JP2016162809A - ウエーハの加工方法 - Google Patents

ウエーハの加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016162809A
JP2016162809A JP2015038086A JP2015038086A JP2016162809A JP 2016162809 A JP2016162809 A JP 2016162809A JP 2015038086 A JP2015038086 A JP 2015038086A JP 2015038086 A JP2015038086 A JP 2015038086A JP 2016162809 A JP2016162809 A JP 2016162809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
cutting blade
cutting
along
functional layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015038086A
Other languages
English (en)
Inventor
仁志 星野
Hitoshi Hoshino
仁志 星野
アルギュロフ ツァニミル
Anguelov Zanimir
アルギュロフ ツァニミル
雄輝 小川
Yuki Ogawa
雄輝 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP2015038086A priority Critical patent/JP2016162809A/ja
Publication of JP2016162809A publication Critical patent/JP2016162809A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Dicing (AREA)

Abstract

【課題】アブレーション加工によって形成されたレーザー加工溝の両側に起立して形成されたバリを効果的に除去する。
【解決手段】半導体ウエーハ2に対して吸収性を有する波長のレーザー光線を分割予定ライン22に沿って照射してアブレーション加工を施し、分割予定ラインに沿って機能層にレーザー加工溝24を形成することにより機能層を除去する。アブレーション加工工程において形成されたレーザー加工溝の両側に起立するバリ25をその基部に第1の切削ブレード843aの外周端を位置付けて分割予定ラインに沿って切削することにより除去し、機能層が除去された領域に沿って第2の切削ブレード843bによって基板を切断することによりウエーハを個々のデバイスに分割するする。
【選択図】図8

Description

本発明は、基板の表面に積層された機能層に複数の分割予定ラインによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウエーハを、分割予定ラインに沿って分割するウエーハの加工方法に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に形成された複数の分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された複数の領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、半導体ウエーハを分割予定ラインに沿って切断することによりデバイスが形成された領域を分割して個々のデバイスを製造している。
近時においては、IC、LSI等の半導体チップの処理能力を向上するために、シリコン等の基板の表面にSiO、SiOF、BSG(SiOB)等の無機物系の膜やポリイミド系、パリレン系等のポリマー膜である有機物系の膜からなる低誘電率絶縁体被膜(Low−k膜)が積層された機能層によって半導体デバイスを形成せしめた形態の半導体ウエーハが実用化されている。
このような半導体ウエーハの分割予定ラインに沿った分割は、通常、ダイサーと呼ばれている切削装置によって行われている。この切削装置は、被加工物である半導体ウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された半導体ウエーハを切削するための切削手段と、チャックテーブルと切削手段とを相対的に移動せしめる移動手段とを具備している。切削手段は、高速回転せしめられる回転スピンドルと該スピンドルに装着された切削ブレードを含んでいる。切削ブレードは円盤状の基台と該基台の側面外周部に装着された環状の切れ刃からなっており、切れ刃は例えば粒径3μm程度のダイヤモンド砥粒を電鋳によって固定して形成されている。
しかるに、上述したLow−k膜は、切削ブレードによって切削することが困難である。即ち、Low−k膜は雲母のように非常に脆いことから、切削ブレードにより分割予定ラインに沿って切削すると、Low−k膜が剥離し、この剥離が回路にまで達しデバイスに致命的な損傷を与えるという問題がある。
上記問題を解消するために、半導体ウエーハに形成された分割予定ラインに沿って機能層に対して吸収性を有する波長のレーザー光線を照射してアブレーション加工を施すことにより、分割予定ラインに沿ってレーザー加工溝を形成して機能層を分断し、このレーザー加工溝に切削ブレードを位置付けて切削ブレードと半導体ウエーハを相対移動することにより、半導体ウエーハを分割予定ラインに沿って切断するウエーハの分割方法が下記特許文献1に開示されている。
特開2009−21476号公報
而して、アブレーション加工によって半導体ウエーハを構成する機能層に形成された分割予定ラインに沿ってレーザー加工溝を形成すると、分割予定ラインに配設されたTEG(テスト・エレメント・グループ)と呼ばれる金属膜や低誘電率絶縁体が溶融してレーザー加工溝の両側にバリが轍のように起立して形成され、個々のデバイスに分割した際にデバイスの外周に起立したバリが残存してデバイスの品質を低下させるという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、アブレーション加工によって形成されたレーザー加工溝の両側に起立して形成されたバリを効果的に除去することができるウエーハの加工方法を提供することである。
上記主たる技術的課題を解決するため、本発明によれば、基板の表面に積層された機能層に複数の分割予定ラインによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウエーハの加工方法であって、
ウエーハに対して吸収性を有する波長のレーザー光線を分割予定ラインに沿って照射してアブレーション加工を施し、分割予定ラインに沿って機能層にレーザー加工溝を形成することにより機能層を除去するアブレーション加工工程と、
該アブレーション加工工程において形成されたレーザー加工溝の両側に起立するバリを除去するバリ除去工程と、
該アブレーション加工工程が実施されたウエーハの機能層が除去された領域に沿って切削ブレードによって基板を切断することによりウエーハを個々のデバイスに分割するウエーハ分割工程と、を含み、
該バリ除去工程は、チャックテーブルの保持面に保持されたウエーハに形成されたレーザー加工溝の両側に起立するバリの基部に切削ブレードの外周端を位置付けて分割予定ラインに沿って切削することによりバリを除去する、
ことを特徴とするウエーハの加工方法が提供される。
上記バリ除去工程を実施する前に分割予定ラインに沿って表面高さ位置を検出する高さ位置検出工程を実施し、バリ除去工程を実施する際には該高さ位置検出工程において検出された高さ位置に対応して切削ブレードをチャックテーブルの保持面に垂直な方向に移動せしめる。
上記バリ除去工程を実施する第1の切削ブレードと、上記ウエーハ分割工程を実施する第2の切削ブレードを備え、第1の切削ブレードによってバリ除去工程を実施しつつ第2の切削ブレードによってウエーハ分割工程を実施する。
また、バリ除去工程においては、加圧水をノズルから噴射する。
上記アブレーション加工工程を実施する前に、ウエーハの表面に水溶性樹脂を被覆して保護膜を形成する保護膜形成工程を実施することが望ましい。
本発明によるウエーハの加工方法は、ウエーハに対して吸収性を有する波長のレーザー光線を分割予定ラインに沿って照射してアブレーション加工を施し、分割予定ラインに沿って機能層にレーザー加工溝を形成することにより機能層を除去するアブレーション加工工程と、該アブレーション加工工程において形成されたレーザー加工溝の両側に起立するバリを除去するバリ除去工程と、該アブレーション加工工程が実施されたウエーハの機能層が除去された領域に沿って切削ブレードによって基板を切断することによりウエーハを個々のデバイスに分割するウエーハ分割工程とを含み、該バリ除去工程は、チャックテーブルの保持面に保持されたウエーハに形成されたレーザー加工溝の両側に起立するバリの基部に切削ブレードの外周端を位置付けて分割予定ラインに沿って切削することによりバリを除去するので、デバイスに損傷を与えることなく分割予定ラインに沿って形成されたレーザー加工溝の両側に起立して形成されているバリを効果的に除去することができる。
ウエーハとしての半導体ウエーハの斜視図および要部拡大断面図。 図1に示す半導体ウエーハを環状のフレームに装着されたダイシングテープの表面に貼着した状態を示す斜視図。 本発明によるウエーハの加工方法におけるアブレーション加工工程を実施するためのレーザー加工装置の要部斜視図。 本発明によるウエーハの加工方法におけるアブレーション加工工程の説明図。 本発明によるウエーハの加工方法におけるアブレーション加工工程が実施された半導体ウエーハの要部を拡大して示す断面図。 本発明によるウエーハの加工方法を実施するための切削装置の斜視図。 図6に示す切削装置の第1の切削手段および第2の切削手段を構成する第1のスピンドルユニットおよび第2のスピンドルユニットの平面図。 本発明によるウエーハの加工方法におけるバリ除去工程の説明図。 本発明によるウエーハの加工方法におけるバリ除去工程の説明図。 本発明によるウエーハの加工方法におけるバリ除去工程およびウエーハ分割工程の説明図。 本発明によるウエーハの加工方法におけるウエーハ分割工程の説明図。
以下、本発明によるウエーハの加工方法の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1の(a)および(b)には、本発明によるウエーハの加工方法によって加工される半導体ウエーハの斜視図および要部拡大断面図が示されている。図1の(a)および(b)に示す半導体ウエーハ2は、シリコン等の基板20の表面20aに絶縁膜と回路を形成する機能膜が積層された機能層21が形成されており、この機能層21に格子状に形成された複数の分割予定ライン22によって区画された複数の領域にIC、LSI等のデバイス23が形成されている。なお、図示の実施形態においては、機能層21を形成する絶縁膜は、SiO2 膜または、SiOF、BSG(SiOB)等の無機物系の膜やポリイミド系、パリレン系等のポリマー膜である有機物系の膜からなる低誘電率絶縁体被膜(Low−k膜)からなっており、厚みが10μmに設定されている。また、分割予定ライン22の表面には、図1の(a)および(b)には記載していないがTEG(テスト・エレメント・グループ)と呼ばれる金属膜が配設されている。
上述した半導体ウエーハ2の分割予定ライン22に沿ってアブレーション加工するためには、先ず、半導体ウエーハ2を構成する基板20の裏面にダイシングテープを貼着し該ダイシングテープの外周部を環状のフレームによって支持するウエーハ支持工程を実施する。即ち、図2に示すように、環状のフレームFの内側開口部を覆うように外周部が装着されたダイシングテープTの表面に半導体ウエーハ2を構成する基板20の裏面20bを貼着する。従って、ダイシングテープTの表面に貼着された半導体ウエーハ2は、機能層21の表面21aが上側となる。
上述したウエーハ支持工程を実施したならば、半導体ウエーハ2に対して吸収性を有する波長のレーザー光線を分割予定ライン22に沿って照射してアブレーション加工を施し、分割予定ライン22に沿って機能層にレーザー加工溝を形成することにより機能層を除去するアブレーション加工工程を実施する。このアブレーション加工工程は、図3に示すレーザー加工装置3を用いて実施する。図3に示すレーザー加工装置3は、被加工物を保持するチャックテーブル31と、該チャックテーブル31上に保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段32と、チャックテーブル31上に保持された被加工物を撮像する撮像手段33を具備している。チャックテーブル31は、被加工物を吸引保持するように構成されており、図示しない加工送り手段によって図3において矢印Xで示す加工送り方向に移動せしめられるとともに、図示しない割り出し送り手段によって図3において矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられるようになっている。
上記レーザー光線照射手段32は、実質上水平に配置された円筒形状のケーシング321を含んでいる。ケーシング321内には図示しないパルスレーザー光線発振器や繰り返し周波数設定手段を備えたパルスレーザー光線発振手段が配設されている。上記ケーシング321の先端部には、パルスレーザー光線発振手段から発振されたパルスレーザー光線を集光するための集光器322が装着されている。なお、レーザー光線照射手段32は、集光器322によって集光されるパルスレーザー光線の集光点位置を調整するための集光点位置調整手段(図示せず)を備えている。
上記レーザー光線照射手段32を構成するケーシング321の先端部に装着された撮像手段33は、図示の実施形態においては可視光線によって撮像する通常の撮像素子(CCD)の外に、被加工物に赤外線を照射する赤外線照明手段と、該赤外線照明手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成されており、撮像した画像信号を図示しない制御手段に送る。
上述したレーザー加工装置3を用いて、ウエーハに対して吸収性を有する波長のレーザー光線を分割予定ラインに沿って照射してアブレーション加工を施すことによりレーザー加工溝を形成するアブレーション加工工程を実施するには、先ず、図3に示すようにレーザー加工装置3のチャックテーブル31上に半導体ウエーハ2を構成する基板20の裏面に貼着されたダイシングテープT側を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより、チャックテーブル31上にダイシングテープTを介して半導体ウエーハ2を吸引保持する(ウエーハ保持工程)。従って、チャックテーブル31上にダイシングテープTを介して保持された半導体ウエーハ2は、機能層21の表面21aが上側となる。なお、図3においてはダイシングテープTが装着された環状のフレームFを省いて示しているが、環状のフレームFはチャックテーブル31に配設された図示しないクランプによって固定される。このようにして、半導体ウエーハ2を吸引保持したチャックテーブル31は、図示しない加工送り手段によって撮像手段33の直下に位置付けられる。
チャックテーブル31が撮像手段33の直下に位置付けられると、撮像手段33および図示しない制御手段によって半導体ウエーハ2のレーザー加工すべき加工領域を検出するアライメント作業を実行する。即ち、撮像手段33および図示しない制御手段は、半導体ウエーハ2を構成する機能層21の表面21aに形成された分割予定ライン22と、該分割予定ライン22に沿ってレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段32の集光器322との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、レーザー光線照射位置のアライメントを遂行する(アライメント工程)。また、半導体ウエーハ2に上記所定方向と直交する方向に形成された分割予定ライン22に対しても、同様にレーザー光線照射位置のアライメントが遂行される。
上述したアライメント工程を実施したならば、図3で示すようにチャックテーブル31をレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段32の集光器322が位置するレーザー光線照射領域に移動し、図4の(a)で示すように半導体ウエーハ2に形成された所定の分割予定ライン22の一端(図4の(a)において左端)が集光器322の直下に位置するように位置付ける。このとき、分割予定ライン22の幅方向中央から一方の側に例えば20μmの位置が集光器322の直下に位置するように位置付ける。そして、集光器322から照射されるパルスレーザー光線LBの集光点Pを分割予定ライン22における機能層21の表面(上面)付近に位置付ける。次に、レーザー光線照射手段32の集光器322から半導体ウエーハ2に対して吸収性を有する波長のパルスレーザー光線を照射しつつチャックテーブル31を図4の(a)において矢印X1で示す方向に所定の加工送り速度で移動せしめる。そして、図4の(b)で示すように分割予定ライン22の他端(図4の(b)において右端)が集光器322の直下位置に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止するとともにチャックテーブル31の移動を停止する。
次に、チャックテーブル31を紙面に垂直な方向(割り出し送り方向)に例えば40μm移動する。この結果、分割予定ライン22の幅方向中央から他方の側に20μmの位置が集光器322の直下に位置付けられることになる。そして、図4の(c)に示すようにレーザー光線照射手段32の集光器322からパルスレーザー光線を照射しつつチャックテーブル31を矢印X2で示す方向に所定の加工送り速度で移動せしめ、図4の(a)に示す位置に達したらパルスレーザー光線の照射を停止するとともにチャックテーブル31の移動を停止する。この結果、半導体ウエーハ2には図4の(d)に示すように分割予定ライン22に沿って機能層21の厚さより深い、即ち基板20に至る2条のレーザー加工溝24、24が形成され、機能層21はレーザー加工溝24によって分断され除去される(アブレーション加工工程)。なお、分割予定ライン22に沿って形成されたレーザー加工溝24、24の両側には、図4の(d)に示すように機能層21を形成する低誘電率絶縁体や分割予定ラインに形成されたTEG(テスト・エレメント・グループ)と呼ばれる金属層が溶融し再固化したバリ25が起立して形成される。このバリ25の高さは、5〜10μmである。
上述したアブレーション加工工程を半導体ウエーハ2を構成する機能層21の表面21aに所定方向に形成された全ての分割予定ライン22に沿って実施する。そして、所定方向に形成された全ての分割予定ライン22に沿ってアブレーション加工工程を実施したならば、チャックテーブル31を90度回動して、所定方向と直交する方向に形成された全ての分割予定ライン22に沿って上記アブレーション加工工程を実施する。
なお、上記アブレーション加工工程は、例えば以下の加工条件で行われる。
レーザー光線の波長 :355nm
平均出力 :1〜10W
繰り返し周波数 :10〜200kHz
集光スポット径 :φ5〜50μm
加工送り速度 :50〜600mm/秒
上述したアブレーション加工工程において、他の実施形態としてレーザー光線を照射する集光器による集光スポット径を例えばφ50μmとすることにより、分割予定ライン22の中心に沿って照射することで、図5に示すように半導体ウエーハ2には図5に示すように分割予定ライン22に沿って機能層21の厚さより深い、即ち基板20に至る幅が50μmのレーザー加工溝24aが形成され、機能層21はレーザー加工溝24aによって分断され除去される。この場合においても分割予定ライン22に沿って形成されたレーザー加工溝24aの両側には、図5に示すように機能層21を形成する低誘電率絶縁体や分割予定ラインに配設されたTEG(テスト・エレメント・グループ)と呼ばれる金属膜が溶融し再固化したバリ25が起立して形成される。
上述したアブレーション加工工程を実施したならば、アブレーション加工工程において形成されたレーザー加工溝の両側に起立するバリを除去するバリ除去工程と、アブレーション加工工程が実施された半導体ウエーハ2の機能層21が除去された領域に沿って切削ブレードによって基板20を切断することにより半導体ウエーハ2を個々のデバイスに分割するウエーハ分割工程を実施する。このバリ除去工程およびウエーハ分割工程は、図示の実施形態においては図6に示す切削装置4を用いて実施する。図6に示す切削装置4は、静止基台40を具備している。この静止基台40上には、被加工物を保持し矢印Xで示す切削送り方向に移動せしめるチャックテーブル機構5が配設されている。
図示の実施形態におけるチャックテーブル機構5は、静止基台40の上面に矢印Xで示す切削送り方向に沿って配設された案内レール51を備えている。この案内レール51上には、支持基台52が案内レール51に沿って移動可能に配設されている。支持基台52上にはそれぞれ円筒部材53が配設され、この円筒部材53の上端に保持面54aを備えたチャックテーブル54が回転可能に配設されている。このチャックテーブル54は、図示しない吸引手段によって保持面54a上に載置された被加工物を吸引保持する。なお、チャックテーブル54には、上記環状のフレームFを固定するためのクランプ541が配設されている。また、チャックテーブル54は、円筒部材53内に配設されたパルスモータ(図示せず)によって適宜回動せしめられるようになっている。なお、円筒部材53の上端部には、それぞれチャックテーブル54を挿通する穴を有し上記支持基台52を覆うカバー部材55が配設されている。
図6に基づいて説明を続けると、図示の実施形態におけるチャックテーブル機構5は、チャックテーブル54を案内レール51に沿って矢印Xで示す切削送り方向に移動させるための切削送り手段56を備えている。切削送り手段56は、周知のボールスクリュー機構からなっている。
図示の切削装置4は、上記静止基台40上に案内レール51を跨いで配設された門型の支持フレーム6を備えている。この門型の支持フレーム6は、第1の柱部61と第2の柱部62と、第1の柱部61と第2の柱部62の上端を連結し矢印Xで示す切削送り方向と直交する矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って配設された支持部63とからなり、中央部には上記チャックテーブル54の移動を許容する開口64が設けられている。上記支持部63の一方の面には矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って案内レール631が設けられている。
図示の切削装置4は、上記支持フレーム6の支持部63に設けられた案内レール631に沿って移動可能に配設された第1の切削手段7aおよび第2の切削手段7bが配設されている。第1の切削手段7aおよび第2の切削手段7bは、第1の割り出し移動基台71aおよび第2の割り出し移動基台71bと、該第1の割り出し移動基台71aおよび第2の割り出し移動基台71bに矢印Zで示す切り込み送り方向に移動可能に支持された第1の切り込み移動基台72aおよび第2の切り込み移動基台72bと、該第1の切り込み移動基台72aおよび第2の切り込み移動基台72bに装着された第1のスピンドルユニット支持部材73aおよび第2のスピンドルユニット支持部材73bと、該第1のスピンドルユニット支持部材73aおよび第2のスピンドルユニット支持部材73bに装着された第1のスピンドルユニット84aおよび第2のスピンドルユニット84bを具備している。第1の割り出し移動基台71aおよび第2の割り出し移動基台71bは、それぞれ周知のボールスクリュー機構からなる第1の割り出し送り手段710aおよび第2の割り出し送り手段710bによって案内レール631に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられるように構成されている。上記第1の切り込み移動基台72aおよび第2の切り込み移動基台72bは、それぞれ周知のボールスクリュー機構からなる第1の切り込む送り手段720aおよび第1の切り込む送り手段720bによって第1の割り出し移動基台71aおよび第2の割り出し移動基台71bに設けられた図示しない案内溝に沿って矢印Zで示す切り込み送り方向(チャックテーブル54の保持面54aに対して垂直な方向)に移動せしめられるように構成されている。上記第1のスピンドルユニット支持部材73aおよび第2のスピンドルユニット支持部材73bは、それぞれ上下方向に延びる被支持部731aおよび731bと、該被支持部731aおよび731bの下端から直角に水平に延びる装着部732aおよび732bとからなっており、被支持部731aおよび731bがそれぞれ第1の切り込み移動基台72aおよび第2の切り込み移動基台72bに装着される。このように構成された第1のスピンドルユニット支持部材73aおよび第2のスピンドルユニット支持部材73bの装着部732aおよび732bの下面にそれぞれ第1のスピンドルユニット84aおよび第2のスピンドルユニット84bが装着される。
第1のスピンドルユニット84aと第2のスピンドルユニット84bは、図6および図7に示すようにそれぞれ第1のスピンドルハウジング841a,第2のスピンドルハウジング841bと、該第1のスピンドルハウジング841a,第2のスピンドルハウジング841bに回転可能に支持された第1の回転スピンドル842a,第2の回転スピンドル842bと、該第1の回転スピンドル842a,第2の回転スピンドル842bの一端に装着された第1の切削ブレード843a, 第2の切削ブレード843bと、第1の回転スピンドル842a,第2の回転スピンドル842bをそれぞれ回転駆動する第1のサーボモータ844a,第2のサーボモータ844bを具備しており、第1の回転スピンドル842a,第2の回転スピンドル842bの軸線方向が矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って配設されている。従って、第1の切削ブレード843aと第2の切削ブレード843bは、同一軸線上に対向して配設される。なお、図示の実施形態においては、第1の切削ブレード843aは厚みが100μm、外径が52mmのレジンボンドブレードからなっており、第2の切削ブレード843bは厚みが40μm、外径が52mmの電鋳ブレードからなっている。このように、第1の切削ブレード843aは、厚みが(100μm)が分割予定ライン22の幅(50μm)より大きく設定されている。
図示の切削装置4は以上のように構成されており、切削装置4を用いて実施する上記バリ除去工程およびウエーハ分割工程について説明する。
先ず、切削装置4のチャックテーブル54上に上記アブレーション加工が実施された半導体ウエーハ2を構成する基板20の裏面に装着されたダイシングテープT側を載置する。なお、以下の実施形態においては、分割予定ライン22に沿って形成されたレーザー加工溝として図4の(c)に示す2条のレーザー加工溝24、24が設けられた半導体ウエーハ2によって説明する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより、チャックテーブル54上にダイシングテープTを介して半導体ウエーハ2を吸引保持する(ウエーハ保持工程)。従って、チャックテーブル54上にダイシングテープTを介して保持された半導体ウエーハ2は、機能層21の表面21aに分割予定ライン22に沿って形成されたレーザー加工溝24、24が上側となる。また、環状のフレームFは、クランプ541によって固定される。このようにしてチャックテーブル54上にダイシングテープTを介して吸引保持された半導体ウエーハ2は、周知のアライメント作業を実施することにより所定の方向に形成された分割予定ライン22に沿って形成されたレーザー加工溝24、24が矢印Xで示す切削送り方向と平行に位置付けられる。
次に、半導体ウエーハ2を吸引保持したチャックテーブル54を第1の切削手段7aおよび第2の切削手段7bによる加工領域に移動する。そして、図8の(a)に示すように第1のスピンドルユニット84aの第1の切削ブレード843aをチャックテーブル54に吸引保持された半導体ウエーハ2の分割予定ライン22における図において最左側の分割予定ライン22に対応した位置に所定の切り込み位置に位置付ける。この切り込み位置は、ウエーハの表面より2〜3μm上側の位置に設定されている。即ち、図8の(b)に示すようにチャックテーブル54の保持面に保持された半導体ウエーハ2に分割予定ライン22に沿って形成されたレーザー加工溝24、24の両側に起立するバリ25の基部に第1の切削ブレード843aの外周端を位置付けられたことになる。このとき、第1の切削ブレード843aは、図9において実線で示すように上記分割予定ライン22の延長線上において半導体ウエーハ2の外周縁と環状のフレームFに露出しているダイシングテープTの上方に位置付けられる。なお、第2のスピンドルユニット84bの第2の切削ブレード843bは、図8の(a)に示すように半導体ウエーハ2の左方に位置付けられる。次に、第1の切削ブレード843aを矢印Aで示す方向に回転するとともに、チャックテーブル54を図8の(a)において紙面に垂直な方向、図9において矢印X1で示す方向に切削送りすることにより、図8の(c)に示すように半導体ウエーハ2の図において最左側の分割予定ライン22に沿って形成されたレーザー加工溝24aの両側に起立するバリ25が切削されて除去される(バリ除去工程)。このように、バリ除去工程を実施することによりデバイス23に損傷を与えることなく分割予定ライン22に沿って形成されたレーザー加工溝24、24の両側に起立して形成されているバリ25を効果的に除去することができる。なお、上記切削送りは、第1の切削ブレード843aが図9において2点鎖線で示すように半導体ウエーハ2の外周縁(図9において右端)と環状のフレームFとの間に露出しているダイシングテープTの上方に位置するまでチャックテーブル54を移動する。
このようにして、半導体ウエーハ2の図8の(a)において最左側の分割予定ライン11に沿ってバリ除去工程を実施したならば、第1のスピンドルユニット84aの第1の切削ブレード843aを上方に所定量移動し図8の(a)において右方に分割予定ライン22の間隔に相当する量だけ割り出し送りするとともに、チャックテーブル54を図9において矢印X1で示す方向と反対方向に移動することにより、第1の切削ブレード843aと半導体ウエーハ2との矢印X1で示す方向の相対位置を図9において実線で示す位置に位置付ける。次に、第1の切削ブレード843aを下方に所定量切り込み送りして図8の(a)において左から2番目の分割予定ライン22に対応した位置に所定の切り込み位置に位置付ける。そして、上述したように第1の切削ブレード843aを回転するとともにチャックテーブル54を図9において矢印X1で示す方向に切削送りすることにより、図8の(a)において左から2番目の分割予定ライン22に沿って形成されたレーザー加工溝24aの両側に起立するバリ25が切削されて除去される(バリ除去工程)。
上述したように、第1のスピンドルユニット84aの第1の切削ブレード843aにより例えば2本の分割予定ライン22に沿ってバリ除去工程を実施したならば、図10の(a)に示すように第1のスピンドルユニット84aの第1の切削ブレード843aを半導体ウエーハ2の図において左から3番目の分割予定ライン22に対応した位置に所定の切り込み位置に位置付けるとともに、第2のスピンドルユニット84bの第2の切削ブレード843bを半導体ウエーハ2の図において最左側の分割予定ライン22が形成されている分割予定ライン22に対応した位置にダイシングテープTに達する切り込み深さをもって位置付ける。このとき、第2の切削ブレード843bは、図11において実線で示すように上記分割予定ライン22の延長線上において半導体ウエーハ2の外周縁と環状のフレームFとの間に露出されたダイシングテープTの上に位置付けられる。なお、第1の切削ブレード843aは、上述したと同様に図9において実線で示すように上記分割予定ライン22の延長線上において半導体ウエーハ2の外周縁と環状のフレームFとの間に露出するダイシングテープTの上方に位置付けられる。次に、第1の切削ブレード843aおよび第2の切削ブレード843bを矢印Aで示す方向に回転するとともに、チャックテーブル54を図10の(a)において紙面に垂直な方向、図11において矢印X1で示す方向に切削送りする。この結果、図10の(b)に示すように半導体ウエーハ2の図10において最左側の分割予定ライン22に沿ってダイシングテープTに達する切削溝26が形成され基板20が切断される(ウエーハ分割工程)とともに、図10において左から3番目の分割予定ライン22に沿って形成されたレーザー加工溝24aの両側に起立するバリ25が切削されて除去される(バリ除去工程)。
上記バリ除去工程は、例えば以下の加工条件で行われる。
切削ブレード :外径52mm、厚み100μm
切削ブレードの回転速度:20000rpm
切削送り速度 :50mm/秒
上記ウエーハ分割工程は、例えば以下の加工条件で行われる。
切削ブレード :外径52mm、厚み40μm
切削ブレードの回転速度:30000rpm
切削送り速度 :50mm/秒
上述したバリ除去工程およびウエーハ分割工程を半導体ウエーハ2に形成された全ての分割予定ライン22に沿って実施する。この結果、半導体ウエーハ2の基板20は分割予定ライン22に沿って切断され、個々のデバイス23に分割される(ウエーハ分割工程)。
以上のように、第1の切削ブレード843aによってバリ除去工程が実施された分割予定ライン22に沿って第2の切削ブレード843bによるウエーハ分割工程を実施するので、ウエーハ分割工程を実施する際には上記アブレーション加工工程を実施することにより半導体ウエーハ2を構成する機能層21は、分割予定ライン22に沿って形成された2条のレーザー加工溝24、24によって分断され除去されているため、第2の切削ブレード843bによって切削しても剥離することがなく、デバイスの品質を低下させることはない。
なお、半導体ウエーハ2の表面は僅かではあるがウネリを有している場合があり、上述したバリ除去工程を実施する際に第1の切削ブレード843aを半導体ウエーハ2の表面(デバイス23の表面)に極めて接近した位置に位置付けると、第1の切削ブレード843aが半導体ウエーハ2の表面(デバイス23の表面)に接触してデバイス23を損傷させることがある。このような問題を解消するために、上記バリ除去工程を実施する前に分割予定ライン22に沿って表面高さ位置を検出する高さ位置検出工程を実施し、バリ除去工程を実施する際には高さ位置検出工程において検出された高さ位置に対応して第1の切り込む送り手段720aを作動し、第1の切削ブレード843aをチャックテーブル54の保持面54aに対して垂直な切り込み送り方向Zに移動せしめることが望ましい。
また、上述したアブレーション加工工程を実施することにより飛散するデブリも発生するので、飛散したデブリが半導体ウエーハ2の表面(デバイス23の表面)に直接付着するのを防止するために、アブレーション加工工程を実施する前に、半導体ウエーハ2の表面に水溶性樹脂を被覆して保護膜を形成する保護膜形成工程を実施することが望ましい。そして、アブレーション加工工程を実施した後に洗浄水によって保護膜を洗浄除去する。
2:半導体ウエーハ
3:レーザー加工装置
31:レーザー加工装置のチャックテーブル
32:レーザー光線照射手段
322:集光器
4:切削装置
40:静止基台
5:チャックテーブル機構
54:チャックテーブル
7a:第1の切削手段
7b:第2の切削手段
71a:第1の割り出し移動基台
71b:第2の割り出し移動基台
72a:第1の切り込み移動基台
72b:第2の切り込み移動基台
73a:第1のスピンドルユニット支持部材
73b:第2のスピンドルユニット支持部材
84a:第1のスピンドルユニット
842a:第1の回転スピンドル
843a:第1の切削ブレード
84b:第2のスピンドルユニット
842b:第2の回転スピンドル
843b:第2の切削ブレード
F:環状のフレーム
T:ダイシングテープ

Claims (4)

  1. 基板の表面に積層された機能層に複数の分割予定ラインによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウエーハの加工方法であって、
    ウエーハに対して吸収性を有する波長のレーザー光線を分割予定ラインに沿って照射してアブレーション加工を施し、分割予定ラインに沿って機能層にレーザー加工溝を形成することにより機能層を除去するアブレーション加工工程と、
    該アブレーション加工工程において形成されたレーザー加工溝の両側に起立するバリを除去するバリ除去工程と、
    該アブレーション加工工程が実施されたウエーハの機能層が除去された領域に沿って切削ブレードによって基板を切断することによりウエーハを個々のデバイスに分割するウエーハ分割工程と、を含み、
    該バリ除去工程は、チャックテーブルの保持面に保持されたウエーハに形成されたレーザー加工溝の両側に起立するバリの基部に切削ブレードの外周端を位置付けて分割予定ラインに沿って切削することによりバリを除去する。
    ことを特徴とするウエーハの加工方法。
  2. 該バリ除去工程を実施する前に分割予定ラインに沿ってデバイスの高さ位置を検出する高さ位置検出工程を実施し、バリ除去工程を実施する際には該高さ位置検出工程において検出された高さ位置に対応して切削ブレードをチャックテーブルの保持面に垂直な方向に移動せしめる、請求項1記載のウエーハの加工方法。
  3. 該バリ除去工程を実施する第1の切削ブレードと、上記ウエーハ分割工程を実施する第2の切削ブレードを備え、第1の切削ブレードによってバリ除去工程を実施しつつ第2の切削ブレードによってウエーハ分割工程を実施する、請求項1記載のウエーハの加工方法。
  4. 該アブレーション加工工程を実施する前に、ウエーハの表面に水溶性樹脂を被覆して保護膜を形成する保護膜形成工程を実施する、請求項1記載のウエーハの加工方法。
JP2015038086A 2015-02-27 2015-02-27 ウエーハの加工方法 Pending JP2016162809A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015038086A JP2016162809A (ja) 2015-02-27 2015-02-27 ウエーハの加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015038086A JP2016162809A (ja) 2015-02-27 2015-02-27 ウエーハの加工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016162809A true JP2016162809A (ja) 2016-09-05

Family

ID=56845159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015038086A Pending JP2016162809A (ja) 2015-02-27 2015-02-27 ウエーハの加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016162809A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180131389A (ko) * 2017-05-31 2018-12-10 가부시기가이샤 디스코 웨이퍼의 가공 방법
JP2019030933A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 株式会社ディスコ 金属が露出した基板の加工方法
KR20190049468A (ko) * 2017-10-31 2019-05-09 가부시기가이샤 디스코 피가공물의 가공 방법

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006339373A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Tokyo Seimitsu Co Ltd 溝形成方法
JP2008130886A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Casio Comput Co Ltd 半導体装置の製造方法
JP2013021211A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの加工方法
JP2013086188A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 Disco Corp 加工装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006339373A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Tokyo Seimitsu Co Ltd 溝形成方法
JP2008130886A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Casio Comput Co Ltd 半導体装置の製造方法
JP2013021211A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの加工方法
JP2013086188A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 Disco Corp 加工装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180131389A (ko) * 2017-05-31 2018-12-10 가부시기가이샤 디스코 웨이퍼의 가공 방법
KR102436342B1 (ko) 2017-05-31 2022-08-24 가부시기가이샤 디스코 웨이퍼의 가공 방법
JP2019030933A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 株式会社ディスコ 金属が露出した基板の加工方法
KR20190049468A (ko) * 2017-10-31 2019-05-09 가부시기가이샤 디스코 피가공물의 가공 방법
KR102644401B1 (ko) 2017-10-31 2024-03-06 가부시기가이샤 디스코 피가공물의 가공 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI598950B (zh) Wafer processing methods
JP4694845B2 (ja) ウエーハの分割方法
JP6162018B2 (ja) ウエーハの加工方法
JP6178077B2 (ja) ウエーハの加工方法
JP2017107921A (ja) ウエーハの加工方法
JP2009021476A (ja) ウエーハの分割方法
US9209085B2 (en) Wafer processing method
JP5992731B2 (ja) ウエーハの加工方法
JP2009182178A (ja) デバイスの製造方法
JP2016157892A (ja) ウエーハの加工方法
JP2005209719A (ja) 半導体ウエーハの加工方法
JP6246534B2 (ja) ウエーハの加工方法
JP2006032419A (ja) ウエーハのレーザー加工方法
JP2016018881A (ja) ウエーハの加工方法
KR20180050225A (ko) 웨이퍼의 가공 방법
JP7072993B2 (ja) チップ製造方法
JP2016025282A (ja) パッケージ基板の加工方法
JP2014135348A (ja) ウエーハの加工方法
JP2016162809A (ja) ウエーハの加工方法
JP2010158710A (ja) レーザー加工装置
JP5453123B2 (ja) 切削方法
JP6438304B2 (ja) ウエーハの加工方法
US9455149B2 (en) Plate-like object processing method
JP2006134971A (ja) ウエーハのレーザー加工方法
JP6305867B2 (ja) ウエーハの加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180918

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190416