JP2005160525A - 弾球遊技機 - Google Patents

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敏博 内ヶ島
Takahiro Uchigashima
隆寛 内ヶ島
Toshio Ukai
俊雄 鵜飼
Shogo Tatsumi
正吾 巽
Tatsuya Unno
達也 海野
Shigemitsu Ando
繁光 安藤
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Abstract

【課題】 弾球遊技機の図柄変動に対して高い期待感を持続させる。
【解決手段】 パチンコ機50は、遊技球が普通電動役物16に入球したことに起因して選択された停止図柄Pを表示し、確認入球口18に入球すると停止図柄Pが当たりを表象する図柄であるか否かを表示し、停止図柄Pが当たりを表象する図柄であると表示したなら特別遊技を実行する。停止図柄Pが表示されても、確認入球口18に入球して停止図柄Pが当たりを表象する図柄であるか否かが表示されるまでは当たり外れが不明であるから、停止図柄Pがどのような図柄であっても、当否表明までは当たりを期待ができ、遊技者はすべての図柄変動に対して高い期待感を持続して持つことができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、弾球遊技機の技術分野に属する。
パチンコ機等の弾球遊技機には、遊技球が始動口に進入したことに起因して抽選を行って結果を図柄で表示し、抽選が当たりであると(当たりを示す図柄が表示されると)遊技者に有利な特別遊技を実行する形態のものがある。
当たり外れは変動表示の後に確定表示される図柄によって示されるが、その変動表示において様々な演出(リーチアクション、キャラクタの動作、再変動等)を行って遊技者の期待感を煽っていた。
しかし、そうした変動演出が行われるのもほとんどがリーチになってからであり、変動表示の大半を占めるリーチにもならない外れ時には図柄の配列や変動態様により早期に外れと判断できるため、期待感が早期に失われてしまうという問題があった。
例えば特開2003−135774号公報(特許文献1)に開示のパチンコ機は、主図柄で当たり図柄が揃うと第1可変入賞装置が開放し、第1可変入賞装置内の特定入賞部に入球すると副図柄が変動し、これが当たりで揃うと第2可変入賞装置が開放し、第2可変入賞装置内の特定入賞部に入球すると大当たり権利が発生するという、いわゆる2段階抽選の遊技性を備えている。
特開2003−135774号公報
しかしながら、特許文献1では、当たり時においては段階を踏むので期待感を引き延ばすことができるが、外れは従来と同様に図柄の配列で判明してしまうため、期待感が早期に失われてしまう問題を解決できてはいない。
請求項1記載の弾球遊技機は、
遊技球が始動領域に進入したことに起因して選択された停止図柄を表示する図柄表示手段と、
当否確認イベントの発生を必須条件として前記図柄表示手段にて表示された停止図柄が当たりを表象する図柄であるか否かを表示する当否表明手段と、
前記当否表明手段にて前記停止図柄が当たりを表象する図柄であると表示されると遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技実行手段と
を備えることを特徴とする。
この弾球遊技機においては、図柄表示手段は、遊技球が始動領域に進入したことに起因して選択された停止図柄を表示する。この停止図柄は確定表示(以後、変動しない)されてもよいし、仮停止表示(その後も変動の可能性あり)でもよい。
仮停止表示は、いわゆる「ゆれ変動」にて行えばよい。この場合、変動の揺れ方を複数種類として、例えば乱数に応じて選択することもできる。
停止図柄が表示されてから当否確認イベントが発生する前に再度遊技球が始動領域に進入したときには、現在の停止図柄を消去して新たな変動(停止図柄の表示)に移行する構成としてもよいし、周知の保留記憶と同様の処理を行って当否表明までは新たな変動を行わない構成としてもよい。新たな変動(停止図柄の表示)に移行する構成の場合、内部的に当たりを取得していたが次の変動に移行してしまったときは、その当たりをストック状態にして、次変動以降で放出する構成でもよい。
停止図柄を確定表示する場合は、停止図柄の表示自体は完了しているので当否確認イベントの発生前に遊技球が始動領域に進入したときには、現在の停止図柄を消去して新たな変動(停止図柄の表示)に移行する構成が望ましい。
仮停止表示の場合は、現時点では停止図柄の変動が終了していないので、当否確認イベントの発生と当否表明が終了するまでは、新たな変動(停止図柄の表示)に移行しない構成が望ましい。また、この場合、当否確認イベントによらず(例えば遊技者による操作によって)、現在の停止図柄を消去して新たな変動(停止図柄の表示)に移行可能にしてもよい。
停止図柄を複数の図柄で構成する場合(例えば左図柄、中図柄、右図柄の3つで構成する場合)、各図柄リールの配列内容は各々まったく異なる図柄で構成してもよい。
従来の遊技機は同じ図柄が揃うとか、組み合わせて1つの絵柄になる等で大当たりの報知を行うことが一般的だったので、各図柄リールに共通の図柄が含まれる様に構成されていたが、本発明の場合、停止図柄の組み合わせ内容で当たり外れを直接表示するわけではないので、従来の常識に縛られない図柄配列パターンや自由度の高い大当たり態様の報知が可能である。
停止図柄は、遊技球が前記始動領域に進入したことに起因して行われる当たり外れの抽選結果に応じて選択されてもよい。また、当たり外れの抽選は行わずに或いは当たり外れとは関係なく、選択用の乱数に基づいて選択してもよい。
当否表明手段は、当否確認イベントの発生を必須条件として、図柄表示手段にて表示された停止図柄が当たりを表象する図柄であるか否かを表示(当否表明)する。
当否確認イベントに特段の限定は無いが、例えば遊技盤面上に備えられた当否確認口(入球口又はゲート)に遊技球が進入することを当否確認イベントとして設定するのが好適である。このような当否確認口は、始動領域となる入球口又はゲートとは離れた位置にして(始動領域が盤面左側に配されるなら当否確認口は同右側とする等)、始動領域とは狙い位置を異ならせるとよい。
また、当否確認イベントは、図柄表示手段にて停止図柄が表示された以後に発生すれば有効としたり、それ以前でも有効としたりできる。但し、確認有効期間(請求項5)を設定しておく方がよい。
当否確認口を入賞口とするならば、当否確認イベントが発生する都度賞球が得られるため、遊技者の金銭的負担を軽減することができ、ゲートならば、賞球が得られないことから、遊技店側にとっては一度の図柄変動における消費球数が増えて利益が上がり易くなる。
当否確認イベントが時間経過によって発生する構成としてもよい。例えば図柄の変動後または停止図柄の表示後に計測を開始し表示する計時手段を設け、計時手段が特定態様を示すと当否確認イベントが成立する構成としてもよい。
また、当否確認ボタン等の確認要求手段を設けて、これが操作されると当否確認イベントが成立する構成としてもよい。
予め設定されている遊技手順を経ることで当否確認イベントが成立する構成としてもよい。
或いは、当否確認口に入球時に取得した乱数にて当否確認イベントの成立、不成立を決める等として、単に手順を踏んだだけでは当否確認イベントが成立しない構成としてもよい。この場合、当否確認イベントの成立、不成立(当否表明の有無)を表示器で表示してもよい。
当否表明手段による、停止図柄が当たりを表象する図柄であるか否かの表示形態は特に限定されないが、例えば「当たり」、「外れ」を意味する文字表示が含まれる等、明瞭に示すのが望ましい。
図柄表示手段によって停止図柄が表示されても、当否確認イベントが発生して当否表明手段により停止図柄が当たりを表象する図柄であるか否かが表示されるまでは当たり外れが不明である。つまり、停止図柄がどのような図柄(配列)であっても当否表明までは当たりを期待ができるから、すべての図柄変動に対して遊技者に高い期待感を抱かせることが可能になる。
また、前回当たった停止図柄で今回も当たるとは限らないから、当たりとなる停止図柄を毎回異ならせることができる。
当否確認イベントの成立、例えば当否確認口(ゲート)で遊技球が検出されたことにより遊技者は初めて大当たりを認識するので、停止図柄が表示された時点では当たりに対する期待感は損なわれない。このことから、遊技者が当選を期待するポイントが「図柄変動」と「当否確認」とに増えて、一度の図柄変動に対する興趣が向上する。
図柄確定後に当否を確認するという遊技性が付与されたために、遊技者に結果を確認するという新たな遊技状態と楽しみを与える。
当否確認口(入球口又はゲート)に遊技球が進入すると当否確認イベントが成立する場合、図柄確定後に当否を確認するためには、例えば当否確認口へ入球させなければならないから、一回の変動に対する遊技球の消費数が増大し、遊技店側においても利益を得やすくなる。
当否確認口を用いる場合、確認用入球口を複数設けて、「図柄の当否の確認用」、「確変/非確変の確認用」など、確認事項別に入球させることが必要な構成としてもよい。
このように構成すれば、遊技者が大当たりかどうか、確変かどうか等を好きな順番、好きなタイミングで確認していくことができるので、遊技状態の変化や、遊技者が遊技性の変化を求めた場合、それに応じることが出来る自由度の高い遊技機を提供できる。
或いは遊技者入力装置にて、確認入球口の確認事項を選択可能な構成でもよい。
また、1つの当否確認口による確認事項を遊技進行の流れの中で、図柄停止時は当否確認用、当否確認で当たりの報知が行われた段階以降では確変確認用などと変化させていく構成でもよい。
上記のようにして当否表明手段にて停止図柄が当たりを表象する図柄であると表示されると遊技者に有利な特別遊技を実行する。その特別遊技の形態には特に制限はない。
一方、外れであった場合の表示形態等は特に制限はなく、例えば当たりになったはずの停止図柄の告知を行ってもよい。
請求項2記載の弾球遊技機は、請求項1記載の弾球遊技機において、
前記表示された停止図柄が当たりを表象する図柄であるか否かは、遊技球が前記始動領域に進入したことに起因して行われる当たり外れの抽選結果に従うことを特徴とするから、抽選から停止図柄の表示までは従来と同様に行える。
この場合、抽選結果に基づいて停止図柄を選択(決定)してもよいし、抽選結果とは別に停止図柄を選択(決定)してもよい。
請求項3記載の弾球遊技機は、請求項1記載の弾球遊技機において、
前記表示された停止図柄が当たりを表象する図柄であるか否かは、前記当否確認イベントの発生に起因して行われる当たり外れの抽選結果に従うことを特徴とするから、停止図柄の選択において抽選(当たり外れ)を考慮する必要がない。
請求項4記載の弾球遊技機は、請求項3記載の弾球遊技機において、
前記当否確認イベントの発生に起因して行われる当たり外れの抽選は、前記表示された停止図柄と前記当否確認イベントの発生に起因して選択された確認図柄とが一致すれば当たり一致しなければ外れとする抽選であることを特徴とする。停止図柄と確認図柄とが一致するか否かで当たり外れを決めて、停止図柄と併せて確認図柄を表示することで当たり外れを明瞭に表示でき、遊技者にも分かりやすい。
また、停止図柄と確認図柄が異なった場合でも、どちらかの図柄を再変動等で変動し、当たりに変化させる構成を備えていてもよい。
請求項5記載の弾球遊技機は、請求項1から4のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、
確認有効期間に前記当否確認イベントが発生したときに限って、前記当否表明手段による前記表示が行われることを特徴とする。
確認有効期間は、例えば停止図柄の表示と共に始まり設定時間後に終了するというように、図柄表示手段による停止図柄の表示以後に設定することができる。また、停止図柄の表示に先立つ変動表示中を確認有効期間とする等、停止図柄の表示以前でもよい。
なお、請求項8のように、当否確認イベントが複数回発生することが見込まれる場合には、当否確認イベントの発生回数(又は当否表明手段による当否表明の回数)で確認有効期間を規定してもよい。
1回の停止図柄の表示に対して確認有効期間を画定することにより、万が一当該停止図柄の当否確認をしたくない場合が生じたときには確認有効期間の終了と共に、当否確認を行うことなく遊技を再開することができる。
確認有効期間を設定する場合、確認有効期間であることや当否確認イベントの発生(例えば当否確認口への入球)を促す報知を行い、また有効期間中に当否確認イベントが発生しなかった場合にはその旨の報知を行う構成が望ましい。
請求項6記載の弾球遊技機は、請求項5記載の弾球遊技機において、
前記確認有効期間に前記当否確認イベントが発生しなければ前記表示された停止図柄は無効になることを特徴とする。
確認有効期間に当否確認イベントが発生しなければ表示された停止図柄は無効となり、当然当否表明も行われないから特別遊技を実行するための条件も成立しない。
確認有効期間中に当否確認イベントを発生させなかった場合は、かりに抽選が当たっていても当たりを消滅させるので、当否確認イベントを発生させることが、例えば当否確認口の存在が重要になる。また、停止図柄を無効にしない(当たりを消滅させない)場合、遊技者が当否確認イベントの発生を怠る(例えば当否確認口を使用しなくなる)おそれがあるが、そのような不具合を回避できる。
請求項7記載の弾球遊技機は、請求項3を引用する請求項5又は6記載の弾球遊技機において、
前記抽選結果が当たりであることの期待度を前記確認有効期間中に報知する期待度報知手段を備えたことを特徴とする。
停止図柄は、遊技球が始動領域に進入したことに起因して行われる当たり外れの抽選結果に応じて選択されるので、停止図柄が表示されたときには抽選結果(当たり外れ)が判明している。その上で当たりであることの期待度を報知する。従来は、この種の期待度を報知するタイミングは、図柄の「変動前(連続予告)」又は「変動中」に限られていたが、停止図柄の表示後という新たなタイミングで期待度を報知できる。
請求項8記載の弾球遊技機は、請求項3又は4を引用する請求項5から7のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、
前記確認有効期間中に前記当否確認イベントが発生する毎に前記当否表明手段による前記表示が行われることを特徴とする。
すなわち、1回の確認有効期間中に当否確認イベントが複数回発生すれば、それぞれ抽選が行われて当否表明手段による表示が行われる(複数回の当否表明機会が与えられる)ので、当たりの期待が向上する。
請求項9記載の弾球遊技機は、請求項8記載の弾球遊技機において、
前記表示された停止図柄に応じて前記確認有効期間が決定されることを特徴とする。
停止図柄に応じて確認有効期間(時間、回数)が決定されるので、どの停止図柄が表示されるかも興味の対象となる。
次に、本発明の実施例等により最良の実施形態を説明する。なお、本発明は以下の実施例等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
[実施例1]
図1に示すように、弾球遊技機の一種であるパチンコ機50は、長方形の外枠51と前面枠52とからなる筐体にて構成の各部を保持する構造である。
前面枠52は、左側上下のヒンジ54により外枠51に対し開閉可能に取り付けられており、通常は図示するように閉じた状態とされる。
前面枠52には、窓状のガラス枠60が前面枠52に対して開放可能に取り付けられている。このガラス枠60には板ガラス61が二重にはめ込まれ、板ガラス61の奥には前面枠52に保持された遊技盤10(図2参照)が収納されている。
ガラス枠60の下方には上皿55が配され、前面枠52に対して開放可能に取り付けられている。
上皿55の下方にては下皿63が前面枠52に固定され、下皿63の右側には発射ハンドル64が取り付けられている。発射ハンドル64を時計回りに回動操作すれば発射装置(図示略)が稼働して、上皿55から供給された遊技球を遊技盤10に向けて発射する。
また、このパチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)70が付属しており、パチンコ機50には、貸出ボタン、精算ボタン、残高表示器を有するCR精算表示装置(図示略)が備わっている。
図2に示すように、遊技盤10には外レール11と内レール12とによって囲まれた略円形の遊技領域13が形成されている。発射装置によって発射された遊技球は外レール11と内レール12との間に形成されている通路を通って遊技領域13に飛び込む。
遊技領域13の中央部に図柄表示装置14が配されている。図柄表示装置14は周知の液晶表示装置であり、図柄表示手段となる。
図柄表示装置14の左側には、チューリップ式の可変入賞装置である普通電動役物16が設置されている。普通電動役物16は、図柄表示装置14の下方に配されたゲート(普通図柄始動口)17を遊技球が通過したことによる抽選で当たりになると設定時間だけ開放されて入球容易になる。この普通電動役物16は始動領域に該当する。
また、図柄表示装置14の右側、すなわち普通電動役物16の反対側には、チューリップ式の可変入賞装置である確認入球口18(当否確認口に該当)が設置されている。この確認入球口18の上方にはいわゆる三角釘が配されているので、羽根を左右に倒した開放状態になれば遊技球が入球可能となるが、閉鎖時には入球できない。
図柄表示装置14の下方、遊技領域13の下部にはアタッカー式の大入賞口20が配され、その左右の斜め上方には普通入賞口22が配されている。
なお、遊技盤10には、多数の遊技釘23が植設されているが、周知であるので図示するのみで説明は省略する。
図3により本実施例のパチンコ機50の制御系の主要部を説明する。なお、本発明とは関係が薄い部分は図示及び説明を省略するが、それらは公知の第1種パチンコ機と同様である。
詳細の図示は省略するが、主制御装置33及び画像制御装置35は、いずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。また、主制御装置33には各種の抽選や選択に使用する乱数カウンタ(複数)が備わっている。
普通電動役物16には羽根を駆動するための羽根ソレノイド及び入球した遊技球を検出する始動球センサが備わっている。
確認入球口18にも、同様の羽根ソレノイド及び入球した遊技球を検出する確認球センサが備わっている。
大入賞口20には、蓋を駆動するための蓋ソレノイド、入球した遊技球を検出する入賞球センサ、特定領域を通過する遊技球を検出するVセンサ等が備わっている。
主制御装置33には、普通電動役物16の始動球センサ、確認入球口18の
確認球センサ、大入賞口20の入賞球センサ、Vセンサ、ゲート17(通過センサである)、普通入賞口22の入賞球センサ等からの遊技球検出信号が入力される。
主制御装置33は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成して画像制御装置35等のサブ基板に出力したり、普通電動役物16の開閉(羽根ソレノイド)、確認入球口18の開閉(羽根ソレノイド)、大入賞口20の開閉(蓋ソレノイド)等を制御する。
画像制御装置35は図柄表示装置14と一体化されており、図柄表示装置14の表示を制御する。
次に、パチンコ機50の動作を説明する。なお、パチンコ機50はの基本的な動作は公知の第1種パチンコ機と同様であるから、その部分は説明を省略(又は簡略化)する。
図4は、主制御装置33がメイン処理(説明は省略)のサブルーチンとして実行する当否確認処理のフローチャートである。
この図に示すように、主制御装置33は、普通電動役物16の始動球センサの遊技球検出信号が入力されているか否か、つまり図5aに例示するように普通電動役物16に遊技球が入球したか否かを判断する(S1)。
始動球センサの遊技球検出信号が入力されていると(S1:YES)、始動口乱数や変動パターン用乱数等を読み込む(S2)。
続いて、始動口乱数に基づいて停止図柄を決定し、変動パターン用乱数に基づいて変動時間を決定し、それらを指定した変動コマンドを生成して画像制御装置35に送信する(S3)。
変動コマンドを受信した画像制御装置35は、図柄表示装置14を制御して図柄を変動表示させ(図5b参照)、変動コマンドで指定された変動時間後に同コマンドで指定された停止図柄Pを確定表示する(図5c参照)。なお、ここでは確定表示する例で説明するが、確定表示でなくて仮停止表示であってもよい。
一方、主制御装置33は、確認入球口18を開放させ(S4)、上記変動時間が経過したら確定信号を画像制御装置35に送信して停止図柄Pを確定表示させる(S5、画像制御装置35は、確定信号に従って停止図柄Pを確定表示させる。)。また、画像制御装置35に指示して確認有効期間であることを図柄表示装置14に表示させる(図示は省略)。
図5dに示すように確認入球口18に入球して確認球センサの遊技球検出信号が入力されれば(S6:YES)、確認入球口18を閉鎖させ(S7)、確認用乱数を取得する(S8)。
そして、この確認用乱数が始動口乱数(S2で読み込んだ)と一致すれば大当たり、そうでなければ外れとする判定処理を行う(S9)。
この判定が当たりなら(S9:YES)、画像制御装置35に指示して大当たり表示(確定表示されていた停止図柄Pが当たりを表象する図柄であることの表示)を行わせる(S10)。この大当たり表示は、図5eに例示するように、「大当たり」等の文字を用いて明確に当たりを示す。
そして、特別遊技を開始する(S11)。
この特別遊技の形態は公知の第1種パチンコ機と同様で、主制御装置33は、大入賞口20を開放させ(図5f参照)、その開放時間が約29秒に達するか、これへの入球が10個に達すると閉鎖させる。大入賞口20は、遊技球が特定領域を通過(Vセンサが検出)したことを条件に、開放回数(ラウンド数)が上限回数(例えば14ラウンド)になるまで繰り返される。
判定が外れなら(S9:YES)、画像制御装置35に指示して外れ表示(確定表示されていた停止図柄Pが当たりを表象する図柄ではないことの表示)を行わせる(S12)。この外れ表示は、図5gに例示するように、「残念」等の文字を用いて明確に外れを示す。また、図5hに例示するように、「当たり図柄は・・・」と、確認用乱数に対応する図柄(確認図柄に相当)を表示する。

このように、本実施例のパチンコ機50は、遊技球が普通電動役物16に入球したことに起因して選択された停止図柄Pを表示し、確認入球口18に入球すると停止図柄Pが当たりを表象する図柄であるか否かを表示し、停止図柄Pが当たりを表象する図柄であると特別遊技を実行する。
すなわち、停止図柄Pが表示されても、確認入球口18に入球して停止図柄Pが当たりを表象する図柄であるか否かが表示されるまでは当たり外れが不明であるから、停止図柄Pがどのような図柄であっても、当否表明までは当たりを期待ができ、遊技者はすべての図柄変動に対して高い期待感を持続して持つことができる。
確認入球口18に遊技球が入球したことにより、遊技者は初めて大当たりを認識するので、停止図柄Pの確定時においても、当たりに対する期待感は損なわれない。このことから、遊技者が当選を期待するポイントが「図柄変動」と「当否確認」とに増えて、一度の図柄変動に対する興趣が向上する。
停止図柄Pの確定後に当否を確認するという遊技性が付与されたために、遊技者に結果を確認するという新たな遊技状態と楽しみを与える。
遊技者は、図柄確定後に当否を確認するために確認入球口18へ入球させなければならないから、一回の変動に対する遊技球の消費数が増大し、遊技店側においても利益を得やすくなる。
当否の表明(確認)は、始動口乱数と確認用乱数(停止図柄Pと確認図柄)とが一致するか否かで示されるので、停止図柄Pの選択において抽選を考慮する必要がない。
[変形例1]
確認入球口18をチューリップ式等の可変入賞装置ではなく固定式の入球口とする場合、または可変入賞装置でも開閉の制御が停止図柄Pの変動や確定表示とは無関係な場合等で当否確認処理において開閉の制御が不要なときは、図6のようにS4及びS7を省略できる。
なお、この例において、S6の処理を、確認入球口18への入球(確認球センサの遊技球検出信号の入力)の有無判断に代えて、遊技者による確認操作(例えば確認ボタンのオン)の有無判断に置換することができる。
[変形例2]
当否の判定を、始動口乱数と確認用乱数(停止図柄Pと確認図柄)との一致、不一致で行わず、始動口乱数が当たり値(予め設定されている)と一致するか否かで行うことができる。その場合の当否確認処理の一例を図7にて説明する。
S1〜S4は図4と同様である。
S13では停止図柄Pの停止表示から(或いは図柄変動開始から)所定時間を経過したか否かを判断する。
所定時間を経過していれば(S13:YES)、始動口乱数が当たり値(予め設定されている)と一致するか否かで行われた当否判定が当たりか否かを判断する(S14)。
そして、図4と同様に判定が当たりならS10、S11を実行し、外れならS12を実行する。
なお、この例において、S13の処理を遊技者による確認操作(例えば確認ボタンのオン)の有無判断に置換することができる。また、この場合にS14の当否判定は、S13:YESのときに確認用乱数を読み込んで、図4又は図6と同様に行ってもよい。
[変形例3]
図柄の表示態様を図8に例示するように変形できる。
まず、図8(a)は左図柄、中図柄、右図柄の各配列を示しており、それぞれ数字図柄(0〜9)、アルファベット(A〜I)、図形(△○□・・・★)が用いられる。つまり、従来のように333、AAA、★★★のような3桁揃いの表示にはならない。
本発明の場合、上述した通り停止図柄の組み合わせ内容で当たり外れを直接表示するわけではないので、従来の常識に縛られない図柄配列パターンや自由度の高い大当たり態様の報知が可能である。
また、当たり外れの報知(当否表明)においては、図8(b)、(c)に例示するように、(1)停止表示された停止図柄Pが、(2)確認用乱数に基づいて決まる確認図柄Qと一致するか否かで、(3)当たりか外れかを表示することができる。
[変形例4]
上の説明では停止図柄Pが確定表示されるとしているが、これを揺れ変動で仮停止表示とすることもできる。その場合、揺れ変動の態様(例えば上下揺れ、左右揺れ等)を複数の揺れ変動パターンから選択する構成とできる。図9に示すのはその一例である。
この揺れ変動態様決定処理では、主制御装置33は、普通電動役物16の始動球センサの遊技球検出信号が入力されると(S21:YES)、始動口乱数や変動パターン用乱数等を読み込み(S22)、始動口乱数に基づいて停止図柄を決定し、変動パターン用乱数に基づいて変動時間を決定する(S23)。
そして、始動口乱数が奇数なら(S24:YES)揺れ変動パターン1を(S25)、偶数なら揺れ変動パターン2を(S26)それぞれ取得し、停止図柄、変動時間及び揺れ変動パターン1又は2を指定した変動コマンドを生成して画像制御装置35に送信する(S27)。
また、同様の処理で、停止図柄Pの表示から当否表明までの期間用の背景画像を選択、指定することもできる。
[基本仕様例]
本発明を適用したパチンコ機の基本仕様例のいくつかを従来の第1種パチンコ機と比較して図10に示す。なお、1分間の打ち込み球数を100発とする。
1.従来例のパチンコ機は、大当たり確率を1/300とすれば1分間の始動口変動回数は約5〜6回である。
2.確認入球口を備える遊技機1
実施例のパチンコ機50において、従来例のパチンコ機と同様に大当たり確率を1/300とすれば1分間の始動口変動回数は約5〜6回となる。この5〜6回/分の変動回数を維持するには、確認入球口への入球率も5〜6個/分とする。大当たり確率、時間当たりの大当たり発生率は従来と同様になる。
3.確認入球口を備える遊技機2
同じパチンコ機50において、大当たり確率を1/100にした場合は1分間の始動回数を1〜2回程度とし、確認入球口への入球率も1〜2個/分とする。大当たり確率を高めても1分当たりの変動回数を抑えれば、時間当たりの大当たり発生率は従来と同様になる。
4.確認入球口を備える遊技機3
実施例のパチンコ機50において、従来例のパチンコ機と同様に大当たり確率を1/300として、1分間の始動口変動回数を約10回とする。但し、確認入球口への入球率は5〜6個/分とすることで、実質の変動回数を5〜6回/分にできる。
5.確認入球口を備える遊技機4
実施例のパチンコ機50において、大当たり確率を1/100として、1分間の始動口変動回数を約10回とする。但し、確認入球口への入球率は1〜2個/分とすることで、実質の変動回数を1〜2回/分にできる。
6.確認入球口以外の確認手段を備える遊技機
実施例のパチンコ機50において、従来例のパチンコ機と同様に大当たり確率を1/300、1分間の変動回数を約5〜6回とする。当否表明のための当否確認イベントは、例えば遊技者によるスイッチ操作によって発生する。遊技者によるスイッチ操作で当否表明が行われるとしても、大当たり確率及び1分間の変動回数が制約されるから、大当たり発生率は従来と同様になる。
確認入球口を備える遊技機1〜4は、確認入球口へ入球させるために要する分だけ遊技球の消費数が増えるから、従来の遊技機に比べホールの売り上げを増加させるという効果がある。
具体的に数値で比較すれば、図11のようになる。遊技球1個が4円として、1000円分(250発)の発射数で比較すると、確認入球口以外の確認手段を備える遊技機は従来例のパチンコ機と同様であるが、確認入球口を備える遊技機1、3は図柄始動口入球率が高くなっている。つまり、図柄回転率は見かけ上高い。但し、上述したとおり確認入球口への入球が必要となるので、これにて実質の図柄回転率を抑制できる。また、1000円分(250発)の発射数で図柄始動と確認入球の両方を行わなければならないから、1000円分の図柄回転率及び確認入球口入球率は各々半分になる。
[その他]
実施例又は変形例のパチンコ機において、次のような構成とすることができる。
1.遊技者が操作可能な入力装置により、当否確認待機状態(確認有効期間)を解除したり、その入力装置の操作のひとつを当否確認イベントとしてもよい。
2.確率変動や時間短縮時は、図柄始動口または確認入球口となる可変入賞装置の開放時間の上昇により持ち玉の減少を抑制する構成とできる。
3.確率変動、時間短縮など、遊技状態が複数ある遊技機の場合、例えば通常時確認入球口、確変時は時間経過、時短時は遊技者入力装置でそれぞれ当否確認イベントを発生させる、というように遊技状態の変化により当否確認の作業内容を変化させてもよい。
実施例のパチンコ機の正面図。 実施例の遊技盤の正面図。 実施例のパチンコ機の制御系(主要部)のブロック図。 実施例で主制御装置が実行する当否確認処理のフローチャート。 当否確認処理の説明図。 変形例1の当否確認処理のフローチャート。 変形例2の当否確認処理のフローチャート。 変形例3の説明図。 変形例4の制御処理のフローチャート。 基本仕様例の説明図。 基本仕様例の他の説明図。
符号の説明
10・・・遊技盤、
13・・・遊技領域、
14・・・図柄表示装置(図柄表示手段、当否表明手段)、
16・・・普通電動役物(始動領域)、
17・・・ゲート、
18・・・確認入球口、
20・・・大入賞口、
33・・・主制御装置(特別遊技実行手段、
35・・・画像制御装置、
50・・・パチンコ機(弾球遊技機)。

Claims (9)

  1. 遊技球が始動領域に進入したことに起因して選択された停止図柄を表示する図柄表示手段と、
    当否確認イベントの発生を必須条件として前記図柄表示手段にて表示された停止図柄が当たりを表象する図柄であるか否かを表示する当否表明手段と、
    前記当否表明手段にて前記停止図柄が当たりを表象する図柄であると表示されると遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技実行手段と
    を備えることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1記載の弾球遊技機において、
    前記表示された停止図柄が当たりを表象する図柄であるか否かは、遊技球が前記始動領域に進入したことに起因して行われる当たり外れの抽選結果に従うことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 請求項1記載の弾球遊技機において、
    前記表示された停止図柄が当たりを表象する図柄であるか否かは、前記当否確認イベントの発生に起因して行われる当たり外れの抽選結果に従うことを特徴とする弾球遊技機。
  4. 請求項3記載の弾球遊技機において、
    前記当否確認イベントの発生に起因して行われる当たり外れの抽選は、前記表示された停止図柄と前記当否確認イベントの発生に起因して選択された確認図柄とが一致すれば当たり一致しなければ外れとする抽選であることを特徴とする弾球遊技機。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、
    確認有効期間に前記当否確認イベントが発生したときに限って、前記当否表明手段による前記表示が行われることを特徴とする弾球遊技機。
  6. 請求項4記載の弾球遊技機において、
    前記確認有効期間に前記当否確認イベントが発生しなければ前記表示された停止図柄は無効になることを特徴とする弾球遊技機。
  7. 請求項2を引用する請求項5又は6記載の弾球遊技機において、
    前記抽選結果が当たりであることの期待度を前記確認有効期間中に報知する期待度報知手段を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  8. 請求項3又は4を引用する請求項5から7のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、
    前記確認有効期間中に前記当否確認イベントが発生する毎に前記当否表明手段による前記表示が行われることを特徴とする弾球遊技機。
  9. 請求項8記載の弾球遊技機において、
    前記表示された停止図柄に応じて前記確認有効期間が決定されることを特徴とする弾球遊技機。
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