JP2007527406A5

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Publication number: JP2007527406A5
Application number: JP2006526305A
Authority: JP
Filing date: 2004-09-10
Publication date: 2007-11-08
Anticipated expiration: 2024-09-10

Claims

(a)ATCC受託番号PTA-5433で寄託されている6E6 HMGB1 mAb、
(b)ATCC受託番号PTA-5434で寄託されている6H9 HMGB1 mAb、
(c)ATCC受託番号PTA-5432で寄託されている2G7 HMGB1 mAb、
(d)ATCC受託番号PTA-5435で寄託されている10D4 HMGB1 mAbおよび
(e)ATCC受託番号PTA-5431で寄託されている2E11 HMGB1 mAb
からなる群より選択されるマウスハイブリドーマにより産生される抗体、またはその抗原結合断片。
(a)ATCC受託番号PTA-5433で寄託されている6E6 HMGB1 mAb、
(b)ATCC受託番号PTA-5434で寄託されている6H9 HMGB1 mAb、
(c)ATCC受託番号PTA-5432で寄託されている2G7 HMGB1 mAb、
(d)ATCC受託番号PTA-5435で寄託されている10D4 HMGB1 mAbおよび
(e)ATCC受託番号PTA-5431で寄託されている2E11 HMGB1 mAb
からなる群より選択されるマウスハイブリドーマ。
配列番号１のアミノ酸残基61〜78または67〜78からなるペプチドと結合する、単離されたモノクローナル抗体または抗原結合断片。
配列番号１のアミノ酸残基61〜78または67〜78からなるペプチドへの結合が6E6 HMGB1 mAbおよび6H9 HMGB1 mAbからなる群より選択される抗体によって阻害され得る、単離されたモノクローナル抗体または抗原結合断片。
請求項２記載のマウスハイブリドーマにより産生される抗体の軽鎖CDR (CDR1、CDR2およびCDR3)ならびに重鎖CDR (CDR1、CDR2およびCDR3)を含有する、単離されたモノクローナル抗体またはその抗原結合断片。
ヒトフレームワーク領域をさらに含有する、請求項１、３、４もしくは５記載の抗体またはその抗原結合断片。
請求項６記載の抗体または抗原結合断片および薬学的に許容され得る賦形剤を含有してなる組成物。
請求項２記載のマウスハイブリドーマにより産生されるモノクローナル抗体またはその抗原結合断片および薬学的に許容され得る賦形剤を含有してなる組成物。
i)請求項２記載のマウスハイブリドーマにより産生される抗体；
ii）請求項２記載のマウスハイブリドーマにより産生される抗体のエピトープ特異性を有する抗体；
iii）請求項２記載のマウスハイブリドーマにより産生される抗体と、脊椎動物高移動度グループボックス(HMGB)ポリペプチドへの結合に関して競合し得る抗体；または
iv）i)、ii)もしくはiii)の抗原結合断片
である、単離されたモノクローナル抗体またはその抗原結合断片。
ヒト抗体、ヒト化抗体、キメラ抗体および前記いずれかの抗原結合断片からなる群より選択される、請求項９記載の抗体または抗原結合断片。
i) HMGBに結合するモノクローナル抗体またはその抗原結合断片；
ii) 試験薬剤；および
iii) 脊椎動物HMGBポリペプチドを含有してなる組成物
を合わせる工程；
ならびに前記抗体または抗原結合断片と前記HMGBポリペプチドとの複合体の形成を検出または測定する工程を含み、ここで、適当な対照と比べた前記複合体の形成の減少は、前記試験薬剤が前記HMGBポリペプチドに結合することを示し、
前記モノクローナル抗体またはその抗原結合断片が、
i)請求項２記載のマウスハイブリドーマにより産生される抗体；
ii）請求項２記載のマウスハイブリドーマにより産生される抗体のエピトープ特異性を有する抗体；
iii）請求項２記載のマウスハイブリドーマにより産生される抗体と、脊椎動物高移動度グループボックス(HMGB)ポリペプチドへの結合に関して競合し得る抗体；または
iv）i)、ii)もしくはiii)の抗原結合断片
である、脊椎動物高移動度グループボックス(HMGB)ポリペプチドに結合する薬剤の検出および／または同定方法。
被験体において、炎症性サイトカインカスケードの活性化を特徴とする状態の処置、または敗血症、関節炎もしくは狼瘡を有する被験体の処置のための医薬の製造のための、
i)請求項２記載のマウスハイブリドーマにより産生される抗体；
ii）請求項２記載のマウスハイブリドーマにより産生される抗体のエピトープ特異性を有する抗体；
iii）請求項２記載のマウスハイブリドーマにより産生される抗体と、脊椎動物高移動度グループボックス(HMGB)ポリペプチドへの結合に関して競合し得る抗体；または
iv）i)、ii)もしくはiii)の抗原結合断片の使用。
前記状態が、敗血症、同種移植拒絶、関節炎、喘息、狼瘡、成人呼吸促進症候群、慢性閉塞性肺疾患、乾癬、膵臓炎、腹膜炎、熱傷、虚血、ベーチェット病、対宿主性移植片病、炎症性腸疾患、多発性硬化症および悪液質からなる群より選択される、請求項１２記載の使用。
被験体において、炎症性サイトカインカスケードの活性化を特徴とする状態の処置の、または敗血症、関節炎もしくは狼瘡の処置における使用のための、
i)請求項２記載のマウスハイブリドーマにより産生される抗体；
ii）請求項２記載のマウスハイブリドーマにより産生される抗体のエピトープ特異性を有する抗体；
iii）請求項２記載のマウスハイブリドーマにより産生される抗体と、脊椎動物高移動度グループボックス(HMGB)ポリペプチドへの結合に関して競合し得る抗体；または
iv）i)、ii)もしくはiii)の抗原結合断片。
a) 試料を、請求項９記載の抗体または抗原結合断片と、前記試料中に存在する前記HMGBポリペプチドへの前記抗体または抗原結合断片の結合に適した条件下で接触させる工程；および
b) 抗体-HMGB複合体または抗原結合断片-HMGB複合体を検出する工程
を含み、
ここで、前記抗体-HMGB複合体または抗原結合断片-HMGB複合体の検出は、前記試料中のHMGBポリペプチドの存在を示す、
試料中の脊椎動物高移動度グループボックス(HMGB)ポリペプチドの検出方法。
前記抗体または抗原結合断片が、請求項２記載のマウスハイブリドーマにより産生されるか、または前記いずれかの抗原結合断片である、請求項１５記載の方法。
前記抗体または抗原結合断片が検出可能な標識を含有する、請求項１５記載の方法。
前記抗体-HMGB複合体または抗原結合断片-HMGB複合体の検出が、イムノアッセイによるものである、請求項１５記載の方法。
前記イムノアッセイがELISAである、請求項１８記載の方法。
a) 請求項９記載の抗体または抗原結合断片；および
b) 前記抗体または抗原結合断片と前記HMGBポリペプチドまたはその部分との複合体の存在の検出に適した１種類以上の補助試薬
を含む、試料中の脊椎動物高移動度グループボックス(HMGB)ポリペプチドまたはその部分の存在の検出における使用のための試験キット。