JP2007155846A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用頻度の高いブラックの感光ドラムの寿命を延ばし、イエロー,マゼンタ,シアンの混色を防止するとともに、各色の転写効率を向上させる。
【解決手段】Y,M,CのプロセスユニットPa,Pb,Pcは、クリーニング装置6があるので、混色は発生しにくいが、摩耗による感光ドラム1の寿命が低下しがちである。一方、ブラックの(K)のプロセスユニットPdは、クリーニング装置がないので、混色は発生しやすいが、感光ドラム1の寿命を延ばすことができる。KのプロセスユニットPdは、転写バイアスを高めることによる再転写トナーの増加を抑制したいので、感光ドラム1と中間転写ベルト51との速度差を、Y,M,CのプロセスユニットPa,Pb,Pcよりも大きくして、転写効率を高める。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドラムクリーナを有するプロセスユニットと、ドラムクリーナが無く現像同時クリーニングを行うプロセスユニットとを備えたプリンタ,複写機,ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を用いたプリンタ,複写機,ファクシミリ等の画像形成装置は、帯電、露光、現像、転写、クリーニング、定着の各工程によって、紙等の転写材上にトナー像を形成する。
上述のクリーニング工程においては、転写工程で感光ドラム上に残ったトナー(転写残トナー)を感光ドラムにクリーニング部材(例えば、クリーニングブレード)を摺擦させることで感光ドラム上から払拭する。このため、感光ドラム表面を摩耗させて、感光ドラムの寿命を短くするといった問題があった。
この問題を解決するための1つの方策として、クリーナ方式の画像形成装置が提案されている。これは、感光ドラム上の転写残トナーを現像器において「現像同時クリーニング」で感光ドラム上から除去・回収して再利用するものである。現像同時クリーニングは、次工程以降の現像工程時にかぶり取りバイアスによって、トナーで現像されるべきではない感光ドラム上の非画像部に存在する転写残トナーを現像器に回収する方法である。ここで、かぶり取りバイアスとは、現像器に印加する直流電圧と感光ドラム表面電位間の電位差であるかぶり取り電位差Vbackのことをいう。この方法によれば、クリーニング装置が感光ドラム表面を摺擦することがないため、感光ドラムの長寿命化に有利である。このような現像同時クリーニング方式を用いた画像形成部を、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の4色分具備し、これらのトナー像を重ね合わせて4色フルカラーの画像形成を行う画像形成装置も提案されている。
ところが、現在オフィスで用いられる文書は、K単色の文字原稿が多いことから、特にKを作像する感光ドラムが他のY,M,Cの感光ドラムに比べて消耗が早く、Kの感光ドラムの交換頻度が高くなってしまうという課題がある。
特許文献1においては、現像同時クリーニング構成を用いた、Y,M,C,K各色を作像するための複数の感光ドラムを具備する画像形成装置について記載されている。特にKの感光ドラムの寿命を他のY,M,Cの感光ドラムの寿命よりも延ばすために、Kの感光ドラムと転写媒体(中間転写体)との転写部における周速差(速度差)を、他の色とは異ならせる構成が提案されている。これによると、感光ドラムと転写媒体の周速差を設けた場合には、転写効率は向上するものの、その相対速度差により像担持体が摩耗し、また傷を生じるとされている。このため、複数色の重ね合わせ転写がなされるために転写トナー量の多いY,M,Cに対しては、感光ドラムと中間転写体の周速差を設けることにより、転写効率を確保する設定としている。これによって感光ドラムの寿命は犠牲になるが、転写効率は保障されるとしている。一方、カラー画像の作像時に墨入れ等にしか用いられないKは、転写トナー量が少ないために転写効率を十分に達成できるとしている。このため、感光ドラムと中間転写体の周速差による感光ドラムの摩耗を抑えるために周速を同じにして、感光ドラムの寿命を延ばす構成をとっている。以上の構成により、使用頻度の高いKの感光ドラムの寿命を延ばし、他のY,M,Cの感光ドラムと同等の交換頻度を達成している。
また、特許文献2には、Kの画像形成ステーションのクリーナは、他の3色の画像形成ステーションのクリーナよりも感光ドラムの摩耗を少なくするようなものが配設されている構成が開示されている。
特開2002−162804号公報 特開2003−162107号公報
しかしながら、近年はK単色の文字原稿と同時に、写真等のKの転写トナー量が多い印字も必要とされ始めている。このような画像を印字した場合には、特許文献1の構成では、周速差を設けないKの転写部において、十分な転写効率が確保されない。また、周速差を設けているY,M,Cの転写部においても、現像同時クリーニング方式を採用していることから、混色による色味変化という問題が発生する場合があった。
また、特許文献2の構成では、Kの感光ドラムの摩耗は低減されるものの、クリーナによる摺擦が発生するため、依然として摩耗は発生する。
そこで、本発明は、十分な転写効率を確保しつつ、像担持体の摩耗が少ない画像形成部と混色が発生しにくい画像形成部とを設けるようにした画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、第1像担持体上の静電像を現像して第1トナー像を形成するとともに、前記第1像担持体上の第1トナーを回収する第1現像器と、第2像担持体に接し、前記第2像担持体上の第2トナーを除去する除去手段と、前記除去手段によって前記第2トナーの除去された前記第2像担持体上の静電像を現像し、第2トナー像を形成する第2現像器と、前記第1像担持体上の前記第1トナー像を転写媒体に転写し、前記第2像担持体上の前記第2トナー像を前記転写媒体に転写する転写手段と、を有する画像形成装置において、前記第1像担持体の移動する速さと前記転写媒体の移動する速さとの差は、前記第2像担持体の移動する速さと前記転写媒体の移動する速さとの差よりも大きい、ことを特徴とする。
本発明によると、第2像担持体は、除去手段によって第1トナーを除去するので、混色は発生しにくいが、除去手段との摺擦による摩耗によって寿命が低下しがちである。また、第1像担持体は、除去手段がなく除去手段による摺擦がないので、混色は発生しやすいが、寿命を延ばすことができる。
ここで、像担持体から転写媒体へのトナー像の転写効率を高める方法として、転写バイアスを高める方法と、両者間の速度差を大きくする方法とがある。ところで、転写バイアスを高めた場合には、これに伴って再転写するトナーが増加しがちとなる。
そこで、除去手段の摺擦がない第1像担持体は、転写バイアスを高めることによる再転写トナーの増加を抑制するために、転写媒体との間の転写速度差を、除去手段の摺擦がある第2像担持体よりも大きくして、転写効率を高めるようにしている。
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一の図面又は異なる図面において同一の符合を付したものは、同様の構成あるいは同様の作用をなすものであり、これらについては、適宜、重複説明を省略している。
<実施の形態1>
図1に、本発明を適用することができる画像形成装置を示す。同図に示す画像形成装置は、電子写真方式、中間転写体方式、タンデム方式の4色フルカラーのプリンタである。同図は、このプリンタ(以下「画像形成装置」という。)を正面側、すなわち画像形成装置の操作時にユーザが位置する側から見た縦断面図に相当する模式図である。
同図を参照して、画像形成装置の構成及び動作を説明する。
図1に示す画像形成装置は、それぞれ色の異なる画像(トナー像)を形成する4個のプロセスユニット(画像形成部)Pa,Pb,Pc,Pdを備えている。この順に、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)のトナー像を形成するプロセスユニットPa,Pb,Pc,Pdである。各色のプロセスユニットPa,Pb,Pc,Pdのそれぞれの感光ドラム1に形成されたY,M,C,Kのトナー像は、それぞれ中間転写ベルト(転写媒体)51との間に形成される一次転写部d(図2,図4参照)において、順次に中間転写ベルト51上に転写されて、重ね合わされる。こうして中間転写ベルト51上に形成された4色のトナー像は、二次転写部において紙等の記録材P上に一括で二次転写される。トナー像の二次転写後の記録材Pは、定着装置(定着手段)7によって記録材P上に定着される。これにより1枚の記録材Pの片面に対する4色フルカラーの画像形成が終了する。
図1に示すように、本実施の形態では、KのプロセスユニットPd(第1の画像形成部群)には、感光ドラム(第1像担持体)1、帯電ローラ(帯電手段)2、露光装置(露光手段)3、現像器(第1現像器)4が配設されている。しかしKのプロセスユニットPdには、感光ドラム1をクリーニングするための専用のクリーニング装置(除去手段)は配設されていない。つまりKのプロセスユニットPdは、現像同時クリーニング方式を採用している。なお、第1像担持体としての感光ドラム1上に形成されるトナー像は第1トナー像となる。
これに対し、Y,M,Cのプロセスユニット(第2の画像形成部群)Pa,Pb,Pcには、感光ドラム(第2像担持体)1、帯電ローラ2、露光装置3、現像器(第2現像器)4が配設されている。しかし、KのプロセスユニットPdにはなかった専用のクリーニング装置(除去手段)6が配設されている。なお、第2像担持体としての感光ドラム1上に形成されるトナー像は第2トナー像となる。なお、上述の画像形成部群とは、画像形成部が1個の場合も含むものとする。
図2〜図4を参照して、各色のプロセスユニットについて詳述する。ここで、図2はKのプロセスユニットPdを示す。図3は各プロセスユニットPa,Pb,Pc,Pdの感光ドラム1及び帯電ローラ2の層構成を示す縦断面図である。また図4は、Y,M,CのプロセスユニットPa,Pb,Pcを示している。
(1)感光ドラム
本実施の形態では、像担持体として回転ドラム形の電子写真感光体(感光ドラム)1が使用されている。感光ドラム1は、感光層として、負帯電特性の有機光導電体(OPC)を有している。この感光ドラム1は、図3の層構成模型図に示すように、アルミニウム製シリンダによって形成された導電性ドラム基体1aの表面に、内側(図3中の下側)から順に下引き層1b、光電荷発生層1c、電荷輸送層1dの3層を塗り重ねて構成されている。ここで、下引き層1bは、光の干渉を抑え、上層の接着性を向上させるためのものである。なお、OPCは、光電荷発生層1cと電荷輸送層1dとによって構成されている。感光ドラム1は、外径30mmであり、中心支軸を中心に100mm/secのプロセススピード(周速度)をもって図2,図4中の矢印方向(反時計回り)に回転駆動される。
(2)帯電ローラ
帯電手段は、上述の感光ドラム1表面を所定の極性・電位に一様に帯電するものであり、本実施の形態では、帯電ローラ2が使用されている。
帯電ローラ2は、長手方向の長さが320mmである。帯電ローラ2は、図3の層構成模型図に示すように、芯金(支持部材)2aの外周に、下層2bと、中間層2cと、表層2dとを内側から順に積層した3層構成である。下層2bは帯電音を低減するための発泡スポンジ層であり、中間層2cは帯電ローラ全体として均一な抵抗を得るための導電層である。そして、表層2dは感光ドラム1上にピンホール等の欠陥があった場合に、リークが発生するのを防止するために設けている保護層である。
図3に示すように、帯電ローラ2は、芯金2aの両端部をそれぞれ軸受部材(不図示)によって回転自在に保持させている。この軸受部材は、それぞれ押圧ばね2eによって感光ドラム方向に付勢されている。帯電ローラ2は、これにより、感光ドラム1の表面に対して所定の押圧力をもって圧接させており、感光ドラム1の回転に従動して回転する。感光ドラム1と帯電ローラ2との圧接部が帯電部(帯電ニップ部)aである。
帯電ローラ2の芯金2aには電源S1から所定の条件の帯電バイアス電圧が印加される。これにより、感光ドラム1の周面が所定の極性・電位に接触帯電処理される。本実施の形態において、帯電ローラ2に対する帯電バイアス電圧は直流電圧(Vdc)と交流電圧(Vac)とを重畳した振動電圧である。
具体的には、直流電圧は、−600Vである。また交流電圧は、周波数fが1000Hz、ピーク間電圧Vppが1400Vの正弦波である。これら直流電圧と交流電圧とが重畳された振動電圧が印加される。これにより、感光ドラム1表面は、−600V(暗電位Vd)に一様に接触帯電処理される。
さらに具体的には、本実施の形態の帯電ローラ2の仕様は以下のとおりである。
芯金2a:直径6mmのステンレス丸棒
下層2b:カーボン分散の発泡EPDM、比重0.5g/cm・体積抵抗値10〜10Ω・cm・層厚3.0mm・長さ320mm
中間層2c:カーボン分散のNBR系ゴム、体積抵抗値10〜10Ω・cm、層厚700μm、
表層2d:フッ素化合物のトレジン樹脂に酸化スズ、カーボンを分散、体積抵抗値10〜1010Ω・cm、表面粗さ(JIS規格10点平均表面粗さRa)1.5μm、層厚10μm
図3に示すように、帯電ローラ2の表面には、可撓性を有するクリーニングフィルムで形成された帯電ローラクリーニング部材2fが当接されている。この帯電ローラクリーニング部材2fは、帯電ローラ2の長手方向に対し平行に配置され、かつ同長手方向に対し一定量の往復運動をする支持部材2gによって一端が固定されている。帯電ローラクリーニング部材2fは、自由端側近傍の面において帯電ローラ2と接触ニップを形成するよう配置されている。支持部材2gがプリンタの駆動モータ(不図示)によりギヤ列を介して長手方向に対し一定量の往復運動がなされ、帯電ローラ2の表面が帯電ローラクリーニング部材2fで摺擦される。これにより帯電ローラ2表面の付着汚染物(微粉トナー、外添剤など)の除去がなされる。
(3)露光装置
図2及び図4に示すように、情報書き込み手段として、露光装置3が使用される。本実施の形態では、露光装置3として、半導体レーザを用いたレーザビームスキャナが用いられる。露光装置3は、画像読み取り装置(不図示)等のホスト装置から画像形成装置側に送られた画像信号に対応して変調されたレーザ光Lを出力する。これにより、回転中の帯電後の感光ドラム1表面を、露光位置bにおいてレーザ走査露光(イメージ露光)する。感光ドラム1表面は、このレーザ走査露光によりレーザ光照射部分の電位が低下することで画像情報に対応した静電潜像が順次に形成されていく。
(4)現像器
図2及び図4に示すように、感光ドラム1の回転方向に沿っての露光位置bの下流側には、現像手段としての現像器4が配設されている。現像器4は、感光ドラム1上の静電潜像に現像剤(トナー)を供給して静電潜像を可視化するものであり、本実施の形態では、二成分磁気ブラシ現像方式を採用して、反転現像を行っている。
現像器4は、現像容器4a、非磁性の現像スリーブ4bを備えている。この現像スリーブ4bはその外周面の一部を外部に露呈させて現像容器4a内に回転可能に配設してある。現像器4は、また現像スリーブ4b内に挿設された、固定状態のマグネットローラ4c、このマグネットローラ4cによって現像スリーブ4b表面に拘束された二成分現像剤4eの層厚を規制する現像剤コーティングブレード4dを有している。さらに、現像容器4a内の底部に配設された現像剤攪拌部材4f、現像容器4a内に補給するための補給用トナーを収納したトナーホッパー4gを有している。
現像容器4a内の二成分現像剤4eは、トナーと磁性キャリヤの混合物であり、現像剤攪拌部材4fにより攪拌される。本実施の形態において磁性キャリヤの抵抗は約1013Ω・cm、粒径は約40μmである。トナーは磁性キャリヤとの摺擦により負極性に摩擦帯電される。
現像スリーブ4bは、感光ドラム1との最近接距離(S−Dgap)が350μmとなるように、感光ドラム1に近接した状態で対向配置されている。この感光ドラム1と現像スリーブ4aとの対向部が現像部cである。現像スリーブ4bは、その表面の移動方向が、現像部cにおいて感光ドラム1表面の移動方向とは逆方向となるように、回転駆動される。この現像スリーブ4bの表面にマグネットローラ4cの磁力により現像容器4a内の二成分現像剤4eの一部が磁気ブラシ層として吸着保持される。そして、現像スリーブ4bの回転に伴って搬送され、現像剤コーティングブレード4dにより所定の薄層に整層される。薄層となった二成分現像剤4eは、現像部cにおいて感光ドラム1表面に対して摺擦される。このとき、現像スリーブ4bには電源S2から所定の現像バイアスが印加される。本実施の形態において、現像スリーブ4bに対する現像バイアス電圧は直流電圧(Vdc)と交流電圧(Vac)とを重畳した振動電圧である。より具体的には、−450Vの直流電圧と、ピーク間電圧1600Vの交流電圧とが重畳された振動電圧である。
上述のように、回転中の現像スリーブ4b表面に薄層としてコーティングされ、現像部cに搬送された現像剤中のトナーが、現像バイアスによる電界によって感光ドラム1表面の静電潜像に対応して選択的に付着される。これにより、静電潜像がトナーで現像されたトナー像となる。本実施の形態では、感光ドラム1表面の露光明部にトナーが付着して静電潜像が反転現像される。
現像部cを通過した現像スリーブ4b上の現像剤の薄層は引き続く現像スリーブ4bの回転に伴い現像容器4a内の現像剤溜り部に戻される。
現像容器4a内の二成分現像剤4eのトナー濃度を所定の略一定範囲内に維持させるために、現像容器4a内の二成分現像剤4eのトナー濃度が例えば光学式トナー濃度センサ(不図示)によって検知される。その検知情報に応じてトナーホッパー4gが駆動制御されて、トナーホッパー4g内のトナーが現像容器4a内の二成分現像剤4eに補給される。二成分現像剤4eに補給されたトナーは攪拌部材4fにより攪拌される。
(5)中間転写ユニット
図1に示す画像形成装置は、転写手段として中間転写ユニット5を備えている。中間転写体ユニット5は、各感光ドラム1の下方に配設されている。中間転写ユニット5は、中間転写ベルト51及び4個の一次転写ローラ53、中間転写ベルト駆動ローラ55、二次転写対向ローラローラ56、二次転写ローラ57、テンションローラ59、さらに中間転写ベルトクリーナ60を有している。
中間転写ベルト51は、合成樹脂からなる誘電体によって構成されている。本実施の形態では、体積固有抵抗10Ω・cm(JIS−K6911法準拠プローブを使用、印加電圧100V、印加時間60sec、23℃60%RH)、厚みt=90μmのPI樹脂を採用した。なお、これに限定されず、100V印加時の固有体積抵抗が10〜1012Ω・cmである中間転写ベルトであれば、材料や厚みなど、上述のものに限定されるものではない。
また、一次転写ローラ53は、直径8mmの芯金の外周面を、厚さ4mmの円筒状の導電性ウレタンスポンジ層で覆うことで形成されている。抵抗値は、一次転写ローラ53を、接地された金属ローラに500g重の荷重で加圧して、50mm/secの周速で回転させながら、芯金に100Vの電圧を印加して測定された電流の関係から求められ、その値は約105Ω(23℃60%RH)である。
各プロセスユニットPa,Pb,Pc,Pdの感光ドラム1上に形成された各色のトナー像は、それぞれの転写部(一次転写部)dにおいて、転写ローラ53に電源S3から印加される転写バイアスによって、順次に中間転写ベルト51上に一次転写される。
(6)定着装置
定着装置7は、回転自在に配設された定着ローラ71と、この定着ローラ71に圧接しながら回転する加圧ローラ72とを有している。定着ローラ71の内部には、ハロゲンランプ等のヒーター73が配設されており、ヒーター73への電圧等を制御することにより定着ローラ71の表面の温度調節を行っている。
(7)トナー帯電量制御手段
図2に示すように、本実施の形態においては、K(ブラック)のプロセスユニットPdは、感光ドラム1表面の転写残トナーを除去するためのクリーニング装置を具備していない。いわゆるクリーナレス方式を採用している。このため、本実施の形態においては、転写残トナーの帯電極性を正規極性である負極性に揃えて、現像器4において効率よく回収するために、第1のトナー(現像剤)帯電量制御手段7と第2のトナー帯電量制御手段8を設けている。これらは、感光ドラム1の回転方向に沿っての一次転写部dの下流側で帯電部aよりも上流側に配置され、かつ第1のトナー帯電量制御手段7は、第2のトナー帯電量制御手段8の上流側に配置されている。
本実施の形態では、第1のトナー帯電量制御手段7と第2のトナー帯電量制御手段8は、実抵抗10〜10Ωのブラシ状部材であり、感光ドラム1の回転方向のブラシ幅は5mm、ブラシ長は4mmに設定し、感光ドラム1表面に接触させて配設してある。そして、第1のトナー帯電量制御手段7は正極性の電圧が電源S4より印加されており、第2のトナー帯電量制御手段8は負極性の電圧が電源S5より印加されている。
図2に示すように、第1のトナー帯電量制御手段7、第2のトナー帯電量制御手段8は、それぞれ感光ドラム1表面に対して接触部e,fで接触している。トナー像転写後に感光ドラム1表面に残った転写残トナーは、正負の両極性のものがある。第1のトナー帯電量制御手段1は、このうち、主に負極性に帯電されているトナーを、電源S4から印加される正極性の電圧により、一時的に捕集する。そして、捕集された負極性のトナーは、トナー帯電量制御手段7に印加される正極性の電圧により正極性に帯電され、その後、徐々に離脱して感光ドラム1表面に付着して搬送される。一方、一次転写部dを通過直後から正極性となっているトナーは、第1のトナー帯電量制御手段7により捕集されることなく、そのまま通過する。第1のトナー帯電量制御手段7の接触部eから下流に搬送される、正極性に帯電したトナーは、この第2のトナー帯電量制御手段8に印加される負極性の電圧により、一時的に捕集される。そして、トナー帯電量制御手段7に電源5から印加される負極性の電圧により負極性になり、その後、徐々に離脱して感光ドラム1表面に付着して搬送される。こうして、帯電極性を正規極性である負極性に揃えられた転写残トナーは、下流に位置する負極性に印加された帯電ローラ2に付着することなく、現像部bに搬送され、現像器4において現像時に回収され、再利用されることとなる。
(8)クリーニング装置
一方、Y,M,Cの3色のトナー像を形成するプロセスユニットPa,Pb,Pcには、図4に示されるように、クリーニング装置6が具備されており、トナー像転写後の感光ドラム1は、表面に残った転写残トナー等の付着物が除去される。クリーニング装置6は、クリーニングブレード61及び搬送スクリュー62を有している。クリーニングブレード61は、感光ドラム1に対して、所定の角度及び圧力で加圧手段(不図示)により当接されており、感光ドラム1表面に残留したトナー等を回収する。回収された転写残トナー等は搬送スクリュー62により搬送され排出される。
図1に示す上述の画像形成装置において、中間転写ベルト51上で重ね合わされた4色のトナー像は、中間転写ベルト51の回転とともに二次転写部h(図1参照)まで搬送される。一方、このときまでに、一次給紙カセット80から取り出された記録材Pは、ピックアップローラ81を経て搬送ローラ82,83によって搬送され、さらに転写前搬送ガイド84に沿って搬送され、二次転写部hに供給される。このとき、二次転写対向ローラ56と二次転写ローラ57との間に二次転写バイアスが印加される。これにより、中間転写ベルト51上の4色のトナー像は、一括で記録材P上に二次転写される。この二次転写時に、記録材Pに転写されないで中間転写ベルト51上に残った転写残トナーは、中間転写ベルトクリーナ60によって除去、回収される。
4色のトナー像が二次転写された記録材Pは、二次転写部hから分離され、転写後搬送ガイド85に沿って、定着装置7に搬送される。記録材Pは、ここで定着ローラ71と加圧ローラ72との間を通過する際に表裏両面からほぼ一定の圧力、温度で加圧、加熱されることにより記録材P表面の未定着トナー像が溶融して定着される。これにより、1枚の記録材Pの片面に対する4色フルカラーの画像形成が終了する。
以下に、本実施の形態の画像形成装置が、現像同時クリーニングを採用するプロセスユニットPdと、感光ドラム1をクリーニングするためのクリーニング装置6を具備するプロセスユニットPa,Pb,Pcと、を併用する理由について述べる。
(1)Y,M,CのプロセスユニットPa,Pb,Pcにクリーニング装置6を設ける理由
本実施の形態のような多重転写の画像形成装置においては、「再転写」とよばれる現象が起きる場合がある。図5は、再転写現象を説明する模式図である。ここでは、YのプロセスユニットPaの感光ドラム1を感光ドラム1a、転写ローラ53を転写ローラ53aとする。また、MのプロセスユニットPbの感光ドラム1を感光ドラム1b、転写ローラ53を転写ローラ53bとする。
YのプロセスユニットPaの感光ドラム1上に形成されたトナー像は、転写ローラ53に印加される転写バイアスによって中間転写ベルト51上に転写される。このトナー像は、下流のMのプロセスユニットPbの一次転写部dを通過する際に、一部が中間転写ベルト51から感光ドラム1上に再度転写されてしまう。これが再転写である。図6に、MのプロセスユニットPbの転写ローラ53に印加する転写電圧(転写バイアス)Vと、そのときのMのトナー像の転写効率及びYのトナー像の再転写効率との関係を示す。ここでMのトナー像については、感光ドラム1に形成されたMのトナー像が中間転写ベルト51へ転写されるときの転写効率を示している。またYのトナー像については、中間転写ベルト51上のYのトナー像がトナー像のない感光ドラム1へ再転写されるときの再転写率を示している。図6によると、転写電圧Vを上げていくとMのトナー像の転写効率は高くなっていくが、Mの転写効率が最大になっていない電圧から、Yのトナー像の再転写が始まってしまう。一般的に転写電圧は、転写効率が十分に確保される電圧に設定されるため、図6の破線で示す電圧に設定され、結果として再転写が発生してしまう。この現象が現像同時クリーニングを採用するプロセスユニットで発生した場合には、混色を引き起こしてしまう。すなわち、Yのトナーが、MやCの現像容器に回収されて、MやCの色味が変化してしまう。この混色現象は、明度の低いKに比べて、明度の高いY,M,Cの方がより大きい影響を受ける。
そこで、本実施の形態においては、混色が許容されないY,M,CのプロセスユニットPa,Pb,Pcに、感光ドラム1用のクリーニング装置6を設けている。なお、第1色目であるYのプロセスユニットPaについては、再転写による混色がないため、必ずしもクリーニング装置6は必要ではない。ここでは、他のM,CのプロセスユニットPb,Pcとのプロセスユニット共通化のため、同じ構成を採用している。このように、Y,M,CのプロセスユニットPa,Pb,Pcで発生する再転写トナーはクリーニング装置6によって回収、排出されるため、これらのプロセスユニットPa,Pb,Pcのプロセスユニットにおける混色の課題は解決される。
(3)KのプロセスユニットPdにおいて、現像同時クリーニングを採用する理由
本発明者の検討によれば、感光ドラム1用のクリーニング装置6による感光ドラム1の摩耗量は、感光ドラム1表面の走行距離に比例し、また、帯電ローラ2による(AC+DC)帯電を行った場合にその摩耗量は10倍ほどまで悪化する。仮に、Y,M,C,Kの4色とも感光ドラム1用のクリーニング装置6を具備し、KのプロセスユニットPdのみで画像形成する際には、Y,M,C,Kすべての感光ドラム1を回転させながら、Y,M,Cの感光ドラム1に対しては帯電ローラ2による帯電を行わないとする。このときのY,M,Cの感光ドラム1の摩耗量はKの感光ドラム1に対して約1/10であり、Kの感光ドラム1だけが急速に摩耗することとなる。例えば、所定枚数の印字が行われたときのKの感光ドラム1の摩耗量が10μmであったときに、カラーの画像比率が10%であったとすると、Y,M,Cの感光ドラム1の摩耗量は、概算で(10μm×10%)+(10μm×1/10×90%)=1.9μmとなる。すなわち、Kの感光ドラム1の交換頻度がY,M,Cに比べて約5倍となってしまう。
そこで、本実施の形態におけるKのプロセスユニットPdにおいては、クリーニング装置を設けない、現像同時クリーニング方式を採用している。これは、クリーニング装置による感光ドラム1の摩耗を抑え、感光ドラム1を長寿命化するためである。この構成により、Kの感光ドラム1の摩耗量は、感光ドラム1用のクリーニング装置がある場合の1/3〜1/10以下に抑えられる。よって、K単色の画像形成が、フルカラー画像形成の約10倍の頻度でなされた場合にも、Kの感光ドラム1の交換頻度は、他のY,M,Cの感光ドラム1とほぼ同等の交換頻度に抑えられる。
しかしながら、この現像同時クリーニング方式によると、再転写トナーが現像器4に混入してしまうという課題がある。前述のように、Kは、Y,M,Cに比べて混色の影響は受けにくいが、本発明者の検討によれば、これは許容できる範囲ではなかった。よって本実施の形態では、KのプロセスユニットPdの一次転写部dにおいて、感光ドラム1と中間転写ベルト51の間に周速差(速度差)を設けて転写性を向上させ、これによって転写電圧設定を下げることで、再転写を最低限に抑える構成を採用している。
図7は、本実施の形態のKのプロセスユニットPdの、一次転写部dにおける転写効率と再転写率を示している。KのプロセスユニットPdの転写ローラ53に印加する転写電圧を横軸に示す。各転写電圧において、Kの感光ドラム1に形成されたKのトナー像が中間転写ベルト51へ転写されるときの転写効率を左の縦軸に示す。また、中間転写ベルト51上の他色の画像が、KのプロセスユニットPdの感光ドラム1へ再転写される割合を右の縦軸に示す。同図において、実線で示される転写効率は、感光ドラム1と中間転写ベルト51との間に周速差が無い場合(実際には精度バラツキ等による振れがあるため周速差が約±0.5%以下)の値を示す。一方、一点鎖線で示す転写効率は、感光ドラム1と中間転写ベルト51の間に周速差を1.5%設けた(ここでは中間転写ベルトのほうが速い)場合の値を示している。これによれば、周速差を設けることで転写効率が改善され、転写電圧を低めに設定することができるため、再転写を低減することができる。一方、周速差による再転写率の変化は見られない。したがって、本実施の形態のKのプロセスユニットPdにおいては、感光ドラム1と中間転写ベルト51の間に周速差を1.5%設けて、転写効率を維持しつつ再転写を抑制した。その結果、混色による影響は問題ないレベルまで改善された。
以上の構成により、KのプロセスユニットPdにおいては、感光ドラム1は、Y,M,Cの感光ドラム1よりも長寿命を達成し、かつ、現像器4における混色を最低限に抑えることができる。
一方、Y,M,CのプロセスユニットPa,Pb,Pcは、再転写による混色の懸念がないことから転写バイアスを高く設定することで転写性を確保することができる。このため、一次転写部dにおける周速差を無い設定として、中間転写ベルト51の駆動トルクを最小限にする設定としている。
本実施の形態の、Y,M,CのプロセスユニットPa,Pb,Pcにおいて、感光ドラム1用のクリーニング装置6を具備する構成は、前述の特許文献1の全色現像同時クリーニングの構成に比べて、感光ドラムの寿命は短くなる傾向がある。また、本実施の形態のKのプロセスユニットPdにおいて、感光ドラム1用のクリーニング装置を具備しないかわりに周速差を設ける構成も、特許文献1のKのプロセスユニットの、現像同時クリーニングかつ周速差を設けないという構成に比べて、感光ドラム1の寿命は短くなる傾向にある。このため、各色の感光ドラム1の交換頻度は高まってしまう。
しかしながら本実施の形態の構成は、写真等のトナー量の多い画像を印字した場合にも、転写不良や再転写による混色を発生させないで、使用頻度の高いKとその他Y,M,Cの感光ドラム1を同等の交換頻度にすることを達成している。
なお、本実施の形態は中間転写方式を用いた画像形成装置について説明したが、記録材搬送ベルト等を用いた直接転写方式の画像形成装置に対しても、本発明を適用することは可能である。また、周速差の絶対値や各部材の抵抗値などの物性値、バイアスの設定値などは、上述の数値に限定されるものではない。
以上では、Y,M,CのプロセスユニットPa,Pb,Pcにおいては、感光ドラム1と中間転写ベルト51との間には周速差を設けない例を説明したが、周速差を設けるようにしてもよい。周速差を設けることにより、転写電圧が同じであれば、周速差を設けない場合よりも転写効率を上昇させることができる。これにより、転写残トナーが少なくなるため、感光ドラム1に対するクリーニング装置6のクリーニングブレード61の当接圧を低くした場合でも混色のおそれがなくなる。また周速差を設けることにより、転写効率を上昇させることができるので、その分、転写電圧を低く抑制することができ、転写電圧の印加に起因する感光ドラムに対するダメージを少なくすることができる。
ここで、上述のように、Y,M,CのプロセスユニットPa,Pb,Pcにおいては、KのプロセスユニットPdとは異なり、クリーニング装置6が設けてある。このため、転写効率上昇を目的として転写電圧を高めることに伴って再転写も増加するが、再転写されたトナーをクリーニング装置6で除去するため混色のおそれはない。したがって、上述のように、Y,M,CのプロセスユニットPa,Pb,Pcにおいても、感光ドラム1と中間転写ベルト51との間に周速差を設ける場合は、その周速差は、KのプロセスユニットPdにおける周速差よりも小さく設定するとよい。言い換えると、Y,M,CのプロセスユニットPa,Pb,Pcにおける周速差は、KのプロセスユニットPdにおける周速差ほど大きく取る必要はない。
実施の形態1の画像形成装置の概略構成を模式的に示す縦断面図である。 クリーニング装置のないプロセスユニットの構成を説明する図である。 感光ドラム及び帯電ローラの層構成を説明する図である。 クリーニング装置を有するプロセスユニットの構成を説明する図である。 トナーの再転写を説明する図である。 感光ドラムと中間転写ベルトとの間に周速差がない場合の、転写電圧と、転写効率及び再転写率との関係を示す図である。 感光ドラムと中間転写ベルトとの間に周速差を設けた場合の、転写電圧と、転写効率及び再転写率との関係を示す図である。
符号の説明
1 ブラックの感光ドラム(第1像担持体)
1 イエロー,マゼンタ,シアンの感光ドラム(第2像担持体)
4 ブラックの現像器(第1現像器)
4 イエロー,マゼンタ,シアンの現像器(第2現像器)
5 中間転写ユニット(転写手段)
6 クリーニング装置(除去手段)
51 中間転写ベルト(転写媒体、中間転写体)
P 記録材(転写媒体)
Pa イエローのプロセスユニット(第2の画像形成部群)
Pb マゼンタのプロセスユニット(第2の画像形成部群)
Pc シアンのプロセスユニット(第2の画像形成部群)
Pd ブラックのプロセスユニット(第1の画像形成部群)

Claims (4)

  1. 第1像担持体上の静電像を現像して第1トナー像を形成するとともに、前記第1像担持体上の第1トナーを回収する第1現像器と、第2像担持体に接し、前記第2像担持体上の第2トナーを除去する除去手段と、前記除去手段によって前記第2トナーの除去された前記第2像担持体上の静電像を現像し、第2トナー像を形成する第2現像器と、前記第1像担持体上の前記第1トナー像を転写媒体に転写し、前記第2像担持体上の前記第2トナー像を前記転写媒体に転写する転写手段と、を有する画像形成装置において、
    前記第1像担持体の移動する速さと前記転写媒体の移動する速さとの差は、前記第2像担持体の移動する速さと前記転写媒体の移動する速さとの差よりも大きい、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1トナー像の明度が、前記第2トナー像の明度よりも低い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記転写媒体は、中間転写体である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記転写媒体は、記録材である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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