JP2008081740A - 水と可燃性油を微粒子状態で混合してエマルジョン燃料を製造する方法及び同エマルジョン燃料の製造装置並びにエマルジョン燃料 - Google Patents

水と可燃性油を微粒子状態で混合してエマルジョン燃料を製造する方法及び同エマルジョン燃料の製造装置並びにエマルジョン燃料 Download PDF

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Abstract

【課題】 エマルジョン型加水燃料において、油と水が分離しなく安定性に優れ、燃焼効率が高く、省エネ効果が非常に高いエマルジョン燃料を提供する。
【解決手段】可燃性油100容量部に対して水10.0〜150.0容量部(より好ましくは可燃性油100容量部に対して水25.0〜120.0容量部)を加えながら、微細化・混合手段で水と可燃性油を微細化・混合し、水又は可燃性油の平均粒径が1000nm以下(より好ましくは平均粒径が200〜700nm)のエマルジョン燃料とする。
また、使用する水は、還元電位が−100mv以下、好ましくは−300mv以下のものが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、水−油系のエマルジョン燃料に関し、特に水と可燃性油のエマルジョンの構成粒子を超微粒子状態となし、得られたエマルジョン燃料を各種動力用エンジン又は燃焼炉に燃料として用いた場合に、省エネ、公害防止に資することができるという発明に関するものである。
昨今、原油の高騰と京都議定書の実効に伴う石油使用量の削減は、国際的にも大きな課題である。それに伴い日本でもエマルジョン型加水燃料が研究され、それらの組成や製造方法について多くの特許出願がなされており、一部実用化されている。
特開2006−329438号 特開2006−188616号 特開2005−344088号 特開2004−123947号 特開2003−113385号
前記のとおり、各種エマルジョン型加水燃料が提案されているが、未だ燃焼の安定性に欠ける面があり、実用的に採用される状況にはなっていない。そして、それらエマルジョンの構成粒子径は数μm〜数10μmである。
本発明者らは、エマルジョン型加水燃料の欠点とされる安定性を追求し、可燃性油と水のエマルジョンを安定燃焼させるためには、超微粒子状態(ナノレベル)の混合が必要であるとの考えの下に鋭意研究を進めた。
本発明者らは、鋭意研究の結果、エマルジョン燃料の各粒子の平均粒径を1000nm以下にすることにより、従来のエマルジョン燃料では達成できなかった高効率な燃焼を実現できることを知見した。
また、可燃性油と水のエマルジョンを分離しないように安定化させるには、超微粒子状態(ナノレベル)の混合物となすのが好ましいことが解った。
さらに、その製造の際に使用する水を還元すると表面張力が減少し、可燃性油と混ざり易くなることが解り、極限状態では乳化剤無しでも混合されることが解った。
本願発明は以上の知見に基づいてなされたものであり、下記構成のエマルジョン燃料の製造方法及び製造装置である。
(1) 可燃性油100容量部に対して水10.0〜150.0容量部(より好ましくは可燃性油100容量部に対して水25.0〜120.0容量部)を加えながら、微細化・混合手段で水と可燃性油を微細化・混合し、水又は可燃性油の平均粒径が1000nm以下のエマルジョン燃料とすることを特徴とするエマルジョン燃料の製造方法。
(2) 微細化・混合手段で水と可燃性油を微細化・混合し、水又は可燃性油の平均粒径が200〜700nmのエマルジョン燃料とすることを特徴とする前項(1)記載のエマルジョン燃料の製造方法。
(3) 水の還元電位を−100mv以下となし、それに可燃性油を添加して微細化・混合手段で水と可燃性油を微細化・混合し、水又は可燃性油の平均粒径が200〜700nmのエマルジョン燃料とすることを特徴とする前項(1)記載のエマルジョン燃料の製造方法。
(4) 水が飲料用上水、雨水、生活排水、有機廃水、工業廃水又は畜産廃水から選ばれるいずれか1つ又は2以上であることを特徴とする前項(1)〜(3)のいずれか1項に記載のエマルジョン燃料の製造方法。
(5) 可燃性油が重油、軽油、灯油、揮発油等の石油類、工業廃油、天麩羅油、大豆油、ごま油等の食用油から選ばれるいずれか1種又は2種以上であることを特徴とする前項(1)〜(4)のいずれか1項に記載のエマルジョン燃料の製造方法。
(6) 可燃性油又は水あるいは可燃性油及び水が、PCB類又はダイオキシン類あるいはPCB類及びダイオキシン類を含むものであることを特徴とする前項(1)〜(5)のいずれか1項に記載のエマルジョン燃料の製造方法。
(7) 微細化・混合手段が、水と可燃性油の一次混合液を加圧して、1個又は2個以上のオリフィスで生じる乱流によるキャビテーション効果で微細化・混合させる装置であることを特徴とする前項(1)〜(6)のいずれか1項に記載のエマルジョン燃料の製造方法。
(8) 微細化・混合手段が、水と可燃性油の一次混合液を、加圧して、流速50m/s以上の流速でポンプ中を流し、それを直径500μm以下の孔が多数存在する壁体の孔の中を加速させて通し、液流同士の乱流によるキャビテーション効果により微細化・混合する装置であることを特徴とする前項(1)〜(7)のいずれか1項に記載のエマルジョン燃料の製造方法。
(9) 可燃性油100容量部に対して水10.0〜150.0容量部(より好ましくは可燃性油100容量部に対して水25.0〜120.0容量部)を加えながら、水と可燃性油を一次混合する水−可燃性油一次混合手段と、前記一次混合手段で得られた水−可燃性油系一次混合物を微細化・混合して微粒子状態にし、水又は可燃性油の平均粒径が1000nm以下のエマルジョン燃料とする微細化・混合手段とからなることを特徴とするエマルジョン燃料の製造装置。
(10) 微細化・混合手段が、一次混合手段で得られた水−可燃性油系一次混合物を微細化・混合して微粒子状態にし、水又は可燃性油の平均粒径が200〜700nmのエマルジョン燃料とするものであることを特徴とする前項(9)記載のエマルジョン燃料の製造装置。
(11) 採用される水の還元電位が−100mv以下であることを特徴とする前項(9)又は(10)記載のエマルジョン燃料の製造装置。
(12) 微細化・混合手段が、水−可燃性油系一次混合液を、加圧して1個又は2個以上の小孔を通し、オリフィスで生じる乱流によるキャビテーション効果により微細化・混合させる装置からなることを特徴とする前項(9)〜(11)のいずれか1項に記載のエマルジョン燃料の製造装置。
(13) 微細化・混合手段が、水−可燃性油系一次混合液を、加圧して、流速50m/s以上の流速でポンプ中を流し、それを直径200μm以下の孔が多数存在する壁体の孔の中を加速させて通し、同液流同士のオリフィスによる乱流によりキャビテーションを起こして微細化・混合する装置からなることを特徴とする前項(9)〜(11)のいずれか1項に記載のエマルジョン燃料の製造装置。
(14) 可燃性油100容量部に水10.0〜150.0容量部(より好ましくは可燃性油100容量部に対して水25.0〜120.0容量部)が微細化・混合手段により混合されてなるエマルジョン燃料であって、かつ前記エマルジョン燃料中の水又は可燃性油の平均粒径が1000nm以下であることを特徴とするエマルジョン燃料。
(15) エマルジョン燃料中の水又は可燃性油の平均粒径が200〜700nmであることを特徴とする前項(14)に記載のエマルジョン燃料。
さらには、以下の別の態様発明も提案される。
(16) 可燃性油100容量部に対して水25.0〜40.0容量部を加えながら、微細化・混合手段で水と可燃性油を微細化・混合し、水又は可燃性油の平均粒径が1000nm以下のエマルジョン燃料となし、得られたエマルジョン燃料をレシプロエンジン内に噴霧して内燃機関を稼働することを特徴とする内燃機関の稼働方法。
(17) 可燃性油100容量部に対して水25.0〜40.0容量部を加えながら、微細化・混合手段で水と可燃性油を微細化・混合し、水又は可燃性油の平均粒径が200〜700nmのエマルジョン燃料となし、得られたエマルジョン燃料をレシプロエンジン内に噴霧して内燃機関を稼働することを特徴とする内燃機関の稼働方法。
(18) 可燃性油100容量部に水25.0〜40.0容量部が微細化・混合手段により混合されてなるレシプロエンジン稼働用エマルジョン燃料であって、かつ前記エマルジョン燃料中の水又は可燃性油の平均粒径が200〜700nmであることを特徴とするレシプロエンジン稼働用エマルジョン燃料。
本願発明によれば、水と可燃性油の混合液を、例えば、加圧して1個又は複数個の小孔を通し、オリフィスを通る時の乱流によるキャビテーション効果により微細化混合して、エマルジョン燃料を製造するため、例えばこの微細化・混合した約25%水を含むエマルジョン燃料はエンジンで燃焼させてもエンジントラブルを起こさず、ほぼA−重油や軽油と同じ出力とトルクを示し、燃料消費量も25%水を含むにもかかわらず同じであった(単純に計算すれば25%省エネとなった。)。
しかも、煤やダイオキシンは1/2〜1/5(理論的には発生せず)、NOxも1/2〜1/3程度になり、燃焼炉の燃料としては更に省エネ効果は大きく、25〜35%の省エネとなり、さらに廃油も原料として利用できる。
従来、エマルジョン燃料(水−油系エマルジョン型加水燃料)は、水及び油に乳化剤を0.5〜5%添加し、撹拌混合してエマルジョン化したものであり、通常数μm〜数10μmの平均粒子径を含むものであったが、特に優れた乳化機を使って製造しても平均粒子径は数μm(1〜3μm程度)程度で、所謂乳化状の液体の加水燃料(エマルジョン燃料)であった。
しかし、この乳化液のエマルジョン燃料は時間と共に分離する傾向があり、分離しなくても揺変性(チクソトロピー)の逆で時間と共に粘度が高くなる(ダイラタンシー)性質があり、パイプやノズルを詰まらせる事故があった。
本発明により得られたエマルジョン燃料は、油と水が超微粒子状態(ナノレベル)で混合されていて、水又は可燃性油の構成粒子の平均粒径が1,000nm、好ましくは200〜700nmのエマルジョン燃料となるので、安定性は抜群によく、燃焼効率も高く、エンジン用、燃焼炉用、焼却炉用、ボイラー用、発電用等の全てに使用できる。
例えば、本発明は車や船のエンジン燃料に使えば、15〜25%省エネとなり、また煤、ダイオキシンは1/2〜1/5、NOxは約1/2〜1/3となって低公害性が得られ、安定性が良いのでガソリンスタンドでこの微粒子混合液を作製し、現状と同様に車の燃料タンクに補給することも可能となる。
さらに、ボイラー、発電機、燃焼炉、焼却炉にも適用できると共に、廃油の利用も可能であり、燃焼炉用に使えば省エネ効果としては、例えば30〜40%増大できるという結果を得ている。
本発明では、油と水を超微細化状態で混合してエマルジョン燃料を製造し、燃費の向上、排ガスのクリーン化に資することができる。
本発明のエマルジョン燃料を製造するために用いられる、微細化・混合手段としては、例えば水と可燃性油の一次混合液を加圧して、1個又は2個以上のオリフィスで生じる乱流によるキャビテーション効果で微細化・混合させる装置を挙げることができる。
また、微細化・混合手段としては、水と可燃性油の一次混合液を、加圧して、流速50m/s以上の流速でポンプ中を流し、それを直径500μm以下の孔が多数存在する壁体の孔の中を加速させて通し、液流同士の乱流によるキャビテーション効果により微細化・混合する装置を挙げることができる。
さらに、好ましいエマルジョン燃料の製造方法としては、可燃性油100容量部に対して水10.0〜150.0容量部(より好ましくは水25.0〜120.0容量部)を加えながら、水と可燃性油を一次混合する水−可燃性油一次混合手段と、前記一次混合手段で得られた水−可燃性油系一次混合物を微細化・混合して微粒子状態にし、水又は可燃性油の平均粒径が1000nm以下のエマルジョン燃料とする微細化・混合手段を用いることである。
好ましくは可燃性油100容量部に対して水25.0〜120.0容量部を加えつつ「ナノマイザー」(:商品名、吉田機械興業株式会社製の液体試料中に分散された一次混合液を微細化・混合する装置)に導入して、水・可燃性油の一次混合液を微細化・混合して、水・可燃性油の超微細粒子を含む混合物からなるエマルジョン燃料を製造する。
例えば、ナノマイザー内の、プランジャーで一次混合液を加圧して、流速100m/s以上の流速でポンプ中を流し、次いで100μm程度の溝(細孔)が直交して存在する2枚の円盤の溝(細孔)の中を加速された一次混合液が通過し、液流同士を衝突させて微細化・混合する。
以上にしたがい、水・可燃性油混合液をナノマイザーの200μm以下のオリフィス孔を高圧で何段も通すことにより、狭いオリフィスを通過するときに乱流を生じ、その乱流効果によりナノレベル級の強力な撹拌作用が生じる。
その結果、水(又は油)がナノレベル(例えば水の平均粒径が200〜700nm)に細分化され、それが油の中に拡散して(W/O型エマルジョンとなり)安定化する。
また、本発明では、水であればいかなる種類のものであっても使用できるが、使用する水の還元電位を下げることが好ましい。水の還元方法は特に限定されないが、工業的には電解による方法が好ましい。他に薬品による方法、電気石など鉱石による方法もある。
電解による方法の電解時には、陰極に水素、陽極に酸素が発生するが、還元の際は、酸素は不要なので隔膜で外に出すか、陽極板と反応させて固定する。そのときの極板は亜鉛やマグネシウム又はその合金が使われる。
水の還元電位は−100mv以下、出来れば−300mv以下が好ましい。
水と油が混ざりにくいのは水の表面張力が大きいためで、還元電位を下げると表面張力が下がり油と混ざりやすくなる。
また温度を上げるとクラスターも小さくなり粘度も下がるので油と混ざりやすくなる。
この様に水の還元電位を−100mv以下、好ましくは−300mv〜−700mvに下げ、温度を50℃以上、好ましくは70〜90℃に上げた水に、可燃性油を加え、この油と水をナノレベルの超微粒子状態に微細化・混合する場合には、水の還元電位、温度、ナノマイザーの圧力などのファクターの調整が関係するあるが、これらは相対的なもので例えば還元電位が低くなれば、ナノマイザーの圧力は比較的低くて済むなどの関係がある。
本実施例では、デンヨー社製のディーゼル発電機13ESY型を使用して、排ガス中の窒素酸化物濃度及び酸素濃度を連続して測定するとともに、単位重油当たりの発電量を測定し、本発明のエマルジョン燃料による発電効率を測定した。
本発明のエマルジョン燃料としては、特A重油75wt%、水24.7wt%、乳化剤0.3wt%の組成のものを製造し使用した。このエマルジョン燃料は、A−重油8.33リットルに水2.50リットル及び乳化剤0.04リットル(重油100容量部:水29.7容量部:乳化剤0.5容量部)を加えて手動撹拌により一時撹拌した後、圧力3MPでナノマイザー装置を通し微細化・混合して製造した。エマルジョン燃料中の水の平均粒径は約300〜500nmであった。
本発明のエマルジョン燃料及びA重油単独(比較例)を燃料として上記ディーゼル発電機を連続して運転して、排ガス中のNOx濃度及び発電量を測定した。排ガス中のNOx濃度及びO2濃度は発電機出口煙道で連続して測定した。
本発明のエマルジョン燃料を使用した排ガスの測定結果を表1に示し、特A重油を単独で燃料とした排ガスの測定結果を表2に示す。本発明のエマルジョン燃料を使用した場合は、エンジン排ガス中のNOx濃度の平均値は193ppmであるのに対し、重油単独で燃料とした場合にはNOx濃度の平均値は369ppmであり、本発明の燃料により、排ガス中のNOxの濃度を大きく低下させることが可能であることが解った。
また、本実施例における発電結果を表3に示す。ジーゼル発電機の単位重油当たりの発電量は、本発明のエマルジョン燃料を使用すると3.33KWH/Kgとなり、重油単独を燃料とすると2.73KWH/Kgとなり、本発明のエマルジョン燃料では約22%発電量が増加し、本発明のエマルジョン燃料の発電効率が向上したことが実証された。
本願発明の他の実施例と比較例について説明する。
まず、水(水道水)8リットルを70℃に加熱し、これを株式会社環境還元研究所製風呂水用還元装置を使い、酸化還元電位を−114mvに還元した。
その還元水1.96リットルにA−重油5.88リットル及び乳化剤160ccを加え、手動撹拌により一次撹拌した後、圧力3MPでナノマイザー装置を通し微細化・混合して本発明によるエマルジョン燃料を製造した。得られた各エマルジョン燃料はW/O型エマルジョンであり、エマルジョン中の水の平均粒径は300〜500nmであった。
得られた本発明によるエマルジョン燃料は試料2とし、試料3は試料2と同様に製作した混合液を8MPでナノマイザーを通した本発明によるエマルジョン燃料とした。
また、試料1は比較例のA−重油、試料4は比較例の軽油、試料5及び6は試料2及び3と同様処理であるが、A−重油の代わりに軽油を使った本発明によるエマルジョン燃料である。
(試料5は圧力3MP、試料6は圧力8MPでそれぞれナノマイザーを通し微細化混合した)。
各試験試料の詳細を次ぎに列記する。
〔エンジン特性試験に使用したエマルジョン燃料及び比較用のA−重油、軽油〕
試料1:A−重油100%(比較用)
試料2:A−重油73.5%、還元水24.5%、活性剤2% ナノマイザー3MP処理(エマルジョン燃料)
試料3:A−重油73.5%、還元水24.5%、活性剤2% ナノマイザー8MP処理(エマルジョン燃料)
試料4:軽油100%(比較用)
試料5:軽油73.5%、還元水24.5%、活性剤2% ナノマイザー3MP処理(エマルジョン燃料)
試料6:軽油73.5%、還元水24.5%、活性剤2% ナノマイザー8MP処理(エマルジョン燃料)
上記各試料を用いてエンジンで燃焼試験した結果を表4〜表6及び図1〜図4に示す。その結果、いずれのエンジン回転数においても、本発明のエマルジョン燃料を使用することにより燃料消費量が大幅に低減していることが分かった。また、出力及びトルクの値は、重油又は軽油を単独で使用した場合と同等の値を示した。
表4は、エンジン回転数が1000rpmの場合の試験結果であり、表5は、エンジン回転数が1400〜2200rpmの場合の試験結果であり、表6は、エンジン回転数が2700rpmの場合の試験結果である。
また、図1は、試料1(比較例燃料)と試料2(本願発明のエマルジョン燃料)を使用したエンジン試験結果、図2は、試料1(比較例燃料)と試料3(本願発明のエマルジョン燃料)を使用したエンジン試験結果、図3は、試料4(比較例燃料)と試料5(本願発明のエマルジョン燃料)を使用したエンジン試験結果、図4は、試料4(比較例燃料)と試料6(本願発明のエマルジョン燃料)を使用したエンジン試験結果を示すグラフ図である。
本発明の次の二種類のエマルジョン燃料を製造して燃焼試験を行った。エマルジョン燃料の水として水道水を使用して還元処理を行わなかった。製造したエマルジョン燃料中の水の平均粒径は約300〜500nmの範囲であった。
(1)特A重油75wt%、水24wt%、乳化剤1.0wt%からなるエマルジョン燃料:A−重油8.33リットルに水2.4リットル及び乳化剤0.12リットル(重油100容量部:水28.8容量部:乳化剤1.4容量部)を圧力8MPデナノマイザーで微細化・混合して製造
(2)特A重油80wt%、水19wt%、乳化剤1.0wt%からなるエマルジョン燃料:A−重油8.8リットルに水1.9リットル及び乳化剤0.12リットル(重油100容量部:水21.6容量部:乳化剤1.4容量部)を圧力8MPでナノマイザーで微細化・混合して製造
上記エマルジョン燃料(1)、(2)及びA重油を、ボイラーに噴霧し燃焼させた。 ボイラーとしては、日本サーモエナ製のGS41A、46.5Kw、給湯能力10〜80℃、缶水量480L,燃料消費量5.4リットル/Hを使用した。燃料の燃焼により発生した発熱量は、ボイラー内の缶水480Lの上昇温度を測定し、これを熱量(Kcal)に換算した。
上記のA重油を80%と75%含む本発明のエマルジョン燃料を燃料として使用したボイラー燃焼試験の結果を表7に、A重油単独で燃料とした比較例の試験結果を表8に示した。表8における「比率」の項目における数値は、A重油を燃焼することにより発生した単位重油当たりの発熱量の平均値を100とした場合の、本発明のエマルジョン燃料の燃焼発熱量を換算して示したものである。これにより、本発明の水を19〜24wt%含有するエマルジョン燃料の燃焼発熱量は、重油単独の場合と比較して、約10%増加することが分かった。
上記各試料の燃焼試験結果から以下のことが解った。
1.全ての試料燃料において、全負荷運転での性能に大きな変化は見られない。
2.エマルジョン燃料でのスモークは大きく改善された。
3.可燃性油のみの使用で発揮される出力、トルクを得るのに、本願発明のエマルジョン燃料を使用すると、可燃性油の消費量(使用量)は約25%削減できた。
4.エマルジョン燃料での軽負荷時に性能が低下した。排気温度も低下した。
すなわち、A−重油、軽油に24.5%の水を添加した本願発明のエマルジョン燃料は、2,200rpmまでほとんどA−重油、軽油100%と変わらない特性を示した。このことは驚異的に優れた性能である。
しかし、2,600rpm以上では失火が起こるようであり、したがって、例えば船に本願発明のエマルジョン燃料を使用する場合、港では軽油を使い港外でエマルジョン燃料に切り替えて使用すると良いものと考えられる。
本願発明に係るエマルジョン燃料及び他の燃料を用いた動力用エンジン燃料試験結果を示すグラフ図。 本願発明に係るエマルジョン燃料及び他の燃料を用いた動力用エンジン燃料試験結果を示すグラフ図。 本願発明に係るエマルジョン燃料及び他の燃料を用いた動力用エンジン燃料試験結果を示すグラフ図。 本願発明に係るエマルジョン燃料及び他の燃料を用いた動力用エンジン燃料試験結果を示すグラフ図。

Claims (15)

  1. 可燃性油100容量部に対して水10.0〜150.0容量部を加えながら、微細化・混合手段で水と可燃性油を微細化・混合し、水又は可燃性油の平均粒径が1000nm以下のエマルジョン燃料とすることを特徴とするエマルジョン燃料の製造方法。
  2. 微細化・混合手段で水と可燃性油を微細化・混合し、水又は可燃性油の平均粒径が200〜700nmのエマルジョン燃料とすることを特徴とする請求項1記載のエマルジョン燃料の製造方法。
  3. 水の還元電位を−100mv以下となし、それに可燃性油を添加して微細化・混合手段で水と可燃性油を微細化・混合し、水又は可燃性油の平均粒径が200〜700nmのエマルジョン燃料とすることを特徴とする請求項1記載のエマルジョン燃料の製造方法。
  4. 水が飲料用上水、雨水、生活排水、有機廃水、工業廃水又は畜産廃水から選ばれるいずれか1つ又は2以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のエマルジョン燃料の製造方法。
  5. 可燃性油が重油、軽油、灯油、揮発油等の石油類、工業廃油、天麩羅油、大豆油、ごま油等の食用油から選ばれるいずれか1種又は2種以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のエマルジョン燃料の製造方法。
  6. 可燃性油又は水あるいは可燃性油及び水が、PCB類又はダイオキシン類あるいはPCB類及びダイオキシン類を含むものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のエマルジョン燃料の製造方法。
  7. 微細化・混合手段が、水と可燃性油の一次混合液を加圧して、1個又は2個以上のオリフィスで生じる乱流によるキャビテーション効果で微細化・混合させる装置であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のエマルジョン燃料の製造方法。
  8. 微細化・混合手段が、水と可燃性油の一次混合液を、加圧して、流速50m/s以上の流速でポンプ中を流し、それを直径500μm以下の孔が多数存在する壁体の孔の中を加速させて通し、液流同士の乱流によるキャビテーション効果により微細化・混合する装置であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のエマルジョン燃料の製造方法。
  9. 可燃性油100容量部に対して水10.0〜150.0容量部を加えながら、水と可燃性油を一次混合する水−可燃性油一次混合手段と、前記一次混合手段で得られた水−可燃性油系一次混合物を微細化・混合して微粒子状態にして、水又は可燃性油の平均粒径が1000nm以下のエマルジョン燃料とする微細化・混合手段とからなることを特徴とするエマルジョン燃料の製造装置。
  10. 微細化・混合手段が、一次混合手段で得られた水−可燃性油系一次混合物を微細化・混合して微粒子状態にして、水又は可燃性油の平均粒径が200〜700nmのエマルジョン燃料とするものであることを特徴とする請求項9記載のエマルジョン燃料の製造装置。
  11. 採用される水の還元電位が−100mv以下であることを特徴とする請求項9又は10記載のエマルジョン燃料の製造装置。
  12. 微細化・混合手段が、水−可燃性油系一次混合液を、加圧して1個又は2個以上の小孔を通し、オリフィスで生じる乱流によるキャビテーション効果により微細化・混合させる装置からなることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載のエマルジョン燃料の製造装置。
  13. 微細化・混合手段が、水−可燃性油系一次混合液を、加圧して、流速50m/s以上の流速でポンプ中を流し、それを直径200μm以下の孔が多数存在する壁体の孔の中を加速させて通し、同液流同士のオリフィスによる乱流によりキャビテーションを起こして微細化・混合する装置からなることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載のエマルジョン燃料の製造装置。
  14. 可燃性油100容量部に水10.0〜150.0容量部が微細化・混合手段により混合されてなるエマルジョン燃料であって、かつ前記エマルジョン燃料中の水又は可燃性油の平均粒径が1000nm以下であることを特徴とするエマルジョン燃料。
  15. エマルジョン燃料中の水又は可燃性油の平均粒径が200〜700nmであることを特徴とする請求項14に記載のエマルジョン燃料。
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