JP5537760B2 - ディゲート装置及びディゲート方法 - Google Patents
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Description
また、前記ワークが載置されると基板に形成されたパッケージ部がゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜して支持される基板受け部材と、前記基板受け部材に支持される前記ワークの成形品ゲート部と反対側の基板表面側を押圧して前記成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせる押圧部材と、前記基板受け部材には成形品ランナゲートのゲート近傍支点を中心に両側を押し上げて逆ハの字状に傾けて当該成形品ランナゲートをワークから分離するツイスト機構を備えており、前記基板受け部材に前記パッケージ部に対応して形成された凹部には、成形品ランナゲートの延長線上に相当する位置に前記パッケージ部を受ける高さが異なる複数のピンが突設されており、ゲート近傍位置にあるピンよりゲートから離間した離間位置にあるピンのほうが長さが長い前記複数のピンによって前記パッケージ部が水平方向に対して任意の傾きに支持されることを特徴とする。
また、前記ワークが載置されると基板に形成されたパッケージ部をゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜して支持する基板受け部材と、前記基板受け部材に支持されるワークの成形品ゲート部と反対側の基板表面側を押圧して前記成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせる押圧部材と、 前記押圧部材が成形品ランナゲートを押圧したまま基板に設けられた貫通孔を通じて当該成形品ランナゲートを突き落とすディゲートピンと、を備えており、前記基板受け部材に前記パッケージ部に対応して形成された凹部には、成形品ランナゲートの延長線上に相当する位置に前記パッケージ部を受ける高さが異なる複数のピンが突設されており、ゲート近傍位置にあるピンよりゲートから離間した離間位置にあるピンのほうが長さが長い前記複数のピンによって前記パッケージ部が水平方向に対して任意の傾きに支持される前記ワークが載置されると基板に形成されたパッケージ部をゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜して支持する基板受け部材と、前記基板受け部材に支持されるワークの成形品ゲート部と反対側の基板表面側を押圧して前記成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせる押圧部材と、前記押圧部材が成形品ランナゲートを押圧したまま基板に設けられた貫通孔を通じて当該成形品ランナゲートを突き落とすディゲートピンと、を備えており、前記基板受け部材には、前記パッケージ部に対応して形成された凹部に成形品ランナゲートの延長線上に相当する位置に前記パッケージ部を受ける高さが異なる複数のピンが突設されており、ゲート近傍位置よりゲートから離間した離間位置にある長さが長いピンによって前記パッケージ部が水平方向に対して任意の傾きに支持されることを特徴とする。
或いは、基板受け部材に前記ワークを水平姿勢で載置すると基板に形成されたパッケージ部が凹部に配置され当該凹部の底部に設けられたパッケージ受け部材によって前記パッケージ部をゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜姿勢で支持するステップと、前記パッケージ受け部材に支持されたワークの成形品ゲート部と反対側の基板表面側を押圧部材により押圧して前記成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせるステップと、前記押圧部材が成形品ランナゲートを押圧したまま基板に設けられた貫通孔を通じて当該成形品ランナゲートを突き落とすステップと、を含むことを特徴とする。
また、ツイスト機構に替えて、押圧部材が成形品ランナゲートを押圧したままディゲートピンにより基板に設けられた貫通孔を通じて成形品ランナゲートを突き落とすようにしてもよい。
また、成形品ランナゲートとパッケージ部との境界部に応力集中させてクラックを精度良く発生させるため、ゲート位置より離間した位置に設けられる調整ねじが基板受け部材とパッケージ受け部材の間に設けられた間挿部材を介してねじ嵌合することで、或いは凹部には成形品ランナゲートの延長線上に相当する位置にパッケージ部を受ける高さが異なる複数のピンを突設することでパッケージ受け部材が水平方向に対して所定の傾きに支持されてもよい。
ディゲート装置1には、基板受け部材2が両側に設けられている。基板受け部材2は、後述するツイスト機構により水平状態から逆ハの字状に傾斜させることが可能になっている。基板受け部材2には、樹脂モールド後のワーク(以下、「基板」という)3が載置される。基板3には、成形品が一体となって搬送される。この成形品には、製品となるパッケージ部4に成形品ランナゲート5及び成形品カル6が一体成形されている。基板3の中心に成形品カル6が形成され、その両側に成形品ランナゲート5を通じてパッケージ部4が各々形成されている。
2 基板受け部材
3 基板
4 パッケージ部
5 成形品ランナゲート
6 成形品カル
7 パッケージ受け部材
8 押圧部材
9 押圧部
10 ツイスト機構
11 凹部
12 調整ねじ
13 ピン
14 カル押さえ部材
15 カル受け部材
16 ディゲートピン
17 貫通孔
Claims (6)
- 樹脂モールド後の成形品を含むワークから成形品カルを押さえながら不要樹脂を分離するディゲート装置であって、
前記ワークが載置されると基板に形成されたパッケージ部がゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜して支持される基板受け部材と、
前記基板受け部材に支持された前記ワークの成形品ゲート部と反対側の基板表面側を押圧して前記成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせる押圧部材と、
前記基板受け部材には成形品ランナゲートのゲート近傍支点を中心に両側を押し上げて逆ハの字状に傾けて当該成形品ランナゲートをワークから分離するツイスト機構を備えており、
前記基板受け部材には、前記パッケージ部に対応して形成された凹部と、該凹部の底部に設けられ前記パッケージ部を受けるパッケージ受け部材と、前記基板受け部材の裏面側から前記パッケージ受け部材へ向かって複数箇所でねじ嵌合する調整ねじと、が設けられており、前記ゲート位置から離間する位置に設けられる調整ねじが前記基板受け部材と前記パッケージ受け部材の間に設けられた間挿部材を介してねじ嵌合することで前記パッケージ受け部材が水平方向に対して任意の傾きに支持されるディゲート装置。 - 樹脂モールド後の成形品を含むワークから成形品カルを押さえながら不要樹脂を分離するディゲート装置であって、
前記ワークが載置されると基板に形成されたパッケージ部がゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜して支持される基板受け部材と、
前記基板受け部材に支持される前記ワークの成形品ゲート部と反対側の基板表面側を押圧して前記成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせる押圧部材と、
前記基板受け部材には成形品ランナゲートのゲート近傍支点を中心に両側を押し上げて逆ハの字状に傾けて当該成形品ランナゲートをワークから分離するツイスト機構を備えており、
前記基板受け部材に前記パッケージ部に対応して形成された凹部には、成形品ランナゲートの延長線上に相当する位置に前記パッケージ部を受ける高さが異なる複数のピンが突設されており、ゲート近傍位置にあるピンよりゲートから離間した離間位置にあるピンのほうが長さが長い前記複数のピンによって前記パッケージ部が水平方向に対して任意の傾きに支持されるディゲート装置。 - 樹脂モールド後の成形品を含むワークから成形品カルを押さえながら不要樹脂を分離するディゲート装置であって、
前記ワークが載置されると基板に形成されたパッケージ部がゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜して支持される基板受け部材と、
前記基板受け部材に支持されたワークの成形品ゲート部と反対側の基板表面側を押圧して前記成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせる押圧部材と、
前記押圧部材が成形品ランナゲートを押圧したまま基板に設けられた貫通孔を通じて当該成形品ランナゲートを突き落とすディゲートピンと、を備えており、
前記基板受け部材には、前記パッケージ部に対応して形成された凹部と、該凹部内において前記パッケージ部を受けるパッケージ受け部材と、前記基板受け部材の裏面側から前記パッケージ受け部材へ向かって複数箇所でねじ嵌合する調整ねじと、が設けられており、前記ゲート位置から離間する位置に設けられる調整ねじが前記基板受け部材と前記パッケージ受け部材の間に設けられた間挿部材を介してねじ嵌合することで前記パッケージ受け部材が水平方向に対して任意の傾きに支持されるディゲート装置。 - 樹脂モールド後の成形品を含むワークから成形品カルを押さえながら不要樹脂を分離するディゲート装置であって、
前記ワークが載置されると基板に形成されたパッケージ部をゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜して支持する基板受け部材と、
前記基板受け部材に支持されるワークの成形品ゲート部と反対側の基板表面側を押圧して前記成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせる押圧部材と、
前記押圧部材が成形品ランナゲートを押圧したまま基板に設けられた貫通孔を通じて当該成形品ランナゲートを突き落とすディゲートピンと、を備えており、
前記基板受け部材に前記パッケージ部に対応して形成された凹部には、成形品ランナゲートの延長線上に相当する位置に前記パッケージ部を受ける高さが異なる複数のピンが突設されており、ゲート近傍位置にあるピンよりゲートから離間した離間位置にあるピンのほうが長さが長い前記複数のピンによって前記パッケージ部が水平方向に対して任意の傾きに支持されるディゲート装置。 - 樹脂モールド後の成形品を含むワークから成形品カルを押さえながら不要樹脂を分離するディゲート方法であって、
基板受け部材に前記ワークを水平姿勢で載置すると基板に形成されたパッケージ部が凹部に配置され当該凹部の底部に設けられたパッケージ受け部材によって前記パッケージ部をゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜姿勢で支持するステップと、
前記基板受け部材に支持されたワークの成形品ゲート部と反対側の基板表面側を押圧部材により押圧し前記成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせるステップと、
前記基板受け部材を成形品ランナゲートのゲート近傍支点を中心に両側を押し上げて逆ハの字状に傾けて当該成形品ランナゲートをワークから分離するステップと、を含むディゲート方法。 - 樹脂モールド後の成形品を含むワークから成形品カルを押さえながら不要樹脂を分離するディゲート方法であって、
基板受け部材に前記ワークを水平姿勢で載置すると基板に形成されたパッケージ部が凹部に配置され当該凹部の底部に設けられたパッケージ受け部材によって前記パッケージ部をゲート近傍より離間する側が水平方向に対して高くなるように傾斜姿勢で支持するステップと、
前記パッケージ受け部材に支持されたワークの成形品ゲート部と反対側の基板表面側を押圧部材により押圧して前記成形品ゲート部とパッケージ部との境界部にクラックを生じさせるステップと、
前記押圧部材が成形品ランナゲートを押圧したまま基板に設けられた貫通孔を通じて当該成形品ランナゲートを突き落とすステップと、を含むディゲート方法。
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