JP2002143514A - 異常報知機能を備える遊技機 - Google Patents

異常報知機能を備える遊技機

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JP2002143514A
JP2002143514A JP2000341618A JP2000341618A JP2002143514A JP 2002143514 A JP2002143514 A JP 2002143514A JP 2000341618 A JP2000341618 A JP 2000341618A JP 2000341618 A JP2000341618 A JP 2000341618A JP 2002143514 A JP2002143514 A JP 2002143514A
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JP2000341618A
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Takaaki Ichihara
高明 市原
Akinobu Terabe
明伸 寺部
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Daiman Co Ltd
Original Assignee
Daiman Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常が生じたことを報知する機能を備える遊
技機において、二以上の異常が生じた場合においても、
その異常を解消する復旧作業を効率的に行うことができ
る遊技機を提供する。 【解決手段】 この遊技機は、遊技機に設けられる複数
の異常検出装置(30,44)と、これら複数の異常検
出装置(30,44)と電気的に接続され、これら複数
の異常検出装置(30,44)から出力される異常検出
信号を受信可能な異常報知装置(100,200)とを
備える。そして、異常報知装置(100,200)は、
異常検出装置(30,44)から出力される異常検出信
号に基づいて遊技機に二以上の異常が生じているか否か
を判定する重複異常判定手段202と、この重複異常判
定手段202により二以上の異常が生じていると判定さ
れた場合に、二以上の異常が生じていることを報知する
重複異常報知手段216とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、異常が生じたこ
とを報知する異常報知機能を備える遊技機に関し、詳し
くは、二以上の異常が生じた場合における異常報知態様
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】 例えば、パチンコ機のように高度に電
装化された遊技機においては、遊技機の複数箇所に電装
装置が設けられ、これら電装装置が正常に作動すること
で、遊技者が所定の遊技を楽しめるようになっている。
したがって、何らかの原因で電装装置が正常に作動しな
い場合には遊技者が所定の遊技を楽しめないこととな
り、早急に異常な状態を正常な状態に復旧する必要があ
る。このため、遊技機に異常が生じた場合には、その異
常を遊技店の店員等(復旧者)に報知する異常報知機能
を備えた遊技機が開発されている(特開平3−1955
85号)。上記公報に記載された遊技機では、遊技機の
所定の箇所に異常を検出する異常検出装置が設けられ、
この異常検出装置から出力される異常検出信号に基づい
て異常が生じたか否かを判定する異常報知装置が設けら
れる。この異常報知装置は、異常内容毎にコード化され
た識別情報を表示する表示部を備え、異常が生じた場合
には、生じた異常内容に応じた識別情報を表示部に表示
するようになっていた。これにより、復旧者は、異常報
知装置の表示部に表示された識別情報から異常内容を認
識でき、遊技機を速やかに正常な状態に復旧することが
可能となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
した従来の遊技機における異常報知装置は、一つの識別
情報(一つの異常内容)のみを表示部に表示するように
なっていた。このため、遊技機に二以上の異常が生じた
場合には、予め定められた優先順位にしたがって、二以
上の異常の中から選択された一の異常のみが表示部に表
示されるようになっていた。したがって、二以上の異常
が生じている場合には、復旧者は異常報知装置を見るだ
けでは遊技機に二以上の異常が生じていることを認識で
きず、表示されている異常のみを解消する作業を行うこ
ととなる。このように、従来の遊技機においては、遊技
機に二以上の異常が生じていることを復旧者が認識する
ことができないため、復旧作業を効率的に行うことがで
きなかった。
【0004】本発明は上述した実情に鑑みなされたもの
であり、その目的は、遊技機に二以上の異常が生じた場
合においても、その異常を解消する復旧作業を効率的に
行うことができる遊技機を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段及び効果】 上記課題を解
決するため請求項1に記載の遊技機は、異常が生じたこ
とを報知する機能を備える遊技機であって、遊技機に設
けられる複数の異常検出装置と、これら複数の異常検出
装置と電気的に接続され、これら複数の異常検出装置か
ら出力される異常検出信号を受信可能な異常報知装置と
を備える。そして、前記異常報知装置は、前記異常検出
装置から出力される異常検出信号に基づいて遊技機に二
以上の異常が生じているか否かを判定する重複異常判定
手段と、この重複異常判定手段により二以上の異常が生
じていると判定された場合に、二以上の異常が生じてい
ることを報知する重複異常報知手段とを有することを特
徴とする。上記遊技機では、異常が生じると異常検出装
置から出力される異常検出信号に基づいて異常報知装置
により異常が報知される。この際、異常報知装置は、重
複異常判定手段によって二以上の異常が生じているか否
かを判定し、二以上の異常が生じている場合には重複異
常報知手段によってその旨を報知する。したがって、復
旧者は二以上の異常が重複して発生していることが認識
できるため、従来と異なり効率的に復旧作業を行うこと
ができる。
【0006】また、請求項1に記載の遊技機において、
前記異常報知装置は、さらに、前記異常検出装置から出
力される異常検出信号に基づいて異常内容を特定する異
常内容特定手段と、この異常内容特定手段により特定さ
れる異常内容を認識可能に報知する異常内容報知手段と
を有し、前記異常内容報知手段は、一の異常内容を報知
する報知器であり、前記重複異常判定手段により二以上
の異常が生じていると判定された場合には、これら二以
上の異常内容を切り替え可能に報知することが好ましい
(請求項2)。上記遊技機においては、異常内容報知手
段は一つの異常を報知する報知器であるが、二以上の異
常が生じている場合には、報知する異常内容を切替えて
二以上の異常内容を報知することができる。したがっ
て、重複異常報知手段によって二以上の異常が重複して
いることが報知されている場合には、復旧者は、報知さ
れる異常内容を切り替えることで、その二以上の異常内
容を確認することができる。したがって、一の報知器を
使用するだけなのでスペース及びコストの効率化を図る
ことができ、かつ、より効率的な復旧作業が可能とな
る。
【0007】請求項2に記載の遊技機において、前記重
複異常報知手段と前記異常内容報知手段とが一つの表示
器により構成されていることが好ましい(請求項3)。
このような構成によれば、一つの表示器により重複して
異常が生じていることと及び遊技機に生じている異常内
容とが報知される。したがって、より効果的に異常内容
を復旧者に報知することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】 本発明を遊技機の一種であるパ
チンコ機に具現化した一実施の形態について図面を参照
して説明する。なお、本実施の形態では、パチンコ球の
入賞に基づき賞球を払出し、球貸しユニットからの払出
信号に基づいて貸し球を払出す払出機構における異常検
出システムに本発明を適用している。したがって、以下
の説明では本発明に関連する部分について詳細に説明
し、他の部分については簡単に説明する。まず、本実施
の形態に係るパチンコ機のハード構成について図1乃至
図4を用いて説明する。ここで、図1は本発明の一実施
の形態に係るパチンコ機の外観を示す正面図であり、図
2は図1に示す遊技機の背面図であり、図3はメイン制
御部と賞球制御部の概略構成を示すブロック図であり、
図4は異常内容を報知する表示器の表示画面を説明する
ための図である。図1に示すように本実施の形態のパチ
ンコ機は、パチンコ遊技が行われるパチンコ機本体10
と、パチンコ機本体10の側面に設けられた球貸しユニ
ット28とで構成される。パチンコ機本体10は、図1
に示すようにパチンコ球が流下する遊技領域が形成され
た遊技盤12を備え、この遊技盤12には、図柄表示装
置13、第1種始動口16、大入賞口14等が適宜配置
されている。遊技盤12の略中央に組付けられた図柄表
示装置13には、図柄表示器15と、特別図柄の変動保
留回数を表示する保留球ランプ等が設けられている。図
柄表示器15は液晶表示器で構成され、その画面上に3
つの特別図柄が所定条件下で変動表示される。この図柄
表示器22に変動表示される特別図柄は、変動停止時の
図柄の組合せにより大当り遊技状態(大入賞口14が開
放される状態)に移行するか否かを遊技者に認識させる
役割を果たす。ここで、特別図柄として用いる図柄に
は、文字(英数字や漢字等)、記号、図形、絵柄等がある
が、本実施の形態では数字(0〜9)を用いている。第
1種始動口16は始動口センサ(図示省略)を有し、こ
の始動口センサによるパチンコ球の検出に基づいて図柄
表示器15に特別図柄が変動表示される。また、第1種
始動口16は、通常の入賞口と同様に、パチンコ球が入
賞するとその入賞に基づいて払出装置38(図2参照)
より賞球(賞品球)が払い出される。また、大入賞口14
は開閉蓋を有し、この開平蓋はソレノイドにより開閉駆
動されるようになっている。具体的には、大入賞口14
は、図柄表示器15に変動表示される特別図柄の変動停
止時の組合せが所定の組合せとなることを条件に開放さ
れ、この開放される期間は、例えば大入賞口14にパチ
ンコ球が所定個数(一般的には10個)入賞するか、開
放してから30秒間を経過するまでのいずれか早いほう
で終了するようになっている。
【0009】また、パチンコ機本体10には、図1に示
すように、上述した遊技盤12以外にも、賞球や貸球を
含むパチンコ球を一時的に貯留する下皿26、賞球の受
皿である上皿18等が設けられている。また、パチンコ
機本体10の正面下方の位置(下皿26の右側の位置)
には、発射装置20が設けられている。この発射装置2
0は、遊技者が発射ハンドル22を操作することで、図
示しない発射モータが駆動されてパチンコ球を発射する
ようになっている。この発射されたパチンコ球は、上述
した遊技盤12に形成された遊技領域に打ち出され、遊
技領域を流下することとなる。なお、これら装置の構造
等については、公知のパチンコ機に設けられたものと同
一であるため、その詳細な説明は省略する。
【0010】次に、パチンコ機本体10の裏面の構成に
ついて図2を参照して説明する。図2に示すように、パ
チンコ機本体10の裏面には、賞球や貸し球の払出を行
う払出機構(34,36,37,38,40等)や、基
板ボックス42、44等が配設されている。パチンコ球
を払出す払出機構は、図2に示すように、その上部から
下部に向けて球タンク34、球誘導樋36、上部払出樋
37、払出装置38、下部払出樋40等を順次に連通し
て構成されている。球タンク34は、島設備から供給さ
れるパチンコ球を一時的に貯留する機能を有し、球誘導
樋36は、球タンク34に貯留するパチンコ球を上部払
出樋37(払出装置38)に誘導する機能を有する。こ
の上部払出樋37には球切れ検出装置46(図示省略;
ただし図3に図示)が配設され、この球切れ検出装置4
6によって賞球や貸し球するパチンコ球が無い状態(い
わゆる球切れ状態)を検出するようになっている。ま
た、払出装置38は、パチンコ球が入賞口に入賞した際
に所定個数の賞球を払出したり、球貸しユニット28か
らの払出信号に基づき所定個数の貸し球を払出す機能を
有する。そして、下部払出樋40は、払出装置38から
払出されたパチンコ球を上皿18又は下皿26に導く機
能を有する。また、基板ボックス42には、パチンコ機
全体を統括的に制御するメイン制御部100(メイン制
御基板)が収容され、基板ボックス44には、払出装置
38等を制御する賞球制御部200(賞球制御基板)が
収容されている。この賞球制御部200には、払出装置
38等を制御するための電子素子(CPU、ROM、R
AM等が集積化され1チップ化されたもの)等の他、異
常内容を表示するための表示器216が取付けられてい
る。この表示器216は、図4に示すように、7セグメ
ント表示器であり0〜9までの数字と、小数点を表すド
ットが表示されるようになっている。また、この表示器
216の表示画面は、基板ボックス44の外側から認識
できるようになっている。さらに、賞球制御部200に
は、表示器216に表示されている表示内容を切替える
ための切替えスイッチ214が設けられている。この切
替えスイッチ214は、基板ボックス44に形成された
開口部から操作可能となっている。
【0011】上述したパチンコ機本体10の側面(図1
の左側面)には球貸しユニット28が設けられる。この
球貸しユニット28は、遊技カードに記憶された磁気情
報(購入金額)の範囲内で払出される貸し球数を遊技者
が入力する装置である。すなわち、球貸しユニット28
は、カード挿入口32を有するカードリーダ30を備
え、遊技者に貸し出されるパチンコ球の数を指定する球
貸しスイッチ31a(パチンコ機本体10に設けられ
る。)と電気的に接続されている。そして、遊技開始時
において遊技者が遊技カードをカード挿入口32に挿入
すると、カードリーダ30は遊技カードに記憶された磁
気情報(購入金額)を読取り、読取った情報から払出可
能数を算出する。遊技カードを挿入した遊技者は、さら
に球貸しスイッチ31aを操作することで、その払出可
能数の範囲内で貸し球数を入力する。この入力された貸
し球数は後述する制御装置に伝達され、払出装置38か
ら所定数のパチンコ球が遊技者に払出される。この際、
カードリーダ30に記憶されている払出可能数から貸し
出されたパチンコ球の数が減算されることとなる。一
方、遊技終了時においては遊技者が返却スイッチ31b
(パチンコ機本体10に設けられる。)を操作すると、
カードリーダ30は遊技終了時における払出可能数を遊
技カードに書込み、遊技カードを遊技者に返却すること
となる。なお、上述したカードリーダ30には、賞球制
御部200からの接続確認信号に対して賞球制御部20
0に向かって電気信号を出力する接続信号出力部30a
が設けられている。
【0012】次に、本実施の形態のパチンコ機におい
て、賞球・貸し球の払出制御を行う制御系の構成や作動
について図3を参照して説明する。図3に示すように、
賞球・貸し球の払出制御を行う制御系は、パチンコ機全
体を統括的に制御するメイン制御部100と、このメイ
ン制御部100から出力されるコマンドに基づいて払出
装置38等を制御する賞球制御部200によって構成さ
れる。メイン制御部100は、CPU102と、CPU
102とバス114を介して接続されるROM104、
RAM106、入出力処理回路108、通信制御回路1
12等を有する。CPU102は、ROM104に格納
されている制御プログラムを実行することでパチンコ機
を制御する。この制御プログラムには、球切れ検出装置
46から出力された球切れ検出信号に基づいてコマンド
データを作成する処理や、この作成されたコマンドデー
タを賞球制御部200に送信する処理を行うためのプロ
グラムが含まれる。また、RAM106には、各種デー
タや入出力信号が格納される。入出力処理回路108
は、球切れ検出装置46等のセンサから出力された信号
を受けて、メイン制御部100内で処理可能なデータ形
式に変換し、また、CPU102からバス114を介し
て送られてきた駆動データを受けて、大入賞口14を開
閉するソレノイド等の駆動装置を駆動する。通信制御回
路112は、賞球制御部200等にコマンドデータを送
信するための回路である。
【0013】賞球制御部200は、メイン制御部100
から送信されるコマンドデータやカードリーダ30から
の情報等を受けて、払出装置38から賞球又は貸し球を
払い出す処理等を行う。この賞球制御部200は、CP
U202、ROM204、RAM206、通信制御回路
208、入出力制御回路210等によって構成される。
CPU202は、ROM204に格納されている賞球制
御プログラムに従って払出装置38の払出制御、払出装
置38に生じた異常を報知する異常報知制御及び異常発
生時において発射装置20の発射モータを停止する等の
発射装置制御を行う。RAM206には、各種データや
入出力信号が格納される。通信制御回路208は、メイ
ン制御部100から送信されたコマンドデータを受信す
るための回路である。また、入出力制御回路210は、
CPU202からバス212を介して送られた駆動デー
タを受けて、払出装置38、表示器216及び発射装置
20を制御する信号を出力する機能や、カードリーダ3
0から出力される信号や、切替えスイッチ214から出
力される信号を受信する機能を有する。
【0014】次に、上述のように構成されるパチンコ機
において払出機構に生じる異常を報知する際の、各制御
部100、200の作動について説明する。ここで、本
実施の形態の払出機構で検出される異常は、表1に示す
ように、賞球や貸し球のためのパチンコ球が無い球切れ
状態、払出装置38に設けられた払出モータの回転検出
器からの信号が検出されない球ガミ状態、払出装置38
に設けられた払出球計数センサ(前後左右に4個設けら
れる)が払出されたはずのパチンコ球を検出できない払
出異常状態、カードリーダ30から出力される電気信号
を賞球制御部200で受信できない状態(いわゆるCR
未接続状態)である。これらの異常のうち、球ガミ状態
及び払出異常状態については、その異常検出は、従来の
パチンコ機における場合と同一である。このため、以下
の説明では後述する具体的な実例(本発明による重複異
常表示が行われる実例)に関する球切れ状態及びCR未
接続状態の異常検出及び異常報知の動作について個別に
説明する。ここで、表1中表示番号は、右欄に記載され
た異常が生じたときに表示器216に表示される番号で
ある。したがって、例えば、球切れ状態が発生したとき
には表示器216に1が表示される。なお、払出異常状
態に対応する表示番号が3〜6まで4つあるのは、払出
装置38に払出計数センサが4個設けられているためで
ある。
【0015】
【表1】
【0016】本実施の形態においては、球切れ状態は球
切れ検出装置46で検出され、メイン制御部100を介
して賞球制御部200に伝達される。また、CR未接続
状態は賞球制御部200が直接判定する。そして、球切
れ状態及び/又はCR未接続状態が生じていると賞球制
御部200が判定すると、賞球制御部200は表示器2
16を用いて異常報知を行う。まず、メイン制御部10
0における動作を簡単に説明する。球タンク34にパチ
ンコ球が貯留されていない状態、すなわち、球切れ状態
は上部払出樋37内に設けられた球切れ検出装置46に
より検出される(具体的には、リードスイッチのON/
OFF状態を検出する)。球切れ状態となる球切れ検出
装置46から球切れ検出信号が出力され、この出力され
た信号はメイン制御部100で受信される。メイン制御
部100では、この検出信号に基づいて払出不可コマン
ドを作成し、この払出不可コマンドを賞球制御部200
に送信する。なお、メイン制御部100におけるコマン
ドの作成処理及び作成したコマンドの送信処理について
は、従来のパチンコ機と同一であるため、その詳細な説
明は省略する。
【0017】次に、賞球制御部200における処理につ
いて図5乃至図7を参照して説明する。ここで、図5は
賞球制御部で行われる処理の全体を示すフローチャート
であり、図6は球切れ状態確認処理を示すフローチャー
トであり、図7はCR接続状態確認処理を示すフローチ
ャートである。図5に示すように、賞球制御部200で
は、まず球切れ状態確認処理が行われる(S10)。こ
の球切れ状態確認処理について、図6を参照して説明す
る。図6に示すように、球切れ状態確認処理では、まず
払出不可コマンドを受信しているか否かが判断される
(S11)。具体的には、賞球制御部200は、受信バ
ッファ(通信制御回路208)に払出不可コマンドを記
憶している場合に払出不可コマンドを受信していると判
断し、払出不可コマンドを記憶していない場合に払出不
可コマンドを受信していないと判断する。払出不可コマ
ンドを受信していない場合〔ステップS11がNOの場
合〕にはステップS15に進み、払出不可コマンドを受
信している場合〔ステップS11がYESの場合〕には
ステップS12に進み、球切れエラーコードをRAM2
06の異常コード記憶エリアに記憶する(S12)。こ
の球切れエラーコードは、異常報知する際に表示器21
6に表示する表示番号を選択する際に使用される。な
お、エラーコードが異常コード記憶エリアに記憶される
と、受信バッファに記憶した払出不可コマンドがクリア
される。球切れエラーコードを記憶すると、次に、賞球
制御部200はRAM206に設けられた異常数カウン
タを1加算する(S13)。この異常数カウンタは、払
出機構において生じている異常の数をカウントするカウ
ンタであって、このカウンタの値に基づいて後述する重
複異常が生じている旨の報知が行われる。そして、表示
器216に表示されている表示内容をクリアするため
に、RAM206に設けられた表示カウンタがクリアさ
れる(S14)。この表示カウンタは、表示器216に
表示される表示番号220(異常内容に対応する番号)
を何にするかを特定するためのカウンタである(図4参
照)。上述の各ステップが終了すると、次にステップS
15に進み、球切れ状態が解除されたか否かが判断され
る(S15)。具体的には、メイン制御部100から送
信された払出可コマンドを賞球制御部200で受信した
か否か、すなわち、受信バッファに払出可コマンドが記
憶されているか否かが判断される。このS15以降の処
理は、復旧作業等により球切れ状態が解除された場合に
パチンコ機を異常状態から通常状態に移行するために行
われる。球切れ状態が解除されていない場合〔ステップ
S15でNOの場合〕には、そのまま球切れ状態確認処
理を終了し、球切れ状態が解除されている場合〔ステッ
プS15でYESの場合〕には、球切れ状態を示すエラ
ーコードをクリアし(S16)、異常数カウンタを1減
算し(S17)、最後に表示カウンタをクリアする(S
18)。これにより球切れ状態確認処理が終了する。
【0018】球切れ状態確認処理が終了すると、図5の
ステップS20に戻って、CR接続状態確認処理が行わ
れる(S20)。このCR接続状態確認処理について図
7に示すフローチャートを参照して説明する。図7に示
すフローチャートからも明らかなように、このCR接続
状態確認処理は、球切れ状態確認処理と略同様の手順で
行われる。すなわち、CR接続状態確認処理では、まず
賞球制御部200はCR未接続状態に移行したか否かを
判断する(S21)。具体的には、賞球制御部200の
入出力制御回路210で受信するカードリーダ30の接
続信号出力部30a(図3に図示)から出力される電気
信号(賞球制御部200からの接続確認信号に対して出
力される)がOFF状態に移行したか否かで判断する。
すなわち、何らかの原因でカードリーダ30に電源が供
給されなくなった場合や、賞球制御部200とカードリ
ーダ30との間が断線している場合等には、カードリー
ダ30から出力される電気信号はOFF状態となる。し
たがって、このような場合には、賞球制御部200はC
R未接続状態に移行したと判断する。CR未接続状態に
移行していない場合〔ステップS21がNOの場合〕に
はステップS25に進み、CR未接続状態に移行してい
る場合〔ステップS11がYESの場合〕にはCR未接
続エラーコードを異常コード記憶エリアに記憶する(S
22)。そして、RAM206に設けられた異常数カウ
ンタを1加算し(S23)、さらに表示カウンタをクリ
アする(S24)。ステップS24までの処理が終了す
ると、次にステップS25に進み、CR未接続状態が解
除されたか否かが判断される(S25)。具体的には、
賞球制御部200からの接続確認信号に対してカードリ
ーダ30の接続信号出力部30aから出力される電気信
号の状態がON状態であるか否かを判断する。CR未接
続状態が解除されていない場合〔ステップS25でNO
の場合〕にはCR接続状態確認処理を終了し、CR未接
続状態が解除されている場合〔ステップS25でYES
の場合〕には、RAM206に記憶したエラーコードを
クリアし(S26)、さらに異常数カウンタを1減算し
(S27)、最後に表示カウンタをクリアする(S2
8)。これによりCR接続状態確認処理を終了する。
【0019】CR接続状態確認処理が終了すると、図5
のステップS30に戻って、異常数カウンタが0か否か
を判断する(S30)。異常数カウンタが0の場合〔ス
テップS30でYESの場合〕には払出機構に異常が生
じていないため、そのまま賞球制御部200における処
理を終了する。一方、異常数カウンタが0で無い場合
〔ステップS30がNOの場合〕には、次に異常数カウ
ンタが2以上か否かが判断される(S40)。異常数カ
ウンタが2以上でない場合〔ステップS40がNOの場
合〕にはステップS100に進み、異常数カウンタが2
以上の場合〔ステップS40がYESの場合〕には、賞
球制御部200は表示器216にドット点滅データを出
力する(S50)。したがって、異常数カウンタが2以
上、すなわち、重複して異常が生じている場合には、表
示器216のドット222が点滅することとなる(図4
参照)。ステップS50が終了すると、次に、切替えス
イッチ214がONされているか否かが判断される(S
60)。切替えスイッチ214がONされていない場合
〔ステップS60でNOの場合〕にはステップS100
に進み、切替えスイッチがONされている場合〔ステッ
プS60でYESの場合〕には表示カウンタを1加算す
る(S70)。したがって、切替えスイッチ214がO
Nされる毎に表示カウンタが1加算されることとなる。
ステップS70が終了すると、次にステップS80に進
み、表示カウンタの値が異常数カウンタの値より大きい
か否かが判断される(S80)。表示カウンタの値が異
常数カウンタの値より大きい場合〔ステップS80でN
Oの場合〕にはステップS100に進み、表示カウンタ
の値が異常数カウンタの値より大きい場合〔ステップS
80でYESの場合〕には表示カウンタの値をクリアす
る(S90)。すなわち、生じている異常の数より表示
カウンタの値(すなわち、切替えスイッチ214がON
された回数)が大きい場合には、表示器216に表示さ
れる内容を最初の表示に戻すべく表示カウンタがクリア
される。ステップS90が終了すると、次に、ステップ
S100に進み、表示カウンタの値に基づいて表示器2
16に表示する表示データを選択する(S100)。す
なわち、表示カウンタの数から異常コード記憶エリアに
記憶された異常コードを特定し、この特定した異常コー
ドに対応する表示データ(具体的には、表1の最左欄に
示す表示番号)を選択する。具体的には説明すると、例
えば、表示カウンタがクリアされて1の場合(切替えス
イッチ214がONされていない場合等)には、RAM
206の異常コード記憶エリアの1番目に記憶されたエ
ラーコードが選択され、表示カウンタが2の場合には、
異常コード記憶エリアの2番目に記憶されたエラーコー
ドが選択される。したがって、切替えスイッチがONさ
れない限り表示カウンタが1であるため、異常コード記
憶エリアの1番目に記憶されたエラーコード(すなわ
ち、最初に生じたと判断された異常)が選択されること
となる。このように表示データが選択されると、次に、
この選択された表示データを出力することで、表示器2
16に表示番号220を表示する(S110)。これに
より、ホール店員にパチンコ機に生じている異常が報知
され、ホール店員は表示器216に表示されている表示
内容に基づいて復旧作業を行うこととなる。
【0020】次に、上述した賞球制御部200の処理を
具体的に説明するために、次に示す事例〔大入賞口14
が大当り動作中に(I)CR未接続状態が発生→(II)
遊技盤12の盤面に打ち出されたパチンコ球が入賞装置
に入賞→(III)球切れ状態発生〕が生じたときの賞球
制御部200の動作について説明する。まず、CR未接
続状態が発生すると、図5に示すステップS20のCR
接続状態確認処理(図7参照)が行われることで、異常
コード記憶エリアの1番目の領域にCR未接続状態を示
すエラーコードが記憶される。また、異常数カウンタは
1となり、表示カウンタは1にクリアされる。したがっ
て、異常数カウンタが1であるため、ステップS30・
ステップS40の判定がNOとなり、ステップS100
に進む。ステップS100の処理では、表示カウンタの
値は1なので異常コード記憶エリアの1番目に記憶され
ているエラーコード(CR未接続状態)に基づき表示デ
ータ‘7’が選択され、表示器216に‘7’が表示さ
れる(図4(a)参照)。この際、異常数カウンタは1
であるので、表示器216のドット222は点滅表示さ
れていない。なお、賞球制御部200は、表示器216
に‘7’を表示すると同時に、発射装置20の作動(発
射モータの回転)を停止する。次に、遊技盤12の盤面
に打ち出されたパチンコ球が入賞装置に入賞すると、払
出装置38から賞球が払出されることとなるが、上述し
た事例では払出すべきパチンコ球がない球切れ状態とな
っている。したがって、次の周期の異常検出処理(図5
に示すステップS10の処理)で球切れ状態が検出され
る。具体的には、異常コード記憶エリアの2番目の領域
に球切れ状態を示すエラーコードが書込まれ、異常数カ
ウンタの値が2に更新される。なお、表示カウンタの値
はクリアされて1のままである。次に、ステップS20
に進み、CR未接続状態確認処理が行われる(図7参
照)。ここで、パチンコ機の状態はCR未接続状態のま
まである。したがって、図7のステップS21及びステ
ップS25の処理は、いずれもNOとなり、CR接続状
態確認処理はそのまま終了する。したがって、図5のス
テップS20が終了した段階では、異常コード記憶エリ
アの1番目にCR未接続状態を示すエラーコードが、2
番目に球切れ状態を示すエラーコードが記憶されてい
る。また、異常数カウンタは2、表示カウンタは1とな
る。このため、ステップS30の判定がNOとなりステ
ップS40に進み、このステップS40の判定がYES
となる。したがって、賞球制御部200はドット点滅デ
ータを表示器216に出力し、表示器216にはドット
222が点滅表示される。また、切替えスイッチ214
がONされない限り、表示カウンタの値は1のままなの
で、表示器216の識別情報222はCR未接続状態を
示す‘7’である。ここで、切替えスイッチ214が1
度だけONされると、表示カウンタが2となる。この場
合、この表示カウンタの値‘2’は異常数カウンタの値
‘2’より大きくないので、ステップS80の判定はN
OとなりステップS100に進む。ステップS100の
処理では、表示カウンタが2なので異常コード記憶エリ
アの2番目に記憶されているエラーコード(球切れ状
態)に基づき表示データ‘1’が選択され、表示器21
6に‘1’が表示される(図4(b)参照)。この状態
でさらに切替えスイッチ214がONされると、表示カ
ウンタの値が3となるため、その値が異常数カウンタの
値‘2’より大きくなる。したがって、ステップS80
の判定がYESとなって、表示カウンタが1にクリアさ
れる。したがって、表示器216に表示される識別情報
220は、異常コード記憶エリアの1番目に記憶された
異常(CR未接続状態)を示す表示データ‘7’が表示
される。このように、切替えスイッチ214を操作する
毎に表示器216に表示される表示番号220は、
‘7’→‘1’→‘7’と切り替わりながら表示される
こととなる。
【0021】上述した説明から明らかなように、本実施
の形態のパチンコ機においては、7セグ表示器のドット
を点滅させることによって、パチンコ機に重複して異常
が生じていることを表示(報知)する。したがって、ホ
ール店員は重複して異常が生じていることを容易に認識
することができ、速やかな復旧作業を行うことができ
る。また、パチンコ機に生じた異常の内容は、表示器2
16にコード化して表示されるため、容易に異常内容が
特定できる。したがって、その後の復旧作業を的確に行
うことができる。また、重複して異常が生じている場合
には、切替えスイッチ214を操作することで異常内容
が切替えられて表示されるため、一つの表示器216で
二以上の異常内容を復旧者に表示することができる。ま
た、一つの表示器216であるため、その大きさを小さ
くでき、スペースの有効利用を図ることができる。
【0022】以上、本発明の好適な一実施の形態につい
て説明したが、本発明は上述した実施の形態に限られる
ことなく、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変
更、改良を施した形態で実施することができる。
【0023】例えば、上述した実施の形態では、報知装
置として7セグの表示器を使用したが、本発明はこれ以
外のタイプの表示器を使用することができる。例えば、
液晶表示器、CRT表示器等の公知の表示器を適宜使用
することができる。また、異常を報知する手段として
も、表示器による視覚を通じて報知する手段以外にも、
例えば、音声により異常を報知するものであっても良
い。また、上述した実施の形態では、一つの報知器によ
り重複して異常が生じていること及び生じている異常の
内容の報知を行うようにしたが、このような例に限られ
ず、別々の報知器を用いてこれらを報知するようにして
も良い。例えば、重複して異常が生じていることを音声
等により報知し、異常内容については表示器により視覚
を通じて報知するようにしても良い。また、上述した実
施の形態では、7セグ表示器のドットを点滅することで
重複して異常が生じていることを報知したが、重複して
異常が生じていることがホール店員等に認識される限
り、その報知態様はどのような態様で行われても良い。
例えば、異常内容を示す表示番号自体を点滅させること
で(重複して異常が生じていない場合には点滅しな
い)、重複して異常が生じていることを報知するように
しても良いし、ドットの色を変えて表示することで(重
複して異常が生じていない場合と異なる色とすること
で)、重複して異常が生じていることを報知するように
しても良い。また、上述した実施の形態では、表示器に
表示される表示内容(異常内容を表す表示番号)を切替
えスイッチにより切替えるようにしたが、本発明はこの
ような形態に限られず、例えば、所定間隔毎に表示され
る表示内容(異常内容に対応した表示番号)を切替える
ようにしても良い。
【0024】また、異常が3つ以上生じているような多
重に異常が重複する場合等においては、生じている異常
の内容をホール店員等が認識可能な表示態様とすること
が好ましい。例えば、上述した実施形態においては重複
した異常が生じている場合、常にドットを点滅させた
が、このような形態とは異なり、例えば、切替え表示に
よって複数ある異常の内容(表示番号)を順次表示する
場合において最後の異常内容を表示する際には、ドット
を点滅から点灯に変えることで表示されている異常内容
が最後の異常であるか否かをホール店員が認識可能な形
態としても良い。あるいは、切替え表示によって複数の
異常を順次表示する場合に、最後の異常を表示した後で
さらに切替えスイッチが押された際には、異常内容を示
す表示番号とは異なる表示(例えば、異常内容の終わり
を示す‘E’)をすることでホール店員等に最後の異常
内容まで表示されたことを報知するようにしても良い。
また、上述した表示態様以外にも、種々の表示態様とす
ることができ、例えば、ドットの点滅周期を変えること
で、発生している異常数をホール店員等に報知するよう
な形態としても良い。例えば、異常が4つ生じている場
合には、ドットを認識可能な点滅速度で4回点滅させ、
その後一旦消灯し、以下、4回点滅・消灯を繰り返すこ
とで生じている異常の数を報知するようにしても良い。
さらには、表示内容を切替える切替えスイッチを二つ設
け、一のスイッチを操作することで異常コード記憶エリ
ア内の次のアドレスに記憶された異常内容を表示し、他
のスイッチを操作することで異常コード記憶エリア内の
前のアドレスに記憶された異常内容を表示するようにし
ても良い。このような形態においては、最後の異常内容
が表示された場合には、表示内容が繰り返し表示されな
くても良い。すなわち、切替えスイッチが操作され表示
内容が一巡すると、さらに同一の切替えスイッチが操作
されても表示内容が切り替わらず表示内容が停止するよ
うにしても良い。このような表示態様によれば、同一の
切替えスイッチを操作した回数(表示内容が停止するま
でに操作した回数)により発生している異常の数が分か
ることとなる。そして、表示内容が停止した場合には、
他の切替えスイッチを操作することで再度表示内容を確
認することができる。
【0025】なお、上述した実施の形態では、パチンコ
機の払出機構における球切れ状態、CR未接続状態、球
ガミ状態、払出異常状態を検出する場合についての例で
あったが、本発明は、その他、遊技機に係る様々な異常
(例えば、パチンコ機における下皿満タン状態、扉開放
状態、払出経路球抜き中状態、不正検出等)を検出し
て、これらの異常が重複した場合において重複して異常
が生じていることを報知する場合にも適用することがで
きる。
【0026】また、上述した実施の形態は本発明をパチ
ンコ機に適用した例であったが、本発明はこの他にも、
例えば、アレンジホール機(一定数の鋼球を遊技盤上に
射出して所定の当たり状態を成立させるもの)、スロッ
トマシン、雀球遊技機、パチスロ機等の各種遊技機にも
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係るパチンコ機の外
観を示す正面図。
【図2】 図1に示す遊技機の背面図。
【図3】 メイン制御部と賞球制御部の概略構成を示す
ブロック図。
【図4】 異常内容を報知する表示器の表示画面を説明
するための図。
【図5】 賞球制御部で行われる処理の全体を示すフロ
ーチャート。
【図6】 球切れ状態確認処理を示すフローチャート。
【図7】 CR接続状態確認処理を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
10・・遊技盤 20・・発射装置 30・・カードリーダ 38・・払出装置 44・・球切れ検出装置 100・・メイン制御部 200・・賞球制御部 214・・切替えスイッチ 216・・表示器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異常が生じたことを報知する機能を備え
    る遊技機であって、 遊技機に設けられる複数の異常検出装置と、 これら複数の異常検出装置と電気的に接続され、これら
    複数の異常検出装置から出力される異常検出信号を受信
    可能な異常報知装置とを備え、 前記異常報知装置は、前記異常検出装置から出力される
    異常検出信号に基づいて遊技機に二以上の異常が生じて
    いるか否かを判定する重複異常判定手段と、 この重複異常判定手段により二以上の異常が生じている
    と判定された場合に、二以上の異常が生じていることを
    報知する重複異常報知手段とを有することを特徴とする
    遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機において、前記
    異常報知装置は、さらに、前記異常検出装置から出力さ
    れる異常検出信号に基づいて異常内容を特定する異常内
    容特定手段と、この異常内容特定手段により特定される
    異常内容を認識可能に報知する異常内容報知手段とを有
    し、 前記異常内容報知手段は、一の異常内容を報知する報知
    器であり、前記重複異常判定手段により二以上の異常が
    生じていると判定された場合には、これら二以上の異常
    内容を切り替え可能に報知することを特徴とする遊技
    機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の遊技機において、前記
    重複異常報知手段と前記異常内容報知手段とが一つの表
    示器により構成されていることを特徴とする遊技機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004154350A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Sankyo Kk 遊技機
JP2011000391A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011251079A (ja) * 2010-06-04 2011-12-15 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2018046985A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 サミー株式会社 遊技機

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