JP2007323463A - 履歴管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷装置などの複数の装置の履歴を収集する際、通信トラフィックを抑制できる履歴管理装置を提供する。
【解決手段】本履歴管理装置であるサーバは、ユーザから集計対象グループを含む集計要求を受け付けると(S521)、当該グループに対応する印刷装置であるMFPを所定のグループデータから抽出し(S522)抽出された各MFPにログ要求を送信する(S523)。各MFPは動作履歴であるログを作成し(S502)、上記要求を受け付けると(S503,S504)作成されたログから送信対象項目を抽出して(S505)送信する(S506)。サーバは各MFPからログを受け取り(S524)集計する(S525)。このように収集すべき履歴の項目や収集対象のMFPが限定されるので、収集される履歴のデータ量を削減することができ、トラフィックを抑制できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の装置における動作履歴を管理する履歴管理装置に関し、より詳細には動作履歴を示す情報を上記複数の装置から収集する履歴管理装置に関する。
近年、オフィス等では複数のプリンタやコンピュータがネットワークを介して相互に通信可能に接続されることが多く、特にプリンタは多くのコンピュータにより共同で使用されることが多い。
このようにネットワーク環境下で使用されるプリンタは、様々な利用者により使用されるので、トナーや用紙などの消耗品のコストを負担する者を明確にするために、所定の管理サーバ等により印刷毎に付加される課金情報や印刷枚数などを利用者と関連づけた情報を含む印刷履歴情報を収集されることがある。また、このようなプリンタは、上記消耗品の補給や購入を円滑に行うために、管理サーバ等によりトナー量や印刷枚数を含む印刷履歴情報を収集されることがある。
ここで通常、上記印刷履歴情報は、一連の印刷終了後に収集されることが多いが、プリンタによる印刷動作中に異常が生じた場合には上記印刷履歴情報を収集することができない。
そこで、プリンタにおいて1枚の用紙が印刷される毎に、サーバにおいて上記印刷履歴情報を収集する従来の履歴管理システムがある(特許文献1を参照)。このようなタイミングで印刷履歴情報が収集されることにより、プリンタによる印刷動作中に異常が生じた場合であっても正確な印刷履歴情報を収集することができる。
特開2005−349641号公報
しかし、上記従来の履歴管理システムでは、多くのプリンタから印刷履歴情報を収集する場合、プリンタの数や印刷回数によってはサーバへ送られる単位時間あたりの情報量が非常に多くなるので、通信回線に巨大なトラフィックが発生する。このことにより通信障害などの異常動作が生じることがある。
また、上記従来の履歴管理システムでは、サーバにより常に印刷履歴情報が収集され続けるので、事故やメインテナンス等でサーバが一時的に機能を停止すると、その停止期間中に収集されるべき印刷履歴情報が失われてしまう。
この点、プリンタにおいて上記印刷履歴情報が記録されるように構成すれば、サーバが一時的に機能を停止した場合であっても印刷履歴情報が失われることはないが、プリンタに記録された印刷履歴情報がサーバにより収集される際、通信回線に巨大なトラフィックが発生してしまう。
そこで本発明は、印刷装置などの複数の装置の動作履歴情報を収集する際に、通信回線のトラフィックを抑制することができる履歴管理装置および履歴管理システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、所定の複数の電子機器と所定の通信回線を介して接続されており、前記通信回線を介して前記複数の電子機器のうち1つ以上の動作履歴を収集する履歴管理装置であって、
前記複数の電子機器と前記電子機器の属性または状態を示す属性項目とを関連づけるグループデータを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記属性項目から選ばれる項目に対応する電子機器を前記動作履歴を収集すべき電子機器として抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出される電子機器に対して前記動作履歴を送信するよう要求する送信部と、
前記電子機器から送信される前記動作履歴を受信する受信部と
を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記記憶部は、前記複数の電子機器と前記動作履歴を示す履歴項目とを関連づけるグループデータを記憶し、
前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記履歴項目から選ばれる項目を収集すべき前記動作履歴の項目として決定し、
前記送信部は、前記抽出部により抽出される電子機器に対して、前記抽出部により決定された前記履歴項目に対応する動作履歴のみを送信するよう要求することを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、
前記記憶部は、前記複数の電子機器と前記動作履歴を収集すべき時点を示す情報とを関連づけるデータを含むグループデータを記憶し、
前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、抽出される電子機器の動作履歴を収集すべき時点を決定し、
前記送信部は、前記抽出部により抽出される電子機器に対して、前記抽出部により決定された時点において前記動作履歴を送信するよう要求することを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明において、
前記記憶部は、前記複数の電子機器と不正使用の監視態様または監視範囲を示す情報を含む前記属性項目とを関連づけるデータを含むグループデータを記憶し、
前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、不正使用を監視させ不正使用の監視結果を含む前記動作履歴を保存させるべき電子機器を抽出し、
前記送信部は、前記抽出部により抽出される電子機器に対して、不正使用を監視し前記動作履歴を保存するよう指示する通知を送信することを特徴とする。
第5の発明は、第4の発明において、
前記受信部は、不正使用が行われた電子機器から、不正使用が行われたことを示す警告を受信し、
前記抽出部は、前記受信部により前記警告が受信されるとき、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記不正使用が行われた電子機器を含む前記動作履歴を収集すべき電子機器を抽出し、
前記送信部は、前記受信部により前記警告が受信されるとき、前記抽出部により抽出される電子機器に対して前記動作履歴を送信するよう要求することを特徴とする。
第6の発明は、第1の発明において、
前記記憶部は、前記複数の電子機器と、前記動作履歴を収集すべき範囲を示す期間とを関連づけるグループデータを記憶し、
前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記動作履歴を収集すべき期間を決定し、
前記送信部は、前記抽出部により抽出される電子機器に対して、前記抽出部により決定された前記期間内の動作履歴のみを送信するよう要求することを特徴とする。
第7の発明は、第1の発明において、
前記複数の電子機器は、所定の用紙上に所定の画像データに対応する画像を形成する印刷装置であり、
前記送信部は、前記抽出部により抽出される電子機器である印刷装置に対して、前記動作履歴とともに前記動作履歴に関連して保存される前記画像データまたは前記画像データに相当する画像データを送信するよう要求することを特徴とする。
第8の発明は、第1の発明において、
前記電子機器は、所定のトナーを使用することにより所定の用紙上に画像を形成する印刷装置であり、
前記記憶部は、前記複数の印刷装置と、前記印刷装置において使用されるトナーの識別符号を含む前記属性項目とを関連づけるグループデータを記憶し、
前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記識別符号から選ばれる識別符号を有するトナーを使用する印刷装置を前記動作履歴を収集すべき印刷装置として抽出し、
前記送信部は、前記抽出部により抽出される印刷装置に対して、使用されるトナーの量または使用されたトナーの残量を前記動作履歴として送信するよう要求することを特徴とする。
第9の発明は、第1の発明において、
前記電子機器は、所定の用紙上に画像を形成する印刷装置であり、
前記記憶部は、前記複数の印刷装置と、前記印刷装置において使用される用紙の種類またはサイズとを含む前記属性項目とを関連づけるグループデータを記憶し、
前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記種類またはサイズから選ばれる種類またはサイズを有する用紙を使用する印刷装置を前記動作履歴を収集すべき印刷装置として抽出し、
前記送信部は、前記抽出部により抽出される印刷装置に対して、使用される用紙の量または使用された用紙の残量を前記動作履歴として送信するよう要求することを特徴とする。
第10の発明は、第1の発明において、
前記複数の電子機器のそれぞれは、所定の機能が使用される毎に、所定の課金対象名を有する対象者または対象グループに課金が行われる装置であり、
前記記憶部は、前記複数の電子機器と、前記課金対象名を含む前記属性項目とを関連づけるグループデータを記憶し、
前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記課金対象名から選ばれる課金対象名に対応する電子機器を前記動作履歴を収集すべき電子機器として抽出し、
前記送信部は、前記抽出部により抽出される電子機器に対して、前記課金の額または当該額に相当する量を前記動作履歴として送信するよう要求することを特徴とする。
第11の発明は、第1の発明において、
前記記憶部は、前記複数の電子機器と、前記電子機器を管理する管理者または管理グループを示す名称を含む前記属性項目とを関連づけるグループデータを記憶し、
前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記名称から選ばれる名称に対応する電子機器を前記動作履歴を収集すべき電子機器として抽出することを特徴とする。
第12の発明は、第1の発明において、
前記記憶部は、前記複数の電子機器と、前記電子機器が設置される場所を示す名称を含む前記属性項目とを関連づけるグループデータを記憶し、
前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記名称から選ばれる名称に対応する電子機器を前記動作履歴を収集すべき電子機器として抽出することを特徴とする。
第13の発明は、第1の発明において、
前記受信部は、前記動作履歴を保存する記憶領域が不足している電子機器または前記動作履歴のデータサイズが所定量以上である電子機器から、記憶領域が不足していることを示す警告または前記動作履歴のデータサイズが所定量以上であることを示す警告を受信し、
前記抽出部は、前記受信部により前記警告が受信されるとき、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記警告を発する電子機器を含む前記動作履歴を収集すべき電子機器を抽出し、
前記送信部は、前記受信部により前記警告が受信されるとき、前記抽出部により抽出される電子機器に対して前記動作履歴を送信するよう要求することを特徴とする。
第14の発明は、所定の複数の電子機器と、所定の通信回線を介して前記複数の電子機器のうち1つ以上の動作履歴を収集する履歴管理装置とを備える履歴管理システムであって、
前記履歴管理装置は、
前記複数の電子機器と前記電子機器の属性または状態を示す属性項目とを関連づけるグループデータを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記属性項目から選ばれる項目に対応する電子機器を前記動作履歴を収集すべき電子機器として抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出される電子機器に対して前記動作履歴を送信するよう要求する送信部と、
前記電子機器から送信される前記動作履歴を受信する受信部と
を備え、
前記電子機器は、
前記動作履歴を記憶する履歴記憶部と、
前記送信部から前記動作履歴の送信要求を受信する電子機器受信部と、
前記電子機器受信部において前記要求が受信される場合、前記履歴記憶部に記憶される前記動作履歴を前記受信部へ送信する電子機器送信部と
を備えることを特徴とする。
第15の発明は、所定の複数の電子機器と所定の通信回線を介して接続されており、前記通信回線を介して前記複数の電子機器のうち1つ以上の動作履歴を収集する履歴管理装置を制御する履歴管理方法であって、
前記複数の電子機器と前記電子機器の属性または状態を示す属性項目とを関連づけるグループデータを記憶する記憶ステップと、
前記記憶ステップにおいて記憶されるグループデータに基づき、前記属性項目から選ばれる項目に対応する電子機器を前記動作履歴を収集すべき電子機器として抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出される電子機器に対して前記動作履歴を送信するよう要求する送信ステップと、
前記電子機器から送信される前記動作履歴を受信する受信ステップと
を含むことを特徴とする。
第16の発明は、所定の複数の電子機器と所定の通信回線を介して接続されており、前記通信回線を介して前記複数の電子機器のうち1つ以上の動作履歴を収集する履歴管理装置に、
前記複数の電子機器と前記電子機器の属性または状態を示す属性項目とを関連づけるグループデータを記憶する記憶ステップと、
前記記憶ステップにおいて記憶されるグループデータに基づき、前記属性項目から選ばれる項目に対応する電子機器を前記動作履歴を収集すべき電子機器として抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出される電子機器に対して前記動作履歴を送信するよう要求する送信ステップと、
前記電子機器から送信される前記動作履歴を受信する受信ステップと
を実行させる、プログラムである。
第1の発明によれば、抽出部により、グループデータに基づき、電子機器の属性または状態を示す属性項目(例えばカラー印刷可能であるかまたはモノクロ印刷のみ可能であるかを示す項目)から選ばれる項目に対応する電子機器(例えばカラー印刷可能機)が抽出され、送信部により動作履歴を送信するよう要求が行われるので、各電子機器の動作履歴情報を収集する際に、グループデータを参照することにより、収集対象となる電子機器を限定することできる。このことにより、収集される動作履歴のデータ量を削減することができるので、通信回線のトラフィックを抑制することができる。
第2の発明によれば、抽出部により、グループデータに基づき、履歴項目(例えば印刷枚数や送信枚数など)から選ばれる項目が収集すべき動作履歴の項目として決定され、この決定された履歴項目に対応する動作履歴のみを送信するよう送信部により要求が行われる。このように動作履歴の全ての項目(履歴項目)ではなく、グループデータを参照して特定の項目(履歴項目)を選定することにより、収集されるべき動作履歴のデータ量を必要な範囲に限定することができ、通信トラフィックを抑えることができる。
第3の発明によれば、抽出部により、グループデータに基づき、抽出される電子機器の動作履歴を収集すべき時点が決定されるので、必要な時点にのみ動作履歴が収集されることになり、通信トラフィックを抑えることができる。
第4の発明によれば、抽出部により、グループデータに基づき、不正使用を監視させ不正使用の監視結果を含む動作履歴を保存させるべき電子機器が抽出され、この抽出された電子機器に対してのみ送信部により不正使用を監視し動作履歴を保存するよう指示する通知が送信されるので、全ての電子機器において監視を行う必要が無くなり、また全ての電子機器から不正使用の履歴を収集することがないので通信トラフィックを抑えることができる。
第5の発明によれば、受信部により不正使用が行われた電子機器から、不正使用が行われたことを示す警告が受信されるとき、抽出部により不正使用が行われた電子機器を含む動作履歴を収集すべき電子機器が抽出され、送信部により抽出される電子機器に対して動作履歴を送信するよう直ちに要求が行われる。このことにより、不正使用が検出されたときに当該不正使用が検出された電子機器を含む各電子機器のログデータが直ちに収集されるので、管理者が不正使用の状態を(例えばユーザ毎の集計を分析するなどすることにより)即時に把握することができる。
第6の発明によれば、抽出部により、グループデータに基づき、動作履歴を収集すべき期間が決定され、送信部により上記期間内の動作履歴のみを送信するよう要求が行われるので、収集されるべきログデータの量を必要な期間内のものに限定することができ、通信トラフィック量を抑えることができ、また不要な期間の集計作業を省略することができる。
第7の発明によれば、送信部により動作履歴とともに動作履歴に関連して保存される画像データを送信するよう要求が行われるので、例えばユーザにより印刷(またはFAX送信等)された文書の画像データが収集される。このことにより、管理者は例えば収集された画像データを表示させることにより、容易に(ないし直截に)印刷装置の使用状況等を判断することができる。
第8の発明によれば、抽出部により、グループデータに基づき、選ばれた識別符号を有するトナーを使用する印刷装置が動作履歴を収集すべき印刷装置として抽出され、送信部により、使用されるトナーの量または使用されたトナーの残量を動作履歴として送信するよう要求が行われる。このように、動作履歴に含まれるトナー残量が例えばトナーの製品型番毎等に対応する印刷装置から収集されるので、この収集された動作履歴の集計結果に基づいて、管理者はどの製品型番のトナーの残量が少なくなっていることから購入すべきか(またどの会社から購入すべきか)を容易に把握し管理することができる。
第9の発明によれば、抽出部により、グループデータに基づき、選ばれた種類またはサイズを有する用紙を使用する印刷装置が動作履歴を収集すべき印刷装置として抽出され、送信部により、使用される用紙の量または使用された用紙の残量を動作履歴として送信するよう要求が行われる。このように、動作履歴に含まれる用紙の種類またはサイズ毎に用紙量(例えば残り枚数または使用枚数)が印刷装置から収集されるので、この収集された動作履歴の集計結果に基づいて、管理者はどのサイズ(または種類)の用紙の残量が少なくなってきており購入すべきかを容易に把握し管理することができる。
第10の発明によれば、抽出部により、グループデータに基づき、選ばれた課金対象名に対応する電子機器が動作履歴を収集すべき電子機器として抽出され、送信部により、課金の額等を動作履歴として送信するよう要求が行われる。このように、動作履歴に含まれる課金額(または課金額に相当する課金枚数など)が電子機器毎に収集されるので、この収集された動作履歴の集計結果に基づいて、管理者は利用者に対する課金業務を容易に行うことができる。
第11の発明によれば、抽出部により、グループデータに基づき、選ばれる電子機器を管理する管理者または管理グループを示す名称に対応する電子機器が動作履歴を収集すべき電子機器として抽出される。このことにより、電子機器を管理する管理者または管理者グループ(例えば部門)毎に動作履歴が収集されるので、管理者または管理者グループ毎に集計作業および管理業務を容易に行うことができる。
第12の発明によれば、抽出部により、グループデータに基づき、選ばれる電子機器が設置される場所を示す名称に対応する電子機器が動作履歴を収集すべき電子機器として抽出される。このことにより、電子機器が設置される場所毎に動作履歴が収集されるので、設置場所(例えば店舗や事業所)毎に容易に集計作業を行うことができる。
第13の発明によれば、受信部により、動作履歴を保存する記憶領域が不足している電子機器または動作履歴のデータサイズが所定量以上である電子機器から、記憶領域が不足していることを示す警告または動作履歴のデータサイズが所定量以上であることを示す警告が受信されるとき、抽出部により、グループデータに基づき、上記警告を発する電子機器を含む動作履歴を収集すべき電子機器が抽出される。このことにより、動作履歴を保存する記憶領域が不足している場合には、動作履歴が収集されることにより古くなった動作履歴を破棄(消去)することができるので、記憶容量不足による動作履歴の記録漏れ(取りこぼし)を防止することができる。また、所定量以上のデータサイズとなった動作履歴が送信される場合には、記憶容量不足による動作履歴の記録漏れ(取りこぼし)を防止することができるとともに、上記所定量を通信トラフィック量が著しく増大しない程度の量に設定することにより、非常に大きいデータサイズのログデータが送信されることで巨大な通信トラフィックが発生することを抑制することができる。
第14の発明によれば、第1の発明と同様の効果を有する履歴管理システムを実現することができる。
第15の発明によれば、第1の発明と同様の効果を有する履歴管理方法を実現することができる。
第16の発明によれば、第1の発明と同様の効果を有するプログラムを実現することができる。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照して説明する。
<1. 装置全体の構成および動作>
図1は、本発明の一実施形態に係る履歴管理装置と印刷装置との概略的な接続関係を表す図である。図1に示されるように、例えばIEEE802.3に準拠するような所定のローカルネットワーク(LAN)103を介して、印刷装置である複数のマルチファンクションプリンタ(MFP)101と、本履歴管理装置であるサーバ102とが相互に通信可能に接続されてる。これらの装置により、本発明の特徴を備える履歴管理システムが構成されている。
また、このLAN103には図示されない複数のクライアント用パーソナルコンピュータ(PC)が接続されており、MFP(「複合機」ともいう)101は、このPCより所定の文書を印刷するための印刷ジョブ(ここではFAX送信用のジョブも含まれるものとする)を受け取る。この印刷ジョブを受信したMFP101は、当該ジョブに基づき印刷(出力)を行うとともに、印刷枚数や印刷に使用された用紙サイズ、課金情報などの印刷履歴情報を記憶する。以下、この記憶された印刷履歴情報をログデータまたは単にログと呼ぶ。
サーバ102は、複数のMFP101から上記ログデータを選択的に収集する。これらMFP101およびサーバ102の詳しい動作については後述する。次に、これらの装置の概略的な構成を図2および図3を参照して説明する。
図2は、サーバ102の概略構成を示すブロック図である。図2に示されるように、このサーバ102は、各種演算を行い各種機能を実現するCPU(制御部)304と、この各種機能を実現するためにCPU304により実行されるプログラムが展開されるRAM305と、CPU304により実行される後述するプログラムやログデータなどの各種情報が記憶されるハードディスクドライブ(HDD)306と、LAN103を介してログデータ等の送受信を行うネットワークインタフェース(ネットワークI/F)307と、液晶パネルやCRT等からなり後述する集計結果を表示するディスプレイ301と、後述するグループを選択する操作入力を受け付けるキーボード302およびマウス303とを備えている。なお、図2に示されるサーバ102の構成は一般的なものであるので詳しい説明は省略する。
図3は、MFP101の構成を示すブロック図である。図3に示されるように、MFP101は、サーバ102と同様のCPU(制御部)401と、RAM402と、HDD403と、ネットワークI/F404と、ディスプレイ405と、印刷設定等の操作入力を受け付ける複数のボタンを含む操作パネル406とを備えるほか、さらに所定の用紙に画像を形成して印刷する画像形成部407と、所定の原稿の画像を光学的に読み取る画像読取部408と、画像形成部407に上記用紙を与える用紙給紙部409と、画像形成部407から出力された用紙を仕分ける仕分け装置410とを備える。また、MFP101は、これらの構成要素の他、さらに図示されない周知のFAX送信部等を備えている。なお、MFP101の上記構成は一般的なものであるので詳しい説明は省略する。次に、これらMFP101およびサーバ102の機能的な構成を図4を参照して説明する。
図4は、MFP101およびサーバ102の機能的な構成を示すブロック図である。図4に示されるように、このMFP101は、ネットワークI/F404を介してログデータの要求をサーバ102から受信する受信部209およびログデータをサーバ102へ送信する送信部206と、ディスプレイ405に動作状態等を表示する表示部207と、画像形成部407等により所定の文書の印刷を行う印刷部201と、印刷部201に与えられるべきビットマップデータを生成する画像生成部204と、画像読取部408により所定の原稿画像を読み取る読み取り部202と、操作パネル406において受け付けられた印刷設定を選択する選択部208と、ログデータを後述するデータベースの形でHDD403に記憶するデータベース部211と、ログデータから上記グループに対応するデータを抽出する抽出部205とを備える。
また、サーバ102は、図4に示されるように、ネットワークI/F307を介してログデータの要求をサーバ102へ送信する送信部213およびログデータをサーバ102から受信する受信部210と、ディスプレイ301に集計結果等を表示する表示部212と、キーボード302等により受け付けられたグループを選択する選択部215と、後述するグループデータをデータベースの形でHDD306に記憶するデータベース部211と、グループデータから所定のデータを抽出する抽出部214とを備える。
なお、図4に示されるこれらの構成要素の機能は、典型的にはRAM305またはRAM402に展開された所定のプログラムをCPU304またはCPU401が実行することにより実現される。ここで、上記プログラムは、例えば、そのプログラムを記録した記録媒体であるCD−ROMによって提供される。すなわち、上記プログラムの記録媒体としてのCD−ROMが補助記憶装置として内蔵された図示されないCD−ROM駆動装置に装着され、そのCD−ROMから上記プログラムが読み出されてHDD306またはHDD403(もしくはその他の記憶装置)に記憶(典型的にはインストール)される。また、上記プログラムは、CD−ROM以外の記録媒体や通信回線を介して提供されてもよい。そして、例えばサーバ102の起動のための所定操作がなされると、HDD306にインストールされた所定プログラムは、上記RAM305に転送されてそこに展開され(一時的に格納され)、CPU304によって実行される。これにより、サーバ102の各部の制御処理が実現される。
次に、図5から図25までを参照して、MFP101によるログデータのデータベース作成処理やサーバ102によるログデータ収集処理およびグループデータに応じた集計処理処理などのログに関連する各種処理手順の例を以下に列挙して説明する。
<2. ログに関連する処理例>
<2.1 第1の処理例>
まず、MFP101およびサーバ102によるログに関連する上記処理例のうちMFP101から全てのログデータを送信する第1の処理例について説明する。図5は、この第1の処理例における処理手順を示すフローチャートである。なお、図では、ログデータの送受信関係が明確に示されるように、MFP101およびサーバ102におけるそれぞれ処理手順が並列的に記載されており、処理要求を含むデータの送信方向には点線の矢印が付されている。まず、MFP101における処理手順について説明する。
図5に示されるように、ステップS501において、MFP101に備えられるデータベース部203は、画像生成部204や印刷部201において画像生成や印刷動作などのジョブが実行されているか否かを判定する。この判定の結果、ジョブが実行されている場合(ステップS501においてYesの場合)、データベース部203は、上記ログデータ、例えば印刷ジョブのユーザ名や印刷枚数などの情報をデータベース形式(典型的には対応テーブル)で作成し(ステップS502)、処理はステップS503へ進む。また上記判定の結果、ジョブが実行されていない場合(ステップS501においてNoの場合)、処理はステップS503へ進む。
ここで、上記ログデータについて図6を参照して説明する。図6は、データベース形式で記憶されるログデータの構造例を示す図である。詳しくは図6(a)では、複数のMFP101のうちの或る1つに記憶されるログデータの構造例が示され、図6(b)では、複数のMFP101のうち上記とは別の1つに記憶されるログデータの構造例が示されている。
この図6に示されるように、ログデータは、印刷ジョブ(以下ではFAX送信用のジョブも含まれるものとする)に一意に対応する識別符号であるログID2401と、当該印刷ジョブの印刷を指示したユーザの名称を示すユーザ名2402と、ユーザが所属する部門名を示す部門2403と、MFP101の動作モードを示すジョブモード2404と、使用された用紙のサイズを示す用紙サイズ2405と、印刷に使用された色を示す印刷色2406と、印刷に使用された用紙の枚数を示す印刷枚数2407と、スキャナ機能やFAX機能により送信された画像枚数を示す送信枚数2408と、課金された金額を示す課金2409と、コピー機能やプリント機能を使用する際に参照のために保存されたJPEG形式やTIFF形式などの画像データの識別符号を示す画像データ2410と、ジョブの開始日時を示す開始日2411と、ジョブの終了日時を示す終了日2412と、各色(ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、およびイエロー(Y)の4色、またはブラック(K)のみ)のトナー残量を示すトナー2413とを項目として含んでおり、印刷ジョブ毎にこれらの項目の内容が記憶されている。
次に、図5を再び参照すると、ステップS503において、MFP101に備えられる受信部209は、サーバ102からのログ要求を受け付ける。このログ要求については後述する。
続いて、ステップS504において、MFP101に備えられる抽出部205は、受信部209においてログ要求が受け付けられたか否かを判定する。この判定の結果、ログ要求が受け付けられていない場合(ステップS504においてNoの場合)、処理はステップS501へ戻り、ログ要求が受けつけられるか装置が停止されるまで上記処理が繰り返される(S504→S501→…→S504)。
また上記判定の結果、ログ要求が受け付けられた場合(ステップS504においてYesの場合)、抽出部205は、データベース形式で記憶された図6に示されるようなログデータを、本第1の処理例では全て抽出し(ステップS505)、抽出されたログデータを送信部206によりサーバ102へ送信する(ステップS506)。その後、処理はステップS501へ戻り、装置が停止されるまで上記処理が繰り返される(S506→S501→…→S506)。次に、サーバ102の処理手順について説明する。
図5に示されるように、ステップS521において、サーバ102に備えられる選択部215は、集計のためのグループを選択するための指示を含む、集計を要求する操作入力をユーザから受け付ける。例えばカラー印刷が可能である全てのMFP101のログを集計する場合、選択部215は、カラー印刷可能であるグループを選択する操作入力(例えばディスプレイ301の操作画面に表示される「全カラー機の集計」という項目を選択する操作入力)を受け付ける。
ここで、上記集計のためのグループを示すデータであるグループデータは、データベースの形式で予めデータベース部211によりHDD306に記憶されている。このグループデータは、サーバ102に接続される全てのMFP101と、当該MFP101の属性またはその状態を示す属性項目、例えばカラー印刷可能であるかまたはモノクロ印刷のみ可能であるかを示す情報とを関連づけたデータである。
次に、ステップS522において、抽出部214は、選択部215において受け付けられたグループに対応する全てのMFP101を上記データベース形式のグループデータを参照して抽出する。
続いて、ステップS523において、送信部206は、ステップS522で抽出された全てのMFP101に対しログデータ(ここでは記憶されている全てのログデータ)を送信する旨を指示するログ要求を送信する。なお、このログ要求は各MFP101の前述したステップS503の処理により受け付けられる。
次に、ステップS524において、受信部209は、ステップS522で要求されたログデータをMFP101から受信する。なお、このログデータは各MFP101の前述したステップS506の処理により送信される。
続いて、ステップS525において、表示部207は、ステップS524で受信されたログデータに基づき集計処理を行い、集計結果を表示する。この集計結果は、例えばユーザ毎にカラー印刷した枚数などである。その後、処理はステップS521に戻り、集計要求が受けつけられると(S521)前述の処理が装置停止まで繰り返し行われる(S525→S521→…→S525)。
<2.2 第2の処理例>
次に、MFP101およびサーバ102によるログに関連する上記処理例のうちMFP101から特定のユーザに関連するログデータを収集する第2の処理例について説明する。図7は、この第2の処理例における処理手順を示すフローチャートである。なお、図では、MFP101およびサーバ102におけるそれぞれ処理手順が並列的に記載されており、処理要求を含むデータの送信方向には点線の矢印が付されている。
まず、MFP101における処理手順について、図7に示されるステップS601〜S606の処理は、図5に示されるステップS501〜S506の処理と、抽出され送信されるログデータの内容を除きほぼ同一の処理であるので、その説明を省略する。
次に、サーバ102における処理手順について説明する。図5に示されるステップS521と同様、図7に示されるステップS621において、サーバ102に備えられる選択部215は、集計のためのグループを選択するための指示を含む、集計を要求する操作入力をユーザから受け付ける。ただしここでは、第1の処理例とは異なり、集計対象としてユーザ名を示す操作入力が受け付けられる。例えば、選択部215は、ユーザ名を示す文字列や、予め定められたまたは図8に示されるようなグループデータを参照することにより得られる複数のユーザ名から1名を選択する操作入力を受け付ける。
図8は、本第2の処理例におけるグループデータの構成を示す図である。このグループデータは、前述のようにデータベースの形式(ここでは対応テーブル形式)で予めデータベース部211によりHDD306に記憶されている。
図8に示されるように、このグループデータは、集計対象となる属性項目としてのユーザ名を示す集計グループ1501と、MFP101から収集すべきログの履歴項目を示すログの項目1502と、収集対象となるMFP101を示す機器1503と、ログを収集すべきタイミングを示すタイミング1504と、収集すべきログの記録期間を示す期間1505とを項目として含んでおり、ユーザ毎にこれらの項目の内容が記憶されている。
例えば、Aという名のユーザであるAユーザ(により利用されるという属性項目)についての収集ログの項目(履歴項目)1502は、印刷枚数および送信枚数であり、収集対象である機器1503は複合機Aおよび複合機Bであり、収集のタイミング1504は月末であり、収集の期間1505は最新の1ヶ月である。
再び図7を参照すると、ステップS622において、抽出部214は、選択部215において受け付けられたグループ(例えばユーザA)である属性項目に対応するMFP101(例えば複合機Aおよび複合機B)を上記データベース形式のグループデータを参照して抽出する。
次に、ステップS623において、抽出部214は、受け付けられたグループ(例えばユーザA)について収集されるべきログの履歴項目(例えば印刷枚数および送信枚数)を上記データベース形式のグループデータを参照して選定する。このようにログデータの全ての項目(履歴項目)ではなく、グループデータを参照して特定のログの項目(履歴項目)を選定することにより、収集されるべきログデータの量を必要な範囲に限定することができ、通信トラフィック量を抑えることができる。
続いて、ステップS624において、送信部206は、ステップS622で抽出された全てのMFP101に対して、ログデータのうち受け付けられたグループについてステップS623で選定された項目のみを送信する旨を指示するログ要求を送信し、その後ステップS625において、受信部209は、ステップS624で要求されたログデータをMFP101から受信する。
次に、ステップS626において、表示部207は、ステップS625で受信されたログデータに基づき集計処理を行い、集計結果を表示する。この集計結果は、例えばユーザAが複合機Aおよび複合機Bにおいて印刷した枚数および送信した枚数である。その後、処理はステップS621に戻り、集計要求が受けつけられると(S621)前述の処理が装置停止まで繰り返し行われる(S626→S621→…→S626)。
<2.3 第3の処理例>
次に、MFP101およびサーバ102によるログに関連する上記処理例のうちMFP101から所定の集計タイミングでログデータを収集する第3の処理例について説明する。図9は、この第3の処理例における処理手順を示すフローチャートである。なお、図では、MFP101およびサーバ102におけるそれぞれ処理手順が並列的に記載されており、処理要求を含むデータの送信方向には点線の矢印が付されている。
まず、MFP101における処理手順について、図9に示されるステップS701〜S706の処理は、図7に示されるステップS601〜S606の処理と、抽出され送信されるログデータを含めてほぼ同一の処理であるので、その説明を省略する。
次に、サーバ102における処理手順について説明する。図9に示されるステップS720において、サーバ102に備えられる選択部215は、集計を要求する操作入力をユーザから受け付ける処理を開始すべきか否かを判定する。具体的には、集計を要求する操作入力を開始するための処理をユーザが選択したか、または既に行われた集計を要求する操作入力を変更するための処理をユーザが選択した場合には、集計を要求する操作入力をユーザから受け付ける処理を開始すべきであると判定する。この判定の結果、操作入力をユーザから受け付ける処理を開始すべきである場合(ステップS720においてYesの場合)、処理はステップS721に進み、開始すべきでない場合(ステップS720においてNoの場合)、処理はステップS724に進む。
次に、図7に示されるステップS621と同様、図9に示されるステップS721において、サーバ102に備えられる選択部215は、集計のためのグループ(属性項目)を選択するための指示を含む、集計を要求する操作入力をユーザから受け付ける。なおここでも第2の処理例と同様、集計対象としてユーザ名を示す操作入力が受け付けられる。よって、このグループを示すグループデータの構成は、前述した図8に示すとおりである。
また、続くステップS722,S723の処理は、図7に示されるステップS622,S623と同様であるので、その説明は省略する。
次に、ステップS724において、抽出部214は、上記ステップS722において参照されるグループデータに含まれる集計タイミング(図8に示される収集のタイミング1504)が到来したか否かを判定する。例えば、抽出部214は、内蔵される時計などを参照して、現時点が収集のタイミング1504が示す月末などの時点であるか否かを判定する。この判定の結果、集計タイミングが到来した場合(ステップS724においてYesの場合)、処理はステップS725に進み、到来していない場合(ステップS724においてNoの場合)、処理はステップS720に戻り、到来するまで上記処理が繰り返される(S724→S720→…→S724)。
続くステップS725〜S727の処理は、図7に示されるステップS624〜S626と同様であるので、その説明は省略する。その後、処理はステップS720に戻り、前述の処理が装置停止まで繰り返し行われる(S727→S720→…→S727)。このように集計タイミングが適宜設定されることから、集計が必要な時点にのみログデータが収集されるので、通信トラフィックを抑えることができる。
<2.4 第4の処理例>
次に、MFP101およびサーバ102によるログに関連する上記処理例のうちMFP101から不正使用の監視に関連するログデータを収集する第4の処理例について説明する。図10は、この第4の処理例における処理手順を示すフローチャートである。なお、図では、MFP101およびサーバ102におけるそれぞれ処理手順が並列的に記載されており、処理要求を含むデータの送信方向には点線の矢印が付されている。
まず、MFP101における処理手順について説明する。図10に示されるステップS801において、MFP101に備えられる受信部209は、サーバ102に備えられる送信部213から後述するステップS823において送信される不正利用の検出を指示する通知を受信する。なお、ここでは説明の便宜のため、上記通知は一度受信されれば、不正利用検出の停止を指示する通知を受信するまで、上記通知の受信が継続しているものとして取り扱われるものとする。
続いて、ステップS802において、MFP101に備えられるデータベース部203は、画像生成部204や印刷部201において画像生成や印刷動作などのジョブが実行されているか否かを判定する。この判定の結果、ジョブが実行されている場合(ステップS802においてYesの場合)、続くステップS803において、データベース部203はさらに上記ステップS801において通知が受信されたか否かを判定し、この判定の結果、通知が受信された場合(ステップS803においてYesの場合)、処理はステップS804に進む。また、これら判定の結果、ジョブが実行されていない場合(ステップS802においてNoの場合)または通知が受信されなかった場合(ステップS803においてNoの場合)、処理はステップS806に進む。
次に、ステップS804において、データベース部203は実行中のジョブについて不正利用の検出を行う。ここで不正利用とは、所定の禁止事項に違背するようなMFP101の利用行為を広く指すものとし、例えばFAX機能を利用する場合に送信先として予め禁止されている宛先を送信先に指定してFAX送信を行う行為や、コピー禁止コードが埋め込まれた文書をコピーする行為などを指す。データベース部203は、例えばFAX送信の送信先が上記禁止されている宛先であるか否か、またコピー対象の文書に対応する画像データ内にコピー禁止コードと同一のパターンが認識されるか否かを判定することなどにより、上記不正利用の検出を行う。
続いて、図10に示されるステップS806〜S809の処理は、図5に示されるステップS503〜S506の処理と、抽出され送信されるログデータの内容を除きほぼ同一の処理内容であるので、その説明を省略する。なお、このログデータには、上記ステップS804において不正利用が検出された場合に、その不正利用の内容が例えばユーザ名や時刻などと関連づけて(履歴項目として)記録される。
次に、サーバ102における処理手順について説明する。図10に示されるステップS821において、サーバ102に備えられる選択部215は、不正利用を監視するためのグループを選択する指示を含む、不正利用の監視を要求する操作入力をユーザから受け付ける。例えば、選択部215は、予め定められたまたは図8に示されるようなグループデータを参照することにより得られる不正利用の監視態様を示す名称を選択する操作入力を受け付ける。
図11は、本第4の処理例におけるグループデータの構成を示す図である。このグループデータは、前述のようにデータベースの形式(ここでは対応テーブル形式)で予めデータベース部211によりHDD306に記憶されている。
図11に示されるように、このグループデータは、監視態様の名称を示すグループ2501に対応して、監視対象となるMFP101を示す機器2502を含んでおり、属性項目である監視態様の名称(例えば不正使用監視1)毎に対応するMFP101の名称(例えば複合機A)が記憶されている。なお、この監視態様の名称に代えて、監視対象となるMFP101の範囲を示す名称が使用されてもよい。
再び図10を参照すると、ステップS822において、抽出部214は、選択部215において受け付けられたグループ(例えば不正使用監視1)に対応する全てのMFP101(例えば複合機A)を上記データベース形式のグループデータを参照して抽出する。
続いて、ステップS823において、送信部206は、ステップS822で抽出された全てのMFP101に対して、不正利用の検出を指示する通知を送信する。この通知は、前述したように図10に示されるステップS801において、MFP101に備えられる受信部209により受信される。このように不正使用を監視することが(ユーザにより)必要と考えられるMFP101にのみ上記通知を行い不正使用を監視させることにより、全てのMFP101において監視を行う必要が無くなり、また全てのMFP101から監視結果としての不正使用の履歴を収集することがないので通信トラフィックを抑えることができる。
次に、ステップS824において、選択部215は、集計のためのグループを選択する指示を含む、集計を要求する操作入力をユーザから受け付ける。例えば、選択部215は、予め定められたまたは図8に示されるようなグループデータを参照することにより得られる不正利用の監視態様を示す名称を選択する操作入力を受け付ける。
続いて、ステップS825において、選択部215は、ステップ824において操作入力が受け付けられたか否かを判定し、この判定の結果操作入力が受け付けられた場合(ステップS825においてYesの場合)、処理はステップS826に進み、受け付けられない場合(ステップS825においてNoの場合)、処理はステップS824に戻り、上記操作入力が受け付けられるかまたは処理が中断されるまで上記処理が繰り返し行われる(S825→S824→S825)。
次に、ステップS826において、抽出部214は、ステップS824において選択部215により受け付けられた不正利用の監視態様を示す名称(例えば不正使用監視1)に対応するMFP101(例えば複合機A)を上記データベース形式のグループデータを参照して抽出する。
続いて、ステップS827において、送信部206は、ステップS826で抽出されたMFP101に対して、不正利用の記録を含むログデータを送信する旨を指示するログ要求を送信する。なお、このログ要求は各MFP101の前述したステップS806の処理により受け付けられる。
次に、ステップS828において、受信部209は、ステップS827で要求されたログデータをMFP101から受信する。なお、このログデータは各MFP101の前述したステップS809の処理により送信される。
続いて、ステップS829において、表示部207は、ステップS828で受信されたログデータに基づき集計処理を行い、集計結果を表示する。この集計結果は、例えばユーザ毎に行った不正利用の態様や枚数などである。その後、処理はステップS821に戻り、監視要求が受けつけられると(S821)前述の処理が装置停止まで繰り返し行われる(S829→S821→…→S829)。なお、監視対象に変更がない場合には上記ステップS821〜S823の処理は省略されてもよい。
<2.5 第5の処理例>
次に、MFP101およびサーバ102によるログに関連する上記処理例のうちMFP101から所定の期間内のログデータを収集する第5の処理例について説明する。図12は、この第5の処理例における処理手順を示すフローチャートである。なお、図では、MFP101およびサーバ102におけるそれぞれ処理手順が並列的に記載されており、処理要求を含むデータの送信方向には点線の矢印が付されている。
まず、MFP101における処理手順について、図12に示されるステップS901〜S906の処理は、図7に示されるステップS601〜S606の処理と、抽出され送信されるログデータを除きほぼ同一の処理であるので、その説明を省略する。
また、サーバ102における処理手順について、図12に示されるステップS921,S922,S924〜S906の処理は、図7に示されるステップS621,S622,S624〜S626の処理と、要求し受信されるログデータを除きほぼ同一の処理であるので、その説明を省略する。
ただし、図12に示されるステップS923において、図7に示されるステップS623における場合とは異なり、抽出部214は、受け付けられたグループ(例えばユーザA)について収集されるべきログの期間(例えば図8に示される収集の期間1505において指定される「最新1ヶ月」の範囲)を上記データベース形式のグループデータを参照して選定する。このようにログデータの全ての収集期間ではなく、グループデータを参照して収集すべき所定範囲の期間を選定することにより、収集されるべきログデータの量を必要な期間内のものに限定することができ、通信トラフィック量を抑えることができ、また不要な期間の集計作業を省略することができる。
<2.6 第6の処理例>
次に、MFP101およびサーバ102によるログに関連する上記処理例のうちMFP101から画像データを含むログデータを収集する第6の処理例について説明する。図13は、この第6の処理例における処理手順を示すフローチャートである。なお、図では、MFP101およびサーバ102におけるそれぞれ処理手順が並列的に記載されており、処理要求を含むデータの送信方向には点線の矢印が付されている。
まず、MFP101における処理手順について、図13に示されるステップS1001,S1002の処理は、図7に示されるステップS601,S602の処理と同一の処理であるので、その説明を省略する。
次に、図13に示されるステップS1003において、MFP101に備えられるデータベース部203は、画像生成部204において生成された印刷ジョブ(FAX送信用のジョブも含まれる)に対応する画像データを上記ログデータの所定項目(例えば印刷ジョブ名やユーザ名など)に対応づけて保存する。
続いて、 図13に示されるステップS1004〜S1006の処理は、図7に示されるステップS603〜S605の処理と同一の処理であるので、その説明を省略する。
次に、図13に示されるステップS1007において、抽出部205は、ステップS1004において画像データを含むログデータを送信する旨のログ要求を受信する場合、データベース部203により保存された画像データを要求されたログデータとともにサーバ102へ送信する。その後、処理はステップS1001へ戻り、装置が停止されるまで上記処理が繰り返される。
また、サーバ102における処理手順について、図13に示されるステップS1021〜S1026の処理は、図7に示されるステップS621〜S626の処理と、後述するグループデータの内容と、要求し受信されるログデータに画像データが含まれる場合がある点とを除きほぼ同一の処理であるので、その説明を省略する。
図14は、本第6の処理例におけるグループデータの構成を示す図である。このグループデータは、前述のようにデータベースの形式(ここでは対応テーブル形式)で予めデータベース部211によりHDD306に記憶されている。
図14に示されるように、このグループデータは、集計対象となるユーザ名(ここでは部門名)を示す画像グループ2001と、MFP101から収集すべきログの項目を示す収集ログ2002と、収集対象となるMFP101を示す機器2003とを項目として含んでおり、部門毎にこれらの項目の内容が記憶されている。
例えば、総務部についての収集ログ2002は、画像データであり、収集対象である機器2003は複合機Aである。なお、図14では、収集ログは全て画像データのみであるが、これは一例であって、その他の各種項目、例えば印刷枚数や印刷ジョブ名などが含まれていてもよい。
このように、ログデータに画像データが含まれる場合、ユーザにより印刷(またはFAX送信)された文書の画像データがサーバ102に収集されるので、管理者は収集された画像データを表示させることにより、容易に(ないし直截に)MFP101の使用状況等を判断することができる。
<2.7 第7の処理例>
次に、MFP101およびサーバ102によるログに関連する上記処理例のうちMFP101から課金額に関するログデータを収集する第7の処理例について説明する。図15は、この第7の処理例における処理手順を示すフローチャートである。なお、図では、MFP101およびサーバ102におけるそれぞれ処理手順が並列的に記載されており、処理要求を含むデータの送信方向には点線の矢印が付されている。
まず、MFP101における処理手順について、図15に示されるステップS1101〜S1006の処理は、図7に示されるステップS601〜S606の処理とほぼ同一の処理であるので、その説明を省略する。ただし、ステップS1102において、ログデータに課金額(または課金額に相当する課金枚数など)が記録される点が異なる。なお、このログデータに記録される課金額は、例えば図6に示される課金2409の項目に対応する金額である。
また、サーバ102における処理手順について、図15に示されるステップS1121〜S1126の処理は、図7に示されるステップS621〜S626の処理と、後述するグループデータの内容と、要求し受信されるログデータに課金額が含まれる点とを除きほぼ同一の処理であるので、その説明を省略する。
図16は、本第7の処理例におけるグループデータの構成を示す図である。このグループデータは、前述のようにデータベースの形式(ここでは対応テーブル形式)で予めデータベース部211によりHDD306に記憶されている。
図16に示されるように、このグループデータは、属性項目である集計対象となるユーザ名(ここでは部門名)を示す課金グループ1901と、MFP101から収集すべきログの項目を示す収集ログ1902と、収集対象となるMFP101を示す機器1903とを項目として含んでおり、部門毎にこれらの項目の内容が記憶されている。
例えば、属性項目としての総務部について、収集されるべき履歴項目としての収集ログ2002は、課金額(または課金額に相当する課金枚数など)であり、収集対象である機器2003は複合機Aである。なお、図14では、収集ログは全て課金額のみであるが、これは一例であって、その他の各種項目、例えば印刷枚数や印刷ジョブ名などが含まれていてもよい。
このように、ログデータに含まれる課金額(または課金額に相当する課金枚数など)がMFP101毎に収集され集計されるので、この集計結果に基づいて、管理者は利用者に対する課金業務を容易に行うことができる。
<2.8 第8の処理例>
次に、MFP101およびサーバ102によるログに関連する上記処理例のうち、所定の管理者または管理者グループ(ここでは部門)により管理されるMFP101からログデータを収集する第8の処理例について説明する。
ここで、MFP101およびサーバ102における処理手順については、図7に示されるステップS601〜S606の処理およびステップS621〜S626の処理と、後述するログの収集対象となるMFP101を示すグループデータの内容を除きほぼ同一の処理であるので、その説明を省略する。
図17は、本第8の処理例におけるグループデータの構成を示す図である。このグループデータは、前述のようにデータベースの形式(ここでは対応テーブル形式)で予めデータベース部211によりHDD306に記憶されている。
図17に示されるように、このグループデータは、集計対象となる管理者または管理者グループ名(ここでは部門名)を示す部門グループ1801と、MFP101から収集すべきログの項目を示す収集ログ1802と、収集対象となるMFP101を示す機器1803とを項目として含んでおり、部門毎にこれらの項目の内容が記憶されている。例えば、属性項目としての総務部について、収集されるべき履歴項目としての収集ログ2002は、印刷枚数および送信枚数であり、収集対象である機器2003は複合機Aである。
このように、MFP101を管理する管理者または管理者グループ(ここでは部門)毎にログデータが収集され集計されるので、管理者または管理者グループ毎に集計作業および管理業務を容易に行うことができる。
<2.9 第9の処理例>
次に、MFP101およびサーバ102によるログに関連する上記処理例のうち、所定の場所に設置されるMFP101のみからログデータを収集する第9の処理例について説明する。
ここで、MFP101およびサーバ102における処理手順については、図7に示されるステップS601〜S606の処理およびステップS621〜S626の処理と、後述するログの収集対象となるMFP101を示すグループデータの内容を除きほぼ同一の処理であるので、その説明を省略する。
図18は、本第9の処理例におけるグループデータの構成を示す図である。このグループデータは、前述のようにデータベースの形式(ここでは対応テーブル形式)で予めデータベース部211によりHDD306に記憶されている。
図18に示されるように、このグループデータは、集計対象となるMFP101の設置場所の名称を示す地域グループ1701と、収集対象となるMFP101を示す機器1702とを項目として含んでいる。例えば、属性項目であるC店についての収集対象である機器2003は複合機Fである。なお、上記設置場所の名称とは、図18に示されるような店舗名や事業所名などのほか、行政区画名など所定範囲の設置場所を示す名称であればよい。
このように、MFP101が設置される場所毎にログデータが収集され集計されるので、設置場所(ここでは店舗や事業所)毎に容易に集計作業を行うことができる。
<2.10 第10の処理例>
次に、MFP101およびサーバ102によるログに関連する上記処理例のうち、ログを記憶するための記憶容量が不足しているMFP101からログデータを収集する第10の処理例について説明する。図19は、この第10の処理例における処理手順を示すフローチャートである。なお、図では、MFP101およびサーバ102におけるそれぞれ処理手順が並列的に記載されており、処理要求や警告を含むデータの送信方向には点線の矢印が付されている。
まず、MFP101における処理手順について、図19に示されるステップS1401,S1402の処理は、図7に示されるステップS601,S602の処理と同一の処理であるので、その説明を省略する。
次に、図19に示されるステップS1403において、MFP101に備えられるデータベース部203は、HDD403における空き容量を検出し、記憶容量不足であるか否かを判定する。この判定の結果、記憶容量不足でない場合(ステップS1403においてNoの場合)、処理はステップS1405に進み、記憶容量不足である場合(ステップS1403においてYesの場合)、送信部206は、記憶容量不足であることを示す警告をサーバ102へ送信した後(ステップS1404)、処理はステップS1405に進む。
続いて、 図19に示されるステップS1405〜S1407の処理は、図7に示されるステップS603〜S605の処理と同一の処理であるので、その説明を省略する。
次に、図19に示されるステップS1408において、ログデータをサーバ102へ送信し、その後、当該ログデータの一部または全部を消去する。このことにより、HDD403の記憶容量不足が解消され、記憶容量不足によるログデータの記録漏れ(取りこぼし)を防止することができる。ログデータとともにサーバ102へ送信する。その後、処理はステップS1401へ戻り、装置が停止されるまで上記処理が繰り返される。
また、サーバ102における処理手順については、図19に示されるステップS1421において、受信部209は、MFP101から記憶容量不足であることを示す警告を受信する。なお、この警告は各MFP101の前述したステップS1404の処理により送信される。
次に、ステップS1422において、サーバ102に備えられる抽出部214は、ステップS1421において受信部209により上記警告が受信されたか否かを判定する。この判定の結果、警告が受信されない場合(ステップS1422においてNoの場合)、処理はステップS1421に戻り、警告が受信されるまで上記処理が繰り返される(S1422→S1421→S1422)。また、上記判定の結果、警告が受信された場合(ステップS1403においてYesの場合)、処理はステップS1423へ進む。
続いて、ステップS1423において、送信部206は、警告を送信したMFP101すなわち記憶容量不足であるMFP101に対しログデータ(記憶されている全てまたは一部のログデータ)を送信する旨を指示するログ要求を送信する。なお、このログ要求は各MFP101の前述したステップS1405の処理により受け付けられる。
次に、ステップS1424において、受信部209は、ステップS1423で要求されたログデータをMFP101から受信する。なお、このログデータは各MFP101の前述したステップS1408の処理により送信される。
続いて、ステップS1425において、表示部207は、ステップS1424で受信されたログデータに基づき集計処理を行い、集計結果を表示する。その後、処理はステップS1421に戻り、警告が受信されると(S1421)、前述の処理が装置停止まで繰り返し行われる(S1425→S1421→…→S1425)。
<2.11 第11の処理例>
次に、MFP101およびサーバ102によるログに関連する上記処理例のうちMFP101からトナー残量に関するログデータを収集する第11の処理例について説明する。図20は、この第11の処理例における処理手順を示すフローチャートである。なお、図では、MFP101およびサーバ102におけるそれぞれ処理手順が並列的に記載されており、処理要求を含むデータの送信方向には点線の矢印が付されている。
まず、MFP101における処理手順について、図20に示されるステップS2201〜S2206の処理は、図7に示されるステップS601〜S606の処理とほぼ同一の処理であるので、その説明を省略する。ただし、ステップS2202において、ログデータに履歴項目としてトナー残量(またはトナー消費量など)が記録される点が異なる。なお、このログデータに記録されるトナー残量は、例えば図6に示されるトナー2413の項目に対応する重さ(グラム)である。
また、サーバ102における処理手順について、図20に示されるステップS2221〜S2226の処理は、図7に示されるステップS621〜S626の処理と、後述するグループデータの内容と、要求し受信されるログデータにトナー残量が含まれる点とを除きほぼ同一の処理であるので、その説明を省略する。
図21は、本第11の処理例におけるグループデータの構成を示す図である。このグループデータは、前述のようにデータベースの形式(ここでは対応テーブル形式)で予めデータベース部211によりHDD306に記憶されている。
図21に示されるように、このグループデータは、集計対象となるトナーの製品型番を示すトナー型番グループ1601と、トナーの製造メーカ名を示すメーカー1602と、収集対象となるMFP101を示す機器1603とを項目として含んでいる。例えば、属性項目であるトナーの型番「AB−123」について、当該製品型番に対応するメーカー1602はA社であり、収集対象である機器1603は複合機Aである。
このように、ログデータに含まれるトナー残量がトナーの製品型番毎に対応するMFP101から収集され集計されるので、この集計結果に基づいて、管理者はどの製品型番のトナーの残量が少なくなっていることから購入すべきか(またどの会社から購入すべきか)を容易に把握し管理することができる。
<2.12 第12の処理例>
次に、MFP101およびサーバ102によるログに関連する上記処理例のうち、MFP101から各種用紙の残量に関するログデータを収集する第12の処理例について説明する。
ここで、MFP101およびサーバ102における処理手順については、図20に示されるステップS2201〜S2206の処理およびステップS2221〜S2226の処理と、後述するログの収集対象となるMFP101を示すグループデータの内容を除きほぼ同一の処理であるので、その説明を省略する。ただし、ステップS2202において、ログデータに用紙サイズ(または厚紙や再生紙などの用紙の種類)およびその枚数(使用枚数または残り枚数)が履歴項目として記録される点が異なる。なお、このログデータに記録される用紙サイズおよびその枚数は、例えば図6に示される用紙サイズ2405および印刷枚数2407である。
図22は、本第12の処理例におけるグループデータの構成を示す図である。このグループデータは、前述のようにデータベースの形式(ここでは対応テーブル形式)で予めデータベース部211によりHDD306に記憶されている。
図22に示されるように、このグループデータは、集計対象となる部門を示す用紙サイズグループ2101と、MFP101から収集すべきログの項目を示す収集ログ2102と、収集対象となるMFP101を示す機器1213とを項目として含んでおり、部門毎にこれらの項目の内容が記憶されている。例えば、属性項目である総務部についての収集ログ2102は、用紙サイズおよび枚数(残り枚数または使用枚数)であり、収集対象である機器2103は複合機Aである。
このように、ログデータに含まれる用紙サイズ毎に枚数(残り枚数または使用枚数)がMFP101から収集され集計されるので、この集計結果に基づいて、管理者はどのサイズ(または種類)の用紙の残量が少なくなってきており購入すべきかを容易に把握し管理することができる。
<3. 効果>
以上のように、本実施形態における履歴管理装置であるサーバ102は、印刷装置であるMFP101の動作履歴情報を収集する際に、所定のグループデータを参照することにより、収集すべき動作履歴の項目や収集対象となるMFP101を限定することできる。このことにより、収集される動作履歴のデータ量を削減することができるので、通信回線のトラフィックを抑制することができる。
<4. 変形例>
上記実施形態における上記第1ないし第12の処理例は一例であって、これらの2つ以上が適宜組み合わされて処理されてもよい。例えば、第7、第11、および第12の処理例が組み合わされて、課金額とトナー残量と用紙サイズ毎の使用枚数がサーバ102により履歴項目として収集されてもよい。
上記第1の処理例におけるグループデータは、サーバ102に接続される全てのMFP101と、当該MFP101のカラー印刷機能など固定的に備えられる属性を示す情報または当該MFP101の動作状態など変化する状態を示す情報である属性項目と関連づけられたデータであればその内容に限定はない。なお、その他の処理例についても同様に考えることができる。
上記第2の処理例のステップS623において、抽出部214により選定されるログの項目は、印刷枚数および送信枚数のほか、例えば課金情報や部門などおよそログデータに含まれる履歴項目であればよい。
上記第4の処理例のステップS824において、選択部215は、集計を要求する操作入力をユーザから受け付けるが、この構成に代えて、不正使用が検出されたMFP101から不正使用が行われたことを示す警告通知を受け取り、この警告通知が受け付けられたことにより上記集計要求が受けつけられたものと取り扱われて、続くログデータの収集および集計に関連する動作が行われる構成であってもよい。すなわち、ステップS804において、MFP101のデータベース部203により実行中のジョブについて不正利用が検出された場合に、送信部206によりサーバ102へ上記警告通知が送信される構成であってもよい。このような構成により、不正使用が検出されたときに当該不正使用が検出されたMFP101を含むグループデータに基づき抽出された各MFPのログデータが直ちに収集されるので、管理者が不正使用の状態を(例えばユーザ毎の集計を分析するなどすることにより)即時に把握することができる。
上記第6の処理例のステップS1003において、データベース部203は、画像生成部204において生成された印刷ジョブ(FAX送信用のジョブも含まれる)に対応する画像データを保存するが、ビットマップデータ形式である場合には画像サイズが大きいので当該画像データを所定の方式(例えばJPEG方式やGIF方式など)で圧縮した画像データを保存し、サーバ102へ送信する構成であってもよい。
上記第10の処理例では、ステップS1403において、データベース部203は、HDD403における空き容量を検出し、記憶容量不足であるか否かを判断するが、この構成に代えてログデータのデータサイズを検出することにより、検出されたデータサイズが所定量以上であるか否かを判定してもよい。このように所定量以上のデータサイズとなったログデータをサーバ102へ直ちに送信する構成では、上記所定量を通信トラフィック量が著しく増大しない程度の量に設定することにより、非常に大きいデータサイズのログデータが送信されることで巨大な通信トラフィックが発生することを抑制することができる。また、上記ログデータ送信後には古くなったログデータを削除することができるので、記憶容量不足を解消することができる。
本発明の一実施形態に係る履歴管理装置と印刷装置との概略的な接続関係を表す図である。 上記実施形態におけるサーバの概略構成を示すブロック図である。 上記実施形態におけるMFPの概略構成を示すブロック図である。 上記実施形態におけるMFPおよびサーバの機能的な構成を示すブロック図である。 上記実施形態における第1の処理例における処理手順を示すフローチャートである。 上記実施形態において、第1の印刷処理例のメッセージを含む操作画面例を示す図である。 上記実施形態におけるデータベース形式で記憶されるログデータの構造例を示す図である。 上記実施形態における第2の処理例におけるグループデータの構成を示す図である。 上記実施形態における第3の処理例における処理手順を示すフローチャートである。 上記実施形態における第4の処理例における処理手順を示すフローチャートである。 上記実施形態における第4の処理例におけるグループデータの構成を示す図である。 上記実施形態における第5の処理例における処理手順を示すフローチャートである。 上記実施形態における第6の処理例における処理手順を示すフローチャートである。 上記実施形態における第6の処理例におけるグループデータの構成を示す図である。 上記実施形態における第7の処理例における処理手順を示すフローチャートである。 上記実施形態における第7の処理例におけるグループデータの構成を示す図である。 上記実施形態における第8の処理例におけるグループデータの構成を示す図である。 上記実施形態における第9の処理例におけるグループデータの構成を示す図である。 上記実施形態における第10の処理例における処理手順を示すフローチャートである。 上記実施形態における第11の処理例における処理手順を示すフローチャートである。 上記実施形態における第11の処理例におけるグループデータの構成を示す図である。 上記実施形態における第12の処理例におけるグループデータの構成を示す図である。
符号の説明
101 …MFP(複合機)
102 …サーバ
103 …LAN
201 …印刷部
202 …読み取り部
203,211 …データベース部
204 …画像生成部
205,214 …抽出部
206,213 …送信部
207,212 …表示部
208,215 …選択部
209,210 …受信部
301,405 …ディスプレイ
302 …キーボード
303 …マウス
304,401 …CPU(制御部)
305,402 …RAM
306,403 …HDD
307,404 …ネットワークインタフェース
406 …操作パネル
407 …画像形成部
408 …画像読取部
409 …用紙給紙部
410 …仕分け装置

Claims (16)

  1. 所定の複数の電子機器と所定の通信回線を介して接続されており、前記通信回線を介して前記複数の電子機器のうち1つ以上の動作履歴を収集する履歴管理装置であって、
    前記複数の電子機器と前記電子機器の属性または状態を示す属性項目とを関連づけるグループデータを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記属性項目から選ばれる項目に対応する電子機器を前記動作履歴を収集すべき電子機器として抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出される電子機器に対して前記動作履歴を送信するよう要求する送信部と、
    前記電子機器から送信される前記動作履歴を受信する受信部と
    を備えることを特徴とする、履歴管理装置。
  2. 前記記憶部は、前記複数の電子機器と前記動作履歴を示す履歴項目とを関連づけるグループデータを記憶し、
    前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記履歴項目から選ばれる項目を収集すべき前記動作履歴の項目として決定し、
    前記送信部は、前記抽出部により抽出される電子機器に対して、前記抽出部により決定された前記履歴項目に対応する動作履歴のみを送信するよう要求することを特徴とする、請求項1に記載の履歴管理装置。
  3. 前記記憶部は、前記複数の電子機器と前記動作履歴を収集すべき時点を示す情報とを関連づけるデータを含むグループデータを記憶し、
    前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、抽出される電子機器の動作履歴を収集すべき時点を決定し、
    前記送信部は、前記抽出部により抽出される電子機器に対して、前記抽出部により決定された時点において前記動作履歴を送信するよう要求することを特徴とする、請求項1に記載の履歴管理装置。
  4. 前記記憶部は、前記複数の電子機器と不正使用の監視態様または監視範囲を示す情報を含む前記属性項目とを関連づけるデータを含むグループデータを記憶し、
    前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、不正使用を監視させ不正使用の監視結果を含む前記動作履歴を保存させるべき電子機器を抽出し、
    前記送信部は、前記抽出部により抽出される電子機器に対して、不正使用を監視し前記動作履歴を保存するよう指示する通知を送信することを特徴とする、請求項1に記載の履歴管理装置。
  5. 前記受信部は、不正使用が行われた電子機器から、不正使用が行われたことを示す警告を受信し、
    前記抽出部は、前記受信部により前記警告が受信されるとき、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記不正使用が行われた電子機器を含む前記動作履歴を収集すべき電子機器を抽出し、
    前記送信部は、前記受信部により前記警告が受信されるとき、前記抽出部により抽出される電子機器に対して前記動作履歴を送信するよう要求することを特徴とする、請求項4に記載の履歴管理装置。
  6. 前記記憶部は、前記複数の電子機器と、前記動作履歴を収集すべき範囲を示す期間とを関連づけるグループデータを記憶し、
    前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記動作履歴を収集すべき期間を決定し、
    前記送信部は、前記抽出部により抽出される電子機器に対して、前記抽出部により決定された前記期間内の動作履歴のみを送信するよう要求することを特徴とする、請求項1に記載の履歴管理装置。
  7. 前記複数の電子機器は、所定の用紙上に所定の画像データに対応する画像を形成する印刷装置であり、
    前記送信部は、前記抽出部により抽出される電子機器である印刷装置に対して、前記動作履歴とともに前記動作履歴に関連して保存される前記画像データまたは前記画像データに相当する画像データを送信するよう要求することを特徴とする、請求項1に記載の履歴管理装置。
  8. 前記電子機器は、所定のトナーを使用することにより所定の用紙上に画像を形成する印刷装置であり、
    前記記憶部は、前記複数の印刷装置と、前記印刷装置において使用されるトナーの識別符号を含む前記属性項目とを関連づけるグループデータを記憶し、
    前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記識別符号から選ばれる識別符号を有するトナーを使用する印刷装置を前記動作履歴を収集すべき印刷装置として抽出し、
    前記送信部は、前記抽出部により抽出される印刷装置に対して、使用されるトナーの量または使用されたトナーの残量を前記動作履歴として送信するよう要求することを特徴とする、請求項1に記載の履歴管理装置。
  9. 前記電子機器は、所定の用紙上に画像を形成する印刷装置であり、
    前記記憶部は、前記複数の印刷装置と、前記印刷装置において使用される用紙の種類またはサイズとを含む前記属性項目とを関連づけるグループデータを記憶し、
    前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記種類またはサイズから選ばれる種類またはサイズを有する用紙を使用する印刷装置を前記動作履歴を収集すべき印刷装置として抽出し、
    前記送信部は、前記抽出部により抽出される印刷装置に対して、使用される用紙の量または使用された用紙の残量を前記動作履歴として送信するよう要求することを特徴とする、請求項1に記載の履歴管理装置。
  10. 前記複数の電子機器のそれぞれは、所定の機能が使用される毎に、所定の課金対象名を有する対象者または対象グループに課金が行われる装置であり、
    前記記憶部は、前記複数の電子機器と、前記課金対象名を含む前記属性項目とを関連づけるグループデータを記憶し、
    前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記課金対象名から選ばれる課金対象名に対応する電子機器を前記動作履歴を収集すべき電子機器として抽出し、
    前記送信部は、前記抽出部により抽出される電子機器に対して、前記課金の額または当該額に相当する量を前記動作履歴として送信するよう要求することを特徴とする、請求項1に記載の履歴管理装置。
  11. 前記記憶部は、前記複数の電子機器と、前記電子機器を管理する管理者または管理グループを示す名称を含む前記属性項目とを関連づけるグループデータを記憶し、
    前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記名称から選ばれる名称に対応する電子機器を前記動作履歴を収集すべき電子機器として抽出することを特徴とする、請求項1に記載の履歴管理装置。
  12. 前記記憶部は、前記複数の電子機器と、前記電子機器が設置される場所を示す名称を含む前記属性項目とを関連づけるグループデータを記憶し、
    前記抽出部は、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記名称から選ばれる名称に対応する電子機器を前記動作履歴を収集すべき電子機器として抽出することを特徴とする、請求項1に記載の履歴管理装置。
  13. 前記受信部は、前記動作履歴を保存する記憶領域が不足している電子機器または前記動作履歴のデータサイズが所定量以上である電子機器から、記憶領域が不足していることを示す警告または前記動作履歴のデータサイズが所定量以上であることを示す警告を受信し、
    前記抽出部は、前記受信部により前記警告が受信されるとき、前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記警告を発する電子機器を含む前記動作履歴を収集すべき電子機器を抽出し、
    前記送信部は、前記受信部により前記警告が受信されるとき、前記抽出部により抽出される電子機器に対して前記動作履歴を送信するよう要求することを特徴とする、請求項1に記載の履歴管理装置。
  14. 所定の複数の電子機器と、所定の通信回線を介して前記複数の電子機器のうち1つ以上の動作履歴を収集する履歴管理装置とを備える履歴管理システムであって、
    前記履歴管理装置は、
    前記複数の電子機器と前記電子機器の属性または状態を示す属性項目とを関連づけるグループデータを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されるグループデータに基づき、前記属性項目から選ばれる項目に対応する電子機器を前記動作履歴を収集すべき電子機器として抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出される電子機器に対して前記動作履歴を送信するよう要求する送信部と、
    前記電子機器から送信される前記動作履歴を受信する受信部と
    を備え、
    前記電子機器は、
    前記動作履歴を記憶する履歴記憶部と、
    前記送信部から前記動作履歴の送信要求を受信する電子機器受信部と、
    前記電子機器受信部において前記要求が受信される場合、前記履歴記憶部に記憶される前記動作履歴を前記受信部へ送信する電子機器送信部と
    を備えることを特徴とする、履歴管理システム。
  15. 所定の複数の電子機器と所定の通信回線を介して接続されており、前記通信回線を介して前記複数の電子機器のうち1つ以上の動作履歴を収集する履歴管理装置を制御する履歴管理方法であって、
    前記複数の電子機器と前記電子機器の属性または状態を示す属性項目とを関連づけるグループデータを記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップにおいて記憶されるグループデータに基づき、前記属性項目から選ばれる項目に対応する電子機器を前記動作履歴を収集すべき電子機器として抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出される電子機器に対して前記動作履歴を送信するよう要求する送信ステップと、
    前記電子機器から送信される前記動作履歴を受信する受信ステップと
    を含むことを特徴とする、履歴管理方法。
  16. 所定の複数の電子機器と所定の通信回線を介して接続されており、前記通信回線を介して前記複数の電子機器のうち1つ以上の動作履歴を収集する履歴管理装置に、
    前記複数の電子機器と前記電子機器の属性または状態を示す属性項目とを関連づけるグループデータを記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップにおいて記憶されるグループデータに基づき、前記属性項目から選ばれる項目に対応する電子機器を前記動作履歴を収集すべき電子機器として抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出される電子機器に対して前記動作履歴を送信するよう要求する送信ステップと、
    前記電子機器から送信される前記動作履歴を受信する受信ステップと
    を実行させる、プログラム。
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