JP2007506745A5 - - Google Patents

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JP2007506745A5
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  1. 式(I):
    Figure 2007506745
    (式中、
    は、
    Figure 2007506745
    およびC−Cシクロアルキルから選択される;
    は式:
    Figure 2007506745
    の部分である;
    はH、またはC−Cアルキルである;
    はH、またはC−Cアルキルである;
    およびRは、所望により一緒になった場合、1〜2個の窒素原子、0〜1個の酸素原子および0〜1個の硫黄原子を有し、C−Cアルキルで置換されていてもよい6〜8員飽和複素環を形成する;
    はH、C−CアルキルまたはC−Cフルオロアルキルである;
    Yは式:−O(CHQの部分である;
    nは2、3または4の整数である;
    Qは−OH、または−NRである;
    およびRは独立して、HまたはC−Cアルキルである;
    およびRは、所望によりそれぞれが結合している窒素原子と一緒になった場合、1〜2個の窒素原子、0〜1個の酸素原子および0〜1個の硫黄原子を有し、Rで置換されていてもよい4〜6員飽和複素環を形成する;
    はC−Cアルキルである;
    、L、L、およびLはそれぞれ独立して、H、F、Cl、BrまたはCFである;
    XはClまたはBrである)
    により表される化合物またはその医薬的に許容される塩。
  2. が式:
    Figure 2007506745
    の部分である請求項1記載の化合物またはその医薬的に許容される塩。
  3. nが3である請求項1または2記載の化合物。
  4. Qが−NRである請求項1〜3のいずれか1項記載の化合物。
  5. がメチルであり、RがHまたはメチルである請求項4記載の化合物。
  6. およびLがFである請求項1〜5のいずれか1項記載の化合物。
  7. およびLがHである請求項1〜6のいずれか1項記載の化合物。
  8. XがClである請求項1〜7のいずれか1項記載の化合物。
  9. がHまたはメチルである請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物。
  10. がHである請求項1〜9のいずれか1項記載の化合物。
  11. がCFである請求項1〜10のいずれか1項記載の化合物。
  12. 式(I)が式(Ia):
    Figure 2007506745
    により表される請求項1〜11のいずれか1項記載の化合物。
  13. 式(I)が式(Ia):
    Figure 2007506745
    (式中、Rは:
    Figure 2007506745
    である;
    nは3である;
    XはClまたはBrである;
    Yは式:−O−(CHQの部分である;
    はHまたはメチルである;
    はHである;
    Qは−NRである;
    はCFである;
    およびRはそれぞれ独立して、HまたはC−Cアルキルである;
    およびRは、所望によりそれぞれが結合している窒素原子と一緒になった場合、1〜2個の窒素原子、0〜1個の酸素原子および0〜1個の硫黄原子を有し、Rで置換されていてもよい4〜6員飽和複素環を形成する;
    はC−Cアルキルである;
    およびLはFである;
    およびLはHである)
    により表される請求項1記載の化合物またはその医薬的に許容される塩。
  14. が:
    Figure 2007506745
    であり;
    XがClであり;
    nが3であり;
    Yが−O(CHQであり;
    Qが−NRであり;
    がHまたはメチルであり;
    がHであり;
    がCFであり;
    がメチルであり;
    がHまたはメチルであり;
    およびLがFであり;
    およびLがHである請求項13記載の化合物またはその医薬的に許容される塩。
  15. 式(I)が式(Ib):
    Figure 2007506745
    により表される請求項1〜11のいずれか1項記載の化合物またはその医薬的に許容される塩。
  16. 式(I)が式(Ib):
    Figure 2007506745
    (式中、

    Figure 2007506745
    である;
    nは3である;
    XはClまたはBrである;
    Yは−O−(CHQの部分である;
    はHまたはメチルである;
    はHである;
    Qは−NRである;
    はCFである;
    およびRはそれぞれ独立してHまたはC−Cアルキルであるか;あるいは
    およびRは所望によりそれぞれが結合している窒素原子と一緒になった場合に、1〜2個の窒素原子、0〜1個の酸素原子および0〜1個の硫黄原子を有し、Rで置換されていてもよい4〜6員飽和複素環を形成する;
    はC−Cアルキルである;
    およびLはFである;
    およびLがHである)
    により表される請求項1記載の化合物またはその医薬的に許容される塩。

  17. Figure 2007506745
    であり;
    nが3であり;
    XがClであり;
    Yが式:−O(CHQの部分であり;
    Qが−NRであり;
    がHであり;
    がメチルであり;
    がHまたはメチルであり;
    およびLがFであり;
    およびLがHである請求項14記載の化合物またはその医薬的に許容される塩。
  18. がC−Cシクロアルキルである請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物またはその医薬的に許容される塩。
  19. がC−Cシクロアルキルであり;

    Figure 2007506745
    であり;
    nが3であり;
    XがClであり;
    Yが式:−O(CHQの部分であり;
    Qが−NRであり;
    がメチルであり;
    がHまたはメチルであり;
    およびLがFであり;
    およびLがHである請求項1記載の化合物またはその医薬的に許容される塩。
  20. 7−クロロ−6−{4−[3−(ジメチルアミノ)プロポキシ]−2,6−ジフルオロフェニル}−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−5−アミン、
    3−[4−(7−クロロ−5−シクロヘプチルイミダゾ[1,2−a]ピリミジン−6−イル)−3,5−ジフルオロフェノキシ]−N,N−ジメチルプロパン−1−アミン、
    7−クロロ−6−{4−[4−(ジメチルアミノ)ブトキシ]−2,6−ジフルオロフェニル}−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−5−アミン、
    N−{3−[4−(7−クロロ−5−シクロヘキシルイミダゾ[1,2−a]ピリミジン−6−イル)−3,5−ジフルオロフェノキシ]プロピル}−N,N−ジメチルアミン、
    7−クロロ−6−{2,6−ジフルオロ−4−[3−(メチルアミノ)プロポキシ]フェニル}−N−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル)イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−5−アミンおよび
    7−クロロ−6−{4−[3−(ジメチルアミノ)プロポキシ]−2,6−ジフルオロフェニル}−N−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル)イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−5−アミン;
    の群から選択される請求項1記載の化合物またはその医薬的に許容される塩。
  21. 7−クロロ−6−{2,6−ジフルオロ−4−[3−(メチルアミノ)プロポキシ]フェニル}−N−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル]イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−5−アミンおよび
    7−クロロ−6−{4−[3−(ジメチルアミノ)プロポキシ]−2,6−ジフルオロフェニル}−N−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル]イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−5−アミンの群から選択される請求項4記載の化合物またはその医薬的に許容される塩。
  22. 7−クロロ−6−{2,6−ジフルオロ−4−[3−(メチルアミノ)プロポキシ]フェニル}−N−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル]イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−5−アミンおよび
    7−クロロ−6−{4−[3−(ジメチルアミノ)プロポキシ]−2,6−ジフルオロフェニル}−N−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル]イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−5−アミンの群から選択される請求項1記載の化合物またはその医薬的に許容される塩。
  23. 請求項1〜22のいずれか1項記載の式(I)の化合物またはその医薬的に許容される塩を含む、癌性腫瘍細胞の増殖および関連疾患の治療または阻害のための医薬組成物。
  24. ューブリン含有系を請求項1〜22のいずれか1項記載の式(I)の化合物またはその医薬的に許容される塩の有効量と接触させることを含むチューブリン含有系におけるチューブリン重合を促進する方法において用いるための、請求項1〜22のいずれか1項記載の式(I)の化合物またはその医薬的に許容される塩を含む医薬組成物。
  25. ューブリン含有系を請求項1〜22のいずれか1項記載の式(I)の化合物またはその医薬的に許容される塩の有効量と接触させることを含むチューブリン含有系において微小管を安定化させる方法において用いるための、請求項1〜22のいずれか1項記載の式(I)の化合物またはその医薬的に許容される塩を含む医薬組成物。
  26. 請求項1〜22のいずれか1項記載の式(I)の化合物またはその医薬的に許容される塩を含む、多剤耐性(MDR)を発現するかまたはMDRのために耐性である腫瘍の治療または予防のための医薬組成物。
  27. 請求項1〜22のいずれか1項記載の化合物またはその医薬的に許容される塩を医薬的に許容される担体とともに含む医薬組成物。
  28. (II):
    Figure 2007506745
    (式中:

    Figure 2007506745
    およびC−Cシクロアルキルから選択される;
    は式:
    Figure 2007506745
    の部分である;
    はH、またはC−Cアルキルである;
    はH、またはC−Cアルキルであるか;または
    およびRは所望により一緒になって、1〜2個の窒素原子、0〜1個の酸素原子および0〜1個の硫黄原子を有し、C−Cアルキルで置換されていてもよい6〜8員飽和複素環を形成する;
    はH、C−CアルキルまたはC−Cフルオロアルキルである;
    YはH、F、Cl、または式:−O(CHQの部分である;
    nは2、3または4の整数である;
    Qは−OH、または−NRである;
    およびRは独立してHまたはC−Cアルキルであるか;または
    およびRは、所望によりこれらが結合している窒素原子と一緒になった場合、1〜2個の窒素原子、0〜1個の酸素原子および0〜1個の硫黄原子を有し、Rで置換されていてもよい4〜6員複素環を形成する;
    はC−Cアルキルである;
    、L、L、およびLはそれぞれ独立してH、F、Cl、BrまたはCFである;
    XはClまたはBrである)
    の化合物またはその医薬的に許容される塩を含む、癌性腫瘍細胞の増殖および関連疾患の治療または阻害のための医薬組成物。
  29. ューブリン含有系を請求項28記載の式(II)の化合物またはその医薬的に許容される塩の有効量と接触させることを含むチューブリン含有系におけるチューブリン重合を促進する方法において用いるための、請求項28記載の式(II)の化合物またはその医薬的に許容される塩を含む医薬組成物
  30. 請求項28記載の式(II)の化合物またはその医薬的に許容される塩を含む、多剤耐性(MDR)を発現するかまたはMDRのために耐性である腫瘍の治療または予防のための医薬組成物
  31. 請求項28記載の式(II)の化合物またはその医薬的に許容される塩を含む、少なくとも1種の化学治療剤に対して耐性である腫瘍の増殖の治療もしくは阻害または該腫瘍の根絶ための医薬組成物
  32. が式:
    Figure 2007506745
    の部分であるか、またはその医薬的に許容される塩である請求項28〜31のいずれか1項記載の医薬組成物
  33. nが3である請求項28〜32のいずれか1項記載の医薬組成物
  34. Qが−NRである請求項28〜33のいずれか1項記載の医薬組成物
  35. がメチルであり、RがHまたはメチルである請求項28〜34のいずれか1項記載の医薬組成物
  36. およびLがFである請求項28〜35のいずれか1項記載の医薬組成物
  37. およびLがHである請求項28〜36のいずれか1項記載の医薬組成物
  38. XがClである請求項28〜37のいずれか1項記載の医薬組成物
  39. がHまたはメチルである請求項28〜38のいずれか1項記載の医薬組成物
  40. がHである請求項28〜39のいずれか1項記載の医薬組成物
  41. がCFである請求項28〜40のいずれか1項記載の医薬組成物
  42. 式(I)が式(Ia):
    Figure 2007506745
    により表される請求項28〜41のいずれか1項記載の医薬組成物
  43. 式(II)が式(Ia):
    Figure 2007506745
    (式中、

    Figure 2007506745
    の部分である;
    はH、またはC−Cアルキルである;
    はHである;
    はC−Cフルオロアルキルである;
    YはF、または−O(CHQの部分である;
    nは3である;
    Qは−NRである;
    およびRはそれぞれ独立してHまたはC−Cアルキルであるか;または
    およびRは所望によりそれぞれが結合している窒素原子と一緒になった場合、1〜2個の窒素原子、0〜1個の酸素原子、および0〜1個の硫黄原子を有し、Rで置換されていてもよい4〜6員飽和複素環を形成する;
    はC−Cアルキルである;
    およびLはそれぞれFである;
    およびLはそれぞれHである;
    XはClである)
    により表されるか、またはその医薬的に許容される塩である請求項28〜31のいずれか1項記載の医薬組成物
  44. がC−Cシクロアルキルであるか、またはその医薬的に許容される塩である請求項28〜37のいずれか1項記載の医薬組成物
  45. がC−Cシクロアルキルであり;
    が:
    Figure 2007506745
    の部分であり;
    YがF、または−O(CHQの部分であり;
    nが3であり;
    Qが−NRであり;
    およびRがそれぞれ独立してHまたはC−Cアルキルであるか;または
    およびRは、所望によりそれぞれが結合している窒素原子と一緒になった場合に、1〜2個の窒素原子、0〜1個の酸素原子および0〜1個の硫黄原子を有し、Rで置換されていてもよい4〜6員飽和複素環を形成し;
    がC−Cアルキルであり;
    およびLがそれぞれFであり;
    およびLがそれぞれHであり;
    XがClであるか、またはその医薬的に許容される塩である請求項44記載の医薬組成物
  46. 式(II)が式(IIb):
    Figure 2007506745
    により表されるか、またはその医薬的に許容される塩である請求項28〜40のいずれか1項記載の医薬組成物
  47. 式(II)が式(IIb):
    Figure 2007506745
    (式中、

    Figure 2007506745
    の部分である;
    はH、またはC−Cアルキルである;
    はHである;
    はC−Cフルオロアルキルである;
    YはF、または−O(CHQの部分である;
    nは3である;
    Qは−NRである;
    およびRはそれぞれ独立してHまたはC−Cアルキルであるか;または
    およびRは、所望によりそれぞれが結合している窒素原子と一緒になった場合に、1〜2個の窒素原子、0〜1個の酸素原子および0〜1個の硫黄原子を有し、Rで置換されていてもよい4〜6員飽和複素環を形成する;
    はC−Cアルキルである;
    およびLはそれぞれFである;
    およびLはそれぞれHである;
    XはClである)
    により表されるか、またはその医薬的に許容される塩である請求項28〜31のいずれか1項記載の医薬組成物
  48. 化合物が、
    5−アゼパン−1−イル−7−クロロ−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)イミダゾ[1,2−a]ピリミジン、
    7−クロロ−5−ピペリジン−1−イル−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)イミダゾ[1,2−a]ピリミジン、
    7−クロロ−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−5−アミン、および
    7−クロロ−5−シクロヘプチル−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)イミダゾ[1,2−a]ピリミジン
    の群から選択されるか、またはその医薬的に許容される塩である請求項28〜31のいずれか1項記載の医薬組成物
  49. 式(II):
    Figure 2007506745
    (式中:

    Figure 2007506745
    およびC−Cシクロアルキルから選択される;
    は式:
    Figure 2007506745
    の部分である;
    はH、またはC−Cアルキルである;
    はH、またはC−Cアルキルであるか;または
    およびRは所望により一緒になって、1〜2個の窒素原子、0〜1個の酸素原子および0〜1個の硫黄原子を有し、C−Cアルキルで置換されていてもよい6〜8員飽和複素環を形成する;
    はH、C−CアルキルまたはC−Cフルオロアルキルである;
    YはH、F、Clである;
    nは2、3または4の整数である;
    Qは−OH、または−NRである;
    およびRは独立してHまたはC−Cアルキルであるか;または
    およびRは所望によりそれぞれが結合している窒素原子と一緒になった場合、1〜2個の窒素原子、0〜1個の酸素原子および0〜1個の硫黄原子を有し、Rで置換されていてもよい4〜6員飽和複素環を形成する;
    はC−Cアルキルである;
    、L、L、およびLはそれぞれ独立して、H、F、Cl、BrまたはCFである;
    XはClまたはBrである)
    の化合物またはその医薬的に許容される塩を医薬的に許容される担体と共に含む医薬組成物。
  50. 式(I):
    Figure 2007506745
    (式中:

    Figure 2007506745
    から選択される;
    は式:
    Figure 2007506745
    の部分である;
    はH、またはC−Cアルキルである;
    はH、またはC−Cアルキルであるか;または
    およびRは所望により一緒になって、1〜2個の窒素原子、0〜1個の酸素原子および0〜1個の硫黄原子を有し、C−Cアルキルで置換されていてもよい6〜8員飽和複素環を形成する;
    はH、C−CアルキルまたはC−Cフルオロアルキルである;
    Yは式:−O(CHQの部分である;
    nは2、3または4の整数である;
    Qは−OH、または−NRである;
    およびRは独立して、HまたはC−Cアルキルであるか;または
    およびRは所望によりそれぞれが結合している窒素原子と一緒になって、1〜2個の窒素原子、0〜1個の酸素原子および0〜1個の硫黄原子を有し、所望によりRで置換されていてもよい4〜6員飽和複素環を形成する;
    はC−Cアルキルである;
    、L、L、およびLはそれぞれ独立してH、F、Cl、BrまたはCFである;
    XはClまたはBrである)
    の化合物またはその医薬的に許容される塩の調製法であって、
    強塩基の存在下で、所望により非プロトン性溶媒の存在下にて、式:
    Figure 2007506745
    (式中、Lは脱離基である)の化合物を式:HY−(CHNR(式中、YはOである)の化合物と反応させて式(I)の化合物を得ることを含む方法。
  51. 脱離基がFである請求項50記載の方法。
  52. 強塩基が、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩およびアルカリ水素化物から選択される請求項50または51記載の方法。
  53. 非プロトン性溶媒が、ジメチルスルホキシドおよびジメチルホルムアミドから選択される請求項50〜52のいずれか1項記載の方法。
  54. 式(I):
    Figure 2007506745
    (式中:
    はC−Cシクロアルキルである;

    Figure 2007506745
    の部分である;
    Yは式:−O(CHQの部分である;
    nは2、3または4の整数である;
    Qは−NRである;
    およびRは独立してHまたはC−Cアルキルであるか;または
    およびRは所望によりそれぞれが結合している窒素原子と一緒になって、1〜2個の窒素原子、0〜1個の酸素原子および0〜1個の硫黄原子を有し、Rで置換されていてもよい4〜6員飽和複素環を形成する;
    はC−Cアルキルである;
    、L、L、およびLはそれぞれ独立して、H、F、Cl、BrまたはCFである;XはClまたはBrである)
    の化合物またはその医薬的に許容される塩の調製法であって、
    a)第3アミンの存在下、非プロトン性溶媒中にて、式:
    Figure 2007506745
    (式中、Lは脱離基である)のエステルを2−アミノイミダゾールと反応させて、式:
    Figure 2007506745
    の化合物を得る工程;
    b)化合物(V)を式:HO(CHQのアルコールと強塩基の存在下、溶媒中で反応させて、化合物(VI):
    Figure 2007506745
    を得る工程;
    c)化合物(VI)をPOXでハロゲン化して、式(I):
    Figure 2007506745
    (式中:
    はC−Cシクロアルキルである;
    およびLはそれぞれ独立してH、F、Cl、Br;またはCFである;
    およびLはそれぞれHである;
    XはClまたはBrである;
    Qは−NRである)の化合物を得る工程
    を含む方法。
  55. 塩基が、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩およびアルカリ水素化物から選択される請求項54記載の方法。
  56. 溶媒が、ジメチルスルホキシドおよびジメチルホルムアミドから選択される請求項54または55記載の方法。
  57. 請求項1〜22のいずれか1項記載の化合物を含む、少なくとも1種の化学療法剤に対して耐性である腫瘍の増殖の治療もしくは阻害または該腫瘍の根絶のための医薬組成物
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