JP2008188373A - 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各入賞口毎に1回の遊技球の入賞に対する入賞ポイントを設定する。また、通常の遊技状態、大当たりに基づく特別遊技状態、所謂確変や時短等の特定遊技状態とによって、入賞率が異なる変動入賞装置のために、遊技状態によって入賞ポイントを変える。そして、遊技状態と入賞装置とに入賞ポイントを関連付けた入賞データテーブルを設け、入賞装置に遊技球が入賞した際に、遊技球が入賞した入賞口とそのときの遊技状態によって入賞ポイントを抽出して入賞ポイントカウンタに加算する。また、入賞ポイントカウンタの値を所定時間毎に減算する。この入賞ポイントカウンタの値が規定値を越えたら異常と判定する。
【選択図】図3
Description
一般入賞口は、基本的には、動作する部材が設けられていないので、遊技中ほぼ一定の入賞率となる。なお、入賞率とは、例えば、一定時間内における遊技球の入賞数を平均化したものである。
前記デジパチに設けられた電チューの場合には、アタッカと異なり通常の遊技状態でも開放する場合(第2の状態)があるが、所定期間内において、電チューが閉塞している期間(第1の状態となる期間)に比較して開放している期間(第2の状態となる期間)が極めて短い状態となっている。また、上述のアタッカの入賞率が高くなる特別遊技状態でも、電チューは、通常の遊技状態と同様の状態となる。
また、羽根物と呼ばれる電動役物の場合は、第1の状態では、遊技球が入賞できない完全な閉塞状態で、第2の状態では遊技球が入賞し易い開放状態となるが、通常の遊技状態でも開放する可能性があり、かつ、大当たりとなって特別遊技状態となると通常の遊技状態に比較して所定期間内の開放回数が極めて多くなる。これら変動入賞装置の第1の状態と第2の状態との変動は、パチンコ遊技機の主制御装置(遊技制御装置)により、遊技状態に基づいて制御される。
しかし、上述の不正行為の発生を入賞数で判定する処理では、各種類の入賞装置毎に入賞数をカウントするとともに、単位時間毎に入賞数のカウント値と上限値とを入賞装置の種類毎に比較する必要がある。さらに、変動入賞装置に対しては、遊技状態によって上限値を変更する必要がある。すなわち、従来の不正行為を入賞数で発見する処理は、処理が煩雑であり、その処理用のプログラムやデータのための記憶容量を多く必要とし、実用的ではなかった。
前記入賞装置の少なくとも一部は、遊技球が入賞できないかもしくは相対的に入賞し難い第1の状態と、当該第1の状態より遊技球が相対的に入賞し易い第2の状態との間で変動可能な変動入賞装置とされ、
かつ、前記変動入賞装置が所定期間内に第2の状態となる期間が相対的に互いに異なるように設定された複数の遊技状態のうちのいずれかの遊技状態で前記変動入賞装置の第1の状態と第2の状態との間の変動を前記遊技領域に発射された遊技球に基づいて制御する変動制御手段を備えている遊技機において、
前記入賞装置への遊技球の入賞数が正常か異常かを判定する入賞数異常判定手段を備え、
前記入賞数異常判定手段は、前記変動入賞装置を含む各入賞装置と、前記遊技状態とに対応して入賞ポイントを定めたデータテーブルを記憶したデータテーブル記憶手段と、
前記入賞ポイントの値を記憶する入賞ポイント記憶手段と、
前記入賞装置のいずれかに遊技球が入賞する毎に、遊技球が入賞した入賞装置と遊技球が入賞した際の前記遊技状態とに対応した入賞ポイントを前記データテーブル記憶手段に記憶されたデータテーブルから抽出し、抽出された入賞ポイントを前記入賞ポイント記憶手段に記憶された値に加算して更新記憶させる入賞ポイント加算手段と、
所定経過期間の経過毎に前記入賞ポイント記憶手段に記憶された値から所定値を減算して更新記憶する入賞ポイント減算手段と、
前記入賞ポイント記憶手段に記憶された値と、所定の入賞ポイント判定値とを比較し、入賞ポイント記憶手段に記憶された値が所定の入賞ポイント判定値以上となった場合に前記入賞装置への遊技球の入賞数に異常が発生したと判定する異常発生検出手段とを備えることを特徴とする。
また、入賞ポイントがデータテーブルを用いて各入賞装置および遊技状態に応じて決められるので、各遊技状態における各入賞装置の入賞率に応じて入賞ポイントを設定すれば、従来と同様に、遊技状態や入賞装置に応じて、異常判定を行うことが可能となる。
前記データテーブルでは、前記入賞装置毎に所定時間内における遊技球の入賞数の平均を示す入賞率が相対的に低い入賞装置ほど入賞ポイントが相対的に高くなるように設定されていることを特徴とする。
前記データテーブルでは、前記遊技状態に応じて所定期間内の第2の状態となる期間が異なることにより、前記遊技状態によって前記入賞装置毎に所定時間内における遊技球の入賞数の平均を示す入賞率が異なる前記変動入賞装置に対して、相対的に入賞率が低くなる遊技状態ほど入賞ポイントが高くなるように設定されていることを特徴とする。
前記データテーブルでは、複数の入賞装置において、前記入賞率を高める不正を行い易い入賞装置ほど入賞ポイントが相対的に高くなるように設定されていることを特徴とする。
すなわち、不正行為として、入賞装置への入賞数を大きく増加させることにより利益を獲得しようとするのではなく、入賞装置への入賞数を僅かに増加させることで、遊技中に遊技球が減りづらい状態とし、遊技中に大当たりが発生した場合に獲得される遊技球で利益を確実に得るようにする場合でも、容易に不正を発見することができる。
前記入賞装置の少なくとも一部は、遊技球が入賞できないかもしくは相対的に入賞し難い第1の状態と、当該第1の状態より遊技球が相対的に入賞し易い第2の状態との間で変動可能な変動入賞装置とされ、
かつ、前記変動入賞装置が所定期間内に第2の状態となる期間が相対的に互いに異なるように設定された複数の遊技状態のうちのいずれかの遊技状態で前記変動入賞装置の第1の状態と第2の状態との間の変動を前記遊技領域に発射された遊技球に基づいて制御する変動制御手段を備えている遊技機における遊技をシミュレーションするプログラムであって、
前記入賞装置への遊技球の入賞数が正常か異常かを判定する入賞数異常判定手段としてコンピュータを機能させ、
前記入賞数異常判定手段は、前記変動入賞装置を含む各入賞装置と、前記遊技状態とに対応して入賞ポイントを定めたデータテーブルを記憶したデータテーブル記憶手段と、
前記入賞ポイントの値を記憶する入賞ポイント記憶手段と、
前記入賞装置のいずれかに遊技球が入賞する毎に、遊技球が入賞した入賞装置と遊技球が入賞した際の前記遊技状態とに対応した入賞ポイントを前記データテーブル記憶手段に記憶されたデータテーブルから抽出し、抽出された入賞ポイントを前記入賞ポイント記憶手段に記憶された値に加算して更新記憶させる入賞ポイント加算手段と、
所定経過期間の経過毎に前記入賞ポイント記憶手段に記憶された値から所定値を減算して更新記憶する入賞ポイント減算手段と、
前記入賞ポイント記憶手段に記憶された値と、所定の入賞ポイント判定値とを比較し、入賞ポイント記憶手段に記憶された値が所定の入賞ポイント判定値以上となった場合に前記入賞装置への遊技球の入賞数に異常が発生したと判定する異常発生検出手段として機能することを特徴とする。
また、請求項4に記載のプログラムに、請求項2〜4の何れかに記載の構成を模擬的に再現する機能を付加しても良い。
遊技盤1の盤面の遊技領域2a内には、その中央部の僅かに上側に可変表示装置3が設けられている。可変表示装置3は、例えば、液晶表示装置からなるもので、抽選手段として機能する後述の主制御装置231で行われる抽選の当たりはずれの抽選結果を表示するものであるが、抽選結果の表示に際し変動表示ゲームを表示し、この変動表示ゲームの当たり外れによって上述の抽選結果を表示するようになっている。
また、この例において、可変表示装置3は、後述の第1始動入賞口4と、第2始動入賞口54との2つの始動入賞口が設けられ、第1始動入賞口4に遊技球が入賞すること基づいて行われる第1変動表示ゲームと、第2始動入賞口54に遊技球が入賞することに基づいて行われる第2変動表示ゲームとが、可変表示装置3に表示されるようになっている。
なお、例えば、第1変動表示ゲームと第2変動表示ゲームとが同時に行われる場合には、例えば、可変表示装置3の大部分を用いて一方の変動表示ゲームが表示され、残りの一部を用いて他方の変動表示ゲームが表示される。
また、第2始動入賞口54は、後述のように第2変動表示ゲームの当たりはずれを決定する抽選を行う抽選手段として機能する主制御装置231に、遊技球が入賞することに基づいて抽選開始の契機(第2変動表示ゲーム開始の契機)を付与するものである。
また、主制御装置231に駆動源を制御される特別変動入賞装置8は、変動表示ゲームが当たりとなったことに対応して開放した際に、所定時間の経過および所定個数の遊技球の入賞という二つの条件のうちのいずれかの条件が達成された段階で閉塞するとともに、再び開放し、上述の条件の成立に基づいて閉塞することを所定回数(所定ラウンド数)繰り返すように制御される。なお、特別変動入賞装置8が開放してから閉塞するまでをラウンドと称する。すなわち、特別遊技状態制御手段としての主制御装置231は、特別遊技状態中に、特別変動入賞装置8を複数の遊技球の連続的な入賞が可能となる開放状態とした後に閉塞状態することを1ラウンドとして、前記ラウンドを所定回数繰り返すように特別変動入賞装置8を制御する。
また、遊技盤1の前面には、遊技球の流下方向を規制するととも流下方向を転換する遊技釘16(一部だけ図示)や風車(図示略)等の流下規制転換部材が設けられている。
パチンコ遊技機の制御系は、大きく分けて主制御部23と、副制御部24と、これら主制御部23および副制御部24に電力を供給する電源供給装置29とから構成されている。
主制御部23には、例えば、遊技機用のワンチップマイコン等で構成される主制御装置231が備えられ、主制御装置231には、プログラムを実行するCPU23a、プログラムやプログラムで使用するデータを記憶したROM23bや、プログラムに基づいて発生したデータやROM23bから読み出した各種データ等を記憶するRAM23cや周波数発生回路部23d等が備えられている。
なお、ここで、払出制御装置25は実質的に賞球を払出すためのパチンコ遊技機における遊技の主要な制御を行うことから主制御部23に含まれるものとし、遊技の演出に係わる図柄制御装置26、ランプ制御装置27、音声制御装置28は副制御部24に含まれるものとなっている。
また、主制御装置231は、変動表示ゲームの当たりはずれの抽選とともに、当たりはずれの抽選結果に対応する変動表示ゲームの抽選結果として表示される停止図柄を決定する。さらに、変動表示ゲームの主に変動表示時間を示す基本変動パターンを当たりはずれの抽選結果と停止図柄の抽選結果に対応して決定する。また、当たりの場合の停止図柄が決定されることにより、当たりに基づいて発生する特別遊技状態後に所謂確変状態(所謂突確を含む)を発生するか否かが決定される。
また、主制御装置231は、第1および第2変動表示ゲームが当たりとなった場合には、特別変動入賞装置8の可動扉81の駆動源(特別変動ソレノイド241)を制御して所定の条件に基づいて特別変動入賞装置8を閉じた閉塞状態から開放状態に変動させて特別遊技状態を発生させる制御を行う。
また、普図表示装置6における普図変動表示ゲームも主制御装置231で行われる抽選処理により当たりはずれの結果が決定され、それに基づいて表示が制御される。
また、ランプ制御装置27には、特図保留数表示ランプ7、普図保留数表示ランプ10が接続され、これらはLEDの点灯、消灯の制御により、保留数を表示可能となっている。
ベース異常検知処理は、パチンコ遊技機において、上述の各入賞口(入賞装置)に入賞する遊技球の数を監視して、入賞する遊技球の数が異常に多いと判定した場合に、ベース異常報知処理を行うものである。
また、入賞する遊技球の数としての入賞数が異常に大きくなる原因としては、ここでは、ワイヤ、セル、磁石等を使った不正行為を想定している。
なお、このベース異常検知処理は、主制御装置231で行ってもよいが、ここでは、できるだけ主制御装置231(主制御基板)の処理を減らすために、副制御部24(副制御基板)で行うものとしている。また、ベース異常検知処理は、副制御部24における処理の増加や処理のためのプログラムやデータによる記憶容量の増加を最低限のものとしてコストを低減するように図られている。
そして、ほぼ所定時間毎に、主制御装置231から入賞コマンド受信しているか否かを判定する(ステップS1)。入賞コマンドが入力していない場合には、後述の入賞ポイントカウンタの値を1減算する処理を行う(ステップS2)。なお、この処理については、後に詳細に説明する。
そして、ステップS1において、入賞コマンドが入力していた場合には、入賞コマンドが入賞した際の遊技状態が判定される。この例では、通常の遊技状態、確変や時短等の特定遊技状態、大当たり中である特別遊技状態か否かが判定される。
副制御部24では、主制御装置231から通常遊技状態から特別遊技状態となった場合と、特別遊技状態から確変、時短等の特定遊技状態となった場合と、特別遊技状態から通常の遊技状態となった場合と、特定遊技状態から通常の遊技状態となった場合と、特定の遊技状態から特別遊技状態となった場合にそれぞれ状態コマンドが入力され、それがRAMに記憶されるようになっている。
入賞データテーブルは、この例で、図4に示すように、遊技状態ごとに、入賞テーブル1〜3にデータ(入賞ポイント)が分けられており、通常の遊技状態では入賞テーブル1が参照され(ステップS4)、確変、時短の特定遊技状態では入賞テーブル2が参照され(ステップS5)、特別遊技状態では入賞テーブル3が参照される(ステップS6)。
また、特別遊技状態においては、上述のように特別変動入賞装置8の大入賞口83が頻繁に開放するようになり、略0だった入賞率が極めて高いものとなる。
通常の遊技状態である入賞データテーブルにおいては、通常の遊技状態において、最も入賞率の高い第1始動入賞口4の1回の遊技球の入賞の入賞ポイントを1としている。なお、遊技盤1においては、遊技釘16の配置や、ステージ32による遊技球の誘導により、第1始動入賞口の入賞率が高められている。
また、上述のように通常の遊技状態では、入賞率がほぼ0となる大入賞口への1回の遊技球の入賞に対する入賞ポイントは、100と極めて高く設定されている。
一般に、特別変動入賞装置8の左右に配置されてる一般入賞口より、遊技領域の左下側に配置されている一般入賞口の方がワイヤ等による不正行為が行い易いのと、位置的に第1始動入賞口4側に向かって誘導される遊技球の通路の直下にあり、ワイヤ等で遊技釘を僅かに曲げる等するだけで、特に、遊技球の打ち方を変えることなく、遊技球が入り易い状態とすることができる。
なお、不正行為を行われ易い入賞口は、遊技盤の入賞口の配置等のパチンコ遊技機の構造にもよるのであり、パチンコ遊技機によって異なるものとなる。
また、入賞データテーブルを記憶している副制御部24のROMは、前記変動入賞装置を含む各入賞装置と、前記遊技状態とに対応して入賞ポイントを定めたデータテーブルを記憶したデータテーブル記憶手段となる。
次に、この抽出された入賞ポイントを副制御部24のRAMに設定された入賞ポイントカウンタの記憶領域に記憶された値に加算するとともに、入賞ポイントが加算された値を入賞ポイントカウンタの記憶領域に更新記憶する(ステップS8)。
ここで、ステップS9の処理が、入賞ポイント記憶手段に記憶された値と、所定の入賞ポイント判定値とを比較し、入賞ポイント記憶手段に記憶された値が所定の入賞ポイント判定値以上となった場合に前記入賞装置への遊技球の入賞数に異常が発生したと判定する異常発生検出手段としての処理となる。
言い換えれば、各遊技状態における各入賞装置の入賞率に対応する入賞ポイントを設定する際に、ベース異常検知処理の処理時間と、1回のベース異常検知処理で減算される値(今回1)とに基づいて、入賞ポイントが設定し、この際に、異常が無い場合に入賞ポイントカウンタの値が、規定値を越えることがないように入賞ポイントを設定している。
なお、1回の処理で減算される値は1に限られるものではなく、それ以外の数値であってもよい。
そして、入賞ポイントカウンタの値を減算した後にベース異常検知処理を終了し、次回の割り込み処理時に再びベース異常検知処理を開始する。
このステップS2の処理が、所定経過期間の経過毎に前記入賞ポイント記憶手段に記憶された値から所定値を減算して更新記憶する入賞ポイント減算手段としての処理となる。
そして、ベース異常報知処理の開始が決定された後に入賞ポイントカウンタの値をクリアして0とする(ステップS11)。
これにより、ベース異常検知処理を簡略なものとすることができる。
また、ベース異常検知処理を副制御部24や払出制御装置25で行うものとしても、処理を簡略化することで、副制御部24や払出制御装置25の記憶容量等の処理能力を増大することなく本発明を適用することができる。
また、入賞ポイントを減算する処理は、所定時間毎に行うものとしたが、例えば、所定数の遊技球が発射された際や、所定数の遊技球がアウト口から排出された際に行うものとしてもよい。
4 第1始動入賞口(入賞装置)
5 普通変動入賞装置(変動入賞装置)
8 特別変動入賞装置(変動入賞装置)
13 第1一般入賞口(入賞装置)
14 第2一般入賞口(入賞装置)
54 第2始動入賞口(入賞装置)
83 大入賞口(入賞装置)
24 副制御部(入賞数異常判定手段、データテーブル記憶手段、入賞ポイント記憶手段、入賞ポイント加算手段、入賞ポイント減算手段、異常発生検知手段)
231 主制御装置(変動制御手段)
Claims (6)
- 遊技球が発射される遊技領域に前記遊技球が入賞可能な複数の入賞装置を備え、
前記入賞装置の少なくとも一部は、遊技球が入賞できないかもしくは相対的に入賞し難い第1の状態と、当該第1の状態より遊技球が相対的に入賞し易い第2の状態との間で変動可能な変動入賞装置とされ、
かつ、前記変動入賞装置が所定期間内に第2の状態となる期間が相対的に互いに異なるように設定された複数の遊技状態のうちのいずれかの遊技状態で前記変動入賞装置の第1の状態と第2の状態との間の変動を前記遊技領域に発射された遊技球に基づいて制御する変動制御手段を備えている遊技機において、
前記入賞装置への遊技球の入賞数が正常か異常かを判定する入賞数異常判定手段を備え、
前記入賞数異常判定手段は、前記変動入賞装置を含む各入賞装置と、前記遊技状態とに対応して入賞ポイントを定めたデータテーブルを記憶したデータテーブル記憶手段と、
前記入賞ポイントの値を記憶する入賞ポイント記憶手段と、
前記入賞装置のいずれかに遊技球が入賞する毎に、遊技球が入賞した入賞装置と遊技球が入賞した際の前記遊技状態とに対応した入賞ポイントを前記データテーブル記憶手段に記憶されたデータテーブルから抽出し、抽出された入賞ポイントを前記入賞ポイント記憶手段に記憶された値に加算して更新記憶させる入賞ポイント加算手段と、
所定経過期間の経過毎に前記入賞ポイント記憶手段に記憶された値から所定値を減算して更新記憶する入賞ポイント減算手段と、
前記入賞ポイント記憶手段に記憶された値と、所定の入賞ポイント判定値とを比較し、入賞ポイント記憶手段に記憶された値が所定の入賞ポイント判定値以上となった場合に前記入賞装置への遊技球の入賞数に異常が発生したと判定する異常発生検出手段とを備えることを特徴とする遊技機。 - 前記データテーブルでは、前記入賞装置毎に所定時間内における遊技球の入賞数の平均を示す入賞率が相対的に低い入賞装置ほど入賞ポイントが相対的に高くなるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記データテーブルでは、前記遊技状態に応じて所定期間内の第2の状態となる期間が異なることにより、前記遊技状態によって前記入賞装置毎に所定時間内における遊技球の入賞数の平均を示す入賞率が異なる前記変動入賞装置に対して、相対的に入賞率が低くなる遊技状態ほど入賞ポイントが高くなるように設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
- 前記データテーブルでは、複数の入賞装置において、前記入賞率を高める不正を行い易い入賞装置ほど入賞ポイントが相対的に高くなるように設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の遊技機。
- 遊技球が発射される遊技領域に前記遊技球が入賞可能な複数の入賞装置を備え、
前記入賞装置の少なくとも一部は、遊技球が入賞できないかもしくは相対的に入賞し難い第1の状態と、当該第1の状態より遊技球が相対的に入賞し易い第2の状態との間で変動可能な変動入賞装置とされ、
かつ、前記変動入賞装置が所定期間内に第2の状態となる期間が相対的に互いに異なるように設定された複数の遊技状態のうちのいずれかの遊技状態で前記変動入賞装置の第1の状態と第2の状態との間の変動を前記遊技領域に発射された遊技球に基づいて制御する変動制御手段を備えている遊技機における遊技をシミュレーションするプログラムであって、
前記入賞装置への遊技球の入賞数が正常か異常かを判定する入賞数異常判定手段としてコンピュータを機能させ、
前記入賞数異常判定手段は、前記変動入賞装置を含む各入賞装置と、前記遊技状態とに対応して入賞ポイントを定めたデータテーブルを記憶したデータテーブル記憶手段と、
前記入賞ポイントの値を記憶する入賞ポイント記憶手段と、
前記入賞装置のいずれかに遊技球が入賞する毎に、遊技球が入賞した入賞装置と遊技球が入賞した際の前記遊技状態とに対応した入賞ポイントを前記データテーブル記憶手段に記憶されたデータテーブルから抽出し、抽出された入賞ポイントを前記入賞ポイント記憶手段に記憶された値に加算して更新記憶させる入賞ポイント加算手段と、
所定経過期間の経過毎に前記入賞ポイント記憶手段に記憶された値から所定値を減算して更新記憶する入賞ポイント減算手段と、
前記入賞ポイント記憶手段に記憶された値と、所定の入賞ポイント判定値とを比較し、入賞ポイント記憶手段に記憶された値が所定の入賞ポイント判定値以上となった場合に前記入賞装置への遊技球の入賞数に異常が発生したと判定する異常発生検出手段として機能することを特徴とするプログラム。 - 請求項5に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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