JP2007283092A - 遊技機 - Google Patents

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義弘 藤原
Takehiko Kamiyama
武彦 神山
Hiroshi Igarashi
寛 五十嵐
Akihiro Ueno
晃裕 上野
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Abstract

【課題】大当たり処理中の遊技趣向性を高め、通常遊技中のような大当たりの期待感を持続する。
【解決手段】従来、単調であった大当たり処理中に、確変の有無を報知するか否かを決定するミッションを実行する。このミッションは、アタッカー112への遊技球PBの入賞に絡めているため、遊技者の操作が介入しているということができる。 これにより、遊技者は、大当たり処理中でも、アタッカー112へ早く入賞させるための発射強度の調整等、大当たり処理に集中することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、通常遊技状態の下で、遊技盤上の特定の始動領域への遊技球の流入を契機として抽選を実行する遊技機に関するものである。
従来、遊技機、特にパチンコ機において、始動入賞口に遊技球が入賞すると、制御上、内部的に抽選が実行され、この抽選に当選した場合には、通常遊技状態では常に閉止状態の特別入賞口(「アタッカー」、「大入賞口」と称する場合がある)を開放し、遊技者に有利な遊技状態(以下、「特別遊技状態」又は「大当たり処理」という)を付与することがなされている。
特別入賞口は、一般には、30秒間開放し、その後一旦閉止する動作を15ラウンド程度実行し、開放中に10個の遊技球が入賞することで、30秒を待たずに閉止して、次ラウンドへ移行するようになっており、結果として、特別遊技状態では、短期間に150個前後の入賞が期待できる。
また、上記特別遊技状態とは別に、付加的な特典として、特別遊技状態が終了した後に、確変モードと時短モードとする場合がある(これらを総称する場合、「特典」という)。
このように、大当たり処理が終了した後の通常遊技では、何らかの特典が付与されることで、遊技意欲を増大させることができるが、大当たり処理中は、この大当たり処理が開始された時点で、所定量の遊技球が賞品として払い出されることが約束されるため、大当たり処理自体の興味が低下し、単なる消化遊技と感じる場合がある。このため、大役処理消化中は、期待感、集中力が低下し、遊技意欲を持続させることが困難となっている。
大当たり中の演出としては、特定の機種のパチンコ機において、アタッカーの開放回数や、アタッカー開放時のパチンコ球の入賞数をカウントする表示器が設けられているものがある(特許文献1参照)。
特開平7−313688号公報
しかしながら、前記特許文献1の表示器は、単にアタッカーの開放回数やアタッカー開放時の入賞球数を報知するのみであり、大当たり処理中の遊技趣向性を高めるものではなく、かえって遊技者にストレスを与える原因になっている。
本発明は上記事実を考慮し、大当たり処理中の遊技趣向性を高め、通常遊技中のような大当たりの期待感を持続することができる遊技機を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、遊技盤上の特定の始動領域への遊技球の流入を契機として抽選を実行する遊技機であって、前記抽選の結果が大当たり当選の場合に、前記遊技盤上に設けられた大入賞口を所定時間開放することを所定ラウンド行う大当たり処理を実行する大当たり動作制御手段と、前記抽選のとき所定の条件が成立している場合に、特典を付与する特典付与手段と、前記大当たり動作制御手段による大当たり処理中において、前記遊技盤上の役物と遊技球との相関情報に基づいて、前記特典付与手段による特典付与情報を報知するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により報知する判定がなされた場合に、前記表示装置を用いて前記特典付与情報を報知する特典付与情報報知手段と、を有している。
請求項1記載の発明によれば、特典付与手段による特典の付与の状況を報知するか否かを、遊技盤上の役物と遊技球との相関情報に基づいて判定するため、大当たり処理動作の大入賞口への入賞に興味が出て、単純に消化遊技とされていた大当たり処理中の遊技趣向性を高めることができ、通常遊技のときのような期待感を持続することができる。
前記遊技盤上の役物と遊技球との相関情報とは、例えば、役物として各種入賞口(大入賞口、機構型チューリップ、電動型チューリップ、始動動入賞口、一般入賞口、判定手段による判定期間中のみ開放される特別な入賞口)であれば入賞数情報、通過ゲート(スルーチャッカー)であれば通過数情報、接触可動部等であれば接触回数情報等が挙げられる。
請求項2に記載の発明は、遊技盤上の特定の始動領域への遊技球の流入を契機として抽選を実行する遊技機であって、前記抽選の結果が大当たり当選の場合に、前記遊技盤上に設けられた大入賞口を所定時間開放することを所定ラウンド行う大当たり処理を実行する大当たり動作制御手段と、前記抽選のとき所定の条件が成立している場合に、特典を付与する特典付与手段と、前記大当たり動作制御手段による大当たり処理中において、前記大入賞口への遊技球の入賞経緯情報に基づいて、前記特典付与手段による特典付与情報を報知するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により報知する判定がなされた場合に、前記表示装置を用いて前記特典付与情報を報知する特典付与情報報知手段と、を有している。
請求項2記載の発明によれば、特典付与手段による特典の付与の状況を報知するか否かを、大入賞口への入賞経緯情報に基づいて判定するため、大当たり処理動作の大入賞口への入賞に興味が出て、単純に消化遊技とされていた大当たり処理中の遊技趣向性を高めることができ、通常遊技のときのような期待感を持続することができる。
請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記特定付与情報報知手段による特典付与情報の報知が、前記判定手段による判定直後、或いは前記大当たり処理終了直後の何れかに実行されることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、特定付与情報の報知の時期を、判定手段による判定直後とすることで、遊技者は結果を早く知ることができる。一方、大当たり処理終了直後とすることで、大当たり中全般に亘り、期待感を持続することができる。これらは、一長一短があるため、適宜選択すればよい。
請求項4に記載の発明は、前記請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記入賞経緯情報が、予め設定されたラウンドにおいて、前記所定時間よりも短い時間内に入賞した遊技球数であり、当該入賞した遊技球数が、しきい値以上の場合に報知判定、しきい値未満の場合に非報知判定とすることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、大入賞口への入賞は、所定時間の間に入賞すればよいが、この所定時間よりも短い時間を設定しておけば、早く入賞させようとする遊技者の操作が加わり、大当たり処理中の遊技趣向性を高めることができる。
請求項5に記載の発明は、前記請求項4に記載の発明において、入賞経緯情報を得るための前記予め設定されたラウンドの前に、前記判定手段による判定を行うことを告知する事前告知手段をさらに有することを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、入賞経緯情報を得るためのラウンドを適宜決め、これを事前に告知することで、常に遊技に集中させることができる。
請求項6に記載の発明は、前記請求項4又は請求項5に記載の発明において、大入賞口の開放回数や開放時の遊技球の入賞回数をカウントしていた既存の表示器を用いて、前記所定時間よりも短い時間をカウントダウン表示、並びに遊技球の入賞数をカウントアップ表示、の少なくとも一方を実行することを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、従来、単純に大入賞口の開放回数や開放時の遊技球の入賞回数をカウントしていた表示器を用いてカウントダウン又はカウントアップ表示することで、有用性が高まる。
以上説明した如く本発明では、大当たり処理中の遊技趣向性を高め、通常遊技中のような大当たりの期待感を持続することができるという優れた効果を有する。
図1に示されるように、パチンコ機10は、パチンコ機10の外郭を構成するとともにホールの島設備に設置される矩形状の外枠12を備えている。外枠12の前面には矩形額縁状の内枠14が配置されており、内枠14は、外枠12に設けられた一対のヒンジ部16、18に左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。また外枠12の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り20が取り付けられている。
内枠14の前面上部には、ガラス板22を装着したガラス枠26が配置されており、ガラス枠26は左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられている。また、ガラスフレーム24に装着されたガラス板22は、図1の紙面奥行き方向に所定の間隔で互いに平行に配置された一対のガラス板からなる二重構造となっている。このガラス枠26の裏面側には、交換可能とされた遊技盤100(図2参照)がセットされており、遊技盤100は、ガラス枠26を内枠14に閉塞した状態でガラス枠26(ガラス板22)に覆われるようになっている。
ガラス枠26の前面には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の表示灯142がガラス板22を取り囲むように配置されており、さらに左上隅及び右上隅には、賞球払出エラー及び払出状態エラー等の各種エラーを報知するエラー用の表示灯144が配置されている。また、各エラー用の表示灯144の内側には、遊技の効果音をステレオ出力するスピーカ146L、146Rが配設されている。
内枠14の前面下部には、一般的な上皿及び下皿の機能を兼ね備える打球供給皿としての一体皿30が配置されている。一体皿30は、パネル部材32の左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられており、パネル部材32の前面には、上部に遊技球PBを貯える球皿部34が形成された球皿本体36が突設されている。
図示を省略するが、球皿部34の底面は双方向に傾斜しており、一方は図1の正面視にて左側から右側に下る傾斜を手前側に配置し、他方は右側から左側に下る傾斜を奥側に配置し、両傾斜は正面視にて右側で円滑に連続形成されている。
手前側の傾斜はパチンコ機10間に設けられた現金用遊技球貸出機(図示省略)を球皿部34の正面視、左側から受け入れて、右側に転動案内する一方、奥側の傾斜は球皿部34に受け入れた遊技球PB、後述する賞品球、あるいはカード式貸出機を介した貸出球などを球排出口46から受け入れて正面視、右側から左側に向かって転動案内する。
この奥側の傾斜は、当該傾斜の下位方向に沿って遊技球転動流路の幅寸法を漸次、狭く形成されており、これにより、球皿部34にある遊技球PBがパネル部材32の裏面に配置された球送り装置(図示省略)に一列に整列させながら送り込まれる。
パネル部材32の前面の右側上部には、パチンコ機10内に設けられた払出装置160(図3参照)から払い出された賞球が排出される球排出口46が形成されている。
また、パネル部材32の前面における左側下部には灰皿38が設けられ、右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するための発射ハンドル39が取り付けられている。
(遊技盤の構成)
図2に示される遊技盤100は、基板となるベニヤ合板に樹脂製シート状のセルが貼着されてそのセルの表面が盤面となっており、盤面の外周端部付近に、円弧状の外レール102及び内レール104が取り付けられている。これらの外レール102及び内レール104によって囲まれた円形状の領域は、発射装置40(図3参照)から発射されて打ち込まれた遊技球PBが自重落下により移動可能とされ、この領域が遊技を行う遊技領域101とされている。
遊技盤100の遊技領域101におけるほぼ中央には、大型で中央部が矩形状に開口されたセンター役物105が配置されている。その開口内には、表示画面に特別図柄の抽選(変動及び停止)や各種演出等の映像を表示する液晶表示器106が設けられている。以下、必要に応じてLCD106という。
センター役物105の図2の左右側には、普通図柄始動入賞口としての通過ゲート(スルー・チャッカー)118が配置されている。また、センター役物105の真下には、特別図柄始動入賞口(スタート・チャッカー)108が配設され、その開口部の直下位置には、電動チューリップ110が取り付けられている。この特別図柄始動入賞口108のさらにその下方には、遊技領域101の下端部付近に位置して大入賞口としてのアタッカー112が配置されている。
アタッカー112には、開閉扉116が開放又は閉塞することによって開口又は閉口するようになっており、開閉扉116の開放時には、開閉扉116上に落下した遊技球PBが開閉扉116に案内されてアタッカー112へ入賞する。
このアタッカー112の近傍には、一対の7セグ表示器123、125が設けられている。この7セグ表示器123、125は、後述する大当たり処理時の時間のカウントダウン表示、入賞球のカウントアップ表示に適用されるようになっている(詳細後述)。
また、遊技領域101には、風車122や、遊技領域101内を自重落下する遊技球PBを所定の経路に誘導する多数の遊技釘(図示省略)が設けられており、最下位置に、外れ球を遊技盤100の裏側へ排出するアウト口124が設けられている。さらに、この遊技領域101に設けられたセンター役物105や盤面周縁には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の発光素子126(図3参照)が多数設けられている。
(制御系の構成)
次に、図3を用いてパチンコ機10の制御系について説明する。図3に示されるように、本実施形態に係るパチンコ機10の制御系は、主制御部150を中心として構成されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
主制御部150には、特別図柄始動入賞口108への入賞球を検出する始動入賞センサ180、普通図柄始動口である通過ゲート118への入賞球を検出する通過ゲート入賞センサ184、特別遊技状態の際に開放するアタッカー112への入賞球を検出する大入賞センサ186がそれぞれ接続されており、これらの各センサは、入賞球の検出時にその検出信号を主制御部150へ出力する。なお、必要に応じて、アタッカー112内には、大当たり処理のラウンドを継続するきっかけとなるVゾーンが設けられている場合には、このVゾーンを通過したことを検出するVゾーンセンサ228が配設される。
さらに、主制御部150には、電動チューリップを作動させる普通電動役物ソレノイド174、アタッカー112の開閉扉116を開放/閉塞させるソレノイド175、保留ランプ176、及び普通図柄表示装置107がそれぞれ接続されている。
ここで、遊技球PBが通過ゲート118を通過すると、これを通過ゲート入賞センサ184で検出することで普通図柄の当たり/外れの抽選(以下、「普図抽選」という)が主制御部150にて実行され、その抽選結果が当たりとなった場合は、主制御部150が普通電動役物ソレノイド174を駆動制御して電動チューリップ110を所定時間開放する。
また、遊技球PBが特別図柄始動入賞口108に入賞すると、これを始動入賞センサ180で検出することで特別図柄の当たり/外れの特図抽選が主制御部150にて実行され、この特図抽選の結果が当たりとなった場合は、通常遊技状態から特別遊技状態へ遊技状態が移行するように主制御部150にて制御する。
特別遊技状態(大当たり処理ともいう)とは、前記アタッカー112が所定時間(一般には30秒)開放し、その後閉止する動作を1ラウンドとした場合に、複数ラウンド(本実施の形態では、15ラウンド)繰り返される遊技状態を言い、この結果、多くの遊技球PBがアタッカー112へ入賞し、多くの入賞が期待できる。なお、通常は、1ラウンド中の最大入賞数が10個と制限されている。なお、この特図抽選の当たりを契機として、確変(時短)抽選が実行され(特図抽選と確変(時短)抽選は同時の場合もある)、この確変(時短)抽選に当選すると、前述した特別遊技状態の終了後に、次の当たり確率がアップする「確変」、或いは図柄変動パターン時間を短縮する「時短」が付加される(特典遊技の付与)。なお、特典遊技は、通常遊技状態の下で実行されるものであり、特別遊技とは異なる。
本実施の形態では、特典として確変を付与しているが、例えば、確変にならなかった場合に、所定回数(例えば、100回)の時短を特典として付与するようにしている。
主制御部150からは盤用外部端子190を介してホールコンピュータへ遊技の進行状態を示す情報(始動入賞信号や大当たり信号、図柄確定回数信号)が送信される。
さらに、主制御部150には、演出制御部152と、払出制御部154とがそれぞれ接続されており、これらの制御部は、主制御部150からのコマンド送信により制御される。
演出制御部152には、図柄制御部156を介してLCD106が接続されている。また、演出制御部152は、遊技盤100の各種遊技部品に設けられた照明演出用の発光素子126、並びに、ガラス枠26に設けられた照明演出用の表示灯142及びエラー用の表示灯144の点灯、消灯、及び点滅を制御し、さらに、ガラス枠26前面に設けられたスピーカ146L、146Rを作動させて効果音等の出力を制御する。
また、演出制御部152には、前記アタッカー112の近傍に設けられた一対の7セグ表示器123、125の点灯制御を行う。
この演出制御部152に制御されるLCD106には、特図抽選の結果を報知するための図柄変動パターンの演出映像が表示され、スピーカ146L、146Rからはその図柄変動パターン演出時のBGMが出力される。これにより、遊技者は、視覚及び聴覚を通じて、特図抽選の結果に対応した演出図柄による演出を楽しむことができる。なお、普通図柄表示装置107や保留ランプ176による表示内容は、このLCD106で表示するようにしてもよい。
図柄変動パターンには、特別図柄変動パターン及び演出図柄変動パターンがあり、双方共に特図抽選の結果を報知するものであるが、特別図柄変動パターンは予め定められた変動及び停止を行い特図抽選の結果を所定時間経過後に正式に報知する性質のものであるのに対し、演出図柄変動パターンはその特図抽選の結果を報知するまでの過程に演出を加味し、当たり/外れかに一喜一憂させながら報知する性質のものである。
本実施形態のパチンコ機10では、LCD106の表示画面の大部分において、演出図柄変動パターンを表示し、表示画面における極めて小さい領域に特別図柄変動パターンを表示するようにしている。なお、特別図柄変動パターンは、別途独立した表示装置で表示するようにしてもよい。
ここで、特図抽選の結果が「大当たり当選」となり、LCD106における図柄変動パターン演出並びにスピーカ146L、146RからのBGM出力によって、そのことを報知し終えると、前述した特別遊技状態(大当たり処理)が実行される。
また、前述したように、LCD106において、図柄変動パターン演出を実行中に新たに特別図柄始動入賞口108に入賞した場合、並びに大当たり処理中に特別図柄始動入賞口108に入賞した場合、保留ランプ176の点灯数がその入賞数に応じて最大4個まで増える。
一方、前回の図柄変動パターン演出が終了する、或いは大当たり処理が終了すると、LCD106では、保留分の特図抽選結果を報知するために、新たな図柄変動パターン演出が開始される。これに伴い、保留ランプ176が1個消灯し、保留分の消化を遊技者に報知する。
また、払出制御部154には、払出装置160及び発射制御部164が接続され、発射制御部164には発射装置40が接続されている。この払出制御部154は、パチンコ機10内に設けられた払出装置160を作動させて、賞球又は貸し球の払い出し及び停止動作と払出数を制御する。また、発射制御部164は、遊技者による発射ハンドル39(図1参照)の操作により発射装置40を作動させて、遊技球PBの発射開始、及び、発射ハンドル39の操作量に応じた発射力を制御する。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子191を介して払出情報をホールに設置されたホールコンピュータへ送信するようになっている。
ところで、前記特図抽選時には、ほぼ同時に(制御的には、極めて短い時間の間で時系列に)、1/2の確率で確変抽選がなされており、大当たり当選になると、この確変抽選の結果を反映し、確変大当たりか、非確変大当たりか決まる。より具体的に示すと、特別図柄始動入賞口108に入賞すると、それぞれべつの乱数カウンタから乱数取得する。すなわち、取得する乱数は、2種類である。
一方の乱数は特図抽選に用いられ、所定の当選確率(通常確率では1/300〜350程度、確変時では1/50程度)で特図抽選が実行される。また、他方の乱数は確変抽選に用いられ、所定の確率(通常1/2)で、大当たり処理後の通常遊技状態を確変にするか否か(確変/非確変)が決まる。
前記特図抽選が当選した場合は、確変抽選結果が有効となる。言い換えれば、特図抽選が落選の場合は、確変抽選結果は無効となる。
上記のように、内部的には、大当たり当選時に確変か否かは決定している。この確変の有無の報知は、機種によって異なり、大当たり当選の演出図柄変動パターン演出後の停止図柄によって報知する場合(例えば、演出図柄が数字図柄の場合、奇数図柄での大当たり当選は確変、偶数図柄での大当たり当選は非確変)と、大当たり処理の終了後に報知する場合(画像演出に依存する)とがある。これらは、機種毎に何れかに定められており、報知時期が選択できるものではない。また、他の機種においては、確変の有無を全く報知しないものもある。
これに対して、本実施の形態では、確変の有無を大当たり処理中に報知する機会を設けると共に、この報知するか否かを遊技者の操作介入を絡めたゲーム(ミッション)によって決定するようにした(以下、このゲーム(ミッション)を「確変報知ミッション」という)。
本実施の形態では、大当たり処理中に、15ラウンドのアタッカー112の開放に着目し、アタッカー112が開放している最大時間(所定時間)よりも短い時間を設定し、この短い時間内に所定の入賞数になったことでゲームクリア(ミッション達成)とし、確変の報知を行う。より具体的には、30秒間のアタッカー112の開放の最初の10秒間で10個の遊技球PBの入賞を条件としている。
さらに、アタッカー112の近傍には、一対の7セグ表示器123、125によって、時間のカウントダウン(9→8→…→0)、並びに入賞数のカウントアップ(0→1→2→…9)が実行される。
図4は、演出制御部152における、確変報知ミッションを主体とした制御を機能的に示したブロック図である。
主制御部150からのコマンドはコマンド解析部200に入力され、それぞれのコマンドが解析される。
コマンド解析部200には、大当たり処理中演出画像特定部202が接続されており、コマンドが演出図柄変動パターンに関する情報であると、この大当たり処理中演出画像特定部202へコマンドが送出される。
大当たり処理中演出画像特定部202では、入力したコマンドに基づいて、画像読出部204に演出画像を読み出すように指示する。画像読出部204では、演出画像特定識別符号メモリ206から演出画像を特定する識別符号を読み出し、コマンド出力部208を介して図柄制御部156へ送出する。図柄制御部156では、入力したコマンド(識別符号)に基づいて、画像データを読み出し、LCD106の表示制御を実行する。
前記コマンド解析部200には、カウンタ制御部210及びラウンドカウンタ212が接続されている。
コマンド解析部200からカウンタ制御部210には、大当たり処理のラウンド開始情報が送出され、これによりカウンタ制御部210では、アップカウンタ214及びダウンカウンタ216を制御して、カウント値をリセットする。
アップカウンタ214は、アタッカー112への遊技球PBの入賞数をカウントするものであり、カウンタ制御部210からのスタート信号を起点として、コマンド解析部200から入賞信号が入力される毎にカウントアップされる。
一方、ダウンカウンタ216は、カウンタ制御部210からのスタート信号を起点として、アタッカー112の最大開放時間よりも短い時間(ここでは、10秒)をカウントダウンする。
アップカウンタ214及びダウンカウンタ216のカウント値は、それぞれ7セグ表示器123、125に表示されるようになっている。
また、コマンド解析部200からラウンドカウンタ212には、ラウンド情報が入力されるようになっている。このラウンド情報に基づいて、ラウンドカウンタ212は大当たり処理中のアタッカー112の開放ラウンドをカウントし、そのカウント値を比較部218へ送出する。
比較部218には、ミッション実行ラウンドメモリ220が接続されている。このミッション実行ラウンドメモリ220には、予めミッションを実行するラウンドが記憶されており、比較部218において、現在のラウンドがこのミッション実行ラウンドと一致したか否かを比較し、一致すると、ミッション実行指示部222へアクティブ信号を送出する。
ミッション実行指示部222は、前記カウンタ制御部210及びミッション告知画像特定部224に接続されている。
ミッション実行指示部222からカウンタ制御部210にアクティブ信号が送出されると、カウンタ制御部210では、アップカウンタ214及びダウンカウンタ216に対してスタート信号を送出する。これにより、アップカウンタ214及びダウンカウンタ216は、前述のようにカウントを開始する。
また、ミッション実行指示部222からミッション告知画像特定部224にアクティブ信号が送出されると、ミッション告知画像特定部224は、画像読出部204に対して、ミッション告知画像を読み出すように指示する。
画像読出部204では、演出画像特定識別符号メモリ206からミッション告知画像を特定する識別符号を読み出し、コマンド出力部208を介して図柄制御部156へ送出する。図柄制御部156では、入力したコマンド(識別符号)に基づいて、画像データを読み出し、LCD106の表示制御を実行する。
前記アップカウンタ214及びダウンカウンタ216は、それぞれミッション成否判定部226に接続されている。ミッション成否判定部226では、ダウンカウンタ216から制限時間到達情報が入力された時点でのアップカウンタ214から入力される入賞数情報に基づいて、ミッションの成否を判定する。
すなわち、予め設定したしきい値(例えば、10個)に実際の入賞数が到達しているか否かが判断され、到達しているときは確変報知判定を下し、到達していないときは確変非報知判定を下す。
このミッション成否判定結果は、確変報知指示部228へ送出され、確変報知判定の場合には、確変報知画像特定部230へアクティブ信号を送出する。この結果、確変報知画像特定部230は、画像読出部204に対して、確変報知画像を読み出すように指示する。
画像読出部204では、演出画像特定識別符号メモリ206から確変報知画像を特定する識別符号を読み出し、コマンド出力部208を介して図柄制御部156へ送出する。図柄制御部156では、入力したコマンド(識別符号)に基づいて、画像データを読み出し、LCD106の表示制御を実行する。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
(パチンコ機10の遊技の流れ)
パチンコ機10による遊技では、遊技者が発射ハンドル39を操作すると、一体皿30の球皿部34に貯えられている遊技球PBは球送り装置により一球づつ発射装置40に供給され、発射装置40によって上方へ発射される。発射された遊技球PBは、外レール102に沿って遊技盤100の遊技領域101に打ち込まれ、遊技釘に当たり方向を変えながら遊技領域101内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域101の下端部に至った遊技球PBはアウト口124からパチンコ機10内に回収される。
また、遊技球PBが通過ゲート118を通過すると、主制御部150において普通図柄の当たり/外れの抽選処理(普図抽選)が実行され、その普図抽選結果は、普通図柄表示装置107に、2桁の普通図柄が変動されその変動後に停止図柄の組み合わせによって表示される。
この普図抽選の結果が「当たり」となった場合は、電動チューリップ110が所定時間開放され、遊技球PBが特別図柄始動入賞口108に入賞しやすい状態となる。
また、特別図柄始動入賞口108へ入賞すると、主制御部150において特別図柄の当たり/外れの特図抽選処理(第1の抽選)が実行され、その特図抽選結果は、LCD106の下部の一部の領域(あるいは、独立した別の領域)では、2個の特別図柄が所定のパターンで変動されその変動パターンを経た停止図柄の組み合わせによって表示される。また、この表示に伴い、LCD106のほぼ全域では、演出図柄が所定のパターンで変動されその変動パターンを経て停止表示される。この演出図柄変動パターンの演出映像には、例えば、リーチを経た当たり図柄の表示又は外れ図柄の表示、あるいはリーチなしの外れ図柄表示など、様々な演出や趣向を加味した数多くのパターンが用意されており、遊技者は、それらの演出を受け特別図柄の抽選結果を期待感も持って観察する。
(大当たり処理)
LCD106の表示画面に、例えば「444」や「777」等の予め定められた所定の大当たり図柄の組み合わせが表示されるとともに、照明演出用の表示灯142の点滅やスピーカ146L、146Rからの効果音出力などによる演出を加えて、大当たりが発生したことを遊技者に報知し、所定の大当たり処理を実行する。
大当たり処理としては、開閉扉116の開閉動作によってアタッカー112が例えば10カウント(入賞個数)又は最大30秒間(1回の開放時間)/最高15ラウンド(継続回数)開放される。
なお、アタッカー112内にVゾーンを設けた遊技仕様の場合には、1回のアタッカー112開放時にVゾーンへの入賞を果たすことで次ラウンドを継続するといった動作が行われる。
これにより、遊技者は、発射した遊技球PBをアタッカー112へ容易に入賞させ、例えば入賞1個当たり15個の払い出しを受けるなどして、大量の賞球を獲得できるようになる。またこのときは、払出装置160が作動して所定数の賞球を払い出し、その払い出された賞球は、球排出口46から一体皿30の球皿部34に排出される。
また、当たり図柄が、例えば「777」等の予め定められた所定の図柄であり、かつここでは、当該所定の図柄が奇数の組み合わせとなった場合には、上述した大当たり処理(特別遊技状態)の終了後に、次の大当たり確率がアップする「確率変動機能」、並びに、普通図柄表示装置107の変動時間が短縮され、始動口108が開放し易くなって球持ちをよくする「時短機能」といった付加機能が作動して、遊技者にとって有利な遊技状態が展開される。
ところで、上記大当たり処理は、遊技者は単調に遊技球PBを発射してれば、ほぼ確実に大量の遊技球PBの賞球を受けることができるため、遊技者は優越感にひたりながら遊技を進行することができる。
反面、この単調な遊技の進行によって、趣向性が低下して、次の通常遊技までに遊技意欲が減退する場合がある。特に、先に非確変であることがわかっていると、大当たり処理終了後に、遊技を止める可能性があり、台の稼働率の低下を招く。
また、大当たり終了後に確変の有無を報知する場合は、期待感を持って大当たり処理を進行させることができるが、その結果、非確変になった場合には、遊技意欲の減退は増長される。
そこで、本実施の形態では、大当たり処理中に遊技者の操作介入を絡めたゲーム(ミッション)を設定し、このミッションに成功した場合は確変の有無の報知を実行し、失敗に終わった場合は確変の有無の報知を実行しないようにした。
以下、図5のフローチャートに従い、このミッションを関する遊技の流れを説明する。
ステップ250では、初期設定としてラウンド数Nをセット(1)、入賞カウント数をクリア(0)、ミッション時間Tをセット(10秒)し、ステップ252へ移行する。
ステップ252では、第Nラウンドが開始されたか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ254へ移行してミッション実行ラウンドか否かが判断される。
このステップ254で否定判定されると、ステップ256へ移行して、第Nラウンドが終了するまで待機する。
ステップ256で肯定判定されると、ステップ258へ移行してこの第Nラウンドが最終ラウンド(第15ラウンド)か否かが判断され、否定判定された場合は、ステップ260へ移行して、ラウンド数Nをインクリメントしてステップ252へ戻る。また、ステップ258で肯定判定された場合は、このルーチンは終了する。
前記ステップ254において肯定判定、すなわちミッション実行ラウンドであると判定された場合は、ステップ262へ移行する。
ステップ262では、ミッション開始を告知し、次いで、ステップ264へ移行して、ダウンカウンタ216及びアップカウンタ214をスタートさせる。
なお、ステップ262でのミッション開始の告知では、どのようなミッションかを演出をまじえて、同時に表示するようにしてもよい。例えば、「ミッション!!10秒以内にアタッカーへ10個の球を入賞させよ!!」といったようなメッセージを何らかのテーマに沿った演出仕立てで表示し、かつスピーカ146L、146Rから出力する。
次のステップ266では、カウントダウン、カウントアップの各数値変化の7セグ表示器123、125への表示を制御する。この場合、カウントダウン表示は、1秒単位で減算していき、カウントアップ表示は、遊技球PBのアタッカー112への入賞毎に加算していく。
次のステップ268では、入賞があったか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ270へ移行して入賞数Cをインクリメントし、ステップ271Aに移行する。ステップ271Aでは、前記入賞数Cが所定数(例えば、10個)に到達したか否かが判断され、肯定判定された場合には、所定時間内に指定した入賞を達成したと判断し、ステップ271Bで時間Tを0として、ステップ272へ移行する。また、ステップ268、又はステップ271Aで否定判定された場合はステップ272へ移行する。
ステップ272では、制限時間が経過したか否かが判断され、否定判定された場合には、ステップ268へ戻る。
また、ステップ272で肯定判定されると、ステップ274へ移行して、ミッションの成否の判定を行う。次のステップ276では、ミッションが成功したか否かが判断される。
このステップ276で肯定判定されると、ステップ278へ移行して、予め(大当たり当選時)決定している確変抽選の結果に基づき、確変か否かが判断される。
ステップ278で肯定判定された場合は、ステップ280へ移行して確変であることを報知し、ステップ286へ移行する。
また、ステップ278で否定判定された場合は、ステップ282へ移行して非確変であることを報知し、かつ時短Aを付与することを報知して、ステップ286へ移行する。
また、前記ステップ276で否定判定された場合には、ステップ284へ移行して、確変の有無を報知せず、かつ時短Bを付与(これも非報知)してステップ286へ移行する。
ステップ286では、第Nラウンドが終了したか否かが判断され、肯定判定されるとステップ288へ移行する。ステップ288では、最終ラウンド(第15ラウンド)か否かが判断され、否定判定された場合は、ステップ290へ移行して、ラウンド数Nをインクリメントしてステップ252へ戻る。また、ステップ288で肯定判定された場合は、このルーチンは終了する。
このように本実施の形態では、従来、単調であった大当たり処理中に、確変の有無を報知するか否かを決定するミッションを実行する。このミッションは、アタッカー112への遊技球PBの入賞に絡めているため、遊技者の操作が介入しているということができる。
これにより、遊技者は、大当たり処理中でも、アタッカー112へ早く入賞させるための発射強度の調整等、大当たり処理に集中することができる。
また、従来、アタッカー112の近傍に設置されている7セグ表示器123、125は単にアタッカー112の開放回数(ラウンド回数)、アタッカー112への入賞数の報知でしかなかったが、本実施の形態では、ミッションの経過を報知する役目を持たせ、有効に利用することができる。
また、一般に大たり処理におけるアタッカー112の1回の開放最大時間が30秒、遊技球PBは100発/1分間であるので、このアタッカー112の1回の開放時間内に50発発射される。
この内、10個の遊技球PBがアタッカー112に入賞するため、単純計算で最大20個の遊技球PBが回収されていることになる。
本実施の形態ではミッションを行うことで、上記無駄球をなくし、かつ大当たり処理中の単調な遊技を是正することができる。
なお、本実施の形態では、予め定めたラウンド数にミッションを実行するようにしたが、このミッション実行のラウンドは複数あってもよい。言い換えれば、全ラウンドで実行してもよい。
また、判定は、10秒間に10個の遊技球が入賞したか否かとしたが、上記のようにラウンド数が複数の場合は、各ラウンドの成功数と失敗数との比で判定を行うようにしてもよい。例えば、15ラウンド分ミッションを実行した場合、所謂勝ち越し(8勝7敗)であれば、ミッション成功や、10勝以上でミッション成功といったように、遊技仕様を設定すればよい。
(ミッションの変形例)
さらに、ミッションにおける実行対象として、アタッカー112の所定時間内に入賞回数としたが、遊技盤100上の様々な役物と遊技球PBとの相関情報を用いてミッションを行ってもよい。例えば、ミッションにおける実行対象として、アタッカー112と、左右の通過ゲート118と、を用い、所定時間の入賞数に加え、入賞先を指令する。この指定は、LCD106にミッション内容として逐次表示すればよい。
もちろん、上述したミッションにおける実行対象としてアタッカー112及び通過ゲート118(すなわち、役物)の代わりとして、電動型チューリップ、機構型チューリップ、始動入賞口等を実行対象としてもよいし、特定の空間に非接触型のセンサ(鋼材検出型、磁歪検出型、圧力検出型、衝撃検出型等)を設けて、そのセンサをミッションにおける実行対象としてもよい。
指令の例としては、大当たり処理の開始と同時にミッションが開始されると、LCD106へ、第1ラウンドは、5秒以内にアタッカー112に5発入れろ」と第1の指令を表示する。遊技者はこの第1の指令に従い発射強度を調整し遊技球PBを発射する。
第1ラウンドが消化されると、次に、LCD106へ「第2ラウンドは、ラウンド時間内にどちらでもよいから、通過ゲート118を通過させよ」と第2の指令を表示する。遊技者はこの第2の指令に従い発射強度を調整し遊技球PBを発射する。
第2ラウンドが消化されると、それ以降のラウンドにおいても、様々な指令をLCD106へ表示する。
これにより、大当たり処理中も遊技者はミッションに従って遊技を行うことで趣向性が向上する。また、ミッションの達成率によって、特典を付与するか否かを判定すればよい。
本実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 本実施の形態に係る遊技盤の正面図である。 本実施の形態に係る制御系の概略を示すブロック図である。 演出制御部における、確変報知ミッションを主体とした制御を機能的に示したブロック図である。 演出制御部における、ミッションを関する遊技の流れを示す制御フローチャートである。
符号の説明
PB 遊技球
10 パチンコ機(遊技機)
100 遊技盤
106 LCD(表示装置)
112 アタッカー
123、125 7セグ表示器
150 主制御部(大当たり動作制御手段、特典付与手段)
152 演出制御部
156 図柄制御部
175 ソレノイド
180 始動入賞センサ
200 コマンド解析部
202 大当たり処理中演出画像特定部
204 画像読出部
206 演出画像特定識別符号メモリ
208 コマンド出力部
210 カウンタ制御部(判定手段)
212 ラウンドカウンタ
214 アップカウンタ(判定手段)
216 ダウンカウンタ(判定手段)
218 比較部
220 ミッション実行ラウンドメモリ
222 ミッション実行指示部
224 ミッション告知画像特定部(事前告知手段)
226 ミッション成否判定部(判定手段)
228 確変報知指示部(特典付与情報報知手段)
230 確変報知画像特定部(特典付与情報報知手段)

Claims (6)

  1. 遊技盤上の特定の始動領域への遊技球の流入を契機として抽選を実行する遊技機であって、
    前記抽選の結果が大当たり当選の場合に、前記遊技盤上に設けられた大入賞口を所定時間開放することを所定ラウンド行う大当たり処理を実行する大当たり動作制御手段と、
    前記抽選のとき所定の条件が成立している場合に、特典を付与する特典付与手段と、
    前記大当たり動作制御手段による大当たり処理中において、前記遊技盤上の役物と遊技球との相関情報に基づいて、前記特典付与手段による特典付与情報を報知するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により報知する判定がなされた場合に、前記表示装置を用いて前記特典付与情報を報知する特典付与情報報知手段と、
    を有する遊技機。
  2. 遊技盤上の特定の始動領域への遊技球の流入を契機として抽選を実行する遊技機であって、
    前記抽選の結果が大当たり当選の場合に、前記遊技盤上に設けられた大入賞口を所定時間開放することを所定ラウンド行う大当たり処理を実行する大当たり動作制御手段と、
    前記抽選のとき所定の条件が成立している場合に、特典を付与する特典付与手段と、
    前記大当たり動作制御手段による大当たり処理中において、前記大入賞口への遊技球の入賞経緯情報に基づいて、前記特典付与手段による特典付与情報を報知するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により報知する判定がなされた場合に、前記表示装置を用いて前記特典付与情報を報知する特典付与情報報知手段と、
    を有する遊技機。
  3. 前記特定付与情報報知手段による特典付与情報の報知が、前記判定手段による判定直後、或いは前記大当たり処理終了直後の何れかに実行されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 前記入賞経緯情報が、予め設定されたラウンドにおいて、前記所定時間よりも短い時間内に入賞した遊技球数であり、
    当該入賞した遊技球数が、しきい値以上の場合に報知判定、しきい値未満の場合に非報知判定とすることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の遊技機。
  5. 入賞経緯情報を得るための前記予め設定されたラウンドの前に、前記判定手段による判定を行うことを告知する事前告知手段をさらに有することを特徴とする請求項4記載の遊技機。
  6. 大入賞口の開放回数や開放時の遊技球の入賞回数をカウントしていた既存の表示器を用いて、前記所定時間よりも短い時間をカウントダウン表示、並びに遊技球の入賞数をカウントアップ表示、の少なくとも一方を実行することを特徴とする請求項4又は請求項5記載の遊技機。
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