JP5470517B2 - 遊技機 - Google Patents

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この発明は、当選判定の抽選に当選するなど所定の発生条件が取得されることによって特別遊技状態に移行可能な遊技機であって、遊技機外部に、特別遊技状態への移行を含む遊技機の内部状態に関する信号を出力可能な遊技機に関するものである。
この種の遊技機、例えばパチンコ遊技機においては、始動入賞口への入賞など所定の契機に当選判定の抽選が行われ、抽選結果が大当りとなった場合に、特別遊技状態に移行する。そして、これらの遊技機においては、例えば特別遊技状態に移行した場合には、その旨の信号をホールコンピュータに出力し、遊技台の稼働状況を一括管理している。一方、各遊技機が設置されている島設備には、遊技者が遊技台を選択する目安となるよう、その遊技機の一日の稼働状況を表示するデータ表示部が設けてあり、ここには、例えば出玉数や大当り遊技の発生回数などが表示されている。
しかし、データ表示部があるために、例えば複数種類の大当り遊技があって、どちらが当選して開始されたか容易に判断できないようになっている場合でも、データ表示部の表示を見ればどの大当り遊技に移行したか一見して判明してしまい、当選したのが払い出しの少ない設定の大当り遊技だった場合には遊技に対する興味が半減するという問題点があった。
ここで、従来の遊技機においては、特定の種類の特別遊技については、特別遊技中であることをホールコンピュータに出力しないようにする技術(特許文献1参照)が開示されている。
特開2005−160738号公報
各請求項に記載の発明は、上記した従来の遊技機の問題点を解決すべくなされたものであり、複数の特別遊技状態のうちいずれの特別遊技状態に移行したのか容易に判別することができないようになっている遊技機において、データ表示装置による特別遊技状態中であることの表示を、特別遊技状態への移行時よりも遅れて表示させることにより、遊技者に期待感を維持させることを目的とする。
本願発明の特徴点を、図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(特徴点)
(請求項1)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、遊技盤上に設けられた入賞口に遊技球が入賞することにより賞球が払い出される遊技機であって、所定の発生条件の達成に基づき、通常遊技状態よりも遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技制御手段(100)と、前記特別遊技状態の発生を遊技者に向けて報知するための報知手段(特別遊技状態報知手段140)と、遊技機外部に設けられたデータ表示装置(2)に、前記特別遊技状態の発生を知らせる特別遊技作動信号を出力可能な外部出力制御手段(70)とを少なくとも備えた遊技機(パチンコ遊技機1)に係る。
本発明に係る遊技機は、パチンコ遊技機の一種とすることができ、上記構成の他にも、遊技球の入賞が抽選手段(110)による当選抽選の契機となる始動入賞口(14)や、抽選結果に基づいて所定の絵図柄を変動表示させる変動表示ゲームを行うための可変表示部(20)を備えていてもよい。
ここで、「所定の発生条件の達成」とは、抽選手段(110)による抽選結果が所定の結果になることや、特定の入賞口に遊技球が入賞することなどを含む。
前記特別遊技状態とは、通常遊技状態よりも遊技者に有利な設定とされている遊技区間であって、例えば大当り状態や確変状態を含むものである。
前記データ表示装置(2)は、遊技機の内部状態を報知したり遊技履歴等を液晶表示装置などを用いて遊技者に向けて表示するためのものである。データ表示装置(2)は遊技場の遊技機の稼働を管理するホールコンピュータに接続されている。
前記外部出力制御手段(70)は、いわゆる集中端子板と呼ばれるものである。また、「特別遊技作動信号」とは、遊技状態が特別遊技状態であることを知らせるための信号である。
そして、本発明においては、前記特別遊技状態として、特別遊技状態への移行後に所定態様の有利遊技が行われる一の特別遊技状態と、特別遊技状態への移行後に前記一の特別遊技状態と同様の有利遊技が行われるものの特別遊技状態への移行後の賞球払い出し量が前記一の特別遊技状態とは異なるように設定された他の特別遊技状態とを少なくとも設けてある。また、前記複数の特別遊技状態のうち、いずれかの特別遊技状態が発生した場合には、当該特別遊技状態への移行後、予め定められた条件の達成後に、前記外部出力制御手段(70)に当該特別遊技状態に係る特別遊技作動信号を出力させるための信号出力制御手段(130)を設けてある。そして、前記報知手段(140)は、前記いずれかの特別遊技状態に係る特別遊技作動信号が出力される前には、前記いずれかの特別遊技状態の発生を報知しないように形成されていることを特徴とする。
前記有利遊技とは、通常遊技状態よりも短時間で多くの賞球払い出しが可能な遊技であって、例えば大入賞口(17)の開閉を所定ラウンド繰り返す特別開閉遊技や、抽選手段(110)の当り確率を高くしたり抽選回数を増やすことにより大入賞口(17)の開放契機を増加させる確率変動遊技などが含まれる。
ここで、「特別遊技状態への移行後の賞球払い出し量が・・・異なるように設定」とは、同一態様の有利遊技の実行期間を異ならせる(特別開閉遊技のラウンド数を変える)ことや、同一態様同一期間の有利遊技終了後に他の態様の有利遊技を付加することが含まれる。
また、「他の特別遊技状態」は、複数あってもよい。「賞球払い出し量が・・・異なる」とは、払い出し量が多い場合と少ない場合の双方が含まれる。
前記信号出力制御手段(130)は、特定の特別遊技状態が開始された場合に、特別遊技作動信号の出力を一時留保させるためのものである。ここで、「予め定められた条件の達成」とは、遊技状態が予め定められた状態になった場合のことであり、特別遊技状態への移行後、入賞回数や入賞による賞球払い出し数や特定の可動装置(電動チューリップの可動片やアタッカー)の変動回数が所定数に達した(あるいは超えた)場合や、特定の入賞口に入賞した場合や、遊技盤上の特定領域に遊技球が流入した場合などを含む。
またここで、「条件の達成後に、前記外部出力制御手段(70)に当該特別遊技状態に係る特別遊技作動信号を出力させる」とは、所定条件達成後に、外部出力制御手段(70)に特別遊技作動信号を出力することにより、外部出力制御手段(70)がデータ表示装置(2)に特別遊技作動信号を出力するようにする場合と、特別遊技状態に移行したときに外部出力制御手段(70)に特別遊技作動信号を出力するものの、所定条件が達成されるまで、外部出力制御手段(70)がデータ表示装置(2)に特別遊技作動信号を出力するのを阻止する場合の双方が含まれる。
(作用)
本発明において、特定の特別遊技状態の発生契機に該当し、特別遊技状態が発生したとする。報知手段(140)はそのことを遊技者に向けて報知しないので、通常状態とは異なる態様の有利遊技が開始され、何らかの特別遊技状態に移行したことが判っても、どの特別遊技状態であるのかについては、データ表示装置(2)の表示部に所定の表示がされる(例えば大当りカウンタがアップされる)まで判断がつかない。従って、この間は、特別遊技状態への移行に対する期待感が失われることがない。
なお、報知手段(140)は、特別遊技作動信号の出力後に、特別遊技状態であることの報知を行うようにするのが好ましい。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、遊技球が入賞可能な開放状態及び遊技球が入賞不可能な閉塞状態とに変動可能な特別変動入賞装置(大入賞口17)を設け、前記一の特別遊技状態として、前記特別変動入賞装置(17)を開放状態としてから閉塞状態とするラウンドを所定回数繰り返す有利遊技としての特別開閉遊技が行われる第一の特別遊技状態を設け、前記他の特別遊技状態として、所定ラウンドの前記特別開閉遊技の終了後に、前記特別変動入賞装置(17)が開放状態となる確率が高くなるようにした有利遊技としての確率変動遊技が行われる第二の特別遊技状態を設け、前記特別遊技状態の発生後、予め定められた遊技履歴をカウントするためのカウント手段(条件カウンタ133)を設け、前記信号出力制御手段(130)は、前記第一の特別遊技状態が発生した場合には、前記外部出力制御手段(70)から第一の特別遊技状態に係る特別遊技作動信号を出力させず、前記第二の特別遊技状態が発生した場合には、前記カウント手段(133)のカウントが終了した後に、前記外部出力制御手段(70)から第二の特別遊技状態に係る特別遊技作動信号を出力させることを特徴とする。
本発明に係る遊技機は、デジタル機と呼ばれているパチンコ遊技機とすることができ、上記構成の他にも、遊技球が入賞可能な開放状態及び遊技球が入賞困難な閉塞状態とに変動可能な可動片(16a)を有し入賞を契機に大当り抽選が行われる始動入賞口(16)や、遊技球の通過を契機に可動片(16a)を開閉作動させるか否かの開放抽選が行われるゲート(13)や、前記大当り抽選及び開放抽選を行うための抽選手段(110)を備えていてもよい。
ここで、「確率変動遊技」には、抽選手段(110)による大当り確率を高くすることにより特別変動入賞装置(17)が開放状態となる確率を高くするようにした(いわゆる高確)遊技と、単位時間当たりの大当り抽選の回数を多くすることにより結果として特別変動入賞装置(17)が開放状態となる確率を高くするようにした(いわゆる時短)遊技の双方が含まれる。
また、前記第二の特別遊技状態における特別開閉遊技のラウンド数は、第一の特別遊技状態における特別開閉遊技のラウンド数と同じであってもよいし、異なっていても良い。
そして、「予め定められた遊技履歴」は、入賞回数、払い出し賞球数、ラウンド数、経過時間などとすることができる。
本発明によれば、確率変動遊技が付加される第二の特別遊技状態に移行した場合に一定期間は特別遊技状態作動信号が出力されないことに加え、確率変動遊技が付加されない第一の特別遊技状態に移行した場合にも特別遊技作動信号が出力されないので、一定期間の間は、特別開閉遊技が開始された場合に確変付きの第二の特別遊技状態に移行したかもしれないという期待感を持たせることができる。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記した請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記第二の特別遊技状態は、前記第一の特別遊技状態の特別開閉遊技と同一ラウンドの特別開閉遊技の終了後に、前記確率変動遊技が行われるように形成されていることを特徴とする。
本発明は、特別開閉遊技において特別変動入賞装置(17)を開放させる時間を短く(例えば2秒)設定し、かつ特別開閉遊技のラウンド数を少なく(例えば2回)に設定すること等により、特別変動入賞装置(17)の挙動が第一の特別遊技状態によるものか第二の特別遊技状態によるものか判断できず、特別開閉遊技の終了後、確変状態となっているかどうかについて期待感を持たせることができる。
各請求項に記載された発明は、上記したように形成されているので、以下のような効果を奏する。
すなわち、複数の特別遊技状態のうちいずれの特別遊技状態に移行したのか容易に判別することができないようになっている遊技機において、データ表示装置による特別遊技状態中であることの表示を、特別遊技状態への移行時よりも遅れて表示させることにより、遊技者の期待感を維持させることができる。
本発明の好適な実施の形態を、遊技機としてパチンコ遊技機を例に、図面に基づき説明する。
(図面の説明)
図1乃至図5は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1はパチンコ遊技機1の外観正面図、図2は遊技場の全体を示す概略図、図3は遊技盤の詳細図、図4はパチンコ遊技機Pの制御装置を示すブロック図、図5はパチンコ遊技機の作動のうち信号出力制御を示す流れ図である。
(パチンコ遊技機1)
パチンコ遊技機1は、図1に示すように、大きく分けて、方形枠状の筐体と、筐体に着脱自在に取り付けられる前扉3と、前扉3の内側に配置される遊技盤10とから構成されている。
前記筐体は、遊技場の「島」と呼ばれる遊技機設置場所に固定され、筐体の下方には、上側が開放する球皿4と、球皿4の右下端部に位置し正面側に突出するハンドル5が設けられている。ここで、前記球皿4は、入賞により払い出された遊技球を貯留可能な受け皿であり、前記ハンドル5は、その操作により内部に設けられた球発射装置60(図4参照)を作動させるためのものである。また筐体の内部には、特に図示しないが、パチンコ遊技機1の作動を制御するための制御装置8(図4参照)が設けられている。
前記前扉3は、中央に窓部を有する板状の扉であり、窓部の内側には窓部を塞ぐようにガラス枠3Aが設けられている。そしてこのガラス枠3Aを通して、正面側から遊技盤10の盤面を見ることができるようになっている。また、前扉3の上部には、スピーカ6と演出用のランプ7が設けられている。
(データ表示装置2)
島設備における各パチンコ遊技機1の上部には、パチンコ遊技機1と電気的に接続されたデータ表示装置2が配置されている。
ここで、データ表示装置2は、パチンコ遊技機1から出力される諸信号を受信して、出玉数、大当たり回数などの遊技経過を表示し、あるいはパチンコ遊技機1が特定の遊技状態であることを報知可能に形成されている。具体的には、特に図示しないが、情報表示部とランプを備えている。
情報表示部は、液晶表示装置を用いて所定の文字数字を表示可能であって、例えば本日の開店時からの大当たり回数、出玉数などの遊技履歴や、現在の遊技状態などを、数字や記号を用いて表示可能なものである。そして、表示器に表示されている情報、例えばその日の大当たり回数などを見て、遊技者が台を選ぶ目安とすることができる。また、ランプは、例えば大当たり遊技中に点灯させることにより、現在大当たり遊技中であることを一見して判別可能とさせるものである。
さらに、図2に示すように、各パチンコ遊技機1に対応して設けられているデータ表示装置2は、遊技場のホールコンピュータHCと電気的に接続されている。そしてデータ表示装置2は、パチンコ遊技機1から受信した諸信号を遊技場のホールコンピュータHCに出力可能に形成されている。ホールコンピュータHCは、データ表示装置2から出力される諸信号に基づいて、各パチンコ遊技機1の稼働状況を把握して遊技場の運営を管理することができるようになっている。
(遊技盤10)
遊技盤10は、図3に示すように、ガイドレール11によって囲まれた遊技領域10aを有する板部材である。遊技盤10の盤面には、特に図示しないが、遊技球の流下方向を規制するとともに流下方向を転換する風車や複数の釘などの流下規制転換部材が設けられている。前記ガイドレール11は、ハンドル5を操作することによって玉発射装置60(図4参照)から発射された遊技球を、遊技領域10aへと誘導するためのものである。
遊技盤10の盤面中央部には、液晶表示装置や回転リールを用いて、文字、図形、動画等種々の表示を行うための可変表示部20が設けられている。また、可変表示部20の下方には、入賞により所定個数の遊技球が払い出される一般入賞口12と、入賞を契機に特別図柄の抽選が行われる始動入賞口14と、この始動入賞口14の下方に位置し、大当り遊技が当選したときに開放される特別変動入賞装置としての大入賞口17が、それぞれ設けられている。さらに、盤面の右側上方には、遊技球の通過を契機に普通図柄の抽選が行われるゲート13が設けられている。そして、遊技盤10の遊技領域10aの最下端部中央には、いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球を遊技領域10a外部となる遊技盤10の裏面に排出させるアウト口18が設けられている。
前記可変表示部20は、抽選結果の表示に際し変動表示ゲームを表示し、この変動表示ゲームの当り外れによって上述の抽選結果を表示するようになっている。また、様々な演出的表示が行われ、キャラクタのアニメーション表示等も行われる。可変表示部20の周囲には、遊技領域10aを流下する遊技球が流入しないように周囲壁が設けられており、周囲壁の上方には演出用の可動役物が設けられているとともに、周囲壁の下方にはステージ22が形成されている。そして、周囲壁の側方に設けられたワープルート21から遊技領域10aを流下する遊技球をステージ22取り込み可能となっており、ステージ22に取り込まれた遊技球は、前記した第一始動口15に落下可能となっている。すなわち、遊技球がステージ22に誘導されると、始動入賞口14に入賞しやすくなるものである。
前記始動入賞口14は、図2に示すように、上下に並んだ2つの入賞口から構成されている。上側に配置されている第一始動口15は、上側から遊技球を受け入れ可能である。下側に配置されている第二始動口16は、いわゆる電チューと呼ばれる電動役物を備えている。そして、第二始動口16においては、通常時は電動役物を構成する左右二つの可動片16aは閉じていて、第二始動口16に直接遊技球が入球することはないが、普通図柄の抽選結果に基づいて可動片16aが予め設定された時間だけ開放されて、側方から遊技球を受け入れ可能となるものである。すなわち、可動片16aが閉じた状態では第一始動口15だけに遊技球が入賞し、可動片16aが開いた状態では、上下両方の始動入賞口14に遊技球が入賞可能となる。
前記大入賞口17は、いわゆるアタッカーと呼ばれる開閉扉17aが設けられた開口部であり、通常時は、開閉扉17aが遊技球を流入させないように閉じた閉塞状態とし、特別図柄の抽選の結果、所定の当りとなった場合には、遊技球が流入し易いように開いた開放状態とするとともに、抽選により決定された所定のラウンド数だけ開閉を繰り返すようになっている。
前記可変表示部20の右下方には、図3に示すように、情報表示部30が設けられている。情報表示部30としては、特別図柄表示部31と、普通図柄表示部32と、保留表示部33,34が少なくとも設けられている。特別図柄表示部31は、後述する抽選手段110で行われる当り抽選の抽選結果を表す特別図柄を変動表示及び停止表示するためのものである。また普通図柄表示部32は、抽選手段110で行われる開放抽選の抽選結果を表す普通図柄を変動表示及び停止表示するためのものである。保留表示部33,34は保留数を表示するためのものであり、普通図柄抽選の保留数は保留表示部33に、特別図柄抽選の保留数は保留表示部34に、それぞれ表示される。情報表示部30としては、上記した他にも、大当たり遊技中のラウンド数を表示する表示部や、遊技状態が通常状態か確変状態かを表示する表示部を備えていてもよい。
(遊技の概要)
ハンドル5を操作することによって玉発射装置60から発射された遊技球は遊技領域10aへと誘導される。遊技領域10aに誘導された遊技球が一般入賞口12に入賞すると、球払い出し装置61から所定個数の遊技球が球皿4に払い出される。
そして、遊技領域10aに誘導された遊技球が始動入賞口14に入賞すると、所定個数の遊技球が球皿4に払い出されるとともに、始動口球検知センサ41,42(図4参照)が遊技球を検知することに基づいて、特別図柄による変動表示ゲームの開始契機が付与される。
変動表示ゲームは、前記可変表示部20に表示される所定の図柄(数字や絵柄などの装飾図柄)及び特別図柄表示部31に表示される数値を、順次切り換えて変動表示した後に一つの数値を停止表示させるものである。ここで、可変表示部20と特別図柄表示部31とは、同じ一つの抽選結果に対応する変動表示ゲームをほぼ同時に表示するものであり、可変表示部20と特別図柄表示部31とは同じ抽選結果を順次表示していく。すなわち、可変表示部20における変動表示と、特別図柄表示部31における変動表示は、ほぼ同時進行して行われ、表示される当りはずれの抽選結果は同じものとなる。なお、可変表示部20と特別図柄表示部31とは、変動表示時間(変動表示の開始タイミングと停止タイミング)とがほぼ同じとなり、当りはずれの結果が等しくなればよく、その他の表示は異なるものでよい。例えば、変動表示ゲームが終了する際に停止表示される当りとなる装飾図柄の組み合わせと、当りとなる特別図柄の組み合わせとは異なるものであってもよい。
そして、特別図柄変動表示ゲームにおいて、各表示領域に停止表示された特別図柄の組み合わせが所定の組み合わせ(所定の停止図柄)となった場合(当りとなった場合)に特別遊技状態(大当り遊技)が発生する。なお、当りはずれの結果は、始動入賞口14への入球検知を契機に、抽選手段110が行う抽選で決定されるものである。
ここで、始動口球検知センサ41,42が始動入賞口14に入賞した遊技球を検知した際、上限となる数値(例えば4つ)の範囲で当該検知が特別図柄始動記憶数として記憶され、この始動入賞に基づいて変動表示ゲーム(装飾図柄および特別図柄の両方の変動表示ゲーム)が開始される場合に、特別図柄始動記憶数から1減算される処理が行われるようになっている。この特別図柄始動記憶数は特別図柄保留表示部33に表示される。なお、特別遊技状態の詳細については後述する。
一方、遊技領域10aに誘導された遊技球がゲート13を通過すると、通過球検知センサ44(図4参照)が遊技球を検知することに基づいて、普通図柄変動表示ゲームの開始の契機が付与される。普通図柄変動表示ゲームは、普通図柄表示部32に表示される数値を順次切り換えて変動表示した後に一つの数値を停止表示し、停止表示された数値が7等の予め決められた当り数値ならば当りとなるものである。なお、当りはずれの結果は、前記ゲート13の球検知を契機に、抽選手段110が行う抽選で決定されるものである。
ここで、通過ゲート13を遊技球が通過した際、上限となる数値(例えば4つ)の範囲で当該検知が普通図柄始動記憶数として記憶され、普通図柄変動表示ゲームが開始された際に普通図柄始動記憶数から1減算される処理が行われるようになっている。この普通図柄始動記憶数が普通図柄保留表示部34に表示される。
そして、普通図柄変動表示ゲームが当りとなった場合に、第二始動口16の可動片16aが開放し、始動入賞口14への遊技球の入賞率が高まり、変動表示ゲームの開始機会が増加するようになっている。
(制御装置8)
ここで、制御装置8の構成を詳述する。
上記制御装置8は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。ここでCPUは、一個に限定されず、二個以上のCPUで制御するようにしてもよい。また、CPU、ROM、RAM及びI/O等は一体化されてワンチップを構成してもよい。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、次の(1)乃至(4)の装置を構成する。
(1)遊技制御装置8A
(2)演出制御装置8B
(3)発射制御装置8C
(4)払い出し制御装置8D
遊技制御装置8Aは、当り判定の抽選や盤面の可動役物の作動を制御するためのものである。演出制御装置8Bは、遊技制御装置8A等からの出力信号に基づいて、可変表示部20やスピーカ6、ランプ7の表示を制御するためのものである。また、発射制御装置8C及び払い出し制御装置8Dは、遊技球の遊技領域10aへの発射及び賞球の払い出しを制御するためのものである。なお、遊技制御装置8A、発射制御装置8C及び払い出し制御装置8Dは、いわゆるメイン基板と呼ばれるものに含まれ、演出制御装置8Bは、いわゆるサブ基板と呼ばれるものに含まれる。
前記演出制御装置8Bの出力段には、可変表示部20、スピーカ6、ランプ7が接続されている。そして、演出制御装置8Bは、特に図示しないが、種々の演出データを記憶した記憶手段を備え、遊技制御装置8Aや各センサからの検知信号に基づいて、可変表示部20に所定の画像を表示させたり、スピーカ6から音声を出力させたり、ランプ7を所定の態様で点滅させたりするものである。
前記発射制御装置8Cの入力段にはハンドル5が接続され、出力段には弾発射装置60が接続されている。ここで、弾発射装置60は、特に図示しないが、ノックアームによりガイドレール11の下方から遊技球を打ち上げるようにしたものである。そして、発射制御装置8Cは、ハンドル5の操作信号に基づいて、弾発射装置60を作動させるものである。
前記払い出し制御装置8Dの入力段には払い出しセンサ45が接続され、出力段には球払い出し装置61が接続されている。ここで、球払い出し装置61は、特に図示しないが、島設備の球循環装置から所定個数の遊技球を取り入れて球皿4に排出するための装置であって、払い出しセンサ45は、払い出される遊技球を検知するためのセンサである。そして、払い出し制御装置8Dは、後述する入賞検知手段120からの入賞信号及び払い出しセンサ45の検知信号に基づいて、球払い出し装置61を作動させるものである。
(遊技制御装置8A)
次に、遊技制御装置8Aについて詳述する。
(入力段)
遊技制御装置8Aの入力段には、図4に示すように、入賞口球検知センサ40、始動口球検知センサ41,42、大入賞口球検知センサ43、及び通過球検知センサ44が接続されている。なお、入力段としては、上記したパーツに限定されるものではない。
ここで、前記入賞口球検知センサ40は、一般入賞口12に入球した遊技球を検知するためのセンサである。前記始動口球検知センサ41,42は、始動入賞口14に入球した遊技球を検知するためのセンサであり、第一始動口15には始動口球検知センサ41が、第二始動口16には始動口球検知センサ42が、それぞれ設けられているものである。前記大入賞口球検知センサ43は、大入賞口17に入球した遊技球を検知するためのセンサであり、通過球検知センサ44は、ゲート13を通過した遊技球を検知するためのセンサである。いずれのセンサも特に図示しないが、遊技球の通過を検知可能な遮光センサ又は磁気センサとすることができる。
(出力段)
遊技制御装置8Aの出力段には、図4に示すように、始動口ソレノイド51、大入賞口ソレノイド50、特別図柄表示部31、普通図柄表示部32、保留表示部33,34、外部出力制御装置70が接続されている。なお、出力段としては、上記したパーツに限定されるものではない。
ここで、始動口ソレノイド51及び大入賞口ソレノイド50は、それぞれ、第二始動口16の可動片16a及び大入賞口17の開閉扉17aを作動させるためのものである。
また、外部出力制御装置70は、特に図示しないが、筐体の内部に配置されており、遊技制御装置8Aから出力される諸信号を、データ表示装置2に出力するためのものであり、一般に集中端子板と呼ばれているものである。ここで、遊技制御装置8Aから出力される諸信号には、例えば、各入賞口の球検知センサが遊技球を検知した信号や、後述する特別遊技作動信号が含まれる。なお、外部出力制御装置70は、パチンコ遊技機1の外部に信号を出力するものの、外部からの信号を受信することはない。
そして、遊技制御装置8Aは、次の(1)乃至(4)の手段として機能する。
(1)特別遊技制御手段100
(2)抽選手段110
(3)入賞検知手段120
(4)信号出力制御手段130
なお、遊技制御装置8Aとしては、上記した(1)乃至(4)の手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいても良い。
(特別遊技制御手段100)
特別遊技制御手段100は、特別遊技状態を制御するためのものであり、次の(1)乃至(3)の手段を備えている。
(1)大当り遊技制御手段101
(2)確変遊技制御手段102
(3)特別遊技信号出力手段103
なお、遊技制御手段100としては、上記以外の手段を備えていてもかまわない。
(大当り遊技制御手段101)
大当り遊技制御手段101は、抽選手段110の抽選結果に基づいて、特別遊技状態としての大当り遊技を制御するためのものである。ここで、大当り遊技とは、特別図柄抽選の結果が大当りとなった場合に、所定のラウンド数だけ、大入賞口17が開放される有利遊技としての特別開閉遊技である。すなわち、大当り遊技制御手段101は、抽選結果に基づいて、開閉扉17aが所定時間、所定回数開閉するように、大入賞口ソレノイド50の作動を制御するものである。なお、大入賞口17が開放してから閉塞するまでをラウンドと称する。
具体的には、大当り遊技制御手段101は、特に図示しないが、大入賞口17の開放時間を計測するタイマーと、大入賞口球検知センサ43の検知回数を計測する入賞カウンタと、開閉扉17aの開閉回数(ラウンド数)を計測する開閉カウンタとを少なくとも備えている。そして、当選した当りの種類に応じて、大入賞口17の開放時間及び開閉ラウンドを設定し、大入賞口ソレノイド50を開放作動させ、開閉扉17aを開状態にさせる。タイマーのタイムカウントが所定値になった(所定時間が経過した)場合、又は前記入賞カウンタの検知回数が所定回数に達した(所定個数の遊技球が入賞した)場合のいずれかの場合には、大入賞口ソレノイド50を閉塞作動させて開閉扉17aを閉状態にさせた後、再び大入賞口ソレノイド50を開放作動させて開閉扉17aを開状態にさせる。そして、前記開閉カウンタの計測値が所定のラウンド数に達したら、タイマー及び入賞カウンタ及び開閉カウンタをリセットして大当り遊技を終了させる。
ここで、本実施の形態においては、大当り遊技として、大入賞口17の開放時間を30秒に設定し開閉扉17aの開閉が15ラウンド行われる「15ラウンド通常当り遊技」と、大入賞口17の開放時間を30秒に設定し開閉扉17aの開閉が5ラウンド行われた後に確変状態となる「5ラウンド確変当り遊技」と、大入賞口17の開放時間を2秒間に設定し開閉扉17aの開閉が2ラウンド行われた後に確変状態となる「2ラウンド確変当り遊技」と、大入賞口17の開放時間を2秒間に設定し開閉扉17aの開閉が2ラウンド行われる「小当り遊技」が設けられている。
前記「2ラウンド確変当り」は、いわゆる「潜伏確変」と呼ばれているものであり、ほぼ出玉が無いまま特別開閉遊技が終了した後に確変状態に移行する。また、「2ラウンド確変当り」と「小当り」とは開閉扉17aの挙動が同じであると同時に、いずれが当たったかの報知を行わない(可変表示部20に表示しない)設定となっているため、開閉扉17aの挙動のみで両者の区別をするのは困難である。この場合、特別図柄表示部31に停止表示された表示の違いによって、いずれの当りが当選したのか判断することもできるが、特別図柄表示部31の表示は可変表示部20の表示と異なり識別困難な(小さくて見にくい)ものとなっているので、容易に判別することは難しい。また、データ表示装置2の大当りカウンタの数字がインクリメントされたか、あるいは確変状態を示す表示がされたかどうかを見ることによって判断することも可能であるが、本実施の形態においては、「2ラウンド確変当り」及び「小当り」については、特別遊技作動信号の出力が一定条件下で制限されるようになっている。この詳細については後述する。
なお、大当り遊技としては、上記以外の遊技を有していても構わない。また、「確変状態」については以下に述べる。
(確変遊技制御手段102)
確変遊技制御手段102は、遊技状態が遊技者に有利な確率変動状態となる確率変動遊技(以下確変遊技という)を制御するためのものである。確変遊技とは、確変当りが当選した場合に、大入賞口17が開放される特別開閉遊技の後に所定期間行われる有利遊技である。
具体的には、確変遊技制御手段102は、特に図示しないが、確変遊技の遊技期間を判定するための終了条件判定手段と、遊技状態を高確率状態にするための高確率状態維持手段とを少なくとも備えている。そして、大当り遊技の終了後、高確率状態維持手段が作動することによって、遊技状態を、大当りが当選しやすくなる高確率状態にさせる。そして、終了条件判定手段が所定の終了条件該当を判断した場合には高確率状態維持手段が作動を終了し、遊技状態を通常状態に戻す(あるいは大当り状態に移行する)。
ここで、確変遊技としては、以下の遊技状態を設けることができる。
(1)特別図柄高確率当選遊技
(2)特別図柄変動時間短縮遊技
(3)普通図柄高確率当選遊技
(4)普通図柄変動時間短縮遊技
前記特別図柄高確率当選遊技は、大当り遊技終了後、次の大当りが当選するまで、大当りの当選確率を高く設定する遊技である。すなわち、前記高確率状態維持手段は、後述する抽選手段110が行う特別図柄抽選に用いられる判定テーブルを高確率当選テーブルに変更する手段として機能し、前記終了条件判定手段は、大当り遊技が当選したか否かを判断する手段として機能する。
前記特別図柄変動時間短縮遊技は、大当り遊技終了後、次の大当りが当選するまで、特別図柄変動表示ゲームにおける特別図柄の変動時間を通常遊技状態と比べて短くし、単位時間当たりの特別図柄の抽選回数を増加させる遊技である。この遊技では、前記高確率状態維持手段は、特別図柄表示部31の変動時間を短くしあるいは高速変動させる手段として機能する。
前記普通図柄高確率当選遊技は、いわゆる「時短」とよばれる状態のひとつであって、大当り遊技終了後、特別図柄変動表示ゲームにおける特別図柄の変動回数(すなわち特別図柄の抽選回数)が100回となるまで(端的にはデジタルが100回転するまで)、普通図柄抽選の当選確率を高く設定し、結果として第二始動口17の開放回数を多く(開放時間を長くすることと同義)して単位時間当たりの特別図柄の抽選回数を増加させる遊技である。この遊技では、前記高確率状態維持手段は、普通図柄抽選に用いられる判定テーブルを高確率当選テーブルに変更する手段として機能し、終了条件判定手段は、特別図柄抽選の回数をカウントする手段として機能する。
前記普通図柄変動時間短縮遊技は、いわゆる「時短」とよばれる状態のひとつであって、普通図柄変動表示ゲームにおける普通図柄の変動時間を通常遊技状態と比べて短くし、単位時間当たりの普通図柄抽選の抽選回数を増加させる遊技である。この遊技では、前記高確率状態維持手段は、普通図柄表示部32の変動時間を短くしあるいは高速変動させる手段として機能する。
なお、確変遊技としては、上記(1)乃至(4)に限られず、上記の遊技状態を組み合わせたものを設けてもよい。
(特別遊技信号出力手段103)
特別遊技信号出力手段103は、後述する信号出力制御手段130に大当り遊技の作動に関する信号(特別遊技信号)を出力するためのものである。
具体的には、特別遊技信号出力手段103は、所定の大当り遊技が開始される(タイマーがタイムカウントを開始する)と、特別遊技信号としての大当り遊技開始信号を出力する。また、所定の大当り遊技が終了(確変当りの場合には大当り遊技後に行われる確変遊技が終了)すると、特別遊技信号としての大当り遊技終了信号を出力する。
なお、特別遊技信号出力手段103は、大当り遊技開始時から大当り遊技終了時まで、特別遊技信号を継続して出力(スイッチON状態)するように形成してもよい。
(抽選手段110)
抽選手段110は、所定の抽選契機に基づいて、普通図柄抽選及び特別図柄抽選を行うためのものであり、特に図示しないが、次の(1)乃至(4)の手段を備えている。
(1)乱数抽出手段
(2)乱数記憶手段
(3)判定テーブル
(4)判定手段
(乱数抽出手段)
乱数抽出手段は、特に図示しない乱数発生手段の発生する乱数を、所定の契機にピックアップするものである。具体的には、通過球検知センサ44の検知信号受信時に普通図柄抽選用の乱数をピックアップし、始動口球検知センサ41,42の検知信号受信時には特別図柄抽選用の乱数をピックアップする。
(乱数記憶手段)
乱数記憶手段は、前記乱数抽出手段がピックアップした乱数データを記憶するためのものである。ここで、普通図柄抽選用の乱数及び特別図柄抽選用の乱数は、最大4つまでメモリに格納可能となっている。これは、前述した始動口球検知センサ41,42の検知又は通過球検知センサ44の検知に基づいて記憶される特別図柄始動記憶数又は普通図柄始動記憶数に対応しているものである。そして、特別図柄変動表示ゲーム又は普通図柄変動表示ゲームが開始される際に、先に記憶している乱数データから順に判定の対象とされた後、リセットされる。
(判定テーブル)
判定テーブルは、乱数発生手段の発生する乱数値を全範囲として、所定の当り又はハズレの領域を定めたものである。判定テーブルは、普通図柄抽選、特別図柄抽選の抽選毎に設けられており、特別図柄抽選用判定テーブル及び普通図柄抽選用テーブルが設けられている。また、特別図柄抽選用判定テーブル及び普通図柄抽選用テーブルはそれぞれ、通常時(特別遊技状態又は確変状態でないとき)用と確率変動時用との複数が設けられている。
前記特別図柄抽選用判定テーブルは、特別開閉遊技を発生させる特別開閉当選(15ラウンド通常当り及び小当り当選)の当選領域、特別開閉遊技終了後に確変遊技を発生させる確率変動当選(5ラウンド確変当り及び2ラウンド確変当り)の当選領域、及びハズレの領域から構成されている。普通図柄抽選用テーブルは、当選(第二始動口16を開放する)領域と、ハズレ(開放しない)領域から構成されている。
(判定手段)
判定手段は、前記乱数記憶手段の記憶している乱数データと、前記判定テーブルとを対比して、当該乱数データが属する領域に対応する当選又は状態を決定するものである。
なお、抽選手段110としては、少なくとも特別図柄抽選を実行可能であればよく、普通図柄抽選を行うための第二の抽選手段を設けてもよい。
(入賞検知手段120)
入賞検知手段120は、入賞口球検知センサ40、始動口球検知センサ41,42、大入賞口球検知センサ43の検知信号に基づいて、払い出し制御装置8Dに所定の数の賞球払い出しを指示する入賞信号を出力するものである。
(信号出力制御手段130)
信号出力制御手段130は、特定の大当り遊技が作動した場合に、ホールコンピュータへの特別遊技の作動情報の出力を所定の条件下で留保し、あるいはホールコンピュータに特別遊技の作動情報を出力しない制御を行うものである。具体的には、「2ラウンド確変当り遊技」が作動した場合には、一定期間、2ラウンド確変当りに係る大当り遊技作動信号及び確変遊技信号を外部出力制御装置70に出力しないようにし、「小当り遊技」が作動した場合には、大当り遊技作動信号を外部出力制御装置30にいっさい出力しないようにするものである。そして、信号出力制御手段130は、図4に示すように、以下の(1)乃至(4)の手段を有している。
(1)特別遊技信号受信手段131
(2)出力決定手段132
(3)条件カウンタ133
(4)特別遊技作動信号出力手段134
なお、信号出力制御手段130としては、上記以外の手段を備えていても構わない。また、この実施の形態では、特別遊技の開始に関するホールコンピュータへの通報(特別遊技作動信号の出力)について述べているが、それ以外の遊技経過、例えば特別遊技の終了、払い出し球数、大入賞口17の開閉回数などの情報や、現在の遊技状態(通常か確変か)に関する諸信号を信号出力制御手段130が出力可能であっても構わない。
(特別遊技信号受信手段131)
特別遊技信号受信手段131は、前記特別遊技制御手段100の特別遊技信号出力手段103が出力する特別遊技信号を受信するためのものである。
(出力決定手段132)
出力決定手段132は、前記特別遊技信号受信手段131が特別遊技信号を受信した場合に、当該特別遊技の種類に応じて、外部出力制御装置30への特別遊技作動信号の出力を決定するものである。
具体的には、出力決定手段132は、「15ラウンド通常当り遊技」及び「5ラウンド確変当り遊技」に係る特別遊技信号を受信した場合には、無条件で特別遊技作動信号の出力を決定する。また、「小当り遊技」に係る特別遊技信号を受信した場合には、無条件で特別遊技作動信号を出力しないことを決定する。一方、「2ラウンド確変当り遊技」に係る特別遊技信号を受信した場合には、次に述べる条件カウンタ133を作動させて、所定のカウントが終了したら、特別遊技作動信号の出力を決定する。
(条件カウンタ133)
条件カウンタ133は、上記出力決定手段132の決定に基づいて、「2ラウンド確変遊技」に係る特別遊技作動信号出力の条件となる所定の遊技条件をカウントするためのものである。
ここで、所定の遊技条件としては、以下のものに設定することができる。
(1)入賞による払い出し球数の合計
(2)第二始動口16の可動片16aの開閉回数
(3)大入賞口17の開閉扉17aの開閉回数
(4)入賞回数
(5)経過時間
なお、(4)は特定の入賞口(例えば一般入賞口12、始動入賞口14など)に入賞した回数であってもよい。また、上記(1)〜(5)を択一的に組み合わせてもよい。たとえば、払い出し球数が一定個数になるか一定時間が経過するかいずれか早い方、のように設定してもよい。
そして、条件カウンタ133は、出力決定手段132からの作動開始指令信号により作動開始し、遊技条件のカウントが予め定められた数値に達した場合には、カウントアップ信号を出力してカウントをクリア(リセット)する。
(特別遊技作動信号出力手段134)
特別遊技作動信号出力手段134は、前記出力決定手段132の決定に基づいて、外部出力制御装置70に特別遊技作動信号を出力するためのものである。特別遊技作動信号は、遊技状態が特別遊技状態であることをホールコンピュータに通報するための信号であって、特別遊技の種類に応じて出力される。例えば、15ラウンド通常当り遊技中には15ラウンド通常当り作動信号が、5ラウンド確変当り遊技中には5ラウンド確変当り作動信号が、2ラウンド確変当り遊技中には2ラウンド確変当り作動信号が、それぞれ出力される。特別遊技作動信号は外部出力制御装置70を介して、データ表示装置2に出力される。そして、データ表示装置2の表示器(図示せず)には、開始された大当り遊技の回数カウンタがインクリメントされたり、ランプが点灯されたりする所定の表示が行われる。また、データ表示装置2からは、特別遊技作動信号がホールコンピュータに出力される。
ここで、データ表示装置2に、現在の遊技状態(通常状態か確変状態か)を表示可能に形成してある場合、2ラウンド確変当りに係る確変遊技に移行した場合でも、2ラウンド確変当り作動信号が出力されるまでは、確変状態である旨は表示されないようになっている。すなわち、2ラウンド確変当り作動信号が出力されることにより、2ラウンド確変当り遊技の回数カウンタがインクリメントされ、確変状態である旨の表示がされる。
なお、特別遊技作動信号は、特別遊技状態中は継続して出力されている(スイッチON状態となっている)。また、特別遊技作動信号は、以下に述べる演出制御装置8Bにも出力される。
(演出制御装置8B)
演出制御装置8Bは、遊技制御装置8Aからの出力信号に基づいて、可変表示部20、スピーカ6及びランプ7の作動を制御し、所定の演出を行わせるためのものである。そして、演出制御装置8Bは、図4に示すように、特別遊技状態報知手段140を備えている。
特別遊技状態報知手段140は、特別遊技状態に移行した場合に、大当り遊技中又は確変遊技中であることを報知する特別遊技状態報知演出を行わせるためのものである。特別遊技状態報知演出は、具体的には、通常遊技状態中とは異なる表示態様で、可変表示部20に画像を表示させたり、ランプ7を点灯点滅させたり、スピーカ6から音声を出力させたりするものである。例えば、可変表示部20に大当り遊技の種類に応じた大当り画像を表示させたり、スピーカ6から大当り遊技の種類に応じたBGMを出力させたり、通常状態と確変状態とで可変表示部20に表示される画像の種類を変えたりすることができる。
そして、特別遊技状態報知手段140は、前記特別遊技作動信号出力手段134の信号出力に基づいて、前記特別遊技状態報知演出を行わせるようになっている。具体的には、特別遊技作動信号の受信を契機に、特別遊技状態報知演出を開始させる。従って、小当たり遊技が開始されても特別遊技状態報知演出は行われず、2ラウンド確変遊技が開始された場合には、条件カウンタ133が所定の遊技条件をカウントアップした後に、特別遊技状態報知演出が開始されることとなる。
なお、演出制御装置8Bは、特別遊技状態報知手段140以外の手段を備えていてもよく、上記した特別遊技状態報知演出以外の演出、例えば当選報知演出や当選を示唆する演出などを実行可能であることは言うまでもない。
(パチンコ遊技機Pの作動)
次に、上記構成を有するパチンコ遊技機Pにおける信号出力手段130による特別遊技作動信号の出力制御について、図5のフローチャートに基づき説明する。
まず、図5のステップ100において、5ラウンド確変当り遊技又は15ラウンド通常当り遊技に係る特別遊技信号を受信したか否かが判断される。これらの遊技に係る特別遊技信号を受信していない場合には、次のステップ101に進む。
ステップ101において、小当たり遊技に係る特別遊技信号を受信したか否かが判断される。小当たり遊技に係る特別遊技信号を受信しない場合には、次のステップ102に進む。
ステップ102において、2ラウンド確変当り遊技に係る特別遊技信号を受信したか否かが判断される。2ラウンド確変当り遊技に係る特別遊技信号を受信しない場合には、ステップ100に戻る。一方、2ラウンド確変当り遊技に係る特別遊技信号を受信した場合には、次のステップ103に進む。
ステップ103において、条件カウンタ133が作動し、所定の遊技条件のカウントを開始する。本実施の形態では、大入賞口17の開閉回数をカウントする。そして、次のステップ104に進む。
ステップ104において、条件カウンタ133が所定の遊技条件のカウントを終了したか、すなわちカウントアップ信号を出力したか否かが判断される。所定の遊技条件のカウントを終了していない場合にはステップ104に戻り、所定の遊技条件のカウントを終了した場合には、次のステップ105に進む。
前記ステップ100において、5ラウンド確変当り遊技又は15ラウンド通常当り遊技に係る特別遊技信号を受信した場合には、ステップ105に進む。
ステップ105において、大当り遊技の種類に応じた特別遊技作動信号を出力する。なお、この特別遊技作動信号の出力に伴い、所定の特別入賞報知演出が行われる。そして制御を終了する。
前記ステップ101において、小当たり遊技に係る特別遊技信号を受信した場合には、そのまま制御を終了する。すなわち、小当たり遊技に移行した場合には、特別遊技作動信号は出力されない。
このように、本実施の形態においては、確変の有無によって遊技者に与える利益が異なる複数の大当り遊技について、大入賞口17の開閉扉17aの開閉態様だけではいずれの特別遊技状態が発生しているのか遊技者が確認するのが困難な設定とされている場合において、付与利益の少ない大当り遊技(小当り遊技)が発生したときには特別遊技作動信号を出力しないでデータ表示装置2に特別遊技への移行を表示させず、付与利益の大きい大当り遊技(2ラウンド確変当り遊技)が発生したときには、一定期間経過後に特別遊技作動信号を出力してデータ表示装置2に特別遊技への移行を表示させるように形成してある。これに加え、特別遊技状態報知は、特別遊技作動信号の出力に基づいて行われるようにしてあるため、2ラウンド確変当り遊技に移行したかどうかを報知演出によってすぐに知ることができない。従って、大入賞口17が短時間だけ開放したときに、この現象が小当りによるものなのか、2ラウンド確変当りによるものなのか、その時点では判断かつかず、遊技者の期待感を高めることができるものとなる。
なお、上記した実施の形態では、特別遊技作動信号の出力契機を条件カウンタ133のカウント終了としてあったが、特別遊技作動信号の出力契機はこのようなものに限られない。すなわち、所定の条件が達成された場合に、特別遊技作動信号が出力されるようになっていればよい。例えば、特定の入賞口(一般入賞口12や始動入賞口14)に入賞したときや、特定の場所(ゲート13やワープルート21)を遊技球が通過したときに、特別遊技作動信号を出力するようにしてもよい。
ここで、上記した実施の形態では、特別遊技状態として小当り遊技と2ラウンド確変当り遊技を例として説明しているが、本発明は、他の特別遊技状態に係る信号出力に用いることができる。例えば、ラウンド数の異なる複数の大当り遊技(大当り1、大当り2)を設ける。大当り1及び大当り2は、共に同種のものであれば、通常の大当り遊技でもよいし、確変大当り遊技でもよい。そして、特別図柄抽選の結果いずれかの大当り遊技が当選した場合、特別図柄変動表示ゲームにおいて可変表示部20で当選した大当り遊技の種別の報知をせず、開始される大当り遊技の特別遊技作動信号を一定期間、出力しないことにより、いずれの大当り遊技が発生したかについて一定期間(例えば1ラウンドの間)判断できないようにすることができる。この場合、特別図柄表示部31には抽選結果を正しく表示する特別図柄が停止表示されるので、特別図柄表示部31を見ることによって大当りの種類を判別することは可能である。しかし、特別図柄表示部31は表示領域が小さいことに加え、例えば大当り1の当選を表示する図柄と大当り2の当選を表示する図柄とを似通った文字記号に設定するなどしておけば、容易に判別することができない。なお、この場合についても、付与利益の少ない大当り遊技については特別遊技作動信号をいっさい出力しないようにしてもよい。
さらに、上記した実施の形態では、特別遊技作動信号出力手段134が、特別遊技作動信号出力条件達成後に、外部出力制御装置70に特別遊技作動信号を出力することによって、データ表示装置2、ひいてはホールコンピュータへの特別遊技作動信号の出力タイミングを遅らせるように形成してあったが、本発明には、所定の信号出力条件が達成されるまで、外部出力制御装置70がデータ表示装置2に特別遊技作動信号の出力をしないようにすることにより、特別遊技作動信号の出力タイミングを遅らせるものも含まれる。この場合には、特別遊技作動信号出力手段134は、特別遊技状態への移行と同時に外部出力制御装置70に特別遊技作動信号を出力し、外部出力制御装置70もデータ表示装置2に特別遊技作動信号を出力する。しかし、外部出力制御装置70とデータ表示装置2の間に設けた信号遮断手段により、特別遊技作動信号はデータ表示装置2に届かないようになっている。ここで、信号遮断手段は、通常時は作動状態(信号遮断状態)となっており、出力決定手段132が所定の信号出力条件の達成に基づいて信号出力を決定した場合には、非作動状態(通信状態)となるもので、外部出力制御装置70とデータ表示装置2をつなぐ通信回路に設けられた論理回路手段や、外部出力制御装置70の制御基板のROMに記憶されたプログラムとすることができる。そして、所定の信号出力条件が達成されると、信号遮断手段の遮断が解除されて、特別遊技作動信号がデータ表示装置2に到達する。
このように、本発明は、特別遊技状態に移行した場合に、結果として、データ表示装置2に出力される特別遊技作動信号が、一定期間出力されないように形成されていればよいものである。
また、上記した実施の形態では、パチンコ遊技機のうちデジタル機と呼ばれている種類のものを例として説明したが、本発明は、デジタル機以外の種類のパチンコ遊技機に用いることができるのは言うまでもない。
本発明の実施の形態であって、パチンコ遊技機の外観正面図である。 本発明の実施の形態であって、遊技場の全体を示す概略図である。 本発明の実施の形態であって、遊技盤の正面図である。 本発明の実施の形態であって、パチンコ遊技機の入力、出力及び制御手段を示すブロック図である。 本発明の実施の形態であって、パチンコ遊技機の信号出力制御を示す流れ図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機 2 データ表示装置
3 前扉 3A ガラス枠
10 遊技盤 10a 遊技領域
4 球皿 5 ハンドル
6 スピーカ 7 ランプ
8 制御装置
8A 主制御装置 8B 副制御装置
8C 発射制御装置 8D 払い出し制御装置
11 ガイドレール 12 一般入賞口
13 ゲート 14 始動入賞口
15 第一始動口 16 第二始動口
16a 可動片 17 大入賞口(特別変動入賞装置)
17a 開閉扉 18 アウト口
20 可変表示部 21 ワープルート
22 ステージ 23 可動役物
30 情報表示部 31 特別図柄表示部
32 普通図柄表示部 33 特別図柄保留表示部
34 普通図柄保留表示部
40 入賞口球検知センサ 41,42 始動口球検知センサ
43 大入賞口球検知センサ 44 通過球検知センサ
45 払い出しセンサ
50 入賞口ソレノイド 51 始動口ソレノイド
52 大入賞口ソレノイド
60 球発射装置 61 球払い出し装置
70 外部出力制御装置
100 特別遊技制御手段
110 抽選手段 120 入賞検知手段
130 信号出力制御手段 131 特別遊技信号受信手段
132 出力決定手段 133 条件カウンタ
134 特別遊技作動信号出力手段

Claims (3)

  1. 遊技盤上に設けられた入賞口に遊技球が入賞することにより賞球が払い出される遊技機であって、
    所定の発生条件の達成に基づき、通常遊技状態よりも遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技制御手段と、
    前記特別遊技状態の発生を遊技者に向けて報知するための報知手段と、
    遊技機外部に設けられたデータ表示装置に、前記特別遊技状態の発生を知らせる特別遊技作動信号を出力可能な外部出力制御手段とを少なくとも備えた遊技機において、
    前記特別遊技状態として、特別遊技状態への移行後に所定態様の有利遊技が行われる一の特別遊技状態と、特別遊技状態への移行後に前記一の特別遊技状態と同様の有利遊技が行われるものの特別遊技状態への移行後の賞球払い出し量が前記一の特別遊技状態とは異なるように設定された他の特別遊技状態とを少なくとも設け、
    前記複数の特別遊技状態のうち、いずれかの特別遊技状態が発生した場合には、当該特別遊技状態への移行後、予め定められた条件の達成後に、前記外部出力制御手段に当該特別遊技状態に係る特別遊技作動信号を出力させるための信号出力制御手段を設け、
    前記報知手段は、前記いずれかの特別遊技状態に係る特別遊技作動信号が出力される前には、前記いずれかの特別遊技状態の発生を報知しないように形成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 遊技球が入賞可能な開放状態及び遊技球が入賞不可能な閉塞状態とに変動可能な特別変動入賞装置を設け、
    前記一の特別遊技状態として、前記特別変動入賞装置を開放状態としてから閉塞状態とするラウンドを所定回数繰り返す有利遊技としての特別開閉遊技が行われる第一の特別遊技状態を設け、
    前記他の特別遊技状態として、所定ラウンドの前記特別開閉遊技の終了後に、前記特別変動入賞装置が開放状態となる確率が高くなるようにした有利遊技としての確率変動遊技が行われる第二の特別遊技状態を設け、
    前記特別遊技状態の発生後、予め定められた遊技履歴をカウントするためのカウント手段を設け、
    前記信号出力制御手段は、前記第一の特別遊技状態が発生した場合には、前記外部出力制御手段から第一の特別遊技状態に係る特別遊技作動信号を出力させず、前記第二の特別遊技状態が発生した場合には、前記カウント手段のカウントが終了した後に、前記外部出力制御手段から第二の特別遊技状態に係る特別遊技作動信号を出力させることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記第二の特別遊技状態は、前記第一の特別遊技状態の特別開閉遊技と同一ラウンドの特別開閉遊技の終了後に、前記確率変動遊技が行われるように形成されていることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
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