JP2003062288A - 遊技機及び遊技用装置 - Google Patents

遊技機及び遊技用装置

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JP2003062288A
JP2003062288A JP2001252614A JP2001252614A JP2003062288A JP 2003062288 A JP2003062288 A JP 2003062288A JP 2001252614 A JP2001252614 A JP 2001252614A JP 2001252614 A JP2001252614 A JP 2001252614A JP 2003062288 A JP2003062288 A JP 2003062288A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別遊技状態における賞球排出数と、特別遊
技状態以外における賞球排出数とを区別して収集し、よ
り正確な営業データが集計できる遊技機及び遊技用装置
を提供する。 【解決手段】 各種入賞部への入賞を検出する入賞検出
手段と、賞球を排出する排出装置と、排出装置を制御す
る排出制御手段と、入賞検出に関連して排出制御手段に
賞球排出を指示する主制御手段とを備える遊技機におい
て、主制御手段は、特別遊技状態での入賞に基づく賞球
であるか否かを特定可能に賞球情報を記憶する賞球情報
記憶手段と、所定数の賞球排出毎に賞球数情報を生成す
る外部出力情報生成手段と、外部出力情報生成手段が生
成した賞球数情報を遊技機外部に出力する外部情報出力
手段とを備え、外部出力情報生成手段は、賞球情報記憶
手段に記憶された賞球情報を用いて、特別遊技状態に関
わるものであるか否かを特定可能に賞球数情報を生成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は遊技機及び遊技用装
置に関し、特に、遊技機からの情報の出力及び遊技用装
置における該遊技機からの情報の受信に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機は、遊技用装置(遊技機の
管理装置の他、島コンピュータ、台コンピュータ、呼出
ランプ等の周辺機器を含むコンピュータ装置)に対し
て、外部情報として遊技機が特別遊技状態(大当り遊技
中)にあることを示す特賞信号を出力する。この特賞信
号は、遊技機が特別遊技状態にある間(変動表示ゲーム
の結果、当り図柄が揃った状態で停止して、ファンファ
ーレの開始から、エンディングの終了まで)に出力さ
れ、特別遊技状態が終了すると出力が停止される。
【0003】遊技用装置は、この特賞信号によって、特
別遊技状態中(特賞期間)の賞球排出数や特別遊技状態
以外の賞球排出数等の営業データを集計していた。特
に、特賞期間中の賞球排出数と、特賞期間中以外の賞球
排出数とを区別して集計することは、遊技機の調整にお
いて重要である。
【0004】しかし、特別遊技状態中に変動入賞装置
(大入賞口)に入賞しても、賞球の排出の遅れ等によっ
て、特賞信号の出力が停止した後も、特別遊技に関係す
る遊技媒体(遊技球、メダル等)が排出されることがあ
る。そこで、遊技用装置において、特賞信号の停止後に
予め設定した一定の時間(例えば、90秒)だけ特賞期
間を延長する営業データの集計方法が知られている。ま
た、遊技用装置において、特賞信号の停止後、所定の監
視時間(例えば、10秒)中に賞球信号を検出したら監
視時間を特賞期間に加算し、再び監視時間を設定して、
特賞期間を延長する、個々の遊技機の性能を考慮した営
業データの集計方法も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、遊技用装置に
おいて特賞期間を延長して、特賞期間を推定する営業デ
ータの集計方法では、特賞期間中に賞球排出異常(玉詰
まり等)が発生すると集計された営業データの誤差が大
きくなる問題があった。また、延長された特賞期間には
通常状態において排出される賞球数も含めて集計してし
まうことがあった。よって、遊技用装置において特賞期
間を推定しても、正確なデータの集計は困難であり、集
計された営業データは推定値でしかなかった。そこで、
遊技機側で正確な営業データの集計に役立つデータを出
力することが求められていた。
【0006】本発明は、特別遊技状態における賞球排出
数と、特別遊技状態以外における賞球排出数とを区別し
て収集し、より正確な営業データが集計できる遊技機及
び遊技用装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、各種入賞
部への入賞を検出し、入賞信号を出力する入賞検出手段
と、賞球を排出する排出装置と、前記排出装置を制御す
る排出制御手段と、前記入賞検出に関連して、前記排出
制御手段に賞球排出を指示する主制御手段とを備え、遊
技の結果、所定条件が成立すると遊技者に有利な特別遊
技状態を発生可能に構成された遊技機において、前記主
制御手段は、前記入賞信号に関連して賞球情報を生成す
る賞球情報生成手段と、前記特別遊技状態での入賞に基
づく賞球であるか否かを特定可能に賞球情報を記憶する
賞球情報記憶手段と、前記排出装置から排出された賞球
を監視する賞球排出監視手段と、前記賞球排出監視手段
の監視結果に基づいて、所定数の賞球排出毎に賞球数情
報を生成する外部出力情報生成手段と、前記外部出力情
報生成手段が生成した賞球数情報を遊技機外部に出力す
る外部情報出力手段とを備え、前記外部出力情報生成手
段は、前記賞球情報記憶手段に記憶された賞球情報を用
いて、特別遊技状態に関わるものであるか否かを特定可
能に賞球数情報を生成する。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、前記
外部出力情報生成手段は、前記賞球数情報の信号長を異
ならせることによって、特別遊技状態に関わらない賞球
数情報と、特別遊技状態に関わる賞球数情報とを区別可
能に賞球数情報を生成することを特徴とする。
【0009】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、特別遊技状態中は特別遊技状態に関わらない賞球数
情報が特別遊技状態に関わる賞球数情報に優先して出力
され、特別遊技状態でないときは特別遊技状態に関わる
賞球数情報が特別遊技状態に関わらない賞球数情報に優
先して出力されることを特徴とする。
【0010】第4の発明は、第1〜第3の発明におい
て、排出された賞球を検出する賞球検出手段を設け、前
記賞球排出監視手段は、前記賞球検出手段からの賞球検
出信号によって排出賞球数を監視することを特徴とす
る。
【0011】第5の発明は、第1〜第4の発明におい
て、遊技機の電源遮断時においても、前記賞球情報記憶
手段が賞球情報を記憶保持可能な賞球情報バックアップ
手段を備えることを特徴とする。
【0012】第6の発明は、第1〜第5の発明におい
て、前前記排出手段から排出された賞球を貯留可能な貯
留手段と、前記賞球貯留手段に関わるオーバーフロー状
態を検出するオーバーフロー検出手段と、前記入賞部に
向けて賞球を発射する球発射装置とを備え、前記排出制
御手段は、前記オーバーフロー検出手段によってオーバ
ーフロー状態が検出されたときに遊技球の排出を制限す
るように制御し、前記主制御手段は、前記オーバーフロ
ー検出手段によってオーバーフロー状態が検出されたと
きでも、前記球発射装置の動作を継続可能とすることを
特徴とする。
【0013】第7の発明は、第1〜第6の発明に係る遊
技機から出力される遊技関連情報を収集する遊技用装置
であって、前記賞球排出に関わる賞球数情報を検出する
賞球数情報検出手段と、前記賞球数情報検出手段が検出
した賞球数情報が特別遊技状態に関わるものであるか否
かを判定する特別遊技状態判定手段と、前記特別遊技状
態判定手段が、特別遊技状態に関わる賞球数情報と判定
すると、該賞球数情報を特別遊技状態に関連した賞球数
として集計する特賞中賞球情報集計手段を備えたことを
特徴とする。
【0014】
【発明の作用および効果】第1の発明では、各種入賞部
への入賞を検出し、入賞信号を出力する入賞検出手段
と、賞球を排出する排出装置と、前記排出装置を制御す
る排出制御手段と、前記入賞検出に関連して、前記排出
制御手段に賞球排出を指示する主制御手段とを備え、遊
技の結果、所定条件が成立すると遊技者に有利な特別遊
技状態を発生可能に構成された遊技機において、前記主
制御手段は、前記入賞信号に関連して賞球情報を生成す
る賞球情報生成手段と、前記特別遊技状態での入賞に基
づく賞球であるか否かを特定可能に賞球情報を記憶する
賞球情報記憶手段と、前記排出装置から排出された賞球
を監視する賞球排出監視手段と、前記賞球排出監視手段
の監視結果に基づいて、所定数の賞球排出毎に賞球数情
報を生成する外部出力情報生成手段と、前記外部出力情
報生成手段が生成した賞球数情報を遊技機外部に出力す
る外部情報出力手段とを備え、前記外部出力情報生成手
段は、前記賞球情報記憶手段に記憶された賞球情報を用
いて、特別遊技状態に関わるものであるか否かを特定可
能に賞球数情報を生成するので、入賞タイミングで特別
遊技状態中の入賞か否かを判断するため、従来採用され
てきた排出タイミングでの判断に比べて、遊技状況、排
出状況の影響を受けることなく、正確に賞球排出数を集
計することができる。また、特別遊技状態の賞球排出数
と、特別遊技状態以外での賞球排出数とを、賞球数情報
によって区別できるため、より正確な営業データの集計
が可能になる。特に、特別遊技状態中に玉詰まり等の賞
球排出異常が生じても正確な賞球排出数を集計すること
ができる。
【0015】第2の発明では、前記外部出力情報生成手
段は、前記賞球数情報の信号長を異ならせることによっ
て、特別遊技状態に関わらない賞球数情報と、特別遊技
状態に関わる賞球数情報とを区別可能に賞球数情報を生
成するので、本発明の遊技機に対応していない遊技用装
置が接続される場合にも、本発明の遊技機と従来の遊技
機を区別せず、両者を混在させて遊技場に設置すること
ができる。
【0016】第3の発明では、特別遊技状態中は特別遊
技状態に関わらない賞球数情報が特別遊技状態に関わる
賞球数情報に優先して出力され、特別遊技状態でないと
きは特別遊技状態に関わる賞球数情報が特別遊技状態に
関わらない賞球数情報に優先して出力されるので、特別
遊技状態中の入賞に基づく賞球数情報出力と、特別遊技
状態以外での入賞に基づく賞球数情報出力が混在して出
力されることがなく、両者をまとまって連続して出力す
ることができる。また、特別遊技状態発生前の賞球数情
報出力が特別遊技状態終了後の賞球数情報出力として持
ち越されることがないため、正確に営業データを集計す
ることができる。
【0017】第4の発明では、排出された賞球を検出す
る賞球検出手段を設け、前記賞球排出監視手段は、前記
賞球検出手段からの賞球検出信号によって排出賞球数を
監視するので、実排出球を監視するため、賞球が排出さ
れたことを確実に監視することができ、正確な賞球数情
報を出力することができる。
【0018】第5の発明では、遊技機の電源遮断時にお
いても、前記賞球情報記憶手段が賞球情報を記憶保持可
能な賞球情報バックアップ手段を備えるので、停電が発
生しても正確な賞球数情報の出力が可能である。特に、
賞球玉詰まりなどの賞球排出異常時に遊技機の電源を遮
断してメンテナンスを行なう場合にも対応することがで
きる。
【0019】第6の発明では、前記排出手段から排出さ
れた賞球を貯留可能な貯留手段と、前記賞球貯留手段に
関わるオーバーフロー状態を検出するオーバーフロー検
出手段と、前記入賞部に向けて賞球を発射する球発射装
置とを備え、前記排出制御手段は、前記オーバーフロー
検出手段によってオーバーフロー状態が検出されたとき
に遊技球の排出を制限するように制御し、前記主制御手
段は、前記オーバーフロー検出手段によってオーバーフ
ロー状態が検出されたときでも、前記球発射装置の動作
を継続可能とするので、玉詰まりが発生した状態におい
ても遊技を進行することができる。また、玉詰まりの復
旧時には正確な賞球数情報を出力することができる。
【0020】第7の発明では、第1〜第6の発明に係る
遊技機から出力される遊技関連情報を収集する遊技用装
置であって、前記賞球排出に関わる賞球数情報を検出す
る賞球数情報検出手段と、前記賞球数情報検出手段が検
出した賞球数情報が特別遊技状態に関わるものであるか
否かを判定する特別遊技状態判定手段と、前記特別遊技
状態判定手段が、特別遊技状態に関わる賞球数情報と判
定すると、該賞球数情報を特別遊技状態に関連した賞球
数として集計する特賞中賞球情報集計手段を備えたの
で、特別遊技状態の賞球排出数と、特別遊技状態以外で
の賞球排出数とを、賞球数情報によって区別できるた
め、より正確な営業データの集計が可能になる。特に、
特別遊技状態中に玉詰まり等の賞球排出異常が生じても
正確な賞球排出数を集計することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。
【0022】図1は、本発明の実施の形態の遊技機(カ
ード球貸ユニットを併設したCR機)全体の構成を示す
正面図である。
【0023】遊技機(パチンコ遊技機)1の前面枠3は
本体枠(外枠)4にヒンジ5を介して開閉回動可能に組
み付けられ、遊技盤6は前面枠3の裏面に取り付けられ
た収納フレームに収装される。
【0024】遊技盤6の表面には、変動表示装置8、大
入賞口を備えた変動入賞装置10、各入賞口11〜1
5、始動口16、普通図柄表示器7、普通変動入賞装置
9等が配設された遊技領域が形成される。前面枠3に
は、遊技盤6の前面を覆うカバーガラス18が取り付け
られている。
【0025】変動表示装置8は、表示領域に、左、中、
右の三つの表示図柄(識別情報)が表示される。これら
の表示図柄には、例えば「0」〜「9」までの各数字
と、「A」〜「E」のアルファベット文字が割り当てら
れている。
【0026】変動表示装置8は、始動口16へ遊技球の
入賞があると、前述した数字、文字で構成される表示図
柄が順に表示される。始動口16への入賞が所定のタイ
ミングでなされたとき(具体的には、入賞検出時の特別
図柄乱数カウンタ値が当たり値であるとき)には、大当
り状態となり、三つの表示図柄が揃った状態(大当たり
図柄)で停止する。このとき、変動入賞装置10の大入
賞口が所定の時間(例えば30秒)だけ大きく開き、多
くの遊技球を獲得することができる。
【0027】この始動口16への遊技球の入賞は、特別
図柄始動センサ52で検知される。この遊技球の通過タ
イミング(具体的には、入賞検出時点での遊技制御装置
100内に備えられた特別図柄乱数カウンタの値)は、
特別図柄入賞記憶として、遊技制御装置100内の所定
の記憶領域(特別図柄乱数記憶領域)に、所定回数(例
えば、最大で連続した4回分)を限度に記憶される。こ
の特別図柄入賞記憶の記憶数は、変動表示装置8の上側
に設けられた4つのLEDからなる特別図柄記憶状態表
示器17に表示される。遊技制御装置100は、特別図
柄入賞記憶に基づいて、変動表示装置8にて可変表示ゲ
ームを行う。
【0028】普通図柄表示器7は、普通図柄始動ゲート
(図示省略)へ遊技球の入賞があると、普通図柄(例え
ば一つの数字からなる図柄)の変動表示を始める。普通
図柄始動ゲートへの入賞が所定のタイミングでなされた
とき(具体的には、入賞検出時の普通図柄乱数カウンタ
値が当たり値であるとき)には、普通図柄に関する当た
り状態となり、普通図柄が当たり図柄(当たり番号)で
停止する。このとき、始動口16の手前に設けられた普
通変動入賞装置9が所定の時間(例えば0.5秒)だけ
大きく開き、遊技球の始動口16への入賞可能性が高め
られる。
【0029】この普通図柄始動ゲートへの遊技球の通過
は、普通図柄始動センサ53で検知される。この遊技球
の通過タイミング(具体的には、遊技制御装置100内
に備えられた普通図柄乱数カウンタの通過検出時点での
値)は、普通図柄入賞記憶として、遊技制御装置100
内の所定の記憶領域(普通図柄乱数記憶領域)に、所定
回数(例えば、最大で連続した4回分)を限度に記憶さ
れる。この普通図柄入賞記憶の記憶数は、普通図柄表示
器7の左側(変動入賞装置10の左側)に設けられた4
つのLEDからなる普通図柄記憶状態表示器19に表示
される。遊技制御装置100は、普通図柄入賞記憶に基
づいて、普通図柄に関する当たりの抽選を行う。
【0030】前面枠3の下部の開閉パネル20には球を
打球発射装置に供給する上皿21が、固定パネル22に
は下皿23及び打球発射装置の操作部24等が配設され
る。
【0031】カバーガラス18の上部の前面枠3には、
点灯により球の排出の異常等の状態を報知する第1報知
ランプ31、第2報知ランプ32が設けられている。
【0032】カード球貸ユニット用の操作パネル26に
は、カードの残高を表示するカード残高表示部(図示省
略)と、球貸しを指令する球貸しスイッチ28と、カー
ドの返却を指令するカード返却スイッチ30等が設けら
れている。
【0033】カード球貸ユニット2には、前面のカード
挿入部25に挿入されたカード(プリペイドカード等)
のデータの読込、書込等を行うカードリーダライタと球
貸制御装置が内蔵され、カード球貸ユニット用の操作パ
ネル26は遊技機1の上皿21の外面に形成される。
【0034】図2は、本発明の実施の形態の遊技機と遊
技用装置との接続図であり、遊技場(ホール)における
遊技機と遊技用装置(管理装置)との代表的な接続形態
を示す。
【0035】遊技機1は島設備に複数台ずつ設置されて
おり、遊技機毎又は複数(例えば、2台)の遊技機に1
台の収集アダプタ800(台コンピュータ)が接続され
ている。具体的には、遊技機1から賞球信号、特賞信
号、確変信号、図柄確定信号等の遊技に関わる信号が出
力されており、これらの信号は収集アダプタ800に入
力される。そして、これらの信号は収集アダプタ800
からネットワークを介して、管理装置900(ホールコ
ンピュータ)に送信される。
【0036】なお、管理装置900と収集アダプタ80
0との間に、島毎の中間集計装置としての島コンピュー
タを設けてもよい。また、収集アダプタ800や島コン
ピュータを介さず遊技機1と管理装置900とが直接接
続されるように構成してもよい。また、収集アダプタ8
00が、遊技機1の過去の稼働状況(スタート回数、大
当り回数等)を表示する情報開示機器や呼出ランプなど
を兼ねる構成としてもよい。
【0037】本実施の形態では、後述するように、ホー
ル全体を管理する管理装置900に遊技機1の稼働状況
のデータを収集するものであるが、台毎に、あるいは島
毎に管理する遊技用装置としての管理装置(例えば、情
報収集機器、情報開示機器等のコンピュータ装置)に本
発明を適用することもできる。
【0038】図3は、本発明の実施の形態の遊技機の制
御系の構成の一部を示すブロック図である。
【0039】遊技機1は、主制御手段を構成する遊技制
御装置100、排出制御手段を構成する排出制御装置4
00、発射制御手段を構成する発射制御装置、変動表示
装置8を制御する表示制御装置等の各種制御装置が設け
られている。なお、本実施の形態では遊技制御装置10
0と排出制御装置400とを別個に設けたが、遊技制御
装置100と排出制御装置400とを一体の制御装置で
構成してもよい。また、遊技機1には、これらの制御装
置に制御される遊技装置として、排出装置600、変動
表示装置8等が設けられている。
【0040】遊技制御装置100、排出制御装置400
は、それぞれ、CPU、RAM、ROM、入出力インタ
ーフェース(I/F)で構成されている。
【0041】遊技制御装置100には、一般入賞口11
〜15への入賞を検出する一般入賞口センサ51.1〜
51.N及び大入賞口10への入賞を検出するカウント
センサ54、大入賞口継続センサ55等の入賞検出手段
として機能するセンサからの入賞信号が入力され、入出
力インターフェースを介してCPUに入力される。ま
た、遊技制御装置100には、排出ユニット600によ
って排出された遊技球が貯留過多となったことを検出す
るオーバーフローセンサ57、始動口16へ入賞した球
の検出によって変動表示装置8による可変表示ゲームを
開始するための特別図柄始動センサ、球の検出によって
普通変動入賞装置9の作動を決定するための普通図柄表
示装置の変動を開始させる普通図柄始動センサ、遊技盤
前面のガラス枠の開放を検出する金属枠開放センサ、排
出ユニット600への遊技球の供給が不十分であること
を検出する半端球検出センサなどからの検出信号が入力
される。
【0042】遊技制御装置100のCPUは、これらの
検出信号に基づいて、ROMに記録されたプログラム
(遊技プログラム)を実行し、遊技の統括的な制御(遊
技制御)を行う。具体的には、遊技制御装置100は、
排出制御装置400に賞球制御指令信号として払出制御
コマンドを出力して、排出制御装置400を制御する。
なお、遊技制御装置100から排出制御装置400等の
各従属制御装置へのデータは単方向で通信され、従属制
御装置から遊技制御装置100へはデータが送信されな
いように構成されている。
【0043】また、遊技制御装置100は、賞球排出が
正確に行われているかを監視する。具体的には、排出制
御装置400へ賞球制御指令信号として送信した排出を
指令した賞球数と、賞球検出手段としての賞球検出セン
サ713A、713Bにより計数された実際の賞球排出
数とが一致するかの監視及び賞球排出指令が送信されて
いないにも関わらず賞球排出がなされていないかの監視
を行う。賞球排出指令信号が送信されていないにも関わ
らず、賞球排出がされている等の異常が認められたとき
は、異常対応処理を行う。すなわち、異常検出信号を管
理装置(ホールコンピュータ900)に出力し、遊技機
前面に設けられた賞球異常報知LED31を点滅させて
異常を報知する。あるいは、遊技制御の停止、打球発射
の停止等により、遊技を強制的に中止させる。
【0044】なお、本実施の形態では、賞球検出センサ
713A、713Bの各検出信号は排出制御装置400
の他、中継基板710によって分割され遊技制御装置1
00へも入力されているので、遊技制御装置100で賞
球排出を直接監視することができるが、排出制御装置4
00を介して賞球排出を監視するように構成してもよ
い。なお、この場合は排出制御装置400から遊技制御
装置100への通信手段を別に設ける必要がある。
【0045】より具体的には、遊技制御装置100は、
CPUの動作によって、入賞センサからの入賞信号を検
出すると、排出制御装置400に賞球排出を指示する主
制御手段が構成されている。また、入賞信号より、どの
入賞口への入賞か(どの入賞センサからの入賞信号か)
を特定して、賞球情報として入賞に関わる賞球数を決定
する入賞信号判定手段110、特別遊技状態での入賞に
基づく賞球であるか否かを特定可能に賞球情報を記憶す
る賞球情報記憶手段120、賞球検出センサ713A、
713Bからの出力によって排出装置600から排出さ
れた賞球数を監視する賞球排出監視手段130、及び、
出力する信号長(パルス幅)を変えることによって、特
別遊技状態での入賞に関わる賞球であるか否かを特定可
能な賞球数情報を生成する外部出力情報生成手段140
として機能する。
【0046】入賞信号判定手段110は、各入賞センサ
(51.1〜51.N、54、55)からの入賞信号を
受信すると、どの入賞センサからの入賞信号かを判定す
る。そして、入賞口(入賞センサ)毎に予めメモリに記
憶された賞球数を参照して、この入賞に関わる賞球数を
算出する。
【0047】賞球情報記憶手段120は、RAMに設け
られた賞球情報記憶領域121と特賞中賞球情報記憶領
域122とを備え、入賞信号判定手段110で算出され
た個々の入賞に関わる賞球数を加算して記憶する。すな
わち、各入賞センサ(51.1〜51.N、54、5
5)からの入賞信号に基づく賞球数は、賞球情報記憶領
域121に記憶される。さらに、現在の遊技機の動作状
態が特別遊技状態であるかを判定し、特別遊技状態中の
入賞信号に基づく賞球数は特賞中賞球情報記憶領域12
2にも加算され記憶される。
【0048】なお、本実施の形態では、賞球情報記憶領
域121と特賞中賞球情報記憶領域122と別々に設け
たが、一つの記憶領域を用いて、特別遊技状態中の入賞
であるか否かを識別可能な情報を付与して特別遊技状態
での入賞であるか否かを記憶するように構成してもよ
い。また、確率変動状態や異常状態などの遊技状態や、
連続した特別遊技状態でのいずれの特別遊技状態での入
賞かを特定可能に記憶領域を設定してもよい。この場
合、外部情報出力手段の賞球情報の出力態様を多様に設
定する。
【0049】賞球排出監視手段130は、賞球検出セン
サ713A、713Bからの賞球検出信号を受信し、賞
球検出センサ713A、713Bが検出した排出装置6
00から排出された賞球数を監視する。そして、検出さ
れた賞球排出数を賞球情報記憶領域121から減算し
て、賞球数情報記憶手段120の記憶内容を更新する。
【0050】さらに、賞球排出監視手段130は、現在
の遊技機の動作状態が特別遊技状態であるかを判定し、
賞球検出センサ713A、713Bが検出した排出装置
600から排出された賞球が特別遊技状態での入賞に関
わるものであるか否かを判定して、検出された賞球排出
数が特別遊技状態での入賞に関わるものであれば、検出
された賞球排出数を特賞中賞球情報記憶領域122から
減算して、賞球数情報記憶手段120の記憶内容を更新
する。
【0051】そして、賞球排出監視手段130は、検出
された賞球排出数に関する情報と、該賞球排出が特別遊
技状態での入賞に関わるものであるか否かに関する情報
を外部出力情報生成手段140に出力する。
【0052】外部出力情報生成手段140は、賞球排出
監視手段130からの排出球に関する情報に基づいて、
所定数の排出球(例えば、10個)につき1パルスの賞
球数情報を生成する。そして、その賞球数情報は、遊技
機に設けられた外部情報出力端子を介して、遊技用装置
(ホールコンピュータ等の管理装置)900に出力され
る。このとき、外部出力情報生成手段140は、賞球数
情報としての10個の賞球に対応するパルス信号を特別
遊技状態に関わる賞球であるか否かを特定可能に出力す
る。すなわち、賞球排出監視手段130が検出した10
個の排出球のうち最後の排出球が特別遊技状態での入賞
に関わる賞球であれば、該賞球数情報を特別遊技状態に
関わるものとして出力する。
【0053】排出制御装置400には、排出された球を
検出する球検出センサからの検出信号が入力される。具
体的には、排出ユニット600から賞球として排出され
た球を検出する賞球検出センサ713A、713Bによ
る賞球検出信号と、排出ユニット600から貸球として
排出された球を検出する貸球検出センサ714A、71
4Bによる貸球検出信号とが入力される。そして、排出
制御装置400は、遊技制御装置100からの賞球制御
指令信号に基づいて、排出ユニット600からの遊技球
の排出及び流路切替ユニットにおける流路切替を制御す
る。
【0054】また、排出制御装置400には、遊技制御
装置100からの賞球制御指令信号とは別に、カードユ
ニット2から貸球要求信号が入力される。排出制御装置
400は、賞球制御指令信号及び貸球要求信号に基づい
て排出ユニット600を制御し、貸球検出センサ714
A、714Bによる検出信号を用いて、貸球の排出を行
う。
【0055】遊技制御装置100及び排出制御装置40
0は、通常動作中は、所定時間(2ミリ秒)間隔で発生
するクロックパルスに基づいて(又は所定時間(2ミリ
秒)のウェイトを設けることにより)呼び出される割込
処理により、所定時間間隔で賞球検出センサ713A、
713Bの出力を読み込み、カウンタ(確認カウンタ、
貯留カウンタ)を減算する。
【0056】また、遊技制御装置100、排出制御装置
400の通常動作中に停電が発生すると、停電検出回路
により発生する停電検出信号に基づくNMI割込により
停電検出処理が実行され、停電時にもバックアップ電源
回路によって電源が供給され、記憶内容が保持されるバ
ックアップメモリに現在の賞球の払出状態(賞球情報記
憶領域121、特賞中賞球情報記憶領域122他)等の
遊技状態を記憶保持する。このバックアップ電源回路は
充電されている大容量素子(二次電池、スーパーキャパ
シタ等)によって構成され、遊技機への電源の供給が停
止した状態(停電時)で、電源回路からの出力が消滅し
ても、停電時にも動作をする必要がある回路に電源を供
給するものである。
【0057】このように、バックアップメモリ、バック
アップ電源回路等によって賞球情報バックアップ手段が
構成されている。
【0058】排出装置600は排出ユニットおよび流路
切替ユニットから構成され、遊技球を効率的に排出する
ために、2系統の球流路が設けられており、この2系統
の球流路により遊技球排出を行う。
【0059】排出装置600の上部には、払出モータ6
20によって駆動されるスプロケット(切り欠き円盤)
を備えた球送出部が設けられ、スプロケットの回転によ
って遊技球が排出される。すなわち、スプロケットには
等間隔に並ぶ複数の球受部が設けられており、球受部に
一球ずつ保持された遊技球が、スプロケットの回転動作
とともに順次送り出され、スプロケットの回転量に比例
した数の遊技球が排出ユニット600から排出される。
【0060】なお、2つの系統のスプロケットは、互い
に球受部が1/2個分だけずれた状態で、排出用パルス
モータ620の回転軸に固定されている。これにより、
遊技球は各系統から交互に排出され、排出ユニット60
0から迅速かつスムーズに遊技球を排出することができ
る。
【0061】また、球送出部には、ストッパソレノイド
636によって駆動されるストッパ部材が設けられてい
る。このストッパ部材は、ストッパソレノイド636に
通電すると、排出用パルスモータ620の回転軸に固定
された回動規制歯車との係合が解除され、排出用パルス
モータ620が回動可能となる。一方、ストッパソレノ
イド636の非通電状態では、ストッパソレノイド63
6と前記回動規制歯車とが係合して、排出用パルスモー
タ620の回転が規制され、排出用パルスモータ620
が回転の慣性や遊技球の重みで余分に回転してしまうこ
とを防止でき、スプロケットの回転量を排出制御装置4
00によって正確に制御することができる。
【0062】排出装置600の下部の遊技球流路には、
流路切替ソレノイド730によって駆動される流路切替
弁720が設けられている。この流路切替弁720は、
賞球流路と貸球流路の入口を選択的に閉鎖するものであ
り、流路切替ソレノイド730の通電方向の切り換えに
より遊技球流路が選択的に変更される。
【0063】すなわち、流路切替ソレノイド730への
通電によって、流路切替弁720が貸球流路を閉鎖して
賞球流路を開放する位置に切り換わると、遊技球は賞球
流路に流れ込み、賞球検出センサ713A、713Bに
よって検出される。一方、流路切替ソレノイド730へ
の通電によって、流路切替弁720が賞球流路を閉鎖し
て貸球流路を開放する位置に切り換わると、遊技球は貸
球流路に流れ込み、貸球検出センサ714A、714B
によって検出される。
【0064】オーバーフローセンサ57はオーバーフロ
ー検出手段として機能し、下皿23に連通する流路内に
設けられている。上皿21は賞球貯留手段として機能
し、排出された賞球が貯留されるものであり、オーバー
フローセンサ57は、所定量以上の球が下皿23に貯留
されていることを検出して、遊技制御装置100に対し
てオーバーフロー検出信号を出力して、排出制御装置4
00の作用によって排出装置600の動作を停止してこ
れ以上賞球が排出されないようにする。
【0065】特に、遊技者が下皿23から球を抜かない
で放置して玉詰まりを発生させた場合にも、賞球の排出
は停止されるが、後述する発射制御装置500、打球発
射装置550は動作して遊技球を発射することができる
ので、遊技者は遊技を中断することなく遊技を進行する
ことができ、遊技者が得た有利な状態(特別遊技状態等
の権利)を無駄にすることがないとともに、管理装置
(遊技用装置)では正確な遊技情報を収集することがで
きる。
【0066】発射制御装置500は、固定パネル22に
設けられた操作部24が操作されると動作して、打球発
射装置550から遊技球を遊技領域に向けて発射するも
ので、所定周波数のパルス波を生成する発振器を備えて
いる。打球発射装置550は、バネと発射杆の作用によ
って、発射制御装置500からのパルス信号に従って、
上皿21から供給される遊技球を発射する。
【0067】図4は、本発明の実施の形態の遊技機の状
態遷移図である。この状態遷移図に従って、遊技の概要
について説明する。以下の説明では、変動表示装置8に
おいて行われる変動表示ゲームの変動表示領域を左、
右、中の変動表示領域として説明する。
【0068】まず、遊技開始当初(あるいは遊技開始
前)、遊技機1は、客待ち状態となっており、客待ち画
面の表示を指令する表示指令信号が遊技制御装置100
から表示制御装置に送信され、変動表示装置8の表示画
面には、動画または静止画の客待ち画面が表示される。
【0069】そして、遊技領域に打ち出された遊技球が
始動口16に入賞すると、遊技制御装置100によっ
て、その入賞が特別図柄始動記憶として記憶され、特別
図柄始動記憶に基づいて、所定の乱数が抽出され、変動
表示ゲームの当り図柄の抽選が行われると共に、遊技制
御装置100から表示制御装置に変動表示を指令する表
示指令信号が送信され、変動表示装置8の画面の左、
右、中の変動表示領域に複数の図柄の変動表示が開始さ
れる。
【0070】この変動表示の開始後、所定の時間が経過
すると、変動表示が仮停止(例えば、左、右、中の順に
停止位置にて図柄を微少に変動させること)するが、こ
の過程でリーチ状態(例えば、左の図柄と右の図柄が大
当りの組合せを発生する可能性のある状態)が発生する
と、所定のリーチ遊技が行われる。このリーチ遊技で
は、例えば、中の図柄を極めて低速で変動表示させた
り、高速変動させたり、変動方向を逆転させたりする。
また、リーチ遊技に合わせた背景表示、キャラクタ表示
が行われる。
【0071】なお、仮停止状態とは遊技者が図柄を認識
可能な略停止状態として、最終停止態様が確定しない状
態である。具体的には、停止位置にて図柄を微少に変動
させることの他に、図柄を拡大縮小したり、図柄の色を
変化させたり、図柄の形状を変化させる等の態様があ
る。
【0072】そして、当り図柄の抽選の結果が大当りで
あれば、最終的に左、右、中の各図柄が所定の大当りの
組合せで停止し、大当りが発生して、特別変動入賞装置
10が所定期間にわたって開かれる特別遊技が行われ
る。この特別遊技は特別変動入賞装置5への遊技球の所
定数(例えば、10個)の入賞または所定時間の経過
(例えば、30秒)を1単位(1ラウンド)として実行
され、特別変動入賞装置10内の継続入賞口への入賞
(継続センサ55による入賞球の検出)を条件に、規定
ラウンド(例えば、16ラウンド)繰り返される。ま
た、大当り遊技が発生すると、大当りのファンファーレ
表示、ラウンド数表示、大当りの演出表示等、遊技制御
装置100から表示制御装置に大当り遊技に関する表示
を指令する信号が送信され、変動表示装置の画面に大当
り遊技の表示が行われる。
【0073】この場合、大当りが特定の大当りであれ
ば、大当り遊技後に特定遊技状態が発生し、次回の大当
りの発生確率を高確率(確変状態)にしたり、普通図柄
表示器7の変動表示ゲームの変動表示時間の短縮(時
短)等が行われ、遊技者により有利な状態となる。
【0074】変動表示ゲーム中あるいは大当り遊技中に
遊技球が始動口16に入賞したとき(特別図柄始動記憶
の発生時)には、特別図柄始動記憶に記憶され、変動表
示ゲームが終了した後(ハズレのとき)にあるいは大当
り遊技が終了した後に、その特別図柄始動記憶に基づ
き、新たな変動表示ゲームが開始する。一方、変動表示
ゲームが終了したとき(ハズレのとき)あるいは大当り
遊技が終了したときに、特別図柄始動記憶がないとき
は、客待ち状態に戻る。
【0075】図5は、本発明の実施の形態の遊技制御装
置における入賞情報処理のフローチャートである。
【0076】遊技制御装置100は、通常動作中は、各
入賞センサ(51.1〜51.N、54、55)の出力
を所定時間間隔で読み込み、入賞信号があるかを判定す
る(S101)。そして、入賞信号が検出されれば、入
賞口(入賞センサ)毎に予めメモリに記憶された賞球数
を参照して、この入賞信号に対応する賞球数を決定する
(S102)。一方、入賞信号が検出されなければ(S
101で”NO”)、何ら処理をせずこの処理を終了す
る。
【0077】そして、入賞信号が検出されれば、決定さ
れた賞球数を、賞球情報記憶領域121に加算して、賞
球数情報記憶手段120の記憶内容を更新する(S10
3)。すなわち、賞球情報記憶領域121には、特賞中
の入賞であっても特賞外の入賞であっても、その入賞に
対して決定された賞球数を加算する。
【0078】そして、遊技制御装置100のRAMに記
憶されている特別遊技状態であることを示す特賞中フラ
グ(例えば、特図ゲーム処理フラグのゲーム番号)を参
照して、現在の遊技機の動作状態が特別遊技状態である
かを判定する(S104)。特別遊技状態中の入賞であ
ると判定されたら、ステップS102で決定された賞球
数を、特賞中賞球情報記憶領域122に加算して、賞球
数情報記憶手段120の記憶内容を更新する(S10
5)。すなわち、特賞中賞球情報記憶領域122には、
特別遊技状態中の入賞に関わる賞球数のみが加算され
る。一方、特別遊技状態中の入賞でないと判定されたら
(S104で”NO”)、特賞中賞球情報記憶領域12
2に賞球数を加算することなく、この処理を終了する。
【0079】図6は、本発明の実施の形態の遊技制御装
置における賞球数情報出力処理のフローチャートであ
る。
【0080】遊技制御装置100は、通常動作中は、所
定時間(2ミリ秒)間隔で賞球検出センサ713A、7
13Bの出力を読み込み、賞球検出信号があるかを判定
する(S111)。そして、賞球検出信号が検出されれ
ば、現在の遊技機の動作状態が特別遊技状態中であるか
を特賞中フラグを参照して判定する(S112)。
【0081】現在、特別遊技状態であれば、賞球数記憶
領域の記憶数と特賞中賞球数記憶領域の記憶数との差で
与えられる特賞外賞球残数が記憶されているか(特賞外
賞球残数が正の数であるか)を判定し(S113)、特
賞外賞球残数の記憶があれば、賞球情報記憶領域121
のみを減算して、賞球数情報記憶手段120の記憶内容
を更新する(S117)。すなわち、現在、特別遊技状
態であっても特賞外賞球残数の記憶があれば、特別遊技
状態に関わる賞球数情報に優先して特別遊技状態での入
賞に関わらない賞球数情報を出力するために、特賞中賞
球情報記憶領域122を減算することなく、賞球情報記
憶領域121のみを減算する。
【0082】一方、特別遊技状態でなければ(ステップ
S112で”NO”)、特賞中賞球残数が記憶されてい
るか(特賞中賞球数記憶領域の記憶数が正の数である
か)を判定し(S114)、特賞中賞球数記憶領域に記
憶があれば、賞球情報記憶領域121と特賞中賞球情報
記憶領域122とを減算して、賞球数情報記憶手段12
0の記憶内容を更新する(S115、S116)。すな
わち、現在、特別遊技状態でなく、特賞中賞球残数の記
憶があれば、特別遊技状態での入賞に関わらない賞球数
情報に優先して特別遊技状態に関わる賞球数情報を出力
するために、賞球情報記憶領域121と特賞中賞球情報
記憶領域122とを減算する。
【0083】また、現在、特別遊技状態であり(ステッ
プS112で”YES”)、特賞外賞球残数が記憶され
ているかを判定した結果、特賞外賞球残数の記憶がなけ
れば(ステップS113で”NO”)、ステップ114
に進み、特賞中賞球数記憶領域に記憶があるかを判定す
る。そして、特賞中賞球数記憶領域に記憶があれば(ス
テップS114で”YES”)、賞球情報記憶領域12
1と特賞中賞球情報記憶領域122とを減算して、賞球
数情報記憶手段120の記憶内容を更新する(S11
5、S116)。
【0084】また、現在、特別遊技状態でなく(ステッ
プS112で”NO”)、特賞中賞球数記憶領域の記憶
があるかを判定した結果、特賞中賞球数記憶領域に記憶
がなければ(ステップS114で”NO”)、賞球情報
記憶領域121のみを減算して、賞球数情報記憶手段1
20の記憶内容を更新する(S117)。
【0085】また、現在、特別遊技状態であり(ステッ
プS112で”YES”)、特賞外賞球残数が記憶され
ているかを判定した結果、特賞外賞球残数の記憶がなけ
れば(ステップS113で”NO”)、ステップ114
に進み、特賞中賞球数記憶領域に記憶があるかを判定す
る。そして、特賞中賞球数記憶領域に記憶がなければ
(ステップS114で”NO”)、賞球情報記憶領域1
21のみを減算して、賞球数情報記憶手段120の記憶
内容を更新する(S117)。
【0086】賞球情報記憶手段120の更新(S115
〜S117)が終了したら、賞球排出監視手段130に
設けられた賞球排出数カウンタで賞球排出数を計数する
(S118)。そして、賞球排出カウンタの計数値が所
定数(例えば、10個)に至ったら、ステップS119
の賞球数情報生成処理に移行し、賞球数情報を生成す
る。この賞球排出数更新処理(S118)では、さら
に、特別遊技状態に関わる賞球数情報として出力するか
否かを決定するために、10個目に計数された賞球が特
別遊技状態での入賞に関わるものであるかを判定して、
その賞球が特別遊技状態での入賞に関わるものであるか
否かの情報を、ステップS119の賞球数情報生成処理
に渡す。
【0087】なお、特別遊技状態に関わる賞球数情報と
するか否かを決定するための情報としては、1個目の賞
球が特別遊技状態での入賞に関わる賞球であるかで判定
してもよく、計数された10個の賞球のうち、特別遊技
状態での入賞に関わる賞球の数と所定数との比較結果に
基づいて特別遊技状態での入賞に関わる賞球数情報とす
るかを判定してもよい。
【0088】賞球数情報生成処理では、賞球排出数更新
処理(S118)で判定された、賞球数情報を特別遊技
状態に関わるものとして生成するか否かの情報に基づい
て、賞球数情報を生成する。すなわち、特別遊技状態に
関わる賞球数情報は信号長を長くし(パルス幅を256
ミリ秒とし)、特別遊技状態に関わらない賞球数情報は
信号長を通常(パルス幅を128ミリ秒)とする。
【0089】すなわち、以上説明した賞球数情報出力処
理では、特別遊技状態中でも特賞外賞球残数の記憶があ
れば、特別遊技状態に関わる賞球数情報に優先して特別
遊技状態に関わらない賞球数情報を出力して、賞球情報
記憶領域121のみを減算する(S117)。また、特
別遊技状態中で特賞外賞球残数の記憶がなければ、特別
遊技状態に関わる賞球数情報を出力するので、賞球情報
記憶領域121と特賞中賞球情報記憶領域122とを減
算する(S115、S116)。
【0090】また、特別遊技状態中でなく、特賞中賞球
残数の記憶があれば、特別遊技状態に関わらない賞球数
情報に優先して特別遊技状態に関わる賞球数情報を出力
して、賞球情報記憶領域121と特賞中賞球情報記憶領
域122とを減算する(S115、S116)。また、
特別遊技状態中で特賞外賞球残数の記憶がなければ、特
別遊技状態に関わる賞球数情報を出力するので、賞球情
報記憶領域121のみを減算する(S117)。
【0091】図7は、本発明の実施の形態の排出制御装
置で実行される排出制御処理のフローチャートである。
【0092】排出制御装置400は、まず、停電発生時
のNMI割込に対応するため、停電復旧対処処理を行う
(S121)。この停電復旧対処処理では、停電復旧の
対処が必要な場合に備えて、受信バッファ内の受信コマ
ンドのうち未解析のものを解析し、賞球検出センサ71
3、714の検出球数を反映させるため、獲得した賞球
数を示す貯留カウンタから停電時用の排出カウンタを減
算するととともに、停電復旧対処時に必要となるワーク
エリアの初期化を行う。
【0093】次に、賞球または貸球の排出経路の切り替
え制御中であるかを判定する(S122)、切り替え制
御中であれば、流路切替ユニットの駆動を継続する(S
128)。一方、切り替え制御中でなければステップS
123へ進む。
【0094】次に、貸球の排出制御中であるかを判定し
(S123)、貸球制御処理の実行中であれば、貸球数
を確定する(S129)。そして、貸球数に応じた遊技
球を排出する(S131)。
【0095】次に、賞球の排出制御中であるかを判定し
(S124)、賞球制処理の実行御中であれば、賞球数
を確定する(S130)。そして、賞球数に応じた遊技
球を排出する(S131)。
【0096】貸球制御、賞球制御のいずれも行われてい
ないときは、ステップS125の払出装置制御開始判定
処理に移行し、賞球排出動作又は貸球排出動作の開始条
件が成立しているかを監視する。続いて、エラーの発生
又は解除を監視する(S126)。
【0097】そして、発射制御装置500への発射許可
信号、遊技機外へ出力される貸球信号などの排出制御装
置400から出力される信号の生成等の処理(S12
7)を行って、再び上記ステップS121へ戻り、排出
制御処理を繰り返し実行する。
【0098】図8は、本発明の実施の形態の遊技用装置
の機能ブロック図である。
【0099】遊技機からは、特賞信号、賞球信号他の信
号が出力され、遊技用装置900はこれらの遊技機1か
らの信号を受信する。すなわち、遊技用装置は、遊技機
1からの特賞信号を特賞信号検出手段901によって受
信し、賞球信号を賞球信号検出手段903と特別遊技状
態判定手段902とによって受信する。
【0100】特賞信号検出手段901は、特賞信号を受
信し遊技機が特別遊技状態であるか否かを判定する。特
別遊技状態判定手段902は、賞球信号を受信し、賞球
信号の信号長(パルス幅)によって該賞球信号が特別遊
技状態に関わる賞球信号であるかを判定する。賞球信号
検出手段903は、賞球信号を受信して、該賞球信号に
係る賞球数を特定する。そして、特賞信号検出手段90
1、特別遊技状態判定手段902及び賞球信号検出手段
903による検出結果は、特賞中賞球情報集計手段91
0に送られる。
【0101】特賞中賞球情報集計手段910には、特賞
中賞球数記憶領域911、特賞外賞球数記憶領域912
及び特賞中賞球情報補正手段913が設けられており、
特別遊技状態中とそれ以外での排出賞球数を分けて集計
する。特賞中賞球数記憶領域911には、特別遊技状態
に関わる排出賞球数が記憶され、特賞外賞球数記憶領域
912には、特別遊技状態以外での入賞に関わる排出賞
球数が記憶される。また、特賞中賞球情報補正手段91
3は、特別遊技状態判定手段902によって特別遊技状
態に関わるものと判定された賞球信号に基づいて、集計
された賞球数を補正する。
【0102】図9は、本発明の実施の形態の遊技用装置
で実行される賞球情報集計処理のフローチャートであ
る。
【0103】遊技用装置900は、特賞信号、賞球信号
その他の遊技機1から出力される信号を受信する。
【0104】まず、賞球信号検出手段903が賞球信号
を受信し、賞球信号があるか否かを判定する(S14
1)。賞球信号検出手段903が賞球信号を検出した
ら、検出した賞球信号が特別遊技状態に関わるものであ
るかを判定する(S142)。この判定は特別遊技状態
判定手段902によって、賞球信号が特別遊技状態に関
わるものであるか否かを、受信した賞球信号の信号長
(パルス幅)について所定の数値との長短によって判定
する。すなわち、遊技機1からは特別遊技状態に関わる
賞球信号は256ミリ秒のパルス幅で、特別遊技状態に
関わらない賞球信号は通常の128ミリ秒のパルス幅で
出力されるので、賞球信号のパルス幅を判定することに
よって、この賞球信号が特別遊技状態に関わるものであ
るか否かを判定することができる。また、特賞信号検出
手段901によって遊技機1からの特賞信号を検出し
て、この検出結果も併用して遊技機から送られてくる賞
球信号が特別遊技状態に関わるものであるか否かを判定
することもできる。
【0105】そして、賞球信号が特別遊技状態に関わる
ものであれば、特賞中賞球数記憶領域911に、受信し
た賞球信号に対応する賞球数を加算して、特賞中賞球情
報集計手段910を更新する(S143)。一方、賞球
信号が特別遊技状態に関わるものでなければ、特賞外中
賞球数記憶領域912に、受信した賞球信号に対応する
賞球数を加算して、特賞中賞球情報集計手段910を更
新する(S144)。
【0106】以上説明した賞球情報集計処理は、賞球信
号によって特賞中の賞球信号であるかを特定している
が、特賞信号が検出されている間は、特賞信号によって
特別遊技状態であるかを判定して、特賞信号が消滅した
後に検出された賞球信号について、賞球信号に基づいて
特別遊技状態に関わる賞球信号であるか否かを判定し
て、特賞信号検出中に集計された賞球数を特賞中賞球情
報補正手段913によって補正するように構成すること
もできる。
【0107】図10は、本発明の実施の形態の遊技用装
置で実行される賞球数記憶初期化処理のフローチャート
である。
【0108】まず、特賞信号検出手段901は特賞信号
を受信し、特賞信号があるかを判定する(S151)。
特賞信号検出手段901が特賞信号の立ち上がりを検出
したら、次の特別遊技が開始され、別の特賞期間に入っ
たと判定して、これから開始される特別遊技状態での賞
球数の集計に備えて、特賞中賞球数記憶領域911を初
期化する(S152)。
【0109】一方、特賞信号検出手段901が特賞信号
の立ち上がりを検出しなければ、特賞信号の消失を判定
する(S153)。特賞信号検出手段901が特賞信号
の立ち下がりを検出したら、特別遊技が終了して通常の
遊技状態に移行したと判定して、これから開始される通
常遊技状態での賞球数の集計に備えて、特賞外賞球数記
憶領域912を初期化する(S154)。
【0110】一方、特賞信号検出手段901が特賞信号
の立ち上がりを検出しなければ、この処理を終了する。
【0111】このように、賞球数記憶初期化処理におい
て、一集計単位(例えば、一回の特賞)毎に、特賞中賞
球情報集計手段910の特賞中賞球数記憶領域911と
特賞外賞球数記憶領域912とを初期化する。すなわ
ち、特賞信号の立ち上がりで特賞中の賞球数記憶を初期
化をするので、玉詰まり等によって賞球排出に遅延が生
じても、次回の特別遊技状態の発生までの間に賞球排出
遅延が復旧すれば、正確な特賞中賞球数を集計すること
ができる。また、特賞外の賞球数を正確に特定すること
ができ、通常遊技状態において排出された賞球数、ベー
ス等を正確に集計することができる。
【0112】また、特賞信号の立ち下がりで特賞外の賞
球数記憶を初期化するので、特賞発生時の通常遊技状態
での入賞に関わる賞球を、特別遊技状態での入賞に関わ
る賞球と誤って集計することがない。
【0113】図11は、本発明の実施の形態の遊技機か
ら出力される信号のタイミング図である。
【0114】遊技機1からは、特賞信号と賞球信号とが
出力されている。特賞信号は、遊技機が特別遊技状態の
間、出力される。
【0115】賞球信号は、10個の賞球が排出されると
1パルスの信号として出力される。この賞球信号は、こ
の賞球信号が特別遊技状態に関わるものであれば長い時
間の信号として、特別遊技状態での入賞に関わらないも
のであれば通常の(短い)時間の信号として出力され
る。すなわち、図示したように、特別遊技状態に関わる
賞球信号は256ミリ秒幅のパルス信号として、特別遊
技状態での入賞に関わら賞球信号は128ミリ秒幅のパ
ルス信号として出力される。
【0116】図11に示すタイミング図では、特賞信号
の立ち下がり後に長い(256ミリ秒)幅の賞球信号が
2つ出力されている(図中)。すなわち、特賞信号
の立ち下がり後に特別遊技状態に関わる賞球信号が出力
されている。従来は、この特賞信号の立ち下がり後の賞
球信号は通常遊技状態における(特別遊技状態ではな
い)賞球信号であると判定されていた。
【0117】また、特賞信号の立ち上がり後に短い(2
56ミリ秒)幅の賞球信号が1つ出力されている(図中
)。すなわち、特賞信号の立ち上がり後に通常遊技状
態での入賞に関わる賞球信号が出力されている。従来
は、この特賞信号の立ち上がり後の賞球信号は特別遊技
状態における(通常遊技状態ではない)賞球信号である
と判定されていた。
【0118】しかし、本発明によれば、賞球信号が特別
遊技状態に関わるものであるかを、特賞信号の有無でな
く、賞球信号の信号長(パルス幅)によって判定するこ
とができるので、特別遊技状態に関わる賞球信号である
か否かを正確に判定して、特別遊技状態中に排出された
賞球数を正確に集計することができる。
【0119】図12は、本発明の実施の形態の遊技機か
ら出力される信号の別なタイミング図である。
【0120】本図においても、図11に示すタイミング
図と同様に、遊技機1からは、特賞信号と賞球信号とが
出力されている。特賞信号は、遊技機が特別遊技状態の
間、出力され、賞球信号は、特別遊技状態に関わるもの
であれば長い時間の信号として、10個の賞球が排出さ
れると1パルスの信号が出力される。
【0121】なお、本図において、特賞状態、玉詰り状
態は、遊技機1の状態を示し、遊技機1から出力させる
信号を示すものではない。
【0122】図12に示すタイミング図では、特別遊技
状態中に玉詰まり(賞球排出異常)が生じ、賞球排出信
号の出力が停止している。そして、特別遊技状態が終了
した後に玉詰まりが復旧して、特別遊技状態での入賞に
関わる賞球の排出が再開されている。本発明によれば、
賞球信号が特別遊技状態に関わるものであるかを、遊技
機1内に記憶した入賞時の遊技機の状態に基づいて、賞
球信号の信号長(パルス幅)によって該賞球信号が特別
遊技状態に関わるものであるか否かを区別可能なように
賞球信号を出力するので、賞球信号の信号長(パルス
幅)によって判定することができ、特別遊技状態に関わ
る賞球信号であるか否かを正確に判定して、特別遊技状
態中に排出された賞球数を正確に集計することができ
る。
【0123】今回開示した実施の形態は、全ての点で例
示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記
した発明の説明ではなくて特許請求の範囲によって示さ
れ、特許請求の範囲と均等の意味及び内容の範囲での全
ての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の遊技機の全体の構成を
示す正面図である。
【図2】 同じく遊技機と遊技用装置との接続図であ
る。
【図3】 同じく制御系の一部を示すブロック図であ
る。
【図4】 同じく遊技機の状態遷移図である。
【図5】 同じく入賞情報処理のフローチャートであ
る。
【図6】 同じく賞球数情報出力処理のフローチャート
である。
【図7】 同じく排出制御処理のフローチャートであ
る。
【図8】 本発明の実施の形態の遊技用装置の機能ブロ
ック図である。
【図9】 同じく賞球情報集計処理のフローチャートで
ある。
【図10】 同じく賞球数記憶初期化処理のフローチャ
ートである。
【図11】 本発明の実施の形態の遊技機から出力され
る信号のタイミング図である。
【図12】 同じく遊技機から出力される信号のタイミ
ング図である。
【符号の説明】
1 遊技機 2 カード球貸ユニット 100 遊技制御装置 400 排出制御装置 600 排出装置 800 収集アダプタ 900 遊技用装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種入賞部への入賞を検出し、入賞信号
    を出力する入賞検出手段と、 賞球を排出する排出装置と、 前記排出装置を制御する排出制御手段と、 前記入賞検出に関連して、前記排出制御手段に賞球排出
    を指示する主制御手段とを備え、 遊技の結果、所定条件が成立すると遊技者に有利な特別
    遊技状態を発生可能に構成された遊技機において、 前記主制御手段は、 前記入賞信号に関連して賞球情報を生成する賞球情報生
    成手段と、 前記特別遊技状態での入賞に基づく賞球であるか否かを
    特定可能に賞球情報を記憶する賞球情報記憶手段と、 前記排出装置から排出された賞球を監視する賞球排出監
    視手段と、 前記賞球排出監視手段の監視結果に基づいて、所定数の
    賞球排出毎に賞球数情報を生成する外部出力情報生成手
    段と、 前記外部出力情報生成手段が生成した賞球数情報を遊技
    機外部に出力する外部情報出力手段とを備え、 前記外部出力情報生成手段は、前記賞球情報記憶手段に
    記憶された賞球情報を用いて、特別遊技状態に関わるも
    のであるか否かを特定可能に賞球数情報を生成すること
    を特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記外部出力情報生成手段は、 前記賞球数情報の信号長を異ならせることによって、特
    別遊技状態に関わらない賞球数情報と、特別遊技状態に
    関わる賞球数情報とを区別可能に賞球数情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 特別遊技状態中は特別遊技状態に関わら
    ない賞球数情報が特別遊技状態に関わる賞球数情報に優
    先して出力され、特別遊技状態でないときは特別遊技状
    態に関わる賞球数情報が特別遊技状態に関わらない賞球
    数情報に優先して出力されることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 排出された賞球を検出する賞球検出手段
    を設け、 前記賞球排出監視手段は、前記賞球検出手段からの賞球
    検出信号によって排出賞球数を監視することを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか一つに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 遊技機の電源遮断時においても、前記賞
    球情報記憶手段が賞球情報を記憶保持可能な賞球情報バ
    ックアップ手段を備えることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか一つに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記排出手段から排出された賞球を貯留
    可能な貯留手段と、 前記賞球貯留手段に関わるオーバーフロー状態を検出す
    るオーバーフロー検出手段と、 前記入賞部に向けて賞球を発射する球発射装置とを備
    え、 前記排出制御手段は、前記オーバーフロー検出手段によ
    ってオーバーフロー状態が検出されたときに遊技球の排
    出を制限するように制御し、 前記主制御手段は、前記オーバーフロー検出手段によっ
    てオーバーフロー状態が検出されたときでも、前記球発
    射装置の動作を継続可能とすることを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれか一つに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6に記載の遊技機から出力
    される遊技関連情報を収集する遊技用装置であって、 前記賞球排出に関わる賞球数情報を検出する賞球数情報
    検出手段と、 前記賞球数情報検出手段が検出した賞球数情報が特別遊
    技状態に関わるものであるか否かを判定する特別遊技状
    態判定手段と、 前記特別遊技状態判定手段が、特別遊技状態に関わる賞
    球数情報と判定すると、該賞球数情報を特別遊技状態に
    関連した賞球数として集計する特賞中賞球情報集計手段
    を備えたことを特徴とする遊技用装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006174866A (ja) * 2004-12-20 2006-07-06 Heiwa Corp 遊技機及び情報管理装置
JP2007089769A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Samii Kk 弾球遊技機、及び、遊技場管理システム
JP2008183086A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Olympia:Kk パチンコ機
JP2008295870A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Daito Giken:Kk 遊技台

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