JP2008054914A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技処理の効率を向上させる。
【解決手段】遊技機の外部から付与される異常な作用を検出する遊技異常検出部と、遊技関連制御装置とは別個に備えられ、遊技関連制御装置からの異常報知指令によって報知装置を制御して、異常報知を行う報知関連制御装置と、を備え、前記報知関連制御装置は、前記遊技異常検出部からの信号を、前記遊技関連制御装置を経由せずに受信し、前記報知関連制御装置は、前記遊技異常検出部からの入力信号と、前記遊技関連制御装置からの異常報知指令信号と、に基づいて、前記報知装置によって報知される異常の内容を決定する報知制御手段を備える。
【選択図】図5

Description

この発明は遊技機に関し、特に、異常発生や不正行為を報知する機能を有する遊技機に関する。
遊技を中断させることなく、不正行為によって遊技店側が不利益を被ることを抑制できる遊技機の提供を目的とする遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載された遊技機では、可変表示器で、始動入賞口への遊技球の入賞に基づく図柄組み合わせゲームが行われ、図柄組み合わせゲームにあわせて、各種ランプ、及びスピーカでは、遊技演出が行われる。図柄組み合わせゲームが開始してから不正入賞が行われると、エラー報知タイマに時間が設定され、エラー報知が行われる。このとき、RAMに設定されている演出用ランプデータは、エラー報知用ランプデータに書換えられると共に、エラー報知用音声データが設定され音出力フラグが解除されるため、各種ランプ及びスピーカでは、発光演出及び音声演出よりもエラー報知が優先して行われる。一方で、可変表示器では、図柄組み合わせゲームが継続実行される。
また、異常状態を早期に解決することを目的とした遊技機であって、ゲームを実行するための主制御部から独立する基板上に、表示制御専用の副制御部を搭載し、主制御部のメインCPUは、異常検知用のセンサからの入力信号を受けて機体で発生した異常の種類を判別し、その判別結果に応じた固有のエラーコードを副制御部に伝送する遊技機が知られている(例えば、特許文献2参照。)。この特許文献2に記載された遊技機では、各種の異常について、それぞれそのエラーコードに対応させて、異常の発生原因及び異常の解除方法に関する表示情報が格納されており、液晶コントローラは、サブCPUの制御下において、メインCPUから伝送されたエラーコードに対応する表示情報をROMから読み出して、液晶パネルに表示させる。
また、不正が行われても遊技場運営側に不利益にならないようにすることを目的として、振動検出センサによって振動検出が行われた場合、主制御部が遊技球検出手段の検出結果を無効(有効なものでなくする)にして、不正行為が行われた際にも遊技場運営側に不利益にならないようにする遊技機も知られている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2005−65824号公報 特開2000−308708号公報 特開2002−901号公報
前述した特許文献1に記載されている従来の遊技機は、遊技中に不正行為が行われても遊技を中断せずに報知のみを行っているので、プログラムの処理は簡素化されるという利点がある。また、正常に遊技を行っているにも拘らず、遊技機が誤って不正行為を検出した場合でも、遊技を止めないので、遊技者と遊技店との間でトラブルが生じにくい。従って、不正行為に対しては警告を発する報知をすることに留めて、不正行為をやりにくい環境を形成することによって、遊技機のプログラムの簡素化を促進し、遊技店での運用にも適した遊技機となっている。
また、特許文献1に記載されている従来の遊技機は、不正行為発生時にはランプ等で報知するのみである。そこで、特許文献1に記載された従来技術と特許文献2に記載された従来技術と組み合わせることによって、画像を用いて分かりやすく異常を報知することも可能となる。例えば、特許文献2に記載された従来技術のように、主制御部31で不正行為を検出したときに、主制御部31から副制御部33へ不正行為を通知し、副制御部33の制御によって画像を用いた異常報知を行うことが可能となる。さらに、特許文献3に記載された従来技術のように、遊技機に与えられた振動を検出すると不正行為があったものとして報知する構成を、特許文献2に記載された従来技術へ導入する場合であっても、特許文献2に記載された従来技術にある主制御部31で振動を検出したときに、主制御部31から副制御部33へ不正行為を通知して画像によよって報知する構成が考えられる。
従って、不正行為を検出して画像を用いて分かりやすく報知をするためには、不正行為を検出するセンサの入力を主制御部31へ入力し、主制御部31にて不正行為を検出した場合に副制御部33へ不正行為を通知して、画像を用いて報知することが容易に考えられる。よって、特許文献3に記載された従来技術のように、遊技機に与えられた不正な振動を検出して報知する機能を設ける場合に、振動を検出するセンサからの出力信号を主制御部31へ入力し、主制御部31がセンサからの信号を検出した場合に、副制御部33へ不正行為を通知して、画像により報知を行えばよい。
しかし、振動検出センサは遊技制御に不要なセンサであるため、主制御部31が振動検出センサから出力された信号を処理することは、主制御部31の処理負担を増加させる。従って、遊技制御に必須のセンサと、不正防止のみを目的としたセンサとの住み分けが重要となる。また、遊技者や係員に分かりやすく報知することも要求される。
そこで、本発明は、遊技制御を行う主制御部と、報知制御を行う副制御部とを別に備えた遊技機において、処理効率の観点から、遊技制御に必要なセンサと不正防止を目的としたセンサとを、適切に主制御部及び副制御部に接続したうえで、遊技者や係員にも分かりやすく異常を報知する遊技機を提供することを目的とする。
第1の発明は、遊技領域に設けられ遊技の結果を定める遊技装置と、前記遊技の進行を制御するための信号を出力する遊技制御入力部と、前記遊技制御入力部から出力された信号に基づいて、前記遊技装置を作動させて遊技制御を行う遊技制御手段を備えた遊技関連制御装置と、所定の異常を報知する報知装置と、を備えた遊技機において、当該遊技機の外部から付与される異常な作用を検出する遊技異常検出部と、前記遊技関連制御装置とは別個に備えられ、前記遊技関連制御装置からの異常報知指令によって前記報知装置を制御して、異常報知を行う報知関連制御装置と、を備え、前記遊技制御入力部は、前記遊技装置の作動開始条件となる信号を出力し、前記報知関連制御装置は、前記遊技異常検出部からの信号を、前記遊技関連制御装置を経由せずに受信し、前記報知関連制御装置は、前記遊技異常検出部からの入力信号と、前記遊技関連制御装置からの異常報知指令信号と、に基づいて、前記報知装置によって報知される異常の内容を決定する報知制御手段を備える。
第2の発明は、第1の発明において、遊技球を遊技領域に発射することによって遊技が行われ、前記遊技関連制御装置は、前記遊技領域に発射された遊技球が所定の入賞領域に入賞することに基づいて遊技制御を行い、前記遊技制御入力部は、前記入賞領域に入賞した遊技球を検出すると球検出信号を出力し、前記遊技異常検出部は、振動、磁気及び電磁波の少なくとも一つを検出し、前記報知制御手段は、前記遊技異常検出部によって異常の発生が検出された場合に、前記報知装置による報知を開始し、その後、該遊技異常検出部によって異常の解除が検出されると、該異常の解除の検出から一定時間経過後に報知を停止する時間限定異常報知を行う時間限定異常報知手段を備える。
第3の発明は、第2の発明において、前記遊技制御の結果に基づいて賞球の排出を制御する賞球排出制御手段と、前記賞球の排出に関連する異常であって、所定の異常解除操作が必要な賞球排出異常を検出する賞球排出異常検出手段と、を備え、前記賞球排出制御手段は、前記賞球排出異常検出手段によって異常が検出された場合には、賞球の排出を停止し、前記遊技制御手段は、前記賞球排出異常検出手段によって異常が検出されても遊技制御を継続し、前記報知制御手段は、前記賞球排出異常検出手段によって検出された異常を、賞球排出異常として前記報知装置により報知する賞球排出異常報知手段を備え、前記時間限定異常報知手段は、前記賞球排出異常報知より優先して、前記時間限定異常報知を行い、前記賞球排出異常報知手段は、前記時間限定異常報知が終了すると、前記賞球排出異常報知を再開する。
第4の発明は、第2又は3の発明において、前記遊技関連制御装置は、異常状態を解除するために所定の異常解除操作が必要な遊技継続異常を、前記遊技制御入力部から出力された信号に基づいて検出する遊技継続異常検出手段を備え、前記遊技制御手段は、前記遊技継続異常検出手段によって異常が検出された場合には、前記遊技制御を中断し、前記報知制御手段は、前記遊技継続異常検出手段によって検出された異常を、遊技継続異常報知として前記報知装置により報知する遊技継続異常報知手段を備え、前記時間限定異常報知手段は、前記遊技継続異常報知が行われている間は、前記時間限定異常報知を行わない。
第5の発明は、第2から4の発明において、当該遊技機の前面側に開閉可能に設けられ、前面から前記遊技領域が視認可能な扉部材と、前記扉部材の開放を検出する扉部材開放検出手段と、を備え、前記報知制御手段は、前記扉部材開放検出手段によって検出された扉部材の開放を、扉部材開放状態報知として前記報知装置により報知する扉部材開放状態報知手段を備え、前記時間限定異常報知手段は、扉部材開放状態報知が行われている間は、時間限定異常報知を行わない。
第6の発明は、第2から5の発明において、前記報知制御手段は、所定の異常解除操作が必要な要解除操作異常の発生を検出する要解除操作異常判定手段と、前記要解除操作異常判定手段によって検出された要解除操作異常を、要解除操作異常報知として前記報知装置により報知する要解除操作異常報知手段と、を備え、前記時間限定異常報知手段は、前記要解除操作異常報知より優先して、前記時間限定異常報知を行い、前記要解除操作異常報知手段は、前記時間限定異常報知が終了すると、前記要解除操作異常報知を再開する。
第1の発明では、遊技領域に設けられ遊技の結果を定める遊技装置と、前記遊技の進行を制御するための信号を出力する遊技制御入力部と、前記遊技制御入力部から出力された信号に基づいて、前記遊技装置を作動させて遊技制御を行う遊技制御手段を備えた遊技関連制御装置と、所定の異常を報知する報知装置と、を備えた遊技機において、当該遊技機の外部から付与される異常な作用を検出する遊技異常検出部と、前記遊技関連制御装置とは別個に備えられ、前記遊技関連制御装置からの異常報知指令によって前記報知装置を制御して、異常報知を行う報知関連制御装置と、を備え、前記遊技制御入力部は、前記遊技装置の作動開始条件となる信号を出力し、前記報知関連制御装置は、前記遊技異常検出部からの信号を、前記遊技関連制御装置を経由せずに受信し、前記報知関連制御装置は、前記遊技異常検出部からの入力信号と、前記遊技関連制御装置からの異常報知指令信号と、に基づいて、前記報知装置によって報知される異常の内容を決定する報知制御手段を備えるので、遊技関連制御装置は遊技制御に専念することができる。また、異常報知の処理と、本来は遊技制御に必要のない異常検出の処理と、を報知関連制御装置が担当するように処理負担を複数の制御装置に分散させて、効率のよい制御が可能となる。さらに、複数の異常が発生しても、報知関連制御装置、異常の重要性に応じて優先順位が決定されるように一元的に管理して異常報知処理をするので、分かりやすい報知を行うことが可能となる。
第2の発明では、遊技球を遊技領域に発射することによって遊技が行われ、前記遊技関連制御装置は、前記遊技領域に発射された遊技球が所定の入賞領域に入賞することに基づいて遊技制御を行い、前記遊技制御入力部は、前記入賞領域に入賞した遊技球を検出すると球検出信号を出力し、前記遊技異常検出部は、振動、磁気及び電磁波の少なくとも一つを検出し、前記報知制御手段は、前記遊技異常検出部によって異常の発生が検出された場合に、前記報知装置による報知を開始し、その後、該遊技異常検出部によって異常の解除が検出されると、該異常の解除の検出から一定時間経過後に報知を停止する時間限定異常報知を行う時間限定異常報知手段を備えるので、遊技球の処理として本来は必要のない異常検出の処理を報知関連制御装置に一任して、遊技関連制御装置は遊技球を検出する処理と遊技制御に専念することができる。このため、遊技異常検出部による異常検出に対しては特に処理を行う必要がないので、遊技球を用いた遊技機において効率のよい制御が可能となる。
第3の発明では、前記遊技制御の結果に基づいて賞球の排出を制御する賞球排出制御手段と、前記賞球の排出に関連する異常であって、所定の異常解除操作が必要な賞球排出異常を検出する賞球排出異常検出手段と、を備え、前記賞球排出制御手段は、前記賞球排出異常検出手段によって異常が検出された場合には、賞球の排出を停止し、前記遊技制御手段は、前記賞球排出異常検出手段によって異常が検出されても遊技制御を継続し、前記報知制御手段は、前記賞球排出異常検出手段によって検出された異常を、賞球排出異常として前記報知装置により報知する賞球排出異常報知手段を備え、前記時間限定異常報知手段は、前記賞球排出異常報知より優先して、前記時間限定異常報知を行い、前記賞球排出異常報知手段は、前記時間限定異常報知が終了すると、前記賞球排出異常報知を再開するので、賞球排出異常報知中でも遊技制御が継続されるので、当該遊技機の外部から付与される異常な作用による不正行為を防止させることができる。
第4の発明では、前記遊技関連制御装置は、異常状態を解除するために所定の異常解除操作が必要な遊技継続異常を、前記遊技制御入力部から出力された信号に基づいて検出する遊技継続異常検出手段を備え、前記遊技制御手段は、前記遊技継続異常検出手段によって異常が検出された場合には、前記遊技制御を中断し、前記報知制御手段は、前記遊技継続異常検出手段によって検出された異常を、遊技継続異常報知として前記報知装置により報知する遊技継続異常報知手段を備え、前記時間限定異常報知手段は、前記遊技継続異常報知が行われている間は、前記時間限定異常報知を行わないので、遊技制御が中断されている間に、無意味な報知が行われないように制御することができる。
第5の発明では、当該遊技機の前面側に開閉可能に設けられ、前面から前記遊技領域が視認可能な扉部材と、前記扉部材の開放を検出する扉部材開放検出手段と、を備え、前記報知制御手段は、前記扉部材開放検出手段によって検出された扉部材の開放を、扉部材開放状態報知として前記報知装置により報知する扉部材開放状態報知手段を備え、前記時間限定異常報知手段は、扉部材開放状態報知が行われている間は、時間限定異常報知を行わないので、遊技装置に関わる作業を行っている最中に、作業の支障となる報知が行われないように制御することができる。
第6の発明では、前記報知制御手段は、所定の異常解除操作が必要な要解除操作異常の発生を検出する要解除操作異常判定手段と、前記要解除操作異常判定手段によって検出された要解除操作異常を、要解除操作異常報知として前記報知装置により報知する要解除操作異常報知手段と、を備え、前記時間限定異常報知手段は、前記要解除操作異常報知より優先して、前記時間限定異常報知を行い、前記要解除操作異常報知手段は、前記時間限定異常報知が終了すると、前記要解除操作異常報知を再開するので、時間限定異常報知と要解除操作異常報知が同時に発生しても、的確な順序で報知することができる。
以下、本発明をパチンコ装置に適用した実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
A.パチンコ装置の構造
まず、図1〜図4を参照して、本実施の形態のパチンコ装置の構造について説明する。図1は、第1の実施の形態のパチンコ機2の正面側斜視図であり、図2は、第1の実施の形態の遊技盤10の正面図であり、図3は、第1の実施の形態の遊技盤10の裏面図であり、図4は、第1の実施の形態のガラス枠13を開けた状態のパチンコ機2の正面側斜視図である。
本実施の形態のパチンコ装置は、いわゆるCR機(カードリーディング機)と称されるもので、大きく分けてパチンコ機2(遊技機本体)と、カード式球貸機(図示省略)とによって構成され、これらが対をなして設置される。カード式球貸機には、カードリーダライタが内蔵され、前面には磁気カード又はICカードなどのカードが挿入されるカード挿入口等が設けられている。
パチンコ機2は、図1等に示すように、当該パチンコ機2や前記カード式球貸機が設置される島に対して固定される外枠12(いわゆる機枠)と、この外枠12にヒンジ部20において回動可能に軸支されることによって、外枠12に対して開閉自在に取り付けられた前面枠11とを備える。
そして、前面枠11の裏面側には、遊技盤10を収納可能な遊技盤収納部材(いわゆる裏機構盤)を備える。遊技盤10は、遊技盤収納部材9に収納されて、前面枠11の裏面の上側に取り付けられる。
外枠12は、木材(合板等)よりなる帯板を、その幅方向が前後方向になるようにして四辺(上辺、底辺、左辺及び右辺)に配置し、各辺の帯板を端部位置(四隅位置)で相互に固定して連結してなる枠状の部材である。この外枠12の底部には、底辺を構成する帯板の上面と、左辺と右辺を構成する各帯板の内面に当接するように、横長の補強材が固定されている。この補強材は、外枠12の左辺部と右辺部の間に設けられた梁である。
なお、この外枠12は、上辺の左右両側と、底辺の左右両側の4箇所において、釘打ち、ネジ止め等によって、島側に強固に固定される。また、外枠12の四辺を構成する帯板や補強材は、合板等の木材よりなるものでもよいし、その他の材質(合成樹脂、アルミ等)であってもよい。
前面枠11には、図1等に示すように、その前面上側を覆うようにガラス枠13が開閉自在に取付けられている。なお、このガラス枠13によって保持されるガラス板14を介して、遊技盤10の後述する遊技領域33が前面から視認可能となっている。なお、ガラス板14は、光を透過する部材であればよく、例えば、透明の合成樹脂板でもよい。
ガラス枠13は、図4等に示すヒンジ部22において前面枠11に開閉可能に軸支されている。ガラス枠13の裏面にはガラス開放センサ59(図4、図5参照)が設けられる。ガラス枠13を前面枠11から開放するとガラス開放センサ59はオンし、ガラス枠13を前面枠11に閉止するとガラス開放センサ59はオフする。また、前面枠11には図4にて図示しない内枠開放センサ58(図5参照)が設けられる。ガラス枠13が閉止された状態の前面枠11を外枠12から開放すると内枠開放センサ58はオンし、ガラス枠13が閉止された状態の前面枠11を外枠12に閉止すると内枠開放センサ58はオフする。
このガラス枠13の下側には、開閉パネル15が配置され、前面枠11に対して開閉自在に取付けられている。さらに、この開閉パネル15の下側には、操作パネル16が前面枠11に対して取り付けられている。
遊技盤10は、板状の基材10a(いわゆるベニア、図3に示す)の前面に障害釘を植設したもので、図3に示すように、その前面の略円形領域がガイドレール32で囲まれることによって遊技領域33が形成される。遊技領域33は、発射された遊技球を上方から落下させつつアウト又はセーフの判定(入賞したか否かの判定)を行う領域であり、入賞口に遊技球が入って有効にセーフとなる場合は、所定数の遊技球が開閉パネル15に設けられた上皿17に排出される(すなわち、賞球として排出される)。
また、前面枠11の開閉側(図1において右側)の縁部には、前面枠11及びガラス枠13の施錠装置(図示省略)の鍵挿入部21が設けられている。
また、ガラス枠13の下部には、カード式球貸機に貸球を排出させるための球貸スイッチ23aと、カード式球貸機にカードを排出させるためのカード返却スイッチ23bとが設けられている。
また、開閉パネル15に設けられた上皿17は、賞球として又は貸球として排出された遊技球を一時的に保持する。上皿17には、上皿17の遊技球を後述する下皿26に移す玉通路を開閉するための上皿球抜きレバー24が設けられている。
また、操作パネル16には、灰皿25と、下皿26と、下皿26に貯留された球を外部下方に抜くための下皿球抜きレバー27と、遊技球の発射操作を行う発射操作ハンドル28とが設けられている。
また、図1に示すように、ガラス枠13の左右両側や上皿17の前面には、効果音を出力するスピーカ29が設けられている。また、図1に示すように、ガラス枠13の上部には装飾ランプ18、各種異常を報知する遊技盤異常ランプ41、排出異常ランプ42及び枠開放報知ランプ43が設けられている。さらに、ガラス枠13の上部には、各種異常を報知する汎用報知ランプ44が設けられている。
本実施の形態では、遊技盤異常ランプ41、排出異常ランプ42及び枠開放報知ランプ43は用いられず、汎用報知ランプ44を用いてエラーが報知される。
また、図1に示すように、前面枠11の上部裏側には球貯留タンク19が設けられている。この球貯留タンク19には、パチンコ機2を設置する島設備側から適宜供給される遊技球が貯留され、球貯留タンク19内の遊技球が、賞球又は貸球としてパチンコ機2から排出される。
図2に示すように、遊技盤10の中央部には、ガイドレール32に囲まれた遊技領域33が形成され、遊技領域33には、パチンコ遊技に使用される様々な遊技装置が備えられている。例えば、遊技領域33のほぼ中央には画像表示装置(特別図柄表示装置)34が設けられる。遊技領域33の上方には副変動入賞装置38が設けられ、遊技領域33の下方には主変動入賞装置36が設けられる。また、遊技領域33には、遊技領域33を流下する遊技球を誘導する釘(一部のみ図示)が植設され、遊技領域33を流下する遊技球の転動方向を変化させる方向転換部材(図示省略)が設けられる。
なお、副変動入賞装置38は可動片38aの作動時に限って遊技球が入賞可能となり、入賞した遊技球は、ワープ通路(図示省略)を経由して振分装置39に導かれ、振分装置39の振分転動面39a上で転動した後に、特定入賞口39d又は一般入賞口39eに導かれる。
画像表示装置34は、例えば、LCD(液晶表示器)、CRT(ブラウン管)等で表示画面が構成されている。表示画面の画像を表示可能な領域(表示領域)には、複数の変動表示領域が設けられている。各変動表示領域には、変動表示ゲームの結果を示す識別情報(特別図柄)や、変動表示ゲームを演出するキャラクタが表示される。
遊技領域の下方左右の所定の位置には、複数の始動入賞口37が設けられる。各始動入賞口37の上方には、始動入賞口37への遊技球の流入を調整可能な釘が設けられる。
画像表示装置8の左右には、一般入賞口35が設けられる。各一般入賞口35の上方には、一般入賞口35への遊技球の流入を調整可能な釘が設けられる。
遊技盤10の右下には、変動表示ゲームの進行状態を表示する特別図柄表示器50aが設けられる。特別図柄表示器50aは、例えば、1桁の7セグメントLEDによって構成される。特別図柄表示器50aの近傍には、特別図柄始動記憶の記憶数を表示する特別図柄記憶表示器50bが設けられる。特別図柄記憶表示器50bは、例えば、4個のLEDによって構成される。
パチンコ機2の裏側には、図3に示すように、振動センサユニット80が設けられており、さらに図3では図示を略しているが、表示制御ユニット110a、遊技制御ユニット100a、発射制御ユニット150a、電源ユニット151a等(図5参照)が設けられている。
表示制御ユニット110aは、遊技盤10の裏面側に設けられ、内部に演出制御装置110(図5参照)を備える。演出制御装置110は、遊技領域33の略中央に表示部(画面)が配置される画像表示装置34(図5参照)の制御装置である。画像表示装置34は、特別図柄と呼ばれる識別情報(数字や図柄など)を複数の変動表示領域毎に変動表示したり、演出用画像を表示したりする。画像表示装置34は、カラーで静止画及び動画が表示可能な、例えば液晶ディスプレイ(LCD)であり、CRTであってもよい。
遊技制御ユニット100aは、後述する遊技制御装置100(図5参照)が内部に設けられたユニットであり、図3に示すスイッチベース100b(裏面側構成部材)をベースとして、遊技盤10の裏面側であって表示制御ユニット110aの下方に組み付けられる。ここで、スイッチベース100bは、遊技盤10に支持されるとともに、遊技盤10の裏面側下部にあって、前面側に入賞球を集合させる球集合樋(図示省略)を形成し、背面側に基板取付領域を形成する部材である。基板取付領域は、遊技制御装置100を構成する回路基板やいわゆる中継基板(図示省略)を取り付ける領域である。また、このスイッチベース100bの裏面側には、振動センサユニット80も取り付けられている(図3参照)。振動センサユニット80は、遊技盤10に加わる振動を検出するものであり、その構成は後述する。
発射制御ユニット150aは、前面枠11の裏側であって遊技盤10の下方左側に設けられ、内部に発射制御装置(図示省略)を備える。発射制御装置は、遊技領域に向けて遊技球の発射を制御する装置である。
電源ユニット151aは、前面枠11の裏側であって遊技盤10の下方位置右側に設けられ、内部に電源回路の基板(図示省略)を備える。
B.制御系の構成
次に、図5を参照して、本実施の形態のパチンコ機2の制御系統について説明する。図5は、第1の実施の形態の遊技制御装置を中心とした制御系統の主要な構成を示すブロック図である。
遊技制御装置100は、遊技の総括的制御(遊技進行の制御やそのための各被制御機器の直接的又は間接的な制御含む)を行う制御装置であり、パチンコ遊技等に必要な役物制御を行うワンチップマイコンからなる遊技用マイクロコンピュータ101(いわゆるアミューズチップ用のIC)と、入力インターフェース102と、出力インターフェース103と、双方向インターフェース105と、外部通信端子とを備える。遊技用マイコン101は、CPU、ROM及びRAMを含む。
遊技制御装置100の入力インターフェース102には、特図始動センサ51、カウントセンサ53、入賞口センサ54、流入監視センサ55、流出監視センサ56、特定入賞検出センサ57、内枠開放センサ58及びガラス枠開放センサ59からの信号が入力される。
特図始動センサ51は、遊技領域33に設けられた始動入賞口37に入賞した遊技球を1個ずつ検出するセンサである。なお、特図始動センサ51は、各始動入賞口37毎に設けられてもよい。また、複数の始動入賞口37毎に対して一つの特図始動センサ51が設けられてもよい。カウントセンサ53は、遊技領域33に設けられた主変動入賞装置36の主大入賞口に入賞した遊技球を1個ずつ検出するセンサである。
入賞口センサ54は、遊技領域33に設けられた一般入賞口35に入賞した遊技球を検出するセンサである。なお、入賞口センサ54は、各一般入賞口35毎に設けられてもよい。また、複数の一般入賞口35に対して一つの入賞口センサ54が設けられてもよい。
流入監視センサ55は、副変動入賞装置38に入賞した全ての遊技球を1個ずつ検出するセンサである。流出監視センサ56は、副変動入賞装置38に入賞した後、振分装置39の特定入賞口39d及び一般入賞口39eから排出された全ての遊技球を1個ずつ検出するセンサである。特定入賞検出センサ57は、振分装置39によって振り分けられ、特定入賞口39dに入賞した遊技球を1個ずつ検出するセンサである。また、前述したように、内枠開放センサ58は、前面枠11の開放を検出するセンサである。ガラス枠開放センサ59は、ガラス枠13の開放を検出するセンサである。
一方、遊技制御装置100の出力インターフェース103からは、変動表示ゲームの進行状態を表示する特別図柄表示器50aや、未実行の変動表示ゲーム数を表示する特別図柄記憶表示器50bや、主変動入賞装置36の主大入賞口の開閉扉を駆動する主大入賞口ソレノイド(主大入賞口SOL)72や、副変動入賞装置38に設けられた可動片38aを駆動する副大入賞口ソレノイド(副大入賞口SOL)73や、遊技店の管理装置に対して盤用外部情報(例えば、大当り信号等)を送信するための盤用外部情報端子74に信号が出力される。
また、双方向インターフェース105からは、排出制御装置200に対して、賞球データ等の信号が出力される。すなわち、遊技制御装置100は、遊技盤10の各入賞口に対して設けられた特図始動センサ51、カウントセンサ53、又は入賞口センサ54によって遊技球の入賞が検出されると、入賞口の入賞価値に対応して予め設定された賞球数の情報(賞球データ)を、排出制御装置200へ送信する。そして、排出制御装置200では、受信した賞球データに応じた数の賞球を排出する賞球排出制御を行う。
さらに、双方向インターフェース105には、排出制御装置200に入力されれた各種センサ(リセットスイッチ61、半端センサ62、オーバーフローセンサ63、排出球検出センサ64)による検出結果が遊技制御装置100に伝達される。
排出制御装置200は、賞球排出装置250からの遊技球の排出を制御する制御装置であり、遊技制御装置100から送信される賞球指令信号に基づいて賞球排出装置250を制御する。また、カード球貸ユニット(図示省略)からの貸球要求信号に基づいて、賞球排出装置250の動作を制御し貸球を排出させる。
排出制御装置200は、図5に示すように、CPU、ROM及びRAMを含むワンチップマイクロコンピュータ201、入力インターフェース202、双方向インターフェース203及び出力インターフェース205から構成される。入力インターフェース202には、リセットスイッチ61、半端センサ62、オーバーフローセンサ63、排出球検出センサ64からの信号が入力される。
リセットスイッチ61は、CPUの動作を停止し、初期化を実行させるための信号を生成するスイッチである。半端センサ62は、球貯留タンク19への遊技球の供給が不十分であることを検出するセンサである。オーバーフローセンサ63は、賞球排出装置250によって上皿17に排出された遊技球が貯留過多となったことを検出するセンサである。排出球検出センサ64は、賞球排出装置250から排出された遊技球を1個ずつ検出するセンサである。
また、出力インターフェース103からは、画像表示装置34等を制御する演出制御装置110に対して、制御情報(表示制御コマンド)が送信される。
演出制御装置110は、画像表示装置34の画像表示制御等を実行する制御装置であり、CPU111を含むマイクロコンピュータよりなり、遊技制御装置100から送信される制御情報に基づいて画像表示装置34などを制御する。例えば、変動表示ゲームを実行する際には、遊技制御装置100から停止図柄の組み合わせ(結果態様)のデータと、変動時間のデータとを含む表示制御信号が送信される。演出制御装置110は、この停止態様と変動時間を満足する変動態様を選択して、画像表示装置34に特別図柄(識別情報)を変動表示させて最終的に特定の図柄の組み合わせ(結果態様)を導出表示する変動表示ゲームを行う。
なお、演出制御装置110の制御で実際に実施される特別図柄の変動表示の態様(変動態様)は、遊技制御装置100からの表示制御信号によって一義的に決定されてもよいが、上記表示制御信号で与えられた条件の範囲で、演出制御装置110が乱数抽出などによって変動態様を最終的に選択してもよい。
演出制御装置110は、図5に示すように、CPU111、制御用プログラムや不変のデータを記憶する制御ROM112、CPU111の作業領域を提供したり遊技制御装置100から送信される制御情報を記憶するRAM113、通信インターフェース115、画像表示装置34を表示駆動するGDP(グラフィックディスプレイプロセッサ)116、画像や文字等の表示データを格納した画像ROM117、入力インターフェース118から構成される。
演出制御装置110の入力インターフェース118には、磁気検出センサ46、電波検出センサ47及び振動検出センサ83からの信号が入力される。
磁気検出センサ46は、パチンコ機2に加えられる磁力を検出する。例えば、遊技者が遊技球を不正に動かす意図を持って磁石をパチンコ機2に近づけると、磁気検出センサ46から、磁気検出信号が出力される。電波検出センサ47は、パチンコ機2に加えられる電磁波を検出する。例えば、遊技者が遊技球を誤動作させる意図を持って電磁波発生装置をパチンコ機2に近づけると、電波検出センサ47から、電波検出信号が出力される。
振動検出センサ83は、遊技盤10に取り付けられた振動センサユニット80に備えられ、パチンコ機2に加えられた振動を検出するセンサである。演出制御装置110は、振動センサ83から出力される信号に基づいてパチンコ機2に加えられた振動を判定し、パチンコ機2に対する不正の有無を判定する。
演出制御装置110には、遊技制御装置100から入力インターフェース118を介して表示制御信号が入力されると、演出制御装置110は以下のように表示制御を行う。まず、入力インターフェース118からCPU111に対して受信割込がかかり、これに応じてCPU111は表示制御信号を受信して、受信した表示制御信号をRAM113に格納する。そして、CPU111は、受信した表示制御信号を解析する。例えば、特別図柄の変動表示の場合であれば、受信した表示制御信号に含まれる結果態様や変動時間の情報に基づいて、変動表示の内容を決定し、その変動表示を実現する表示データ(表示する図柄のコードや表示位置データやスクロールなどのコマンド等よりなるデータ)を生成してRAM113に格納する。
次いでGDP116は、RAM113に格納された表示データを読み出す。すなわち、表示される特別図柄や演出図柄やキャラクタのコードに対応して画像ROM117に格納されているキャラクタフォントデータを読み出し、表示位置データ等に従って表示すべき画像データ(背景画像含む)を生成してGDP内のビデオRAMの表示画像格納領域に格納する。
その後、GDP116は、前記表示画像格納領域から画像データを読み出して画像表示装置34の表示駆動信号を形成する。これによって、画像表示装置34の画面上に所定の表示が行われる。
また、演出制御装置110は、スピーカ29から所定の効果音が発せられるように、所定の音響信号をスピーカ29に出力する。さらに、演出制御装置110は、各種ランプ類(例えば、装飾ランプ18、汎用報知ランプ44)の点灯も制御する。
C.遊技の進行
次に、本実施の形態のパチンコ機2における遊技の進行について説明する。
本実施の形態のパチンコ機では、打球発射装置(図示省略)から遊技領域に向けて遊技球(パチンコ球)が打ち出されることによって遊技が行われる。打ち出された遊技球は、遊技領域内の各所に設けられた風車等の方向転換部材(図示省略)によって転動方向を変えながら遊技領域を流下し、副変動入賞装置38、一般入賞口35、始動入賞口37又は主変動入賞装置36に入賞するか、遊技領域の最下部に設けられたアウト口から排出される。
一般入賞口35へ入賞した遊技球は、入賞口センサ54によって検出される。始動入賞口37へ入賞した遊技球は、特別図柄始動センサ51によって検出される。主変動入賞装置36へ入賞した遊技球は、カウントセンサ53によって検出される。副変動入賞装置38へ入賞した遊技球は、流入監視センサ55によって検出される。
一般入賞口35、主変動入賞装置36、始動入賞口37に遊技球が入賞すると、入賞した入賞口の種類に応じた数の賞球が賞球排出装置250から、遊技盤6の下方に設けられた下皿26に排出される。
遊技球が始動入賞口37へ入賞すると、入賞した遊技球は特別図柄始動センサ51によって検出される。そして、特別図柄始動センサ51が遊技球の入賞を検出すると、遊技球の検出タイミングで特別図柄乱数カウンタ値が抽出される。抽出された特別図柄乱数カウンタ値は、遊技制御装置100内の所定の記憶領域(特別図柄始動記憶領域)に、入賞検出順に、所定数(例えば、最大で連続した4回分)を限度に記憶される。
この特別図柄始動記憶の記憶数は、遊技盤10の左下に設けられた特別図柄記憶表示器50bに表示される。
その後、変動表示ゲームの始動条件が成立すると、遊技制御装置100は、特別図柄始動記憶に基づいて、特別図柄表示器50a及び画像表示装置34にて変動表示ゲームを行う。
ここで、特別図柄表示器50aは変動表示ゲームの進行状態を正確に報知する表示器であり、画像表示装置34は遊技者の興趣を向上するために、変動表示ゲームの演出を表示する表示器である。従って、画像表示装置34に表示される変動表示ゲームの変動表示は、特別図柄表示器50aに表示される図柄と対応している。
具体的には、特別図柄表示器50a及び画像表示装置34では、図柄(識別情報)が変動表示する変動表示ゲームが始まり、画像表示装置34には変動表示ゲームに関する演出画像が表示される。
始動入賞口37への入賞が所定のタイミングでなされたとき(具体的には、入賞検出時の特別図柄乱数カウンタ値が当たり値であるとき)には、変動表示ゲームは、所定の図柄の組み合わせ(例えば、画像表示装置34に表示される三つの図柄が揃った状態、すなわち、大当たり図柄)で停止する。
このとき、副大入賞口ソレノイド73を駆動することによって、副変動入賞装置38の可動片38aを所定の時間(例えば、30秒)だけ拡開し、遊技球が副変動入賞装置38の入口(副大入賞口)に入賞可能な状態になる大当たりゲームが開始する。副変動入賞装置38へ入賞した遊技球は、流入監視センサ55によって検出され、ワープ通路(図示省略)を経由して、振分装置39に導かれる。
振分装置39に導かれた遊技球は、流入口39bから振分装置39に入る。そして、誘導樋39cを流下して、振分転動面39a上に落下する。振分転動面39a上には一つの特定入賞口39d及び二つの一般入賞口39eが設けられている。特定入賞口39dに流入した遊技球は、特定入賞検出センサ57によって検出される。また、一般入賞口39eに流入した遊技球及び特定入賞口39dに流入した遊技球は、流出監視センサ56によって検出される。すなわち、特定入賞口39dに流入した遊技球は、特定入賞検出センサ57及び流出監視センサ56の両方によって検出される。
振分転動面39aはすり鉢形状の転動面であり、誘導樋39cから落下した遊技球は、振分転動面39aの上面を何周か転動した後に、特定入賞口39d若しくは一般入賞口39eの何れかに入賞するようになっている。
一般入賞口39eに入賞した遊技球が流出監視センサ56によって検出されると、賞球排出装置250から所定数の遊技球が上皿17に排出される。
特定入賞口39dに入賞した遊技球が特定入賞検出センサ57によって検出されると、賞球排出装置250から所定数の遊技球が上皿17に排出されるとともに、主大入賞口ソレノイド72を駆動することによって、主変動入賞装置36の入口(主大入賞口)の開閉扉を所定の時間(例えば、30秒)だけ開放し、遊技球が主変動入賞装置36に入賞可能な状態になる。すなわち、遊技球が特定入賞口39dに入賞することによって、主変動入賞装置36が、遊技球を受け入れない閉状態(遊技者に不利な状態)から遊技球を受け入れやすい開状態(遊技者に有利な状態)に変化する。
主変動入賞装置36へ入賞した遊技球は、カウントセンサ54によって検出され、賞球排出装置250から所定数の遊技球が上皿17に排出される。すなわち、大入賞口が所定の時間だけ大きく開くので、この間多くの遊技球を獲得することができるという遊技価値が遊技者に付与される。
D.振動センサユニットの構成等
次に、振動センサユニット80の構成や振動検出の原理について、図6を参照して説明する。
図6(a)は、第1の実施の形態の振動センサユニット80における振動センサ83の概略構造を示すA−A縦断面図であり、図6(b)は、第1の実施の形態の振動センサユニット80の構成を示す斜視図である。
振動センサユニット80は、センサ基板81上に、遊技制御装置100との配線を接続するためのコネクタ82と、振動を検出する振動センサ83(検出部)が搭載されいる。
振動センサ83は、その断面が図6(a)に示す構造となっている。以下、センサ基板81に直交する方向を上下方向として、この振動センサ83の構造を説明する。なお、振動センサ83としては、この構造のものに限定されず、公知の各種構造が採用可能である。
本例の振動センサ83は、椀状(半球状)の底面84を持つ内部空間に球体88が入れられ、前記内部空間の上部に、固定接点部材85及び可動接点部材86と感度調節ネジ87が設けられている。可動接点部材86は、ノルマルオープンタイプの接点を構成し、外力が加わっていない自然状態においては、固定接点部材85から離れた通常位置にあり、下方から付勢されることによって変形して固定接点部材85に接触する。
球体88は、例えば、鋼などの金属よりなり、前記内部空間内の可動域88において移動可能となっている。この球体85は、振動のない通常状態では、可動接点部材86の通常位置へ戻ろうとする復元力及び重力によって、底面84の中心部に接合した下方位置(又は、その近傍位置)にあって、可動接点部材86は固定接点部材85から離れた通常位置に維持される。ところが、振動センサ83に、所定以上の大きさの振動が加わると、球体88が大きく運動し、上方に押し上げられた可動接点部材86は固定接点部材85に接触する。
このため、所定以上の大きさの振動が振動センサ83に加わると、固定接点部材85及び可動接点部材86よりなる接点が導通してオンとなり、この接点のオン動作によって振動が検出される。すなわち、例えば演出制御装置110の前述の入力インターフェース118には、上記接点の導通状態を電圧として読み取る回路(例えば、固定接点部材85及び可動接点部材86のうちの一方を接地し、他方に抵抗を介して所定の電圧を印加して、電圧が印加された端子の電圧を検出信号としてロジック回路の入力インターフェース102に入力する回路)が設けられ、所定以上の大きさの振動が振動センサ83に加わると、上記電圧(検出信号)が高電位から低電位(グランド電位)に変化する。なお、検出信号の形態は、振動によって前記接点がオンとなった時の電位(以下、接点オン電位という)が低電位となるアクティブローに限らず、前記接点がオフとなっている時の電位(以下、接点オフ電位という)が低電位で、前記接点オン電位が高電位となるアクティブハイとすることもできる。
なお、球体88は、椀状(半球状)の底面84の作用によって、上下方向の振動に限らず、横方向の振動に対しても反応して上下動し、可動接点部材86上方に押し上げ、上記接点を導通させるため、この振動センサ83は横方向の振動も検出可能である。
また感度調節ネジ87は、先端が固定接点部材85の裏側に当接して固定接点部材85を下方に押すネジである。この感度調節ネジ87は、固定接点部材85の可動接点部材86への接触部分の上下位置を、そのねじ込みの程度によって変化させることによって、振動センサ83の感度を調節する。
E.異常検出の動作
次に、パチンコ機2を叩く等の異常な力が加えられたときの検出動作について説明する。
まず、遊技制御装置100による振動の判定動作について説明する。遊技制御装置100は、振動センサ83からの入力信号に基づいて振動の程度を判定する。
図7(a)及び図7(b)は、第1の実施の形態の振動センサ83からの入力信号の波形図であり、時間を横軸に、電圧を縦軸に表す。図7(a)及び図7(b)の上段の波形は、振動センサ83から出力された信号であり、下段の波形は入力インターフェース102によって整形処理がされた後の信号であり、遊技用マイコン101に実際に入力される波形整形された信号である。
遊技制御装置100の入力インターフェース102に入力される検出信号は、振動によって、図7(a)や図7(b)に示すように、接点オン電位と接点オフ電位との間で変化する。
そして本実施の形態では、遊技制御装置100が、前述した整形された波形から、振動継続時間Tを振動の程度を表すパラメータとして読み取る。振動継続時間Tは、振動継続時間Tを計測していない状態で最初に接点オン電位となった時点から、所定の判定時間以上接点オフ電位が維持された場合に最後に接点オン電位から接点オフ電位に戻った時点までの時間である。なお、接点オフ電位に戻った後、所定の判定時間が経過する前に、また接点オン電位に変化した場合には、上記振動継続時間Tの計測は継続される。図7(a)は、振動継続時間Tが長い場合を示し、図7(b)は、この振動継続時間Tが短い場合を示す。
また、遊技制御装置100の所定の記憶手段(例えばROM)には、振動継続時間Tに基づいて振動の程度を判定するための異なる複数の閾値が登録されており、振動の程度が
いる。
具体的には、遊技制御装置100は、振動継続時間Tが小さい閾値(V1)を超えていない場合には、振動なしと判定する。一方、振動継続時間Tが閾値(V1)を超え、かつ、閾値(V2)以下の範囲である場合は、小振動があると判定する。さらに、振動継続時間Tが大きい閾値(V2)を超えた場合は、大振動があると判定する。
なお、パチンコ機2に複数の振動センサ83を設けた場合には、各振動センサ83毎に振動の程度を判定する。閾値V1、V2は、各振動センサ毎に異なる値が設定されていてもよいし、各振動センサについて同じ値でもよい。
なお、振動の程度を判定するパラメータは、振動継続時間Tに限定されない。例えば、振動回数(前記検出信号が、最初に接点オン電位となった時点から所定時間以内に、前記接点オフ電位から接点オン電位に変化した回数)や、接点オン時間(前記検出信号が、接点オン電位となった時点から接点オフ電位に戻る時点までの時間)を、振動判定用のパラメータとして採用してもよい。
F.異常報知の動作
次に、本実施の形態のパチンコ機に生じる異常(エラー)について説明する。
図8は、エラー一覧の説明図である。
本実施の形態のパチンコ機2では、11種類のエラーが、種類別に区分されて定められている。
記号(エラーコード)A1〜A4のエラーは、時間を限定してエラーを報知する時間限定報知エラーで、大入賞口不正入賞、振動検知、磁気検知及び電波検知が含まれる。また、エラーA1〜A4を検出しても、変動表示ゲームは中断されず、遊技球の排出処理も中断されない。エラーA1〜A4は、パチンコ機に対する不正をセンサが検出したことに起因するが、一時的に時間を限定して異常を報知すれば、不正をしようとする遊技者に対する警告の役割を果たすからである。また、エラーA1〜A4は、センサによる誤検出の場合もあり、誤検出である場合にもパチンコ機の動作を停止してしまうと、遊技者と遊技店とのトラブルを引き起こすからである。これらA1〜A4のエラー報知は、時間限定異常報知となる。
エラーコードB1〜B3のエラーは、遊技球の排出に関するエラーで、シュート球切れ、オーバフロー及び排出異常が含まれる。また、エラーB1〜B3を検出しても、変動表示ゲームは中断されない。しかし、エラーB1〜B3が発生した状態では、遊技球が正常に排出できないので、遊技球の排出処理は中断される。そして、所定の解除操作がなされた後に、エラーB1〜B3は解除される。これらB1〜B3のエラー報知は、賞球排出異常報知となる。また、エラー解除には所定の解除操作が必要なので、B1〜B3のエラー報知は、要解除操作異常報知となる。
エラーコードC1〜C2のエラーは、遊技の進行中における球検出に関するエラーで、スイッチ異常及び大入賞口内残存球が含まれる。また、エラーC1〜C2を検出すると、遊技が正常に進行しないおそれがあるので、変動表示ゲームは中断されるが、遊技の結果として遊技者に付与される遊技球の排出処理は中断しない。これらC1〜C2のエラー報知は、遊技継続異常報知となる。
エラーコードD1〜D2のエラーは、枠開放に関するエラーで、内枠開放及びガラス枠開放が含まれる。また、エラーD1〜D2を検出しても、すでに記憶された変動表示ゲームの実行には支障がないので、変動表示ゲームは中断されない。また、遊技球の排出も影響がないので、遊技球の排出処理も中断されない。これらD1〜D2のエラー報知は、扉部材開放状態報知となる。
なお、各エラーが発生する要因、エラーからの復帰方法、及び遊技制御装置からの通知の有無は、エラー一覧(図8)に示すとおりである。
図9は、演出制御メイン処理のフローチャートである。
パチンコ機2への電源が投入されると、演出制御装置110のCPU111は、各種制御パラメータに初期値を設定する初期化処理を実行する(S101)。
その後、振動検出センサ83、磁気検出センサ46、及び電波検出センサ47から出力される信号を検出して、振動、磁気又は電波を使用した不正な遊技が行われていないかを監視する(S102)。
このとき、不正な遊技が行われていると判定されたならばステップS108へ分岐する(S103)。
不正な遊技が行われていないと判定されたならば、遊技制御装置100からの信号(指令信号、通知)を受信する(S104)。そして、受信した遊技制御装置からの信号が、不正入賞通知か否かを判定する(S105)。その結果、不正入賞通知を受信すると、ステップS108に進み、時間限定異常報知の実行を開始する。不正入賞は、大入賞口が開放中ではないのにカウントセンサ53又は流入監視センサ55が遊技球を検出したことに起因するが、誤検出の場合もあるからである。
この時間限定異常報知実行開始処理は図10を参照して後述する。そして、時間限定異常報知実行開始処理の実行後、ステップS110に進む。
一方、受信した信号が不正入賞通知でなければ、受信した信号が異常発生通知又は異常解除信号であるか否かを判定する(S106)。異常発生通知、異常解除信号は、遊技制御装置100がエラーA1、B1〜B3、C1〜C2、D1〜D2の発生/終了を検出した場合に、遊技制御装置100から演出制御装置110に送信される。
演出制御装置110が、異常発生通知又は異常解除信号を受信すると、受信した通知に該当する異常発生テーブル(図11)の異常発生有無フラグを更新する(S107)。演出制御装置110は、異常発生テーブルの異常発生有無フラグによって、自ら検出した及び遊技制御装置100から通知された異常の発生状況を管理する。その後、ステップS110に進む。
一方、異常発生通知も異常解除信号も受信しなければ、エラー報知が不要なので、変動表示ゲームに関する表示処理をする(S109)。
次に、異常発生テーブルを参照して、時間限定異常報知を実行中か否かを判定する(S110)。具体的には、エラーコードA1〜A4のエラーについて、異常発生テーブルの異常発生有無フラグが「無」であれば、時間限定異常報知を実行中でないと判定し、ステップS114に進む。
一方、エラーコードA1〜A4のエラーについて、異常発生テーブルの異常発生有無フラグが「有」であれば、時間限定異常報知を実行中であると判定し、報知タイマを更新する(S111)。その後、報知タイマがタイムアップしているか否かを判定する(S112)。この報知タイマは、時間限定異常報知実行開始処理(図10のS124、図12のS132)で設定される。
その結果、報知タイマがタイムアップしていなければ、ステップS102に戻り、演出制御メイン処理を繰り返し実行する。一方、報知タイマがタイムアップしていれば、エラーコードA1〜A4の全てのエラーについて、異常発生テーブルの異常発生有無フラグを「無」に設定し、時間限定異常報知を停止して(S113)、ステップS114に進む。
ステップS114では、異常発生テーブルを参照して、時間限定異常報知以外の異常があるか否かを判定する。そして、エラーコードB1〜B3、C1〜C2、D1〜D2のエラーについて、異常発生テーブルの異常発生有無フラグが「有」であれば、時間限定異常報知以外の異常があると判定し、異常発生テーブルの報知方法を参照し、画像表示装置34、スピーカ29、汎用報知ランプ44により、異常を報知する(S115)。
その後、ステップS102に戻り、演出制御メイン処理を繰り返し実行する。
図10は、第1の実施の形態の時間限定異常報知実行開始処理のフローチャートである。
まず、演出制御装置110のCPU111は、エラーコードC1〜C2のエラーが発生していて遊技停止中となっているか否かを判定する(S121)。その結果、遊技停止中であれば、ステップS110へ復帰し、時間限定異常報知実行開始処理の実行は開始されない。これは、現時点で報知中の遊技進行の球検出に関するエラー(C1〜C2)を優先するためである。一方、遊技停止中でなけれれば、前面枠11又はガラス枠13が開放中であるか否かを判定する(S122)。
その結果、前面枠11及び/又はガラス枠13が開放中であれば、ステップS110へ復帰し、時間限定異常報知実行開始処理の実行は開始されない。これは、枠開放エラー(D1〜D2)を優先的に報知するためである。一方、前面枠11もガラス枠13も開放中でなければ(前面枠11及びガラス枠13が正常な状態にあれば)、時間限定エラー(A1〜A4)の発生中であることを示す時間限定異常報知を開始する(S123)。このとき、エラーコードA1〜A4のうちの該当するものについて、異常発生テーブルの異常発生有無フラグが「有」に設定される。
その後、時間限定異常報知の報知時間を定める報知タイマを初期値に設定して(S124)、演出制御メイン処理(図8)に戻る。
なお、ステップS103(図9)において、不正な遊技が行われている状態(振動検出センサ83が振動を検出している状態、磁気検出センサ46が磁気を検出している状態、又は、電波検出センサ47が電波を検出している状態)が続いていると、このS124の処理が繰り返し実行されて、報知タイマが初期値のまま維持され、ステップS112(図9)にて報知タイマがタイムアップしない。つまり、不正な遊技が行われている状態が解除されないと時間限定異常報知は終了せず、不正な遊技が解除されてから一定時間経過後に時間限定異常報知が終了するようになっている。
図11は、第1の実施の形態の異常発生テーブルの説明図である。異常発生テーブルは、演出制御装置の制御RAM112に格納される。
異常発生テーブルは、優先順位、エラーの識別子(記号、エラー名称)、報知方法、及び異常発生有無フラグを含む。
優先順位は、どのエラーが優先して報知されるかを定める。エラーの識別子は、エラーを一意に識別する情報で、エラーに付された記号及び/又はエラーの名称が用いられる。報知方法は、パチンコ機に備わる様々な報知手段のうちどの報知手段によってどのような態様の報知をするかを定める。第1の実施の形態では、報知手段として画像表示装置34、スピーカ29、汎用報知ランプ44が用いられる。
異常発生有無フラグは、異常発生テーブルに規定されたエラーが発生しているか否かの情報を保持する。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態によると、遊技制御入力部(球検出センサ51、53、54、55)からの信号を遊技関連制御装置(遊技制御装置100)に入力し、遊技異常検出部(磁気検出センサ46、電波検出センサ47、振動センサ83)からの信号を報知関連制御装置(演出制御装置110)に入力し、演出制御装置110が優先順位を決定して、異常を報知するので、遊技制御装置100は遊技制御に専念することができる。また、異常報知の処理と、本来は遊技制御に必要のない異常検出の処理と、を演出制御装置110が担当するように処理負担を複数の制御装置に分散させて、効率のよい制御が可能となる。さらに、複数の異常が発生しても、演出制御装置110、異常の重要性に応じて優先順位が決定されるように一元的に管理して異常報知処理をするので、分かりやすい報知を行うことが可能となる。
また、遊技異常検出部(磁気検出センサ46、電波検出センサ47、振動センサ83)による異常検出のときは遊技を止めないようにした。すなわち、遊技球の処理として本来は必要のない異常検出の処理を演出制御装置110に一任して、遊技制御装置100は遊技球を検出する処理と遊技制御に専念することができる。このため、振動センサ83等による異常検出に対しては特に処理を行う必要がないので、遊技球を用いたパチンコ機において効率のよい制御が可能となる。
また、時間限定異常の報知を、排出異常の報知よりも優先させたので、賞球排出異常報知中でも遊技制御が継続されるので、当該パチンコ機の外部から付与される異常な作用による不正行為を防止させることができる。
また、遊技を中断する遊技継続異常の報知中は、時間限定異常の報知を行わないようにしたので、遊技制御が中断されている間に、無意味な報知が行われないように制御することができる。
また、枠開放異常の報知中は、時間限定異常の報知を行わないようにしたので、遊技装置に関わる作業を行っている最中に、作業の支障となる報知が行われないように制御することができる。
また、時間限定異常の報知を、解除操作が必要な異常の報知(リセット操作が必要なB1〜B3の報知)よりも優先させたので、時間限定異常報知と要解除操作異常報知が同時に発生しても、的確な順序で報知することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と異なり、汎用報知ランプ44を用いずに、遊技盤異常ランプ41、排出異常ランプ42及び枠開放報知ランプ43を用いて、エラー報知を行うようにしている。
まず、第2の実施の形態のパチンコ機の構成について説明する。
第2の実施の形態のパチンコ機は、第1の実施の形態のパチンコ機と同様に、ガラス枠13の上部には装飾ランプ18、各種異常を報知する遊技盤異常ランプ41、排出異常ランプ42、枠開放報知ランプ43、汎用報知ランプ44が設けられている(図1参照)。但し、汎用報知ランプ44は用いないでエラーを報知する。
また、演出制御装置110は、各種ランプ類(例えば、装飾ランプ18、遊技盤異常ランプ41、排出異常ランプ42、枠開放報知ランプ43)の点灯を制御する(図5参照)。
図12は、第2の実施の形態の時間限定異常報知実行開始処理のフローチャートであり、第1の実施の形態の時間限定異常報知実行開始処理(図10)を置換したものである。
まず、演出制御装置110のCPU111は、時間限定異常報知を開始する(S131)。このとき、エラーコードA1〜A4のうちの該当するものについて、異常発生テーブルの異常発生有無フラグが「有」に設定される。つまり、他のエラーに優先して、時間限定異常報知が実行される。その後、時間限定異常報知の報知時間を定める報知タイマを初期値に設定して(S132)、演出制御メイン処理に戻る。
図13は、第2の実施の形態の異常発生テーブルの説明図である。異常発生テーブルは、演出制御装置の制御RAM112に格納される。
異常発生テーブルは、優先順位、エラーの識別子(記号、エラー名称)、報知方法、及び異常発生有無フラグを含む。
優先順位は、どのエラーが優先して報知されるかを定める。エラーの識別子は、エラーを一意に識別する情報で、エラーに付された記号及び/又はエラーの名称が用いられる。報知方法は、パチンコ機に備わる様々な報知手段のうちどの報知手段によってどのような態様の報知をするかを定める。第2の実施の形態では、報知手段として画像表示装置34、スピーカ29、遊技盤異常ランプ41、排出異常ランプ42及び枠開放報知ランプ43が用いられる。
異常発生有無フラグは、異常発生テーブルに規定されたエラーが発生しているか否かの情報を保持する。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態によると、時間限定異常報知(図13のA1からA4)が、他の時間限定異常報知でない報知(図3のB1からD2)よりも、無条件に優先される。そのため、時間限定異常報知でない報知が継続している最中に、つまり人為的にエラー要因を除去しない限り解除しないエラーの報知がいつまでも継続している場合でも、時間限定異常報知が適切に割り込んで不正な遊技を報知するので、時間限定異常報知が行われない状態が発生しなくなり、不正な遊技を行う余地が少なくなる。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は前述した発明の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び内容の範囲での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態のパチンコ機の正面側斜視図である。 本発明の第1の実施の形態の遊技盤の正面図である。 本発明の第1の実施の形態の遊技盤の裏面図である。 本発明の第1の実施の形態のガラス枠等を開けた状態のパチンコ機の正面側斜視図である。 本発明の第1の実施の形態の制御系統全体のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の振動センサの説明図である。 本発明の第1の実施の形態の振動センサの検出信号のデータ例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態のエラー一覧の説明図である。 本発明の第1の実施の形態の演出制御メイン処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の時間限定異常報知実行開始処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の異常発生テーブルの説明図である。 本発明の第2の実施の形態の時間限定異常報知実行開始処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の異常発生テーブルの説明図である。
符号の説明
2 パチンコ機(遊技機)
10 遊技盤
34 画像表示装置
29 スピーカ
41 遊技盤異常ランプ
42 排出異常ランプ
43 枠開放報知ランプ
44 汎用報知ランプ
46 磁気検出センサ
47 電波検出センサ
51 特図始動センサ
53 カウントセンサ
54 入賞口センサ
55 流入監視センサ
83 振動センサ
100 遊技制御装置
110 演出制御装置

Claims (6)

  1. 遊技領域に設けられ遊技の結果を定める遊技装置と、
    前記遊技の進行を制御するための信号を出力する遊技制御入力部と、
    前記遊技制御入力部から出力された信号に基づいて、前記遊技装置を作動させて遊技制御を行う遊技制御手段を備えた遊技関連制御装置と、
    所定の異常を報知する報知装置と、を備えた遊技機において、
    当該遊技機の外部から付与される異常な作用を検出する遊技異常検出部と、
    前記遊技関連制御装置とは別個に備えられ、前記遊技関連制御装置からの異常報知指令によって前記報知装置を制御して、異常報知を行う報知関連制御装置と、を備え、
    前記遊技制御入力部は、前記遊技装置の作動開始条件となる信号を出力し、
    前記報知関連制御装置は、前記遊技異常検出部からの信号を、前記遊技関連制御装置を経由せずに受信し、
    前記報知関連制御装置は、前記遊技異常検出部からの入力信号と、前記遊技関連制御装置からの異常報知指令信号と、に基づいて、前記報知装置によって報知される異常の内容を決定する報知制御手段を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 遊技球を遊技領域に発射することによって遊技が行われ、
    前記遊技関連制御装置は、前記遊技領域に発射された遊技球が所定の入賞領域に入賞することに基づいて遊技制御を行い、
    前記遊技制御入力部は、前記入賞領域に入賞した遊技球を検出すると球検出信号を出力し、
    前記遊技異常検出部は、振動、磁気及び電磁波の少なくとも一つを検出し、
    前記報知制御手段は、前記遊技異常検出部によって異常の発生が検出された場合に、前記報知装置による報知を開始し、その後、該遊技異常検出部によって異常の解除が検出されると、該異常の解除の検出から一定時間経過後に報知を停止する時間限定異常報知を行う時間限定異常報知手段を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記遊技制御の結果に基づいて賞球の排出を制御する賞球排出制御手段と、
    前記賞球の排出に関連する異常であって、所定の異常解除操作が必要な賞球排出異常を検出する賞球排出異常検出手段と、を備え、
    前記賞球排出制御手段は、前記賞球排出異常検出手段によって異常が検出された場合には、賞球の排出を停止し、
    前記遊技制御手段は、前記賞球排出異常検出手段によって異常が検出されても遊技制御を継続し、
    前記報知制御手段は、前記賞球排出異常検出手段によって検出された異常を、賞球排出異常として前記報知装置により報知する賞球排出異常報知手段を備え、
    前記時間限定異常報知手段は、前記賞球排出異常報知より優先して、前記時間限定異常報知を行い、
    前記賞球排出異常報知手段は、前記時間限定異常報知が終了すると、前記賞球排出異常報知を再開することを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記遊技関連制御装置は、
    異常状態を解除するために所定の異常解除操作が必要な遊技継続異常を、前記遊技制御入力部から出力された信号に基づいて検出する遊技継続異常検出手段を備え、
    前記遊技制御手段は、前記遊技継続異常検出手段によって異常が検出された場合には、前記遊技制御を中断し、
    前記報知制御手段は、前記遊技継続異常検出手段によって検出された異常を、遊技継続異常報知として前記報知装置により報知する遊技継続異常報知手段を備え、
    前記時間限定異常報知手段は、前記遊技継続異常報知が行われている間は、前記時間限定異常報知を行わないことを特徴とする請求項2又は3に記載の遊技機。
  5. 当該遊技機の前面側に開閉可能に設けられ、前面から前記遊技領域が視認可能な扉部材と、
    前記扉部材の開放を検出する扉部材開放検出手段と、を備え、
    前記報知制御手段は、前記扉部材開放検出手段によって検出された扉部材の開放を、扉部材開放状態報知として前記報知装置により報知する扉部材開放状態報知手段を備え、
    前記時間限定異常報知手段は、扉部材開放状態報知が行われている間は、時間限定異常報知を行わないことを特徴とする請求項2から4のいずれか一つに記載の遊技機。
  6. 前記報知制御手段は、
    所定の異常解除操作が必要な要解除操作異常の発生を検出する要解除操作異常判定手段と、
    前記要解除操作異常判定手段によって検出された要解除操作異常を、要解除操作異常報知として前記報知装置により報知する要解除操作異常報知手段と、を備え、
    前記時間限定異常報知手段は、前記要解除操作異常報知より優先して、前記時間限定異常報知を行い、
    前記要解除操作異常報知手段は、前記時間限定異常報知が終了すると、前記要解除操作異常報知を再開することを特徴とする請求項2から5のいずれか一つに記載の遊技機。
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