JP2008130886A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体ウエハ21上に低誘電率膜4と配線5との積層構造からなる低誘電率膜配線積層構造部、パッシベーション膜7および保護膜9を形成し、完成した状態の半導体装置における低誘電率膜4、パッシベーション膜7および保護膜9の側面を封止膜で覆うために、ダイシングストリート22およびその両側の領域にレーザ照射によるレーザ加工により溝23を形成したとき、溝23を介して露出された半導体ウエハ21の上面にシリコン溶融物からなる針状のバリ24が形成されても、この部分にメッキ電流路としての下地金属層を良好に形成することができるようにする。
【解決手段】 ダイシングブレードを用いて、ダイシングストリート22における半導体ウエハ21の上面側をその上に形成されたバリ24と共に除去する。
【選択図】 図5

Description

この発明は半導体装置の製造方法に関する。
従来の半導体装置には、CSP(chip size package)と呼ばれるもので、半導体基板上に設けられた絶縁膜の上面に配線が設けられ、配線の接続パッド部上面に柱状電極が設けられ、配線を含む絶縁膜の上面に封止膜がその上面が柱状電極の上面と面一となるように設けられ、柱状電極の上面に半田ボールが設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−349461号公報
ところで、上記のような半導体装置には、半導体基板と絶縁膜との間に、層間絶縁膜と配線との積層構造からなる層間絶縁膜配線積層構造部を設けたものがある。この場合、微細化に伴って層間絶縁膜配線積層構造部の配線間の間隔が小さくなると、当該配線間の容量が大きくなり、当該配線を伝わる信号の遅延が増大してしまう。
この点を改善するために、層間絶縁膜の材料として、誘電率が層間絶縁膜の材料として一般的に用いられている酸化シリコンの誘電率4.2〜4.0よりも低いLow−k(低誘電率)材料が注目されている。Low−k材料としては、酸化シリコン(SiO2)に炭素(C)をドープしたSiOCやさらにHを含むSiOCH等が挙げられる。また、誘電率をさらに低くするため、空気を含んだポーラス(多孔性)型のLow−k膜の検討も行われている。
しかしながら、特に、ポーラス型のLow−k膜を備えた半導体装置では、Low−k膜が機械的強度が低く、また水分の影響を受けやすく、ひいては剥離しやすいという問題がある。
そこで、この発明は、Low−k膜等の低誘電率膜が剥離しにくいようにすることができる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、半導体ウエハと、前記半導体ウエハ上に積層された低誘電率膜と配線との積層構造からなる低誘電率膜配線積層構造部と、前記低誘電率膜配線積層構造部を覆う絶縁膜とを備えたものを用意する工程と、レーザ照射によるレーザ加工により、ダイシングストリートおよびその両側の領域における前記絶縁膜および前記低誘電率膜配線積層構造部の前記低誘電率膜の少なくとも一部を除去して溝を形成し、該溝を介して前記低誘電率膜配線積層構造部の前記低誘電率膜および前記絶縁膜の側面と前記半導体ウエハの上面とを露出させる工程と、前記溝を介して露出された前記半導体ウエハの上面に前記レーザ加工により形成されたバリを除去する工程と、前記絶縁膜上に、上層配線を前記低誘電率膜配線積層構造部の前記配線の接続パッド部に接続させて形成する工程と、前記上層配線の接続パッド部上に外部接続用電極を形成する工程と、前記外部接続用電極間および前記溝内に封止膜を形成する工程と、前記溝内の前記封止膜および前記半導体ウエハを前記ダイシングストリートに沿って切断して個々の半導体装置を複数個得る工程と、を含むことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記低誘電率膜は、BCB、フッ素化ポリイミド、ポリオレフィン、フィラーを加えたポリイミド樹脂、有機ポリマー系のLow−k材のいずれかからなることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記レーザ加工により、前記ダイシングストリートおよびその両側の領域における前記絶縁膜および前記低誘電率膜配線積層構造部の前記低誘電率膜を除去して1本の前記溝を形成することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記バリを除去する工程は、ダイシングブレードを用いて、前記ダイシングストリートにおける前記半導体ウエハの上面側をその上に形成されたバリと共に除去する工程であることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記レーザ加工により、前記ダイシングストリートおよびその両側の領域における前記絶縁膜および前記低誘電率膜配線積層構造部の前記低誘電率膜の両側を除去して2本の前記溝を形成することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記バリを除去する工程は、ダイシングブレードを用いて、前記ダイシングストリートにおける前記半導体ウエハの上面側をその上に形成されたバリと共に除去し、且つ、前記2本の溝間に残存された前記絶縁膜および前記低誘電率膜配線積層構造部の前記低誘電率膜を除去する工程であることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記封止膜を形成した後に、前記外部接続用電極上に半田ボールを形成する工程を有することを特徴とするものである。
この発明によれば、半導体ウエハの状態において、ダイシングストリートおよびその両側の領域における絶縁膜および低誘電率膜配線積層構造部の低誘電率膜の少なくとも一部を除去して溝を形成し、該溝を介して低誘電率膜配線積層構造部の低誘電率膜および絶縁膜の側面と半導体ウエハの上面とを露出させ、溝内に封止膜を形成し、溝内の封止膜および半導体ウエハをダイシングストリートに沿って切断して個々の半導体装置を複数個得ているので、得られた半導体装置の低誘電率膜配線積層構造部の側面が封止膜で覆われ、これにより低誘電率膜が剥離しにくいようにすることができる。この場合、溝を介して露出された半導体ウエハの上面にレーザ加工により形成されたバリを除去しているのは、上層配線および柱状電極を電解メッキにより形成するときのメッキ電流路となる下地金属層がバリによって切断されないようにするためである。
図1はこの発明の製造方法により製造された半導体装置の一例の断面図を示す。この半導体装置はシリコン基板(半導体基板)1を備えている。シリコン基板1の上面には所定の機能の集積回路が設けられ、上面周辺部には、2個のみを図示するが実際には多数の、アルミニウム系金属等からなる接続パッド2が集積回路に接続されて設けられている。
シリコン基板1の上面において接続パッド2の外側の周辺部を除く領域には低誘電率膜配線積層構造部3が設けられている。低誘電率膜配線積層構造部3は、複数層例えば4層の低誘電率膜4と同数層のアルミニウム系金属等からなる配線5とが交互に積層された構造となっている。この場合、各層の配線5は層間で互いに接続されている。最下層の配線5の一端部は、最下層の低誘電率膜4に設けられた開口部6を介して接続パッド2に接続されている。最上層の配線5の接続パッド部5aは最上層の低誘電率膜4の上面周辺部に配置されている。
ここで、低誘電率膜4の材料としては、BCB(ベンゾシクロブテン)、フッ素化ポリイミド、ポリオレフィン、フィラーを加えたポリイミド樹脂、有機ポリマー系のLow−k材等が挙げられ、比誘電率が3.9〜1.5のものを用いることができ、特に、比誘電率が3.9〜2.5のものを好適に用いることができる。
最上層の配線5を含む最上層の低誘電率膜4の上面には酸化シリコン等の無機材料または低誘電率膜からなるパッシベーション膜7が設けられている。最上層の配線5の接続パッド部5aに対応する部分におけるパッシベーション膜7には開口部8が設けられている。パッシベーション膜7の上面にはポリイミド系樹脂等の有機材料からなる保護膜(絶縁膜)9が設けられている。パッシベーション膜7の開口部8に対応する部分における保護膜9には開口部10が設けられている。
保護膜9の上面には銅等からなる下地金属層11が設けられている。下地金属層11の上面全体には銅からなる上層配線12が設けられている。下地金属層11を含む上層配線12の一端部は、パッシベーション膜7および保護膜9の開口部8、10を介して最上層の配線5の接続パッド部5aに接続されている。上層配線12の接続パッド部上面には銅からなる柱状電極(外部接続用電極)13が設けられている。
上層配線12を含む保護膜9の上面およびシリコン基板1の周辺部上面にはエポキシ系樹脂等の有機材料からなる封止膜14がその上面が柱状電極13の上面と面一となるように設けられている。この状態では、低誘電率膜配線積層構造部3、パッシベーション膜7および保護膜9の側面は封止膜14によって覆われている。柱状電極13の上面には半田ボール15が設けられている。
(製造方法の一例)
次に、この半導体装置の製造方法の一例について説明する。まず、図2に示すように、ウエハ状態のシリコン基板(以下、半導体ウエハ21という)上に、接続パッド2と、各4層の低誘電率膜4および配線5と、パッシベーション膜7とが設けられ、最上層の配線5の接続パッド部5aの中央部がパッシベーション膜7に設けられた開口部8を介して露出されたものを用意する。なお、図2において、符号22で示す領域はダイシングストリートに対応する領域である。
次に、図3に示すように、スクリーン印刷法、スピンコート法等により、パッシベーション膜7の開口部8を介して露出された最上層の配線5の接続パッド部5aの上面を含むパッシベーション膜7の上面にポリイミド系樹脂等の有機材料からなる保護膜9を形成する。
次に、図4に示すように、レーザ照射によるレーザ加工により、ダイシングストリート22およびその両側の領域における保護膜9、パッシベーション膜7および4層の低誘電率膜4に溝23を形成し、且つ、パッシベーション膜7の開口部8に対応する部分における保護膜9に開口部10を形成する。
この状態では、ダイシングストリート22およびその両側の領域における半導体ウエハ21の上面は溝23を介して露出されている。また、半導体ウエハ21上に積層された4層の低誘電率膜4、パッシベーション膜7および保護膜9が溝23により分離されることにより、図1に示す低誘電率膜配線積層構造部3が形成されている。
ここで、低誘電率膜4は脆いため、ブレードにより切断して溝23を形成する場合には、切断面において低誘電率膜4に多数の切欠け、破損が生じてしまうので、溝23の形成はレーザ照射によるレーザ加工が好ましい。
一方、ダイシングストリート22およびその両側の領域における半導体ウエハ21の上面を溝23を介して完全に露出させるためには、溝23を形成すべき領域における保護膜9、パッシベーション膜7および4層の低誘電率膜4を完全に除去する必要がある。このため、レーザ照射によるレーザ加工により、溝23を形成すべき領域における半導体ウエハ21の上面側をある程度除去することになる。
しかるに、レーザ照射時のエネルギーにより、半導体ウエハ21の上面側のシリコンが溶融されて飛散するが、この飛散されたシリコン溶融物の一部が溝23を介して露出された半導体ウエハ21の上面およびその周囲における保護膜9の上面に付着する。この結果、例えば、図5に示すように、溝23を介して露出された半導体ウエハ21の上面およびその周囲における保護膜9の上面にシリコンからなるバリ24が形成される。
この場合、特に、溝23を介して露出された半導体ウエハ21の上面に形成されたバリ24が針状であると、図7および図8に示す後工程において、上層配線12および柱状電極13を電解メッキにより形成するときのメッキ電流路となる下地金属層11がバリ24によって切断されてしまい、メッキ不良あるいはメッキ厚のばらつきの原因となってしまう。
そこで、次に、図6に示すように、ダイシングブレード25を用いて、ダイシングストリート22における半導体ウエハ21の上面側をその上に形成されたバリ24と共に除去する。一例として、ダイシングストリート22における半導体ウエハ21の上面側を深さ10〜15μm除去する。すると、後述する下地金属層11を形成するとき、溝23を介して露出された半導体ウエハ21の上面に下地金属層11を良好に形成することができる。
次に、図7に示すように、パッシベーション膜7および保護膜9の開口部8、10を介して露出された最上層の配線5の接続パッド部5aの上面および溝23を介して露出された半導体ウエハ21の上面を含む保護膜9の上面全体に下地金属層11を形成する。この場合、下地金属層11は、無電解メッキにより形成された銅層のみであってもよく、またスパッタにより形成された銅層のみであってもよく、さらにスパッタにより形成されたチタン等の薄膜層上にスパッタにより銅層を形成したものであってもよい。
次に、下地金属層11の上面にメッキレジスト膜25をパターン形成する。この場合、上層配線12形成領域に対応する部分におけるメッキレジスト膜25には開口部26が形成されている。次に、下地金属層11をメッキ電流路とした銅の電解メッキを行なうことにより、メッキレジスト膜25の開口部26内の下地金属層11の上面に上層配線12を形成する。次に、メッキレジスト膜25を剥離する。
次に、図8に示すように、上層配線12を含む下地金属層11の上面にメッキレジスト膜27をパターン形成する。この場合、上層配線12の接続パッド部(柱状電極13形成領域)に対応する部分におけるメッキレジスト膜27には開口部28が形成されている。次に、下地金属層11をメッキ電流路とした銅の電解メッキを行うことにより、メッキレジスト膜27の開口部28内の上層配線12の接続パッド部上面に柱状電極13を形成する。次に、メッキレジスト膜27を剥離し、次いで、上層配線12をマスクとして下地金属層11の不要な部分をエッチングして除去すると、図9に示すように、上層配線12下にのみ下地金属層11が残存される。
次に、図10に示すように、スクリーン印刷法、スピンコート法等により、上層配線12、柱状電極13を含む保護膜9の上面および溝23を介して露出された半導体ウエハ21の上面にエポキシ系樹脂等の有機材料からなる封止膜14をその厚さが柱状電極13の高さよりも厚くなるように形成する。したがって、この状態では、柱状電極13の上面は封止膜14によって覆われている。また、保護膜9、パッシベーション膜7および4層の低誘電率膜4の側面は封止膜14によって覆われている。
次に、封止膜14の上面側を適宜に研削し、図11に示すように、柱状電極13の上面を露出させ、且つ、この露出された柱状電極13の上面を含む封止膜14の上面を平坦化する。次に、図12に示すように、柱状電極13の上面に半田ボール15を形成する。次に、図13に示すように、封止膜14および半導体ウエハ21を溝23内の中央部のダイシングストリート22に沿って切断すると、図1に示すように、低誘電率膜配線積層構造部3、パッシベーション膜7および保護膜9の側面が封止膜14によって覆われた構造の半導体装置が複数個得られる。
このようにして得られたこの半導体装置では、低誘電率膜配線積層構造部3、パッシベーション膜7および保護膜9の側面が封止膜14によって覆われているので、低誘電率膜配線積層構造部3の低誘電率膜4がポーラス型であっても剥離しにくいようにすることができる。
(製造方法の他の例)
上記製造方法では、図5に示すように、レーザ照射によるレーザ加工により、ダイシングストリート22およびその両側の領域における保護膜9、パッシベーション膜7および4層の低誘電率膜4に1本の溝23を形成しているが、これに限定されるものではない。例えば、図14に示すように、レーザ照射によるレーザ加工により、ダイシングストリート22およびその両側の領域における保護膜9、パッシベーション膜7および4層の低誘電率膜4の両側に2本の溝23を形成するようにしてもよい。
この場合、2本の溝23間には保護膜9、パッシベーション膜7および4層の低誘電率膜4が残存される。また、2本の溝23を介して露出された半導体ウエハ21の上面およびその周囲における保護膜9の上面にはバリ24が形成される。そこで、次に、図15に示すように、ダイシングブレード25を用いて、ダイシングストリート22における半導体ウエハ21の上面側をその上に形成されたバリ24と共に除去し、且つ、2本の溝23間に残存された保護膜9、パッシベーション膜7および4層の低誘電率膜4を除去する。すると、図7に示すように、下地金属層11を形成するとき、溝23を介して露出された半導体ウエハ21の上面に下地金属層11を良好に形成することができる。
この発明の製造方法により製造された半導体装置の一例の断面図。 図1に示す半導体装置の製造方法の一例において、当初用意したものの断面図。 図2に続く工程の断面図。 図3に続く工程の断面図。 図4に示す状態における溝の部分を説明するために示す断面図。 図5に続く工程の断面図。 図6に続く工程の断面図。 図7に続く工程の断面図。 図8に続く工程の断面図。 図9に続く工程の断面図。 図10に続く工程の断面図。 図11に続く工程の断面図。 図12に続く工程の断面図。 図1に示す半導体装置の製造方法の他の例において、図5同様の工程の断面図。 図14に続く工程の断面図。
符号の説明
1 シリコン基板
2 接続パッド
3 低誘電率膜配線積層構造部
4 低誘電率膜
5 配線
7 パッシベーション膜
9 保護膜
11 下地金属層
12 上層配線
13 柱状電極
14 封止膜
15 半田ボール
21 半導体ウエハ
22 ダイシングストリート
23 溝
24 バリ
25 ダイシングブレード

Claims (7)

  1. 半導体ウエハと、前記半導体ウエハ上に積層された低誘電率膜と配線との積層構造からなる低誘電率膜配線積層構造部と、前記低誘電率膜配線積層構造部を覆う絶縁膜とを備えたものを用意する工程と、
    レーザ照射によるレーザ加工により、ダイシングストリートおよびその両側の領域における前記絶縁膜および前記低誘電率膜配線積層構造部の前記低誘電率膜の少なくとも一部を除去して溝を形成し、該溝を介して前記低誘電率膜配線積層構造部の前記低誘電率膜および前記絶縁膜の側面と前記半導体ウエハの上面とを露出させる工程と、
    前記溝を介して露出された前記半導体ウエハの上面に前記レーザ加工により形成されたバリを除去する工程と、
    前記絶縁膜上に、上層配線を前記低誘電率膜配線積層構造部の前記配線の接続パッド部に接続させて形成する工程と、
    前記上層配線の接続パッド部上に外部接続用電極を形成する工程と、
    前記外部接続用間および前記溝内に封止膜を形成する工程と、
    前記溝内の前記封止膜および前記半導体ウエハを前記ダイシングストリートに沿って切断して個々の半導体装置を複数個得る工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の発明において、前記低誘電率膜は、BCB、フッ素化ポリイミド、ポリオレフィン、フィラーを加えたポリイミド樹脂、有機ポリマー系のLow−k材のいずれかからなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1に記載の発明において、前記レーザ加工により、前記ダイシングストリートおよびその両側の領域における前記絶縁膜および前記低誘電率膜配線積層構造部の前記低誘電率膜を除去して1本の前記溝を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項3に記載の発明において、前記バリを除去する工程は、ダイシングブレードを用いて、前記ダイシングストリートにおける前記半導体ウエハの上面側をその上に形成されたバリと共に除去する工程であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1に記載の発明において、前記レーザ加工により、前記ダイシングストリートおよびその両側の領域における前記絶縁膜および前記低誘電率膜配線積層構造部の前記低誘電率膜の両側を除去して2本の前記溝を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 請求項5に記載の発明において、前記バリを除去する工程は、ダイシングブレードを用いて、前記ダイシングストリートにおける前記半導体ウエハの上面側をその上に形成されたバリと共に除去し、且つ、前記2本の溝間に残存された前記絶縁膜および前記低誘電率膜配線積層構造部の前記低誘電率膜を除去する工程であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 請求項1に記載の発明において、前記封止膜を形成した後に、前記外部接続用電極上に半田ボールを形成する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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