JP2008095361A - 高床バルコニー部を備える建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】開放感や自然との一体感を感じながらリラックスすることのできる専用のスペースを、バルコニー部として建物の最適な位置に効率良く設けることのできる高床バルコニー部を備える建物を提供する。
【解決手段】建物10の角部分に設けられ、天面が開口すると共に、外壁12が上下に連続する塔状部分13に配置された高床バルコニー部を備える建物10であって、高床バルコニー部14は、2階15の床部15aから0.5層分の高さに配置されるバルコニー床部16と、塔状部分13の外壁12の上部としてバルコニー床部16から1.0層分の高さで設けられるバルコニー外壁部17と、バルコニー床部16から1.0層分の高さで設けられるバルコニー仕切壁部18とによって周囲を囲まれることにより、角部分の本体屋根11を切り欠くようにして設けられており、2階15の床部15aからバルコニー階段19を介して出入り可能となっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、高床バルコニー部を備える建物に関し、特に、建物の角部分に設けられ、天面が開口すると共に、外壁が上下に連続する塔状部分に配置された高床バルコニー部を備える建物に関する。
バルコニーは、一般に、建物の居住部の延長とし設けられた、屋根が無く、手摺りで囲まれた突出部分として知られているが、近年、バルコニーを建物の平面領域内に組み込んで設けたものが種々開発されている。例えば、バルコニーを見晴らしの良い塔状部分の屋上に設けた建物(例えば、特許文献1参照)や、居室空間の隣に中間床を設け、この中間床の下方を収納空間とすると共に、中間床の上にバルコニーを設けて、建物全体の高さを抑制しつつ居室空間、収納空間およびバルコニーを効率的に配置できるようにした建物(例えば、特許文献2参照)が開示されている。
特開2001−193293号公報 特開2005−36645号公報
バルコニーは、屋根が設けられていないことから、直接空を仰ぎ見ることができ、また採光や通風を容易に得ることができるため、屋内と比較して開放感や自然との一体感をより効果的に感じられるスペースである。また、バルコニーは、高さの低い手摺りや手摺り壁によって囲まれているので、周囲からの視線に晒されやすいスペースでもある。
一方、近年の社会生活では、ストレスを感じる機会も多いことから、開放感や自然との一体感を感じながらリラックスすることのできる専用のスペースを、例えば住宅建築物等の建物にバルコニー部として設けることができれば、居住者にとって好ましいばかりか、このようなスペースを設けることによって、建物の需用が増加するものと考えられる。また、開放感や自然との一体感を感じられる専用のスペースをバルコニー部として設ける場合、周囲からの視線に晒されてストレスを感じないようにする必要がある他、建物の限られた大きさの中で、他の居住スペースや収納スペース、或いは建物の外観等との関係を考慮して、バルコニー部を最適な位置に効率良く設ける必要がある。
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたものであり、開放感や自然との一体感を感じながらリラックスすることのできる専用のスペースを、バルコニー部として建物の最適な位置に効率良く設けることのできる高床バルコニー部を備える建物を提供することを目的とする。
本発明は、建物の角部分に設けられ、天面が開口すると共に、外壁が上下に連続する塔状部分に配置された高床バルコニー部を備える建物であって、前記高床バルコニー部は、建物の最上階の床部から0.5層分の高さに配置されるバルコニー床部と、前記塔状部分の外壁の上部として前記バルコニー床部から1.0層分以上の高さで設けられるバルコニー外壁部と、前記バルコニー床部から1.0層分以上の高さで設けられるバルコニー仕切壁部とによって周囲を囲まれることにより、前記角部分の本体屋根を切り欠くようにして設けられており、前記最上階の床部から出入り可能となっている高床バルコニー部を備える建物を提供することにより、上記目的を達成したものである。
ここで、上記記載における塔状部分の上下に連続する外壁は、上下に一体性を持って実質的に連続していることより、外観上、塔状部分として容易に認識できるようような形態を備えていれば良く、凹凸部や開口部を有していたり、外観模様が途中で変化するもの等も含まれる。また、0.5層分の高さは、一般に230〜400cm程度の高さを有する1層分の高さの中間部分に位置する高さを略称するものであり、1層分の高さの1/2の高さの他、1層分の高さの40〜75%程度の高さを含むものである。さらに、建物の最上階の床部は、本体屋根の軒桁から1.0層分下方に配置される床部である。
そして、本発明の高床バルコニー部を備える建物は、前記高床バルコニー部の一部に緩勾配屋根又は陸屋根を配置して、ペントハウス部を設けることが好ましい。
また、本発明の高床バルコニー部を備える建物は、前記塔状部分における前記バルコニー床部の下方には、下階居住部の天井部との間に、0.5層分の高さの収納庫を、前記最上階の床部から出し入れ可能に設けることが好ましい。
さらに、本発明の高床バルコニー部を備える建物は、前記塔状部分における前記バルコニー床部の下方に、下階居住部の1.5層分の高さの吹抜け部を設けることもできる。
ここで、1.5層分の高さは、一般に230〜400cm程度の高さを有する建物の1層分の高さに、これの略半分程度の高さを加えて、1層分の高さと2層分の高さの中間部分に位置する高さを略称するものであり、1層分の高さの1.5倍の高さの他、1層分の高さの1.40〜1.75倍程度の高さを含むものである。
さらにまた、本発明の高床バルコニー部を備える建物は、前記本体屋根の軒桁よりも上方部分に、前記高床バルコニー部から出し入れ可能な屋根裏収納庫を設けることが好ましい。
そして、本発明の高床バルコニー部を備える建物では、建物の角部分に、天面が開口すると共に、外壁が上下に連続する塔状部分が設けられていることにより、建物の外観に、荘厳な感じの重厚感を付与することが可能になると共に、意匠性に優れた建物の外観を得ることが可能になる。
また、塔状部分の上部に高床バルコニー部を配置することにより、当該高床バルコニー部を建物の本体屋根によって覆われていない状態で容易に設けることが可能になり、これによって、直接空を仰ぎ見ることができ、また採光や通風を容易に得ることができて、開放感や自然との一体感を感じながらリラックスすることのできる専用のスペースを、バルコニー部によって容易に形成することが可能になる。
さらに、塔状部分の上部に高床バルコニー部を配置することにより、高床バルコニー部のバルコニー床部を、建物の最上階の床部から0.5層分の高さに容易に配置することが可能になり、これによって、バルコニー部は、最上階の居住部から平面的に仕切られることに加えて、最上階の居住部との間に0.5層分の高低差を有していることにより、最上階の居住部からの独立性をより強く感じることが可能になり、例えば個人専用のプライベートなスペースとして、バルコニー部を有効利用することが可能になる。
さらにまた、塔状部分の上部に高床バルコニー部を配置することにより、天面が開口する塔状部分の上下に連続する外壁と連続させつつ、高床バルコニー部の周囲を囲むバルコニー外壁部を、バルコニー床部から1.0層分以上の高さで立ち上げて容易に設けることが可能になると共に、バルコニー仕切壁部を、角部分の本体屋根を切り欠くようにバルコニー床部から1.0層分以上の高さで立ち上げて容易に設けることが可能になり、少なくとも1.0層分の高さを有するこれらのバルコニー外壁部やバルコニー仕切壁部によって、周囲からの視線を効果的に遮断することが可能になる。
なお、バルコニー外壁部には、開口窓や通風格子等の開口部分を設けて、外部を覗き見ることや、より多くの採光や通風を得られるようにすることもできるが、このような開口部分を設けた場合でも、高床バルコニー部のバルコニー床部が、最上階の床部から0.5層分の高さに配置されていることにより、例えば隣家の住人との間の視線が0.5層分ずれることになり、これによって、隣家からの視線を感じるのを効果的に回避することが可能になる。
そして、本発明の高床バルコニー部を備える建物では、高床バルコニー部の一部に緩勾配屋根又は陸屋根を配置して、高床バルコニー部にペントハウス部を設けるようにすれば、高床バルコニー部に雨を凌げる空間を容易に形成することが可能になる。またペントハウス部を適宜壁で仕切って居住空間として利用することもでき、これによって、開放感や自然との一体感を感ながらリラックスすることのできる、プライベートな専用の居住スペースを容易に設けることが可能になる。
また、本発明の高床バルコニー部を備える建物では、塔状部分における前記バルコニー床部の下方の下階居住部の天井部との間に、0.5層分の高さの収納庫を、最上階の床部から出入り可能に設けるようにすれば、最上階の床部からの出し入れや出入りが容易な、使い勝手の良い利便性に富んだ相当の大きさの収納スペースを、効率良く形成することが可能になる。
さらに、本発明の高床バルコニー部を備える建物では、塔状部分におけるバルコニー床部の下方に、下階居住部の1.5層分の高さの吹抜け部を設けるようにすれば、当該吹抜け部によって適度な広がりと開放感を有する領域を、下階居住部に効率良く形成することが可能になる。
さらにまた、本発明の高床バルコニー部を備える建物では、本体屋根の軒桁よりも上方部分に、高床バルコニー部から出し入れ可能な屋根裏収納庫を設けるようにすれば、最上階の床部から0.5層分の高さに配置された高床バルコニー部を利用して、当該高床バルコニー部から安定した状態で出し入れできる使い勝手の良い屋根裏部分の収納庫を、効率良く設けることが可能になる。
本発明の高床バルコニー部を備える建物によれば、開放感や自然との一体感を感じながらリラックスすることのできる専用のスペースを、バルコニー部として建物の最適な位置に効率良く設けることができる。
本発明の好ましい第1実施形態に係る高床バルコニー部を備える建物10は、図1〜図3に示すように、2階建の住宅建築物であって、例えば北側の外壁10aと東側の外壁10bとが交差する北東の角部分に、建物10の本体屋根11を切り欠くようにして、外壁12が上下に連続する、略矩形の平面形状を備える塔状部分13が設けられている。そして、本第1実施形態では、この塔状部分13の上部に高床バルコニー部14が設けられている。
すなわち、本第1実施形態の建物10は、図4(a)〜(c)にも示すように、建物10の北東の角部分に設けられ、天面が開口すると共に、外壁12が上下に連続する塔状部分13に配置された高床バルコニー部14を備える建物10であって、高床バルコニー部14は、建物の最上階(2階)15の床部15aから0.5層分の高さに配置されるバルコニー床部16と、塔状部分13の外壁12の上部としてバルコニー床部16から1.0層分以上の高さで設けられるバルコニー外壁部17と、バルコニー床部16から1.0層分以上の高さで設けられるバルコニー仕切壁部18とによって周囲を囲まれることにより、建物10の角部分の本体屋根11を切り欠くようにして設けられており、最上階15の床部15aから階段19を介して出入り可能となっている。
また、本第1実施形態の建物10では、高床バルコニー部14の一部に陸屋根20(図3参照)を配置して、ペントハウス部21が設けられている。
さらに、本第1実施形態の建物10では、塔状部分13におけるバルコニー床部16の下方には、下階(1階)22の居住部の天井部22aとの間に、0.5層分の高さの収納庫23が、最上階(2階)15の床部15aから出し入れ可能に設けられている(図3参照)。
本第1実施形態によれば、建物10の1階部分の間取りとしては、図4(a)に示すように、南東の角部分に玄関24が設けられ、玄関24の北側には、玄関ホール25が設けられている。なお、玄関24の玄関土間24aは、玄関ホール25の西側に沿って延設する部分を有していることにより、略L字形状に配置されている。玄関24及び玄関ホール25の西側には、玄関間仕切り26を挟んで、リビング27が、玄関ホール25から出入り可能に設けられており、リビング27の西側には、床の間28aや押入れ28bを備える和室28が配置されている。また和室28の南側に沿って、リビング27と連通する広縁29が設けられており、広縁29の西側端部には、板の間30が配置されている。
リビング27の北側には、ダイニング31がリビング27と連続する空間として設けられており、ダイニング31の東側には、キッチン32がダイニング31から出入り可能に設けられている。またキッチン32と、玄関ホール25及びリビング27との間は、キッチン収納部33によって仕切られている。キッチン32の東側には、建物10の北東の角部分に位置して、予備室34が、1階トイレ41aと共に塔状部分13の1階部分に配置されて設けられている。
ダイニング31の西側には、SOHOスペース35及び階段36が、建物10の北西の角部分に位置して設けられている。階段36の下方部分は、SOHOスペース35から出し入れ可能な階段下収納庫36aとなっている。またこれらのSOHOスペース35及び階段36が配置された建物10の北西の角部分は、その天面が2階の天井部に至る、吹抜け部となっている。
また、本第1実施形態によれば、階段36を介して昇降可能な建物10の2階部分の間取りとしては、図4(b)に示すように、階段36の昇降口に隣接して、2階ホール37が、南北方向に延設して設けられると共に、2階ホール37の南側端部からL字形状に折れ曲がるようにして、2階中廊下38が東西方向に延設して設けられている。2階中廊下38の北側には、2階ホール37の東側に隣接して、浴室39、洗面室40、及び2階トイレ41bが、これらの順序で設けられている。
2階中廊下38の南側には、建物10の南西の角部分に位置して、小屋裏部屋42aを備える子供部屋42が設けられており、子供部屋42の東側に隣接して、打ち合わせコーナー43が設けられている。打ち合わせコーナー43の東側には、建物10の南東の角部分に位置して、2階中廊下38の東側端部から主寝室出入口44aを介して出入りが可能な主寝室44が設けられている。また打ち合わせコーナー43と主寝室44との間に挟まれて、主寝室44からの出入りや出し入れが可能な一対のウォークインクローゼット45a,45bが設けられている。
なお、本第1実施形態によれば、主寝室44から東側及び南側にL字形状に張り出して、第1バルコニー46が設けられていると共に、子供部屋42から西側に張り出して、第2バルコニー47が設けられている。また、2階ホール37、浴室39、洗面室40、及び2階トイレ41bの北側に張り出して、第3バルコニー48が設けられている。
そして、本第1実施形態では、建物10の北東の角部分には、天面が開口すると共に、外壁12が上下に連続する塔状部分13が設けられ、この塔状部分13の上部に、主寝室44から階段19を介して出入り可能な高床バルコニー部14が配置されると共に(図3(c)参照)、高床バルコニー部14の下方には、主寝室44から出し入れが可能な収納庫23(図3(b)参照)が配置されている。
ここで、本第1実施形態では、塔状部分13の外壁12は、建物10の北側に面して配置された、1階部分から本体屋根11の上方に至る部分まで上下に一体性を持って実質的に連続する北側外壁12aと、この北側外壁12aに対して垂直に折れ曲がって建物10の東側に面して配置された、1階部分から本体屋根11の上方に至る部分まで上下に一体性を持って実質的に連続する東側外壁12bとを含んでおり、これらの上下に連続する北側外壁12a及び東側外壁12bによって、建物の外観に、荘厳な感じの重厚感を付与している(図1参照)。
収納庫23は、建物10の2階部分における主寝室44の北側に隣接して、2階15の床部15aから0.5層分の天井高さで設けられ、収納庫出入口49を介して主寝室44からの出入りや出し入れを容易に行うことができるようになっている(図3,図4(b)参照)。また収納庫23は、矩形の平断面形状を有する塔状部分13の略全域にわたる大きな収納空間を形成している。
高床バルコニー部14は、0.5層分の天井高さの収納庫23の上方に設けられることにより、そのバルコニー床部16が、主寝室44の床部15aと相当の高低差を有しており、収納出入口49と隣接して設けたバルコニー階段19を介して、2階15の床部15aである主寝室44の床部から出入りできるようになっている(図3参照)。高床バルコニー部14は、図4(c)に示すように、矩形の平面形状を有する塔状部分13の略全域にわたる広さを有しており、そのバルコニー床部16の略全域が、例えばFRP防水が施されたバルコニーデッキ50によって覆われている。
また、高床バルコニー部14は、塔状部分13の外壁12の上部としてバルコニー床部16から1.0層分以上(本実施形態では1.0層分)の高さで設けられるバルコニー外壁部17と、バルコニー床部16から1.0層分以上(本実施形態では1.0層分)の高さで設けられるバルコニー仕切壁部18とによって周囲を囲まれることにより、バルコニー外壁部17とバルコニー仕切壁部18の上端を本体屋根11から上方に突出させて、角部分の本体屋根11を切り欠くようにして設けられている。
本第1実施形態では、高床バルコニー部14の北側略半分の部分に陸屋根20を設けて、ペントハウス部21を形成している。バルコニー階段19は、このペントハウス部21に連通しており、バルコニー階段19の上方もまた陸屋根20aによって覆われている。そして、陸屋根20aで覆われたバルコニー階段19の東側の側面には、階段側面壁51が設けられいて、バルコニー階段19を昇降する居住者が風雨に晒されるのを防止している。またペントハウス部21の南側の、陸屋根20の設けられていない上面開口部52との境界部分には、出入り口53aが設けられたペントハウス仕切壁53が設けられており、これによってペントハウス部21を、風雨に晒されない居住空間として利用できるようになっている。ここで、陸屋根20,20aに換えて、勾配が40/100未満、好ましくは35/100〜5/100の緩勾配屋根を設けてペントハウス部21やバルコニー階段19を形成することもできる。このような緩勾配屋根を設けることにより、塔状部分13の高さを低く抑えることが可能になり、隣家に対して圧迫感を与えないようにすることが可能になる。
居住者は、主寝室44からの出入り口54aや2階中廊下38の東側端部からの出入り口54bを介すると共に、バルコニー階段19を経て高床バルコニー部14のペントハウス部21に容易に出入りできると共に、さらにペントハウス部21から、これの南側の、上方が開放された上面開口部52に自由に立ち入ることができるようになっている。
ここで、本第1実施形態によれば、高床バルコニー部14の上面開口部52には、例えばバルコニーデッキ53を基盤材等を備えるバルコニー緑化デッキとすることにより、観葉植物等の植生55を植栽することもできる。また、観葉植物等の植生55は、主寝室44との間のバルコニー仕切壁部18に沿った部分に植栽することが好ましい(図3参照)。これによって、例えば図4(b)において主寝室44からX方向を見た対面図である図5に示すように、収納庫出入口49よりも上方部分のバルコニー仕切壁部18の下端部分に、透明なガラス窓56を設置しておけば、このガラス窓56を通して、観葉植物等の植生55を主寝室44から観賞することが可能になる。
さらに、本第1実施形態では、バルコニー外壁部17には、開口窓58や通風格子57を設けて、高床バルコニー部14から外部を覗き見ることや、より多くの採光や通風を得ることが可能になっている(図1参照)。ここで、通風格子57としては、例えば水平軸を中心に回転可能な多数のルーバーを縦方向に平行に並べて配置したルーバーフェンスや、縦方向に延設する多数の桟材を横方向に平行に並べて配置した縦格子スクリーン等を用いることができる。本第1実施形態では、通風格子57は、バルコニー外壁部17の上端部において、南東の角部を挟んだ両側の、東側及び南側の壁面に亘って設けられている(図4(c)参照)。
そして、上述の構成を備える本第1実施形態の展示収納部付き建物10によれば、開放感や自然との一体感を感じながらリラックスすることのできる専用のスペースを、高床バルコニー部14として建物10の最適な位置に効率良く設けることができる。
すなわち、本第1実施形態によれば、建物10の角部分に設けられ、天面が開口すると共に、外壁12が上下に連続する塔状部分13の上部に高床バルコニー部14を配置することにより、当該高床バルコニー部14を建物10の本体屋根11によって覆われていない状態で容易に設けることが可能になり、これによって、直接空を仰ぎ見ることができ、また採光や通風を容易に得ることができて、開放感や自然との一体感を感じながらリラックスすることのできる専用のスペースを、高床バルコニー部14によって容易に形成することが可能になる。
また、塔状部分13の上部に高床バルコニー部14を配置することにより、高床バルコニー部のバルコニー床部を、建物10の最上階(2階)15の床部15aから0.5層分の高さに容易に配置することが可能になり、これによって、高床バルコニー部14は、2階15の主寝室44から平面的に仕切られることに加えて、2階15の主寝室44との間に0.5層分の高低差を有していることにより、主寝室44からの独立性をより強く感じることが可能になり、例えば個人専用のプライベートなスペースとして、高床バルコニー部14を有効利用することが可能になる。
さらに、塔状部分13の上部に高床バルコニー部14を配置することにより、天面が開口する塔状部分13の上下に連続する外壁12と連続させつつ、高床バルコニー部14の周囲を囲むバルコニー外壁部17を、バルコニー床部16から1.0層分以上の高さで立ち上げて容易に設けることが可能になると共に、バルコニー仕切壁部18を、角部分の本体屋根11を切り欠くようにバルコニー床部16から1.0層分以上の高さで立ち上げて容易に設けることが可能になり、少なくとも1.0層分の高さを有するこれらのバルコニー外壁部17やバルコニー仕切壁部18によって、周囲からの視線を効果的に遮断することが可能になる。
さらにまた、本第1実施形態によれば、バルコニー外壁部17に、開口部分である開口窓58や通風格子57が設けらていて、外部を覗き見ることや、より多くの採光や通風を得られるようになっているが、このような開口部分を設けた場合でも、高床バルコニー部14のバルコニー床部16が、最上階(2階)15の床部15aから0.5層分の高さに配置されていることにより、図6に示すように、例えば隣家59の住人との間の視線が0.5層分ずれることになり、これによって、隣家59からの視線を感じるのを効果的に回避することが可能になる。
そして、本第1実施形態の高床バルコニー部を備える建物10では、高床バルコニー部14の一部に陸屋根20を配置してペントハウス部21が設けられているので、高床バルコニー部14に雨を凌げる空間を容易に形成することが可能になると共に、上面開口部52との境界部分にペントハウス仕切壁53を設けることにより、ペントハウス部21を居住空間として利用することもでき、これによって、開放感や自然との一体感を感ながらリラックスすることのできる、プライベートな専用の居住スペースを容易に設けることが可能になる。
また、本第1実施形態の高床バルコニー部を備える建物10では、塔状部分13におけるバルコニー床部16の下方の1階22の居住部の天井部22aとの間に、0.5層分の高さの収納庫23が、2階15の床部15aから出入り可能に設けられているので、2階15の床部からの出し入れや出入りが容易な、使い勝手の良い利便性に富んだ相当の大きさの収納スペースを、効率良く形成することが可能になる。
さらに、本第1実施形態では、高床バルコニー部14の周囲を囲うバルコニー外壁部17及びバルコニー仕切壁部18が、その上端を本体屋根11から上方に突出させて、角部分の本体屋根11を切り欠くようにして設けられていることにより、高床バルコニー部14の開口する天面は、本体屋根11によって光を遮られることなく、任意の方向から採光できるようになっているので、塔状部分13及び高床バルコニー部14が、建物10の北東の角部分に設けられていても、高床バルコニー部14に十分な採光を得ることが可能になる。
そして、本第1実施形態では、図7に示すように、塔状部分13におけるバルコニー床部16の下方には、収納庫23を設けることなく、1階22の居住部に1.5層分の高さの吹抜け部60を形成するようにすることもできる。このように、バルコニー床部16の下方に吹抜け部60を設けるようにすれば、吹抜け部60による適度な広がりと開放感を有する領域を、高床バルコニー部14の下方の空間を利用して、1階22の居住部に効率良く形成することが可能になる。
図8(a),(b)は、本発明の好ましい第2実施形態に係る高床バルコニー部を備える建物61の要部を示すものである。本第2実施形態によれば、塔状部分62は、建物61の北東の角部分に設けられ、塔状部分62の上下に連続する外壁(バルコニー外壁部)63は、当該塔状部分62の北東及び南東の角部が円弧状に湾曲した形状を備えている。またバルコニー仕切壁部64は、ペントハウス部65を上面開口部66の西側に隣接して配置できるよう、矩形形状に窪んだ凹部67を有するように本体屋根68を切り欠いて設けられている。
そして、本第2実施形態によれば、高床バルコニー部69の凹部67に、陸屋根やペントハウス仕切壁を設置してペントハウス部65を形成すると共に、凹部67に隣接する塔状部分62の内側の全域を上面開口部66としている。また、ペントハウス部65及び上面開口部66の下方は、2階70の床部70aから出し入れ可能な、0.5層分の高さの収納庫71となっていると共に、高床バルコニー部69へは、トイレに隣接して設けた階段72を介して2階70の床部70aから出入りできるようになっている。本第2実施形態の建物61によっても、上記第1実施形態の高床バルコニー部を備える建物10と略同様の作用効果が奏される。
図9(a),(b)は、本発明の好ましい第3実施形態に係る高床バルコニー部を備える建物73の要部を示すものである。本第3実施形態によれば、図10(a),(b)にも示すように、本体屋根74の軒桁75よりも上方部分には、高床バルコニー部76から出し入れ可能な屋根裏収納庫77a,77bが設けられている。
また、本第3実施形態によれば、塔状部分78は、建物73の南西の角部分に設けられ、矩形の平面形状を有している。バルコニー外壁部79には、南西の角部を挟んだ両側の、南側及び西側の壁面に亘って、ルーバーフェンスや縦格子スクリーン等による通風格子80が設けられている。塔状部分78に配置された高床バルコニー部76は、東側略半分のペントハウス部81と、西側略半分の上面開口部82にとに区画されており、ペントハウス部81は、陸屋根83によって覆われている。高床バルコニー部76の下方には、2階84の床部84aから出し入れ可能な、0.5層分の高さの収納庫85が設けられていると共に、高床バルコニー部76へは、階段86を介して2階70の床部70aから出入りできるようになっている。
そして、本第3実施形態の建物73によっても、上記第1実施形態の高床バルコニー部を備える建物10と略同様の作用効果が奏される。また本第3実施形態によれば、本体屋根74の軒桁75よりも上方部分に、高床バルコニー部76から出し入れ可能な屋根裏収納庫77a,77bが設けらているが、2階(最上階)84の床部84aから0.5層分の高さに配置された高床バルコニー部76を利用して、当該高床バルコニー部76から安定した状態で出し入れできる使い勝手の良い屋根裏部分の収納庫77a,77bを、効率良く設けることが可能になる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、本発明の高床バルコニー部を備える建物は、2階建の住宅建築物である必要は必ずしもなく、3階等を最上階として、3階建て以上の建物に適用することもできる。また、高床バルコニー部が設けられる塔状部分は、矩形の平面形状を備える必要は必ずしもなく、例えば図11に示すように、円形の平面形状等、その他の種々の平面形状を備えることもできる。さらに、高床バルコニー床部の下方に収納庫や吹抜け部を設ける必要は必ずしもなく、例えば高床バルコニー部の下方の0.5層分の空間利用して、バルコニー床部に浴槽を埋込み、高床バルコニー部をジャグジースペース等として用いることもできる。さらにまた、建物の内部の間取りは、上述のものに限定されることなく、その他の種々の間取りとすることもできる。
本発明の好ましい第1実施形態に係る高床バルコニー部を備える建物を北東側から見た斜視図である。 本発明の好ましい第1実施形態に係る高床バルコニー部を備える建物の東側立面図である。 本発明の好ましい第1実施形態に係る高床バルコニー部を備える建物の略示断面図である。 本発明の好ましい第1実施形態に係る高床バルコニー部を備える建物の、(a)は1階部分の間取り図、(b)は2階部分の間取り図、(c)は高床バルコニー部分の間取り図である。 図4(b)において主寝室からX方向を見た対面図である。 本発明の好ましい第1実施形態に係る高床バルコニー部を備える建物の隣家との関係を例示する略示断面図である。 本発明の好ましい第1実施形態に係る高床バルコニー部を備える建物の他の形態を例示する略示断面図である。 本発明の好ましい第2実施形態に係る高床バルコニー部を備える建物の要部を示す、(a)は高床バルコニー部分の間取り図、(b)は2階部分の間取り図である。 本発明の好ましい第3実施形態に係る高床バルコニー部を備える建物の、(a)は南側立面図、(b)は上面図である。 (a)は図10(b)のA−Aに沿った略示断面図、(b)は図10(b)のB−Bに沿った略示断面図である。 本発明の高床バルコニー部を備える建物の他の形態を例示する略示斜視図である。
符号の説明
10,61,73 高床バルコニー部を備える建物
11,68 本体屋根
12 外壁
12a 北側外壁
12b 東側外壁
13,62,78 塔状部分
14,76 高床バルコニー部
15 建物の2階(最上階)
15a 建物の2階(最上階)の床部
16 バルコニー床部
17,63,79 バルコニー外壁部
18,64 バルコニー仕切壁部
19,86 バルコニー階段
20,20a,83 陸屋根
21,65,81 ペントハウス部
22 1階(下階)
23,71,85 収納庫
49 収納庫出入口
52,66,82 上面開口部
53 ペントハウス仕切壁
55 植生
57,80 通風格子
59 隣家
60 吹抜け部
75 本体屋根の軒桁
77a,77b 屋根裏収納庫

Claims (5)

  1. 建物の角部分に設けられ、天面が開口すると共に、外壁が上下に連続する塔状部分に配置された高床バルコニー部を備える建物であって、
    前記高床バルコニー部は、建物の最上階の床部から0.5層分の高さに配置されるバルコニー床部と、前記塔状部分の外壁の上部として前記バルコニー床部から1.0層分以上の高さで設けられるバルコニー外壁部と、前記バルコニー床部から1.0層分以上の高さで設けられるバルコニー仕切壁部とによって周囲を囲まれることにより、前記角部分の本体屋根を切り欠くようにして設けられており、前記最上階の床部から出入り可能となっている高床バルコニー部を備える建物。
  2. 前記高床バルコニー部の一部に緩勾配屋根又は陸屋根を配置して、ペントハウス部が設けられている請求項1に記載の高床バルコニー部を備える建物。
  3. 前記塔状部分における前記バルコニー床部の下方には、下階居住部の天井部との間に、0.5層分の高さの収納庫が、前記最上階の床部から出し入れ可能に設けられている請求項1又は2に記載の高床バルコニー部を備える建物。
  4. 前記塔状部分における前記バルコニー床部の下方には、下階居住部の1.5層分の高さの吹抜け部が設けられている請求項1又は2に記載の高床バルコニー部を備える建物。
  5. 前記本体屋根の軒桁よりも上方部分には、前記高床バルコニー部から出し入れ可能な屋根裏収納庫が設けられている請求項1〜4のいずれかに記載の高床バルコニー部を備える建物。
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