JP4052501B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入賞手段への入賞に基づく賞球の排出を一時的に保留することのできる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば変動表示装置を備え、遊技領域に設けられている始動入賞口への入賞で変動表示装置が変動表示され、停止時の表示が所定の態様と一致したときに大当りを発生するいわゆる『第1種』のパチンコ遊技機では、始動入賞口や一般入賞口などに入賞すると、即座に入賞口に対応した賞球数の賞球が払い出される。これは、遊技制御装置で入賞球を検出すると、その入賞口に対応した賞球数を判定してその賞球数データを排出制御装置に送信し、排出制御装置ではその賞球数データを受信することで排出条件(例えば、オーバーフロー中でない等の条件)が整っていれば賞球排出を即時実行していることに基づく。
【0003】
また、旧来はセーフユニットに各入賞口ヘ入賞した球を集めて1個宛に球を検出して賞球排出を行っていたが、最近では、各入賞口毎にセンサが設けられ、このセンサで入賞を検出すると即座に賞球が払い出されるようになっている。そして、始動入賞口ヘ複数入賞が発生した場合には、変動表示ゲームの実行中等により残りの変動表示ゲームは記憶された状態で存在し、一つの変動表示ゲームが実行される毎に入賞記憶が消化されるようになっている。
【0004】
ところで、このようなパチンコ遊技機において、始動入賞記憶は現状では最大4個であるが、この記憶数を増加させた遊技機(例えば最大8個等)も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のように始動入賞記憶数を増加させた遊技機にあっては、始動入賞記憶が沢山ある場合などには記憶がまだ残っているにも拘わらず上皿の球を全て打ち尽くしてしまう可能性が高まるという問題がある。
【0006】
即ち、始動入賞記憶を消化するまでに持ち球を打ち尽くしてしまったような場合には、その始動入賞記憶によって大当りが発生した時に大入賞口内の特定入賞口(継続センサ)に球を入賞させることができなくなり、大当りが終了してしまう(いわゆるパンクを発生してしまう)おそれがある。この場合に、新たに貸球が可能で有ればパンク防止が可能となるが、新たな貸球ができない場合(例えば、プリペイドカードの残金が無い場合等)にはそのままパンクしてしまい、遊技者にとって大きな不利益となってしまう。また、たとえ貸球が可能であったとしても、新たな貸球を受けることで遊技者の負担金額が増加するという不都合を生じるおそれがある。
【0007】
また、例えば始動入賞口ヘの入賞記憶がある場合に、変動表示装置の変動開始毎に賞球を払い出すようにすることも考えられるが、始動口の入賞に関わる賞球は5個等の少量であるので、常にこのような排出制御を行うと少量の球排出の繰り返しとなってしまう。また、少量の球ではすぐに持ち球を消耗してしまうので遊技が断続的になり、遊技者は遊技に集中できなくなってしまうおそれもある。
【0008】
また、球量を充分に保持している遊技者は、大当りが発生しても即座に対応可能であって、上記のような制御(変動毎の賞球排出等)を行うと、持ち球遊技を実行している遊技者にとってはかえって煩わしい排出制御となってしまう。
【0009】
また、単純に大当りになる時にだけ賞球の払い出しを停止するようにした場合には、変動表示ゲームで派手な演出や装飾によってリーチ演出を盛り上げたとしても、大当りの前兆として賞球の払い出しが行われない状態が存在すると変動表示停止前に大当りの発生が分かってしまうため、変動表示ゲーム自体の意味が希薄となってしまい、遊技の興趣を損なうおそれもあった。
【0010】
本発明は上述のような問題点に鑑みなされたもので、遊技者に嫌悪感を与えることなく所定の条件下で賞球排出の保留およびその保留解除を行うことのできる遊技機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、遊技領域に遊技球を弾発可能な打球発射装置に対して貯留球を供給可能な球貯留部(上皿21)と、前記遊技領域に形成されている複数の入賞手段(例えば、特図始動入賞口43,一般入賞口47,48,49)の何れかに遊技球が入賞することに基づいて賞球を前記球貯留部側へ排出可能な賞球排出手段(排出ユニット106)と、前記複数の入賞手段のうち特定の入賞手段(例えば、特図始動入賞口43)への入賞に基づいて抽出された遊技用乱数を複数記憶可能な記憶手段と、を備え、前記記憶手段に記憶した遊技用乱数に基づいて遊技者に有利となる特別遊技状態を発生させるか否かを判定し、当該特別遊技状態を発生させる判定した場合に、変動表示装置(特別図柄表示装置42)による変動表示遊技を経て特別遊技状態を発生させる遊技機において、
前記球貯留部に設けられ、当該球貯留部の貯留球の量を検出可能な球量検出手段と、前記複数の入賞手段の各々に設けられ、当該入賞手段への遊技球の入賞を検出する複数の入賞検出手段(例えば、特図始動センサSS1,一般入賞センサSS5a〜SS5c)と、前記記憶手段に記憶されている遊技用乱数の中に前記特別遊技状態を発生させることになるものが含まれているか否かを事前に判定する記憶乱数事前判定手段と、前記球量検出手段の検出結果に基づいて前記球貯留部の貯留球が所定量以下であるか否かを判定する球量判定手段と、前記複数の入賞検出手段による入賞検出時に、前記記憶乱数事前判定手段により前記特別遊技状態を発生させることになるものが含まれていると判定され、且つ、前記球量判定手段によって貯留球が所定量以下であると判定される賞球排出保留条件が成立していた場合に、該入賞に関わる賞球排出を一旦保留状態にする賞球排出保留手段(遊技制御装置210と所定のプログラム)と、前記賞球排出保留手段により賞球排出が保留状態となっている場合に、前記特別遊技状態が発生すると前記賞球排出保留手段による賞球排出の保留状態を解除し、保留されていた賞球排出を実行させるようにする保留状態解除手段(遊技制御装置210と所定のプログラム)と、を備えるようにした。
【0012】
これにより、入賞手段への入賞があっても、所定の遊技条件で賞球の払い出しを保留し、特定の遊技条件の成立に基づいて保留が解除されて賞球が払い出されるので、賞球の払い出しと賞球の保留とを遊技条件に基づいて調整することができる。例えば上皿に球が無いが、始動記憶が残っていて大当りが発生する可能性があるような場合等には、入賞があった場合に賞球の払い出しを一時的に保留し、始動記憶がなくなって発射遊技を再開したいとき、或いは、上皿の球が増加して発射遊技を通常のように実行できるようになったときに、賞球の排出を行なうようにできる。これにより、遊技者の余分な投資(無駄金)を防止することができ、遊技者に余計な不利益が及ばないように配慮した遊技機とすることができる。また、限られた条件(遊技者が遊技を中断しても良いと感じるような遊技状態)にのみ賞球を保留させることで、賞球保留を行っても遊技者が嫌悪感を抱かないようにでき、興趣が損なわれることを防止することができる。
【0013】
また、前記保留解除判定手段は、賞球排出が保留状態となっている場合に、前記特別遊技状態が発生すると賞球排出の保留状態を解除し賞球排出を実行するため、入賞手段への入賞があって、対応する賞球排出が保留された状態であっても、特別遊技状態(大当り状態)となった場合に、賞球排出が行われるので、発射する球が無くて大当りを逃すというようなことも防止できるし、大当り状態を十分に遊技しようとして新たな貸球を行ったりして余分な投資を防止することができる。ここで、特別遊技状態が発生した場合とは、発生した時や発生中を含めることができる。
【0016】
また、前記記憶手段記憶された遊技用乱数を事前に判定する記憶乱数事前判定手段を備え、前記賞球排出保留判定手段は、前記記憶乱数判定事前手段が特別遊技状態を発生させることを事前に判定した場合で、且つ、前記球量検出手段が所定の球量以下であることを検出した場合に、賞球排出を保留すると判定し、前記保留解除判定手段は、賞球排出が保留状態となっている場合に、特別遊技状態が発生すると賞球排出の保留状態を解除し賞球排出を実行するため、大当り記憶が有るときであって、球が無い状態のときに賞球の保留を行うことができ、遊技者に遊技の中断をより意識させなくすることができ、またより的確な時期に賞球を保留解除とすることが可能となる。ここで、遊技用乱数を事前に判定するとは、遊技用乱数を取得した時点で判定するようにしても良いし、この遊技用乱数により変動表示遊技が行われる時点であっても良いし、また、変動表示遊技が行われている最中であっても良い。
【0017】
また、前記賞球排出保留判定手段は、既に賞球排出を保留状態としている場合には、前記複数の入賞検出手段によって検出された入賞に関わる新たな賞球排出を保留状態としないようにしても良い。これにより、少なくとも1回分の賞球排出を保留しておけば、仮に大当りが発生しても継続センサに入賞可能であり、数多くの賞球を保留する場合に比べて、遊技者に賞球の出ない不安感を与え難くすることができる。
【0018】
また、前記賞球排出保留手段により賞球排出の保留状態を報知する報知手段を備えるようにしても良い。これによれば、通常の排出動作とは異なる賞球の保留状態を報知することができ、遊技者が賞球出てこない状態を球詰まり等と勘違いする事態を回避することができ、賞球や貸球の排出に関して遊技店との間でトラブルが発生することを未然に防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用して好適な遊技装置の一例としてカードユニットを備えたCR機と呼ばれるパチンコ遊技機の構成例を示すもので、遊技機100に隣接してカード式球貸機(以下、カードユニットと称する)300が併設されている。
【0020】
カードユニット300にはカードリーダが内蔵され、前面パネル301にはプリペイドカードが挿入されるカード挿入口303が形成されているとともに、開閉可能な前面パネル301を施錠する施錠装置305が設けられている。
【0021】
遊技機100は、額縁状の前面枠11と、ガラスを支持する樹脂製のガラス枠12と、遊技領域の形成された遊技盤13と、前面表示パネル14と、前面表示パネル14の下方の前面操作パネル15とを有している。前面枠11は、木製の機枠16に対して上部蝶番17および下部蝶番18によって開閉可能に支持され、ガラス枠12は前面枠11に開閉可能に支持されている。なお、ガラス枠12は施錠装置19によって開閉可能に施錠されている。
【0022】
また、本実施例では遊技盤13の右上側に、賞球排出の保留状態或いは保留の解除状態を「安心球保留中」と表記したランプの点灯/消灯で報知する保留状態表示器Hが設けられている。なお、この保留状態表示器Hの表示の仕方は任意であり、ランプ表示に代えて、液晶表示やLED表示等で報知するようにしてもよい。また、保留状態表示に併せて「安心球保留中」等のメッセージを合成音声により出力させるようにしてもよい。
【0023】
また、前面表示パネル14には、賞球を受ける上皿21が形成されるとともに、上面には球貸しを受けるときに操作する球貸ボタン22、プリペイドカードを排出するときに操作するカード排出ボタン(返却ボタン)23、プリペイドカードの残高を表示するカード度数表示器(図示省略)および上皿21の球を後述の下皿32に移すために両者を接続する流路を開閉するための開閉レバー24が設けられている。
【0024】
なお、上記各操作ボタン22、23にはスイッチが内蔵されており、このうち操作ボタン22または23が押されるとスイッチがオンされ、カードユニット300内部の制御装置に検出信号が送られ、カードユニットによる貸玉処理およびカード排出が実行されるように構成されている。また、上皿21の内部には上皿内に所定量以上の遊技球が貯留されているか否かを検出する上皿球量検出センサ27が設けられている。
【0025】
一方、前面操作パネル15には、灰皿31および下皿32が形成されるとともに、下皿32に貯留された球を外部下方に抜くための球抜きレバー33が設けられている。また、前面操作パネル15の右端部側には上皿21から供給される遊技球を遊技盤13の前面の遊技領域に発射する発射装置の操作ノブ34が設けられている。遊技盤13の前面に設けられる遊技領域としては、パチンコ球を用いて遊技を行うものであれば、例えばいわゆる「第1種」に属するものや、図柄表示装置を備えた「第3種」に属するもの、あるいは他の機種等任意の構成をとり得るが、本実施例では「第1種」に属するタイプのものが用いられている。
【0026】
遊技盤13には、下方より発射された遊技球を遊技盤上部に誘導する円弧状のガイドレール41、変動表示ゲームを行なう変動表示装置42、普通電動役物からなり上記変動表示ゲームの起動条件を与える特図始動入賞口43、上記普通電動役物の始動条件を与える普図始動ゲート44,45、アタッカーと呼ばれる変動入賞装置46、一般入賞口47,48,49、特図始動入賞口43への入賞球数を所定数(例えば最大8個)まで記憶することを表示する特図始動入賞記憶表示器51、遊技の演出効果を高める装飾ランプ52,53、打球の流れにランダム性を与える風車と呼ばれる打球方向変換部材54と多数の障害釘(図示略)が設けられている。
【0027】
特に限定されるわけでないが、この実施例では、遊技盤13に設けられた全ての入賞口43〜49のそれぞれに対応してそこへ入賞した球を検出するためにマイクロスイッチや非接触型のセンサからなる入賞センサが設けられている。そして、遊技球がこれらの入賞口に入賞すると、入賞センサから入賞球検出信号が後述の遊技制御装置210へ送られ、遊技制御装置210から排出制御装置220へ賞球数データが送信されるようになっている。
【0028】
なお、上記普図始動ゲート44,45への通過球が検出されると遊技制御装置210において普図遊技(乱数の抽選等)が行なわれ、その結果が所定の態様になると電動役物からなる特図始動入賞口43が開成される。そして、この開成された特図始動入賞口43あるいは閉成状態の特図始動入賞口43に遊技球が入賞すると変動表示装置42が所定時間変動表示動作されるとともに、その間にさらに特図始動入賞口43への入賞球が発生するとその球数が記憶されその記憶数に応じて特図始動入賞記憶表示器51が点灯される。そして、特図始動入賞口43への入賞に関連して抽出された乱数値の判定を行なった後に、当該判定結果に対応した停止図柄を導出すべく、変動表示装置42における変動表示を開始し所定時間経た後に前記停止図柄にて停止すべく変動表示を終了する。
【0029】
この変動表示の終了を契機に、当該変動表示に係わった前記判定結果が当たりの場合は、上記変動入賞装置46が所定時間又は所定入賞球数に達するまで開成される。さらに、上記変動入賞装置46内には一般入賞領域と継続入賞領域とが設けられており、継続入賞領域に遊技球が入賞したことを条件として上記変動入賞装置46の開成動作が所定回数まで繰り返される。
【0030】
図2にはパチンコ遊技機100の裏機構の一例を示す。図2に示されているように、遊技機100の裏面中央部には、変動表示装置42を制御する表示制御装置230、遊技盤ならびに前面枠に設けられている装飾用ランプ52,53等を制御する装飾制御装置(ランプ制御装置)240、音制御装置250等の制御装置や各制御装置等に電源を供給する電源装置260、排出ユニット106が取り付けられている。この排出ユニット106は、遊技制御装置210からの賞球排出コマンド(賞球排出指令)に基づいて遊技領域で発生した入賞に対応した遊技媒体(賞球)を払い出す一方、カードユニット300内部の制御装置(記憶媒体制御手段)からの要求信号に基づいてカード等に記憶する有価価値からの変換に対応した遊技媒体(貸球)を払い出す排出部(球排出装置)107と、この排出部107の下方に位置する流路切替部(切替装置)108とから構成される。
【0031】
また、裏機構盤の上部には、賞品球または貸球として排出される前の球を予め貯留しておく貯留タンク101、該貯留タンク101内の遊技球を排出ユニット106まで整列誘導するシュート(誘導樋)102、誘導樋102に賞球排出および球貸し排出のための球が有るかどうか検出する半端センサユニット103、外部からAC電源を取り入れるターミナル基板104、枠用外部接続端子盤(各制御装置等からの信号出力用ならびに遊技店の管理装置からの信号受信用)105等が取り付けられている。貯留タンク101内の球を排出ユニット106まで誘導する誘導樋102は2条に形成されている。枠用外部接続端子盤104は遊技機に設けられている各制御装置と遊技店のホールコンピュータ(管理装置:図示省略)との間における信号の授受の中継を行うもので、リレー部およびコネクタ部などから構成されている。
【0032】
さらに、裏機構盤の下部には、遊技の進行を制御する遊技制御装置210、上記排出ユニット106を制御する排出制御装置220、中継基板280、打球発射ユニット110等が取り付けられている。中継基板280は、排出ユニット106内のセンサや遊技盤13に配置されている役物,装飾ランプ51,52,変動入賞装置46等と遊技制御装置210や排出制御装置220との間を接続するためのケーブルの中継を行う。発射ユニット110は、遊技機100の前面下部に設けられた発射操作ノブ34の操作に応じて、遊技球を1個ずつ遊技盤13内に発射するための機構である。
【0033】
また、遊技盤13の裏面側には、図示しないが入賞球が流下可能な空間を形成して入賞球を集合させる入賞球集合部材が設けられており、この入賞球集合部材は、遊技盤13の各入賞口に入賞し対応するセンサ(特図始動センサSS1、普図始動センサSS2、カウントセンサSS3、継続センサSS4、一般入賞センサSS5a〜SS5c(図3参照))を通過したセーフ球(入賞球)を導く機能を有している。そして、この入賞球集合部材によって導かれたセーフ球は下方の入賞球集合棚によって集められ、入賞球流下樋を通って球排出口から遊技機100の外部に排出されるようになっている。
【0034】
本実施例では前述したように遊技盤13に配置された複数の全ての入賞口、すなわち、始動入賞口43,変動入賞装置45(大入賞口),一般入賞口47〜49に入賞センサSS1,SS2,SS5a〜SS5c(図3参照)が設けられており、これらの入賞センサSS1,SS2,SS5a〜SS5cにより検出された球は従来のような停留機構(いわゆるセーフユニット)により賞球排出のために一時停留されることなく、遊技機外へ排出される。なお、全入賞口に入賞センサを設ける場合に限らず、例えば同一賞球数の入賞口より入賞した球は樋により集合させ、その樋にてまとめて入賞センサで検出するようにしてもよい。
【0035】
図示は省略するが、この排出ユニット106は、排出部107と、流路切替部108とから構成され、流路切替部108に2つの球排出流路(案内経路)を有しており、単一の排出部107を用いて排出を行い、一方の球排出流路を賞球用の排出を行う場合に使用し、他方の球排出流路を球貸し用の排出を行う場合に使用する。すなわち、2つの球排出流路を用途によって使い分ける構成になっている。排出部107は、貯留タンク101に貯留された予備球を誘導する上記誘導樋102に連続するように構成された流下樋を備えている。この流下樋には流下阻止手段としてのスプロケットの一部が突出するように配置されている。53はこのスプロケットを回転駆動される排出モータ、54はスプロケット62の回転を阻止するストッパソレノイドである。上記流下樋61は上記2条の誘導樋102に対応して2条に形成されているとともに、スプロケットはこの2条の流下樋に位相差を有してそれぞれ臨むように設けられ、スプロケットの回転によって交互に球を送り出せるように構成されている。
【0036】
上記流下樋の下端は、流路切換部108に形成される案内樋の上端開口部に連通されている。この案内樋は途中で2つの流路に分割され、その後再び合流するように構成されている。この2つの流路のうち一方は賞品球の排出流路(案内経路)で、他方は貸球の排出流路(案内経路)とされる。上記スプロケットの回転により排出された球をこれら2つの流路のいずれかに誘導するため、案内樋の上部分岐点には流路切替え弁(流路選択手段)が回動可能に設けられている。また、各流路を流下する排出球をそれぞれ検出するため、非接触型の賞球検出センサSS6a,SS6bおよび貸球検出センサSS7a,SS7bが各流路65a,65bの上端に設けられている。
【0037】
57は上記流路切替え弁を回動駆動するための切替えソレノイドで、この切替えソレノイド57のアクチュエータの動きは先端にラックを有する作動レバーに伝達され、上記ラックが流路切替え弁の回転軸に固着されている部分歯車に噛み合うことで、流路切替え弁を回動させて排出された球が流下する流路を切り替えるように構成されている。なお、切替えソレノイド57は、ラッチングソレノイドであり、通電状態でなくとも流路切替え弁をどちらか一方の流路側へ回動しておくことが可能であり、本実施形態では常態で賞球流路の流下口を空けていて、賞球の排出時には流路切替の必要はない。なお、切替えソレノイド57に通常のソレノイドを使用し、貸球排出を行うときには流路切替え弁を動作させ、貸球排出が終了した時点で通電を停止してバネ等により流路切替え弁を元の状態(賞球流路を開放する状態)にするようにしてもよい。なお、上記賞球検出センサSS6a,SS6bの検出信号は後述の遊技制御装置210と排出制御装置220に入力され、貸球検出センサSS7a,SS7bの検出信号は排出制御装置220にのみ入力されるようにされている。
【0038】
図3には、上記遊技制御装置210と排出制御装置220の入出力およびバックアップ手段を有する電源供給装置260の構成例が示されている。
【0039】
図3に示されているように、遊技制御装置210はパチンコ遊技等に必要な役物制御を行う半導体集積回路化されたワンチップマイコン(広義のCPU)からなる遊技用マイクロコンピュータ211と、電源供給装置260からの停電検出信号に基づいてCPU211に対するリセット信号を生成するリセットパルス生成回路212と、水晶発振子の発振信号を分周して所定の周波数のクロック信号を得るクロック生成回路(CLK1)213と、各種センサからの信号を受け入れたりソレノイドなどの駆動手段に対する駆動信号や他の制御装置に対する制御信号を出力したりする入出力インターフェース214とを含んで構成される。
【0040】
上記遊技用マイクロコンピュータ211は、演算制御手段としての中央処理ユニット(CPU)と、記憶手段としてROM(リードオンリメモリ)およびRAM(ランダムアクセスメモリ)、割込み制御回路(図示省略)などを内蔵しており、いわゆるアミューズチップ用のICとして製造されている。CPUが行なう遊技進行制御に必要なプログラムや賞球数データはROMに格納されている。
【0041】
遊技制御装置210には、入出力インターフェース214を介して、前記特図始動入賞口43内の特図始動センサSS1、普図始動ゲート44,45内の普図始動センサSS2、変動入賞装置46内の一般入賞領域に対応したカウントセンサSS3と継続入賞領域に対応した継続センサSS4、一般入賞口47〜49内の入賞センサSS5a〜SS5cからの検出信号の他、受け皿が遊技球で満杯になったことを検出するオーバーフロー検出センサSS8からの信号、貯留タンク101の遊技球を排出ユニット106へ誘導するための導出樋102の下流側に設けられ、排出ユニット106へ供給可能な遊技球の有無を検出する半端球検出センサSS9からの信号、遊技盤100の前面側を覆うガラス板を保持するガラス枠12が開放されたことを検出するガラス枠開放検出センサSS10からの信号などが入力されている。
【0042】
さらに、この実施例の遊技機においては、上皿21に設けられた上皿球量検出センサ27(球量検出手段)からの信号が、入出力インターフェース214を介して遊技制御装置210に入力される。
【0043】
また、賞球排出の保留状態或いは保留の解除状態を報知する保留状態表示器Hも入出力インターフェース214を介して遊技制御装置210に入力されている。
【0044】
一方、遊技制御装置210からは入出力インターフェース214を介して、変動入賞装置46の大入賞口を開閉駆動するアタッカーソレノイドSOL1の駆動信号、変動入賞装置46が開成されたときに入賞した遊技球を継続入賞口へ入り易くする誘導部材を作動させるV誘導用ソレノイドSOL2の駆動信号、普通電動役物を開閉駆動する普電ソレノイドSOL3の駆動信号、図示しない遊技店の管理装置に対してデータを送信するデータ出力端子215への信号、試験時に内部状態を出力する端子216への信号、排出制御装置220、表示制御装置230、装飾制御装置240、音制御装置250に対するデータ信号などが出力される。
【0045】
排出制御装置220は、ワンチップマイコンからなる制御用マイクロコンピュータ221と、水晶発振子の発振信号を分周して所定の周波数のクロック信号を得るクロック生成回路(CLK2)223と、各種センサからの信号を受け入れたりソレノイドなどの駆動手段に対する駆動信号や他の制御装置に対する制御信号を出力したりする入出力インターフェース224とを含んで構成される。制御用マイクロコンピュータ221は、演算制御手段としての中央処理ユニット(CPU)と、記憶手段としてROMおよびRAM、割込み制御回路(図示省略)などから構成される。そして、CPUが行なう遊技球の排出(賞球排出および貸球排出を含む)などの排出制御に必要なプログラムはROMに格納されている。
【0046】
排出制御装置220には、入出力インターフェース224を介して、前記遊技制御装置210からの遊技価値排出制御情報(賞球データ信号)や、排出ユニット106内の貸球検出センサSS7a,SS7bからの検出信号、カードユニット300からの貸球データ信号などが入力される。また、排出制御装置220には、排出ユニット106内の賞球検出センサSS6a,SS6bからの検出信号が中継基板280を介して入力される。
【0047】
一方、排出制御装置220からは入出力インターフェース224を介して、排出ユニット106内の排出モータ63に対する駆動信号、排出停止用のストッパソレノイド64の駆動信号、賞球と貸し球の排出流路を切り替える流路切替ソレノイド67の駆動信号などが出力される。また、排出制御装置220は、前記排出ユニット106内の貸球検出センサSS7a,SS7bおよび賞球検出センサSS6a,SS6bからの検出信号に基づいて実際に排出された遊技球の数に関する情報を外部装置としての管理装置や遊技機の近傍に設けられている表示へ出力するように構成されている。
【0048】
電源供給装置260には、電源電圧が落ちたことを検出する停電検出回路261と、停電検出信号を遅延して前記遊技制御装置210および排出制御装置220へ供給する遅延回路262と、DC5Vのロジック用電源電圧を生成するDC生成回路263と、該DC生成回路263からのDC電圧をアノード端子に受けるダイオードD1と、該ダイオードD1のカソード端子と接地点との間に接続された比較的容量値の大きなスーパーコンデンサC1とからなるバックアップ電源264が設けられ、このバックアップ電源264からの電源電圧VBBが上記遊技制御装置210内のRAMと排出制御装置220内のRAMにそれぞれ供給され、停電時にRAMの情報を保持するように構成されている。
【0049】
次に、上記遊技制御装置210と排出制御装置220による賞球保留処理に関連する制御の手順の一例を、図4〜図6のフローチャートを用いて説明する。
【0050】
遊技制御装置210は、遊技盤に設けられている各種センサの信号を監視しており、入賞が発生したことを検知すると賞球排出コマンドを排出制御装置220へ送信する。なお、特に限定されるものでないが、賞球排出コマンドは排出する賞球の数毎にそれぞれコマンドが割り当てられている。遊技制御装置210から排出制御装置220へ送信されるコマンドはこれらの他に例えばシュート球切れコマンド、シュート球切れ解除コマンドオーバーフロー発生コマンド、オーバーフロー解除コマンド等がある。
【0051】
遊技制御装置210は、半端球検出センサSS9からの信号を見てシュート球切れ状態と判定するとシュート球切れコマンドを、またシュートの球切れ状態が解除されるとシュート球切れ解除コマンドを排出制御装置220へ送信する。さらに、遊技制御装置210は、オーバーフローセンサSS8からの信号を見てオーバーフローが発生したと判定するとオーバーフロー発生コマンドを、またオーバーフロー状態が解除されるとオーバーフロー解除コマンドを排出制御装置220へ送信する。排出制御装置220はこれらのコマンドを受信するとそのコマンドに従って排出ユニット106を制御する。
【0052】
図4のフローチャートには、遊技制御装置210のマイクロコンピュータ211によって実行される賞球排出保留条件判定処理の手順が示されている。この処理が開始されると、まずステップS11で大当りが発生しているか否かが判定され、発生している場合にはステップS15に移行し、発生していない場合にはステップS12に移行する。
【0053】
ステップS12では、始動入賞記憶があるか否かを判定して、始動入賞記憶がある場合にはステップS13へ移行し、始動入賞記憶が無い場合にはステップS15に移行する。
【0054】
ステップS13では、上皿球量検出センサ27による検出結果に基づいて上皿球の有無を判定し、上皿球がまだ有る場合(十分に球がある場合)にはステップS15に移行し、上皿球が無い場合にはステップS14に移行する。ここで、上皿球量検出センサ27で検出される球量が無いというのは、上皿に残りの球量が無い、或いは極わずかしかないことを示す。つまり、大当りが仮に発生してしまった場合に、球が発射できずに大当りを逃しかねない状態を球量が無いということによって判断しようとするものである。
【0055】
ステップS14は、上記ステップS11で大当り中でないと判定された場合であり、且つ、上記ステップS12で始動入賞記憶があると判定された場合であり、なお且つ、上記ステップS13で上皿球無し状態であると判定された場合に行われる処理であって、ここでは賞球排出保留条件成立フラグのセットが行われ、この後、この賞球排出保留条件判定処理を終了する。
【0056】
一方、上記ステップS11で大当り中であると判定された場合、または、上記ステップS12で始動入賞記憶が無いと判定された場合、または、上記ステップS13で上皿にまだ球があると判定された場合には、賞球排出保留条件成立フラグのクリアが行われ、この後、この賞球排出保留条件判定処理を終了する。
【0057】
これにより、この賞球排出保留条件判定処理が実行されると、大当り中か否か、始動入賞記憶があるか否か、上皿球無し状態か否かの、それぞれの判定結果により、賞球排出保留条件成立フラグをセット、或いはクリアする。なお、ここでセット、或いはクリアされる賞球排出保留条件成立フラグは、後述するが、入賞口へ球が入賞した場合にその入賞に対応する賞球を即払い出すか、或いは一旦保留状態にするかを判定する判断基準(所定の遊技条件)になるとともに、保留状態となっている賞球がある場合には、保留解除して払い出すか否かの判断基準(特定の遊技条件)にもなる。なお、この賞球排出保留条件判定処理ルーチンは、遊技制御装置210のメイン処理プログラムの実行中に例えば1m秒ごとのタイマ割込みによって実行されるようにされている。
【0058】
図5のフローチャートには、遊技制御装置210のマイクロコンピュータ211によって実行される賞球コマンド設定処理の手順が示されている。この賞球コマンド設定処理が開始されると、マイクロコンピュータ221は、ステップS21で、何れかの入賞口センサ(例えば、特図始動入賞口43,一般入賞口47,48,49)にて遊技球の入賞を検出されたか否かが判定され、入賞が検出された場合にはステップS22に移行し、入賞が検出されていない場合にはステップS27へ移行する。
【0059】
ステップS22では、入賞を検出したセンサに対応した賞球数のコマンドを選択して、ステップS23に移行する。ここで、入賞を検出するセンサに対応する賞球数としては、例えば、特図始動入賞口43では5個賞球等が設定され、各入賞口によってそれぞれ個別に賞球数が設定されており、この賞球数に対して個別にコマンドが割り当てられている。
【0060】
ステップS23では、このルーチンを実行する以前に実行した後述するステップS25にて賞球コマンドを保留状態として既に保留記憶しているか否かが判定され、既に賞球コマンドを保留記憶している場合にはステップS26に移行し、未だ賞球コマンドを保留記憶していない場合にはステップS24に移行する。
【0061】
ステップS24では、賞球排出保留条件成立フラグがセットされているか否かが判定され、賞球排出保留条件成立フラグがセットされている場合にはステップS25へ移行し、賞球排出保留条件成立フラグがセットされていない場合にはステップS26へ移行する。ここで、賞球排出保留条件成立フラグのセットは前述の賞球排出保留条件判定処理にて所定の遊技条件の監視結果に基づいて実施されており、賞球排出保留条件成立フラグのクリアは前述の賞球排出保留条件判定処理にて特定の遊技条件の監視結果に基づいて実施される。
【0062】
ステップS25では、ステップS22で選択された賞球コマンドを一旦保留記憶して、その後、この賞球コマンド設定処理を終了する。これにより、このステップS25の処理を行うことで、何れかの入賞口へ遊技球が入賞したとしても、賞球排出保留条件成立フラグがセットされている(賞球排出を保留すべき遊技状態)ので、賞球の排出を一旦保留状態とすることとなる。
【0063】
一方、ステップS26は、ステップS23にて既に保留記憶している賞球コマンドがある場合、又は、ステップS24にて賞球排出保留条件成立フラグがセットされていない場合に行われることとなるが、ここでは、前述したステップS22で選択された賞球コマンドに対する賞球をすぐに排出すべく、後ほど実行される送信処理(図示省略)で送信されるように送信設定し、その後、この賞球コマンド設定処理を終了する。このステップS26の処理を行うことで、何れかの入賞口へ遊技球が入賞した場合に、すぐに賞球排出を行ってもかまわない遊技状態として、賞球の排出をすぐに実行する設定を行うこととなる。
【0064】
一方、ステップS21で、何れかの入賞口センサにて遊技球の入賞が検出されたか否かが判定され、入賞が検出されていない場合にはステップS27へ移行し、このステップS27では、このルーチンを実行する以前に実行された前述したステップS25にて賞球コマンドを保留状態として既に保留記憶しているか否かが判定され、既に賞球コマンドを保留記憶している場合にはステップS28に移行し、未だ賞球コマンドを保留記憶していない場合にはこの賞球コマンド設定処理を終了する。
【0065】
ステップS28では、賞球排出保留条件成立フラグがセットされているか否かが判定され、賞球排出保留条件成立フラグがセットされている場合にはステップS29へ移行し、賞球排出保留条件成立フラグがセットされていない場合にはこの賞球コマンド設定処理を終了する。ここで、賞球排出保留条件成立フラグのセットは前述の賞球排出保留条件判定処理にて所定の遊技条件の監視結果に基づいて実施されており、賞球排出保留条件成立フラグのクリアは前述の賞球排出保留条件判定処理にて特定の遊技条件の監視結果に基づいて実施される。
【0066】
ステップS29では、前記ステップS27にて保留記憶していると判断した賞球コマンドの賞球排出を実現すべく、排出制御装置220に対して後ほど実施されるコマンド送信処理により送信される賞球コマンドとして送信するように設定し、この後、この賞球コマンド設定処理を終了する。このステップS29を実施することにより、一旦保留状態としていた賞球の排出があって、この保留状態となっている賞球の排出を行ってもかまわない遊技状態(特定の遊技条件の監視結果により判断)として、保留状態の賞球排出を実行する設定を行うこととなる。なお、この賞球コマンド設定処理ルーチンは、遊技制御装置210のメイン処理プログラムの実行中に例えば1m秒ごとのタイマ割込みによって実行されるようになっている。
【0067】
図6は、排出制御装置220のマイクロコンピュータ221によって実行されるコマンド判定処理の手順を示すもので、このコマンド判定処理が開始されると、遊技制御装置210から受信しているコマンドが賞球払出しコマンドか否か判定し、賞球払出しコマンドのときは賞球数データをRAMに累積記憶する(ステップS41,S42)。ここで、遊技制御装置210から送信されてくる賞球払出しコマンドは、入賞を検出してすぐにその入賞に対応して送信されてくる賞球払出しコマンドであっても、また、入賞を検出して一旦保留状態とされ、その後送信されてくる賞球払出しコマンドであっても分け隔てなくこのステップS41で判定され、同じように扱われて累積記憶される。
【0068】
受信コマンドが賞球払出しコマンドでなかったときは、ステップS43で受信コマンドがシュート球切れコマンドか否か判定し、シュート球切れコマンドのときは排出ユニット106による排出を停止させる(ステップS44)。ステップS43で受信コマンドがシュート球切れコマンドでなかったときはステップS45で受信コマンドがシュート球切れ解除コマンドか否か判定し、シュート球切れ解除コマンドのときは排出ユニット106による排出を再開させる(ステップS46)。
【0069】
さらに、ステップS45で受信コマンドがシュート球切れ解除コマンドでなかったときはステップS47で受信コマンドがオーバーフロー発生コマンドか否か判定し、オーバーフロー発生コマンドのときは排出ユニット106による排出を停止させる(ステップS48)。ステップS47で受信コマンドがオーバーフロー発生コマンドでなかったときはステップS49で受信コマンドがオーバーフロー解除コマンドか否か判定し、オーバーフロー解除コマンドのときは排出ユニット106による排出を再開させる(ステップS50)。
【0070】
なお、遊技制御装置210で実行される前述の賞球排出保留条件判定処理との関連で、遊技制御装置210から排出制御装置220への賞球払出しコマンドの送信が保留された場合には、賞球払出しコマンドを受信できないので当然のことながら賞球の払出しは行われず、賞球排出が保留された状態となる。なお、このコマンド判定処理ルーチンは、排出制御装置220のメイン処理プログラム(後述する排出制御処理)の実行中に例えば1m秒ごとのタイマ割込みによって実行されるようになっている
【0071】
図7のフローチャートには、排出制御装置220のマイクロコンピュータ221によって実行される排出制御処理の手順が示されている。この排出制御処理が開始されると、マイクロコンピュータ221は、ステップS100で貸球排出指令があるか否かを判定する。貸球排出指令が無い場合にはステップS110に移行し、貸球排出指令がある場合にはステップS190へ移行する。ステップS110では、先ず図6のステップS42でRAM内に記憶した累積賞球記憶をチェックして、累積賞球記憶が「0」か否か判定する。ここで、累積賞球記憶が「0」であれば排出すべき賞球はないので先頭(ステップS100)へ戻り、累積賞球記憶が「0」でないつまり「1」以上であると判定したときは、ステップS120に移行する。ステップS120では累積賞球記憶が「16個」以上かを判定する。ステップS120で累積賞球記憶が「16個」以上と判定したときはステップS170へ進んで排出数を「15個」に設定して排出部107のストッパソレノイドを解除し排出モータ53を駆動して賞球の排出を実行する。
【0072】
次のステップS180では、(累積賞球記憶−15)を演算し、ステップS100に戻り、再びステップS100が行われる。
【0073】
また、ステップS120において累積賞球記憶が「16個」より少ないと判定されたときは、ステップS130に進んで記憶されている分の賞球数を排出数と設定して排出部106のストッパソレノイド54を解除し排出モータ53を駆動して賞球の排出を実行した後、ステップS140に移行して累積賞球記憶を0にしてから、ステップS150へ移行する。ステップS150では、賞球検出センサSS6a、SS6bで検出される排出された実球の確認を行い、前述した排出動作により実際に正確に賞球が排出されたかどうかを判定する。ここで、正常に排出が行われた場合には排出が完了したとして再びS100に戻り、正常に排出が行われなかった場合にはステップS160へ移行する。このステップS160では、補正排出処理として未だ排出されなかった数だけ再び排出動作を行うものである。なお、この補正排出処理で正確に賞球の排出が完了した場合には再びS100に戻るが、この補正排出処理でも正確に賞球の排出が行われなかった場合には何らかの故障等と判断して、排出エラー状態とし、排出エラー報知を実行し、また排出動作を不能にす(エラー状態からは排出制御装置220をリセット状態にすることで復帰可能。)
【0074】
また、ステップS100で貸球排出指令があると判定した場合にステップS190へ移行した場合、賞球排出よりも優先して貸球排出処理が実行される。
【0075】
これにより、遊技制御装置210が入賞を検出してすぐに送信してきた賞球払出しコマンドに対応した賞球の排出、あるいは、遊技制御装置210が入賞を検出して一旦保留状態にした後に、保留解除して送信してきた賞球払出しコマンドに対応した賞球の排出を行うことができる。
【0076】
よって、上述した内容により、上皿球切れ等の所定の遊技条件(賞球排出保留条件の成立)に基づいて、賞球排出を一時的に保留することができ、また、特定の遊技条件(賞球排出保留解除条件の成立)に基づいて保留が解除されて保留状態であった賞球の払い出しが実行されるので、賞球の払い出しと賞球の保留とを遊技条件に基づいて調整することができる。
【0077】
例えば上皿の球が切れたが、始動入賞記憶が残っていて大当りが発生する可能性があるような場合等には、賞球の払い出しを一時的に保留し、始動記憶がなくなって発射遊技を再開したいとき、或いは、上皿の球が増加して発射遊技を通常のように実行できるようになったときに、あるいは大当りが発生した場合に、賞球の排出を行なうようにできる。したがって、遊技者の余分な投資(無駄金)を防止することができ、遊技者に余計な不利益が及ばないようにすることができる。また、遊技者が遊技を中断しても良いと感じるような遊技状態にのみ賞球を保留させることで、賞球保留を行っても遊技者が嫌悪感を抱かないようにでき、興趣が損なわれることを防止することができる。なお、ステップS25で、保留状態表示器Hを点灯させて、遊技者に賞球排出が保留されることの報知を行う。また、ステップS29で、保留状態表示器Hを点灯状態から消灯状態にして、遊技者に賞球排出が保留解除されることの報知を行う。これにより、遊技者が賞球出てこない状態を球詰まり等と勘違いする事態を回避することができ、賞球や貸球の排出に関して遊技店との間でトラブルが発生することを未然に防止することができる。
【0078】
また、図8は、図4に示す賞球排出保留条件判定処理の第2の実施形態であって、このフローチャートには、遊技制御装置210のマイクロコンピュータ211によって実行される賞球排出保留条件判定処理の手順が示されている。この処理が開始されると、まずステップS11で大当りが発生しているか否かが判定され、発生している場合にはステップS15に移行し、発生していない場合にはステップS12’に移行する。
【0079】
ステップS12’では、始動入賞記憶で記憶されている遊技用乱数を事前に判定し、この判定した始動入賞記憶の中に大当りを発生させることとなるものが含まれているか否かを判定するものである。ここで、遊技用乱数自身を判定するのは、遊技用乱数を取得した時点で判定するようにしても良いし、また、このステップS12’を行うたびに判定するようにしても良い。つまり、始動入賞記憶がある場合に、この始動入賞記憶による変動表示遊技が行われて変動表示が停止して仮に大当りが発生してしまう前ならいつでも良い。このステップS12’で、判定した始動入賞記憶の中に大当りを発生させることとなるものが含まれている場合にはステップS13に移行し、大当りを発生させることとなるものが含まれていない場合にはステップS15に移行する。
【0080】
ステップS13では、上皿球量検出センサ27による検出結果に基づいて上皿球の有無を判定し、上皿球がまだ有る場合(十分に球がある場合)にはステップS15に移行し、上皿球が無い場合にはステップS14に移行する。ここで、上皿球量検出センサ27で検出される球量が無いというのは、上皿に残りの球量が無い、或いは極わずかしかないことを示す。つまり、大当りが仮に発生してしまった場合に、球が発射できずに大当りを逃しかねない状態を球量が無いということによって判断しようとするものである。
【0081】
ステップS14は、上記ステップS11で大当り中でないと判定された場合、且つ、上記ステップS12で始動入賞記憶の中に大当りを発生させることとなるものが含まれていると判定された場合、且つ、上記ステップS13で上皿球無し状態であると判定された場合に行われる処理であって、ここでは賞球排出保留条件成立フラグのセットが行われ、この後、この賞球排出保留条件判定処理を終了する。
【0082】
一方、上記ステップS11で大当り中であると判定された場合、または、上記ステップS12で始動入賞記憶の中に大当りを発生させることとなるものが含まれていないと判定された場合、または、上記ステップS13で上皿にまだ球があると判定された場合には、賞球排出保留条件成立フラグのクリアが行われ、この後、この賞球排出保留条件判定処理を終了する。
【0083】
これにより、この賞球排出保留条件判定処理が実行されると、大当り中か否か、始動入賞記憶の中に大当りを発生させることとなるものが含まれているか否か、上皿球無し状態か否かの、それぞれの判定結果により、賞球排出保留条件成立フラグをセット、或いはクリアする。なお、ここでセット、或いはクリアされる賞球排出保留条件成立フラグは、後述するが、入賞口へ球が入賞した場合にその入賞に対応する賞球を即払い出すか、或いは一旦保留状態にするかを判定する判断基準(所定の遊技条件)になるとともに、保留状態となっている賞球がある場合には、保留解除して払い出すか否かの判断基準(特定の遊技条件)にもなる。なお、この賞球排出保留条件判定処理ルーチンは、遊技制御装置210のメイン処理プログラムの実行中に例えば1m秒ごとのタイマ割込みによって実行されるようにされている。
【0084】
よって、例えば上皿の球が切れたが、始動入賞記憶の中に大当りが発生してしまう記憶がある場合に、賞球の払い出しを一時的に保留し、大当りが発生した場合、或いは、上皿の球が増加して発射遊技を通常のように実行できるようになったときに、賞球の排出を行なうようにできる。したがって、遊技者の余分な投資(無駄金)を防止することができ、遊技者に余計な不利益が及ばないようにすることができる。また、遊技者が遊技を中断しても良いと感じるような遊技状態にのみ賞球を保留させることで、賞球保留を行っても遊技者が嫌悪感を抱かないようにでき、興趣が損なわれることを防止することができる。
【0085】
なお、本実施例では、遊技制御装置210側にて、入賞口への入賞を検出した場合に賞球払出しコマンドの送信を保留することで、入賞に対応した賞球排出の保留、また保留解除を行う例を示したが、これに限らず、コマンドの保留でなく、入賞記憶の保留であっても良いし、またその他の方法により保留するようにしても良い。
【0086】
また、遊技制御装置210側でなく、排出制御装置220側にて賞球排出を保留、保留解除するようにしてもよい。例えば、遊技制御装置210からは常に入賞を検出したら即賞球払出しコマンドが送信されてくるが、排出制御装置220側に監視すべき信号が全て入力可能に構成しておき、排出制御装置220が賞球排出の保留、保留解除を決定するようにしても良い。また、遊技制御装置210と排出制御装置220とが関わり合って保留、保留解除の決定をするようにしても良い。
【0087】
本実施例は、第1種のパチンコ機を例に挙げて説明したが、これに限らず、第3種のパチンコ機や、その他の遊技機にも適用できる。
【0088】
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、上記の実施形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0089】
【発明の効果】
遊技領域に遊技球を弾発可能な打球発射装置に対して貯留球を供給可能な球貯留部と、前記遊技領域に形成されている複数の入賞手段の何れかに遊技球が入賞することに基づいて賞球を前記球貯留部側へ排出可能な賞球排出手段と、前記複数の入賞手段のうち特定の入賞手段への入賞に基づいて抽出された遊技用乱数を複数記憶可能な記憶手段と、を備え、前記記憶手段に記憶した遊技用乱数に基づいて遊技者に有利となる特別遊技状態を発生させるか否かを判定し、当該特別遊技状態を発生させる判定した場合に、変動表示装置による変動表示遊技を経て特別遊技状態を発生させる遊技機において、前記球貯留部に設けられ、当該球貯留部の貯留球の量を検出可能な球量検出手段と、前記複数の入賞手段の各々に設けられ、当該入賞手段への遊技球の入賞を検出する複数の入賞検出手段と、前記記憶手段に記憶されている遊技用乱数の中に前記特別遊技状態を発生させることになるものが含まれているか否かを事前に判定する記憶乱数事前判定手段と、前記球量検出手段の検出結果に基づいて前記球貯留部の貯留球が所定量以下であるか否かを判定する球量判定手段と、前記複数の入賞検出手段による入賞検出時に、前記記憶乱数事前判定手段により前記特別遊技状態を発生させることになるものが含まれていると判定され、且つ、前記球量判定手段によって貯留球が所定量以下であると判定される賞球排出保留条件が成立していた場合に、該入賞に関わる賞球排出を一旦保留状態にする賞球排出保留手段と、前記賞球排出保留手段により賞球排出が保留状態となっている場合に、前記特別遊技状態が発生すると前記賞球排出保留手段による賞球排出の保留状態を解除し、保留されていた賞球排出を実行させるようにする保留状態解除手段と、を備えたので、複数の入賞手段の何れかへの入賞に基づく賞球の払い出しと賞球の保留とを遊技条件に基づいて調整することができるという効果がある。
【0090】
また、遊技者の余分な投資(無駄金)を防止することができ、遊技者に余計な不利益が及ばないようにすることができる。さらに、限られた条件(遊技者が遊技を中断しても良いと感じるような遊技状態、即ち、記憶乱数事前判定手段により入賞記憶手段に記憶されている遊技用乱数の中に特別遊技状態を発生させることになるものが含まれていると判定され、且つ、球量判定手段によって貯留球が所定量以下であると判定される賞球排出保留条件が成立していた場合)にのみ複数の入賞手段の何れかへの入賞に基づく賞球を保留させることで、賞球保留を行っても遊技者が嫌悪感を抱かないようにでき、興趣が損なわれることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して好適な遊技機の一例としてのパチンコ機の構成例を示す正面図である。
【図2】パチンコ機の裏側全体の構成例を示すブロック図である。
【図3】遊技制御装置と排出制御装置およびバックアップ手段の構成例を示すブロック図である。
【図4】遊技制御装置によって実行される賞球排出保留条件判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】遊技制御装置によって実行される賞球コマンド設定処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】排出制御装置によって実行されるコマンド判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】排出制御装置によって実行される排出制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】遊技制御装置によって実行される賞球コマンド設定処理のその他の実施形態手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 前面枠
12 ガラス枠
13 遊技盤
14 前面表示パネル
15 前面操作パネル
16 機枠
17 上部蝶番
18 下部蝶番
19 施錠装置
21 上皿
22 球貸ボタン
23 カード排出ボタン(返却ボタン)
24 開閉レバー
27 上皿球量検出センサ
31 灰皿
32 下皿
33 球抜きレバー
34 発射装置の操作ノブ
41 ガイドレール
42 特別図柄表示装置
43 特図始動入賞口
44,45 普図始動ゲート
46 変動入賞装置
47,48,49 一般入賞口
51 特図始動入賞記憶表示器
52,53 装飾ランプ
54 打球方向変換部材
100 遊技機
101 貯留タンク(上タンク)
102 誘導樋
103 半端センサユニット
104 ターミナル基板
105 枠用外部接続端子盤
106 排出ユニット
110 発射ユニット
210 遊技制御装置
211 マイクロコンピュータ
212 リセット信号遅延回路
213 クロック生成回路
214 入出力インターフェース
220 排出制御装置
215 データ出力端子
216 試験状態出力端子
221 マイクロコンピュータ
222 リセット信号第2遅延回路
223 クロック生成回路
224 入出力インターフェース
230 表示制御装置
240 装飾制御装置
250 音制御装置
260 電源供給装置
261 停電検出回路
262 遅延回路
263 DC生成回路
264 バックアップ電源
280 中継基板
H 保留状態表示器
SS1 特図始動センサ
SS2 普図始動センサ
SS3 カウントセンサ
SS4 継続センサ
SS5a〜SS5c 一般入賞センサ
SS6a,SS6b 賞球検出センサ
SS7a,SS7b 貸球検出センサ
SS8 オーバーフロー検出センサ
SS9 半端球検出センサ
SS10 ガラス枠開放検出セン
SOL1 アタッカーソレノイド
SOL2 V誘導用ソレノイド
SOL3 普電ソレノイド
300 カードユニット

Claims (3)

  1. 遊技領域に遊技球を弾発可能な打球発射装置に対して貯留球を供給可能な球貯留部と、
    前記遊技領域に形成されている複数の入賞手段の何れかに遊技球が入賞することに基づいて賞球を前記球貯留部側へ排出可能な賞球排出手段と、
    前記複数の入賞手段のうち特定の入賞手段への入賞に基づいて抽出された遊技用乱数を複数記憶可能な記憶手段と、を備え、
    前記記憶手段に記憶した遊技用乱数に基づいて遊技者に有利となる特別遊技状態を発生させるか否かを判定し、当該特別遊技状態を発生させる判定した場合に、変動表示装置による変動表示遊技を経て特別遊技状態を発生させる遊技機において、
    前記球貯留部に設けられ、当該球貯留部の貯留球の量を検出可能な球量検出手段と、
    前記複数の入賞手段の各々に設けられ、当該入賞手段への遊技球の入賞を検出する複数の入賞検出手段と、
    前記記憶手段に記憶されている遊技用乱数の中に前記特別遊技状態を発生させることになるものが含まれているか否かを事前に判定する記憶乱数事前判定手段と、
    前記球量検出手段の検出結果に基づいて前記球貯留部の貯留球が所定量以下であるか否かを判定する球量判定手段と、
    前記複数の入賞検出手段による入賞検出時に、前記記憶乱数事前判定手段により前記特別遊技状態を発生させることになるものが含まれていると判定され、且つ、前記球量判定手段によって貯留球が所定量以下であると判定される賞球排出保留条件が成立していた場合に、該入賞に関わる賞球排出を一旦保留状態にする賞球排出保留手段と、
    前記賞球排出保留手段により賞球排出が保留状態となっている場合に、前記特別遊技状態が発生すると前記賞球排出保留手段による賞球排出の保留状態を解除し、保留されていた賞球排出を実行させるようにする保留状態解除手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記賞球排出保留手段は、
    既に賞球排出を保留状態としている場合には、前記複数の入賞検出手段によって検出された入賞に関わる新たな賞球排出を保留状態としないことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記賞球排出保留手段による賞球排出の保留状態を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項に記載の遊技機。
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