JP2008150284A - 窒化物半導体基板及びその製造方法 - Google Patents

窒化物半導体基板及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基材基板上に窒化ガリウム(GaN)など窒化物半導体膜を成長させて得られる窒化物半導体基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】基材基板上に窒化物半導体膜を成長させる際に加えられる応力が基板の周辺部に行くほど大きいという点を考慮し、基材基板の裏面に複数のトレンチを、該応力の吸収軽減に適するように形成する。すなわち、基材基板の裏面に形成される複数のトレンチ間のピッチを基板の中心部から周辺部に行くほど徐々に狭くするか、トレンチの幅を基板の中心部から周辺部に行くほど徐々に広くするか、トレンチの深さを基板の中心部から周辺部に行くほど徐々に深く形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、基材基板上に窒化ガリウム(GaN)などの窒化物半導体膜を成長させて得られる窒化物半導体基板、及びその製造方法に関する。
窒化ガリウム(GaN)は、ウルツ鉱(Wurtzite)構造を有する窒化物半導体であり、常温で、可視光線の青色波長帯に当たる3.4eVの直接遷移型バンドギャップを有するだけでなく、InN及びAlNと全率固溶体をなして禁止帯幅の調整が可能であり、全率固溶体の全ての組成範囲内で直接遷移型半導体の特性を示すため、青色表示及び発光素子の材料として最も脚光を浴びている。
GaN膜は、通常、サファイア(Al)、炭化ケイ素(SiC)、またはシリコン(Si)からなる基材基板上に、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法やHVPE(Hydride Vapor Phase Epitaxy)法などで形成される。ところが、この場合、基材基板とGaN膜とは互いに格子定数及び熱膨張係数が異なるため、格子不整合などによって基材基板上にGaN膜をエピタキシャル成長させることが非常に難しい。GaNだけでなく、AlN、InN、GaInN、AlGaN及びGaAlInNなどの窒化物系半導体の全てが同様である。
これを克服するための方法として、格子ひずみ(lattice strain)を緩和させるために、まず類似の格子定数を有する緩衝層を、基材基板上に比較的低温で形成させた後、緩衝層上にGaN膜を成長させる方法などが提案された。
しかし、このような方法は、高価な基材基板を用いなければならなく、緩衝層の形成時にさらに他の成長装置を用いなければいけないので、煩雑であるだけでなく、GaN膜のエピタキシャル成長が可能ではあるものの、GaN膜内の転位密度が依然として高く、レーザーダイオードや発光ダイオードなどへの応用に制限がある。
サファイア基材基板を用いてGaN膜を形成する場合、現在の技術水準では、サファイア基材基板上にGaN膜をエピタキシャル成長させることは容易であるが、GaN膜をさらに他の素子の基板として使うためには、GaN膜が成長された基板からサファイア基材基板を分離しなければならない。すなわち、サファイア基材基板上にGaN厚膜を成長させた後、GaN厚膜とサファイア基材基板とを分離するために、サファイア基材基板にレーザーを照射して熱分解を起こして、GaN膜を分離する。それには長時間を必要とし、分離歩留まりが低下するという問題点がある。
これを克服するために、安価なシリコン基材基板上にGaN厚膜を成長させ、これを分離してGaN基板を得ようと、数多くの努力がなされたが、未だにシリコン基材基板上にGaN膜を成長させることそのものが容易ではなく、シリコン基材基板がエッチングされるなどの問題点がある。その上、シリコン基材基板上にGaN膜を成長させても、熱膨張係数及び格子定数の差によって基板の反りや亀裂などの問題点が生じる場合が多い。
一方、韓国特許第519326号明細書は、サファイア基材基板の裏面に所定の結晶方向に複数個の溝を均一間隔で形成してから、サファイア基材基板の前面にGaN層を形成することにより、バルク窒化ガリウムを成長させた後にサファイア基材基板を除去するときに必要な最小限の応力を軽減させることが記載され、それによりバルク窒化ガリウムに生成される微細クラックを減らして、バルク窒化ガリウムの結晶性を向上させる技術を提案している。しかし、上記特許は、GaNを成長させるための基材基板としてサファイア基板を使っており、サファイア基材基板の分離に相変らず長期間を必要とし、分離歩留まりが低いという問題がある。また、上記特許ではサファイア基材基板の裏面に溝を形成することで、基材基板を分離するときの応力を軽減しているが、均一間隔で形成された溝は、特にGaN膜の成長時の熱膨張係数差による基板の反りや亀裂の防止にはあまり効果的ではないという点が、本発明の発明者等によって確認された。
本発明は、前述したような問題点を解決するために案出されたものであり、その目的は、基材基板上に反りや亀裂なく窒化物半導体膜を成長することができる窒化物半導体基板の製造方法、及びこれによって製造された窒化物半導体基板を提供することである。
また、本発明の他の目的は、基材基板の分離のために長時間を必要とせず、分離歩留まりが高い窒化物半導体基板の製造方法、及びこれによって製造された窒化物半導体基板を提供することである。
前述した技術的課題を達成するため、本発明においては、基材基板上に窒化物半導体膜を成長させる際に加えられる応力が、基板の周辺部にいくほど大きいという点を考慮し、基材基板の裏面に複数のトレンチを、該応力の吸収軽減に適するように形成する。すなわち、基材基板の裏面に形成される複数のトレンチ間のピッチを基板の中心部から周辺部にいくほど徐々に狭くするか、トレンチの幅を基板の中心部から周辺部にいくほど徐々に広くするか、またはトレンチの深さを基板の中心部から周辺部にいくほど徐々に深くして形成する。
本発明の一側面による窒化物半導体基板は、基材基板と、基材基板の表面上に成長された窒化物半導体膜とを含み、基材基板の裏面には第1方向に平行に形成された複数の第1トレンチが形成され、複数の第1トレンチ間のピッチが前記基材基板の中心部から周辺部にいくほど徐々に狭くなることを特徴とする。
本発明の他の実施例による窒化物半導体基板は、基材基板と、基材基板の表面上に成長された窒化物半導体膜とを含み、基材基板の裏面には第1方向に平行に形成された複数の第1トレンチが形成され、複数の第1トレンチの幅が前記基材基板の中心部から周辺部にいくほど徐々に広くなることを特徴とする。
本発明のさらに他の例による窒化物半導体基板は、基材基板と、基材基板の表面上に成長された窒化物半導体膜とを含み、基材基板の裏面には第1方向に平行に形成された複数の第1トレンチが形成され、複数の第1トレンチの深さが前記基材基板の中心部から周辺部にいくほど徐々に深くなることを特徴とする。
また、上記各例による窒化物半導体基板において、前記基材基板の裏面には、複数の第1トレンチの他に、前記第1方向と交差する第2方向に平行に形成された複数の第2トレンチがさらに形成され、複数の第2トレンチ間のピッチ、第2トレンチの幅または深さが、それぞれ前記第1トレンチ間のピッチ、第1トレンチの幅または深さと同様に、それぞれ徐々に狭くなるか、広くなるか、または深くなることが好ましい。
また、前記基材基板はシリコンからなることが望ましい。
本発明の一側面による窒化物半導体基板の製造方法は、基材基板の一面に、第1方向に平行な複数の第1トレンチを形成するステップと、基材基板の第1トレンチが形成された面とは反対の面上に、窒化物半導体膜を形成するステップとを含み、複数の第1トレンチ間のピッチが前記基材基板の中心部から周辺部にいくほど徐々に狭くなることを特徴とする。
本発明の他の例による窒化物半導体基板の製造方法は、基材基板の一面に、第1方向に平行な複数の第1トレンチを形成するステップと、基材基板の第1トレンチが形成された面とは反対の面上に、窒化物半導体膜を形成するステップとを含み、複数の第1トレンチの幅が前記基材基板の中心部から周辺部にいくほど徐々に広くなることを特徴とする。
本発明のさらに他の例による窒化物半導体基板の製造方法は、基材基板の一面に、第1方向に平行な複数の第1トレンチを形成するステップと、基材基板の第1トレンチが形成された面とは反対の面上に、窒化物半導体膜を形成するステップとを含み、複数の第1トレンチの深さが前記基材基板の中心部から周辺部にいくほど徐々に深くなることを特徴とする。
また、上記の各例による窒化物半導体基板の製造方法は、前記基材基板の一面には複数の第1トレンチの他に、前記第1方向と交差する第2方向に平行な複数の第2トレンチを形成するステップをさらに含むことができ、ここで複数の第2トレンチ間のピッチ、第2トレンチの幅または深さが、それぞれ前記第1トレンチ間のピッチ、第1トレンチの幅または深さと同様に、それぞれ徐々に狭くなるか、広くなるか、または深くなることが望ましい。
ここで、前記第1及び/又は第2トレンチは、ソーイングホイール(sawing wheel)を用いて形成することができ、フォトリソグラフィー法を用いて形成することもできる。
また、前記窒化物半導体膜は、MOCVD法またはHVPE法で形成することができる。
さらに、本発明の窒化物半導体基板の製造方法は、前述したように窒化物半導体膜を形成した後、前記基材基板を除去するステップをさらに含むことができ、このとき、基材基板がシリコンである場合、ウェットエッチング法によって除去することができる。
このように本発明においては、基材基板の裏面に複数のトレンチを形成するが、そのピッチ、幅または深さを基材基板の中心部から周辺部にいくほど、それぞれ狭く、広く、または深くして、大きい応力が加えられる基板の周辺部で応力を十分に吸収軽減できるようにする。それにより、一般的に、窒化物半導体膜を形成するのが困難であるといわれるシリコン基材基板を用いても、反りや亀裂のない高品質の窒化物半導体基板を得ることができる。
本発明によれば、窒化物半導体膜を成長させる前に、基材基板の裏面に複数のトレンチを形成するが、基板の中心部から周辺部にいくほどそのピッチを減少させるか、トレンチの幅を増加させるか、またはトレンチの深さを増加させることで、窒化物半導体膜の成長時に発生する熱的変形による基板の反りや窒化物半導体膜の亀裂の発生を防止することができる。
したがって、通常、窒化物半導体膜を形成することが困難であるといわれるシリコン基材基板を用いても、反りや亀裂のない高品質の窒化物半導体基板を得ることができる。
また、基材基板としてシリコン基板を用いる場合には、ウェットエッチングのような化学的手法によって簡単に基材基板を除去することができ、短時間かつ低コストで高い歩留まりの窒化物半導体基板を得ることができる。
以下、添付された図面を参照して本発明の実施例を詳しく説明する。これに先立ち、本明細書及び請求範囲に使われた用語や単語は、通常の辞書的な意味に限定して解釈されてはならず、発明者自らが発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義できるという原則に則して、本発明の技術的な思想に応ずる意味及び概念で解釈されねばならない。したがって、本明細書に記載された実施例及び図面に示された構成は、本発明の最も望ましい例の一つに過ぎず、本発明の技術的な思想のすべてを代弁するものではない。そのため、本出願の時点においてこれらに代替できる多様な均等物及び変形例があり得ることを理解せねばならない。
それぞれ本発明の一例に従って製造された窒化ガリウム(GaN)基板の断面図及びその底面図である図1及び図2に示されるように、本実施例のGaN基板は、基材基板10と、その上に形成されたGaN膜20を備える。
本実施例において、基材基板10は単結晶シリコンウェハーを用いる。しかし、本発明は必ずこれに限定されることなく、サファイア(Al)や炭化ケイ素(SiC)を基材基板として用いることができる。但し、単結晶シリコンウェハーを用いることが簡便であり、基材基板を除去する場合、ウェットエッチングによって簡単に除去できて便利である。
基材基板10のGaN膜20が形成された表面の反対側の面には、複数のトレンチ11および12が形成されている。ここで、トレンチ11および12は、図2に示されたように、互いに垂直に交差する第1トレンチ11及び第2トレンチ12からなる。また、第1及び第2トレンチのピッチPは、基板の中心部から周辺部にいくほど徐々に狭くなるように形成されている。すなわち、基板の周辺部にいくほどトレンチが密に形成されている。これは、後述するように、GaN膜20の成長時に基板の周辺部にいくほど応力が大きく働き、基板の反りやGaN膜の亀裂が生じ易くなるので、この周辺部の大きい応力を吸収させるためである。
具体的に、第1及び第2トレンチ11および12のピッチPは、0.01cmから1.0cmの範囲で変化させることができる。すなわち、基板の中心部に形成されたトレンチ間のピッチを1.0cmにし、縁部に形成されたトレンチ間のピッチを0.01cmにすることができる。また、該ピッチは幾つかのトレンチをグループにして、各グループ内では同一ピッチにし、グループ毎に段階的に変化させてもよいし、一つずつのトレンチ間のピッチを断続的に変化させてもよい。
また、各トレンチ11および12の幅は、1μmから1mmの範囲内で適切に調節することができる。また、各トレンチ11および12の深さdは、基材基板10の厚さに応じて異なるが、基材基板10の厚さを50μmから1mmにしたとき、5μm〜900μmの範囲内で適切に調節することができる。
一方、以上例示したトレンチのピッチ、幅、深さの具体的な数値は、あくまでも例示的なものである。すなわち、後述するGaN膜20の形成方法、その工程条件、または厚さ、さらには基材基板に使われる材料の種類及び大きさによって、基板中央部及び周辺部に加えられる応力の大きさ及びその差の範囲は異なる。したがって、トレンチのピッチ、幅、深さは、基板の各部分に加えられる応力及び応力差の吸収軽減に適する範囲で調節することができ、前述した範囲から逸脱する場合もある。
また、本実施例においては、トレンチ11および12間のピッチを変化させる一方、トレンチの幅及び深さは一定に固定したが、後述する他の実施例のように、トレンチ間のピッチを固定してトレンチの幅または深さを変化させることもでき、ピッチ、幅、深さの任意の組合せを変化させることもできる。
さらに、図1及び図2に示された構造において、基材基板10の裏面に形成されたトレンチ11と12は、互いに垂直で交差する第1トレンチ11及び第2トレンチ12からなるが、必ずしも垂直で交差する構成に限定されることはない。また、基材基板10の裏面には、図3に示されるような、多様な形態のトレンチを形成してもよい。すなわち、図3の(a)に示されたように、本実施例のトレンチは一方向のみをストライプ状に形成し、そのピッチを中心部から周辺部にいくほど徐々に狭くする形態で形成することができる。また、図3の(c)に示されたように、互いに交差する3つの方向で形成することもできる。
基材基板10のトレンチ11および12が形成された裏面とは反対の面である表面には、GaN膜20が形成されている。前記GaN膜は、後述する適切な形成方法に従って形成され、GaN基板の用途に応じて適切な厚さ、例えば10μmから500μmの厚さとされる。また、前記GaN膜の厚さの変化に合わせて、基板基板のトレンチの幅及び間隔が変化することができる。GaN膜の厚さの変化によって応力が変わるため、これに応じてトレンチ幅、間隔、そしてピッチも調節して変えなければならない。
一方、本発明の原理は、純粋なGaNのみに適用されるものではなく、AlN、InN、GaInN、AlGaN、及びGaAlInNなどの窒化物系半導体にも同様に適用することができる。よって、本実施例のGaN膜20は、このような窒化物半導体膜に代替でき、さらには窒化物半導体膜を含む複数の膜が積層された構造にもなり得る。
図4は、本発明の他の実施例によるGaN基板の構造を示した断面図である。図4を参照して、本実施例のGaN基板を、前述した実施例のGaN基板と異なる点を中心に説明する。
本実施例のGaN基板が、前述した実施例のGaN基板と異なる点は、トレンチの構造である。すなわち本実施例において、基材基板10aの裏面に形成されたトレンチ11aは、トレンチ間のピッチPおよびトレンチの深さdが一定である一方、トレンチ11aの幅Wが基板の中心部から周辺部にいくほど徐々に広くなる構造を有する。このようにトレンチを、基板の周辺部にいくほどその幅が広い構造にすることで、基板の周辺部にいくほど大きくなる応力を吸収軽減でき、基板の反りや亀裂の発生を防止することができる。具体的に、トレンチ11aの幅Wは1μm〜1mmの範囲内で調節して変化させることができる。この数値範囲はあくまでも例示的な数値であり、前述したように、GaN膜20の形成方法、その工程条件または厚さ、基材基板の種類や大きさなどによって任意に変更可能である。
図5は、本発明のさらに他の実施例によるGaN基板の構造を示した断面図である。図5を参照して、本実施例のGaN基板を、前述した実施例のGaN基板と異なる点を中心に説明する。
本実施例のGaN基板が前述した実施例のGaN基板と異なる点は、トレンチの構造である。すなわち、本実施例において、基材基板10bの裏面に形成されたトレンチ11bは、トレンチ間のピッチPおよびトレンチの幅Wは一定である一方、トレンチ11bの深さdが基板の中心部から周辺部にいくほど徐々に深くなる構造を有する。このようにトレンチを、基板の周辺部にいくほど深さが深い構造にすることで、基板の周辺部にいくほど大きくなる応力を吸収軽減でき、基板の反りや亀裂の発生を防止することができる。具体的に、トレンチ11aの深さdは、基材基板10bの厚さによって異なるが、基材基板10bの厚さを50μm〜mm1の範囲にしたとき、5μm〜900μmの範囲内で調節して変化させることができる。但しこの数値範囲は、あくまでも例示的な数値であり、前述したように、GaN膜20の形成方法、その工程条件または厚さ、基材基板であるシリコンウェハーの大きさなどによって任意に変更可能である。
また、図4及び図5に示された実施例においても、図1に示された実施例と同様に、図3に示されたような多様なトレンチの形態を有することができ、さらに、図1、図4及び図5に示された形態の任意の組合せを取ることもできる。要するに、本発明の窒化物半導体基板は、基材基板の裏面に形成されるトレンチを、そのピッチ、幅、または深さを調節して、基板の周辺部に加えられるより大きい応力を吸収軽減できるようにしたものである。
以下、本発明の窒化物半導体基板の製造方法について詳しく説明する。ここでも、基材基板10として単結晶シリコンウェハーを用いて、窒化物半導体膜としてGaN膜20を形成する場合を説明するが、本発明が必ずしもこれに限定されないことは前述した通りである。
まず、基材基板として基板表面が(111)の面方位を有するシリコンウェハーを用意する。基材基板10の裏面に、前述したような構造及び形態のトレンチ11および12、11a、ならびに11bを形成する。トレンチは、ウェハーの切断に使われるソーイングホイール(sawing wheel)を用いるか、または半導体製造工程で使われるフォトリソグラフィー法で形成することができる。ソーイングホイールを使う場合、ソーイングホイールの厚さがトレンチの幅を規定するが、0.01mm〜1mmの厚さを有するソーイングホイールを選択して使うことで、トレンチの幅を調節することができる。また、トレンチの深さ及びピッチは、ソーイングホイールの切断深さ、及びソーイングホイールと基材基板との相対的な位置を制御することで調節することができる。一方、フォトリソグラフィー法を用いてトレンチを形成する場合には、基材基板10の裏面に、所望の構造及び形態のトレンチを形成するためのエッチングマスク(フォトレジストパターンまたは別のシリコン酸化膜パターン)を形成し、適切なエッチングガスまたはエッチング液を用いて、基材基板をエッチングすればよい。このとき、トレンチのピッチや幅は、エッチングマストのパターンによって容易に調節でき、現在の半導体製造技術によれば、ソーイングホイールよりもさらに精密なパターンを形成することができる。但し、図5に示されたようなトレンチの深さが変化するトレンチ構造は、複数回のフォト工程またはエッチング工程を行わなければならず、コストがさらに増加する。
次いで、所望のトレンチ構造が形成された基材基板10の表面に、GaN膜20を形成する。GaN膜は、MOCVD法やHVPE法などの公知の方法で、所望の厚さまで形成できる。例えば1000℃〜1100℃の反応器内に、GaソースガスとNソースガスとを同時に流して、GaN膜を成長させることができ、例えばHVPE法によって、GaN膜を10μm〜500μmの厚さに成長させることができる。ここで、GaソースガスとしてGaClガスを使ったり、またはGaメタルにキャリアガスとしてHClガスを流し、かつ前記NソースガスとしてNHガスを使ったりすることができる。すると、基板の中心部から周辺部にいくほど大きくなる応力の吸収軽減に適するように形成されたトレンチがあるため、成長されるGaN膜20は亀裂や剥離などの不良が発生せず、また基板も反らず、高品質のGaN膜を得ることができる。
また、GaN膜20を形成する前に、適切な緩衝層を先に形成してもよく、さらに必要に応じて、GaN膜上に他の膜を形成してもよい。
このようにして、本発明のGaN基板が得られるが、該GaN基板を他の素子の基板として使うためには、基材基板10を分離または除去しなければならない場合がある。本実施例においては、シリコンからなる基材基板を用いたので、基材基板10をウェットエッチングによって簡単に除去することができる。すなわち、シリコン基材基板10は、例えば、窒酸(HNO、70%)溶液とフッ酸(HF、50%)溶液とを、混合率0.1〜10の範囲で適切に混合することでエッチング液を用意し、このエッチング液に、図1、図4または図5に示されたGaN基板を浸漬すると、1から100μm/minのエッチング率で除去される。次いで、このエッチング液に、酢酸溶液を10%以下で添加して残留シリコンを除去する。
一方、基材基板としてサファイア基板や炭化ケイ素基板を用いた場合には、レーザーを用いた熱分解や、ダイヤモンド研磨などのような、他の公知の方法で基材基板を除去することができる。
次いで、具体的な実験例を挙げて本発明の効果を確認する。
図6は、本発明の実施例及び比較例にしたがって、基材基板の裏面にそれぞれ異なる形態のトレンチを形成した後に、基材基板の表面にGaN膜を形成し、GaN膜の亀裂などの不良や基板の反りが生じたか否かを観察した写真である。図6の(a)〜(d)に示された各試片は、6インチシリコンウェハー(厚さ670μm)の6つの四角形領域のそれぞれに、同一構造のトレンチを形成してから、その6つの領域を切り取り、トレンチ構造が形成された面とは反対側の面にGaN膜(厚さ60μm)を成長させて得た。各試片において、トレンチの深さは150μmで一定であり、トレンチの幅も500μmで一定である。
図6の(a)は、基材基板の裏面に、一方向のみに均一なピッチ(1mm)のトレンチを形成した場合である、写真に示されたように、基板が反ってGaN膜の亀裂及びそれに伴う剥離現象が現われていることを目視で確認することができた。
図6の(b)は、基材基板の裏面に,互いに垂直である2つの方向に,それぞれ同一ピッチのトレンチを形成したが、横と縦のピッチを異ならせた場合(横ピッチ0.5mm、縦ピッチ1mm)である。相変らず基板が反って、GaN膜の亀裂が確認された。
図6の(c)は、基材基板の裏面に、互いに垂直である2つの方向に、同一ピッチのトレンチを形成したが、横と縦のピッチを同一にした場合(ピッチ0.5mm)である。(b)に比べて反りが大きく改善されたものの、縁部に反りが確認され、GaN膜の亀裂が生じたことを確認することができた。
図6の(d)は、基材基板の裏面に、互いに垂直である2つの方向に、トレンチを形成したが、本発明に従って中心部から周辺部にいくほど、ピッチを10mm、4mm、2mm、1mmと、4段階にわたって狭くした。写真から確認できるように、基板の反りはなく、GaN膜の亀裂も発生しなかった。
以上のように、本発明を限定された実施例及び図面によって説明したが、本発明は、これに限定されるものでなく、本発明が属する技術分野で通常の知識を持った者によって本発明の技術思想及び特許請求の範囲の均等範囲内で多様な修正及び変形が可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施例に従って製造された窒化ガリウム基板の断面図である。 図1に示された窒化ガリウム基板の底面図である。 本発明によって基材基板の裏面に形成されるトレンチの例を示した図面である。 本発明の他の実施例に従って製造された窒化ガリウム基板の断面図である。 本発明のさらに他の実施例に従って製造された窒化ガリウム基板の断面図である。 本発明の実施例及び比較例に従って基材基板の裏面にそれぞれ異なる形態のトレンチを形成して基材基板の表面に窒化ガリウム膜を形成した後、窒化ガリウム膜の亀裂及び基板の反りが生じたか否かを観察した写真である。

Claims (26)

  1. 基材基板と、前記基材基板の表面上に成長された窒化物半導体膜と、を含み、
    前記基材基板の裏面には、第1方向に平行に形成された複数の第1トレンチが形成され、
    前記複数の第1トレンチ間のピッチが、前記基材基板の中心部から周辺部に行くほど徐々に狭くなることを特徴とする窒化物半導体基板。
  2. 前記基材基板の裏面には、前記第1方向と交差する第2方向に平行に形成された複数の第2トレンチがさらに形成され、
    前記複数の第2トレンチ間のピッチが、前記基材基板の中心部から周辺部に行くほど徐々に狭くなることを特徴とする、請求項1に記載の窒化物半導体基板。
  3. 基材基板と、前記基材基板の表面上に成長された窒化物半導体膜と、を含み、
    前記基材基板の裏面には、第1方向に平行に形成された複数の第1トレンチが形成され、
    前記複数の第1トレンチの幅が、前記基材基板の中心部から周辺部に行くほど徐々に広くなることを特徴とする窒化物半導体基板。
  4. 前記基材基板の裏面には前記第1方向と交差する第2方向に平行に形成された複数の第2トレンチがさらに形成され、
    前記複数の第2トレンチの幅が前記基材基板の中心部から周辺部に行くほど徐々に広くなることを特徴とする、請求項3に記載の窒化物半導体基板。
  5. 基材基板と、前記基材基板の表面上に成長された窒化物半導体膜と、を含み、
    前記基材基板の裏面には、第1方向に平行に形成された複数の第1トレンチが形成され、
    前記複数の第1トレンチの深さが、前記基材基板の中心部から周辺部に行くほど徐々に深くなることを特徴とする窒化物半導体基板。
  6. 前記基材基板の裏面には、前記第1方向と交差する第2方向に平行に形成された複数の第2トレンチがさらに形成され、
    前記複数の第2トレンチの深さが、前記基材基板の中心部から周辺部に行くほど徐々に深くなることを特徴とする、請求項5に記載の窒化物半導体基板。
  7. 前記第1方向と第2方向は互いに垂直で交差することを特徴とする、請求項2、請求項4または請求項6に記載の窒化物半導体基板。
  8. 前記基材基板はシリコンからなることを特徴とする、請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の窒化物半導体基板。
  9. 基材基板の一面に、第1方向に平行な複数の第1トレンチを形成するステップと、
    前記基材基板の前記第1トレンチが形成された面とは反対の面上に、窒化物半導体膜を形成するステップと、を含み、
    前記複数の第1トレンチ間のピッチが、前記基材基板の中心部から周辺部に行くほど徐々に狭くなることを特徴とする、窒化物半導体基板の製造方法。
  10. 前記基材基板の一面に、前記第1方向と交差する第2方向に平行な複数の第2トレンチを形成するステップをさらに含み、
    前記複数の第2トレンチ間のピッチが、前記基材基板の中心部から周辺部に行くほど徐々に狭くなることを特徴とする、請求項9に記載の窒化物半導体基板の製造方法。
  11. 基材基板の一面に、第1方向に平行な複数の第1トレンチを形成するステップと、
    前記基材基板の前記第1トレンチが形成された面とは反対の面上に、窒化物半導体膜を形成するステップと、を含み、
    前記複数の第1トレンチの幅が、前記基材基板の中心部から周辺部に行くほど徐々に広くなることを特徴とする、窒化物半導体基板の製造方法。
  12. 前記基材基板の一面に、前記第1方向と交差する第2方向に平行な複数の第2トレンチを形成するステップをさらに含み、
    前記複数の第2トレンチの幅が前記基材基板の中心部から周辺部に行くほど徐々に広くなることを特徴とする、請求項11に記載の窒化物半導体基板の製造方法。
  13. 基材基板の一面に、第1方向に平行な複数の第1トレンチを形成するステップと、
    前記基材基板の前記第1トレンチが形成された面とは反対の面上に、窒化物半導体膜を形成するステップと、を含み、
    前記複数の第1トレンチの深さが、前記基材基板の中心部から周辺部に行くほど徐々に深くなることを特徴とする窒化物半導体基板の製造方法。
  14. 前記基材基板の一面に、前記第1方向と交差する第2方向に平行な複数の第2トレンチを形成するステップをさらに含み、
    前記複数の第2トレンチの深さが、前記基材基板の中心部から周辺部に行くほど徐々に深くなることを特徴とする、請求項13に記載の窒化物半導体基板の製造方法。
  15. 前記第1方向と第2方向は、互いに垂直で交差することを特徴とする、請求項10、請求項12または請求項14に記載の窒化物半導体基板の製造方法。
  16. 前記第1トレンチは、ソーイングホイール(sawing wheel)を用いて形成されることを特徴とする、請求項9、請求項11または請求項13に記載の窒化物半導体基板の製造方法。
  17. 前記第1トレンチは、フォトリソグラフィー法を用いて形成されることを特徴とする、請求項9、請求項11または請求項13に記載の窒化物半導体基板の製造方法。
  18. 前記窒化物半導体膜は、MOCVD法またはHVPE法で形成されることを特徴とする、請求項9、請求項11または請求項13に記載の窒化物半導体基板の製造方法。
  19. 前記基材基板はシリコンからなることを特徴とする、請求項9、請求項11または請求項13に記載の窒化物半導体基板の製造方法。
  20. 前記窒化物半導体膜を形成した後、前記基材基板を除去するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項9、請求項11または請求項13に記載の窒化物半導体基板の製造方法。
  21. 前記基材基板はシリコンからなり、前記基材基板はウェットエッチング法で除去されることを特徴とする、請求項20に記載の窒化物半導体基板の製造方法。
  22. 前記第1及び第2トレンチは、ソーイングホイールを用いて形成されることを特徴とする、請求項10、請求項12または請求項14に記載の窒化物半導体基板の製造方法。
  23. 前記第1及び第2トレンチは、フォトリソグラフィー法を用いて形成されることを特徴とする、請求項10、請求項12または請求項14に記載の窒化物半導体基板の製造方法。
  24. 前記窒化物半導体膜は、MOCVD法またはHVPE法で形成されることを特徴とする請求項10、請求項12または請求項14に記載の窒化物半導体基板の製造方法。
  25. 前記窒化物半導体膜を形成した後、前記基材基板を除去するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項10、請求項12または請求項14に記載の窒化物半導体基板の製造方法。
  26. 前記基材基板はシリコンからなり、前記基材基板はウェットエッチング法で除去されることを特徴とする、請求項25に記載の窒化物半導体基板の製造方法。
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