JP2008115197A - ノンハロゲン難燃化ポリエステルエラストマー組成物およびその製造方法 - Google Patents

ノンハロゲン難燃化ポリエステルエラストマー組成物およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
難燃剤としての水酸化マグネシウムと耐水性改良剤としてのポリカルボジイミド化合物とを併用した耐水性と機械的性質に優れたノンハロゲン難燃化ポリエステルエラストマー組成物とその製造方法を提供すること。
【解決手段】
ポリエステルエラストマー(A)に、水酸化マグネシウム(B)及び、ポリカルボジイミド化合物(C)を配合してなるポリエステルエラストマー組成物。及び、水酸化マグネシウム(B)を含有するポリエステルエラストマーと、ポリカルボジイミド化合物(C)を含有するポリエステルエラストマーとを、混合することを特徴とする上記ポリエステルエラストマー組成物の製造方法。
【選択図】 なし

Description

本発明は、耐熱性、耐水性、耐油性、耐衝撃性に優れた、ノンハロゲン難燃化ポリエステルエラストマー組成物に関する。更に詳しくは水酸化マグネシウム及び、ポリカルボジイミド化合物を配合したノンハロゲン難燃化ポリエステルエラストマー組成物とその製造方法に関する。本発明のポリエステルエラストマー組成物は、自動車用部材、電気・電子機器や機械、機構部品に適用できる。特に、ポリエステル樹脂の欠点である耐水性を向上させ、しかもナノコンポジットとして物性改良がなされているので、ポリエステルの耐熱性を生かした自動車エンジン周り部品用材料や電線、ワイヤー、索道管、電気、電子毛布、カーペット用ヒーター線、ロボット用電線被覆材などに好適である。
ポリエステルエラストマーは、耐熱性、耐油性、耐摩耗性、耐衝撃性に優れており、自動車部品はじめ電気電子機器用筐体や電線被覆材として使用されている。特にソフトセグメントとしてラクトン類を共重合したポリエステルエラストマーは、ポリブチレンテレフタレートやポリエチレンテレフタレート単体に比べて柔軟性があり、かつポリオレフィン類やポリエーテル変性したポリエステルエラストマーに比べて耐熱性が高いことが知られている。しかし、ラクトン系ポリエステルエラストマーはエーテル系ポリエステルエラストマーに比べて耐水性が劣ることから適用用途が著しく限定されているのが現状である。
一方、従来から樹脂の難燃化の方法としてハロゲンを含有した難燃剤が使用されてきたが、成形加工機の腐食やダイオキシンによる環境問題から敬遠されるようになり、近年、ノンハロゲン難燃剤が使用されつつある。ノンハロゲン難燃剤としてはリン酸エステルやメラミンシアヌレートなどのトリアジン系難燃剤、そして水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムなどの水酸化金属化合物が知られている。ところがこれらのノンハロゲン難燃剤をポリエステルエラストマーに使用するには問題があった。
まず、リン酸エステル系難燃剤はポリエステル素材には親和性があり伸びなどの柔軟性を付与するが、ポリエステルエラストマー中に溶解するので耐熱性の目安である融点を下げてしまい、又、成形品から難燃剤が滲み出てくるブリードアウト現象が生じる。さらに、燃焼時に猛毒なホスフィンガスの発生も懸念される。また、トリアジン系難燃剤は、ブリードアウトは生じないが、添加によりエラストマーとしての柔軟性が損なわれ伸びも低下する。
一方、水酸化金属化合物であるが、例えば水酸化マグネシウムはポリオレフィン等のノンハロゲン難燃剤として使用されているが、ポリエステルエラストマーにおいてもリン酸エステルで処理した水酸化マグネシウムであれば難燃剤として使用でき、押出機等による溶融混練が可能で、得られたポリエステルエラストマー組成物はエラストマーとしての柔軟性を維持することができる(特許文献1参照)。しかし、耐水性については、初期値は満足できても実用上の耐水性は充分とはいえなかった。これは、先述したようにポリエステルエラストマー自体の耐水性が劣るのに加えて水酸化金属化合物を添加すれば更に耐水性が低下する為である。そこで、特にラクトン共重合タイプのポリエステルエラストマーでは、ノンハロゲン難燃剤添加時の耐水性の向上が強く求められていた。耐水性改良剤としてはポリカルボジイミド化合物が知られているが、2軸押出機などを使用して水酸化マグネシウムとポリカルボジイミド化合物をポリエステルエラストマーに溶融混練した組成物には耐水性の改良は全くみられなかった。これは水酸化マグネシウムとポリカルボジイミド化合物が反応して、重合熱が発生したり、ポリエステルエラストマーに架橋的分解が生ずる為と考えられる。
特開平3−41132号公報
本発明は難燃剤としての水酸化マグネシウムと耐水性改良剤としてのポリカルボジイミド化合物とを併用した、耐水性と機械的性質に優れたノンハロゲン難燃化ポリエステルエラストマー組成物とその製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は、前記従来技術に鑑みて、鋭意検討を重ねた結果、水酸化マグネシウムとポリカルボジイミド化合物について別々の高濃度樹脂組成物(マスターバッチ)を作製した後、両者を混合することで、上記問題を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。すなわち本発明の第1によれば、ポリエステルエラストマー(A)に、水酸化マグネシウム(B)及び、ポリカルボジイミド化合物(C)を配合したポリエステルエラストマー組成物が提供される。本発明の第2によれば、ポリエステルエラストマー(A)に、水酸化マグネシウム(B)、ポリカルボジイミド化合物(C)及び、アスペクト比が50以上のナノスケールフィラー(D)を配合したポリエステルエラストマー組成物が提供される。本発明の第3によれば、ポリエステルエラストマー(A)が、結晶性芳香族ポリエステルをハードセグメントとし、脂肪族ポリエステル、脂肪族ポリエーテル及び脂肪族ポリカーボネートの群から選ばれた少なくとも1種をソフトセグメントとして含むことを特徴とする本発明の第1〜2のいずれかに記載のポリエステルエラストマー組成物が提供される。本発明の第4によれば、ソフトセグメントを構成する脂肪族ポリエステルが、ポリカプロラクトン成分からなることを特徴とする本発明の第3記載のポリエステルエラストマー組成物が提供される。本発明の第5によれば、水酸化マグネシウム(B)がリン酸エステルで表面処理された水酸化マグネシウムであることを特徴とする本発明の第1〜4のいずれかに記載のポリエステルエラストマー組成物が提供される。本発明の第6によれば、ポリカルボジイミド化合物(C)が、分子内に2つ以上のカルボジイミド基を有するポリカルボジイミド化合物であることを特徴とする本発明の第1〜5のいずれかに記載のポリエステルエラストマー組成物が提供される。本発明の第7によれば、水酸化マグネシウム(B)を含有するポリエステルエラストマーと、ポリカルボジイミド化合物(C)を含有するポリエステルエラストマーとを、混合することを特徴とする本発明の第1に記載のポリエステルエラストマー組成物の製造方法が提供される。本発明の第8によれば、水酸化マグネシウム(B)を40重量%以上含有するポリエステルエラストマーと、ポリカルボジイミド化合物(C)を3重量%以上含有するポリエステルエラストマーとを、混合することを特徴とする本発明の第1に記載のポリエステルエラストマー組成物の製造方法が提供される。本発明の第9によれば、水酸化マグネシウム(B)を含有するポリエステルエラストマーと、ポリカルボジイミド化合物(C)を含有するポリエステルエラストマーと、アスペクト比が50以上のナノスケールフィラー(D)を含有するポリエステルエラストマーとを、混合することを特徴とする本発明の第2に記載のポリエステルエラストマー組成物の製造方法が提供される。本発明の第10によれば、水酸化マグネシウム(B)を40重量%以上含有するポリエステルエラストマーと、ポリカルボジイミド化合物(C)を3重量%以上含有するポリエステルエラストマーと、アスペクト比が50以上のナノスケールフィラー(D)を10重量%以上含有するポリエステルエラストマーとを、混合することを特徴とする本発明の第2に記載のポリエステルエラストマー組成物の製造方法が提供される。本発明の第11によれば、水酸化マグネシウム(B)を含有するポリエステルエラストマーと、ポリカルボジイミド化合物(C)及びアスペクト比が50以上のナノスケールフィラー(D)を含有するポリエステルエラストマーとを、混合することを特徴とする本発明の第2に記載のポリエステルエラストマー組成物の製造方法が提供される。本発明の第12によれば、水酸化マグネシウム(B)を40重量%以上含有するポリエステルエラストマーと、ポリカルボジイミド化合物(C)を3重量%以上及びアスペクト比が50以上のナノスケールフィラー(D)を10重量%以上含有するポリエステルエラストマーとを、混合することを特徴とする本発明の第2に記載のポリエステルエラストマー組成物の製造方法が提供される。本発明の第13によれば、各成分の混合を乾式で行なうことを特徴とする本発明の第7〜12のいずれかに記載のポリエステルエラストマー組成物の製造方法が提供される。
本発明によれば、実用上満足できるほどの耐水性を有するノンハロゲン難燃化ポリエステルエラストマー組成物が得られる。それにより、これまで耐水性の低下により断念せざるをえなかった自動車、電機電子、機械部品などへの用途展開が期待できる。
以下、本発明のポリエステルエラストマー組成物及びその製造方法を詳しく説明する。
本発明のポリエステルエラストマー組成物の製造方法は、各添加剤をベースとなるポリエステルエラストマーに一括混合して溶融混練する方法ではなく、各添加剤とベースとなるポリエステルエラストマーの高濃度樹脂組成物を別々に作製してから混合する方法である。すなわち、水酸化マグネシウム及び、ポリカルボジイミド化合物をポリエステルエラストマーに添加する場合は、水酸化マグネシウムをポリエステルエラストマーに高濃度溶融混練したものと、ポリカルボジイミド化合物をポリエステルエラストマーに高濃度溶融混練したものを別々に作製しておき、これらを所定濃度になるよう混合するのである。尚、各添加剤の高濃度樹脂組成物の作製は、2軸押出機等、通常用いられる溶融混練機器を用いて行なうことが出来る。
こうして作られた各添加剤の高濃度樹脂組成物は、最終的な所定濃度になるよう混合され、その混合物を用いて射出成形や押出成形等の方法で製品や成形物に加工される。
尚、各添加剤の高濃度樹脂組成物の形態を、例えばペレット同士あるいは粉体同士というように同じ形態に揃えると、混合時、均一に分散されるので好ましい。
本発明の製造方法によるポリエステルエラストマー組成物を使用した成形品の耐水性が、水酸化マグネシウムとポリカルボジイミド化合物をポリエステルエラストマーに一括混合して溶融混練したものを成形した成形品の耐水性よりも優れている理由であるが、本発明の方法では、水酸化マグネシウムとポリカルボジイミド化合物のマスターバッチを別々に作製するので、マスターバッチ作製時に、水酸化マグネシウムとポリカルボジイミド化合物が反応して、重合熱が発生したり、架橋的分解が生じることはない。そして、成形物に加工するための射出成形や押出成形においては、水酸化マグネシウムとポリカルボジイミド化合物は一緒に溶融混練されるが、射出成形や押出成形はあくまでも任意形状に加工するのが目的であるため、その射出成形や押出成形における溶融混練時間は、マスターバッチ作製時に比較して短時間であり、水酸化マグネシウムとポリカルボジイミド化合物の反応はほとんど生じないと考えられる。それに対し、水酸化マグネシウムとポリカルボジイミド化合物をポリエステルエラストマーに一括混合してから溶融混練する場合は、その長時間の溶融混練時に、水酸化マグネシウムとポリカルボジイミド化合物の反応が進行して、重合熱が発生したり、ポリエステルエラストマーの架橋的分解が生じると考えられる。
本発明で用いられるポリエステルエラストマー(A)は、芳香族ポリエステルをハードセグメントとし、脂肪族ポリエステル、脂肪族ポリエーテルおよび脂肪族ポリカーボネートの群から選ばれた少なくとも1種をソフトセグメントとして含むポリエステルエラストマーが好ましい。
ハードセグメントとソフトセグメントの結合の仕方には特に制限はなく、ハードセグメント端部にソフトセグメント端部が結合した完全ブロック、ブロック端部にランダム部分が結合したブロック−ランダム、ブロック部分がランダムに存在するランダムブロックなどであってよく、更に、これらの混合物であってもよい。
上記ハードセグメントとして用いられる芳香族ポリエステルは、融点が200〜300℃、好ましくは210〜280℃であり、例えばポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等、及びこれらの混合物が挙げられる。また、上記融点の範囲内で、テレフタレートの一部がイソフタレートに置換されたものでも、p−ヒドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ−2−カルボキシナフタレンなどが共重合された共重合ポリエステルでもよい。
上記ソフトセグメントとして用いられる脂肪族ポリエステルは、融点が170℃以下、好ましくは融点を示さないものであり、例えばポリラクトン、脂肪族二塩基酸と脂肪族グリコールの縮合物、各種の脂肪族ヒドロキシアルキルカルボン酸の縮合物、及びこれらの混合物の縮合物に代表される脂肪族ポリエステルを挙げることができる。
ポリラクトンとしては、ε−カプロラクトン、メチル化ε−カプロラクトン、β−プロピオラクトン、γ−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、エナントラクトンの各単独重合体もしくはこれら2種以上のモノマー共重合体、又はこれらの単独重合体もしくは共重合体の混合物が挙げられる。
ポリラクトンは、1官能もしくは多官能の開始剤をベースに上記モノマーを開環重合させて得られたものでも、対応するヒドロキシアルキルカルボン酸の縮合重合により得られたものでもよい。これらの具体例としては、ポリカプロラクトン、カプロラクトン系共重合体、ポリ乳酸もしくはポリグリコール酸系共重合体、アジピン酸とエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール等との縮合物、セバシン酸やコハク酸と上記グリコールとの縮合物等が例示できる。また、これら自体の共縮合物や30重量%以下の芳香族ポリエステル樹脂を共縮合したものも挙げられる。
ポリラクトンとしては、一般的には、ポリカプロラクトンやアジピン酸系ポリエステルが用いられるが、ポリカプロラクトンが耐熱性、耐久性、柔軟性の点で好ましい。
上記ソフトセグメントとして用いられる脂肪族ポリエーテルとしては、例えば環状エーテルの重合物やグリコールの縮合物、また、カプロラクトンとの共重合物が挙げられる。これらの具体例としてポリテトラメチレングリコール(ポリテトラメチレンエーテルグリコール)、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等が例示できる。中でも、ポリテトラメチレングリコールが一般的に好ましく使用される。
上記ソフトセグメントとして用いられる脂肪族ポリカーボネートとしては、例えば環状カーボネートの重合物や多価フェノールおよび/またはグリコールと、ホスゲンまたはジフェニルカーボネートとの縮合物、また、カプロラクトンとの共重合物が挙げられる。ポリジメチルトリメチレンカーボネート、ポリモノメチルトリメチレンカーボネート、ポリトリメチレンカーボネート、ポリヘキサメチレンカーボネート等が具体例として例示できる。
本発明で用いるポリエステルエラストマー(A)のハードセグメントとソフトセグメントとの構成割合は、ポリエステルエラストマー(A)に占めるハードセグメント含有量で50〜90重量%、好ましくは60〜80重量%の範囲である。ハードセグメント含有量が50重量%未満では耐熱性や耐油性が低下するため、また90重量%を上回る場合は耐衝撃性が低下するため、共に好ましくない。
なお、ハードセグメントとソフトセグメントとの合計は100重量%であり、ソフトセグメント中に30重量%以下の芳香族ポリエステル樹脂を共縮合したものにおいては、芳香族ポリエステル樹脂の融点が200〜300℃の場合には、この部分の比率はハードセグメントに加えられる。
ポリエステルエラストマー(A)の分子量は、固有粘度やGPC法により測定することにより算出できる。クロロホルム/ヘキサフルオロイソプロパノール=9/1(容量比)を溶媒に用いる通常のGPC測定により算出された標準ポリスチレン換算数平均分子量が40,000〜200,000、好ましくは40,000〜150,000のものが、耐衝撃性と成形加工性とのバランスに優れ、好ましい。
本発明で使用される水酸化マグネシウム(B)の粒子径は0.5〜10μmが好ましく、又、リン酸エステルで表面処理されたものが好ましい。リン酸エステル以外の表面処理ではエステル結合の分解が生じるので好ましくない。リン酸エステルで処理した水酸化マグネシウムは例えば協和化学工業(株)から商品名「キスマ5J」として市販されている。
本発明で使用されるポリカルボジイミド化合物(C)は、分子内に少なくとも2つ以上のカルボジイミド基を有し、カルボン酸やアミノ基との結合機能を有するものであれば使用可能であるが、末端にイソシアネート基を有しているものが好ましい。この末端にイソシアネート基を有しているものは、例えば、日清紡績(株)から商品名「カルボジライト」として市販されている。
本発明のポリエステルエラストマー組成物に、更にナノスケールフィラー(D)を添加する場合は、ナノスケールフィラーをポリエステルエラストマーに高濃度溶融混練したものを別に作製し、それと、水酸化マグネシウムをポリエステルエラストマーに高濃度溶融混練したものと、ポリカルボジイミド化合物をポリエステルエラストマーに高濃度溶融混練したものとを、所定濃度になるよう混合すればよい。或いは、ナノスケールフィラーとポリカルボジイミド化合物をポリエステルエラストマーに高濃度溶融混練したものを作製し、それと、水酸化マグネシウムをポリエステルエラストマーに高濃度溶融混練したものを、所定濃度になるよう混合すればよい。
本発明で使用されるナノスケールフィラー(D)は熱可塑性樹脂に使用されるナノコンポジット用フィラーでアスペクト比が50以上であれば特に限定されない。例えば、モンモリロナイト、サポナイト、バイデル石、バーミキュライト、ピロサイト、カオリン等の層状ケイ酸塩を挙げることができるが、工業的に製造可能なものとして4級アンモニウム塩処理されたナノクレーが好ましい。一般にナノコンポジット用フィラーは樹脂に添加することで、樹脂の剛性を向上させる効果があるが、ポリエステルエラストマーに添加した場合、ポリエステルエラストマーの強度を変えずに破断伸度を増大させる効果があるので、機械的性質の耐久性改善に適している。
本発明のポリエステルエラストマー組成物には必要に応じて安定剤、滑剤、結晶核剤、帯電防止剤、導電剤、着色剤、耐衝撃改良剤などを添加してもよい。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、「部」は「重量部」を、「%」は「重量%」を示す。
(実施例1)
30mmφ2軸押出機を使用して、水酸化マグネシウム60%、ポリエステルエラストマー40%のマスターバッチと、ポリカルボジイミド化合物4%、ポリエステルエラストマー96%のマスターバッチをそれぞれ作製し、両者を50:50の割合でドライブレンドした。こうして得られたマスターバッチの混合品を射出成形機にかけ、試験片を作製した。試験片の評価結果を表1に示す。
(実施例2)
30mmφ2軸押出機を使用して水酸化マグネシウム60%、ポリエステルエラストマー40%のマスターバッチと、ポリカルボジイミド化合物6%、ポリエステルエラストマー94%のマスターバッチをそれぞれ作製し、両者を66.7:33.3の割合でドライブレンドした。こうして得られたマスターバッチの混合品を射出成形機にかけ、試験片を作製した。試験片の評価結果を表1に示す。
(実施例3)
30mmφ2軸押出機を使用して水酸化マグネシウム60%、ポリエステルエラストマー40%のマスターバッチと、ポリカルボジイミド化合物10%、ポリエステルエラストマー90%のマスターバッチと、ナノスケールフィラー10%、ポリエステルエラストマー90%のマスターバッチをそれぞれ作製し、三者を50:30:20の割合でドライブレンドした。こうして得られたマスターバッチの混合品を射出成形機にかけ、試験片を作製した。試験片の評価結果を表1に示す。
(比較例1)
ポリエステルエラストマー68部、水酸化マグネシウム30部、そしてポリカルボジイミド化合物2.0部を2軸押出機にかけ、溶融混練物を得た。こうして得られた溶融混練物を射出成形機にかけ、試験片を作製した。試験片の評価結果を表1に示す。
(比較例2)
ポリエステルエラストマー58部、水酸化マグネシウム40部、そしてポリカルボジイミド化合物2.0部を2軸押出機にかけ、溶融混練物を得た。こうして得られた溶融混練物を射出成形機にかけ、試験片を作製した。試験片の評価結果を表1に示す。
(比較例3)
ポリエステルエラストマー65部、水酸化マグネシウム30部、ポリカルボジイミド化合物3.0部、及びナノスケールフィラー2.0部を2軸押出機にかけ、溶融混練物を得た。こうして得られた溶融混練物を射出成形機にかけ、試験片を作製した。試験片の評価結果を表1に示す。
2軸押出機の運転条件と射出成形機の運転条件、試験片の評価方法を以下に記す。
[2軸押出機運転条件]
シリンダー温度:230℃
スクリュー回転数:50RPM
吐出量:15〜17kg
[射出成形機運転条件]
シリンダー温度:230℃
金型温度:50℃
射出速度:100mm/S
保圧:700MPa
[評価方法]
・引張強度:JIS K7113に準拠して測定した。
・酸素指数(難燃性):JIS K7201に準拠して測定した。
・耐熱水浸漬試験:95℃の熱水に試験片を浸漬させ5日毎に取出しJIS K7113に準拠して引張破断伸度を測定した。測定中試験片が破損した場合「脆性破壊」と記した。
又、実施例及び比較例で使用した化合物は以下の通りである。
・ポリエステルエラストマー(A)
ポリブチレンテレフタレートとポリカプロラクトンのブロック共重合体(東洋紡(株)製、ハードセグメントとしてポリブチレンテレフタレート成分60重量%含有、数平均分子量70,000)
・水酸化マグネシウム(B)
表面をリン酸エステルで処理した水酸化マグネシウム(協和化学(株)製、商品名「キスマ5J」)
・ポリカルボジイミド化合物(C)
テトラメチル−m−キシリレンジイソシアネートを原料とするポリカルボジイミド化合物(日清紡(株)製、商品名「カルボジライトV−05」、カルボジイミド基含有率5重量%、数平均分子量1000)
・ナノスケールフィラー(D)
アスペクト比が200のナノクレーフィラー(Sued-Chemie社製、商品名「ナノフィルSE3000」)
Figure 2008115197
表1から分かるようにあらかじめマスターバッチを作製し、それを混合したものを射出成形する方法で得られた試験片は耐熱水浸漬試験において25日経過しても脆性破壊しなかった。これに対し、各成分を、一括して溶融混練したものを射出成形して得られた試験片は10日以内で脆性破壊に至った。また、ナノスケールフィラーを添加することにより、耐熱水浸漬試験での引張破断伸度が増大した。

Claims (13)

  1. ポリエステルエラストマー(A)に、水酸化マグネシウム(B)及び、ポリカルボジイミド化合物(C)を配合したポリエステルエラストマー組成物。
  2. ポリエステルエラストマー(A)に、水酸化マグネシウム(B)、ポリカルボジイミド化合物(C)及び、アスペクト比が50以上のナノスケールフィラー(D)を配合したポリエステルエラストマー組成物。
  3. ポリエステルエラストマー(A)が、結晶性芳香族ポリエステルをハードセグメントとし、脂肪族ポリエステル、脂肪族ポリエーテル及び脂肪族ポリカーボネートの群から選ばれた少なくとも1種をソフトセグメントとして含むことを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のポリエステルエラストマー組成物。
  4. ソフトセグメントを構成する脂肪族ポリエステルが、ポリカプロラクトン成分からなることを特徴とする請求項3記載のポリエステルエラストマー組成物。
  5. 水酸化マグネシウム(B)が、リン酸エステルで表面処理された水酸化マグネシウムであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のポリエステルエラストマー組成物。
  6. ポリカルボジイミド化合物(C)が、分子内に2つ以上のカルボジイミド基を有するポリカルボジイミド化合物であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のポリエステルエラストマー組成物。
  7. 水酸化マグネシウム(B)を含有するポリエステルエラストマーと、ポリカルボジイミド化合物(C)を含有するポリエステルエラストマーとを、混合することを特徴とする請求項1記載のポリエステルエラストマー組成物の製造方法。
  8. 水酸化マグネシウム(B)を40重量%以上含有するポリエステルエラストマーと、ポリカルボジイミド化合物(C)を3重量%以上含有するポリエステルエラストマーとを、混合することを特徴とする請求項1記載のポリエステルエラストマー組成物の製造方法。
  9. 水酸化マグネシウム(B)を含有するポリエステルエラストマーと、ポリカルボジイミド化合物(C)を含有するポリエステルエラストマーと、アスペクト比が50以上のナノスケールフィラー(D)を含有するポリエステルエラストマーとを、混合することを特徴とする請求項2に記載のポリエステルエラストマー組成物の製造方法。
  10. 水酸化マグネシウム(B)を40重量%以上含有するポリエステルエラストマーと、ポリカルボジイミド化合物(C)を3重量%以上含有するポリエステルエラストマーと、アスペクト比が50以上のナノスケールフィラー(D)を10重量%以上含有するポリエステルエラストマーとを、混合することを特徴とする請求項2に記載のポリエステルエラストマー組成物の製造方法。
  11. 水酸化マグネシウム(B)を含有するポリエステルエラストマーと、ポリカルボジイミド化合物(C)及びアスペクト比が50以上のナノスケールフィラー(D)を含有するポリエステルエラストマーとを、混合することを特徴とする請求項2に記載のポリエステルエラストマー組成物の製造方法。
  12. 水酸化マグネシウム(B)を40重量%以上含有するポリエステルエラストマーと、ポリカルボジイミド化合物(C)を3重量%以上及びアスペクト比が50以上のナノスケールフィラー(D)を10重量%以上含有するポリエステルエラストマーとを、混合することを特徴とする請求項2に記載のポリエステルエラストマー組成物の製造方法。
  13. 各成分の混合を乾式で行なうことを特徴とする請求項7〜12のいずれかに記載のポリエステルエラストマー組成物の製造方法。




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