JP5288785B2 - ウェーハ加工装置 - Google Patents

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本発明は、半導体ウェーハにレーザ光線を照射して溝加工などを施すウェーハの加工装置に関する。
半導体ウェーハは、表面に格子状の分割予定ラインによって多数の矩形領域が区画され、これら矩形領域の表面にICやLSI等の電子回路を形成し、次いで裏面を研削して所望の厚さに加工される。この後、ウェーハを、全ての分割予定ラインに沿って切断することで、携帯電話などの電子機器に利用されるデバイスが得られる。
ウェーハを個片化してデバイスを得る方法としては、ウェーハを、ウェーハの厚さ分切り込んで個片化する方法(フルカット)や、デバイスの仕上がり厚さに相当する所定の深さの溝をウェーハに形成してからウェーハを研削してウェーハを個片化する方法(DBG:Dicing Before Grinding)などがある。フルカットの場合では、デバイスの分散を防止するために、リング状のフレームの内側にフレームに粘着される粘着テープを介してウェーハが保持される。しかしながら、フレームと粘着テープを使用してウェーハを保持すると、フレームと粘着テープを剥がす必要があり煩雑である。一方、DBGで溝がウェーハに形成されたときは、ウェーハが個片化されず一体の状態である。このため、DBGで溝を形成するときには、フレームや粘着テープを使用しなくても良い。しかしながら、粘着テープとフレームを使用しないで溝を形成すると、溝の形成によって発生する加工屑が、加工時にウェーハを保持する真空吸着式のチャックテーブルの吸着面に付着するおそれがある。加工屑が吸着面に付着した状態で次のウェーハを吸着面に吸着すると、ウェーハと吸着面の間に加工屑が挟み込まれた状態でウェーハが保持されてしまい、ウェーハに割れが発生するといった問題が生じるおそれがある。
そこで、吸着面を洗浄するチャックテーブル洗浄手段を用いて吸着面に付着した加工屑を除去するといった方策が考えられる。このチャックテーブル洗浄手段としては、洗浄水を吸着面に噴射し、ブラシを回転させて吸着面に付着した加工屑を除去するというものがある。これにより、加工屑が吸着面に付着しても除去することができ、ウェーハの破損を抑えることができる(特許文献1参照)。
特開2005−51094号公報
上記特許文献では、切削ブレードを用いてウェーハの分割予定ラインに沿って溝が形成されるが、レーザ光線を分割予定ラインに沿って照射し、アブレーションと呼ばれる熱蒸散現象によりウェーハに溝を形成する方法もある。このレーザ光線による方法では、チャックテーブルの吸着面にアブレーションで生じた加工屑が付着していると、ウェーハに割れが生じるといった問題の他に、レーザ光線の集光レンズとウェーハの距離が変化してしまい、レーザ光線の焦点が所望の位置から外れるといった問題が発生するおそれがある。
また、レーザ光線による方法はドライプロセスであるため、上記特許文献のチャックテーブル洗浄手段のような洗浄水を用いてチャックテーブルの吸着面を洗浄することは好ましくない。したがって、レーザ光線によって溝を形成する方法では、チャックテーブルを覆って該チャックテーブルへの加工屑の付着を防ぐ機能を有するフレームや粘着テープを使用することが必要であったが、この場合では、フレームと粘着テープを貼着したり剥離する必要があり煩雑である。
よって本発明は、レーザ光線を使用してウェーハに溝を形成するウェーハの加工装置において、ウェーハをフレームや粘着テープを使用せずに加工装置の保持手段に保持し、溝形成後の保持手段の吸着面に加工屑が付着することを効果的に防止することができるウェーハ加工装置を提供することを目的とする。
本発明は、分割予定ラインによって区画された複数のデバイス領域が形成されたウェーハを保持する保持手段と、ウェーハの分割予定ラインに沿ってレーザ光線を照射してウェーハに加工を施す加工手段とを少なくとも備えたウェーハ加工装置であって、保持手段は、ウェーハが載置されるとともに、載置されたウェーハを吸引して保持する略水平な吸着面を有する保持領域と、保持領域の周囲に配設される枠体とを具備し、枠体の大きさは、ウェーハの大きさより小さく設定され、枠体はセラミックスからなり、枠体の表面は、保持手段の吸着面と同一平面をなして形成され、枠体の周囲には、金属からなるベース部材が配設され、ベース部材の表面は、保持領域に載置、保持されたウェーハと接触しないように、保持手段の吸着面よりもウェーハの吸着方向に位置付けられて形成されており、保持手段の大きさは、ウェーハを載置した際に少なくとも保持領域と枠体がウェーハに覆われる大きさに設定されることを特徴としている。
本発明では、保持手段に保持されたウェーハは、ウェーハの端縁と枠体の端縁が一致する状態か、もしくは、ウェーハの端縁が枠体の端縁からはみ出た状態で保持される。このような状態でレーザ光線を分割ライン沿って照射すると、加工屑がウェーハの表面には落下するが、ウェーハによって覆われている保持手段の表面には落下しない。このため、ウェーハを取り外すと同時に加工屑が除去され、加工屑が保持手段の表面に付着しない。この結果、次のウェーハを保持手段の吸着面に保持しても、ウェーハと保持手段の間に加工屑が挟み込まれることはない。また、従来のようにチャックテーブル洗浄手段などの洗浄装置を追加する必要がなく、また、フレームや粘着テープを使用する必要もないため、作業効率が向上するとともに、コストの低減が図られる。また、本発明では、洗浄水を使用しないため、加工屑が混入した廃水が出ない。このため、環境面にも有効である。
従来の切断ブレードによる加工では、本発明のように枠体からはみ出してウェーハを保持し分割予定ラインに沿って加工を施すと、ウェーハに加工負荷が掛かり、ウェーハの端縁付近に欠けやばりであるチッピングが発生するおそれがあった。しかしながら、レーザ光線による加工では、ウェーハに比較的加工負荷がかからないため、上記のようにウェーハがはみ出てもチッピングが発生することなくウェーハを加工することができる。
本発明のように、ウェーハが粘着テープなどを介さずに直接保持手段に保持される場合では、ウェーハと接触する領域が金属で形成されていると、その金属から汚染を受けることによってウェーハの特性が変化してしまうおそれがある。また、ベース部材をセラミックスで形成すると、コストが高くなる。本発明の保持手段では、保持領域の周囲に配設されるものの中でウェーハと接触する枠体のみがセラミックスで形成されることで、金属汚染が防止されるとともに、コストの低減が図られる。
本発明によれば、保持手段の大きさをウェーハを載置した際に少なくとも保持領域と枠体がウェーハに覆われる大きさにすることで、保持手段にウェーハを直接保持してレーザ光線で溝を形成しても、保持手段の吸着面や枠体の表面に加工屑が付着しない。この結果、ウェーハと吸着面の間に加工屑が挟み込まれることなくウェーハが保持され、ウェーハの割れやレーザ光線の位置ずれを防止することができるといった効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明に係る一実施形態を説明する。
[1]半導体ウェーハ
図1の符号1は、円盤状の半導体ウェーハを示している。このウェーハ1はシリコンウェーハ等である。ウェーハ1の表面1aには、格子状の分割予定ライン2によって複数の矩形状の半導体チップ(デバイス)3が区画されている。これら半導体チップ3の表面には、ICやLSI等の図示せぬ電子回路が形成されている。
複数の半導体チップ3は、ウェーハ1と同心の概ね円形状のデバイス形成領域4に形成されている。デバイス形成領域4はウェーハ1の大部分を占めており、このデバイス形成領域4の周囲であってウェーハ1の外周部は、半導体チップ3が形成されない環状の外周余剰領域5とされている。また、ウェーハ1の外周面の所定箇所には、半導体の結晶方位を示すV字状の切欠き(ノッチ)6が形成されている。このノッチ6は、外周余剰領域5内に形成されている。
ウェーハ1は、分割予定ライン2に沿ってデバイスの仕上がり厚さに相当する所定の深さの溝が形成される。このような加工をするにあたり、半導体チップ3が形成された表面1a全面に、保護膜7が塗布される。保護膜7は、溝の形成時に発生する加工屑がウェーハ1の表面1aに付着することを防止するために、スピンコートなどの方法により表面1aに塗布される。保護膜7は、例えば、水溶性レジストなどの水で容易に除去できるものが好適に用いられる。ウェーハ1は、溝の形成の際には、表面1aを露出させるために裏面1bを図2に示すダイシング装置10の保持手段20に合わせて載置する。溝が形成されたウェーハ1は、ウェーハ1の裏面1bが研削されて、デバイスに個片化される。
[2]ダイシング装置
次に、図2を参照してレーザ式のダイシング装置10の構成ならびに動作を説明する。
ウェーハ1は、ダイシング装置10が備える水平な保持手段20上に保持される。保持手段20の上方には、レーザ光線を垂直下向きに照射するレーザヘッド50が配設されている。保持手段20は、装置10の基台11上において水平なX軸方向およびY軸方向に移動自在に設けられたXY移動テーブル12に設置されており、このXY移動テーブル12がX軸方向やY軸方向に移動することにより、レーザヘッド50から分割予定ライン2にレーザ光線が照射される。
XY移動テーブル12は、基台11上にX軸方向に移動自在に設けられたX軸ベース30と、このX軸ベース30上にY軸方向に移動自在に設けられたY軸ベース40との組み合わせで構成されている。X軸ベース30は、基台11上に固定されたX軸方向に延びる一対の平行なガイドレール31に摺動自在に取り付けられており、モータ32でボールねじ33を作動させるX軸駆動機構34によってX軸方向に移動させられる。一方、Y軸ベース40は、X軸ベース30上に固定されたY軸方向に延びる一対の平行なガイドレール41に摺動自在に取り付けられており、モータ42でボールねじ43を作動させるY軸駆動機構44によってY軸方向に移動させられる。
保持手段20は、ウェーハ1の保護膜7が露出する状態にウェーハ1を保持する円盤状のウェーハ保持部21と、ウェーハ保持部21の周囲に配設される基台部22とから構成されている。保持手段20は、円筒状の支持台45を介してY軸ベース40上に回転自在に支持されており、図示せぬ回転駆動機構によって一方向または両方向に回転させられる。そして保持手段20は、X軸ベース30およびY軸ベース40の移動に伴って、X軸方向やY軸方向に移動させられる。なお、保持手段20は、本発明に係るものであり後に詳述する。
保持手段20上に保持されたウェーハ1は、保持手段20を回転させることにより、一方向に延びる各分割予定ライン2がX軸方向と平行とされ、これに直交する他方向に延びる各分割予定ライン2がY軸方向と平行とされ、その状態が、保持手段20が停止することで固定される。そしてこの状態を保持して、XY移動テーブル12のX軸ベース30とY軸ベース40とを適宜に移動させながら、レーザ光線がレーザヘッド50からウェーハ1の分割予定ライン2に沿って照射される。一実施形態では、分割予定ライン2の直下にレーザ光線の焦点位置を設定し、その焦点位置に溝を形成する。
レーザヘッド50は保持手段20上に向かってY軸方向に延びるケーシング51の保持手段側の端面51aに設けられている。このケーシング51は、基台11の上面に立設されたコラム13に、鉛直方向(Z軸方向)に沿って上下動自在に設けられており、コラム13内に収容された図示せぬ上下駆動機構によって上下動させられる。
レーザヘッド50には、YAGレーザ発振器、あるいはYVO4レーザ発振器からなるパルスレーザ発振器が接続されており、このレーザ発振器で発振されたレーザが、レーザヘッド50から鉛直下向きにレーザ光線として照射されるようになっている。
レーザヘッド50からのレーザ光線の照射位置は、ケーシング51の端面51aにレーザヘッド50と並んで取り付けられた顕微鏡52の撮像に基づいて制御される。この顕微鏡52は、ケーシング51の上下動に伴いレーザヘッド50とともに上下動して焦点調整がなされる。保持手段20に保持されたウェーハ1は、レーザ光線照射に先立ち、顕微鏡52の下方に移動させられて顕微鏡52により表面のパターン画像が撮像される。そして撮像されたウェーハ1の表面1aのパターン画像は、図示せぬ画像処理手段に取り込まれ、この画像処理手段によって切断すべき分割予定ライン2が検出されるとともに、前述の保持手段20の回転を制御し、分割予定ライン2とXY軸を平行に調整する基準となる。さらに、この画像処理手段により検出された分割予定ライン2のデータに基づき、保持手段20およびXY移動テーブル12の移動動作や、レーザヘッド50からのレーザ光線照射といった動作が制御される。
上記ダイシング装置10では、X軸ベース30をX軸方向に移動させながらレーザヘッド50から分割予定ライン2にレーザ光線を照射することにより、X軸方向と平行な分割予定ライン2に沿って溝が形成される。また、Y軸ベース40をY軸方向に移動させながらレーザヘッド50から分割予定ライン2にレーザ光線を照射することにより、Y軸方向と平行な分割予定ライン2に沿って溝が形成される。あるいは、X軸方向の分割予定ライン2を加工後に保持手段20を90度回転させ、再度X軸方向の分割予定ライン2を加工してもよい。レーザ光線を照射する際には、ケーシング51を上下動させてレーザヘッド50の上下位置を調整し、レーザ光線の焦点位置が分割予定ライン2の直下に設定される。
全ての分割予定ライン2に沿ってレーザ光線が照射され、溝が形成されたら、ウェーハ1は、保持手段20から取り外される。この後、ウェーハ1は次工程である研削加工装置に運搬される。レーザ光線が照射されて溝が形成されたウェーハ1は、研削加工装置によって裏面1bが研削され、デバイスに個片化される。
[3]保持手段
以上がダイシング装置10の構成であり、次に、本発明に係る一実施形態の保持手段20を説明する。図3に示すように、保持手段20は、ウェーハ1を保持するウェーハ保持部21と、周囲に配設される基台部22とから構成されている。この基台部22は、枠体23と、ベース24により形成されている。
金属(SUS)からなり、円盤状に形成されたベース24は、表面側の外周部に外周壁部25が形成されている。この外周壁部25の内側には、凹部26が形成されている。この凹部26には、セラミックスで形成されたリング状の枠体23が嵌め込まれている。さらに、枠体23の内側に、多孔質のセラミックスで形成されたウェーハ保持部21が嵌め込まれている。ウェーハ保持部21の上面21aは、枠体23の上面23aと連続して同一平面をなしている。ベース24の上面24aは、ウェーハ1が保持手段20に載置されたときにウェーハ1と接触しないように、面取りされている。ウェーハ保持部21の上面21aと枠体23の上面23aにウェーハ1が載置されるようになっている。ウェーハ保持部21は、上面21aの空気を吸い込む真空ポンプ(図示省略)に接続されている。この真空ポンプが真空運転されて真空引きされると、ウェーハ保持部21の上面側の空気が引かれ、これによってウェーハ保持部21の上面21aに載置されたウェーハ1がウェーハ保持部21に吸着、保持される。
一実施形態の枠体23の直径は、ウェーハ1の直径より小さく設定されており、ウェーハ1は、保持手段20と同心状に載置される。したがって、ウェーハ1の外周が枠体23の外周面23bよりはみ出る状態に、ウェーハ1は保持手段20に載置、保持される。保持手段20の大きさ(直径)は、ウェーハ1を載置した際に少なくともウェーハ保持部21と枠体23がウェーハ1に覆われる大きさに設定される。
図4は、保持手段20に保持されたウェーハ1にレーザ光線54を照射して、溝を形成する様子を示した図である。図4(a)に示すように、ウェーハ1は、ベース24の外周面をはみ出して保持手段20に載置、保持される。次いで、ウェーハ1の分割予定ライン2に沿ってレーザ光線54が照射され、ウェーハ1に溝が形成される。このとき発生する加工屑8は、図4(b)、(c)に示すようにウェーハ1の保護膜7の表面7aや、保持手段20の周囲に落下する。図4(d)に示すように、溝が形成されたウェーハ1は、保護膜7の表面7aに加工屑8が付着した状態で保持手段20から取り外される。この後、ウェーハ1は、洗浄装置などを用いて保護膜7が剥離されるとともに加工屑8が除去される。
上記のように、ウェーハ1が保持されるウェーハ保持部21や枠体23は、ウェーハ1に覆われるため、加工屑8がウェーハ保持部21の上面21aや枠体23の上面23aに落下しない。また、ウェーハ1は、加工屑8が保護膜7の表面に付着した状態で保持手段20から取り外されるため、ウェーハ1が取り外された後のウェーハ保持部21や枠体23には、加工屑8が付着しない。このため、次のウェーハ1を保持手段20に載置、保持しても、ウェーハ1と保持手段20の間に加工屑8が挟み込まれることはない。この結果、加工屑8の挟み込みにより発生するウェーハ1の割れを防止することができる。また、レーザ光線の集光レンズとウェーハの距離が変化することはなく、レーザ光線の焦点が所望の位置から外れるといった問題を防止することができる。
また、ウェーハ1が保持されるウェーハ保持部21と、枠体23がセラミックスで形成されているため、ウェーハ1の金属汚染を防止することができる。さらに、一実施形態の保持手段20の基台部22は、ウェーハ1と接触する最小限の領域である枠体23のみをセラミックスで形成しているため、基台部22全体をセラミックスで形成するよりコストが低く抑えられるといった利点もある。
本発明の一実施形態のダイシング装置により溝が形成されるウェーハの(a)斜視図、(b)側面図である。 一実施形態のダイシング装置を示す斜視図である。 図2に示すダイシング装置が備える保持手段の(a)斜視図、(b)断面図である。 一実施形態のダイシング装置でウェーハに溝を形成する様子を示す断面図である。
符号の説明
1…ウェーハ
2…分割予定ライン
4…デバイス領域
10…ダイシング装置(ウェーハ加工装置)
20…保持手段
21a…ウェーハ保持部の上面(吸着面)
21…ウェーハ保持部(保持領域)
23…枠体
24…ベース(ベース部材)
50…レーザ加工装置(加工手段)
54…レーザ光線

Claims (1)

  1. 分割予定ラインによって区画された複数のデバイス領域が形成されたウェーハを保持する保持手段と、
    前記ウェーハの前記分割予定ラインに沿ってレーザ光線を照射して該ウェーハに加工を施す加工手段とを少なくとも備えたウェーハ加工装置であって、
    前記保持手段は、
    前記ウェーハが載置されるとともに、該載置されたウェーハを吸引して保持する略水平な吸着面を有する保持領域と、
    該保持領域の周囲に配設される枠体とを具備し、
    前記枠体の大きさは、前記ウェーハの大きさより小さく設定され、
    前記枠体はセラミックスからなり、該枠体の表面は、前記保持手段の前記吸着面と同一平面をなして形成され、
    前記枠体の周囲には、金属からなるベース部材が配設され、該ベース部材の表面は、前記保持領域に載置、保持された前記ウェーハと接触しないように、前記保持手段の前記吸着面よりもウェーハの吸着方向に位置付けられて形成されており、
    前記保持手段の大きさは、前記ウェーハを載置した際に少なくとも前記保持領域と前記枠体が該ウェーハに覆われる大きさに設定される
    ことを特徴とするウェーハ加工装置。
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