JP5314526B2 - パチンコ機 - Google Patents

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本発明は、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ機に関し、特に、一度大当たりになると連続して予め定めた上限回数の大当たりを獲得できる仕様のパチンコ機に関する。
一般に、パチンコ機には、遊技盤内の遊技領域に特別図柄を表示する特別図柄表示装置、所定の演出を表示する演出図柄表示装置、特別図柄に係る電子抽選の契機となる特定入賞口(始動口)などが設けられており、遊技領域に向けて発射された遊技球が、この特定入賞口に入賞すると特別図柄に係る電子抽選が行われると共に、特別図柄表示装置において特別図柄を変動させた後に停止させるといった態様の表示を行って電子抽選の結果を報知している。
さらに、特別図柄の変動表示と同期をとって、演出図柄表示装置に複数の演出図柄(演出に用いられる図柄のことで、ダミー図柄とも称される)が変動表示されて様々な演出が行われるようになっており、電子抽選の結果が大当たりである場合には、これらの演出図柄が同一図柄で揃って停止表示されることで遊技者に大当たりであることが報知される。
そして、大当たりとなった場合には、遊技者にとって有利な大当たり遊技状態に移行する。この大当たり遊技状態では、アタッカー装置が所定回数だけ開閉して露呈された大入賞口に遊技球が入るので、遊技者は多くの賞球を獲得することができる。
また、大当たりの種類には、通常当たりと、この通常当たりより遊技者に有利であって、大当たり終了後に大当たり確率がアップする確率変動付き大当たり(所謂、確変当たり)の2種類が少なくとも用意されているのが一般的であり、遊技者は、この有利な確変当たりを目指して遊技を楽しんでいるのである。ここで、通常当たりか確変当たりかの区別は、停止表示される演出図柄によってなされている。即ち、通常当たりとなる場合に停止する図柄(通常図柄)と、確変当たりのときに停止する図柄(確変図柄)とは異なる演出図柄となっているのである。
さて、大当たりとなる場合には、通常、複数の演出図柄のうち最後に停止する演出図柄が変動中であり、それ以外の演出図柄が全て同一図柄で停止している状態、所謂、リーチを経由して全ての演出図柄が同一図柄で停止するといった演出態様が演出図柄表示装置に表示される。このような演出によって、遊技者の期待が煽られ、ワクワク、ドキドキしながら遊技を楽しむことができるようになっている。また、通常当たりと確変当たりがある場合には、遊技者の関心はやはり確変当たりであるので、最初、通常図柄が停止してリーチ(仮のリーチ)となった後に、その停止している通常図柄が確変図柄に変化(変動)し、確変図柄にてリーチが確定するといったリーチ演出を行って、遊技者の期待を煽るようなことも行われている。
このリーチ演出によれば、仮のリーチとなったときには通常図柄が停止してリーチとなっているので、遊技者は、大当たりになるとしても通常当たりでしか当たらないと思っているが、その後、通常図柄から確変図柄にリーチの図柄が変化してリーチが確定するので、確変当たりで大当たりになるかもしれないといった期待を抱きながら遊技を楽しむことができる。故に、近年では、上記したようなリーチとなる図柄(リーチ図柄)が遊技者に有利なように昇格するリーチ演出が広く取り入れられている。
ところで、最近では、特許文献1にあるように、一度大当たりになると予め定めた上限回数まで連続して大当たりが獲得できるようなパチンコ機もある。このようなパチンコ機は、「リミッタ機」などと称されており、1度の大当たりで複数回の大当たりが確定するため、確変当たりを有するパチンコ機とは趣の異なった面白さがあり、多くの遊技者に支持されている。
また、特許文献1に記載のパチンコ機では、大当たりを獲得できる回数の表示に図柄が用いられており、例えば、大当たりを獲得できる回数が7回である場合には、7のゾロ目で演出図柄が停止するようになっている。このような表示を行うことで、遊技者は図柄を見ただけで、大当たりをあと何回獲得できるかが分かるので、演出図柄に対して興味を持ちながら遊技を楽しむことができる。
特開2008−295759号公報(段落0099〜0101、0204等)
しかしながら、特許文献1に記載のパチンコ機において、上記したような、仮のリーチからリーチ図柄が変化してリーチが確定するリーチ演出を行う場合には、リミッタ機特有の大きな問題がある。即ち、確変当たりの場合に、通常図柄で仮のリーチとなり、その後確変図柄でリーチが確定するリーチ演出の場合であれば、リーチ図柄として用いる演出図柄は確変図柄であれば何でも良いので何ら問題は生じないが、リミッタ機で大当たりを獲得できる回数を演出図柄で表示する場合には、演出図柄の表示と大当たりを獲得できる回数との間に矛盾が生じないようにする必要があるのである。
具体例を挙げて説明すると、特許文献1では、大当たりを獲得できる残り回数が5回であった場合には、停止させる図柄は「5」でなければならない。ここで、3つの図柄のうち2つの図柄が同一図柄で揃ってリーチとなり、3つの図柄全てが同一図柄で停止すると大当たりとなる場合には、仮のリーチ図柄として「2」が停止し、その後、リーチ図柄が変化して図柄「5」でリーチが確定し、その後「5・5・5」で3つの図柄が停止するようにすれば、大当たり残り回数と停止図柄とが同じ「5」となる本来の停止態様を表示できる。
また、大当たり残り回数が5回であっても、仮のリーチ図柄として「2」が停止し、その後、リーチ図柄が図柄「4」に変化してリーチが確定して大当たりとなる場合には、3つの図柄が「4・4・4」で停止することになる。これを見た遊技者は、大当たり残り回数が4回であると認識するが、実際の大当たり遊技の残り回数は5回なので、表示された4回より多くの大当たり回数が獲得できることになるから、特にトラブルにはなることはない。
これに対して、仮のリーチ図柄として「4」が停止し、その後リーチ図柄が変化して「6」で停止してリーチが確定して大当たりとなる場合には、「6・6・6」で3つの図柄が停止することになる。これを見た遊技者は、大当たり遊技回数が6回残っていると認識することになるが、本来5回しか大当たり遊技が残っていないのに、6回残っていると遊技者に思わせてしまうこととなる。つまり、停止図柄の表示で大当たり遊技の残り回数を表示するリミッタ機においては、「6・6・6」で3つの図柄が停止すると、その停止態様を大当たり遊技の残り回数の情報として捉えた時には、虚偽情報となってしまう。そのため、上記した仮のリーチから別の図柄でリーチが確定するような演出をそのまま特許文献1に示すようなリミッタ機で行おうとすると、遊技場(ホール)と遊技者との間でトラブルの原因となってしまう。
ここで、一旦、「6・6・6」で表示された後で、本来の大当たり残り回数である「5」が3つ揃って「5・5・5」で停止するように停止図柄を変更すれば、停止態様と大当たり遊技の残り回数との間の数字上の矛盾は生じないが、遊技者から見ると、大当たり遊技が6回残っていると思っていたものが、あと5回しか残っていないこととなって、大当たり遊技回数が1回少なくなった、つまり、1回分大当たりを損したとの感情を抱くことになる。これでは、大当たりを楽しみに遊技を行っている遊技者に損失感を与えるだけであり、そのような停止態様はパチンコ機の演出としては到底採用することはできない。
このような問題から、特許文献1に示すようなリミッタ機に対して、従来から行われているような仮のリーチからリーチ図柄が変化してリーチが確定するような演出を適用することは、今のところ実現できていなかったのである。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、一度大当たりになると連続して予め定めた上限回数の大当たりを獲得でき、その大当たりを獲得できる回数の表示を演出図柄を用いて行うパチンコ機に対して、リーチ図柄が変化する演出を適用しても、大当たりを獲得できる回数より大きい数字を意味する図柄でリーチが確定することのないようにすることにある。
上記目的を達成するため、本発明は、遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられた始動口と、この始動口に遊技球が入賞したことを契機に電子抽選を行う電子抽選手段と、複数の演出図柄を変動させた後に停止させる演出態様を表示すると共に、前記電子抽選手段による抽選結果を、前記複数の演出図柄の停止態様によって表示する演出図柄表示装置と、この演出図柄表示装置に表示する前記演出態様を複数種類の中から決定する演出態様決定手段と、この演出態様決定手段が決定した演出態様を前記演出図柄表示装置へ表示するように制御する演出図柄表示制御手段と、前記電子抽選手段による抽選結果が大当たりである場合に通常の遊技に比べて遊技者に有利な大当たり遊技を提供する大当たり遊技制御手段と、遊技モードを移行させる手段であって、通常の遊技状態である通常モードと、大当たり遊技が終了してから次の大当たり遊技が提供されるまでの間移行可能で、前記通常モードよりも前記電子抽選手段による抽選結果が大当たりとなる確率が高い遊技状態である確率変動モードとの間で遊技モードの移行を行う遊技モード移行制御手段と、を備え、前記通常モードで大当たりとなって大当たり遊技が提供された場合には、その大当たり遊技から数えて予め定めたN回(ただし、Nは自然数)の大当たり遊技が提供されるまでの間の遊技モードを前記確率変動モードに移行させ、N回目の大当たり遊技が提供された後の遊技モードを前記通常モードに移行させるように前記遊技モード移行制御手段が遊技モードの移行を制御することによりN回の大当たり遊技を連続して提供可能なパチンコ機において、前記複数種類の演出態様として、前記複数の演出図柄が変動を開始し、最後に停止する演出図柄が変動中で、それ以外の演出図柄が全て同一図柄で停止している状態のリーチを経由して全ての演出図柄が停止する演出態様であるリーチ演出態様が複数種類設けられると共に、前記停止態様として、前記電子抽選手段による抽選結果が大当たりであることを示す態様であって、前記複数の演出図柄が全て同一の停止図柄で停止する大当たり停止態様が設けられ、大当たり遊技が提供される毎にN回から1ずつ減算して大当たり遊技の残り回数Zを算出する大当たり残回数算出手段と、前記電子抽選手段による抽選結果が大当たりと判定された場合に作動して、前記大当たり停止態様として用いられる停止図柄を、前記大当たり残回数算出手段が算出した前記残り回数Zと同じ数字を意味する演出図柄か、それより小さい自然数の数字を意味する演出図柄の中から決定する大当たり停止図柄決定手段と、を有し、前記複数種類のリーチ演出態様には、前記大当たり停止図柄決定手段が決定した前記停止図柄でリーチとなる通常リーチ演出態様と、前記大当たり停止図柄決定手段が決定した前記停止図柄と異なる数字を意味するリーチ開始図柄で仮のリーチとなり、このリーチ開始図柄から演出図柄が変動して前記停止図柄でリーチが確定する特別リーチ演出態様と、が含まれ、前記演出態様決定手段が前記特別リーチ演出態様を決定した場合に作動して、前記リーチ開始図柄を決定するリーチ開始図柄決定手段と、このリーチ開始図柄決定手段が決定したリーチ開始図柄と前記大当たり停止図柄決定手段が決定した停止図柄の数字の大小を比較する図柄大小比較判定手段と、を備え、前記図柄大小比較判定手段による判定で、前記リーチ開始図柄が前記停止図柄より大であると判定した場合には、前記演出態様決定手段は、先に決定している前記特別リーチ演出態様に代えて、前記通常リーチ演出態様を前記演出図柄表示装置に表示する演出態様に決定し、この決定に基づいて、前記演出図柄表示制御手段は、演出図柄の変動を開始し、前記通常リーチ演出態様を表示した後に、前記大当たり停止図柄決定手段が決定した停止図柄を前記演出図柄表示装置に停止させるよう表示の制御を行う構成とした。
本発明は、通常モードで一度大当たりとなると、N回の大当たり遊技を行えるタイプのパチンコ機、所謂、リミッタ機であることを前提としている。そして、本発明では、大当たりの場合に、複数の演出図柄が全て同一の停止図柄で停止する大当たり停止態様が設けられている。この大当たり停止態様として用いられる停止図柄は、大当たり残回数算出手段が算出した大当たり遊技の残り回数Zを参照して次のように決定される。即ち、大当たり停止図柄決定手段が、残り回数Zと同じ数字を意味する演出図柄か、それより小さい自然数の数字を意味する演出図柄の中から何れかを停止図柄として決定する。
このように構成された本発明によれば、大当たり時に表示された停止図柄を見ると、この停止図柄は、大当たり残り回数Zと同じ数字を意味する演出図柄か、それより小さい自然数を意味する演出図柄となっているので、遊技者は、その停止図柄から、最低でもあと何回大当たりとなるのかが分かることとなる。
さらに、本発明は、演出態様として、複数の演出図柄が変動を開始し、最後に停止する演出図柄が変動中で、それ以外の演出図柄が全て同一図柄で停止している状態のリーチを経由して全ての演出図柄が停止するリーチ演出態様が複数設けられている。リーチ演出態様には、通常リーチ演出態様と、特別リーチ演出態様が含まれており、通常リーチ演出態様は、大当たり停止図柄決定手段が決定した停止図柄でリーチとなる態様であり、特別リーチ演出態様は、大当たり停止図柄決定手段が決定した停止図柄とは異なる数字を意味するリーチ開始図柄で仮のリーチとなり、このリーチ開始図柄から演出図柄が変動して停止図柄でリーチが確定する態様である。ここで、「仮のリーチ」とは、リーチとなることは決まっているものの、リーチとなる図柄が決まっていない状態のことをいい、「リーチが確定する」とは、リーチとなる図柄が決まった状態のことをいう。
この特別リーチ演出態様は、例えば、1つの演出図柄が変動すると「1」〜「7」までを循環するようになっており、このような演出図柄が3つ用いられており、大当たり停止図柄決定手段が決定した停止図柄が「2」であったとすると、最初、「6↓6」(↓は変動中を示す)でリーチとなり、その後、「7↓7」、「1↓1」の順にリーチ図柄が変化していき、最終的に、「2↓2」の状態でリーチが確定するような態様のことである。この場合の、図柄「6」がリーチ開始図柄であり、図柄「2」が停止図柄となる。
本発明では、リーチ開始図柄はリーチ開始図柄決定手段によって決定される。そして、このリーチ開始図柄決定手段が決定したリーチ開始図柄と、大当たり停止図柄決定手段が決定した停止図柄との数字の大小を図柄大小比較判定手段が比較する。上記の例では、リーチ開始図柄「6」と停止図柄「2」の大小を比較する。
そして、リーチ開示図柄が停止図柄より大であると判定されたときには、演出態様決定手段は、特別リーチ演出態様に代えて、通常リーチ演出態様を用いて演出が行われる。上記の例では、リーチ開始図柄「6」>停止図柄「2」なので、特別リーチ演出態様は行われないこととなる。
このように構成された本発明によれば、特別リーチ演出態様を行う条件として、リーチ開始図柄<停止図柄であることが必要となるので、停止図柄で大当たり遊技の残り回数が示唆されるリミッタ機であっても、大当たり遊技の残り回数よりも大きな数字の図柄でリーチになることはない。即ち、特別リーチ演出態様が行われて大当たりとなる場合には、必ず、大当たり遊技の残り回数より小さい図柄で仮のリーチとなり、その後、演出図柄が変化して大きい数字に昇格してリーチが確定することとなる。従って、特別リーチ演出態様を見た遊技者が、大当たり回数が減って損をしたといった感情を抱くようなことはないと言える。
つまり、本発明は、リーチ開始図柄が停止図柄より大きい数字であれば、大当たり遊技の残り回数の表示が虚偽となってしまうところ、このような事態の虞があるときには、特別リーチ演出態様を行うことなく、通常リーチ演出態様を行うようにしているので、虚偽表示を未然に防ぎ、遊技者とのトラブルが発生しないようにしているのである。
よって、本発明によれば、仮のリーチからリーチ図柄が変動してリーチが確定するような演出をリミッタ機に適用しても、何ら問題はないのである。
なお、本発明の通常モードは、確率変動モードとの対比において電子抽選手段による電子抽選で大当たりとなる確率が低いモードであれば全て含まれる。よって、遊技球が通過するゲートを遊技盤に設けておき、このゲートを遊技球が通過したことを契機に抽選を行う手段(普通図柄抽選手段)を別個備え、この普通図柄抽選手段による当選した場合に、所謂、電動チューリップと称される可動片を開閉するような構成を有するパチンコ機においては、前記電子抽選手段による抽選で大当たりとなる確率が確率変動モードより低く設定されている限り、普通図柄抽選手段の確率が高いモード(一般に、時短モードと称される)であっても本発明の通常モードに含まれるのである。
また、本発明では、リーチ開始図柄、および停止図柄として、N以下の自然数が図案化された数字図柄だけでなく、その数字図柄と同じ意味の絵柄が図案化された図柄を用いることもできる。
また、上記構成において、特別リーチ演出態様と通常リーチ演出態様とは同じ時間の演出であることが望ましい。図柄大小比較判定手段による判定で、リーチ開始図柄が停止図柄より大であると判定した場合であっても、リーチ演出態様の時間が同じ時間となっていれば、単純に演出を差し替えるだけで済むので表示制御が簡単になるからである。
本発明によれば、特別リーチ演出態様が決定された場合であっても、図柄大小比較判定手段がリーチ開始図柄と停止図柄との数字の大小を比較判定し、リーチ開始図柄の方が大きい場合には、特別リーチ演出態様に代えて、通常リーチ演出態様を行うようにしたので、所謂、リミッタ機に対して、リーチ図柄が変化する演出を適用しても、大当たりを獲得できる回数より大きい数字を意味する図柄でリーチが確定することがないようにできる。よって、停止表示と大当たり遊技の残り回数との間に矛盾が生じないので、遊技者との間でトラブルとなることもない。しかも、本発明によれば、リミッタ機で今まで実現できていなかったリーチ演出を新たに行うことができることとなり、遊技の趣向性が向上するのである。
本発明の実施の形態例に係るパチンコ機の外観斜視図である。 図1に示すパチンコ機のガラス扉を開けた状態の外観斜視図である。 図1に示すパチンコ機の背面図である。 図1に示すパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 図4に示す演出制御処理部の詳細を説明するためのブロック図である。 図1に示すパチンコ機の演出態様を決定する処理手順を説明するためのフローチャート図である。
以下、発明の実施の形態例を図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、本発明の実施の形態例に係るパチンコ機Pは、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた前面枠2と、前面枠2の内側に収容された遊技盤3と、前面枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられ、中央に大きく開口部8が形成されたガラス扉4と、このガラス扉4の開口部8に取り付けられた透明なガラス板10と、前面枠2の下側に開閉自在に配設され、遊技球を収容する受皿5を有する前面ボード6と、前面枠2の下部に設けられた発射装置9と、前面ボード6に取り付けられたハンドル7等を具備している。さらに、ガラス扉4の上部にはスピーカ20が左右に1個ずつ取り付けられており、遊技に関する様々な効果音を発している。
また、図3に示すように、このパチンコ機Pは、背面側に、主制御処理部11と、副制御処理部を構成する演出制御処理部12a、特別図柄表示制御部12b、ランプ制御処理部12c、払出制御処理部12e、および普通図柄表示制御部12fと、発射制御処理部13と、賞球払出装置14等を備えている。続いて、図1〜図4を参照して、本実施形態に係るパチンコ機Pの構成を詳しく説明していくことにする。
遊技盤3は、その盤面に遊技領域31を有しており、前面枠2に装着した後、ガラス板10から遊技領域31を観察することができる。遊技領域31は、遊技球を滑走させるガイドレール32と遊技球規制レール33によって略円形状となるように区画形成されており、発射装置9によって打ち出された遊技球はこの遊技領域31内を流下する。また、遊技領域31内には、特別図柄表示装置17と、演出図柄表示装置34と、スルーチャッカ21と、普通図柄表示装置22と、電動チューリップ49と、ステージ36と、始動入賞口(始動口)37と、一般入賞口38と、アウト口39と、遊技釘(図示せず)と、風車(図示せず)と、アタッカー装置41等が設けられている。
演出図柄表示装置34は、遊技盤3の略中央部に設けられ、始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に行われた特別図柄に係る電子抽選の結果に基づいて所定の演出態様を表示するものであって、本実施形態では液晶表示装置が用いられている。この演出図柄表示装置34には、所定の演出態様の一部として、特別図柄表示装置17に変動表示される特別図柄と同期をとって3つの演出図柄が変動表示されるようになっている。そして、特別図柄に係る電子抽選の結果、大当たりとなった場合には、この演出図柄表示装置34に3つの演出図柄が同一の図柄で揃って停止するようになっており、その停止図柄の数字によって、大当たりの残り回数が予測できるようになっているが、この点については、後で詳しく述べることとする。
なお、この演出図柄表示装置34には、保留球乱数が保留球乱数記憶部(メモリ)115に記憶された場合に保留表示(保留球乱数が記憶された旨の表示)を行うための表示領域が区画形成されている。つまり、この表示領域の部分が保留球表示装置34aとなっているのである。
また、特別図柄表示装置17は、始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に行われた特別図柄に係る電子抽選の結果を表示するためのものであって、より具体的には、抽選結果を、特別図柄(数字や絵柄)を変動させた後に停止させるといった態様で表示するものである。この特別図柄表示装置17は、本実施形態では7セグメント表示器が用いられており、演出図柄表示装置34を見ている遊技者の視界に同時に入らないように遊技盤3の右下部分に離れて設けられている。
スルーチャッカ21は、遊技球が通過可能なゲート構造を成しており、その内部には遊技球が通過したことを検知する磁気センサタイプのスルーチャッカ検知センサ46が内蔵されている。また、このスルーチャッカ21を遊技球が通過したことを契機に行われる普通図柄に係る電子抽選の結果を表示するための普通図柄表示装置22が、特別図柄表示装置17の隣に設けられている。この普通図柄表示装置22は、本実施形態では、二つのLEDランプで構成されており、普通図柄当たりのときに一方のLEDランプが点灯し、ハズレのときには他方のLEDランプが点灯するようになっている。
電動チューリップ49は、始動入賞口37の入口に設けられ、遊技盤3の面に直交する軸を中心に回動する一対の羽根部材を備えており、ソレノイドに通電がなされると一対の羽根部材が互いに離れる方向に回動して、始動入賞口37の入口を拡大するようになっている。ステージ36は、演出図柄表示装置34の下方に配置されており、遊技球が転動しながら一時的に滞在する構造物である。このステージ36の中央には溝が形成されており、この溝の真下の位置には始動入賞口37が配されている。そのため、溝から落下した遊技球は、高い確率で始動入賞口37へと導かれる。
アタッカー装置41は、始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に行われる特別図柄に係る電子抽選の結果、大当たりとなって大当たり遊技に移行した場合に所定回数開放される装置である。このアタッカー装置41が開放すると、大入賞口42が露呈し、そこに遊技球が入賞することで多くの賞球が獲得できるようになっている。また、一般入賞口38に遊技球が入賞すると、所定個数の遊技球が賞球として遊技者に払い出される。そして、始動入賞口37や一般入賞口38に入らなかった遊技球は、アウト口39から回収される。なお、始動入賞口37、一般入賞口38、大入賞口42の内部にはそれぞれ遊技球の通過を検知するためのセンサ43〜45(図4参照)が設けられている。
前面ボード6には遊技球を収容するとともに、外部に排出可能な受皿5が取り付けられている。この受皿5は、遊技者が投入した遊技球を収容するだけでなく、賞球払出装置14から賞球として払い出された遊技球も収容可能となっている。また、遊技球を遊技領域31に向けて発射するための発射装置9が前面枠2の下部に取り付けられており、受皿5に収容されている遊技球がこの発射装置9に1個ずつ供給される。そして、前面ボード6の右下に取り付けられたハンドル7を回動させると、その回動量に応じた発射強度で発射装置9が遊技球を遊技領域31へと発射することができるようになっている。また、図1に示すように、受皿5の側部には、遊技者が押下操作するタッチボタン60が設けられている。
主制御処理部11は、遊技盤3の裏面に支持部材等を介して設けられている。この主制御装置11は、CPU(Central Processing Unit)と、予め定められた制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)と、生成された処理情報の一時記憶及び記憶した情報の削除を行うRAM(Random Access Memory)等とにより構成されている。このCPUがROMに格納された各種プログラムやデータを読み込んで実行することにより、遊技に関する主要な処理が行われる。
具体的には、図4に示すように、始動入賞口37に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄に係る電子抽選を行う特別図柄抽選部(電子抽選手段)110と、この特別図柄抽選部110が判定した抽選結果に応じて特別図柄を決定する特別図柄決定部120と、変動パターンコマンドを決定するための変動パターンコマンド決定部140と、通常の遊技状態である通常モードと、この通常モードよりも特別図柄抽選部110による抽選結果が大当たりとなる確率が高い遊技状態である確率変動モードとの間で遊技モードの移行を行う遊技モード移行制御部(遊技モード移行制御手段)150と、特別図柄抽選部110による抽選結果の判定が大当たりとなった場合にアタッカー装置41(のソレノイド)を作動させて大当たり遊技に移行する大当たり遊技制御部(大当たり遊技制御手段)160と、スルーチャッカ21を遊技球が通過したことを契機に普通図柄に係る電子抽選を行う普通図柄抽選部170と、電動チューリップ49の作動を制御する電動チューリップ作動制御部180とを備えて主制御処理部11は構成されている。
特別図柄抽選部110は、周期的(例えば2ミリ秒毎)に入力される割り込み信号に基づいてループカウンタの値を所定の範囲で1ずつ更新させることによりソフトウェア乱数を生成する特別図柄用乱数発生部(特別図柄用乱数発生手段)111と、始動入賞口37に遊技球が入賞したことを契機に(始動入賞口検知センサ43からの検知信号が主制御処理部11に入力されたタイミングで)乱数を1つ取得(ラッチ)する特別図柄用乱数取得部(特別図柄用乱数取得手段)112と、この特別図柄用乱数取得部112が取得した乱数が大当たりであるか否かを特別図柄判定テーブル114を参照して決定する特別図柄当否判定部(特別図柄当否判定手段)113と、特別図柄用乱数取得部112が乱数を取得したときに特別図柄が変動中である場合に、この取得した乱数を保留球乱数として最大4個まで記憶する保留球乱数記憶部115と、を備えている。
この特別図柄判定テーブル114は、当選確率の低い低確率判定テーブル114aと、当選確率の高い高確率判定テーブル114bとを備えており、通常モードでは低確率判定テーブル114aが参照され、確率変動モードでは高確率判定テーブル114bが参照される。なお、詳しくは後述するが、通常モードには時短モードというモードが含まれており、この時短モードでは低確率判定テーブル114aが参照されるようになっている。
また、変動パターンコマンド決定部140は、演出態様を決定するためのコマンドである変動パターンコマンドの決定に用いられる変動パターン用乱数の抽選処理を行う変動パターン用乱数抽選部と、変動パターン用乱数と変動パターンコマンドとが対応づけられたテーブルが複数記憶されたコマンド参照テーブルと、を備えている。変動パターンコマンド決定部140は、始動入賞口37に遊技球が入賞したことに基づいて変動パターン用乱数抽選部から変動パターン用乱数を取得し、この変動パターン用乱数に対応する変動パターンコマンドをコマンド参照テーブルを参照して決定している。
より詳細に説明すると、変動パターンコマンド決定部140は、遊技の開始(保留球乱数が記憶されていない状態で始動入賞口37に遊技球が入賞したとき、または、先に記憶されていた保留球乱数に基づく遊技の順番が回ってきたとき)に際して、演出図柄の変動時間とリーチ演出を行うか否かのコマンド(リーチコマンド)とを決定し、これらを変動パターンコマンドとして演出制御処理部12aに送信している。なお、大当たりの場合には、長い変動時間でリーチ演出が行われる旨の変動パターンコマンドが決定されやすくなっており、変動時間が長く、リーチ演出が表示されると、遊技者は大当たりの可能性が高いのではないかと予測することができるようになっている。
次に、遊技モード移行制御部(遊技モード移行制御手段)150は、通常モードで大当たりとなって大当たり遊技が提供された場合には、その大当たり遊技が終了すると遊技状態を確率変動モードに移行させる。そして、通常モードでの大当たり遊技から数えて予め定めたN回(ただし、Nは自然数)の大当たり遊技が提供されるまでの間、大当たり遊技が終了する度に遊技モードを確率変動モードに移行させるように、遊技モード移行制御部150が遊技モードの移行を制御している。
ここで、本実施形態では、大当たり遊技の回数として7回の上限回数、つまり、予め定めた回数N=7に設定されている(別言すれば、リミッタ回数が7回となるように設定されている)ので、通常モード下で一度大当たりとなると、遊技モード移行制御部150が大当たり遊技後の遊技モードを確率変動モードへと移行させることを6回行ってから、7回目の大当たり遊技終了後に、遊技状態を通常モードに移行させるように制御している。このように遊技モード移行制御部150が遊技モードの移行を制御することにより7回の大当たり遊技を連続して提供することができるようになっているのである。
なお、本実施形態では7回目の大当たりが終了すると、通常モードに移行するが、この通常モードでは100回の遊技に限って、普通図柄抽選部170(詳しくは後述)の当選確率が高くなる状態である時短モードが提供され、電動チューリップ49が頻繁に開くようになっている。つまり、本実施形態において、7回目の大当たり終了後は、遊技モード移行制御部が通常モードの一つである時短モードに100回だけ遊技モードを移行するよう制御している。
次に、大当たり遊技制御部160は、大当たりの種類に応じて所定のラウンド数だけアタッカー装置41の開閉を行うように制御している。本実施形態では、大当たりとして、アタッカー装置41が短時間だけ1回開く動作を2ラウンド(回)行う2ラウンド大当たりと、アタッカー装置41を長時間開く動作を15ラウンド(回)行う15ラウンド大当たりとがある。
また、普通図柄抽選部170は、特別図柄用乱数発生手段111が発生させる乱数の数より少ないが同様の構成からなる普通図柄用乱数発生部と、スルーチャッカ21を遊技球が通過したことを契機に(スルーチャッカ検知センサ46からの検知信号が主制御処理部11に入力されたタイミングで)乱数を1つ取得(ラッチ)する普通図柄用乱数取得部と、この普通図柄用乱数取得部が取得した乱数が普通図柄当たりであるか否かを普通図柄判定テーブルを参照して決定する普通図柄当否判定部と、普通図柄用乱数取得部が乱数を取得したときに普通図柄が変動中である場合に、この取得した乱数を普通図柄用保留球乱数として記憶する普通図柄用保留球乱数記憶部と、を備えている。
この普通図柄抽選部170による普通図柄当たりに当選する確率は、低確率と高確率とがあり、通常モードでは低確率に設定されているが、上記した確率変動モードや時短モードでは、高確率に設定される。そのため、確率変動モードや時短モードでの遊技では、普通図柄当たりに当選する確率が高いので、頻繁に電動チューリップ49が開くこととなる。この電動チューリップ49の作動を制御するのが電動チューリップ作動制御部180であり、この電動チューリップ作動制御部180は、普通図柄抽選部170による電子抽選で普通図柄当たりに当選したコマンドに基づいて、電動チューリップ49のソレノイドに通電して開閉するよう制御している。
続いて、主制御処理部11からの指令(コマンド)を受けて各種装置を制御する副制御処理部について説明する。副制御処理部を構成する演出制御処理部12a、特別図柄表示制御部12b、ランプ制御処理部12c、払出制御処理部12e、および普通図柄表示制御部12fは、遊技盤3の裏面に支持部材等を介して設けられ、主制御処理部11が生成した処理情報に従って、演出図柄表示装置34やスピーカ20、その他の演出装置(LED装置など)の制御を行う装置である。
演出制御処理部12aは、図5に示すように、処理部として、演出態様を決定するための演出態様決定部(演出態様決定手段)210と、この演出態様決定部210が決定した演出態様を演出図柄表示装置34に表示するよう制御する演出図柄表示制御部(演出図柄表示制御手段)220と、大当たり遊技の残り回数Zを算出する大当たり残回数算出部(大当たり残回数算出手段)230と、大当たりのときの停止図柄を決定する大当たり停止図柄決定部(大当たり停止図柄決定手段)240と、リーチ開始図柄を決定するリーチ開始図柄決定部(リーチ開始図柄決定手段)245と、リーチ開始図柄と停止図柄の数字の大小を比較する図柄大小比較判定部(図柄大小比較判定手段)250と、を備えて構成されている。
また、演出制御処理部12aは、記憶部として、複数種類の演出態様が記憶された演出態様記憶部260を備えている。この演出態様記憶部260は、様々な演出態様が変動パターンコマンドと対応づけられて記憶されており、リーチのない通常演出態様A〜Cと、リーチ演出態様として2種類の演出態様が記憶されている。2種類のリーチ演出態様のうち、一方は、大当たり停止図柄決定部240が決定した停止図柄でリーチとなる通常リーチ演出態様であり、他方は、大当たり停止図柄決定部240が決定した停止図柄と異なる数字のリーチ開始図柄で仮のリーチとなり、このリーチ開始図柄から演出図柄が変動して停止図柄でリーチが確定する特別リーチ演出態様である。なお、通常リーチ演出態様と特別リーチ演出態様とは、演出時間(演出図柄の変動時間)が同じになっており、どちらのリーチ演出を行っても表示制御を変更しなくても良いようにしている。
ここで、本実施形態では、N=7の値に合わせるように、演出図柄として1〜7までの数字が用いられており、3つの演出図柄が同一の数字で停止する態様が表示されると大当たりとなる。これを踏まえて、以下、演出制御処理部12aの各構成について詳細に説明していくことにする。
演出態様決定部210は、変動パターンコマンド決定部140が決定した変動パターンコマンドに基づいて、演出態様記憶部260に記憶されている演出態様、即ち、通常演出態様A〜C、通常リーチ演出態様、特別リーチ演出態様の中から抽選で何れかの演出態様を、今回の遊技で行う演出として決定する。
演出図柄表示制御部220は、演出態様決定部210が決定した演出態様に基づいて演出図柄を変動表示させるよう表示の制御を行っている。大当たり残回数算出部230は、大当たり遊技が提供される度に、主制御処理部11からコマンドを受けて、N=7回から1ずつ減算した回数を大当たり遊技の残り回数Zとして算出する。つまり、通常モード下で最初に大当たりとなった時点では、まだ大当たり遊技提供前なので、Z=N=7回である。そして、1回目の大当たり遊技が提供されると、残りの大当たり遊技は7−1=6回であるので、大当たり残回数算出部230は、残り回数Z=6回と算出する。2回目の大当たり遊技が提供されると、7回からさらに1を減算して、7−1−1=5回が残り回数Zとして算出される。
この算出した残り回数Zの値を基にして、停止図柄を決定するのが大当たり停止図柄決定部240である。この大当たり停止図柄決定部240は、特別図柄抽選部110による電子抽選で大当たりと判定された場合に作動して、残り回数Zと同じ数字の演出図柄か、それより小さい数字の演出図柄を停止図柄に決定する。例えば、残り回数Z=5回の場合であれば、停止図柄として、図柄「1」〜「5」の何れかを抽選で決定している。このように、停止図柄は大当たり遊技の残り回数Zに左右されるようになっているので、大当たり停止態様としての停止図柄を見た遊技者は、この停止図柄の描かれた数字と少なくとも同じ回数の大当たり遊技が残っていることが分かるのである。例えば、大当たりとなった場合の停止図柄として数字「5」が表示されると、少なくとも大当たり遊技が5回残っていることを遊技者は認識できるというになる。
リーチ開始図柄決定部245は、演出態様決定部210により特別リーチ演出態様が決定された場合に作動して、図柄「1」〜「7」の中から抽選で何れかの図柄をリーチ開始図柄に決定している。つまり、このリーチ開始図柄決定部245は、大当たり残回数算出部による大当たり遊技の残り数Zには左右されないようになっている。
図柄大小比較判定部250は、大当たり停止図柄決定部240が決定した停止図柄とリーチ開始図柄決定部が決定したリーチ開始図柄の数字の大小を比較するためのものである。なお、この比較結果によって、特別リーチ演出態様を行うか否かが決まることとなるが、この点についての詳細は後述する。
次に、演出態様記憶部260に記憶されている普通リーチ演出態様と特別リーチ演出態様について、具体例をそれぞれ挙げて説明すると、普通リーチ演出態様は、今回の遊技が大当たりであると判定されて、停止図柄「5」が決定されている場合に、3つの演出図柄のうち、2つの演出図柄がリーチ図柄「5」で停止してリーチ(「5↓5」の表示)となるような態様である。
一方、特別リーチ演出態様は、停止図柄「5」が決定されていても、最初は、図柄「3」で停止して仮のリーチ(「3↓3」の表示)となり、その後、停止しているリーチ図柄「3」を図柄「4」(「4↓4」の表示)、図柄「5」(「5↓5」の表示)と順々に変動させて、最終的には停止図柄「5」(「5↓5」の表示)でリーチが確定するといった演出態様である。
この特別リーチ演出態様を見た遊技者は、図柄「3」で仮のリーチ状態を見た時点では、大当たりになっても大当たり遊技が3回しか残っていないと思うと、それほど興奮することもないが、その後、図柄「5」でリーチが確定した時点では、このまま大当たりになれば、大当たり遊技が5回も残っていることになるため、その興奮は一気に上昇し、何とか大当たりとなって欲しいと願いながら遊技の帰趨を見守ることになる。
ここで、特別リーチ演出態様で用いるリーチ開始図柄と停止図柄の数字の大小関係が、上述したようにリーチ開始図柄<停止図柄である場合には、小さい数字で仮のリーチとなり、徐々に数字が大きくなってリーチが確定するようなリーチ図柄の変動が行えるので、遊技者に対して大当たりの残り回数が増えていくような印象を与えることができるうえ、実際にも停止図柄と同じ数の大当たり回数が残っているので、何ら問題は生じない。
しかし、リーチ開始図柄>停止図柄の関係にある場合に特別リーチ演出態様を行うとリミッタ機ならではの問題が生じてしまう。即ち、停止図柄は大当たり遊技の残り回数Zとの関係で決まるため、残り回数Z=2なら、停止図柄は最大でも「2」となる。一方、リーチ開始図柄が「6」に決定されたとすると、特別リーチ演出態様として、「6↓6」が表示されて仮のリーチとなり、その後、「7↓7」、「1↓1」を経て「2↓2」の表示でリーチが確定する。そして、大当たりとなったときには「2・2・2」で演出図柄は停止する。これを見た遊技者は、図柄「6」でリーチとなったので、ここで大当たりになれば大当たりが6回残っていると期待していたところ、その後、リーチ図柄が変動して図柄「2」でリーチが確定してしまうと、このまま大当たりとなっても残り回数が2回しかないということになり、このリーチ図柄の変動に遊技者は失望してしまう。これでは、遊技性の面で大きなマイナス要素となってしまう。
これを防ぐために、本実施形態では、図柄大小比較判定部250が、リーチ開始図柄と停止図柄の数字の大小を判断し、リーチ開始図柄>停止図柄となっている場合には、たとえ演出態様決定部210が特別リーチ演出態様を行うよう決定していたとしても、この特別リーチ態様に代えて通常リーチ態様を行うよう決定するようにしている。つまり、特別リーチ態様が決定されていても、リーチ開始図柄>停止図柄となる場合には、演出態様決定部210は演出の差し替えを行い、その差し替えの決定を受けて、演出図柄表示制御部220が、通常リーチ演出態様を表示して大当たり停止図柄決定部240が決定した停止図柄を停止するような表示を行うようにしているのである。この演出態様の決定の手順については、後ほどフローチャートを用いて説明を補足することにする。
図4に説明を戻すと、特別図柄表示制御部12bは、主制御処理部11の特別図柄決定部120が決定した特別図柄のコマンドと、変動パターンコマンド決定部140が決定した変動パターンコマンドに基づき、特別図柄表示装置17に特別図柄を所定の時間だけ変動させた後に停止させる態様で特別図柄決定部120が決定した特別図柄を表示する。一方、普通図柄表示制御部12fは、普通図柄抽選部160による普通図柄に係る抽選結果のコマンドを受け、そのコマンドに基づいて普通図柄表示装置22に普通図柄を変動させた後に停止させる態様で表示するよう制御している。なお、普通図柄表示制御部12fは、上記した特別図柄表示制御部12bによる表示制御と比べて表示する図柄の対象が相違するものの、表示制御の基本構成はほぼ同じである。また、ランプ制御処理部12cは、主制御処理部11からコマンドを受けて各種ランプや電飾の点灯制御を行うものである。
払出制御処理部12eは、CRユニットからの信号を受けて遊技球を遊技者に貸し出すように賞球払出装置14を制御する他、主制御処理部11からの払出指令を受けて、所定個数の賞球を遊技者に対して払い出すように賞球払出装置14を制御する。この賞球払出装置14は、遊技球を1個ずつ保持する切欠きが形成されたスプロケット(図示せず)と、このスプロケットを回転させるモータ(図示せず)とを備えて構成されている。そして、モータの回転を制御することにより、必要な数だけ賞球を払い出すことができるようになっている。具体的には、始動入賞口検知センサ43、一般入賞口検知センサ44、大入賞口検知センサ45等が遊技球の通過を検知したら、賞球払出装置14は主制御処理部11を経由して受けたコマンドに基づき遊技球を払い出す。
発射制御処理部13は、ハンドル7の回動量に応じて、発射装置9に対する作動の制御を行う装置である。より具体的に言うと、発射装置9に対して通電させたり、通電を停止したり、あるいは、通電電流を変化させるといった制御処理を行う。なお、この発射制御処理部13は、払出制御処理部12eと接続されており、CRユニットが接続されていない場合に発射停止信号が受信されるようになっている。
次に、上記したパチンコ機Pの演出態様を決定する処理の手順について、図6を参照しながら説明する。始動入賞口37に遊技球が入賞し、その入賞に基づく特別図柄抽選部110の電子抽選の結果のコマンドと、変動パターンコマンド決定部140が決定した変動パターンコマンドを演出制御処理部12aが受け取ると、演出制御処理部12aは演出態様の決定処理を開始する。
そして、ステップS10で、変動パターンコマンドにリーチコマンドが含まれているか判断する。リーチコマンドがある場合(ステップS10でYes)には、演出態様決定部210は、演出態様記憶部260に記憶されているリーチ演出態様の中から、通常リーチ演出態様か特別リーチ演出態様のどちらかを抽選で決定する(ステップS11)。次いで、ステップS12にて決定したリーチ演出が特別リーチ演出態様であるか否かを判断する。特別リーチ演出態様である場合(ステップS12でYes)には、大当たり停止図柄決定部240が停止図柄を決定する(ステップS13)。このステップS13では、大当たり残回数算出部230で算出された大当たり遊技の残り回数Zを参照し、その残り回数Zと同じかそれより小さい数字の図柄を停止図柄として決定する。次いで、リーチ開始図柄決定部245が、リーチ開始図柄をどの図柄にするか決定する(ステップS14)。
次いで、図柄大小比較判定部250が、停止図柄とリーチ開始図柄との数字の大小を比較する(ステップS15)。リーチ開始図柄<停止図柄の場合(ステップS15でYes)には、演出態様決定部210は、特定リーチ演出態様を今回の遊技で行う演出態様に決定して処理は終了する。ところが、リーチ開始図柄>停止図柄の場合(ステップS15でNo)には、演出態様決定部210は、特別リーチ演出態様を行う決定をキャンセルして、通常リーチ演出態様にその演出を差し替える(ステップS17)。
なお、ステップS10でNoの場合には、演出態様決定部210は、通常演出態様A〜Cの中から何れかを今回の遊技の演出に決定して処理を終了する。また、ステップS12でNoの場合には、演出態様決定部210は、そのまま通常リーチ演出態様を今回行う演出に決定して、処理を終了する。
以上、説明したように、本発明の実施の形態例に係るパチンコ機Pによれば、大当たり停止図柄決定部240が決定した停止図柄と異なる数字のリーチ開始図柄で仮のリーチとなり、このリーチ開始図柄から演出図柄が変動して停止図柄でリーチが確定する特別リーチ演出態様を行うと決めた場合であっても、図柄大小比較判定部250がリーチ開始図柄と停止図柄の数字の大小を比較し、その結果、リーチ開始図柄>停止図柄となる場合には、特別リーチ演出態様を行わないようにしているので、大当たりの残り回数が減って損をしたような印象を遊技者に与えることを防止できる。よって、かかる特別リーチ演出態様を
所謂リミッタ機に適用しても、停止図柄の表示によるトラブルは生じない。しかも、大当たり遊技の残り回数が増えるような演出が可能となるので、今までにない斬新で面白い遊技性を実現することができる。
なお、上記した実施の形態例では、演出図柄を液晶を用いた演出図柄表示装置34に表示する構成を例に挙げて説明したが、この構成に代えて、演出図柄表示装置34を液晶と7セグメント表示器の2種類で構成し、液晶に様々なアニメーションを表示し、7セグメント表示器に大当たりの残り回数Zを数字で表示するようにしても構わない。かかる構成によれば、液晶上に表示されるアニメーションと7セグメント表示器に表示される数字とのコンビネーションによる斬新な演出を実現することができ、遊技の趣向性がさらに高まることとなる。この場合、7セグメント表示器の真上に液晶を配置し、7セグメント表示器の前方に遊技球が一時的に転動するステージを設けるような構成にすると良い。ステージ上に遊技球が転動するのを見ながら、7セグメント表示器の表示に注目できるからである。
また、上記した実施の形態例では、始動入賞口37に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄抽選部110による電子抽選を行う例を挙げたが、さらに、第2の始動入賞口と、この第2の始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄に係る電子抽選を行うための第2の特別図柄抽選部を設けた構成を採用することもできる。かかる構成を採用した場合には、特別図柄抽選部110で大当たりとなった場合の大当たり遊技の内容と、第2の特別図柄抽選部で大当たりとなった場合の大当たり遊技の内容を異なるようにすると遊技性が高まる利点がある。
例えば、大当たり遊技でアタッカー装置41が開放する回数(ラウンド数)や開放時間を、始動入賞口37への入賞による大当たりと、第2の始動入賞口への入賞による大当たりとで異なるようにしておけば、大当たり残り回数Zは同じでも、大当たり遊技の内容如何によっては、獲得できる賞球に差が生じるので、遊技者の技量が反映されることとなり、遊技の趣向性が高まる。一例を挙げれば、始動入賞口37に遊技球が入賞したことを契機とした電子抽選で当選した場合には、15ラウンド大当たりのみとなり、第2の始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機とした電子抽選で当選した場合には、15ラウンド大当たりか2ラウンド大当たりのどちらかに大当たりの内容が振り分けられるようにすると良い。
また、上記した特別リーチ演出態様は、特定の大当たりのときのみ演出態様決定部210による決定を行えるようにしても良い。例えば、上記した実施の形態例では、大当たりとして、アタッカー装置41が短時間だけ1回開く動作を2ラウンド(回)行う2ラウンド大当たりと、アタッカー装置41を長時間開く動作を15ラウンド(回)行う15ラウンド大当たりとが設けられている。そこで、15ラウンド大当たりの場合にのみ、特別リーチ演出態様の決定が可能となるように予め設定しておく。このようにすることで、特別リーチ演出態様が表示されたときには、直ちに、15ラウンド大当たりであることを遊技者は確信できるので、より一層面白い遊技となる。
3 遊技盤
31 遊技領域
34 演出図柄表示装置
37 始動入賞口(始動口)
110 特別図柄抽選部(電子抽選手段)
150 遊技モード移行制御部(遊技モード移行制御手段)
160 大当たり遊技制御部(大当たり遊技制御手段)
210 演出態様決定部(演出態様決定手段)
220 演出図柄表示制御部(演出図柄表示制御手段)
230 大当たり残回数算出部(大当たり残回数算出手段)
240 大当たり停止図柄決定部(大当たり停止図柄決定手段)
245 リーチ開始図柄決定部(リーチ開始図柄決定手段)
250 図柄大小比較判定部(図柄大小比較判定手段)

Claims (1)

  1. 遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられた始動口と、この始動口に遊技球が入賞したことを契機に電子抽選を行う電子抽選手段と、複数の演出図柄を変動させた後に停止させる演出態様を表示すると共に、前記電子抽選手段による抽選結果を、前記複数の演出図柄の停止態様によって表示する演出図柄表示装置と、この演出図柄表示装置に表示する前記演出態様を複数種類の中から決定する演出態様決定手段と、この演出態様決定手段が決定した演出態様を前記演出図柄表示装置へ表示するように制御する演出図柄表示制御手段と、前記電子抽選手段による抽選結果が大当たりである場合に通常の遊技に比べて遊技者に有利な大当たり遊技を提供する大当たり遊技制御手段と、遊技モードを移行させる手段であって、通常の遊技状態である通常モードと、大当たり遊技が終了してから次の大当たり遊技が提供されるまでの間移行可能で、前記通常モードよりも前記電子抽選手段による抽選結果が大当たりとなる確率が高い遊技状態である確率変動モードとの間で遊技モードの移行を行う遊技モード移行制御手段と、を備え、
    前記通常モードで大当たりとなって大当たり遊技が提供された場合には、その大当たり遊技から数えて予め定めたN回(ただし、Nは自然数)の大当たり遊技が提供されるまでの間の遊技モードを前記確率変動モードに移行させ、N回目の大当たり遊技が提供された後の遊技モードを前記通常モードに移行させるように前記遊技モード移行制御手段が遊技モードの移行を制御することによりN回の大当たり遊技を連続して提供可能なパチンコ機において、
    前記複数種類の演出態様として、前記複数の演出図柄が変動を開始し、最後に停止する演出図柄が変動中で、それ以外の演出図柄が全て同一図柄で停止している状態のリーチを経由して全ての演出図柄が停止する演出態様であるリーチ演出態様が複数種類設けられると共に、前記停止態様として、前記電子抽選手段による抽選結果が大当たりであることを示す態様であって、前記複数の演出図柄が全て同一の停止図柄で停止する大当たり停止態様が設けられ、
    大当たり遊技が提供される毎にN回から1ずつ減算して大当たり遊技の残り回数Zを算出する大当たり残回数算出手段と、
    前記電子抽選手段による抽選結果が大当たりと判定された場合に作動して、前記大当たり停止態様として用いられる停止図柄を、前記大当たり残回数算出手段が算出した前記残り回数Zと同じ数字を意味する演出図柄か、それより小さい自然数の数字を意味する演出図柄の中から決定する大当たり停止図柄決定手段と、
    を有し、
    前記複数種類のリーチ演出態様には、前記大当たり停止図柄決定手段が決定した前記停止図柄でリーチとなる通常リーチ演出態様と、前記大当たり停止図柄決定手段が決定した前記停止図柄と異なる数字を意味するリーチ開始図柄で仮のリーチとなり、このリーチ開始図柄から演出図柄が変動して前記停止図柄でリーチが確定する特別リーチ演出態様と、が含まれ、
    前記演出態様決定手段が前記特別リーチ演出態様を決定した場合に作動して、前記リーチ開始図柄を決定するリーチ開始図柄決定手段と、このリーチ開始図柄決定手段が決定したリーチ開始図柄と前記大当たり停止図柄決定手段が決定した停止図柄の数字の大小を比較する図柄大小比較判定手段と、を備え、
    前記図柄大小比較判定手段による判定で、前記リーチ開始図柄が前記停止図柄より大であると判定した場合には、前記演出態様決定手段は、先に決定している前記特別リーチ演出態様に代えて、前記通常リーチ演出態様を前記演出図柄表示装置に表示する演出態様に決定し、
    この決定に基づいて、前記演出図柄表示制御手段は、演出図柄の変動を開始し、前記通常リーチ演出態様を表示した後に、前記大当たり停止図柄決定手段が決定した停止図柄を前記演出図柄表示装置に停止させるよう表示の制御を行う
    ことを特徴とするパチンコ機。
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