JP2000024992A - 截断機 - Google Patents

截断機

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JP2000024992A
JP2000024992A JP10188437A JP18843798A JP2000024992A JP 2000024992 A JP2000024992 A JP 2000024992A JP 10188437 A JP10188437 A JP 10188437A JP 18843798 A JP18843798 A JP 18843798A JP 2000024992 A JP2000024992 A JP 2000024992A
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JP
Japan
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cutting
piano wires
piano wire
cut
slits
Prior art date
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Pending
Application number
JP10188437A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Harasawa
和章 原沢
Tomoaki Akiba
友明 秋葉
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NISSHIN KAKO KK
Original Assignee
NISSHIN KAKO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピアノ線を用いて板状に成形されたガナッシ
ュやゼリー等の截断物を截断する截断機において、ピア
ノ線の強度を向上させ、ピアノ線が緩んだり切れたりし
ないようにする。 【解決手段】 複数のスリット5を設けた台板3と、ス
リット5と平行配置された左右の案内部4とをもった截
断基台1を構成し、複数のピアノ線11をほぼ上下方向
に支持した移動部材6を、ピアノ線11がスリット5内
を上下に通った状態にて、左右の案内部4に移動可能に
嵌装支持させ、截断物12を台板3上に載置して移動部
材6を移動させることで、截断物12が截断されるよう
にしたものであり、これによりピアノ線の必要長さは、
截断物の長さとは無関係に、截断物の厚み寸法を基準と
して設定され、ピアノ線の長さを大幅に短縮してピアノ
線の強度を向上させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として食品素
材、例えば所定厚みの板状に形成されたガナッシュ(チ
ョコレート加工品の一種でペースト状をなし、洋菓子の
原料となるもの),ゼリー,或はクッキー生地やパイ生
地等の粘稠性を有する食品素材を、一定の幅寸法に截断
する截断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガナッシュ等の粘稠性を有する食
品素材の截断には、包丁等の刃物を用いるのが一般的で
あるが、刃物を用いて截断するのは、刃の側面にペース
ト状の截断物が付着し、截断面がきれいに仕上がりにく
い上に、刃に付着した截断物を一々拭き取らなければな
らないので非能率的である。
【0003】上記に対し、ピアノ線を用いた截断機がガ
ナッシュの截断に使用されるようになってきた。
【0004】従来の截断機は、図2に示すように、複数
のスリットを有する截断基台aと、該截断基台aの一端
部に回動可能に軸着されたピアノ線フレームbとからな
り、ピアノ線フレームbには截断基台aの複数のスリッ
トに対応する複数のピアノ線cが張設され、截断基台a
上に所定厚みの板状に形成された截断物(例えばガナッ
シュ)eを載置し、ピアノ線フレームbをストッパdに
当たるところまで下方へ回動操作することにより、複数
のピアノ線cにて截断物eが截断されるものである。
尚、上記において、ピアノ線cが截断基台aの上面より
5mm下方に至ったとき、ストッパdによってピアノ線フ
レームbの下方回動が拘止されるように設定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の截
断機は、ピアノ線フレームbを上から下方へ回動操作し
て截断する押し切り方式であるから、ピアノ線cは少な
くとも截断物eより長くなければならず、従って大きな
ものを截断する場合は長いピアノ線cが必要となり、截
断時にピアノ線に負担がかかり過ぎて、ピアノ線が緩ん
だり切れてしまったりすることがある、という課題を有
している。
【0006】本発明は、上記のような従来の切断機の課
題を解決することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のスリッ
トを平行に設けた台板と、該台板のスリットと平行に配
置された左右の案内部とをもった截断基台を構成し、複
数のピアノ線をほぼ上下方向に支持した移動部材を、該
複数のピアノ線が上記台板の複数のスリット内を上下に
通った状態にて、上記左右の案内部に移動可能なるよう
嵌装支持させ、截断物を上記台板上に載置セットし、上
記移動部材を移動させることにより、複数のピアノ線の
スリット内移動にて截断物が截断されるようにしたもの
で、このように構成したことにより、各ピアノ線の必要
長さは截断物の厚み寸法を基準として設定され、截断物
の長さには全く関係がないので、ピアノ線の長さを従来
のものより大幅に短くすることが可能となり、ピアノ線
の強度を向上させ、ピアノ線の緩みや切断といった従来
の不具合を防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
を参照して説明する。
【0009】図1において、1は切断基台であり、該切
断基台1は、前後の脚部2,2と、該前後の脚部2,2
上に固着された台板3と、前後の脚部2,2間に設けら
れた左右の案内部4,4とからなる。台板3には前後方
向の複数のスリット5が形成されている。台板3の先端
部近傍の上面には截断物を固定するための固定部3aが
設けられている。
【0010】6は前後方向に移動可能なるよう左右の案
内部4,4に嵌装支持された移動部材である。該移動部
材6は、具体的には、左右の縦枠7,7と該左右の縦枠
7,7の上部を連結する上枠8とからなり、左右の縦枠
7,7間には上下のピアノ線固定部9,10が固定さ
れ、該上下のピアノ線固定部9,10間に複数のピアノ
線11が張設されている。
【0011】上下のピアノ線固定部9,10は、側面か
ら視て、截断基台1の台板3の上方部と下方部とにそれ
ぞれ位置し、且つ前後方向に所定寸法ずれた位置となっ
ており、該上下のピアノ線固定部9,10間に張設され
た複数のピアノ線11は、台板3の複数のスリット5内
を通り、且つ台板3の垂直面に対し前後方向に所定の傾
斜角度θをもたせた状態となっている。
【0012】上記のように構成した截断機を用いて板状
に形成されたガナッシュ等の截断物を截断する場合は、
先ず移動部材6を、図1の実線示のように、後端部(固
定部3aとは反対側の端部)に位置させ、図1の鎖線示
のように、截断基台1の台板3上に板状に形成されたガ
ナッシュ等の截断物12を載置し、該截断物12が前方
へずれないように前端縁を固定部3aに当接支持させ
る。そして、移動部材6を矢印のように前方へ押圧移動
させる。すると、移動部材6に取付けられている複数の
ピアノ線11が所定の傾斜角度θを保ったままで複数の
スリット5内を前方へと移動し、截断物12は所定の幅
寸法に截断される。
【0013】上記のようにして一方向に截断した截断物
12を一旦薄板等にてすくい取り移動部材6を後端部に
移動させた後、この截断物を90°向きを変えた状態で
台板3上に載せ、移動部材6を前方へ移動させることに
より、截断物12を縦横2方向に截断することができ
る。
【0014】上記截断機においては、各ピアノ線11の
必要長さは截断物12の厚み寸法を基準として設定さ
れ、截断物12の長さには全く関係がないので、ピアノ
線の長さを図2に示す従来の截断機に比し大幅に短くす
ることが可能となり、ピアノ線の強度を大幅に向上させ
ることができる。
【0015】又、截断の切り出し時にピアノ線が小なる
圧力で截断物12に進入できるように截断物の厚み方向
に対して傾斜角度θをもたせているので、ピアノ線が緩
んだり切れたりする虞れは全くなく、比較的軟らかい粘
稠物であるガナッシュやゼリー等の截断は勿論のこと、
比較的硬めの粘稠物であるハードゼリーや冷凍のクッキ
ー生地,パイ生地等の截断も容易に且つ能率的に行なう
ことができる。
【0016】図1においては、上下のピアノ線固定部9
と10の双方を左右の縦枠7,7に固着した例を示して
いるが、上下のピアノ線固定部9,10の何れか一方例
えば上側のピアノ線固定部9を前後に移動調整可能に左
右の縦枠7,7に取付けることにより、ピアノ線11の
傾斜角度θを調節できるように構成してもよい。
【0017】このようにすれば、截断物の厚みや硬さ等
に対応してピアノ線の傾斜角度θを調整して、切り出し
時にピアノ線が最小圧力で截断物に食い込んでいくよう
にすることができ、ピアノ線にかかる荷重を更に減少さ
せることが可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、截断物と
の接触面積の少ないピアノ線を用いた截断機において、
ピアノ線をほぼ上下方向に張設した移動部材を截断基台
に設けた案内部に案内されて移動できるよう支持させ、
截断基台の台板上に截断物を載置セットし、該移動部材
を移動させることにより、ピアノ線が台板のスリット内
を移動して截断物が截断される構成としたことにより、
截断物の厚み寸法を基準としてピアノ線の長さを設定す
ることができるので、ピアノ線の長さの大幅な短縮をは
かることができ、ピアノ線の緩みや切断といった不具合
を防止することができる。
【0019】又、截断物の厚み方向に対しピアノ線に前
後方向の傾斜角度θをもたせているので、切り出し時に
ピアノ線が小なる圧力で截断物に進入でき、ピアノ線に
かかる荷重を減少させることができる。
【0020】更に又、上記ピアノ線の傾斜角度θを調整
可能な構成としたことにより、截断物の厚みや硬さ等に
応じてピアノ線が最小圧力で截断物に食い込んでいくよ
うにすることが可能となり、ピアノ線にかかる荷重を更
に的確に減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図で、(A)は平面
図、(B)は正面図、(C)は側面図である。
【図2】従来の截断機の一例を示す図で、(A)は側面
図、(B)は(A)のピアノ線フレームの平面図であ
る。
【符号の説明】
1 截断基台 2 脚部 3 台板 3a 固定部 4 案内部 5 スリット 6 移動部材 7 縦枠 8 上枠 9 上側のピアノ線固定部 10 下側のピアノ線固定部 11 ピアノ線 12 截断物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスリットを平行に設けた台板と、
    該台板のスリットと平行に配置された左右の案内部とを
    もった截断基台を構成し、複数のピアノ線をほぼ上下方
    向に支持した移動部材を、該複数のピアノ線が上記台板
    の複数のスリット内を上下に通った状態にて、上記左右
    の案内部に移動可能なるよう嵌装支持させ、截断物を上
    記台板上に載置セットし、上記移動部材を移動させるこ
    とにより、複数のピアノ線のスリット内移動にて截断物
    が截断されるようにしたことを特徴とする截断機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の截断機において、複数
    のピアノ線は、台板上に載置セットされる截断物の厚み
    方向に対し前後方向に所定の傾斜角度θをもたせた状態
    で、移動部材の左右の縦枠に設けた上下のピアノ線固定
    部間に張設支持されていることを特徴とする截断機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の截断機において、複数
    のピアノ線の前後方向の傾斜角度θは調整可能に構成さ
    れていることを特徴とする截断機。
JP10188437A 1998-07-03 1998-07-03 截断機 Pending JP2000024992A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103128773A (zh) * 2013-01-31 2013-06-05 中驭(北京)生物工程有限公司 一种医用切割刀
KR20130113451A (ko) 2010-09-17 2013-10-15 가부시키가이샤 메이지 기포 함유 유지성 과자
KR101399028B1 (ko) 2013-08-23 2014-05-27 정찬웅 사각 초콜릿 컷팅기
CN105500434A (zh) * 2014-04-11 2016-04-20 吴成芳 一种韭菜或大葱切丁器

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KR20130113451A (ko) 2010-09-17 2013-10-15 가부시키가이샤 메이지 기포 함유 유지성 과자
CN103128773A (zh) * 2013-01-31 2013-06-05 中驭(北京)生物工程有限公司 一种医用切割刀
KR101399028B1 (ko) 2013-08-23 2014-05-27 정찬웅 사각 초콜릿 컷팅기
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