JP2008105849A - シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ステイプルトレイ等のシートをストックするトレイへのシートの投入するための待ち時間を可及的に短縮してシート束の生産性を向上させたシート処理装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】シート束PBの先端と後端を放出爪52aと別体の先端叩き512によって整合し、先端叩き512をシート束PBの搬送路Jから退避、出現させ、放射爪52aの移動後に、放射爪52aに追随して放射爪52aの後方から出現させるようにしたので、処理トレイFへのシートPを投入するまでの待ち時間を短縮することが可能となり、シート束の生産性を向上させることが可能となる。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像形成装置等に併設され、当該装置から排出された印刷シートの仕分け、綴じ、スタック等を行うシート処理装置及びこのシート処理装置を一体または別体に備えた画像形成装置に関する。
シート処理装置の外部あるいは内蔵した画像形成装置の排紙部から送られてくる印刷済みのシートを受け入れてステイプルトレイ上にスタックし、所定枚数のシート束にステイプル手段によってステイプル綴じして、排紙トレイに排紙するシート処理装置においては、精度良く所定位置にステイプル綴じするために、ステイプルトレイ上で後端フェンスによってシート束の後端を揃えて整合してステイプル綴じを行ったり、シート束を搬送することが行われている。
この後端フェンスによってシート束の後端を整合する際に、シート束の整合性を改善するために、当該シート束をステイプルトレイ上から排紙方向に排出するシート束搬送手段として使用される放出爪の背面でシート束の先端を後端フェンス側に押圧してシート束の後端を後端フェンスに突き当てて後端を整合すると共に先端をも揃えて整合し、このように整合されたシート束を搬送するシート処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−60106公報
しかしながら、上記特許文献1記載のシート処理装置においては、シート束の先端を整合する際に、放出爪の背面でシート束の先端を後端フェンス側に押圧するために、放出爪でシート束を後端フェンスから搬送した後に、次のシートの受け入れ位置に移動させて待機させてからステイプルトレイにシートを投入する必要があり、ステイプルトレイへのシートの投入の待ち時間が長くなってシート束を生産する生産性が低下する問題があった。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、ステイプルトレイ等のシートをストックするトレイへのシートの投入するための待ち時間を可及的に短縮してシート束の生産性を向上させたシート処理装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的としたものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、シートを搬送する搬送手段と、搬送されたシートをスタックするトレイと、当該トレイ上にスタックされたシート束を排出方向に搬送するシート束搬送手段を備えたシート処理装置において、前記トレイ上にスタックされたシート束の排出方向の先端を整合する整合手段と、前記シート束の後端を保持して排出方向に搬送するシート束搬送手段を備え、前記整合手段は、シート束の先端を整合した後、前記シート束の搬送経路から退避し、前記シート束搬送手段の移動後、シート束搬送手段の後方のシート束の搬送経路上に出現するように配設されることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1記載のシート処理装置において、前記整合手段は、前記シート束の搬送経路上に張設された無端状搬送ベルトに取り付けられ、当該搬送ベルトの回動によってシート束の返送経路から退避し、再度出現させることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または2記載のシート処理装置において、前記整合手段の移送速度は、前記シート束搬送手段の移動速度以下とすることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項記載のシート処理装置において、前記シート束搬送手段は、前記シート束の搬送経路上に張設された第2の無端状搬送ベルトを備え、当該第2の搬送ベルトに取り付けられたシート束後端を保持する保持手段を備えていることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載のシート処理装置において、前記トレイは、後端フェンスを有し、前記整合手段は、当該後端フェンスにシート束の後端を突き当ててシート束の先端を整合することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5記載のシート処理装置において、前記後端フェンスは、シート束の搬送方向と直交する方向で離隔して複数個配設されていることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれか1項記載のシート処理装置において、前記整合手段は、前記シート束の搬送方向に回動自在に取り付けられ、前記シート束の先端をシート束の搬送方向と逆方向に押圧する押圧手段を備えていることを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項7記載のシート処理装置において、前記押圧手段は、弾性部材であることを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれか1項記載のシート処理装置において、前記トレイは、シート束にステイプル処理を行うステイプル手段を備えていることを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項1乃至9のいずれか1項記載のシート処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置としたものである。
本発明によれば、上記構成を採用することによって、ステイプルトレイ等のシートをストックするトレイへのシートの投入するための待ち時間を可及的に短縮してシート束の生産性を向上させたシート処理装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明による一実施形態に係るシート処理装置としてのシート後処理ユニット装置と画像形成ユニット装置とからなる画像形成装置のシステム構成を示す図であり、図では、シート後処理ユニット装置の全体と画像形成ユニット装置の一部を示している。
図1において、シート後処理ユニット装置PDは、画像形成ユニット装置PRの側部に取付けられており、画像形成ユニット装置PRから排出された画像形成済みのシート(記録媒体)Pはシート後処理装置PDに導かれる。前記シートは、1枚のシートに後処理を施す後処理手段(この実施形態では穿孔手段としてのパンチユニット100)を有する搬送路Aを通り、搬送ローラ対(以下、単に搬送ローラと称す)2、3、4を経て上トレイ201へ導く搬送路B、搬送ローラ2、5、6を経てシフトトレイ202へ導く搬送路C、搬送ローラ7、8、9、10及びステイプル排紙ローラ11を経て、整合及びステイプル綴じ等を行う処理トレイF(以下、ステイプル処理トレイとも称する)へ導く搬送路Dへ、それぞれ分岐爪15および分岐爪16によって振り分けられるように構成されている。このステイプル処理トレイFのシートが積層されるトレイ面は、ステイプル排紙ローラ11から排紙されるシートPの搬送方向下流側が上になるように傾斜し、この傾斜角は、重力方向に対して傾斜面の下側の中折りプレート74及びその駆動機構と端面綴じステイプラS1などの機構と干渉しない最低限の角度に設定されている。
搬送路AおよびDを経てステイプル処理トレイFへ導かれ、ステイプル処理トレイFで
整合およびステイプル等を施されたシート束PBは、後述する分岐ガイド板54とガイド部材44による分岐搬送路Iを経て、シフトトレイ202へ導く搬送路C、折り等を施す処理トレイG(以下、中折り、中綴じ処理トレイとも称する)へ振り分けられるように構成され、中折り処理トレイGで折り等を施されたシートは搬送路Hを通り下トレイ203へ導かれる。また、搬送路D内には分岐爪17が配置され、図示しないバネにより図の状態に保持されており、シートPの後端がこれを通過した後、搬送ローラ9、10、ステイプル排紙ローラ11の内少なくとも搬送ローラ9を逆転することによってシート後端をプレスタック経路(シート収容部)Eへ導いてシートを滞留させ、次シートと重ね合せて搬送することが可能なように構成されている。この動作を繰り返すことによって2枚以上のシートを重ね合せて搬送することも可能である。
搬送路B、搬送路Cおよび搬送路Dの上流で各々に対し共通な搬送路Aには、画像形成
ユニット装置PRから受け入れるシートPを検出する入口センサ301、その下流に入口ローラ1、パンチユニット100、パンチかすホッパ101、搬送ローラ2、分岐爪15および分岐爪16が順次配置されている。分岐爪15、分岐爪16は図示しないバネにより図1の状態に保持されており、図示しないソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方に、各々回動することによって、搬送路B、搬送路C、搬送路Dへシートを振り分ける。
搬送路Bへシートを導く場合は、分岐爪15は図1の状態で前記ソレノイドはOFF、搬送路Cへシートを導く場合は、図1の状態から前記ソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方にそれぞれ回動した状態となり、搬送路Dへシートを導く場合は、分岐爪16は図1の状態で前記ソレノイドはOFF、分岐爪15は図1の状態から前記ソレノイドをONすることにより、上方に回動した状態となる。
このシート後処理装置では、シートPに対して、穴明け(パンチユニット100)、シートの仕分け(シフトトレイ202)、シートの整合とシート端部綴じ(先端叩き512、端面綴じステイプラS1)、シートの整合と中綴じと中折り(先端叩き512、中綴じステイプラS2、折りプレート74、折りローラ81)などの各処理を行うことができる。
画像形成ユニット装置PRは、この実施形態では、入力された画像データに基づいて感光体ドラムなどの画像形成媒体に光書き込みを行って感光体ドラム表面に潜像を形成し、形成された潜像をトナー現像してシートなどの記録媒体に転写し、定着して排紙するいわゆる電子写真プロセスを使用した画像形成ユニット装置であり、電子写真プロセスを使用した画像形成装置自体は公知なので、ここでの詳細な構成の説明と図示は省略する。なお、この実施形態では、電子写真プロセスを使用した画像形成ユニット装置を例示しているが、その他に、インクジェットや印刷機などの公知の画像形成装置および印刷機(プリンタ)を使用したシステムでも良いことはいうまでもない。
次に、本実施例に係るシート後処理装置による(1)シートの仕分け、(2)シートの整合とシート端部綴じ、(3)シートの整合と中綴じと中折りの処理について、その具体的な構成と共に説明する。
(1)シートの仕分け処理
シートPまたはシート束PBの仕分け処理は、搬送路A及び搬送路Cを経由して搬送されたシートPまたは処理トレイFで形成されたシート束PBを所定枚数(または所定部数)毎に仕分ける処理であるが、これらの処理に当たっては、シフト排紙ローラ6と、戻しコロ13と、紙面検知センサ330と、シフトトレイ202と、図3に示すシフトトレイ202の昇降機構と図2に示すシフトトレイ202の揺動機構等によって構成されている。
図3において、符号13はシフト排紙ローラ6から排出されたシートPと接して前記シートPの後端を図示しないエンドフェンス32に突き当てて揃えるためのスポンジ製の戻しコロを示す。この戻しコロ13は、シフト排紙ローラ6の回転力で矢印A方向に回転してシートPの排出方向と反対方向にシートPを搬送するようになっている。戻しコロ13の近傍にはトレイ上昇リミットスイッチ333が設けられており、シフトトレイ202が上昇して戻しコロ13を押し上げると前記トレイ上昇リミットスイッチ333がオンしてトレイ昇降モータ168が停止する。これによりシフトトレイ202のオーバーランが防止される。
戻しコロ13の近傍には、図1に示すように、シフトトレイ202の紙面位置を検知する紙面位置検知手段としての紙面検知センサ330が設けられている。図1には表示していないが紙面検知センサ330は、図3に示す紙面検知レバー30と、紙面検知センサ(ステイプル用)330aと紙面検知センサ(ノンステイプル用)330bとで構成されている。紙面検知レバー30は、その軸部30cを中心に回動可能に設けられておりシフトトレイ202に積載されたシートPの後端上面に接触する接触部30aと扇形の遮蔽部30bを有している。上方に位置する紙面検知センサ(ステイプル用)330aは、主にステイプル排紙制御に用いられ、紙面検知センサ(ノンステイプル用)330bは主にシフト排紙制御に用いられる。本実施形態では、遮蔽部30bによって遮られたときに紙面検知センサ(ステイプル用)330a紙面検知センサ(ノンステイプル用)330bがオンするようになっている。したがって、シフトトレイ202が上昇して紙面検知レバー30の接触部30aが上方に回動すると、紙面検知センサ(ステイプル用)330aがオフし、更に回動すると紙面検知センサ(ノンステイプル用)330bがオンする。シートの積載量が所定の高さに達したことが紙面検知センサ(ステイプル用)330aと紙面検知センサ(ノンステイプル用)330bによって検知されると、シフトトレイ202は所定量下降される。これにより、シフトトレイ202の紙面位置は略一定に保たれる。
<シフトトレイ昇降>
シフトトレイ202の昇降機構を詳細説明する。図3に示すようにシフトトレイ202は、駆動軸21をトレイ昇降モータ168及びウォームギヤ25等からなる駆動ユニットにより駆動されることにより昇降する。駆動軸21と従動軸22との間にはタイミングプーリを介してタイミングベルト23がテンションをもって掛けられている。このタイミングベルト23にシフトトレイ202を支持する側板24が固定されており、かかる構成によってシフトトレイ202を含むユニットが昇降可能に吊り下げられている。シフトトレイ202を上下方向に移動させる駆動源としての正逆転可能なトレイ昇降モータ168で発生した動力がウォームギヤ25を介して駆動軸21に固定されたギヤ列の最終ギヤに伝達されるようになっている。途中ウォームギヤ25を介しているため、シフトトレイ202を一定位置に保持する事が出来、シフトトレイ202の不意の落下事故等を防止する事が出来るようになっている。
シフトトレイ202の側板24には、遮蔽板24aが一体に形成されており、下方には積載シートの満載を検出する満杯検知センサ334と下限位置を検出する下限センサ335が配置されており遮蔽板24aによって満杯検知センサ334と下限センサ335とがオン・オフされるようになっている。満杯検知センサ334と下限センサ335はフォトセンサであり、遮蔽板24aによって遮られたときにオンするようになっている。なお、図3において、シフト排紙ローラ6は省略している。
<シフトトレイ揺動>
シフトトレイ202の揺動機構は、図2に示すように、シフトモータ169を駆動源にシフトカム31を回転させる。そのシフトカム31には回転軸中心から一定量離れた位置にピン31aが立っており、そのピン31aと、シフトトレイ202上の積載紙の後端をガイドし、シート排紙方向と直交方向に嵌合されているエンドフェンス32の長穴部32aとは嵌合しており、シフトカム31の回転により前記ピン31aと嵌合しているエンドフェンスはシート排紙方向と直交方向に移動しそれに伴いシフトトレイ202も移動する。前記シフトトレイ202は、手前と奥の2つの位置で停止し、その停止位置は、シフトカム31と共に回転する検知板31bの凹部31cがシフトセンサ336により検出されシフトモータ169のON、OFFにより成される。
シフト排紙ローラ6は、駆動ローラ6aと従動ローラ6bを有し、図1及び図4に示すように、従動ローラ6bは、シート排出方向上流側を支持され、上下方向に回動自在設けられた開閉ガイド板33の自由端部に回転自在に支持されている。従動ローラ6bは、自重又は付勢力により駆動ローラ6aに当接し、シートPは両ローラ6a、6b間に挟持されて排出される。綴じ処理されたシート束PBが排出される時は、開閉ガイド板33が上方に回動され、所定のタイミングで戻されるようになっており、このタイミングはシフト排紙センサ303の検知信号に基づいて決定される。その停止位置は、排紙ガイド板開閉センサ331の検知信号に基づいて決定され、排紙ガイド板開閉モータ167により駆動される。
以上のように、所定枚数または所定部数毎に、シフトトレイ202を左右方向に揺動させてシフトトレイ202上に積載されるシートPまたはシート束PBをずらして積層し、てきせつに仕分けを行うことができる。
(2)シート整合、ステイプル処理
次に、搬送路Dを経由して搬送されたシートPを処理トレイF上でスタックしてシート束PBを作製するに当たり、その後のシート束PBの端部や中央部でのステイプル処理やシート束PBの中央部での中折り処理において、これらの処理を精度良く行うためには、シート束PBの先端や後端が揃った状態(整合)でスタックされることが望ましく、この整合処理を行うことについて説明する。
<シート整合処理>
ステイプル処理を施す処理トレイFの構成について、図5〜図10を用いて説明する。図5、図6に示すように、ステイプル排紙ローラ11の駆動ローラaと従動ローラ22bにより挟持、搬送されたシートPは、処理トレイFの基板64に沿って矢印C方向に上昇し、シートPの自重によって、搬送方向が矢印C方向から矢印D方向に変更され、処理トレイFの後端フェンス51に順次積載スタックされる。この場合、サイズ混載時等によるシート長さが異なるシートPの整合には、図5に示すように、叩きコロ12による縦方向(シート搬送方向)の整合が行われる。叩きコロ12は、支点12aを中心に叩きソレノイド(SOL)170によって振り子運動を与えられ、処理トレイFへ送り込まれたシートに間欠的に作用してシートを後端フェンス51に突き当てる。なお、叩きコロ12は反時計回り(矢印B方向)に回転する。このようにしてスタックされたシート束PBは、図7に示すように、整合されたシート束PBを上方に搬送する搬送ベルト52を挟んで平行に設置された2本の先端叩きベルト511に設けられた2個の先端叩き512により縦方向(シート搬送方向)の整合が行われ、ジョガーフェンス53にて横方向(シート搬送方向と直交するシート幅方向)の整合が行われる。
搬送ベルト52は、図7及び図8に示すように、無端状に形成され、その表面にシート束PBを保持して上方(搬送方向)に搬送する放出爪52aが所定間隔をおいて2個取り付けられて駆動プーリ52b及び従動プーリ52cに張架されている。従って、駆動プーリ52bの回転に伴って、搬送ベルト52は、搬送路J上を矢印E方向に移動し、放出爪52aも搬送路J上をE方向に移動して、シート束PBを上方に搬送する。
一方、先端叩きベルト511も無端状に形成され、その表面にシートPの先端P1を整合する先端叩き512が所定間隔をおいて2個取り付けられ、図示しないモータによって回転駆動される駆動プーリ511aと従動プーリ511bに張架されている。この場合、2本の先端叩きベルト511に取り付けられるそれぞれの先端叩き512は、先端叩きベルト511の移動方向で同一位置に取り付けられ、シートPの先端P1がこれらの先端叩き512に当接する際に、均等に当接可能となるようになっている。この先端叩きベルト511は、駆動プーリ511aの回転によって矢印F方向(図8(B)、(D)参照)及びG方向(図8(A)、(F)参照)に移動し、また、この先端叩きベルト511の移動に伴い先端叩き512も矢印F方向及びG方向に移動する。
放出爪52aと先端叩き512の動作は、図8の(A)〜(F)に示すように、シートPの先端P1が先端叩き512によってG方向に移動され、後端フェンス51にシートPの後端P2が突き当てられてシート束PBの先端PB1及び後端PB2を揃える(整合状態)動作中は、放出爪52aは、シート束PBの搬送路Jから退避している(図8(A)参照)。この先端叩き512によるシート束PBの先端PB1の整合を完了したとき、先端叩き512は、先端叩きベルト511の移動に伴い、上方(矢印F方向)に移動し、さらにシート束PBの搬送路Jの裏側に回動して第1の所定の位置に停止して、シート束PBの搬送路Jから退避する(図8(B)参照)。続いて、先端叩き512は、第1の所定位置に停止した状態で、2個の後端フェンス51の間に張設された放出ベルト52(図7参照)が回動して、後端フェンス51にスタックされたシート束PBの後端PB2を放出爪52aが保持してシート束PBを搬送路J上の上方(矢印E方向)に搬送する(図8(C)参照)。
次に、シート束PBを保持している放出爪52aが、搬送路J上を上昇して第2の所定位置を通過したとき、先端叩き512は、F方向への移動を開始して、搬送路Jから退避位置から搬送路J上に出現し、放出爪52aの後方を追従するように、搬送路J上を上昇(矢印F方向)する(図8(D)参照)。この場合、先端叩き512の上昇速度は、放出爪52aの上昇速度以下に設定されているため、先端叩き512が放出爪52aに追突することを防止することができる。放出爪52aは、搬送路J上を上昇(矢印F方向)することを継続しているが、先端叩き512は、所定の第3の位置まで上昇したときに上昇を停止する(図8(E)参照)。この場合、この第3の位置は、受け入れ可能なシートサイズ以上とし、全サイズのシート束PBの生産性の向上を図っている。この先端叩き512の移動停止と共に、搬送路Dから搬送されたシートPは、ステイプル排紙ローラ11によって処理トレイF上に排出を開始する(図8(E)参照)。放出爪52aは、搬送路Jを上昇する一方、所定の第3の位置に停止している先端叩き512は、ステイプル排紙ローラ11によって排出されたシートPの先端P1と当接してシートPの上昇を阻止する((図8(E)参照)。さらに、先端叩き512は、搬送路J上の第4の所定位置(図8(A)参照)まで下降(矢印G方向)し、シートPをD方向(図6参照)に移送し、シートPの後端P2を後端フェンス51に突き当てる。この動作を所定枚数のシートPがステイプル排紙ローラ11から排出されて所定枚数のシートPが後端フェンス51にスタックされるまで継続する。所定枚数のシートPが後端フェンス51にスタックされ、先端及び後端が整合されたシート束が作製されたとき、後述するように、シート束PBの後端にステイプル処理が行われ、前述の図8(B)で示す放出爪52aと先端叩き512の動作が開始され、以後、図8(C)以降の動作が順次繰り返される。
このように、ジョブの切れ目、すなわち、シート束PBの最終紙から次のシート束PBの先頭紙までの間で、先端叩き512は処理トレイFの背面側のホームポジション(第1の位置)へ退避し、制御手段350からのステイプル信号により端面綴じステイプラS1が駆動され、綴じ処理が行われる。綴じ処理が行われたシート束PBは、ただちに放出爪52aを有する放出ベルト52によりシフト排紙ローラ6へ送られ、受取り位置にセットされているシフトトレイ202に排出される。この時、放出爪52aの後を追うように先端叩き512が次のシート受入れ位置へ移動する。
放出爪52aは、図9に示すように、放出ベルトHPセンサ311によりそのホームポジションを検知されるようになっており、この放出ベルトHPセンサ311は放出ベルト52に設けられた放出爪52aによりオン・オフする。この放出ベルト52の外周上には対向する位置に2つの放出爪52aが配置されており、処理トレイFに収容されたシート束PBを交互に移動搬送する。また、図7に示すように、放出ベルト52はシート幅方向の整合中心に配置され、駆動軸52b及びプーリ52cを介して放出モータ157により駆動される。そして、放出ベルト52を中心として対称位置に放出ローラ56が配置固定されており、放出ローラ56の周速は放出ベルト52の周速より速くなるように設定されている。
先端叩きベルト511も、放出ベルトのHPセンサ311と同様に、図示しないセンサによりホームポジション検知されるようになっている。また先端叩きベルト511の外周上には対向する位置に2つの先端叩き512が配置されており、処理トレイFに収容されたシート束毎に交互に縦方向揃えを行う。また、先端叩き512a、bの間隔は受入れ可能な最小シートの横サイズ以下となっており、確実に縦方向の整合ができるようになっている。
また、先端叩き512は、図10(A)、(B)に示すように、先端叩きベルト511の所定位置に取り付けられた断面¬状の支持部512aの先端に支点512bを設け、この支点512bを軸として先端叩き部512cが回動自在に取り付けられており、支持部512aと先端叩き部512cとの間にばね等の弾性部材からなる押圧手段512dが取り付けられている。従って、前記図8(A)及び(F)で説明したように、ステイプル排紙ローラ11から排出されたシートPの先端P1が先端叩き部512cに当接し、先端叩き512を矢印G方向に下降させてシートPの後端P2を後端フェンス51に突き当てた際に、先端叩き部512cが図10(B)に示すように、押圧部材512dの弾性力に抗して上方に回動し、シートPを処理トレイFの基板64側に押圧して、シートPの先端P1を整合する。それ故、シートPの先端P1が先端叩き部512cから外れにくくなっており、適切な先端部の整合が可能となる。
次に、ジョガーフェンス53によるシートPの側端を整合する場合(横方向の整合)について説明する。ジョガーフェンス53は、図5に示すように、正逆転可能なジョガーモータ158によりタイミングベルトを介して駆動され、シート幅方向(矢印H方向)に往復移動する。従って、画像形成ユニット装置PRからのシートサイズの信号や、シート後処理ユニット装置PDで検出されたシートサイズの信号に基づいて、搬送されるシートPの幅より広めの幅となる状態でジョガーフェンス53を待機させ、処理トレイFにシートPが搬送されてきたときに、ジョガーフェンス53を移動させて、ジョガーフェンス53間の距離を狭めて処理トレイFに投入されたシートPの側端を整合する。
<シート束後端押え>
次に処理トレイFに積載されたシート束の後端部の膨らみを押える機構について図11で説明する。処理トレイFに排出されたシートPは、上述のようにシートP毎に、先端叩き512で縦方向(シート搬送方向)の整合が行われるが、処理トレイFに積載されたシート後端P2がカールしていたり、コシが弱かったりするとシート自身の重量によって後端が座屈し膨らむ傾向にある。さらに、その積載枚数が増えることによって、後端フェンス51内の次のシートPが入る隙間が小さくなり、縦方向の揃えが悪くなる傾向にある。シート後端P2の膨らみを少なくしてシートPを後端フェンス51内に入りやすくするのが、図11に示す後端押えレバー110で、この後端押えレバー110は、矢印I方向に前後に移動可能となっている。
図12(A)、(B)及び図13(C)、(D)は、図11の矢印X方向から見た場合のシート束PBとステイプラS1と後端フェンス51と後端押さえレバー110の配置関係及び動作関係を示す図である。後端フェンス51に保持されたシート束PBの後端PB2を押える後端押さえレバー110a、110b、110cは、シート束PBの表面に対して対向するように、機械手前、中央、奥に3個所に配置されている。ここでは、手前の後端押えレバー110aの機構について説明する。まず、後端押えレバー110aは、タイミングベルト114aに固定されており、タイミングベルト114aは、後端押えレバーモータ112とプーリ113を介しているため、後端押えレバー110aは、後端押えレバーモータ112の回転に合わせてシート束PBに向かって前後動する。また、後端押えレバー110aの凸形状部116aがホームセンサ111aを遮蔽することでホームポジションを検出している。後端押えレバー110aのホームポジションは、ステイプラS1が図14のような矢印K方向(シートPの幅方向)に移動する範囲において、ステイプラS1と干渉しない位置になっている。シート束PBの後端を押える方向、すなわち図11の矢印I方向に動作させる量は、後端押えレバーモータ112への入力パルス数で決められており、後端押えレバー110aの先端がシート束PBに接触してシート束後端PB2の膨らみを押える位置まで動作する。積載されているシート束PBの厚さの変化には、スプリング115aの伸縮動作にて吸収し、対応するような構成となっている。後端押えレバー110b、110cの動作も上記後端押えレバー110aと同等になる。
次に各綴じモードにおける後端押えレバー110a、110b、110cの動作を説明する。図12(B)が手前綴じ、図13(C)が2箇所綴じ、図13(D)が奥綴じのときのステイプラS1の待機位置になる。各待機位置で、後端押えレバー110が作動した時にステイプラS1と干渉しないようにしなければならない。手前綴じの時には、後端押えレバー110b、110c、2箇所綴じの時には、後端押えレバー110a、110b、110c、奥綴じの時には、後端押えレバー110a、110bが作動できる。図12(B)〜(D)が各綴じモードにおける後端押えレバーの作動位置である。この作動タイミングは、排出されたシートが後端フェンス51内に積載されてジョガーフェンス53によってシート幅方向の揃えがされてから、次のシートが先端叩き512または叩きコロ12によって整合されるまでの間に行われる。
<ステイプラ綴じ>
前述のように、シート束PBが処理トレイF内で、先端、後端、側端が整合されたのち、整合されたシート束PBは、後端で端面綴じステイプラS1によってステイプル綴じが行われるが、この処理を行うステイプラS1について、図14、図15に基づいて説明する。端面綴じステイプラS1は、図14に示すように、正逆転可能なステイプラ移動モータ159によりタイミングベルトを介して駆動され、シート束端部PB2の所定位置を綴じるためにガイドロッド65に沿ってシート幅方向に移動する。その移動範囲の一側端には、端面綴じステイプラS1のホームポジションを検出するステイプラ移動HPセンサ312が設けられており、シート幅方向の綴じ位置は、前記ホームポジションからの端面綴じステイプラS1移動量により制御される。また、図15に示すように、ステイプル綴じをシート束後端PB2において斜めに行う場合には、斜めモータ160とギヤ及びピニオンとラック歯車を使用し、ステイプラS1をガイドロッド65に対して回動させ、検知センサ313を使用して所定角度に傾斜させるようになっている。
このように、本実施例によるシート後処理ユニット装置においては、搬送路Dから搬送されたシートPを処理トレイFでスタックし、シートPの先端及び後端を整合してシート束PBを作製するが、これらの作業は、後述するコンピュータによって制御されており、このフローを図16に示すフローチャートで説明する。始めに、上流装置から起動コマンドを受信したか否かを判断(ステップ1(ST1))し、YESの場合に、先端叩き512、ジョガーフェンス53、ステイプルS1、放出爪52aが受け入れ位置に移動させる(ステップ2(ST2))。次に、シートPを処理トレイFに受け入れを開始(ステップ3(ST3))し、続いて、シートPが最終紙であるか否かを判断(ステップ4(ST4))し、YESの場合、先端叩き512が縦方向の整合後ホームポジションへ退避する(ステップ5(ST5))。次に、ジョガーフェンス53による横方向の整合を行い(ステップ6(ST6))、後端押えレバー110によるシート束後端PB2の押え動作を行い(ステップ7(ST7))、ステイプラS1によるシート束PBの綴じを行い(ステップ8(ST8))、放出爪52aによるシート束PBの放出動作を開始し(ステップ9(ST9))、放出爪52aの後を追うように先端叩き512が受け入れ位置に移動する(ステップ10(ST10))。その後、再びステップST3に戻り、所定回数同一ステップを繰り返す。一方、ステップST4において、NOの場合には、シートPの1枚毎に、順に、先端叩き512による縦方向の整合(ステップ11(ST11))、ジョガーフェンス53による横方向の整合(ステップ12(ST12))、後端押えレバー110によるシート束後端PB2の押え動作を行う(ステップ13(ST13))。この動作がシートPの最終紙となったときに、前述のステップ5(ST5)に移動して、ステイプル綴じが行われたシート束PBを作製する。
なお、本実施例においては、シート束PBの後端にステイプル綴じを行っているが、後述するように、中綴じ、中折り処理等を行う場合には、この後端でのステイプル綴じ処理は行われず、シート束PBの整合処理のみが行われる。また、整合処理として、本実施例においては、シート束PBの先端、後端、側端及び厚み方向の整合を行っているが、これらの整合を全て行う必要がなく、少なくとも、シート束PBの先端と後端の整合を行うだけで、充分である。
以上のように、本発明によるシート処理装置においては、シート束PBの先端と後端を放出爪52aと別体の先端叩き512によって整合し、先端叩き512をシート束PBの搬送路Jから退避、出現させ、放射爪52aの移動後に、放射爪52aに追随して放射爪52aの後方から出現させるようにしたので、処理トレイFへのシートPを投入するまでの待ち時間を短縮することが可能となり、シート束の生産性を向上させることが可能となる。
また、シート束の後を搬送方向整合手段が追う際、搬送方向整合手段の移動速度をシート束の移動速度以下にしているので、搬送方向整合手段と搬送中のシート束が衝突を回避することができる。
また、シート束搬送時、シート束を追って移動していた束搬送方向整合手段が次のシート受入れ位置で停止しているので、次のシートの整合動作へ即座に移行するよう待機することができる。
先端叩き先端叩きは用紙の少なくとも2ヶ所の後端フェンスへ突き当て、シートPの傾きを抑えているので、良好な揃えを行うことができる。
先端叩きが突き当てる少なくとも2ヶ所の幅は、受入れシートの最小幅以下にしているので、小サイズシートも確実に揃えることができる。
先端叩き部を可動させているので、シート押えすぎた場合でも先端叩きが逃げ、シートを傷から保護することができる。
先端叩きに弾性部材を設けているので、先端叩きを正規の位置へ戻すことができる。
先端叩きがシートPをステイプルトレイへ押し付ける方向へ可動しているので、確実にシートPを押えつけ揃えることができる。
先端叩きの可動範囲は受入れシートサイズ以上にしているので、受入れ可能なサイズすべてを揃えることができる。
先端叩きが搬送路Jの裏側へ退避しているので、操作性を向上することができる。
次に、本実施例によるシート後処理ユニット装置に置いては、前述のようにして先端及び後端を整合したシート束PBを、処理トレイFから中綴じ、中折り処理トレイGへの搬送、または、処理トレイFからシフトトレイ202への搬送を可能としている。このシート束PBの搬送方向の変更について説明する。
<シート束搬送方向変更>
図17(A)、(B)及び図18(C)、(D)は、本実施例に係るシート束搬送方向変更手段の概略構成及び動作を示す図である。図1に示す端綴じ処理トレイFから中綴じ処理トレイGへ、また端綴じ処理トレイFからシフトトレイ202へシート束PBを送る搬送路J、及びシート束PBを搬送する搬送手段は、図17(A)に示すように、シート束PBに搬送力を与える搬送手段35、シート束PBをターンさせる放出ローラ56、シート束PBのターン部のガイドを行うガイド部材44とで構成されている。搬送手段35のコロ36は、駆動軸37の駆動をタイミングベルト38によって伝達される構成となっており、コロ36と駆動軸37はアーム39によって連結支持され、駆動軸37を回転支点として移動できる構成となっている。搬送手段35のコロ36の回転移動はカム40によって行われ、カム40は回転軸41を中心に回転し、駆動はモータM1より伝達される。
ここで端綴じ処理トレイFから中綴じ処理トレイGへシート束PBを送る場合、図17(B)に示すように、端綴じ処理トレイFで整合されたシート束PBの後端PB2を放出爪52aで押し上げ、搬送手段35のコロ36と対向する従動ローラ42とでシート束PBを挟み、搬送力を与える。このとき、搬送手段35のコロ36は、シート束先端PB1がコロ36に当接しない位置で待機している。ここで、図19に示すように、シート束PBが端綴じ処理トレイFにて整合時に積載される面、もしくは放放出爪52aで押し上げられる時にシート束PBがガイドされる面64とコロ36との距離L1は、端綴じ処理トレイFから中綴じ処理トレイGへ送るシート束PBの最大紙厚L2よりも広くし、シート束先端PB1とコロ36との衝突を回避する。端綴じ処理トレイFにおいて整合するシート枚数や、紙種によってシート束の厚みが変わるため、コロ36がシート束の先端との衝突を回避する必要最小限の位置も変わる。そこで、上記紙枚数、紙種の情報によって退避位置を変動させれば、退避位置から搬送力を与える位置までの移動時間も必要最小限にでき、シート束PBの生産性に有利に働くこととなる。この枚数、紙種の情報は画像形成ユニット装置PRからのジョブ情報でも良いし、シート後処理ユニット装置PD内のセンサで得ても良い。しかし端綴じ処理トレイFで整合したシート束PBに想定外の大きなカールが発生している場合、そのシート束PBが放出爪52aで押し上げられる時にシート束先端PB1とコロ36とが接触してしまう場合も考えられるため、図20のようにコロ36直前にガイド47を設けシート束先端PB1とコロ36との接触角度が小さくなるような構成にしておく必要がある。このガイド47は、固定部材でも弾性部材でも同様の効果を得ることが出来る。
次に、図18(C)に示すように、シート束先端PB1が通過してからシート束PBの表面に搬送手段35のコロ36を接触させ、搬送力を与える。このときガイド部材44と放出ローラ56とでターン部のガイドを形成しており、シート束を下流の中綴じ処理トレイGへと搬送する。端綴じ処理トレイFからシフトトレイ202へシート束を送る場合、図18(D)に示すように、ガイド部材44を回動させ、ガイド部材44とガイド板46とでシフトトレイ202へつながる搬送路を形成する。そして端綴じ処理トレイFで整合されたシート束PBの後端PB2を放出爪52aで押し上げ、シフトトレイ202へと搬送する。なお本発明では放出ローラ56はモータによって駆動される駆動ローラでも駆動しないでシート束の搬送に追従する従動ローラとしても良い。
この搬送手段35の構成は、種々の構成が考えられ、例えば、図17(A)に示すように、搬送手段35を回転移動させるカム40のホームポジション位置は、センサ400で検知され、ホームポジションからの回転角度は、増設したセンサによって制御しても良いし、モータM1のパルス制御で調整しても良い。搬送手段35のコロ36の対向する位置には、図17(A)に示すように、従動ローラ42を配置し、従動ローラ42とコロ35とでシート束を挟み、弾性材43によって加圧し搬送力を与えている。また、シート束PBの紙厚が厚くなるほど搬送力、つまり加圧力が必要になるため、図17(A)に示すように、搬送部材35のコロ36を弾性材43及びカム40を介して従動ローラ42に押し付ける構成にし、加圧力はカム40の押し付け角度で調整しても良い。
また、図21(A)、(B)に示すように、搬送手段35のコロ36と対向するローラとして、従動ローラ42の代わりに放出ローラ56を使用しても良く、このときローラ36と放出ローラ56とのニップ位置は、シート束PBの搬送軌跡線D1と放出ローラ56の同心円C1とが接する接点位置近傍とする。端綴じ処理トレイFから中綴じ処理トレイGへシート束PBを搬送する搬送路は、放出ローラ56と放出ローラ56の対向する側のガイド部材44とで構成され、ガイド部材44は支点45を中心に回動し、その駆動は束分岐駆動モータ161から伝達される。また、ガイド部材44のホームポジション位置は、センサ401にて検知される。また端綴じ処理トレイFから積載手段であるシフトトレイ202へシート束を搬送する搬送路は、図21(B)のようにガイド部材44が支点45を中心に回動した状態で、ガイド部材44とガイド板46とで搬送路を形成する。
また、搬送手段35のコロ36と従動ローラ42によるシート束PBの挟持、搬送は、図22及び図23に示すように、シート束PBの搬送方向Cに対して同一方向からコロ36が回動する(図22)ようにしても良いし、搬送方向Cと対向する方向から回動(図23)するようにしても良い。
さらに、図24に示すように、コロ36のシート束PBへの加圧力を調整するカム40のピン40aとコロ36の支軸36aとをスプリング43で連結して、コロ36の加圧力を調整するようにしても良い。
(3)シートの中折り、中綴じ処理
次に、本実施例のシート後処理ユニット装置PDによる中折処理、中綴じ処理について説明する。
<中折り処理>
前述の処理トレイFからシート束PBの先端PB1及び後端PB2が整合された状態で、処理トレイGへ搬送されたシート束PBは、処理トレイG中に配設された折りプレート74によって、シート束PBの長手方向の中央部分で折り畳まれるが、この折りプレート74の移動機構を図24(A)、(B)で説明する。
折りプレート74は、図25(A)に示すように、前後側板に立てられた各2本のピン80に長穴部74aが嵌合することで支持され、その軸部74bとリンクアーム76の長穴部76bは嵌合されており、リンクアーム76が支点76aを中心に揺動することで折りプレート74は図25中を左右に往復移動する。このリンクアーム76の長穴部76cと折りプレート駆動カム75の軸部75bは嵌合されており、折りプレート駆動カム75の回転運動によりリンクアーム76揺動する。折りプレート駆動カム75は折りプレート駆動モータ166により図25(A)中の矢印O方向に回転する。その停止位置は半月形状の遮蔽部75a両端部を折りプレートHPセンサ325により検知することで決定される。
図25(A)は、処理トレイGのシート束収容領域から完全に退避した折りプレート74のホームポジション位置を示す。折りプレート駆動カム75を矢印O方向に回転させると折りプレート74は矢印M方向に移動し、処理トレイGのシート束収容領域に突出する。図25(B)は、処理トレイGのシート束PBの中央を折りローラ81のニップに折りプレート74を押し込んだ位置を示す。折りプレート駆動カム75を矢印P方向に回転させると折りプレート74は矢印N方向に移動し、処理トレイGのシート束収容領域から退避する。
<中綴じ処理>
中綴じ製本モードの動作を図26及び図27に基づいて以下に説明する。なお、この図26で示すシート束PBの搬送方向の変更手段として、前述の図17で示した搬送方向の変更手段と異なる構造を採用した例を示しているが、基本的には、処理トレイFから処理トレイGにシート束PBの搬送方向を変更する方法は同じである。即ち、この例では、図26(B)、(C)、(D)に示すように、放出ベルト52の放出爪52aによって搬送路Jを上昇されたシート束PBは、先端に加圧コロ57を回動自在に取り付けた分岐ガイド板54と駆動回転する放出ローラ56によって搬送され、放出ローラ56の軸心56aに回動自在に取り付けた可動ガイド55を回動することによって可動ガイド55に沿ってターンされて処理トレイGに搬送される。
シート束PBが処理トレイFで仮整合された後、図26(D)に示すように、シート束先端PB1は、放出ローラ56と加圧コロ57により挟持され、分岐ガイド板54と可動ガイド55とが回動することで処理トレイGへ導かれる経路を通過するべく、再度放出爪52aと放出ローラ56により下流へ搬送される。この放出ローラ56は、放出ベルト52の駆動軸に設けられており放出ベルト52と同期して駆動される。
その後、放出ローラ56をシート束後端PB2が通過するまで放出爪52aによって運ばれ、さらに図26(E)に示すように、シート束PBの先端PB1が可動後端フェンス73に当接する位置まで束搬送上ローラ71と束搬送下ローラ72によって搬送される。その時、各シート束PBの搬送方向のサイズに応じて可動後端フェンス73の停止位置が異なって待機している。待機している可動後端フェンス73にシート束先端PB1が当接してスタックされた時、図27(F)に示すように、処理トレイFで仮整合されたシート束PBが可動後端フェンス73にスタックされるまでにシート束PBにズレが発生している可能性があり、最終的な揃えを後端叩き爪251で行う必要があるために、束搬送下ローラ72の圧が解除され、後端叩き爪251によりシート束PBの後端PB2を叩いて搬送方向の最終的な揃えを行う。
そして、その直後に中綴じ上ジョガーフェンス250aと中綴じ下ジョガーフェンス250bによって幅方向の最終的な揃えが行われ、その中央を中綴じステイプラS2により綴じ処理する。ここで、可動後端フェンス73は、可動後端フェンスHPセンサ322からのパルス制御により位置決めされていて、後端叩き爪251は後端叩き爪HPセンサ326からのパルス制御により位置決めされている。
図27(G)に示すように、中綴じされたシート束は、束搬送下ローラ72の加圧が解除されたまま、可動後端フェンス73の移動に伴って上方に運ばれ、その後、図27(H)に示すように、綴じられた針部近傍は、略直角方向に折りプレート74により押され、その対向する折りローラ81のニップへと導かれる。予め回転している折りローラ81は、そのシート束PBを加圧搬送することで、シート束PBの中央に折りを施す。ここで、中綴じされたシート束PBは、折り処理のために上方に移動するため、可動後端フェンス73の移動のみで確実にシート束PBを搬送することができる。仮に、折り処理のために下方にシート束PBを移動させようとすると可動後端フェンス73の移動のみでは確実性に乏しくなり、搬送ローラ等の別の手段を要することになり、構成的にも複雑になる。しかしながら、本実施例においては、折りプレート74でシート束PBの中央で折り処理を行うと同時に、折りローラ81へ折り込まれたシート束PBの中央部を搬送するので、シート束PBを下方に移動させる必要がなくなり、シート束PBを上方に搬送するだけで、適切にシート束PBの中央部を折りプレート74の位置に搬送することが可能となる。
図27(I)に示すように、折りを施されたシート束PBは、第2の折りローラ82により折りぐせを強化され、下排紙ローラ83により下トレイ203へ排出される。このとき、シート束後端PB2が折り部通過センサ323によって検知されると、折りプレート74と可動後端フェンス73は、ホームポジションに復帰し、束搬送下ローラ72の加圧は復帰され、次のシート束PBの送給に備える。また、次のジョブが同シートサイズで同枚数であれば、可動後端フェンス73は再び図26(E)の位置に移動して待機しても良い。
以上のように、本実施例によるシート後処理ユニット装置においては、後処理モードに応じて下記の(A)〜(E)の排出形態をとることができる。
(A)ノンステイプルモードa:搬送路Aと搬送路Bを通り上トレイ201へ排出される。
(B)ノンステイプルモードb:搬送路Aと搬送路Cを通りシフトトレイ202へ排出される。
(C)ソート、スタックモード:搬送路Aと搬送路Cを通りシフトトレイ202へ排出される。その際、シフトトレイ202が、部の区切れ毎に排紙方向と直交方向に揺動する事で排出されるシートは仕分けられる。
(D)ステイプルモード:搬送路Aと搬送路Dを経て処理トレイFで整合及び綴じを施され搬送路Cを通りシフトトレイ202へ排出される。
(E)中綴じ製本モード:搬送路Aと搬送路Dを経て処理トレイFで整合を施され、更に処理トレイGで中綴じ、中央折りを施され搬送路Hを通り下トレイ203へ排出される。
(A)ノンステイプルモードaの動作を以下に説明する。搬送路Aから分岐爪15で振り分けられたシートPは、搬送路Bに導かれ搬送ローラ3と上排紙ローラ4によって上トレイ201へ排出される。また上排紙ローラ4の近傍に配置されシートPの排出を検出する上排紙センサ302によって排紙の状態を監視する。
(B)ノンステイプルモードbの動作を以下に説明する。搬送路Aから分岐爪15分岐爪16で振り分けられたシートPは、搬送路Cに導かれ搬送ローラ5シフト排紙ローラ6によってシフトトレイ202へ排出される。また、シフト排紙ローラ6の近傍に配置されシートPの排出を検出するシフト排紙センサ303によって排紙の状態を監視する。
(C)ソート、スタックモードの動作を以下に説明する。前記(B)ノンステイプルモードb時と同様の搬送排紙を行う。その際、シフトトレイ202が、部の区切れ毎に排紙方向と直交方向に揺動する事で排出されるシートは仕分けられる。
(D)ステイプルモードの動作を以下に説明する。搬送路Aから分岐爪15分岐爪16で振り分けられたシートは、搬送路Dに導かれ、搬送ローラ7、搬送ローラ9、搬送ローラ10、ステイプル排紙ローラ11により処理トレイFに排出される。前記処理トレイFでは、排紙ローラ11により順次排出されるシートPを整合し、所定枚数に達すると端面綴じステイプラS1により綴じ処理を行う。
その後、綴じられたシート束PBは、放出爪52aにより下流へ搬送され、シフト排紙ローラ6によりシフトトレイ202へ排出される。またシフト排紙ローラ6の近傍に配置されシートの排出を検出するシフト排紙センサ303によって排紙の状態を監視する。
以上の動作は、シート後処理ユニット装置内に内蔵されるコンピュータによって作動されるが、そのブロック図を図28に示す。制御手段350は、図28に示すように、CPU360、I/Oインターフェース370等を有するマイクロコンピュータであり、図示しない画像形成装置本体のコントロールパネルの各スイッチ等、及び紙面検知センサ330等の各センサからの信号がI/Oインターフェース370を介してCPU360へ入力される。CPU360は、入力された信号に基づいて、シフトトレイ202用のトレイ昇降モータ168、開閉ガイド板を開閉する排紙ガイド板開閉モータ167、シフトトレイ202を移動するシフトモータ169、叩きコロ12を駆動する叩きコロモータ156、叩きSOL170等の各ソレノイド、各搬送ローラを駆動する搬送モータ、各排紙ローラを駆動する排紙モータ、放出ベルト52を駆動する放出モータ157、端面綴じステイプラS1を移動するステイプラ移動モータ159、端面綴じステイプラS1を斜めに回転する斜めモータ160、ジョガーフェンス53を移動するジョガーモータ158、ガイド部材44を回動する束分岐駆動モータ161、その束を搬送する搬送ローラを駆動する束搬送モータ162、可動後端フェンス73を移動する後端フェンス移動モータ163、折りプレート74を移動する折りプレート駆動モータ166、折りローラ81を駆動する折りローラ駆動モータ164等の駆動を制御する。ステイプル排紙ローラを駆動する図示しないステイプル搬送モータ155のパルス信号はCPU360に入力されてカウントされ、このカウントに応じて叩きSOL170及びジョガーモータ158が制御される。
本発明による一実施形態の画像形成装置の概略構成を示す図である。 本発明による実施例の画像形成装置のシート後処理ユニット装置で使用されるシフトトレイの揺動機構を示す斜視図である。 本発明による実施例の画像形成装置のシート後処理ユニット装置で使用されるシフトトレイの上下動機構を示す斜視図である。 本発明による実施例の画像形成装置のシート後処理ユニット装置で使用される開閉ガイド板の回動機構を示す斜視図である。 本発明による実施例の画像形成装置のシート後処理ユニット装置で使用される処理トレイFの機構を示す斜視図である。 図5のシートの配紙状態を示す側面図である。 図5のシートPと叩きコロとステイプル排紙ローラを除いた正面図である。 本発明による実施例の画像形成装置のシート後処理ユニット装置で使用される先端叩きと放出爪の配置関係を示す図で、(A)は先端叩きによるシートの先端の整合状態を示す図、(B)は先端叩きの退避状態を示す図、(C)は放出爪でシート束を搬送状態を示す図、(D)は先端叩きが放出爪を追従する状態を示す図、(E)は先端叩きのホームポジションにある状態を示す図、(F)は先端叩きがシート先端を下方に移動させる状態を示す図である。 本発明による実施例の画像形成装置のシート後処理ユニット装置で使用される放出ベルトの駆動機構を示す斜視図である 本発明による実施例の画像形成装置のシート後処理ユニット装置で使用される先端叩きの機構を示す側面図で、(A)はシートの先端を整合する状態を示す図、(B)はシートを片寄せする状態を示す図である 本発明による実施例の画像形成装置のシート後処理ユニット装置で使用される後端押えレバーの機構を示す側面図である。 図11のX方向から見た後端押えレバーとステイプラの配置関係を示す図で、(A)は後端押えレバーのホームポジションを示す図、(B)は、シート束の機械手前の後端でステイプル処理を行う場合の後端押えレバーの配置関係を示す図である。 図12の後端押えレバーとステイプラの配置関係を示す図で、(C)は、シート束の機械中央の後端でステイプル処理を行う場合の後端押えレバーの配置関係を示す図、(D)は、シート束の機械奥の後端でステイプル処理を行う場合の後端押えレバーの配置関係を示す図である。 本発明による実施例の画像形成装置のシート後処理ユニット装置で使用されるステイプラの左右動機構を示す斜視図である。 図14のステイプラの回動機構を示す斜視図である。 本発明による実施例の画像形成装置のシート後処理ユニット装置で使用される整合及びステイプル処理を示すフローチャート図である。 本発明による実施例の画像形成装置のシート後処理ユニット装置で使用されるシート束搬送方向の変更機構を示す図で、(A)はシート束が搬送されてない場合の機構を示す図、(B)はシート束をコロと従動ローラに搬送する直前の状態を示す図である。 図17で示すシート束搬送方向の変更機構を示す図で、(C)はシート束を処理トレイGへ搬送する場合の変更機構を示す図で、(D)はシート束をシフトトレイへ搬送する場合の変更機構を示す図である。 本発明による他の実施例の画像形成装置のシート後処理ユニット装置で使用されるシート束搬送方向の変更機構におけるシート束の厚み及び放出ローラと加圧コロとの間隔との関係を示す図である。 図19の加圧コロの変形例を示す図である。 図19のシート束搬送方向の変更機構におけるシート束のニップ状態を示す図で、(A)は処理トレイGに搬送する場合の状態を示す図、(B)はシフトトレイへ搬送する場合の状態を示す図である。 図17のシート束搬送方向の変更機構における他の実施形態を示す図である。 図17のシート束搬送方向の変更機構における他の実施形態を示す図である。 図19のシート束搬送方向の変更機構における他の実施形態を示す図である。 本発明による実施例の画像形成装置のシート後処理ユニット装置で使用される折りプレートの左右動機構を示す図で、(A)は折りプレートを突出させる場合の状態を示す図、(B)は折りプレートを退入させる場合の状態を示す図である。 本発明による実施例の画像形成装置のシート後処理ユニット装置で使用される他の実施形態に係るシート束搬送方向の変更機構を示す図で、(A)は変更機構の全体の概略構成を示す図、(B)はシート束を後端フェンスに整合した状態を示す図、(C)は放出爪でシート束を搬送する状態を示す図、(D)はシート束を処理トレイGに搬送する状態を示す図、(E)はシート束を可動後端フェンスにスタックした状態を示す図である。 図26のシート束搬送方向の変更機構を使用し、シート束の中綴じ処理及び中折り処理を示す図で、(F)はシートの中綴じ処理を示す図、(G)はシート束の中央部を中折りプレートに搬送する状態を示す図、(H)はシート束を中折りする状態を示した図、(I)は中折りされたシート束を搬送する状態を示す図である。 本発明による実施例の画像形成装置のシート後処理ユニット装置を作動する制御手段のブロック図である。
符号の説明
P シート、P1 シート先端、P2 シート後端、PB シート束、PB1 シート束先端、PB2 シート束後端、PD シート後処理ユニット装置、PR 画像形成ユニット装置、A、B、C、D、E、J 搬送路、F ステイプル処理トレイ、G 中綴じ、中折り処理トレイ、44 ガイド部材、51 後端フェンス、52 放出ベルト、52a 放出爪、53 ジョガーフェンス、54 分岐ガイド板、55 可動ガイド、56 放出ローラ、57 加圧コロ、64 基板、511 先端叩きベルト、512 先端叩き、512a 支持部、512b 支点、512c 先端叩き部、512d 弾性部材

Claims (10)

  1. シートを搬送する搬送手段と、搬送されたシートをスタックするトレイと、当該トレイ上にスタックされたシート束を排出方向に搬送するシート束搬送手段を備えたシート処理装置において、
    前記トレイ上にスタックされたシート束の排出方向の先端を整合する整合手段と、前記シート束の後端を保持して排出方向に搬送するシート束搬送手段を備え、前記整合手段は、シート束の先端を整合した後、前記シート束の搬送経路から退避し、前記シート束搬送手段の移動後、シート束搬送手段の後方のシート束の搬送経路上に出現するように配設されることを特徴とするシート処理装置。
  2. 請求項1記載のシート処理装置において、
    前記整合手段は、前記シート束の搬送経路上に張設された無端状搬送ベルトに取り付けられ、当該搬送ベルトの回動によってシート束の返送経路から退避し、再度出現させることを特徴とするシート処理装置。
  3. 請求項1または2記載のシート処理装置において、
    前記整合手段の移送速度は、前記シート束搬送手段の移動速度以下とすることを特徴とするシート処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項記載のシート処理装置において、
    前記シート束搬送手段は、前記シート束の搬送経路上に張設された第2の無端状搬送ベルトを備え、当該第2の搬送ベルトに取り付けられたシート束後端を保持する保持手段を備えていることを特徴とするシート処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項記載のシート処理装置において、
    前記トレイは、後端フェンスを有し、前記整合手段は、当該後端フェンスにシート束の後端を突き当ててシート束の先端を整合することを特徴とするシート処理装置。
  6. 請求項5記載のシート処理装置において、
    前記後端フェンスは、シート束の搬送方向と直交する方向で離隔して複数個配設されていることを特徴とするシート処理装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項記載のシート処理装置において、
    前記整合手段は、前記シート束の搬送方向に回動自在に取り付けられ、前記シート束の先端をシート束の搬送方向と逆方向に押圧する押圧手段を備えていることを特徴とするシート処理装置。
  8. 請求項7記載のシート処理装置において、
    前記押圧手段は、弾性部材であることを特徴とするシート処理装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項記載のシート処理装置において、
    前記トレイは、シート束にステイプル処理を行うステイプル手段を備えていることを特徴とするシート処理装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項記載のシート処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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