JPH11267335A - 遊技機の異常表示方法及び遊技機 - Google Patents

遊技機の異常表示方法及び遊技機

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JPH11267335A
JPH11267335A JP9242898A JP9242898A JPH11267335A JP H11267335 A JPH11267335 A JP H11267335A JP 9242898 A JP9242898 A JP 9242898A JP 9242898 A JP9242898 A JP 9242898A JP H11267335 A JPH11267335 A JP H11267335A
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JP9242898A
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Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常の発生場所と発生原因とを短時間で認識
できる遊技機を提供する。 【解決手段】 排出制御部46は、ソレノイド53,5
8に供給した駆動信号や、センサ45,51,56から
の検出信号及びカードユニット4からの制御信号等に基
づき、エラーが発生した被制御ユニットと発生原因を認
識する。そして、この認識に基づく異常表示制御情報を
情報表示器4に出力する。情報表示器4は、異常が発生
した被制御ユニットを特定可能な異常個所識別情報と異
常の内容を特定可能な異常内容識別情報とを交互に切り
換えて表示する。また、情報表示器は、複数の異常が重
複して発生した場合には、付属情報表示部にてその旨を
報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機、
アレンジボール遊技機、パチスロ遊技機等の遊技機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を代表的な遊技機であるパチ
ンコ遊技機を例に挙げて説明する。
【0003】このパチンコ遊技機は、遊技で使用する遊
技球(遊技媒体の一種)を一時的に貯留する球タンク、
球タンクから導出された遊技球を2条に整列させた状態
で流下案内する球導出樋、及び、球導出樋から供給され
た遊技球を上皿へ所要数排出する球排出ユニットを備え
ている。そして、球導出樋には、樋内に所定数以上の遊
技球が待機しているか否かを検出する半端センサを各条
毎に設けてあり、球排出ユニットには、球通路内の遊技
球を検出する排出センサ及び排出ソレノイドを各条毎に
設けてある。
【0004】これらの半端センサ、排出センサ及び排出
ソレノイドは排出制御回路に電気的に接続してあり、排
出制御回路は、球貸し操作や遊技球の入賞等といった遊
技の進行に伴って、排出ソレノイドに駆動信号を出力す
ると共に排出センサからの検出信号を取得する。そし
て、排出制御回路は、排出センサからの検出信号に基づ
いて球排出ユニットから排出される球数を認識すると共
に、排出ソレノイドへの駆動信号の出力を制御すること
により所要数の遊技球を球排出ユニットから排出させ
る。
【0005】このように、パチンコ遊技機では電気的な
制御機構を採用しており、これに伴って、配線の断線や
ソレノイドの動作不良といった電気的な異常が発生する
ことがある。しかしながら、この電気的な異常は、一見
しただけでは異常の発生場所や発生した異常の内容を把
握するのが困難であった。
【0006】これらの点に鑑み、センサからの出力等に
基づいて電気的な異常の有無を検出すると共に異常の発
生場所や発生した異常の内容を認識し、異常の発生場所
及び内容をコード化して、7セグメントのLED(発光
ダイオード)により表示することにより、遊技店の店員
が異常を速やかに特定できるようにしてある。そして、
このエラーコードの説明書きは、例えば、一覧表の形式
でLEDの近傍に貼付してある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
電気的な制御機構を多く採用した遊技機が普及してい
る。したがって、7セグメントのLEDにより異常の内
容を表示するようにした遊技機では、エラーコードを構
成する記号の種類が増加し、異常が発生する度に一覧表
を参照しなければならず、異常の発生場所と発生した異
常の内容を特定するために少なからぬ手間と時間を要し
てしまう。
【0008】そこで、本発明は、異常の発生場所との内
容とを短時間で認識できる遊技機の異常表示方法及び遊
技機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、請求項1に記載のもの
は、複数の被制御ユニット(例えば、球導出樋43、球
排出ユニット2、セーフユニット3)に備えられた電気
的要素(例えば、ソレノイド53,58、センサ45,
51,56)と電気的に接続され、遊技に関連して所要
の制御を行う電気的制御装置(例えば、排出制御部4
6)と、電気的制御装置からの制御情報により情報を表
示する情報表示部とを備えた遊技機の異常表示方法にお
いて、異常が発生した被制御ユニットを特定可能な異常
個所識別情報と、発生した異常の内容を特定可能な異常
内容識別情報とを、情報表示部にて表示することを特徴
とする遊技機の異常表示方法である。
【0010】また、請求項2に記載のものは、複数の被
制御ユニット(例えば、球導出樋43、球排出ユニット
2、セーフユニット3)に備えられた電気的要素例え
ば、(ソレノイド53,58,センサ45,51,5
6)と電気的に接続され、遊技に関連して所要の制御を
行う電気的制御装置(例えば、排出制御部46)と、電
気的制御装置からの制御情報により情報を表示する情報
表示部とを備えた遊技機において、前記電気的制御装置
は、電気的要素からの電気信号に基づき、被制御ユニッ
トにて発生した異常の有無及び発生した異常の内容を検
出可能な異常検出手段と、異常検出手段の検出結果に基
づき、異常が発生した被制御ユニット及び発生した異常
の内容を示す異常表示制御情報を、情報表示部に出力可
能な異常表示制御手段とを備え、異常表示制御情報に基
づき、異常が発生した被制御ユニットを特定可能な異常
個所識別情報と異常の内容を特定可能な異常内容識別情
報とを情報表示部にて表示させることを特徴とする遊技
機である。
【0011】また、請求項3に記載のものは、前記異常
個所識別情報と被制御ユニットとの対応関係を示す対応
表示部を、情報表示部の近傍に設けたことを特徴とする
請求項2記載の遊技機である。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、前記情報
表示部は、異常個所識別情報及び異常内容識別情報を表
示可能な識別情報表示部と、識別情報に付属する付属情
報(例えば、ピリオド,カンマ)を表示可能な付属情報
表示部とを備え、異常表示制御手段は、複数の異常発生
時における付属情報表示部の表示態様と単一の異常発生
時における付属情報表示部の表示態様とを異ならせた異
常表示制御情報を出力し、付属情報表示部の表示態様に
基づいて、異常の発生状態を報知するように構成したこ
とを特徴とする請求項2又は3記載の遊技機である。
【0013】ここで、「異常の発生状態」とは、発生し
た異常が単一であるのか、複数であるのかの状態を意味
する。
【0014】また、請求項5に記載のものは、前記被制
御ユニットの少なくとも一部を、遊技に使用する遊技媒
体を複数条に整列させた状態で流下させる遊技媒体流下
案内ユニット(例えば、球導出樋43、球排出ユニット
2)として構成し、電気的要素の少なくとも一部を、遊
技媒体を検出可能な電気的検出要素(例えば、半端セン
サ45,排出センサ51)として構成すると共に、遊技
媒体流下案内ユニットにおける各条に配設し、異常検出
手段は電気的検出要素からの検出情報に基づいて遊技媒
体流下案内ユニットにおける異常を各条毎に検出すると
共に、異常表示制御手段は異常が発生した条の情報を含
む異常表示制御情報を出力し、情報表示部は、異常表示
制御情報に基づいて、異常が発生した条を特定可能な条
識別情報を表示することを特徴とする請求項2から請求
項4の何れかに記載の遊技機である。
【0015】また、請求項6に記載のものは、前記被制
御ユニットの少なくとも一部を、遊技に使用する遊技媒
体を遊技に連動して排出する遊技媒体排出ユニット(例
えば、球排出ユニット2)として構成し、情報表示部に
より、遊技媒体排出ユニットにて発生した異常を表示す
ることを特徴とする請求項2から請求項5の何れかに記
載の遊技機である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、以下の説明では、代表的な
遊技機であるパチンコ遊技機1を例に挙げて説明する。
ここで、図1はパチンコ遊技機1の正面図、図2はパチ
ンコ遊技機1の背面図、図3は球排出ユニット2の構成
を説明する断面図、図4はセーフユニット3の構成を説
明する断面図、図5は本願発明における情報表示部とし
て機能する情報表示器4の表示動作を説明する図、図6
から図8は情報表示器4の表示内容を説明する図、図9
は対応表示部5を説明する図である。
【0017】図1に示すように、本実施形態におけるパ
チンコ遊技機1は、パチンコ機本体11とカードユニッ
ト12とから概略構成してある。
【0018】パチンコ機本体11は、機枠13により囲
われており、この機枠13に、大きい開口部を有する額
縁状の前面枠14を開閉可能に取り付けてある。この前
面枠14の背面には、前面枠14の開口部に後方から臨
むようにして遊技盤15を取り付けてある。この遊技盤
15には、ガイドレール等の区画部材16を配設してあ
り、この区画部材16によりほぼ円形状の遊技領域17
を区画する。そして、この遊技領域17には、賞球数が
異なる複数種の入賞口18…や可変表示装置19等を設
ける。
【0019】前面枠14の前面には、開口部を前方から
塞ぐようにして、額縁状の前面カバー部材21と、前面
に上皿22を設けた開閉パネル23とを、ともに開閉可
能な状態で取り付けてある。そして、前面カバー部材2
1の前面上部には、完了LED24と賞球LED25と
を設ける。また、上皿22の表面には、遊技球(遊技媒
体の一種)の貸し出しを受ける際に操作する球貸し釦2
6、カードユニット12に装着された遊技カードを返却
させる際に操作するカード返却釦27、及び、遊技カー
ドに記憶された度数情報(有価情報)を表示する残度数
表示器28等を設ける。
【0020】この開閉パネル23の下方には、灰皿2
9、下皿30及び発射操作ハンドル31を設ける。ここ
で、下皿30は遊技で獲得した遊技球(賞球)を一時貯
留する部分であり、発射操作ハンドル31は上皿22か
ら供給されてきた遊技球を発射する際に、遊技者が操作
する部分である。この発射操作ハンドル31に対する操
作は操作情報として、図2に示す発射制御装置32に入
力され、発射制御装置32は、入力された操作情報に基
づいて、遊技球を弾発する発射装置33を制御する。
【0021】カードユニット12は本願発明における被
制御ユニットの一種であり、遊技カードに記憶された情
報の読み書き等を行うカードリーダライタ35やカード
ユニット12における電気的な制御を行うカードユニッ
ト制御回路36を備える。このカードユニット制御回路
36は、図2に示すように、カードユニット接続基板3
7及びカードユニット接続ケーブル38を介して排出制
御回路39に電気的に連絡可能であり、排出制御回路3
9との間で情報の送受信を行う。
【0022】次に、パチンコ遊技機1における裏面側の
構成について説明する。図2に示すように、パチンコ機
本体11の裏側には、裏機構盤41を取り付けてあり、
この裏機構盤41における上部には、パチンコ遊技に使
用する遊技球を一時貯留する球貯留タンク42を設け
る。この球貯留タンク42の下方には、球貯留タンク4
2から導出した遊技球を2条に整列させた状態で流下案
内する球導出樋43を設け、この球導出樋43の出口付
近には、遊技球の検出を行う半端センサユニット44を
設ける。この半端センサユニット44は、図10に示す
ように、各条に対応させて配設した第1半端センサ45
a及び第2半端センサ45bを備える。これらの半端セ
ンサ45は、球導出樋43内の遊技球を検出すると信号
レベルを変化させる。そして、球導出樋43内の遊技球
が所定量未満になった場合、例えば、球貯留タンク42
で球詰まりが生じるなどの異常状態(エラー状態)にお
いては、遊技球の非検出を示すレベルの検出信号を出力
する。また、半端センサ45からの検出信号は排出制御
回路39の排出制御部46(図10参照)へ出力され、
排出制御部46は半端センサ45からの検出信号に基づ
いて、島設備(図示せず)からの遊技球の補給異常であ
る半端球不足エラー(半端球無しエラー)を認識する。
【0023】なお、これらの球貯留タンク42及び球導
出樋43は、本願発明における被制御ユニットの一種で
あり、半端センサ45は、本願発明における電気的要素
の一種であると共に電気的検出要素の一種である。
【0024】そして、上記した球導出樋43の出口に接
続して球排出ユニット2を設け、球排出ユニット2から
下方に向けて球排出路47を設ける。なお、球排出ユニ
ット2もまた、本願発明における被制御ユニットの一種
であり、遊技球を条毎に整列させた状態で流下案内す
る。また、この球排出ユニット2及び上記した球導出樋
43は、遊技に使用する遊技球(遊技媒体の一種)を複
数条に整列させた状態で流下させる遊技媒体流下案内ユ
ニットとしても機能する。
【0025】球排出ユニット2は、図3に示すように、
球導出樋43における各条に連続して設けられて遊技球
を流下案内する2条の球通路50(第1球通路50a,
第2球通路50b)と、球通路50a,50b毎に設け
られて球通路50内の遊技球を1個宛検出可能な排出セ
ンサ51(第1排出センサ51a及び第2排出センサ5
1b,図10参照)と、先端部分が球通路50内におけ
る排出センサ51の下流側に出没可能に取り付けられ、
この先端部分により遊技球の流下を禁止或いは許容する
球係止片52(第1球係止片52a,第2球係止片52
b)と、球係止片52に接続したプランジャー部を往復
動させて、球係止片52の先端部分を球通路50内に出
没させる排出ソレノイド53(第1排出ソレノイド53
a,第2排出ソレノイド53b)とを備える。なお、図
中点線で示すように、本実施形態の球排出ユニット2で
は、排出センサ51は、球係止片52により係止されて
いる流下下端の遊技球よりも球1個分上流側に位置する
遊技球を検出する。
【0026】また、図3では、球排出ユニット2におけ
る一条側の部分を示しているが、他条側の部分について
も同様に構成してある。また、排出センサ51及び排出
ソレノイド53は本願発明における電気的要素の一種で
あり、排出センサ51は電気的検出要素の一種としても
機能する。
【0027】一方、パチンコ機本体11の下部左右略中
央であって奥側にはセーフユニット3を設ける。このセ
ーフユニット3は、入賞口18…に入賞した遊技球、即
ち、セーフ球を1個宛検出するものであり、本願発明に
おける被制御ユニットの一種である。
【0028】このセーフユニット3は、図4に示すよう
に、セーフ球通路55、セーフセンサ56、セーフ球係
止片57a,57b、及びセーフソレノイド58を備え
ており、セーフ球通路55で一列に整列されたセーフ球
をセーフセンサ56により1個宛検出し、セーフソレノ
イド58にてセーフ球係止片57a,57bを交互に出
没させることでセーフ球を1個宛排出する。そして、セ
ーフセンサ56からのセーフ信号は排出制御部46に出
力され、セーフソレノイド58には排出制御部46から
の駆動信号が供給される。従って、このセーフユニット
3は、排出制御部46からの駆動信号により排出動作が
制御される。また、排出制御部46は、セーフセンサ5
6からのセーフ信号に基づいてセーフユニット3におけ
るセーフ球が排出されたか否かを認識する。
【0029】なお、セーフセンサ56及びセーフソレノ
イド58は本願発明における電気的要素の一種であり、
セーフセンサ56は電気的検出要素の一種としても機能
する。
【0030】一方、球排出ユニット2とは反対側の左側
には、パチンコ遊技の状態に応じて可変表示装置19や
入賞口18等を制御する役物制御回路60を設けてあ
り、この役物制御回路60の下方には排出制御回路39
を設ける。なお、役物制御回路60は、遊技盤15に止
着してある。また、排出制御回路39の下方には、上記
した発射制御装置32と、発射装置33とを設ける。そ
して、セーフユニット3の右側には第1中継基板61
を、役物制御回路60の右側には第2中継基板62をそ
れぞれ設ける。また、第2中継基板62の右側には、役
物制御回路60からの制御信号に基づいて可変表示装置
19の表示制御を行う表示制御回路63を設け、第1中
継基板61の下側にはカードユニット12をパチンコ機
本体11に電気的に接続するためのカードユニット接続
基板37を設ける。そして、役物制御回路60と排出制
御回路39とは、接続ケーブル及び第1,第2中継基板
61,62を通じて電気的に接続する。
【0031】なお、本実施形態において、上記した役物
制御回路60は本願発明における被制御ユニットの一種
であり、排出制御回路39は本願発明における電気的制
御装置である排出制御部46を備える。
【0032】また、排出制御回路39を収納するケース
の表面には情報表示器4を設け、さらにケースの表面で
あって情報表示器4の近傍には対応表示部5を設ける。
情報表示器4は、電気的に検出した異常を表示可能な部
分であり、英数字等の記号が表示可能な表示器により構
成する。この情報表示器4は、例えば、図2(b)に示
すように、英数字を表示可能な識別情報表示部65と、
ピリオド(付属情報の一種)を表示可能な付属情報表示
部66を備える。なお、本実施形態における識別情報表
示部65は、セグメント65a…65gを備えた7セグ
メントLEDにより構成してある。
【0033】そして、識別情報表示部65では、異常
(エラー)の発生場所、即ち、異常が発生した被制御ユ
ニットを特定可能な異常個所識別情報(エラー個所情
報)と、発生した異常の内容を特定可能な異常内容識別
情報(エラー種別情報)とを交互に切り換えながら表示
する。このように、異常個所識別情報と異常内容識別情
報とを交互に切り換えながら表示すると、情報表示器4
を1桁表示のもので構成することができるので、部品点
数の削減が図れると共に、消費電力の低減が図れる。特
に、最近のパチンコ遊技機1は、上記した可変表示装置
19に大型の液晶表示装置を用いる等、消費電力の大き
い電気部品を使用する傾向にあり、電源容量不足の対策
が求められている。従って、情報表示器4のように通常
状態では使用しない電気部品については極力低い消費電
力にすることが好ましい。
【0034】そして、本実施形態においては、異常個所
識別情報と異常内容識別情報の文字の種類を異ならせて
おり、図5(c)に示すように、異常個所識別情報につ
いては数字を使用し、異常内容識別情報については英字
を使用している。具体的には、1〜8の数字を異常個所
識別情報として使用し、A,b,…,H,Lのアルファ
ベットを異常内容識別情報として使用する。このよう
に、異常個所識別情報と異常内容識別情報の文字種を異
ならせること、遊技店の店員が識別情報表示部65の表
示を参照した際に、その表示が異常個所識別情報である
のか異常内容識別情報であるのかを瞬時に判断すること
ができる。従って、発生した異常に対する判断を一層素
早く行わせることができる。
【0035】ここで、上記した異常個所識別情報につい
て具体的に説明する。図6から図8に示すように、異常
個所識別情報における値「0」は正常動作を意味し、パ
チンコ遊技機1が正常に動作している状態で表示され
る。値「1」は球排出ユニット2に係る異常が発生した
ことを意味し、値「2」はセーフユニット3に係る異常
が発生したことを意味し、値「3」は賞球排出に関連す
る異常が発生したことを意味し、値「4」はカードユニ
ット12に係る異常が発生したことを意味する。同様
に、値「5」は上皿22が遊技球で満杯になった後、上
皿22側からのオーバーフロー遊技球が流下するオーバ
ーフロー流路が遊技球で満杯になったオーバーフロー状
態を意味し、値「6」は球導出樋43内における遊技球
が規定量未満であることを意味し、値「7」は前面カバ
ー部材21が開放中であることを意味し、値「8」はデ
ータローダーが起動中であることを意味する。なお、値
「1」から値「4」の異常個所識別情報については、異
常内容識別情報を付加しており、発生した異常の内容
(種別)を表示する。
【0036】この異常内容識別情報を具体的に説明する
と、異常個所識別情報が値「1」の場合における異常内
容識別情報「A」は排出不正処理を意味し、「b」は排
出異常(排出エラー)を意味し、「C」は球止まり対策
を意味し、「d」は排出球無し異常を意味し、「E」は
排出球不足異常を意味する。同様に、異常個所識別情報
が値「2」の場合における異常内容識別情報「A」はセ
ーフ球無し異常を意味し、「b」はセーフ球払い出し異
常を意味する。また、異常個所識別情報が値「3」の場
合における異常内容識別情報「A」はCR/現金機非互
換異常を意味し、「b」はケーブル断線/ショート異常
を意味し、「C」はストローブ無し異常を意味し、
「d」はセーフ通信異常を意味し、「E」は賞球データ
変化異常を意味する。また、異常個所識別情報が値
「4」の場合における異常内容識別情報「A」はカード
ユニット未接続異常を意味し、「b」は球払い出し処理
異常を意味し、「C」から「L」はカードユニット通信
異常を意味する。なお、各異常の内容については、後で
説明する。
【0037】さらに、識別情報表示部65では、遊技球
が複数条で流下案内される部分で発生した異常について
は、異常が発生した条の表示を行う。具体的に説明する
と、図5(c)に示すように、1条側に異常が発生した
場合には識別情報表示部65を構成するセグメントの
内、右下のセグメント65gを発光させ、2条側に異常
が発生した場合には左下のセグメント65bを発光させ
る。さらに、両方の条に異常が発生した場合には、右下
及び左下の両セグメント65g,65bを発光させる。
【0038】なお、異常が発生した条の表示は、上記し
た態様に限定されるものではなく、条が認識可能であれ
ば他の表示態様を採用してもよい。例えば、遊技球が3
条で流下案内される部分があるものにおいて、1条側に
異常が発生した場合には識別情報表示部65を構成する
中上のセグメント65cを発光させ、2条側に異常が発
生した場合には中央のセグメント65dを発光させ、3
条側に異常が発生した場合には中下のセグメント65e
を発光させ、全ての条に異常が発生した場合には、中
上、中央及び中下の各セグメント65c,65d,65
eを発光させるようにしてもよい。
【0039】このように、識別情報表示部65を構成す
るセグメント65a…65gを使用して、遊技球が複数
条で流下案内される部分に発生した異常を条毎に表示す
るように構成したので、遊技店の店員は、表示に基づい
て異常が発生した条を認識することができる。従って、
エラーが発生した条を確認する手間が省け、直ちに異常
の解除作業を行うことができる。このため、異常の解除
時間に関し、一層、短縮することができる。
【0040】上記した付属情報表示部66では、その表
示態様により異常の状態、即ち、発生した異常が単一で
あるのか複数であるのかを表示する。例えば、付属情報
表示部66は、発生した異常が複数の場合に点灯し、単
一の場合には消灯する。さらに、この付属情報表示部6
6は、発生している異常が解除された場合には点滅し
て、異常が解除されたことを報知する。なお、この付属
情報表示部66で表示される付属情報は、ピリオド以外
にもカンマ等の符号でもよい。
【0041】このように、付属情報表示部66の表示態
様により、発生した異常が複数であるのか、単一である
のかを表示するように構成してあるので、異常の発生状
態を表示するための専用の表示器を別途用意する必要が
なくなり、部品点数の削減が図れ、製造コストを低くす
ることができる。また、この付属情報表示部66は、識
別情報表示部65に極めて近い場所に設けてあるので、
表示の見落としを防止することもできる。
【0042】次に、対応表示部5について説明する。こ
の対応表示部5は、図9に示すように、識別情報表示部
65が表示する異常個所識別情報と、パチンコ遊技機1
における異常の発生場所(即ち、異常が発生した被制御
ユニット)との対応関係を示す部分であり、各ユニット
の位置関係を大雑把に示すブロック図に、異常個所識別
情報である数字を対応させて描いてある。例えば、球排
出ユニット2については、球排出ユニット2に相当する
右側上下略中央のブロックに異常個所識別情報である
「1」を重ねて描いてある。同様に、カードユニット1
2については、カードユニット接続基板37に相当する
右下側のブロックに異常個所識別情報である「4」を重
ねて描いてある。
【0043】そして、このような構成を有する対応表示
部5は、情報表示器4の近傍に設けてあるので、遊技店
の店員は、情報表示器4の表示と対応表示部5とを対応
させて視認することができる。このため、情報表示器4
が表示する異常個所識別情報がパチンコ遊技機1におけ
る何処の部分の異常を意味するのかを一目で理解するこ
とができる。なお、本実施形態における対応表示部5
は、裏面に粘着層を設けたシール材により構成してある
が、印刷等により設けてもよい。そして、本実施形態の
如くシール材により構成した場合には、表示内容が見や
すく、尚且つ、低コストである。
【0044】次に、パチンコ遊技機1の電気的構成につ
いて説明する。ここで、図10は、パチンコ遊技機1に
おける電気的構成の要部を説明するブロック図である。
【0045】役物制御回路60は、各種の制御を行う遊
技制御部70とコネクタ端子71を備えている。この遊
技制御部70は、例えば、制御プログラムを格納したR
OM(読み出し専用メモリ)、制御プログラムによって
動作するCPU(中央制御装置)、CPUの動作時にデ
ータを一時格納するRAM(読み書き可能なメモリ)及
びI/O(入出力)インターフェース等によって構成し
てある。そして、この遊技制御部70には、セーフセン
サ56からのセーフ信号を入力してあり、遊技制御部7
0の各出力端子の内、排出制御部46に送信する信号に
対応する出力端子については、コネクタ端子71に電気
的に接続してある。
【0046】上記した排出制御回路39は、排出制御部
46とコネクタ端子72とを備えている。この排出制御
部46もまた、制御プログラムを格納したROM、制御
プログラムによって動作するCPU、CPUの動作時に
データを一時格納するRAM及びI/Oインターフェー
ス等によって構成してあり、本願発明における異常検出
手段、異常表示制御手段として機能する。コネクタ端子
72は、排出制御部46の入力端子に電気的に接続して
あり、遊技制御部70からの信号を排出制御部46に受
信させる。
【0047】そして、この排出制御部46には、球排出
ユニット2の第1排出センサ51a及び第2排出センサ
51bからの検出信号、半端センサユニット44の半端
センサ45からの検出信号、金枠開放スイッチ73から
の開放信号、オーバーフロー検出スイッチ74からのオ
ーバーフロー信号をそれぞれ入力する。ここで、金枠開
放スイッチ73は、前面カバー部材21の開放時に開放
信号を出力するスイッチである。また、オーバーフロー
検出スイッチ74は、上皿22側からオーバーフローし
た遊技球を下皿30に向かって流下案内するオーバーフ
ロー流路(図示せず)に設けてあり、このオーバーフロ
ー流路内の遊技球が規定量に達したこと(即ち、パチン
コ遊技機におけるオーバーフロー状態)を検出するスイ
ッチである。
【0048】また、排出制御部46からは、球排出ユニ
ット2の第1排出ソレノイド53a,第2排出ソレノイ
ド53b、完了LED24、賞球LED25及び情報表
示器4に駆動信号や制御信号を出力する。同様に、遊技
制御部70から排出制御部46へは、賞球数の情報を示
す賞球数データ、排出制御部46が賞球数データを取得
する取得タイミングを規定するためのストローブ信号、
及びセーフセンサ56からのセーフ信号等を送信する。
【0049】次に、排出制御部46における制御の概略
について図11から図13のフローチャートに基づいて
説明する。パチンコ遊技機1に電源が投入されると、遊
技関連処理を行う(S1)。この遊技関連処理は、初期
設定、球貸し操作に伴う遊技球の貸し出し処理、遊技球
の入賞に伴う賞球排出処理等を含む全ての処理を意味す
る。そして、この遊技関連処理では異常(エラー)の発
生を監視しており(S2)、異常が発生していなければ
正常に動作している旨を示す正常表示を行う(S3)。
この正常表示では、図5(a)に示すように、例えば、
情報表示器4の識別情報表示部65により「0」を51
2ms間隔で点滅表示する。
【0050】なお、この正常状態においては、情報表示
器4を非動作状態にするように構成してもよい。換言す
れば、排出制御部46(異常表示制御手段)は、異常の
発生を検出したときにのみ、情報表示器4に異常表示制
御情報を出力して情報を表示させるように構成してもよ
い。このように構成すると、情報表示器4の消費電力が
必要最小限となり、パチンコ遊技機1における電源容量
不足に一層貢献することができる。
【0051】また、異常が発生した場合にはエラー処理
(S4)に移行する。即ち、ステップS2の処理におい
て、排出制御部46は異常検出手段として機能し、各ソ
レノイド53,58に出力した駆動信号やセンサ45,
51,56からの検出信号、或いは、遊技制御部70や
カードユニット12との間で送受される賞球情報等に基
づいて、被制御ユニットとしての球排出ユニット2やカ
ードユニット12等における異常の発生の有無を認識す
る。
【0052】このエラー処理では、まず、必要な場合に
おいて、完了LED24を発光(例えば、点灯或いは6
4ms毎に点滅)させて、パチンコ遊技機1に異常が発
生したことを遊技店の店員等に報知する(S10)。次
に、排出制御部46は、異常検出手段として機能し、セ
ンサ45,51,56からの検出信号等に基づいて、異
常が発生した場所(被制御ユニット)及び発生した異常
の内容(球詰まり、ケーブルの断線等)を判定し、この
異常が単独で発生したものか、或いは重複して発生した
ものかを判定する。また、遊技球の球止まり等、遊技球
通路50の条毎に発生し得る異常については、異常が発
生した条も判定する。さらに、異常が重複して発生して
いる場合には発生している異常を全て認識すると共に、
各異常について優先順位の判断を行う(S11)。
【0053】この優先順位は、図14に示すように、予
め規定したテーブルデータとしてROM等に記憶してあ
る。本実施形態では、データローダー検出処理状態(異
常個所識別情報「8」,異常内容識別情報「設定なし」
=エラーコード8,以下同様)が最も優先順位が高く、
次いで、CR/現金機非互換異常(エラーコード3A)
の優先順位が高い。そして、最も優先順位が低い金枠開
放報知(エラーコード7)まで、順次優先順位を規定し
てある。
【0054】異常の重複判定等を行ったならば、該当す
る異常についてのエラーフラグ、即ちエラーコードをセ
ットする(S12)。ここで、異常が重複して発生して
いる場合には、最も優先順位の高い異常についてのエラ
ーコードをセットする。エラーコードをセットしたなら
ば、エラー報知処理を行う(S13)。このエラー報知
処理では、まず、発生した異常が、条側表示のない異常
(エラー)、条側表示のある異常、或いは、異常内容識
別情報が付加されない異常の何れであるのかを、エラー
コードを参照して判定する(S21)。
【0055】そして、異常の判定を行ったならば、排出
制御部46は異常表示制御手段として機能し、異常が発
生した場所及び発生した異常の内容を示す異常表示制御
情報を情報表示器4に出力する。即ち、発生している異
常が条側表示のない異常である場合には、情報表示器4
の識別情報表示部65にて、異常個所識別情報と異常内
容識別情報とを交互に切り換えながら表示させる(S2
2)。例えば、セーフ球無し異常(エラーコード2A)
の場合には、図5(a)に示すように、異常個所識別情
報である「2」と、異常内容識別情報である「A」とを
交互に表示させる。具体的には、「2」を256msの
間点灯させた後に「A」を256msの間点灯させ、2
56msのブランク(表示無し状態)を挟んで、再度
「2」を点灯させる。
【0056】また、条側表示のある異常が発生している
場合には、識別情報表示部65にて、異常個所識別情
報、異常内容識別情報、及び条側表示を順次切り換えな
がら表示させる(S23)。例えば、球止まり対策(エ
ラーコード1C)の場合には、図5(a)に示すよう
に、異常個所識別情報である「1」と、異常内容識別情
報である「C」と、条側表示とを順次表示させる。具体
的には、「1」を256ms、「A」を256ms、左
下のセグメント(1条側でエラーが発生した場合)を2
56msというように順次点灯させた後、256msの
ブランクを挟んで、再度「1」を点灯させる。
【0057】また、エラー種別のない異常が発生してい
る場合には、識別情報表示部65にて、異常個所識別情
報を点滅表示させる。例えば、データローダー検出処理
状態(エラーコード8)の場合には、図5(a)に示す
ように、異常個所識別情報である「8」を点滅表示させ
る。具体的には、「8」を256msの間点灯させた
後、256msのブランク(表示無し状態)を挟んで、
再度「8」を点灯させる。
【0058】このようにしてエラー表示を行わせたなら
ば、このエラー表示に併せて重複エラーの表示を行なわ
せる(S25,S26)。即ち、異常が重複して発生し
ている場合には、排出制御部46(異常表示制御手段)
は、情報表示器4の付属情報表示部66にてピリオドを
表示させるための制御信号を含んだ異常表示制御情報を
出力する。この制御情報により、図5(b)に示すよう
に、付属情報表示部66は、識別情報表示部65の点灯
と同期させてピリオドを点灯する。
【0059】以上のような異常表示(エラー表示)を採
用することにより、パチンコ遊技機1に異常が発生した
場合において、遊技店の店員等は、発生している異常を
速やかに認識することができ、的確な処置を行うことが
できる。具体的に説明すると、店員は、情報表示器4の
識別情報表示部65が表示する異常個所識別情報(異常
個所識別情報)に基づいて、異常が発生している場所
(被制御ユニット)を特定できる。このとき、情報表示
器4の近傍に設けた対応表示部5にて、異常個所識別情
報とパチンコ遊技機1における各ユニットの位置関係と
を表示しているので、不慣れな店員であっても、何処で
異常が発生しているかが一目瞭然である。なお、パチン
コ遊技機1を構成する各ユニットは、遊技機メーカー毎
に異なる名称を付しているため、熟練した店員であって
も異常の発生場所の特定が困難となる場合があるが、対
応表示部5により異常の発生場所を確実に特定すること
ができる。
【0060】また、この異常個所識別情報に続いて表示
される異常内容識別情報により、異常の内容を特定する
ことができるし、その異常が遊技球通路50の条毎に発
生する異常であった場合には、異常内容識別情報に続い
て表示される条側表示により異常が発生している条を特
定することができる。さらに、複数の異常が重複して発
生している場合には、付属情報表示部66がその旨を表
示するので、異常の処理忘れを確実に防止させることが
できる。
【0061】以上のように異常を表示させたならば、対
象となっている異常が解除されたか否かを判定し(S1
4)、解除されたならば、該当するエラーフラグ(エラ
ーコード)をリセット(S15)すると共に、付属情報
表示部66を点滅表示させて異常が解除されたことを報
知する(S16)。
【0062】次に、上記した各異常について詳細に説明
する。ここでは、各異常を優先順位の高い順から説明す
る。
【0063】まず、データローダー検出処理状態(エラ
ーコード8)について説明する。このデータローダー検
出処理は、遊技制御部70等に内蔵されているROMの
内容を、外部機器、例えば、検査装置に出力する処理の
ことであり、パチンコ機本体11とカードユニット12
とを接続するカードユニット接続ケーブル38を外し、
このカードユニット接続ケーブル38に代えて外部機器
用の接続ケーブルを接続することにより行う。
【0064】即ち、図15に示すように、データローダ
ー検出処理は、アイドルタイム(初期規定時間)の間
に、外部から入力される起動信号としてのBRDY信号
が、規定時間としての2.5secの間に亘って規定値
としてのLowレベルであることを条件にして起動す
る。ここで、アイドルタイムは、パチンコ遊技機1の電
源投入時点から計時される一定時間のことであり、本実
施形態では3secに設定してある。BRDY信号は、
本来、カードユニット12の球貸し準備完了を示す信号
であるが、このデータローダー検出処理においては外部
機器から疑似信号として入力される。
【0065】そして、起動条件が満たされてデータロー
ダーモードに移行すると、パチンコ機本体11が備える
ROMの内容を、外部機器である検査装置に出力する。
このデータローダーモードにおいて、排出制御部46
は、異常表示制御情報を出力して、情報表示器4に異常
個所識別情報である「8」を点滅表示させると共に、完
了LED24に制御情報を出力して完了LED24を発
光、例えば、点灯させる。そして、このデータローダー
モードは、BRDY信号とパチンコ遊技機1の準備完了
を示すPRDY信号とが、共にHiレベルの場合に解除
される。具体的には、カードユニット接続ケーブル38
によりパチンコ機本体11とカードユニット12とを接
続し、パチンコ遊技機1の電源を再度投入することによ
り解除される。
【0066】次に、CR/現金機非互換異常(エラーコ
ード3A)について説明する。このCR/現金機非互換
異常は、CR機(遊技カードで遊技可能な遊技機)用の
枠、即ち、パチンコ機本体11における遊技盤15以外
の部分に、現金機(現金で遊技可能な遊技機)用の遊技
盤15を取り付けた場合、或いは、現金機用の枠にCR
機用の遊技盤15を取り付けた際に発生する異常であ
る。
【0067】このCR/現金機非互換異常は、遊技制御
部70から排出制御部46へ送信される情報に基づいて
判定する。即ち、図16に示すように、遊技制御部70
から排出制御部46へ送信される情報の内、遊技盤15
(遊技制御部70)がCR機用のものか現金機用のもの
かを示すIDビットに基づいて判定する。具体的には、
遊技制御部70から送信されたIDビットにより示され
る遊技機の情報が、排出制御部46で保持している遊技
機の情報と一致するか否かにより判定し、両情報が非一
致の場合に異常判定条件成立とする。なお、本実施形態
において、遊技制御部70から送信されるIDビット
は、情報を正論理で示した正論理信号と情報を負論理で
示した負論理信号とを交互に送信した信号である。これ
は、正論理信号と負論理信号の両信号に基づいて情報の
内容を確認することにより、情報の信頼性を高めるため
である。
【0068】異常判定条件が成立して異常状態になった
ならば、排出制御部46は、排出動作を禁止させると共
に、異常表示制御情報を出力して、情報表示器4に、異
常個所識別情報である「3」と異常内容識別情報である
「A」とを交互に表示させる。また、完了LED24に
制御情報を出力して完了LED24を発光、例えば点滅
させる。そして、このCR/現金機非互換異常は、正論
理信号及び負論理信号により示される遊技機の情報と、
排出制御部46で保持している遊技機の情報の一致を異
常解除条件として設定してあり、排出制御部46(異常
解除手段)は、この条件の成立により異常状態を解除す
る。
【0069】次に、ケーブル断線/ショート異常(エラ
ーコード3b)について説明する。このケーブル断線/
ショート異常は、遊技制御部70と排出制御部46とを
電気的に接続する接続ケーブルに断線が生じた場合等、
遊技制御部70から排出制御部46へ送信される情報が
受信できない場合に発生する異常であり、賞球データに
基づいて判定する。
【0070】即ち、図16に示すように、賞球データ
は、賞球数情報を正論理で示した正論理信号と負論理で
示した負論理信号とから構成してあり、遊技制御部70
は、これらの正論理信号と負論理信号とを交互に送信す
る。そして、排出制御部46は、受信した正論理信号が
示す賞球数情報と負論理信号が示す賞球数情報とが一致
した場合に正常と判定し、非一致の場合に異常判定条件
成立とする。
【0071】異常判定条件が成立して異常状態となった
ならば、排出制御部46は、受信した賞球数情報を破棄
すると共に、異常表示制御情報を出力して、情報表示器
4に、異常個所識別情報である「3」と異常内容識別情
報である「b」とを交互に表示させる。また、完了LE
D24に制御情報を出力して完了LED24を発光させ
る。そして、このケーブル断線/ショート異常では、受
信した正論理信号が示す賞球数情報と負論理信号が示す
賞球数情報とが一致した場合を異常解除条件に設定して
あり、排出制御部46は、この条件の成立により異常状
態を解除する。
【0072】次に、セーフ球無し異常(エラーコード2
A)について説明する。このセーフ球無し異常は、球排
出ユニット2による賞球排出期間中において、賞球排出
対象となっているセーフ球が検出できない状態が続いた
という異常、即ち、排出ソレノイド53のオンからセー
フソレノイド58のオンまでの間に、セーフ球の無し状
態が所定時間以上生じたことにより発生する異常であ
る。例えば、セーフソレノイド58の電気コードの断
線、セーフセンサ56の電気コードの断線、或いは、不
心得な遊技者による不正行為が行われた場合等に発生す
る。
【0073】図17に示すように、このセーフ球無し異
常では、排出ソレノイド53に駆動信号(励磁信号)が
供給されている状態において、セーフセンサ56からの
セーフ信号が100ms以上オフ状態となったことを異
常判定条件として設定してある。この異常判定条件が成
立して異常状態になると、排出制御部46は、排出動作
及び球貸動作を禁止させると共に、異常表示制御情報を
出力して情報表示器4に異常個所識別情報である「2」
と異常内容識別情報である「A」とを交互に表示させ
る。また、完了LED24に制御情報を出力して完了L
ED24を発光させる。そして、このセーフ球無し異常
では、セーフ球の球有り確定及び球有り確定から所定の
待機時間(例えば、5ms)の経過を異常解除条件に設
定してあり、排出制御部46は異常解除条件の成立によ
り異常状態を解除する。
【0074】次に、排出不正処理(エラーコード1A)
について説明する。この排出不正処理は、球排出ユニッ
ト2による正規の球排出処理時以外の状態にて、排出セ
ンサ51が遊技球の移動を検出した場合に発生する異常
であり、排出ソレノイド53の故障や不心得な遊技者に
よる不正行為等により生じる。この排出不正処理は、排
出センサ51からの検出信号に基づいて判断する。即
ち、図18に示すように、排出ソレノイド53に駆動信
号を供給していない状態で、排出センサ51から遊技球
の移動を示す検出信号を受信した場合に異常判定条件が
成立したとする。
【0075】この異常判定条件が成立して異常状態にな
ると、排出制御部46は、排出異常解除待ちモードに移
行し、所定期間(例えば、10sec)に亘って、排出
動作及び球貸動作を禁止させると共に、異常表示制御情
報を出力して、情報表示器4に、異常個所識別情報であ
る「1」と、異常内容識別情報である「A」と、異常が
発生した条とを、順次表示させる。さらに、完了LED
24に制御情報を出力して完了LED24を発光させ
る。そして、この排出不正処理では、1条側,2条側の
所定時間(例えば、1sec)の球無し経過後、両条の
球有り確定を異常解除条件に設定してあり、排出制御部
46は排出センサ51からの検出信号に基づき、異常解
除条件の成立によって異常状態を解除する。
【0076】次に、ストローブ無し異常(エラーコード
3C)について説明する。このストローブ無し異常は、
前回検出したストローブ信号の変化タイミングから所定
時間経過しても次の変化タイミングが検出できない場合
に発生する異常であり、ストローブ信号に基づいて判断
する。
【0077】このストローブ信号は、上記した賞球数情
報の取得タイミングを規定するタイミング信号であり、
HiレベルとLowレベルとに交互に切り換わる。例え
ば、このストローブ信号の立ち上がり時点を賞球数情報
の取得タイミングとして使用する。そして、このストロ
ーブ無し異常は、図19に示すように、ストローブ信号
における前回の立ち上がり時点から所定時間としての3
5msが経過しても、次のストローブ信号の立ち上がり
が検出できなかった場合に異常判定条件成立とする。
【0078】異常判定条件が成立して異常状態となった
ならば、排出制御部46は、異常表示制御情報を出力し
て、情報表示器4に、異常個所識別情報である「3」と
異常内容識別情報である「C」とを交互に表示させる。
また、完了LED24に制御情報を出力して完了LED
24を発光させる。そして、このストローブ無し異常で
は、次のストローブ信号の受信を異常解除条件に設定し
てあり、排出制御部46は、このストローブ信号の受信
によって異常状態を解除する。
【0079】次に、カードユニット未接続異常(エラー
コード4A)について説明する。このカードユニット未
接続異常は、排出制御回路39とカードユニット12と
が接続されていない場合、或いは、排出制御回路39と
カードユニット12とを電気的に接続するカードユニッ
ト接続ケーブル38が断線している場合に発生する異常
であり、球貸し処理時等において、カードユニット12
から送信されてくる信号に基づいて判定する。
【0080】そして、図20に示すように、カードユニ
ット12の未接続状態では当該状態を示すカードユニッ
ト未接続情報(CHK1)をオン、即ち、Hiレベルに
し、このカードユニット未接続情報が所定時間以上継続
してオンした場合に未接続を確定して異常判定条件成立
とする。なお、排出制御回路39に信号を要求するため
にカードユニット12が排出制御回路39に送信するB
RQ信号や上記したBRDY信号等に基づいて、これら
の信号が規定時間内に受信できなかった場合に条件成立
と判定するようにしてもよい。
【0081】異常判定条件が成立して異常状態になる
と、排出制御部46は、異常表示制御情報を出力して、
情報表示器4に、異常個所識別情報である「4」と異常
内容識別情報である「A」とを交互に表示させる。ま
た、完了LED24に制御情報を出力して完了LED2
4を発光させる。さらに、発射禁止信号としての発射デ
ィゼーブル信号を発射制御装置32に入力し、遊技球の
発射禁止状態とする。そして、このカードユニット未接
続異常では、未接続の解除を異常解除条件に設定してあ
り、排出制御部46は、未接続状態が解除されたことを
認識した場合に異常状態を解除する。
【0082】次に、排出異常(エラーコード1b)につ
いて説明する。この排出異常は、球排出ユニット2が球
排出状態であるにも拘わらず遊技球が移動しない場合に
発生する異常であり、球排出ユニット2の球出口におけ
る球詰まり、排出ソレノイド53の電気コードの断線等
により生じる。この排出異常では、球排出ソレノイド5
3をオンしても排出センサ51が同一の遊技球を検出し
続けることに基づいて、例えば、図21に示すように、
球排出ソレノイド53へ駆動信号を供給している状態
で、排出センサ51が同一の遊技球を1sec以上検出
し続けた場合に異常判定条件成立とする。
【0083】異常判定条件が成立して異常状態となった
ならば、排出制御部46は、異常表示制御情報を出力し
て、情報表示器4に、異常個所識別情報である「1」
と、異常内容識別情報である「b」と、異常が発生した
条とを順次表示させると共に、完了LED24に制御情
報を出力して完了LED24を発光させる。なお、この
場合において、排出制御部46は、異常が発生している
条に設けた排出ソレノイド53に対し、排出ソレノイド
53を所定回数励磁させる駆動信号をも出力する。これ
は、排出ソレノイド53の動作に基づく振動を遊技球に
伝わらせ、球詰まりを除去するためである。そして、こ
の排出異常では、1条側,2条側の所定時間(例えば、
1sec)の球無し経過後、両条の球有り確定を異常解
除条件に設定してあり、排出制御部46は排出センサ5
1からの検出信号に基づき、異常解除条件の成立によっ
て異常状態を解除する。
【0084】次に、球払い出し処理異常(エラーコード
4b)について説明する。この球払い出し処理異常は、
所定の払い出し監視時間(T3)内に、球排出ユニット
2が規定個数の遊技球を排出できない場合に発生する異
常であり、排出ソレノイド53に接続した球係止片52
の動作不良、排出ソレノイド53の電気コードの断線、
球排出ユニット2内における遊技球の流れが遅い、球詰
まり等により生じる。
【0085】そして、この球払い出し処理異常は、排出
センサ51からの検出信号に基づいて判定される。例え
ば、図22に示すように、25個単位の払い出しの場合
には、排出ソレノイド53に供給する駆動信号の立ち上
がり時点から払い出し監視時間の計時を開始し、この払
い出し監視時間が規定監視時間である10secを経過
しても、排出センサ51からの検出信号、即ち、排出し
た遊技球の個数が規定個数に達しなかった場合に異常判
定条件成立とする。
【0086】異常判定条件が成立して異常状態になる
と、排出制御部46は、異常表示制御情報を出力して、
情報表示器4に、異常個所識別情報である「4」と異常
内容識別情報である「b」とを交互に表示させる。な
お、この球払い出し処理異常は、後述する球止まり対策
(エラーコード1C)に引き続いてなされるので、重複
表示となる。従って、異常個所識別情報の「4」と異常
内容識別情報の「b」には、付属情報としてのピリオド
が付される。また、排出制御部46は、完了LED24
に制御情報を出力して完了LED24を発光させる。そ
して、この球払い出し処理異常では、規定数の遊技球の
払い出し(排出)を異常解除条件に設定してあり、排出
制御部46は排出センサ51からの検出信号に基づいて
所定個の遊技球が排出されたと認識した場合に異常状態
を解除する。
【0087】次に、球止まり対策(エラーコード1C)
について説明する。この球止まり対策は、払い出し監視
時間の初期において、球排出ユニット2が規定個数の遊
技球を排出できなかった場合に、遊技球の排出を促すた
めの処理である。即ち、払い出し監視時間の初期におい
て所定個数の遊技球が排出できない原因の多くは、球排
出ユニット2の上流側で球詰まりが発生していることに
よる。そこで、所定個数の遊技球が排出されなかった際
には、球詰まりを除去すべく球止まり対策を施す。
【0088】この球止まり対策は、例えば、排出ソレノ
イド53を所定回数動作させることによりなされる。即
ち、排出制御部46は、遊技球が排出されない条に設け
た排出ソレノイド53に対し、排出ソレノイド53を所
定回数励磁させる駆動信号を出力する。これは、排出ソ
レノイド53の動作に基づく振動を遊技球に伝わらせ、
球詰まりを除去するためである。
【0089】そして、この球止まり対策では、図23に
示すように、排出センサ51からの検出信号に基づき、
例えば13個賞球の場合において、排出ソレノイド53
に供給する駆動信号の立ち上がり時点から払い出し監視
時間の計時を開始し、この払い出し監視時間が規定監視
時間である3secを経過しても、排出センサ51から
の検出信号、即ち、排出した遊技球の個数が規定個数に
達しなかった場合に異常判定条件成立とする。
【0090】異常判定条件が成立すると異常状態とな
り、排出制御部46は異常表示制御情報を出力し、異常
個所識別情報である「1」と異常内容識別情報である
「C」と対策を施す条とを情報表示器4に順次表示させ
る。なお、この場合において完了LED24は発光させ
ない。同時に、排出制御部46は、排出ソレノイド53
を励磁させる駆動信号を、排出ウエイト時間を挟んで間
欠的に出力する。この駆動信号により排出ソレノイド5
3が動作し、この動作に基づく振動が遊技球に伝わって
球詰まりが除去される。そして、この球止まり対策で
は、球止まり対策中に規定数の遊技球が払い出されたこ
とを異常解除条件に設定してあり、排出制御部46は、
異常解除条件の成立により異常状態を解除する。
【0091】なお、図24に示すように、この球止まり
対策を2回実行したが正常状態に復帰できなかった場合
には、排出制御部46は、完了LED24に制御信号を
出力し、完了LED24を発光させる。また、図25に
示すように、排出異常(エラーコード1b)と、球止ま
り対策とが同時に発生した場合には、排出異常に対する
処理を優先させて行う。この場合、排出異常の処理中
は、球止まり対策における払い出し監視時間の計時を行
わず、排出異常の処理が終了た時点で球止まり対策の処
理に移行し、この時点から計時を開始する。また、図2
6に示すように、この球止まり対策は、遊技球の貸し出
し処理において球止まりが発生した場合にもなされる。
【0092】次に、セーフ通信異常(エラーコード3
d)について説明する。このセーフ通信異常は、セーフ
球が無いことが確定した後、所定時間が経過しても0個
の賞球データが受信できない場合に発生する異常であ
る。この異常は、役物制御回路60の不良、或いは、セ
ーフセンサ56から役物制御回路60を通じて排出制御
回路39に電気的に接続したセーフ信号線の断線等によ
って発生し、セーフセンサ56からの検出信号と遊技制
御部70からの賞球データとに基づいて判定する。
【0093】具体的には、排出制御部46は、セーフセ
ンサ56からの検出信号が規定時間Lowレベルになっ
たことに基づいてセーフ球無しを確定する。セーフ球無
しを確定したならば、排出制御部46は賞球データを取
得するが、この取得した賞球データが0個賞球以外の賞
球データであった場合には賞球データを破棄し、次の賞
球データ取得タイミングで新たな賞球データを取得す
る。そして、セーフ球無しの確定後、160ms経過し
ても0個賞球の賞球データが受信できなかった場合に異
常判定条件成立とする。
【0094】異常判定条件が成立して異常状態となった
ならば、排出制御部46は、排出動作を停止させると共
に、異常表示制御情報を出力して、情報表示器4に、異
常個所識別情報である「3」と異常内容識別情報である
「d」とを交互に表示させる。また、完了LED24に
制御情報を出力して完了LED24を発光させる。そし
て、セーフ通信異常では、正規の賞球データの受信を異
常解除条件に設定してあり、排出制御部46は、異常解
除条件の成立により異常状態を解除する。
【0095】次に、賞球データ変化異常(エラーコード
3E)について説明する。この賞球データ変化異常は、
セーフ球の有無を確定するための期間中に、賞球データ
の内容が変化した場合に発生する異常であり、役物制御
回路60の不良やセーフ信号の断線等により発生する。
この賞球データ変化異常は、セーフ球有りの確定期間中
における賞球データの変化や、セーフ球無しの確定期間
中における賞球データの0個賞球からの変化が該当す
る。そして、この賞球データ変化異常は、セーフセンサ
56からの検出信号と遊技制御部70からの賞球データ
とに基づいて判定する。
【0096】例えば、賞球データを構成する正論理信号
と負論理信号とを遊技制御部70が受信し、正論理信号
が示す賞球数と負論理信号とに基づいて賞球数を確定し
た後、セーフセンサ56の球有り確定までの間に、正規
の賞球データ以外のデータを受信した場合に、異常判定
条件成立と判定する。また、連続する排出動作の合間に
受信した0個賞球データが確定し、セーフセンサ56の
球無し確定までの間に、0個賞球データが変化した場合
にも、異常判定条件成立と判定する。
【0097】異常判定条件が成立して異常状態となった
ならば、排出制御部46は、排出動作を停止させると共
に、異常表示制御情報を出力して、情報表示器4に、異
常個所識別情報である「3」と異常内容識別情報である
「d」とを交互に表示させる。また、完了LED24に
制御情報を出力して完了LED24を発光させる。そし
て、この賞球データ変化異常では、正規の賞球データの
受信を異常解除条件に設定してあり、排出制御部46
は、異常解除条件の成立により異常状態を解除する。
【0098】次に、セーフ球払い出し異常(エラーコー
ド2b)について説明する。このセーフ球払い出し異常
は、セーフソレノイド58を動作(励磁)させたにも拘
わらず、所定時間経過してもセーフ球が流下しない場合
に発生する異常であり、セーフソレノイド58の電気コ
ードの断線、セーフ球のセーフセンサ56検出位置での
引っ掛かり、セーフセンサ56の破損、或いは、不心得
な遊技者による不正行為等により発生する。
【0099】そして、このセーフ球払い出し異常は、セ
ーフソレノイド58を励磁する駆動信号とセーフセンサ
56からの検出信号とに基づいて判定する。例えば、図
27に示すように、セーフソレノイド58を励磁した時
点からセーフセンサ56の検出信号を監視し、1sec
経過してもセーフセンサ56からの球有りの検出信号が
出力されている場合に、異常判定条件成立とする。
【0100】異常判定条件が成立して異常状態となった
ならば、排出制御部46は、セーフソレノイド58への
駆動信号の供給を停止して消磁し、賞球排出動作或いは
球貸し動作を停止させる。同時に、異常表示制御情報を
出力して、情報表示器4に、異常個所識別情報である
「2」と異常内容識別情報である「b」とを交互に表示
させる。また、完了LED24に制御情報を出力して完
了LED24を発光させる。そして、このセーフ球払い
出し異常では、セーフ球無しを異常解除条件に設定して
あり、排出制御部は、セーフ球無しを確認後、所定期間
(例えば、5sec)の経過により異常状態を解除す
る。
【0101】次に、排出球無し異常(エラーコード1
d)について説明する。この排出球無し異常は、遊技球
の排出処理及び貸出処理以外の状態で、排出センサ51
の球無し状態が規定時間連続した場合に発生する異常で
あり、球係止片52による球詰まり、球排出ユニット2
よりも上流側における球詰まり、排出センサ51の故障
等により発生する。
【0102】そして、図28(a)に示すように、この
排出球無し異常は、排出センサ51からの検出信号に基
づいて判定され、排出制御部46は、排出ソレノイド5
3の消磁状態において、排出センサ51からの検出信号
が、例えば200ms以上の間に亘ってLowレベルで
あった場合に異常判定条件成立と判定する。
【0103】異常判定条件が成立して異常状態となった
ならば、排出制御部46は、異常表示制御情報を出力し
て、図28(b)に示すように、情報表示器4に、異常
個所識別情報である「1」と、異常内容識別情報である
「d」と、エラーが発生した条を順次に表示させる。ま
た、完了LED24に制御情報を出力して完了LED2
4を発光させる。そして、この排出球無し異常では、セ
ーフ球無しを異常解除条件に設定してあり、排出制御部
は、セーフ球無しを確認後、所定期間(例えば、5se
c)の経過により異常状態を解除する。
【0104】次に、オーバーフロー処理(エラーコード
5)について説明する。このオーバーフロー処理は、上
記した上皿22からオーバーフローした遊技球により、
下皿30及びオーバーフロー流路が満杯になった場合の
処理であり、具体的には、遊技球がオーバーフローした
場合、オーバーフロー検出スイッチ74が短絡した時の
処理である。
【0105】そして、図29に示すように、この処理に
おけるオーバーフローは、オーバーフロー検出スイッチ
74からの検出信号に基づいて判定され、排出制御部4
6は、オーバーフロー検出スイッチ74からの検出信号
が規定時間である700msの間に亘ってHiレベルで
あった場合に、異常判定条件成立(オーバーフロー)と
判定する。
【0106】異常判定条件が成立して異常状態となった
ならば、排出制御部46は、異常表示制御情報を出力し
て、情報表示器4に、異常個所識別情報である「5」を
表示させる。また、完了LED24に制御情報を出力し
て完了LED24を発光させる。さらに、発射停止フラ
グをセットして発射停止状態にする。そして、このオー
バーフロー処理では、セーフ球無しを異常解除条件に設
定してあり、排出制御部は、セーフ球無しを確認後、所
定期間(例えば、5sec)の経過により異常状態を解
除する。
【0107】次に、半端球不足エラー(エラーコード
6)について説明する。この半端球不足エラーは、球導
出樋43内の遊技球が所定量未満になった場合に発生す
る異常であり、図30に示すように、排出制御部46
は、半端センサ45からの検出信号に基づいて、球無し
状態が例えば2secの間継続した場合に異常判定条件
成立と判定する。
【0108】異常判定条件が成立して異常状態となった
ならば、排出制御部46は、異常表示制御情報を出力し
て、情報表示器4に、異常個所識別情報である「6」を
表示させる。また、完了LED24に制御情報を出力し
て完了LED24を発光させる。そして、半端球不足エ
ラーでは、半端センサ45の球有り確定を異常解除条件
に設定してあり、排出制御部46は、半端センサ45か
らの検出信号に基づいて、球有り状態が例えば200m
s継続した場合に異常状態を解除する。
【0109】次に、排出球不足異常(エラーコード1
E)について説明する。この排出球不足異常は、球排出
ユニット2から排出された遊技球が規定数よりも少ない
場合に発生する異常である。この排出球不足異常は、例
えば、最後に排出されるべき遊技球が失速し、この遊技
球が排出ソレノイド53に接続した球係止片52を通過
する前に、排出ソレノイド53の消磁により球係止片5
2が球通路50内に突出して、最後に排出されるべき遊
技球の流下を停止させた場合や、球係止片52で停止さ
せる遊技球と球排出ユニット2から排出すべき遊技球と
が極めて接近していた場合等に生じる。
【0110】そして、図31(a)に示すように、この
排出球不足異常は、排出センサ51からの検出信号に基
づいて判定する。即ち、止めるべき遊技球の球有りエッ
ジで排出ソレノイド53を消磁したが、所定の待機時
間、例えば、400msを経過してもこの遊技球の球無
しエッジが検出できなかった場合、即ち、流下下端に位
置すべき遊技球の排出センサ51の通過が検出できなか
った場合に異常判定条件成立とする。なお、排出ソレノ
イド53に接続した球係止片52は、排出センサ51の
下流側に空けた遊技球1個分の空間に流下下端の遊技球
を停止させるので、流下下端に位置すべき遊技球が排出
センサ51を通過していないということは、この遊技球
の下流側に排出すべき遊技球が存在し、この排出すべき
遊技球が球係止片52に係止されて停止しているものと
考えられる。
【0111】異常判定条件が成立して異常状態となった
ならば、排出制御部46は、受信した賞球数情報を破棄
すると共に、異常表示制御情報を出力して、情報表示器
4に、異常個所識別情報である「1」と、異常内容識別
情報である「E」と、異常が発生した条を順次表示させ
る。そして、排出制御部46は、異常が発生した側の排
出ソレノイド53に駆動信号を供給して、球排出ユニッ
ト2から遊技球を1個排出させる。なお、この排出球不
足異常で、2個以上の遊技球が払い出されていない場合
(図31(b)参照)には、上記した球止まり対策(エ
ラーコード1C)に移行する。
【0112】次に、カードユニット通信異常(エラーコ
ード4C)について説明する。このエラーコード4Cの
カードユニット通信異常は、アイドルタイム(初期規定
時間)終了後、カードユニット12の球貸し準備完了を
示すBRDY信号と、排出制御回路39に信号を要求す
るためにカードユニット12が排出制御回路39に送信
するBRQ信号とが、確定時間の間連続してLowレベ
ルであった場合に発生する異常であり、TSエラーとも
呼ばれる。
【0113】そして、このTSエラーは、主に、カード
ユニット12の異常により発生し、排出制御部46は、
カードユニット12から送信されるBRDY信号及びB
RQ信号に基づいて異常を判定する。例えば、図32に
示すように、BRDY信号及びBRQ信号が、確定時間
である4msの間連続してLowレベルであった場合に
異常判定条件成立とする。
【0114】異常判定条件が成立して異常状態になる
と、排出制御部46は、球貸し処理を禁止すると共に、
異常表示制御情報を出力して、情報表示器4に、異常個
所識別情報である「4」と異常内容識別情報である
「C」とを交互に表示させる。また、完了LED24に
制御情報を出力して完了LED24を発光させる。そし
て、このTSエラーは、BRDY信号及びBRQ信号
が、確定時間(例えば、4ms)の間連続してHiレベ
ルの場合に解除される。
【0115】次に、カードユニット通信異常(エラーコ
ード4d)について説明する。このエラーコード4dの
カードユニット通信異常は、BRDY信号のHiレベル
からLowレベルへの切換時点から計時される規定の待
機時間(T0MIN)の経過前に、BRQ信号のHiレベル
からLowレベルへの切り換わりを検出した場合に発生
する異常であり、T0エラー(ショート)とも呼ばれ
る。ここで、T0とは、BRQ信号を受付可能な時間で
ある。
【0116】そして、このT0エラー(ショート)は、
主に、カードユニット12の異常により発生し、排出制
御部46は、カードユニット12から送信されるBRD
Y信号及びBRQ信号に基づいて異常を判定する。例え
ば、図33に示すように、BRDY信号がHiレベルか
らLowレベルに切り換わった時点から、規定の待機時
間(T0MIN)である28msよりも短い時点で、BRQ
信号がHiレベルからLowレベルに切り換わった場合
に異常判定条件成立とする。
【0117】異常判定条件が成立して異常状態となる
と、排出制御部46は、異常表示制御情報を出力して、
情報表示器4に、異常個所識別情報である「4」と異常
内容識別情報である「d」とを交互に表示させる。ま
た、完了LED24に制御情報を出力して完了LED2
4を発光させる。また、排出制御部46は、異常解除信
号をカードユニット12に送信する。例えば、パチンコ
遊技機1の準備完了を示すPRDY信号の信号レベルを
LowとHiとに切り換えるPRDY動作を行う。具体
的には、PRDY信号を200msづつLow、Hiレ
ベルに切り換えた後、100ms毎に信号レベルをLo
w、Hi、Lowと切り換え、10sec連続でHiレ
ベルとする。異常解除信号を送信したならば、排出制御
部46は、カードユニット12からのBRDY信号及び
BRQ信号を監視する。そして、異常解除条件が成立し
たならば、例えば、BRDY信号とBRQ信号とが共に
Hiレベル(2ms連続)が確認できたならば、PRD
Y信号をLowレベルとして異常状態を解除する。
【0118】次に、カードユニット通信異常(エラーコ
ード4E)について説明する。このエラーコード4Eの
カードユニット通信異常は、BRDY信号のHiレベル
からLowレベルへの切換時点から規定時間(T0MAX)
が経過しても、BRQ信号のHiレベルからLowレベ
ルへの切り換わりが検出できない場合に発生する異常で
あり、T0エラー(オーバー)とも呼ばれる。
【0119】そして、このT0エラー(オーバー)は、
カードユニット12の異常やBRQ信号を送信する信号
線の断線等により発生し、排出制御部46は、カードユ
ニット12から送信されるBRDY信号及びBRQ信号
に基づいて異常を判定する。例えば、図34(a)に示
すように、BRDY信号がHiレベルからLowレベル
に切り換わった時点から、規定時間(T0MAX)である5
2msを経過しても、BRQ信号のHiレベルからLo
wレベルへの切り換わりが検出できなかった場合に異常
判定条件成立とする。なお、図34(b)に示すよう
に、規定時間(T0MAX)期間中に、BRDY信号がLo
wレベルからHiレベルに切り換わった場合には、BR
Q信号の監視を中止する。
【0120】異常判定条件が成立して異常状態となる
と、排出制御部46は、異常表示制御情報を出力して、
情報表示器4に、異常個所識別情報である「4」と異常
内容識別情報である「E」とを交互に表示させる。ま
た、完了LED24に制御情報を出力して完了LED2
4を発光させる。また、排出制御部46は、異常解除信
号をカードユニット12に送信する。なお、この異常解
除信号は、上記したT0エラー(ショート)と同様なP
RDY信号である。異常解除信号を送信したならば、排
出制御部46は、カードユニット12からのBRDY信
号及びBRQ信号を監視する。そして、BRDY信号と
BRQ信号が共に2msの間Hiレベルとなり、異常解
除条件の成立が確認できたならば、PRDY信号をLo
wレベルとし、異常状態を解除する。
【0121】次に、カードユニット通信異常(エラーコ
ード4F)について説明する。このエラーコード4Fの
カードユニット通信異常は、パチンコ遊技機1において
遊技球の貸出排出条件が成立したことを示すEXS信号
のHiレベルからLowレベルへの切換時点から、BR
Q信号がLowレベルからHiレベルへ切り換わるまで
の期間(T2)が、規定の待機時間(T2MIN)よりも
短い場合に発生する異常であり、T2エラー(ショー
ト)とも呼ばれる。
【0122】そして、このT2エラー(ショート)は、
主にカードユニット12の異常により発生し、排出制御
部46は、EXS信号とBRQ信号とに基づいて異常を
判定する。例えば、図35に示すように、EXS信号を
HiレベルからLowレベルに切り換えた時点から規定
の待機時間である27msよりも短い時点で、BRQ信
号がLowレベルからHiレベルに切り換わった場合に
異常判定条件成立とする。
【0123】異常判定条件が成立して異常状態となる
と、排出制御部46は、異常表示制御情報を出力して、
情報表示器4に、異常個所識別情報である「4」と異常
内容識別情報である「F」とを交互に表示させる。ま
た、完了LED24に制御情報を出力して完了LED2
4を発光させる。また、排出制御部46は、異常解除信
号をカードユニット12に送信する。なお、この異常解
除信号は、上記したT0エラー(ショート)と同様なP
RDY信号である。異常解除信号を送信したならば、排
出制御部46は、カードユニット12からのBRDY信
号及びBRQ信号を監視する。そして、BRDY信号と
BRQ信号が共に2msの間Hiレベルとなり、異常解
除条件の成立が確認できたならば、PRDY信号をLo
wレベルとし、異常状態を解除する。
【0124】次に、カードユニット通信異常(エラーコ
ード4G)について説明する。このエラーコード4Gの
カードユニット通信異常は、EXS信号がHiレベルか
らLowレベルに切り換わった時点から規定時間(T2
MAX)を経過してもBRQ信号がLowレベルからHi
レベルに切り換わらない場合のエラーであり、T2エラ
ー(オーバー)とも呼ばれる。
【0125】そして、このT2エラー(オーバー)も、
主にカードユニット12の異常により発生し、排出制御
部46は、EXS信号とBRQ信号とに基づいて異常を
判定する。例えば、図36に示すように、EXS信号を
HiレベルからLowレベルに切り換えた時点から規定
の待機時間(T2MAX)である53msを経過してもB
RQ信号がLowレベルからHiレベルに切り換わらな
かった合に異常判定条件成立とする。
【0126】異常判定条件が成立して異常状態になる
と、排出制御部46は、異常表示制御情報を出力して、
情報表示器4に、異常個所識別情報である「4」と異常
内容識別情報である「G」とを交互に表示させる。ま
た、完了LED24に制御情報を出力して完了LED2
4を発光させる。また、排出制御部46は、異常解除信
号をカードユニット12に送信する。なお、この異常解
除信号もまた、上記したT0エラー(ショート)と同様
なPRDY信号である。異常解除信号を送信したなら
ば、排出制御部46は、カードユニット12からのBR
DY信号及びBRQ信号を監視する。そして、BRDY
信号とBRQ信号が共に2msの間Hiレベルとなり、
異常解除条件の成立が確認できたならば、PRDY信号
をLowレベルとし、異常状態を解除する。
【0127】次に、カードユニット通信異常(エラーコ
ード4H)について説明する。このエラーコード4Hの
カードユニット通信異常は、遊技球の払出監視時間(T
3)中に、BRQ信号に基づく貸出要望を検出した場合
に発生する異常であり、T3エラーとも呼ばれる。な
お、図37に示すように、この払出監視時間(T3)
は、BRQ信号のLowレベルからHiレベルへの切り
換えにより開始し、最後に排出すべき遊技球を排出する
条に設けた排出センサ51が、流下下端で止めるべき遊
技球の通過を検出した時点(図37においては、EXS
信号のLowレベルからHiレベルへの切り換え時点に
相当)で終了する。即ち、排出すべき最後の遊技球を、
球排出ユニット2から排出させた時点で終了する。そし
て、排出制御部46は、払出監視時間においてBRQ信
号のレベル変化を監視しており、BRQ信号がHiレベ
ルからLowレベルに切り換わった場合に、異常判定条
件成立とする。
【0128】異常判定条件が成立して異常状態になる
と、排出制御部46は、異常表示制御情報を出力して、
情報表示器4に、異常個所識別情報である「4」と異常
内容識別情報である「H」とを交互に表示させる。ま
た、完了LED24に制御情報を出力して完了LED2
4を発光させる。そして、排出制御部46は、BRQ信
号のレベル変化を監視し、BRQ信号がLowレベルか
らHiレベルに切り換わったことを条件に異常状態を解
除する。
【0129】次に、カードユニット通信異常(エラーコ
ード4L)について説明する。このエラーコード4Lの
カードユニット通信異常は、貸出完了監視時間(T4,
Te)が経過してもカードユニット12から所定の信号
が送信されてこない場合に発生する異常であり、T4,
Teエラーとも呼ばれる。なお、図38に示すように、
この貸出完了監視時間(T4,Te)は、最後の遊技球
を排出する条側の排出センサ51が流下下端で止めるべ
き遊技球の通過を検出した時点から開始し、規定時間に
亘って継続する。そして、排出制御部46は、貸出完了
監視時間(例えば、253ms)中に亘ってBRQ信号
及びBRDY信号を監視しており、この時間中にBRQ
信号がHiレベルからLowレベルに切り換わらず、尚
且つ、BRDY信号のHiレベルが確定しなかった場合
(例えば、Hiレベルが4msの間継続)に異常判定条
件成立とする。
【0130】異常判定条件が成立して異常状態となる
と、排出制御部46は、異常表示制御情報を出力して、
情報表示器4に、異常個所識別情報である「4」と異常
内容識別情報である「H」とを交互に表示させる。ま
た、完了LED24に制御情報を出力して完了LED2
4を発光させる。また、排出制御部46は、異常解除信
号をカードユニット12に送信する。なお、この異常解
除信号もまた、上記したT0エラー(ショート)と同様
なPRDY信号である。異常解除信号を送信したなら
ば、排出制御部46は、カードユニット12からのBR
DY信号及びBRQ信号を監視する。そして、BRDY
信号とBRQ信号が共に2msの間Hiレベルとなり、
異常解除条件の成立が確認できたならば、PRDY信号
をLowレベルとし、異常状態を解除する。
【0131】次に、金枠開放報知(エラーコード7)に
ついて説明する。この金枠開放報知は、前面カバー部材
21が開放状態であること報知する処理のことであり、
金枠開放スイッチ73からの検出信号に基づいて行う。
【0132】即ち、図39に示すように、排出制御部4
6は、金枠開放スイッチ73からの検出信号に基づいて
前面カバー部材21の開放状態を判定し、開放状態が確
定したならば、異常判定条件成立とする。例えば、金枠
開放スイッチ73からの検出信号が、HiレベルからL
owレベルに切り換わり、Lowレベルが100ms継
続した場合に開放状態を確定する。
【0133】異常判定条件が成立して異常状態となった
ならば、排出制御部46は、異常表示制御情報を出力し
て、情報表示器4に、異常個所識別情報である「7」を
点滅表示させる。例えば、512ms周期で点灯と消灯
を繰り返す。また、完了LED24に制御情報を出力し
て完了LED24を発光させる。そして、前面カバー部
材21の閉止状態の確定により異常解除条件の成立と
し、異常状態を解除する。
【0134】なお、以上説明した実施形態においては、
本願発明における情報表示部として機能する情報表示器
4として、1桁表示の7セグメントLEDを用いたもの
を例示したが、本発明は、これに限定されるものではな
い。例えば、2桁表示の7セグメントLED、或いは、
LCD(液晶表示器)を用いて構成し、異常個所識別情
報と異常内容識別情報とを同時に表示させることもでき
る。そして、本実施形態のように、1桁表示の7セグメ
ントLEDを用いると、上記したように、情報表示器4
の消費電力を低く抑えることができ、パチンコ遊技機1
における電源容量不足の一助となる。
【0135】また、排出制御回路39を本願発明におけ
る電気的制御装置として機能させ、本願発明における被
制御ユニットととして機能する球貯留タンク42、球排
出ユニット2、セーフユニット3及び役物制御回路60
等で発生したエラーを、排出制御回路39が報知させる
ものを例示したが、本発明は、これに限定されるもので
はない。例えば、役物制御回路60の遊技制御部70を
電気的制御装置として機能させてもよく。電気的制御装
置として機能する専用の制御部を設けるようにしてもよ
い。
【0136】また、本発明は、遊技店におけるエラー報
知の他に、遊技機製造時における検査工程にも使用する
ことができる。
【0137】また、以上説明した実施形態においては、
代表的な遊技機であるパチンコ遊技機1を例に挙げて説
明したが、アレンジボール遊技機や、雀球遊技機等のよ
うに遊技球を遊技媒体として使用する遊技機、及び、パ
チスロ遊技機等のようにコインを遊技媒体として使用す
る遊技機にも本発明を用いることができる。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。即ち、請求項1及び請求項2に記載
の発明によれば、遊技機に異常が発生すると、情報表示
部は、異常個所識別情報と異常内容識別情報とを表示す
る。従って、遊技店の店員等は、異常個所識別情報に基
づいて異常が発生した被制御ユニットを判断でき、異常
内容識別情報に基づいて発生した異常の内容を判断でき
るので、異常の発生場所と内容とを直ちに認識すること
ができる。このため、遊技機に発生した異常の解消を短
時間で行うことができ、遊技者へのサービスの向上が図
れる。また、異常の解消に要する時間が短縮されたこと
により、遊技店の店員は、その分の時間を遊技店内の清
掃等、他のサービスに充てることができる。
【0139】また、請求項3に記載の発明によれば、前
記異常個所識別情報と被制御ユニットとの対応関係を示
す対応表示部を、情報表示部の近傍に設けたので、遊技
店の店員は、対応表示部5を参照することにより、情報
表示部が表示する異常個所識別情報が遊技機における何
れの部分に該当するかが一目で解る。また、遊技機メー
カ毎に異なる名称が付されていたとしても、対応表示部
により、その名称が示す被制御ユニットが実際の遊技機
におけるどこの部分に対応するのかを、遊技店の店員に
確実に認識させることができる。
【0140】また、請求項4に記載の発明によれば、前
記情報表示部は、異常個所識別情報及び異常内容識別情
報を表示可能な識別情報表示部と、識別情報に付属する
付属情報を表示可能な付属情報表示部とを備え、異常表
示制御手段は、複数の異常発生時における付属情報表示
部の表示態様と単一の異常発生時における付属情報表示
部の表示態様とを異ならせた異常表示制御情報を出力
し、付属情報表示部の表示態様に基づいて、異常の発生
状態を報知するように構成したので、異常の発生状態を
表示する専用の表示器を別途用意する必要がなくなり、
部品点数の削減が図れ、製造コストを低くすることがで
きる。また、この付属情報表示部は、識別情報表示部に
極めて近い場所に設けてあるので、表示の見落としを防
止することもできる。
【0141】また、請求項5に記載の発明によれば、前
記被制御ユニットの少なくとも一部を、遊技に使用する
遊技媒体を複数条に整列させた状態で流下させる遊技媒
体流下案内ユニットとして構成し、電気的要素の少なく
とも一部を、遊技媒体を検出可能な電気的検出要素とし
て構成すると共に、遊技媒体流下案内ユニットにおける
各条に配設し、異常検出手段は電気的検出要素からの検
出情報に基づいて遊技媒体流下案内ユニットにおける異
常を各条毎に検出すると共に、異常表示制御手段は異常
が発生した条の情報を含む異常表示制御情報を出力し、
情報表示部は、異常表示制御情報に基づいて、異常が発
生した条を特定可能な条識別情報を表示するように構成
したので、遊技媒体を複数条で案内する部分に異常が発
生した場合には、遊技店の店員は、表示に基づいて異常
が発生した条を認識することができる。従って、異常が
発生した条を確認する手間が省け、直ちに異常の解除作
業を行うことができる。このため、異常の解除時間に関
し、一層の短縮を図ることができる。
【0142】また、請求項6に記載の発明は、前記被制
御ユニットの少なくとも一部を、遊技に使用する遊技媒
体を遊技に連動して排出する遊技媒体排出ユニットとし
て構成し、情報表示部により、遊技媒体排出ユニットに
て発生した異常を表示するように構成したので、遊技媒
体を使用した遊技機において、重要な要素の1つである
と共に異常が発生し易い遊技媒体の排出ユニットについ
て、異常場所と原因を短時間で認識することができる。
このため、遊技機に発生した異常の解消を、一層効率よ
く行うことができ、遊技者に対するより一層のサービス
の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】(a)はパチンコ遊技機の背面図、(b)は情
報表示器の正面図である。
【図3】球排出ユニットの構成を説明する断面図であ
る。
【図4】セーフユニットの構成を説明する断面図であ
る。
【図5】情報表示器の表示を説明する図であり、(a)
はエラーの種類毎の表示変化を説明する図、(b)は重
複表示を説明する図、(c)は情報表示器の表示を説明
する図である。
【図6】情報表示器の表示内容を説明する図である。
【図7】情報表示器の表示内容を説明する図である。
【図8】情報表示器の表示内容を説明する図である。
【図9】対応表示部を説明する図である。
【図10】パチンコ遊技機における電気的構成の要部を
説明するブロック図である。
【図11】排出制御部における制御の概略について説明
するフローチャートである。
【図12】排出制御部における制御の概略について説明
するフローチャートである。
【図13】排出制御部における制御の概略について説明
するフローチャートである。
【図14】エラーコードの優先順位を説明する図であ
る。
【図15】データローダー検出処理(エラーコード8)
を説明するタイミングチャートである。
【図16】CR/現金機非互換異常(エラーコード3
A),ケーブル断線/ショート異常(エラーコード3
b)を説明するタイミングチャートである。
【図17】セーフ球無し異常(エラーコード2A)を説
明するタイミングチャートである。
【図18】排出不正処理(エラーコード1A)を説明す
るタイミングチャートである。
【図19】ストローブ無し異常(エラーコード3C)を
説明するタイミングチャートである。
【図20】カードユニット未接続異常(エラーコード4
A)を説明するタイミングチャートである。
【図21】排出異常(エラーコード1b)を説明するタ
イミングチャートである。
【図22】球払い出し処理異常(エラーコード4b)を
説明するタイミングチャートである。
【図23】球止まり対策(エラーコード1C)を説明す
るタイミングチャートである。
【図24】球止まり対策(エラーコード1C)を説明す
るタイミングチャートである。
【図25】球止まり対策(エラーコード1C)を説明す
るタイミングチャートである。
【図26】球止まり対策(エラーコード1C)を説明す
るタイミングチャートである。
【図27】セーフ球払い出し異常(エラーコード2b)
を説明するタイミングチャートである。
【図28】排出球無し異常(エラーコード1d)を説明
する図であり、(a)はタイミングチャート、(b)は
情報表示器の表示内容である。
【図29】オーバーフロー処理(エラーコード5)を説
明するタイミングチャートである。
【図30】半端球不足エラー(エラーコード6)を説明
するタイミングチャートである。
【図31】排出球不足異常(エラーコード1E)を説明
するタイミングチャートであり、(a)は払い出された
遊技球が規定数より1個少ない場合、(b)は2個以上
の遊技球が払い出されていない場合を示す。
【図32】カードユニット通信異常(エラーコード4
C)を説明するタイミングチャートである。
【図33】カードユニット通信異常(エラーコード4
d)を説明するタイミングチャートである。
【図34】(a)はカードユニット通信異常(エラーコ
ード4E)を説明するタイミングチャート、(b)はこ
のエラー時におけるキャンセル処理を説明する図であ
る。
【図35】カードユニット通信異常(エラーコード4
F)を説明するタイミングチャートである。
【図36】カードユニット通信異常(エラーコード4
G)を説明するタイミングチャートである。
【図37】カードユニット通信異常(エラーコード4
H)を説明するタイミングチャートである。
【図38】カードユニット通信異常(エラーコード4
L)を説明するタイミングチャートである。
【図39】金枠開放報知(エラーコード7)を説明する
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 2 球排出ユニット 3 セーフユニット 4 情報表示器 5 対応表示部 11 パチンコ機本体 12 カードユニット 13 機枠 14 前面枠 15 遊技盤 16 区画部材 17 遊技領域 18 入賞口 19 可変表示装置 21 前面カバー部材 22 上皿 23 開閉パネル 24 完了LED 25 賞球LED 26 球貸し釦 27 カード返却釦 28 残度数表示器 29 灰皿 30 下皿 31 発射操作ハンドル 32 発射制御装置 33 発射装置 35 カードリーダライタ 36 カードユニット制御回路 37 カードユニット接続基板 38 カードユニット接続ケーブル 39 排出制御回路 41 裏機構盤 42 球貯留タンク 43 球導出樋 44 半端センサユニット 45 半端センサ 46 排出制御部 47 球排出路 50 球通路 51 排出センサ 52 球係止片 53 排出ソレノイド 55 セーフ球通路 56 セーフセンサ 57 セーフ球係止片 58 セーフソレノイド 60 役物制御回路 61 第1中継基板 62 第2中継基板 63 表示制御回路 65 識別情報表示部 66 付属情報表示部 70 遊技制御部 71 役物制御回路側のコネクタ端子 72 排出制御回路側のコネクタ端子 73 金枠開放スイッチ 74 オーバーフロースイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被制御ユニットに備えられた電気
    的要素と電気的に接続され、遊技に関連して所要の制御
    を行う電気的制御装置と、電気的制御装置からの制御情
    報により情報を表示する情報表示部とを備えた遊技機の
    異常表示方法において、 異常が発生した被制御ユニットを特定可能な異常個所識
    別情報と、発生した異常の内容を特定可能な異常内容識
    別情報とを、情報表示部にて表示することを特徴とする
    遊技機の異常表示方法。
  2. 【請求項2】 複数の被制御ユニットに備えられた電気
    的要素と電気的に接続され、遊技に関連して所要の制御
    を行う電気的制御装置と、電気的制御装置からの制御情
    報により情報を表示する情報表示部とを備えた遊技機に
    おいて、 前記電気的制御装置は、 電気的要素からの電気信号に基づき、被制御ユニットに
    て発生した異常の有無及び発生した異常の内容を検出可
    能な異常検出手段と、 異常検出手段の検出結果に基づき、異常が発生した被制
    御ユニット及び発生した異常の内容を示す異常表示制御
    情報を、情報表示部に出力可能な異常表示制御手段とを
    備え、 異常表示制御情報に基づき、異常が発生した被制御ユニ
    ットを特定可能な異常個所識別情報と異常の内容を特定
    可能な異常内容識別情報とを情報表示部にて表示させる
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 前記異常個所識別情報と被制御ユニット
    との対応関係を示す対応表示部を、情報表示部の近傍に
    設けたことを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記情報表示部は、異常個所識別情報及
    び異常内容識別情報を表示可能な識別情報表示部と、識
    別情報に付属する付属情報を表示可能な付属情報表示部
    とを備え、 異常表示制御手段は、複数の異常発生時における付属情
    報表示部の表示態様と単一の異常発生時における付属情
    報表示部の表示態様とを異ならせた異常表示制御情報を
    出力し、 付属情報表示部の表示態様に基づいて、異常の発生状態
    を報知するように構成したことを特徴とする請求項2又
    は3記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記被制御ユニットの少なくとも一部
    を、遊技に使用する遊技媒体を複数条に整列させた状態
    で流下させる遊技媒体流下案内ユニットとして構成し、 電気的要素の少なくとも一部を、遊技媒体を検出可能な
    電気的検出要素として構成すると共に、遊技媒体流下案
    内ユニットにおける各条に配設し、 異常検出手段は電気的検出要素からの検出情報に基づい
    て遊技媒体流下案内ユニットにおける異常を各条毎に検
    出すると共に、異常表示制御手段は異常が発生した条の
    情報を含む異常表示制御情報を出力し、 情報表示部は、異常表示制御情報に基づいて、異常が発
    生した条を特定可能な条識別情報を表示することを特徴
    とする請求項2から請求項4の何れかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記被制御ユニットの少なくとも一部
    を、遊技に使用する遊技媒体を遊技に連動して排出する
    遊技媒体排出ユニットとして構成し、 情報表示部により、遊技媒体排出ユニットにて発生した
    異常を表示することを特徴とする請求項2から請求項5
    の何れかに記載の遊技機。
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