JP2008118012A - ディゲート装置及びディゲート方法 - Google Patents

ディゲート装置及びディゲート方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008118012A
JP2008118012A JP2006301378A JP2006301378A JP2008118012A JP 2008118012 A JP2008118012 A JP 2008118012A JP 2006301378 A JP2006301378 A JP 2006301378A JP 2006301378 A JP2006301378 A JP 2006301378A JP 2008118012 A JP2008118012 A JP 2008118012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiving member
molded product
gate
package
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006301378A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5537760B2 (ja
Inventor
Kazuo Nakamura
一雄 中村
Makoto Yanagisawa
誠 柳澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Apic Yamada Corp
Original Assignee
Apic Yamada Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Apic Yamada Corp filed Critical Apic Yamada Corp
Priority to JP2006301378A priority Critical patent/JP5537760B2/ja
Publication of JP2008118012A publication Critical patent/JP2008118012A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5537760B2 publication Critical patent/JP5537760B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

【課題】成形品のゲート口にクラックを入れてからツイストすることによりゲートブレイクが確実に高品位に行なうことができるディゲート装置を提供する。
【解決手段】成形品カル6を押さえ込まれた基板3を基板受け部材2により水平方向に対して傾斜した状態で支持することでゲート部分に応力集中を促し、押圧部材8によって基板表面側を押圧することによりパッケージ部4と成形品ゲート部との境界部にクラックを生じさせ、ツイスト機構10により基板受け部材2を成形品ランナゲート5のゲート近傍支点を中心に傾けて当該成形品ランナゲート5を成形品から分離する。
【選択図】図4

Description

本発明は、樹脂モールド後の成形品を含むワークから、不要樹脂を分離するディゲート装置及びディゲート方法に関する。
樹脂モールド装置はリードフレームや樹脂基板などのワークがローダーによってモールド金型へ封止樹脂とともに搬入され、モールド金型をクランプして樹脂モールドされる。ワークの種類にもよるが、ポットの両側にキャビティが形成されるモールド金型の場合には、ポットの両側にワークが2枚ずつ供給されて樹脂モールドされる。樹脂モールド後のワークは、アンローダーによってモールド金型より取り出されてディゲート装置へ搬送され不要樹脂が分離される。不要樹脂が分離された成形品を含むワークは、成形品収納部へ収納されるようになっている。
ここでディゲート装置の一例について説明する。アンローダーによりモールド金型より取り出されたワークはパレットに位置決めして載置される。次いで、先ず成形品カルがカル押さえによりパレットとの間で挟み込まれる。次に、成形品カルの両側に相当する基板(リードフレーム、樹脂基板)の内側フレーム部をパレットとの間で挟み込まれる。次に、各基板の外側フレーム部を上昇するように押し上げられ、基板を傾けるようツイストされることでゲート部分に応力を集中させて成形品(パッケージ部)から成形品ランナゲートが分離されるようになっている。成形品カルとつながった成形品ランナゲートは、ワークとは分離してスクラップボックスへ回収される。そして成形品を含むワークが収納部へ収納されるようになっている(特許文献1参照)。
特許第2901694号公報
しかしながら、基板をツイストさせて成形品ランナゲートに応力を集中させようとしても、パッケージ部に欠けが生じたり、成形品にゲートが残ったりする場合があり、ゲートブレイク動作が不安定になり易い。これに対して、パッケージ部を傾けて支持することも考えられるが、特に中空パッケージや薄型パッケージ部の場合には、ツイストすることにより反りが発生するおそれがある。
本発明の目的は、成形品のゲート口にクラックを入れてからツイストすることによりゲートブレイクが確実に高品位に行なうことができるディゲート装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備える。
即ち、樹脂モールド後の成形品を含むワークから成形品カルを押さえながら不要樹脂を分離するディゲート装置であって、前記ワークのパッケージ部をゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜して支持する基板受け部材と、前記基板受け部材に支持されるワークの基板表面側を押圧して成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせる押圧部材と、前記基板受け部材を成形品ランナゲートのゲート近傍支点を中心に傾けて当該成形品ランナゲートをワークから分離するツイスト機構を備えたことを特徴とする。
また、基板受け部材にパッケージ部に対応して形成された凹部と、該凹部内にパッケージ受け部材が設けられ、基板受け部材の裏面側からパッケージ受け部材へ向かって調整ねじが複数箇所でねじ嵌合し、ゲート位置から離間する位置に設けられる調整ねじは基板受け部材とパッケージ受け部材の間に設けられた間挿部材を介してねじ嵌合してパッケージ受け部材が水平方向に対して任意の傾きに支持されることを特徴とする。
また、基板受け部材にはパッケージ部に対応する凹部が形成され、該凹部には成形品ランナゲートの延長線上に相当する位置にパッケージ部を受ける高さが異なる複数のピンが突設されていることを特徴とする。
また、他の手段としては、樹脂モールド後の成形品を含むワークから成形品カルを押さえながら不要樹脂を分離するディゲート装置であって、前記ワークのパッケージ面がゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜して支持されるパッケージ受け部材と、前記パッケージ受け部材に支持されたワークの基板表面側を押圧して成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせる押圧部材と、前記押圧部材が成形品ランナゲートを押圧したまま基板に設けられた貫通孔を通じて当該成形品ランナゲートを突き落とすディゲートピンを備えたことを特徴とする。
また、基板受け部材にパッケージ部に対応して形成された凹部と、該凹部内にパッケージ受け部材が設けられ、基板受け部材の裏面側からパッケージ受け部材へ向かって調整ねじが複数箇所でねじ嵌合し、ゲート位置から離間する位置に設けられる調整ねじは基板受け部材とパッケージ受け部材の間に設けられた間挿部材を介してねじ嵌合してパッケージ受け部材が水平方向に対して任意の傾きに支持されることを特徴とする。
また、基板受け部材にはパッケージ部に対応する凹部が形成され、該凹部には成形品ランナゲートの延長線上に相当する位置にパッケージ部を受ける高さが異なる複数のピンが突設されていることを特徴とする。
また、ディゲート方法としては、樹脂モールド後の成形品を含むワークから成形品カルを押さえながら不要樹脂を分離するディゲート方法であって、前記ワークのパッケージ部をゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように基板受け部材に支持するステップと、前記基板受け部材に支持されたワークの基板表面側を押圧部材により押圧し成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせるステップと、前記基板受け部材を成形品ランナゲートのゲート近傍支点を中心に傾けて当該成形品ランナゲートをワークから分離するステップを含むことを特徴とする。
或いは、前記ワークのパッケージ面をパッケージ受け部材によりゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜して支持するステップと、前記パッケージ受け部材に支持されたワークの基板表面側を押圧部材により押圧して成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせるステップと、前記押圧部材が成形品ランナゲートを押圧したまま基板に設けられた貫通孔を通じて当該成形品ランナゲートを突き落とすステップを含むことを特徴とする。
上述したディゲート装置及びディゲート方法を用いれば、成形品カルを押さえ込まれたワークを基板受け部材により水平方向に対して傾斜した状態で支持することでゲート部分に応力集中を促し、押圧部材によって基板表面側を押圧することによりパッケージ部と成形品ゲート部との境界部に確実にクラックを生じさせ、ツイスト機構により基板受け部材を成形品ランナゲートのゲート近傍支点を中心に傾けて当該成形品ランナゲートを成形品から分離することができる。これにより、成形品ランナゲートを基板から分離するのに先立って成形品ゲート部とパッケージ部との境界部に応力集中した状態から確実にクラックを生じさせているので、成形品ランナゲートを基板から分離する際にパッケージ部に欠けが生じたり、成形品にゲートが残ったりすることはなく、ゲートブレイクを確実かつ高品位に行なうことができる。
また、ツイスト機構に替えて、押圧部材が成形品ランナゲートを押圧したままディゲートピンにより基板に設けられた貫通孔を通じて成形品ランナゲートを突き落とすようにしてもよい。
また、成形品ランナゲートとパッケージ部との境界部に応力集中させてクラックを精度良く発生させるため、ゲート位置より離間した位置に設けられる調整ねじが基板受け部材とパッケージ受け部材の間に設けられた間挿部材を介してねじ嵌合することで、或いは凹部には成形品ランナゲートの延長線上に相当する位置にパッケージ部を受ける高さが異なる複数のピンを突設することでパッケージ受け部材が水平方向に対して所定の傾きに支持されてもよい。
以下、本発明に係るゲートブレイク装置の好適な実施の形態について添付図面と共に詳述する。ゲートブレイク装置は樹脂モールド装置の一部として用いられ、樹脂モールド後のワークから不要樹脂を成形品と分離するために用いられる。
図1において、ディゲート装置は、樹脂モールド後の成形品を含むワーク(リードフレーム、樹脂基板)から不要樹脂を分離する。
ディゲート装置1には、基板受け部材2が両側に設けられている。基板受け部材2は、後述するツイスト機構により水平状態から逆ハの字状に傾斜させることが可能になっている。基板受け部材2には、樹脂モールド後のワーク(以下、「基板」という)3が載置される。基板3には、成形品が一体となって搬送される。この成形品には、製品となるパッケージ部4に成形品ランナゲート5及び成形品カル6が一体成形されている。基板3の中心に成形品カル6が形成され、その両側に成形品ランナゲート5を通じてパッケージ部4が各々形成されている。
基板受け部材2には、基板3に形成されたパッケージ部4を受けるための凹部11が複数に設けられている。各凹部11にはパッケージ受け部材7が設けられている。パッケージ受け部材7は、後述するようにゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜して設けられる。
図4において、左右の基板受け部材2の間にはカル押さえ部材14及びカル受け部材15が設けられており、基板に形成された成形品カル6を上下で挟み込む。基板受け部材2には、押圧部材8が、例えばシリンダ駆動、アクチュエータなどにより回転可能に設けられている。押圧部材8の先端側には、ワークの成形品ゲート部基板表面を押圧する押圧部9が鉛直下方に向かって突設されている。押圧部9はコイルばねなどにより常時下方に向かって突き出す向きに付勢されていてもよい。押圧部材8は、基板受け部材2に支持された基板3の基板表面側を押圧して成形品ゲート部とパッケージ部4との境界部にクラックを生じさせる。
基板受け部材2には公知のツイスト機構10が設けられている。ツイスト機構10は、基板3が載置された基板受け部材2を成形品ランナゲート5側の支点を中心に逆ハの字状に傾けて基板3より成形品ランナゲート5を分離する(図7参照)。ツイスト機構10は、例えば左右に設けられたシリンダのロッドが基板受け部材2の外側部分と連繋しており、各シリンダを同時に作動させて基板受け部材2を水平状態から成形品ランナゲート5側の支点を中心に逆ハの字状になるように回転させる。
次に、図2A、Bを参照して基板受け部材2に設けられたパッケージ受け部材7の構成について説明する。基板受け部材2には、基板3のパッケージ部4に対応して凹部11が複数箇所に形成されている。この凹部11の底部としてパッケージ受け部材7が設けられている。基板受け部材2の裏面側から凹部11内へ向かって調整ねじ12が複数箇所に設けられている。本実施例ではゲート位置の近傍位置Pに第1の調整ねじ12、ゲート位置より離間した離間位置Q、Rに第2の調整ねじ12が各々設けられている。ゲート位置近傍Pに設けられた第1の調整ねじ12の先端は直接パッケージ受け部材7の裏面側とねじ嵌合している。離間位置Q、Rに設けられた第2の調整ねじ12の先端側はワッシャー、スペーサー等の間挿部材13を介してパッケージ受け部材7の裏面側とねじ嵌合している。第2の調整ねじ12の配置は、ゲート口と平行な線分L1と離間位置Q、Rにある第2の調整ねじ12どうしを結ぶ線分L2とが平行になるように位置決めされる。また、第1、第2の調整ねじ12どうしの配置は、たとえば、第1の調整ねじ12を頂点Pとして離間位置Q、Rが二等辺三角形を形成し得る位置に第2の調整ねじ12を配置するとバランスがよい。
よって、パッケージ受け部材7は凹部11内において水平方向に対して外側に向かって斜め上側に各々傾いて支持されている。また、離間位置Q、Rにある第2の調整ねじ12の嵌合長を変えると、パッケージ受け部材7の傾斜をねじ長に規定される所定の角度まで大きくするように調整することができる。
これにより、基板3が基板受け部材2に載置されると、パッケージ部4は凹部11内のパッケージ受け部材7に当接して各々支持される。このときパッケージ受け部材7がゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるようにわずかに傾いて支持されることにより成形品ゲート部とパッケージ部4との境界部に応力集中し易くすることができる。
尚、上述した実施の態様では、基板受け部材2の凹部11にパッケージ受け部材7を設けて、調整ねじ12によって傾斜させていた。図3おいて、パッケージ受け部材7に替えて、凹部11に長さの異なるピン13を複数設けてもよい。この場合、複数のピン13の配置は、ゲート近傍位置よりゲートから離間した離間位置にあるピンのほうが長さが長い(凹部からの高さが高い)ものを設ける。また、ピン13は成形品ランナゲート5樹脂充填方向の延長線L3上に相当する位置に設けられているのが望ましい。これにより、凹部11に配置される成形品ゲート部とパッケージ部4との境界部に応力集中し易くすることができる。
次に、ワークから不要樹脂をディゲートするディゲート動作について図4〜図8を参照して説明する。図4において、樹脂モールドされた基板3は、例えば図示しないアンローダーに保持されてモールド金型より基板受け部材2に位置合わせして載置される。このとき、成形品カル6は、カル押さえ部材14とカル受け部材15により挟持され、基板3はパッケージ部4が凹部11内のパッケージ受け部材7に支持される。パッケージ受け部材7は水平方向よりわずか基板外側面に向かって傾いて支持されることによりパッケージ部4と成形品ゲート部との境界部に応力集中し易くなる。
次に、図5において、押圧部材8が作動して押圧部9が基板表面側からパッケージ部4と成形品ランナゲート5との連結部を押圧してクラックを発生させる。このとき、予めパッケージ部4と成形品ゲート部との境界部に応力集中しているため、ゲート進行方向に対して直交する向きにクラックが発生する。次いで、図6において押圧部材8を成形品ランナゲート5より一旦離間させる。そして、図7において、ツイスト機構10を作動させて、基板受け部材2を成形品ランナゲート5側を回転中心として、左右両側を押し上げて逆ハの字状に回転させる(基板ツイスト)。図8において、成形品カル6の挟持しているカル押さえ部材14とカル受け部材15を開放して基板受け部材2を元の水平位置まで戻すと、成形品ランナゲート5及び成形品カル6(図示せず)を一体として基板3から引き剥がすことができる。成形品(パッケージ部4)と不要樹脂を分離した後、基板3は図示しない成形品収納部へ移送されて収納される。
次に、ディゲート装置の他例について図9乃至図12を参照してディゲート動作と共に説明する。図9において、樹脂モールドされた基板3は、例えば図示しないアンローダーに保持されてモールド金型より基板受け部材2に位置合わせして載置される。このとき、成形品カル6は、カル押さえ部材14とカル受け部材15により挟持され、基板3はパッケージ部4が凹部11内のパッケージ受け部材7に支持される。パッケージ受け部材7は水平方向よりわずか基板外側面に向かって傾いて支持されることによりパッケージ部4と成形品ゲート部との境界部に応力集中し易くなる。
次に、図10において、押圧部材8が作動して押圧部9が基板表面側からパッケージ部4と成形品ランナゲート5との連結部を押圧してクラックを発生させる。このとき、予めパッケージ部4と成形品ゲート部との境界部に応力集中しているため、ゲート進行方向に対して直交する向きにクラックが発生する。
次いで、図11において押圧部材8が成形品ランナゲート5を押圧したまま基板3に設けられた貫通孔17を通じてディゲートピン16により成形品ランナゲート5を突き落とす。このとき、成形品カル6のカル押さえ部材14とカル受け部材15の挟持状態を解放することで、図12において成形品ランナゲート5及び成形品カル6(図示せず)を一体として基板3から引き剥がすことができる。成形品(パッケージ部4)と不要樹脂を分離した後、基板3は図示しない成形品収納部へ移送されて収納される。
尚、不要樹脂を基板3から分離する際に、ディゲートピン16とツイスト機構10を併用して成形品ランナゲート5及び成形品カル6を基板3から分離するようにしてもよい。また、本実施の形態は基板3を成形品カル6に対して両側に配置させたものであるが、基板3が成形品カル6に対して片側1枚だけの場合であってもよい。
ディゲート装置の平面図である。 図1の基板受け部材の部分拡大説明図及び凹部断面図である。 他例に係る基板受け部材の部分拡大説明図及び凹部断面図である。 ディゲート動作の動作説明図である。 ディゲート動作の動作説明図である。 ディゲート動作の動作説明図である。 ディゲート動作の動作説明図である。 ディゲート動作の動作説明図である。 他例に係るディゲート装置のディゲート動作の動作説明図である。 他例に係るディゲート装置のディゲート動作の動作説明図である。 他例に係るディゲート装置のディゲート動作の動作説明図である。 他例に係るディゲート装置のディゲート動作の動作説明図である。
符号の説明
1 ディゲート装置
2 基板受け部材
3 基板
4 パッケージ部
5 成形品ランナゲート
6 成形品カル
7 パッケージ受け部材
8 押圧部材
9 押圧部
10 ツイスト機構
11 凹部
12 調整ねじ
13 ピン
14 カル押さえ部材
15 カル受け部材
16 ディゲートピン
17 貫通孔

Claims (8)

  1. 樹脂モールド後の成形品を含むワークから成形品カルを押さえながら不要樹脂を分離するディゲート装置であって、
    前記ワークのパッケージ部をゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜して支持する基板受け部材と、
    前記基板受け部材に支持されるワークの基板表面側を押圧して成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせる押圧部材と、
    前記基板受け部材を成形品ランナゲートのゲート近傍支点を中心に傾けて当該成形品ランナゲートをワークから分離するツイスト機構を備えたディゲート装置。
  2. 基板受け部材にパッケージ部に対応して形成された凹部と、該凹部内にパッケージ受け部材が設けられ、基板受け部材の裏面側からパッケージ受け部材へ向かって調整ねじが複数箇所でねじ嵌合し、ゲート位置から離間する位置に設けられる調整ねじは基板受け部材とパッケージ受け部材の間に設けられた間挿部材を介してねじ嵌合してパッケージ受け部材が水平方向に対して任意の傾きに支持される請求項1記載のディゲート装置。
  3. 基板受け部材にはパッケージ部に対応する凹部が形成され、該凹部には成形品ランナゲートの延長線上に相当する位置にパッケージ部を受ける高さが異なる複数のピンが突設されている請求項1記載のディゲート装置。
  4. 樹脂モールド後の成形品を含むワークから成形品カルを押さえながら不要樹脂を分離するディゲート装置であって、
    前記ワークのパッケージ面がゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜して支持されるパッケージ受け部材と、
    前記パッケージ受け部材に支持されたワークの基板表面側を押圧して成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせる押圧部材と、
    前記押圧部材が成形品ランナゲートを押圧したまま基板に設けられた貫通孔を通じて当該成形品ランナゲートを突き落とすディゲートピンを備えたディゲート装置。
  5. 基板受け部材にパッケージ部に対応して形成された凹部と、該凹部内にパッケージ受け部材が設けられ、基板受け部材の裏面側からパッケージ受け部材へ向かって調整ねじが複数箇所でねじ嵌合し、ゲート位置から離間する位置に設けられる調整ねじは基板受け部材とパッケージ受け部材の間に設けられた間挿部材を介してねじ嵌合してパッケージ受け部材が水平方向に対して任意の傾きに支持される請求項4記載のディゲート装置。
  6. 基板受け部材にはパッケージ部に対応する凹部が形成され、該凹部には成形品ランナゲートの延長線上に相当する位置にパッケージ部を受ける高さが異なる複数のピンが突設されている請求項4記載のディゲート装置。
  7. 樹脂モールド後の成形品を含むワークから成形品カルを押さえながら不要樹脂を分離するディゲート方法であって、
    前記ワークのパッケージ部をゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように基板受け部材に支持するステップと、
    前記基板受け部材に支持されたワークの基板表面側を押圧部材により押圧し成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせるステップと、
    前記基板受け部材を成形品ランナゲートのゲート近傍支点を中心に傾けて当該成形品ランナゲートをワークから分離するステップを含むディゲート方法。
  8. 樹脂モールド後の成形品を含むワークから成形品カルを押さえながら不要樹脂を分離するディゲート方法であって、
    前記ワークのパッケージ面をパッケージ受け部材によりゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜して支持するステップと、
    前記パッケージ受け部材に支持されたワークの基板表面側を押圧部材により押圧して成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせるステップと、
    前記押圧部材が成形品ランナゲートを押圧したまま基板に設けられた貫通孔を通じて当該成形品ランナゲートを突き落とすステップを含むディゲート方法。
JP2006301378A 2006-11-07 2006-11-07 ディゲート装置及びディゲート方法 Active JP5537760B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006301378A JP5537760B2 (ja) 2006-11-07 2006-11-07 ディゲート装置及びディゲート方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006301378A JP5537760B2 (ja) 2006-11-07 2006-11-07 ディゲート装置及びディゲート方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008118012A true JP2008118012A (ja) 2008-05-22
JP5537760B2 JP5537760B2 (ja) 2014-07-02

Family

ID=39503704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006301378A Active JP5537760B2 (ja) 2006-11-07 2006-11-07 ディゲート装置及びディゲート方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5537760B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8853004B2 (en) 2012-03-09 2014-10-07 Renesas Electronics Corporation Method of manufacturing semiconductor device
JP2021034479A (ja) * 2019-08-21 2021-03-01 I−Pex株式会社 ゲートブレイク方法及びゲートブレイク装置
CN113284871A (zh) * 2020-02-19 2021-08-20 珠海格力电器股份有限公司 一种dbc基板框架结构及其成型治具、成型方法
KR20230121620A (ko) 2021-02-25 2023-08-18 토와 가부시기가이샤 수지 성형 장치 및 수지 성형품의 제조 방법
JP7498682B2 (ja) 2021-04-28 2024-06-12 Towa株式会社 樹脂成形装置、及び樹脂成形品の製造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58160129A (ja) * 1982-03-17 1983-09-22 Nichiden Mach Ltd 樹脂モ−ルド成形におけるゲ−トの割れ残り防止方法
JPH05343453A (ja) * 1992-06-08 1993-12-24 Toshiba Corp コールドスラグの除去機構用の連結治具
JPH07201898A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Towa Kk ゲート処理方法及び装置
JP2005183502A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Apic Yamada Corp 不要樹脂除去装置及び除去方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58160129A (ja) * 1982-03-17 1983-09-22 Nichiden Mach Ltd 樹脂モ−ルド成形におけるゲ−トの割れ残り防止方法
JPH05343453A (ja) * 1992-06-08 1993-12-24 Toshiba Corp コールドスラグの除去機構用の連結治具
JPH07201898A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Towa Kk ゲート処理方法及び装置
JP2005183502A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Apic Yamada Corp 不要樹脂除去装置及び除去方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8853004B2 (en) 2012-03-09 2014-10-07 Renesas Electronics Corporation Method of manufacturing semiconductor device
JP2021034479A (ja) * 2019-08-21 2021-03-01 I−Pex株式会社 ゲートブレイク方法及びゲートブレイク装置
JP7395874B2 (ja) 2019-08-21 2023-12-12 I-Pex株式会社 ゲートブレイク方法及びゲートブレイク装置
CN113284871A (zh) * 2020-02-19 2021-08-20 珠海格力电器股份有限公司 一种dbc基板框架结构及其成型治具、成型方法
CN113284871B (zh) * 2020-02-19 2024-05-17 珠海格力电器股份有限公司 一种dbc基板框架结构及其成型治具、成型方法
KR20230121620A (ko) 2021-02-25 2023-08-18 토와 가부시기가이샤 수지 성형 장치 및 수지 성형품의 제조 방법
JP7498682B2 (ja) 2021-04-28 2024-06-12 Towa株式会社 樹脂成形装置、及び樹脂成形品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5537760B2 (ja) 2014-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5537760B2 (ja) ディゲート装置及びディゲート方法
KR100645499B1 (ko) 취성기판의 절단방법 및 그 장치
JP4600856B2 (ja) 基板保持装置
JP5167161B2 (ja) 脆性材料基板のブレイク装置
JP5796774B2 (ja) 脆性板材の割断方法と割断装置
JP2008302450A (ja) ワーク把持装置
KR20150002436A (ko) 취성 재료 기판의 브레이크 공구 및 받침지그
JP2007243137A (ja) チップ取り出し機構のイジェクターピンモジュール
JP2003340793A (ja) 基板分割装置
JP2010089385A (ja) 脆性材料プライヤ
JP2710230B2 (ja) 基板割れ検出装置
JP6634916B2 (ja) 管状物のチャック方法
JP7472493B2 (ja) 不要樹脂除去装置および不要樹脂除去方法
JP6163368B2 (ja) 脆性材料基板のブレイク工具
JP2019162868A (ja) 自動厚さ制御チャック
JP4378220B2 (ja) めっき用ラックおよびガラス端子のめっき方法
JPH04273138A (ja) フレーム押え固定装置
JP7306130B2 (ja) ゲートブレイク方法及びゲートブレイク装置
JP5273373B2 (ja) 巾木処理装置
JP2024136254A (ja) 樹脂モールド金型
JP4414425B2 (ja) プラスティックの加工用射出成形機のための型締めユニット
JP2000024992A (ja) 截断機
JP2002046098A (ja) 多面取りプリント基板分割装置
JP3634816B2 (ja) 自動巻線機のワーク供給機構
JP4359763B2 (ja) セラミック基板分割装置及びセラミック基板分割方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090916

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5537760

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140428

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250