する構成を用いた場合においては、回転起動前に記録材搬送ベルト151に当接させてから、前記のシーケンスで電圧を印加することが好ましい。
また、第6実施形態、第7実施形態以外の部材についても、既存の電圧印加の仕組みを利用して起動時および停止時のスリップを軽減できる。帯電ローラ2、中間転写ドラム、クリーニングローラ等に対して適用できる。
<発明との対応>
第1実施形態の画像形成装置100は、トナー像を担持して移動する感光ドラム1と、感光ドラム1に接触して移動する中間転写ベルト51とを有する。感光ドラム1と中間転写ベルト51が停止している状態から移動している状態に変化する時、若しくは、感光ドラム1と中間転写ベルト51が移動している状態から停止している状態に変化する時、若しくは、移動速度が変化する時、感光ドラム1と中間転写ベルト51との間に電圧を印加している一次転写バイアス電源54を有する。第1実施形態における接触部材は、感光ドラム1からトナー像を転写される中間転写ベルト51である。
第1実施形態では、感光ドラム1及び中間転写ベルト51は、それぞれの独立した感光ドラムモータ91、駆動ローラモータ93から駆動力を付与される。しかし、共通のモータから駆動力を分配して付与されてもよい。また、感光ドラム1にはモータを設けず、中間転写ベルト51に摩擦従動回転させてもよい。
第6実施形態では、二次転写外ローラ57は、中間転写ベルト51と接触する領域で受ける摩擦力に駆動されて、中間転写ベルト51に従属して回転する。
第5実施形態の画像形成装置200は、トナー像が転写される記録材を担持して移動する記録材担持ベルト151と、記録材担持ベルト151に接触して移動する感光ドラム1とを有する。記録材担持ベルト151と感光ドラム1が停止している状態から移動している状態に変化する時、若しくは、記録材担持ベルト151と感光ドラム1が移動している状態から停止している状態に変化する時、若しくは、移動速度が変化する時、記録材担持ベルト151と感光ドラム1との間に電圧を印加している転写バイアス電源154を有する。
第5実施形態の画像形成装置200では、感光ドラム1にはモータを設けず、記録材搬送ベルト151に摩擦従動回転させている。しかし、記録材搬送ベルト151及び感光ドラム1にそれぞれ独立したモータを設けてもよく、また、共通のモータから駆動力を分配して両者を駆動してもよい。
第7実施形態では、吸着ローラ84は、記録材搬送ベルト151と接触する領域で受ける摩擦力に駆動されて記録材搬送ベルト151に従属して回転する。
第1実施形態の画像形成装置の概略断面構成の説明図である。 画像形成部の構成の説明図である。 第1実施形態における電圧印加のタイムチャートである。 一次転写部を含む部分的な断面の拡大図である。 第2実施形態における電圧印加のタイムチャートである。 第3実施形態における電圧印加のタイムチャートである。 第4実施形態における電圧印加のタイムチャートである。 第5実施形態の画像形成装置の概略断面構成の説明図である。 画像形成部の構成の説明図である。
符号の説明
1 像担持体、接触部材(感光ドラム)
2 接触部材(帯電ローラ)
3 露光装置
4 現像装置
5 中間転写ユニット
24 電圧印加手段(帯電バイアス電源)
50 電圧印加手段(二次転写バイアス電源)
51 像担持体(中間転写ベルト)
53 一次転写ローラ
54 電圧印加手段(一次転写バイアス電源)
56 二次転写内ローラ
57、84 接触部材(二次転写外ローラ、吸着ローラ)
90、190 制御部
91 感光ドラムモータ
92 感光ドラムモータ制御部(速度変更手段)
93 駆動ローラモータ
94 駆動ローラモータ制御部
95 電圧印加手段(吸着バイアス電源)
100、200 画像形成装置
151 記録材担持体(記録材搬送ベルト)
153 転写ローラ
155 従動ローラ
154 電圧印加手段(転写バイアス電源)

Claims (7)

  1. トナー像を担持して移動する像担持体と、
    前記像担持体に接触して移動する接触部材と、を有する画像形成装置において、
    前記像担持体と前記接触部材が停止している状態から移動している状態に変化する時、若しくは、前記像担持体と前記接触部材が移動している状態から停止している状態に変化する時、若しくは、移動速度が変化する時、前記像担持体と前記接触部材との間に電圧を印加している電圧印加手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記接触部材は、前記像担持体からトナー像を転写される中間転写体であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記像担持体及び前記接触部材は、それぞれの独立した駆動手段から駆動力を付与される、若しくは、共通の駆動手段から駆動力を分配して付与されることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記接触部材は、前記像担持体と接触する領域で受ける摩擦力に駆動されて、前記像担持体に従属して回転することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. トナー像が転写される記録材を担持して移動する記録材担持体と、
    前記記録材担持体に接触して移動する接触部材と、を有する画像形成装置において、
    前記記録材担持体と前記接触部材が停止している状態から移動している状態に変化する時、若しくは、前記記録材担持体と前記接触部材が移動している状態から停止している状態に変化する時、若しくは、移動速度が変化する時、前記記録材担持体と前記接触部材との間に電圧を印加している電圧印加手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記記録材担持体及び前記接触部材は、それぞれの独立した駆動手段から駆動力を付与される、若しくは、共通の駆動手段から駆動力を分配して付与されることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記接触部材は、前記記録材担持体と接触する領域で受ける摩擦力に駆動されて、前記記録材担持体に従属して回転することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
JP2006341903A 2006-12-19 2006-12-19 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5031356B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006341903A JP5031356B2 (ja) 2006-12-19 2006-12-19 画像形成装置
US11/956,846 US8615178B2 (en) 2006-12-19 2007-12-14 Image forming apparatus with voltage application or electric field formation during rotation start or stop

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006341903A JP5031356B2 (ja) 2006-12-19 2006-12-19 画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008152149A true JP2008152149A (ja) 2008-07-03
JP2008152149A5 JP2008152149A5 (ja) 2010-02-12
JP5031356B2 JP5031356B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=39527387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006341903A Expired - Fee Related JP5031356B2 (ja) 2006-12-19 2006-12-19 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8615178B2 (ja)
JP (1) JP5031356B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011002622A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Canon Inc カラー電子写真画像形成装置
JP2011242464A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Canon Inc 画像形成装置
JP2012159660A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2012159673A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2012230215A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Canon Inc ベルト装置及び画像形成装置
US8588637B2 (en) 2010-04-08 2013-11-19 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus with roller formed in inverted crown shape
WO2015041371A1 (ja) * 2013-09-19 2015-03-26 キヤノン株式会社 画像形成装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009265628A (ja) * 2008-04-01 2009-11-12 Canon Inc 画像形成装置
JP2015022189A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 キヤノン株式会社 画像形成装置
US9804523B2 (en) 2015-04-28 2017-10-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001255761A (ja) * 2000-03-14 2001-09-21 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP2002351230A (ja) * 2001-05-30 2002-12-06 Ricoh Co Ltd 転写装置および画像形成装置
JP2006242992A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05281819A (ja) 1992-03-31 1993-10-29 Konica Corp 画像形成装置
JP2962088B2 (ja) 1993-03-05 1999-10-12 株式会社日立製作所 カラープリンタ
US5572305A (en) * 1993-11-10 1996-11-05 Mita Industrial Co., Ltd. Image forming apparatus employing movable support for transfer roller
JPH0895339A (ja) 1994-09-22 1996-04-12 Ricoh Co Ltd 電子写真装置
JP3393280B2 (ja) * 1995-12-07 2003-04-07 コニカ株式会社 カラー画像形成装置
JPH1165333A (ja) 1997-08-18 1999-03-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2001282015A (ja) 2000-03-31 2001-10-12 Canon Inc 画像形成装置
US6600894B2 (en) 2000-11-30 2003-07-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Method and apparatus for forming image, and method for absorbing transcriptional material
US6597886B1 (en) * 2002-01-16 2003-07-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus
JP2003241536A (ja) 2002-02-20 2003-08-29 Canon Inc 画像形成装置
JP4464092B2 (ja) * 2002-09-30 2010-05-19 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4027287B2 (ja) * 2002-09-30 2007-12-26 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2005114754A (ja) * 2003-10-02 2005-04-28 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP4160542B2 (ja) * 2004-07-30 2008-10-01 シャープ株式会社 画像形成装置
JP2006349967A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001255761A (ja) * 2000-03-14 2001-09-21 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP2002351230A (ja) * 2001-05-30 2002-12-06 Ricoh Co Ltd 転写装置および画像形成装置
JP2006242992A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011002622A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Canon Inc カラー電子写真画像形成装置
US8588637B2 (en) 2010-04-08 2013-11-19 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus with roller formed in inverted crown shape
JP2011242464A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Canon Inc 画像形成装置
JP2012159660A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2012159673A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2012230215A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Canon Inc ベルト装置及び画像形成装置
WO2015041371A1 (ja) * 2013-09-19 2015-03-26 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8615178B2 (en) 2013-12-24
US20080145076A1 (en) 2008-06-19
JP5031356B2 (ja) 2012-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5031356B2 (ja) 画像形成装置
JP5371291B2 (ja) 画像形成装置
US20160195837A1 (en) Image forming apparatus
US20080056745A1 (en) Image forming method and apparatus for effectively charging an image carrier
JP5518125B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JP2008009192A (ja) 画像形成装置
JP5241305B2 (ja) 画像形成装置
JP5930173B2 (ja) 画像形成装置
JP2011095557A (ja) 画像形成方法および画像形成装置
JP5365460B2 (ja) 画像形成装置
JP2007310312A (ja) 画像形成装置
JP2015232586A (ja) 画像形成装置
JPH112935A (ja) 電子写真装置
JPH04305666A (ja) 画像形成装置
JP2011081289A5 (ja)
JP2006171358A (ja) 画像形成装置
JP2002268503A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP5898987B2 (ja) 画像形成装置
JPH10207247A (ja) 画像形成装置
JP4627247B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2014059436A (ja) 転写装置及び画像形成装置
JP2021015208A (ja) 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2020184003A (ja) 画像形成装置
JP2007121836A (ja) カラー画像形成装置
JP2007155846A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091218

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111227

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20120125

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20120203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120626

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120627

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5031356

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees